JPH11509273A - 永久磁石配列装置とその方法 - Google Patents

永久磁石配列装置とその方法

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JPH11509273A JP9505986A JP50598697A JPH11509273A JP H11509273 A JPH11509273 A JP H11509273A JP 9505986 A JP9505986 A JP 9505986A JP 50598697 A JP50598697 A JP 50598697A JP H11509273 A JPH11509273 A JP H11509273A
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ヘイマンスン,ドリアン
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スプランズ,ポール、イー
アムステッド,タマス、アー
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シーヴィシー、プラダクツ、インク
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Abstract

(57)【要約】 軸14のまわりに回転するように組み付けられている高磁束マグネトロンアセンブリー12を有するマグネトロンスパッタリングシステム10が開示されている。このアセンブリーは永久磁石アセンブリー12の配列を持っている。各永久磁石アセンブリー12はターゲット16に事実上垂直に磁化されている第一の部分と、ターゲット16に事実上垂直で第一の部分と反対に磁化されている第二の部分と、第一と第二の部分の間に挿入されていて、ターゲット16に事実上平行に磁化されている第三の部分とを持っている。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 永久磁石配列装置とその方法 発明の詳細な説明 発明の技術分野 本発明は一般にはマグネトロンスパッタリングシステムの分野に関し、特に生 産性の高い物理蒸着法(PVD)に適した高磁束の永久磁石配列装置とその方法 に関する。 発明の背景 軟磁性で高モーメントな磁性材料を高速で蒸着することはデータ格納デバイス の製造者にとって重要なことである。クラスターツールが情報量の点からコスト 有効性があり競争力があるものであるために高速で材料を蒸着しなければならな い。蒸着膜は非常に平滑で一様なものでなければならない。更に、高い応力が残 ることを避けまた薄膜ヘッド構造によくあるようなフォトレジスト膜によって侵 されることも避けるために、材料を比較的低温(150℃未満)で蒸着すること も必要である。基板温度を高くすることは、非所望な磁気異方性を生じることも ある非晶質から結晶膜への変態を起こすこともある。マグネトロンスパッタリン グシステムは、ダイオードスパッタリングシステムと比較したとき、より早い蒸 着速度と低い基板温度であるという利点がある。 幾つかの場合には、マグネトロンスパッタリングシステムを使うことは困難で ある。ターゲットが磁性材料である場合は特にターゲットが磁界の透過すること を妨げることがある。幾つかの従来のシステムにおいては、ターゲットを分割し て磁界が透過するようにしてこの問題を軽減しようとしている。しかし、空隙を 設けることは蒸着の一様性に問題を生じ、複数のターゲットを取り扱うことを困 難にしている。磁界透過の問題に対処する他の方法は、ターゲットを非常に薄く することである。これは、しかし、ターゲットを取り扱いにくいという問題を生 じる。他の方法は、マグネトロンを使わないダイオード蒸着システムを使うこと である。しかし、そのシステムは促進手段がないので、蒸着が遅い。 従来の強磁性高速スパッタ装置、米国特許第4、412、907号に示されて いるようなものは、互いの間に小さな空隙を開けた強磁性物質からなる少なくと も2つに分割した部分からなる強磁性物質のターゲットを使用していた。上に述 べたように、これはターゲットの裏におかれた磁界発生手段からの磁界がターゲ ットの表面に漏れるようにしている。