JP2002527306A - 包み用包装材 - Google Patents

包み用包装材

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JP2002527306A
JP2002527306A JP2000575772A JP2000575772A JP2002527306A JP 2002527306 A JP2002527306 A JP 2002527306A JP 2000575772 A JP2000575772 A JP 2000575772A JP 2000575772 A JP2000575772 A JP 2000575772A JP 2002527306 A JP2002527306 A JP 2002527306A
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coating
film
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wrapping
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ダエルマンス、エディ
コッテンソー、レミ
マルチネ、クロード
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トランスパック ナームローゼ ベンノートシャップ
シグ パック サパル ソシエテ アノニム
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    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は包み材に関し、該包み材は、製品34を包装する個別のフィルム20,52,56,62に分断可能なフォイルから成り、かつ被包製品12、特に食品に対して内側に、前記製品34の周囲に折り付けて閉じられるように構成された前記フィルムを含んでいる。折り付け形状を維持する特性を顧慮することなくフォイル材料を容易に選択可能にするために、各フィルムには、確実に折り状態を維持し包装を閉じておくことが保証されるように、制御された接着性を有する少なくとも1つの常温シール塗膜帯域が設けられ、これに続く段階で、被包製品の周囲にフィルムが折り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、被包物品と共に使用するのに好適な、フィルムから成る包み用包装
材、それも該フィルムを切断して、被包物品の周囲に折り曲げて閉じられるよう
にされた個別のシートに分断可能な形式のものに関する。 本発明は、それに限定される訳ではないが、より具体的には、例えば、菓子お
よびチョコレートの製品、または固形スープ等の他の消費品の包み材に関するも
のである。
【0002】 一般に、これらの製品は、適当な寸法および形状の、予め印刷されたフィルム
製の長方形シートに個別に包まれる。個別に包まれたこれらの製品は、また適当
な寸法の包袋にばらで包装できる。例えば平行6面体形状の、包まれる製品は、
普通の包み方法では、長方形シートの裏側、つまり無印刷側の中央に置かれる。
次いで、両長手側が製品の長手面に対して直角に上方へ(または、製品の配向お
よび被包機の種類に応じて、下方へ)折り曲げられる。次いで、横側が、製品の
両横面に対し直角に上方へ折り曲げられ、横側上縁が製品の上面へ平らに折り曲
げられるが、この最後の2つの操作は、必ず、次の斜め折りを介して、既に上方
へ折り曲げられている長手側と共に行われる。包み作業は、長手側の上縁(この
時点では台形のタブとなっている)を製品上面へ折り曲げることで完了する。
【0003】 しかし、注意すべき点は、被包製品の形状および包み機の性質に応じて、包み
シートの別の折り順が可能である点であり、この折り順は、決められた折り線形
式にしたがって行われる。包みシートの折り線形式は、等しい包み方法を用いて
包まれる等しい製品に対して、常に同じままである。 ここに生じる重要な問題は、包み作業の終わりに、包みが閉じた状態を保つよ
うに折り部分を維持することである。この維持は、基材として使用するフィルム
の具体的な選択によってしか可能ではない。基材は、その場合、適当な機械的特
性、例えば可撓性と、特に、包み作業時にシートが折られた後に始めの位置へ戻
らない明らかな傾向とを有していなければならない。
【0004】 この問題は、特に、小寸法の被包製品、例えばキャンディ、プラリネ、おしゃ
ぶり飴、大麦飴、チョコレートバー等の菓子製品並びに固形スープの場合に発生
する。 公知の一解決策の場合、高い可撓性で知られる特定基材、例えば、蝋紙、セロ
ファン、アルミニウムラミネート、あるいはまた基材の可撓性を高める適当量の
添加剤を含有する合成フィルムが選択される。 この解決策では、しかし、包みシート用の基材として使用されるフィルムの可
能な選択肢がかなり限られるか、または費用がかなり増大する。
【0005】 固形スープ等の一定製品を包むシートも公知であり、このフィルムの場合、包
みシートは接着により閉じられる。この目的のために、シートは、その表側に、
言い換えると、被包製品の外側に面する側にホットシールを構成する塗膜を含み
、該塗膜の形状は、包み作業中に生じる折り部分の形状に適合するようにされて
いる。 この包み過程の欠点は、熱源が必要であるため、包み機をこの包み過程に特別
に適合させなければならない点である。更に、この熱源が加熱板から成る場合、
接着は、被包製品の完全に平らな面にしか可能ではなく、また溶着に要する時間
に加えて、何種類かの製品には抵抗不可能な比較的大きい圧力を必要とする。 別の欠点は、この包み過程が、熱に敏感な製品、特にチョコレート製品には全
