JP2002531891A - 集積回路デバイスで機能ブロックを集積化するための並行シリアルインタコネクト - Google Patents

集積回路デバイスで機能ブロックを集積化するための並行シリアルインタコネクト

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Abstract

(57)【要約】 集積回路デバイス中の機能ブロック間で別個のシリアルコマンド信号、シリアルデータ信号およびシリアルクロック信号を経路設定することができる並行シリアルインタコネクト(12)を介して、集積回路デバイス(10)内の多数の機能ブロック(22、24、26、78)のインタフェースをとる回路構成および方法。並行シリアルインタコネクト(12)は、2以上のシリアルポート間に1つまたは複数の論理通信チャネルを定義するように、インタフェースコントローラ(14)で互いに選択的に結合された複数のシリアルポート(40、42、44、46、48)を利用する。各シリアルポートは、機能ブロック内のポートインタフェース(30、32、34、36、38)とポイント・ツー・ポイント相互接続を介して結合される。さらに、並行シリアルインタコネクト(12)は、各機能ブロックをシリアルインタコネクトの複数のシリアルポートの1つと関連付けて、機能ブロックの集合にシリアルインタコネクトを追加することをサポートすることで、集積回路デバイスの設計を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、一般的に、集積回路デバイスの設計およびアーキテクチャに関し、
特に、集積回路デバイスの中で複数の機能ブロックを相互に接続するインターフ
ェースに関する。
【0002】 (発明の背景) 過去数十年にわたって、コンピュータ技術は大いに進歩した。コンピュータは
、かつては部屋全体を占め、個々にパッケージされたトランジスタおよび/また
は真空管を使って様々な論理機能を行うように組み立てられたが、半導体製造技
術の革新により、多数のトランジスタ、または論理ゲートが単一集積回路デバイ
ス、またはチップに集積されて、より多数の論理機能を行うことができるように
なった。チップに集積することができる論理ゲートのサイズおよび数は、向上し
続け、初期のチップはせいぜい数百ゲートを含むだけであったが、百万ゲートの
オーダ以上を実装するチップがごく最近開発された。さらに、集積化の進歩によ
り、かつて多数のチップを使用して実現された設計が単一チップで実現されるよ
うになった。
【0003】 しかし、チップ設計が複雑化するにつれて、設計と開発のプロセスはいっそう
高価で時間のかかるものになる。この困難を軽減するために、開発者が、設計に
必要な基本機能を行う比較的小さな汎用の構成要素を組み立てて、カスタムチッ
プを作ることができるようにする設計ツールが開発された。汎用の構成要素を使
用することで、ゲートごとに回路を設計する必要がないので、設計の時間と労力
が減少する。さらに、構成要素は、通常、特定の設計で組み立てる前に試験し、
最適化することができるので、設計全体の開発者にかかる試験の労力は相当に軽
減される。
【0004】 また、チップ上により多数のゲートを集積化できることで、設計ツールで使用
される汎用の構成要素をより複雑なものにすることができるようになった。初期
の汎用の構成要素は、マルチプレクサ、レジスタ、カウンタ、その他のような基
本機能を複製したが、より先進の構成要素は、一般に、マイクロプロセッサ、メ
モリコントローラ、通信用のインタフェースコントローラ、その他ようなより高
レベルの機能を複製する。これらの先進の構成要素は、それらが設計で1つまた
は複数の高レベルの機能を行うように構成されている限りは、本明細書では機能
ブロックと呼ぶ。機能ブロックは、一般に、様々な設計で繰り返し使用可能な程
度に移植可能である。さらに、機能ブロックは、自律的であることが多いので、
独立して、設計の他の構成要素と並行して動作することができる。
【0005】 機能ブロックのような構成要素を使用することに関連する一つの問題は、互い
に通信し情報を転送し合うために、設計で様々な構成要素が必要になることから
生じる。各構成要素は、一般に、それ用に定義された1つまたは複数のインタフ
ェースを備え、そのインタフェースを通して、他の構成要素またはチップ外の他
の装置との通信が取り扱われる。これらのインタフェースは、一般に、様々な構
成要素間の通信をサポートするバスのようなインタコネクトシステム上で互いに
相互接続されている。
【0006】 例えば、多数の構成要素を相互接続するのによく使われる1つの方法は、マル
チドロップバスの使用によっている。マルチドロップバスで、各構成要素は、共
通の一組の線に結合されるので、各構成要素はそのバス上で送られる全ての通信
を受け取ることができる。通常、バス上で送られた情報は、特定のアドレスまた
は他の識別子と関連付けられているので、その情報の目標である構成要素だけが
実際にその情報を受取り、処理する。その情報の目標でない他の構成要素は、そ
の情報を無視する。
【0007】 一般に、バスは、並列な合体する多数の線であり、マルチビットの情報を同時
に伝送することができる。さらに、一つの構成要素が別の構成要素の動作を制御
するために使用する制御情報と、その構成要素が処理する情報を表すデータとの
両方が、一般に、バスの同じ線上で送られる。例えば、チップに多数の機能ブロ
ックを集積化する際に使用される1つのバスアーキテクチャは、Periphe
ral Component Interconnect (PCI)バスアー
キテクチャであり、このPCIバスアーキテクチャは、コンピュータの様々な周
辺装置とマイクロプロセッサを相互接続するためにボードレベルで従来から使用
されている。
【0008】 しかし、バス型相互接続には、チップ内の多数の機能ブロックを相互接続する
際に、その有用性を制限するいくつかの欠点がある。第1に、並列バスアーキテ
クチャは、バスに接続された様々な構成要素の間に延びる比較的多数の線、また
は配線を必要とする。構成要素間の経路設定用配線は設計で貴重なスペースを占
有し、そのために、設計に組み込むことができる構成要素の数が減少する。多く
の並列バスは、例えば、32ビットワードまたは64ビットワードでデータを伝
送するので、必要になる可能性がある他の制御信号を勘定に入れないで、最小で
も32本または64本の線を各構成要素に経路設定する必要がある。
【0009】 第2に、一般に、一度に並列バス上で情報を伝送することができる構成要素は
1つだけである。したがって、情報を伝送することを要求する他の構成要素は、
一般に、情報の伝送をするその構成要素が終るまで待たなければならない。もし
くは、各構成要素は、バスを共用して、かわるがわるに情報の断片を伝送しなけ
ればならないが、これでは、全ての構成要素の伝送速度が遅くなる。また、制御
情報とデータは、一般に、並列バスの同じ線を共用する。その結果、そうでなけ
れば特定の構成要素内でバスにアクセスする必要なしに行うことができる制御動
作が、所望の制御動作の前に始まったデータ伝送が完了するまで待たされなけれ
ばならなくなる可能性がある。
【0010】 第3に、並列バスの全体的な速度が制限されて、構成要素間で通信することが
できる情報の可能な帯域幅が制限される可能性がある。並列バスの帯域幅は、一
般に、バスの幅を大きくすることで、またはバスのクロック速度を上げることで
向上する。しかし、幅を大きくすると、バスに追加の線を加えることになり、設
計の経路設定密度を増すことになる。一方で、構成要素の数はバスに対する負荷
と経路の寄生の量に影響を及ぼし、これらはそれぞれ許容クロック速度を制限す
るので、クロック速度を上げると、バスに取り付けることができる構成要素の数
が制限される可能性がある。
【0011】 したがって、当技術分野では、集積回路設計における機能ブロックなどの構成
要素を相互接続する方法の改良に対する要求が大きい。特に、従来の設計よりも
順応性があり、コンパクトで、高速で、繰り返し使用可能で、拡張性がある構成
要素の相互接続方法に対する要求が大きい。
【0012】 (発明の概要) 本発明は、集積回路デバイスの中の機能ブロック間に別個のシリアルコマンド
信号、シリアルデータ信号およびシリアルクロック信号を経路設定することがで
きる並行シリアルインタコネクト(concurrent serial interconnect)によって
集積回路デバイス内の多数の機能ブロックのインタフェースをとる回路構成およ
び方法を提供して、従来技術に関連したこれらおよびその他の問題に対処する。
本発明に係る並列シリアルインタコネクトは、2以上のシリアルポートの間に1
つまたは複数の論理通信チャネルを定義するようにインタフェースコントローラ
で互いに選択的に結合された複数のシリアルポートを利用する。本質的に論理通
信チャネルは、機能ブロック間でポイント・ツー・ポイントのシリアル相互接続
として機能し、その結果、論理的に接続された機能ブロックの間で直接通信が行
われるようになる。
【0013】 シリアルインタコネクトの使用により、個々の機能ブロックに向けておよび個
々の機能ブロックから経路設定すべき線の数は少なくなり、それにより、機能ブ
ロックを1つの設計に集積化することは簡単になり、ブロック間通信と関連する
経路設定の混雑は軽減される。さらに、別個のシリアルコマンド信号、シリアル
データ信号およびシリアルクロック信号によって通信することで、高速度のデー
タスループットをサポートすることができる。さらに、1つよりも多い論理通信
チャネルが本発明に係るインタフェースコントローラでサポートされれば、多数
の通信セッションが並列に行われるようになって、さらに全体的なデータスルー
プットが向上する。
【0014】 本発明に係る並行シリアルインタコネクトの別の恩恵は、集積回路デバイスな
どの設計が実質的に簡単化されることである。機能ブロックはシリアルインタコ
ネクトを追加することによって組み合せることができる。ここで、各機能ブロッ
クの間に別個のシリアルコマンド配線、シリアルデータ配線およびシリアルクロ
ック配線を経路設定することで、各機能ブロックはシリアルインタコネクトの複
数のシリアルポートの1つと関連付けられる。一般に、設計に新しい機能ブロッ
クを追加することは、シリアルインタコネクトの設計、特にそこで使用されるイ
ンタフェースコントローラ、に影響するだけであるので、設計と開発は簡単にな
る。さらに、機能ブロック間の通信が本質的にシリアルインタコネクトを通過す
る限りでは、モジュールの試験および検査が容易になり、機能ブロック間の個々
の相互接続を試験し検査する必要性は、多くの場合に小さくなり、または無くな
る。
【0015】 本発明を特徴付けるこれらおよびその他の利点と特徴は、ここに添付され他の
部分を形成する特許請求の範囲に記載される。しかし、本発明およびその使用に
より達成される利点と目的をより適切に理解するために、図面、および本発明の
例示的な実施形態が説明されている添付の説明事項を参照されたい。
【0016】 (詳細な説明) 本発明の図示された実施形態は、一般的に、集積回路デバイスの回路構成中の
