JP2002530465A - 接着テープ用配向ポリプロピレンフィルム - Google Patents
接着テープ用配向ポリプロピレンフィルムInfo
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Abstract
Description
ルムを含むテープとに関する。
提供されている(米国特許第4,451,533号および同第4,908,27
8号を参照)。テープディスペンサは通常、金属あるいはプラスチック製の鋸状
切刃を備えている。接着テープの「切断性」は、目標量のエネルギあるいは仕事
でテープディスペンサの鋸状切断縁部の歯にテープを掛けて引張ることにより、
そのテープをある長さに切断あるいは分断できることと定義され、「送出性」と
も呼ばれる。
い(米国特許第4,451,533号および同第4,908,278号参照)。
テープに切断性が備わっていることにより、切断したテープストリップの縁部が
きれいな鋸状に切断されると望ましい。この切断性は主に、接着テープが含む支
持体の機械的特性によるものである。贈答用の包装、修繕などの用途では美観上
の理由から、テープの縁部はきれいな鋸状であることが好ましい。接着テープの
易切断性は、そのテープの、基材とも呼ばれる支持体フィルムの変形度および耐
破壊性(靭性)に依存するものである。通常、この基材には表面層をコーティン
グあるいは積層して、接着剤表面、あるいは艶消や筆記性表面を形成する。この
フィルムを切断するために必要なエネルギが大きいほど、フィルムの破損状態が
拡大し、切断した縁部の外観が大きく損なわれる。大半の場合、テープを切断す
る際のエネルギは主に基材により決定され、接着剤あるいは他の層やコーティン
グによる影響はほとんどない。これは、フィルムの変形時に蓄えられた弾性ひず
みエネルギが、フィルムに備わっている固有の強度限界を超えると突如爆発的に
放出されることにも一因があると考えられている。一旦破損が起こると、これは
制御不可能な状態で破断あるいは切裂として拡大して、切断縁部の形状がディス
ペンサの歯形状をあまり追従しない。その拡大の仕方は、ディスペンサの歯形状
に酷似して追従するのではなく、下に位置する繊維の配向方向に沿うものである
。
るいはテンター延伸処理により製造される。通常のテンター処理では、逐次二軸
延伸あるいは同時二軸延伸により二軸延伸フィルムを提供する。逐次式テンター
延伸が現在では最も広範に利用されている二軸フィルム処理方法である。通常、
肉厚シートを押出した後、これを急冷して、単斜晶単位格子を備えたα構造の小
球体を形成する。この肉厚シートを適した延伸温度まで再加熱した後、第1の横
方向あるいは長手方向延伸ステップにおいて延伸し、次にそれを横断する方向に
第2の延伸ステップを行い、このフィルムにアニール処理を施して均一な厚さの
平坦なフィルムを製造する。同時二軸延伸処理では延伸フィルムを長手方向にも
横方向にも連続的に延伸することができるが、過去の例から費用、時間ともにか
かり、許容範囲の延伸比率から見ると可撓性に欠けることがわかっているため、
同時テンター延伸フィルムがフィルム支持体市場に占める割合は低い。
、耐裂性、および透明度から周知であり、接着テープの支持体としてかなり以前
から利用されている(米国特許第3,241,662号および同第3,324,
218号参照)。これらのフィルムは通常、高分子量およびASTM D 12
38−95による測定で約2〜8g/10分の低メルトフローレートの、いわゆ
る「フィルムグレード」アイソタクチックポリプロピレン樹脂で製造するもので
ある。
いは他の欠陥部分を形成せずに均一な伸びおよび厚さの二軸配向フィルムを製造
できることで従来技術において周知である。高分子量であればキャストシートの
凝集力が高まり、市販の二軸フィルム延伸装置による通常の歪み速度、特に逐次
二軸配向フィルムラインで行われる可能性のある高歪み速度において均一な延伸
を施すことができる。
ィルムの靭性が高くなり、このフィルムで製造した接着テープでは、荷重を受け
て破断するまでの伸長量が非常に大きくなる傾向がある。これはつまり、このテ
ープを切断することは、特にプラスチック製の刃を備えたディスペンサでは非常
に難しいということである。このテープの破断までの伸長性が高いことから、ユ
ーザ側の仕事量が不当に大きくなる。
を改良して接着テープ支持体フィルムを製造することが知られている。
て、ポリマー鎖が互いに横切って摺動する際の鎖間の内部摩擦を低下させること
により、キャストウェブのフィルムへの延伸性を向上させることができる。国際
特許出願第WO97/46369には、ポリプロピレンワックス添加剤を使用す
ることにより、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの製造処理を高速にて高信頼性
をもって実施できるようにすることが開示されている。
を高め、フィルム切断に要する仕事量を削減することができる。ただしこれらの
材料の処理が難しいことが判明する、あるいはこれらの材料により不当な剛性、
不透明度、色落ち、費用が最終的なフィルムに加わる場合もある。
20%の低分子量ポリオレフィンとを含むポリマー混合物から形成されて切断性
能を有し、二軸配向ポリプロピレンを基材とする接着テープが開示されている。
この特許にはさらに、低分子量ポリオレフィンの分子量が20,000g/モル
を超えた場合には切断性能が大幅に劣化した材料となることが開示されている。
ことのできる接着テープが開示されている。このテープのフィルム基材には、二
軸配向されたポリプロピレンポリマーフィルム層とそれを横切る方向に一軸配向
された少なくとももう1層のポリプロピレンポリマーフィルム層とが含まれ、こ
の一軸配向フィルムの融点が二軸配向フィルムの融点より0.5〜10℃高く、
一軸配向フィルムの合計厚さが二軸配向フィルムの合計厚さの1.2〜5.0倍
を超えている。
ピレン層と横方向にのみ配向された一軸配向ポリプロピレン層とを含み、プロピ
レンエチレンブロックコポリマーを延伸した薄い表面層を積層した積層フィルム
が開示されている。この一軸配向層の厚さは、二軸配向ポリプロピレン層の厚さ
の約1.2〜5.0倍である。
ロピレン接着テープが開示されている。このシートには、25〜35重量%の石
油樹脂を含む結晶性ポリプロピレンで製造されて基材シートの厚さの60〜90
%を占める中間層と、その中間層の両側に積層された結晶性ポリプロピレン製外
層とが設けられている。
量%含むポリプロピレン樹脂による基材シートと、その主要層の片側あるいは両
側に形成された、融点がそのメチルペンテンポリマーの融点以上である結晶性ポ
リプロピレンからなる副次層と、カルボン酸変性ポリプロピレンの結合層とを含
み、指による引裂性および切断性を備えた接着テープが開示されている。
1つ以上のオレフィンホモポリマー、コポリマー、あるいはターポリマーとの混
合物を含む少なくとも1つの外層とを備えた多層ポリプロピレンフィルムが開示
されており、このフィルムは絹様艶消し(silk−matte)仕上げ処理を
施されている。この基層のポリプロピレンポリマーの融点は少なくとも140℃
であり、メルトフローインデックスは0.5〜15g/10分である。
する。この二軸配向基材は、接着テープ支持体としての使用に非常に適している
。本発明によるテープおよび支持体は、金属製あるいはプラスチック製の切歯を
具備する市販のテープディスペンサを利用すれば容易に切断可能であり、テープ
の切断縁部もきれいに鋸状となる。すなわち、本明細書に記載する好適接着テー
