JP2002536556A - イオン化金属堆積用高密度プラズマ源 - Google Patents

イオン化金属堆積用高密度プラズマ源

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Abstract

(57)【要約】 低圧プラズマスパッタリングまたは維持型自己スパッタリングに特に有利な、面積は小さいが完全にターゲットをカバーするマグネトロン。このマグネトロンは、内側磁極面と、それを取り囲む外側磁極面と、それらの間の間隙とを含む。本発明のマグネトロンの外側磁極は、同じようにターゲットの中心から円周まで伸びる円形マグネトロンのそれより小さい。異なる形状は、競技用トラック、楕円形、卵形、三角形、及びターゲットの円周に順応する弧を有する三角形を含む。本発明によれば、銅の維持型自己スパッタリングが可能になり、また少なくとも0.1ミリトルまで低下させた圧力でのアルミニウム、チタン、及び他の金属のスパッタリングが可能である。若干の金属の場合には、ウェーハを担持するペデスタルを、限定された程度までRFバイアスすべきである。本発明によれば、容量性電力結合だけを使用して金属のイオン化の割合を20%にすることができ、アスペクト比が5の孔の底カバレッジを25%より大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、一般的には、材料のスパッタリングに関する。より特定的には、本
発明は、スパッタリングを強化するために使用される磁石に関する。
【0002】 (従来の技術) 物理蒸着(PVD)とも呼ばれるスパッタリングは、半導体集積回路の製造に
おいて金属及び関連する材料の層を堆積させる最も一般的な方法である。図1に
普通のPVD反応器10の概要を断面で示してあり、この図は、カリフォルニア
州サンタクララのApplied Materials, Inc.から入手可能なEnduraPVD反応器
に基づいている。反応器10は真空チャンバ12を含み、このチャンバ12は、
PVDターゲット14に対してシールされている。ターゲット14は、通常は金
属の材料(ヒーターペデスタル18上に保持されているウェーハ16上に堆積さ
せる)からなっている。チャンバ内に保持されているシールド20は、スパッタ
される材料からチャンバ壁12を保護し、また陽極接地板になっている。選択可
能な直流電源22は、ターゲット14をシールドに対して約−600Vに負にバイ
アスする。通常ペデスタル18は、従ってウェーハ16は、電気的に浮かせたま
まである。
【0003】 ガス源24は、典型的には化学的に不活性なガスであるアルゴンのようなスパ
ッタリング作業ガスを、質量流コントローラ26を通してチャンバ12へ供給す
る。例えば窒化チタンのような反応性金属窒化物スパッタリングでは、窒素が、
別のガス源27からそれ自体の質量コントローラ26を通して供給される。Al23のような酸化物を発生させるためには、酸素を供給することもできる。これ
らのガスは、図示のようにチャンバのトップから導入することも、またはその底
から導入することもできる。何れの場合も、ガスを導入するには、シールドの底
に突入している、またはシールド20とペデスタル18との間の間隙を通ってい
る1つまたはそれ以上の入口パイプを用いて行う。真空システム28は、チャン
バを低圧に維持する。基本的圧力は約10-7トル、またはそれより低くさえ保持す
ることができるが、作業ガスの圧力は、典型的には約1乃至1000ミリトルに維持
される。コンピュータをベースとするコントローラ30は、直流電源22及び質
量流コントローラ26を含む反応器を制御する。
【0004】 アルゴンをチャンバ内に導入し、ターゲット14とシールド20との間に直流
電圧を印加するとアルゴンがプラズマに点弧され、正に帯電したアルゴンイオン
は負に帯電しているターゲット14に引付けられる。イオンは実質的なエネルギ
でターゲット14に衝突し、ターゲット原子または原子クラスタをターゲット1
4からスパッタさせる。若干のターゲット粒子はウェーハ16に衝突し、それに
よってその上に堆積してターゲット材料のフィルムを形成する。金属窒化物の反
応性スパッタリングにおいては、窒素が付加的にチャンバ12内に導入され、ス
パッタされた金属原子と反応してウェーハ16上に金属窒化物を形成する。
【0005】 効率的にスパッタリングさせるには、マグネトロン32をターゲット14の後
側に位置決めする。マグネトロン32は、逆極性の磁石34、36を有しており
、磁石34、36の近傍のチャンバ内に磁場を作る。この磁場は電子を捕捉し、
電荷を中和させるためにイオン密度も増加してマグネトロン32に接するチャン
バ内に高密度プラズマ領域38を形成する。マグネトロン32は、通常はターゲ
ット14の中心の周りを回転し、ターゲット14のスパッタリングを完全にカバ
ーするようになっている。マグネトロンの形状が本願の主題であり、図示する形
状は単なる示唆に過ぎない。
【0006】 半導体集積回路における集積レベルが進歩するにつれて、スパッタリング設備
及びプロセスに対する要求も増加してきている。多くの問題がコンタクト及びバ
イア孔に付随している。図2に断面で示すように、バイアまたはコンタクト孔4
0は、レベル間誘電体層42を通してエッチングされ、下に位置する層または基
板46内の導電性フィーチャ44に達している。次いで、スパッタリングを使用
して孔40を金属で充填し、レベル間電気接続を形成させる。もし下に位置する
層46が半導体基板であれば充填された孔40をコンタクトと呼び、もし下に位
置する層が下側レベル金属化レベルであれば充填された孔40をバイアという。
簡易化のために、以後単にバイアと称することにする。レベル間バイアの幅は、
0.25μmまたはそれ以下に近くまで縮小されてきており、一方層間誘電体の厚み
は0.7μm程度でほぼ一定のままである。即ち、バイア孔のアスペクト比は、3
またはそれ以上になっている。若干の進歩した技術の場合、アスペクト比が6で
あること、またはより大きいことさえも要求する。
【0007】 このような高いアスペクト比は、スパッタリングに問題をもたらす。それは、
殆どのスパッタリングの形状が強い異方性ではないので、始めにスパッタされた
材料が孔のトップに優先的に堆積してそれをブリッジし、従って、孔の底の充填
を妨げ、バイア金属内にボイドを形成する恐れがあることである。
【0008】 しかしながら、スパッタされる粒子の高い割合をターゲット14とペデスタル
18との間のプラズマ内でイオン化させることによって、深い孔の充填を促進可
能にすることが知られるようになってきた。図1のペデスタル18は、たとえそ
れが電気的に浮いているとしても直流自己バイアスを発生し、それが、ペデスタ
ル18に接するプラズマシースを横切ってプラズマからのスパッタされ、イオン
化された粒子を孔内に深く引付ける。孔充填の有効性を表す2つのものは、底カ
バレッジと側カバレッジである。図2に概要を示してあるように、スパッタリン
グの初期相は、表面またはブランケット厚みs1、底厚みs2、及び側厚みs3
有する層48を堆積させる。底カバレッジはs2/s1に等しく、側カバレッジは
3/s1に等しい。このモデルは過度に簡略化されているが、多くの状況を説明
するのに十分である。
【0009】 イオン化の割合を増加させる1つの方法は、図1のチャンバ12の側の周りに
