JP2002536162A - 渦巻ろ過モジュールを密封する方法 - Google Patents

渦巻ろ過モジュールを密封する方法

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JP2002536162A
JP2002536162A JP2000598258A JP2000598258A JP2002536162A JP 2002536162 A JP2002536162 A JP 2002536162A JP 2000598258 A JP2000598258 A JP 2000598258A JP 2000598258 A JP2000598258 A JP 2000598258A JP 2002536162 A JP2002536162 A JP 2002536162A
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JP2000598258A
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マクダーモット、トーマス
ルース、マーチン
ジェンズ、ステフェン
コバー、ロバート
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コック メンブラン システムズ インコーポレーテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • B01D63/101Spiral winding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
    • B29C53/56Winding and joining, e.g. winding spirally
    • B29C53/562Winding and joining, e.g. winding spirally spirally

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 渦巻ろ過モジュ−ル(10)を作製する方法が提供されている。モジュ−ルは、中央浸透液担体管(12)を備えている。この方法は、少なくとも1枚のろ葉を浸透液担体管(12)の周りに巻くことを含んでいる。ろ葉は、第1の膜シ−ト(18)、浸透液担体シ−ト(16)及び第2の膜シ−トを備えている。巻きステップは、浸透液管(12)の各端で浸透液管から半径方向に外向きに広がる端面を作る。巻き操作の後、ろ過モジュ−ル(10)は、巻かれた状態に保たれる。次に、接着剤が各端面に塗られ、真空が浸透液管(12)の各端を通して加えられる。真空が加えられている間、浸透液管(12)及びろ葉組立体は、接着剤が固まるまで、遠心機の中で回わされる。回転操作の後、モジュ−ル(10)の各端面は、供給スペ−サスクリ−ン(24)に沿った接着剤のレベルと浸透液担体シ−ト(16)に沿った接着剤のレベルの間の距離で切られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、一般的に言えば限外ろ過技術に関し、詳しく言えばクロスフローろ
過に用いる渦巻ろ過モジュールの構成要素を密封する方法に関する。
【0002】 本出願において用いられている用語「限外ろ過」は、ミクロろ過、ナノろ過、
限外ろ過、逆浸透及びガス分離を含むつもりである。 典型的な限外ろ過装置は、ろ過される流体が通過する複数の渦巻巻きろ過モジュ
ールから成る。
【0003】 このような渦巻ろ過モジュールは、浸透液担体材料(通常、商用名「トリコッ
ト(TRICOT)」の下で販売されている多孔性フェルトまたは織物材料)の層が2
枚の膜シートに挟まれている葉から成っている。膜シートは、裏当て材料に一体
的に接合された膜材料から成る。膜材料が外方に面するように、膜シートは浸透
液担体材料に対して配向される。膜シートは、普通、二つの半体を一体的に接合
された葉を作るように、それらの長さに沿って一度折られる。葉の外側縁は、次
に片側全部を密封され、半径方向から膜を通して浸透液担体に接近できるように
する。膜モジュールは、ろ過された製品、すなわち浸透液を集めるための穴を中
に有する浸透液管の周りに、1枚以上の膜葉を巻きつけることによって作られる
。膜葉は、各葉の密封されてない縁を浸透液管に隣接し、浸透液管の長さに沿っ
て向けて置かれ、浸透液が浸透液管に流入できるようにする。