プおよび支持体の縁部は、本明細書に記載する金属刃による送出試験あるいはプ
ラスチック刃による送出試験によりテストすると、鋸状切刃の形状を追従したた
めにこれに酷似した鋸状縁部を形成する。
ープを提供する。この支持体は、アイソタクチックポリプロピレン組成物を含む
二軸配向基材を具備する。
、以下の特性を個々にあるいは望ましい組み合わせとして支持体に付与できると
好ましい。 A)破断伸び率が40%〜170%である。 B)金属刃による送出試験にしたがった切断時の切断エネルギが350N−c
m/cm2以下である。 C)プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の切断エネルギが70
0N−cm/cm2以下である。 D)金属刃による送出試験あるいはプラスチック刃による送出試験にしたがっ
た切断時の伸び率が4%以下である。
ると、上記特性に多少影響があると予想される。
ことにより、以下の特性を二軸配向基材に個々にあるいは望ましい組み合わせと
して具備することができる。 A)重量平均分子量が少なくとも100,000g/モルである。 B)メルトフローレートが少なくとも8g/10分であり、より好ましくは1
2g/10分、最も好ましくは20g/10分である。 C)約15重量%未満のn−ヘプタン可溶部により測定されるアイソタクチシ
ティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、13C−NMR分析により特定さ
れるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%である。 D)密度が好ましくは約0.86〜0.92g/cm3であり、約0.88〜
0.91g/cm3であればより好ましい。
くは12g/10分である、さらに好ましくは約20g/10分であるアイソタ
クチックポリプロピレンホモポリマーを含む樹脂で製造すると好ましい。
シティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、C−13核磁気共鳴(NMR
)分析により特定されるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%であ
る。 B)重量平均分子量(Mw)が少なくとも100,000g/モルである。 C)密度が約0.86〜0.92g/cm3であり、約0.88〜0.91g
/cm3であれば好ましい。 D)融点が約160〜166℃である。
50,000g/モルであり、メルトフローレートが約0.5〜8g/10分、
好ましくは約0.5〜5g/10分である少なくとも1種類のアイソタクチック
ポリプロピレンホモポリマー「A」に、 B)サイズ排除クロマトグラフィにより測定する重量平均分子量が少なくとも1
00,000g/モルであり、メルトフローレートが8g/10分を超える、好
ましくは約20g/10分を超える、より好ましくは約50g/10分を超える
少なくとも1種類のアイソタクチックポリプロピレンホモポリマー「B」を配合
することである。樹脂Bの場合、メルトフローレートの実質的な上限は約350
〜400g/10分であるが、本発明における制限はこれではない。好適な上限
は約150g/10分である。樹脂Bの分子量を十分に高くして、分子鎖が絡み
合う挙動を発生させる、すなわち周囲温度にて固体として挙動させ、弾性および
溶融強度を発揮させなければならない。
ティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、C−13核磁気共鳴(NMR)
分析により特定されるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%である
。 B)密度が約0.86〜0.92g/cm3であり、約0.88〜0.91g/
cm3であれば好ましい。 C)融点が約160〜166℃である。
着テープ支持体を製造する、あるいは多層フィルム内の個別層あるいは2層の組
み合わせとして配置し、二軸配向して接着テープ支持体を製造することができる
。
イソタクチックポリプロピレン基材のメルトフローレートは、約8g/10分を
超え、約100g/10分未満であると好ましく、市販の接着テープディスペン
サに対する切断性が改良されている。
きるように、AおよびBのメルトフローレートとそれぞれの相対量とを選択する
。
の配合物であってもよい。
合してよいが、樹脂Aを好ましくは約5〜80重量%、より好ましくは約20〜
70重量%として、樹脂Bを20〜95重量%で含むと好ましく、約30〜80
重量%で含めばより好ましい。
多層二軸配向機材は、樹脂AあるいはBの要件を満たす樹脂でそれぞれ製造した
個別の複数層を含む。さらに、樹脂AあるいはBの要件を満たさない層を最も外
側の層として、あるいは多層構造体内に具備してもよい。この場合、複合材料二
軸配向基材は、その厚さの少なくとも50%に少なくとも90%アイソタクチッ
クポリプロピレンを含むと好ましい。換言すれば、二軸配向基材を構成する複数
層の中で、少なくとも90%アイソタクチックポリプロピレンを含む層を、二軸
配向基材の合計厚さの少なくとも50%に相当させる。この多層二軸配向基材の
複合材料メルトフローレートが、約8g/10分を超えると好ましく、12g/
10分を超えればより好ましく、少なくとも20g/10分であれば最も好まし
い。この多層二軸配向基材の複合材料メルトフローレートが約100g/10分
未満であると好ましい。さらに、多層二軸配向基材を含む支持体の切断エネルギ
および伸長性は本明細書に記載の通りの目標値である。
書に記載の好適支持体を含む。本発明はさらに、本発明に記載の好適二軸配向基
材を含み、この場合、支持体に関して記載する特性を二軸配向基材に適用するも
のとする。この好適二軸配向基材は単層でも多層でもよいが、単層であると好ま
しい。本発明はまた、本明細書に記載の好適樹脂および配合物を含み、これらを
配向することにより、本明細書に記載の好適二軸配向基材および/または支持体
を形成することができる。
説明を必要とするものもあるであろう。本明細書でいう「面積延伸比」とは、所
与部分の延伸前の面積に対する延伸したフィルムの同一部分の面積の比をいう。
例えば、面積延伸比が36:1である二軸延伸フィルムでは、延伸前のフィルム
における所与部分が1cm2であったのに対して、延伸後の面積は36cm2とな
る。
いて異なる2方向に延伸されたフィルムをいう。常にではないが通常、この2方
向は直交する。二軸配向フィルムは、逐次延伸されたものであっても、同時に延
伸されたものであっても、あるいは同時および逐次延伸を組み合わせて延伸され
たものであってもよい。フィルムの説明として本明細書でいう「同時二軸配向」
とは、その2方向における大部分の延伸が同時に行われることをいう。
される。ポリマーの分子量は通常、重量平均分子量として表される。通常、市販
されているポリオレフィン樹脂の分子量はメルトフローレート(「MFR」)に
より見積もられ、メルトフローレートが高くなると分子量が低下し、同時に溶融
粘度も低下する。二軸配向配向装置での使用向けである市販のフィルムグレード
アイソタクチックポリプロピレン樹脂のMFRは通常、約1〜6g/10分であ
る。MFRの値がかなり高くなると、延伸操作時の有用な市販装置速度に対して
溶融強度が不足するため、ポリプロピレン樹脂の二軸配向はますます難しくなる
。
関するメルトフローレート値はすべて、g/10分を単位として、ASTM D
1238−95、「Flow Rates of Thermoplasti
