JP2002532146A - 医療装置および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
宮腔または尿道の高熱処置を実行する装置、そして、このような処置のための方
法に関する。
置が行われることは多い。たとえば、強度の月経出血を特徴とするいわゆる月経
過多、すなわち、異常状態を、子宮内膜(子宮腔を内張している粘膜)を熱破壊
することによって治療することは公知である。前記腔は、正面で見ると、基部が
上を向いている三角形となっている。頚管は、下方の三角形頂点に開いており、
卵管は、上方、すなわち、逆方向位置にある三角形頂点に開いている。
張可能なブラダを接続したカテーテルを使用することが特に薦められてきた。月
経過多を処置するとき、膨らんでいないブラダを含むカテーテルの前端を、膣お
よび子宮頚部を経て子宮腔に挿入する。
管を経て供給することによってブラダを膨張させ、それによって、通常かなり扁
平な腔を拡げ、バルーンが子宮内膜の表面の主要部分と係合することになる。臨
床テストでは、子宮頚部の領域を除いて子宮内膜全体を加熱し、そして、部分的
には組織内の血液循環を減らすことになるという事実に鑑みて、圧力を比較的高
いレベル(160〜200mmHgまでが適当である)に維持して熱対流を向上
させることが、処置が成功するためには重要であることがわかった。一方、組織
の断裂のリスクを考慮して、圧力は、約250〜300mmHgを超えてはなら
ない。
度、たとえば、70℃〜90℃まで加熱する。温度に達したとき、処置が開始し
、子宮内膜を約5〜7mmの深さまで熱および圧力の下に壊死させる。通常、処
置時間は、6〜15分で充分である。
第4,949,718号(Neuwirth等)、米国特許第5,693,080号(Wallst
en)、WO94/21202(Wallsten等)、WO96/26695(Claren等
)、米国特許第5,084,044号(Quint)に記載されている。
、いわゆるHegar拡張器で拡張し、バルーン・カテーテルが通過できるよう
に進めなければならない。この拡張には痛みが伴い、痛みの程度は、しばしば、
拡張程度に関係する。市場に出ている或る種のカテーテルの場合、麻酔の必要性
を増大させる8〜9mmの拡張を行わなければならない。
このようなカテーテルを設計するのが非常に望ましい。一方、子宮頚管は熱の影
響を受けやすい。加熱により、頚管を完全に遮断する狭窄が形成される可能性が
ある。したがって、頚管は、それを取り囲む断熱手段で保護しなければならない
。断熱の効率は、その半径方向の厚さに大きく依存するので、小さいカテーテル
直径の必要性と効率的な断熱との間で妥協しなければならない。
は、熱放出手段をバルーン内の中央に位置させたバルーン・カテーテルが記載さ
れている。第1ケースにおいては、熱放出手段は、電気抵抗コイルであり、他の
ケースにおいては、いわゆるPTCタイプの非線形電気抵抗である。
内に強制循環を生じさせるのに対し、米国特許第4,949,718号による装置
では、循環はまったく使用されていない。WO94/21202、WO96/2
6695および米国特許第5,084,044号に記載されている装置では、バル
ーンと外部熱源との間で入口通路、出口通路を通して液体を循環させている。
好な処置結果を得られると言われている。一方、膨張したバルーンが処置しよう
としている腔表面に適合することが重要である。このような装置は、また、供給
、放出導管を通って循環する大量の高温液体を考慮して、子宮頚部領域における
効率的な断熱を必要とする。
40〜80mmであり、子宮頚管の長さは、約20〜40mmである。バルーン
またはブラダによって拡張される腔体積は、約3〜60mlである。
体積、腔深さの差異が大きいということである。先に指摘したように、バルーン
またはブラダが、子宮内膜表面の主要部分と係合し、卵管のある隅に向かって外
方へ膨張することができることが重要である。一方、子宮頚管および腔に開くそ
の開口部、いわゆる峡部(istmus)領域は、熱による影響から保護されていなけれ
ばならない。
きるようにした前記米国特許第4,949,718号において解決されている。
ブラダの遠位端が自由であるのに対してブラダの近位端がカテーテルの遠位端に
取り付けられているので、バルーンは、膨張したときに、軸線方向前方へ移動し
、子宮内膜と接触することになる(図1、2、7および請求項1)。この意図は