複数の機能ブロックのインタフェースをとる並行シリアルインタコネクトに依拠
している。本発明に係る並行シリアルインタコネクトは、インタフェースコント
ローラの制御下にあり、複数の直接ポイント・ツー・ポイントのシリアルインタ
コネクトを介して、回路構成の様々な機能ブロックに結合された複数のシリアル
ポートを含む。インタフェースコントローラは、シリアルポートを選択的に結合
して、結合されたシリアルポートと関連した機能ブロックによって情報が送られ
る1つまたは複数の論理通信チャネルを定義する。
【0017】 機能ブロックは、集積回路デバイスの設計で1つまたは複数の高レベルの機能
を行うように構成された任意の論理回路を含むと考えることができる。大抵の機
能ブロックは、「移植可能(portable)」であり、それによって、様々な設計で
繰り返し使用することができる。さらに、多くの機能ブロックは、また、「自律
的(autonomous)」であるので、設計的に独立して、他の構成要素と並行して動
作することができる。機能ブロックの例には、プロセッサ、コントローラ、外部
インタフェース、エンコーダ、デコーダ、信号処理装置、および、特定の機能ま
たは一連の機能を行う任意の他のアナログおよび/またはディジタル回路が含ま
れるが、これらに限定されない。多くの場合、機能ブロックは、独立したものと
して、設計され、開発され、検査され、さらに、集積回路デバイス全体の設計者
よりもむしろ第3者から入手することさえもできる。
【0018】 一般に、本発明に係る並行シリアルインタコネクトを介した多数の機能ブロッ
クの集積化は、プロセッサまたは他のプログラム可能な集積回路デバイスの回路
構成で実現され、多種多様なプログラム可能な装置で、本明細書で開示される様
々な特徴を利用することができることを理解すべきである。さらに、当技術分野
でよく知られているように、集積回路デバイスは、一般に、本明細書でハードウ
ェア定義プログラムと呼ぶデバイス上の回路構成のレイアウトを定義する1つま
たは複数のコンピュータデータファイルを使用して設計されかつ製造される。プ
ログラムは、一般に、設計ツールで作られ、後に、半導体ウェーハに適用される
回路構成を画定するレイアウト用マスクを作成するために製造時に使用される。
一般に、プログラムは、事前に定められたフォーマットで、VHDL、veri
log、EDIF、その他のようなハードウェア定義言語(HDL)を使用して
作られる。完全に機能する集積回路デバイスおよびそのようなデバイスを利用す
るデータ処理システムで実現される回路構成に関連して本発明を説明したし、ま
た以下でも説明するが、本発明に係る回路構成は様々な形のプログラム製品とし
て配布することができ、さらに、本発明は、実際に配布を行うために使用される
信号記録媒体の特定のタイプに無関係に等しく適用されることを当業者は理解す
るであろう。信号記録媒体の例には、とりわけ揮発性および不揮発性記憶デバイ
ス、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ、CD−ROM 、およびDVDのような記録可能型媒体、および、ディジタルおよびアナログ通 信リンクのような伝送型媒体が含まれるが、これらに限定されない。
【0019】 さて、図面にもどって、いくつかの図全体にわたって類似の数字は類似の部分
を示すが、図1は、本発明に係る代表的な集積回路デバイスの回路構成10を図
示する。並列シリアルインタコネクト12は、インタフェースコントローラ14
を含み、複数の機能ブロック22、24、26および28(また、FB1、..
nと示されている)とのホスト20のインタフェースをとる。ホスト20は、ま
た、そのために定義された任意の他の高レベルの機能性に加えて、並行シリアル
インタコネクト12のマスタデバイスとして動作するその他の論理回路を備える
機能ブロックとして考えることもできる。
【0020】 各機能ブロック20、22、24、26および28は、それぞれのポートイン
タフェース30、32、34、26および38を含んでおり、直接ポイント・ツ
ー・ポイントのシリアルインタコネクト50、52、54、56および58上で
複数のシリアルポート40、42、44、46および48(また、Port0.
.nで示されている)とのインタフェースをとる。各シリアルポート40〜48
は、インタフェースコントローラ14の制御下にあり、2つまたはそれより多い
機能ブロック20〜28の間に1つまたは複数の論理通信チャネルを選択的に定
義する。さらに、インタコネクト12のマスタとして機能するホスト20に関し
て、ポート40はインタコネクトのためのマスタポートを定義し、そのマスタポ
ートを通して初期設定情報がホストにより供給される。
【0021】 各シリアル相互接続50〜58は、個別のシリアルコマンド線、シリアルデー
タ線およびシリアルクロック線を含む。シリアルコマンド線は、機能ブロック間
、またはインタフェースコントローラと機能ブロックの間でシリアル符号化され
たコマンドおよび制御情報を伝送するために使用される。シリアルデータ線は、
機能ブロック間、またはインタフェースコントローラと機能ブロックの間でシリ
アル符号化データを伝送するために使用される。ここでさらに、データ線は、後
でより詳細に概要を説明するように、シリアルコマンド線上で伝送される様々な
コマンドに追加の情報を与えるために使用される。シリアルデータは、シリアル
コマンド情報によりフレーム化される。
【0022】 シリアルクロック線は、コマンド線とデータ線を同期させるためのクロック信
号を伝送するために使用されて、望む場合には、機能ブロックは、互いにおよび
/またはインタフェースコントローラと実質的に非同期で動作することができる
ようなる。もしくは、機能ブロックは、分配された同じクロック信号で同期をと
ることもできる。コマンド線およびデータ線は、望み通りにダブルエッジまたは
シングルエッジで同期をとることができる。
【0023】 このような各線は、いくつかの方法で実現することができる。例えば、各線は
、双方向配線を使用して実現することができ、または、シリアルポートとその関
連する機能ブロックの間の両方向の並行通信をサポートするように、一対の単一
方向配線を設けることができる。さらに、線は、シングル・エンド配線(single
-ended wire)で実現することができ、または、性能を高めるために、差動の配
線対(differential pairs of wires)で実現することができる。例えば、後で
述べる実施形態では、(シリアルポートから機能ブロックに向けた)コマンド出
力信号、データ出力信号およびクロック出力信号の各々のためはもちろんのこと
、(機能ブロックからシリアルポートに向けた)コマンド入力信号、データ入力
信号およびクロック入力信号の各々のために差動配線対が設けられ、その結果、
シリアル相互接続50〜58ごとに総計でたった12本の線となる。
【0024】 さらに、線60で示すように、各機能ブロックは、機能ブロックの特定の設計
で要求されるように、外部入力および/または出力を集積回路デバイスに備えて
いてもよいし、または備えていなくともよい。
【0025】 図2に示すように、インタフェースコントローラ14は、コネクタマトリック
ス66とのインタフェースがとられたマトリックスコントローラ64を含む。マ
トリックスコントローラは、また、その中にコントローラのための調停方式(ar
bitration scheme)を定義する調停データ(arbitration data)が格納されてい
るメモリ記憶デバイス67とのインタフェースがとられている。1組のマトリッ
クス制御線68が、コントローラ64で出力されて、コントローラのための定義
された調停方式に基づいてマトリックス66の構成を制御する。さらに、マトリ
ックス66は、コマンド、データ、クロックの信号を各シリアルポート40、4
2、44、46および48から受け取る。それを、それぞれ線70、72、74
、76および78で表す。また、各シリアルポートのシリアル線は、マトリック
スコントローラ64にも供給されて、マトリックスコントローラが選択されたポ
ート間に所望の論理通信チャネルを設定するために必要なようにマトリックスを
再構成することができるように、コントローラがそれぞれのシリアル線上で特定
のポートから送られたコマンドを復号することができるようになる。
【0026】 マトリックスコントローラ64とコネクタマトリックス66の両方の構成は、
様々な機能ブロック間の所望の接続性に基づいて大きく変化する。クロスバース
イッチ、木構造、その他などの知られているスイッチマトリックの実施形態を任
意の数だけ使用することができる。さらに、コネクタマトリックスは、任意の数
の並行論理通信チャネルをサポートするように開発することができる。さらに、
いくつかの実施形態では、ポート間で入力線と出力線を分割して、1つのポート
が一方のチャネルからの情報を受け取りながら、他方のチャネルで情報を伝送す
ることができるようにすることが望ましい可能性がある。
【0027】 例えば、図3は、5つのシリアルポート40〜48(ポート0..4)を接続
するための3チャネルクロスバーインタコネクトとして、コネクタマトリックス
66の1つの適当な実施形態を示す。マトリックス66を制御するために、マト
リックスコントローラ64は、次の3つの論理ブロックを含む。経路コマンドお
よび制御のブロック80、経路要求ブロック82、およびチャネルマトリックス
制御ブロック84である。
【0028】 コネクタマトリックス66は、ポート40〜48を選択的に結合するために、
本明細書で定義された3つのチャネル86、88、90を備えている。説明の目
的のために、図で各ポート40〜48を2つの場所に表し、左の表示は「イニシ
エータ」または「ソース」モードのポートを表し、右の表示は「レシーバ」また
は「目標」モードのポートを表す。
【0029】 ポート40〜48の各々は、関連するルータの対でチャネル86〜90の各々
に結合されている。チャネル86に関しては、5方向のルータ92、94がポー
ト40〜48をチャネルに結合している。チャネル88と90では、同様に構成
されたルータ96、98と100、102が使用されている。図示の実施形態で
は、各チャネルは双方向であるので、各ルータ92〜100はマルチプレクサと
してもデマルチプレクサとしても機能し、ポートからチャネルに送られる情報を
多重化し、チャネルからポートに送られる情報を多重分離する。
【0030】 留意すべきことであるが、図示の実施形態で、各ポートは各チャネルに結合さ
れ、各チャネルは双方向である。さらに、多数のレシーバがある特定のソースに
接続することができるのが望ましい。したがって、図示の実施形態は、1つのポ
ートをそれ自体に接続することさえもサポートし、ポートを任意の組み合せで互
いに結合することができるので、最大限の接続性を可能にする。
【0031】 しかし、他の実施形態では、例えば、あるポートとあるチャネルの間の接続を
省略することで、1つまたは複数のチャネルを単一方向チャネルとして構成する
ことで、1つまたは複数のチャネルを単一レシーバ(同報通信でない)用のチャ
ネルとして構成することなどで、コネクタマトリックスの経路設定回路を簡単化
