JP2002529331A - 押し下げ動作で解放可能なロック装置を備えた容器 - Google Patents

押し下げ動作で解放可能なロック装置を備えた容器

Info

Publication number
JP2002529331A
JP2002529331A JP2000582151A JP2000582151A JP2002529331A JP 2002529331 A JP2002529331 A JP 2002529331A JP 2000582151 A JP2000582151 A JP 2000582151A JP 2000582151 A JP2000582151 A JP 2000582151A JP 2002529331 A JP2002529331 A JP 2002529331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container according
locking device
container
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000582151A
Other languages
English (en)
Inventor
ローラント デュルナー
マティアス ギーテンブルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mettler Toledo GmbH Germany
Original Assignee
Mettler Toledo GmbH Germany
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mettler Toledo GmbH Germany filed Critical Mettler Toledo GmbH Germany
Publication of JP2002529331A publication Critical patent/JP2002529331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L9/00Supporting devices; Holding devices
    • B01L9/54Supports specially adapted for pipettes and burettes
    • B01L9/543Supports specially adapted for pipettes and burettes for disposable pipette tips, e.g. racks or cassettes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L9/00Supporting devices; Holding devices
    • B01L9/06Test-tube stands; Test-tube holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2300/00Additional constructional details
    • B01L2300/04Closures and closing means
    • B01L2300/041Connecting closures to device or container
    • B01L2300/043Hinged closures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2300/00Additional constructional details
    • B01L2300/08Geometry, shape and general structure
    • B01L2300/0809Geometry, shape and general structure rectangular shaped
    • B01L2300/0829Multi-well plates; Microtitration plates

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Tubes (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 複数の実験室用器具を保管するための容器1は、壁7、8、10、11で囲まれた保管区画を有し、開口部1aの上方から手を入れることが可能であり、蓋14で閉鎖される。壁10と蓋14の少なくとも一つは、片手だけで押し下げることによってロックの解放とロックが可能なロック装置15によって連結されている。このロック装置15は、爪と係合するキャッチ要素20を備えたレバー16を有する。小さな区域21を押すとロック装置15が解放されるが、小さな区域の外側を押してもロック装置は係合したままである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、請求項1の主題による容器に関する。
【0002】
【背景技術】
この明細書において「実験室用器具」という語は最も一般的な意味に解釈され
るべきであり、キュベット、試験管、ピペットチップ、歯科用ドリルの刃先など
を含んでいる。これらの器具は、比較的密閉された容器に保管しなければならな
いが、実験室などの特殊な状況において、すぐに容器から取り出せるようにして
おく必要がある。オペレータは、しばしば片手で容器(現場では「ボックス」と
呼ばれる)を開けて中にあるものを取り出さなければならない。たとえば、ピペ
ットを片手で保持しながら、もう一方の手でボックスから取り出したチップをピ
ペットに嵌める必要がある。また、そのような容器またはボックスは、保持を要
する実験室用器具を直立状態で収容するためにかなり背の高い形状であるのに接
地面が小さいことが多いため、安定性を欠くことがある。
