JP2002532162A - 乾燥粉体吸入器 - Google Patents

乾燥粉体吸入器

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JP2002532162A JP2000587840A JP2000587840A JP2002532162A JP 2002532162 A JP2002532162 A JP 2002532162A JP 2000587840 A JP2000587840 A JP 2000587840A JP 2000587840 A JP2000587840 A JP 2000587840A JP 2002532162 A JP2002532162 A JP 2002532162A
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Abstract

(57)【要約】 乾燥粉体吸入器で使用するのに適した計量装置を提供する。本計量装置は、粉体を収容するリザーバを画成するハウジングを有する。第1及び第2の端部を有する回転自在のオーガーは、前記端部間を延びる一つ又はそれ以上のフルートを有する。オーガーの第1の端部は、リザーバと連通している。所望容積の用量分配凹所を画成する用量分配部材がオーガーの第2の端部と隣接して位置決めされる。オーガーを回転させることによって粉体をフルートを通して用量分配凹所内に移送し、凹所の容積を特定用量の粉体で充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、乾燥粉体送出装置に関し、詳細には、粉体の形態で配合された医薬
品物質の計量された用量を患者に対して送出するための、乾燥粉体吸入器で使用
される乾燥粉体送出装置に関する。
【0002】発明の背景 治療薬、予防薬、及び診断薬は、様々な吸入器装置を使用して患者の肺へ送出
される。乾燥粉体吸入器の一つの種類には、リザーバを用いる乾燥粉体システム
が含まれる。リザーバを用いる吸入器は、吸入に適した生体作用性薬剤(治療薬
、予防薬、及び診断薬)のバルクリザーバ、バルク粉体を個々の用量に計量分配
するための機構、及び、肺に送出するために乾燥粉体を患者の吸入経路内に噴霧
するための機構を含む。
【0003】 リザーバを用いる乾燥粉体吸入器は、バルク乾燥粉体を使用することによる制
限内で作動しなければならない。例えば、代表的な乾燥粉体吸入器内で使用され
る粉体は、完全には流れず、常に或る程度の凝集性を有する。かくして、計量が
行われる適切な箇所に粉体が確実に到達するため、粉体が装置内で流れるように
大きな注意を払わなければならない。これは、代表的には、凝集性が低く且つ粉
体が流れることができるようにする賦形剤と粉体とを混合することによって行わ
れる。賦形剤は、更に、粉体混合物中の活性剤を希釈するように作用し、適当な
用量の有効な活性剤を更に正確に計量できるようにする。賦形剤は、粉体の流れ
及び計量に関して幾つかの有利な効果を持つけれども、一般的には、重要でない
材料の送出は阻止しなければならない。かくして、可能である場合には、混合物
中の重要でない賦形剤の量を減少するのがよい。
【0004】 吸入器装置内の粉体の流れは、他の機構によって生じさせることができる。例
えば、用量の計量に利用される装置を通る粉体の移動は、リザーバ内の粉体に荷
重を加えることによって補助することができる。このような荷重は、圧力を粉体
に及ぼすようにした、ばね負荷されたプランジャーによって加えることができる
。荷重により、粉体は、装置内の用量分配機構に向かって強制的に移動される。
しかしながら、この荷重機構は粉体に圧縮効果を発生させてしまう。圧縮された
粉体は、用量分配機構のところ又はその近くで「ブリッジ」を生じ、及び従って
、もはや所望の通りには流れない。かくして、粉体のブリッジングを阻止するの
が望ましい。
【0005】 リザーバを用いる乾燥粉体吸入器での重要な配慮は、吸入器が生体作用性薬剤
の用量をどのようにして正確に計量するか、及びこの計量を小さい許容差内で均
等に繰り返すことができるかである。リザーバを用いるシステムでは、所与の用
量の計量時に治療粉体が過度に圧縮され、一回分の用量を望む患者に多数回分の
用量の粉体が送出され、過剰投与につながる。計量される薬剤によっては、過剰
投与は、重篤な副作用を生じる場合がある。同様に、所定の投与量の医薬品を患
者に部分的にしか送出しなかったり全く送出しない場合には、所望の治療効果を
提供することができず、治療がなされる症状によっては、生命を脅かす状況が生
じる場合がある。
【0006】 リザーバを用いる乾燥粉体吸入器は、当該技術分野で良く知られている。例え
ば、WO92/18188及びWO93/03782には、粉体状の増量剤を含
有した医薬品物質を収容する粉体リザーバを含む吸入器が開示されている。用量
分配ロッド又はシャフトをリザーバ内で移動し、設定された計量凹所を充填する
。次いで、ロッド又はシャフトをリザーバから引き出し、計量された用量を吸入
チャンネルに送出する。この場合、次いで、その用量を患者が吸入することがで
きる。
【0007】 WO92/04928には、リザーバを用いる吸入器システムの変形例が開示
されている。このシステムでは、計量機構は、リザーバの軸線と同軸に位置決め
されたウォーム又はオーガーを用いる。装置内のプランジャーが粉体をウォーム
の端部に向かって押圧する。ウォームは、圧縮粉体の「フィンガ」を反対端で押
し出し、次いで、これを完全な一回転の終了時に切断する。この「フィンガ」は
、計量された用量を提供する。基準は、正確な大きさの用量が確実に送出される
ようにするけれども、患者が一回の吸入で複数の用量を吸入することができるよ
うにウォームを繰り返し回転することを阻止するものがないことは明らかである
。更に、ウォームをリザーバ内に平行に且つ同軸に位置決めすると、同軸に整合
したプランジャーがウォームの端部に当接したときにもはや粉体をオーガーに向
かって押圧しないため、無駄が生じる可能性がある。残りの粉体は、患者に送出
