JP2002534812A - 半導体固体レーザ光導波路励起装置及び方法 - Google Patents

半導体固体レーザ光導波路励起装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、略946nmに中心を有する放出光λssを出力する固体レーザ(22)を含み、該λss出力がレイジング導波路(24)に入力された場合にレイジング導波路が略980nmに中心を有する放出光λyを生成する様にイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路(26)を有するレイジング導波路(24)が接続されている。本発明は、光導波路増幅器装置に対する励起光の使用について更に含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願の引用】
本出願は、1999年1月8日出願の米国仮特許出願第60/115,229
号の優先権を主張するものであり、この内容を基にすると共に、関連としてここ
に組み入れる。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体に光導波路装置、半導体レーザ、固体レーザに関するものであ
り、特に光導波路増幅器の励起用レーザに使用される。 光増幅器及びレーザは、光ファイバ通信システムに使用される重要な部品であ
る。光ファイバを伝送する光信号は、光ファイバを進行するに従い、弱まる傾向
にある。光増幅器は、弱まった光信号等の増幅し、かつ信号の光特性を維持する
増幅する経済的な手段を提供する。
【0003】 エルビウムドープ光ファイバ増幅器が、1550nmの光通信窓における光信
号増幅の有力な方法になりつつある。このエルビウムドープ光ファイバ増幅器は
、980nm及び1480nm,980nm又は1480nmの半導体ポンプレ
ーザにより通常直接的に励起されている。この増幅器・ポンプシステムによって
、980nm(1480nm)半導体ポンプレーザに印加された電気エネルギー
は、光ファイバピグテイルを通してエルビウムドープ光ファイバへと結合される
980nm(1480nm)フォトンを生成している。980nm及び1480
nm,980nm又は1480nmの励起光は、エルビウムドープ光ファイバ中
のエルビウムイオンを励起または励振し、その結果1550nm光通信信号が、
励起または励振されたエルビウムイオンによって増幅させられる。この様に、半
導体が生成したフォトンによって光増幅器を直接的に光学的に励起することは、
例えばコンパクトな空間利用等の信頼性及び関連する使用要求故に、光通信産業
の標準になっている。しかし、経済的費用問題に加えて、この直接的な半導体ポ
ンプレーザは、既に到達している最大光出力パワー限界に関しては問題を提起し
ているが、一方で光増幅器の開発がより高い励起パワー入力条件を継続的に要求
している。このことは、商業利用出来る最大信頼出力パワーの980nm半導体
レーザポンプは、300mWの出力パワー範囲において平衡状態になるが、光増
幅器の入力励起パワーの要求は継続的に上昇しているように見える。半導体レー
ザの研究および開発は、光増幅器の需要に合うような取り組みの中で、980n
m半導体レーザポンプの構造と特性の改善に向けて努力を継続している。
【0004】 光増幅器産業は、常に増加する光パワー需要を満たすことが可能なポンプレー
ザ技術を必要としている。
【0005】
【発明の概要】
本発明の1つの形態は、略946nmに中心を有する放出波長λssを出力する
固体レーザが、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路を含むレイジング導波路
と結合された光導波路装置であり、λss出力がレイジング導波路に入力された時
にレイジング導波路が略980nm中心を有する放出波長光λyを提供する。
【0006】 本発明の他の形態は、980nm光増幅器を励起する波長光を生ずる方法が含
まれていて、放出光λ1を生成する第1レーザを提供し、放出光λ2を生成する第
2レーザに発生された放出光λ1を入力し、放出光λ2を生成し、略980nmに
中心を有する光増幅器励起波長である放出光λ3を発生させる第3レーザに発生
された放出光λ2を入力することが含まれている。
【0007】 本発明の更なる形態は、中心波長が略808nmである放出光λ1を生成する
少なくとも1つの半導体レーザと、半導体レーザにより光学的に励起された第1
固体レーザであって中心波長が略946nmにある放出光λ2を生成する第1固
体レーザと、第1固体レーザにより光学的に励起された第2固体レーザであって
中心波長が略980nmにある放出光λ3を生成する第2固体レーザと、光伝送
信号を増幅する光増幅導波路であって第2固体レーザにより励起させらている光
増幅器と、から構成されている光増幅器を含んでいる。
【0008】 本発明は更に、光伝送信号を増幅する方法であって、λ1光を発生する第1レ
ーザを提供するステップと、λ2光を発生する第2レーザを提供するステップと
、λ3光を発生する第3レーザを提供するステップと、λ3光を光信号増幅の為に
利用する光増幅を提供するステップと、第1レーザーにより生成されたλ1光に
より第2レーザを励起するステップと、第2レーザーにより生成されたλ2光に
より第3レーザを励起するステップと、第3レーザーにより生成されたλ3光に
より光増幅器を励起するステップと、からなる方法を含んでいる。
【0009】 加えて、本発明は光増幅器に対する980nm励起光を生成する方法を含み、
少なくとも1つの半導体レーザダイオードを提供するステップと、該半導体レー
ザダイオードをNd:YAGレーザに結合するステップと、Nd:YAGレーザ
をイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路ファイバレーザに結合するステップを
含んだ方法である。
【0010】 更なる形態として、本発明は、単一クラッド光導波路レイジングファイバとマ
ルチモード励起光源からなる光増幅システムを含んでいる。 本発明は更に、マルチモード励起光源を提供するステップと、単一クラッド光
導波路レイジングファイバを提供するステップと、マルチモード励起光源でレイ
ジングファイバを間接的に励起するステップとを含む光増幅器ポンプを作成する
方法からなる。
【0011】 加えて本発明は、波長λmmのマルチモード輝度出力を有するマルチモード励起
光源を提供するステップと、マルチモード輝度出力を波長λpumpを有するシング
