JP2002532016A - 携帯電話器のアンテナの配置構成 - Google Patents
携帯電話器のアンテナの配置構成Info
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- UFNIBRDIUNVOMX-UHFFFAOYSA-N 2,4'-dichlorobiphenyl Chemical compound C1=CC(Cl)=CC=C1C1=CC=CC=C1Cl UFNIBRDIUNVOMX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
- H04M1/0208—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
- H04M1/0214—Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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Abstract
(57)【要約】
携帯電話器1は、そのハウジング2に旋回可能に取り付けられた保護ハッチまたはフリップを有するように構成されている。該フリップは、軸Aを中心として旋回可能であり、ハウジング2の前面2′の幾つかの部分を少なくとも物理的に覆い得るように構成され、前記軸Aが少なくともその一端にヒンジ装置を含み、これによりフリップ6の枢軸の軸線に沿ってマイクロフォン7と電話器1のプリント回路板8との間の物理的に旋回可能な機械接続部と電気接続部とが得られる。マイクロフォン7と電話器1のハウジングのプリント回路板8との電気接続部は、マイクロフォン7から、フリップの耳14内に固定配置された第1接触素子12へ通じる第1導線長さ部分13と、第1接触素子12に固定結合可能で、ハウジング内側の第2接触素子11の端部からハウジングの軸線Aに沿って旋回可能に配置された第2接触素子11と、第2接触素子11から電話器1のプリント回路板8へ通じている第2導線長さ部分10とに分割されている。
Description
【0001】 (発明の技術分野) 本発明は、携帯電話器の配置構成であって、該電話器のハウジングに旋回可能
に取り付けら、かつマイクロフォンを含む保護ハッチまたはフリップを含み、該
フリップが、該フリップ(フリップ耳(flip−ear))の少なくとも一方
の耳を介して軸を中心として旋回可能であり、かつまた前記電話器のキーパッド
(keypad)の幾つかの部分を少なくとも物理的に覆うように配置されてお
り、これによって、前記軸が、電話器のマイクロフォンとプリント回路板との間
に電気接続を定立するのに加えて物理的な旋回可能な機械接続を、フリップ用の
前記枢軸に沿って作り出すためのヒンジ部を含む形式のものに関する。
に取り付けら、かつマイクロフォンを含む保護ハッチまたはフリップを含み、該
フリップが、該フリップ(フリップ耳(flip−ear))の少なくとも一方
の耳を介して軸を中心として旋回可能であり、かつまた前記電話器のキーパッド
(keypad)の幾つかの部分を少なくとも物理的に覆うように配置されてお
り、これによって、前記軸が、電話器のマイクロフォンとプリント回路板との間
に電気接続を定立するのに加えて物理的な旋回可能な機械接続を、フリップ用の
前記枢軸に沿って作り出すためのヒンジ部を含む形式のものに関する。
【0002】 (従来技術の説明) キーパッドを覆うフリップまたはハッチを備えた携帯電話は、ここ数年の間に
、いくつかの製造会社によって採用されるようになってきた。この種のフリップ
の主目的−前記キーパッドの不注意な操作から保護すること−は別の製造会社数
社が取り組んできており、それによるとキーパッドを電子的に錠止して、キーパ
ッドの使用時には特定コードを挿入して初期化するようになっている。 しかし、いまや携帯電話が極めて小型化したことから、この種のフリップを、
受話器と音響受信部材、好ましくはマイクロフォンとの間に正しい距離を定立す
るために使用しなければならなくなってきた。このように定立することによって
、前記マイクロフォンで可能な最善の忠実度での記録がなされる。
、いくつかの製造会社によって採用されるようになってきた。この種のフリップ
の主目的−前記キーパッドの不注意な操作から保護すること−は別の製造会社数
