JP2002508999A - 積み重ねられ接着剤で取り付けられた使い捨て吸収性製品 - Google Patents

積み重ねられ接着剤で取り付けられた使い捨て吸収性製品

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JP2002508999A JP2000539799A JP2000539799A JP2002508999A JP 2002508999 A JP2002508999 A JP 2002508999A JP 2000539799 A JP2000539799 A JP 2000539799A JP 2000539799 A JP2000539799 A JP 2000539799A JP 2002508999 A JP2002508999 A JP 2002508999A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、生理用ナプキン、パンティーライナー、若しくは汗挿入物のような使い捨て吸収性製品のスタックと、このようなスタックの製造方法とに関する。このような製品は、製品の使用者により着用される衣服に衣服対面表面を接着的に取り付けられる。特に本発明は、続く製品の衣服対面表面上の接着剤が使用前に取り付けられる剥離/保護表面として、スタック中の1つの製品の着用者対面表面を使用することにより提供される、使い捨て吸収性製品のスタックに関している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、生理用ナプキン(sanitary napkin)、パンティー
ライナー(pantiliners)、若しくは汗挿入物(sweat ins
ert)のような使い捨て吸収性製品のスタック、及びこのようなスタックの製
造方法に関している。このような製品は、このような製品の使用者により着用さ
れている衣服に、着用者対面表面が接着的に取り付けられている。特に本発明は
、使い捨て吸収性製品のスタックに関しており、このスタックは、続く製品の衣
服対面表面上の接着剤が使用前に取り付けられている剥離/保護表面としてスタ
ック中の製品の着用者対面表面を使用することにより提供されている。 発明の背景 接着的に接合された製品のスタックは、良く知られている。例えば、ミネソタ
州のミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング社(Minnes
ota Mining and Manufacturing Company
)の登録商標ポストイット(PostIt)ステッカーは、互いに接着的に接合
されている。これらは、第1の側及び第2の側を有しており、接着剤を第2の側
に有しているステッカーのスタックを形成されている。このスタックは、1つの
ステッカーの第2の側の接着剤をスタック中の続くステッカーの第1の面に取り
付けることにより、形成されている。このような状況において、スタックの構成
は、使用が意図される前に接着剤の保護をすることが出来ないばかりか、このよ
うなステッカーの使用者によって便利なやり方で操作することが出来る安定した
スタックを構成出来ない。
【0002】 使い捨て吸収性製品の為の同様なアプローチは欧州特許公開EP―A―422
922において公開されており、ここにおいては1つの接着剤で覆われた側を
続く製品の反対側に取り付けられた包帯の一連の帯を備えている個々の包帯の分
配機が開示されている。しかしながら、これらの製品は、着用者の肌に適用され
る、言い換えれば、接着剤が、このような製品の最終的な使用者に接触すること
が意図される側にある。さらに、この開示は、剥離ライナー(release
liner)の削減を示していない。なぜならば、接着領域の主な部分は、バン
ドエイドにおいて傷に接触することを意図された領域の保護の機能の役に立つ剥
離ライナーにまだ覆われているためである。次ぎの製品へ一つの製品を取り付け
る目的は、分配機の外に製品を引っ張るとき、分配位置へと続く製品を自動的に
搬送することである。欧州特許公開EP−A−700 675の開示は、本発明
に従った生理用ナプキン、又はパンティーライナーのような使い捨て吸収性製品
のために採用される剥離ライナーの量を削減することを意図している。しかしな
がら、前記削減は、二つの使い捨て吸収性製品が一つの剥離ライナーを共有する
ように、両側の1つの剥離ライナーを使用することにより達成されている。また
、上記のような場合においては、スタックは形成されない。なぜならば、本発明
に従ったスタックは、全ての製品が衣服対面表面若しくは着用者対面表面を同一
方向に向けられているためである。上記開示された技術に関するさらなる問題は
、各製品の着用者対面表面が露出されていて、二つの製品の第1のものが剥離ラ
