JP2002531454A - パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製法 - Google Patents

パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製法

Info

Publication number
JP2002531454A
JP2002531454A JP2000585239A JP2000585239A JP2002531454A JP 2002531454 A JP2002531454 A JP 2002531454A JP 2000585239 A JP2000585239 A JP 2000585239A JP 2000585239 A JP2000585239 A JP 2000585239A JP 2002531454 A JP2002531454 A JP 2002531454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propan
paroxetine hydrochloride
solvate
less
microns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000585239A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドリュー・サイモン・クレイグ
デイビッド・アラン・ジョーンズ
Original Assignee
スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー filed Critical スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
Publication of JP2002531454A publication Critical patent/JP2002531454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/12Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/14Drugs for disorders of the nervous system for treating abnormal movements, e.g. chorea, dyskinesia
    • A61P25/16Anti-Parkinson drugs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24Antidepressants

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 さらに容易に脱溶媒和し、無水和物を形成する晶癖の修飾された結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和物が、パロキセチン塩酸塩のプロパン-2-オール中溶液から、強いインソネーション条件下、あるいは連続的晶析装置、またはパロキセチン塩酸塩溶媒和物または無水和物、特に形態A無水和物の結晶を蒔く装置中で結晶化させることで得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、医薬上活性な化合物およびその中間体の製法に、ならびに治療にお
けるその活性化合物の使用に関する。具体的には、本発明は、パロキセチン塩酸
塩プロパン-2-オール溶媒和物の新規な製法およびパロキセチン塩酸塩の結晶性
無水形態を調製するためのその使用に関する。
【0002】 (背景技術) 抗欝剤および抗パーキンソン病特性を有する医薬が米国特許第3912743
号および米国特許第4007196号に記載されている。開示されている化合物
のうち特に重要な化合物が、パロキセチン(paroxetine)、すなわち、4-(4'-
フルオロフェニル)-3-(3',4'-メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジ
ンの(−)-トランス異性体である。この化合物は、その塩酸塩として、とりわけ
、鬱病、強迫障害(OCD)およびパニック障害の治療および予防における療法
に用いられる。 パロキセチン塩酸塩は結晶性ヘミ水和物として(ビーチャムグループのEP−
A−0223403を参照のこと)および種々の結晶性無水和物形態として(ス
ミスクラインビーチャムのWO96/24595を参照のこと)文献に記載され
ている。WO96/24595は、パロキセチン塩酸塩無水和物の形態Aを調製
するための有用な中間体である、パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和
物の調製を記載している。常法により無水プロパン-2-オールから結晶化させる