社が取り組んできており、それによるとキーパッドを電子的に錠止して、キーパ
ッドの使用時には特定コードを挿入して初期化するようになっている。 しかし、いまや携帯電話が極めて小型化したことから、この種のフリップを、
受話器と音響受信部材、好ましくはマイクロフォンとの間に正しい距離を定立す
るために使用しなければならなくなってきた。このように定立することによって
、前記マイクロフォンで可能な最善の忠実度での記録がなされる。
【0003】 したがって、フリップと携帯電話ハウジングとの電気接続を定立しなければな
らない。品質が良く高機能の電話器を得るためのこの電気接続は、使用と組立の
いずれの観点からも決定的に重要となる。使用の観点からすると、この接続は、
とりわけ電話器全体の作動寿命より長持ちしなければならない。また、フリップ
全体を交換可能にすることも必要になる。更に、この接続は、普通のロボットお
よび関連設備によって容易に、かつ自動的に組立可能でなければならない。 従来技術では、様々な提案がなされてはいるが、上述の要求を満たすような提
案だけはなされていない。これらの従来技術の例として、エリクソン社に譲渡さ
れたPCT/US96/01563と、EP 0720339 A2とが挙げら
れる。
らない。品質が良く高機能の電話器を得るためのこの電気接続は、使用と組立の
いずれの観点からも決定的に重要となる。使用の観点からすると、この接続は、
とりわけ電話器全体の作動寿命より長持ちしなければならない。また、フリップ
全体を交換可能にすることも必要になる。更に、この接続は、普通のロボットお
よび関連設備によって容易に、かつ自動的に組立可能でなければならない。 従来技術では、様々な提案がなされてはいるが、上述の要求を満たすような提
案だけはなされていない。これらの従来技術の例として、エリクソン社に譲渡さ
れたPCT/US96/01563と、EP 0720339 A2とが挙げら
れる。
【0004】 これらの引用文献は、当業者が既述の問題の解決策に導かれるであろうような
要素を、単独でであれ組み合わせでであれ、全く含んでいない。 始めに挙げた引用文献には、ヒンジに包含された滑り接点を有するコネクタが
記載されている。この引用文献が本発明と共通であるのは、ハウジングとフリッ
プとの間の電気接続を提案している点だけである。 最初の引用文献と同様、2番目に挙げた引用文献にも電気接続が記載されてい
るが、この電気接続は、ヒンジ内側の接続部内での相対運動を吸収する。相互接
続すべき幾つかの部品を有するそのような装置を組み立てる困難さがこの解決策
を自動組立にほとんどあるいは全く適さないようにさえしている。
要素を、単独でであれ組み合わせでであれ、全く含んでいない。 始めに挙げた引用文献には、ヒンジに包含された滑り接点を有するコネクタが
記載されている。この引用文献が本発明と共通であるのは、ハウジングとフリッ
プとの間の電気接続を提案している点だけである。 最初の引用文献と同様、2番目に挙げた引用文献にも電気接続が記載されてい
るが、この電気接続は、ヒンジ内側の接続部内での相対運動を吸収する。相互接
続すべき幾つかの部品を有するそのような装置を組み立てる困難さがこの解決策
を自動組立にほとんどあるいは全く適さないようにさえしている。
【0005】 (発明の要約) 以上のようなわけで、本発明の目的は、そのフリップに内蔵されるマイクロフ
ォンとそのハウジングに内蔵されるプリント回路板とが電気接続された携帯電話
、しかも信頼性、使いやすさ(serviceability)、自動組み立て
に対する適合性の点で、これらの同じ機能を得るための公知の構成と比べて優れ
た携帯電話を得ることにある。
ォンとそのハウジングに内蔵されるプリント回路板とが電気接続された携帯電話
、しかも信頼性、使いやすさ(serviceability)、自動組み立て
に対する適合性の点で、これらの同じ機能を得るための公知の構成と比べて優れ
た携帯電話を得ることにある。
【0006】 この目的を達成するために、マイクロフォンと電話器ハウジングのプリント回
路板との間の電気接続部は、マイクロフォンから、フリップの耳内に固定配置さ
れた第1接触素子へ通じる第1導線長さ部分と、第1接触素子に固定接続可能で
、ハウジング内側の第2接触素子端部からハウジングの軸に沿って旋回可能に配