、カテーテルへのブラダの取り付け部が子宮頚部の前方にあるように操作者が挿
入深さを選び、ブラダと子宮頚管とが完全に接触するのを防ぐことにある。
自由に動くので、また、膨張時にバルーンまたはブラダが或る種の逆圧力を加え
るので、操作者が正しい位置をチェックすることが難しく、それによって、頚部
に熱損傷を与えるリスクがあるということである。さらに、カテーテルが斜めに
なり、腔壁を突き刺したり、熱抵抗要素と壁との接触により火傷を生じさせたり
するリスクがある。別の欠点は、バルーンの近位部が軸線方向後方へ膨張し、腔
に開く子宮頚管の開口部に熱損傷を与えるリスクを生じさせ得るということであ
る。
両方において窩洞に取り付けられる。挿入時、カテーテルは、腔底に達するまで
動かされる。カテーテルがその両端で取り付けられるという事実に鑑みて、膨張
時に、自動的に腔の中心に位置することになる。
構成されている。予整形バルーンまたはブラダは、幅の広い部分が遠位方向に位
置するように設計されている。したがって、このようなバルーンは、腔の形状に
適合し、卵管隅部に向かって膨張するときにより良くそこに到達することになる
という利点を有する。予整形バルーンは、挿入前にカテーテル巻きつけられる。
これは、直径が増大するという観点から欠点である。
果、直径が減少し、挿入が容易になる。カテーテルの挿入後、バルーンは、その
初期位置へ反転され、完全に子宮腔を満たすことができる。
ルが記載されており、液体が、通路または管を経てバルーンと外部液体容器との
間で循環させられる。カテーテルは、遠位端で閉じたチューブによって構成され
ている。チューブの遠位セクションは、シリコン・ゴムからなる弾性ホース片に
よって取り囲まれており、このホース片は、非膨張状態においては、チューブの
外面に付着しており、両端でチューブに取り付けられている。液体の供給時、ホ
ース片がバルーンに向かって膨張する。
位可能となっている。その遠位端の近くに、スリーブは外側肩部を有する。スリ
ーブ収縮時、カテーテルが挿入される。そして、次に、スリーブが、腔入口に係
合するまで前方へ押し込められる。腔深さと子宮頚管長さの合計によって構成さ
れるいわゆる音響測定値が、スケールから決定され得る。ホース片の膨張可能部
分(すなわち、バルーンの長さ)を、こうして、子宮の腔深さに適合させ得る。
スリーブの変位を可能にするように管状片のみを使用することができる。さらに
、変位可能なスリーブは、スリーブとカテーテル・チューブとの間に必要な遊び
があることで、カテーテル直径のかなりの増大(先に指摘したように、望ましく
ない)を招く。前記特許出願の記述からは、子宮頚管内に位置したカテーテル部
の必要な断熱をどのように行うかが明らかでない。しかしながら、必要なギャッ
プまたは遊びがあるということから、血液および体液が侵入し、断熱を損なうこ
とが明らかである。
れるということである。冒頭に述べたように、音響測定値は個々に異なる可能性
があるため、バルーンの長さは、必ずしも腔深さと一致しない。 WO96/26695を除いて、上述したすべての装置は、バルーン長を調節
して異なった腔深さと一致させる手段をまったく持っていない。
処置しようとしている腔の深さと一致させ、この位置に錠止することができるよ
うに設計したバルーン・カテーテルによって子宮腔の疾病を高熱処置することに
ある。 本発明の別の目的は、前記バルーン長さを、それぞれ、最小腔深さと最大腔深
さに対応する約3〜10cmの範囲にある腔深さに一致するように前記バルーン
長を変えることができ、しかもバルーンのいわゆる高原圧力にほとんど影響を与
えないようにすることにある。
ンの小直径のカテーテルを提供することにある。 本発明のまたさらに別の目的は、バルーン材料が非常に弾力性があり、小さい
腔深さに対応する位置においてもカテーテル・チューブ上へ装着するときにバル
ーンを予め伸張させ、膨張したバルーンの形状を安定化させることができるバル
ーン・カテーテルを提供することにある。
ルーンを使用するバルーン・カテーテルであって、バルーンを取り付け作業時に
予め伸張させ、最小腔深さに対応する位置において、バルーンがほぼ円筒形の形
状を採り、カテーテルの挿入および取り出しを容易にすることができるバルーン
・カテーテルを提供することにある。 本発明の別の目的は、大量生産を容易にするように少数のパーツで構成し、こ
れらのパーツが、組み立て容易であり、製造コストを低減することができるバル
ーン・カテーテルを提供することにある。