この種の従来の複数のクーゲットを持った 装置は作るのに高価であり、問題となる結果を解決する必要がある。加えて、丸 いターゲットで分割したパターンは知られていない。 米国特許第4、288、687号は、ターゲット材料の飽和磁化を一時的に極 めて小さくするような、磁性ターゲット材料を持ったマグネトロンスパッタリン グ装置を示している。これは、ターゲット材料をそのキュリー点まで加熱して、 磁化を小さくしている間に磁性材料をスパッタリングすることが行われる。この 種の従来の装置は信頼性がなく、蒸着の厚みの一様性を期待できない。 米国特許第5、248、402号は、真空チャンバー内に配置したターゲット の面の近くで回転する永久磁石の配列を持ったスパッタリングシステムのマグネ トロンを述べており、その磁石の配列はリンゴの形をした断面を持っている。こ のシステムにおいては、反対極性をした磁石対の間にできた磁路はその磁石配列 の回転軸の近くのステム領域に拘束されて、そのステム領域から全体として半円 径をして外に延びた一対の向かいあった丸い房を持つ。空隙の形状はターゲット にスパッタプロファイルの深さを生じ、一様な被覆、段差を覆うこと及び段差を 覆うことの一様性を生じる。このマグネトロンスパッタリングシステムを非磁性 材料のスパッタリングに使って、非磁性膜を形成する場合には、まさにその通り である。同じことは、磁性膜を形成するのに使った場合にはいうことができない 。 磁性ターゲットから材料をマグネトロンスパッタリングする場合、ターゲット はマグネトロン磁石配列から出てくる磁力線をシャントするものとして働く。こ のように、非磁性ターゲットを透過してターゲット表面近くのプラズマを分散さ せる働きをする磁力線は、磁性ターゲット材料を通ってショートされて、プラズ マ領域に入ることを妨げられる。 発明の概要 本発明によって、生産性の高い物理蒸着(PVD)のための高磁束永久磁石配 列を持った装置および方法が提供され、それは今まで開発されていたマグネトロ ンスパッタリングシステムに伴っていた不利益や問題を事実上解消し、あるいは 軽減するものである。 本発明の一実施態様によれば、マグネトロンスパッタリングシステムが提供さ れる。このマグネトロンスパッタリングシステムは、組み合って動くことのでき る高磁束のマグネトロンアセンブリーを有し、それは軸の周りに回転する。この アセンブリーは永久磁石アセンブリーの配列を持っている。各永久磁石アセンブ リーは、ターゲットに対して垂直に磁化された第一の部分と、ターゲットに対し て垂直で第一の部分と反対方向に磁化された第二の部分と、第一と第二の部分の 中間に配置されていて、ターゲットと平行に磁化された第三の部分を持っている 。 本発明の技術的利点は、強磁性ターゲットを使って作動する強磁性高速スパッ タリング装置を提供することである。 本発明の他の技術的利点は、強磁性ターゲットの飽和磁化値よりも強い高磁界 を使う装置を提供することである。 本発明の更なる技術的利点は、双極子のように並べられた永久磁石配列を有す るマグネトロンを使うことであり、そこでは、磁極対の間のポールピースブリッ ジとして働く第三の磁石部分を使っている。 更なる技術的利点は、本発明は磁性材料を透過することのできるほど強くした 磁界源を有していて、薄いターゲットや空隙のあるターゲットを使用する必要が なく、マグネトロンスパッタリングシステムで、高透磁率の磁性ターゲットの蒸 着ができることである。 図面の簡単な説明 本発明およびその利点の更なる完全な理解は、添付の図面とともに以下の説明 を参照することで可能となるであろう。図面において、同じ参照番号は同じもの を示す。 図1は、本発明の教えに従って構成されたマグネトロンスパッタリングシステ ムの概略図である。 図2は、本発明の教えに従って構成された永久磁石配列の上面図である。 図3は、図2の永久磁石配列の断面図である。 図4Aと4Bは、図2の永久磁石配列の磁石アセンブリーの正面図と断面図で ある。 図5Aと5Bは、各々非磁性および磁性ターゲットに対する従来の磁石アセン ブリーでの磁力線を示している。 図6は、本発明の教えに従って作った磁石アセンブリーでの磁性ターゲットに 対する磁力線を示している。 図7は、本発明の教えに従って構成した磁石アセンブリーでの磁性ターゲット を通る磁束の透過をシミュレーションしたものを示す。 