ルモード出力に変換するステップと、光信号λtを増幅する光増幅器にシングル
モード出力を入力するステップとにより、光信号λtを増幅する方法を含んでい
る。
【0012】 更なる形態として本発明は、励起波長λpumpにより光増幅器を励起する光増幅
器ポンプを含み、該ポンプはλsemiを生成する半導体レーザを含み且つ該ポンプ
は少なくとも500mWのλpumpにおける光を出力している。 加えて本発明は、ネオジム(Nd)イオンを励起する波長λ1を生成する半導
体レーザーと、複数のネオジム(Nd)イオンであって波長λ1により励起され
た場合にイッテルビウム(Yb)イオンを励起する為の波長λ2を提供する複数
のネオジム(Nd)イオンと、複数のイッテルビウム(Yb)イオンであって波
長λ2により励起された場合にエルビウム(Er)イオンを励起する為の波長λ3 を提供する複数のイッテルビウム(Yb)イオンとからなる光増幅器ポンプを含
んでいる。
【0013】 更なる形態として、本発明は1560nmから1620nmの範囲(Lバンド
)の光信号を増幅する光増幅器を励起する光励起ポンプであって少なくとも1つ
のブロードエリア半導体レーザとネオジムドープ固体レーザであって該半導体レ
ーザにより励起された固定状態レーザとを含んでいる。 更に本発明は、半導体レーザと、固体レーザであって該半導体レーザにより励
起されている固体レーザと、エルビウム(Er)ドープ光増幅ファイバであって
1560〜1620nmの範囲の信号を増幅し該固体レーザにより励起されてい
るエルビウム(Er)ドープ光増幅器ファイバと、から構成される光増幅器を含
んでいる。
【0014】 更なる形態として、本発明は、ブロードエリア半導体レーザによってネオジム
固体レーザを励起するステップと、前記固体レーザを直接エルビウム(Er)ド
ープ光ファイバに入力するステップと、エルビウム(Er)ドープ光ファイバに
よりLバンド光信号を増幅するステップとからなる、エルビウム(Er)ドープ
光ファイバの提供によりLバンド光信号を増幅する方法を含んでいる。
【0015】 本発明の更なる特徴と利点は、以下詳細に説明し、ある程度はこの説明から当
業者により簡単に理解できるであろうし、または添付図面のみならず特許請求の
範囲など、ここに記載した如き発明の活動によって理解されるであろう。 前述の一般的な記載及び後述の詳細な説明は共に、単に発明の模範的な例を記
載し、請求項に記載された発明の本質及び特性は理解する概観又は構成を提供す
る様に企図されていることは理解できるであろう。添付図面は、本発明の更なる
理解を提供するために含まれ、この明細書に組込まれている。図面は本発明の様
々な実施例を図示し、且つ説明と共に発明の原理と動作とを説明する為に利用さ
れている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施例を詳細に記載し、本発明の実施例は添付図面に図示され
ている。本発明の一実施例は、図1に示されている。本発明のレーザシステムは
、全体が参照番号20として示されている。 本発明によると、光導波路装置18に対する本発明は、固体レーザ22を含む
。固体レーザ22は、略946nmに中心を有する放出波長λssを出力する。固
体レーザ22は、略946nmに中心を有する高出力レーザ光を生成する信頼性
のある光源を提供する。好ましくは、固体レーザ22は、ネオジムドープ固体レ
ーザである。
【0017】 固体レーザ22は、好ましくは図2に示すNd:YAG固体レーザ等のネオジ
ムドープ固体レーザであって、2つの半導体レーザダイオード32によって励起
されている。ネオジムドープ固体レーザを励起する好ましい半導体レーザは、波
長Xを有する光を放出し、Xは880nm近辺(略860nmから略900nm
)、808nm近辺(略780nmから略830nm)、740nm近辺(略7
20nmから略760nm)、690nm近辺(略670nmから略710nm
)のネオジム(Nd)吸収帯域から選択される。これらネオジム(Nd)吸収波
長帯域は、ネオジム(Nd)固体YAGホストに対するものであるが、他のネオ
ジム(Nd)固体ホストによって、これらネオジム(Nd)吸収帯域の波長と幅
が変化し得る。好ましくは、レーザダイオード32は、808nmにおいて略2
Wのマルチモード光(2W MM)を各々生成するブロードエリアレーザである
。ブロードエリアレーザダイオード32の出力は、光素子レンズ34、偏光コン
バイナ36を用いて、Nd:YAG固体レーザ22に入力される。Nd:YAG
固体レーザ22は、Nd:YAG結晶40とガラス基板球面レーザ素子42を有
する946nmレーザ空洞共振器38からなる。Nd:YAG結晶40は、94
6nm高反射率(略99%)コーティング44と、808nm以外の光(946
nm及び1060nm)の反射を防ぐ非反射コーティング48を有しており、コ
ーティング48は、808nm光を有益に反射する808nm高リフレクタを含
み得る。球面レーザ素子42は、946nm光に対して高反射率(略95%)を
提供すると共に、1060nm光を高効率で伝送するコーティング50を有して
いる。固体レーザ22は、好ましくは946nmにおいて少なくとも略1Wの単
一モード光を生成する。好ましくは、780nm〜880nmの領域の、より好
ましくは800nm〜880nmの光が固体レーザ22に入力される。固体レー
ザ22のこの外部空洞共振器固体ネオジム(Nd)ドープ結晶の実施例に加えて
、固体レーザ22は、テーパードネオジムドープ導波路レーザ装置又はネオジム
ドープダブルクラッド光導波路ファイバレーザ装置からなり得る。
【0018】 図1に示したように、光導波路装置18は、イッテルビウム(Yb)ドープ光
導波路26からなるレイジング導波路24を有している。イッテルビウム(Yb
)ドープ光導波路26は、入力端28と出力端30を有している。入力端28は
、固体レーザ22から出力された放出光λSSをレイジングイッテルビウム(Yb
)ドープ光導波路に入力させる様に固体レーザ22と光学的に結合されていて、
略980nmに中心が有る放出光λyが、レイジング導波路出力端30から出力
されている。
【0019】 イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26は、好ましくはイッテルビウム(
Yb)がドープされた石英光導波路ファイバである。石英光ファイバは、アルミ
ニウム(Al)及びイッテルビウム(Yb)がドープされた石英光ファイバ等の
アルミノ珪酸ファイバが更に好ましい。好ましい実施例において、イッテルビウ
