JPH08504638A - 便利な処理を供する生理用パッドのための折り畳み包装パッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 使用前に生理用パッドを収容し且つ汚れた生理用パッドを手際よく処理する改良した折り畳み包装パッケージ。折り畳み包装パッケージは、フラップパネル、中央パネルおよび端部パネルを有する材料の単一片からなるラッパーと、好適には、ラッパーを処理形体に固定してラッパーに包まれた汚れた生理用パッドを手際よく処理するため、テープタブとを備えている。折り畳み包装パッケージは、最初に、ポーチおよびフラップを有するように形作られている。ポーチは、端部パネルを中央パネルの上に折り畳み、端部パネルを容易に中央パネルから剥がして汚れた生理用パッドを手際よく処理するように、端部パネルを中央パネルに弱く結合することによって形成される。ポーチは、ポーチの口の上にフラップを位置決めし使用前にポーチを確実に閉鎖するためポーチに弱く結合した状態で、未使用の生理用パッドがポーチ内に配置されるように設計されている。折り畳み包装パッケージは、テープタブをポーチから剥がし、フラップとポーチとの弱結合を壊すことによってフラップをポーチから剥がし、未使用の生理用パッドをポーチから取り出し、折り畳み包装パッケージが平らなラッパーになるように端部パネルを中央パネルから剥がしてポーチを開放し、汚れた生理用パッドをラッパーに固定し、ラッパー及び汚れた生理用パッドを処理形体にし、テープタブをラッパーの別の部分に固定することによってラッパーおよび汚れた生理用パッドを処理形体に固定することによって使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 便利な処理を供する生理用パッドのための折り畳み包装パッケージ 発明の分野 本発明は、個々に包装された生理用パッド及びその処理方法に関し、より詳細 には、生理用パッドのための折り畳み包装パッケージ及びこのようなパッケージ を使用して汚れた生理用パッドを処理するための方法に関する。 発明の背景 膣排出物を収集するのに使用される生理用パッドは周知である。このような生 理用パッドの重要な特徴は、これらが衛生的であり、使用前に汚れたり汚染され たりしてはならないことである。これは、生理用パッドの“家庭外の”使用にと って特別な問題となる。女性は、生理用パッドを使用するまで、生理用パッドを 財布やブリーフケース、ポケットに入れておく。かくして、必要とされるまで、 生理用パッドを保護するという問題がある。 生理用パッドを保護し家庭外での便利な使用を提供するために、個々に包装さ れた生理用パッドが開発されてきた。個々に包装された生理用パッドは、たとえ ば、1976年８月10日にスリニバサン等に付与された米国特許第3，973，567号、1 990年４月17日にテイラー等に付与され た同第4，917，675号、1990年３月７日にウーメッシュの名で公開された欧州特 許出願公開第0357000A1号、1985年12月３日にスワンソンに付与された米国特許 第4，556，146号に開示されている。スワンソンの特許は、生理用パッドを包装 し、生理用パッドの外面上で接着剤で覆い、使用済の生理パッドを処理するのに 使用される３つ折りラッパーを開示している。 生理用パッドの家庭外での使用の別の問題は、汚れた生理パッドを手際よく別 々に処理することである。汚れた生理用パッドをティッシュで包み、適当な廃棄 場所まで持って行ったり、家まで持ち帰ったりしなければならないことがしばし ばある。汚れた生理用パッドを手際よく処理するために、汚れた生理用パッドを 包装に包みシステム全体（包装およびパッド）を捨てるようなパッケージングが 開発されてきた。 パッケージングに包まれた汚れた生理用パッドの廃棄は、たとえば、1989年８ 月６日ピグニュールの名で公開された国際公開第WO89/02729号、1986年８月26日 にマッティングリーに付与された米国特許第4，608，047号、1985年12月３日に スワンソンに付与された同第4，556，146号に開示されている。 このような使用のために開発されたパッケージングの型式が、いわゆる“折り 畳み包装”パッケージである。折り畳み包装パッケージは、未使用の生理用パッ ドが折 り畳まれ配置されているポーチを有する。フラップが、未使用の生理用パッドを 保護するため、ポーチの口を覆っている。装着者はフラップを開けて、未使用の 生理用パッドを取り出す。次いで、汚れた生理用パッドを丸めてポーチに入れ、 パッケージと汚れた生理用パッドの両方を処理するためフラップをポーチの口の 上に再び置く。 しかしながら、この型式の“折り畳み包装”パッケージは、幾つかの欠点を有 している。第１に、汚れた生理用パッドは、ポーチ内に納めるため、ポーチに入 れる前に、しっかりと折り畳み或いは包装する必要がある。このことは、パッド から流体が漏れる可能性がある。また、パッドを下着に取付けるのに使用される 接着剤がポーチにくっつくので、汚れた生理用パッドをポーチに入れるのが困難 である。さらに、ポーチに設けられた最初のフラップシールが、ポーチの口の上 の適所にフラップを保持するように再密封しないことがある。持ち運びの際、フ ラップが開いて汚れた生理用パッドがポーチから出たり或いは周囲環境に流体を 漏らすことがある。 かくして、汚れた生理用パッドを手際よく“確実に”処理する、折り畳み包装 パッケージを提供する必要がある。 したがって、本発明の目的は、使用者が未使用の生理用パッドを開けて取り出 し易く、かつ、汚れた生理用パッドを手際よく確実に処理できるような生理用パ ッド用 折り畳み包装パッケージを提供することである。 