RFコイルを付加する等によって、高密度プラズマ(HDP)を発生させること
である。HDP反応器は、高密度アルゴンプラズマを発生させるだけではなく、
スパッタされる原子のイオン化の割合をも増加させる。しかしながら、HDP
PVD反応器は新しいものであり、比較的高価である。主として図1のPVD反
応器の直流スパッタリングを使用し続けることが望ましい。
【0010】 イオン化比を増加させる別の方法は、ターゲットがトップハットの形状を有し
ているホローカソードマグネトロンを使用することである。この型の反応器は極
めてホットに動作するが、複雑な形状をしたターゲットは極めて高価である。
【0011】 誘導結合型HDPスパッタ反応器、またはホローカソード反応器の何れかを用
いてスパッタされる銅は、バイア側壁上に波形のフィルムを形成する傾向があり
、また堆積した金属は脱濡れ(dewet)する傾向があることが知られている。こ
れは、銅による孔の充填を完了させるために、スパッタされた銅層が電気めっき
のようなその後の堆積プロセスのためのシード層として使用される場合には特に
重大である。
【0012】 従来技術の別の問題は、側壁カバレッジが非対称になる(ターゲットの中心に
対面している側が、よりシールドされた側よりも厚く被膜される)傾向があるこ
とである。これは、所定の厚みを達成するためには過大な堆積を必要とするだけ
ではなく、フォトリソグラフィにおける整列標識として使用される十字形トレン
チが非対称に狭くなると、トレンチが移動したように見えることになる。
【0013】 深い孔の充填を促進する別の動作制御は、低いチャンバ圧力である。高い圧力
では、中性であろうが、イオン化されていようが、スパッタされた粒子がアルゴ
ンキャリヤーガスの原子と衝突する確率が高くなる。衝突は、イオンを中性化し
、速度をランダム化する傾向があり、これらは孔の充填を劣化させる効果を呈す
る。しかしながら、前述したように、スパッタリングは、少なくともターゲット
に接してプラズマが存在することに頼っている。最低圧力は幾つかのファクタに
依存するとは言え、もし圧力を下げ過ぎればプラズマは消滅する。
【0014】 低圧プラズマスパッタリングの極端例は、1997年5月8日付Fuらの米国特許出
願第08/854,008号に開示されているような、維持型自己スパッタリング(sustai
ned self-sputtering:SSS)である。SSSでは、正にイオン化されたスパ
ッタされた原子の密度は、十分な数が負にバイアスされたターゲットに戻るよう
に引寄せられ、より多くのイオン化された原子を再スパッタさせる程高い。SS
Sでは、アルゴン作業ガスは必要ではない。銅はSSSを最も受け易い金属であ
るが、それは高電力及び高磁場の条件の下においてだけである。銅スパッタリン
グは、銅の固有抵抗が低く、且つ電気移動に対する感受性が低いために、開発が
困難である。しかしながら、銅SSSが商業的に実現可能になり、フルカバレッ
ジ、高磁場マグネトロンを開発する必要がある。
【0015】 ターゲットに印加する電力を増加させると、多分維持型自己スパッタリングの
点まで圧力を低下させることができる。電力を増加させると、イオン化密度も増
加する。しかしながら、過大な電力は高価な電源を必要とし、また冷却を増す必
要がある。20乃至30kWを越える電力レベルは実現不能であると考えられる。事
実、直接関係のあるファクタは、マグネトロンの下の領域内の電力密度である(
この領域は、効果的なスパッタリングを促進する高密度プラズマの領域であるか
らである)。従って、小さくて高磁場の磁石が最も容易に高いイオン化密度を発
生しよう。この理由から、ある従来技術は、小さい円形磁石を開示している。し
かしながら、このようなマグネトロンは、均一性を与えるためにターゲットの中
心の周りを回転させる必要があるだけではなく、完全且つ極めて均一なターゲッ
トのカバレッジを保証するために半径方向の走査をも必要とする。もし完全なマ
グネトロンカバレッジが達成されなければ、ターゲットが効率的に使用されない
だけではなく、より重要なことには、スパッタ堆積の均一性が劣化し、スパッタ
された材料の若干が、スパッタされない領域内のターゲット上に再堆積される。
再堆積された材料は剥落し易い厚みまで累積し、重大な粒子問題を惹起する。半
径方向の走査は潜在的にこれらの問題を回避するが、メカニズムは複雑であり、
一般的には実現不能であると考えられる。
【0016】 市販されているマグネトロンの1つの型は、Tepmanの米国特許第5,242,566号
に例示されているような腎臓型である。Parkerは、米国特許第5,242,566号にお
いて、この形状のより誇張された形状を開示している。図3に平面図で示してあ
るように、Tepmanマグネトロンは腎臓型をベースにしており、磁気的に対向して
いる磁極面54、56がほぼ一定の幅の回り道間隙57によって分離されている
。磁極面54、56は、図示してない蹄鉄型磁石によって磁気的に結合されてい
る。このマグネトロンはターゲット14の中心の、そして腎臓型内側磁極面の凹
んだ縁付近の回転軸58を中心として回転する。その領域における間隙57とほ
ぼ平行な外側磁極面56の湾曲した外縁は、ターゲット14の使用可能な部分の
外縁に接近している。この形状は、高磁場に対して、及び均一なスパッタリング
に対して最適化されているが、ターゲットの面積のほぼ半分の面積を有している
。磁極間隙57から分離された領域では、磁場が比較的弱いことに注目されたい
【0017】 これらの理由から、深い孔の充填及び維持型自己スパッタリングを促進するよ
うに、完全なカバレッジを提供する小さい高磁場マグネトロンを開発することが
望ましい。
【0018】 (発明の概要) 本発明は、同一の直径の円よりも小さい面積の長円または関連形状を有し、2
つの直径が、マグネトロンの典型的な回転軸に対するターゲット半径に沿って伸
びているスパッタリングマグネトロンを含む。形状は、競技用トラック形、楕円
形、卵形、三角形、及び弓形三角形を含む。マグネトロンは、ターゲットの裏側
で、好ましくはマグネトロンの細めの端付近の点を中心として回転し、マグネト
ロンの太めの端はターゲット周縁により接近している。
【0019】 本発明は、このようなマグネトロンを用いて達成可能なスパッタリング方法を
も含む。維持型自己スパッタリングを受けない多くの金属を、0.5ミリトルより
低い、屡々0.2ミリトルより低い、そして0.1ミリトルより低いことさえあるチャ
ンバ圧力でスパッタさせることができる。200mmウェーハを支持するようなサ
イズのペデスタル電極に250Wより低いRFバイアスを印加することによって、
底カバレッジを更に改善することができる。銅は、330mmターゲット及び200m
mウェーハの場合に18kWの直流電力を用い、完全に自己維持型モードで、また
は0.3ミリトルまたはそれ以下の最低チャンバ圧力の何れかでスパッタさせるこ
とができる。
【0020】 (発明の実施の形態) 本発明の一実施の形態は、図4に平面図で示すような競技用トラック形状のマ
グネトロン60であり、一方の磁気極性を有するバー形状の中央磁極面62を有
している。中央磁極面62は、2つの丸められた端66によって接続されている
対向する中央直線側64を有している。中央磁極面62は、他方の極性の細長い
リング状の外側磁極面68によって取り囲まれており、両磁極面の間には間隙7