発明の詳細な説明 図1は、本発明の教えに従って構成したもので、全体として10として示して いるマグネトロンスパッタリングシステムの概略図である。一般に、スパッタさ れる材料のターゲットを有する真空チャンバー内でスパッタリングプロセスは起 こり、ターゲットから蒸着された材料の膜による被覆を基板上に受け取る。その 基板は、微小電子部品生産においては、しばしばウェファーであることがあるが 、その基板はまた光学部品や被覆すべき表面を持った他の構造物であることもあ る。同様な磁石配列を有するマグネトロンスパッタリングシステムは、米国特許 第5、248、402号に開示されて説明されていて、その開示はここではレフ ァランスとする。 図1に示されているように、マグネトロンスパッタリングシステム10は回転 軸14の周りに回転できる永久磁石を持った磁石配列12を有する。磁石配列1 2は、ターゲット16の近くにそれに平行に設けられている。基板18はターゲ ット16とともに真空チャンバー20内に配置されている。磁石配列12の構成 の一実施態様はもっと詳細に図2、3、4A、および4Bに示され説明されてい る。 動作としては、マグネトロンスパッタリングシステム10はターゲット16か ら基板18の上に材料をスパッターして、基板18の上にターゲット材料の膜を 形成する。磁石配列12の回転によってスパタリングプロセスにマグネトロンの 増強をする。 図2は本発明の教えに従って構成した図1の永久磁石配列12の構成の上面図 である。全体としてリンゴの形状をした磁石配列12は米国特許第5、248、 402号に開示説明されている。しかし、本発明の教えに従えば、図2の構成に は、米国特許第5、248、402号に示された各磁石対の間に位置しており、 ぶらんこ形状をすることのできる磁石を持っている。本発明は、全体としてリン ゴ形状以外の形、例えばハート型の磁石配列12をとることができることを理解 すべきである。 磁石配列12は、示すような方向に磁化した複数の永久磁石アセンブリー22 を持っている。磁石配列12はポールプレート24を持っており、その上に外側 磁石リテーナ26と内側磁石リテーナ28が載っている。ポールプレート24、 外側磁石リテーナ26および内側磁石リテーナ28は一緒になって各磁石アセン ブリー22をその位置に保持する。締め付け具30は示すように内側磁石プレー ト28と外側磁石プレート26をポールプレート24に組み付けるのに用いられ ている。各締め付け具30はねじあるいは他の適当な締め付け手段とすることが できる。各磁石アセンブリー22は締め付け具32を用いてポールプレート24 に組み付けられている。各締め付け具32は、またねじあるいは他の適当な締め 付け手段とすることができる。 磁石配列12は、各対の極磁石の間に置かれた垂直に磁化した磁石を持った永 久磁石の極対の間に延びたリンゴ形状をした磁路を作って、マグネトロンスパッ タリングシステムで作動する。垂直に磁化した磁石をそのように配置することに よって、磁束は集中して、ターゲット16が磁性材料の場合であっても、ターゲ ット16の中を透過する。磁石アセンブリー22を用いている磁石配列12は、 ターゲット16からスパッタリングする上でマグネトロンを増強する。磁石アセ ンブリー22の構造の一実施態様は更に詳細に図4Aおよび4Bに示し説明され ている。 図3は、図2の磁石配列12の断面図である。図3に示すように、外側磁石リ テーナ26と内側磁石リテーナ28はポールプレート24に組み付けられている 。外側磁石リテーナ26は締め付け具30を用いてポールプレート24に組み付 けられている。図示した実施態様においては、締め付け具はねじである。磁石ア センブリー22は示すようにまたポールプレート24に組み付けられている。締 め付け具32を用いて磁石アセンブリーをポールプレート24に組み付けている 。この構造にすることによって磁石アセンブリー22の正確な位置決めをするこ とができる。 図4Aおよび4Bは、本発明の教えに従って作られた磁石アセンブリー22の 正面図および断面図である。図4Aに示すように、磁石アセンブリー22は第一 の部分36と第二の部分38と第三の部分40を有している。磁石アセンブリー 22は、図示されているように、ハウジング42で一体に保持されている。