イナーから剥がされるときにこのような製品の使用者によって接触されてしまう
であろうことである。
【0003】 マルチ パッド(Multi pad)吸収性製品は、吸収性、清潔性、及び
汚染防止を改良したものとして知られている。独国特許DE4,322,550
は、下着中に配置され、残った下部層の新鮮な外観を有するように上部層を取り
外すための選択を提供する2層構造の生理用ナプキンの使用を開示している。例
えば、生理用ナプキン又は赤ん坊における流量の多い日の間、又は、夜間の為に
、液体吸引/排出の例外的に多い容量によって、吸収性製品の容量を増加させる
もう1つの代わりの「ブースター(Booster)」挿入物は、当業界におい
ては、公知である。 米国特許US―5,460,624は、液体不透過性の衣服対面表面の部分を
取り去ることにより、これらに液体を吸収するだけでなく、下に横たわる生理用
ナプキンへと液体を通すことを許容して、これらが吸収ブースターとして使用さ
れ得るように、もう1つの生理用ナプキンの着用者対面表面の上に適用され得る
複数の生理用ナプキンを開示している。しかしながら、本発明に従った吸収性製
品のスタックの開示は、この文献に提供されていない。
【0004】 PCT公開公報WO96/33683は、使用者の肌に直接取り付けるための
生理用ナプキンを開示している。このような場合において、このような製品のス
タックは、液体不透過性であり液体不透過性フィルムにより一般的に提供される
着用者対面表面が、続く製品のための剥離表面として機能することが、考慮され
ている。この発明に従った衣服対面表面は、仕切り機能を提供し、意図された使
用時に着用者の肌に接触しないので、この剥離表面には、使用者の肌への適合性
を気にすることなくどのような一般の接着剤を提供し得る。また、この開示され
た接着剤は、着用者の肌への接着が意図されているため、いかなる接着剤の残余
物は、液体透過性、又は、着用者の為の快適性、若しくは安全性のための、主た
る関心となっていない。
【0005】 一般に使用されている生理用ナプキンは、着用者の衣服への使い捨て吸収性製
品の取り付けを許容するために、衣服対面表面に接着剤が提供されている。この
接着剤を手の触れられていない状態に維持するために、これは、たいていは少な
くとも一方の表面をシリコーン処理された剥離紙である保護剥離ライナーで接着
剤を覆うことが一般的であるように、吸収性製品の使用の前に外気にさらされる
べきではない。
【0006】 従って、本発明の目的は、衣服対面表面上に接着剤をともなっているが、しか
しながら、一般的な使い捨て吸収性製品と比較して要求される剥離ライナーの材
料の量における大きな削減をともなった使い捨て吸収性製品を提供することであ
る。本発明のさらなる目的は、着用者対面表面が、液体受け表面及び搬送表面と
してその機能が損なわれずスタック中の続く製品の接着剤を剥離させるとともに
保護する追加の機能により改良さえされているように処理されている、吸収性製
品のスタックを提供することである。
【0007】 パンティーライナー又は生理用ナプキンのような使い捨て吸収性製品の連なり
のための剥離ライナーの削減は、幾つかの欲求を満足する。その他のものの中で
これは、多くの場合に不便である剥離ライナーの配置の必要性を削減する。これ
はまた、環境の利益を一般的に考慮して原材料の消費の削減を提供するが、また
、引き渡される製品の原材料のコストもまた削減させることを提供する。単独で
、処理工程においての削減は、言い換えると、使い捨て吸収性製品の製造の単純
化は、一般的に知られている処理工程を使用することがまだ可能である一方で、
本発明により達成される。
【0008】 本発明のさらなる効果及び目的は、図面及び以下の説明において考慮されると
き、より明白にされるであろう。 発明の要旨 本発明は、衣服対面表面、及び着用者対面表面を各々有している使い捨て吸収
性製品のスタックに関する。衣服対面表面上にあるのは、スタック中の続く製品
の着用者対面表面に剥離可能に接合されることにより、使用前に保護されている
接着剤である。スタックは、互いの上に積まれた少なくとも3個、より好ましく
は5個、最も好ましくは10個の製品から作られている。使い捨て吸収性製品は
、着用者に取り付けられた製品からよりもむしろ、衣服に取り付けられている製
品から選定され、そしてその為に、製品の着用者対面表面、又はこの1部の上に
接着剤を有している。本発明に従った典型的な製品は、生理用ナプキン、パンテ
ィーライナー、又は脇の下汗パッド若しくはシャツのカラー挿入物(shirt
collar insert)のような汗挿入物(sweat insert
)である。特にパンティーライナーは、日々、又は一様に高い頻度での使用を意
図されるため、本発明から利益を得ることが出来る。
【0009】 好ましくは、製品は、相互に位置合わせされた状態に積み上げられている。こ