く不適当である上、耐熱性の乏しい包み基材を選択できないことである。
【0006】 また特許出願EP−0870695の提案による包みシートは、製品の周囲に
折り付けて閉じられるようにしたもので、該シートの表側、すなわち製品の外側
に対向しない面が、常温シール用塗膜を含み、この塗膜は、シートが製品の周囲
に折り付けられた場合、シール剤塗被区域と重なるように構成されている。した
がって、シート材料が折り状態を維持する特性に欠ける場合、これらシール剤塗
被区域により折り部分が固着される。このシートは、しかし、シートを閉じた状
態に維持する熱接着ラッカーを有し、既述の欠点を有している。このシートは、
また裏側に、フィルムをロールから繰り出し得るように非粘着性帯域を備えてい
なければならない。
【0007】 本発明の目的は、したがって使用されるフィルムの選択幅が広げられ、かつフ
ィルムをロール状に保管できる新規な包み材を得ることにある。 この目的を達成するために、本発明によれば、製品、特に食品の包装用に構成
された包み用包装材、それも、ロール形式で保管されるフィルムから成り、かつ
また横方向に分断して、製品の周囲に折り曲げて包むようにされた個別シートを
得ることができる形式のものにおいて、前記フィルムが、各シート上に、シート
の少なくとも横方向縁部に沿って常温シール塗膜帯域を含み、該塗膜帯域により
、シートがシート自体に対して制御された粘着性を与えられ、かつ該塗膜帯域が
、包みを閉じた状態で保つには十分強力だが、ロールからのフィルムの繰り出し
を妨げるほど十分に強力ではないことを特徴とする包装材を得ることができる。
【0008】 フィルムは、各シートの各横縁に沿って常温シール塗膜帯域を含むのが好まし
く、該帯域の一方がシートの表側に、他方が裏側に設けられている。 出願人の会社は、驚くべきことに次のことを発見した。すなわち、明確に限定
された常温シール塗膜を有する包み用包装材として使用されるフィルムの少なく
とも一部に予め塗膜を被着させることにより、包みシートを折って閉じた場合に
、折り部分が極めてよく固着し、またフィルムをロール状に保管できるというこ
とである。 このことは、シール用塗膜として使用する物質が、滑らかな表面またはこの目
的で処理された表面には、ほとんど、または全く接着しないのに対し、折り作業
中、該物質自体に対して当て付けられた場合には、良好な接着性を示すというこ
とである。折り部分は、したがって軽く押圧されて、シール剤塗被区域が互いに
重ね合わされることで簡単に固着され、これが、包みシートを折るのに要する付
属物以外の付属物なしで達せられる。
【0009】 本発明の場合、常温シールという用語は、約0〜50゜Cの温度で単に接触さ
せることで即時に得られるシールの意味と理解されたい。要するに、温度は、常
温シール用塗膜によるシールを得るための決定的なパラメータではなく、得られ
るシールの品質に対して実質的には影響を与えない。シールは、したがって付加
的な熱を加える必要なしに、包みユニットが配置されている場所の周囲温度で達
成される。 実際、常温シール塗膜は、従来、とりわけ、ほとんどまたは全く変形の生じな
い基材上の成層に使用されてきた。このことは、常温シール塗膜の自己接着特性
のため、非平面的な基材上にこの常温シール塗膜を使用する場合には、障害が予
想されたことを意味する。
【0010】 本発明では、製品を包むための、より安価で、より良好な特性を有するフィル
ムの使用が可能になり、しかも前記製品の形状に関して何ら制限は存在しない。 剛性フィルムの使用に関して注意すべき点は、従来、折り包むことで密封せね
ばならない包装には、剛性フィルムの使用が避けられてきた点である。これは、
これらの剛性フィルムには、折り状態を保つ能力が極めて乏しいためである。 一方の面にシール塗膜が被着されたフィルムのロールが包み用に用意される場
合、他方の面に非粘着性塗膜が被着され、巻付け時にシール塗膜を有する面と他
方の面との接着が防止される。しかし、注目すべき点は、いわゆる「乾性」常温
シール塗膜が存在することであり、これらの塗膜は、ポリプロピレン等の特定の
基材とともに使用された場合には、前記のような非粘着性塗膜を必要としない。
これら2つの方法は、本発明と関連しても利用することができる。
【0011】 一好適実施例によれば、シール剤塗被区域の構成は、シートの両縁部に沿って
W字形に配置された2つの帯域構成部分と、シートの第3縁部に沿って設けられ
た、2つのW字形構成部分の間の帯域と、シートの第4縁部の2つのコーナーに
設けられた2塗被区域とを含んでいる。 折り形状に配置されたシール塗膜は、約4mmの幅を有している。 シール塗膜帯域構成部の形状は、被包製品に応じて、また折り順に応じて変更
できる。 折り部分に沿った帯域構成部分とは別に、各フィルムは、第3縁部に沿ってシ
ール塗膜帯域を有している。この塗膜帯域は、包み工程の終わりに被包製品の底
部へ最初に折り曲げられるタブに設けられ、最後に折り曲げられるタブに接着さ
れる。包みフィルムは、また最後に折り曲げられるタブが被包製品の底部に接着
できるように、付加シール塗膜区域を含み、それにより包みシートを閉じた状態
に維持するのに役立っている。
【0012】 別の実施例によれば、包み工程の最後に折り曲げられるタブの一方のタブの縁
部に沿って、いわゆる「ソフト」タイプの常温シール塗膜帯域を設けることがで
きる。この種の塗膜は、既出の乾性塗膜と異なり包みシートの裏側の滑らかな面
に接着できる。このソフトシール塗膜帯域により、包み工程の終わりに折り曲げ
られる2つの長手方向のタブの間に良好な接着性が得られ、したがって、得られ
る包装は、気密にシールされ、製品に対する種々の要因、例えば湿気、におい、