本発 明の一実施態様において、磁石アセンブリー22の長さ42は約2.4インチで 、ハウジング42の厚さ44は約0.063インチである。第一の部分36,第 二の部分38,第三の部分40の各々は別々の構造とすることができて、3つす べての構造がハウジング42のなかに入れられている。 図4Aおよび4Bに示すように、第一の部分36は、その磁極がポールプレー ト24に垂直で、そのためにターゲット16に垂直になるように磁化した磁石を 持っている。第二の部分38は、またその磁極がポールプレート24およびター ゲット16に垂直に磁化されている。図4Bに示すように、第一の部分36のN 極はポールプレート24から遠くにあり、第一の部分36のS極はポールプレー ト24の近くにある。反対に、第二の部分38のS極はポールプレート24から 遠くにあり、第二の部分38のN極はポールプレート24の近くにある。このよ うな配置をすることによって、第二の部分38は第一の部分36と平行ではある が反対極性の磁極を持つことになる。 第三の部分40は、その磁極がポールプレート24およびターゲット16と平 行になるように磁化されている。このことによって、第三の部分40は、第一の 部分36および第二の部分38の磁化の方向と事実上直交する磁化を持つように なる。示すように、第三の部分40は第一の部分36と第二の部分38の間に位 置している。第三の部分40は、第三の部分40のN極が第一の部分36の近く に、第三の部分のS極が第二の部分38の近くになるように磁化されている。図 4Aおよび4Bに示すように、第三の部分40は全体として台形状をしており、 その台形の短辺が第一の部分36の近くにある。この第三の部分40は長方形や 正方形をすることができることを理解できるであろう。この第三の部分40は、 その台形の短辺が第二の部分38の近くになるように配置することもできること をまた理解できるであろう。第三の部分40は、本発明の教えに従って、第一の 部分36および第二の部分38で発生した磁界を強め増強するように作用する。 図4Bに示すように、第一の部分36および第二の部分38はポールプレート 24およびターゲット16に垂直に磁化されている。第三の部分40はポールプ レート24およびターゲット16に平行に磁化されている。この実施態様におい て、ハウジング42の幅46は約0.9インチであり、各磁石部分の幅48は約 1インチである。 複数の磁石アセンブリー22の各々は、磁石配列12のリンゴコア配置内に置 かれている。図2に示すように、各磁石アセンブリー22の第一の部分36は、 磁石配列12の外側のエッジに沿って配置されている。ステム領域の磁石アセン ブリー22は図4Aや4Bに示されたものとは違ったように構成されているが、 しかし磁石部分の磁極の方向は同じである。本発明の教えによれば、ここで示し 述べた実施態様と同様に他の磁石配列構造でも効果のあることを理解できるであ ろう。本発明は、PVDシステムのプラズマ部分に変更を加えないで、現在のP VDシステムに組み込むことができる。 本発明の教えに従って、磁石配列にこの磁石アセンブリーを使う技術上の利点 は、マグネトロンスパッタリングシステムにおいて生産性を上げ生産速度を上げ ることである。本発明により、より強い磁界を持った磁石アセンブリーを提供し 、より厚いターゲットを使用できるようにするとともに蒸着速度を早くする。こ の磁石アセンブリーによって、高透磁率材料を含む磁性ターゲット材料のスパッ タリングを早くする。本発明の磁石アセンブリーは、磁性ターゲットを透過する ような強い磁界を生じる。 本発明の更なる技術的利点は、磁性ターゲットのマグネトロンスパッタリング をより早い蒸着速度で出来るように、ターゲットに磁束を与えることである。本 発明の利点は、磁性ターゲットを持ったスパッタリングシステムに使われるいか なるマグネトロン配列にも適用できることである。 図5Aおよび5Bは、磁石アセンブリーからの磁力線を示している。しかし、 それはターゲットやポールプレートに平行に磁化した中間部分を含んでいないも のである。図5Aに示すように、非磁性ターゲット50は、全体として54で示 した磁石アセンブリーを持っているポールプレート52に平行に磁化されている 。磁石アセンブリー54は本発明の教えに従った平行に磁化した磁石部分を含ん でいない。