【0003】 したがって、本発明は、上記のタイプのボックスを不安定な状態でも簡単に使
用できるようにする一方、そのようなボックスに求められるあらゆる要件、特に
片手で開閉可能にするという要件を満足させることを課題としている。
【0004】
【課題解決手段】
本発明によれば、上記の課題は、請求項1記載の特徴を有する容器(ボックス
)によって解決される。このボックスの原理は、ボックスにかかる上から押し付
ける力は通常、ボックスが載っている固定された支持面にかかる力と連動すると
いうことであり、そのためボックスが倒れたり滑ったりする心配がない。上から
押し付ける力でロック装置によりボックスをロック、アンロックできるようにロ
ック装置を構成すれば、片手で確実に操作できる。実験室の環境においてユーザ
ーに使いやすくするためには、ロック装置が蝶番式のレバーを有し、レバーが少
なくとも一つの壁に設けられた係合爪に係合する係合要素に連結されていること
を要する。これは、片手でボックスを押し付けて開閉するという動作を最も簡単
に実現する構成である。
【0005】 好ましい実施例においては、ロック装置は、二つのアームを有するロックレバ
ーを有し、アームの一つは係合レバーであり、もう一つのアームはプッシュレバ
ーとして蓋の上方まで延び、押す動作でボックスをアンロックする所定の区域を
カバーする。
【0006】 さらに確実な閉鎖は、弾性要素を使用して、係合要素と係合爪が互いに係合す
る方向へレバーを押圧し、激しい上下動や振動などを受けてもボックスが不意に
開かないようにすることにより実現される。また、弾性要素を設けているため、
ロック装置は所定の区域外で上面あるいは外蓋を押し下げてカチッと確実に係合
する。したがって、ボックスを再び開けるためにはかなり強い力で押さねばなら
ないが、このことはユーザーにとって欠点ではなく好ましい特徴と考えられる。
【0007】 ボックスをさらに使いやすくするためには、ロック装置が押し下げる力を受け
て解放されたとき、少なくとも外蓋の一部を持ち上げる少なくとも一つの弾性要
素を用いればよい。そうすれば、押し下げる動作によりロック装置が解放される
とともに、外蓋が開くことになる。
【0008】 ボックスやキャニスターなどの容器の蓋自体は、公知である。この種の蓋を使
用する場合、蓋がすべての側で同時に確実に開閉されるように特別の手段を講じ
る必要があるが、このことで蓋が開かなくなるおそれがある。したがって、蓋を
蝶番装置で壁の一つに接続することが好ましい。
【0009】 蓋と壁をつなぐ蝶番装置を上記の弾性要素とともに使用する場合、少なくとも
一つの弾性要素を蝶番装置の近くに配置すると、ロック装置が解放されたとき、
蓋がポンとはね上がる。なぜなら、弾性要素は短いレバーアームを介して蓋に作
用するように非常に強力でなければならないからである。すでに述べたように、
この種のボックスは比較的不安定であるため、ガタンと揺れることは望ましくな
い。したがって、弾性要素と蝶番装置は、蓋の互いに反対側に配置することが好
ましい。
【0010】 また、弾性要素は、蝶番装置に接する両側面に配置してもよいが、製造上の観
点からは、弾性要素を蝶番装置と対向する側の中央に配置するのがより好ましい
【0011】 特に容器を上記の目的に用いる場合、貯蔵室への入口開口部と蓋との間をシー
ルすることは、多くの用途において有利である。このことは、蓋と、入口開口部
を囲む壁の縁に、迷路状に重なり合った状態にバッフルを形成すれば、基本的に
公知の方法で少なくとも部分的に実現する。もちろん、他の方法も可能であり、
たとえば輸送用ビン、容器、トレイ、バスケットなどの縁にぴったり嵌まり合う
ラバーシートのような弾性シール要素を、蓋が所定の位置にロックされたとき強
く押し下げる構造にしてもよい。しかし、やはり好ましいのは迷路状バッフルを
使用することである。なぜなら、多くの場合、ボックスの消毒や滅菌のために熱
を加えることが望ましいので、上記のような弾性シール要素の使用は適当でない
からである。
【0012】 消毒や滅菌を要する用途において、ボックスの入口開口部の区域に少なくとも
一つのロック装置を設けることにより、ボックスの保管区画に入るように設計さ
れ、実験室用器具を一つずつ収容する複数の区切りを有するトレイやバスケット
などのキャリアを、ボックスに固定することが好ましい。この構成により、すべ
ての器具を一緒にボックスから持ち上げて取り出し、滅菌用器具に収容したり、
トレイ上の試料の分析や混合を行う処理工程に進めたりすることが可能になるた
め、ボックスの清掃が簡単になる。
【0013】 上記の目的を達成するためには、蓋と壁をポリカーボネートなどの200℃ま
での温度に耐えうる耐熱性ポリマー材で形成することが、より好ましい。
【0014】 すでに述べたように、上記の種類のボックスは不安定な場合もあるが、小さな
スペースに複数のボックスを置くのが望ましいことがある。ボックスを所定の位
置に、より安定させて置くためには、ぞれぞれのボックスの向かい合う二つの壁
、特に蓋と床が、相補的に嵌まる突部と凹部を有し、隣接するボックス同士をし
っかり積み重ねるようにすることが好ましい。相補的に嵌まる突部と凹部を側壁
に設けることも考えられるが、その場合、ボックス同士が互いにしっかり固定さ
れるように突部と凹部が噛み合う歯形を有する必要がある。このような歯形を形
成するには製造工程がより複雑になるので、上記のようにボックスの蓋と床に突
部と凹部を設けるほうが好ましい。
【0015】 以下に、図面に示した実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。図面で
は、本発明を概略的に図示している。
【0016】
【実施形態】
図1は、ピペットチップ2のような小さな実験室用器具を収容する容器1を示
す。ピペットチップ2は、そのような小さな実験室用器具を一つずつ収容するた
めの小さなスペースを形成する仕切壁4を有するキャリア(輸送用ビンまたはバ
スケット)3に収容されている。ビンまたはバスケット3は、耐熱性ポリカーボ