するのにもはや利用されず、かくして装置の有用寿命を短くする。
【0008】 従来の装置とは対照的に、本発明の目的は、リザーバを用いる乾燥粉体システ
ムに必要とされる粉体の流れ、粉体内容物、用量の正確性及び再現性についての
懸念に直接関与することである。本発明は、乾燥粉体吸入器の分野で用いられる
乾燥粉体用の新規な計量システムを提供する。詳細には、本発明は、リザーバを
用いる手持ち式乾燥粉体吸入器で使用するための計量システムを提供する。計量
システムは、粉体を正確に再現性をもって計量するのが望ましいどのような場合
でも使用することができる。
【0009】発明の概要 本発明は、粉体を収容するリザーバを壁部分により画成するハウジングを有す
る乾燥粉体吸入器で使用することができる乾燥粉体計量システムを提供する。ボ
アはリザーバと一端が交差する。ボア内に位置決めされたフルートを備えたオー
ガーにより、粉体をボアを通して移送することができる。オーガーはボア出口と
連通しており、ここで、粉体が、ボア出口と隣接して位置決めされた用量分配部
材の凹所に通過する。用量分配部材凹所は所望の容積を持ち、用量分配部材はボ
ア出口と隣接した装填位置と粉体を送出することができる送出位置との間で移動
自在である。
【0010】 ボア内のオーガーに対するリザーバの配向は同軸でも平行でもない。好ましく
は、リザーバの軸線はオーガーの軸線に対して横方向であり、例えば約90°で
あり、リザーバはオーガーの円筒形表面領域の一部にだけ、例えば前記表面領域
の50%又は50%以下開放している。
【0011】 オーガー及びボア出口は、オーガーの回転により粉体が用量分配凹所内に移送
されるが、更に回転させても用量分配凹所で粉体が圧縮されることがないように
設計されている。凹所への粉体の送出は、ボア出口の容積を増大して中間チャン
バを形成することによって、更に確実に行うことができる。好ましい実施の形態
を参照して以下に説明する中間チャンバは、粉体内でキャビテーションが起こら
ないようにするのに役立ち、用量分配凹所内にデッドスペースが形成される可能
性を小さくする。
【0012】 かくして、本発明は、リザーバを画成するハウジング、ボア及びボア出口、リ
ザーバの頂部及び底部及びこれらの間の軸線を含む粉体送出装置に関する。ボア
は、ボア出口からハウジング内に延び、ボア及びリザーバはボア/リザーバ界面
で交差する。ボアは、リザーバの軸線と平行でも同軸でもない軸線を有する。回
転自在のオーガーがボア内に同軸に位置決めされている。オーガーは、ボア/リ
ザーバ界面とボア出口との間を延びる螺旋状フルートを有する。送出装置は、ボ
ア出口から移送された粉体を計量するための用量分配凹所を有する用量分配プレ
ートを更に含む。
【0013】 本発明は、更に、空気入口、空気出口、及びこれらの間の空気流経路を有する
吸入器本体を備えた乾燥粉体吸入器装置に関する。吸入器は、リザーバ及びボア
を画成する壁部分を更に含み、リザーバは第1及び第2の端部及びこれらの端部
間の軸線を有し、ボアはボア出口からハウジング内に延びる。ボア及びリザーバ
は、リザーバの一端とボア/リザーバ界面のところで連通している。ボアは軸線
を有し、このボア軸線はリザーバの軸線と平行でも同軸でもない。回転自在のオ
ーガーがボア内に同軸に位置決めされている。ボア/リザーバ界面とボア出口と
の間を延びる螺旋状溝がオーガーに画成されている。吸入器は、用量分配凹所が
設けられた用量分配プレートを更に含む。用量分配プレートは、用量分配凹所が
ボア出口と連通した装填位置と用量分配凹所が空気流経路と連通した送出位置と
の間で移動自在である。
【0014】 更に、本発明は、粉体を患者の気道に送出する方法に関する。
【0015】 この方法は、 a.空気入口、空気出口、及びこれらの間に画成された空気流経路を有する乾
燥粉体吸入器であって、 (i)リザーバ及びボアを画成するハウジングであって、リザーバは頂部及
び底部及びこれらの間の軸線を有し、ボアはボア出口からハウジング内に延び、
ボア及びリザーバは、ボア/リザーバ界面のところでリザーバの底部と連通して
おり、ボアは軸線を有し、ボアの軸線はリザーバの軸線と平行でも同軸でもない
、ハウジング、 (ii)リザーバ内に配置された粉体、 (iii)ボア内に位置決めされたオーガーであって、ボア内で同軸に回転
自在であり、螺旋状の溝が画成されており、溝はボア/リザーバ界面とボア出口
との間を延びる、オーガー、 (iv)用量分配凹所を画成する用量分配プレートであって、用量分配凹所
は、ボア出口と隣接して位置決めされており、用量分配凹所を空気流経路に対し
て露呈することができる用量分配プレートを含む、乾燥粉体吸入器を提供する工
程と、 b.オーガーを回転させて粉体をリザーバからオーガー溝内及び用量分配凹所
内に移送する工程と、 c.用量分配凹所を空気流経路に露呈する工程と、 d.空気流経路内に空気流を発生する工程と、 e.用量分配凹所の粉体内容物を空気流中に同伴し、粉体を患者に送出する工
程とを含む。
【0016】 かくして、本発明は、リザーバと平行でない状態で接触するオーガーを含む送
出装置で粉体のブリッジングを減少し又はなくすことができるという驚くべき事
実に基づいている。かくして、配向によりリザーバから粉体をなくすことができ
、かくして粉体の無駄を少なくし、装置の有用寿命を最大にする。オーガーの配
向及び潜在的ブリッジング位置の減少により、流動性の低い粉体を正確に送出す
ることができ、かくして、賦形剤の薬剤に対する比を小さくした粉体混合物を使
用することができるようにするという利点が得られる。
【0017】 更に、本発明は、粉体をリザーバから用量分配凹所に向かって供給する上でオ
ーガーを使用することができ、計量された活性剤の量は、適切な用量を計量した
後のオーガーの回転数に拘わらず、一定であるという驚くべき事実に基づいてい
る。オーガーを廻し過ぎると粉体がリザーバから用量分配凹所に向かって強制的
に送られ、及びかくして粉体がその場所で過度に圧縮されることになると考えら
れていた。しかしながら、驚くべきことに、本発明者は、粉体がそれ自体の上で