発明の概要 本発明は、使用前に生理用パッドを収容し且つ汚れたパッドを手際よく処理す るための折り畳み包装パッケージに関する。折り畳み包装パッケージは、フラッ プパネル、中央パネルおよび端部パネルをもつ単一片の材料からなるラッパーと 、ラッパーに包まれた汚れた生理用パッドを手際よく処理するため、ラッパーを 処理形体に固定するための処理手段（典型的にはテープタブ）とを備えている。 折り畳み包装パッケージはまず、ポーチとフラップを有するように形作られてい る。ポーチは、端部パネルを中央パネルの上に折り返し、端部パネルを中央パネ ルから簡単に剥がして汚れた生理用パッドを手際よく処理できるように、長さ方 向縁部のところで端部パネルを中央パネルに弱く結合することによって、形成さ れている。ポーチは、使用前にフラップがポーチの口の上に位置決めされポーチ を確実に閉鎖するようにポーチに弱く結合された状態で、未使用の生理用パッド がポーチ内に配置されるように、設計されている。 折り畳み包装パッケージは以下のように使用される。すなわち、ポーチからテ ープタブを剥がし、フラップとポーチとの弱結合を壊し、未使用の生理用パッド をポーチから取り出し、折り畳み包装パッケージが平らなラッパーとなるように 端部パネルを中央パネルから剥がして ポーチを開け（これらの２段階は、従来、逆の順序で行われていた）、汚れた生 理用パッドをラッパーに固定し、ラッパーおよび汚れた生理用パッドを処理形体 にし、テープタブをラッパーの別の部分に固定することによってラッパーおよび 汚れた生理用パッドを処理形体に固定する。 図面の簡単な説明 本明細書は本発明を明確に請求する請求の範囲で終わっているが、本発明は、 同じ部分が同じ参照符号で示されている添付図面を参照して以下の説明を読むこ とにより、より良く理解されよう。 第１図は、本発明に有用な生理用パッドの部分切取り平面図である。 第２図は、生理用パッドをポーチに入れる前の平らに広げた状態で示した、本 発明による折り畳み包装パッケージの部分切取り平面図である。 第３図は、装着者が使用する前の、フラップがポーチの口の上に折り畳まれた 状態で折り畳み包装パッケージのポーチ内に配置された折り畳み形体の第１図の 生理用パッドの斜視図である。 第４図は、使用者が持ち運ぶ最終形体を示した、折り畳み包装パッケージの平 面図である。 第５図は、生理用パッドをポーチから取り出し端部パネルを中央パネルから剥 がしてポーチを開けた後の、折 り畳み包装パッケージの平面図である。 第６図は、処理用に形作る前の折り畳み包装パッケージに付着した生理用パッ ドを示した、汚れた生理用パッドおよび開放した折り畳み包装パッケージの平面 図である。 第７図は、テープタブによって処理形体に固定された汚れた生理用パッドおよ び折り畳み包装パッケージの略側面図である。 発明の詳細な説明 本発明は、第１図に示される生理用パッドのような吸収性物品に使用される折 り畳み包装パッケージ、および、これを使用するための方法に関する。 ここで使用される語“吸収性物品”は、身体排出物を吸収し収容する装置を意 味し、より詳細には、装着者の身体に当てて或いは近接して配置され身体から排 出される種々の分泌物を吸収し収容する装置を意味する。また、語“使い捨て” は、洗濯され或いは吸収性物品として復元され再使用されたりすることを意図し ていない吸収性物品を意味する。（すなわち、一度の使用の後、廃棄され、好適 には、リサイクルされ、環境に適合するように処理されるようになっている。） 本発明の使い捨て可能な吸収性物品の好適な実施例が、第１図に示されている生 理用パッド２０である。また、“生理用パッド”は、女性が外陰部（一般的には 泌尿生殖器の外側）に隣接し て装着し、女性の身体からの経血や他の膣分泌物（たとえば、血、月経分泌物、 尿）を吸収し収容するようになった吸収性物品を意味する。装着者の前庭の部分 的内部または部分的外部にある内唇部器官も又、本発明の範囲内にある。さらに 、語“外陰部”は、外部から視認できる女性器を意味する。しかしながら、本発 明は、他の女性用衛生パッド、または失禁用パッドなどの他の吸収性物品に使用 することもできる。 第１図は、本発明の生理用パッド２０を開いた状態で示した平面図であり、生 理用パッドの構造をより明瞭に示すため構造体の一部が切り取られており、装着 者に面する、即ち接触する生理用パッドの部分は図面の手前の方に向けられてい る。第１図に示されるように、生理用パッド２０は好適には、液体透過性のトッ プシート２４と、トップシート２４に接合された液体不透過性のバックシート２ ６と、トップシート２４とバックシート２６との間に位置決めされた吸収性のコ ア２８と、パンティファスナ部材３０と、剥離性のライナー（図示せず）とを含 む。 生理用パッド２０は、２つの面、即ち、身体接触面すなわち“身体面”３２と 、衣服面３４とを有する。生理用パッド２０は、第１図においては身体面３２か ら見た状態で示されている。身体面３２は、装着者の身体に隣接して着用される ようになっており、衣服面３４は、身 体面とは反対側にあって、生理用パッド２０を着用したとき装着者の下着に隣接 して配置されるようになっている。生理用パッド２０は、２つの中央線、即ち、 長さ方向中央線３４と、横方向中央線３６とを有する。ここで使用される語“長 さ方向”は、生理用パッド２０を着用したとき、起立している装着者を左半身と 右半身に二分する垂直面と略整合している（すなわち、略平行である）生理用パ ッド２０の平面における線、軸線、または方向を意味する。