磁力線56は、磁石アセンブリー54から生じた磁界を示している。 示すように、ターゲット50の表面を丁度越えた点は500ガウスよりも強い磁 界強度である。 図5Bは、磁性ターゲット60を使った場合の磁石アセンブリー54から生じ た磁力線58を示している。示すように、磁性ターゲット60は磁力線58をシ ャントするように働き、磁石アセンブリー54から生じた磁界は磁性ターゲット 60のところで実質的に減衰してしまう。示すように、磁性ターゲット60の近 くの点ではただ約26ガウスの磁界である。図5Aおよび5Bの磁石アセンブリ ー54は米国特許第5,248,402号に開示し、説明している磁石対と同様 なものである。 図6は、本発明の教えに従って構成した磁石アセンブリー22で生じた磁界の 磁力線を示している。図6は、ポールプレート64と組み合わせた磁石アセンブ リー62から生じた磁力線68をシミュレーションしたものを示している。磁石 アセンブリー62は本発明の教えに従って構成してもので、示すように、2つの 垂直に磁化された磁石部分と1つの平行に磁化された磁石部分がある。磁性ター ゲット66はポールプレート64に平行に向いており、0から1200ガウスま で100ガウス間隔の等高線で示した磁界を受けている。 磁力線68は、示した場所での磁界強度が100ガウスと200ガウスである ことを示している。図6を図5Bと比較することで、本発明の教えに従って構成 した磁石アセンブリー62は、ターゲット66を透過するような強い磁界を生じ ていることがわかる。 図6のシミュレーションは、2つの垂直に磁化した磁石の間に0.75インチ の台形の磁石部分を挿入して、0.25インチ厚の強磁性ターゲットを透過した 磁束である。示すように、ターゲット表面の磁束は少なくとも200ガウス以上 である。 図7は、図6で述べたように0.75インチの台形磁石を挿入して、0.25 インチ厚の強磁性ターゲットを透過した磁束のコンピュータシミュレーションを 示す。示すように、ターゲットの表面から0.06インチのところの磁束は56 0ガウスである。図7に示したデータは、磁石配列バッキングプレートあるいは 磁束リターンプレートの上に設けた磁石からの磁束測定を基にしている。示すよ うに、磁界はY軸に、距離はX軸にグラフにしてある。 本発明を詳細に説明したが、添付した特許請求の範囲に書かれた発明の精神お よび範囲から逸脱しない限り、これに対して種々の変更、置換および修正を行う ことが出来ることはわかるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スプランズ,ポール、イー アメリカ合衆国ニューヨーク州14618、ロ チェスタ、ラインクリッフ・ドライヴ 336番 (72)発明者 アムステッド,タマス、アー アメリカ合衆国テクサス州78735、オース ティン、ボウストローング・コウヴ 4201 番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ターゲットから物質をスパッタするのにマグネトロンスパッタリングシステ ムに使うための高磁束で回転することのできる永久磁石配列において、この永久 磁石配列は、複数の磁石アセンブリーを有し、 各磁石アセンブリーは、前記ターゲットに事実上垂直な磁化を持った第一の磁 化された部分と、前記ターゲットに事実上垂直であり、前記第一の部分と反対方 向の磁化を持った第二の磁化された部分と、前記第一の部分と前記第二の部分と の間に位置していて、前記ターゲットに事実上平行な磁化を持った第三の磁化さ れた部分とを有する永久磁石配列。 2.更に、その複数の磁石アセンブリーが組み付けられていて、全体としてリン ゴ形状配置を形作るようになっているポールプレートを有しており、 そこで、第一の部分は、その磁極がポールプレートに事実上垂直となっていて そのS磁極をポールプレートに近接しているように磁化されている第一の磁石を 有しており、その第一の磁石は更に全体としてリンゴ形状配置の外側のエッジに 沿って位置しており、 第二の部分は、その磁極がポールプレートに事実上垂直となっていて、そのN 磁極がポールプレートに近接しているように磁化されている第二の磁石を有して おり、そして 第三の部分は、第一の磁石と第二の磁石の間に位置している第三の磁石を有し ており、その第三の磁石はその磁極がポールプレートに事実上平行であり、その N磁極が第一の磁石に近接し、そのS磁極が第二の磁石に近接しているように磁 化されている、 請求項1記載のシステム。 