0が設けられている。他方の磁気極性の外側磁極面68は、内側磁極面62とほ
ぼ中心対称で、2つの丸められた端74によって接続されている対向する中央直
線側72を有している。中央区分72及び丸められた端74は、ほぼ同じ幅を有
する帯である。以下に短く説明する磁石は、磁極面62、68の磁気極性を逆に
する。これも以下に短く説明する裏当て板は、磁極面62と68との間の磁気ヨ
ークを構成すると共に、マグネトロン構造のための支持体にもなっている。
【0021】 2つの磁極面62、68は、紙面に対してほぼ直角に伸びる磁場を発生する特
定の磁気極性で示されているが、勿論、逆の組の磁気極性が本発明に関する限り
同じ効果を発生することは理解されよう。このアセンブリは、閉じた通路に沿っ
て伸び、中心に最小無磁場領域を有するトロイダル磁場を発生する。図4の磁極
アセンブリは、ターゲット14の中心とほぼ一致し且つ外側磁極68の一方の扁
長端80に、またはその付近に位置する回転軸を中心として回転し、他方の扁長
端82がターゲット14の外側の半径方向の使用可能な広がりにほぼ位置し、そ
れによってターゲットを完全にカバーすることを意図している。異なるマグネト
ロンは、同じターゲットの異なる部分を使用するので、ターゲットの外側の使用
可能な周縁は容易には限定されない。しかしながら、それはターゲットの平坦な
領域によって画定され、殆ど常にスパッタ堆積中のウェーハの直径を超えて十分
に伸び、そしてターゲット面の面積より幾分小さい。200mmウェーハの場合、
典型的にはターゲット面は325mmである。ターゲット半径の使用されない15%
は、実際的な上限であると考えることができる。
【0022】 図5に平面図で示すように、2組の磁石90、92が磁極面62、68の後側
に配置されていて、2つの磁気極性を発生させる。磁石90、92は類似構造及
び組成であり、各垂直に面している端上に軸方向に伸びる磁束を発生する。磁石
90、92の断面を図6に示す。ある軸に沿って伸びる円筒形磁気コア93は、
ネオジム・ホウ素・鉄(NdBFe)のような強い磁性材料からなる。このような
材料は容易に酸化するので、コア93は、管状側壁94と、それに溶接されて気
密の缶(キャニスター)を形成しているほぼ円形の2つのキャップ96とで作ら
れているケース内にカプセル封じされている。キャップ96は柔らかい磁性材料
、好ましくはSS410ステンレス鋼からなり、管状側壁96は、非磁性材料、SS304
ステンレス鋼からなる。各キャップ96は軸方向に伸びるピン97を含み、この
ピン97は磁極面62、68の一方内の、または以下に短く説明する磁気ヨーク
内の対応する捕捉孔と係合する。それによって、磁石90、92はマグネトロン
内に固定される。磁気コア93は軸方向に沿って磁化されるが、図7に断面図で
示すように2つの異なる磁石90、92がマグネトロン60内に配向されている
。即ち、内側磁極62の磁石90はそれらの磁場が一方向に垂直に伸びるように
整列され、外側磁極68の磁石92はそれらの磁場が他方向に垂直に伸びるよう
に整列されている。つまり、これらは逆の磁気極性を有しているのである。
【0023】 図6に断面図で示すように、磁石90、92は、(図1の向きにおいて)ター
ゲット14の後側の直上に配置されている磁極面62、68上に近接して配列さ
れている。外側磁極面68の外側周縁にほぼ順応している閉じた形状の磁気ヨー
ク98は、磁石90、92の後側に近接して位置決めされて2つの磁極62、6
8を磁気的に結合している。前述したように、磁極面68、72及びヨーク98
内の孔が磁石90、92を固定する。
【0024】 内側磁石90及び内側磁極面62が一方の磁気極性の内側磁極を構成し、一方
外側磁石92及び内側磁極面72が他方の磁気極性で内側磁極を取り囲む外側磁
極を構成している。磁気ヨーク98は内側及び外側磁極を磁気的に結合し、マグ
ネトロンの後側またはトップ側の磁場を実質的にヨーク98内に閉じ込める。そ
れによって半トロイダル磁場100が発生し、この磁場は非磁性ターゲット14
を通って真空チャンバ12内に伸びて高密度プラズマ領域38を限定する。磁場
100は非磁性ターゲット14を通って真空チャンバ12内に伸び、高密度プラ
ズマ領域38の広がりを限定する。図示のようにマグネトロン60は、ターゲッ
ト14のほぼ中心から、ターゲット14の使用可能領域の縁まで水平方向に伸び
ている。磁気ヨーク90及び2つの磁極面62、68は、好ましくは、SS416ス
テンレス鋼のような柔らかい磁性材料で形成された板である。
【0025】 マグネトロン60の内側扁長端80は、回転軸78に沿って伸びるシャフト1
04に接続され、モータ106によって回転させられる。図示のように、マグネ
トロン60はターゲット14のほぼ中心から、ターゲット14の使用可能領域の
右側まで水平方向に伸びている。Demarayらの米国特許第2,252,194号は、モータ
106、マグネトロン60、及び真空チャンバ12の間の接続例を詳細に記述し
ている。マグネトロンアセンブリ60は、シャフト104の曲がりを避けるため
に、釣り合い錘を含むべきである。回転の中心78を外側磁極面72の内側扁長
端74に配置することが好ましいのではあるが、その位置は僅かに異なる位置へ
最適化することができる。しかし、マグネトロン60の扁長の長さに正規化して
、内側扁長端80から20%より多く偏らせないことが好ましい。
【0026】 図4の競技用トラック形態は、極端に潰れた長円に代えることができる。例え
ば、楕円の長軸がターゲットの半径に沿って伸び、短軸が好ましくは回転円周に
平行な楕円形状のような他の長円形状も本発明に含まれる。
【0027】 別の長円形状が、図8に平面図で示されている卵形マグネトロン106によっ
て表されており、一方の磁気極性の外側磁極面108が他方の極性の内側磁極面
110を取り囲み、それらの間に間隙122を限定している。両磁極面108、
110は卵の外径に類似する形状であり、ターゲットの半径に沿って伸びる長軸
を有している。しかしながら、回転軸78付近の外側磁極面108の内側の端1
12は、ターゲットの周縁付近の外側端114よりも鋭い。この卵形状はほぼ楕
円形であるが、ターゲット半径に対して非対称である。即ち、長軸はターゲット
周縁付近において潰れている。内側磁極面110及び間隙122も同じような形
状である。
【0028】 関連する形状は、図9に平面図で示されている三角形マグネトロン126であ
り、一方の磁気極性の三角形の外側磁極面128が他方の極性の実質的に中実の
内側磁極面130を取り囲み、それらの間に間隙132を限定している。丸めら
れた角を有する内側磁極面130の三角形の形状は、ボタン磁石を、密に詰め込
んだ六角形(蜂巣状の)形状にすることを可能にする。3つの直線区分134を
有する外側磁極面128は、好ましくは互いに60°ずつずらせ、丸められた角1
36によって接続する。好ましくは、丸められた角136の長さは、直線区分1
34よりも小さくする。
【0029】 変更された三角形形状は、図10に示す弓形の三角形マグネトロン140であ
る。三角形の内側磁極面130が弓形の三角形外側磁極面142によって取り囲
まれていてそれらの間に、及びそれらの磁極の磁石の間に間隙144を形成して
おり、間隙144の後側に磁気ヨークを有している。外側磁極面142は2つの
直線区分146を有し、これらの直線区分146は、丸められた頂角148によ