ネートやポリスルホネートのようなポリマー材料から成り、両側に弾性フラップ
5が一体に形成され、フラップは外方に面した係合爪6を有している。ビンまた
はバスケット3がボックス1内にあるとき、係合爪6は側壁7内側の固定爪6a
(図2)とロック係合して、ビンまたはバスケットをボックスにしっかり固定す
るが、(弾性フラップ5を内側へ押し込むことにより)解放可能である。ビンま
たはバスケット3がいわゆるトレイ(この図の場合、ピペットチップのキャリア
3)で、通常その内容物とともに消毒装置の中に置かれる場合、耐熱性ポリマー
材料で形成することが特に重要である。さらに、消毒や滅菌のために熱処理され
るボックス1あるいは少なくともボックス1の一部をポリカーボネートやポリス
ルホネートのような耐熱性ポリマー材料で製造するのが好ましい。この種のポリ
マーは普通、約200℃の温度に損傷を受けることなく耐えうる。
【0017】 図2に示すように、キャリア3をボックス1の床面8から離して配置するのが
好ましい。そのためには、キャリア3をパッド9に載せて支持すればよい。パッ
ド9は、ボックス1の対向位置にある壁すなわち前壁10と後壁11に設けた二
つの隆起部として形成するのが好ましい。しかし、パッド9は、床面8から突出
したあるいは盛り上がった少なくとも一つの隆起部、たとえば床面8にいくつか
設けてもよい。いずれの場合も、キャリア3はボックス1内で、上側は係合爪6
と固定爪6aによって、下側はパッド9によって、ほぼ固定される。
【0018】 図2Aに示すように、キャリア3がプレート状であり、バスケット状ではない
場合、ボックス1は壁の内側から突出した複数の隆起部9aを有する構成として
もよい。この場合キャリア3は隆起部9aの上端9bに載ることになる。隆起部
9aは、壁の内側と一体に形成してもよい。
【0019】 図1に示すように、ボックス1は少なくとも三本の脚12を有し、図示した実
施例には脚12が四本(見えているのは三本)あり、蓋14に凹部13が設けら
れている。凹部13には、蓋14の上面に置かれた別のボックス1の脚12が嵌
まり、複数のボックス1を積み重ねられるように形成されている。
【0020】 実験室用器具はしばしば、シールされた状態でボックス1に収容可能であるこ
とが要求される。この要求を満足するには、蓋14の下面14aに好ましくは弾
性のシール材料を配し、シール材料がキャリア3の縁部3aの少なくとも上面に
当接するようにしてもよい。あるいは、平らなシールプレートを下面14aのほ
ぼ全体に広がるように形成してもよい。しかし、迷路状バッフルを蓋14と壁7
、10、11の間に形成すれば、より簡単かつ十分である。このことは、図2に
示すように縁部を重ね合わせることにより達成できる。図2には、蓋14の縁部
14bと、壁10の縁部10aを重ね合わせた状態を示す。図1が示すように、
重ね合わせられた縁部は、側壁7の上端に沿って延びている。残りの隙間をシー
ルする追加の手段は、ロック装置について述べる以下の説明において明らかにす
る。
【0021】 図1と図3に示すロック装置15は、回動軸17を中心に回動するロックレバ
ー16を有している。ロックレバー16は、図2と図3にも示す。回動軸17は
、ロックレバー16と一体に形成された軸受部18(図2)で適当に保持されて
いる。ロックレバー16はその自由端側に、爪19を設けたボックス1の前壁1
0の方に向いた係合爪20を有する。もちろん、突出した爪19に代えて壁10
に凹部か開口部を設けても同じ効果を得られる。しかし、開口部はシールしなけ
ればならないので、突出した爪19を設けるほうが好ましい。同様に、係合爪2
0を壁10の側に設けてもよいが、ロック装置15のロックレバー16に設ける
ほうが好ましい。
【0022】 実験室内の作業に関する特殊な条件を考慮した場合、ロック装置15は、片手
で押し下げることによって開閉可能な構造にすると有利である。この構成の有利
さは、オペレータが片手にピペットか歯科用ドリルを持ち、他の手でピペットチ
ップかドリルの刃先をボックスから取り出す様子を想像するだけでわかる。
【0023】 片手での作業を可能にするため、本発明による好ましい実施例では、ロックレ
バー16にプッシュレバー21を連設し、それらにより回動軸17の周囲を回動
するL字形のレバーを形成している。図2に示すように、プッシュレバー21は
板ばね22の力に抗して操作される。板ばね22は、実施例においては、蓋14
の材料から一体に形成され、薄肉部分(ポリマー材料が弱くなる真っ直ぐな狭い
部分、この実施例では溝)23を介して蓋14の主部に連結する平らな部分を構
成している。摩擦を減らすため、プッシュレバー21は、突部21aだけで板ば
ね22を押す。板ばね22は、時計回りに(図2)プッシュレバー21を押し返
し、壁10に向かって湾曲した係合爪20を有するロックレバー16を爪19の
方向へ付勢する。ロック装置15の小さな区域すなわちプッシュレバー21を押
すことにより、係合爪20が後退し、蓋14と壁10の連結が解放される。より
確実にシールするためには、板ばね22を壁部分14cで支持すると効果的であ
る。壁部分14cは、図2に示すように傾斜しており、ロックレバーの押し下げ
量を制限するストッパとして機能する一方、ロック装置15と蓋14の間の隙間
24をカバーするバッフルの役目も果たす。他のすべての隙間は、傾斜したロッ
クレバーを比較的幅広に形成すれば効果的にカバーされる。蓋14のロックや閉
鎖も、片手で押し下げる動作で可能である。すなわち、蓋14の上面を押し下げ
るか、L字形ロックレバー15の前端部つまりプッシュレバー21の小さな区域
の外側を押し下げればよい。押し下げた結果、図2に示すように、板ばね22の
付勢力により係合爪20は、爪19の後ろ側にあるロック位置にパチッと嵌まる
【0024】 さらに便利な特徴として、蓋14を壁7、10、11から自動的に持ち上げる
ためには、蓋14をボックス1から取り外し不能とし、ボックス1の後壁に回動
軸25を有する蝶番式に取り付ければ有利である。蝶番にできる隙間28を閉鎖
するためには、蝶番装置に、上方へ巻き上げた密閉用薄板26と下方へ突出した