ム(Yb)ドープ光導波路はエルビウム(Er)フリー、つまり導波路はエルビ
ウムを含有しない故、イッテルビウム(Yb)イオンが導波路中で励起されるイ
オンである。好ましくは、エルビウム(Er)フリーイッテルビウム(Yb)ド
ープ光導波路は、石英導波路ファイバである。
【0020】 好ましくは、イッテルビウム(Yb)ドープ石英ファイバは、60wt%〜9
9wt%のSiO2から構成されている。好ましくは、イッテルビウム(Yb)
ドープ光導波路26は、0.1wt%〜4wt%のイッテルビウム(Yb)と0
.1wt%〜10wt%のアルミニウム(Al)を含有する石英ファイバであり
、より好ましくは、導波路は、0.2wt%〜2.5wt%のイッテルビウム(
Yb)と0.2wt%〜9wt%のアルミニウム(Al)を含有し、その上更に
好ましくは0.2wt%〜8.3wt%のアルミニウム(Al)を含有すること
である。好適な実施例において、イッテルビウム(Yb)ドープ石英ファイバ組
成は、Ge(ゲルマニウム)を更に含有している。
【0021】 レイジング導波路24及びイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26は、単
一モード光導波路ファイバからなり、かかる単一モード光導波路によって、導波
路による光の案内が単一モードに制限されることが好ましい。加えて、イッテル
ビウム(Yb)ドープ光導波路26は、単一クラッド光ファイバであることが好
ましい。何となれば、この光ファイバは、ダブルクラッド光ファイバ又は他のマ
ルチクラッドファイバに比較すると単一クラッドを有するからである。好ましく
は、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26は、本質的に単一導波路クラッ
ドと導波路コアとからなり、該光導波路ファイバは適切な光ファイバ保護コーテ
ィングで導波路コアを囲繞する単一導波路クラッドのみを有している。
【0022】 図1に示す如く、光導波路装置18はフィルタ52を含んでいる。フィルタ5
2は、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26中を伝達する光から略103
0nmに中心を有する波長λxである抑制光を除去する。光除去フィルタ52は
1030nm光を除去し、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26で生成さ
れた光が980nm光の生成に向けてバイアスさせられている。好ましくは、フ
ィルタ52は、980nm共鳴空洞共振器の外側に配置され、最も好ましいのは
、固体レーザ22とイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路入力端28の間にフ
ァイバ格子が配置されることである。図1の描写によれば、ファイバフィルタ5
2は、好ましくは固体レーザ22によって生成され得る不要な1030nm光を
除去する長周期ファイバ格子である。フィルタ52は、略1030nmに中心が
ある波長を有する有害な光を除去してかかる光によってレイジング導波路24の
特性が低下するのを防ぎ、有効な946nm励起光がイッテルビウム(Yb)イ
オンによって利用し980nm光を生成しかつイッテルビウム(Yb)ドープ光
導波路26中のイッテルビウム(Yb)イオンによる1030nm光の生成を抑
制することを確実にする。長周期格子に加えて、フィルタ52は、励起されたイ
ッテルビウム(Yb)イオンにより生成された所望しない1030nm光を除去
する誘電薄膜フイルム等のフィルタとすることが出来る。
【0023】 図1に示す如く、レイジング導波路24は、少なくとも1つのファイバブラッ
グ格子を含んでいることが好ましい。ファイバブラッグ格子は、光ファイバ導波
路フォーマット中の光を反射する有益な方法を提供する。レイジング導波路24
は、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路入力端28の近くにバックリフレク
タ54を有している。バックリフレクタ54は、略980nmに中心が置かれ、
レイジング導波路から980nmの光出力を利用するために高効率反射を有して
いる。レイジング導波路24は、Ybドープ光導波路出力端30近くに励起リフ
レクタ56を含んでいる。励起リフレクタ56は、略946nmに中心が置かれ
、高効率反射を有し、その結果イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路の端部に
到達した946nm励起光は、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路中に導入
され、イッテルビウム(Yb)イオンを適切な励起状態に励起できる。レイジン
グ導波路24はイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路出力端30近くに出力カ
プラ58を含んでいる。出力カプラ58は、980nmに中心を有し、レイジン
グ導波路からの980nm出力光を利用する為にバックリフレクタ54よりも反
射率は低い。出力カプラ58及びバックリフレクタ54は、ファイバブラッグ格
子であって、レイジング動作に有益な反射光を提供している。励起リフレクタ5
6も、ファイバブラッグ格子であって有益な反射光を提供している。これらファ
イバブラッグ格子は、個別の光導波路ファイバで作ることが可能であり、レイジ
ング導波路24を形成する為にイッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26と共
に重ね継ぎされるか、または一体で、全体として、かつ完全な単一光導波路ファ
イバとしたり、又は様々にそれらを重ね合わせることで形成可能である。
【0024】 イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路26は、980nmに利得G980を、
1030nmに利得G1030を有し、G980>G1030である。レイジング導波路2
4の出力カプラ58は、反射率OCRを有し、イッテルビウム(Yb)ドープ導
波路26は、イッテルビウム(Yb)重量パーセント濃度CONCYbと、946
nm励起光パワー及び1030nm光除去フィルタ52による1030nm光の
除去に依存する946nmにおける励起光吸収PA946(イッテルビウムイオン
により吸収された946nm励起光パワーのパーセント)と、長さLYbと、を有
