JP2002528227A - 改良されたフラップ配置を備えたラップした生理用ナプキン - Google Patents

改良されたフラップ配置を備えたラップした生理用ナプキン

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JP2002528227A JP2000579160A JP2000579160A JP2002528227A JP 2002528227 A JP2002528227 A JP 2002528227A JP 2000579160 A JP2000579160 A JP 2000579160A JP 2000579160 A JP2000579160 A JP 2000579160A JP 2002528227 A JP2002528227 A JP 2002528227A
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adhesive
wrapping material
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ヒルシュ、ウベ・トーマス・ミヒャエル・ホルスト
ボルバッハ、マルクス
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Abstract

(57)【要約】 この発明は生理用ナプキンに係り、とくにサイドフラップ(28)を有する生理用ナプキンに関する。もっと特定すると、この発明は着用者による第一回使用に先立ってこのような生理用ナプキンをパッケージしまた処理することに向けられている。クレームされかつ記述されている生理用ナプキンはサイドフラップ(28)を備えている。この生理用ナプキン(20)は個別にラップされて、配置補助品によって維持されている、ある使用前構成で提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、生理用ナプキン、とくにサイドフラップを有する生理用ナプキン
に関する。より特定すると、この発明は、着用者による使用に先立って、このよ
うな生理用ナプキンのサイドフラップの配置と、取扱い方と、個別のラッピング
(たたみ方)と、パッケージに入れることを意図している。
【0002】
【従来の技術】
膣からの放出物を集めるために使用される生理用ナプキンと、特定の実施形態
としてサイドフラップ(side flap)を有するものとはこの分野で周知であり、
大量生産対象製品である。例えば、US 4,589,876とUS 4,687,478とはサイドフラ
ップを備えた好ましい生理用ナプキンを開示しており、これは汚損防止と下着の
中での安定な設定とを改良している。
【0003】 出荷と販売については、生理用ナプキンは一般にパッケージに入れられる。と
りわけ、経済的な理由でこの種のパッケージ(少くとも1つの生理用ナプキンを
含むものとする)は小寸法であることが望まれる。この利点のために、サイドフ
ラップはUS 4,701,178が教示するようにバックシートの上に折られるようにでき
たり、あるいはWO 91/16873が教示するようにトップシートの上に折られるよう
にできる。
【0004】 生理用ナプキンは、他のパッケージ用手段からは独立して、個別のパッケージ
を作るために、ラッピング材料を用意されていてもよい。このような個別にパッ
ケージとされた生理用ナプキンは、例えばWO/91/18574に開示されている。一般
に、このような実施形態で使用されるラッピング材料は薄いプラスチックのシー
トであり、例えばポリエチレンで作られている。このようなラップされた生理用
ナプキンはしばしば使用者によって個々に、例えばハンドバックに入れて、持ち
運ばれる。このような輸送環境では、ラッピング材料が破損を蒙り、例えばハン
ドバッグ内で持ち運ばれている他の物品との接触時に破損される。
【0005】 使用者にとっては、例えばサイドマージンに近い、生理用ナプキンのどこか一
部が損傷を蒙ったとか、衛生管理状態が影響されているということは受入れられ
ることであるかもしれないが、生理用ナプキンの中央部分が影響を受けていて、
いうなればここで接触部分(コンタクトポーション)と呼んでいる着用者の性器
と接触がとられる部分がこんなふうになっていることは一般に受入れられないも
のとなろう。
【0006】 生理用ナプキンがプラスチックのラッピング材料と一緒に提供されるときには
、したがって、接触部分の追加の保護を必要とする。この追加の保護は生理用ナ
プキンへの機械的な衝撃(インパクト)に関して特に効果的でなければならない
【0007】 とくに接触部分においてよりよい機械的保護を達成するためには、そこは別な
ラッピング材料の利用を一般には必要とすることになる。例えば、より厚いラッ
ピング材料の利用は機械的にもたらされる損傷に対してよりよい保護を生じさせ
ることになる。しかしながら、これは材料費がより嵩むことになる。さらに、パ
ッケージング材料が捨てられ量を増す結果となって、エコロジィの理由から望ま
しくない。
【0008】 WO 91/16873は生理用ナプキンの使用前にサイドフラップを備えた生理用ナプ
キンの保護についてのやり方を開示している。サイドフラップをトップシートの
上に折ることによって、トップシートの重なった部分の保護が達成される。この
サイドフラップは例えばブリッジを作っているレリーズ紙を使用することによっ
てその重なっている部分に保持され、そこは両方のサイドフラップ上の粘着物部
分と接触がとられている。
【0009】 しかしながらサイドフラップの使用前構成によるだけでの生理用ナプキンの保
護は、ときとして不十分である。典型的なのは、トップシート上に折重ねるとき
に、サイドフラップはトップシートの一部分だけを覆い、生理用ナプキンの他の
部分を覆わない。さらに、サイドフラップは例えば液体とかダスト(ほこり)と
いった影響(インパクト)に対する保護だけに限定されてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
好ましい使用前構成は、トップシートの上へのサイドフラップの折りかえしを
ある種の生理用ナプキン実施形態について備えているが、所望の保護効果は使用
前構成によって達成されており、例えばバックシート上への折りかえしを備える
ものである。
【0011】 この発明は生理用ナプキンを適用する際の取扱いの便利さをさらに改善するも
のである。一般に生理用ナプキンのバックシートとサイドフラップのバックシー
トとは、生理用ナプキンの取付けのための粘着性部分(アドヒーシブポーション
)と下着へのサイドフラップの取付けのための粘着性部分とを備えていて、使用
前にはそれが多数のレリーズペーパーによって覆われている。ユーザは一般にこ
のレリーズ手段を先ずはパンティ固定用粘着剤のためのものから取外して、物品
を下着の上に置き、次にサイドフラップ粘着剤用のレリーズ手段を取外してサイ
ドフラップを下着に取付ける。
【0012】 サイドフラップ上のこのような粘着剤が存在することによる問題はサイドフラ
ップが自体の上や、生理用ナプキンの他の部分上や着用者の肌等に、あるいはこ
ういったものの全部にくっついてしまう傾向があって、生理用ナプキンが着用者
にとってパックから取り出されるときとか取り出した後で、とくにサイドフラッ
プ粘着剤を覆っているレリーズ手段を取り除いた後に起る。
【0013】 ラップした生理用ナプキンをパック(包み)から出して、それを下着に取付け
るときに、着用者は一般にラッピング素材と、レリーズペーパーで生理用ナプキ
ンのバックシート上の粘着剤を覆っているものと、各サイドラップの粘着性部分