薄板27を備えるとよい。別の蝶番装置25’、26’、27’を図2Aに示す
。蝶番装置25’、26’、27’は、後壁11の突部27’に保持された軸2
6’で回動自在に支持された蓋14の一体に形成された突部25’から成る。蝶
番式の蓋14には飛び出し型のばねのような弾性要素を用いてもよく、それによ
り、上記の押し下げ動作で蓋14のロックが外れると少なくとも蓋14の一部が
開く。原理的に言えば、このことは蝶番装置25、26、27においても少なく
とも一つの角ばねを用いれば達成できる。しかし、角ばねの脚によって形成され
るレバーアームが短いことを考慮すると、ばねは、蓋14を持ち上げるのに十分
な強度を有する構造でなければならず、蓋14が突然激しく開くおそれがある。
これは不便であるばかりか、ボックス1の接地面が小さい割りに背が高い場合、
ボックス1がひっくり返ることもある。
【0025】 それゆえ、蓋14において蝶番装置25、26、27を設けた側の反対側に弾
性要素を配置し、弾性要素が(蝶番の軸25に比較して)長いレバーアームと協
働するように構成するのが好ましい。弾性要素は、蝶番装置25、26、27に
対向する側の中央に、すなわちロック装置15の区域に配置すると、特に好まし
い。しかし、ロック装置15を面の中央に配置する構成をとれば明らかにボック
スの取扱いが容易になるとは言え、本発明はそのような中央配置の構成に限定さ
れない。なぜなら、二つのロック要素を並列する構成をとるか、対称を成すよう
配置された複数のロック装置15に単一の作動要素を用いる構成をとるか、いず
れかを選択することになるからである。上記の弾性要素の機能を有する板ばね2
9を、図2は概略的に示し、図3はより明確に示している。
【0026】 図3は、蓋14の前壁14dの方向から見た実施例を示す。図示したように、
蓋14は、弾性要素を構成する板ばね29を保持する少なくとも一つ(図3の実
施例では二つ)のスロット30を有する。蓋14を持ち上げるための弾性要素は
、場合により、追加のばねか、縁部3a(図2)に圧縮され、ロック装置15が
解放されたとき蓋14を持ち上げる力を生じる働きをすることが明らかな前述の
弾性シールのような追加の弾性要素を含んでいてもよい。
【0027】 スロット30は十分な深さを有し、板ばね29は、蓋14が閉じておりボック
ス1の主部にロックされている状態で、少なくとも部分的にスロット30の中に
入るように適当な寸法になっている。スロット30が短すぎると、板ばね29は
弾性的に曲がってたわむ。板ばね29をスロット30に挿入して取り付けること
は、製造上の観点からは、極めて簡単である。板ばね29は明らかに、上記の板
ばね22と類似のしかたで、すなわち、蓋14と一体に形成され、肉薄部分(要
素23と類似した部分)から成る弾性蝶番を介して蓋14に連結された平らな材
料部分として、製造してもよい。
【0028】 ロック装置15は、蓋14に取り付けた二本のアームを有するL字形レバーと
することが好ましいが、図5に基づいて以下に説明する単純なロックレバーとし
てもよい。別の構成は、図4Aと図4Bに基づいて説明する。同一の機能を有す
る要素には、これまでに述べた図面と同一の参照番号を付す。また、類似の機能
を有する要素には、番号に英小文字かプライム記号(’)を追加する。
【0029】 上記の構成に似た構成として、図4Aは、軸17を中心に回動して爪19に係
合する係合爪20を有するロックレバー16aを示す。ロックレバー16aは、
レバー21’を押圧するラバークッション22aの弾性力により時計回りに付勢
され、ロック状態になる。レバー21’はロックを簡単に解除するために用いる
には短すぎるので、ボックス1はキーのような手段で開ける。キーの形状は、図
4Bがより明確に示している。キー31は、ばね材料から成り、折れ曲がった状
態に形成されたばね部分31bを備えたほぼ直線状の作動部31aを有する。
【0030】 図4Bが示すように、ロックレバー16aは、キー31が嵌まるように挿入ス
ロット33が形成された凹部32を有する。キー31をスロット33に力を入れ
ずに挿入すると、キー31の横アーム31cがスロット33の狭い部分33aの
縁部で止まるので、キー31がスロット33に挿入されてもロックは解放されな
い。この状態を図4Aに示す。しかし、弾性的に曲がるキー31をスロット33
の狭い部分33aから広い部分33bへ押し込むと、キー31の先端が蓋14の
前壁14dに達する。キー31の上部をさらに押し込むと、ロックレバー16a
に弾性力が作用して、係合要素19と20の係合を解放する。
【0031】 図5の実施例において、ロックを解放するための小さな区域は、下面14aの
下方へ延びて軸17を中心に回動するレバー21cに作用する押しボタン21b
から成る。レバー21cは、L字形に曲がったレバーの一部であるロックレバー
16に連結している。押しボタン21bは、たとえば解放可能なねじ部で胴部2
1eに取り付けられる。胴部21eは、蓋14の凹部に嵌まったフランジ状脚2
1dを有する。L字形レバー16、21cのロック動作を行う弾性要素は、蓋1
4の突部35のスロット34に挿入され、たとえば図5が示す適当な形状にプレ
ス加工などの適当な方法で所定の位置に保持された板ばね22bから成る。
【0032】 本発明の範囲内でさまざまな変形例が考えられる。たとえば、図4Bが示すよ
うな種類のキーを用いて、二つの独立した可動レバー、すなわちロックレバーと
プッシュレバーを連結し、プッシュレバーに偶然触れても蓋が直ちに開かないよ
うにしてもよい。この場合、キーがスロットの広い部分33bのロック解放位置
にないかぎり、プッシュレバーの傾斜させる動きはロックレバーまで伝達されな
いからである。二つのレバーは互いにキーにより連結されているため、一方のレ
バーの動きがもう一方のレバーに伝達されるのはキーがロック解放位置にあると
きだけである。
【0033】 さらに、図示した実施例では、ロックレバーと爪が係合しているが、他の解放