cs by Extrusion Plastometer」、Procedu
re B、Condition 230/2.16に基づいて測定したものであ
る。
重量平均分子量の数平均分子量に対する比率である。多分散性の指標により、ポ
リプロピレン樹脂の加工性、さらには得られる二軸配向フィルムの機械的特性が
変化する。多分散性の指標は、ポリプロピレン溶融生成物の動的剪断特性を測定
して特定することができる(Proceedings of the 2d W
orld Congress of Chemical Engineerin
g、Montreal、第6巻、333〜337頁(1981年)参照)。本発
明によるフィルムの多分散性指標値は、約2〜8であると好ましく、約2.5〜
7であればより好ましい。
である。この最小鎖長は、臨界鎖からみ分子量(Mc)と呼ばれ、鎖がからみ合
い始めるのに必要な鎖長を規定する。鎖がからみ合うことにより、鎖運動を位相
的に制約し、ポリマーを架橋したネットワークのように挙動させる、あるいはポ
リマーに応力を負わせることができる。この性能は、グリーン強度あるいはウェ
ブ強度としても知られている。Mcを下回ると、架橋していないポリマー系を制
約するものがないため、弾性に欠け、鎖のずれおよび大規模な応力緩和が起こる
。
曲線に見られる変化点として見なされている(「Viscoelastic P
roperties of Polymers」、第3版、J.D.Ferry
著、242頁、John Wiley & Sons、NY(1980年))。
Mcを下回る分子量では、ポリマーの粘度は分子量の1乗で上昇する、すなわち
、粘度と分子量とは単調に増加する。鎖長がMcを下回って減少すると、ポリマ
ーは、まずワックスのように、最終的には粘稠液として挙動する。しかしながら
、Mcを上回ると、ポリマーは粘弾性固体として挙動し、粘度が分子量の3.4
乗で増加する。このように粘度が分子量により大きく変化することは、制約され
た鎖動作の絡み合いおよび粘度増加の結果である。したがって、Mcを、ワック
ス挙動とポリマー挙動との間の遷移として解釈することができる。
プラスチックフィルムを提供すると望ましい場合も多い。本発明における本明細
書に記載の接着テープ支持体は透明度が良好であり、曇り価も低い。本発明によ
る二軸配向ポリプロピレンフィルムの光透過率による曇り価は、本発明の要件を
満たさないフィルムと比べると低減されている。本発明による配向フィルムは、
一般の室内照明条件下の肉眼に対して光学的に透明であると好ましい。本発明に
よるフィルムの曇り価が、ASTM D1003−95による測定で5%未満で
あるとより好ましい。
されている。テープ10には、フィルム支持体11と、接着剤層18とが含まれ
ている。支持体11には、二軸配向基材12が含まれている。この二軸配向基材
は単層でも多層フィルムでもよい。二軸配向基材12には、第1の主面14と第
2の主面16とがある。支持体11の厚さは約0.002〜約0.005cmで
あると好ましい。二軸配向基材12は、第1の主面14上に接着剤層18をコー
ティングする。接着剤18は、従来技術で周知の目的にかなった接着剤であれば
いずれでもよい。従来技術において周知であるように、支持体11には任意に、
剥離層あるいは低接着性支持体寸法層20を二軸配向基材12の第2の主面16
上にコーティングして具備してもよい。一好適実施態様において、二軸配向基材
12は、本明細書において記載するように二軸配向単層ポリプロピレンフィルム
を含む。別の方法として、本明細書内に記載するように支持体12が、少なくと
も1層が二軸配向ポリプロピレンフィルムを含む多層支持体を支持体12に含ん
でもよい。
2に、単層あるいは多層、または積層フィルムを含むこともできる。支持体11
に任意に、コーティング20を二軸配向基材12に適用して具備してもよい。こ
のコーティングには、例えば低接着性支持体寸法コーティング、筆記あるいは印
刷可能なコーティング、艶消し仕上げのコーティングなどを含むことができる。
このようにテープ10は支持体11と接着剤18とを含み、支持体11には、二
軸配向基材12と、具備する場合には任意のコーティング20とが含まれる。
支持体11に以下の性能を個々にあるいは望ましい組み合わせとして付与できる
と好ましい。 A)破断伸び率が40%〜170%である。 B)金属刃による送出試験にしたがった切断時の切断エネルギが350N−c
m/cm2以下である。 C)プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の切断エネルギが70
0N−cm/cm2以下である。 D)金属刃による送出試験あるいはプラスチック刃による送出試験にしたがっ
た切断時の伸び率が4%以下である。
18を含むと上記特性に多少影響があると見込まれる。
せることにより、以下の特性を二軸配向基材に個々にあるいは望ましい組み合わ
せとして具備することができる。 A)重量平均分子量が少なくとも100,000g/モルである。 B)メルトフローレートが少なくとも8g/10分であり、より好ましくは1
2g/10分、最も好ましくは20g/10分である。 C)約15重量%未満のn−ヘプタン可溶分率により測定されるアイソタクチ
シティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、13C−NMR分析により特定
されるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%である。 D)密度が約0.86〜0.92g/cm3であると好適であり、約0.88
〜0.91g/cm3であればより好ましい。
しくは12g/10分を超える、さらに好ましくは20g/10分を超えるアイ
ソタクチックポリプロピレンホモポリマーを含む樹脂で製造すると好ましい。
ティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、C−13核磁気共鳴(NMR)
分析により特定されるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%である
。 B)重量平均分子量(Mw)が少なくとも100,000g/モルである。 C)密度が約0.86〜0.92g/cm3であり、約0.88〜0.91g/
cm3であれば好ましい。 D)融点が約160〜166℃である。
50,000g/モルであり、メルトフローレートが約0.5〜8g/10分、
好ましくは約0.5〜5g/10分である少なくとも1種類のアイソタクチック
ポリプロピレンホモポリマー「A」に、 B)サイズ排除クロマトグラフィにより測定する重量平均分子量が少なくとも1
00,000g/モルであり、メルトフローレートが8g/10分を超える、好
ましくは約20g/10分を超える、より好ましくは約50g/10分を超える
少なくとも1種類のアイソタクチックポリプロピレンホモポリマー「B」を配合
することである。樹脂Bの場合、メルトフローレートの実質的な上限は約350
〜400g/10分であるが、本発明における制限はこれではない。好適な上限
は約150g/10分である。樹脂Bの分子量を十分に高くして、分子鎖が絡み
合う挙動を発生させる、すなわち周囲温度にて固体として挙動させ、弾性および
溶融強度を発揮させなければならない。
ティ含有量が約90%を超えて高い、あるいは、C−13核磁気共鳴(NMR)
分析により特定されるペンタッドアイソタクチシティが少なくとも60%である
。 B)密度が約0.86〜0.92g/cm3であり、約0.88〜0.91g/