滑り、用量分配凹所は、オーガーを所定の最少回転数だけ回転させるだけで、計
量された用量を確実に送出することができる ということを発見した。かくして
、正確な計量は、オーガーの廻し過ぎによる悪影響を受けない。
【0018】 更に、本発明は、ボア出口のところの中間チャンバが、キャビテーションを一
様にする上で、及び用量分配凹所のデッドスペースを減少する上で有用であり、
かくして、計量された粉体の用量を更に均等にするという驚くべき事実に基づい
ている。
【0019】 本発明のこれらの及び他の利点は、以下の開示から明らかになるであろう。
【0020】 本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照して以下に単なる例として更に
詳細に説明する。
【0021】発明の説明 乾燥粉体吸入器の粉体を送出するための装置を図1及び図2に示す。装置10
は、粉体状の医薬品P用のリザーバ14を形成する壁部分13を画成するハウジ
ング12を含む。リザーバ14は、溝即ちフルート17を有するオーガー16が
設置されるボアと連通している。リザーバとボアとの交差部を、本明細書中、「
ボア/リザーバ界面」と呼ぶ。送出装置10のリザーバ14には、粉体Pのバル
ク量が入っている。オーガー16は、以下に説明するように、用量分配凹所20
が形成された用量分配プレート18に向かって粉体Pを供給するように作用する
【0022】 リザーバ14は細長く、オーガー16まで横方向に延びている。従って、オー
ガー及びリザーバは、互いに対して平行でも同軸でもない態様で配向されている
。好ましくは、図1に示すように、リザーバ及びオーガーは、互いに対して約9
0°の角度で配向されている。オーガー及びリザーバが平行でも同軸でもないよ
うに構成されているため、粉体が更に均等に取り出されると考えられる。フルー
ト17の縁部がボア/リザーバ界面に沿って連続的に移動するため、ボア/リザ
ーバ界面のところでブリッジングが起こる可能性が理論的に最少になり、装置内
での粉体の流れを増大する。
【0023】 好ましい実施の形態では、リザーバ14は円形断面であり、及びかくして基本
的に円筒形形状である。オーガーと隣接したリザーバの幅は、オーガーの直径と
ほぼ同じであり、そのためリザーバはオーガーの周面のほぼ半分に亘って開放し
ている。リザーバとオーガーの直径を同じ大きさにすることにより、リザーバの
内容物を使用中に空にすることができ、かくしてリザーバ内の使用不能粉体の量
を最少にすることができる。
【0024】 リザーバの一端には、ピン24によってハウジング12に固定されたリザーバ
キャップ22が設けられている。ハウジングの内側に設けられた環状凹所26は
、水分の侵入及び粉体の流出を阻止するため、リザーバキャップ22の内側円筒
形部分に対してシールするシール28用に設けられている。リザーバフロート即
ちプランジャー30がリザーバ内に配置されている。プランジャーは、リザーバ
ばね32によってキャップ22から遠ざかる方向に押圧されている。
【0025】 粉体は、プランジャー30によって及ぼされた圧力によってボア/リザーバ界
面に向かって押圧されており、及び従って、オーガー16に向かって押圧されて
いる。ばね特性は、粉体を界面に向かって押圧するが、粉体のブリッジングを生
じないように選択される。
【0026】 上述した実施の形態では、オーガー16の直径は4mm乃至10mmであり、
好ましくは6mmである。しかしながら、オーガーの直径は、装置を使用する上
での必要条件に応じて変化させることができる。オーガーキャップ36がオーガ
ー16に連結されている。このキャップには、ギヤ36a等の適当な駆動機構が
設けられている。オーガー16は、回転シール38によってハウジング12内に
シールされている。少なくとも一つの及び好ましくは二つの螺旋溝即ちフルート
17がオーガー16の両側に配置されている。一つの実施の形態では、各フルー
トは、オーガーの長さに亘って約90°に亘って巻いている。任意の一つの時期
に、リザーバ14の底部がオーガーのフルート部分17及びフルートのない部分
即ち「ランド」42と連通する。フルートの数は変化させることができ、これら
のフルートの大きさ、形状、及びピッチ並びに切断縁部の性質又はフルート領域
のランド領域に対する比を変化させることができる。
【0027】 オーガー16は、オーガーを繰り返し廻した後でも、ボア出口34内及び用量
分配凹所20内の粉体が圧縮されないように設計されている。かくして、用量分
配計量値に信頼性がある粉体を提供するため、オーガーを所定の最少回数(例え
ば3回)廻すだけでよいが、廻し過ぎても、多く出過ぎたり既に用量分配凹所に
ある粉体を圧縮したりすることがない。かくして、送出装置は比較的どのような
人でも使用することができ、構造が比較的簡単である。
【0028】 かくして、オーガーの最適な性質は、送出されるべき粉体Pの物理的性質、即
ちどれ程凝集性があるかによって決定される。粉体は、流動性がほとんど全くな
く、医薬品を全混合物中の小さな部分しか含まない。混合物中の粉体の凝集性は
、薬物又は増量剤又はその両方の凝集性の関数である。高度に凝集性の粉体につ
いては、比較的自由に流動する粉体についての設計とは異なる設計が必要とされ
、例えばフルートの大きさを大きくするのが望ましい。オーガーの設計では、粉
体がリザーバから用量分配凹所へ効率的に供給されるが、オーガーを繰り返し廻
しても用量分配凹所の粉体が過度に圧縮されないように選択しなければならない
【0029】 プランジャーの押圧力の作用でオーガーのフルートに流入した粉体は、オーガ
ーの回転時にアルキメデスのねじポンプと同様の方法でオーガーの長さに沿って
ボア出口34内に輸送される。ボア出口34は、ボアの末端部分に、用量分配プ
レート18の用量分配凹所20と隣接し且つ連通して配置されている。好ましい
実施の形態では、ボア出口は、フルートと用量分配凹所との間にチャンバを有す
る。このチャンバを以下において中間チャンバと呼ぶ。
【0030】 好ましい実施の形態における中間チャンバ34の形状は截頭円錐形である。中