可能な係合手段を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるボックスの斜視図。
【図2】 図1の線II-IIに沿った垂直面における断面図(輸送用ビンあるいはバスケット
の中間壁は省略)。
【図2A】 ボックスの別の断面図。
【図3】 図1と図2の矢印IIIの方向から見たボックスの蓋とロック装置の正面図。
【図4A】 本発明によるロック装置の別の実施例を示し、図2に対応するロック装置の部分
断面図。
【図4B】 本発明によるロック装置の別の実施例を示し、図2に対応するロック装置の動作
を示す拡大斜視図。
【図5】 本発明による第三の実施例を図4A同様に示す断面図。
【符号の説明】
1 容器 1a 開口部 14 蓋 15 ロック装置 16 ロックレバー 20 係合爪 21 プッシュレバー
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月8日(2001.1.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Im Langacher, CH−8606 Greifensee,Switzer land (72)発明者 ギーテンブルフ マティアス スイス ツェーハー8107 ブーフ オーベ ルドルフシュトラーセ 30 Fターム(参考) 3E006 AA02 BA01 CA01 DA04 DB03 3E084 AA05 AA14 BA01 CA02 CB03 DA03 DB14 FA06 FD03 GA06 GB06 GB26 LA18 4G057 AE15 AE21 AE22 AE23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁7、8、10、11で囲まれ開口部1aの上方から手を入
    れられる保管区画と、上記保管区画を閉鎖する蓋14と、押す動作によってロッ
    クの解放および上記蓋14と少なくとも一つの壁10とのロックを可能にしたロ
    ック装置15から成る容器において、上記ロック装置15が、回動軸17に軸着
    され、上記少なくとも一つの壁10の爪19に係合する係合爪20が形成された
    ロックレバー16を有し、上記ロック装置が小さな区域21、21b、31aを
    有し、加えられた押圧力が上記小さな区域21、21b、31aから上記ロック
    レバー16に伝わり、上記押圧力により上記蓋14と上記壁10とのロックを直
    接的に解放することを特徴とし、さらに上記小さな区域21、21b、31a近
    傍の区域に同一の方向に加えられ上記ロック装置15を超えて上記蓋14まで届
    く押圧力が上記ロックレバー16を間接的にロック位置へ動かし、上記壁10と
    上記蓋14をロック状態で係合させることを特徴とする複数の実験室用器具2を
    保管するための容器。
  2. 【請求項2】 上記ロックレバー16が、上記蓋14の縁部において回動自
    在に支持された二本のアームを有するレバーとして形成され、上記二本のアーム
    の一方が上記係合爪20を有し、他方21または21cが上記加えられた押圧力
    を上記レバー16へ直接伝達することを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 上記二本のアームの上記他方が上記蓋14の上方に延び、プ
    ッシュレバー21として機能する上記小さな区域を形成することを特徴とする請
    求項2記載の容器。
  4. 【請求項4】 上記ロック装置15が中央位置、特に上記蓋14に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の容器。
  5. 【請求項5】 上記ロックレバー16が弾性要素22、22a、22bによ
    り係合爪20が爪19と係合する方向へ付勢されることを特徴とする請求項1記
    載の容器。
  6. 【請求項6】 上記弾性要素が、上記蓋14に連結された板ばね22、22
    bであることを特徴とする請求項5記載の容器。
  7. 【請求項7】 上記板ばね22が上記蓋14の材料から平らな部分として形
    成され、肉薄に形成された材料部分23を介して上記蓋14と一体に形成されて
    いることを特徴とする請求項6記載の容器。
  8. 【請求項8】 上記板ばね22と上記蓋14の残りの部分にできた隙間が、
    適当な幅に形成されたレバー16、21により外側から少なくとも部分的にカバ
    ーされることを特徴とする請求項7記載の容器。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの弾性要素29が、上記ロック要素15、1
    5aが押されたとき上記蓋14を少なくとも部分的に開けるように設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の容器。
  10. 【請求項10】 上記蓋10が、蝶番装置25−27、25’−27’を介
    して上記壁の一つ11に連結されていることを特徴とする請求項1記載の容器。
  11. 【請求項11】 上記弾性要素29が、上記蝶番装置25−27、25’−
    27’に対して上記蓋14の反対側に配置されていることを特徴とする請求項9
    と10記載の容器。
  12. 【請求項12】 上記弾性要素29が上記蝶番装置25−27、25’−2
    7’に対向する側のほぼ中央に配置されていることを特徴とする請求項11記載
    の容器。
  13. 【請求項13】 上記蓋14が、上記弾性要素29の少なくとも一部を形成
    する板ばねを保持する少なくとも一つの挿入スロット30を有することを特徴と
    する請求項9記載の容器。
  14. 【請求項14】 上記保管区画の開口部1aと上記蓋14の間をシールして
    いることを特徴とする請求項1記載の容器。
  15. 【請求項15】 上記シールの少なくとも一部が、上記蓋14と、上記開口