って互いに接続され、また丸められた円周角152によって弧区分150に接続
されている。回転中心78は、頂角148付近に位置している。弧区分150は
ほぼターゲットの周縁付近に位置する。その曲率はターゲットの曲率に等しくす
る(即ち、回転の中心78から等距離にする)ことができるが、回転中心78か
ら見て凹状の弧区分になる他の最適化された曲率を選択することができる。
【0030】 磁場は、図11に平面図で示す磁石の配列によって発生させる。第1の極性の
磁石160が内側磁極面130に接して蜂巣配列に配列されている。第2の極性
の磁石162が外側磁極面142の弧区分150接して配列され、一方第2の極
性の磁石164が外側磁極面142の残余の部分に接して配列されている。後述
する若干の状況では、外側磁極面142の異なる部分に異なる強度の磁石を配置
することが有利である。一実施の形態では、内側磁極内には10個の磁石が、また
外側磁極内には26個の磁石が存在していて、外側磁極内の同じ強さの磁石が内側
磁極内の2.6倍の磁束を発生させるようになっている。
【0031】 図9及び10の三角形マグネトロン126、140は頂角θが60°であるよう
に示されているが、頂角は変化させることが、特に60°より小さく減少させるこ
とが可能である。しかしながら、60°±15°が優れた均一性を与えるものと考え
られる。頂角は、本発明のマグネトロンの2つの重要なパラメータ、即ち、その
面積A及びその円周Pに大きく影響する。弓形の三角形マグネトロン14に対し
て最も容易に行われる若干の簡単な計算により、図12の平面図で示す頂角θを
変化させた時の一般的な効果が解る。簡易化した弓形の三角形マグネトロン17
0は、半径RTのターゲット14の中心と円周との間に伸び、回転軸78と一致
する頂点で交差する2つの直線側と、ターゲット14の使用可能な周縁に順応し
ている弧側とを有している。この簡易弓形三角形マグネトロン170の面積Aは
θRT 2であり、その円周PはRT(2+θ)である(但し、θはラジアンで表さ
れている)。図12には、RT/2の半径と、回転軸78に固定されている直径
とを有する円形マグネトロン172も示されている。円形マグネトロン172の
面積はπRT 2/4であり、円周PはπRTである。両マグネトロン170、17
2はターゲットを完全にカバーする。弓形三角形の面積Aのマグネトロン頂角θ
への依存性は、図13に線174によって(正規化した単位で)プロットされて
おり、円形面積は線176で示されている。45°より小さい場合には、三角形の
面積の方が小さい。三角形の円周Pの依存性は、図14に線178によってプロ
ットされており、円形の円周は線180で示されている。65.4°より小さい場合
には、弓形の三角形円周の方が小さい。ターゲット電力は、より小さい面積に集
中し、また円周を小さくすることによって増加させることができる(縁損失は、
円周長にほぼ比例するので)から、イオン化効率は面積を最小にすることによっ
て向上する。勿論、磁場を発生させる磁石を受入れるのに十分に大きい面積は必
要である。また、これらの計算は均一性を斟酌してはいない。
【0032】 以上に示した形状は全て、ターゲット半径に対して対称的であった。しかしな
がら、本発明のマグネトロンは、例えば半径方向に伸びる一方の側が図4の競技
用トラックの形状であり、他方の側が例えば図7の卵形のように長円形であるよ
うな、または半径方向に伸びる一方の側が長円または直線であり、他方の側がタ
ーゲットの中心と円周との間に三角形の頂点を有しているような、非対称形状で
あるものを含む。
【0033】 上述したマグネトロンは全て、非対称内側及び外側磁極を有していた。即ち、
図15に概要を示してある内側磁極190が発生する合計磁束∫B・dSは、そ
れを取り囲んでいる外側磁極192が発生する磁束よりも遙かに、例えば少なく
とも1/1.5、好ましくは1/2だけ少ない。全てのマグネトロンは、外側磁極
192によって取り囲まれているコンパクトな内側磁極190を有していること
を特徴としている。その結果、磁場分布は、磁極190と192との間の間隙1
96に接する反応器処理領域194内で極めて強くなるが、外側磁極192の磁
力線が磁気ヨークへ戻って閉じるので処理領域194内へ遠くまで伸びている。
ターゲットから処理領域194内に深く垂直に伸びる磁場の実質的な割合が、処
理領域194内へ深く進入する維持型自己スパッタリングプラズマを支えるのを
援助し、またウェーハへ向かうスパッタされイオン化された粒子を案内するのを
援助する。
【0034】 本発明の磁石は、比較的高い磁場を達成している。しかしながら、磁場の強さ
は、それ自体不十分なものである。前記Demarayらの特許に開示されているよう
な若干の従来のマグネトロンは、腎臓形状の線形通路に配列されている一並びの
馬蹄形磁石を使用しており、馬蹄形の磁極間には小さい間隙だけが設けられてい
る。その結果、腎臓形状の周縁領域内に比較的高い磁場強度を達成することがで
きる。しかしながら、高磁場の線形形状が、実質的に磁場が存在しない領域を取
り囲んでいる。その結果、電子は、高磁場領域の外部へだけではなく、その内部
へも逃げ出すことができる。それに反して、本発明の三角形マグネトロンの内側
磁極は、最小面積の磁気先端(cusp)を発生する。もし電子が内側磁極の一方の
側の磁場から失われれば、それらは他方の側に捕捉され、従って所与の電力密度
に対するプラズマ密度を増加させる。更に、内側磁極は、ほぼ均一な磁束を発生
させる単一の磁化可能な磁極面を含んでいる。もし複数の内側磁石のために複数
の内側磁極面を使用すれば、磁力線は内側磁石の間を伸びることになろう。
【0035】 本発明の設計のさらなる長所は、1つの磁極がある閉じた線内に形成され、他
の磁極を取り囲んでいることである。2組の磁極を近付けて離間させ、端が開い
た線内に馬蹄形磁石等を配列することによって、高磁場強度を有する極めて小さ
い線形に伸びるマグネトロンを形成させることができる。しかしながら、電子は
開いた端から容易に逃げ出すことができ、プラズマの密度を低下させる。
【0036】 上述した形状は、底磁石が使用されているよりもそれ程大きくない面積の帯状
の幅を有する磁極面と呼ぶことを理解されたい。これらの幅、特に外側磁極面は
、多分不均一であるとしても増加させることはできるが、この付加的な幅は所望
の高磁場を生成する上でそれ程有効ではないことを理解されたい。
【0037】 本発明の有益な結果は、大部分は長円形マグネトロン及び関連形状のマグネト
ロンが、過大な電力を必要とせずに高いプラズマイオン化密度を発生することに
よって達成される。それにも拘わらず、ターゲットは完全にカバーされる。一つ
の面において、本発明のマグネトロンは比較的小さい面積であるにも拘わらず、
半径方向に走査を行わずに、ターゲットを完全にカバーすることができる。図1
0の60°の頂角を有する三角形マグネトロン160は、使用可能なターゲット面
積の1/6(0.166)の面積を有している。これに対して、もし同じようにター
ゲットの中心から周縁まで伸びる円形マグネトロンを使用するものとすれば、マ
グネトロン面積はターゲット面積の1/4(0.25)である。その結果、ある電源
から大きい円形マグネトロンに給電した場合には、電力密度が小さくなる。ター
ゲットのオーバーレイパーセンテージは、図3の前記Tepmanの磁石よりもむしろ