cm3であれば好ましい。 C)融点が約160〜166℃である。
着テープ支持体を製造する、あるいは多層フィルム内の個別層あるいは2層の組
み合わせとして配置し、二軸配向して接着テープ支持体を製造することができる
。
イソタクチックポリプロピレン基材12のメルトフローレートは、約8g/10
分を超え、約100g/10分未満であると好ましく、市販の接着テープディス
ペンサに対する切断性が改良されている。
きるように、AおよびBのメルトフローレートとそれぞれの相対量とを選択する
。
の配合物であってもよい。
れかにより、樹脂AおよびBを所望の重量で組み合わせて互いに混合してよいが
、樹脂Aを好ましくは約5〜80重量%、より好ましくは約20〜70重量%と
して、樹脂Bを20〜95重量%で含むと好ましく、約30〜80重量%で含め
ばより好ましい。組成物内において樹脂Bの重量が約80%を超えると、その材
料の処理は難しくなる可能性がある。しかしながら、組成物内の実際の上限は、
使用する具体的な処理および装置により特定されるものであるため、延伸時の歪
み速度、温度プロファイル、延伸量などに依存する。
でもよいが、乾燥成分を押出成形混合して調製してからフィルムの延伸する、あ
るいは後に使用するようにペレットを別個に製造すると好ましい。
本発明はこれに限定するものではない。二軸配向基材12内に複数の層を組み入
れてもよい。例えば、樹脂AおよびBを配合して単層フィルムとして押出すので
はなく、樹脂AおよびBに対する要件を満たす樹脂でそれぞれ製造した個別の複
数層を含む多層フィルムを積層してもあるいは同時押出してもよい。さらに、樹
脂AおよびBの要件を満たさない層を最も外側の層として、あるいは多層構造体
内に具備することも可能である。この場合、複合材料二軸配向基材12は、その
厚さの少なくとも50%に少なくとも90%アイソタクチックポリプロピレンを
含むと好ましい。換言すれば、二軸配向基材12を構成する複数層の中で、少な
くとも90%アイソタクチックポリプロピレンを含む層を、二軸配向基材12の
合計厚さの少なくとも50%に相当させる。さらに、この多層二軸配向基材12
の複合材料メルトフローレートが、約8g/10分を超えると好ましく、12g
/10分を超えればより好ましく、少なくとも20g/10分であれば最も好ま
しい。この多層二軸配向基材12の複合材料メルトフローレートが約100g/
10分未満であると好ましい。さらに、支持体11の切断エネルギおよび伸長性
は本明細書に記載の通りの目標値である。
を約8g/10分以上、好ましくは最大150g/10分にするのであれば、少
なくとも1種類の当初メルトフローレートが8g/10分未満である樹脂類ある
いは2種類以上の樹脂配合物であっても使用可能であると予想される。
かわらず押出成形加工に再利用することも多いことが周知である。これについて
、MFRが8未満の縁部トリミング部分であれば、上述のように樹脂Aの追加と
して見なし、MFRが8を超える縁部トリミング部分であれば、上述のように樹
脂Bの追加として見なしてよい。縁部トリミング部分のMFRが8を超えて15
0未満であって、樹脂Bの追加と見なせれば好ましい。
8であると好ましく、約2.5〜7.5であればより好ましい。通常、多分散性
指標の低いポリプロピレンは市販の二軸配向装置での処理が難しいが、この樹脂
を用いれば、二軸配向基材の切断エネルギを削減することができると予想される
。多分散性指標が高い、あるいは分子量分布が広い樹脂の処理の方が容易である
が、切断エネルギは高くなると予想される。したがって、本発明を適用するにあ
たり、分子量あるいはMFRと分子量分布とのバランスをとることが望ましい。
の範囲を含む本明細書において樹脂をホモポリマーとして言及する場合、この樹
脂は、樹脂およびフィルムとしての目標特性および性能を損なわない程度に少量
のコポリマーを含む樹脂も含むものとする。
る。通常の産業上の押出成形システムでは、ポリプロピレン分子量は鎖の切断が
起こるためにやや低下する。処理時のこの低下は長いポリマー分子ほど大きい。
したがって、所与の樹脂について、フィルム分子量は樹脂分子量より少なくなる
可能性がある。
延し、本発明に記載の好適二軸配向基材12の形成に向けて延伸するために適し
たシートを形成することができる。シートを流延するための適した1方法は、押
出機バレル温度を安定かつ均質な溶融物の製造に適合させたH.P.M.(オハ
イオ州Mt.Gilead)製4.45cm一軸押出機の供給ホッパーに樹脂を
給送することである。ポリプロピレン溶融物を、17.8cmの単一マニホール
ドシートダイを介して、50〜60℃の湯が中を循環している水冷却式回転鋼製
流延用ホイール上に押出すことができる。流延したシートを約30℃に保たれた
水浴内を通過させて冷却し、厚さが約0.12〜0.16cmのキャストシート
を製造することができる。
えた二軸配向基材12を形成する。
に適した方法および装置であればいずれを用いてもよい。あらゆる延伸方法の中
で、テープ支持体用フィルムの商用製造に最も好適な方法の例として、米国特許
第4,330,499号および同第4,595,738号に記載の方法および装
置などの機械的テンタによる二軸延伸、さらに好ましくは、米国特許第4,67
5,582号、同第4,825,111号、同第4,853,602号、同第5
,036,262号、同第5,051,225号および同第5,072,493
号に開示されている同時二軸延伸用方法およびテンタ装置による二軸配向が挙げ
られる。二軸延伸フィルムは、管状ブローンフィルムや平坦なフィルムテンタ延
伸処理により製造可能であるが、本発明においてテープ支持体として使用するフ
ィルムの場合には、平坦なフィルムテンタ延伸処理により製造して、厚さの均一
性を図り、管状ブローンフィルム処理では一般的な厚さのむらおよび処理問題を
回避すると好ましい。
同時延伸処理を行うことができる。驚くべきことに、同時処理では、樹脂Bの量
を増加して組み入れることができ、それにより切断性および透明度の向上など、
性能を改善することができる。この方法ではさらに、市販の連続フィルム延伸ラ
インの場合のように延伸ローラにフィルム表面が接触することがないため、フィ
ルム表面にローラとの接触による欠損を発生させずにすむという利点も得られる
。さらに、厚さの不均等、ダイリップの不安定度、硬質帯部(hardband
)などの他の欠陥も、管状あるいはブローンフィルム延伸処理に比較すると最小
限に抑えることができる。
なるように選択する。そのポリプロピレン組成物により、少なくとも30m/分
のライン速度での延伸が可能となると好ましい。
、最終的な厚さが約0.002〜0.005cmとなると好ましく、フィルム厚
さのむらが約5%未満であれば好ましい。フィルムが、過剰に薄くなって取扱い
が難しくならないように十分な厚さを備えつつ、不当に堅いあるいは硬質で、取
扱や使用が困難になるほど厚くない状態でなければならないことを理解した上で
、上記より厚さを前後するフィルムを使用してもよい。
施態様により得られた引張特性および送出性に悪影響を及ぼさない量で添加剤お
よび他の成分を含有すると好ましい。例えば、本発明のフィルムに、充填剤、可
塑剤、着色剤、滑剤、加工助剤、核生成剤、紫外線安定剤、および他の添加剤を
含有することができる。通常、これらの材料は、ポリマーを配向フィルムに製造
する前に(例えば、フィルムへの押出成形前のポリマー溶融物に)添加する。有
機充填剤の例として、有機染料および樹脂、ならびにナイロンおよびポリイミド
繊維などの有機繊維が挙げられる。無機充填剤の例として、顔料、ヒュームドシ