準備の際にカテーテルに加熱媒質を満たすことで簡単に除去することができるよ
うに設計したバルーン・カテーテルを提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、バルーン内の圧力を測定する手段を有し、この手
段が、バルーン内の真の圧力をより良好に反映するバルーン・カテーテルを提供
することにある。
、ブラダの軸線方向伸張度から独立していることがわかった。さらに、ブラダの
軸線方向伸張が、いわゆる高原圧力になんらかの影響を与えるように見えなかっ
た。これらの驚くべき発見が、カテーテルを種々の深さおよび形状の子宮に適応
させることに関して高度の操作上の柔軟性を可能にした。 上記および他の目的は、本発明の要約部分および特別な実施例の説明を含む以
下の記述から明らかとなろう。
い剛性の遠位セクションと、この遠位セクションを取り囲む可撓性で弾力性のあ
るブラダとを包含する。前記セクションは、ブラダと共に、処置しようとしてい
る子宮腔に挿入するようになっている。本装置は、さらに、子宮腔内で前記ブラ
ダを膨張させるための加圧伝熱媒質を供給する手段と、前記媒質を加熱する加熱
手段とを包含する。本装置は、さらに、挿入時に遠位部が、処理しようとしてい
る子宮に関連した頚管内に位置する中間セクションと、本装置を操作するための
近位セクションとを包含する。遠位、中間セクションは、少なくとも中心チュー
ブを包含し、この中心チューブの遠位部は、前記ブラダによって取り囲まれてお
り、前記ブラダに媒質が入るための少なくとも1つの出口を備える。この中間セ
クションは、軸線方向変位可能なチューブによって取り囲まれており、このチュ
ーブの遠端にブラダの近位端が取り付けられている。本発明による装置は、その
適切な機能のために、軸線方向変位可能なチューブの遠位端の軸線方向位置、そ
れによって、ブラダの近位端の軸線方向位置も決定し、ブラダの放熱長さを処置
しようとしている腔の深さと一致させる手段を包含する。このような機能のため
に、本装置は、また、このような一致位置において軸線方向変位可能なチューブ
をその遠位端で錠止する手段を包含する。
さと一致する第2の位置との間で適当に変位可能である。前記最小深さに対応す
る距離がブラダの予伸張位置となると好ましい。
を生じさせる手段を包含する。加熱手段は、ブラダ内に設置した加熱要素または
装置の近位セクション内に設置した加熱要素からなるものであってもよい。
基づくタイプの要素から選ばれる。自動制御タイプの要素は、PTCまたはキュ
リー点材料を含むと好ましい。
チューブの遠位端に配置した弁を備えていてもよい。中心チューブの遠位端を正
しい向きにするために、それがブラダの遠位壁に取り付けられていると好ましい
。
るための入口通路と、前記媒質のための出口通路とを備える。前記出口通路は、
媒質の導入に関連してシステムから空気を排出させることができる。
た脈動圧力手段と、この脈動手段とブラダの間に設置した逆作用バック弁とを包
含し得る。この配置において、弁の一方は、正パルスで入口通路を開くように配
置され、他方の弁は、負パルスで、出口通路、入口通路間の接続部に開く。この
ような配置によって、ブラダを通しての媒質の循環が行われることになる。
の圧力を測定することができる。
れを取り囲む中間チューブを包含する。このような中間チューブは、その遠位端
のところで、軸線方向変位可能なチューブに接続してあり、前記軸線方向変位可
能なチューブと共に一端に移動することができるようになっている。こうして、
出口通路の遠位部が、中心チューブとそれを取り囲んでいる中間チューブとの間
に構成されるギャップによって形成される。
なチューブは、中心チューブまたは中間チューブを取り囲み、断熱手段として作
用する環状のギャップを形成する。前記ギャップは、ガス(特に、空気)を満た
してもよいし、あるいは、効率的な断熱を行う多孔性材料を満たしてもよい。
さと一致させる段階と、 c)上記段階b)で作成したブラダを前記腔に挿入する段階と、 d)加圧流体を導入することによってブラダを膨らませ、前記内層のほぼすべ
てと接触させる段階と、 e)前記流体を処置温度まで加熱し、所定時間この温度を維持して前記内層の
ほぼすべてを壊死させる段階と、 f)前記ブラダから前記流体を取り出し、しぼんだ前記ブラダを前記腔から引
き出す段階とを包含する。
a)の後に、ブラダの放熱部の軸線方向端間の距離を調節、固定して前記腔深さ
に一致させるのに対し、処置しようとしている腔内へ軸線方向に延びたブラダの