間チャンバはオーガーの断面と合致する全体に円形断面であるが、丸味を帯びた
用量分配凹所20の輪郭に直接的に繋がるように傾斜面を有する。かくして、チ
ャンバ入口はボア直径と同じ相対的直径を持つが、その出口直径は用量分配凹所
に続く開口部と同じ相対的な大きさを備えている。中間チャンバは幾つかの有用
な目的で役立つと考えられている。チャンバ内のキャビテーションを減少し、用
量分配凹所で均等な用量分配が行われるように粉体の圧力を分配すると考えられ
ている。中間チャンバの存在により、更に、用量分配凹所内にデッドスペース(
即ち回転するオーガーから出る粉体によって実際に充填されない領域)が形成さ
れないようにし、粉体中に空所が形成されることによって計量された薬物が用量
に達しない危険をなくす。このような場合、フルートを出る粉体が中間チャンバ
及び用量分配凹所を充填し、これらの二つとも容量まで充填されたとき、粉体が
それ自体の上をフルートと用量分配凹所との間のチャンバ内で滑り、かくして粉
体の過剰圧縮を阻止するものと推測される。上述したように、過剰圧縮は、理論
的には、所望量以上の薬物を用量分配凹所に送出することとなり、過剰投与の危
険を生じる。
【0031】 上方から見ると、用量分配プレート18はほぼ四分円形状である。この四分円
は、角をなした隅部及び角をなした隅部の反対側の円弧状の斜辺を有する。角を
なした隅部には、用量分配プレートの枢動の中心となる枢動ピン44が配設され
ており、このピンは、用量分配プレートから垂直方向に延びている。用量分配凹
所20は、プレートの他方の側部にボア出口と整合して位置決めされている。図
1及び図2に示すように、ハウジング12及び用量分配プレート18がリザーバ
ホルダ48内に位置決めされる。リザーバホルダ内には、用量分配スロット46
が形成されている。用量分配プレート18の前側に装着されたピン44は、リザ
ーバホルダ48の別の凹所を通って延びる。ホルダ48は、前面が摺動前プレー
ト50によって閉鎖されている。枢動ギヤ52がリザーバホルダ48内で枢動ピ
ン44を中心として取り付けられている。用量分配プレートばね54(図2参照
)がリザーバホルダ48の開口部内に取り付けられている。このばねは、プレー
ト18をハウジング12に対してシールされた配向に維持するため、前プレート
50と用量分配プレート18との間で圧縮される。
【0032】 以下に更に詳細に説明するように、ギヤ52を回転させると、用量分配プレー
ト18が枢動回転し、用量分配凹所20がボア出口34から遠ざかる方向にスロ
ット46を通して移動させる。用量分配プレートが細長い形状をなしているため
、用量分配プレートの残りの表面によって出口を覆い、粉体が漏れないようにす
ることができる。プレートは、更に、適当なシール機構が設けられている場合、
又はシール性のある材料で形成されているか、あるいはこのような材料でコーテ
ィングされている場合には水分の侵入を阻止するように作用することができる。
【0033】 上述した送出装置は、乾燥粉体薬剤吸入器の構成要素として使用することがで
きる。この構成要素は、吸入器の一体の部分であってもよいし、更に適当には、
図3、図4及び図5に示すような、受け入れドックを備えた吸入器に挿入される
カセットとして形成してもよい。
【0034】 図3、図4及び図5は、送出装置10を挿入した本発明の好ましい粉体薬剤吸
入器を示す。図3では、吸入器装置100は、外吸入器本体102と、一体のマ
ウスピースカバー104とを含む。外吸入器本体102は、送出装置10が挿入
される送出装置ドック106を画成する。吸入器は、更に、空気入口110とマ
ウスピース112の形態の空気出口との間を延びる空気流経路108を画成する
。一体のマウスピースカバー104は、回転中心103を中心として外吸入器本
体102内で摺動的に回転自在となっている。カバーを図3に示すように閉鎖す
ると、一体のカバーがマウスピース112に被せられる。装置を開放すると、カ
バーが外本体内に引っ込められ、マウスピース112が露呈する。
【0035】 一体のマウスピースカバー104は、吸入器の開閉を補助するための親指グリ
ップ116を有する。一体のマウスピースカバーは、更に、吸入器の外観からは
分からない多数の一体の構成要素を支持する。湾曲したオーガーギヤアーム11
8がカバー104の右上側から延びており、送出装置10のオーガーギヤ36a
と係合するように配置されている。オーガーギヤとの相補的係合を容易にするた
め、ギヤアーム118は、オーガーギヤ36aの鋸歯状部分と対応する鋸歯状部
分120を有する。用量分配プレート移送アーム122は、一体のマウスピース
カバー104の下方右側から延びている。用量分配プレート移送アーム122に
も鋸歯状部分124が設けられている。この鋸歯状部分は、一体のマウスピース
カバー104を所定角度だけ回転させた後、送出装置10の用量分配プレート枢
動ギヤ52と係合するようになっている。
【0036】 図示してないけれども、一体のマウスピースカバー104は、更に、空気流経
路包囲体に連結されている。この包囲体は、一体のマウスピースカバー104が
閉鎖されているときに空気流経路108を塞ぐように位置決めされている。カバ
ーを開放すると、包囲体は空気流経路108の外に移動し、装置を通して吸入を
行うことができる。
【0037】送出装置の使用態様の説明 上述したように、本発明の送出装置は、本発明の乾燥粉体吸入器の一体の構成
要素として設計され、又は、更に詳細には、別体のカセットとして設計される。
このカセットは、こうした装置を受け入れるように設計されたカセットドックを
備えた乾燥粉体吸入器に挿入することができる。
【0038】 図3、図4及び図5にその一実施の形態を示すカセットの態様では、送出装置
10を吸入器100の外吸入器本体部分102のカセットドック106に挿入す
る。このように挿入すると、送出装置はオーガーギヤ36aがオーガーギヤアー
ム118の鋸歯状部分120と係合するように整合し、用量分配プレート移送ア
ーム122が用量分配プレート枢動ギヤ52と整合するように配置される。