を覆っている1〜2のレリーズペーパとを取り外して捨てるということをしなけ
ればならない。最近の先行技術で認識されたことは、パッケージ用(包みの)素
材のいくつかの別個の片を取り外して捨てるという必要性は、しばしば不便であ
るということであり、これは、生理用ナプキンの設定がルーチンとして生じ、各
種の環境下で行われることが理由となっている。
【0014】 最近は各種の試みが行なわれていて、もっと便利にレリーズペーパーを含むパ
ッケージ用素材を取り外して捨てることをなしとげられるようにしようとしてい
る。EP 0 647 128はサイドフラップそれ自体が長手方向線に沿って折られて、そ
れによりサイドフラップのバックシート上の粘着物が折り込みの中に置かれて、
レリーズペーパーを必要とするやり方を記述している。同様に、EP 0 675 704は
使用前のサイドフラップについての別な折り方を記述しており、これもまた別個
のレリーズ手段の使用を回避している。このような実施例の短所は、しかしなが
ら、サイドフラップがこのような折り方にとって適していないことと、サイドフ
ラップ粘着物にとっての適当なレリース手段を用意することが簡単にはできない
こととがいくつかの仕上りで存在することである。さらに生理用ナプキンのよう
な大量生産にあって、ウイング(側部)を折る追加の工程段階を含ませることは
好ましくないコストを発生させる。
【0015】 WO 91/18574は生理用ナプキンをパッケージするやり方を記述していて、これ
は主たる生理用ナプキン本体のバックシートと、サイドフラップのバックシート
との両方の上の粘着物領域がラッピング材料によって覆うことができるようにし
、これによって追加のレリーズ手段の使用を回避している。このパッケージを作
るやり方は、各種のサイドフラップ配列をもつ生理用ナプキンを応用できる。EP
O 0 750 896は2つのレリーズシートをラッピング材用に取付けて、パッケージ
用材料の1つに接合した片を配列することだけを要するという利点を与える取付
けを記述している。
【0016】 WO 91/18574とEPO 0 750 896に記述されているやり方の短所はサイドフラップ
が粘着性であることである。ある顧客は1段階の(ワンステップ)のラッピング
材料の取り外しと廃棄との利点が、サイドフラップの早まったくっつき問題に対
抗するバランスどりであるとは考えないかもしれない。とくに、大きくて、やわ
らかいサイドフラップが使用されると(これは概ね)US Pat 4,917,697とWO 94/
27541とが教えるところであるが)早まったサイドフラップのひっつき(スティ
ッキング)、とくにそれ自体へのひっつきが発生して、実用上はとくに深刻で(
アキュート)あり、したがってその使用前の位置にサイドフラップを保持するこ
とが依然として非常に望ましい。
【0017】 WO 91/16873は生理用ナプキン実施例を開示しており、ここではサイドフラッ
プが使用前の位置に保たれていて、それは各サイドフラップの各粘着性部分がサ
イドフラップを橋絡している単一のレリーズ手段で覆うことによっている。この
実施形態は別のレリーズ手段を含んでサイドフラップ粘着物を覆うという、以下
で論ずる不利益をもっている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
サイドフラップの適切とされる使用前構成で薄いラッピング素材の使用と組合
せたものが、低コストでエコロジカルな(環境保護意識をもった)方法で改良さ
れた保護を用意することが見付けられた。さらに、個別にラップされた生理用ナ
プキンがサイドフラップに対する配置補助(配列支援)をするように用意できて
、これが使用前構成に置かれているサイドフラップを、ラッピング素材の取り外
しからは独立して、維持できるようにすることも見付けられた。加えて、この配
置補助は、別途捨てることを要する、レリーズ手段といった素材片を含まない。
このような素材片の使用を避けて、この発明の配列支援はまた生理用ナプキンの
コスト効率のよい生産を可能にしている。
【0019】 そこで、この発明の目的は、生理用ナプキンの保護用個別パッケージングを提
供するものである。
【0020】 この発明の別な目的はパッケージング素材(材料)の最小量をエコロジカルで
しかもコスト効率的なやり方で利用するパッケージングを提供するものである。
【0021】 この発明の別な目的は、使用前の特定位置でサイドフラップを保持するための
手段を用意することである。
【0022】 また、この発明の目的は最小量の材料だけを備えているこのような手段を用意
することである。
【0023】 別な目的は、生理用ナプキンとしてラッピング素材の単一片を用いてパッケー
ジすることができて、粘着性部分を覆っている追加のレリーズ手段を別途捨てる
ことを回避するようにしたものを提供することである。
【0024】
【発明の実施の形態】
この発明は生理用ナプキンに係り、とくにサイドフラップ28を有する生理用
ナプキンに関する。もっと特定すると、この発明は着用者による初回の使用に先
立って、この生理用ナプキンをパッケージ(包み)とすることを指向している。
特許請求の範囲と開示との記述は、サイドフラップ28を備えた生理用ナプキン
20となっている。この生理用ナプキンは、個別にラップされて、ある使用前構
成で提供され、この構成は配置補助(品)によって保たれてる。1つの好ましい
配置補助はトップシート接触粘着剤(粘着物、アドヒーシブ)50であり、これ
がトップシート22とサイドフラップ28との間の粘着性接触を保っている。別
の好ましい配置補助はフラップ接触粘着剤52であり、これがサイドフラップ2
8間の粘着性接触を保っている。
【0025】 この発明は、添付の図面とする向後の記述からよりよく理解されるものと確信
する。
【0026】 発明の記述,記述用用語 生理用ナプキン(サニタリィナプキン)という用語は記述全体で使用されてい
るところ、この発明は等しいパンティライナ、軽度の失禁用カード、その他の吸
収性物品にも等しく応用できる。
【0027】 この発明をより詳細かつ明りょうに記述できるようにするために、以下のパラ
グラフで使用される多数の用語を定義しておく。
【0028】 ここでいう用語“ロンギチューディナル(長手方向,縦方向)”は生理用ナプ
キン20の仮想線、軸もしくは方向であり、この線、軸、もしくは方向は一般に
ナプキンの側部マージン(余裕)間の中心であり、立っている着用者を左右の身
体半分に二分する垂直面と整列している。用語“ラテラル(横方向)”は仮想線
、軸、もしくは方向で、一般には長手方向と直交し、生理用ナプキン20の面内
にあり、またほぼ着用者に対して横方向に並んでいる。
【0029】 “ホリゾンタルプレーン(水平面)”とここでいうのは、長手方向軸と横方向
軸とを含んでいる。垂直方向は水平面に垂直である。
【0030】 生理用ナプキン全体 この発明は図1に示すような生理用ナプキンに関する。生理用ナプキン20は
トップシート22、バックシート24、吸収コア26及びサイドフラップ28を
備え、また、長手方向側部マージン30と横方向側部マージン32とを有してい
る。生理用ナプキン20の周辺は2つの長手方向マージン30と2つの横方向マ
ージン32とによって定義されている。
【0031】 トップシート トップシート22はコンプライアントで(たわみ性があり)、柔かな感触で、
しかも着用者の肌を刺戟しない。トップシート22はまた弾性特性を有すること
ができて、トップシートの一部で1または2方向に伸長されるか全体にわたって
延びることができる。さらに、トップシート22は流体(フルード)透過性があ