リカ、炭酸カルシウム、タルク、けいそう土、二酸化チタン、炭素繊維、カーボ
ンブラック、硝子ビーズ、気泡硝子、鉱物繊維、クレー粒子、金属粒子などが挙
げられる。他にも難燃剤、安定剤、酸化防止剤、相溶化剤、抗菌剤(酸化亜鉛な
ど)、導電体、熱伝導体(酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、
ニッケル粒子など)などの添加剤を、使用するポリマー内に配合してフィルムを
形成することができる。
用いてもよい。圧力、熱、あるいはこれらの組み合わせで活性化可能な接着剤で
あれば好適な接着剤である。適した接着剤の例として、アクリレート、ゴム樹脂
、エポキシ、ウレタン、あるいはこれらの組み合わせを主成分とする接着剤が挙
げられる。接着剤18の適用方法は、溶液コーティング、水性あるいはホットメ
ルトコーティングのいずれでもよい。この接着剤の適用量は所望通りでよいが、
通常、従来の乾燥コーティング重量約0.0015〜0.005g/cm2が得
られるように適用する。
グなどの他の表面処理を施して、次のコーティング層の接着力を改良してよい。
さらに、第2の表面16に任意の低接着力支持体寸法材料20をコーティングし
て、接着剤コーティングテープ製造技術で周知のように、接着剤層18の反対側
表面と支持体11との間の接着力を制限し、巻戻しが容易な接着剤ロールを形成
できるようにしてもよい。
ープなどの他の使用向けあるいは他の打抜き基材用として特に適している。
中心に据えて、方向Rに巻き上げられた螺旋状巻取りロール22の形態で提供さ
れている。このようなロールは、図3に示すように卓上型あるいは手による把握
型ディスペンサ26に搭載可能である。これらのディスペンサには、金属製切刃
あるいはプラスチック製切刃を設けることができる。好適ディスペンサの例には
、金属製切刃を備えたSCOTCH Cat.15あるいはCat.40卓上型
ディスペンサ、金属製切刃を備えたSCOTCH Cat.25あるいはCat
.H−125/126プラスチックツーピース型プラスチック製ディスペンサ、
プラスチック製切刃を備えたSCOTCH Cat.104あるいはCat.1
05射出成形ポリスチレンディスペンサとして入手可能なものが挙げられる。こ
れらはすべて、ミネソタ州セントポールのMinnesota Mining
and Manufacturing Companyから入手可能である。
書においてことさら詳細に説明する必要はない。例えば米国特許第4,451,
533号(Wong他に付与)「Dispensable Polypropy
lene Adhesive−Coated Tape」を参照されたい。
実施例は、さまざまな具体的および好適実施態様および手法をさらに例証するも
のである。しかしながら、本発明の範囲内であれば数多くの変更および修正を加
えられる理解されたい。
f Thin Plastic Sheet」、Method A 支持体の破断伸び率を、ASTM D−882−95A、「Tensile
Properties of Thin Plastic Sheet」、Me
thod Aに記載の方法で測定した。支持体を、24時間25℃に保ち、50
%相対湿度とした。この試験は、ミネソタ州Eden PrairieのMTS Systems CorporationからModel400/Sとして市
販されている引張試験機を用いて行った。この試験用試料は幅1.91cm、長
さ15cmであった。当初の顎間容積は10.2cmであり、クロスヘッド速度
は30cm/分であった。各試料についてフィルムの基準方向に試験した。結果
を以下の表2に報告する。破断伸び率の値は、試料の当初ゲージ長に基づいた基
準方向についてのものである。請求の範囲を含む本明細書でいう用語「引張破断
伸び率」は、この方法により得られた結果の説明として使用するものである。
cs by Extrusion Plastometer」 樹脂および支持体試料のメルトフローレートを、ASTM D 1238−9
5、「Flow of Thermoplastics by Extrusi
on Plastometer」、ProcedureB、Condition 230/2.16に記載の方法で測定した。機械的に作動するタイマを装備し
たペンシルバニア州Willow GroveのTinius−Olsen E
xtrusion Plastometer Model U−E−4−78を
使用した。試料すべてについて1インチピストンアーム移動距離を条件とした。
試料を加熱したプラストメータ内に注入し、測定まで7.0±0.5分間の滞留
時間を設けた。フィルムの試験時には、フィルム試料を巻上げて装置内に挿入し
た。
rages by Size Exclusion Chromatograp
hy(SEC)」(サイズ排除クロマトグラフィ(SEC)による重量平均分子
量) ASTM D 5296−92、「Molecular Weight Av
erages by Size Exclusion Chromatogra
phy(SEC)」により重量平均分子量(Mw)を測定した。2カラムセット
(Jordi Associates 500オングストローム孔径を備えた混
合ベッド)を装備したWaters 150Cクロマトグラフ(マサチューセッ
ツ州Milfordの Waters Corporation)を使用した。
試料は、ペレット、キャストシート、あるいは延伸フィルムの形態であった。
温度安定剤)を含有する1,2,4−トリクロロベンゼン(TCB)10.0m
lを、およそ25mgの試料に添加し、12.0時間160℃に加熱しながら溶
解した。次にこの溶液をWaters 150C装置の内部濾過システム(0.
5ミクロメートル)で濾過し、各溶液の150ミクロリットルを、140℃で1
.0ml/分の溶離剤(TCB)速度で動作するクロマトグラフ内に注入した。
内部屈折率検知器により濃度変化を測定した。重量平均分子量(Mw)を、Mw
が6.30×106〜800g/モルである狭い分散度ポリスチレン標準による
キャリブレーションに基づいて、Polymer Labs PL Calib
erソフトウェアを搭載したDellコンピュータにより算出した。
分散性指標 ポリプロピレン組成物およびフィルム双方の多分散性指標を、Rheomet
rics Dynamic Mechanical Spectrometer
(ニュージャージー州PiscatawayのRheometrics Sci
entific Incorporated)振動ディスクレオメータを使用し
てASTM D 4065−95にしたがって測定した。試料フィルムあるいは
樹脂を、200℃のオーブン内にて、直径が25mmで間隙を約1〜3mmとし
た2枚の平行なプレート間に配置し、0.1〜400ラジアン/秒の周波数で掃
引振動試験を行った。その動的応力反応を測定し、貯蔵弾性率G’および損失弾
性率G’’を算出した。これらの弾性率の値が一致する地点が交差地点であり、
この地点の動的弾性率値が、単位をダイン/cm2とするGcである。多分散性
指標をPI=106/Gcとして算出する。
5に記載の手順によりHaze−guard Plus透過率および曇り価測定
器(メリーランド州Silver SpringsのBYK−Gardiner
)を用いて測定した。
ッタでコーティング前の試料フィルムから細長く切取った。これらの試験試料を
、試験に先だって24時間25℃にて50%の相対湿度に保った。
テープディスペンサ100M(本明細書の出願時現在ミネソタ州セントポールの
Minnesota Mining & Manufacturing Co.