【0004】 各膜葉は、供給スペーサスクリーンによって隣接した葉から分離され、供給ス
ペーサスクリーンは、供給流体の流れに適応させるために比較的大きいメッシュ
・サイズのものである。膜葉及び供給スペーサスクリーンは、渦巻状に浸透液管
の周りに巻きつけられる。膜葉が巻かれたあと、ある種の外部抑制手段、例えば
、堅いシェル、ストラップまたはバイパススクリーン、または、それらの組合せ
を用いて渦巻状に巻かれた葉を管の周りで緩まない構造に保つことができる。渦
巻形モジュールは、次にろ過されている流体が貫流するとき、モジュールを横切
るわずかな圧力降下で動作するパイプ状のハウジングまたは圧力容器に入れられ
る。
【0005】 使用時には、被ろ過製品は、モジュールの一端面で圧力を受けて導入され、モ
ジュールに軸方向に沿って供給スペーサ・スクリーンを通って移動できるように
される。膜葉の外側縁が密封されているので、供給流体は最初に膜シートを通過
することなく浸透液担体材料に入らないようにされる。供給流体が供給スペーサ
・スクリーンに沿って軸方向にモジュールを通って流れるときに、浸透液は、膜
シートを通過することができて、浸透液担体シートによって浸透液担体管(以下
単に浸透液管という)の方に向けられる。濃縮物がモジュールの一端から除去さ
れ、浸透液が浸透液管を通して除去される。渦巻モジュールでのこの種のろ過は
、多くの異なる用途に対して便利である。しかし、これらのモジュールを製造す
ることには、いくつかの問題点がある。
【0006】 外部の層が円周の距離が大きくなっているために、内部の層より長い距離を進
む必要があるので、渦巻ろ過モジュールを巻くときに、葉及び供給スペーサスク
リーンの層は互いに関して摺動できなければならない。したがって、膜葉の外側
の縁を、浸透液担体材料を間に挟んで、互いに対して密封するために、通常三分
の二がエポキシまたはウレタンである湿性接着剤を使用することが現在大部分の
製造業者の慣例である。この接着剤は、浸透液担体材料または膜シートの後ろ側
のどちらかに、または、両方に塗られる。それは、それらの一方が他方の上に置
かれるからである。渦巻はそれから、接着剤が濡れている間に巻かれ、接着剤は
、渦巻が巻かれたあと、硬化させることができる。接着剤の追加のビードが、モ
ジュールに軸方向に沿って各の葉の最下部を横切って、一方の合わせ目から他方
まで塗られる。この軸方向のビードは、モジュールを巻く前後のどちらでも塗る
ことができる。
【0007】 渦巻モジュールの外側の縁を巻く前に湿性接着剤を塗ることによって密封する
ことは、多くの不都合をもたらす。たとえば、接着剤の塗布方法は、現在手動で
行なわれている。このように、この方法は労働集約的である。多数の葉を有する
モジュールが製造されるときに、この労働集約的な方法は倍加される。一般的に
、最低3枚乃至20枚ぐらいまでの葉が渦巻巻きモジュールに存在する。
【0008】 巻操作の前に湿性接着剤を塗布することのもう一つの欠点は、膜シートと浸透
液担体材料の間に結果として生じる合わせ目が自動化された接着剤塗布制御のな
いためにむらができる傾向があることである。モジュールが巻かれて締められる
とき起こる接着剤の不均等な延びが、更に、不均等な合わせ目のできる一因とな
る。不規則な合わせ目は、合わせ目が若干の領域において必要であるより広いこ
とを意味し、このことは、潜在的な活性膜領域を無駄にする。換言すれば、必要
な領域を越えて密封されるあらゆる膜領域が有用な膜表面領域をなくす。また更
に、不均等な合わせ目は、衛生に関する用途で求められるレベルまでモジュール
をきれいにすることをむずかしくする。一定してまっすぐな合わせ目を有するモ
ジュールより不均等で不規則な合わせ目を有するモジュールを正確にきれいにす
ることは、さらにむずかしい。
【0009】 更に、現在の湿性接着剤の方法を用いると、接着剤がせん断されることを確実
にするために、各層が互いに関して摺動するように巻き方に注意しなければなら
ない。この種の注意がされない場合、しわが材料のうちの一つ以上に生じて、欠
陥のある膜モジュールをもたらす。しかし、湿性接着剤を用いるとき、未硬化の
接着剤によって材料に生ずる摩擦のために、巻き締める間にしわになるのを避け
ることはむずかしい。更に、湿性接着剤を用いて膜モジュールを巻くとき、各層
の両外側縁は、モジュール全体にわたって同じ直径が確実に形成されるようにす
るため及び巻き付けの間に緩まないチャネルを得るように、各層を平らにするよ