し、ここで利得G980はCONCYb,PA946,OCRに依存し、導波路長さLYb は、CONCYb,OCR,PA946,LYbに依存するG980がG980>G1030にな
る様に最適化される。所定のCONCYb,PA946,OCRにより、長さLYb
980>G1030となる光学長が設定され、有益な980nm光の生成が得られる
。本発明の実施として、CONCYbは略0.2wt%のYb、PA946は90%
より大きく(1030nm光を除去する長周期ファイバ格子を有し)、OCR反
射率は980nmにおいて略5%の反射率である場合、最適化された光ファイバ
長は略60cmである。所定の入力励起光パワーに対して、長さはG980>G103 0 を補償するよう調整される。もし光除去長周期格子ファイバ52が1030n
m光の除去及び946nm励起光による980nm光の生成のバイアスに使用さ
れない場合、PA946は60%以下に保つ必要があり、その結果G980>G1030
ありかつ980nmの生成を維持は、946nm励起パワーが浪費される結果に
なる。
【0025】 本発明の光導波路装置18は、少なくとも300ミリワット(mW)の980
nm出力光を提供し、光増幅器の励起に容易に使用でき、光増幅器の高励起パワ
ー需要を満たす。好ましくは、レイジング導波路24は、少なくとも0.5W(
1/2ワット)の980nm単一モード出力光を生成する。イッテルビウム(Y
b)ドープ光導波路出力端30は、図1記載の如く、エルビウム(Er)ドープ
光増幅器60と光学的に結合されている。このように、本発明は、少なくとも5
00mWの980nm励起パワーを生成する光増幅ポンプからなり、半導体レー
ザを含んでいる。好ましくは、本発明の導波路装置は、少なくとも80%のイッ
テルビウム(Yb)レーザスロープ効率を有している。更に本発明の装置は、光
−光変換効率が25%(4Wの808nm入力光に対して1Wの980nm出力
光)より大なるものを提供し、好ましくは30%より大であり、より好ましくは
40%より大、最も好ましくは50%より大ある。
【0026】 本発明は更に980nmの励起光を生成する方法を含んでいる。980nm励
起光を生成する方法は、略808nmに中心を有する放出光λ1を生成する第1
レーザを提供するステップと、略946nmに中心を有する放出光λ2を生成す
る第2レーザに放出光λ1を入力するステップと、略946nmに中心を有する
放出光λ2を生成するステップと、略980nmに中心を有する放出光λ3を生成
する第3レーザに生成された放出光λ2を入力するステップと、略980nmに
中心を有する放出光λ3を生成するステップをと有している。
【0027】 λ1光を生成しかつλ1光を入力する第1レーザを提供するステップは、半導体
レーザ32を設けかつ半導体レーザ32を固体レーザ22に結合することを含ん
でいる。この方法は、好ましくは略808nmに中心を有する放出光λ1を生成
する第2半導体レーザ32を提供し、かつ第1レーザ32及び第2半導体レーザ
32を偏光多重送信又は波長多重送信することを含んでいる。好ましくは、第1
レーザ32及び第2半導体レーザ32は、マルチモード放出光λ1を生成するブ
ロードエリアレーザダイオードである。
【0028】 略946nmに中心を有する放出光λ2を提供する好ましい第2レーザは、固
体レーザ22であり、最も好ましくはネオジム(Nd)ドープレーザであり、イ
ッテルビウム(Yb)ドープレーザファイバ26の如きイッテルビウム(Yb)
ドープ固体レイジング導波路レーザを含むNd:YAG等である。 980nm励起光を生成する好ましい方法は、フィルタ52を用いたフィルタ
リング等により、第3レーザ24に1030nm光のフィードバックを抑制する
ステップを含んでいる。図1に示す如く、この方法はエルビウムドープ光増幅器
60中に略980nmに中心を有する放出光λ3の入力を更に含んでいる。
【0029】 更なる形態において、本発明は、第1半導体波長に中心を有する放出光λ1
生成する半導体32と半導体レーザ32により光学的に励起された第1固体レー
ザ22とを含む光増幅器装置18を有している。第1固体レーザ22は、略92
0nmに中心を有しているイッテルビウム(Yb)吸収スペクトルピークに第1
固体波長の中心を有する放出光λ2を生成する。装置は、更に、第1固体レーザ
22により光学的に励起された第2固体レーザ24を含んでいる。第2固体レー
ザ24は、略980nmに中心を有する放出光λ3を生成し、光伝送信号を増幅
する光増幅器60は、第2固体レーザ24により光学的に励起されている。好ま
しくは、第1固体レーザ22は、ネオジム(Nd)ドープレーザであり、第1固
体波長は880nmから960nmの範囲内に有る。好ましくは、第2固体レー
ザ24は、イッテルビウム(Yb)ドープ石英光導波路ファイバ26を有する光
導波路から構成されている。加えて、第2固体レーザ24は、好ましくはファイ
バブラッグ格子バックリフレクタ54と、ファイバブラッグ格子ポンプリフレク
タ56を有している。本発明の最も好ましい実施例において、装置は、第2固体
レーザ24に入射する光から略1030nmの波長を有する抑制光に対するフィ
ルタ52を有している。
【0030】 本発明は更に光伝送信号を増幅する方法を有しており、λ3光を生成する第3
レーザを提供するステップと、光信号を増幅するλ3光を利用する光増幅器を提
供するステップと、第1レーザによって生成されたλ1光を用いて第2レーザを
励起するステップと、第2レーザによって生成されたλ2光を用いて第3レーザ
を励起するステップと、λ3光を用いて光増幅器を励起するステップとを有して
いる。好ましくは、該方法は、λ3>λ2>λ1であり、最も好ましくは、この方
法はλt>λ3>λ2>λ1の如き波長λtを有している光伝送信号の増幅を含んで
いる。好ましい方法において、λ1光は略808nmに中心を有し、λ2光は略9
46nmに中心を有し、λ3光は略980nmに中心を有している。該方法は、
更に、フィルタ52の如く、略1030nmに中心波長を有する抑制する光を含
んでいる。
【0031】 本発明は、更に、少なくとも1つの半導体レーザダイオードを提供するステッ
プと、少なくとも1つの半導体レーザダイオードを固体レーザに結合するステッ
プと、固体レーザをイッテルビウム(Yb)ドープ光ファイバレーザに結合する
ステップとからなる光増幅器の980nmポンプを作る方法を含んでいる。好ま
しくは、少なくとも1つの半導体レーザダイオード32を提供するステップは、
少なくとも2つの半導体レーザダイオード32の提供から構成され、最も好まし