って流体(例えば月経分泌物、及び/又は尿)がその厚さにわたってすぐに浸透
することができるようにしている。適切なトップシート22は幅広い範囲の材料
から製造することができて、織ってある(ウーブン)また織っていない(アンウ
ーブン)材料、孔をあけて作られた熱可そ性フィルム、孔をあけたプラスチック
フィルム、及びハイドロフォームした熱可そ性フィルムといったポリメリック材
料、及び熱可そ性スクリム(特殊綿布)から作られる。適当とされる織ってある
また織っていない材料は天然ファイバ(例えば木材、もしくは綿繊維)、合成繊
維(例えばポリメリック繊維で、ポリエステル、ポリプロピレン、もしくはポリ
エチレン繊維)あるいは天然繊維と合成繊維の組合せもしくは2−/多−成分繊
維からのものである。
【0032】 この発明で使用するのに好ましいトップシートは、ロフト(詰め物の厚み)が
高い、織っていない、トップシートと孔をあけて形成されたフィルムトップシー
トとから選んだものである。孔をあけて作ったフィルムはとくにトップシートと
して好ましく、その理由はこういったものが身体からの滲出物に対して透過性が
あって、それでいて吸収材ではなく、液体が後戻りをして着用者の肌を再びぬら
すことができるようにする傾向を減らしていることによる。したがって、身体と
接触しているこの形成されたフィルムの表面は、それによって身体が汚損される
ことを減らして、着用者がより心地よく感じられるようにする。適当な形成され
たフィルムは米合衆国特許3,929,135;4,323,246;4,342,314;4,463,045;5,00
6,394に記述されている。特に好ましいとされるマイクロ開口形成したフィルム
トップシートは米合衆国特許4,609,518と4,629,643に開示されている。この発明
にとって好ましいトップシート22は上記特許のいくつかに記載された形成され
たフィルムを含み、オハイオ州シンシナティ在The Procter & Gamble Companyか
ら“DRI-WEAVE”として市販されているものである。
【0033】 液体通過路の均一な分布をもたないトップシートで、トップシート22の一部
分だけが液体通過路を備えているものもこの発明によって熟慮されている。一般
にこのようなトップシートは液体通路としてそれが中央で透過性があり、周辺で
透過性のない液体用トップシートとなるように配向したものを有することになる
【0034】 形成されたフィルムトップシート22の身体側表面は親水性とすることができ
て、それにより、身体側表面が親水性でなかったときよりも、液体がトップシー
ト22を通って速やかに移るようにできる。好ましい実施例では表面活性材が形
成されたフィルムトップシート22のポリメリック材料の中に組み込まれていて
、PCT公開WO 93/09741に記載されたようになっている。これに代るものとし
ては、トップシート22の身体側表面が、米合衆国特許4,950,254に記載されて
いるように表面界性剤で処理することにより、親水性となるように作ることがで
きる。
【0035】 別の代替物は、いわゆるハイブリッド(混性)トップシートで、これは繊維質
とフィルム状の構造をとり入れたもので、このようなハイブリッドトップシート
の特に有用な実施例はPCT公開WO 93/09744;WO 93/11725;もしくはWO 93/11
726;に開示されている。
【0036】 トップシート22は一般に吸収材構造と吸収材構造を備えて一緒に伸びている
領域の外との全体にわたって展開している。トップシート22は好ましいサイド
フラップの一部もしくは全部に伸びて形成できる。
【0037】 トップシート22を参照するときには、多層構造もしくは単層構造が熟慮され
る。ハイブリットトップシート22で上述したものは、このような多層構造であ
るが、一次と二次とのトップシート22設計といった他の多層トップシートもま
た考えられる。
【0038】 吸収(性)コア この発明によると、そこで使用するのに適した吸収性コアは従来技術で知られ
ている吸収(性)コアもしくはコア系(システム)のいずれからも選ぶことがで
きる。ここで言う吸収(性)コア26は何れかの材料(物質)もしくは複数の材
料層であって、その主たる機能が流動性のあるもの(流体)を吸収し、貯え、ま
た分布させることにあるものである。
【0039】 この発明によると、吸収コア26は次の部品(構成要素)を含むことができる
:(a)オプションの(適宜加えることができる)一次流体分布層であって、好
ましいのはオプションの二次流体分布層を備えているもの;(b)流体格納(貯
め置き、ストレージ)層;(c)オプションの繊維質の(“ダステング”)層で
あって該格納層の下にあるもの;及び(d)他のオプションの部品。
【0040】 a.一次/二次流体分布層 この発明による吸収コア26の1つのオプションの部品は一次流体分布層と二
次流体分布層である。一次流体分布層は一般にトップシート22の下にありそこ
では流体が流れるようになっている。トップシート22は得られた流体をこの一
次分布層に移して格納層へ最終的には分布される。この一次分布層を通った流体
の移送は厚さ方向だけでなく、吸収性製品の長さと幅の方向についても生ずる。
これもまたオプションの、しかし好ましいとされる、二次分布層は一般に一次分
布層の下にあり、そこでは流体が流れるようになっている。この二次層の目的は
一次分布層から流体をすぐに取得して、それを直ちに下側の格納層へ移すことで
ある。これは下側格納層の流体容量が完全に利用できるようにするのを助けてい
る。流体分布層は、このような分布層にとって一般的とされているどんな材料で
作ることもできる。
【0041】 b.流体格納層 流体が流れる位置にあり、また一般には一次もしくは二次分布層の下にあるの
が流体格納層である。流体格納層はいずれかの通常の吸収性材料かその組合せで
構成できる。好ましいのは吸収性ゲル材料であり、通常“ハイドロゲル”,“ス
ーパーアブソーベント(超吸収性)”,“ハイドロコロイド”材料と呼ばれてい
る適当なキャリヤ(担体)と組合せたものである。
【0042】 吸収性ゲル(ゲル作用のある)材料は水を含んだ体液を大量に吸収する能力が
あり、さらにこうして吸収した流体を並みの(モデレートな)圧力の下で保持す
る能力を備えている。この吸収ゲル材料は適当なキャリヤの内に均質にあるいは
不均質に分散させることができる。このような吸収性を与えられていることを条
件として、適当なキャリヤが単独でも使用できる。
【0043】 適切な吸収性ゲル材料としてここで使用されるものは、もっとも多いのが実質
的に水に溶けず、僅かにクロスリンクした、部分的に中性化した、ポリメリック
ゲル材料である。この材料は水と接触するとハイドロゲルを作る。このようなポ
リマ材料は、ポリマとすることができる、不飽和の、酸を含んだモノマーであっ
て、この分野でよく知られているものから用意することができる。
【0044】 適切なキャリヤには吸収性構造で通常利用されている材料を含んでいて、天然
の、修正を加えた、あるいは合成の繊維のようなものであり、とくに修正を加え
てあるかあるいは加えていないセルローズ繊維であって、フラフ(fluff,綿毛
)及び/又はティシュ(tissues,薄織物)の形をしたものである。適当なキャ
リヤは吸収性ゲル材料と一緒に使用できるが、しかし、これらは単独でも組合せ
でも使用できる。一番好いとされるのは生理用ナプキンとパンティライナの場合
にはティシューもしくはティシューを積層(ラミネート)したものである。
【0045】 吸収性構造の実施例でこの発明により作られたものは、ティシューをそれ自体