ほこり等の影響が低減されることで、包まれた製品の保存性が改善される。
【0013】 ソフトタイプの塗膜とフィルム裏側の滑らかな面とのこの接着は、しかし、不
可逆的であってはならない。なぜなら、このフィルムが包装され、ロール状に保
管された場合、フィルムは、破れる危険なしに繰り出し可能でなければならない
からである。別の形式の場合、塗被される基材の性質に適合するソフトタイプの
シール塗膜を選択することにより、一方では、該塗膜が基材の裏面に、ロールか
らの包みフィルムの繰り出しが可能になるように十分に弱く接着され、他方では
、包装をほとんど気密にシールし得るように十分に強力に接着される必要がある
。このような接着は、制御された接着と言うことができる。この制御された接着
の利点は、接着性の明らかな低下なしに包装の開閉が数回可能な点である。
【0014】 既述のように、本発明の利点の1つは、使用される基材の性質に関して広範囲
の性質の基材を使用できる点である。適当な基材の例は、厚さ約10〜100マ
イクロメートルのプラスチックフィルムである。該フィルムは、押し出し・延伸
ポリプロピレン、キャストフィルム形式のポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
エチレン、押し出し・延伸ポリアミド、キャストフィルム形式のポリアミドのい
ずれかである。 本発明によれば、紙基材(艶出し紙またはコーテッド紙)を使用することもで
きる。一般に、何らかの裏材料または柔軟ラップ材料が、本発明による基材とし
て適当である。これらの種々の材料は、単層、金属化単層、数層の積層されたお
よび/または同時押し出しされた層のいずれかから成るものである。
【0015】 常温シール塗膜を選択することは決定的に重要なことではない。ソフトタイプ
の常温シール塗膜として、感圧性接着剤を考えることができる。これらの接着剤
は、永久粘着性であり、多くの材料の表面に中程度の圧力で即時接着する物質で
ある。 一般則としては、感圧性接着剤は、改質セロファン、フェノフォルムアルデヒ
ド樹脂、炭化水素樹脂(ワックス)のいずれかと組み合わされた天然ゴムおよび
/または合成ゴムを基剤とした組成物である。ゴムに加えて、スチレン、(メト
)アクリル酸、ビニルエーテルを単独または組み合わせて、樹脂とも組み合わせ
たものを基剤としたポリマーを広く使用できる。最後にまた、ケイ素樹脂の使用
も可能である。天然および合成のゴムと(メト)アクリル酸およびスチレンの共
重合体との混合物を含有する組成物も、使用できる。 本発明によれば、常温シール塗膜は、ほぼ1〜5g/m2量で基材上に被着さ
れている。 これらの常温シール塗膜は、溶液や分散液の形式で、あるいはまた溶融状態で
塗布することができる。
【0016】 本発明のこのほかの具体的な特徴および特性は、添付図面について以下で行う
いくつかの実施例の詳細な説明により明らかになろう。 図1には、矢印Aの方向に貯蔵ロール(図示せず)から繰り出されるフィルム
から切断された包みシート20の表側、つまり印刷された側が示されている。 常温シール塗膜は、包み作業中に形成される折り線の形状に適合するように構
成された部分22に被着されており、その一例については後述する。図1には、
シート20の両側に沿ってほぼW字形に設けられた幅約±4mmの帯域24,2
6の2つの構成部分と、シートの第3の側に沿って、2つのW字形横方向構成部
分の間に設けられた帯域28とが示されている。帯域28の側と反対の側には、
コーナー区域に2つの常温シール塗膜区域30,32が設けられている。ロール
状に保管される当初のフィルムと比較すると、帯域24,26は、長手方向の縁
部に沿って延在し、帯域28は横方向である。ロールの場合、表側のこれら異な
る接着性塗膜帯域は、ロールの巻体の外側になる。
【0017】 図1のシート20は、金属化されていてもされていなくともよい25ミクロン
(microns)の厚さの延伸ポリプロピレンフィルムの表側に、印刷インキの固着
の改良の目的の薄手の印刷された層またはプライマー(例えばシーグヴェルク社
の製品10−612205−4MX41)が被着されることで用意される。フィ
ルムは、次いで自体公知の技術、例えばヘリオグラフかフレキソグラフ、あるい
はまたオフセット印刷により印刷される。自体公知の保護ラッカーが、印刷され
た上に塗布される。次に、このラッカーの上に、図1に示すパターンで常温シー
ル塗膜の構成部22が被着される。この被着は自体公知の印刷技術を使用して行
われる。
【0018】 常温シール塗膜としては、スエイル社の製品IP7905またはIP7936
を使用できる。この製品が、例えば3g/m2の量で被着される。この塗膜は、
この塗膜自体にのみ接着する接着性塗膜である。言い換えると、この塗膜は、滑
らかな非処理のフィルム裏側には接着せず、このため、フィルムはロール形状で
容易に保管かつ包装でき、繰り出しに問題は生じない。通常、金属上での摩擦係
数(COF)は約1〜1.5であるが、このシール塗膜は、金属上で約0.2〜
0.6の低いCOFを有する性質を備えている。この低摩擦係数によって、折り
ボックスに対する詰りや接着の危険が低減される。
【0019】 図1のシート20によるほぼ平行6面体のキャンディの包み作業を、以下で図
2〜図8について説明する。シートを、裏側、つまり非処理側をキャンディに向
けてキャンディの上に載せ、これにより帯域28と塗膜区域30,32を有する
反対側とは、キャンディの長手方向に、またW字形の構成部分は、キャンディの
横方向に位置せしめられる。図2に示すように、シート20の両側は、キャンデ
ィの長手方向面にかぶさるように、下方へ折り曲げられる。 次の作業では、図3に示すように、構成部分24,26を有するシート各側の