くは、各々の半導体レーザ出力の中心波長は各々略808nmで少なくとも2W
(2ワット)である、2つのブロードエリア半導体レーザを提供しかつ2つの半
導体レーザの偏光の合成を含む固体レーザに結合するステップを含んでいる。好
ましくは、固体レーザ22は、ネオジム(Nd)ドープ固体レーザを含んでいる
。好ましくは、イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路ファイバレーザ24は、
単一クラッド単一モードアルミノ珪酸イッテルビウム(Yb)ドープファイバ2
6からなる。
【0032】 更なる形態として、本発明は、単一クラッド光導波路レイジングファイバとマ
ルチモード励起光源からなる光増幅システムを有している。図1に示す如く、本
発明の光増幅器システムは、単一クラッド光導波路レイジングファイバ126と
マルチモード励起光源132から構成されている。好ましくは、単一クラッド光
導波路レイジングファイバ126は、単一モードイッテルビウム(Yb)ドープ
光素子26から構成され、マルチモード励起光源132は、第1及び第2ブロー
ドエリア半導体レーザ32から構成されている。最も好ましくは、単一クラッド
光導波路レイジングファイバは、前記マルチモード励起光源により間接的に励起
されている。加えて本発明は、マルチモード励起光源132を提供するステップ
と、単一クラッド光導波路レイジングファイバ126を提供するステップと、マ
ルチモード励起光源132を用いてレイジングファイバ126を間接的に励起す
るステップとからなる光増幅器ポンプを生成する方法を含んでいる。
【0033】 更なる形態として本発明は、波長λmmのマルチモード輝度出力を有するマルチ
モード光励起光源を提供するステップと、マルチモード輝度出力を波長λpump
ある単一モード出力に変換するステップと、単一モード出力を光信号λtを増幅
する光増幅器に入力するステップとにより光信号λtを増幅する方法を含んでい
る。好ましくは、λt>λpump>λmmである。
【0034】 加えて、本発明は、励起波長λpumpにより光増幅器を励起する光増幅器ポンプ
を有し、該ポンプは波長λsemiを生成する半導体レーザを有し、該ポンプはλpu mp において少なくとも500mWの光を出力している。好ましくは、λsemiは、
λpumpと同一ではなく(λsemi≠λpump)、最も好ましいのは、λsemiはλpump より小である(λsemi>λpump)。好ましくは、λsemiは、780から880n
mの範囲内にあり、最も好ましいλsemiはネオジムイオンを励起する波長である
。好ましい実施例において、λpumpは、略946nmに中心を有している。更に
好ましい実施例においては、λpumpは略980nmに中心を有している。
【0035】 更なる形態において、本発明は、ネオジムイオン(Nd)を励起する波長λ1
を生成する半導体レーザと、波長λ1により励起された場合にイッテルビウム(
Yb)を励起する波長λ2を生成する複数のネオジム(Nd)イオンと、波長λ2 により励起された場合にエルビウム(Er)を励起する波長λ3を生成する複数
のイッテルビウム(Yb)イオンとを有する光増幅器ポンプを含んでいる。好ま
しくは、λ1は、780から880nmの範囲であり、λ2は900から960n
mの範囲であり、λ3は970から980nmの範囲である。
【0036】 加えて本発明は、1560から1620nmのLバンド帯域中の光信号を増幅
する光増幅器を励起する光増幅器ポンプであって、少なくとも1つのブロードエ
リア半導体レーザと、半導体レーザにより励起されたネオジムドープ固体レーザ
を有するネオジムドープドープ固体レーザと、を含んで構成されている。図3に
示す如く、光増幅器ポンプ120は、図1のレーザシステム20の第1部分11
0を使用してネオジム(Nd)ドープ固体レーザ22からの946nm出力によ
りLバンド光増幅器160を直接的に励起するように構成されている。ブロード
エリア半導体レーザ32は、イッテルビウム(Yb)ドープ光ファイバを使用す
ることなく946nm光をLバンド光増幅器160に直接的に入力する固体レー
ザ22を励起している。ポンプ120は、長尺なエルビウム(Er)ドープアル
ミニウム(Al)ドープ石英増幅ファイバ等のLバンド光増幅器を効率良く励起
している。
【0037】 Lバンド光増幅器を直接的に励起する本発明の使用は、半導体32と、半導体
レーザ32により励起された固体レーザ22と、固体レーザ22により励起され
た増幅器ファイバによって1560から1620nmの帯域の信号を増幅するエ
ルビウム(Er)ドープ光増幅器ファイバとを有する光増幅器160を含んでい
る。好ましくは、エルビウム(Er)ドープ光増幅器260は、50から250
mの範囲内に長さを有する長尺なファイバであり、より好ましくは100から2
00mの範囲内の長さである。好ましくは、固体レーザ22は、ネオジムドープ
固体レーザの如く、ネオジムを含んでいる。好ましくは、半導体レーザ32は、
ブロードエリアマルチモード半導体レーザである。ネオジムドープ固体レーザは
、ネオジム(Nd)ドープ結晶、ネオジム(Nd)ドープダブルクラッド導波路
、又はネオジム(Nd)ドープテーパ導波路から構成され得る。ネオジム(Nd
)ドープ結晶は、固体レーザが好ましく、Nd:YAGによるものが最も好まし
い。
【0038】 本発明は、Lバンド光信号を増幅する方法を含み、エルビウム(Er)ドープ
光ファイバを提供するステップと、ブロードエリア半導体レーザによりネオジム
固体レーザを励起するステップと、エルビウム(Er)ドープ光ファイバに直接
的に固体レーザを入力するステップと、エルビウム(Er)ドープ光ファイバに
よりLバンド光信号を増幅するステップとを含んでいる。好ましい方法において
、提供されたエルビウム(Er)ドープファイバは、少なくとも100mの長さ
を有し、最も好ましくは100から200mの長さを有している。最も好ましく
は、エルビウム(Er)ドープファイバは、アルミニウム(Al)ドープ石英フ
ァイバである。
【0039】
【実施例】
本発明は以下の実施例により更に明らかになるであろうし、本発明の典型例を
示すものである。
【0040】
【実施例1−2】 図1,図2に示す如く、単一モードYb:SiO2ファイバレーザが、ダイオ
ード励起された946nmの1.1WNd:YAGレーザ光により励起され、本
発明は980nmにおいて650mWより大なる出力パワーと80%より大なる
スロープ効率を提供した。980nmにおけるこの高出力パワーは、TEM0,0