することが望ましい可能性がある。また、最終設計の帯域幅要求で指示される通
りに、より多くのまたはより少ないチャネルをサポートすることが望ましい可能
性がある。
【0032】 論理通信チャネルは、ポート40〜48の1つまたは複数から受け取ったチャ
ネル要求によってマトリックス66を通して作ることができる。これらのチャネ
ル要求は、ポート40〜48の左の表示をブロック82と結合する線で図示され
るように、ポートのシリアルコマンド入力線上で経路要求ブロック82に送られ
る。ブロック82は、命令パーサ(instruction parser)とほぼ同じように作用
して、ポートからのシリアルコマンド入力線を詮索し(snooping)、そこに伝送
されたチャネル要求を復号する。チャネル要求は、次に、経路コマンドおよび制
御のブロック80に送られる。経路コマンドおよび制御のブロック80はアービ
タとして機能して、チャネル間の調停と割り付けを行ない、事前に定められた調
停方式に基づいてポートにチャネルへのアクセスを許可する。
【0033】 ポート40(マスタポート0)からの双方向線で表されているように、ブロッ
ク80は、スケジューリングの優先順位、強制排除のルール(preemption rules
)、割込み処理、その他を含んだ任意の数の所望の調停方式を実施するようにホ
ストがプログラムすることができる。もしくは、ブロック80は、一定の調停方
式のハードワイヤードとすることができるので、マスタポートからの構成データ
を必要としない可能性がある。調停方式を実施するために必要なデータは、ブロ
ック80に結合されている記憶デバイス67に格納される。
【0034】 また、ブロック80で使用するために、本明細書でインタフェースコントロー
ラレジスタ81と呼ぶ1セットの制御および状態のレジスタをサポートすること
が望ましい。そのようなレジスタは、例えば、いくつかの、または全てのインタ
フェースコントローラのサービスを使用可能/使用禁止にし、1つまたは複数の
ポートを使用可能/使用禁止にし、明示および暗黙の強制排除(割込み)サービ
スを使用可能/使用禁止にし、さらに、インタコネクト状態の情報をホストに送
り返すために使用することができる。ホスト(または、場合によっては、任意の
機能ブロック)がインタコネクトでサポートされる標準読取り/書込みコマンド
によってレジスタにアクセスすることができるように、これらのレジスタの各々
を特定の記憶場所にマップすることがしばしば望ましくなる。
【0035】 ブロック80は、チャネルマトリックス制御ブロック84を制御して、経路要
求を受け取った時に、そこにプログラムされている事前に定められた調停方式に
基づいて、特定のセットのポートにチャネルを割り付ける。例えば、チャネルマ
トリックス制御ブロック84は、ブロック84からルータ92〜102の各々に
延びる線で表されるように、ブロック80で識別された特定のポートにチャネル
を接続するようにルータ92〜102を制御する一連のリレーとして実現するこ
とができる。
【0036】 理解すべきことであるが、マトリックスコントローラ64の論理および機能性
は、ブロック80〜84の各々の間に異なる程度に割り付けることができる。さ
らに、本明細書に示される開示を読むことでさらに明らかになるように、マトリ
ックスコントローラ内の追加または代替えの機能性をサポートすることができる
【0037】 図3のインタフェースコントローラに関して、ポート経路設定のために差動の
クロックおよびデータを使用して、さらに、0.2ミクロン設計ルールで、チャ
ネル当たり約312.5MB/sec以上(オーバーヘッドを除く)のシリアル
帯域幅を生じ、約2.5GHz以上のクロック速度を実現できるだろうと信じら
れる。このようにして、3チャネルマトリックスで、オーバヘッドを除いて、少
なくとも約937.5MB/secの総バースト帯域幅が、この構成で可能であ
ると期待される。
【0038】 図示の実施形態では、本発明に係る並行シリアルインタコネクトを実施するた
めに、シリアル符号化要求および応答のコマンドまたはパケットが、機能ブロッ
クの間で、および/または機能ブロックとインタフェースコントローラの間で送
られる。そのような要求および応答のコマンドは、2つのタイプに分類すること
ができる。すなわち、インタフェースコントローラで使い尽くされるものと、機
能ブロックで使い尽くされるものとである。前者は、本明細書でICコマンドと
呼び、インタフェースコントローラ中で論理通信チャネルを設定または解放する
ために使用される。後者は、本明細書でFBコマンドと呼び、後でより明らかに
なるように、機能ブロック間で状態、データ長およびフレーム指示情報を通信す
るために使用される。各コマンドは、一般に、多くの点で演算コードに似ている
コマンドトークンで識別される。任意の数のコマンドを本発明と一致して使用す
ることができるが、そのようなコマンドセット定義する1つの可能なコマンドト
ークンのセットを、指示された各コマンドのタイプとともに、表1で下に表示す
る。
【0039】
【表1】 留意すべきことであるが、INT_SERV_REQ、INT_SERV_R
ESP、CHANNEL_REQ、CONNECT_RESP、CHANNEL
_ABORT、およびPORT_STATUSのコマンドは、ICコマンドとF
Bコマンドの両方として多重定義される。これらのコマンドは、機能ブロックで
発行されるときは、ICコマンドであり、インタフェースコントローラで発行さ
れるときは、FBコマンドである。インタフェースコントローラおよび各機能ブ
ロックの中の別個の符号化/復号回路を使用すること、および全ての機能ブロッ
ク間通信がインタフェースコントローラを通して送られることで、そのような多
重定義は問題のないことが理解されるであろう。
【0040】 任意の数のコマンドフォーマットを、本発明において使用することができる。
図示の実施形態で、コマンドは、シリアルに符号化され、論理1のスタートビッ
トにコマンドトークン、任意のオペランド、および最後に論理0の停止ビットが
続く一般的なフォーマットを有する。データ線上の情報をフレーム化するために
コマンドが使用され、特定のコマンドで必要とされる追加の情報はコマンド線と
データ線の一方または両方で供給することができる。
【0041】 書込みアドレス(WRITE_ADDRESS)コマンドの適当なフォーマッ
トを下に表2で示す。
【0042】
【表2】 書込みアドレスコマンドは、論理通信チャネルがソースポートと1つまたは複
数の目標ポートとの間に設定された後に、目標機能ブロックに書き込むアドレス
を伝送するために使用される。アドレスのビット数は、TargetSizeフ
ィールドのコマンド線上で供給され、目標アドレス自体は、コマンド線上の書込
みアドレスコマンドの伝送と並行してデータ線上で供給される。
【0043】 書込みアドレスが目標ポートに供給されると、書込みデータ(WRITE_D
ATA)コマンドが、指定されたアドレスに書き込むためにソースポートから送
られる。書込みデータコマンドの適当なフォーマットを下に表3で示す。
【0044】
【表3】 各書込みデータコマンドは、指定されたアドレスに書き込む1バイトまたは8
ビットのデータを供給する。図示の実施形態では、書込みデータコマンドを受取
ったときに次のアドレスに自動インクリメントするようにソース機能ブロックと
目標機能ブロックの両方を構成することが望ましく、その結果、各新しいアドレ
スを再送する必要なしに多数の書込みデータコマンドを送ることができる。
【0045】 適当な読取り要求(READ_REQ)コマンドのフォーマットを下に表4で
示す。
【0046】
【表4】 読取り要求コマンドは、目標機能ブロックにデータを要求するためにソース機
能ブロックによって使用される。コマンド線は、要求されたデータが格納されて
いるはずのソースのアドレス(SourceAddr)はもちろんのこと、要求
されたデータが格納される目標のアドレス(TargetAddr)を伝える。
転送すべきバイトの数は、コマンド線上の読取り要求コマンドと並行してデータ
線上で供給される。
【0047】 図示の実施形態では、読取り要求コマンドは、上に述べたWRITE_ADD
RESSおよびWRITE_DATAのコマンドを使用してソースポートに要求
されたコマンドを書き込んで返すことで、目標機能ブロックで履行される。これ
によって、インタコネクトに設定されるコマンドは簡単化される。もしくは、目
標からソースへの別個の読取りデータ応答コマンドが、要求されたデータをソー
ス機能ブロックに返すために使用できるだろう。
【0048】 ロック動作もまたサポートされており、ソースは目標機能ブロックの記憶場所
を最小単位で操作することができる。適当なロック要求(LOCK_REQ)コ
マンドのフォーマットを下に表5で示し、ロック応答(LOCK_RESP)コ
マンドのフォーマットを下に表6で示す。
【0049】
【表5】
【表6】 ロック動作のいくつかの異なるタイプが、ロック要求コマンドのLockTy
peフィールドに基づいてサポートされる。ロックのタイプごとに、異なる数の
1バイト引き数がロック要求コマンドで供給され、目標が返すロック応答コマン
ドの中で異なる数の1バイト引き数が返されるだろう。引き数それ自体は、デー
タ線上で供給され、引き数の数はロック要求コマンドとロック応答コマンドの両
方のArgSizeフィールドで指定される。望ましいロックのタイプの例には
、バイト比較およびスワップ、等しいか大きい場合のバイト減算、および当技術
分野で知られている他のロックのタイプが含まれる。
【0050】 また、目標は、ソースの要求に応答するために追加のコマンドを発行すること
もできる。例えば、流れ制御(FLOW_CONTROL)コマンドは、データ
が目標に送られる速度を制御するために、目標によって使用される。図示の実施
形態では、論理通信チャネルが設定されたときに、目標が常に受け取るように作
動可能であることが望ましい。したがって、流れ制御コマンドは、今後の伝送は
遅らせなければならないことをソースに表示して返すことができ、その結果、目
標により作動可能の表示が送られるまで、ソースは後の伝送を遅らせることにな
る。流れ制御コマンドの適当なフォーマットを下に表7で示す。単なるレディお
よびビジーを越えた追加の状態符号がサポートされる可能性があることは理解す
べきである。
【0051】
【表7】 また、目標は、例えば、誤り(ERROR)コマンドを使用して、ソースから
の要求に応答して誤りを返すように要求される可能性がある。任意の数の誤りの
タイプ、例えば、保護アドレス、読取り専用、その他、をサポートすることがで
きる。誤りコマンドの1つの適当なフォーマットを下に表8で示す。
【0052】
【表8】 また、並行シリアルインタコネクト上で割込みの使用をサポートすることが望
ましい可能性がある。図示の実施形態では、割込みサービス要求(INT_SE
RV_REQ)コマンドがサポートされて、機能ブロックは、インタフェースコ
ントローラおよびマスタポートを介して、他の機能ブロック(例えば、明示の強
制排除を行うための)と同様に、ホストに割込みを要求することができるように