ことで調製した場合、パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和物は攪拌特
性が非常に乏しく、単離、洗浄および乾燥が極めて困難である。
【0003】 パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和物の脱溶媒和がWO96/25
495およびEP0812827A1に記載されている。これらの刊行物より、
真空オーブン中での脱溶媒和はゆっくりしたかつ困難な工程であることは明らか
である。さらには、2、3グラムより大きな規模で操作する場合、実質的に完全
に脱溶媒和するのに要する時間および温度は極めて長くまた高くなる。例えば、
EP0812827A1は、180gの規模で80℃で1週間乾燥させると、ま
だ2%より多くのプロパン-2-オールを含有する生成物が得られ、残留プロパン
-2-オールを約0.1%まで減少させるには、温度を110℃まで上げなければ
ならないと記載している。長期に及ぶ操作は容器を占有することに伴う費用の点
から工業的生産には望ましくなく、また高温は製品の分解および相転移をもたら
す。既存の方法のもう一つ別の望ましくない特徴は、生成物が、攪拌、移動およ
び濾過が非常に困難であるヘビーマットな形態にて結晶化し易いことである。例
えば、パロキセチン塩酸塩20kgのプロパン-2-オール160リットル中の激
しく攪拌した溶液を含有するガラス内張反応器に48℃で種晶を添加した。内容
物全体が粘度の高い結晶塊となり始め、人の入る道(man-way)を開けて、混合
物を攪拌することができ、生成物を集めることができるように、その内容物を人
の手で取り除く必要があった。したがって、現在の方法がパロキセチン塩酸塩の
大規模な製造に適していないことは明らかである。
【0004】 (発明の開示) 本発明は、従来の方法にて調製したパロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶
媒和物よりもさらに容易に脱溶媒和される形態のパロキセチン塩酸塩プロパン-
2-オール溶媒和物を調製する方法、すなわち、商業的な生産方法により適する
方法を提供する。 本発明の一の態様によれば、パロキセチン塩酸塩のプロパン-2-オール中溶液
を得、強インソネーション条件下でパロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒
和物を結晶化させる、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和物が
提供される。 有利には、インソネーションを準安定ゾーンを介してゆっくりと冷却する間中
行い、外界温度に冷却されている間も維持する。これらの条件により、連続的な
フラックスの新たに生成された核が得られ、攪拌、洗浄および濾過が容易であり
、意外にも、慣用的に結晶化されたパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶
媒和物に比べてより容易に脱溶媒和される、晶癖の修飾されたパロキセチン塩酸
塩プロパン−2−オール溶媒和物の結晶化がもたらされる。 適当には、結晶化を、1またはそれ以上の高強度超音波プローブを備えた、例
えば、20kHzの周波数で音響エネルギーを結晶化媒体にカップリングさせう
るチタン合金共鳴ホーンを備え、かつロードの音響パラメーターに応じて出力を
変調する装置を備えた、容器中で行う。インソネーションは間欠的であってもよ
く、または装置の一部に限定されていてもよく、あるいは十分な核が形成された
ならば中断されてもよい。
【0005】 本発明のもう一つ別の態様において、密度の高いフラックスの新たに生成され
た核への迅速な結晶化は、連続流れの結晶化装置にて迅速な結晶化を惹起するこ
とにより達成することができる。適当には、2つの液体の流れ、例えば、パロキ
セチン塩酸塩のプロパン−2−オール中溶液と、ヘキサンまたはヘプタンなどの
抗−溶媒を一緒にすることにより、または単一溶媒の流れを急速冷却することに
より、または飽和溶媒の流れをインソネーションに付すことにより、あるいはこ
れらの技法のいくつかまたはすべてを組み合わせることにより達成することがで
きる。2つの流れを組み合わせる場合には、核の生成および結晶化は反応ゾーン
で起こり、それは個々具体的に設計された攪拌ミキサーから簡単なY型管にまで
変えることができる。
【0006】 本発明のもう一つ別の態様によれば、種晶を添加することで供給される密度の
高いフラックスの核の存在下、パロキセチン塩酸塩のプロパン−2−オール中溶
液から、晶癖を修飾したパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物を結
晶化する方法が提供される。適当な種晶は、広範囲に及ぶパロキセチン塩酸塩溶
媒和物、例えば、ピリジン、酢酸、p−キシレン、N,N'−ジメチルホルムアミ