置された第2接触素子と、第2接触素子から電話器プリント回路板へ通じる第2
導線長さ部分とに分割されている。 本発明の別の実施態様によれば、マイクロフォンは、第1導線長さ部分に可撓
性フィルムによりハンダ付けされる。この配置構成は、電話器を自動組立する場
合に特に好ましい。
路板との間の電気接続部は、マイクロフォンから、フリップの耳内に固定配置さ
れた第1接触素子へ通じる第1導線長さ部分と、第1接触素子に固定接続可能で
、ハウジング内側の第2接触素子端部からハウジングの軸に沿って旋回可能に配
置された第2接触素子と、第2接触素子から電話器プリント回路板へ通じる第2
導線長さ部分とに分割されている。 本発明の別の実施態様によれば、マイクロフォンは、第1導線長さ部分に可撓
性フィルムによりハンダ付けされる。この配置構成は、電話器を自動組立する場
合に特に好ましい。
【0007】 更に、一変更実施態様では、電話器はマイクロフォンを有し、第1導線長さ部
分は第1接触素子を有している。この統合により自動組立は、品質の観点から、
より容易になり、かつはるかに安全になる。 本発明の別の実施態様による第1接触素子は、ハウジング内の、特にその目的
のために設計された凹部に回動可能に配置されている。 本発明の更に別の実施態様によれば、第2導線長さ部分は、第2接触素子と反
対側の端部が接続解除可能な接触素子を介してプリント回路板に取り付けられて
いる。これにより、自動組立の場合にさえも、品質上の要求を維持した接続部を
確実に得ることができる。
分は第1接触素子を有している。この統合により自動組立は、品質の観点から、
より容易になり、かつはるかに安全になる。 本発明の別の実施態様による第1接触素子は、ハウジング内の、特にその目的
のために設計された凹部に回動可能に配置されている。 本発明の更に別の実施態様によれば、第2導線長さ部分は、第2接触素子と反
対側の端部が接続解除可能な接触素子を介してプリント回路板に取り付けられて
いる。これにより、自動組立の場合にさえも、品質上の要求を維持した接続部を
確実に得ることができる。
【0008】 第2導線長さ部分は、その延在限界内で自由並進可能である。フリップの運動
は、これによって前記導線の並進に完全に転換される。 一変更実施態様によれば、第2導線長さ部分は、少なくとも部分的に螺旋状に
巻かれている。これによって、電話器内の部品との干渉の危険が避けられる。 本発明の別の実施態様として、第2接触素子が、フリップの軸に対し直角方向
に、それぞれ半径方向に延在する2つの突起を有している。これらの突起は、ハ
ウジング内への接触素子の挿入を許容するために、ハウジングの凹部に対応部を
有する。ハウジング内の対応部は、組立状態で、突起がハウジングの凹部を電話
器の後側面と平行の平面に対し30°の特定角度でのみ貫通可能に配向するのが
好ましい。
は、これによって前記導線の並進に完全に転換される。 一変更実施態様によれば、第2導線長さ部分は、少なくとも部分的に螺旋状に
巻かれている。これによって、電話器内の部品との干渉の危険が避けられる。 本発明の別の実施態様として、第2接触素子が、フリップの軸に対し直角方向
に、それぞれ半径方向に延在する2つの突起を有している。これらの突起は、ハ
ウジング内への接触素子の挿入を許容するために、ハウジングの凹部に対応部を
有する。ハウジング内の対応部は、組立状態で、突起がハウジングの凹部を電話
器の後側面と平行の平面に対し30°の特定角度でのみ貫通可能に配向するのが
好ましい。
【0009】 (発明の詳細な説明) 本発明の一好適実施形態を添付図面を参照して以下により詳細に説明する。 図1は、従来式の「フリップ型」携帯電話器1の略示全体斜視図である。該電
話器は、前面2′に受話部3と、表示窓4と、ダイヤルおよび例えば「オン/オ
フ」・「送信」・「消去」等の機能目的用キーパッド孔/ボタン5とを有するハ
ウジング2、並びに前記ボタンを保護するフリップ6を含んでいる。この実施形
態の場合、前記フリップ6内にマイクロフォン7を収容するように設けることが
できる。
話器は、前面2′に受話部3と、表示窓4と、ダイヤルおよび例えば「オン/オ
フ」・「送信」・「消去」等の機能目的用キーパッド孔/ボタン5とを有するハ
ウジング2、並びに前記ボタンを保護するフリップ6を含んでいる。この実施形