なる。このコマンドで、割込みを処理する際に使用するための目標ポートのサー
ビスルーチンのアドレスと同様に、目標または要求されたポートの標識をインタ
フェースコントローラに供給することが望ましい。インタフェースコントローラ
から目標ポートにコマンドが送られる時に、目標ポートの代わりに要求するポー
トの表示が供給される。もしくは、異なった割込みのタイプがサポートされるだ
ろうが、目標中でその割込みのタイプに対して定義された専用サービスルーチン
が実行されるように伝送される割込みのタイプだけである。割込みサービス要求
コマンドの1つの適当なコマンドフォーマットを下に表9で示す。
【0053】
【表9】 割込みサービス要求に応答して、目標は、インタフェースコントローラを介し
て、一般に、割込みサービス応答(INT_SERV_RESP)コマンドによ
り要求するポートに応答する。割込みサービス応答(INT_SERV_RES
P)コマンドは、割込みが許可されたかまたは拒否されたかを示すために使用さ
れ、一般に異なる応答を表示する異なる数の応答符号の1つを含む。割込みサー
ビス応答コマンドの適当なフォーマットを下に表10で示す。
【0054】
【表10】 上で述べたように、直接機能ブロック間通信は、一般に、論理通信チャネルが
ソース機能ブロックと1つまたは複数の目標機能ブロックとの間に設定されて始
めて行われる。そのようなチャネルの設定を処理するために、チャネル要求(C
HANNEL_REQ)コマンドが使用される。チャネル要求コマンドは、最初
に、論理通信チャネルの設定を要求するために、ソースがインタフェースコント
ローラに向ける。指定された目標に対して利用できるチャネルが存在する場合に
は、その時に、チャネル要求コマンドは、インタフェースコントローラが目標ポ
ートに送る。ソースからインタフェースコントローラに向けて、およびインタフ
ェースコントローラから目標に向けてのチャネル要求コマンドの適当なフォーマ
ットを下に表11および表12で示す。
【0055】
【表11】
【表12】 Port IDフィールドのサイズを変えることで任意の数のポートをサポー
トすることができるが、この実施形態では、最大16のポートがサポートされる
。また、単一方向および双方向チャネルのタイプがサポートされることが理解で
きる。単一方向タイプを使用して、多数の目標を有する同報通信が可能である。
双方向チャネルは、単一の目標だけをサポートする。さらに、ソースからインタ
フェースコントローラへのチャネル要求コマンドは、ソースのPort IDを
省略する(この情報はインタフェースコントローラが知っているので)。しかし
、インタフェースコントローラからのチャネル要求コマンドはこのPort I
Dを目標に供給する。
【0056】 チャネル要求コマンドを受け取ると、目標ノードは、適当な接続応答(CON
NECT_RESP)コマンドをインタフェースコントローラに送り返すことに
よって、チャネルの設定を受け入れるかまたは拒否することができる。次に、そ
の接続応答(CONNECT_RESP)コマンドは、ソースに送られる。接続
応答コマンドの両方のフェーズの適当なフォーマットを表13および表14に示
す。
【0057】
【表13】
【表14】 目標からインタフェースコントローラに供給された応答符号は、要求を受け入
れるまたは許可するために使用することができるので、それによって、コントロ
ーラはチャネルを設定し、ソースに応答してチャネルの設定を表示する。また、
例えば、目標がビジーで、かつ排除されることを望まない場合には、応答符号は
、チャネルの設定を拒否するためにも使用することができる。チャネル要求コマ
ンドの場合のように、目標のPort IDはインタフェースコントローラに供
給される必要はないが、一般に、接続応答コマンドでインタフェースコントロー
ラが元のソースに送り返す。
【0058】 並行シリアルインタコネクトは、論理通信チャネルの設定、解放および動作を
制御するために、追加のコマンドを使用することができる。チャネル打切り(C
HANNEL_ADORT)コマンドは、任意の保留のチャネルトラフィックを
打切り、インタフェースコントローラが要求するポートに接続された全てのチャ
ネルを解放することを要求するために、ソースかまたは目標かいずれかで発行さ
れる。要求するポートがチャネルの開始ソースであれば、チャネルの全ての関連
したポートは解放される。要求するポートが多数の目標の1つであれば、そのポ
ートだけが解放され、インタフェースコントローラは、チャネル状態の変化を表
示するために接続応答コマンドをソースに送る。同じコマンドフォーマットは、
要求するポートからインタフェースコントローラに向けて、およびインタフェー
スコントローラからチヤネルを解放することを要求されている各ポートに向けて
使用される。チャネル打切りコマンドの1つの適当なフォーマットを下に表15
で示す。
【0059】
【表15】 ポート状態(PORT_STATUS)コマンドもまたサポートされて、ポー
トのポーリングでそのポートの適正な動作を確認することができるようになる。
2つのポーリングのレベルが図示の実施形態ではサポートされる。第1のレベル
は、特定のポートが(もしあれば)どのポートに接続されるかの表示を要求する
。第2のレベルは、特定のポートが接続される機能ブロックの状態、例えば、そ
の機能ブロックが正しく動作しているかどうか、データを受け取るように作動可
能かどうか、その他の表示を要求する。インタフェースコントローラの現在の経
路設定/チャネル構成がどのポートを互いに接続するかを決定するために使用で
きる限りでは、前者のレベルは、一般に、ポートの1つからのポート状態要求に
応答して、インタフェースコントローラだけで処理することができる。例えば、
ポート状態の適正な要求は、ブロック82で止めて処理することができ、その結
果の状態情報はブロック84に送られて、要求するポートに伝送して返される(
図2)。しかし、後者のレベルは、一般に、その状態が要求されているポートと
の対話を必要とし、それにより、インタフェースコントローラが特定のポートに
適正な要求を送ることが必要になる。下に表16および表17で示すように、機
能ブロックからインタフェースコントローラに向けて、およびインタフェースコ
ントローラと機能ブロックの間で、別個のコマンドフォーマットを使用すること
ができる。
【0060】
【表16】
【表17】 このようにして、インタフェースコントローラから機能ブロックに、ポーリン
グされているポートに接続された各ポートの一致の表示がデータ線で供給される
。さらに、接続、ポートおよび/またはポートが接続されている機能ブロックに
関して任意の数の可能な条件を表示するために様々な応答符号を返すことができ
る。
【0061】 理解すべきことであるが、本明細書で述べるコマンドフォーマットは、フォー
マットのほんの1つの可能なセットにすぎない。したがって、本発明は、本明細
書で述べる特定の実施形態に限定されるべきではない。
【0062】 さらに並行シリアルインタコネクトの動作を説明するために、インタコネクト
の初期設定時、論理通信チャネルの設定時、および論理通信チャネルの解放時に
行われる動作をそれぞれ図4〜6に示す。
【0063】 図4は、例えば、最初の立上げ時に行われるシステムリセット動作110を図
示する。この実施形態は、インタフェースコントローラは、マスタポートを介し
てホストで初期設定される。動作110はブロック112で始まり、ここでイン
タフェースコントローラは全ての論理通信チャネルを閉じている。次に、ブロッ
ク114で、インタフェースコントローラ中でループが起動されて、マスタポー
ト(port 0)からのチャネル要求コマンドを待つ。そのようなコマンドを
受取った時に、ブロック116で、インタフェースコントローラは、マスタポー
トをそのチャネルのソースと目標の両方として持つ論理通信チャネルを開く。
【0064】 次に、ブロック118で、ホストは、調停とインタコネクトの表をインタフェ
ースコントローラにダウンロードして、特に、所望の調停方式を実施するために
、経路コマンドおよび制御論理のブロック80(図3)を構成する。図示の実施
形態では、これは、インタフェースコントローラ中の表の知られているアドレス
を使用して、上記の書込みコマンドを介して行われる。理解すべきことであるが
、インタフェースコントローラ論理は、ソースと目標の両方としてマスタポート
持つ論理チャネルが設定された時に、この初期設定モードを明確に検出するよう
に構成される。さらに、理解すべきことであるが、他の実施形態では、表データ
をダウンロードする代わりに、また、特定の調停方式を実施するために必要な実
際のマイクロコードルーチンをダウンロードすることもできる。さらに、他の実
施形態では、一定の調停方式だけが使用される場合に、インタフェースコントロ
ーラにダウンロードする必要のあるデータがない可能性がある。
【0065】 次に、ブロック120で、ホストが上述の書込みコマンドを使用してインタフ
ェースコントローラの適正な制御レジスタ(例えば、図3に示すブロック80の
)の記憶場所に書き込むことで、インタフェースコントローラの正規の動作モー
ドが起動される。このレジスタに書き込むと、インタフェースコントローラの全
てのサービスは使用可能になり、インタフェースコントローラはポートコマンド
を受け取るように作動可能になる。
【0066】 図5は、125で、論理通信チャネルの設定時に行われる一連の動作を示す。
ブロック126で始動し、開始ポート(Port Xと表される)がチャネル要
求コマンドをインタフェースコントローラに送り、目標ポート(Port Yと
表される)を指定する。次に、ブロック128で、インタフェースコントローラ
は、コマンドを受け取り、そこからの目標情報を復号する。
【0067】 次に、ブロック130で、インタフェースコントローラは、開いたチャネルが
利用できるかどうかを決定する。そうであれば、インタフェースコントローラは
、次に、ブロック132で、目標ポートが既にチャネルに接続されているかどう
かを決定する。目標は接続されていないと最初に仮定すると、そのときにブロッ
ク134で、インタフェースコントローラはチャネル要求コマンドを目標ポート
に送る。
【0068】 次に、ブロック136で示すように、目標ポートは接続を受け入れるかどうか
を決定する。目標ポートが接続を受け入れる場合は、ブロック138で、ポート
は接続応答コマンドをインタフェースコントローラに送り返し、肯定応答(AC
K)の応答符号を表示する。インタフェースコントローラは、論理通信チャネル
を設定し、次に、ブロック140で、接続応答コマンドをソースポートに送り返
す。ブロック140の完了したときに、チャネルが設定され、ソースと目標の間
の通信が開始できる。
【0069】 ブロック130に戻って、インタフェースコントローラに現在利用できるチャ
ネルがない場合には、ブロック142で、インタフェースコントローラは要求す
るポートにチャネル要求コマンドを送り返し、そのポートをソースポートとして
指定して、要求するポートに利用できる資源がないことを表示する。もしくは、
この誤り条件を表示するために別のコマンドを使用することができるだろう。