ド、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリル、プロパ
ン−1−オール、エタノール、プロパン−2−オール、アセトン、テトラヒドロ
フランまたは1,4−ジオキサンを含む溶媒和物から、または「A」形態無水和
物から得られる。有利には、種晶の添加を、超微粉末のパロキセチン塩酸塩無水
和物または溶媒和物を用いて高温で行う。種晶は、好ましくは、長さが30ミク
ロンより小さく、粒子の平均体積が120立方ミクロン未満でなければならない
。種晶の添加は準安定ゾーンの範囲内で行うことが好ましく、かくして6−8%
濃度では、結晶化のための好ましい温度は40−70℃であり、より好ましくは
55−65℃であり、最適には58−62℃である。
【0007】 外部からの種晶添加による効果は非常に激しく攪拌することで著しく増加させ
ることができる。というのも、大きな種晶が摩滅することにより別の核が生成さ
れ、適当な核のフラックスが大きくなるためである。ある場合には、十分なフラ
ックスの核は、特に激しく攪拌するだけで得ることもできるが、結晶化容器が慣
用的にパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の結晶化に使用されず
、その容器が実際に種晶で満たされない場合には、この操作は効果的であるとは
考えられない。適当な装置として、高剪断速度の高いトルクで操作されるように
設計されたスターラーならびにバッフルおよびブレード付きスターラーの使用を
含む、最適な流体力学的に設計した容器が挙げられる。
【0008】 新たに生成された核のフラックスを結晶化するこれらの操作は、得られた結晶
の晶癖をより効果的な結晶の脱溶媒和を可能とする形態に修飾する。さらには、
該操作は結晶化を制御することができ、そこでは生成物を特殊な装置を用いるこ
となく、かつその結晶化装置中に密度の高い攪拌することのできないゾーンを形
成することなく、効果的かつ連続的に攪拌することができる。 パロキセチン塩酸塩のプロパン−2−オール中の適当な濃度は、4ないし40
容量部、好ましくは8ないし15容量部、より好ましくは10ないし14容量部
のプロパン−2−オール中に1容量部である。パロキセチン塩酸塩ヘミ水和物の
形成を抑えるのに、プロパン−2−オールは無水形であることが好ましい。
【0009】 本発明のいくつかの方法のうちの一つ方法における、種晶として用いるための
、結晶性パロキセチン塩酸塩無水和物の調製は、WO96/24595に記載さ
れている。 本発明の方法において用いるためのプロパン−2−オールに溶かすパロキセチ
ン塩酸塩の適当な製造方法は、米国特許第4009196号、第4721723
号、第4902801号、第4861893号および第5039803号に記載
されている方法を包含する。 結晶化は、上記した方法に加えて、冷却または蒸発もしくは蒸留による溶媒の
除去などの通常の方法のよって補足してもよい。 本発明の方法により得られる晶癖を修飾した結晶性パロキセチン塩酸塩プロパ
ン−2−オール溶媒和物は、今まで知られている生成物とは異なる結晶形態であ
る。この新規な生成物は本発明のもう一つ別の態様を形成する。
【0010】 新しい形態が従来の既知の形態と異なる一の特性は、粒度分布および平均粒子
体積にある。従来調製されたパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物
結晶は大きくかつ長い結晶であって、典型的には、その大部分は長さが300ミ
クロンよりも長く、幅に対する長さの割合が40:1より大きく、かつレーザー
光散乱法によれば、体積が20000立方ミクロンまたはそれ以上の結晶の形態
である。反対に、パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の新規な形
態では、その物質の大部分は100ミクロン長より短い結晶、好ましくは75ミ
クロン未満の、より好ましくは50ミクロン未満の結晶であり、幅に対する長さ
の割合は20:1未満、好ましくは15:1未満、より好ましくは10:1未満
であり、体積が5000立方ミクロン、好ましくは2500立方ミクロン未満、
より好ましくは3000立方ミクロン未満の結晶である。本発明の物質はこれら
の所望の特性のうち1つの、2つのまたは3つすべての特性を有する。
【0011】 研究の過程で、本発明者らは、一の特定の結晶軸がパロキセチン塩酸塩プロパ
ン−2−オール溶媒和物の迅速な脱溶媒和に臨界的であることが見出した。かく
して、本発明のもう一つ別の態様において、単斜晶系、P2空間群にてミラー
指数(0,1,0)および
【化3】 で特性付けられる結晶面の平均距離が最小にされた、好ましくは100ミクロン
未満である、晶癖が修飾されたパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和
物が提供される。
【0012】 これらの特性を有するパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物が、