うにするために一様に張力をかけなければならない。現在の方法を用いて接着剤
を適所に置いた場合、材料に適正に張力をかけること及び一様で緩まないチャネ
ルを巻き操作の中に作るように多くの層を平らにすることは困難である。各層に
一様な張力を加えることにはこのような困難があるために、修復の必要がある空
隙を有する合わせ目のあるモジュールを生ずる可能性がある。
【0010】 現在の湿性接着剤法を用いることのさらなる欠点は、用いられる接着剤が膜葉
の縁の近くにある比較的開放的な裂け目から流れ出すのを阻止するのに十分に高
い粘性をもっていなければならないことである。しかし、この高粘性は、膜シ−
トの裏当てにある孔に十分な接着剤の浸透を行なわせることを困難にする。適当
な接着剤の浸透がないと、膜シ−トと浸透液担体の間の密封は、不完全になる可
能性がある。従って、高粘性接着剤を必要とすることに対して各層を一つに十分
に保持するように、膜シ−トの裏当ての中へ適切に浸透する接着剤を必要とする
ことの間のバランスをとることは難しい。 従って、上述の既存の構成と方法の欠点と欠陥を克服する装置が要求される。
【0011】 発明の簡単な概要 従って、本発明の一つの目的は、巻き操作の前に湿性接着剤を塗ることを無く
すか又は少なくする渦巻膜モジュ−ルを提供することである。
【0012】 本発明のもう一つの目的は、渦巻モジュ−ルを製作するのに必要な労働の量を
少なくする渦巻膜モジュ−ルを形成する方法を提供することである。
【0013】 本発明のもう一つの目的は、一様な外径をさらに一貫して達成する渦巻ろ過モ
ジュ−ルを製作する方法を提供することである。
【0014】 本発明のもう一つの目的は、モジュ−ルの葉により平らな縁合わせ目を与える
渦巻ろ過モジュ−ルを製作する方法を提供することである。
【0015】 本発明のもう一つの目的は、より平らな継ぎ目を有し、巻き操作の前に湿性接
着剤を塗布するのを少なくする渦巻モジュ−ルを形成するのに有用な製作用品を
提供することである。
【0016】 本発明によれば、中心浸透液担体管を用いる渦巻ろ過モジュ−ルを作製する方
法には、浸透液管の周りに少なくとも1枚のろ葉を巻くことがある。ろ葉には、
第1の膜シ−ト、浸透液担体シ−ト、及び各膜シ−トの裏当て側を浸透液担体シ
−トの方へ内方に向け、膜を分離する面を外方に向けている第2の膜シ−トがあ
る。各葉は、普通、膜シ−トの外向き表面の一つに隣接して置かれ、隣接膜面を
巻き操作中及び後で互いに接触しないようにする供給スペ−サを伴っている。
【0017】 巻きステップは、浸透液管の各端で浸透液管から半径方向に外向きに広がる端
面を作る。巻き操作のすべて又はいく分かを完了する前又は完了時に、継ぎ目が
各葉の下部にほぼ一方の端面から他方の端面まで軸方向にモジュ−ルに沿ったの
りのビ−トの塗布又は何らかの適当な手段によって形成される。合わせ目は、2
枚の膜シ−トの裏当て面の下部をそれらのシ−トの間に配置された浸透液担体シ
−トの下部とともに密封する。巻き操作の後、ろ過モジュ−ル組立体は、巻かれ
た状態に維持される。浸透液管と渦巻きモジュ−ルの組立体は、遠心機の中で回
される。モジュ−ルが回される前又は回されるとすぐ、接着剤がモジュ−ルの一
端又は両端に入れられる。接着剤が一端にだけ入れられると、他端の露出した浸
透液チヤネルは、何らかの適当な手段によって密封されなければならない。次に
真空が浸透液管の少なくとも一端を通して加えられる。モジュ−ルは、回転され
て、接着剤が少なくとも一部分固まるまで真空が保たれる。真空の印加と回転作
用は、接着剤を供給スペ−サシ−トに沿ってよりも遠くに浸透液担体シ−トに沿
って引き込むように働く。回転操作後、影響を受けた面は供給スペ−サシ−トに
沿った接着剤のレベルと浸透液担体シ−トに沿った接着剤のレベルの間の距離の
ところで切断される。
【0018】 前述の方法は、これ以前に述べた目的及び以下の説明と特許請求の範囲から切
り離せないその他の目的を達成する。
【0019】 発明の詳細な説明 最初に図1を参照すると、本発明の方法に従って製作された渦巻きろ過モジュ
−ルが数字10によって総括的に表されている。モジュ−ル10は、周辺の周り
に間隔をあけて配置された複数の孔14のある浸透液管12を中心に備えている
。孔14は、浸透液管12の外部と内部の間の液体の連通を可能にしている。浸
透液管12は高強度不活性プラスチックなどの適当な堅い材料で構成される。適
当な材料の例としては、ポリスルホン、ポリ塩化ビニル及びポリフエニレン酸化