【0039】 図3に示すように、吸入器100を開放するためには、患者は親指グリップ1
16を吸入器に亘って反時計廻り方向に矢印が示すように摺動し、マウスピース
112を露呈する。一体のマウスピースカバー104が吸入器本体102内で回
転し、オーガーギヤアーム118の鋸歯状部分120がオーガーギヤ36と係合
する。アームとの係合により、オーガー16(図1及び図2参照)が送出装置1
0のボア内で回転し、これによって粉体がリザーバ14から用量分配プレート1
8の用量分配凹所20内にフルート17を介して移送される。
【0040】 一体のマウスピースカバー104は、オーガーギヤアーム118の鋸歯状部分
120が用量分配凹所20を完全に充填するのに十分な長さであるが充填の幾ら
か後にオーガーの回転が停止するように設計されている。マウスピースを引っ込
めたときのオーガーの回転数は、オーガーギヤ36aの直径を変化させることに
よって、又はオーガーギヤアーム118の鋸歯状部分120の長さ又は数、又は
設けられた鋸歯状部分の数を調節することによって、容易に制御することができ
る。
【0041】 図4Aは、オーガーギヤアームがオーガーギヤと係合した状態から外れた後の
、マウスピースカバーの相対的な位置を示す。図4Bに示す下側の図から、マウ
スピースを更に移動すると、用量分配プレート移送アーム122の鋸歯状部分1
24が用量分配プレート枢動ギヤ52と係合するということが分かる。用量分配
プレート枢動ギヤの係合時に、用量分配プレート18が枢動回転を開始する。用
量分配プレート18を枢動回転させることにより、用量分配凹所20がボアの出
口と隣接した装填位置から遠ざかるように移動する。この回転の完了時に計量分
配凹所20が空気流経路108と連通する。これを、その「送出位置」と呼ぶ。
これを図5に示す。
【0042】 図5に示す位置に設定し、吸入器装置100を患者の唇に対して保持し、患者
がマウスピース112を通して吸入する。理想的には、吸入器は、粉体が装置か
ら零れる危険を最少にするように、患者によって平らに保持される。吸入により
、空気流経路108内に空気流が発生し、計量分配凹所20の内容物を同伴し、
粉体Pの計量された分配用量が患者の肺に送出される。
【0043】 吸入器を閉鎖位置に戻すため、親指グリップ116を時計廻り方向に摺動し、
マウスピース112を覆う元の位置に一体のマウスピースカバー104を戻す。
この逆回転により計量分配プレート18もまた装填位置に戻される。次いで、吸
入器は、次に作動する準備ができる。
【0044】装置で有用な粉体 リザーバ内に収容された粉体Pは、計量が所望される、どのような材料であっ
てもよい。この送出装置について考えられる用途では、粉体は吸入器装置を介し
て患者に送出される医薬品である。かくして、吸入経路を介して送出するための
適当な医薬品は、例えば、鎮痛剤、例えばコデイン、ジヒドロモルヒネ、エルゴ
タミン、フェンタニール、又はモルヒネ;狭心症用の薬剤、例えばジルチアゼム
;抗アレルギー剤、例えばクロモグリケート、ケトチフェン、又はネドクロミル
;抗感染薬、例えばセファロスポリン、ペニシリン、ストレプトマイシン、サル
ファ剤、テトラサイクリン、及びペンタミジン;抗ヒスタミン剤、例えばメタピ
リレン;抗炎症剤、例えばベクロメタゾンジプロピオネート、フルチカゾンプロ
ピオネート、フルニソリド、ブデソニド、ロフレポニド、モメタゾンフロエート
、又はトリアムシノロンアセトニド;鎮咳薬、例えばノスカピン;気管支拡張薬
、例えばアルブテロール、サルメテロール、エフェドリン、アドレナリン、フェ
ノテロール、ホルモテロール、イソプレナリン、メタプロテレノール、フェニレ
フリン、フェニルプロパニールアミン、ピルブテロール、レプロテロール、リミ
テロール、テルブタリン、イソエタリン、ツロブテロール、オルシプレナリン、
又は(−)−4−アミノ−3,5−ジクロロ−α−〔〔〔6−〔2−(2−ピリ
ジニル)エトキシ〕ヘキシル〕メチル〕ベンゼンメタノール;利尿剤、例えばア
ミロリド;抗コリン作用薬、例えばイプラトロピウム、チオトロピウム、アトロ
ピン、又はオキシトロピウム;ホルモン剤、例えばコルチゾン、ヒドロコルチゾ
ン、又はプレドニソロン;キサンチン、例えばアミノフィリン、コリンテオフィ
リネート、リシンテオフィリネート、又はテオフィリン;治療蛋白質及びペプチ
ド、例えばインスリン又はグルカゴン;ワクチン;診断薬;及び遺伝子治療剤か
らなる群から選択される。適当な場合には、薬剤は、その活性及び/又は安定性
を最適にするため、塩(例えばアルカリ金属又はアミン塩として又は酸添加塩と
して)の形態で、又はエステル(例えば低アルキルエステル)として、又は溶媒
化合物(例えば水和物)として使用することができるということは当業者には明
らかであろう。
【0045】 好ましい薬剤は、アルブテロール、サルメテロール、フルチカゾンプロピオネ
ート、及びベクロメタゾンジプロピオネート、及びその塩及び溶媒化合物、例え
ばアルブテロールのスルフェート及びサルメテロールのキシナフォエートから選
択される。
【0046】 薬剤を組み合わせて施与することもできる。活性成分の組み合わせからなる好
ましい配合は、サルブタモール(例えば自由基又はスルフェート塩として)又は
サルメテロール(例えばキシナフォエート塩として)と、ベクロメタゾンエステ
ル(例えばジプロピオネート)等の抗炎症ステロイド又はフルチカゾンエステル
(例えばプロピオネート)との組み合わせを含む。
【0047】 確かに、本発明によれば、任意の適当な診断薬、予防薬、又は治療薬を本発明
の装置のリザーバ14内の粉体Pとして含むことができる。一般的には、肺の気
管支領域又は肺胞領域に送出するのに適した薬物粒子は、10μm以下の空力学
的直径を有する。気道の他の部分、例えば鼻腔、口腔、又は咽喉等に送出するの
が望ましい場合には、他の大きさの粒子を用いてもよい。薬剤は純粋な薬物であ
ってもよいが、更に適当には、粉体Pは、増量剤(賦形剤)(例えば乳糖)と混
合した薬物からなるのが好ましい。
【0048】 特定の密度、大きさ範囲、又は性質を持つように追加の粉体を形成することが