の上に折り重ねることによって形成された二層ティシュー積層物を備えている。
こういった層は互に接合できて、例えば接着剤(アドヒーシブ)とか、機械的な
インターロック手段とか水素ブリッジバンドとかが接合に使われる。吸収性ゲル
材料もしくは他のオプションの材料が層間を構成するようにできる。
【0046】 修正を加えたセルローズファイバでスティフネスを加えた(固くした)セルロ
ーズ繊維のようなものも使用できる。合成繊維も使用できて、セルローズアセテ
ート、ポリビニルフロライド、ポリビニリデンクロライド、アクリル(Orlonの
ようなもの)、ポリビニルアセテート、非溶性ポリビニルアルコール、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロンのようなもの)、ポリエステル、
二成分ァイバ、三成分ファイバ、これらの混合物等を含んでいる。好ましいのは
、繊維表面が親水性であるか、親水性となるように処理されていることである。
格納層はまた充填材(フィラ)としてパーライト、ケイ藻土、バーミキュライト
(ひる石)等を含んでいて液体の保持力を改善することができる。
【0047】 吸収性ゲル材料がキャリヤの中で非均質的に分散されているとすると、格納層
はそれでもなお局部的には均質であることができて、言い換えると格納層の次元
の中で一方向もしくは数方向に分布勾配をもつことができる。非均質的分布はま
た吸収性ゲル材料を部分的もしくは完全に閉じ込めたキャリヤの積層についても
言えることである。
【0048】 c.オプションの繊維質の(“ダステング(dusting)”)層 この発明による吸収コア26内に含まれるオプションの部品の一つは繊維質の
層であり、格納層に隣接しているか、一般的なのはその下にあるものである。こ
の下側の繊維質層は一般に“ダステング”層と呼ばれ、その理由はこれが基材(
サブストレート)を提供して、その上に吸収コア26の製造の際に格納層内に吸
収性ゲル材物を堆積するようにしていることによる。実際に、こういった例では
、吸収性ゲル材料が、繊維、シートもしくはストリップのようなマクロ構造の形
態をしていて、この繊維質の“ダステング”層は含まれている必要がない。しか
しながら、この“ダステング”層はある種の追加の流体処理能力を提供し、例え
ばパッドの長さに沿って流体が急速に運ばれるようにする。
【0049】 d.吸収性構造の他のオプションの部品 この発明による吸収コア26は吸収性ウェブの中に通常存在している他のオプ
ションの部品を含むことができる。例えば、強化用スクリム(軽量で粗織りの布
)が吸収コア26のそれぞれの層の中や、それぞれの層の間に置かれるようにで
きる。このような強化用スクリムは流体の移送に対する界面障壁(バリヤ)を形
成しないような構成でなければならない。構造上の完全性が熱接着の結果として
通常通り得られるとすると、強化用スクリムは通常は熱接着した吸収性構造には
必要とされない。
【0050】 別の部品でこの発明により吸収コア26内に含まれるようにできるもの及び一
次または二次流体分布層の近く一部として用意されるものに臭気制御剤がある。
【0051】 バックシート バックシート24は主として、吸収性構造内に吸収されて含まれている滲出物
が、下着パンツ、パンツ(ズボン)、パジャマ、及び下着といった吸収性製品と
接触している物品がぬれないようにしている。バックシート24は液体(例えば
月経排出物及び/又は尿)に対して浸透性がないのがよく、また薄いプラスチッ
クフィルムから作られているのがよく、もっとも他のフレキシブルな(可とう性
のある)液体を浸透させない材料もまた使用ができる。ここで言う用語“フレキ
シブル”はコンプライアント(たわみ性のある)で、しかも人体の一般的な形状
と輪郭とにすぐになじむ材料を指している。バックシート24はまた弾性特性を
有することができて、1または2方向に伸長ができるようにしている。
【0052】 バックシートは一般に吸収性構造の全体にわたって拡がっていて、好ましいと
されるサイドフラップ、サイドラッピング素子、またはウィング(側に出たもの
)の一部もしくは全部を形成することができる。
【0053】 バックシート24は織ってあるか、織っていない素材、ポリメリックフィルム
でポリエチレンもしくはポリプロピレンの熱可そ性フィルムのようなもの、もし
くはフイルムでコーテングをした織っていない素材のような複合材料で構成でき
る。好ましいのは、バックシート24がポリエチレンフィルムであって、その厚
さが約0.012mm(0.5ミル)から約0.051mm(2.0ミル)のも
のである。
【0054】 例となるポリエチレンフィルムはオハイオ州シンシナティ在、Clopay Corpora
tionによりP18-0401として作られているもの、またインデイアナ州Terre Haute
在、Ethyl Corporation,Visqueen DivisionによりXP-39385として作られている
ものがある。バックシート24はエンボスがつけてある及び/又はマット仕上げ
となっていて、より一層衣類の外観を呈するのがよい。
【0055】 さらに、バックシート24は蒸気が吸収性構造から逃げて行けることができる
ようにし、言い換えると通気性であり、それでもなお滲出物がバックシート24
を通り抜けないようにする。また、通気性のバックシートでいくつかの層、例え
ばフィルムに織っていない構造を加えたものもまた使用できる。このようなバッ
クシートは、したがって少くとも1つの気体透過性層を備えている。適当な気体
透過性層は2次元の、平面常のマイクロ及びマクロポーラスフィルム、肉眼で見
ると拡がっているフイルム、形成された孔のあるフィルム及びモノリシックなフ
ィルムを含んでいる。前記層内の孔(アパーチャ)はどんな構成でもよいが、好
ましいのは球状もしくは長円状であり、また寸法が違っているものとすることが
できる。孔は層の全表面にわたり均等に分布しているのが好いが、表面のある領
域だけに孔がある層もまた含まれている。
【0056】 バックシート24の適当な2次元平面状層は当業者に知られているいずれの材
料で作られてもよいが、好ましいのは普通に入手できるポリメリック材料から作
られることである。適当な材料は、例えば、Gortex(TM)もしくはSympatex(TM)形
式の材料で、いわゆる通気性衣料で応用するために当業者によく知られているも
のである。他の適当な材料は米合衆国ミネソタ州セントポール在、ミネソタマイ
ニングアンドマニュファクチャリング(3M)社のXMP-1001と、エクソンケミカ
ル社により供給されているExxaire XBF-101Wである。ここで使用した用語2次元
平面状層は奥行きが1mmに満たない、好ましいのは0.5mm未満の、層を言
い、そこでは孔(アパーチャ)が平均した均一の直径をその長さ方向に有してい
て、層の面から外には突出していない。この発明でバックシート24として使用
するための孔のある材料はここで参考に挙げるEP 0 293 482に記載されているよ
うな既知技術の方法のいずれかを用いて作ることができる。加えて、この方法に
よって作られた孔の寸法はバックシート24層の面をまたいで力を加えることに
より(すなわち、層を引き延すことにより)増大する。
【0057】 適当に孔をあけた形成されたフィルムは離散的な(ディスクリートな)孔(ア
パーチャ)をもつフイルムを含んでいて、これがコアの方向に層の表面を向けて
いる衣服の水平面を越えて延びていて、それにより突起物(protuberances)を
形成している。この突起物はその終端部に置かれたオリフィス(開口)を有して
いる。好ましいのはこの突起物がじょうご(ファンネル)形をしていて、米合衆