から入手可能な、金属切刃を備えたScotchTM Cat.H−127ツーピ
ース型ポリスチレン成形ディスペンサ)あるいは市販のテープディスペンサ10
0P(本明細書の出願時現在ミネソタ州セントポールのMinnesota M
ining & Manufacturing Co.から入手可能な、プラス
チック切刃を備えたScotchTM Cat.122 ツーピース型ポリスチレ
ン成形ディスペンサ)を、15.2cm×15.2cm×1.1cmアルミニウ
ム後部取付板に搭載して具備していた。ディスペンサを、この後部取付板102
と、試験ディスペンサ100Pあるいは100Mの形状に機械処理した0.3c
m厚さのアルミニウム正面取付板104との間に配置して、切断試験時に動かな
いようにした。試験ディスペンサを、正面104と後部102取付板との間に配
置してネジ付つまみねじによりしっかり固定した。後部取付板102を、2.4
cm直径の円柱状基部取付スタッド108に機械ねじ110で固定した。基部取
付スタッド108に90°の角度切抜き部分を設けるように機械加工を施して、
後部取付板102を伸長試験機械の垂直センターラインに保持する。すなわち、
後部取付板102と試験ディスペンサ100Pあるいは100Mとの間の角度を
機械センターラインに対して0°とした。止めピンを基部取付スタッド108の
ドリル穴109内に挿入して、基部取付スタッド108をこの試験機械の甲板に
固定した。
フトを後部取付板102にねじ込んで、試験ディスペンサ100Pあるいは10
0Mを後部取付板102に装着した。ディスペンサ底部を、シート115に対向
させて設置し、試験中にディスペンサが回転しないようにした。試験ディスペン
サを、その切刃が機械センターラインに直交するように搭載した。こうしてテス
トするフィルムを切断時の幅が実質的に均一になるように装填した。
した。鋼製切刃120は、約0.05cm厚さのニッケルメッキ鋼で形成され、
幅が少なくともフィルム12の幅と等しく、その刃を横切って延在するフィルム
12の基準方向Rに相応する方向の長さが約0.3cmである矩形陸部122を
含むものであった。陸部分122は、略平坦な平面を画成しており、これに試験
試料を一時的に固定する。刃120はまた、陸部分122の後縁部に刃の支持部
126を具備し、この刃の支持部126は約1.32cmであった。刃120に
はさらに、支持部とは反対側の陸部縁部に、一列の歯130を末端縁部に備えた
略U字形部分128を設けた。各歯130の形状は、その先端部は、陸部122
の平面より下あるいはこの平面より僅かに低く位置し、連接する先端部130間
の距離を約0.12cmとして、高さが約0.06cm、曲率半径により画成さ
れる斜辺が約0.003cm、歯130の頂点がなす歯先角が60°である略三
角形である。歯130は、刃支持部126の平面に対して約50°の角度αで外
側に突出している。略U字形部分128の側面は、互いに72℃の角度γの関係
にある。
40を具備する。ディスペンサ100Pが含むポリスチレン製の刃140は、テ
ープディスペンサ100Pの2つの半体のどちらか一方と一体成形されている。
刃140は、通常の射出成形方法により鋼製金型のキャビティを充填することに
より形成されたものである。図8および図9からわかるように、刃140には約
0.35cm幅の陸部表面144が設けられている。この陸部表面144は、曲
率半径を2.54cmとしてわずかに凸状となっている。陸部144の前面には
、表面148および149が125°の内側角度δで接合して形成するV字型部
分がある。このV溝の表面148が、陸部144の直線近似と70°の角度νを
なしている。一連の隆起部154が、このディスペンサ正面から延出している。
隆起部154はそれぞれ、側部154aおよび154bが背稜154cで接合す
ることにより形成されている。各歯先端部150は、表面149が隆起部154
と交差して形成される。図7および図9で最もよくわかるように、各歯は3つの
平面、隆起部154の側部154a、154b、およびV字溝の表面149が交
差して形成されている。図9からわかるように、側部154aと154bとは7
4°の歯先角θで接合している。図8からわかるように、表面149は、隆起部
154の縁部154cと50°の角度φをなしている。各歯150の先端部は、
陸部144の平面より下あるいはこの平面より僅かに低い位置にあり、連接する
先端部150間の距離を約0.127cmとしている。各歯の高さは、歯の先端
部から歯と歯との間で隣接する谷部までを高さHとして測定すると約0.020
cmである。各歯の曲率半径により画成される斜辺縁部は約0.010cmであ
る。
at.665)片を陸部領域122あるいは144に適用し、試験試料をその両
面テープの接着剤表面に指の圧力で密着させて、切断試験時に前進させないよう
にした。
ディスペンサの力が試料の幅全体に実質的に均等に配分されるようにした。ディ
スペンサ100Mあるいは100Pを、その切刃120あるいは140の先端部
が顎162の真下にくるように方向付けた。金属製ディスペンサ120を含むデ
ィスペンサ100Mを使用する試験では、このディスペンサの角度を、陸部12
2がテスタの垂直移動方向Aに対して角度σ1110°をなすように方向付けた
(図10を参照。この図では、ディスペンサの他の部分および試験固定部は図を
明解にする理由のみで省略し、顎部162に対するカッタ歯120のみを例示し
た)。プラスチック刃140を含むディスペンサ100Pを使用する試験では、
このディスペンサの角度を、隆起部154の縁部154cがテスタの垂直移動方
向Aに対して角度σ232°をなすように方向付けた(図11を参照。ディスペ
ンサの他の部分および試験固定部は図を明解にする理由のみで省略し、顎部16
2に対するカッタ刃140のみを例示した)。
部と切刃120あるいは140との間の距離を10.2cmとした。切刃が試験
開始前に試料に接触しないように、試料を伸長させずに装填した。上顎部を、支
持レール14を移動する機械クロスヘッドに装着した。次に、試験試料を0.9
Nの張力で予搭載し、切刃120あるいは140と接触させた。支持体11を顎
162により30cm/分の速度で方向Aに引張った。図12に示すように、試
料に対する負荷および伸びを測定および記録し、負荷/伸びにより得られる面積
から切断エネルギを算出した。これを表1に報告する。図12の縦軸には負荷を
、横軸には伸びを示している。負荷と伸びとは、曲線部分200に沿って増加し
、伸びが204のところで負荷202はピークとなる。その後、曲線部分206
に沿って伸びは継続するが、負荷は減少する。本明細書で示したように、エネル
ギは、伸びが0の地点から負荷が最大となる202の伸び204の地点までの曲
線部分について算出する。ディスペンサの歯が最大負荷地点202付近でフィル
ムを穿孔し、その後フィルムに形成された穿孔が拡大してフィルムの切断を完了
するにしたがって、負荷は減少すると考えられている。
たディスペンサ100Mによる試験をいい、「プラスチック刃による送出試験」
とは、上述したディスペンサ100Pによる試験をいう。
と高メルトフローレートの樹脂Bとを50:50の重量組成で含む試料樹脂マス
タバッチを調製した。まず、FINA 3374アイソタクチックポリプロピレ
ンホモポリマー樹脂50重量%を、テキサス州ダラスのFINA Oil &
Chemical Co.から供給されるFINA 3860ポリプロピレン(
マスタバッチXから得られる)、FINA 3892ポリプロピレン(マスタバ
ッチYから得られる)あるいはFINA 98035ポリプロピレン(マスタバ
ッチZから得られる)の各樹脂の50重量%と混合した。このポリプロピレンマ
スタバッチを、K−Tron T−35容量式フィーダを用いて50mm二軸押
出機内に別のポリプロピレン樹脂を給送して混合した。この押出機は、50mm
10:1L/D同方向回転Baker−Perkins二軸であった。5穴式ダ
イをこの押出機に装着し、押出物であるストランドをペレタイジングする前に水
浴内に給送した。押出機の操作速度は、275rpmおよびダイ温度を232℃
として48.5lb/時であった。以下の表1に示した目標重量比率を達成する
ように、このマスタバッチに純ホモポリマー樹脂を添加して、最終的な重量組成
およびメルトフローレートを得た。
溶融物の製造に適合させて約250〜260℃としたH.P.M.(オハイオ州
Mt.Gilead)製4.45cm一軸押出機の供給ホッパーに適切な樹脂混
合物を給送した。このポリプロピレン溶融物を、17.8cmの単一マニホール
ドシートダイを介して、50〜60℃の湯が中を循環している水冷却式回転鋼製
流延用ホイール上に押出した。次に、流延したシートを約30℃に保たれた急冷
用水浴内を通過させて、厚さが約0.16cmのキャストシートを製造した。
の処理で準備した。キャストシートを、内部を127℃〜136℃に維持した第
1の一連の加温ロール上を通過させ、押出あるいは流延方向に異なる速度で回転
し、第1の延伸比を5.0:1とする2つの締付け延伸ロールの間に延伸させた
。次に、一軸延伸されたシートを、158°〜175℃の間で複数の加熱温度領
域を備えるテンタオーブン内に給送し、2つのテンタレールの間で第1の延伸方
向に直交する方向に約9:1の延伸比で延伸あるいは配向した。こうして得られ
たフィルムの厚さは約0.003〜0.0035cmであり、これを大気中で冷
却し、内部温度を120℃にしたアニーリングドラム上でアニール処理を施した
。引き続き、縁部をレーザ切断し、フィルムをマスタロール上に巻き取った。こ
のフィルムを、新しい刃を装着したレーザ刃カッタにより有用な試料の幅に細く
切り裂いた。
知の処理で準備した。まず、適した樹脂混合物を押出して、融点が約257℃の
安定で均質な溶融物を製造した。ポリプロピレン溶融物を、約11℃の水が中を
循環し、約10m/分で回転している水冷却式鋼製流延用ホイール上に押出した
。次に、流延したシートを約20℃に保たれた急冷用水浴内を通過させて、厚さ
が約0.15〜0.2cmのキャストシートを製造した。
、延伸温度を約175〜180℃とした分岐主軸型同時二軸配向テンタにより長
手方向および横方向に同時に延伸し、最終的に均衡のとれた面積延伸比を約50
:1とした。
た。
知の実験室用2方向フィルム延伸機械で2つの直交する方向に同時延伸した。厚
さ0.16cmの流延フィルムシートを、1辺を6.83cmとする正方形に切
断し、1辺につき5.08cmの試料を延伸可能に残すようにその縁部沿いを一
連のクリップで把持してバッチ延伸機の延伸オーブン内で保持した。このシート
片を90秒間155℃で予備加熱し、基準方向に約300%/秒の速度で延伸し
、その第1の方向に直行する方向に約250%/秒の速度で延伸して、最終的な
面積延伸比を約40:1とした。試料を延伸機械から直ちに取出して冷却した。
このフィルムの名目上厚さは約0.030cmであった。このフィルムを、新し
い刃を装着したレーザ刃カッタにより有用な試料幅に切断した。