れらの製品は、通常長手方向軸線を有している。好ましい実施の形態において、
衣服対面表面上の接着剤は、長手方向軸線に沿った最大の長さより小さく、長手
方向軸線に沿って延びている。より好ましくは、製品の衣服対面表面上の接着剤
は、各々の製品がスタックの残りから製品を取り外すための容易なつかみを許容
する接着剤無しの外周を提供するように、長手方向軸線に対して平行な又は直交
するいかなるの方向においても、小さな延びを有している。
【0010】 好ましくは、使い捨て吸収性製品の外周と、使い捨て吸収性製品上の接着剤の
領域との距離は、外周に沿った少なくとも1つの場所において、少なくとも3m
m、好ましくは4mmと25mmとの間である。
【0011】 衣服対面表面上に保護された接着剤を有した状態で、スタック中に最後の製品
(製品の消費を考慮しているとき)を提供するために、1つの剥離ライナーは、
スタックごとに採用されている。それによって、剥離ライナーの削減は、スタッ
ク毎の製品の数当たり1枚であると簡単に計算される。より好ましい任意のもの
においては、スタックは、カードボックス(card box)のようなパッケ
ージ中に配置され、ここにおいてはスタック中の最後の製品と対面しているパッ
ケージの表面は、剥離紙の要求されている剥離機能を提供しており、これによっ
て各スタック当たりに、剥離ライナーが要求されず、スタック毎の剥離ライナー
材料の全削減の結果となる。
【0012】 また、本発明に従えば吸収性製品のスタックを製造する方法が、提供されてい
る。前記方法に従った製品は、上述されたものである。本発明に従った方法は、
使い捨て吸収性製品の連続した糸状物を提供し、搬送する工程を備えている。こ
の工程では、衣服対面表面が、特別な処理を用いる又はこのような剥離機能を本
質的に提供することによるかにより、続く製品の衣服対面表面上の接着剤の剥離
を認めるように処理される。本発明に従った第2の工程は、吸収性製品の衣服対
面表面の少なくとも1部分上に接着剤を適用することであり、製品が、糸状物か
ら個々の製品へ切断される第3の工程が続く。第2及び第3の工程は、もし望む
ならば、逆にすることも可能である。
【0013】 最後に本発明に従った方法は、1つの製品が続く製品の着用者対面表面上に接
合されるように、スタック中に互いの上に個々の製品を収集する工程を含んでい
る。好ましくは、この収集工程は、互いの上に製品を垂直に落下させることによ
り達成され得る。製品は、衣服対面表面を下方又は上方(重力方向(gravi
tational sense)において)に向けられ得る。製品が下方に向け
られた場合、少なくとも製品が受け取られ後において接着剤は、着用者対面表面
上に保持されることにより、例えば真空ベルトの使用によるような、好ましくは
吸収力により、搬送され得る。このような場合において、製品は、製品の容器中
で案内されることにより、簡単に剥離され、互いの上に収集されるために落下さ
れることが可能であり、これによって、スタックを形成する。このような場合に
おいて、最初の製品は、接着剤上に剥離表面を提供されることを必要とするか、
又は容器が、底の上に剥離表面を有していることを必要とする。
【0014】 本発明に従った方法はまた、製品の着用者対面表面が元々接着剤のための剥離
機能を提供することが出来ない場合、剥離物質(release substa
nce)で製品の着用者対面表面を処理する工程を備えていることが好ましい。
剥離物質は、製品の使用時において、接着剤の容易で残余物の無い剥離を提供す
る必要がある。最も好ましい剥離処理剤は、界面活性剤、シリコーンコーティン
グ、又はテフロンコーティングである。これらの処理剤は、製品の着用者対面表
面上への被覆剤の、吹きつけ、ロールコーティング(roll coating
)、又は印刷(printing)により適用される。 本発明の詳細な説明 本発明は、各々上に重ねられてスタック(Stack)にされた使い捨て吸収
製品に関する。この使い捨て製品は、使用中に製品の着用者から離れて位置して
いる表面上に接着剤を有しており、そして使用している間において衣服に前記接
着剤により取り付けられている製品である。この表面は、製品の衣服対面表面と
呼ばれており、一方、使用中に着用者に接している反対側は、製品の着用者対面
表面と呼ばれている。製品の衣服対面表面上の接着剤は、これに触れることによ
り、表面にこれに対面している表面に接着する感圧接着剤(pressure
sensitive adhesive)である。従って、接着剤は、使用前、
即ち前記製品が衣服上に配置され、そして取り付けがまだ行われていない間、保
護されていることが求められている。
【0015】 従来の保護は、そこに接着されることが望まれていない表面への早期の接着を
防止するために、少なくとも接着領域を覆っている材料の分離ストリップである