【0070】 次に、ブロック132にもどって、ポートYが既にチャネルに接続されている
場合には、ブロック144で、インタフェースコントローラは要求するポートに
チャネル打切りコマンドを送って、目標ポートが利用できないことを表示する。
代わりに他のコマンドを使用することができるだろう。特定の目標ポートが利用
できないときに、強制排除動作(後で述べる)を使用して、存在するチャネルを
無効にし、目標に向けて新しいチャネルを設定しようとすることができる。さら
に、代替として、また、インタフェースコントローラに待合せ機構を設けて不成
功のチャネル要求コマンドを保管し、その要求を直ぐにはね返さないで、後でコ
マンドの発行を試みることが望ましい可能性がある。
【0071】 次に、ブロック136にもどって、目標ポートがチャネル要求を拒否すること
を望む場合には、ブロック146で、ポートは接続応答コマンドをインタフェー
スコントローラに送り返し、コマンドで否定応答(NAK)の応答符号を指定す
る。次に、ブロック148で、インタフェースコントローラは、接続応答コマン
ドで要求するポートにその符号を送り、それによりチャネルは設定されないこと
になる。上のように、正規の接続シーケンスが不成功の時に、拒絶排除動作(後
で述べる)を使用して目標ポートへのアクセスを得ることができる。
【0072】 理解すべきことであるが、多目標チャネルを設定するために、インタフェース
コントローラは、多数の目標との通信を監視しなければならない。例えば、図示
の実施形態では、インタフェースコントローラは、各目標ポートが既に接続され
ているかどうかを決定し、任意の既に接続された目標ポートのリクエスタポート
にチャネル打切りコマンドを送り返す(ブロック132および144のように)
。これによって、チャネル要求動作全体が拒否されることになるか、もしくは、
既に接続された目標ポートなしでチャネルが設定されることになるかいずれかに
なる可能性がある。
【0073】 また、任意の接続されない目標に対して、インタフェースコントローラはチャ
ネル要求コマンドを各目標に送る(ブロック134のように)。さらに、インタ
フェース制御は各目標からの接続要求コマンドを監視し、各応答を要求するポー
トに送る。上のように、全ての目標が必ずしも接続を受け入れない場合には、チ
ャネルは拒否されるか、または接続を受け入れる他の目標とチャネルが設定され
るかいずれかである可能性がある。
【0074】 図6は、150で、論理通信チャネル上の全てのポートか、またはそれに結合
された1つの目標ポートか、いずれかからその論理通信チャネルを解放するため
に行われる一連の動作を図示する。チャネル解放動作は、ブロック152で、イ
ンタフェースコントローラにチャネル打切りコマンドを送る特定のポート(Po
rt Z)の機能ブロックによって開始される。次に、このコマンドは、ブロッ
ク154でインタフェースコントローラによって検出され、それによって、ブロ
ック156で、インタフェースコントローラは、要求するポートがそのチャネル
のオリジネータ(ソース)ポートであるかどうかを決定する。
【0075】 そうであれば、全ての接続されたポートをチャネルから解放することが望まし
いので、ブロック158で、インタフェースコントローラは全ての接続されたポ
ートにチャネル打切りコマンドを送る。それから、ブロック160で、チャネル
資源はインタフェースコントローラによって解放され、その動作は完了する。
【0076】 ブロック156にもどって、要求するポートがチャネルのオリジネータでない
場合には、インタフェースコントローラは、ブロック162で、チャネルが同報
通信チャネル(すなわち、多数の目標を有するチャネル)かどうかを決定する。
そうでなければ、ブロック164で、インタフェースコントローラは、要求する
ポートと発信ポートの両方にチャネル打切りコマンドを送り、動作は完了する。
要求するポートに戻されたチャネル打切りコマンドは、切断が成功したことを確
認し、発信ポートへのチャネル打切りコマンドは、要求するポートがすでに切断
されたことを表示する。チャネル資源は解放されないことに留意する必要がある
。そうではなくて、チャネルの解放を要求する場合には、チャネルのオリジネー
タが別のチャネル打切りコマンドをインタフェースコントローラに送らなければ
ならい。もしくは、他の実施形態では、目標ポートがチャネルを解放することが
できる。
【0077】 ブロック162にもどって、チャネルが多目標チャネルである場合は、ブロッ
ク166で、インタフェースコントローラは接続応答コマンドを発信ポートに送
り、否定応答(NAK)の応答符号を表示し、要求するポートを識別する。これ
は、発信ポートで要求するポートの状態を更新する効果があり、その結果、発信
ポートは要求するポートがすでに切断されたことを知らされる。次に、ブロック
168で、インタフェースコントローラは、要求するポートにチャネル打切りコ
マンドを送り返して、そのポートがすでに切断されたことを確認する。その時に
、動作は完了する。
【0078】 並行シリアルインタコネクトの一般的な動作の例として、図7A〜7Cは、第
1の機能ブロックから第2の機能ブロックへの基本的な読取り動作を行うために
、一対の機能ブロックの間で発行された見本のコマンドを図示する。例を簡単化
するために、各機能ブロックは4ビット長記憶アドレス空間(合計16のアクセ
ス可能な記憶アドレス)を有し、最大16のポートがインタコネクトに結合でき
るものと仮定する。この例では、7のポート識別子を持つ機能ブロックが、記憶
アドレス14(0x1110)から始めて、9のポート識別子を持つ機能ブロッ
クの2つの順次記憶アドレスの内容を読み出すことを要求する。ポート7の機能
ブロックは、これらの記憶アドレスの内容(これは、0x00000001と0
x00000010であると仮定する)が、記憶アドレス8(0x1000)か
ら始まる2つの順次記憶アドレスに書き込まれることを望む。
【0079】 図7Aに示すように、読取り動作を行うために、ポート7と9の間にチャネル
が設定されなければならない。したがって、ポート7は、チャネル要求コマンド
をインタフェースコントローラに送り、ポート9との単一方向チャネルを要求す
ることを表示する。チヤネルが利用可能であると仮定して、その後あるときに(
「//」のキャラクタで表されるように)、チャネル要求コマンドがインタフェ
ースコントローラによってポート9に送られ、そこにポート7がチャネルを要求
したことを表示する。ポート9が利用できると仮定して、ポートはACK応答符
号を持つ接続応答コマンドをインタフェースコントローラに送り返し、それによ
り、インタフェースコントローラは接続応答コマンドを要求するポート7に送り
返し、ACK符号を表示し、ポート9を識別することになる。その時に、チャネ
ルが設定される。
【0080】 次に、図7Bに示すように、ポート7に接続された機能ブロックはポート7の
コマンド入力線およびデータ入力線に読取り要求コマンドを出力する。存在する
チャネルに基づいて、インタフェースコントローラによって、情報がポート9の
コマンド出力線およびデータ出力線に直接送られる(別個に示されていない)。
読取り要求コマンドは、コマンド入力線上に0x1110の目標アドレスおよび
0x1000のソースアドレスを指定し、データ入力線上に2データバイトを要
求することを表示する。
【0081】 その後のある時に、ポート9の機能ブロックは、ポート9のコマンド入力線お
よびデータ入力線上に書込みアドレスコマンドを出力して、読取り要求に応答す
る。情報は、インタフェースコントローラによって、直接ポート7のコマンド出
力線およびデータ出力線に送られる。書込みアドレスコマンドは、読取り要求コ
マンドで供給されたソースアドレスに対応する4ビットアドレス(アドレス0x
1000)がデータ入力線上にあることをコマンド入力線上に指定する。その時
に、書込みアドレスコマンドの直ぐ後に2つの書込みデータコマンドが続き、そ
の書込みデータコマンドの各々が、記憶アドレス0x1110および0x111
1のそれぞれの要求された内容を供給する。
【0082】 読取り/書込みコマンドの完了したときに、ポート7と9の間のチャネルは、
解放されるまで、引き続いて活動状態にある。したがって、図7Cに示すように
、ポート7の機能ブロックがチャネルはもう必要ないと決定したときに、チャネ
ル打切りコマンドがインタフェースコントローラに送られ、その後、そのインタ
フェースコントローラはポート7と9の両方にチャネル打切りコマンドを出力し
、その結果、チャネル資源が解放されることになる。その時に、読取り動作の処
理は完了する。
【0083】 留意すべきことであるが、情報がコマンド線およびデータ線の両方で送られる
各場合に、コマンド線の情報とデータ線の情報の間の位置合せを維持するために
、コマンド線(および、特にその内容)は各コマンドをフレーム化する。このよ
うにして、コマンドは可変長であることができる。もしくは、固定のコマンド長
を使用することができる。また、理解すべきことであるが、クロック信号もまた
全てのコマンドおよびデータ情報(図示しない)と共に伝送される。
【0084】 特定のポートおよび/またはチャネルが利用できない時に、存在するチャネル
を強制排除する様々な方法をサポートすることができる。例えば、暗黙強制排除
(implicit preemption)の動作をサポートすることができる。暗黙強制排除に
関しては、様々なポートはインタフェースコントローラ中に定義された、および
/またはインタフェースコントローラにプログラムされた調停方式の範囲内で優
先順位を変えることを許可される。例えば、他のポートよりもマスタポートを優
先させて、ホストが常に他の機能ブロックを強制排除することができるようにす
ることが望ましい場合が多い。
【0085】 暗黙強制排除動作時に行われる動作の基本的なシケーケンスを図8に170で
示す(動作のシーケンスは、図5の接続シーケンスでブロック144を取り替え
ることであると考えることができる)。このシーケンスでは、ポートYは存在す
るチャネルでポートZに既に接続されているが、ポートXがポートYとのチャネ
ルを要求している。ブロック172に示すように、正規の接続シーケンスの場合
のように、ポートXの機能ブロックはポートYに対するチャネル要求コマンドを
送り、それをインタフェースコントローラが受け取り、復号する。インタフェー
スコントローラは、ポートYが既に接続されていると決定するが、NAKをポー
トXに単に返さないで、インタフェースコントローラは、ブロック174で、ポ
ートXはポートZよりも高い優先順位であるかどうかを決定する。高い優先順位
でなければ、インタフェースコントローラは、ブロック176で、正規の処理を
再開し、基本的に、NAKの応答符号を持つ接続応答コマンドをポートXに送る
【0086】 しかし、ポートXがポートZよりも高い優先順位である場合には、インタフェ
ースコントローラは、ブロック178で、ポートYとZにチャネル打切りコマン
ドを送って、存在するチャネル資源を解放する。次に、ブロック180で、イン
タフェースコントローラはチャネル要求コマンドをポートYに送る。それにより