従来製造されたパロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物よりも容易に
処理され、かつ脱溶媒和され得ることが見出された。 結晶化操作は、必要ならば、結晶を単離し、表面溶媒を除去するのに、所望に
より、洗浄および乾燥してもよいことを包含する。しかしながら、パロキセチン
塩酸塩無水和物、特に形態A無水和物を得るために、脱溶媒和物用の種晶物質と
して結晶性溶媒和物を用いることが有利である。 したがって、さらなる態様において、本発明は、当該発明の方法により得られ
る結晶性プロパン−2−オール溶媒和物を加熱し、結合したプロパン−2−オー
ルを除去することによる、パロキセチン塩酸塩の結晶性無水和物の製法を提供す
る。 脱溶媒和操作は、都合よくは、オーブン、好ましくは真空下で、適当には約6
0℃の温度で加熱することで行われる。
【0013】 得られた無水和物は、所望により、3%より少ない、好ましくは1%より少な
い、より好ましくは0.5%より少ない、最も好ましくは0.1%より少ないプロ
パン−2−オールを含有していてもよい。有利には、結晶性無水和物はパロキセ
チン塩酸塩の形態A無水和物である。 本発明により得られる結晶性パロキセチン塩酸塩無水和物はEP−A−022
3403またはWO96/00477に記載の処方にて治療に用いることができ
る。 本発明のパロキセチン塩酸塩無水和物の治療学的使用は、アルコール中毒、不
安、鬱病、強迫障害(OCD)、パニック障害、慢性疼痛、肥満、老人性痴呆、
偏頭痛、大食、無食欲、赤面恐怖、月経前症候群(PMS)、青年期鬱病、抜毛
症、気分変調および物質濫用を包含し、以下、「障害」という。
【0014】 本発明で得られる無水和物は、鬱病、OCDおよびパニック障害の治療に適用
されるのが最適である。 本発明に従って製造される組成物は、通常、経口投与に適しているが、非経口
投与用の溶解性処方もまた本発明の範囲内にある。 組成物は、通常、遊離塩基を基礎として計算して、ヒト患者に対して1ないし
200mgの、より一般的には5ないし100mgの、例えば、10、12.5
、15、20、25、30または40mgなどの10ないし50mgの、活性成
分を含有する単位投与量の組成物として投与される。最も好ましくは、単位用量
は遊離塩基を基礎に計算して20mgの活性成分を含有する。かかる組成物は、
通常、投与される活性物質の総用量が遊離塩基を基礎として計算して活性成分が
5ないし400mgの範囲内にあるように、一日に1ないし6回、例えば、一日
に2、3または4回投与される。この単位用量を一日に1回投与するのが最も好
ましい。 好ましい単位投与形は、制御または遅延放出に適する処方を含め、錠剤または
カプセルを包含する。
【0015】 本発明の組成物は、ブレンド、充填および圧縮などの一般的な混合操作により
処方することができる。本発明における使用に適する担体は、希釈剤、結合剤、
崩壊剤、着色剤、矯味矯臭剤および/または保存剤を包含する。これらの物質は
常法にて、例えば既に市販されている抗鬱病薬に用いられている方法に類似する
方法にて利用することができる。 医薬組成物の具体例としては、EP−B−0223403および米国特許第4
007196号に記載されているものが挙げられ、そこで本発明の無水生成物を
活性成分として用いることもできる。
【0016】 したがって、本発明はまた: 本発明により得られるパロキセチン塩酸塩無水和物および医薬上許容される担
体を含む障害の治療または予防用の医薬組成物; 障害の治療または予防用の医薬を製造するための、本発明により得られるパロ
キセチン塩酸塩無水和物の使用;および 有効または予防量の本発明により得られるパロキセチン塩酸塩無水和物を1ま
たはそれ以上の障害を患っている人に投与することを特徴とする、障害の治療法
を提供する。
【0017】 (実施例) 本発明の以下の実施例にて説明する。これらの実施例において、比較のために
、乾燥は標準条件下で行った。通常調製されるパロキセチン塩酸塩プロパン−2
−オール溶媒和物は、これらの乾燥条件(60℃で20時間)下では約6%プロ
パン−2−オールを含有する。市販用の残留プロパン−2−オールのさらに少な
いパロキセチン塩酸塩は、乾燥時間を伸ばすかまたは乾燥温度を上げることで得
ることができる。
【0018】 比較例 パロキセチン塩酸塩(10g)のプロパン−2−オール(170ml)中の溶
液を窒素雰囲気下で加熱還流し、ついで室温に冷却した。4時間後、結晶性生成
物を濾過により集めた。その物質を真空下60℃で20時間加熱することで溶解
させた。収量8.98g(プロパン−2−オール含量;5.6%)。真空下でさら
に72時間加熱し、プロパン−2−オール含量を3.1%にまで減少させた。
【0019】 実施例1 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物(100g)およびプロパ
