JP2002536248A - 回転可能なフラップ折曲げ装置 - Google Patents

回転可能なフラップ折曲げ装置

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JP2002536248A
JP2002536248A JP2000577068A JP2000577068A JP2002536248A JP 2002536248 A JP2002536248 A JP 2002536248A JP 2000577068 A JP2000577068 A JP 2000577068A JP 2000577068 A JP2000577068 A JP 2000577068A JP 2002536248 A JP2002536248 A JP 2002536248A
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JP
Japan
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carton
flap
cylindrical segment
folding device
flaps
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JP2000577068A
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トーマス・エム・ポッテイガー
グレン・ロビンソン
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Mead Corp
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Mead Corp
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Abstract

(57)【要約】 長手軸線を有した円筒形セグメントは螺旋エッジ部を有しており、この螺旋エッジ部が、該円筒形セグメントに対して移動するカートンのための静止形フラップ折曲げ装置として機能する。この円筒形セグメントは軸線回りに往復回転可能であり、該円筒形セグメントが回転すると、前記螺旋エッジ部がカートンのフラップに当接して該フラップを折り曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続作動カートン収納装置に関わり、詳しくは、静止形フラップ折
曲げ装置及び回転可能な往復動フラップ折曲げ装置の双方の機能を具備可能とさ
れた機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
連続作動カートン収納装置 (continuous-motion cartoning machines) は、複
数の缶飲料等の物品をカートンあるいはその他の包装要部材にパッキングするの
に便利である。連続作動カートン収納装置の一例は、Ziegler 氏他による米国特
許第 5,241,806 号明細書に見ることができる。
【0003】 通常、カートン収納装置あるいはパッキング装置では、側方装填形の側部フラ
ップあるいは端部装填形の端部フラップは、フラップ折曲げ装置によって折り曲
げられ、糊剤が付着された端部又は側部パネルあるいはフラップと面一にされる
。このパッキング装置あるいはカートン収納装置の作動は、側部又は端部フラッ
プが糊剤の付着された前記側部又は端部パネル及び/又はフラップと面接触する
前に中断されることが時々ある。この作動が中断された際にカートンフラップを
、糊剤の付着された前記端部及び側部パネル及び/又はフラップに対するシール
可能な位置に折り曲げる手段を備えていれば便利であろう。さらに、カートンフ
ラップを該装置の通常の連続作動の間にシール可能な位置に折り曲げる手段を有
していれば便利であろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の好ましい実施形態では、長手軸線を有した円筒形セグメントは螺旋エ
ッジ部を有しており、この螺旋エッジ部が、該円筒形セグメントに対して移動す
るカートンのための静止形フラップ折曲げ装置として機能する。この円筒形セグ
メントは軸線回りに往復回転可能であり、該円筒形セグメントが回転すると、前
記螺旋エッジ部がカートンのフラップに当接して該フラップを折り曲げる。
【0005】 本発明のその他の優位点及び目的は以下の説明、添付の図面、及びクレームの
記載により明らかとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
全図を通し、本発明における同一の又は同様な特徴部には同一符号を付してあ
る。
【0007】 図1は、本発明の好ましい実施形態による回転可能なフラップ折曲げ装置を組
み込むのに適した連続作動カートン収納装置Mを示している。このカートン収納