態の場合、前記フリップ6内にマイクロフォン7を収容するように設けることが
できる。
【0010】 図2は、「フリップ型」携帯電話器の関連部品を分解して示した図である。図
は、例えばPCB(プリント回路板)の正確な設計のような主要な特徴を示して
いるが、本発明の実施に必須でない部分は省いてある。略示されたPCB8はこ
れに取り付ける接触素子9a,9bを含み、該接触素子は、間接的にマイクロフ
ォン7から出ている1片の導線10a,10b(第1導線長さ部分(first
wiring length)に結合されている。導線10a,10bは、外
端にコネクタ11a,11bを有し、該コネクタは、また一体のマイクロフォン
素子13の端部のコネクタ12に接続されている。注意すべき点は、素子9a,
9bと素子11a,11bの間のそれぞれの違いは、本発明には重要ではないこ
とである。マイクロフォン素子13は、可撓性フィルム素子13′を含み、該フ
ィルム素子の一端には、前記マイクロフォン7がはんだ付けされている。前記可
撓性フィルム素子13′の他端には前記コネクタ12が据え付けられ、既述のよ
うに、コネクタ11に接続されるようになっている。これにより、マイクロフォ
ン7とPCB8との間の接続が完了する。
は、例えばPCB(プリント回路板)の正確な設計のような主要な特徴を示して
いるが、本発明の実施に必須でない部分は省いてある。略示されたPCB8はこ
れに取り付ける接触素子9a,9bを含み、該接触素子は、間接的にマイクロフ
ォン7から出ている1片の導線10a,10b(第1導線長さ部分(first
wiring length)に結合されている。導線10a,10bは、外
端にコネクタ11a,11bを有し、該コネクタは、また一体のマイクロフォン
素子13の端部のコネクタ12に接続されている。注意すべき点は、素子9a,
9bと素子11a,11bの間のそれぞれの違いは、本発明には重要ではないこ
とである。マイクロフォン素子13は、可撓性フィルム素子13′を含み、該フ
ィルム素子の一端には、前記マイクロフォン7がはんだ付けされている。前記可
撓性フィルム素子13′の他端には前記コネクタ12が据え付けられ、既述のよ
うに、コネクタ11に接続されるようになっている。これにより、マイクロフォ
ン7とPCB8との間の接続が完了する。
【0011】 図2から明らかなように、フリップ6は、2部分6′,6″から成り、両部分
間には、コネクタ12を含むマイクロフォン素子13が固定挟持されている。言
い換えると、コネクタ12は、フリップ6にねじり固定されている。ねじり固定
は、フリップ部分6′の耳14内にコネクタ12を固定配置することで可能にな
る。このことは、マイクロフォン7とコネクタ12とを備えたフリップ6が別々
の素子をなしており、該素子は、同じ理由で損傷した場合には、後で容易に交換
可能である。このことは、本発明の必要条件(prerequisites)の
1つである。もう1つの必要条件は容易に取付可能なことである。コネクタ12
は、コネクタ11に接続された場合、コネクタ11の駆動装置として働き、それ
によってコネクタ11は、取付状態では、フリップ6のあらゆる動きに追従する
。 コネクタ11は、他方で、ハウジング2の前面2′の底端部の軸線方向の画室
15の一端に回動可能に配置されている。
間には、コネクタ12を含むマイクロフォン素子13が固定挟持されている。言
い換えると、コネクタ12は、フリップ6にねじり固定されている。ねじり固定
は、フリップ部分6′の耳14内にコネクタ12を固定配置することで可能にな
る。このことは、マイクロフォン7とコネクタ12とを備えたフリップ6が別々
の素子をなしており、該素子は、同じ理由で損傷した場合には、後で容易に交換
可能である。このことは、本発明の必要条件(prerequisites)の
1つである。もう1つの必要条件は容易に取付可能なことである。コネクタ12
は、コネクタ11に接続された場合、コネクタ11の駆動装置として働き、それ
によってコネクタ11は、取付状態では、フリップ6のあらゆる動きに追従する
。 コネクタ11は、他方で、ハウジング2の前面2′の底端部の軸線方向の画室
15の一端に回動可能に配置されている。
【0012】 図3から分かるように、コネクタ11は、軸線方向の画室15の一端に設けら
れた孔16内へ部分的に挿入される。この孔16は、コネクタ11の1つの位置