    部1aを形成している上記壁7、10、11とに、互いに迷路状に重なり合う縁
    部10a、14bとして構成されていることを特徴とする請求項14記載の容器
  16. 【請求項16】 上記保管区画に入るように設計され、上記実験室用器具2
    を一つずつ収容する複数の区切りを有するキャリア3、3’をロックするために
    、少なくとも一つのロック装置6、6aを上記開口部1aに設けたことを特徴と
    する請求項1記載の容器。
  17. 【請求項17】 上記蓋14と上記壁7、8、10、11の少なくとも一部
    が、耐熱性ポリマー材、特にポリカーボネートやポリスルホネートから成ること
    を特徴とする請求項1記載の容器。
  18. 【請求項18】 向かい合う二つの壁、特に壁8と蓋14の一方が相補的な
    形状を有する複数の凹部13を、他方が複数の突部12を有し、二つ以上の容器
    1を互いに上下にしっかり積み重ねうるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の容器。
JP2000582151A 1998-11-12 1999-11-11 押し下げ動作で解放可能なロック装置を備えた容器 Pending JP2002529331A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19852165.0 1998-11-12
DE19852165A DE19852165A1 (de) 1998-11-12 1998-11-12 Box
PCT/IB1999/001821 WO2000029113A1 (de) 1998-11-12 1999-11-11 Behälter mit einem durch druckbetätigung auslösbaren verschluss

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002529331A true JP2002529331A (ja) 2002-09-10

Family

ID=7887540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000582151A Pending JP2002529331A (ja) 1998-11-12 1999-11-11 押し下げ動作で解放可能なロック装置を備えた容器

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1128907B1 (ja)
JP (1) JP2002529331A (ja)
CN (1) CN1326380A (ja)
AT (1) ATE235316T1 (ja)
AU (1) AU6484099A (ja)
DE (2) DE19852165A1 (ja)
HK (1) HK1042267A1 (ja)
WO (1) WO2000029113A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011066217A2 (en) * 2009-11-30 2011-06-03 Plano Molding Company Container assembly
JP2011242302A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Srl Inc 検体ラック及び分割ラック
CN110302857A (zh) * 2019-07-19 2019-10-08 青岛市中心血站 一种基于检验科使用的化验试管收集设备
JP2019536619A (ja) * 2016-11-14 2019-12-19 エッペンドルフ アクチエンゲゼルシャフトEppendorf AG ピペット・チップ供給装置
JP2022172998A (ja) * 2021-05-07 2022-11-17 余慶河 密閉効果が良い容開封性密閉容器
JP7462052B2 (ja) 2020-01-07 2024-04-04 インテグラ バイオサイエンシーズ アーゲー ピペットチップラックシステム

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6875405B1 (en) * 1999-02-01 2005-04-05 Matrix Technologies Corporation Tube rack
FI20031302A0 (fi) * 2003-09-11 2003-09-11 Thermo Labsystems Oy Kärkiteline
JP5160725B2 (ja) * 2004-11-02 2013-03-13 シスメックス株式会社 チップラックおよびチップ組立品
KR20130029128A (ko) * 2010-07-23 2013-03-21 베크만 컬터, 인코포레이티드 실시간 pcr용 용기
DE102010035840B4 (de) * 2010-08-30 2012-05-24 Rixen & Kaul Gmbh Flechtkorb
DE102012105641A1 (de) 2012-06-27 2014-01-02 Nipro Sterile Glass Germany AG Vorrichtung zum Aufbewahren und/oder Transportieren einer Mehrzahl von Verpackungsbehältern
CN102923382A (zh) * 2012-11-06 2013-02-13 无锡耐思生物科技有限公司 移液枪枪头盒子的锁紧结构
US9114368B2 (en) 2013-03-08 2015-08-25 Cornelius, Inc. Batch carbonator and method of forming a carbonated beverage
JP6129403B2 (ja) * 2013-04-04 2017-05-17 コーネリアス インコーポレイテッド シール・泡止め器具