装置Mでは、カートンホッパ10によって、図示の如く折り畳まれて略垂直に積
み重ねられた複数のカートンCが受け取られる。これらのカートンCは調整可能
なカートンフィーダー20によってカートンホッパ10から引き込まれて、カー
トンコンベヤ30の始点に略直立状態に置かれる。これらのカートンは該装置M
と連続的に係合した状態で移動するため、これらカートンCに包装される缶飲料
等の物品もまた、これらカートンに同期して該装置上を移動する。物品コンベヤ
40及び物品レーン装置によって、物品をカートンC内に装填する物品搬送機が
構成されている。物品をカートンC内に装填する最終作業は物品係合ホイール6
0によってなされる。側部フラップ折曲げホイール70(図1では一部が隠れて
いる)が、側部フラップを備えた各カートンの側部フラップに係合し、かつ内側
に折り曲げる。糊付け工程部80では各カートンCに糊剤が塗られる。シール工
程部90において、カートンCの端部フラップが押し込まれ、既に付着した糊剤
に接触するように折り曲げられる。このようにパックされかつシールされたカー
トンは排出工程部100から該装置の外部に排出される。
【0008】 図2は、カートンC1,C2に近接配置された回転可能なフラップ折曲げ装置
800を示している。ここでカートンC1,C2は、図中矢印801で示す下流
に向かって、該フラップ折曲げ装置800に対し並進している。上流側に位置し
たカートンC1が、下流側に位置したカートンC2と異なる点は、該カートンC
1の端部/側部壁からは端部又は側部フラップE,Fが外方に延出している点で
ある。ここで、「端部」及び「側部」との用語は本明細書中では互いに読み替え
ても構わない。折り曲げられるフラップを「側部」フラップと称しても、あるい
は「端部」フラップと称しても前記カートンCの構成及び本発明の作用は変わら
ない。同様に、「フラップ」との用語は「パネル」と読み替えても構わない。
【0009】 通常、パッキング/カートン収納装置では、糊剤は、カートンCが前記フラッ
プ折曲げ装置800に至る前に付着される。前記フラップ折曲げ装置800は、
軸線803を中心とした円筒形のセグメント(一部分)として構成された構造体
802より成るものである。この円筒形セグメント802は、フラップ接触部で
ある螺旋エッジ部804を有している。通常の装置環境においては、フラップ折
曲げ装置はカートンの両側に配置されることに留意されたい。添付図では簡略化
のためフラップ折曲げ装置を一つのみ図示したものとしている。対向配置される
フラップ折曲げ装置の構成及び作動は、上記例示したフラップ折曲げ装置800
と対称的に構成される。一台の折曲げ装置800のみについて説明するこによっ
て本発明の技術的範囲又は適用範囲が制限されることはない。
【0010】 延出フラップE,Fを備えた上流側のカートンC1が下流に搬送されると、延
出フラップE,Fとフラップ折曲げ装置800の前記螺旋エッジ部804とが徐
々に係合していく(上述したように、第二のフラップ折曲げ装置は説明の簡単の
ため示していない)。この際フラップFは、螺旋エッジ部に沿って移動していき
、最終的にはカートンCの端部/側部と面接触する。この場合、フラップ折曲げ
装置800は静止形折曲げ装置として機能する。
【0011】 図3及び図4は、本発明による往復回転形フラップ折曲げ装置による作用を示
している。本発明に係る構成要素及びその作用が明瞭となるよう、カートンC3
を点線で示してある。カートンC3は実質的に静止したものとして示してあるが
、本発明は図2に示した如く移動するカートンに対しても適用可能である。カー
トンC3を実質的に静止したものとして示したのは、本発明はこの形態で用いら
れる場合が最も多いと思われるからである。静止したカートンC3のフラップF
を閉じるために、前記フラップ折曲げ装置800が軸線803回りに回転して、
カートンの端部/側部と面接触するよう前記螺旋エッジ部804がフラップFを
内側に押し下げる。回転角は、フラップが確実に閉じられるよう設定されている
。図4に示した実施形態では、好ましい回転角度は90°となっている。図5に
示すように、前記円筒形セグメント802は、周知の何れかの駆動機構によって
回転駆動することができる。駆動機構は、例えば、前記軸線803上に位置した
駆動軸806、及び該駆動軸806と円筒形セグメント802とをつなぐ少なく
とも一本のスポーク部材808を駆動するモータである。
【0012】 図3及び図5には本発明のさらなる特徴的構成を示してある。本発明に係るフ
ラップ折曲げ装置800は、カートンCの経路上に、該カートンCの前記端壁/
側壁に沿った線が円筒形セグメント802の接触線と一致するように配設されて
いる。本発明に用いられる方法において、糊剤のビード(図5に誇張して示して
ある)が前記接触線Gに沿って付着され、これにより、カートンCが下流に移動
中に、かつ円筒形セグメント802の回転中に、前記円筒形セグメント802の