できる。粒子は、活性剤、界面活性剤、壁形成材料、又は当業者が望ましいと考
える他の構成要素を含むのがよい。
【0049】 増量剤及び薬物の混合物は、代表的には、粉体を所定の用量に計量して分配す
ることを正確に行うことができるように配合される。13000mgの乳糖及び
50mgの薬物を含む標準的な混合物の賦形剤の薬物に対する比は260:1で
ある。本発明は、このような混合物を更に正確に且つ効果的に計量して分配する
ことができるため、賦形剤の薬物に対する比が60:1、場合によっては2:1
の用量分配混合物を使用することができる。しかしながら、非常に低い混合レベ
ルでは、薬物投与量の再現性のばらつきが大きくなる。
【0050】 実験データ実施例1 直径が6μmのオーガーと、3mgの粉体を保持するのに十分な容積の用量分
配凹所とを備えた計量装置を、上述したように形成する。この装置を微粉化した
乳糖及びフルチカゾンプロピオネート(FP)の60:1の混合物(3000部
の乳糖に対してFPが50部)で充填する。オーガーを所定回転数だけ回転させ
た後、用量分配凹所内の活性剤の量を確認することによって試験を行った。各回
転設定を約10回繰り返し、各々の結果を記録する。各回転についての活性剤の
平均量を得てRSDを計算する。試験は、各回転についてのRSDが10%以下
である場合に用量を均等にする上で十分であると考えられる。以下の表に表され
た結果は、60:1の混合物についての許容可能な均等性を示している。
【0051】
【表1】
【0052】 変形例 以上の装置の開示は、装置の好ましい実施の形態を単に説明したものである。
変形例は、当業者に明らかなように、本発明の範囲内にあるものと考えられる。
例えば、リザーバ14は、任意の形状又は大きさであるのがよい。リザーバは、
円形断面であっても多角形断面であってもよい。ボアの大きさに対し、リザーバ
の直径はボアよりも大きくてもよいし小さくてもよい。ボア/オーガー直径より
も大きい場合には、リザーバのフロアをオーガーに合わせてテーパさせるのがよ
い。
【0053】 上述したように、オーガー/ボアは、リザーバの軸線と平行でも同軸でもない
任意の配向にあるのがよい。接線方向構成又は垂直方向構成が好ましい場合には
、オーガー/ボアは、ボアの端部に向かって又はここから遠ざかるように角度を
なしているのがよい。
【0054】 リザーバの形状又はリザーバオーガーの配向角度のいずれかが異なる場合には
、プランジャー30を、理想的には、変更された特徴と形態とが一致するように
調節する。例えば、リザーバの直径が八角形断面であり、ボア直径よりも大きく
、ボア界面に続くフロアがテーパしており、軸線がボア/オーガーの軸線と45
°で交差する(オーガーが用量分配プレート凹所に向かってテーパしている)場
合には、プランジャーもまた八角形断面であり、リザーバの側部と接触し、リザ
ーバのフロアのテーパと同様にテーパしている。これは、ボア/オーガー軸線の
角度と一致し且つ整合するように45°で角度をなしている。
【0055】 プランジャー30は、好ましい実施の形態では、ばね32によって粉体に押し
付けられている。別の態様では、プランジャーは、ばね以外の機構によって押圧
することができる。任意の圧力発生手段を組み込むことができ、例えば加圧ピス
トンを用いることができる。このように形成された場合には、用量分配凹所を装
填するための供給機構はどのような配向でも機能し、重力に左右されない。更に
、震動又は他の攪拌を必要としない。
【0056】 利用される中間チャンバは、所望の機能を可能にする任意の形状、大きさ、又
は容積であるのがよい。壁の傾斜を変化させることができ、好ましい実施の形態
で説明したよりも大きくすることができ、又は小さくすることもできる。中間チ
ャンバの側部は、更に、平行であってもよいし、好ましい実施の形態に示したの
とは逆にテーパしてもよい。好ましいボア出口は中間チャンバを有するが、必ず
しも備えていなくてもよい。オーガーのフルートは、用量分配凹所内に直接開放
しているのがよい。
【0057】 ボア入口の位置もまた変更することができる。オーガーにより粉体が供給され
るボアの長さに沿った任意の点にボア出口を配置することができるということは
本発明の範疇にある。中間チャンバが、好ましい実施の形態におけるようにボア
の端部に配置されているのではなく、ボアの長さに沿って配設されている場合に
は、チャンバ壁には、ボアの湾曲とが一致するように角度が付けてある。その場
合、凹所への出口の輪郭を平らにすることができる。これは、吸入器装置内に組
み込んだ場合、用量分配プレートを空気流路内に移動できるようにする上で最良
の形体であると考えられる。
【0058】 上述した好ましい実施の形態では、用量分配部材又は用量分配プレートの動き
を回転的に枢動するものとして説明したが、様々な動きを組み込むこともできる
ということは理解されよう。例えば、変形例のプレートは、空気流路に長さ方向
に沿って滑り込むことができる。更に、プレートを移動させる必要が全くないよ
うにプレートを変更することができるということも考えられる。例えば、凹所を
充填後に閉止するため、ボア出口と用量分配凹所との間に包囲体を設け、用量分
配プレートに凹所のボア入口とは反対側にポートを設け、これを開放して計量さ
れた容量を空気流路に露呈するようにすることができる。
【0059】 送出装置は、任意の数の装置のカセットドック内に嵌着する取り外し自在のカ
セットユニット、又は送出装置ハウジングが吸入器の壁部分によって形成された
吸入器の取り外し不能の一体の部分のいずれかとして使用することができるとい
うこともまた、本発明の範疇に含まれるものと考えられる。
【0060】 更に、装置は、薬剤を口や鼻を介して送出するために使用することができ、及
びかくしてマウスピースは、実際には、経鼻アクチュエータを構成する。
【0061】 以上の説明及び特許請求の範囲が一部をなす出願は、本願以降の任意の出願に
関して優先権の基礎として用いられる。本願以降の任意の特許請求の範囲は、本
明細書中に記載された任意の特徴又はこれらの特徴の組み合わせに関する。これ