US10785996B2 (en) 2015-08-25 2020-09-29 Cornelius, Inc. Apparatuses, systems, and methods for inline injection of gases into liquids
US10477883B2 (en) 2015-08-25 2019-11-19 Cornelius, Inc. Gas injection assemblies for batch beverages having spargers
USD888280S1 (en) 2018-03-29 2020-06-23 Biotix, Inc. Pipette tip tray
JP6694486B2 (ja) 2018-03-29 2020-05-13 バイオティクス, インコーポレイテッド 剛性を高められたピペットチップトレイ
US11040314B2 (en) 2019-01-08 2021-06-22 Marmon Foodservice Technologies, Inc. Apparatuses, systems, and methods for injecting gasses into beverages
USD923816S1 (en) 2019-03-20 2021-06-29 Biotix, Inc. Pipette tip tray
KR20200134468A (ko) 2019-05-22 2020-12-02 현대자동차주식회사 차량용 요소수주입구 오픈 장치
CN114392784B (zh) * 2021-12-07 2023-03-21 华南师范大学附属中学 一种理化实验室用的防摔试管架组件

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2816894A1 (de) * 1978-04-14 1979-10-18 Siemens Ag Kastenfoermiger foerderbehaelter eines elektrisch angetriebenen foerderwagens mit einem verriegelbaren deckel
US4314651A (en) * 1980-10-31 1982-02-09 The Mead Corporation Flexible plastic closure mechanism and container
DE8618905U1 (de) * 1986-07-15 1986-08-28 fischerwerke Artur Fischer GmbH & Co KG, 7244 Tumlingen Aufbewahrungsbehälter für Magnetbandkassetten
DE8620007U1 (de) * 1986-07-25 1986-10-02 Foha Gesellschaft mbH, Traun Aufnahmebehälter für scheibenförmige Tonträger
KR950013519B1 (ko) * 1987-04-13 1995-11-08 가부시키가이샤 니프코 슬라이드식의 상자형 물품용 수납장치
IT1220255B (it) * 1988-03-07 1990-06-06 Giorgio Pestuggia Contenitore modulare per scatole di disco comaptto singole e/o doppie a setti divisori abbassabili e ad espulsione comandabile a pulsante con l'ausilio di molle di flessione
DE4038324A1 (de) * 1990-11-30 1992-06-04 Happich Gmbh Gebr Behaeltnis, wie ascher, ablagefach o. dgl. insbesondere fuer fahrzeuge
DE9105431U1 (de) * 1991-05-02 1991-06-27 Optik Paradies Suchy GmbH, 8000 München Behältnis, insbesondere Brillenetui
DE9200369U1 (de) * 1992-01-15 1992-03-26 Jos. Weber GmbH + Co. KG, 6340 Dillenburg Kleinbehälter mit Verschlußdeckel
DE9215964U1 (de) * 1992-11-24 1994-05-11 Spyrka, Peter, 80539 München Verpackung
DE4318876A1 (de) * 1993-06-08 1994-12-15 Technotrans S A Verpackungseinheit für mit Pipettenspitzen bestückten, zum Einsatz in autoklavierbaren Behältern bestimmten, einen Randflansch aufweisenden Lochplatten
US5441702A (en) * 1993-09-21 1995-08-15 Rainin Instrument Co., Inc. Refill pack for pipette tip racks
DE9408948U1 (de) * 1994-06-01 1994-08-11 Fritz Schäfer GmbH, 57290 Neunkirchen Lager- und Transportkasten
US5660299A (en) * 1996-03-19 1997-08-26 Harvey; Allen W. Compartmented cooler