剥離ライナーにより提供されている。本発明に従えば、この保護は、各々の上に
製品を重ねてスタックにされてもう1つの製品の着用者対面表面により提供され
、その結果従来の剥離ライナーを要求としない。
【0016】 所望の容易な境界設定(delimination)だけでなく前記保護機能
を提供するために、製品の着用者対面表面は、液体透過性のような吸収製品の着
用者対面表面の通常の機能を提供すると同時に、剥離ライナーと同様な機能を提
供しなければならない。
【0017】 特に、着用者対面表面と、衣服に接着するための接着剤を備えている衣服対面
表面と、を有している全ての従来の使い捨て吸収性製品は、本発明により利益を
得ることが出来る。しかしながら、特に好ましい製品は、生理用ナプキン又はパ
ンティーライナーである。下記においてこのような製品の通常の構造の為に、通
常の構造と材料とは、パンティーライナー又は生理用ナプキンにおいて説明され
る。しかしながら、脇の下用の汗パッド、シャツのカラー用挿入物(Shirt
collar inserts)、又はヘッドバンドもまた、本発明に従って
提供されることにより、利益を得ることが出来る。
【0018】 本発明に従った使い捨て吸収性製品は、体液の為の吸収性、汚物からの使用者
の衣服の保護、及び使用者のための改良された身体的な安楽(緩衝)を示す。こ
の使い捨て吸収性製品は、生理用ナプキン又はパンティーライナーを参照して以
下に述べられている。ここで使用されたとき、用語「生理用ナプキン」又は「パ
ンティーライナー」は、外陰領域の近傍において女性により着用され、身体から
排出される種々の体液(例えば、おりもの、月経、及び/又は尿)を吸収し、そ
して、保持することが意図され、一度の使用後に廃棄されることが意図される製
品を指している。使い捨て吸収性製品は好ましくは薄く、より好ましくは、1m
mと5mmとの間の薄さであり、使用前に若しく形が決められる前の形状(pr
eshaped form)において実質的に平坦である。
【0019】 ここで使用されたとき、用語「接合される(joined)」又は「付着させ
る(affixed)」は、第1の部材が直接第2の部材に接続される構成と、
第2の部材と順に接続される中間部材に第1の部材を接続することにより、第1
の部材が間接的に第2の部材に接続される構成とを包含している。
【0020】 好ましい実施の形態において本発明のパンティーライナーナプキンは、液体透
過性のトップシートと、このトップシートに接合されている液体不透過性のバッ
クシートと、トップシート及びバックシートの間の吸収性コアとを具備している
。パンティーライナーは、2つの主な面を有しており、トップシートにより提供
される身体接触又は着用者対面表面と、バックシートにより提供される衣服側接
触又は対面表面とを有している。
【0021】 トップシートは、従順で、柔らかい感触で、そして着用者の肌に無刺激である
。トップシートはまた、トップシートの部分の1方向若しくは2方向における伸
び、又はそれ自身の伸張を許容する弾性特性を有し得る。さらに、トップシート
は、液体(例えば、月経、及び/又は尿)が自身の厚さを容易に貫通することを
許容する液体透過性である。適切なトップシートは、織られた又は不織りの材料
のような幅広い種類の材料;開孔され成形された熱可塑性フィルム、開孔プラス
ティックフィルム、及び油圧成形された(hydroformed)熱可塑性フ
ィルムのような高分子材料;そして熱可塑性スクリム(scrim)から製造さ
れ得る。適切な織られた又は不織りの材料は、天然繊維(例えば木材、又は木綿
繊維)、合成繊維(例えばポリエステル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊
維、のような高分子繊維)により、又は天然繊維及び合成繊維の組み合わせ、又
は、2/多成分繊維(bi−/multi−component fibers
)から構成し得る。本発明における使用にとって好ましいトップシートは、高い
バルキー性(loft)不織りのトップシート、及び開孔された成形フィルムト
ップシートから一般的に選択される。開孔された成形フィルムは、トップシート
のために特に好まれる。なぜならば、これらは、身体排泄物に対して透過性であ
り、さらに非吸収性であり、そして、液体が逆に通過して着用者の肌を濡らすこ
とを許容する傾向を減少させるためである。従って、着用者に接触する前記成形
されたフィルムの表面は、乾燥を維持し、それによって、体の汚染を減少させ、
着用者にとってのさらなる快適性を作り出す。適切な成形フィルムは、米国特許
第3,929,135号;米国特許第4,324,246号;米国特許第4,3
42,314号;米国特許第4,463,045号;及び米国特許第5,006
,394号において記載されている。特に好ましいミクロ開孔成形フィルム(m