3.更に、その複数の磁石アセンブリーが組み付けられていて、全体としてリン ゴ形状配置を形作るようになっているポールプレートを有しており、 そこで、第一の部分は、その磁極がポールプレートに事実上垂直となっていて そのN磁極をポールプレートに近接しているように磁化されている第一の磁石を 有しており、その第一の磁石は更に全体としてリンゴ形状配置の外側のエッジに 沿って位置しており、 第二の部分は、その磁極がポールプレートに事実上垂直となっていて、そのS 磁極がポールプレートに近接しているように磁化されている第二の磁石を有して おり、そして 第三の部分は、第一の磁石と第二の磁石の間に位置している第三の磁石を有し ており、その第三の磁石はその磁極がポールプレートに事実上平行であり、その S磁極が第一の磁石に近接し、そのN磁極が第二の磁石に近接しているように磁 化されている、 請求項1記載のシステム。 4.更に、内側磁石リテーナおよび外側磁石リテーナを有し、 外側磁石リテーナは内側磁石リテーナおよびポールプレートと組み合わされて 前記複数の磁石アセンブリーの各々の正確な位置決めを行うようになっている、 請求項2記載のシステム。 5.第一の部分と第二の部分と第三の部分の各々は別々な構造をしており、第一 第二および第三の部分はハウジング内に入っている、 請求項1記載のシステム。 6.第三の磁石の形は台形をしており、その台形の短辺が第一の磁石と近接し、 その台形の長辺が第二の磁石と近接している、 請求項2記載のシステム。 7.第三の磁石は第一と第二の磁石のいずれの対よりも小さくて、第一と第二の 磁石の間に位置している、 請求項2記載のシステム。 8.複数の磁石アセンブリーは全体としてハート形状配置を形成している、 請求項1記載のシステム。 9.その複数の磁石アセンブリーは全体としてリンゴ形状配置を形成しており、 更に、第一の部分はその磁極がターゲットに事実上垂直となるように磁化されて いる第一の磁石を有しており、その第一の磁石は更に全体としてリンゴ形状配置 の外側のエッジに沿って位置しており、 第二の部分はその磁極がその第一の磁石に平行であり反対極性となるように磁 化されている第二の磁石を有しており、 第三の部分は、第一の磁石と第二の磁石の間に位置している第三の磁石を有し ており、その第三の磁石は第一の磁石と第二の磁石の磁化の方向と事実上直角と なっている磁化方向を持っているように磁化されている、 請求項1記載のシステム。 10.第三の磁石は、そのS磁極が第二の磁石の近くにあるように磁化されてい る、 請求項2記載のシステム。 11.その磁石配列は、スパッタリングプロセスチャンバー内において、ターゲ ットの表面で200ガウスよりも大きい磁束密度を生じるように、0.25イン チ厚の強磁性ターゲットを通して磁束の透過をすることができる、 請求項1記載のシステム。 12.そのターゲットは磁性材料から出来た単一のターゲットである、 請求項1記載のシステム。 13.そのターゲットは1/8インチから1インチの間の厚さを持ったディスク 形状の単一のターゲットである、 請求項1記載のシステム。 14.ターゲットの上方でこのターゲットに近接しているほぼ平行な面に、複数 の磁石アセンブリーを位置させることと、 その磁化方向が前記ターゲットと実質上垂直になるように第一の磁化された部 分を位置させ、 その磁化方向が前記ターゲットと実質上垂直になっていて、前記第一の磁化さ れた部分と反対方向になるように第二の磁化された部分を、第一の磁化された部 分と同じ面の上に位置させ、そして その磁化方向が前記ターゲットと実質上平行になっているように第三の磁化さ れた部分を、前記第一の磁化された部分と前記第二の磁化された部分との間に位 置させることによって、 その複数の磁石アセンブリーを形成することと、 を包含し、 ターゲットから物質をスパッタするのにマグネトロンスパッタリングシステムに 使うための高磁束で回転することのできる永久磁石配列を形成する方法。 15.