また、ここで使用さ れる語“横方向”または“側方”は交換可能であり、長さ方向と略直交する生理 用パッド２０の平面内にある線、軸線、または方向を意味する。第１図は又、生 理用パッド２０が、長さ方向縁部が４０で示され端縁部が４２で示された生理用 パッド２０の外側縁部によって定められる周囲３８を有することを示している。 トップシート２４、バックシート２６および吸収性のコア２８が、種々の周知 の形態（いわゆる“チューブ”製品や側フラップ製品を含む）に組み立てられる るが、好適な生理用パッドの形態は一般的に、1990年８月21日にオズボーンに付 与された米国特許第4，950，264号（薄くて可撓性の衛生ナプキン）、1984年１ 月10日にデスマレスに付与された同第4，425，130号（複合衛生ナプキン）、198 2年３月30日にアールに付与された同第4，321，924号（縁取付きの使い捨て吸収 性物品）、1992年12月15日 にブールに付与された同第5，171，302号（中央ヒンジ付き吸収性物品）、1988 年４月19日にオズボーンに付与された同第4，738，676号（パントライナー）、1 987年８月18日にヴァン・ティルバーグに付与された同第4，589，876号（フラッ プ付き衛生ナプキン）に記載されている。これらの特許の各々を、ここに参考文 献として例示する。 吸収性のコア２８は、液体（たとえば、月経分泌物および／または尿）を吸収 すなわち保持できる吸収性手段であるのがよい。吸収性のコア２８は、多様な寸 法および形状（たとえば、矩形、楕円形、砂時計形、ドッグボーン形、非対称形 など）のものが製造されており、生理用パッド２０およびエアフェルトと一般的 に呼ばれている粉砕された木材パルプのような他の吸収性物品に通常使用される 多様な液体吸収性物質を形成する。他の適当な吸収性物質の例として、クレープ 状のセルロース詰綿、コフォームを含む溶融吹込成形されたポリマー、化学的に 固められ修正され又はクロスリンクされたセルロース繊維、けん縮されたポリエ ステル繊維のような合成繊維、ピートモス、ティッシュラップやティッシュラミ ネートを含むティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー 、吸収性のゲル化物質、或いはこれらと等価な物質、材料の組合せ、或いはこれ らの混合物がある。吸収性のコアの形体および構造も又、変動する。（たとえば 、吸収性のコアは、厚み変動帯域（中央で厚 くなるように形作られている）、親水性の勾配、超吸収性の勾配、または低密度 および小さな平均坪量の取得帯域を有しており、或いは１層以上の層または構造 を備えている。）しかしながら、吸収性のコアの全吸収能力は、生理用パッド２ ０の設計負荷および意図した使用に適合すべきである。さらに、吸収性のコアの 寸法および吸収能力は、失禁パッド、パンティライナ、標準的な衛生ナプキンま たは旅行用の生理用パッドのような異なる使用に適合するように変えることがで きる。 本発明の吸収性のコア２８として用いられる吸収性構造体の例が、1990年８月 21日にオズボーンに付与された米国特許第4，950，264号（薄くて可撓性の衛生 ナプキン）、1986年９月９日にワイズマン等に付与された同第4，610，678号（ 高密度吸収性構造体）、1989年５月３０日にアルマニー等に付与された同第4，8 34,735号（低密度かつ低坪量の取得帯域を備えた高密度吸収性部材）、1986年10 月22日にデュエンク等の名で公表されたプロクター＆ガンベル社の欧州特許出願 第0198683号に記載されている。これらの特許の各々を、ここに参考文献として 例示する。 バックシート２６とトップシート２４は、吸収性のコア２８のそれぞれ衣服面 と身体面に隣接して位置決めされており、好適には、当該技術分野においては周 知のシャーシ取付手段（図示せず）によって互いに吸収性のコ ア２８に接合されている。たとえば、バックシート２６および／またはトップシ ート２４は、接着剤の均一な連続層、接着剤のパターン層、分離線の列、接着剤 のスパイラルまたはスポットによって、吸収性のコア２８に、又は互いに固定さ れている。申し分なく機能する接着剤が、米国ミネソタ州セントポールのH．B． フラー社によってHL−1258、Ｈ−2031として製造されている。シャーシ取付手段 は好適には、1986年３月４日にミネトーラ等に付与された米国特許第4，753，98 6号（使い捨ての廃棄物包含衣服）に開示されているようなオープンパターン組 織のフィラメントの接着材からなり、この特許を参考文献としてここに例示する 。オープンパターン組織のフィラメントの典型的なシャーシ取付手段は、1975年 10月７日にスプラーグ・ジュニアに付与された米国特許第3，911，173号、1978 年11月22日にズィッカー等に付与された同第4，785，996号、1989年６月27日に ベレニッツに付与された同第4，842，666号に示されている装置および方法に開 示されているような、螺旋状に巻かれた接着剤フィラメントの幾つかの線からな る。これらの特許の各々を、ここに参考文献として例示する。或いは、シャーシ 取付手段は、熱接着、加圧接着、超音波接着、動的機械接着、又は他の適当な取 付手段、或いは当該技術分野で知られているようなこれらの取付手段の組み合わ せからなるものでもよい。 バックシート２６は液体（たとえば、経血および／又は尿）に対して不透過性 であり、好適には薄いプラスチックフィルムで製造されるが、他の可撓性の液体 不透過性材料を使用してもよい。ここで使用される語“可撓性”は、柔軟であり 体型に容易に順応する材料を意味する。