icro apertured formed film)トップシートは、米
国特許第4,609,518号及び米国特許第4,629,643号中に記載さ
れている。本発明にとって好ましいトップシートは、1つ又はそれ以上の上記の
特許において記載されていてオハイオ州シンシナティのプロクターアンドギャン
ブル社により「ドライウェーブ(DRI−WEAVE)」として生理用ナプキン
上で販売されているの前記成形フィルムを有している。
【0022】 液体通過路をトップシートの1部分のみに有しているが、液体通過路の均一な
分布を有していないトップシートもまた、本発明により想定されている。典型的
にこのようなトップシートは、液体のための中央が透過性で外周が不透過性のト
ップシートになるように志向された液体通過路を有しているであろう。
【0023】 前記成形フィルムのトップシートの着用者対面表面は、身体表面が親水性でな
い場合より速く液体がトップシートを通過して移動するのを手助けするために、
親水性であり得る。好ましい実施の形態においては、PCT公開公報WO93/
09741号において記載されているような前記成形フィルムのトップシートの
高分子材料中に界面活性剤が組み込まれている。代わりに、トップシートの着用
者対面表面は、米国特許第4,950,254に記載されているように界面活性
剤を伴って処理されることにより親水性にされ得る。
【0024】 他の代わりのものは、繊維及びフィルムのような構造を合体させた、いわゆる
ハイブリッドトップシート(hybrid topsheet)であるが、この
ようなハイブリッドトップシートの特に有用な実施の形態は、PCT公開公報W
O93/09744号;WO93/11725号;又はWO93/11726号
において記載されている。
【0025】 前記トップシートは、一般的に吸収構造体の全体を横切り、吸収体構造と伴に
均一に広がる領域の外側へ延びている。
【0026】 トップシートを参照する場合は、多層構造及び単層構造が想定されている。上
述されたハイブリッドトップシートは、このような多層設計であるが、第1及び
第2のトップシートの設計のような他の多層トップシートも、考慮される。
【0027】 トップシートの上記特徴に加えて、トップシートは、上述されたような剥離機
能を提供することも必要である。この剥離機能は、剥離ライナーについての当業
界において公知であるいかなる従来の方法によって提供され得る。特に、トップ
シートの着用者対面表面は、シリコーンで処理されている、又は界面活性材を処
理されていることが可能である(上述されているようないくつかのフィルムトッ
プシートにおいて既に存在しているであろう)。しかしながら、それは、剥離機
能を提供するために製品の着用者対面表面にとって処理が必要である製品の衣服
対面表面上の接着剤の配合(formulation)に依存されている。
【0028】 トップシートと液体連通関係に配置され、典型的にはトップシートの下に横た
わっている吸収性コアである。吸収性コアは、液体の貯蔵及び分配機能を提供し
、複合層(multiple layer)を備えていることが出来る。前記コ
アは、いかなる通常の吸収材料、又はこれらの組み合わせを具備し得る。これは
、好ましくは、適切な坦体(carriers)と組み合わされている「ヒドロ
ゲル(hydrogel)」、「超吸収体(superabsorbent)」
、「ヒドロコロイド(hydrocolloid)」として通常呼ばれているよ
うな吸収ゲル化材料(absorbent gelling material
)を具備している。
【0029】 ここでの使用において適切な吸収ゲル化材料は、実質的に水不溶性であり、わ
ずかに架橋され、部分的に中和された、高分子ゲル化材料を最もしばしば備えて
いるであろう。この材料は、水との接触でヒドロゲルを形成する。このような高
分子材料は、例えばアクリル酸のような、当業界において良く知られている重合
性の、不飽和である、酸含有単料体から作られている。
【0030】 適切なキャリアー(carrier)は、羽毛やティシュー(tissue)
のような形態にある、天然の、改質された(modified)、若しくは人工
の繊維、特に、改質された、又は改質されていないセルロース繊維、のような吸
収構造において、従来から使用されている材料を含んでいる。適切なキャリアー
は、吸収ゲル化材料と共に使用され得るが、これらは、単体又は組み合わせでも
使用され得る。最も好ましいのは、パンティーライナーの形態におけるティシュ
ー又はティシュー積層物である。
【0031】 本発明の適用において特に有用な前記コアの実施の形態は、自身の上にティシ
ューを折り畳むことにより形成され得る2重層ティシュー積層体(double
layer tissue laminate)を備えている。これらの層は