国特許3,929,135に記載されているものと似ていることである。面内に置かれた
孔(アパーチャ)と突起物自体の終端に置かれた開口(オリフィス)とは円形を
しているか、非円形であり、条件として、オリフィスの断面寸法もしくは断面積
が突起物の端で層の衣服に面した表面に置かれた孔の断面寸法もしくは断面積よ
りも小さいこととする。好ましいのは、前記孔のある形成されたフイルムが単方
向性であって、コアに向う流体の移送が完全な単方向性でないとするときは少く
とも実質的には単方向性であるとする。
【0058】 適当な巨視的に拡げたフィルムでここで使用するものは、例えば、米合衆国特
許4,637,819及び4,591,523に記述されたものを含む。
【0059】 適当なモノリシックフイルムはHytrel(TM)を含み、これは米合衆国DuPont Cor
porationから入手でき、他のこの種の材料はIndex93 Congress,Session 7A“Add
ing Value to Nonwovens”,J-C. Cardinal and Y.Trouilhet, DuPont de Nemou
rs international S.A. Switzerlandに記載されるもの、Pebax(TM)のようなもの
でElf Atochem(佛)から入手できるもの、Estanel(TM)でB.F. Goodrich(ベル
ギィ)から入手できるものがある。
【0060】 この発明にとって特に好ましいバックシートは少くとも2つの層を備えていて
、この層は少くとも1つの層が上記のものから選ばれて、マイクロポーラスであ
り、孔を作って形成したフィルムのようなものであり、また追加の層が上記列挙
したバックシートであるか繊維質の織ってあるか織ってないかするものである。
最も好ましいとされる通気性のバックシート24部品はマイクロポーラスフイル
ムと、孔を作って形成されたフィルム、あるいはマイクロポーラスと疎水性の織
ったり織ってなかったりする材料で構成されている。
【0061】 生理用ナプキン20はまた生理用ナプキン20を着用者の下着の中の場所に固
定するためのファスナを有している。このファスナで生理用ナプキン20ととも
に使用されるものは粘着性ファスナ(固定具)に限定されない。当該技術で知ら
れているファスナの適当な形式のものがこの目的のために使用できる。例えば、
生理用ナプキン20は機械的ファスナ(VELCRO(TM)のようなもの)によって着用
者の下着の中の場所に固定できるし、あるいは粘着物(アドヒーシブ)と機械的
ファスナの組合せによっても固定できる。しかしながら、簡単にするためにファ
スナは粘着性ファスナという用語で記述することとし、このようなファスナは感
圧粘着性ファスナであるのが好い。適当な感圧性粘着性ファスナは詳細に米合衆
国特許4,917,697に記載されている。
【0062】 パンティ固定用粘着物は適当な構成であればどんなもので用意されてもよい。
一般にパンティ固定用粘着物は生理用ナプキンのバックシート上に置かれる。好
ましい実施例では、パンティ固定用粘着物は粘着物の長手方向を向いたストリッ
プの形をして用意されていて、それが主たる長手方向中心線34の周りに中心を
置いている。パンティの固定用粘着物は、粘着物取付け手段を用意して、パンテ
ィのクロッチ(股)部分内に生理用ナプキン20の主身体部を固定するのにあて
る。
【0063】 サイドフラップ 生理用ナプキン20は少くとも1つのサイドフラップ28を備えていて、それ
が生理用ナプキン20の長手方向のサイドマージン30の各々から延びている。
サイドフラップ28は近場の端36を有し、この端は、一般に生理用ナプキン2
0の長手方向のサイドマージン30へサイドフラップ28を取付ける接合点と一
致している。代って、サイドフラップ28の近場の端36は別の位置で生理用ナ
プキン20に接合されていてよく、この位置は長手方向のサイドマージン30か
らは遠いがマージンと並列している。
【0064】 サイドフラップ28は生理用ナプキン20からは横方向に外側に延びていて、
遠端38で終っていて、遠端38は生理用ナプキン20の長手方向のサイドマー
ジン30から一番遠いサイドフラップ28の部分を表わしている。サイドフラッ
プ28の遠端38は生理用ナプキン20の長手方向中心線34と中央部分からは
離れるように向いている。ここでいう用語“中央部分”は生理用ナプキン20の
中央部分、とくに横方向の中央部分を言い、サイドフラップ28の近端36によ
って定義される。サイドフラップ28は所望のどんな形でもよく、好ましいのは
図1に示した形である。
【0065】 サイドフラップ28は、生理用ナプキン20の他の部分と一体的に連続してい
る伸長部で構成されていてよく、例えば、トップシート22とか、バックシート
24とか両方22,24の積層が他の部分にあたり、また、吸収性材料で構成さ
れていてよい。代って、サイドフラップ28は別個独立の片であって、生理用ナ
プキン20の長手方向のサイドマージン30に接合された材料の片で作られてい
てよい。両方の場合とも、各サイドフラップ28は1つの面を有していて、それ
がトップシート22とほぼ一緒に延びていて、これがサイドフラップ28のトッ
プシート23と呼ばれている。また、サイドフラップ28は互に対向している面
を有していて、これがバックシート24とほぼ一緒に延びていて、それをサイド
フラップ28のバックシート25と呼んでいる。
【0066】 サイドフラップ28はサイドフラップ28の1つの面を着用者の下着もしくは
他のサイドフラップ28に取付けるための手段40を有しているのがよい。取付
け手段40は機械式ファスナであるか、好ましいのは粘着性ファスナであり、も
っとも好ましいのは感圧性粘着物である。もし感圧性粘着物が選ばれるのであれ
ば、それはサイドフラップ28のバックシート25の上に置かれなければならず
、それによってサイドフラップ28が着用者の下着のクロッチ部分の周りに巻か
れるときに、粘着性物質が着用者の下着の外側と面するようになる。各サイドフ
ラップ28上の粘着物のほぼ矩形をしたパッチで、約68mm×14mmの寸法
のものがうまく働く。適当な感圧性粘着物はAnchor Continental, Inc., 3 Sigm
a Division of Covington, Ohioにより販売されている。このような粘着物40
の使用前は専用のレリーズストリップ46によって覆われている。
【0067】 実施例 この発明は生理用ナプキンのサイドフラップ28をある使用前構成に維持する
配置補助品(disposition aide)を提供する。このような使用前構成はパッケー
ジ作り、出荷及び販売のために選ばれている。用語“使用前構成(prior to use
configuration)”はここで使用するときには生理用ナプキン20に関してサイ
ドフラップ28を配置することだけに関係するものであり、パッケージとされ、
出荷され、あるいは販売されるときに全体としての生理用ナプキン20の構成と
は関係していない。用語“使用(use)”はここで使用するときは、下着に対し
て生理用ナプキンの設定を開始する生理用ナプキンの使用に関する。生理用ナプ
キンの取扱い(handling)と、ラップを解く(unwrapping)とは使用の一部とは
考えない。
【0068】 最も好ましい使用前構成は図1に示されている。この使用前構成では、サイド
フラップ28はトップシート22の上に折られる。この構成ではサイドフラップ
28のトップシートと、生理用ナプキン20のトップシート22とは互に面して
いて、一般に少くともサイドフラップ28のトップシートの一部はトップシート