レーザダイオードが励起したNd:YAGの使用による946nmの励起光によ
り得られた。イッテルビウム(Yb)吸収断面積がこの波長近辺で最小になった
としても、980nm出力光を提供するために充分な吸収であった。本発明の励
起機構が、CS980ブランド光ファイバ(ニューヨーク州コーニングのコーニ
ング社)出力ファイバからの単一モード出力0.65Wを得て、より高い出力パ
ワーが測定され、エルビウム(Er)ドープ増幅器を励起するに有益であること
が判明した。本発明のこの高出力パワー駆動において、1030nm転移が抑制
された。
【0041】 図1に示しかつここに記載されたような発明の実施によれば、本発明は946
nmにおけるNd:YAGの準4準位転移を含み、980nmのレーザを生成し
かつエルビウム(Er)を直接的に励起するYb:SiO2を直接的に励起する
。この様な980nm励起光生成は、現存する増幅器コンポーネント技術とYb
:Er共同ドープファイバにより観察されるような重大なNF減衰をすることな
く励起するプリアンプステージとを両立させる等の特定利点を提供させた。
【0042】 図1及び図2に示す如く、TEM0,0励起レーザが、1対の偏光多重送信され
た2Wのマルチモード光により励起されたNd:YAG固体結晶と、広げられた
導波路と、100×1μm2の放出口を有する808nmのブロードエリア半導
体レーザダイオードからなった。固体レーザ結晶は、3mm長で1dB吸収長を
有し、大きさは3×3×8mmであった。平凹共振器が、7mm(光学長は1c
m)の長さを有していた。曲率半径が略10cmであり4Wポンプパワーにおけ
る熱レンズが、略15cmであった。熱レンズは、ポンプパワーが増加するに従
い共振スポットサイズを減少させる作用を生じさせ、それ故ビーム発散はポンプ
パワーに従い増加した。これは実験的に証明され、測定されたTEM0,0ビーム
により3.4‐6mradの範囲で分散し、出力強度に依存した。Nd:YAG
レーザの概略図は、図2に示されている。このレーザの閾値とスロープ効率は、
各々1Wの入力ポンプパワーと50%であった。レーザは945.8nmにおい
て0.3nmの半値幅(FWHM)を有していた。本発明で使用された該Nd:
YAG固体結晶レーザは、インノライト有限会社(ドイツ、ハノーバ)からのも
のを使用し、ブロードエリア半導体レーザダイオードは、ポラロイド社製POL
−5100BWシリーズブランドのレーザダイオード(マサチューセッツ州ノー
ウッドのポラロイド社)であった。レーザダイオードは、直径100μmのμレ
ンズ素子により第1軸にコリメートされた。これは第1軸のNAを0.6から略
0.03に減少させた。μレンズ装置のイメージは、1.8cmの焦点距離を有
する球面レンズ素子により作られた。各レーザダイオードからのビームは、偏光
多重送信器中で空間的に重ねられ、焦点距離が2.7cmのレンズ素子によって
1.5倍に拡大された。焦点に集められた励起光スポット半径(1/e2)は、
略80±10μmであった。100mW出力パワーにおける測定レーザビームス
ポット半径は、80〜100μmであり、有効な準4準位転移に必要な良い励起
信号重なりを確認した。
【0043】 Nd:YAGレーザ共鳴器における適正なコーティングを使用したダブルパス
励起吸収により、946nmにおける略1.7Wのパワーが、同一の2つの2W
レーザダイオードポンプを用いて達成され得る。この1.7W出力パワーの85
%をファイバへ入射しかつ80%のイッテルビウム(Yb)レーザスロープ効率
により、980nmにおいて1.2Wより大なる光を得ることが出来る。
【0044】 イッテルビウム(Yb)ドープファイバレーザは、図1に図示された如く、両
サイドに2つの格子融合結合を伴うイッテルビウム(Yb)ドープファイバから
なった。入力サイドにおいて、ポンプパワーは、10倍の非球面レンズ素子(ニ
ューフォーカスブランドレンズ#5726)を通して、ブラッグ格子バックリフ
レクタを有するCS980ブランド光ファイバ(ニューヨーク州コーニングのコ
ーニング社)と結合された1030nmの長周期格子(LPG)を含むフレック
スコア1060ブランド光ファイバ(ニューヨーク州コーニングのコーニング社
)に結合された。出力サイドにおいて、ブラッグ格子ポンプリフレクタを含むフ
レックスコア1060ブランド光ファイバ(コーニング社)は、ブラッグ格子出
力カプラを含むCS980ブランド光ファイバ(コーニング社)に結合された。
【0045】 有効な励起吸収と排他的な3準位レーザ動作は、反対に要求されたイッテルビ
ウム(Yb)ファイバ長を引くことが判った。946nm励起吸収は、14dB
往復損失を伴うファイバレーザ中の準4準位共振を防ぐために、閾値が最大4〜
5dBでなくてはならないことが判った。低励起吸収が容認できなかった故、分
光ファイバがポンプ吸収を増やすために使用された。50cm長のイッテルビウ
ム(Yb)ドープアルミノ珪酸ファイバは、ちょうどレーザ閾値以下でポンプパ
ワーの略85%が吸収されることを許容した。しかしながら、978nmにおけ
25/227/2間の3準位振動マニホールド(manifolds)に加え、このマニ
ホールド(manifolds)の強ストーク準位の2つの他の組の間に有る1030n
m及び1012nmにおける不要の準4準位レイジングが同時に観察された。こ
れは1027nmで13dBノッチ(notch)を有するLPGによって除去され、
この格子は946nmにおいて0.15dBの損失と、1012nmにおいて1
.2dBの損失を有している。
【0046】 バックリフレクタは、中心波長が979.8nmにおいてピーク反射率99%以
上を有する0.5nmの半値幅(FWHM)ファイバブラッグ格子(FBG)で
あった。ポンプリフレクタは、中心波長が945.8nmにおいてピーク反射率
99%以上を有する0.6nmの半値幅(FWHM)ファイバブラッグ格子(FB
G)であり、この格子は、ダブルパスにより略97%の励起吸収を許容し、設定
されたファイバ長に対してポンプリフレクタの使用によりファイバ端から略15
%のポンプパワーリークを出し、ポンプリフレクタ格子は、1012nmにおけ
る所望しない振動の抑制にも役立つことが判った。出力カプラは、中心波長97
9.9nmにおいて5%のピーク反射率を有する0.5nmの半値幅(FWHM
)を有しており、この格子は高励起パワーにおいて狭ライン振動を維持した。出
力カプラを除いて、ファイバは、高励起パワーにおいて劈開結晶面間でレイズド
した。Yb:SiO2ファイバは0.2wt%のイッテルビウム(Yb)と0.