挿入をこの調節、固定段階の後に行うようにしてもよい。 この開示において、「遠位」および「近位」という表現は、それぞれ、「前方
」、「後方」の意味、すなわち、機器または装置の操作者に関しての意味で用い
ている。
添付の特許請求の範囲に定義されたことを除いて、保護範囲を制限するものでな
いことは了解されたい。これらの実施例は添付図面を参照しながら説明する。
に1で示す装置の遠位セクション3が挿入されたヒトの子宮11が概略的に示し
てある。挿入後、ブラダ9は、図1に鎖線で示すように、子宮腔内で膨張させる
。
バルーン9の放熱長さを調整するときに使用するようになっているスケール15
と、この位置を固定または維持する錠止ナット13とを包含する。
る。前記2つのセクション3、5を通って延びているのは中心チューブ17であ
る。その遠位部で、中心チューブ17は、コイル29として示す抵抗加熱要素を
支持しており、この加熱要素は、両端で中心チューブ17に取り付けられたハウ
ジング18で囲まれている。中心チューブ17およびハウジング18は、後述す
る目的のために、半径方向の穴19、20を備えている。
ブ21によって取り囲まれており、この軸線方向変位可能なチューブは、その遠
位端23のところで、中心チューブ17をOリング24によって密封状態で取り
囲んでいる。環状のスペース22が、軸線方向変位可能なチューブ21と中心チ
ューブ17との間に形成されており、この環状スペースは、その目的のために、
断熱を行わなければならない。ブラダ9は、中心チューブ17の遠位部およびハ
ウジング18を取り囲み、その遠位端で、装置の前端に取り付けられ、近位端2
5で、軸線方向変位可能なチューブの遠位端23に取り付けられている。ブラダ
9は、実線で示すように、非膨張状態にあり、このとき、装置の遠位端を密接に
取り囲んでおり、部分的に膨張した状態では、鎖線で示す放熱長さに一致してい
る。
と共に、スケール15に沿って移動する。このスケールには目盛りがふってあり
、チューブ21の近位端26を腔深さに対応する位置に置くことができる。次に
、変位可能なチューブ21を、錠止ナット13を回転させることによって、錠止
位置に錠止する。このような錠止は、傍心設計によっても、あるいは、クランプ
作用舌片またはジョーによっても行える。
ド線31、33が概略的に示している。さらに、矢印a)で入口が示してあり、
これは、可撓性ホース27で実現してあり、このホースは、中心チューブ17の
遠位端に取り付けてあり、ブラダの膨張のために機器内に加熱媒質を導入し、子
宮内膜を加熱し、処置後に媒質を取り出せるようになっている。
示すように導入された加熱媒質を循環させないことを基準としている。そこにお
いて、媒質は、開口19、20を通してブラダの内部に入る。子宮腔を加熱する
際、ブラダの放熱長さが窩洞深さに適合しており、ブラダの近位端での子宮頚管
の加熱を避けることが重要である。
3にブラダ9の近位端を取り付けた軸線方向変位可能なチューブ21を備える配
置によって可能になる。処置を始める前に、図1に示すように、操作者または医
者は、音響の使用によって、腔深さbおよび子宮頚管の長さcからなる距離を測
定する。この距離b+cは、プローブ測定値または音響測定値と呼ばれる。子宮
頚管の長さを予測し、この長さを音響測定値から減じることによって、腔の深さ
に等しい測定値bを得ることができる。ナット13を緩めることによって、予測
腔深さに対応する目盛りスケール15に沿った位置まで、前記チューブ21の近
位端26によってきめられるように、変位可能なチューブ21を移動させること
ができる。次に、ナット13を錠止位置へ回転させ、カテーテルを所定位置まで
挿入することができ、ブラダを膨張させ、そして、処置を開始することができる
。こうして、バルーンの放熱長さの調整によって、子宮頚管の望ましくない加熱
を避けることができる。
形状を持っていなくてもよいということである。変位可能なチューブ21を移動
することによって、ブラダ材料は、軸線方向に伸張させ、処置の準備段階で、子
宮頚管を通して容易に挿入することができる。
である。この用語は、或る体積または或る直径に外部的に拘束することなく、バ
ルーンを膨張させるのに必要な圧力を意味している。高原圧力は、特に、ブラダ
材料の弾力性、膨張したブラダの形状および材料の壁厚に依存する。熱を使用し
て子宮の処置を行うためにブラダを使用するとき、高原圧力が大きい体積まで膨
張中でも低いことが望ましい。ブラダを160〜200mmHgの圧力の下で膨