22の一部と直接接触している。サイドフラップ28は折られているのが好く、
もっとよいのは長手方向線に沿っていて、一番よいのはサイドフラップ28の近
縁(proximal edge)36と概ね一致した長手方向線に沿っていることであり、
したがって、トップシート22の最大表面積がサイドフラップ28によって覆わ
れていることである。この構成では、サイドフラップ28の遠端(distal end)3
8がサイドフラップ28の近端36よりもより近い空間距離にあることになる。
1つの好ましい使用前構成では、サイドフラップは互に重なっていないが(すな
わちサイドフラップの遠端は互に接触していないが)、重なっているサイドフラ
ップを備えた使用前構成が好ましい。好ましい構成はトップシート22の大きな
面積を用意していて、これがサイドフラップ28によって保護するように重なっ
ていて、それによりトップシート22の衛生及び清潔感のある外見が維持される
。とくに、重なっているトップシート22の領域は着用者の生殖器と一般に一致
する。
【0069】 別のさほど好ましくしない使用前構成は、生理用ナプキン20のバックシート
24上にサイドフラップ28を折ることを含む。この構成では、サイドフラップ
28のバックシート25とバックシート24とは互に向かい合っていて、一般に
、サイドフラップ28のバックシート25の少くとも一部がバックシート24の
一部と接触している。サイドフラップ28は折られているのがよく、もっとよい
のは長手方向線に沿っているのがよく、最もよいのはサイドフラップ28の近縁
36とほぼ一致している長手方向線に沿っていて、それによって、バックシート
24の最大表面積がサイドフラップ28によって覆われているのがよい。この構
成では、サイドフラップ28の遠端38はサイドフラップ28の近端36よりも
より近い空間距離にある。他の好ましい使用前構成はサイドフラップ28の別な
折り方を含んでいて、例えば複数の長手方向線に沿って折るものである。
【0070】 図1ないし4にとくに関係しているこの発明は、特定の使用前構成に対する配
置補助品の好ましい実施例について記述されていて、そこではサイドフラップ2
8がトップシート22の上に折られている。しかしながら、上述の代りの実施例
も等しく応用可能であって、記述した配置補助品はまた他の使用前構成を組合せ
て使用することもできる。
【0071】 使用前構成は一般に生理用ナプキン20を下着に取付けるための初回に対して
変化されるだけであり、通常の生理用ナプキンに対しては使用前にトップシート
上に折られたサイドフラップを備えていて、次のような手扱い手順を備えている
。ラッピング材料60内に一般に用意されている生理用ナプキン20のラッピン
グをほぐすこと、パンティ固定用粘着物に対するレリーズ手段がもしあれば、レ
リーズ手段を取り外して捨て、生理用ナプキン20を下着に取り付けて、サイド
フラップ粘着物40用のレリーズ手段がもしあれば、レリーズ手段を取り外して
捨て、下着へサイドフラップ28を折って適用する。この操作の間に、適用まで
は使用前構成のサイドフラップを維持することがとくに望ましく、それによって
、意図せずに望ましくない表面へサイドフラップが粘着することがないようにす
る。
【0072】 ここで使う用語配置補助品(disposition aide)は使用前構成にあるサイドフ
ラップ28の配置を支援する手段として理解されたい。
【0073】 図2は配置補助品の好ましい1つの実施例を示している。この配置補助品は粘
着物を備え、これがサイドフラップ28のトップシート23と生理用ナプキン2
0のトップシート22と粘着性接触をとっていて、トップシート接触粘着物(to
psheet contact adhesive(50))と呼ばれている。下着の中へ生理用ナプキン2
0を取付けるためのサイドフラップ28の曲げを解除することは粘着性接触を破
ることを必要とする。したがって、トップシート接触粘着物50は下着へ適用す
るまでは使用前構成でサイドフラップ28を維持するようにしている。
【0074】 図2に示したこの発明の好ましい実施例では、トップシート接触粘着物50は
サイドフラップ28の遠端38近くに置かれている。トップシート接触アドヒー
シブ50の表面積はトップシート22接触表面と、サイドフラップ28接触表面
と同じであるのがよく、50mm2 よりも小さく、好ましいのは10mm2 より
も小さく選ばれるのがよい。トップシート接触粘着物50のこの配置はトップシ
ート接触粘着物50により接触がとられているトップシート22が小さな部分と
なるようにしている。この小さな接触部分は若干の粘着物がトップシートの上で
もつ効果を減らしている。サイドフラップ28の遠端38に隣接しているトップ
シート接触粘着物50を置くことは、目的推進効果が原因となってサイドフラッ
プ28の近端36に隣接下は位置のときと比較して、サイドフラップの折り曲げ
を解くために必要とする力を増している。したがってあまり強くない粘着物を使
うことができる。
【0075】 この発明の別の好ましい実施例は図3に示した異なる配置のトップシート接触
粘着物50を備えている。この実施例では、トップシート接触粘着物50はサイ
ドフラップ28の近端36の近くに置かれている。好ましいのは、トップシート
接触粘着物50の面積として少くとも10mm2 、よりよいのは20mm2 が選
ばれることである。トップシート接触粘着物50の面積は生理用ナプキン20の
全長にわたって長手方向に延びていてよいし、あるいは図3に示したように、サ
イドフラップ28に隣接した長手方向中心領域に限定されてもよい。トップシー
ト接触粘着物50の領域の幅は一般に1ないし10mmである。トップシート接
触粘着物50のこの配置は着用者の生殖器と接触することになりそうなトップシ
ートの領域と粘着物との接触を避ける。このような接触にとって適切な粘着物は
入手可能であるが、ある着用者はトップシート22の接触部分がいずれもの粘着
物と接触していないことを好む。トップシート接触粘着物50のもっと大きな面
積は、トップシート接触粘着物50がサイドフラップ28の近端36に隣接して
置かれているときに、サイドフラップ28の折りを解くのに含まれる目的遂行効
果を打消すことができる。さらに、トップシート接触粘着物50の大きな面積は
強力な粘着物の使用を回避できるようにし、例えばこれがトップシート22の性
能に影響を与えたり、あるいは吸収性コア26の性能に影響を与えたりする。
【0076】 上記の実施例についてのトップシート接触粘着物50として使用される粘着物
は次のような性質をもっている:粘着物は、サイドフラップ28とトップシート
22と十分に強い粘着性接触を維持していなければならず、これは使用前構成に
生理用ナプキン20がある限り継続するものとする。もっと特定すると、レリー
ズ手段でサイドフラップ粘着物40を覆ってするものが取り外されるときに、粘
着物は十分に強力な粘着性接触をサイドフラップ28との間で維持していなけれ
ばならない。他方、粘着物は、上述したように、サイドフラップ28の折りをも
どすことが便利に行なえるように選ばれなければならない。したがって、サイド
フラップ28が取扱われるときには、一般には着用者の指で行なわれ、また力が
サイドフラップ28の折りをもどすことを意図して加えられると、少くとも1つ
のサイドフラップ28への粘着物接触は便利な分離を妨げてはならない。さらに
、粘着物はくっつく性質(スティッキィ)を保存しないことが好ましく、生理用
ナプキン20への適用後は、とくに生理用ナプキンが販売される時点ではそのこ
とが言える。適当な粘着物はH1322の名の下にAtofindley of Elf Atochem(佛)