壁部がフラップFをその糊剤のラインに対して押し付ける。
【0013】 本発明により、移動中のカートンCに対して静止形フラップ折曲げ装置として
機能することができ、かつ、静止している又は移動中のカートンに対して往復回
転形フラップ折曲げ装置としても機能することができるフラップ折曲げ装置80
0が提供される。
【0014】 上記示した実施形態は、クレームされた本発明の技術範囲及び精神を逸脱しな
い範囲での変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態による回転可能なフラップ折曲げ装置
を組み入れるのに適した連続作動カートン収納装置の斜視図である。
【図2】 図1に示した装置環境において使用するのに適した、本発明の好
ましい実施形態による回転可能なフラップ折曲げ装置を、フラップ折曲げ装置に
対して並進して係合されたカートンと共に示した斜視図である。
【図3】 図2に示した回転可能なフラップ折曲げ装置を、フラップが折り
曲げられておらずかつシールされていない状態にある静止したカートンと共に示
した斜視図である。
【図4】 図3に示した本発明に係る折曲げ装置を、図3においては延出し
ていたフラップを閉じるように回転した状態で示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る折曲げ装置の下流端を、図2及び図3において斜視
図として示したカートンと共に示す端面図である。
【符号の説明】
C,C1,C2,C3 カートン F フラップ 800 フラップ折曲げ装置 802 円筒形セグメント 804 螺旋エッジ部
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月1日(2000.12.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、連続作動カートン収納装置に関わり、詳しくは、静止形フラップ折
曲げ装置及び回転可能な往復動フラップ折曲げ装置の双方の機能を具備可能とさ
れた機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】 連続作動カートン収納装置 (continuous-motion cartoning machines) は、複
数の缶飲料等の物品をカートンあるいはその他の包装要部材にパッキングするの
に便利である。連続作動カートン収納装置の一例は、Ziegler 氏他による米国特
許第 5,241,806 号明細書に見ることができる。
【0003】 通常、カートン収納装置あるいはパッキング装置では、側方装填形の側部フラ
ップあるいは端部装填形の端部フラップは、フラップ折曲げ装置によって折り曲
げられ、糊剤が付着された端部又は側部パネルあるいはフラップと面一にされる
。このパッキング装置あるいはカートン収納装置の作動は、側部又は端部フラッ
プが糊剤の付着された前記側部又は端部パネル及び/又はフラップと面接触する
前に中断されることが時々ある。この作動が中断された際にカートンフラップを
、糊剤の付着された前記端部及び側部パネル及び/又はフラップに対するシール
可能な位置に折り曲げる手段を備えていれば便利であろう。さらに、カートンフ
ラップを該装置の通常の連続作動の間にシール可能な位置に折り曲げる手段を有
していれば便利であろう。
【0004】 米国特許第 328,758 号明細書には、静止状態にあるカートンを折り曲げるた
めの折曲げ装置が開示されている。この折曲げ装置は螺旋部材を備えており、こ の螺旋部材がフラップの折曲げ動作と直交する軸線回りに回転する。この螺旋部 材は、フラップの下方を通ってフラップを内側に折り曲げる一対の螺旋状捲回部 材を備えている。
【0005】 本発明は従来の技術に関する問題の全てあるいは少なくとも一部を解決せんと するものである。
【0006】 本発明の一態様によれば、長手方向に延在した螺旋エッジ部を有した部材と該 部材を回転させる手段とを有してなる、連続的に前進しているカートンのフラッ プを折り曲げるための回転可能なフラップ折曲げ装置において、前記部材が長手 軸線回りに回転し、前記螺旋エッジ部がカートンの前記フラップに徐々に係合し ていくことにより該螺旋エッジ部に近接した前記フラップが折り曲げられるよう 構成されてなる回転可能なフラップ折曲げ装置が提供される。
【0007】 本発明の第二の態様によれば、長手軸線方向に延在した螺旋エッジ部を備えた 部材と、前記螺旋エッジ部がカートンの前記フラップに徐々に係合していくこと により該螺旋エッジ部に近接した前記フラップが折り曲げられるよう前記部材を 長手軸線回りに回転させる手段とを有してなる、カートンのフラップを折り曲げ るための回転可能なフラップ折曲げ装置において、前記部材が前記フラップの折 り曲げの後も回転し続ける際、該部材の弧状外面が、折り曲げられたフラップと 接触する位置まで付勢されることを特徴とする回転可能なフラップ折曲げ装置が 提供される。好ましくは、螺旋エッジ部を有した部材とカートンとの間には、長 手方向の相対移動を生ぜしめるコンベヤが設けられる。