物などがある。堅くてろ過される材料と共存性のあるその他の適当な材料は使用
しても差支えない。
【0020】 浸透液管12の周りあって、それと液体連通をしているのが浸透液担体材料1
6(以下浸透液担体という)である。浸透液担体16は、ろ過された浸透液を浸
透液管の軸方向長さに垂直な方向に図1の矢印Bによって示されたように運ぶ。
浸透液担体16に適当な材料は、当該技術において周知であり、多孔性フェルト
又は織物材を含んでいる。例えば、商標名トリコット(TRICOT)で売られ
ている材料が浸透液担体16に適当な材料である。
【0021】 浸透液担体のどちらの側にもあるのは、膜面20及び裏当て材料22を有する
膜シ−ト18である。膜シ−ト18は、膜面20が浸透液担体16に関して外方
に面するように配向されている。すなわち、裏当て22が浸透液担体16に面し
ている。膜面20及び裏当て材料22は、膜シ−ト18を形成するために当該技
術において周知の技術によって一体に結合される。膜20に使用できる材料には
、周知の孔構造とろ過能力を有するシ−トに加工できる広範囲の熱可塑性樹脂が
ある。好ましい材料がポリエ−テルスルホンである。
【0022】 裏当て材料22として使用できる材料には、膜を強化するのに必要な強さ及び
膜に一体に巻きつけられるが、浸透液の膜を通る通過を妨げない能力を有する織
又は不織合成材料がある。適当な裏当て材料には、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン及び一般に「ナイロン」といわれているポリアミド重合体の族
がある。
【0023】 膜シ−ト18の表面20に隣接して配置されているのは、被ろ過流体が膜モジ
ュ−ル10に軸方向に沿って移動することのできる比較的大きなメッシュサイズ
を有する供給スペ−サスクリ−ンである。殆んどの場合に、供給スペ−サスクリ
−ン24が、用いられるが、モジュ−ルをこの構成要素なしで構成することが可
能であり、当該技術において周知である。一般に、供給スペ−サスクリ−ン24
は、向かい合った膜面20の間の空間を維持する任意の不活性材料で形成される
。さらに、供給スペ−サスクリ−ン24は、膜モジュ−ルに軸方向に沿って移動
するように、流体をろ過できなければならない。好ましい材料は適当に開いて、
チャネルを形成する格子材料、例えば、重合体の格子又は波形若しくは網目材料
、である。これらのうちの好ましいのは、ナル・プラスチック(Nalle P
lastic)から商標名「ベクサ−(VEXAR)」で市販されているものの
ような、ポリプロピレン又はその他のポリオレフィン網材料である。
【0024】 当該技術で知られているように、浸透液管12の軸方向長さに沿っている隣接
膜シ−ト18の縁は、供給スペ−サスクリ−ン24を通って流れる流体が浸透液
管12に接近できないように密封される。代りに、膜シ−ト18を浸透液管12
に隣接している折り目及び膜面20が互いに向き合うように折り目内に配置され
た供給スペ−サスクリ−ン24と折り重ねてもよい。この構成において、浸透液
管12への接近を浸透液担体16を通ってだけ可能にする。
【0025】 浸透液担体16、膜シ−ト18及び供給スペ−サスクリ−ン24は、従って、
浸透液管12の周りに、浸透液担体16を浸透液管12に隣接し、浸透液管と液
体連通して配置して、渦巻き状に巻かれる。供給スペ−サスクリ−ン24の一連
の層についていえば、膜−ト18、浸透液担体16及びろ過要素26、普通複数
のろ過要素26、としての第2の膜シ−ト18が浸透液管12の周りに渦巻き状
に巻かれる。当該技術において知られているように、ろ過要素26は、選択的に
供給スペ−サスクリ−ン24なしで形成されてもよい。
【0026】 膜モジュ−ル10が巻かれた後、組立体は、当業者に周知のように、拘束バン
ド若しくは外包み又はそれらの組合せを用いることによって巻回状態に保持され
る。次に、モジュ−ルは、ろ過されている流体が貫流するときモジュ−ルを横切
るわずかな圧力降下で使われるハウジング又は圧力容器の中へ装着できる。動作
時には、被ろ過流体は、図1の矢印Aによって示されたように、膜モジュ−ル1
0の一方の端面で導入される。流体は、膜モジュ−ルに軸方向に沿って供給スペ
−サスクリ−ン24を通って移動する。供給流体が膜シ−ト18の表面20に遭
遇すると、浸透液が浸透液管12の軸線に垂直な方向に膜シ−ト18を通過する
。浸透液が膜を通過したあと、それは、矢印Bの方向に浸透液担体16に沿って