ン−2−オール(800ml)を機械式スターラーおよび高強度超音波プローブ
を備えた1リットルのジャケット付き容器に入れた。その混合物を窒素雰囲気下
で攪拌し、75℃に加熱して、透明な溶液を得、ついでそれを冷却した。その溶
液の温度が70℃に達したならば、インソネーション(周波数20kHz、振幅
12ミクロン)を開始した。65℃でその溶液は曇り始め、この温度を10分間
インソネーションを続けながら維持した。ついで、該混合物を外界温度まで冷却
し、45分間にわたってインソネーションを続けた。生成物を濾過により集め、
減圧下60℃で20時間乾燥させた。生成物の重量は81.5g(プロパン−2
−オール含量は1.5重量%、長さが10−50ミクロンの針状晶、凝集なし)
であった。レーザー光散乱法による粒度:物質の50%より多くが700立方ミ
クロン未満であった。
【0020】 実施例2 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物(68g)およびプロパン
−2−オール(925ml)を機械式スターラーおよび高強度超音波プローブを
備えた1リットルのジャケット付き容器に入れた。その混合物を窒素雰囲気下で
攪拌し、65℃に加熱して、透明な溶液を得た。インソネーション(周波数20
kHz、振幅12ミクロン)を開始し、溶液を冷却させた。59℃でその溶液は
曇り始め、この温度を10分間インソネーションを続けながら維持した。その懸
濁液を40℃まで冷却し、20分間にわたってインソネーションを続け、ついで
さらにインソネーションすることなく、外界温度にまで冷却した。生成物を濾過
により集め、減圧下60℃で20時間乾燥させた。生成物の重量は60.7g(
プロパン−2−オール含量は2.8重量%、長さが5−100ミクロンの針状晶
、凝集なし)であった。レーザー光散乱法による粒度:物質の50%より多くが
1150立方ミクロン未満であった。
【0021】 実施例3 パロキセチン遊離塩基(120g)のプロパン−2−オール(800ml)中
溶液を機械式スターラーおよび高強度超音波プローブを備えた1リットルのジャ
ケット付き容器に入れた。その混合物を窒素雰囲気下で外界温度で攪拌し、イン
ソネーション(周波数20kHz、振幅12ミクロン)を開始した。塩化水素の
プロパン−2−オール中溶液(5−6N、65ml)を30分間にわたって添加
し、その添加の間、さらにその後30分間、混合物を連続的にインソネーション
に付した。生成物を濾過により集め、減圧下60℃で20時間乾燥させた。生成
物の重量は118g(プロパン−2−オール含量は2.3%wt/wt)であっ
た。
【0022】 実施例4 パロキセチン塩酸塩(4.4g)のプロパン−2−オール(70ml)中溶液
をアルゴン下で加熱還流し、ついで60℃に冷却し、激しく攪拌しながら、微粉
末に粉砕したパロキセチン塩酸塩無水和物形態A(0.25g)の種晶を用いて
処理した。急速な結晶化が起こり、プロパン−2−オール(30ml)を添加し
、ついで形成した白色結晶固体を濾過した。生成物を濾過し、プロパン−2−オ
ール(15ml)で洗浄し、60℃で20時間乾燥させ、2.8重量%のプロパ
ン−2−オールを含有するパロキセチン塩酸塩を得た。
【0023】 実施例5 パロキセチン塩酸塩(5.17g)のプロパン−2−オール(70ml)中溶
液をアルゴン下で加熱還流し、ついで60−63℃に冷却した。ついで、激しく
攪拌しながら、微粉末に粉砕したパロキセチン塩酸塩無水和物形態A(0.1g
)の種晶を添加した。急速な結晶化が起こり、沈殿物を30分間攪拌し、濾過し
、プロパン−2−オールで洗浄し、60℃で20時間乾燥させ、2.7重量%の
プロパン−2−オールを含有するパロキセチン塩酸塩を得た。
【0024】 実施例6 (−)-トランス-N-フェノキシカルボニル-4-(4'-フルオロフェニル)-3-(
3",4"-メチレンジオキシフェノキシメチル)ピペリジン(25g)および水酸
化カリウムフレーク(22.5g)のトルエン(375ml)中混合物を窒素雰
囲気下還流温度で3時間加熱し、ついでその混合物を20−30℃に冷却させた
。水(250ml)を添加し、有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥させて
濾過した。得られた濾液を油状物にまで蒸発させ、ついで再びプロパン-2-オー
ル(50ml)に溶かし、再び蒸発させた。ついで、その油状物をプロパン-2-
オール(200ml)に再び溶かし、60−67℃に加温し、塩化水素のプロパ
ン-2-オール中溶液(5−6N、15ml)を添加した。非常に激しく攪拌し、
核形成を開始させ、その間に温度を段階的に30分間にわたって55−60℃に
下げ、ついで1時間にわたって40−45℃に下げた。得られた生成物を濾過に
より集め、プロパン-2-オール(30ml)で洗浄し、減圧下60℃で20時間
乾燥させ、1.1重量%のプロパン-2-オール含有のパロキセチン塩酸塩(12.