張させるとき、特に大きい子宮体積を処置するとき、高い高原圧力は、熱伝導お
よび血液循環の効果を低下させることになる。
中心チューブおよびブラダは、図1、2で使用したと同じ参照符号で示してある
。しかしながら、中心チューブ17の前端で、スリーブ57がチューブ17と同
心に配置してあり、このスリーブ57の遠位端は、ブラダ9の内面に取り付けら
れている。開口19が、中心チューブ17の内部とブラダ9の内部とを接続して
いる。
、縮小遠位部39とを備える。近位部37は、それぞれ、加熱媒質の導入および
媒質の排出のための通路57、59を有する細長いボディ41上に摺動可能に配
置されている。中心チューブ17および軸線方向変位可能なチューブ35に対し
て同心に、中間チューブ49が配置してあり、この中間チューブ49は、チュー
ブ35の遠位端から延びており、細長いボディ41に設けたボア42内に近位方
向に延びている。遠位端のところで、中間チューブ49は、軸線方向変位可能な
チューブ35上にある内部フランジ51に密封状態で取り付けられる。こうして
、チューブ39、49が、上述したようにブラダ長に適合させるべく一体に軸線
方向に変位することができる。中心チューブ17まわりの中間チューブ49の同
心配置によって、出口通路ギャップ55が設けられ、これは、出口通路59と細
長いボディ41内部とを接続するように開いている。中間チューブとそれを取り
囲んでいる軸線方向変位可能なチューブ39との間には、環状の断熱スペース5
3が形成されており、これは、子宮頚管の過剰加熱を防ぐ断熱手段として作用す
る。
方向に延びるスロット43と、接続用側部くぼみあるいはカットアウト45とを
備えている。スロット43またはカットアウト45を通して外へ延びて、また後
述する目的のために、ノブまたは錠止要素がある。
方向に延びるスロット43内に移動し、それによって、チューブ35の軸線方向
変位を可能にする。上記の通りに音響測定値を測定した後、ノブ47を、測定し
た腔深さと一致しているくぼみまたはカットアウト45内に位置させることがで
きる。スロット43およびくぼみ45は、さらに、環状のスペース53内に含ま
れる空気を通気させ、断熱効率をさらに向上させることに貢献する。
て導入され、ブラダ9を満たすと共に、周囲の腔内層に圧力を加え、加熱し、そ
れから、媒質が出口通路59を通して放出される。この加熱は、図面に示さない
外部熱交換によって行う。しかしながら、加熱システムは、WO96/2669
5(参考資料としてここに援用する)に記載されているようなタイプのものであ
ってもよい。
施例では、加熱要素および弁の配置が、細長いボディ41内にある。図4でわか
るように、加熱要素が、ボディ41内の入口通路57に設けてあり、この加熱要
素61は、先に延べたタイプの任意のものでよい。弁システムが、さらに、図5
の拡大断面図で示してあり、これは次のように作動する。
いる。弁63は、弁座部67とボール69を備えるボール・タイプのものである
。他方のバック弁65は、ボディ41内の環状スペース内に収容されており、そ
の中立位置で前記弁座部71に載る管状の弾性ホース片73で協働する環状の弁
座部71を包含する。側方接続75で、出口通路59へのアクセスが可能である
。
は、加熱媒質脈動運動を与え、それによって、正パルスでボール弁63が入口通
路57に開き、他方のバック弁65が、負パルスで出口通路59、入口通路57
間を接続する。この目的に有用な脈動システムが、スウェーデン特許9404021-9
に詳しく開示されており、これは、図5に示す弁システムと共に使用し、バルー
ンを通る加熱媒質の循環を行わせ、伝熱を向上させることができる。
は半径方向に膨張できる材料を使用すると有利である。この材料は、少なくとも
約700%を超える、好ましくは、約1000%以上の破断点伸びを有すると好
ましい。ダウ・コーニングの製造、販売するようなシリコン・ゴムが適切な材料
である。もし軸線方向にたとえば3倍まで伸びるならば、まだ半径方向に4〜5
倍膨張することができる。したがって、このような材料は、種々の腔サイズおよ
び軸線方向、半径方向両方における膨張度に適合することができる。
形し、遠位端に向かって広がるようにすることができる。子宮腔内への挿入に先
立って、ブラダ9は、軸線方向に伸ばされ、カテーテル・チューブを密接に取り
囲むようにする。 加熱媒質に関するシステムの充填および排出は、次の通りに行う。
ラダ9の内部に達するようにバック弁63および要素61を通過する。この充填