移動し、孔14を通って終いに浸透液管12に入る。浸透液は、浸透液管12を
通って膜モジュ−ルを出て、濾液は供給スペ−サスクリ−ン24に沿ってモジュ
−ルを軸方向に通って移動する。
【0027】 以上のことから分るように、供給流体が最初に膜シ−ト18を通らないで浸透
液担体16に入らないようにするために、膜シ−ト18のすべての縁を浸透液管
12に隣接した縁を除いて浸透液担体16の対応する縁に対して密封することが
必要である。従来のろ過モジュ−ルは、普通この密封を達成するために1/2又
は、2/3がエポキシ又はウレタンである湿性接着剤を用いていた。従来技術に
おいて、湿性接着剤は、浸透液担体16及び/又は裏当て材料の上に巻き操作の
前に付けられる。次に、モジュ−ルは、接着剤が湿っていて所定の位置に保持さ
れている間に巻かれるが、接着剤は硬化できる。上述のように、この従来の方法
には多数の問題点がある。
【0028】 本発明によるモジュ−ルを作る方法において、膜モジュ−ルは、上述のように
各要素を所定の位置に置いて巻かれる。しかし、この巻き操作の間に、接着剤は
膜シ−ト18又は浸透液担体16の縁に沿ってはつけられない。この初期の乾燥
巻き操作は、図3の28に示されている。この方法において、従来の方法と同様
に、各ろ過要素26は、浸透液担体16を介して浸透液管12に接近できるよう
にして浸透液管12に結合される。巻き操作のすべて又は幾分かの前又は後のい
ずれかで、縦軸縁30は、図3の32に示されたように接着剤又はその他の適当
な手段で密封され、浸透液担体16と膜シ−ト18の間の軸方向合わせ目を密封
するようにする。
【0029】 供給スペ−サ24がモジュ−ル10において用いられていない場合、接着剤の
浸み込みを可能にするように隣接膜シ−ト18の間に間隔をあけることが必要で
ある。モジュ−ルの軸方向に沿った長さより短い供給スペ−サ材料24のストリ
ップをこの目的に使用できる。
【0030】 巻き操作の後モジュ−ルがほどけないように、外部拘束機構がモジュ−ルに適
用される。その後、34に示されるように、真空管継手が浸透液管12の少なく
とも一端に付けられる。真空管継手が一端にだけ付けられる場合、他方の端はプ
ラグで密封されなければならない。真空管継手は、真空を浸透液管12を介し、
浸透液担体16を介して引くことを可能にする。真空管継手は、浸透液管12と
気密シ−ルを形成するように形作られている。次に、端キャップがこの方法が適
用される予定のモジュ−ルの一端又は両端にかぶせられる。端キャップにある開
口が、真空管継手と気密連通をするとともに真空ポンプに接続されているコネク
タに適応している。端キャップは、普通、モジュ−ルの軸方向に沿って、約5c
m(2in)ないし7.6cm(3in)が好ましい所定の距離延びている。
【0031】 本発明においては、モジュ−ルの両端を同時に密封すると同様に、一端を一度
に密封することを考えられている。一端だけが密封されるべき場合、他方の端で
露出された開放浸透液チヤネルは、この処理の前に機械的にか又はワックスなど
の除去可能な密封剤を用いるかのどちらかで一時的に密封される必要がある。
【0032】 端キャップと真空管継手を所定の位置につけた後、全組立体がステップ36で
遠心機内に入れられる。モジュ−ルは遠心機の回転軸がモジュ−ルの縦の中心と
位置が合うように、遠心機内に取付けられる。モジュ−ルを回転させる回転軸は
、浸透液管12の縦軸に垂直である。40に示されたように、次に各真空管継手
が真空源に接続される。各端キャップは、次に、接着剤だめに結合される。 次に、ステップ42において、遠心機が膜モジュ−ルを回転するために作動さ
れる。この回転は、膜モジュ−ルの縦の中点から半径方向に外方に離れるように
遠心力を加えるように作用する。膜モジュ−ルに適用される回転速度は、加えら
れる力を決める。ステップ44において、接着剤が端キャップに導入される。静
止ヘッドが、巻かれたモジュ−ルの全端面を、接着剤がモジュ−ルの中へ著しく
軸方向に浸透することなく、完全に濡らすように、接着剤だめに設置されて維持
される。遠心機によって加えられる力はモジュ−ルの端面にある接着剤が毛細管
作用によって供給スペ−サスクリ−ン24に沿って供給チャネルの中に引込まれ
るないようにする。遠心機が回転すると、真空源は、ステップ42において作動
して、真空をモジュ−ル10の浸透液管に加える。これは、接着剤を端キャップ
から2枚の膜シ−ト18の間を浸透液担体16に沿って内方に引き込む。回転速