でのみ、すなわちフリップ6の開いた角度∝=30°に等しい位置でのみコネク
タ11の挿入が可能になるように構成されている(図4参照)。この位置は、コ
ネクタ11に設けられた1対の突起17の挿入が可能になるのに必要な位置であ
る。換言すれば、この位置では、孔16に挿入されるコネクタ11の部分が、正
確に孔の設計に合致する。これらの協働する部品を設計するための1つの理由と
して、コネクタ11,12の意図しない離脱を防止することである。このような
望ましくない結果は、例えば電話器を落として慣性が作用することによって生じ
る。∝=30°を選択したのは、電話器1を落とした場合、電話器1のフリップ
6がこの角度位置を占めることは最もありそうにないからである。完全に開くか
完全に閉じることのほうが、はるかに生じやすい。こうすることで、上述したよ
うにたとえ落としても、2つのコネクタ11,12の間の信頼性のある接触が維
持できる。この構成の別の理由は、2つの突起17が、フリップ6の交換時に、
コネクタ11のストッパ部材としても働くことである。その場合には、∝=30
°の位置は避けるべきことは言うまでもない。
れた孔16内へ部分的に挿入される。この孔16は、コネクタ11の1つの位置
でのみ、すなわちフリップ6の開いた角度∝=30°に等しい位置でのみコネク
タ11の挿入が可能になるように構成されている(図4参照)。この位置は、コ
ネクタ11に設けられた1対の突起17の挿入が可能になるのに必要な位置であ
る。換言すれば、この位置では、孔16に挿入されるコネクタ11の部分が、正
確に孔の設計に合致する。これらの協働する部品を設計するための1つの理由と
して、コネクタ11,12の意図しない離脱を防止することである。このような
望ましくない結果は、例えば電話器を落として慣性が作用することによって生じ
る。∝=30°を選択したのは、電話器1を落とした場合、電話器1のフリップ
6がこの角度位置を占めることは最もありそうにないからである。完全に開くか
完全に閉じることのほうが、はるかに生じやすい。こうすることで、上述したよ
うにたとえ落としても、2つのコネクタ11,12の間の信頼性のある接触が維
持できる。この構成の別の理由は、2つの突起17が、フリップ6の交換時に、
コネクタ11のストッパ部材としても働くことである。その場合には、∝=30
°の位置は避けるべきことは言うまでもない。
【0013】 上述したように、コネクタ11はフリップ6と協働する。このことは、主に、
フリップの旋回運動が一片の導線10によって吸収されるという意味であり、言
うまでもなく、導線10は、電話器1の他の構成要素の寿命の間、この旋回運動
に耐えるように設計しておかなければならない。あるいはまた別の実施例の場合
、一片の導線10を少なくとも部分的に螺旋状に巻回して、そこに働く張力を一
様にすることができる。 図2のフリップ6と関連して、図2には、フリップ6用の錠止装置18の部材
も示されている。フリップ6は、図示の実施例では、電話器側部の符号19のと
ころに据え付けられるべきボタン(図示せず)を押すことで自動的に開かれる。
この装置は、しかし、ここには図示されておらず、またその全体の説明もここで
は行わない。
フリップの旋回運動が一片の導線10によって吸収されるという意味であり、言
うまでもなく、導線10は、電話器1の他の構成要素の寿命の間、この旋回運動
に耐えるように設計しておかなければならない。あるいはまた別の実施例の場合
、一片の導線10を少なくとも部分的に螺旋状に巻回して、そこに働く張力を一
様にすることができる。 図2のフリップ6と関連して、図2には、フリップ6用の錠止装置18の部材
も示されている。フリップ6は、図示の実施例では、電話器側部の符号19のと
ころに据え付けられるべきボタン(図示せず)を押すことで自動的に開かれる。
この装置は、しかし、ここには図示されておらず、またその全体の説明もここで
は行わない。
【図1】 キーパッド保護用のフリップを有する、組立状態での携帯電話器を示す全体斜
視図。
視図。
【図2】 携帯電話器の関連する部品を離隔した関係で示す全体斜視図。
【図3】 電気・機械接続部の詳細斜視図。
【図4】 ハウジングの孔を通して見ることのできる第2接触素子を備えた前記接続部の
側面図。