で生産されている。
【0077】 この発明の別の好ましい配置補助品は図4に示してある。この配置補助品は生
理用ナプキンと一緒に利用することができて、2つのサイドフラップ28を備え
ていて、それらが使用前構成では重なっている。この配置補助品は、フラップ接
触粘着物52と呼ぶ、粘着物を備えている。
【0078】 以下では、この実施例が2つのサイドフラップ28を有する生理用ナプキン2
0を参照して記述されるが、この発明はもっと数多くのサイドフラップ28を備
えている生理用ナプキン20についても等しく応用できる。サイドフラップ28
に関してここで使用する重なりは使用前構成で第1のサイドフラップ28のトッ
プシートが第2のサイドフラップ28のバックシート25と接触していることを
記述している。用語“接触(コンタクト)”はここでは接触して粘着するあるい
は粘着のための接触を意味する接触粘着物である。
【0079】 配置補助品でこの発明により成るものは第1のサイドフラップ28のトップシ
ート23上に置かれた粘着物であり、第1のサイドフラップ28のトップシート
23は第2のサイドフラップ28のバックシートと粘着性接触をしている。フラ
ップ接触粘着物52の面積は特定の生理用ナプキン実施例と使用前構成とに大き
く依存している。この面積はとくに2つのサイドフラップ28間の重なりの面積
と、フラップ接触粘着物52はトップシート接触粘着物50について記述したよ
うに選ぶことができる。
【0080】 配置補助品でここに記述されるものは、また組合せて好都合に使用できる。例
えば、生理用ナプキンで少くとも重なっている2つのサイドフラップ28を備え
ているものは、トップシート接触粘着物50とフラップ接触粘着物52とで構成
されてよい。
【0081】 記述した配置補助品はどんな生理用ナプキン20の実施形態とでも使用できる
のであり、この発明は生理用ナプキンで単一ユニットとするために折られてパッ
ケージとされるものと組合せて使用されるときには追加の利点を与えている。好
ましいのはこの発明の生理用ナプキンが単一もしくは複数のラッピング材でいず
れかの方法でラップされているのがよい。例えば、生理用ナプキン20はラッピ
ングに先立って折られていてよいし、あるいは代ってラッピングの後に、ラッピ
ング材と一緒に、すなわち単一のユニットとして折られていてよい。これに代っ
て生理用ナプキンはラッピングの前に部分的に折られて、ラッピングの後にラッ
ピング材料と一緒に部分的に折られてもよい。好ましい生理用ナプキンと、ラッ
ピング材とは小さくしかも便利なパッケージを与えるように折られ、その例はWO
91/18574に開示されている。
【0082】 ラッピング材60はいずれかの適当な材料から作ることができる。ラッピング
材60は薄いフレキシブルな材料から作られるのがよく、この材料は液体を透過
しない性質であり、それによって、ラッピング材60が使用した生理用ナプキン
20のラッピングと廃棄に適したものとなる。例えば、ポリエチレンフィルムは
うまく作用することが見付かっている ラッピング材料60にはオプションのレリーズ部品を備えることができ、レリ
ーズペーパー(紙)とか好ましいのはレリーズコーテングであって、それにより
、着用者が生理用ナプキン20をラッピング材料60から取り外すときに、ラッ
ピング材60がパンティ固定用粘着物42とサイドフラップ粘着物40とからは
ずされ(レリーズ)される。もし別個のレリーズペーパーが使用されるとすると
、それはこの目的用に業界で知られている適当ないずれかの材料とすることがで
き、コーテングをした紙のようなものが使用できて、適当なレリーズペーパーは
米合衆国特許4,917,697に記載されている。このようなレリーズペーパーはラッ
ピング材60の内面に積層とすることができる。もし、レリーズコーテングが使
用されると、このコーテングはラッピング材60の内面に直接適用される。この
ようなコーテングはこの目的用に業界で知られている適当ないずれかの材料で構
成できて、シリコーンコーテングを備えるのがよい。もしコーテングが使用され
ると、このコーテングはラッピング材料のある範囲(ゾーン)だけにコーテング
が与えられるようにできて、この領域は、パンティ固定用粘着物領域と実質的に
接触することになる。代って、ラッピング材60の全内面がコーテングされてよ
い。ラッパ(ラップするもの)の全内面をコーテングすることは米合衆国特許5,
181,610に開示されている。
【0083】 この発明はトップシート22の接触部分に増強した保護を与えている。とくに
、わずかな保護が必要と思われる場合には、ラッピング材60は第1と第2の部
分を含むように設計されてよい。ラッピング材60の第1の部分というのは、生
理用ナプキン20がラッピング材60を利用してラップされるときに、サイドフ
ラップ28を実質的に覆っていない部分であり、それに対して第2の部分という
のは、サイドフラップ28を覆っている部分である。ラッピング材60の第2の
部分はそこで例えば第1の部分よりも薄くすることができて、その理由は接触部
分の保護に関してサイドフラップ28の保護効果を組合せると第2の部分の保護
効果は十分と考えられるからである。厚さ以外の物理的性質、例えば裂く力(te
aring force)に対する抵抗とか他の性質もまた適応されてよく、例えば材料を
有利に節約するといった経済性とか環境配慮とかを達成するようにする。第2の
部分上にシリコーンを施した表面のようなレリーズ表面を用意することは、第2
の部分の物理的性質の適用としては考慮されていない。
【0084】 もしレリーズ手段がラッピング材に対して恒久的に取付けられるのであれば、
すなわち、生理用ナプキン20がラッピングを解かれるときにレリーズ手段がラ
ッピング材と一緒に一部分取り外されることになると、このレリーズ手段はラッ
ピング材の一部として理解される。
【0085】 この発明によると、ラッピング材料は生理用ナプキン20と並置されているの
がよく、それによって使用前構成でサイドフラップ28が覆われるようにしてい
る。これは、サイドフラップ28が下着に取付けるための粘着物40を備えてい
る実施形態にとってはとくに有利であり、この形態はラッピング材料によって下
着が結果的にカバーされ、それによって、別個のレリーズ手段に対する必要性を
余分なものと解釈するようにする。このような実施形態は、WO 91/18574に記載
されているようにいわゆるC折り(C-fold)で生理用ナプキン20の周りにラッ
ピング材をラップ(巻く)ことによって達成できる。
【0086】 C折りラッピングは図5を参照して記述される。ラッピング材60はC折りで
生理用ナプキン20の長手方向のサイドマージン(側部余裕)30の少くとも1
つ好ましいのはその各々をラップする。ここで言う“C折り(Cフォールド)”
は部品の構成に関するもので、この部品は自体の上に折られて(折り曲げられて
)いて二重の厚さを用意することであり、折られた部品の層間に置かれたよその
部品をもっていてもよい。図5に示されたように、生理用ナプキン20とラッピ
ング材料60とが等しくかつ対称的に置かれて長手方向中心線34の周りに折ら
れている。
【0087】 図5のC折りのやり方では、全体のバックシート24とパンティ固定用粘着物
(もしあれば)がラッピング材60により覆われていて、長手方向のサイドマー
ジン30と並置されているトップシート22の一部はラッピング材60によって
覆われてもいる。
【0088】 例示したやり方は、1つの全体の主たる面、とくにバックシート24と関係し
ている面と、生理用ナプキン20の長手方向のサイドマージンと、それに加えて