【0008】 前記螺旋エッジ部は、前記部材に対して移動状態にあるカートンのための静止 形フラップ折曲げ装置として機能するよう構成することができる。
【0009】 前記部材を長手軸線回りに回転可能とし、これにより前記フラップを前記カー トンの端部と面接触するまで押し付けるようにすることができる。
【0010】 また、この折曲げ装置は、二方向に往復回転するものとしてもよい。
【0011】 前記部材の外面は弧状のものとすることができる。この外面は、実質的にU字 状のものであることが好ましい。
【0012】 本発明の第三の態様によれば、カートンのフラップを閉じる方法であって、外 方に延出したフラップを有したカートンを、請求項1ないし8の何れか一項に記 載の回転可能なフラップ折曲げ装置の近傍に、前記延出したフラップが前記螺旋 エッジ部に近接するよう配置する段階と;次いで、前記螺旋エッジ部を有した部 材を回転させて前記螺旋エッジ部に近接した前記フラップを折り曲げ始める段階 と;さらに、前記カートンのフラップに前記部材の前記弧状外面を当接させて該 フラップを該カートンの端部と面接触するように押し付けることによってフラッ プの折り曲げを続ける段階と;を備えることを特徴とするカートンのフラップを 閉じる方法が提供される。螺旋エッジ部は約90°回転させることが好ましい。
【0013】 前記螺旋エッジ部が前記カートンと係合する前に、前記フラップが押し付けら れるべき前記カートンの端壁に、前記部材におけるカートンに接する円筒壁の接 触線と一致する線に沿って糊剤を付着させるようにしてもよい。
0014】 本発明のその他の優位点及び目的は以下の説明、添付の図面、及びクレームの
記載により明らかとなる。
0015
【発明の実施の形態】 全図を通し、本発明における同一の又は同様な特徴部には同一符号を付してあ
る。
0016】 図1は、本発明の好ましい実施形態による回転可能なフラップ折曲げ装置を組
み込むのに適した連続作動カートン収納装置Mを示している。このカートン収納
装置Mでは、カートンホッパ10によって、図示の如く折り畳まれて略垂直に積
み重ねられた複数のカートンCが受け取られる。これらのカートンCは調整可能
なカートンフィーダー20によってカートンホッパ10から引き込まれて、カー
トンコンベヤ30の始点に略直立状態に置かれる。これらのカートンは該装置M
と連続的に係合した状態で移動するため、これらカートンCに包装される缶飲料
等の物品もまた、これらカートンに同期して該装置上を移動する。物品コンベヤ
40及び物品レーン装置によって、物品をカートンC内に装填する物品搬送機が
構成されている。物品をカートンC内に装填する最終作業は物品係合ホイール6
0によってなされる。側部フラップ折曲げホイール70(図1では一部が隠れて
いる)が、側部フラップを備えた各カートンの側部フラップに係合し、かつ内側
に折り曲げる。糊付け工程部80では各カートンCに糊剤が塗られる。シール工
程部90において、カートンCの端部フラップが押し込まれ、既に付着した糊剤
に接触するように折り曲げられる。このようにパックされかつシールされたカー
トンは排出工程部100から該装置の外部に排出される。
0017】 図2は、カートンC1,C2に近接配置された回転可能なフラップ折曲げ装置
800を示している。ここでカートンC1,C2は、図中矢印801で示す下流
に向かって、該フラップ折曲げ装置800に対し並進している。上流側に位置し
たカートンC1が、下流側に位置したカートンC2と異なる点は、該カートンC
1の端部/側部壁からは端部又は側部フラップE,Fが外方に延出している点で
ある。ここで、「端部」及び「側部」との用語は本明細書中では互いに読み替え
ても構わない。折り曲げられるフラップを「側部」フラップと称しても、あるい
は「端部」フラップと称しても前記カートンCの構成及び本発明の作用は変わら
ない。同様に、「フラップ」との用語は「パネル」と読み替えても構わない。
0018】 通常、パッキング/カートン収納装置では、糊剤は、カートンCが前記フラッ
プ折曲げ装置800に至る前に付着される。前記フラップ折曲げ装置800は、
軸線803を中心とした円筒形のセグメント(一部分)として構成された構造体
802より成るものである。この円筒形セグメント802は、フラップ接触部で
ある螺旋エッジ部804を有している。通常の装置環境においては、フラップ折
曲げ装置はカートンの両側に配置されることに留意されたい。添付図では簡略化
のためフラップ折曲げ装置を一つのみ図示したものとしている。対向配置される
フラップ折曲げ装置の構成及び作動は、上記例示したフラップ折曲げ装置800
と対称的に構成される。一台の折曲げ装置800のみについて説明するこによっ
て本発明の技術的範囲又は適用範囲が制限されることはない。