2wt%のアルミニウム(Al)とを有し、NA=0.22、カットオフ波長が
870nm及び980nmにおいてバックグラウンド損失が8dB/kmである
1.77dB/cmのピーク吸収であった。
【0047】 CS980ファイバ出力端の劈開結晶面から測定されたレーザ強度が、図4に
示され、(ニューフォーカスブランド10倍非球面レンズ素子前で測定した)入
力励起パワーに対して示されおり、黒点401は測定点を示し実線402は結果
に対する補間直線である。閾値は、おおよそ41mWの入力ポンプパワーであり
、スロープ効率は入力ポンプパワーに関して59%であった。測定された損失は
、以下の通りであった。1.0dBのファイバカップリング損失(97%の透過
効率のレンズとファイバ結晶面からの7%のフレネル反射を考慮して、88%の
カップリング効率に相当)、0.25dBの結合損失(計4結合にともなう)、
0.15dBのLPG挿入レンズによる損失、であり、合計略1.4dBであっ
た。これら損失の補正後、レーザスロープ効率は81%であり、レーザ閾値は3
0mWであり、共に吸収励起パワーに関する。655mWにおける出力パワーの
スペクトルを図5に示した。中心波長979.8nmにおいて0.15nmの半
値幅(FWHM)を有している。
【0048】 第2アルミノ珪酸イッテルビウム(Yb)ドープファイバが本発明に用いられ
、2.5wt%のイッテルビウム(Yb)と8.3wt%のアルミニウム(Al
)を有し、NA=0.26、カットオフ波長は940nm、980nmにおいて
20dB/kmのバックグラウンド損失を伴う状態で9.75dB/cmのピー
ク吸収を有していた。9.5cm長のこのイッテルビウム(Yb)ドープファイ
バは、測定された閾値及びスロープ効率は各々略60mWと60%であり、吸収
されたポンプパワーに関して、略85%のポンプ吸収を許容した。
【0049】 これらアルミノ珪酸イッテルビウム(Yb)ドープファイバは、MCVD(改
良化学気相積層法)プロセスによる方法で作成された。スロープ効率及びパワー
閾値の測定結果は、表1に集計してある。
【0050】
【表1】 各ケースにおいて、イッテルビウム(Yb)ファイバ長は、980nmにおける
レイジングに対して90%のポンプ吸収であるように最適化され、結合損失は最
小になるよう減少された。これら測定値は、入力LPGとバックリフレクタの位
置で得られたが、しかし出力端において格子を有せず、劈開されたイッテルビウ
ム(Yb)ファイバ結晶面が出力リフレクタとしてあった。これら全てのファイ
バレーザは2つの結合面を有し、一方は0.1dB以下の測定損失を一様に有す
るCS980にフレックスコアを、もう一方は見積された損出が0.2dB以下
であるイッテルビウム(Yb)ファイバにCS980を各々結合した。スロープ
効率と閾値に対する値は、入力または出力点において測定された値とポンプリー
ク,ポンプカップリング,フレックスコア‐CS980結合損失により補正され
た値に対して線形適合によって得られた。小さなCS980−イッテルビウム(
Yb)ファイバ結合損失に対しては補正されなかった。従って、吸収された励起
パワーに関するスロープ効率は、このアルミノ珪酸ファイバにおいて5%の高さ
まで取り得る。
【0051】 図6が、出力格子(ポンプレフレクタ及び出力カプラ)を使用しないで測定さ
れた300mWの出力パワーに対する典型的なスペクトルを示す。曲線601が
、LPGのみでかつバックリフレクタFBGの場所で、どの程度スペクトルが乱
されるかを示しており、略92%のレーザパワー出力がFBG帯域幅内にあり、
弱いスプリアスフィードバックは、残り8%の光に978nmにおける25/2 27/2遷移のピーク近くに放出させる原因となる。比較の為に、フリーランニン
グスペクトル(曲線602)及びチルプドFGBに置きかえられたFGBによっ
て得られたスペクトル(曲線603)を示している。前者は978.0nmに中
心の3.3nm半値幅(FWHM)を有し、一方後者は979.0nmに中心の
3.2nm半値幅(FWHM)を有している。チルプドFGBは、980nmに
中心を有して25nmに亘って98%以上の反射率を有していた。この様に適切
な格子の使用により帯域幅調整が提供された。
【0052】
【実施例3】 ネオジム(Nd)ドープ固体レーザシステムがエルビウム(Er)ドープLバ
ンド光増幅器を直接的に励起する為に使用され、1560から1620nmの範
囲において光増幅を提供する。図3に示す如く、946nmにおいて略1Wの出
力をするNd:YAG固体レーザは、Lバンド光増幅器に直接的に結合され、お
およそ29dBmの946nm光が200m長のエルビウム(Er)ドープ光増
幅ファイバに入力された。エルビウム(Er)ドープ光増幅ファイバは、エルビ
ウム(Er)及びアルミニウム(Al)をドープした石英ファイバであった。こ
の装置は、1585nmにおいて8.9dBmの入力強度に対して1585nm
において22dBmの増幅された出力強度を提供した。略20dBm/kmのエ
ルビウム(Er)伝達損失が見積もられ、940nmにおけるエルビウム(Er
)吸収が略0.2dB/mで測定された。
【0053】 本発明の精神と範囲から外れることなく、様々な改良と変形が本発明に対して
形成することが出来ることは、当業者にとって明らかであろう。従って本発明は
、特許請求の範囲及びその同等の範囲内で提供される改良及び変形を含むつもり
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を示す概要図である。
【図2】 本発明を示す概要図である。
【図3】 本発明を示す概要図である。
【図4】 946nmにおける入力パワー(mW)と980nmにおける出力パ
ワー(mW)を示すグラフである。
【図5】 イッテルビウム(Yb)ファイバレーザからの光の出力スペクトルプ
ロットである。
【図6】 イッテルビウム(Yb)ファイバレーザからの3つの出力スペクトル
を示す出力スペクトルである。
【符号の説明】
18 光導波路装置 20 レーザシステム 22 固体レーザ 24 レイジング導波路 26 イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路 28 入力端 30 出力端 32 半導体レーザダイオード 34 光素子レンズ 36 偏光コンバイナ 38 レーザ空洞共振器 40 Nd:YAG結晶 42 レーザ素子 44、48、50 コーティング 52 フィルタ 54 バックリフレクタ 56 リフレクタ 58 出力カプラ 60 エルビウムドープ光増幅器 120 ポンプ 132 励起光源 160 光増幅器 260 エルビウム(Er)ドープ光増幅器
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月1日(2001.8.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0034】 加えて、本発明は、励起波長λpumpにより光増幅器を励起する光増幅器ポンプ
を有し、該ポンプは波長λsemiを生成する半導体レーザを有し、該ポンプはλpu mp において少なくとも500mWの光を出力している。好ましくは、λsemiは、
λpumpと同一ではなく(λsemi≠λpump)、最も好ましいのは、λsemiはλpump より小である(λsemi λpump)。好ましくは、λsemiは、780から880n
mの範囲内にあり、最も好ましいλsemiはネオジムイオンを励起する波長である
。好ましい実施例において、λpumpは、略946nmに中心を有している。更に