高くなっている。
【0038】 小さい面積と、完全カバレッジとの組合わせは、ターゲットの中心からその使
用可能な円周まで伸びる(±15%)外側マグネトロン形状と、ターゲット半径の
半分における横方向寸法をターゲット半径より実質的に小さくする(即ち、ター
ゲット半径に沿って扁長である)ことによって達成される。この横方向寸法は、
回転通路に沿って円周方向に測定されるべきである。
【0039】 ターゲット半径に対して、ターゲットの回転の中心付近の内側端におけるより
もその円周付近の外側端において横方向に幅広い長円形の形状によって、均一性
を向上させることができる。即ち、短軸をターゲットの円周に向かって変位させ
るのである。
【0040】処理 本発明の弓形の三角形マグネトロンを、幾つかの実験で試験した。殆ど全ての
実験において、ターゲットをウェーハから190乃至200mm離間させ、ターゲット
は200mmウェーハに対して330mmの直径を有していた。
【0041】 銅をスパッタリングさせる場合、内側磁極内に10個の強い磁石160を使用し
、外側磁極の弧部分150に沿って強い磁石162を使用し、そして残余の外側
磁極に弱めの磁石164を使用することによって、均一性が改善された。強めの
磁石の直径は弱めの磁石の直径よりも30%大きいが、それ以外は類似の組成及び
構造であり、それによって70%大きい総合磁束がもたらされた。
【0042】 約30cmの使用可能な直径を有するターゲットに9kWの直流電力を印加して
アルゴン雰囲気内でプラズマを点弧させた後に、銅の維持型自己スパッタリング
が達成された。しかしながら、18kWの直流電力と、少なくとも部分的にウェー
ハの裏側を冷却するために供給するガスが液冷ペデスタルへ漏洩することにより
生ずる約0.1ミリトルの最小アルゴン圧力とで動作させることが望ましいものと
考えられる。0.1乃至0.3ミリトルの高めのバックグラウンド圧力は、スパッタさ
れるイオンの散乱及び脱イオンを重大に増加させることなく、実効ウェーハ冷却
を高める。これらの数値が20kW乃至40kWに達するような300mmウェーハの
ための設備の開発を考える時、これらの比較的低めの直流電力は重要である。40
kWより大きい電源は、実現不能ではないにしても、高価であると考えられる。
【0043】 イオン化した銅スパッタリングの一つの応用は、深くて狭いバイア孔内に薄い
順応的なシード層を堆積させることである。次いで、電気的な、または電気を使
用しないめっきを使用して、残余の孔を銅で迅速且つ経済的に充填することがで
きる。
【0044】 一実施の形態では、トップの幅が0.30μmで、1.2μmのシリカを通って伸び
るバイア孔を、先ずTa/TaNバリヤー層で被膜した。銅は、18kWのターゲッ
ト電力と、0.2ミリトルの圧力とでバリヤー層の上に約0.18μmのブランケット
厚に堆積させた。バイア孔の側は滑らかに被覆された。側壁上の銅の厚みは、ウ
ェーハ縁に位置するバイアの場合には、一方の側では約7nmであり、他方の側
では11.4nmであった。底の厚みは約24nmであった。ウェーハの中心のバイア
孔の場合には、側壁の対称性は改善されていた。その滑らかさは、堆積された層
をシード層として、またその後の銅の電気めっきのための電極として使用するこ
とを促進する。2つの側壁の間の対称性が比較的良好であるので、従来技術にお
けるフォトグラフィック指標を移動させるような問題が解消される。
【0045】 アルミニウムターゲットのスパッタリングを、12kW及び18kWの両電力を印
加し、約0.1ミリトルの最小圧力で遂行したところ、重要な改善が見られた。ア
ルミニウムスパッタリングの場合、側壁のカバレッジ、及び特に底のカバレッジ
はかなり改善されていた。またこのより良好な均一性は、ウェーハを支持してい
る自己バイアスされたペデスタルがその全面積にわたって、スパッタされイオン
化された粒子を引き付けるから、部分的にイオン化の割合が増加したことによる
ものと考えられる。本発明のマグネトロンは、2%から少なくとも20%まで、そ
して多分25%までイオン化の割合を増加させるものと推定される。
【0046】 類似した動作条件の下で、弓形三角形マグネトロンの動作と、図3のTepmanマ
グネトロンに似た従来のマグネトロンの動作とを比較した。アルミニウムのスパ
ッタリングに関して、比較の結果を表1に要約して示す。 表 1
【0047】 カバレッジ結果は、0.25μmの幅と1.2μmの深さとを有する、即ちアスペク
ト比が約5のバイア孔を使用して求めた。底カバレッジは、従来のマグネトロン
と比較して本発明の三角形マグネトロンにおいてかなりの改善が見られる。側壁
カバレッジも増加しており、更にカバレッジは滑らかであり、トップから底まで
均一である。これら2つの特性は、堆積された金属層を、その後の堆積ステップ
のためのシード層として使用することを促進する。これは銅にとって、第2の堆
積が電気めっきのような異なる処理によって遂行されるような場合、特に重要で
ある。底及び側壁のカバレッジが改善されているのは、スパッタされたアルミニ
ウム原子の高い割合が本発明の三角形マグネトロンによりイオン化された結果に
よるものと考えられる。このイオン化の割合は、25%またはそれ以上であるもの
と考えられる。ブランケット(平面状)堆積の均一性は、ターゲットとウェーハ
との間の間隔を190mmにして、及び290mmの遠投(ロングスロー)間隔にして
決定した。本発明の三角形マグネトロンは、特に遠投の場合に、より良好な均一
性を発生する。自己バイアスされたペデスタルのこのより良好な均一性も、ウェ
ーハを支持している自己バイアスされたペデスタルがその全面積にわたって、ス
パッタされイオン化された粒子を引き付けることに関係しているものと考えられ
る。同様に、本発明の三角形マグネトロンは、対向する2つの側壁のカバレッジ
間の非対称性を少なくする。イオン化密度の増加は、部分的に、外側ヨークの面
積よりも実質的に小さい面積を有する比較的小さい内側ヨークに起因する。その
結果、内側ヨークの一方の側から失われた電子は他方の側によって捕捉されるら
しい。
【0048】 弓形三角形マグネトロンを、チタンをスパッタさせるためにも使用した。チタ
ンは(ある場合には窒化チタンと共に)、コンタクト孔の底のシリコンへのシリ
サイド化されたコンタクトを設けるための、及びコンタクト孔内のシリコンに対
する、及びバイアまたはコンタクト側壁上のアルミニウムとシリカ誘電体との間
のバリヤー層として働くアルミニウム金属化物に有用である。従って、順応的な
且つ比較的厚い被膜が要求される。
【0049】 チタンターゲットを使用し、18kWの直流ターゲット電力と、内側磁極内に6
個だけの磁石とを用いて一連の実験を遂行した。0.35ミリトルのチャンバ圧力に
おいて、底カバレッジ及び均一性は良好であることが観測された。
【0050】 被膜するバイア孔のアスペクト比(AR)の関数としての底カバレッジを測定
するために、チタン実験を継続した。ウェーハバイアスは印加せず、ペデスタル
ヒーターを電気的に浮かせたままとしたにも拘わらず、18kWのターゲット電力
を印加したところ、ターゲットは約30乃至45Vに自己バイアスした。これらの条
件の下における底カバレッジを、図15のグラフに線190で示す。孔のアスペ
クト比が高くなると底カバレッジは低下するが、それでもAR=6において、受