中央部分を、キャンディの横面上へ折り曲げる。この作業では、シート20の長
手側を、斜めの折り線36,38に沿って折り込む。これにより、図3から分か
るように、シール塗膜の2つのW字形構成部分24,26(26は図3では見え
ない)は、その2つの外側部分が折り線36,38に沿って延び、かつV字形内
側部分がキャンディ34の横側に当て付けられる。
【0020】 次の作業では、キャンディ34の各側で、折り線36,38を有する2つのフ
ラップが、内側へ、すなわち図3の矢印1,2の方向へ折り込まれる。この作業
で、W字形のシール塗膜構成部分の外側帯域、すなわち折り線36,38に沿っ
て延在する塗膜帯域が、内側V字形帯域に当て付けられ、図4に示す形状となる
。以上の折り順は、キャンディの両横側で等しい。2つのW字形構成部分24,
26のすべての帯域が完全に重なり、常温シール塗膜が完全に塗膜自体に接着す
ると、図4の形状が安定し、それまでに折られた部分が完全に固定される。
【0021】 次の折り作業では、図5に示されており、既に折られて下へ折り曲げられてあ
る横フラップの下部が、キャンディ34の下側へ折り曲げられる。この作業は、
斜めの折り線40,42,44,46に沿って長手側を折ることで行われ、それ
により長手側は台形のタブ48,50に変形される。この折り作業の結果は、図
6に明示されており、これまでの図面では見えなかった面を下から見ることがで
きる。 この場合も、2つのシール塗膜区域30,32は、図6に見られるように、そ
の内側傾斜縁部(図1も参照)がタブ48の折り線40,42に沿って延在する
ように、配置されている点に注意せねばならない。 図7および図8は、包み作業の最終段階を示している。先ず、シール塗膜帯域
28を有するタブ50が、図7に示すように、内側へ折り込まれる。次いで、第
2タブ48がタブ50の上に折り込まれ、図8の形状を形成する。
【0022】 タブ48が折り込まれると、2つのシール塗膜区域30,32は、互いに部分
的に重なり、タブ50の接着帯域28に部分的に当て付けられる。その結果、タ
ブ48が、それ自体とタブ50とに接着されると、図8の形状は、すべての折り
部分が定位置に固定保持される安定的な形状となる。 しかし、注意すべき点は、タブ48がタブ50上に折り付けられると、接着帯
域28が、その端部でだけ塗膜区域30,32に接着される点である。これに対
し、接着帯域の中央部分はタブ48の裏側と接触するが、タブ48には接着され
ない。言い換えると、図1のシートにより作られる包み材は、安定的かつ永続的
に閉じられるが、密封はされないということである。
【0023】 以下で説明する包み順は、すべて包み機で自動式に行われる。これと関連して
注意すべき重要な点は、提案の包みシートが、既存の包み機に、改変または順応
処置なしで使用可能な点である。しかし、以下で説明する包み機は、既存の機械
の折り形状の一例に過ぎないことに留意されたい。別の機械は、異なる折り線構
成に沿って折り作業を行うことができる。これは、図1に示した接着構成部分の
パターンが、折り機により形成される折り線の形状に適合するようにされる必要
がある場合であり、その逆は、より難しくなる。
【0024】 全体を符号52で示した、本発明による包みシートの第2実施例を、以下で図
9について説明する。 例えば延伸ポリプロピレン製のシートが用意され、印刷される。該シートには
、図1の実施例のように、常温シール塗膜の構成部分22が被着されている。次
いで、ソフトタイプの常温シール塗膜帯域54が、接着帯域28に沿ってだけ被
着される。このためには、クローダ(CRODA)社の製品22−392または
製品22−263を、3g/m2量を被着させる。帯域28の接着剤は、帯域5
4のソフトタイプ接着剤用のプライマーとして働く。
【0025】 帯域54のソフトタイプ接着剤は、それ自体に対する接着性を有するだけでな
く、シート52の裏側の滑らかな非処理面に対しても接着性を有している。その
結果、シート52が図2〜図8に示した包み作業に使用される場合、包み作業の
終わりにタブ48がタブ50(図7、図8)上に折り付けられた場合、タブ48
の裏側は、タブ50の接着剤帯域54に接着される。これによって、定位置に折
り部分を保持する高い能力を有しているだけでなく、それに加えて、密封され、
事実上気密の包み材が得られることになる。 本発明の別の態様によれば、ソフトタイプのシール塗膜を選択することで、制
御された接着が可能になり、より詳しくいえば、この接着は、閉じられた包み材
を密封するのに十分に強力だが、接着が不可逆的となるほどは強力ではない。言
い換えると、接着帯域54は、シート52の滑らかな表面から容易に剥がすこと
ができなければならない。これによって、ロール状に保管せねばならないフィル
ムが、繰り出し時に裂ける危険がなくなる。
【0026】 図10には、本発明による包みシート第3好適実施例が、全体を符号56で示
されている。 この場合も、出来るだけプライマーを塗被した後に、適当に印刷される延伸ポ
リプロピレンフィルムが使用される。次いで、非粘着性塗膜60が、表側全面に
被着される。適当な非粘着性生成物は、ポリアミド樹脂とポリエチレンワックス
との混合物(例えばシーグワーク(SIEGWERCK)社の製品10−609
345−3Pおよびシクパ(SICPA)社の製品994404−X)から成り
、1.5g/m2量が被着される。この塗膜に、図1のパターンと等しい常温シ
ール塗膜パターン22が塗被される。乾式常温シール塗膜の帯域が、次に裏側に
、それも多少の差はあれ、表側の区域30と区域32との間に、破線区域58で
示すように、塗被される。シート56が、図2〜図8について説明したような包