トップシート22の一部とサイドフラップ28の一部とはラッピング材60によ
り保護される。
【0089】 ラッピング材料60は、長手方向のサイドマージン30の周りにC折りをする
ことに加えて、また生理用ナプキン20のサイドフラップ粘着物40を好ましく
覆うことに加えて、図5に示したようにサイドフラップ28の遠端38の周り完
全にもしくは部分的にラップされていてよい。このような構成のラッピング材は
、サイドフラップ28とトップシート22との間に置かれているセグメントを一
般に有している。サイドフラップ28の遠端38の周りにラッピングすることは
、ここで記述されるある種の配置補助品に対してのみ適用可能とされてよいが、
その条件はラッピング材の一部だけがサイドフラップ28の遠端38の周りにラ
ップされていることとする。サイドフラップ28の遠端38がラッピング材によ
って覆われていない実施形態も等しく好ましいとされる。
【0090】 好ましいのは、生理用ナプキンとラッピング材が2つの横方向に間隔をとった
折り込み線の周りに折られていて、より一層ハンディな(手頃な)パッケージを
形成することである。一番よいのは、2つの横方向の折り込み線が選ばれて、そ
れによって、生理用ナプキンとラッピング材はe字形折り込みを形成する。2よ
り多い横方向折り込み線の周りに折り込むことは小さなパッケージ寸法を得るた
めに有利であることが見付かっている。このような横方向に折り込んだ構成、と
くにe折り込み構成はラッピング材60とレリーズ可能な接触をとるためのタブ
によって維持されるのがよく、これはWO 91/18574もしくはWO 94/04111に開示さ
れているところである。
【0091】 サイドフラップ28の粘着物を覆っているラッピング材を備えた生理用ナプキ
ン20のラッピングを解くことは、ラッピング材60を粘着性領域をはがすこと
を含んでいる。ラッピング材60はパンティ固定用粘着物とサイドフラップ28
粘着物との両方を覆っているのが好く、それによってサイドフラップ28粘着物
についての別個のレリーズ手段がその取外しと処置との必要をなくしている。好
ましいのは、ラッピング材60は一片として処置することができる。したがって
、この発明の利点は、配置補助品は使用前構成でサイドフラップが留まることを
確実として、ラッピング材60が取外される。もし配置補助品が使用されていな
ければ、サイドフラップ28は簡単に折り込みが解かれて、生理用ナプキン20
のバックシート24とくっつくか、ラッピングを解く過程で望ましくない他の場
所にくっついてよくなり、それによって、生理用ナプキン20を取り付けるとき
に着用者に大きな不便を生じさせる。この発明はサイドフラップ28がその使用
前構成からはなされて、折り込みが解かれるようにするが、これは下着への生理
用ナプキン20への適用の前または後のいつでもラッピング材60の取外しから
は独立して行なわれるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 好ましい使用前の構成をとる生理用ナプキン20の平面図。
【図2】 図1に示した好ましい使用前の構成をとる生理用ナプキン20の平面図であり
、その構成はある配置の中にトップシート接触粘着物を含んでいる好ましい配置
補助品を備えている図。
【図3】 図1に示した好ましい使用前の構成をとる生理用ナプキン20の平面図であり
、その構成は、別の配置の中にトップシート接触粘着物を含んでいる好ましい配
置補助品を備えている図。
【図4】 生理用ナプキン20の平面図であり、重なっているサイドフラップとフラップ
接触粘着物を備えた好ましい配置補助品を備えている図。
【図5】 C形ラッピング材を備えた生理用ナプキン垂直断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ボルバッハ、マルクス ドイツ連邦共和国、デー − 65812 バ ート・ソーデン、クロンベルガー・シュト ラーセ 4 Fターム(参考) 4C003 AA07 AA12 AA16 BA03 BA07 BA08 BA09 CA01 CA06 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップシート(22)と、少くとも2つのサイドフラップ(
    28)と、さらにラッピング材料(60)とを備えている生理用ナプキン(20
    )であって、該サイドフラップ(28)が使用前構成を有し、配置補助品によっ
    て該使用前構成に維持されていて、該配置補助品は、 a)該トップシート(22)と少くとも1つの該サイドフラップ(28)と
    に接触しているトップシート接触粘着物(50)を備えているか、 b)重なっているサイドフラップ(28)を有する使用前構成と組合せて使
    用されて、それにより重なった領域を作り、また該配置補助品が該重なった領域
    内に置かれたフラップ接触粘着物(52)を備えているかから選ばれる生理用ナ
    プキン。
  2. 【請求項2】 前記配列補助品はトップシート接触粘着物(50)を含み、
    少くとも2つの前記サイドフラップ(28)と接触していることを特徴とする請
    求項1記載の生理用ナプキン(20)。
  3. 【請求項3】 前記各サイドフラップ(28)はバックシート(25)を備
    え、少くとも1つの前記バックシート(25)はサイドフラップ粘着物(40)
    を備え、前記ラッピング材料(60)は前記使用前構成では前記サイドフラップ
    (28)の前記バックシート(25)上で前記サイドフラップ粘着物(40)を
    覆っている請求項1または2記載の生理用ナプキン(20)。
  4. 【請求項4】 2つの長手方向のサイドマージン(30)とバックシート(
    24)とを備え、該バックシート(24)はパンティ固定用粘着物(42)を備
    え、前記ラッピング材料(60)は長手方向のサイドマージン(62)を備えて
    いる生理用ナプキン(20)であって、前記ラッピング材料が先ず該バックシー
    ト(24)の該パンティ固定用粘着物(42)に取外し可能に固定され、かつ前
    記ラッピング材料(60)は前記生理用ナプキン(20)の該長手方向のサイド
    マージン(30)の周りにC字状の折りたたみでラップされていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項記載の生理用ナプキン(20)。
  5. 【請求項5】 前記ラッピング材料(60)は前記使用前構成では前記各サ
    イドフラップ(28)の前記バックシート(25)上で前記フラップ粘着物(4
    0)を覆っていることを特徴とする請求項4記載の生理用ナプキン(20)。
  6. 【請求項6】 前記生理用ナプキン(20)と前記ラッピング材料(60)
    とはいくつかの横方向線の周りで折られていることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1項記載の生理用ナプキン(20)。
  7. 【請求項7】 前記ラッピング材料(60)は前記生理用ナプキン(20)
    と前記ラッピング材料(60)とを折った構成で解放可能に維持するためのタブ
    を備えていることを特徴とする請求項6記載の生理用ナプキン(20)。
  8. 【請求項8】 前記ラッピング材料(60)はe字状の折りたたみを形成す
    るために2つの横方向線の周りで折られていることを特徴とする請求項6または
    7記載の生理用ナプキン(20)。
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