入れ可能な20%である。
【0051】 これらの実験の遂行中、図1に示すRF電源192は結合用キャパシタ回路1
94を通してヒーターペデスタルに接続されていた。プラズマに接するウェーハ
にこのようなRF場を印加すると、直流自己バイアスが発生することが知られて
いる。400kHz、100Wの電力を印加した場合、図16のグラフの線196によ
って示すように、底カバレッジは大幅に増加する。これらの電力は、200mmの
円形ウェーハに対して正規化すべきである。しかしながら、バイアス電力を250
Wに増加させると、バイア孔のトップ隅の再スパッタリング及びファセッティン
グが問題になり始める。一般的には、100Wのウェーハバイアスよりも悪化する
。13.56MHzの高いバイアス周波数でも同じような結果がもたらされる。
【0052】 本発明のマグネトロンは、TiNのためのような反応性スパッタリングにも使
用することができる(窒素をチャンバ内へ付加的に導入し、例えばチタンのよう
なスパッタされる金属と反応させてTiNを生成させ、またはタンタルと反応さ
せてTaNを生成させる)。反応性スパッタリングは、より複雑であり、変化す
る化学である。TiNを生成させるための反応性スパッタリングは、2つの方法
、即ち金属モード及び毒物(poison)モードで動作することが知られている。金
属モードは、ウェーハ上に高密度で金色のフィルムを生成する。高い窒素流を伴
うことが多い毒物モードは、有利なことに低応力の紫/茶フィルムを生成する。
しかしながら、毒物モードフィルムは多くのグレン境界を有しており、フィルム
欠陥はチップの歩留まりをかなり低下させる。更に、毒物モードにおける堆積速
度は、典型的には、金属モードにおける速度の1/4にしか過ぎない。一般には
、毒物モードにおいては、窒素がターゲットと反応してTiターゲット上にTiN
表面を形成し、一方、金属モードにおいては、ターゲット表面はきれいなままで
あり、TiNはウェーハ上だけに形成される。
【0053】 弓形三角形マグネトロンを、窒化チタンの反応性スパッタリングのために使用
した。金属モードでの動作を得るためには、初期化条件が極めて重要であること
を見出した。一連の初期実験においては、先ずアルゴンだけをチャンバ内に導入
した。約0.5ミリトルのアルゴン圧力においてプラズマを点弧させた後に、アル
ゴン流を5sccmに減少させ、0.3ミリトルの圧力を発生させた。次いで窒素
流を段階的に100sccmまでランプアップさせた後に、チャンバ圧力を徐々に
低下させると、流れに依存するチャンバ圧力は図17に示すヒステリシス形状を
呈する。窒素の流れが約50から70sccmまでの間では、中間のランプアップ圧
力200は対応する中間のランプダウン圧力202より低い。より低い圧力20
4及びより高い圧力205においては、ランプアップとランプダウンとの間に大
きい分離は存在しない。より低い圧力204及び中間ランプアップ圧力200は
金属モードでのスパッタリングを生じさせ、中間ランプダウン圧力202は毒物
モードでのスパッタリングを生じさせるものと考えられる。
【0054】 これらの結果は、一般的に好ましい金属モードにおいてより高い動作堆積速度
を得るためには、中間ランプアップ圧力200を越えない、即ち最大金属モード
流を越えない(これらの実験においては70sccmまたは僅かに高めであるが、
厳格に80sccmよりは低い)ことが重要であることを示している。アルゴン及
び窒素は同時に且つ迅速にターンオンさせることはできるが、好ましくは直流電
力も迅速にターンオンさせる。
【0055】 しかしながら、毒物モードでの動作が好ましい若干の応用が存在する。これは
、先ずより高い圧力206まで上昇させ、次いでランプダウン中間圧力202へ
低下させることによって達成することができる。代替として、直ちに所望のガス
流をターンオンさせるが、直流スパッタリング電源だけは5kW/sを越えない
レートで徐々にターンオンさせることによって毒物モードを達成することができ
る。
【0056】 アルゴン内でプラズマを点弧させた後に、50sccmのN2流及び5sccm
のアルゴン流において、金属及び毒物の両モードで高アスペクト比のバイア孔内
に窒化チタンをスパッタさせた。これらの流れは、金属モードにおいては1.7ミ
リトルの圧力を、また毒物モードでは2.1ミリトルの圧力を発生させる。堆積速
度は、金属モードでは100nm/分であり、毒物モードでは30nm/分である。
TiNフィルム応力は、それが金属モードで堆積された場合には高く、一方毒物
モードではバイア孔のトップ付近に張出し(オーバーハング)を生じ、側壁厚み
が波形になる欠点を有している。結果として測定された底カバレッジを、図18
のグラフに示す。線210は、金属モードでの底カバレッジを示しており、バイ
アのアスペクト比が5であってさえ比較的高く維持されている。一方、毒物モー
ドでの線212で示すステップカバレッジは、常に低く、アスペクト比が4より
高くなると劇的に低下する。
【0057】 本発明のマグネトロンは、例えばタングステンターゲットを使用してのW、及
びタンタルターゲット及びプラズマ内の窒素ガスを使用してのTaNのような、
他の材料のスパッタ堆積にも使用することができる。WNの反応性スパッタリン
グも企図されている。
【0058】 以上説明したように、本発明のマグネトロンは、過大な電力を必要とせずに高
密度プラズマを発生させることができるので、高い割合でイオン化を発生させる
のに効率的である。それにも拘わらず、その完全なカバレッジは、均一な堆積及
びターゲットの完全利用を可能にする。そのスパッタリングの均一性は良好であ
る。それにも拘わらず、複雑なメカニズムは必要としない。
【0059】 このような小型且つ高磁場の磁石によって、比較的控えめなターゲット電力で
維持型自己スパッタリングが可能になり、また0.5ミリトルより低い、好ましく
は0.2ミリトルより低く低下させた圧力において、そして0.1ミリトルにおいてさ
え、アルミニウム及びチタンのような材料のスパッタリングが可能になる。これ
らの圧力においては、スパッタされる粒子(中性であろうが、またはイオン化し
ていようが)の散乱が減少するために、及びイオン化された粒子の中性化が減少
するために、容易に深い孔を充填することができる。高磁場の磁石は高い割合の
イオン化を更に促進し、これらは、ウェーハを適切な範囲内にバイアスすること
によって深くて狭い孔内に引込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直流プラズマスパッタリング反応器の概要図である。
【図2】 半導体集積回路内のレベル間バイアの断面図である。
【図3】 従来のマグネトロンの平面図である。
【図4】 本発明のマグネトロンの一実施の形態の磁極片を示す図6の4−4矢視平面図
である。
【図5】 図4のマグネトロン内に使用されている磁石の平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態と共に使用される磁石の1つの断面図である。
【図7】 図4のマグネトロンの断面図である。
【図8】 卵形マグネトロンの平面図である。
【図9】 三角形の形状をしたマグネトロンの平面図である。
【図10】 弓形三角形マグネトロンと称する図9の三角形の形状をしたマグネトロンの変
形の平面図である。