作業において、媒質がシステムの空気を追い出し、そして、空気は、さらに以下
に説明するように、出口通路59および連絡用通路60を通して放出される。 熱処置後、側方接続部75、バック弁65および入口通路57を通して出口通
路59を経てシステムから媒質が引き出される。この排出過程で、入口通路57
は、放出通路として作用する。
ら空気を排出すると同時に、システムに加熱媒質を導入する手段を包含する。
るとき、加熱媒質は、たとえば、注射器79を用いてシステムに導入される。こ
の注射器は、通路または導管81を経て、媒質を導入し、パルス発生膜83に通
し、さらに、入口通路57に通す。空気の排出は、圧力感知膜85、通路89、
安全弁87および放出導管91を経て出口通路59および連絡用通路60を通し
て行われる。膜83、85および安全弁87は、ハウジング77内に配置してあ
り、このハウジングは、機器に対して所望の機能を与える中央ユニットに接続す
るようになっている。中央ユニットと関連して与えられるこのような接続用ハウ
ジング77および機能は、上記のスウェーデン特許9404021-9(その全開示内容
を参考資料としてここに援用する)により充分に記載されている。
と同じであり、機器を処置しようとしている腔に挿入する前に、機器から空気を
簡単に排出させることができる。これは、効果的な機能にとって重要である。1
つの段階において、注射器79を用いて加熱液を注入することによって、この液
体が膜83を経て入口通路57へ通路81を通って流れ、さらに、バック弁63
および入口チューブ17を通ってブラダ9内へ流入する。機器の遠位端をブラダ
9内の空気の下流側に維持することで、機器の他の部分を、出口通路59および
連絡通路60を通し、膜85、通路89、開いた安全弁87および放出導管91
を経て変位させることになる。媒質が導管91に現れ、空気を全て除去したとき
、ハウジング77を中央ユニットのくぼみに挿入する。これは、安全弁87を作
動させ、バルーンが注射器ピストンによってしぼまされる。もちろん、安全弁は
、空気の排出後、閉じる普通の弁と交換することができる。こうして、機器は、
先に延べたように、適正な処置を行う準備が整ったことになる。
ものよりはむしろ、圧力感知膜85が、連絡用通路60および出口通路59と関
連して位置しており、これは、測定した圧力がブラダ圧力をより良好に反映する
ことになるので、有利である。
せる必要のある公知カテーテルに言及した。カテーテル直径問題は、特に、ブラ
ダの長さを、たとえば、WO96/26695に記載されているように、ブラダ
を取り囲んでいるスリーブを使用することによって変える設計で提起されること
になる。
まで有意に低減すること可能にする。カテーテルの直径をこのように低減するこ
とによって、かなりの膨張を避けることができ、それによって、麻酔についての
要件をかなり低減することになる。
合させるという発明概念を使用している。そして、この概念は、敏感な子宮頚管
および子宮頚部の過剰な加熱についてのリスクをかなり減らすと同時に、機器の
挿入前に子宮頚管の不当な膨張を避けるように機器を設計することができる。
導管の熱処置、たとえば、哺乳類の尿道を処置する装置も提供する。このような
代替案は、前立腺疾病の治療も含み得る。この代替の装置は、添付の特許請求の
範囲における請求項24に記載されている特徴を含む。本装置は、添付の従属装
置請求項に含まれるすべての特徴を含み得る。
ムを含む装置の詳細図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 ヒトの子宮腔内層を熱処置する方法であって、a)前記腔の
深さを予測する段階と、b)弾性ブラダの放熱部分の軸線方向端間の距離を調節
し、固定して前記腔深さと一致させる段階と、c)上記段階b)で作成したブラ
ダを前記腔に挿入する段階と、d)加圧流体を導入することによってブラダを膨
らませ、前記内層のほぼすべてと接触させる段階と、e)前記流体を処置温度ま
で加熱し、所定時間この温度を維持して前記内層のほぼすべてを壊死させる段階
と、f)前記ブラダから前記流体を取り出し、しぼんだ前記ブラダを前記腔から
引き出す段階とを包含する方法。 - 【請求項2】 ヒトの子宮腔内層の熱処置方法であって、a)前記腔の深さ
を予測する段階と、b)軸線方向に延びた弾性ブラダを前記腔に挿入する段階と
、c)処置中に、前記ブラダの放熱部分の軸線方向端間の距離を調整し、維持し