バックシート２６は、吸収性のコア２８ に吸収され収容された分泌物が、下着のような生理用パッド２０に接触する物品 を濡らさないようにする。かくして、バックシート２６は、織布、不織布、ポリ エチレンやポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、或い はフィルムで被覆した不織布材料のような複合材料からなる。好適には、バック シート２６は、厚さが約0.012mm（0.5mil）〜約0.051mm（2.0mil）のポリエチレ ンフィルムである。典型的なポリエチレンフィルムは、米国オハイオ州シンシナ チのクロペイ社によってP18-0401として、或いはインディアナ州テール・オート のトレデガー社によってXP-39385として製造されている。バックシートは好適に は、布状の外観を提供するために、エンボス加工および／又はマット仕上げされ ている。さらに、バックシートは、吸収性のコアから水蒸気を逃がす（すなわち 、呼吸可能にする）一方、分泌物がバックシートを通過するのを阻止する。 トップシート２４は、柔軟で柔らかであり、装着者の皮膚を刺激しないもので ある。さらに、トップシート２ ４は、（経血および／又は尿のような）液体を容易に通過させる液体透過性のも のである。適当なトップシート２４は、織布や不織布のような種々の材料、穴開 き形成された熱可塑性フィルム、穴開きプラスチックフィルム、ハイドロフォー ムされた熱可塑性フィルムのようなポリマー材料、多孔質フォーム、網状フォー ム、網状熱可塑性フィルム、および熱可塑性スクリムから製造することができる 。適当な織布および不織布は、（木繊維や綿繊維のような）天然繊維、（ポリエ ステルのようなポリマー繊維、ポプロピレン、又はポリエチレン繊維などの）合 成繊維、或いは、天然繊維と合成繊維の組合せから構成される。好適なトップシ ートは、穴開き形成されたフィルムからなる。穴開き形成されたフィルムは、ト ップシートに好適である。何故ならば、分泌物を吸収しないで通過させ、液体を 戻さず装着者の皮膚を濡らしにくいからである。かくして、身体と接触している 形成フィルムの表面は乾燥したままであり、身体を汚しにくくし、装着者に快適 な感触を提供する。適当な形成フィルムは、1975年12月30日にトンプソンに付与 された米国特許第3，929，135号（テーパした毛細管をもつ吸収性構造体）、198 2年４月13日にムーラン等に付与された同第4，324，246号（耐汚染性トップシー トをもつ使い捨て吸収性物品）、1982年８月３日にラデル等に付与された同第4 ，342，314号（繊維状の性質を示す弾性プラスチックウェブ）、 1984年７月31日にアール等に付与された同第4，463，045号（非光沢面および布 の感触を示す巨視的に膨張する３次元プラスチックウエブ）、1991年４月９日に ベアードに付与された同第5，006，394号（多層ポリマーフィルム）に記載され ている。これらの特許を参考文献として例示する。本発明についての好適なトッ プシート２４は、上述の特許の１つ又は２つ以上に記載され、米国オハイオ州シ ンシナチのプロクター＆ギャンブル社によって“ドライ・ウィーブ”として生理 用パッドについて製造されている形成フィルムである。 本発明の好適な実施例では、形成フィルムのトップシートの身体面は、身体面 が親水性でない場合よりも、液体をトップシートを通してより迅速に通過させる ように、親水性であり、経血が吸収性のコアに流入して吸収性のコアによって吸 収されるのではなく、トップシートから流出するおそれを減少させる。好適な実 施例では、界面活性剤が、1991年11月19日にアジズ等によって出願された米国特 許出願第07/794，745号（不織布および穴開きフィルムカバーシートをもつ吸収 性物品）に記載されており、ここに参考文献として例示する。或いは、トップシ ートの身体面は、オズボーンに付与された上述の米国特許第4，950，254号に記 載されているような界面活性剤で処理することによって、親水性にすることがで きる。 使用に際して、生理用パッド２０を、このような目的 にとって周知の支持手段または取付手段（パンティファスナ部材３０）によって 適所に保持することができる。たとえば、パンティファスナ部材３０は、商標ベ ルクロとして販売されているようなフック・ループファスナ、スナップ、或いは ホルダのような機械的ファスナからなる。好適には、生理用パッドは、使用者の 下着すなわちパンティのところに配置され、バックシート２６に設けられた１つ 以上の接着剤領域（パンティファスナ接着剤４４）のようなパンティファスナ部 材３０によって下着に固定される。パンティファスナ接着剤４４は、生理用パッ ド２０をパンティの股部分に固定するための手段、好適には、本発明の目的のた め、汚れたとき、生理用パッド２０を使い捨て用の折り畳み包装パッケージに固 定するための手段を提供する。かくして、バックシート２６の外面の一部または 全てには、パンティファスナ接着剤４４を形成するため接着剤が塗布される。こ のような目的のために、従来技術で使用されている接着剤を、パンティファスナ 接着剤４４に使用することができるが、感圧接着剤が好適である。適当な接着剤 として、米国オハイオ州コロンバスのセンチュリー・アドヒーシィブ社によって 製造されているセンチュリーＡ−３０５−IV、ニュージャージー州ブリッジウォ ーターのナショナル・スターチ＆ケミカル社によって製造されているインスタン トロック３４−２８２３がある。適当なパンティファ スナ部材３０、特にパンティファスナ接着剤４４は、上述の米国特許第4，917， 697号に記載されている。 