US6264902B1 (en) * 1996-06-28 2001-07-24 Johnson & Johnson Medical, Inc. Instrument sterilization container having an improved latching mechanism
US5715939A (en) * 1996-09-20 1998-02-10 Yun-Ming; Kwang Portable disk storage box for high capacity diskettes
DE29700314U1 (de) * 1997-01-10 1998-05-14 Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co Kg, 72178 Waldachtal Aufbewahrungsvorrichtung für vorzugsweise mehrere Compact Discs
DE29701969U1 (de) * 1997-02-05 1997-03-27 Ing. Alfred Häner GmbH, 51702 Bergneustadt Lagerkasten mit unterer Schwenkachse der Entnahmeklappe
DE19742493C1 (de) * 1997-09-26 1999-02-18 Eppendorf Geraetebau Netheler Magazin für Pipettenspitzen

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011066217A2 (en) * 2009-11-30 2011-06-03 Plano Molding Company Container assembly
WO2011066217A3 (en) * 2009-11-30 2011-09-29 Plano Molding Company Container assembly
JP2011242302A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Srl Inc 検体ラック及び分割ラック
JP2019536619A (ja) * 2016-11-14 2019-12-19 エッペンドルフ アクチエンゲゼルシャフトEppendorf AG ピペット・チップ供給装置
CN110302857A (zh) * 2019-07-19 2019-10-08 青岛市中心血站 一种基于检验科使用的化验试管收集设备
JP7462052B2 (ja) 2020-01-07 2024-04-04 インテグラ バイオサイエンシーズ アーゲー ピペットチップラックシステム
JP2022172998A (ja) * 2021-05-07 2022-11-17 余慶河 密閉効果が良い容開封性密閉容器

Also Published As

Publication number Publication date
DE19852165A1 (de) 2000-05-18
EP1128907B1 (de) 2003-03-26
HK1042267A1 (zh) 2002-08-09
EP1128907A1 (de) 2001-09-05
WO2000029113A1 (de) 2000-05-25
AU6484099A (en) 2000-06-05
CN1326380A (zh) 2001-12-12
DE59904782D1 (de) 2003-04-30
ATE235316T1 (de) 2003-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002529331A (ja) 押し下げ動作で解放可能なロック装置を備えた容器
US5641065A (en) Medical instrument soaking, transporting and storage container
US6874634B2 (en) Variably stackable sterilization tray system
US6875405B1 (en) Tube rack
US20020162841A1 (en) Single action latch
US5415846A (en) Plastic autoclave tray and lid combination
US6863175B2 (en) Locking container
US20030116572A1 (en) Sealing cover for a container
EP0611167B3 (en) Closure device
US20130256164A1 (en) Disk holding device
JP2010524787A (ja) ロック付き容器用機能制限クリップ
US6443300B1 (en) Multi-disc package with disc-locking straps
CA2227832A1 (en) Cd-cassette with holder
US8783494B2 (en) Sharps container
US20080023361A1 (en) Disk holding device
EP2386496A3 (en) Container having a hinged lid and a lid locking mechanism
JP3708327B2 (ja) 気密性容器
US20230338105A1 (en) Sterilization Container And Latch
JP3719480B2 (ja) 気密性容器
CN213110274U (zh) 一种医用收纳盒
CN211647721U (zh) 一种锁扣以及具有该锁扣的医疗器械盒
CN212025309U (zh) 分析仪
JPH0630105Y2 (ja) コンパクト容器
JP5403908B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP2009083902A (ja) 家庭用薄葉紙収納容器及び薄葉紙包装体