、ポートYが最近チャネルから解放されたために、ACK応答符号を持つ接続応
答コマンドがポートYによって返されることになる。次に、ブロック182で、
インタフェースコントローラは、接続応答コマンドをポートXに送って、新しい
チャネルを設定する。その時に、ポートXとYの間の通信が可能になる。
【0087】 暗黙強制排除に加えて、またはその代わりに、明示強制排除(explicit preem
ption)もまたサポートすることができる。明示強制排除では、不成功に終わっ
た接続の試みの後で、機能ブロックは別の機能ブロックを用いて割込みを要求す
る。この状態で、割込みを許可するかどうかについての決定は、インタフェース
コントローラではなくて目標機能ブロックが行う。インタフェースコントローラ
は、単に使者として作用して、機能ブロックに結合されたポート間で割込みおよ
び肯定応答を送る。
【0088】 例えば、図9は、185で、明示強制排除動作の一連の動作を図示する。ポー
トXはポートYに接続することを試みたが、そのポートがポートZに結合されて
いたので、不成功であったと仮定して、ポートXの機能ブロックは、インタフェ
ースコントローラを介して割込みサービス要求コマンドをポートYに送る。次に
、ポートYは、ブロック188で、割込みを受け入れるかどうかを決定する。こ
の決定は、一般に、ポートYに接続された機能ブロック内に定義された特定の調
停方式に基づいている。機能ブロックが割込みを許可しないと決定すれば、ブロ
ック190で、ポートは、インタフェースコントローラを介して割込みサービス
応答コマンドをポートXに送り返し、NAKの応答符号を表示する。このように
して、割込みは拒否される。
【0089】 しかし、機能ブロックが割込みを許可すると決定した場合は、ポートYは、ブ
ロック192で、直ちに、インタフェースコントローラを介して、ポートXに割
込みサービス応答コマンドを送り返し、ACK応答符号を表示する。次に、ブロ
ック194で、ポートYは、チャネル打切りコマンドをインタフェースコントロ
ーラに送り、これによって、インタフェースコントローラはポートYをチャネル
から切断し、(適正であれば)上述のようにチャネルを解放することになる。ま
た、チャネル打切りコマンドは、確認としてポートYにも返される。
【0090】 次に、ブロック196で、ポートYは、ポートXに対するチャネル要求コマン
ドを送り、図5に関して上で述べたようにしてポートXとYの間に新しいチャネ
ルを設定することになる。このように、割込みはサービスされ、ポートXとYの
間の通信が許可される。
【0091】 留意すべきことであるが、図示の実施形態では、サービスするポートを解放し
新しいチャネルを設定する前に、要求するポートに割込みサービス応答コマンド
を送り返すことが望ましい(必ずしも必要ではないが)。この構成の利点は、サ
ービスするポートが割込みのサービスを必要に応じて遅らせながら、要求するポ
ートが新しいチャネルの設定を待つように割込みがサービスされることを要求す
るポートに確認することができることである。例えば、ポートに入ってくる割込
みを待たせ、この構成による調停に従って処理することができる。
【0092】 理解すべきことであるが、インタフェースコントローラ、ポートおよび本明細
書で説明した機能ブロック(特に、本明細書で定義したポートインタフェース)
によって行われる様々な機能は、決して本発明の唯一の実施形態ではないので、
本発明は、このような本明細書で説明した実施形態だけに限定されるべきではな
い。さらに、理解すべきことであるが、インタフェースコントローラ、ポート、
ポートインタフェースおよび適切な論理回路の機能ブロックの機能性の実施形態
は、そのような構成要素のいずれかで実行される適当なプログラム符号の実施形
態と同様に、十分に、本開示の恩恵を受ける当業者の能力の範囲内にある。
【0093】 1つの例として、機能ブロック回路構成の1つの可能な実施形態を図10に4
00で示す。回路構成400は、ポートインタフェース論理403と同様に、機
能ブロックの主要な動作機能性を実施する機能ブロック論理402を含む。ポー
トインタフェースの機能性は、アドレス復号器/符号器ブロック404、データ
復号器/符号器ブロック406、読取り/書込み制御ブロック408、コマンド
制御ブロック410、クロックブロック412、書込みおよび読取りFIFOバ
ッファブロック414、416、要求/許可コントローラブロック418、デー
タフローコントローラブロック420、DATA送信および受信の並直列変換回
路/直並列変換回路(SERDES)ブロック422、424、コマンドおよび
制御用符号器、および復号器ブロック426、428、およびクロック同期装置
/発生器ブロック430などの複数の論理ブロックの間に割り振られる。その他
の論理実施形態を代替えで使用することができる。
【0094】 本発明に係る並行シリアルインタコネクトは、多種多様な集積回路デバイスお
よび/またはコンピュータ、組込み型コントローラ、および他のプログラム可能
電子装置などの多種多様なデータ処理システムで使用することができる。例えば
、図11は、任意のプログラム可能電子装置、およびプログラム可能電子装置の
開発環境さえも実際的に表すことができる例示的なデータ処理システム200を
示す。データ処理システム200は、同期式ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(SDRAM)204のような記憶装置とのインタフェースをとられたシステ
ムコントローラ202を含む。クロック発振器206およびJoint Tes
t Automation Group(JTAG)コネクタ208(装置の検
査および試験を行うために使用される)がコントローラとのインタフェースをと
られる。さらに、任意の数の外部装置がコントローラ202とのインフェースを
とられる可能性がある。例えば、とりわけ、RS232インタフェース210、
制御パネル211、赤外線トランシーバ212、Universal Seri
al Bus(USB)コネクタ214、ネットワークコネクタ216、IEE
E1394コネクタ218およびLCD表示装置220である。ASBおよびP
CIスロット221、222を介して、他の外部装置をシステムコントローラに
結合することができる。
【0095】 図12に示すように、システムコントローラ202は、本発明に係る並行シリ
アルインタコネクトを使用して実現することができ、各機能ブロック内で定義さ
れたポートインタフェース226に結合されたシリアル相互接続225を介して
複数の機能ブロックとのインタフェースをとらえた複数のシリアルポート224
を制御するインタフェースコントローラ223を含む。コントローラ202は、
並行シリアルインタコネクトのホストとして機能する中央処理装置(CPU)機
能ブロック228を含み、そのCPU228はポートインタフェース226がそ
の中で定義されているDMA/キャッシュブロック230を介してマスタポート
0を通ってインタフェースをとられている。追加の処理装置、例えば浮動小数点
装置232、がCPU228とのインタフェースをとられる可能性があり、他の
記憶装置、例えばROM234がブロック230とのインタフェースをとられる
可能性がある。検査および試験は、JTAGコネクタ208(図11)とのイン
タフェースをとられているJTAGブロック236で処理される可能性がある。
【0096】 ポート1と2は、一対のポートインタフェース226を含むSDRAMコント
ローラ機能ブロック238と相互接続されている。ポート3は、CPU228で
JAVA(登録商標)言語バイトコードの処理を加速するために使用されるJA VAアクセラレータ機能ブロック240のとインタフェースをとるように図示さ れている(例えば、David Ross Evoy によって、1996年1 1月27日に提出された米国特許出願番号08/757,430号に記載されて いる)。ポート4と5は、ASBおよびPCIのインタフェースブロック244 、246とのインタフェースをとられている。そのASBおよびPCIのインタ フェースブロック244、246は、それぞれASBおよびPCIのスロット2 21、222とのインタフェースをとられている(図11)。
【0097】 ポート6〜11は、それぞれ、16550/GPIO(General Pu
rpose Input/output)機能ブロック248、赤外線インタフ
ェース機能ブロック250、USBスレーブ機能ブロック252、Ethern
et Media Access Control(MAC)機能ブロック25
4、1394インタフェース機能ブロック256、およびLCDドライバー機能
ブロック258とのインタフェースをとられている。これらの機能ブロックの各
々は、図11の適正な構成要素210〜220とのインタフェースをとられてい
る。
【0098】 図13は、別の例示的なデータ処理システム、すなわち、ケーブルテレビジョ
ン放送からテレビジョンにディジタルビデオを配信するために使用されるセット
トップボックス300を図示する。セットトップボックス300は、SDRAM
304とインタフェースがとられたコントローラ302を含む。また、制御パネ
ル306、クロック発振器308、JTAGコネクタ310、赤外線トランシー
バ312、ビデオ出力コネクタ314、1394コネクタ316、318、ビデ
オ入力コネクタ320、および他のビデオ入力コネクタ322が、コントローラ
とのインタフェースをとられている。
【0099】 図14に示すように、コントローラ302は、本発明に係る並行シリアルイン
タコネクトによってインタフェースをとられた複数の機能ブロックを介して、図
13の様々な外部構成要素とのインタフェースをとられている。インタフェース
コントローラ324は、複数のシリアルポート326とのインタフェースをとら
れ、次に、その複数のシリアルポート326は、シリアル相互接続328および
各々の機能ブロックで定義されたポートインタフェース330を介して、機能ブ
ロックとのインタフェースをとられている。
【0100】 CPU機能ブロック332は、DMA/キャッシュブロック334を介してマ
スタポート0に接続され、並行シリアルインタコネクトのホストとして動作する
。また、追加の構成要素、例えばFPUブロック336およびROM338は、
ブロック332および334それぞれとのインタフェースをとられる可能性があ
る。ディジタルビデオ符号器(DENC)機能ブロック340は、表示ブロック
342を介してポート1とのインタフェースをとられ、最終的には図13のビデ
オ出力コネクタ314に接続される。ポート2は、中央サービス機能ブロック3
44に結合されている。その中央サービス機能ブロック344は、図13の構成
要素306〜312を含んだいくつかの中央サービスとのコントローラのインタ
フェースをとる。ポート3と4は、1394リンク機能ブロック346、348
に結合され、その1394リンク機能ブロック346、348は、それぞれコネ
クタ316、318に結合されている(図13)。ポート5〜8は、それぞれ、
MPEG機能ブロック350、ケーブル伝送機能ブロック352、2D/3Dグ