ルム延伸機械で2つの直交する方向に上述したキャストシートを同時延伸して、
実施例10〜実施例16を準備した。厚さ0.16cmの流延フィルムシートを
、1辺を6.83cmとする正方形に切断し、1辺につき5.08cmの試料を
延伸可能に残すようにその縁部沿いを一連のクリップで把持してバッチ延伸機の
延伸オーブン内で保持した。このシート片を90秒間155℃で予備加熱し、基
準方向に約300%/秒の速度で延伸し、その基準方向に直行する方向に約30
0%/秒の速度で同時延伸して、最終的な面積延伸比を約50:1とした。試料
を延伸機械から直ちに取出して冷却した。このフィルムを、新しい刃を装着した
レーザ刃カッタにより有用な試料幅に切断した。
6にしたがって準備した試料を、金属刃による送出試験により切断性について試
験した。実施例5、実施例7および実施例10〜実施例15にしたがって準備し
た試料を、プラスチック刃による送出試験により切断性について試験した。各実
施例の試料を、上述の方法でメルトフローレートおよび重量平均分子量Mwにつ
いても試験した。各実施例の試料を、上述の方法で引張破断伸びについても試験
した。
い。この試験手順にさまざまな変更を加えれば、異なる結果が得られると考えら
れる。
明および実施例は、理解を明解にするためにのみ示したものであり、不当な制限
を加えることを目的とはしていない。本明細書に引用した特許および特許出願の
すべての開示内容をここに引用したものとする。当業者であれば、本発明の範囲
を逸脱することなく、説明してきた実施態様にさまざまな変更を加えられること
は明白であろう。したがって、本発明の範囲は、本明細書に記載した詳細および
構造に厳密に制限されるのではなく、請求の範囲に記載された構造およびその等
効物によって制限されるものである。
同様の構造には同様の符合を付している。
である。
である。
ンサ刃を示す等角図である。
ある。
試験曲線の例証である。
Claims (91)
- 【請求項1】 支持体と、該支持体上の接着剤層とを含む接着テープであっ
て、プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の該支持体の切断エネル
ギが700N−cm/cm2以下であり、該支持体が、アイソタクチックポリプ
ロピレン組成物を含みかつ少なくとも8のメルトフローレートである二軸配向基
材を含むテープ。 - 【請求項2】 前記二軸配向基材が単層基材を含む請求項1に記載の接着テ
ープ。 - 【請求項3】 前記二軸配向基材が多層フィルムを含み、該二軸配向基材の
合計厚さに対して、該二軸配向基材の厚さの少なくとも50%は、少なくとも9
0%アイソタクチックポリプロピレンを含む請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項4】 前記層の第1の複数の層のそれぞれが少なくとも90%アイ
ソタクチックポリプロピレンを含み、該第1の複数の層が、前記二軸配向基材の
合計厚さの少なくとも50%を占める請求項3に記載の接着テープ。 - 【請求項5】 前記二軸配向基材の重量平均分子量が少なくとも100,0
00g/モルである請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項6】 プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の前記支
持体の伸び率が4%以下である請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項7】 金属刃による送出試験にしたがった切断時の前記支持体の切
断エネルギが350N−cm/cm2以下である請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項8】 金属刃による送出試験にしたがった切断時の前記支持体の伸
び率が4%以下である請求項7に記載の接着テープ。 - 【請求項9】 前記支持体の引張破断伸び率が40%〜170%である請求
項1に記載の接着テープ。 - 【請求項10】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも12
である請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項11】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも20
である請求項10に記載の接着テープ。 - 【請求項12】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが8〜100であ
る請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項13】 前記ポリプロピレン組成物の重量平均分子量が少なくとも
100,000g/モルである請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項14】 前記ポリプロピレン組成物のアイソタクチシティが約90
%を超える請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項15】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも8である請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項16】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも12である請求項15に記載の接着テープ。 - 【請求項17】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも20である請求項16に記載の接着テープ。 - 【請求項18】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが8〜1
00である請求項15に記載の接着テープ。 - 【請求項19】 前記ポリプロピレン組成物が、第1のメルトフローレート
を有する第1のアイソタクチックポリプロピレンと、該第1のメルトフローレー
トを上回る第2のメルトフローレートを有する第2のアイソタクチックポリプロ
ピレンとの配合物を含む請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項20】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜8.0であり
、前記第2のメルトフローレートが少なくとも8.0である請求項19に記載の
接着テープ。 - 【請求項21】 前記第2のメルトフローレートが少なくとも50である請
求項20に記載の接着テープ。 - 【請求項22】 前記第2のメルトフローレートが約150以下である請求
項20に記載の接着テープ。 - 【請求項23】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜5である請求
項22に記載の接着テープ。 - 【請求項24】 前記第1のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくとも
350,000であり、前記第2のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくと
も100,000である請求項19に記載の接着テープ。 - 【請求項25】 前記二軸配向基材が、少なくとも36:1の最終面積延伸
比に配向されている請求項1に記載の接着テープ。 - 【請求項26】 前記二軸配向基材が同時二軸配向されている請求項25に
記載の接着テープ。 - 【請求項27】 前記二軸配向基材が逐次二軸配向されている請求項25に
記載の接着テープ。 - 【請求項28】 前記接着剤が感圧接着剤を含む請求項1に記載の接着テー
プ。 - 【請求項29】 前記接着テープが、ロール形態のテープを供給するように
螺旋状に巻き取られる請求項28に記載の接着テープ。 - 【請求項30】 前記ロールが、金属製切刃を具備するディスペンサに装着
される請求項29に記載の接着テープ。 - 【請求項31】 前記ロールが、プラスチック製切刃を具備するディスペン
サに装着される請求項29に記載の接着テープ。 - 【請求項32】 ロール形態の感圧接着テープをディスペンサに装着したア
センブリであって、 a)i)プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の支持体の切断エ
ネルギが700N−cm/cm2以下であり、 ii)プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の支持体の伸び率
が4%以下であり、 iii)支持体の破断伸び率が40%〜170%であり、 iv)アイソタクチシティが少なくとも90%であるアイソタクチックポリ
プロピレン組成物を含みかつメルトフローレートが少なくとも20である二軸配
向基材を含む支持体と、 該支持体上の感圧接着剤層とを含むロール形態の感圧接着テープと、 b)前記ロール形態テープを回転自在に装着するロール取付台と、該接着テー
プを切断するためのプラスチック製鋸状切刃とを含むディスペンサと、 を含むアセンブリ。 - 【請求項33】 前記二軸配向基材が単層基材を含む請求項32に記載のア
センブリ。 - 【請求項34】 支持体と該支持体上の接着剤層とを含む接着テープであっ
て、金属刃による送出試験にしたがった切断時の該支持体の切断エネルギが35
0N−cm/cm2以下であり、該支持体が、アイソタクチックポリプロピレン
組成物を含みかつ少なくとも8のメルトフローレートである二軸配向基材を含む
テープ。 - 【請求項35】 前記二軸配向基材が単層基材を含む請求項34に記載の接
着テープ。 - 【請求項36】 前記二軸配向基材が多層フィルムを含み、該二軸配向基材
の合計厚さに対して、該二軸配向基材の厚さの少なくとも50%は、少なくとも
90%アイソタクチックポリプロピレンを含む請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項37】 前記層の第1の複数の層のそれぞれが少なくとも90%ア
イソタクチックポリプロピレンを含み、該第1の複数の層が、前記二軸配向基材
の合計厚さの少なくとも50%を占める請求項36に記載の接着テープ。 - 【請求項38】 前記二軸配向基材の重量平均分子量が少なくとも100,
000g/モルである請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項39】 金属刃による送出試験にしたがった切断時の前記支持体の
伸び率が4%以下である請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項40】 前記支持体の引張破断伸び率が40%〜170%である請