みに使用された場合、接着帯域58は、包み作業の終わり(図7参照)にはタブ
48の内側になり、タブ48が帯域58に当て付けられると、タブ50の接着帯
域28に接着され、事実上気密な包装が形成される。
【0027】 図10のフィルムがロール形状に保管される場合、裏側の接着帯域58は、概
して表側の非粘着性塗膜60に接触するため、固着しない。しかし、それでも接
着帯域58は、巻付けが進み、いくつかの巻き体が出来た後には、接着帯域28
に接触する。その場合でも、接着帯域58は、その接着剤の選択と制御された接
着性とにより、フィルムは粘着することなくロールから繰り出すことができる。 注意すべき点は、図9のシート52の表側に図10の塗膜に似た非粘着性塗膜
を設けて、ロール形状に蓄えられるフィルムの繰り出しをより容易にすることも
できる点である。 図に見られるような概して長方形状のシール塗膜帯域を設ける代わりに、卵形
の帯域を設けることもできる。それによって、包み材を開く場合、またはフィル
ムをロールから繰り出す場合に、破れる危険なしに剥がすことができる。
【0028】 図11は、図10の実施例のシートの1例を厚さ方向に切断した断面を示した
ものである。符号A〜Fで示した異なる層は、この好適実施例の場合、次のよう
な組成を有しており、ちなみに符号Aは表側、符号Fは裏側である: A: ラテックスを基剤としたソフトタイプのシール塗膜、スエイル(SWA
LE)社の製品IP 7985を2〜4g/m2量を塗被、 B: PVB(ポリビニルブチラール)ラッカー、スエイル社の製品WO 4
8825にワックスを添加したもので、層Fの塗膜に対し非粘着特性を有し、0
.7〜1.3g/m2量を塗被、 C: PVBインクで印刷されたカラー、スエイル社のダイナヴィン・シリー
ズで、2〜3g/m2量を印刷、 D: 水性プライマー、スエイル社の200970タイプ、0.4〜0.8g
/m2を塗被、 E: BEZタイプの同時押し出し延伸ポリプロピレンフィルム、ヴィバック
(VIBAC)社製の厚さ30μで、次の組成を有するもの: E1: 厚さ0.2〜0.04μの金属化層、 E2: 共重合体と単独重合体との混合物から成る、厚さ1.5μの同時
押し出し層、 E3: 厚さ27μの単独重合体心層、 E4: 層Aに対する非粘着特性を有する単独重合体同時押し出し層、 F: ラテックスを基剤とする乾性常温シール塗膜で、2〜4g/m2量を塗
被、スエイル社製品IP 7983。
【0029】 このように製造されているフィルムは、最高10回までスプールに巻き上げお
よび繰り出しが可能で、しかも密封された包装の形成に要する接着特性を失うこ
とがない。 図12は、図10の実施例の簡単化された別形式である。この別形式では、シ
ート62が、裏側に縁部(截断前のロール状のフィルムに対し横方向の縁部)の
1つに沿って、図10の帯域58に対応する常温シール塗膜の帯域64を含み、
表側に図10の帯域28に対応する常温シール塗膜の別の帯域66を有するだけ
である。フィルムは、図11について既述したように構成することができる。説
明用に示した2つの帯域64,66は、既述のように、卵形であり、これにより
ロールからの繰り出し時に、より容易にはがすことができる。
【0030】 言い換えると、図10のこの別形式には、図10の常温シール塗膜構成部分2
4,26,30,32が使用されていない。この別形式は、図9および図10の
実施例では可能な事実上の密封シールが不要で、折り線に沿った閉鎖が密封され
ない場合に使用できる。シール剤塗被区域64,66が重ね合わされる包み作業
の最終段階では、包み作業が折りボックス型式の機械で行われる場合、言い換え
ると、図3〜図6について述べたすべての折り部分が事実上同時に形成される場
合、それより前に折られた部分が定位置に保持され得る。 また、図9の実施例について説明した形式に似た別形式も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による包みシートの第1実施例の表側を示す図。
【図2】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図3】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図4】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図5】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図6】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図7】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図8】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例を順に示す図。
【図9】 本発明による包みシートの第2実施例の表側を示す図。
【図10】 本発明による包みシートの第3実施例の表側を示す図。
【図11】 図10の実施例の1例を截断して示す拡大断面図。
【図12】 図10の実施例の簡単化された別形式を示す図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月12日(2000.9.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 また特許出願EP−0870695の提案による包みシートは、製品の周囲に
折り付けて閉じられるようにしたもので、該シートの表側、すなわち製品の外側
に対向しない面が、常温シール用塗膜を含み、この塗膜は、シートが製品の周囲