5g)を得た。顕微鏡による粒度:大部分の結晶は長さが100マイクロより小
さく、凝集はなく、幅に対する長さの割合は約7:1であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デイビッド・アラン・ジョーンズ イギリス、ティエヌ11・9エイエヌ、ケン ト、トンブリッジ、ニア・リー、オール ド・パウダー・ミルズ、スミスクライン・ ビーチャム・ファーマシューティカルズ Fターム(参考) 4C063 AA01 BB08 CC81 DD10 EE01 4C086 AA01 AA03 AA04 BC21 GA02 GA07 GA15 GA20 MA01 MA04 NA14 ZA02 ZA12

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パロキセチン塩酸塩のプロパン-2-オール中溶液を得、強イ
    ンソネーション条件下、パロキセチン塩酸塩プロパン-2-オール溶媒和物を結晶
    化させることを特徴とする、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶
    媒和物を得る方法。
  2. 【請求項2】 インソネーションを準安定領域を介してゆっくりと冷却する
    間に行い、かつ外界温度に冷却する間も維持することを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 結晶化を、1またはそれ以上の高強度超音波プローブを備え
    た、例えば、周波数が20kHzで、振幅が12ミクロンまたはそれ以上の音響
    エネルギーを結晶化媒体にカップリングさせることのできるチタン合金共鳴ホー
    ンを備え、かつロードの音響パラメーターに応じて出力を変調する装置を備えた
    、容器中で行う、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 インソネーションを、間欠的に、または装置の一部に限定し
    て、あるいは十分な核が形成されたならば中断する、請求項1、2または3記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 パロキセチン塩酸塩のプロパンー2−オール中溶液を得、パ
    ロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物を連続流れ結晶化装置にて結晶
    化させる、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物を得る方法
  6. 【請求項6】 結晶化を、パロキセチン塩酸塩のプロパン−2−オール中溶
    液と、ヘキサンまたはヘプタンなどの抗−溶媒のような2つの液体の流れを一緒
    にすることにより生じさせる、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 結晶化を、単一溶媒の流れの急速な冷却により、あるいは飽
    和溶媒の流れのインソネーションにより生じさせる、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 結晶化を、攪拌ミキサーまたはY型管などの反応領域で生じ
    させる、請求項5、6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 パロキセチン塩酸塩のプロパンー2−オール中溶液を得、種
    晶を添加することで供給される結晶化核の存在下、パロキセチン塩酸塩プロパン
    −2−オール溶媒和物を結晶化させる、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2
    −オール溶媒和物を得る方法。
  10. 【請求項10】 種晶をピリジン、酢酸、p−キシレン、N,N'−ジメチル
    ホルムアミド、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、アセトニトリ
    ル、プロパン−1−オール、エタノール、プロパン−2−オール、アセトン、テ
    トラヒドロフランまたは1,4−ジオキサンとのパロキセチン塩酸塩溶媒和物か
    ら得るか、または形態「A」無水和物から得る、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 種晶が極微細粉末化されている、請求項9または10記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 微細粉末化の種晶が、主に、長さが30ミクロンより小さ
    いか、または平均粒子体積が120立方ミクロン未満である、結晶からなる、請
    求項9、10または11記載の方法。
  13. 【請求項13】 種晶の添加を準安定領域内で行う、請求項9、10、11
    または12記載の方法。
  14. 【請求項14】 種晶添加および結晶化を40ないし70℃、好ましくは5
    5ないし65℃、最適には58ないし62℃の温度で行う、請求項9ないし13
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 核形成を非常に激しく攪拌することで増大する、請求項1
    ないし14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 パロキセチン塩酸塩のプロパンー2−オール中溶液を得、
    パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製造にて既に用いた容器中
    で非常に激しく攪拌することで結晶化核を生成することを特徴とする、結晶性パ
    ロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物を得る方法。
  17. 【請求項17】 装置が高剪断速度の高トルクで操作されるように設計され
    たスターラーと、バッフルおよびブレード付きスターラーの使用を含む、最適流
    体力学設計した容器とを含む、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載の方法により得るこ
    とのできる晶癖が修飾されている結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オー
    ル溶媒和物。
  19. 【請求項19】 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物のうち
    の50重量%より多くの生成物が、単斜晶系、P2空間群にてミラー指数(0
    ,1,0)および 【化1】 を有する結晶面間の距離が100ミクロンより小さい、パロキセチン塩酸塩プロ
    パン−2−オール溶媒和物を製造するための請求項1ないし17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物のうち
    の50重量%より多くの物質が、その長さが100ミクロンよりも小さく、好ま
    しくは75ミクロン未満の、より好ましくは50ミクロン未満の結晶である、晶
    癖が修飾されている、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物