度、従って遠心力、と真空は、接着剤が浸透液担体に沿って所定の距離だけモジ
ュ−ルに引き込まれるように、互いに調整される。図2に見られるように、真空
力は、接着剤を供給スペ−サに沿ってより浸透液担体に沿って深く内方に引き込
む。接着剤の浸透液担体に沿う移動のための好ましい距離が5.1cm(2in
)と7.6cm(3in)の間である。
【0033】 遠心機は、膜モジュ−ルを回し続け、真空は接着剤が固まるまで絶えず加えら
れる。接着剤が十分に固った後で、渦巻モジュ−ルは遠心機から外される。モジ
ュ−ルが外された後、端キャップと真空管継手は外され、モジュ−ルは、モジュ
−ルの終端が供給チャネルを開けるために切取られる仕上げステップ46に運ば
れる。両端が切断される前は、接着剤は、供給チャネルと隣接膜シ−ト18の間
の領域の両方を浸透液担体16に沿って塞いでいる。膜モジュ−ルを作動可能に
するために、供給チャネルは、流体がモジュ−ルの軸方向に沿って図1の矢印A
の方向にスペ−サ24を通って移動できるように開いていなければならない。さ
らに、膜シ−ト18は、供給流体が最初に膜シ−ト18を通って移動しないで浸
透液担体に入ることができないように、浸透液担体16に固定されたままでなけ
ればならない。
【0034】 上述の方法の実施を通じて、接着剤は、図2に見られるように、浸透液担体1
6に内向きに沿って真空源によって、接着剤がスペ−サ24に沿って移動できる
より長い距離引かれる。モジュ−ルの両端を切断することによって、供給チャネ
ルは開かれ、一方浸透液担体は供給流体に対して閉じままである。これを完成す
るために、両端は、接着剤のスペ−サに沿った終縁と接着剤の浸透液担体に沿っ
た終縁の間の点で切断される。
【0035】 本方法の一例として、10.2cm(4in)の外径と90.2cm(35.
5in)の長さを有する渦巻体を製作できる。渦巻体は、両端を切断する前約9
7.8cm(38.5in)の長さであろう。渦巻体は、回転されるために遠心
機の中に置かれる。渦巻体は、約66gの遠心力を与える360回転毎分の速度
で回される。38cm(15in)Hgの真空が回転操作の間加えられる。この
真空は、浸透液担体に内方に沿ってモジュ−ルの端から約6.4cm(2.5i
n)接着剤を引き込む。真空と遠心力は、約1時間加えられる。しかし、必要な
時間は、使用される接着剤によって変る。回転操作の後、各端面は、浸透液担体
に沿った接着剤の終縁と供給スペ−サに沿った接着剤の終縁の間の点で切断され
る。
【0036】 上述の方法は、渦巻膜シ−トを製作するのに必要な労働の量を大いに減らす。
さらに、この方法は、巻き操作の前に、湿性接着剤をモジュ−ル葉に塗る必要を
少なくし、そのことは、一様な外径を有するモジュ−ルをより一貫して作ること
を可能にする。なおさらに、上述の方法を用いることによって、作られた縁合わ
せ目は、手で塗られる接着剤を用いて普通に作られたものよりも平らである。
【0037】 前述のことから、本発明は、上述したすべての目的を、その構造に固有のその
他の利点とともに達成するのによく適するものであることが分るであろう。いく
つかの特徴及び副組合せが有益であり、その他の特徴及び副組合せに関係なく使
用され得ることが分かるであろう。これは、特許請求の範囲の各請求項の範囲に
よって企図され、それらの範囲内にある。
【0038】 多くの可能な実施態様を本発明の範囲から外れることなく、本発明で作ること
ができるので、こゝに述べ又は添付図面に示したすべては例示として解釈される
べきで、制限的意味に解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を具体化するろ過モジュ−ルの部分分解斜視図である
【図2】 図1の線2−2に沿って見た部分拡大断面図である。
【図3】 本発明による渦巻モジュ−ルの作製法を例示する図解図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジェンズ、ステフェン アメリカ合衆国マサチュセッツ州01890 ウインチェスター フランクリン ロード 19 (72)発明者 コバー、ロバート アメリカ合衆国マサチュセッツ州02093 ウレンサム ビーチ ストリート 203 Fターム(参考) 4D006 GA03 GA04 GA06 GA41 HA62 JA19C JB04 MA03 MC22 MC23 MC62