生理用パッド２０が使用される前には、パンティファスナ接着剤４４は典型的 には、使用前にパンティの股部分以外の面に接着剤が付着したり接着剤が乾燥し たりしないようにするために、取外し可能な剥離ライナー（図示せず）で被覆さ れている。適当な剥離ライナーは、上述の米国特許第4，917，697号に記載され ている。このような目的に通常使用される市販されている剥離ライナーを使用し てもよい。適当な剥離ライナーの非限定的例として、米国ウィスコンシン州メナ サのアクローシル社によって製造されているBL30MG A サイロックスE1/0および BL30MG A サイロックス4P/0がある。本発明の生理用パッド２０は、剥離ライナ ーを取り外し、しかる後、パンティファスナ接着剤４４がパンティに接触するよ うに生理用パッド２０をパンティに使用する。パンティファスナ接着剤４４は、 使用時に生理用パッド２０をパンティ内の適所に維持する。 本発明の変形実施例では、生理用パッドは、２つのフラップを有しており、こ れらのフラップは各々、吸収性のコアに隣接しコアの側縁部から側方に延びてい る。フラップは、装着者のパンティの股部分の縁部を覆うように形作られており 、したがって、フラップは、装着者のパンティの縁部と太腿との間に配置されて いる。フラッ プは、少なくとも２つの目的に役立つ。第１に、フラップは、好適にはパンティ の縁部に沿って二重壁バリヤを形成することにより、経血によって装着者の身体 およびパンティが汚れないようにするのに役立つ。第２に、フラップには好適に は、フラップをパンティの下に折り畳みパンティの衣服側に取付けることができ るように、衣服面にパンティファスナ部材が設けられている。このようにして、 フラップは、生理用パッドをパンティ内に適当に位置決めするのに役立つ。フラ ップは、トップシートやバックシートの材料、或いはこれらの材料の組合せを含 む種々の材料で形成される。さらに、フラップは、ナプキンの主要本体に取付け られた別個の要素でもよく、或いは、トップシートやバックシートの延長部（す なわち、一体型）でもよい。本発明の生理用パッドに適したフラップをもつ多く の生理用パッドが、1987年８月18日にヴァン・ティルバーグに付与された米国特 許第4，687，478号（フラップ付き衛生ナプキン）、1986年５月20日にヴァン・ ティルバーグに付与された同第4，589，876号（衛生ナプキン）、1986年８月26 日にマッティングリーに付与された同第4，608，047号（衛生ナプキン取付手段 ）に開示されている。これらの特許を参考文献としてここに例示する。 本発明の変形実施例においては、トップシートと吸収性のコアとの間に、取得 層を配置してもよい。取得層は、 分泌物の吸収性コアへの吸上の向上を含む幾つかの機能に役立つ。吸収性コア全 体にわたる分泌液の一様な分布、ならびに生理用パッドを比較的薄くすることを 含む、分泌物の良好な吸上が重要である幾つかの理由がある。（ここでいう“吸 上”は、一方向、二方向または全方向に（すなわち、ｘ−ｙ平面および／又はｚ 平面に）液体を搬送することを含む。）取得層は、ポリエステル、ポリプロピレ ン、ポリエチレンを含む合成繊維の織布または不織布、綿やセルロースを含む天 然繊維、このような繊維の配合物、或いは等価材料またはその組合せを含む、幾 つかの異なる層から構成される。取得層およびトップシートをもつ生理用パッド の例が、オズボーンに付与された米国特許第4，950，264号、1991年12月17日に クレー等によって出願された米国特許出願第07/810，774号（融着層をもつ吸収 性物品）に、より詳細に記載されている。これらを参考文献としてここに例示す る。好適な実施例では、取得層は、ウエブを接合するための普通の手段によって （最も好適には、上述のクレーの出願に詳細に記載されているような融着によっ て）トップシートと接合されている。 第２図に示されているパッケージは、“折り畳みおよび包み”パッケージ５０ と呼ばれている。パッケージ５０は、使用前に生理用パッド２０を収容し且つ汚 れた生理用パッド２０を処理するための別個のパッケージであ る。本発明の折り畳み包装パッケージ５０は、ポーチ５４およびフラップ５６を 最初に提供するように形作られた材料の単一片からなるラッパー５２と、ポーチ 閉鎖部材５８と、汚れた生理用パッドを使い捨て形態に収容した状態でラッパー を固定するための処理手段とを含み、第２図に示されるような処理手段は好適に は、テープタブ６０からなる。ラッパー５２は、折り畳み包装パッケージ５０の 主要本体を形成し、フラップパネル５２と、フラップパネル５２に隣接した中央 パネル６４と、中央パネル６４に隣接した端部パネル６６と、一対の長さ方向縁 部６８と、一対の端縁部７０とを有する。最初の形体では、ラッパー５２は、中 央パネル６４および端部パネル６６からなるポーチ５４、およびポーチ５４に隣 接したフラップ６４を提供するように形作られている。ポーチ５４は、端部パネ ル６６を中央パネル６４の上に折り返し、ラッパー５２の長さ方向縁部６８に沿 って端部パネル６６を中央パネル６４に弱く結合して結合体７２を形成すること によって形成され、閉鎖端ポーチは、３つの側壁および開放口を有するように形 成される。端部パネル６６と中央パネル６４との結合７２は、端部パネル６６を 中央パネル６４から剥がして、ラッパー５２を汚れた生理用パッドのために処理 形体にする。フラップ５６は、ポーチ５４の口を超えて延びた少なくともフラッ プパネル６２によって形成される。フラップ５６は、 生理用パッドをポーチ５４内に固定し使用前に汚れないようにするため、ポーチ ５４の口の上に折り畳まれるように設計されている。