  21. 【請求項21】 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物のうち
    の50重量%より多くの物質が、幅に対する長さの割合が20:1未満、好まし
    くは15:1未満、より好ましくは10:1未満の結晶である、晶癖が修飾され
    ている、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物。
  22. 【請求項22】 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物のうち
    の50重量%より多くの物質が、その体積が5000立方ミクロン未満、好まし
    くは2500立方ミクロン未満、より好ましくは1000立方ミクロン未満の結
    晶である、晶癖が修飾されている、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オ
    ール溶媒和物。
  23. 【請求項23】 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物のうち
    の50重量%より多くの生成物について、単斜晶系、P2空間群にてミラー指
    数(0,1,0)および 【化2】 で特徴付けられる結晶面間の距離が100ミクロン未満である、晶癖が修飾され
    ている、結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物。
  24. 【請求項24】 請求項1ないし17または19に記載の方法により得られ
    る結晶性パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物を加熱し、結合した
    プロパン−2−オールを除去することにより、パロキセチン塩酸塩の結晶性無水
    和物を調製する方法。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし17または19に記載の方法により得られ
    るパロキセチン塩酸塩無水和物と、医薬上許容される担体とを含むことを特徴と
    する、障害を治療または予防するための医薬組成物。
  26. 【請求項26】 障害の治療または予防用の医薬を製造するための、請求項
    1ないし17または19に記載の方法により得られるパロキセチン塩酸塩無水和
    物の使用。
  27. 【請求項27】 有効または予防量の請求項1ないし17または19に記載
    の方法により得られるパロキセチン塩酸塩無水和物を、1またはそれ以上の障害
    を患っている人に投与することを特徴とする、障害の治療方法。
  28. 【請求項28】 標準的な乾燥条件下で慣用的に結晶化させたパロキセチン
    塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物と乾燥状態を比較して、標準体の75%よ
    り少ない、好ましくは50%より少ない、より好ましくは25%より少ないプロ
    パン−2−オールを保持している、より容易に脱溶媒和されているパロキセチン
    塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物。
  29. 【請求項29】 上記した請求項のいずれかにて特許請求されているあるい
    は上記した請求項に記載の方法により調製されるパロキセチン塩酸塩プロパン−
    2−オール溶媒和物の乾燥方法。
JP2000585239A 1998-11-30 1999-11-30 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製法 Pending JP2002531454A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9826242.1 1998-11-30
GBGB9826242.1A GB9826242D0 (en) 1998-11-30 1998-11-30 Novel process
PCT/GB1999/004000 WO2000032597A1 (en) 1998-11-30 1999-11-30 Process for the production of paroxetine hydrochloride propan-2-ol solvate

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002531454A true JP2002531454A (ja) 2002-09-24

Family

ID=10843335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000585239A Pending JP2002531454A (ja) 1998-11-30 1999-11-30 パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1135384A1 (ja)
JP (1) JP2002531454A (ja)
AU (1) AU1398500A (ja)
GB (1) GB9826242D0 (ja)
WO (1) WO2000032597A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9828721D0 (en) 1998-12-24 1999-02-17 Glaxo Group Ltd Novel apparatus and process
DE10137017A1 (de) 2001-07-30 2003-02-20 Basf Ag Kristallisationsverfahren zur Einstellung kleiner Partikel
GB0711680D0 (en) 2007-06-18 2007-07-25 Prosonix Ltd Process
CN102366679A (zh) * 2011-08-31 2012-03-07 华南理工大学 一种卧式螺旋推进式超声冷却结晶机
US9855538B2 (en) 2013-03-08 2018-01-02 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Ultrasonic method and apparatus for producing particles having a controlled size distribution

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1422263A (en) * 1973-01-30 1976-01-21 Ferrosan As 4-phenyl-piperidine compounds
GB8430581D0 (en) * 1984-12-04 1985-01-09 Ferrosan As Treatment
ES2058061T3 (es) * 1985-10-25 1994-11-01 Beecham Group Plc Derivado de piperidina, su preparacion y su uso como medicamento.