ラフィックス機能ブロック354、およびディジタルビデオキャプチャ機能ブロ
ック356に結合されている。ブロック352と356は、それぞれコネクタ3
20、322に結合されている(図13)。
【0101】 図12、14のコントローラ202、302のいずれかを設計するために、そ
の技術分野でよく知られているように、それに必要な各々の機能ブロックが適切
に組み立て配置される。各機能ブロック内に適切な汎用のポートインタフェース
があり、もしくは、ブロック外の汎用のポートインタフェースと機能ブロックの
I/O接続のインタフェースをとるように、カスタム回路を設計することができ
る。次に、設計中の機能ブロックを適当に相互接続するために必要な適当な数の
チャネルと適当な数のポートを備えたインタフェースコントローラを含む並行シ
リアルインタコネクトが設計に付け加えられる。次に、ポートと機能ブロックの
間に適切なシリアルコマンド/データ/クロックの入力/出力線を経路設定する
だけで、機能ブロックは互いにインタフェースをとられて並行シリアルインタコ
ネクトを形成することができる。
【0102】 本発明に係る並行シリアルインタコネクトは、いくつかの独特の利点を提供す
る。第1に、マルチドロップバスインタフェースに比べて機能ブロックを相互接
続するために必要なワイヤードの数が減少するので、一般に、経路の混雑(rout
ing congestion)が軽減される。第2に、インタフェースが「フレーム化され」
、さらに、制御方式が符号化されるので、繰り返し使用性が向上する。第3に、
新しいシステム機能、特に新しい機能ブロック、を設計に追加することは、一般
に、インタフェースコントローラの設計に影響を及ぼすだけであり、殆んどまた
は全く修正なしで古いブロックを新しいブロックとともに使用することができる
ので、設計の繰返し使用が向上する。第4に、インタフェースコントローラが設
計で主要なデータルータになるので、データ保全性の試験および誤り修正の実施
は、一般に、インタフェースコントローラに対して行うだけでよい。第5に、機
能ブロック間にクロックを供給することで、1つまたは複数の機能ブロックは他
のブロックから独立して動作するが、設計全体は同期式になる。第6に、インタ
コネクトによって高伝送速度が可能なために、並外れて高いデータとピン数の比
が可能である。さらに、多数のチャネルを使用して、全体的なスループットが一
層向上する。
【0103】 本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、説明した実施形態に対して
様々な他の修正を行うことができる。したがって、本発明は添付した特許請求の
範囲の中に見出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る集積回路デバイスの回路構成のブロック図である。
【図2】 図1の回路構成中のインタフェースコントローラのブロック図である。
【図3】 図2のインタフェースコントローラの3チャネルの実施形態のブロック図であ
る。
【図4】 図2のインタフェースコントローラによって、システムリセット時に行われる
一連の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 図1の回路構成で、論理通信チャネルを設定するときに行われる一連の動作を
具体的に説明するフローチャートである。
【図6】 図1の回路構成で、論理通信チャネルを解放するときに行われる一連の動作を
具体的に説明するフローチャートである。
【図7】 図7A、図7B、及び、図7Cは、それぞれ、論理チャネル設定時、設定され
たチャネル上で読取り要求を処理する時、及び、チャネル解放時における、2つ
のポート間の例示的なデータストリーム伝送を説明するタイミング図である。
【図8】 図1の回路構成の暗黙強制排除の動作時に行われる一連の動作を具体的に説明
するフローチャートである。
【図9】 図1の回路構成の明示強制排除の動作時に行われる一連の動作を具体的に説明
するフローチャートである。
【図10】 本発明に係る機能ブロックの回路構成における主要な論理構成要素のブロック
図である。
【図11】 本発明に係る開発環境データ処理システムのブロック図である。
【図12】 図11の開発環境データ処理システム中のシステムコントローラのブロック図
である。
【図13】 本発明に係るセットトップボックス用データ処理システムのブロック図である
【図14】 図13のセットトップボックス用データ処理システム中のセットトップボック
スのコントローラのブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 ジェドソン、アラン、レーマン アメリカ合衆国アリゾナ州、スコッツデー ル、ノース、シクスティーフォース、スト リート、12482 Fターム(参考) 5B061 BB01 FF01 PP05 RR07 SS01

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路デバイス中の複数の機能ブロック相互のインタフェースをとる回路構
    成であって、 (a)各シリアルポートが、ポイント・ツー・ポイント接続を介して機能ブロ
    ックに関連付けられかつ結合されて、それとの外部通信を可能にし、さらに各シ
    リアルポートが別個のシリアルコマンドインタコネクト、シリアルデータインタ
    コネクトおよびシリアルクロックインタコネクトを含む、複数のシリアルポート
    と、 (b)前記複数のシリアルポートの各々に結合されたインタフェースコントロ
    ーラであって、前記複数のシリアルポートの少なくとも2つを互いに選択的に結
    合して、それらと関連付けられた前記機能ブロックの間に論理通信チャネルを定
    義するように構成されているインタフェースコントローラと、 を含む回路構成。
  2. 【請求項2】 複数のポートインタフェースであって、関連付けられた前記シリアルポートと
    前記機能ブロックとのインタフェースをとるように、機能ブロック内に配置され
    かつその機能ブロックに結合されている、複数のポートインタフェースをさらに
    含む、請求項1に記載の回路構成。
  3. 【請求項3】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つのための前記シリアルコマンドイ
    ンタコネクトおよびシリアルデータインタコネクトが、それぞれ、シリアルコマ
    ンド入力線およびシリアルデータ入力線を含む、請求項1に記載の回路構成。
  4. 【請求項4】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つのための前記シリアルコマンドイ
    ンタコネクトおよびシリアルデータインタコネクトが、それぞれ、シリアルコマ
    ンド出力線およびシリアルデータ出力線を含む、請求項1に記載の回路構成。
  5. 【請求項5】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つに関して、その前記シリアルコマ
    ンドインタコネクトが、別個のシリアルコマンド入力線とシリアルコマンド出力
    線を含み、さらに、その前記シリアルデータインタコネクトが、別個のシリアル
    データ入力線とシリアルデータ出力線を含む、請求項1に記載の回路構成。
  6. 【請求項6】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つに関して、それの前記シリアルク
    ロックインタコネクトが、別個のシリアルクロック入力線とシリアルクロック出
    力線を含む、請求項1に記載の回路構成。
  7. 【請求項7】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つのための前記シリアルコマンドイ
    ンタコネクトおよびシリアルデータインタコネクトが、差動インタコネクトであ
    る、請求項1に記載の回路構成。
  8. 【請求項8】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つの前記シリアルコマンドインタコ
    ネクトおよびシリアルデータインタコネクトが、シングル・エンド・インタコネ
    クトである、請求項1に記載の回路構成。
  9. 【請求項9】 前記インタフェースコントローラが、それと関連付けられた前記シリアルポー
    トの前記コマンドインタコネクトを介して、機能ブロックから受け取られたコン
    トローラコマンドに応答してシリアルポートを互いに選択的に結合するように構
    成されている、請求項1に記載の回路構成。
  10. 【請求項10】 前記インタフェースコントローラが、さらに、それと関連付けられた前記シリ
    アルポートの前記コマンドインタコネクトを介してソース機能ブロックと目標機
    能ブロックの間に、機能ブロックコマンドを向けて、前記ソース機能ブロックが
    前記目標機能ブロックを制御することができるようにするように構成されている
    、請求項9に記載の回路構成。
  11. 【請求項11】 前記インタフェースコントローラが、さらに、要求するシリアルポートから受
    け取られたチャネル要求を受け取り、少なくとも1つの目標シリアルポートにチ
    ャネル要求を送り、前記目標シリアルポートから接続応答を受け取り、さらに前
    記要求するシリアルポートに接続応答を送ることで、前記論理通信チャネルを設
    定するように構成されている、請求項9に記載の回路構成。
  12. 【請求項12】 前記インタフェースコントローラが、さらに、前記目標シリアルノードからの
    前記接続応答の許可表示に応答してだけ前記要求するシリアルポートによって要
    求された論理通信チャネルを設定し、さらに、前記目標シリアルノードからの前
    記接続応答の拒否表示に応答して前記要求するシリアルポートによって要求され
    た論理通信チャネルの設定を拒絶するように構成されている、請求項11に記載
    の回路構成。
  13. 【請求項13】 前記インタフェースコントローラが、さらに、前記複数のシリアルポートの1
    つから受け取ったチャネル打切りコマンドに応答して論理通信チャネルから少な
    くとも1つのシリアルポートを解放するように構成されている、請求項11に記
    載の回路構成。
  14. 【請求項14】 前記インタフェースコントローラが、論理通信チャネルに結合された前記シリ
    アルポートの少なくとも1つよりも優先順位の高い要求するシリアルポートから
    受け取ったチャネル要求に応答して、前記論理通信チャネルを選択的に強制排除
    するように構成されている、請求項9に記載の回路構成。
  15. 【請求項15】 前記インタフェースコントローラが、さらに、ソース機能ブロックと目標機能
    ブロックの間に割込みコマンドを指示し、前記ソース機能ブロックが前記目標機
    能ブロックのために設定された論理通信チャネルを強制排除することができるよ