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さに沿って孔を有する浸透液担体管を間に挟んだ第1及び第2
    の膜シートから成るろ葉から渦巻ろ過モジュールを作成する方法であって、 前記方法が前記浸透液担体管の軸に垂直な平面内に伸びる向かい合った渦巻形の
    端面を与えるために前記管に少なくとも一つの前記ろ葉を巻きつける段階と、前
    記端面の少なくとも一つに液体接着剤を供給する段階と、軸方向に前記液体接着
    剤を前記端面から引き離すために前記浸透液担体管を通して真空を加える段階と
    、前記ろ葉に前記真空の影響で前記液体接着剤が動くのに逆らうように作用する
    遠心力をかける段階とを備え、それによって、前記接着剤が前記浸透液担体に入
    る流れが前記遠心力と前記真空によって加えられた力を調整することによって制
    御される渦巻ろ過モジュール作製方法。
  2. 【請求項2】前記ろ過モジュールは、被ろ過液を前記ろ葉に向けるために、少
    なくとも2枚の前記ろ葉及び隣接したろ葉の間に供給スペーサスクリーンを備え
    ており、前記調整する段階は、前記接着剤の前記浸透液担体中への軸方向の流入
    が前記供給スペーサスクリーン中への接着剤の流入より長い距離できるようにし
    ている請求項2に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記真空を加える段階は、真空を前記浸透液担体・管の両方の端
    に同時に加えることから成る請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記真空を加える段階は、真空を前記浸透液担体・管の一方の端
    に加えることから成る請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記ろ葉に遠心力をかける前記段階は、前記真空を加える段階と
    同時に行われる請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記遠心力をかける段階と前記真空を加える段階は、前記接着剤
    が少なくとも部分的に固まり終わるまで続けられる請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】真空を加える段階の前に前記ろ過モジュールの各ろ葉の外側の軸
    方向縁を密封することを更に含む請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記モジュールは、遠心力をかける段階を実行するために遠心機
    内に置かれる請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】接着剤が固まったあと、供給スペーサスクリーンに沿った接着剤
    の終端縁と浸透液担体に沿った接着剤の終端縁の間の場所で各端面を切断するこ
    とを更に含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】浸透液担体管は縦軸を有し、ろ過モジュールは浸透液担体管の
    縦軸に垂直である軸の回りに遠心機の中で回される請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】渦巻ろ過モジュールを形成するのに用いる製作用品であり、前
    記用品は、長さに沿って複数の孔を有する浸透液担体管と、第1及び第2の膜シ
    ート及び前記2枚の膜シートに挟まれた浸透液担体シートを有し、前記浸透液管
    に巻きつけられて前記浸透液管の軸に垂直な平面内に伸びる向かい合った渦巻形
    の端面を作る少なくとも1枚のろ葉と、各端面にほぼ沿って配置され、各前記端
    面から軸方向に内方に隣接した膜シート間の領域に沿ってより長い距離前記浸透
    液担体に沿って延びる接着剤を含む渦巻ろ過モジュール形成用製作用品。
  12. 【請求項12】前記ろ過モジュールは、被ろ過液を前記ろ葉に向けるために、
    少なくとも2枚の前記ろ葉及び隣接したろ葉の間に供給スペーサスクリーンを備
    え、前記接着剤は、各前記端面から軸方向に内方に前記供給スペーサスクリーン
    に沿ってよりも長い距離前記浸透液担体に沿って延びる請求項11の製作用品。
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