に折り付けられた場合、シール剤塗被区域と重なるように構成されている。した
がって、シート材料が折り状態を維持する特性に欠ける場合、これらシール剤塗
被区域により折り部分が固着される。このシートは、しかし、シートを閉じた状
態に維持する熱接着ラッカーを有し、既述の欠点を有している。このシートは、
また裏側に、フィルムをロールから繰り出し得るように非粘着性帯域を備えてい
なければならない。 文書EP−0225987に記載の包みフィルムは、表側と裏側とに常温シー
ル塗膜を有する区域、特に表側と裏側とに各1つの長手方向帯域を備えている。
このフィルムをロール状に保管し得るように、これらの異なる接着区域は、巻付
け時に重ならないように配置せねばならない。なぜなら、重なれば互いに固着し
、ロールからのフィルムの繰り出しが妨害されるからである。しかし、接着区域
の配置に関するこうした制約は、折り形状や包み過程での対応する制約を伴って
いる。 実際には、前述の2つの文書は同じ目的を追求している。すなわち折り状態が
維持されるように、かつまたフィルムをロール状に巻き付けた状態で保管し得る
配置となるように、フィルムに接着区域を設けることである。問題は、実際のと
ころ、フィルムが表側と裏側とに自己接着区域を有する場合、ロール状に巻き上
げられると、2つの隣接巻き体の接着区域がリール上で重なり合い、互いに接着
して、リールからのフィルムの繰り出しが妨害される危険があるということであ
る。 前記2つの文書では、この問題を異なる手段を用いて解決することが試みられ
ている。文書EP−0870695では、表側にのみ常温シール塗膜区域が設け
られている。したがって、巻上げ状態で互いに塗膜区域が重ね合わされる危険は
ない。他方、折り状態を維持する問題を解決するために、この文書では、裏側に
熱粘着性ラッカーを塗被することが考えられており、このために前述の欠点が生
じている。 文書EP−0225987では、これに対して、裏側の常温シール塗膜を表側
のそれに対して特別の配置を選択することで、もしくはその逆を選択することで
、巻上げ時に2つの隣接巻き体が並んで位置し、重ならないようになっている。
しかし、実際は折り形状に応じて接着区域を配置するのが望ましいのに、この解
決策では、逆に折り形状を接着区域の位置に応じて設計せねばならない点で、包
み過程が制約を受ける。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明の目的は、したがって使用されるフィルムの選択幅が広げられ、かつフ
ィルムをロール状に保管できる、フィルムをロール状に保管する包み方法に関す
る限り何らの制約も受けないような新規な包み材を提供することにある。 この目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載された包み用包装材を
提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 出願人の会社は、驚くべきことに次のことを発見した。すなわち、明確に限定
された常温シール塗膜を有する包み用包装材として使用されるフィルムの少なく
とも一部に予め塗膜を被着させることにより、包みシートを折って閉じた場合に
、折り部分が極めてよく固着し、またフィルムをロール状に保管できるというこ
とである。 このことは、シール用塗膜として使用する物質が、滑らかな表面またはこの目
的で処理された表面には、ほとんど、または全く接着しないのに対し、折り作業
中、該物質自体に対して当て付けられた場合には、良好な接着性を示すというこ
とである。折り部分は、したがって軽く押圧されて、シール剤塗被区域が互いに
重ね合わされることで簡単に固着され、これが、包みシートを折るのに要する付
属物以外の付属物なしで達せられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 本発明では、したがって製品を包むための、より安価で、より良好な特性(剛
性、印刷可能性、美的外観)を有するフィルムの使用が可能になり、しかも前記
製品の形状に関して何ら制約は存在しない。 剛性フィルムの使用に関して注意すべき点は、従来、折り包むことでシールせ
ねばならない包装には、剛性フィルムの使用が避けられてきた点である。これは
、これらの剛性フィルムが折り状態を維持する能力に極めて乏しいためだった。 ロール状にフィルムを保管する問題に関して、かつまた従来技術を示す前記2
文書に勧められている解決策と比較して、本出願が提供する解決策は全く異なる
。この解決策は、これまで不可能と考えられてきたものであり、フィルムがロー
ル状に保管される場合、一定接着区域の相互の重な合いが許容されることが眼目
となっている。この目的のために、本発明では、本明細書で「制御された接着性
」と定義した明確に限定された常温シール塗膜を選択することを提案する。「制
御された接着性」とは、関連する要求に応えられには十分に強力だが、反復する
引き剥がしを妨げるほどは強力ではない接着性をいう。フィルムは、したがって
、通常は堅さが増す最も内側の巻き体でも、過剰な抵抗なしに、数回は保管ロー
ルから繰り出すことができる。この解決策は、言うまでもなく、同じ接着剤(し
たがってホットシーラントではない)を何処にも使用でき、かつ接着区域を被包
製品の形状と折り順とに応じて所望箇所に設けることができる点で、既出の文書
が提案している解決策より、はるかに勝っている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 一好適実施例によれば、シール剤塗被区域構成部分は、シート表側に、シート
の両に沿ってW字形に配置された2つの帯域構成部分と、シートの第3に沿