らの特徴は、製品、組成物、方法、又は使用方法についての請求項を形成し、限
定されない一例として1つ又はそれ以上の請求項を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による粉体計量装置の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 図1の装置の分解図である。
【図3】 図1の送出装置を組み込んだ一つの可能な粉体薬剤吸入器を示す断面図であり
、この図では、吸入器のマウスピースカバーが閉鎖しており、用量分配プレート
が装填位置にある。
【図4A】 マウスピースを部分的に露呈した図3の吸入器を上方から見た断面図である。
【図4B】 図4Aに示す吸入器を下方から見た断面図である。
【図5】 マウスピースを一杯に露呈した図3の吸入器を下方から見た断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月16日(2000.12.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Glaxo Wellcome Hous e,Berkeley Avenue G reenford,Middlesex UB6 0NN,Great Brita in

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥粉体吸入器で使用するのに適した計量装置において、 a.粉体を収容するリザーバを画成するハウジングと、 b.一つ又はそれ以上のフルートを画成する回転自在のオーガーであって、第
    1及び第2の端部を有し、前記フルートは前記第1及び第2の端部間を延び、前
    記第1の端部はリザーバと連通している、オーガーと、 c.前記オーガーの前記第2の端部と隣接して位置決めされる所望の容積の用
    量分配凹所を画成する、用量分配部材とを含み、 前記オーガーを回転させることによって前記粉体を前記フルートを通して前記
    用量分配凹所内に移送し、前記容積を充填する、計量装置。
  2. 【請求項2】 粉体送出装置において、 a.リザーバ、ボア、及びボア出口を画成するハウジングであって、前記リザ
    ーバは第1及び第2の端部及びこれらの端部間を延びる軸線を有し、前記ボアは
    ハウジング内に延びており、前記ボア及び前記リザーバは、ボア/リザーバ界面
    のところで前記リザーバの前記第2の端部で連通しており、前記ボアは軸線を有
    し、前記ボアの前記軸線は前記リザーバの軸線と平行でも同軸でもなく、前記ボ
    ア出口は前記ボアと連通した、ハウジングと、 b.前記ボア内に同軸に位置決めされた回転自在のオーガーであって、前記ボ
    ア/リザーバ界面と前記ボア出口との間を連通するフルートを有するオーガーと
    を含む、粉体移送装置。
  3. 【請求項3】 前記リザーバの軸線は前記ボアの軸線とほぼ垂直である、請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ボア出口と連通した用量分配凹所を画成する用量分配プレートを更に含む
    、請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ボア出口は中間チャンバを含む、請求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記中間チャンバは前記用量分配凹所に向かってテーパしている、請求項5に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記用量分配プレートは、前記用量分配凹所が前記ボア出口と隣接した装填位
    置と前記凹所の内容物を取り出すことができる送出位置との間で移動自在である
    、請求項4に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記用量分配プレートは、前記装填位置と前記送出位置との間で枢動自在であ
    る、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記オーガーは周面を有し、前記リザーバは前記オーガーの前記周面の一部だ
    けと前記ボア/リザーバ界面のところで接続される、請求項1又は2に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記リザーバ内に位置決めされるとともに前記オーガーに向かって押圧された
    プランジャーを更に含む、請求項1又は2に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ボアは前記ハウジングを通って延びており、前記オーガーの一端には、前
    記オーガーの回転を容易にする駆動装置が設けられている、請求項1又は2に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 前記リザーバ内の粉体を更に含む、請求項2に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記粉体は、治療薬、予防薬、及び診断薬からなる群から選択される、請求項
    1又は12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記粉体は、鎮痛剤、狭心症用の薬剤、抗アレルギー剤、抗感染薬、抗ヒスタ
    ミン剤、抗炎症剤、鎮咳薬、気管支拡張薬、利尿剤、抗コリン作用薬、ホルモン
    剤、キサンチン、治療蛋白質及びペプチド、ワクチン、及び遺伝子治療剤からな
    る群から選択される、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記粉体は、コデイン、ジヒドロモルヒネ、エルゴタミン、フェンタニール、
    モルヒネ、セファロスポリン、ペニシリン、ストレプトマイシン、サルファ剤、