フラップ５６は、ラッパー ５２の長さ方向縁部６８に沿ってポーチ５４に弱く結合されており、フラップ５ ６を開放して未使用の生理用パッドを取り外し、処理形体の汚れた生理用パッド を提供する。第２図は、折り畳まれた未使用の生理用パッドをポーチ５４に挿入 する前の開放状態の折り畳み包装パッケージ５０を示している。 第３図は、未使用の生理用パッド２０がポーチ５４内に収容されている本発明 の折り畳み包装パッケージ５０の斜視図を示している。第３図に示されるように 、生理用パッド２０は折り畳まれ、ポーチ５４内に配置されて適所に保持される 。生理用パッド２０は典型的には、少なくとも１つの軸線、好適には２つの軸線 に対して折り畳まれ、トップシート２４が汚れないようにする。生理用パッド２ ０は外側に衣服面を有しており、剥離ライナーがパンティファスナ接着剤を覆っ ている。折り畳み包装パッケージ５０のフラップ５６は、ポーチ５４の口を閉め るため、フラップ５６がポーチ５４に弱く結合される前には、折り畳み形体で示 されている。ポーチ閉鎖部材６８は、フラップ５６をポーチ５４に弱く接着し使 用前に折り畳み包装パッケージ５０のより確実な閉鎖を提供するものとして第３ 図に示されている。好適には、テ ープタブ６０は、処理手段（好適にはテープタブ６０）を使用してパッケージを 最初に閉鎖状態に固定する必要はないけれども、異物がフラップ５６の下やポー チ５４の中に入らないようにフラップ５６を閉鎖するためポーチ５４の端部パネ ル６６に固定されている。 第４図は、装着者が使い易いように製造者によって提供された形体のパッケー ジ／生理用パッドユニットの平面図である。第４図に示されるように、フラップ ５６は、ポーチ５４の上に折り畳まれており、少なくともポーチ閉鎖部材５８に よって（好適にはテープタブ６０によって）ポーチ５４に固定されている。さら に、フラップ５６は、結合体７２’によって長さ方向縁部６８に沿ってポーチ５ ４に弱く結合されている。 使用の際、テープタブ６０は、ポーチ５４の端部パネル６６から剥がされる。 その際、フラップ５６とポーチ５４との結合体７２’は、ラッパー５２の材料を 引き裂くことなしに壊されフラップ５６を開放する。最後に、フラップ５６は、 ポーチ閉鎖部材５８から剥がされる。かくして、折り畳み包装パッケージ５０は 、第３図に示されるような形体をとる。 次いで、以下に示すようにポーチを破った後に生理用パッドを取り出すことが できるけども、未使用の生理用パッドは典型的には、ポーチ５４から取り出され る。生理用パッドは、折り畳まれ或いは丸められておらず、剥 離ライナーは、パンティファスナ接着剤から取り外され、パンティファスナ接着 剤は、生理用パッドの使用のために装着者の下着に固定される。すると、折り畳 み包装パッケージ５０は再び、第２図に示される形体をとる。 次いで、端部パネル６６は、ラッパー５２の材料を引き裂くことなしに、端部 パネル６６と中央パネル６４との弱い結合７２を壊すことによって、中央パネル ６４から剥がされる。第５図は、平らな材料片（ラッパー５２）がフラップパネ ル６２に隣接した端縁部７０のところにテープタブ６０を備えるように、端部パ ネル６６が中央パネル６４から剥がされた最初の処理形体での折り畳み包装パッ ケージ５０の平面図である（上述のように、生理用パッドは、この段階の後、折 り畳み包装パッケージから取り外すこともできる。）。 第６図は、汚れた生理用パッド２０’がラッパー５２に固定されている、開放 した折り畳み包装パッケージを示している。好適には、生理用パッドを装着者の 下着に取付けるのに使用されるパンティファスナ接着剤は、汚れた生理用パッド を折り畳み包装パッケージに取付けるのに使用される。汚れた生理用パッドは、 （丸めるような）他の形体で処理し、ラッパー５２の上に置き或いはラッパーに 付けてもよい。次いで、パッケージユニット全体（ラッパーおよび汚れた生理用 パッド）は、丸められ或いは折り畳まれて処理形体にされる。 第７図は、ラッパー５２および汚れた生理用パッド２０’のパッケージユニッ トについての典型的な処理形体を示している。この実施例では、第６図のパッケ ージユニットは、端部パネル６６からフラップパネル６２に向かって丸められ、 汚れた生理用パッド２０’をラッパー５２内に収容する。次いで、テープタブ６ ０をラッパー５２に外側部分に固定し、パッケージユニット（汚れた生理用パッ ド２０’およびラッパー５２）を処理形体に固定する。次いで、このパッケージ ユニットは、廃棄箇所で廃棄される。 折り畳み包装パッケージ５０を形成する材料の単一片（ラッパー５２）は、多 くの材料で構成することができる。ラッパー５２は好適には、未使用の生理用パ ッドを汚染から防ぎ且つ汚れた生理用パッドから漏れるのを防ぐ材料で形成され ている。好適にはラッパー５２は、折り畳み包装パッケージを容易に折り畳み長 さ方向縁部に沿って弱く結合することができるように、比較的薄い可撓性のもの である。好適には、そして弱い結合のみが使用されるので、材料は薄いものであ り、好適には液体不透過性であり、さらに好適には周知のポリマー材料である。 好適な実施例では、折り畳み包装パッケージは、トレデガーによってX-9313とし て販売されているフィルムを含むバックシート２６として使用するのに適した薄 い（好適には、約１ミル（０．０２５mm））単一層のポリ エチレン配合フィルムからなる。或いは、ラッパー５２を、他のフィルム、クラ フト紙、光沢紙、または１層以上の積層材料で形成してもよい。 ここで議論されるように、ラッパー５２の長さ方向縁部６８は、互いに弱く結 合され、第４図に示されるようなポーチ５４および折り畳み包装パッケージを形 成する。