側面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ニレン、ヨハン スウェーデン国 オレブロ、バストラ ビ ンテルガタン 41 (72)発明者 トランデル、マトス スウェーデン国 オレブロ、アンハルトス ベーゲン 10243 Fターム(参考) 5K023 AA07 BB21 BB26 DD08 EE05 NN06
Claims (10)
- 【請求項1】 携帯電話器(1)の配置構成であって、前記電話器(1)の
ハウジング(2)に旋回可能に配置され、かつマイクロフォン(7)を含む保護
ハッチまたはフリップ(6)を含んでおり、前記フリップ(6)が、該フリップ
の少なくとも一方の耳(14)を介して軸(A)を中心として旋回可能、かつハ
ウジング(2)の前面(2′)の部分を少なくとも物理的に覆うように配置され
ており、前記軸(A)が、その少なくとも一端に、前記電話器(1)の前記マイ
クロフォン(7)と前記プリント回路板(8)との間に電気接続部を定立するの
に加えて物理的に旋回可能な機械接続部を前記フリップ(6)用の枢軸の軸線に
沿って作り出すためのヒンジ部を含む前記配置構成において、 前記マイクロフォン(7)と前記電話器(1)のハウジングの前記プリント回
路板(8)との間の前記電気接続部が、 前記マイクロフォン(7)から、前記フリップ(14)の耳内に固定配置され
た第1接触素子(12)へ通じる第1導線長さ部分(13)と、 前記第1接触素子(12)に固定接続可能で、前記ハウジング(2)内側の第
2接触素子(11a,11b)の端部から該ハウジングの軸(A)に沿って旋回
可能に配置された前記第2接触素子(11a,11b)と、 前記第2接触素子(11a,11b)から前記電話器(1)の前記プリント回
路板(8)へ通じる第2導線長さ部分(10a,10b)とに分割されているこ
とを特徴とする、携帯電話器の配置構成。 - 【請求項2】 前記マイクロフォン(7)が、前記第1導線長さ部分(13
′)に可撓性フィルムによりはんだ付けされていることを特徴とする、請求項1
に記載された配置構成。 - 【請求項3】 前記第1接触素子(12)が、前記マイクロフォン(7)と
前記第1導線長さ部分(13′)とを含む可撓性フィルムによりはんだ付けされ
たユニット(13)内に包含されていることを特徴とする、請求項2に記載され
た構成。 - 【請求項4】 前記第2接触素子(11)が、前記ハウジング(2)内にそ
の目的用に設計された凹部(I)内に旋回可能に配置されることを特徴とする、
請求項2または請求項3に記載された配置構成。 - 【請求項5】 前記第2導線長さ部分(10a,10b)の、前記第2接触
素子(11)とは反対側の端部が、接続解除可能な接触素子(9a,9b)を介
して前記プリント回路板(8)に接続されることを特徴とする、請求項1から請
求項4までのいずれか1項に記載された配置構成。 - 【請求項6】 前記第2導線長さ部分が、その延在限界内で自由並進可能で
あることを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された
配置構成。 - 【請求項7】 前記第2導線長さ部分(10b)が少なくとも部分的に螺旋
状に巻かれていることを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか1項
に記載された配置構成。 - 【請求項8】 前記第2接触素子(11a)が、前記軸(A)に対し直角な
半径方向に延在する2つの突起(17)を有することを特徴とする、請求項1か
ら請求項7までのいずれか1項に記載された配置構成。 - 【請求項9】 前記第2接触素子(11a)上の前記突起(17)が、前記
電話器(1)の前記ハウジング(2)内に対応部(17′)を有しており、前記
第2接触部材(11a)が前記ハウジング(2)の前記凹部(I)の底部(20
)を貫通し得るようになっていることを特徴とする、請求項1から請求項8まで
のいずれか1項に記載された配置構成。 - 【請求項10】 前記突起(17)が直径方向で分離され、組立状態での前
記電話器(1)の後面と平行な平面に対し約30°の角度で前記凹部(I)を貫
通することが可能であることを特徴とする、請求項9に記載された配置構成。
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