    テトラサイクリン、ペンタミジン、ジルチアゼム、クロモグリケート、ケトチフ
    ェン、ネドクロミル、メタピリレン、ベクロメタゾンジプロピオネート、フルチ
    カゾンプロピオネート、フルニソリド、ブデソニド、ロフレポニド、モメタゾン
    フロエート、トリアムシノロンアセトニド、ノスカピン、アルブテロール、サル
    メテロール、エフェドリン、アドレナリン、フェノテロール、ホルモテロール、
    イソプレナリン、メタプロテレノール、フェニレフリン、フェニルプロパニール
    アミン、ピルブテロール、レプロテロール、リミテロール、テルブタリン、イソ
    エタリン、ツロブテロール、オルシプレナリン、(−)−4−アミノ−3,5−
    ジクロロ−α−〔〔〔6−〔2−(2−ピリジニル)エトキシ〕ヘキシル〕メチ
    ル〕ベンゼンメタノール、アミロリド、イプラトロピウム、チオトロピウム、ア
    トロピン、オキシトロピウム、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、インスリン、グ
    ルカゴン、プレドニソロン、アミノフィリン、コリンテオフィリネート、リシン
    テオフィリネート、及びテオフィリンからなる群から選択される、請求項14に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】 空気入口、空気出口、及び入口と出口との間の空気流経路を有する吸入器本体
    を備えた乾燥粉体吸入器装置において、 a.リザーバ及びボアを画成する壁部分であって、前記リザーバは第1及び第
    2の端部及びこれらの端部間を延びる軸線を有し、前記ボアはボア出口からハウ
    ジング内に延び、前記ボア及び前記リザーバは、前記リザーバの一端でボア/リ
    ザーバ界面のところで連通しており、前記ボアは軸線を有し、前記ボアの前記軸
    線は前記リザーバの軸線と平行でも同軸でもない、壁部分と、 b.前記ボア内に同軸に位置決めされた回転自在のオーガーであって、螺旋状
    の溝が形成されており、前記溝は前記ボア/リザーバ界面と前記ボア出口との間
    を延びる、オーガーと、 c.用量分配凹所が画成された用量分配プレートであって、用量分配凹所が前
    記ボア出口と連通した装填位置と用量分配凹所が空気流経路と連通した送出位置
    との間の間で移動自在の用量分配プレートとを含む、乾燥粉体吸入器装置。
  17. 【請求項17】 前記オーガーを回転させるために前記オーガーと係合することができる装填ア
    ームを更に含む、請求項16に記載の乾燥粉体吸入器装置。
  18. 【請求項18】 計量分配プレートを前記装填位置と前記送出位置との間で移動するため、前記
    用量分配プレートと係合することができる計量分配プレート移送アームを更に含
    む、請求項16又は17に記載の乾燥粉体吸入器装置。
  19. 【請求項19】 a.前記吸入器本体内に位置決めされた一体のマウスピースカバーであって、
    装填アーム及び用量分配プレート移送アームを有し、前記一体のマウスピースカ
    バーは、前記用量分配プレートが前記装填位置にある閉鎖位置と前記用量分配プ
    レートが前記送出位置にある回転位置との間で移動自在であり、前記用量分配凹
    所は前記空気流経路内にある、一体のマウスピースカバーを更に含む、請求項1
    6に記載の乾燥粉体吸入器装置。
  20. 【請求項20】 前記ボア出口は中間チャンバを含む、請求項16に記載の吸入器。
  21. 【請求項21】 粉体を患者の気道に送出する方法において、 a.空気入口、空気出口、及び入口と出口との間に画成された空気流経路を有
    する乾燥粉体吸入器であって、 i.リザーバ及びボアを画成するハウジングであって、前記リザーバは第1
    及び第2の端部及びこれらの端部間の軸線を有し、前記ボアはボア出口から前記
    ハウジング内に延び、前記ボア及び前記リザーバは、ボア/リザーバ界面のとこ
    ろで前記リザーバの第2の端部と連通しており、前記ボアは軸線を有し、前記ボ
    アの前記軸線は前記リザーバの前記軸線と平行でも同軸でもない、ハウジング、 ii.前記リザーバ内に配置された粉体、 iii.前記ボア内に位置決めされたオーガーであって、前記ボア内で同軸
    に回転自在であり、螺旋状の溝が画成されており、前記溝は前記ボア/リザーバ
    界面と前記ボア出口との間を延びる、オーガー、及び iv.用量分配凹所を画成する用量分配プレートであって、前記用量分配凹
    所は、前記ボア出口と隣接して位置決めされており、前記用量分配凹所を前記空
    気流経路に対して露呈することができる用量分配プレートを含む、乾燥粉体吸入
    器を提供する工程と、 b.前記オーガーを回転させて前記粉体を前記リザーバから前記オーガー溝内
    及び前記用量分配凹所内に移送する工程と、 c.前記用量分配凹所を空気流経路に露呈する工程と、 d.前記空気流経路内に空気流を発生する工程と、 e.前記用量分配凹所の粉体内容物を前記空気流中に同伴し、前記粉体を患者
    に送出する工程とを含む、方法。
  22. 【請求項22】 粉体を計量する方法において、 a.計量装置であって、 (i)粉体を収容するリザーバを有するハウジング、 (ii)一つ又はそれ以上のフルートを画成する回転自在のオーガーであっ
    て、第1及び第2の端部を有し、前記フルートはこれらの端部間を延び、前記一
    つ又はそれ以上のフルートは前記リザーバと連通している、オーガー、及び (iii)前記オーガーの前記第2の端部と隣接して位置決めされる所望の
    容積の用量分配凹所を画成する用量分配部材を含む計量装置を提供する工程と、 b.前記オーガーを回転させて前記粉体を前記フルートを通して前記リザーバ
    から前記用量分配凹所まで移送する工程と、 c.前記粉体に前記用量分配凹所からアクセスする工程とを含む、方法。
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