、互いに接続され得る。吸収ゲル化材料、又は他の任意の材料は、前記層の間に
備え得る。
【0032】 吸収性コアは、臭い制御材(odor control agent)、特に
適切なゼオライト(zeolite)又はシリカ(silica)、として吸収
性ウェブにおいて通常存在している任意の部材を含み得る。
【0033】 バックシートは、第1に、パンツ、ズボン、パジャマ、及び下着のような吸収
性製品に接触している物品を吸収性コア中に吸収され保持されている排泄物が濡
らすのを防ぐ。バックシートは好ましくは、液体(例えば、月経分泌液及び/又
は尿)に対して不透過性であり、通常薄いプラスティックフィルムから製造され
ている。
【0034】 バックシートは、典型的に吸収性コア全体を横切って延びており、吸収性コア
の回りに折り畳むことにより、トップシート上に延び、トップシートの1部分を
形成し得る。これによって、米国特許第4,342,314号、第16段落、4
7乃至62行目において開示されているようなトップシートの構成が、トップシ
ートに選択的に開口を形成することなく達成され得る。
【0035】 好ましくは、バックシートはまた、少なくとも水蒸気浸透性、好ましくは空気
浸透性により、吸収性製品に通気性を提供する。バックシートは、例えば、微孔
性フィルム、及び/又は不織りの材料、及び/又は開口成形フィルムの組み合わ
せの積層体材料であり得る。もし望むならば、通気性は、バックシートの外周、
若しくは中央に制限することが可能であり、バックシート全体に渡っていること
も可能である。
【0036】 バックシートにより提供されている衣服対面表面には、接着層が提供されてい
る。接着層は、本発明に従った製品の使用者に前記製品を、衣服中、例えばパン
ティーライナー若しくは生理用ナプキンの為の下着中に配置する、又は接着剤の
使用により前記製品を前記衣服に取り付ける、ことを許容する感圧接着剤でなけ
ればならないパンティー固定接着剤である。
【0037】 このような目的のために当該技術において使用されているいかなる接着剤又は
粘着物は、ここで使用され得、感圧接着剤が最も普通に使用されているように、
適切な接着剤は、センチュリーアドヒーシブ社(Century Adhesi
ve Corporation)により製造されているセンチュリー(cent
ury)A―305IVと、ナショナルスタージ社(national sta
rge company)により製造されているインスタントロック(Inst
ant Lock)34−2823とであり、両社は米国にある。
【0038】 本発明に従えば、上述されているような製品のスタックが提供されている。こ
のスタック中では、製品の衣服対面表面上の接着剤が、スタックを形成するため
に次ぎの製品の着用者対面表面に接合されている。図1を参照すると、参照符号
20で指摘されている一連のパンティーライナーを、見ることが出来る。これら
は、トップシート表面30が見える状態の斜視図において示されている。パンテ
ィー固定接着剤50は、パンティーライナー20の衣服対面表面上に提供されて
いる。接着剤50は、破線により示されている領域中の衣服対面表面上に被覆さ
れている。上の4つのパンティーライナーの接着剤は、最も下の4つのパンティ
ーライナーの着用者対面表面により保護されているが、図1中の最も下のパンテ
ィーライナー20の衣服対面表面上のパンティー固定接着剤は、パンティーライ
ナーの長手方向長さを越えて延びている単一剥離紙60により保護されている。
図1中のパンティーライナーは、長手方向及び直交する方向において、他のパン
ティーライナーのいずれも越えて延出しないように、互いに位置決めされて積み
重ねられている。前記長手方向は、最も上のパンティーライナー20のための図
1中に示されている長手方向軸線Lに平行である。
【0039】 図1において見ることが出来るように、パンティー固定接着剤50は、パンテ
ィーライナー20の外周まで延びておらず、実際には、一定の距離でパンティー
ライナー20の外周の輪郭に従っている。
【0040】 図2において、同様のスタックが、しかしながらより多くのパンティーライナ
ー20のスタックが、カートンパッケージ100中に示されている。パンティー
固定接着剤50はまた、衣服対面表面上に破線のハッチングにより示されている
。パンティーライナー20の着用者対面表面30は、前記パッケージの最上の開
口110内で目視可能である。パンティーライナー20への容易なアクセスを許
容するために、もう1つの開口112が、前記パッケージの一側に設けられてい
る。もう1つの開口112は、図2中に示されているスタックからパンティーラ
イナーを使用したい着用者が上部のパンティーライナーを容易に掴むこと出来、
下方に横たわっているパンティーライナーの着用者対面表面からそれを剥がすこ