ここで使用される語“弱く結合される”は、使用の際、著しく（好適に は全く）破壊したり（引き裂かれたり）或いは弱く結合さた部材が過度に歪んだ りすることなしに、装着者によって容易に開けられ壊されることができる結合を 意味する。弱い結合は、周知の多くのシール技術を使用して行うことができる。 たとえば、弱い結合７２、７２’は、クリンプ、ヒートシール、接着剤、商標ベ ルクロとして販売されているフック・ループ・ファスナのような機械的ファスナ 或いは超音波結合によって形成することができる。或いは、弱い結合は、ダウ・ ケミカル社の“ジップロック”のようなジッパー式密封装置によって形成しても よい。好適には、ラッパー５２は、1985年12月３日にスワンソン等に付与された 米国特許第4，556，146号（この特許を参考文献としてここに例示する）の教示 に従って長さ方向縁部６８に沿って弱く結合されており、より好適には、剥離可 能なひだ付きシールを提供するため、長さ方向縁部６８をクリンプすることによ って弱く結合される。 また、折り畳み包装パッケージには好適には、生理用パッドの使用前に、フラ ップ５６をポーチ５４に密封するためのポーチ閉鎖部材５８が設けられている。 或いは、折り畳み包装パッケージはポーチ閉鎖部材を含む必要はなく、或いは、 ポーチ閉鎖部材は、付加的な要素を必要とせずに処理手段自身として機能するこ とができる。ポーチ閉鎖部材５８は、ポーチ５４の口に隣接して、或いはポーチ ５４の長さに沿った他の箇所に位置決めしてもよい。ポーチ閉鎖部材５８は、接 着剤、ジッパー式密封装置、フック・ループ・ファスナ、引き裂きシールを含む （ただし、これらに限定されるものではない）適当な型式の密封手段で構成して もよい。好適には、ポーチ閉鎖部材５８は、シャーシ取付手段として使用するこ とができる接着剤のような、ポーチシール接着剤のパッチを備えており、ポーチ シール接着剤は、好適には螺旋形をなして端部パネルに配置される。 折り畳み包装パッケージ５０には又、汚れた生理用パッドを処理形体で内部に 収容した状態で、ラッパーを固定するための、そして好適には、生理用パッドの 最初の使用前にフラップ５６を閉鎖するための処理手段が設けられている。変形 実施例では、処理手段は、パッケージを最初に閉鎖状態に保持するのに使用され ない（すなわち、汚れた生理用パッドを処理するとき、パッケージユニットを保 持するのに保管される。）かくして、処理手 段は、ラッパーを折り畳んだり丸めたりして処理形体にし且つ汚れた生理用パッ ドをラッパー内に収容する形体に固定する構造体であるのがよい。かくして、た とえば、処理手段は、テープタブ（接着剤テープタブまたは機械的テープタブ） 、接着剤取付手段、機械的ファスナ要素、フックファスナ材料、ループファスナ 材料、或いは、当業者にとって公知の他の要素または要素の組合せのような、ラ ッパに位置決めされ及び／又はラッパに結合された多数の異なる要素からなるの がよい。本発明に使用される処理手段の例が、1990年10月16日にアンソニー・Ｊ ・ロバートソンおよびチャールズ・Ｌ・スクリップスに付与された米国特許第4 ，963，140号（使い捨て吸収性物品用の処理手段を備えた機械的ファスナ装置） に開示されており、この特許を参考文献としてここに例示する。 処理手段は、ラッパーおよび汚れた生理用パッドを処理形体に固定する限り、 ラッパー５２のどこに位置決めしてもよい。たとえば、処理手段は、端部パネル ６６のいずれかの面に、中央パネル６４のいずれかの面に、或いは、フラップパ ネル６２のいずれかの面に位置決めしてもよい。好適には、処理手段は、フラッ プパネル６２に、より好適には、端部パネル７０に隣接してフラップパネル６２ に位置決めされている。 好適な処理手段は、ラッパーおよび汚れた生理用パッドを手際よく処理できる ように位置決めされたテープタ ブからなる。テープタブ６０は好適には、物品を互いに密封するのに使用される 公知のテープタブからなる。テープタブ６０は好適には、固定部分７４と、フラ ップパネル６２の端縁部７０から外方に延びた連結部分７６とを含む。テープタ ブ６０は、接着剤テープタブ、機械的ファスナ・テープタブなどのような公知の 取付手段からなるのがよい。テープタブにとって好適な材料は、米国ミネソタ州 セントポールのスリーエム社によってテープコード番号XPF14.43.0、Y-9376、Y- 9030として市販されているテープ材料からなる。特に好適なテープタブは、1991 年11月15日にチャールズ・Ｊ・ベルグ等によって出願された米国特許出願第07/7 95，932号（衛生ナプキンラッパー及びその接着剤タブ構造）、1992年８月21日 にジェニファー・Ａ・ローチ等によって出願された同第07/934，147号（個々に 包装された使い捨て吸収性物品のための再固定可能な接着剤ファスナステム）に 開示されており、これらを参考文献としてここに例示する。フラップを最初に閉 鎖状態に閉鎖するのに使用されない典型的なテープタブは、1992年４月28日にダ ニエラ・Ｊ・フィッシャー等によって出願された米国特許出願第07/874，871号 （清掃具を備えた個々に包装された衛生ナプキン）に開示されており、これを参 考文献としてここに例示する。 本発明の特定の実施例を説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱す ることなしに、他の種々の変形 および修正をなし得ることは、当業者には明白であろう。