好ましい実施例においては、λpumpは略980nmに中心を有している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0042】 図1及び図2に示す如く、TEM0,0励起レーザが、1対の偏光多重送信され
た2Wのマルチモード光により励起されたNd:YAG固体結晶と、広げられた
導波路と、100×1μm2の放出口を有する808nmのブロードエリア半導
体レーザダイオードからなった。固体レーザ結晶は、3mm長で1dB吸収長を
有し、大きさは3×3×8mmであった。平凹共振器が、7mm(光学長は1c
m)の長さを有していた。曲率半径が略10cmであり4Wポンプパワーにおけ
る熱レンズが、略15cmであった。熱レンズは、ポンプパワーが増加するに従
い共振スポットサイズを減少させる作用を生じさせ、それ故ビーム発散はポンプ
パワーに従い増加した。これは実験的に証明され、測定されたTEM0,0ビーム
により3.4‐6.0mradの範囲で分散し、出力強度に依存した。Nd:Y
AGレーザの概略図は、図2に示されている。このレーザの閾値とスロープ効率
は、各々1Wの入力ポンプパワーと50%であった。レーザは945.8nmに
おいて0.3nmの半値幅(FWHM)を有していた。本発明で使用された該N
d:YAG固体結晶レーザは、インノライト有限会社(ドイツ、ハノーバ)から
のものを使用し、ブロードエリア半導体レーザダイオードは、ポラロイド社製P
OL−5100BWシリーズブランドのレーザダイオード(マサチューセッツ州
ノーウッドのポラロイド社)であった。レーザダイオードは、直径100μmの
μレンズ素子により第1軸にコリメートされた。これは第1軸のNAを0.6か
ら略0.03に減少させた。μレンズ装置のイメージは、1.8cmの焦点距離
を有する球面レンズ素子により作られた。各レーザダイオードからのビームは、
偏光多重送信器中で空間的に重ねられ、焦点距離が2.7cmのレンズ素子によ
って1.5倍に拡大された。焦点に集められた励起光スポット半径(1/e2
は、略80±10μmであった。100mW出力パワーにおける測定レーザビー
ムスポット半径は、80〜100μmであり、有効な準4準位転移に必要な良い
励起信号重なりを確認した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略946nmに中心を有する放出光λssを出力する固体レーザと
    レイジング導波路とからなり、前記レイジング導波路はイッテルビウム(Yb)
    ドープ光導波路からなり、前記イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路は入力端
    及び出力端を有し、前記固体レーザから出力された前記放出光λssは前記イッテ
    ルビウム(Yb)ドープ光導波路入力端に入力されて、かつ略980nmに中心
    を有する放出光λyが前記イッテルビウム(Yb)ドープ光導波路出力端から出
    力されるように、前記入力端は前記固体レーザに光学的に結合されていることを
    特徴とする光導波路装置。
  2. 【請求項2】 980nm励起光を生成する方法であって、 略808nmに中心を有する放出光λ1を生成する第1レーザを提供するステ
    ップと、 略808nmに中心を有する生成された前記放出光λ1を略946nmに中心
    を有する放出光λ2を生成する第2レーザに入力するステップと、 略946nmに中心を有する放出光λ2を生成するステップと、 略946nmに中心を有する生成された前記放出光λ2を略980nmに中心
    を有する放出光λ3を生成する第3レーザに入力するステップと、 略980nmに中心を有する放出光λ3を生成するステップと、からなること
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 第1半導体波長に中心を有する放出光λ1を生成する第1半導体
    レーザと、 前記半導体レーザによって光学的に励起された第1固体レーザであって、前記
    第1固体レーザが第1固体波長に中心を有する放出光λ2を生成し、前記第1固
    体波長が略920nmに中心を有するイッテルビウム(Yb)吸収スペクトルピ
    ークである前記第1固体レーザと、 略980nmに中心を有する放出光λ3を生成する前記第1固体レーザによっ
    て光学的に励起された第2固体レーザと、 前記第2固体レーザにより光学的に励起された光伝送信号を増幅する光増幅器
    と、からなることを特徴とする光増幅装置。
  4. 【請求項4】 光伝送信号を増幅する方法であって、 λ1光を生成する第1レーザを提供するステップと、 λ2光を生成する第2レーザを提供するステップと、 λ3光を生成する第3レーザを提供するステップと、 λ3光を使用して光信号を増幅する光増幅器を提供するステップと、 前記第1レーザで生成されたλ1光により第2レーザを励起するステップと、 前記第2レーザで生成されたλ2光により第3レーザを励起するステップと、 λ3光により前記光増幅器を励起するステップと、からなることを特徴とする
    方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの半導体レーザダイオードを提供するステップと
    、 前記半導体レーザダイオードを固体レーザに結合するステップと、 前記固体レーザをイッテルビウム(Yb)ドープ光ファイバレーザに結合する
    ステップと、からなることを特徴とする光増幅器を励起する980nm光を生成
    する方法。
  6. 【請求項6】 光増幅器ポンプを生成する方法であって、 マルチモード励起光源を提供するステップと、 単一クラッド光導波路レイジングファイバを提供するステップと、 前記マルチモード励起光源により前記レイジングファイバを間接的に励起する
    ステップと、からなることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 光信号λtを増幅する方法であって、 波長λmmのマルチモード輝度出力を有するマルチモード光励起光源を提供する
    ステップと、 前記マルチモード輝度出力を、波長λpumpを有する単一モード出力に変換する
    ステップと、 前記単一モード出力を光信号λtを、増幅する光増幅器に入力するステップと
    からなることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 励起波長λpumpで光増幅器を励起する光増幅ポンプであって、 前記ポンプは波長λsemiを生成する半導体レーザを含み、 前記ポンプは少なくとも500mWのλpumpにおける光を出力することを特徴
    とする光増幅ポンプ。
  9. 【請求項9】 ネオジム(Nd)イオンを励起する波長λ1を生成する半導体レ
    ーザと、 前記波長λ1により励起されてイッテルビウム(Yb)イオンを励起する波長
    λ2を生成する複数のネオジム(Nd)イオンと、 前記波長λ2により励起されてエルビウム(Er)イオンを励起する波長λ3
    生成する複数のイッテルビウム(Yb)イオンと、からなることを特徴とする光
    増幅器ポンプ。
  10. 【請求項10】 エルビウム(Er)ドープ光ファイバを提供するステップと、 ブロードエリア半導体レーザによりネオジム固体レーザを励起するステップと
    、 固体レーザを前記エルビウム(Er)ドープ光ファイバに入力するステップと
    、 前記エルビウム(Er)ドープ光ファイバによりLバンド光信号を増幅するス
    テップとからなることを特徴とするLバンド光信号を増幅する方法。
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