AR001982A1 (es) * 1995-02-06 1998-01-07 Smithkline Beecham Plc Clorhidrato de paroxetina anhidratado, y procedimiento para su preparacion
ES2331937T3 (es) * 1996-06-13 2010-01-20 Sumitomo Chemical Company, Limited Derivados de piperidina como intermediarios para la preparacion de paroxetina y procedimiento de preparacion de los mismos.
HU221921B1 (hu) * 1996-07-08 2003-02-28 Richter Gedeon Vegyészeti Gyár Rt. N-benzil-piperidin- és tetrahidropiridinszármazékok és eljárás azok előállítására

Also Published As

Publication number Publication date
WO2000032597A1 (en) 2000-06-08
EP1135384A1 (en) 2001-09-26
GB9826242D0 (en) 1999-01-20
AU1398500A (en) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002519422A (ja) パロキセチンメタンスルホネート
RU2125052C1 (ru) Ангидрат пароксетин гидрохлорида, сольваты пароксетин гидрохлорида и способы их получения
RU2339364C2 (ru) Способ затвердевания с применением антирастворителя
JP2003522175A (ja) リネゾリド結晶形態ii
AU2010270202B2 (en) Crystallisation process for 1-(beta-D-glucopyranosyl)-4-methyl-3- [5-(4-fluorophenyl)-2-thienylmethyl] benzene
JP2002531454A (ja) パロキセチン塩酸塩プロパン−2−オール溶媒和物の製法
JP2002532470A (ja) パロキセチンマレイン酸塩の製法
JP2006151977A (ja) (r)−3−[[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロ−9h−カルバゾール−9−プロパン酸(ラマトロバン)の熱力学的に安定な形態の結晶の製造方法
US20030203937A1 (en) Novel compound
JP2002511466A (ja) マレイン酸パロキセチン
WO2000032591A1 (en) Process for the preparation of paroxetine hydrochloride
RU2192416C2 (ru) Способ кристаллизации гидрохлорида 1-[2-(2-нафтил)этил]-4-(3-трифторметилфенил)-1,2,3,6-тетрагидропиридина, полученные кристаллические формы и фармацевтическая композиция
JP2001526288A (ja) パロキセチン塩酸塩の製法
JP2002531450A (ja) パロキセチン・塩酸塩の製造方法
JP2002531452A (ja) 混合パロキセチンプロパン−2−オール溶媒和物
JP2002531453A (ja) パロキセチン塩酸塩アセトン溶媒和物の製法
JP2003502422A (ja) パロキセチンおよび構造上関連する化合物の製法
JP2002506865A (ja) パロキセチンの結晶形
JP2019521974A (ja) ラクトースと臭化グリコピロニウムの結晶性医薬品共結晶
EP1242378A1 (en) Novel processes
CZ20003343A3 (cs) Krystalická forma paroxetinu
WO2001025231A1 (en) Process for the preparation of paroxetine hydrochloride acetone solvate
IES83541Y1 (en) Paroxetine methanesulfonate
MXPA00009137A (es) Forma cristalina de paroxetina