【図11】 図10の弓形三角形マグネトロン内に使用されている磁石の平面図である。
【図12】 面積及び円周の長さを計算するために使用される2つのモデルマグネトロンの
平面図である。
【図13】 三角形及び円形マグネトロンの面積の角度依存性を示すグラフである。
【図14】 図12の2つの型のマグネトロンの円周の長さの角度依存性を示すグラフであ
る。
【図15】 本発明の実施の形態により発生する磁場を理想化して示す側面図である。
【図16】 チタンスパッタリングにおける底カバレッジに及ぼすRFウェーハバイアスの
効果を示すグラフである。
【図17】 チャンバ圧力の窒素流への依存性を示すグラフであって、本発明のマグネトロ
ンを用いて窒化チタンを反応性スパッタリングさせて得られる2つの堆積モード
を示している。
【図18】 本発明のマグネトロンを用いて窒化チタンを反応性スパッタリングさせた場合
に2つのスパッタリングモードで得られたステップカバレッジのグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 AA06 BA02 BA03 BA08 BA17 BA58 BA60 BC03 BD02 CA05 CA06 DC40 DC43 DC45 EA03 4M104 BB02 BB04 BB17 BB18 BB25 BB30 BB32 BB33 DD37 DD39 DD52 DD53 DD84 FF13 FF18 FF22 HH13

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリングターゲットの後側に位置決め可能であり、且
    つ上記ターゲットの中心位置の周りを回転可能なマグネトロンアセンブリであっ
    て、 上記ターゲットの上記中心から上記ターゲットの円周周辺に向かって第1の距
    離を伸びる中央アパーチャを有する閉じた帯からなる第1の磁気極性の第1の磁
    極と、 上記アパーチャ内に配置され、上記ターゲットの表面に沿って伸びる間隙によ
    って上記第1の磁極から分離されている第2の磁気極性の第2の磁極と、 を備え、 上記第1の距離の半分に等しい上記中心からの第2の距離における上記第1の
    磁極の幅は、上記第1の距離よりも小さい、 ことを特徴とするマグネトロンアセンブリ。
  2. 【請求項2】 上記第1の距離は、上記ターゲットの使用可能部分の半径プ
    ラスまたはマイナス15%に等しいことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロ
    ンアセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記第1の磁極は、長軸が上記ターゲットの半径に沿って伸
    びている長円形の外形形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のマグ
    ネトロンアセンブリ。
  4. 【請求項4】 上記長円形形状は、上記ターゲットの上記半径に平行に伸び
    る2つの対向する直線部分を有していることを特徴とする請求項3に記載のマグ
    ネトロンアセンブリ。
  5. 【請求項5】 上記長円形形状は、その短軸が上記ターゲット半径の半分か
    ら外側に位置決めされている卵形であることを特徴とする請求項3に記載のマグ
    ネトロンアセンブリ。
  6. 【請求項6】 上記長円形形状は、三角形の形状であることを特徴とする請
    求項3に記載のマグネトロンアセンブリ。
  7. 【請求項7】 上記三角形形状は、上記ターゲットの中心から外側へ伸びる
    2つの直線部分と、上記ターゲットの外周に接している弧状の部分とを含むこと
    を特徴とする請求項6に記載のマグネトロンアセンブリ。
  8. 【請求項8】 上記三角形形状は、上記ターゲットの中心から外側へ伸び、
    互いに60°±15°の角度をなしている2つの直線部分を含むことを特徴とする請
    求項7に記載のマグネトロンアセンブリ。
  9. 【請求項9】 スパッタリングターゲットの後側に位置決め可能なマグネト
    ロンアセンブリであって、 一方の磁気極性の内側磁極片と、 上記内側磁極片を取り囲み、間隙によってそれから分離され、上記ターゲット
    の中心付近からその外周付近まで半径距離にわたって伸びている他方の磁気極性
    の外側磁極片と、 を備え、 上記第2の磁極の面積は、上記半径距離にわたって伸びる円の面積よりは小さ
    いことを特徴とするマグネトロンアセンブリ。
  10. 【請求項10】 三角形の形状をしたマグネトロンであって、 三角形の形状をした内側磁極面と、 六角形を密にパックした配列で上記内側磁極面の平面側に接して配置されてい
    る第1の磁気極性の複数の第1の磁石と、 上記内側磁極面を取り囲み、ある頂点において交わる2つの実質的に直線の側
    及び上記直線の上記頂点とは反対側の端を結ぶ第3の側を有するほぼ三角形の形
    状をした外側磁極面と、 上記外側磁極面の平面側に沿い、且つそれに接する閉じた通路内に配置されて
    いる第2の磁気極性の複数の第2の磁石と、 を備えていることを特徴とする三角形マグネトロン。
  11. 【請求項11】 上記第3の側は、上記頂点から見て凹である弧の形状を有
    していることを特徴とする請求項10に記載の三角形マグネトロン。
  12. 【請求項12】 上記第1の磁石は第1の磁気の強さを有し、上記第2の磁
    石は、上記第3の側に沿って配置されている上記第1の磁気の強さを有する第3
    の磁石と、上記直線の側に沿って配置されている上記第1の磁気の強さより小さ
    い第2の磁気の強さを有する第4の磁石とからなることを特徴とする請求項10
    に記載の三角形マグネトロン。
  13. 【請求項13】 プラズマスパッタリング反応器であって、 真空チャンバと、 上記チャンバ内に基板を支持するためのペデスタルと、 上記ペデスタルと対向し、プラズマスパッタさせるために電気的に結合される
    ようになっているスパッタリングターゲットと、 上記ターゲット上の上記ペデスタルとは反対の側に配置され、一方の磁気極性
    の内側磁極面を取り囲む他方の磁気極性の外側磁極面を含むマグネトロンと、 を備え、 上記マグネトロンは、上記マグネトロンを上記ターゲットの中心の周りに回転
    させるための回転シャフトを更に含み、 上記外側磁極面は、上記ターゲットの中心から上記ターゲットの円周部分まで
    伸び、同じように伸びる円の面積よりは小さい面積を有している、 ことを特徴とする反応器。
  14. 【請求項14】 上記外側磁極面、上記間隙、及び上記内側磁極面は、長円
    形形状を有していることを特徴とする請求項13に記載の反応器。
  15. 【請求項15】 上記外側磁極面は、短軸が上記ターゲットの中心よりもそ
    の円周に近く配置されている卵形を有していることを特徴とする請求項13に記
    載の反応器。
  16. 【請求項16】 上記外側磁極面は、三角形形状を有していることを特徴と
    する請求項13に記載の反応器。
  17. 【請求項17】 上記三角形形状は、上記ターゲットの上記円周に接する弧
    部分を有していることを特徴とする請求項16に記載の反応器。