て前記腔深さと一致させる段階と、d)加圧流体を導入することによって前記ブ
ラダを膨らませ、前記内層のほぼすべてと接触させる段階と、e)前記流体を処
置温度まで加熱し、所定時間この温度を維持し、前記内層のほぼすべてを壊死さ
せる段階と、f)前記ブラダから前記流体を取り出し、つぶれた状態のブラダを
前記腔から引き出す段階とを包含する方法。 - 【請求項3】 前記距離が、最小腔深さと一致する最小長と最大腔深さと一
致する最大長さとの間で調節可能である、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記最小長さによって与えられる距離が、ブラダの予め伸張
した位置となる、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記流体が、処置中、前記ブラダ内またはそれを通して循環
する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記流体が、前記ブラダ内で加熱される、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記流体が、前記ブラダ外で加熱される、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 哺乳類の子宮腔で高熱治療を実行する装置であって、細長い
剛性の遠位セクション(3)と、前記遠位セクションを取り囲む可撓性で弾力性の
あるブラダ(9)とを包含し、前記遠位セクションが、前記ブラダと共に、前記子
宮腔に挿入できるようになっており、さらに、前記子宮腔内で前記ブラダ(9)を
膨張させるために圧力の下に伝熱媒質を供給する手段(27)と、前記媒質を加
熱する加熱手段(29)とを包含し、またさらに、挿入時に遠位部が前記子宮に
従属する子宮頚管内に位置する中間セクション(5)と、本装置を操作するための
近位セクション(7)とを包含し、前記遠位、中間セクション(3、5)が、少
なくとも中心チューブ(17)を包含し、その遠位部が、前記ブラダによって取り
囲まれ、前記ブラダ内の媒質のための少なくとも1つの出口(19)を備え、また
、その中間部が、軸線方向変位可能なチューブ(21;35)によって取り囲ま
れ、その遠位端(23;51)に前記ブラダ(9)の近位端(25)が取り付け
てある装置において、前記軸線方向変位可能なチューブの遠位端(23;51)
の軸線方向位置、それによって、また、前記ブラダ(9)の近位端(25)の軸線
方向位置を決定し、前記ブラダ(9)の放熱長さが処置しようとしている腔の深さ
と一致するようにする手段(15;45)と、このような一致位置において前記
チューブ(21;35)をその遠位端(25;51)で錠止する手段(13;47
)とを包含することを特徴とする装置。 - 【請求項9】 前記変位可能なチューブ(2l;35)が、最小腔深さと一致
する第1の位置と最大腔深さと一致する第2の位置との間で軸線方向に変位可能
である、請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 前記最小深さによって与えられる距離が、ブラダ(9)の予
め伸張した位置となる、請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 前記ブラダ(9)を通して循環を行わせる手段(57;59;
63;65;83)を包含する、請求項8〜10のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項12】 前記加熱手段が、前記ブラダ内に設置された加熱要素(2
9)からなる、請求項8〜10のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項13】 前記過熱手段が、前記中間セクション(5)内に設置した加
熱要素(61)からなる、請求項8〜11のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項14】 前記加熱要素(29;61)が、電気抵抗加熱、マイクロ
波、レーザーおよび自動制御器に基づくタイプの要素から選ばれる、請求項8〜
13のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項15】 前記自動制御式の要素が、PTCまたはキュリー点材料を
含む、請求項14記載の装置。 - 【請求項16】 前記中心チューブの遠位端のところに配置してあり、シス