って設けられた2つのW字形構成部分間の帯域と、シートの第4の2つのコ
ーナーに設けられた2区域とを含んでいる。 折り形状に即して配置されたシール塗膜は、約4mmの幅を有している。 シール塗膜帯域構成部分の形状は、被包製品に応じて、また折り順に応じて変
更できる。 折り形状に即した帯域構成部分とは別に、各フィルムは、第3辺の縁部に沿っ
てシール塗膜帯域を有している。この帯域は、包み工程の終わりに被包製品の底
部へ最初に折り曲げられるタブに設けられ、最後に折り曲げられるタブに接着さ
れる。包みフィルムの各シートは、また最後に折り曲げられるタブが被包製品の
底部に接着できるように、付加シール塗膜区域を含み、それにより包みシートを
閉じた状態に維持するのに役立っている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本発明の態様の1つによれば、常温シール塗膜帯域相互の重なり合いによって
達せられる接着は、不可逆的ではない。なぜなら、このフィルムは、包装されて
ロール状に保管される場合、破れる危険なしに繰り出し可能でなければならない
からである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 別のやり方の場合には、シール塗膜を、塗布される基材の性質に適合するよう
に選択し、それによって塗膜が塗膜自体に、一方では、包みフィルムを繰り出し
得る十分な弱さで接着し、他方では、包みをほぼ気密に密封できるだけ十分な強
さで接着するようにする必要がある。これを、制御された接着ということができ
る。この制御された接着には、また包みの開閉が数回可能で、しかも接着品質が
明らかに減じることがない利点を有している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 一般則としては、感圧性接着剤は、改質セロファン、フェノフォルムアルデヒ
ド樹脂、炭化水素樹脂(ワックス)のいずれかと組み合わされた天然ゴムおよび
/または合成ゴムを基剤とした組成物である。ゴムに加えて、スチレン、(メト
)アクリル酸、ビニルエーテルを単独または組み合わせて、樹脂とも組み合わせ
たものを基剤としたポリマーを広く使用できる。最後にまた、ケイ素樹脂の使用
も可能である。天然および合成のゴムと(メト)アクリル酸およびスチレンの共
重合体との混合物を含有する組成物も、使用できる。 本発明によれば、常温シール塗膜は、ほぼ1〜5g/m2量で基材上に被着さ
れている。 これらの常温シール塗膜は、溶液や分散液の形式で、あるいはまた溶融状態で
塗布することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 図10には、本発明による包みシートの好適実施例が、全体を符号56で示さ
れている。 この場合も、出来るだけプライマーを塗被した後に、適当に印刷された延伸ポ
リプロピレンフィルムが使用される。次いで、非粘着性塗膜60が、表側全面に
被着される。適当な非粘着性生成物は、ポリアミド樹脂とポリエチレンワックス
との混合物(例えばシーグワーク社の製品10−609345−3Pおよびシク
パ社の製品994404−X)から成り、1.5g/m2量が被着される。この
塗膜に、図1のパターンと等しい常温シール塗膜パターン22が塗被される。乾
式の常温シール塗膜の帯域が、次に裏側に、それも多少の差はあれ、表側の区域
30と区域32との間に、破線区域58で示すように、塗被される。シート56
が、図2〜図8について説明したような包みに使用された場合、接着帯域58は
、包み作業の終わり(図7参照)にはタブ48の内側になり、タブ48が帯域5
8に当て付けられると、タブ50の接着帯域28に接着され、事実上気密な包装
が形成される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 図10のフィルムがロール形状に保管される場合、裏側の接着帯域58は、概
して表側の非粘着性塗膜60に接触するため、固着しない。しかし、それでも接
着帯域58は、巻付けが進み、いくつかの巻き体が出来た後には、接着帯域28
に接触する。その場合でも、接着帯域28,58の接着剤の選択と制御された接
着性とにより、フィルムは粘着することなくロールから繰り出すことができ、し
かも、フィルムを移動させることもなく、帯域28,58の接着特性を有意に減
少させることもない。 図に見られるような概して長方形状のシール塗膜帯域を設ける代わりに、卵形
の帯域を設けることもできる。それによって、包み材を開く場合、またはフィル
ムをロールから繰り出す場合に、破れる危険なしに剥がすことができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 図11は、図10の実施例のシートの1例を厚さ方向に切断した断面を示した
ものである。符号A〜Fで示した異なる層は、この好適実施例の場合、次のよう
な組成を有しており、ちなみに符号Aは表側、符号Fは裏側であるA: ラテックスを基剤としたシール塗膜、スエイル(SWALE)社の製品
IP 7985を2〜4g/m2量を塗被、 B: PVB(ポリビニルブチラール)ラッカー、スエイル社の製品WO 4
8825にワックスを添加したもので、層Fの塗膜に対し非粘着特性を有し、0
.7〜1.3g/m2量を塗被、 C: PVBインクで印刷されたカラー、スエイル社のダイナヴィン・シリー
ズで、2〜3g/m2量を印刷、 D: 水性プライマー、スエイル社の200970タイプ、0.4〜0.8g
/m2を塗被、 E: BEZタイプの同時押し出し延伸ポリプロピレンフィルム、ヴィバック