  18. 【請求項18】 上記間隙は、競技用トラックの形状を有していることを特
    徴とする請求項13に記載の反応器。
  19. 【請求項19】 アルミニウムからなるターゲットからアルミニウムを、シ
    ステム内のペデスタル上に支持されている作業基板上にスパッタリングさせる方
    法において、上記システムは、上記ターゲット上の上記ペデスタルとは反対の側
    に配置されているマグネトロンを含み、上記マグネトロンは、一方の磁気極性の
    内側磁極面を取り囲む他方の磁気極性の外側磁極面、及び上記マグネトロンを上
    記ターゲットの中心の周りに回転させるための回転シャフトを含み、上記外側磁
    極面は、上記ターゲットの中心から上記ターゲットの円周部分まで伸び、同じよ
    うに伸びる円の面積よりは小さい面積を有しており、上記方法は、 上記ターゲット及び上記ペデスタルを収容している真空チャンバ内へ作業ガス
    を導入するステップと、 上記真空チャンバを0.35ミリトルより低い圧力まで排気するステップと、 200mmの直径を有する円形基板に対して正規化して18kWより高くない直流
    電力を上記ターゲットに印加し、それによって上記作業ガスをプラズマに励起し
    て上記ターゲットから上記作業基板上にアルミニウムをスパッタさせるステップ
    と、 を含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 上記圧力は、0.1ミリトルより高くないことを特徴とする
    請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 金属からなるターゲットから、システム内のペデスタル上
    に支持されている作業基板上に材料をスパッタする方法において、上記システム
    は、上記ターゲット上の上記ペデスタルとは反対の側に配置されているマグネト
    ロンを含み、上記マグネトロンは、一方の磁気極性の内側磁極を取り囲む他方の
    磁気極性の外側磁極、及び上記マグネトロンを上記ターゲットの中心の周りに回
    転させるための回転シャフトを含み、上記外側磁極は、上記ターゲットの中心か
    ら上記ターゲットの円周部分まで伸び、同じように伸びる円の面積よりは小さい
    面積を有しており、上記方法は、 上記ターゲット及び上記ペデスタルを収容している真空チャンバ内へ作業ガス
    を導入するステップと、 上記真空チャンバを0.35ミリトルより低い圧力まで排気するステップと、 上記ターゲットに直流電力を印加し、それによって上記作業ガスをプラズマに
    励起して上記ターゲットから上記作業基板上に上記金属をスパッタさせるステッ
    プと、 200mmの直径を有する円形基板に対して正規化して250Wより低い量のRF電
    力を上記ペデスタルに印加するステップと、 含むことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 上記金属は、チタンからなることを特徴とする請求項21
    に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記チャンバ内へ窒素を導入し、上記作業基板上に金属窒
    化物を反応的にスパッタさせるステップを更に含むことを特徴とする請求項21
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 金属からなるターゲットから、システム内のペデスタル上
    に支持されている作業基板上に材料をスパッタする方法において、上記システム
    は、上記ターゲット上の上記ペデスタルとは反対の側に配置されているマグネト
    ロンを含み、上記マグネトロンは、一方の磁気極性の内側磁極を取り囲む他方の
    磁気極性の外側磁極を含み、上記外側磁極は、上記ターゲットの中心から上記タ
    ーゲットの円周部分まで伸び、同じように伸びる円の面積よりは小さい面積を有
    しており、上記方法は、 上記ターゲットの完全スパッタリングカバレッジを達成するために、上記マグ
    ネトロンを上記ターゲットの中心の周りで回転させるステップと、 上記ターゲットに直流電力を印加することによって少なくとも部分的に上記チ
    ャンバ内へ電力を容量的に結合するが、上記チャンバ内へ電力を誘導的に結合す
    ることはなく、それによって上記作業ガスをプラズマに励起して上記ターゲット
    から上記作業基板上に上記金属をスパッタさせるステップと、 を含み、 上記直流電力の量は、200mmの直径の円形基板に対して正規化して18kWよ
    り大きくなく、それによって少なくとも5のアスペクト比を有する孔において少
    なくとも25%の底カバレッジを達成することを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 上記金属は、アルミニウムからなることを特徴とする請求
    項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記ペデスタルにRF電力を印加するステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記ペデスタルに印加するRF電力の量は、上記200mm
    の直径を有する円形基板に対して正規化して250Wより大きくないことを特徴と
    する請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 金属からなるターゲットから、システム内のペデスタル上
    に支持されている作業基板上に材料をスパッタする方法において、上記システム
    は、上記ターゲット上の上記ペデスタルとは反対の側に配置されているマグネト
    ロンを含み、上記マグネトロンは、一方の磁気極性の内側磁極を取り囲む他方の
    磁気極性の外側磁極を含み、上記外側磁極は、上記ターゲットの中心から上記タ
    ーゲットの円周部分まで伸び、同じように伸びる円の面積よりは小さい面積を有
    しており、上記方法は、 上記ターゲットの完全スパッタリングカバレッジを達成するために、上記マグ
    ネトロンを上記ターゲットの中心の周りで回転させるステップと、 上記ターゲットに直流電力を印加することによって少なくとも部分的に上記チ
    ャンバ内へ電力を容量的に結合するが、上記チャンバ内へ電力を誘導的に結合す
    ることはなく、それによって上記作業ガスをプラズマに励起して上記ターゲット
    から上記作業基板上に上記金属をスパッタさせるステップと、 を含み、 上記直流電力の量は、200mmの直径の円形基板に対して正規化して18kWよ
    り大きくなく、それによって上記金属の少なくとも20%のイオン化密度を達成す
    ることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 上記金属は、アルミニウムからなることを特徴とする請求
    項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 上記金属は、銅からなることを特徴とする請求項28に記
    載の方法。
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