更に、その複数の磁石アセンブリーをポールプレートに組み付け、 その複数の磁石アセンブリーを全体としてリンゴ形状配置を形成するようにし、 その第一の磁化された部分を全体としてリンゴ形状をしている配置の外側のエ ッジに沿って設け、 その磁極がポールプレートに垂直となるように、そのS磁極がポールプレート に近接するように第一の磁化された部分を磁化し、 その磁極がポールプレートに垂直になるように、そのN磁極がポールプレートに 近接するように第二の磁化された部分を磁化し、 その磁極がポールプレートに平行になるように、そのN磁極が第一の磁化され た部分に近接し、そのS磁極が第二の磁化された部分に近接するように第三の磁 化された部分を磁化する、 請求項14記載の方法。 16.更に、その複数の磁石アセンブリーをポールプレートに組み付け、 その複数の磁石アセンブリーを全体としてリンゴ形状配置を形成するようにし、 その第一の磁化された部分を全体としてリンゴ形状をしている配置の外側のエッ ジに沿って設け、 その磁極がポールプレートに垂直となるように、そのN磁極がポールプレート に近接するように第一の磁化された部分を磁化し、 その磁極がポールプレートに垂直になるように、そのS磁極がポールプレート に近接するように第二の磁化された部分を磁化し、 その磁極がポールプレートに平行になるように、そのS磁極が第一の磁化され た部分に近接し、そのN磁極が第二の磁化された部分に近接するように第三の磁 化された部分を磁化する、 請求項14記載の方法。 17.更に、その第一の磁化された部分を第一の磁石から形成し、その第二の磁 化された部分を第二の磁石から形成し、その第三の磁化された部分を第三の磁石 から形成する、 請求項14記載の方法。 18.第三の磁石を台形状に形成し、その第三の磁石を第一と第二の磁石の間に 、台形の短辺を第一の磁石に近接し、台形の長辺を第二の磁石に近接させるよう に配置して、第三の磁化された部分を形成する、 請求項17記載の方法。 19.更に、その第一の磁化された部分をその磁極がターゲットに垂直となるよ うに磁化し、第一の磁化された部分を全体としてリンゴ形状配置の外側のエッジ に沿って配置し、 第二の磁化された部分を、その磁極が第一の磁化された部分に平行で、その磁 極が第一の磁化された部分に反対となるように磁化し、 第一の磁化された部分と第二の磁化された部分の間に挿入された第三の磁化さ れた部分を、第一の磁化された部分と第二の磁化された部分の磁化方向と事実上 直角となるような磁化方向を持つように磁化する、 請求項14記載の方法。 20.複数の磁石アセンブリーを有する配列で、各磁石アセンブリーは、ターゲ ットに事実上垂直な磁化を持った第一の磁石と、 ターゲットに事実上垂直な磁化方向を持ち、その磁化は第一の磁石の磁化と反 対方向である第二の磁石と、 第一と第二の部分の間に配置されて、ターゲットに事実上平行な磁化を持った 第三の磁石とを有する、 真空チャンバー内に配置されたターゲットに近接して回転する永久磁石配列内 に形成したマグネトロンを持った、 スパッタリングシステムの改良。 21.その配列は全体としてリンゴ形状配置をしている 請求項17記載の改良。 22.複数の磁石アセンブリーを有する配列で、各磁石アセンブリーは、 その磁極がターゲットに垂直になるように磁化されている第一の磁石と、 その磁極が第一の磁石と平行であり、反対極性に磁化されている第二の磁石と 、 第一の磁石と第二の磁石の間に配置されており、第一の磁石と第二の磁石の磁 化方向と事実上直角になった磁化方向を持つように磁化されている第三の磁石と を有する、 真空チャンバー内に配置された平面ターゲットに近接して回転する永久磁石配 列内に形成したマグネトロンを持った、 スパッタリングシステムの改良。 23.その配列は全体としてリンゴ形状配置をしている、 請求項19記載の改良。 24.磁石配列が複数の磁石アセンブリーを有しており、各々の磁石アセンブリ ーはターゲットを通して強力な磁界の透過をするように、ターゲットに事実上垂 直なおよび平行な磁化を持つ少なくとも2つの隣接する部分を有している、 ターゲットから物質をスパッタするためにマグネトロンスパッタリングシステ ムに使うのに適した高磁束で回転することのできる永久磁石配列。
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