テムに残留する空気を排気することができる弁を包含し、前記チューブが、その
遠位端で、ブラダの遠位壁に固定されていることを特徴とする、請求項8〜15
のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項17】 ブラダ(9)に前記媒質を導入するための入口通路(57)
と、前記媒質のための出口通路(59、60)とを包含することを特徴とする、
請求項8〜15のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項18】 前記出口通路(59、60)が、媒質の前記導入に関連し
てシステムからの空気の排出を可能にする、請求項17記載の装置。 - 【請求項19】 前記入口通路(57)内に設置した脈動圧手段(83)と
、前記脈動手段(83)と前記ブラダ(9)との間で前記入口通路(57)内に設
置した相反作用を行うバック弁(63;65)とを包含し、前記弁のうち一方(
63)が、正パルスで前記入口通路に開き、他方の弁(65)が、負パルスで前
記出口通路(59、69)と前記入口通路(57)の接続部に開き、それによっ
て、前記ブラダ(9)を通して前記媒質の循環を生じさせることを特徴とする、請
求項17または18記載の装置。 - 【請求項20】 前記出口通路(59、60)に接続し、処置中のブラダ(
9)内部の圧力を測定する圧力検知手段(85)を包含することを特徴とする、
請求項17〜19のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項21】 中心チューブ(17)と同心で、それを取り囲んでいる中
間チューブ(49)を包含し、この中間チューブ(49)が、その遠位端で、前
記軸線方向変位可能なチューブ(35)の遠位端に接続してあり、前記軸線方向
変位可能なチューブ(35)と共に一体に移動するようになっており、前記出口
通路(59、60)の遠位部が、前記中心チューブ(17)とそれを取り囲んでい
る中間チューブ(49)との間に構成されるギャップ(55)によって形成され
ていることを特徴とする、請求項17〜20のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項22】 前記軸線方向変位可能なチューブ(21)が、中心チュー
ブ(17)を取り囲み、環状のギャップ(22)を形成しており、このギャップが
、断熱手段として作用して子宮頚部組織を過剰な熱から保護する、請求項8〜2
0のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項23】 前記軸線方向変位可能なチューブ(35)が、中間チュー
ブ(49)を取り囲み、環状のギャップ(53)を形成しており、このギャップが
、断熱手段として作用して子宮頚部組織を過剰な熱から保護する、請求項21記
載の装置。 - 【請求項24】 哺乳類の尿道を熱処置する装置であって、細長い剛性の遠
位セクション(3)と、この遠位セクションを取り囲む可撓性で弾力性のあるブラ
ダ(9)とを包含し、前記遠位セクションが、前記ブラダと共に、尿道に挿入でき
るようになっており、さらに、尿道内で前記ブラダ(9)を膨張させるための伝熱
媒質を圧力下に供給する手段(27)と、前記媒質を加熱する加熱手段(29)
とを包含し、またさらに、本装置が、中間セクション(5)と、本装置を操作す
るための近位セクション(7)とを包含し、前記遠位、中間セクション(3、5
)が、少なくとも1つの中心チューブ(17)を含み、その遠位部が前記ブラダに
よって取り囲まれており、前記ブラダ内の前記媒質のための少なくとも1つの出
口(19)を備えており、そして、その中間部が、軸線方向変位可能なチューブ(
21;35)によって取り囲まれており、その遠位端(23;51)に前記ブラ
ダ(9)の近位端(25)が取り付けられている装置において、前記軸線方向変位
可能なチューブの遠位端(23;51)の軸線方向位置、それによって、また、
前記ブラダ(9)の近位端(25)の軸線方向位置を決定し、前記ブラダ(9)の放
熱長さが処置しようとしている領域と一致するようにする手段(15;45)と
、このような一致位置において前記チューブ(21;35)をその遠位端(25;
51)で錠止する手段(13;47)とを包含することを特徴とする装置。
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