とが出来るようにする。カートンパッケージ100は、その底102が図2中に
示されているスタック中の最も下のパンティーライナー20のための剥離表面を
提供しており、これによって、このスタックのためのいかなる剥離紙の必要性を
除去する。このことは、少なくとも、最も下のパンティーライナー20のパンテ
ィー固定接着剤が前記カートンのこの部分に接触するであろう範囲内の前記カー
トンボックスの底102の領域に、剥離ライナーを被覆することにより提供され
る。
【0041】 さらに、本発明に従った製品に加えて、このような製品を製造するための方法
が開発されている。本発明に従った方法は、使い捨て吸収製品の供給により開始
される。上述されたように、このような製品は、通常積層構造として準備され、
前記製品を作り上げる各種の材料を互いの上に置き、これらを互いに接合させる
ことにより連続した帯状の層から形成される。
【0042】 前記製品のトップシート及びバックシートは、製品の外表面を提供し、吸収性
コアの外周の周りで互いに、直接的若しくは間接的に取り付けられている。トッ
プシート及びバックシートの材料は通常、連続した状態の、ロール状の物品とし
て提供されており、これによって、糸状物からの製品を切断することに先立って
、使い捨て吸収性製品の連続した帯、又は使い捨て吸収性製品の糸状物を形成し
ている。
【0043】 本発明の方法に従えば、製品のこの連続した糸状物は、個々の製品に切断され
、次ぎに、衣服に製品を取り付けるための接着剤が製品の衣服対面表面に適用さ
れる工程に続けられ得る。代わりに、これらの方法の工程はまた、これらがまだ
連続した糸状物の形式である間に、接着剤が製品の衣服対面表面に適用されるよ
うに逆にされることも可能である。
【0044】 前記製品を連続した糸状物から切断後、これらは、1つの製品の着用者対面表
面が次の製品の衣服対面表面上の接着剤のための剥離表面を提供するように、互
いの上に収集される。
【0045】 製品の連続した糸状物から製品を切断した後、及び接着剤の適用後、前記製品
は、これらがスタックにされるユニットへ搬送される必要がある。このことは、
例えば当該技術で良く知られている真空コンベヤベルト(vacuum con
veyor belt)によって、吸引力の使用によりコンベヤベルト上に、着
用者対面表面を向けて製品を保持することにより達成される。
【0046】 このことは、開放された接着剤表面が重力方向において下方に向けられている
ならば、即ち、製品がコンベヤベルト上の所定の位置に保持されることなく落下
するのであれば、特に好ましいであろう。しかしながら、製品がコンベヤベルト
上に横たわっているとしても、即ち、衣服対面表面が重力方向において上方に向
けられているなら、吸引力の使用により真空コンベヤベルト上にこれらをしっか
り保持することに役に立つことが出来る。
【0047】 もし製品が、衣服対面表面を下方にあるように向けられているなら、これらは
、これらの姿勢を維持し、前の製品の着用者対面表面上への落下を案内する収集
装置上でこれらを単に解放することにより、互いの上に収集することが出来る。
収集装置又は容器中に収集される第1の製品は、剥離表面、例えば剥離紙、上に
降下する必要があり、又は、収集装置が製品のスタックが搬送され、商品化され
る最後の容器ならば、この容器は、最後の製品をスタックから消費するときに接
着剤の剥離を許容するように自身の底上に剥離表面若しくは剥離コーティングを
有している必要がある。
【0048】 本発明の方法はさらに、製品の着用者対面表面に剥離物質(release
substance)を与える工程を有している。特に、界面活性剤、シリコー
ン、又はテフロンのような剥離物質の吹き付けが、スタックから製品を剥がす時
に容易で接着剤の残余物の無い剥離を提供ということの所望の結果を達成するこ
とが出来ることが分かっている。このような剥離物質は、開口された成形フォー
ム(apertured form)フィルムトップシートにおいて特に役に立
つ。
【0049】 剥離コーティングを提供する代わりの手段は、例えば、ロールコーティング、
スロットコーティング(slot coating)、又は印刷である。着用者
対面表面に剥離コーティングを提供する手段が、工程の順序、製品の向き、製品
の着用者対面表面のために使用される製品の設計並びに材料、及び個々の方法の
周囲の環境により規定される条件を含む多数の状況に従うであろうことは、当業
者に明白であろう。
【0050】 本発明の特定の実施の形態が図示され、説明されているが、当業者は、各種の
変形及び改良が可能であることを認めているであろう。本発明の部分であるこの
ような改良の全てが添付の請求の範囲において包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態に従ったパンティーライナーのスタックの斜視図
である。