0019】 延出フラップE,Fを備えた上流側のカートンC1が下流に搬送されると、延
出フラップE,Fとフラップ折曲げ装置800の前記螺旋エッジ部804とが徐
々に係合していく(上述したように、第二のフラップ折曲げ装置は説明の簡単の
ため示していない)。この際フラップFは、螺旋エッジ部に沿って移動していき
、最終的にはカートンCの端部/側部と面接触する。この場合、フラップ折曲げ
装置800は静止形折曲げ装置として機能する。
0020】 図3及び図4は、本発明による往復回転形フラップ折曲げ装置による作用を示
している。本発明に係る構成要素及びその作用が明瞭となるよう、カートンC3
を点線で示してある。カートンC3は実質的に静止したものとして示してあるが
、本発明は図2に示した如く移動するカートンに対しても適用可能である。カー
トンC3を実質的に静止したものとして示したのは、本発明はこの形態で用いら
れる場合が最も多いと思われるからである。静止したカートンC3のフラップF
を閉じるために、前記フラップ折曲げ装置800が軸線803回りに回転して、
カートンの端部/側部と面接触するよう前記螺旋エッジ部804がフラップFを
内側に押し下げる。回転角は、フラップが確実に閉じられるよう設定されている
。図4に示した実施形態では、好ましい回転角度は90°となっている。図5に
示すように、前記円筒形セグメント802は、周知の何れかの駆動機構によって
回転駆動することができる。駆動機構は、例えば、前記軸線803上に位置した
駆動軸806、及び該駆動軸806と円筒形セグメント802とをつなぐ少なく
とも一本のスポーク部材808を駆動するモータである。
0021】 図3及び図5には本発明のさらなる特徴的構成を示してある。本発明に係るフ
ラップ折曲げ装置800は、カートンCの経路上に、該カートンCの前記端壁/
側壁に沿った線が円筒形セグメント802の接触線と一致するように配設されて
いる。本発明に用いられる方法において、糊剤のビード(図5に誇張して示して
ある)が前記接触線Gに沿って付着され、これにより、カートンCが下流に移動
中に、かつ円筒形セグメント802の回転中に、前記円筒形セグメント802の
壁部がフラップFをその糊剤のラインに対して押し付ける。
0022】 本発明により、移動中のカートンCに対して静止形フラップ折曲げ装置として
機能することができ、かつ、静止している又は移動中のカートンに対して往復回
転形フラップ折曲げ装置としても機能することができるフラップ折曲げ装置80
0が提供される。
0023】 上記示した実施形態は、クレームされた本発明の技術範囲及び精神を逸脱しな
い範囲での変更が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン・ロビンソン アメリカ合衆国・ジョージア・30022・ア ルファレッタ・アプスレイ・ウェイ・740 Fターム(参考) 3E049 AA02 AB06 DA04 DB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手軸線回りに回転可能とされた螺旋エッジ部を有した円筒
    形セグメント構造体を備えて成る回転可能なフラップ折曲げ装置。
  2. 【請求項2】 カートンのフラップを閉じる方法であって、 外方に延出したフラップを有したカートンを、螺旋エッジ部を有した円筒形セ
    グメント構造体の近傍に、前記延出したフラップが前記螺旋エッジ部に近接する
    よう配置する段階と、 前記円筒形セグメント構造体を回転させて、前記カートンの前記フラップをカ
    ートンの端部に面接触するように押し付ける段階と、 を備えてなるカートンのフラップを閉じる方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、前記円筒形セグメント構造体
    を約90°回転させることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法において、前記円筒形セグメント構造体
    が前記カートンと係合する前に、前記フラップが押し付けられるべき前記カート
    ンの端壁に、前記円筒形セグメント構造体におけるカートンに接する円筒壁の接
    触線と一致する線に沿って糊剤を付着することを特徴とする方法。
JP2000577068A 1999-10-21 1999-10-21 回転可能なフラップ折曲げ装置 Pending JP2002536248A (ja)

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ATE265359T1 (de) 2004-05-15
DE69916872T2 (de) 2005-05-12
DE69916872D1 (de) 2004-06-03
CA2347636C (en) 2007-04-17

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