    うに構成されている、請求項1に記載の回路構成。
  16. 【請求項16】 前記インタフェースコントローラが、少なくとも2つの目標シリアルポートに
    1つのソースシリアルポートを選択的に結合して、関連付けられた前記機能ブロ
    ックの間に同報通信論理チャネルを定義するように構成されいる、請求項1に記
    載の回路構成。
  17. 【請求項17】 前記インタフェースコントローラが、前記複数のシリアルポートの少なくとも
    2つを互いに選択的に結合して、関連付けられた前記機能ブロックの間に第2の
    論理通信チャネルを定義するように構成され、さらに、前記インタフェースコン
    トローラが、前記第1と第2の論理通信チャネル上で情報を並行して伝送するよ
    うに構成されている、請求項1に記載の回路構成。
  18. 【請求項18】 前記複数のシリアルポートの少なくとも1つが、シリアルコマンド入力線とシ
    リアルデータ入力線、およびシリアルコマンド出力線とシリアルデータ出力線を
    含み、さらに、前記インタフェースコントローラが、前記シリアルコマンド入力
    線とシリアルデータ入力線を前記第1の論理通信チャネルに結合し、前記シリア
    ルコマンド出力線とシリアルデータ出力線を前記第2の論理通信チャネルに結合
    するように構成されている、請求項17に記載の回路構成。
  19. 【請求項19】 前記インタフェースコントローラが、プログラム可能な調停方式を含む、請求
    項1に記載の回路構成。
  20. 【請求項20】 前記インタフェースコントローラが、前記複数のシリアルポートの少なくとも
    1つから前記調停方式を定義する調停データを受け取るように構成されている、
    請求項19に記載の回路構成。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の回路構成を含む集積回路デバイス。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載の回路構成を含むデータ処理システム。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の回路構成を定義するハードウェア定義プログラム、および前
    記ハードウェア定義プログラムを記録する信号記録媒体を含むプログラム製品。
  24. 【請求項24】 前記信号記録媒体が、伝送型媒体および記録可能媒体の少なくとも1つを含む
    、請求項23に記載のプログラム製品。
  25. 【請求項25】 集積回路デバイスの回路構成であって、前記回路構成が、 (a)第1と第2の機能ブロックを含む複数の機能ブロックであって、各機能
    ブロックがポートインタフェースを含む、複数の機能ブロックと、 (b)第1と第2のシリアルポートを含む複数のシリアルポートであって、 各シリアルポートが、関連付けられた機能ブロックのポートインタフ ェースへのポイント・ツー・ポイント接続を介して機能ブロックに結合 されて外部通信を可能にし、 各シリアルポートが、シリアルコマンド入力線、シリアルコマンド出 力線、シリアルデータ入力線、シリアルデータ出力線、クロック入力線 、クロック出力線を含み、 前記第1と第2のシリアルポートがそれぞれ前記第1と第2の機能ブ ロックと関連付けられた、複数のシリアルポートと、 (c)前記複数のシリアルポート各々に結合されたインタフェースコントロー
    ラであって、前記第1のシリアルポートの前記コマンド出力線上で前記第1の機
    能ブロックから受け取ったコントローラコマンドに応答して、前記第1と第2の
    シリアルポートを互いに選択的に結合して、前記第1と第2の機能ブロックの間
    に論理通信チャネルを定義するように構成されているインタフェースコントロー
    ラと、 を含む回路構成。
  26. 【請求項26】 集積回路デバイス中の複数の機能ブロックのインタフェースをとる方法であっ
    て、各機能ブロックが、少なくとも1つのポイント・ツー・ポイントのシリアル
    インタコネクトを介して、インタフェースコントローラの制御の下に、複数のシ
    リアルポートの少なくとも1つに関連付けられ、かつ結合される方法であって、 (a)複数のシリアルポートのうち、第1の機能ブロックと関連付けられた第
    1のシリアルポートを通して、第1の機能ブロックから前記インタフェースコン
    トローラにコマンドを伝送することで、前記複数の機能ブロックから第1と第2
    の機能ブロックの間に、論理通信チャネルを設定することと、 (b)前記複数のシリアルポートのうち、前記第1のシリアルポートと前記第
    2の機能ブロックと関連付けられた第2のシリアルポートとの間で、データを伝
    送することで、第1と第2の機能ブロックの間でデータを通信することと、 を含む方法。
  27. 【請求項27】 各シリアルインタコネクトが、別個のシリアルコマンド線とシリアルデータ線
    を含む、請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記第1と第2の機能ブロックの間でデータを通信することが、前記論理通信
    チャネル上で前記第1と第2の機能ブロックの間に機能ブロックコマンドを指示
    することを含む、請求項26に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記論理通信チャネルを設定することが、 (a)前記第1の機能ブロックから前記インタフェースコントローラにチャネ
    ル要求コマンドを伝送することと、 (b)前記インタフェースコントローラから前記第2の機能ブロックにチャネ
    ル要求コマンドを伝送することと、 (c)前記第2の機能ブロックから前記インタフェースコントローラに接続応
    答を伝送することと、 (d)前記インタフェースコントローラから前記第1の機能ブロックに接続応
    答を伝送することとを含む、請求項26に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記論理通信チャネルを設定することが、前記第2の機能ブロックからの前記
    接続応答が許可表示を含むかどうかを決定することをさらに含む、請求項29に
    記載の方法。
  31. 【請求項31】 (a)前記複数の機能ブロックの中の要求する機能ブロックから、前記複数の
    機能ブロックの中の第2の論理通信チャネルが要求される目標機能ブロックを表
    示するチャネル要求コマンドを伝送することと、 (b)前記目標機能ブロックから、拒否表示を含む接続応答を伝送することと
    、 (c)前記接続応答の前記拒否表示に応答して前記第2の論理通信チャネルの
    設定を拒否することとをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記複数の機能ブロックの1つから受け取ったチャネル打切りコマンドに応答
    して前記論理通信チャネルから前記第1と第2の機能ブロックの少なくとも1つ
    を解放することをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1と第2の機能ブロックの少なくとも1つよりも優先順位が高い第3の
    機能ブロックから受け取ったチャネル要求コマンドに応答して、前記論理通信チ
    ャネルを選択的に強制排除することをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  34. 【請求項34】 (a)第3の機能ブロックから前記第2の機能ブロックに割込みコマンドを指
    示することと、 (b)前記第2の機能ブロックの優先順位方式に基づいて前記論理通信チャネ
    ルを選択的に強制排除することとをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記論理通信チャネルを選択的に強制排除することが、 (a)前記第1と第2の機能ブロックの間の前記第1の論理通信チャネルを解
    放することと、 (b)前記第2の機能ブロックから前記インタフェースコントローラにコマン
    ドを伝送することで、前記第2と第3の機能ブロックの間に第2の論理通信チャ
    ネルを設定することとを含む、請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記論理通信チャネルを設定することが、第3の機能ブロックを前記論理通信
    チャネルに結合することをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  37. 【請求項37】 (a)前記複数の機能ブロックの少なくとも2つの間に第2の論理通信チャネ
    ルを設定することと、 (b)前記第1の論理通信チャネル上でデータを通信することと並行して、前
    記第2の論理通信チャネル上でデータを通信することとをさらに含む、請求項2
    6に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記インタフェースコントローラを調停方式でプログラムすることをさらに含
    む、請求項26に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記インタフェースコントローラをプログラムすることが、前記複数の機能ブ
    ロックの少なくとも1つから前記調停方式を定義する調停データを受け取ること
    を含む、請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 集積回路デバイスを設計する方法であって、 (a)各々がポートインタフェースを含む複数の予め定義された機能ブロック
    を回路構成に組み立てることと、 (b)インタフェースコントローラで制御される複数のシリアルポートを含む
    シリアルインタコネクトであって、各シリアルポートが別個のシリアルコマンド
    インタコネクト、シリアルデータインタコネクトおよびシリアルクロックインタ
    コネクトを含むシリアルインタコネクトを、前記回路構成に加えることと、 (c)前記機能ブロックの前記ポートインタフェースと前記シリアルポートの
    前記シリアルコマンドインタコネクト、シリアルデータインタコネクトおよびシ
    リアルクロックインタコネクトとの間にそれぞれシリアルコマンド配線、シリア
    ルデータ配線およびシリアルクロック配線を経路設定することで、各機能ブロッ
    クを前記複数のシリアルポートの少なくとも1つと関連付けることを含む集積回
    路デバイスを設計する方法。
JP2000585775A 1998-11-30 1999-11-29 集積回路デバイスで機能ブロックを集積化するための並行シリアルインタコネクト Withdrawn JP2002531891A (ja)

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