【図2】 図2は、分配パッケージにおいての本発明に従ったパンティーライナーのスタ
ックの斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 3B029 BB01 BC01 BF02 4C003 FA01 GA08 4C098 AA09 CC02 CE11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の製品が衣服対面表面、着用者対面表面、及び前記衣服
    対面表面上の衣服対面接着剤を有しており、前記接着剤は使用前に保護されてお
    り、前記製品は長手方向軸線を有している使い捨て吸収性製品のスタックであっ
    て、 前記スタックは、使用前に前記接着剤を保護するために、1つの製品が続く製
    品の前記着用者対面表面に前記接着剤により剥離可能に接合されていることによ
    り形成されていることを特徴とする使い捨て吸収性製品のスタック。
  2. 【請求項2】 少なくとも5個の製品、好ましくは10個の製品は、互いに
    積み重ねられ、好ましくは互いに位置合わせされて積み重ねられていることを特
    徴とする請求項1に記載のスタック。
  3. 【請求項3】 前記接着剤は、長手方向軸線に沿った製品の最大の伸びより
    も短い長手方向軸線に沿った伸びを有しており、好ましくは外周が、衣服対面表
    面の外周のどこからでも離間されており、より好ましくは、外周が、衣服対面表
    面の外周の形状に従っており、最も好ましくは、外周が少なくとも3mm、好ま
    しくは4と25mmとの間の一定の間隔で、衣服対面表面の外周の形状に従って
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタック。
  4. 【請求項4】 前記スタックの一方の側で端を形成している製品の衣服対面
    表面上の前記接着剤は、剥離ライナー表面により覆われていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスタック。
  5. 【請求項5】 各製品が、衣服対面表面、着用者対面表面、及び衣服対面表
    面上の衣服対面接着剤を有しており、前記接着剤はスタックの隣接している製品
    の着用者対面表面により使用前に保護されており、前記製品は長手方向軸線を有
    している、使い捨て吸収性製品のスタックを作るための方法であって、 a)前記製品の着用者対面表面が、前記衣服対面表面上の前記接着剤の剥離を提
    供し、使い捨て吸収性製品の連続した糸状物を提供し、搬送する工程と; b)前記吸収性製品の前記衣服対面表面の少なくとも1部分に前記接着剤を適用
    する工程と; c)前記製品の前記糸状物を、個々の製品に切断する工程と; d)スタック中の互いの上部に前記個々の製品を収集してスタックにし、これに
    よって一つの製品の着用者対面表面に接合する工程と; を備えている使い捨て吸収性製品のスタックを作るための方法。
  6. 【請求項6】 前記収集する工程は、前記製品を夫々の上に垂直に落下させ
    ることにより達成される請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記製品は、重力方向において下方に衣服対面表面を指向さ
    れている請求項5又は請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記製品は、少なくとも前記接着剤を受け取った後に、前記
    着用者対面表面が保持されることにより搬送され、好ましくは前記製品が吸引力
    により保持される請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記製品は、重力方向において上方に衣服対面表面を指向さ
    れている請求項5又は請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記製品の使用時に着用者対面表面からの容易に残留物の
    無い剥離を許容する前記剥離物質で前記製品の着用者対面表面を処理する工程を
    さらに有することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記剥離物質は、界面活性剤、シリコーンコーティング、
    又はテフロンコーティングである請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記剥離物質を伴った処理は、吹きつけ、ロールコーティ
    ング、又は、印刷により適用される請求項10又は請求項11に記載の方法。
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