求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項41】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも12
である請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項42】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも20
である請求項41に記載の接着テープ。 - 【請求項43】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが8〜100であ
る請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項44】 前記ポリプロピレン組成物のアイソタクチシティが約90
%を超える請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項45】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも8である請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項46】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも12である請求項45に記載の接着テープ。 - 【請求項47】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも20である請求項46に記載の接着テープ。 - 【請求項48】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが8〜1
00である請求項45に記載の接着テープ。 - 【請求項49】 前記ポリプロピレン組成物が、第1のメルトフローレート
を有する第1のアイソタクチックポリプロピレンと、該第1のメルトフローレー
トを上回る第2のメルトフローレートを有する第2のアイソタクチックポリプロ
ピレンとの配合物を含む請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項50】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜8.0であり
、前記第2のメルトフローレートが少なくとも8.0である請求項49に記載の
接着テープ。 - 【請求項51】 前記第2のメルトフローレートが少なくとも50である請
求項50に記載の接着テープ。 - 【請求項52】 前記第2のメルトフローレートが約150以下である請求
項50に記載の接着テープ。 - 【請求項53】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜5である請求
項51に記載の接着テープ。 - 【請求項54】 前記第1のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくとも
350,000であり、前記第2のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくと
も100,000である請求項49に記載の接着テープ。 - 【請求項55】 前記二軸配向基材が、少なくとも36:1の最終面積延伸
比に配向されている請求項34に記載の接着テープ。 - 【請求項56】 前記二軸配向基材が同時二軸配向されている請求項55に
記載の接着テープ。 - 【請求項57】 前記二軸配向基材が逐次二軸配向されている請求項55に
記載の接着テープ。 - 【請求項58】 前記接着剤が感圧接着剤を含む請求項34に記載の接着テ
ープ。 - 【請求項59】 前記接着テープが、ロール形態のテープを供給するように
螺旋状に巻き取られる請求項58に記載の接着テープ。 - 【請求項60】 前記ロールが、金属製切刃を具備するディスペンサに装着
される請求項59に記載の接着テープ。 - 【請求項61】 前記ロールが、プラスチック製切刃を具備するディスペン
サに装着される請求項59に記載の接着テープ。 - 【請求項62】 アイソタクチックポリプロピレン組成物を含みかつメルト
フローレートが少なくとも8である二軸配向基材を含み、プラスチック刃による
送出試験にしたがった切断時の支持体の切断エネルギが700N−cm/cm2
以下である接着テープ支持体。 - 【請求項63】 前記二軸配向基材が単層基材を含む請求項62に記載の接
着テープ支持体。 - 【請求項64】 前記二軸配向基材が多層フィルムを含み、該二軸配向基材
の合計厚さに対して、該二軸配向基材の厚さの少なくとも50%は、少なくとも
90%アイソタクチックポリプロピレンを含む請求項62に記載の接着テープ支
持体。 - 【請求項65】 前記層の第1の複数の層のそれぞれが少なくとも90%ア
イソタクチックポリプロピレンを含み、該第1の複数の層が、前記二軸配向基材
の合計厚さの少なくとも50%を占める請求項64に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項66】 前記二軸配向基材の重量平均分子量が少なくとも100,
000g/モルである請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項67】 前記プラスチック刃による送出試験にしたがった切断時の
前記支持体の伸び率が4%以下である請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項68】 前記支持体の引張破断伸び率が40%〜170%である請
求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項69】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも12
である請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項70】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが少なくとも20
である請求項69に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項71】 前記二軸配向基材のメルトフローレートが8〜100であ
る請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項72】 前記ポリプロピレン組成物の重量平均分子量が少なくとも
100,000g/モルである請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項73】 前記ポリプロピレン組成物のアイソタクチシティが約90
%を超える請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項74】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも8である請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項75】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも12である請求項74に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項76】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが少なく
とも20である請求項75に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項77】 前記ポリプロピレン組成物のメルトフローレートが8〜1
00である請求項74に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項78】 前記ポリプロピレン組成物が、第1のメルトフローレート
を有する第1のアイソタクチックポリプロピレンと、該第1のメルトフローレー
トを上回る第2のメルトフローレートを有する第2のアイソタクチックポリプロ
ピレンとの配合物を含む請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項79】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜8.0であり
、前記第2のメルトフローレートが少なくとも8.0である請求項78に記載の
接着テープ支持体。 - 【請求項80】 前記第2のメルトフローレートが少なくとも50である請
求項79に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項81】 前記第2のメルトフローレートが約150以下である請求
項79に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項82】 前記第1のメルトフローレートが約0.5〜5である請求
項81に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項83】 前記第1のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくとも
350,000であり、前記第2のポリプロピレンの重量平均分子量が少なくと
も100,000である請求項78に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項84】 前記二軸配向基材が、少なくとも36:1の最終面積延伸
比に配向されている請求項62に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項85】 前記二軸配向基材が同時二軸配向されている請求項84に
記載の接着テープ支持体。 - 【請求項86】 前記二軸配向基材が逐次二軸配向されている請求項84に
記載の接着テープ支持体。 - 【請求項87】 前記支持体上に接着剤層をさらに含む請求項62に記載の
接着テープ支持体。 - 【請求項88】 前記接着剤が感圧接着剤を含む請求項87に記載の接着テ
ープ支持体。 - 【請求項89】 前記接着テープが、ロール形態のテープを供給するように
螺旋状に巻き取られる請求項88に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項90】 前記ロールが、金属製切刃を具備するディスペンサに装着
される請求項89に記載の接着テープ支持体。 - 【請求項91】 前記ロールが、プラスチック製切刃を具備するディスペン
サに装着される請求項89に記載の接着テープ支持体。
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