したがって、本発明の 範囲内にあるこのような変形および修正は全て、添付に請求の範囲に包含される 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＺ，ＦＩ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，Ｌ Ｖ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 折り畳み包装パッケージが平らなラッパーになるように 端部パネルを中央パネルから剥がしてポーチを開放し、 汚れた生理用パッドをラッパーに固定し、ラッパー及び 汚れた生理用パッドを処理形体にし、テープタブをラッ パーの別の部分に固定することによってラッパーおよび 汚れた生理用パッドを処理形体に固定することによって 使用される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 使用前に生理用パッドを収容し、かつ、汚れた生理用パッドを手際よく 確実に処理するための折り畳み包装パッケージであって、 フラップパネルと、該フラップパネルに隣接した中央パネルと、該中央パネル に隣接した端部パネルと、長さ方向縁部と、端縁部とを有するラッパーを含み、 該ラッパーは、中央パネルおよび端部パネルからなるポーチを形成するように最 初に形作られており、前記ポーチは、端部パネルを中央パネルの上に折り返すこ とによって形成され、そして前記ポーチは、未使用の生理用パッドを収容するこ とができ、前記ラッパーは又、前記ポーチに隣接したフラップを形成するように 最初に形作られており、前記フラップは、端縁部の一方によって構成された遠位 端を有しており、前記フラップは、フラップパネルによって形成されており、該 フラップパネルは、ポーチを閉鎖するため、端部パネルの上に折り返されており 、 ラッパーの上に位置決めされていて、ラッパーおよび汚れた衛生ナプキンを処 理形体に固定するための処理手段をさらに含む折り畳み包装パッケージにおいて 、 前記端部パネルが、端部パネルを中央パネルから剥がして汚れた衛生ナプキン を処理するように、弱結合によって、長さ方向縁部のところに中央パネルに弱く 結合さ れており、 前記フラップパネルが、フラップをポーチから剥がしてポーチを開け未使用の 生理用パッドを取り出し且つ汚れた生理用パッドを処分するように、弱結合によ って、長さ方向縁部に沿ってポーチに弱く結合されている、ことを特徴とする折 り畳み包装パッケージ。 ２． 前記弱結合が、剥離可能なクリンプシールからなることを特徴とする請 求の範囲第１項に記載の折り畳み包装パッケージ。 ３． 前記処理手段が、接着剤部材またはテープタブ、好適には、フラップの 前記遠位端に隣接して位置決めされていて、ラッパーおよび汚れた衛生ナプキン を固定して処理形体にするための接着剤テープタブからなることを特徴とする請 求の範囲第１項または第２項に記載の折り畳み包装パッケージ。 ４． 前記ラッパーが、ポリエチレン配合フィルムまたはポリエチレンフィル ムの単一層からなることを特徴とする請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項 に記載の折り畳み包装パッケージ。 ５． パネルに配置されていて、フラップをポーチに取外し可能に固定するた めのポーチ閉鎖部材をさらに含み、好適には、該ポーチ閉鎖部材が接着剤部材か らなることを特徴とする請求の範囲第１項〜第４項のいずれか１項に記載の折り 畳み包装パッケージ。 ６． 生理用パッドのための折り畳み包装パッケージを使用するための方法で あって、 （a） 個々に包まれた生理用パッドを折り畳み包装パッケージに提供する段階 を含み、前記折り畳み包装パッケージは、フラップパネルと、該フラップパネル に隣接した中央パネルと、該中央パネルに隣接した端部パネルと、長さ方向縁部 と、端縁部とを有するラッパーを備え、該ラッパーは、端部パネルを中央パネル の上に折り返し、弱結合により端部パネルを長さ方向縁部に沿って中央パネルに 弱く結合することによって形成されるポーチと、ポーチの上に折り返されてポー チを閉鎖するフラップとを備えており、該フラップは、弱結合によってポーチに 弱く結合されており、前記生理用パッドは、ポーチの内部に配置されており、そ して前記折り畳み包装パッケージは、端部パネルに隣接してフラップパネルに設 けられたテープタブをさらに備えており、 （b） フラップとポーチとの弱結合を壊すことによって、折り畳み包装パッケ ージを開放する段階と、 （c） 生理用パッドをポーチから取り出す段階と、 （d） ラッパーが平らな形体になるように、端部パネルと中央パネルと間の軽 い結合を壊すことによってポーチを開放する段階と、 （e） 汚れた生理用パッドを提供する段階と、 （f） 汚れた生理用パッドをラッパーに固定する段階と、 （g） ラッパーおよび汚れた生理用パッドを処理形体にする段階と、 （h） テープタブをラッパーに固定することによって、ラッパーおよび汚れた 生理用パッドを前記処理形体に固定する段階と、 をさらに含むことを特徴とする方法。 ７． 前記段階（a）において、まずテープタブをポーチに固定し、前記段階 （b）は、テープタブをポーチから剥がす段階をさらに含むことを特徴とする請 求の範囲第６項に記載の方法。 ８． 前記段階（a）において、前記折り畳み包装パッケージは、フラップを ポーチに取外し可能に固定するポーチ閉鎖部材をさらに含み、前記段階（b）は 、ポーチ閉鎖部材によって形成された、フラップとポーチとの取外し可能な結合 を壊す段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第６項に記載の方法。