(VIBAC)社製の厚さ30μで、次の組成を有するもの: E1: 厚さ0.02〜0.04μの金属化層、 E2: 共重合体と単独重合体との混合物から成る、厚さ1.5μの同時
押し出し層、 E3: 厚さ27μの単独重合体心層、 E4: 層Aに対する非粘着特性を有する単独重合体同時押し出し層、 F: ラテックスを基剤とする常温シール塗膜で、2〜4g/m2量を塗被、
スエイル社製品IP 7983。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 このように製造されているフィルムは、最高10回までスプールに巻き上げお
よび繰り出しが可能で、しかも密封された包装の形成に要する接着特性を失うこ
とがない。 図12は、図10の実施例の簡単化された別形式である。この別形式では、シ
ート62が、裏側に縁部(截断前のロール状のフィルムに対し横方向の縁部)の
1つに沿って、図10の帯域58に対応する常温シール塗膜の帯域64を含み、
表側に図10の帯域28に対応する常温シール塗膜の別の帯域66を有するだけ
である。フィルムは、図11について既述したように構成することができる。説
明用に示した2つの帯域64,66は、既述のように、卵形であり、これにより
ロールからの繰り出し時に、より容易にはがすことができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 言い換えると、図10のこの別形式には、図10の常温シール塗膜構成部分2
4,26,30,32が使用されていない。この別形式は、図9および図10の
実施例では可能な事実上の密封シールが不要で、折り線に沿った閉鎖が密封され
ない場合に使用できる。シール剤塗被区域64,66が重ね合わされる包み作業
の最終段階では、包み作業が折りボックス型式の機械で行われる場合、言い換え
ると、図3〜図6につい述べたすべての折り部分が事実上同時に形成される場合
、それより前に折られた部分が定位置に保持され得る。 また、図9の実施例について説明した形式に似た別形式も得ることができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 包みシートの実施例の表側を示す図。
【図2】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図3】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図4】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図5】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図6】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図7】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図8】 図1のシートを用いてキャンディを包む作業の1例示す図。
【図9】 本発明による包みシートの第2実施例の表側を示す図。
【図10】 裏側に接着剤帯域構成部分が補足された図1の実施例の表側を示す図。
【図11】 図10の実施例の1例を截断して示す拡大断面図。
【図12】 図10の実施例の簡単化された別形式を示す図。
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA ,ZW (72)発明者 ダエルマンス、エディ ベルギー国 ディルセン − ストッケ ム、ジント − ヤンスヴェク 7 (72)発明者 コッテンソー、レミ フランス国 ビリイ、ル ハモー ド ラ コーテ (72)発明者 マルチネ、クロード スイス国 オーボンヌ、シュマン ドュ モン − ブラン 63 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB16 AB19 BA20 EA05 EB22 EE35 FA01 FC01 GD06 4J004 AA04 AA05 AA08 AA10 AA12 AB01 CA02 CA04 CA06 CA08 CB03 CE03 EA01 EA06 FA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品(34)、特に食品の包装用に構成された包み用包装材
    であって、該包装材が、ロール形式で保管されるフィルムから成り、かつまた横
    方向に切断して、製品(34)の周囲に折り曲げて閉じるようにされた個別のシ
    ート(20,52,56,62)にすることができる形式のものにおいて、 前記フィルムが、各シート(20,52,56,62)上に、少なくともシー
    トの横方向縁部に沿って常温シール塗膜帯域を含み、該塗膜帯域により、シート
    がシート自体に対する制御された接着力を与えられ、かつ該塗膜帯域が、包みを
    閉じた状態に保つには十分強力だが、ロールからのフィルムの繰り出しを妨げる
    ほど十分に強力ではないことを特徴とする、包み用包装材。
  2. 【請求項2】 前記フィルムが、各シートに、それもシートの各横方向縁部
    に沿って、常温シール塗膜帯域(64,66)を含み、該塗膜帯域の一方(64
    )がシートの表側に、他方(66)がシートの裏側に設けられていることを特徴
    とする、請求項1に記載された包み用包装材。
  3. 【請求項3】 各シートの表側が常温シール剤塗被区域(22)を含み、シ
    ートが製品の周囲に折り曲げられると、これら塗被区域の大部分が相互に粘着し
    て折り部分が前記製品の周囲の定位置に保持されるような形状に、前記塗被区域
    が、シート(20,52,56)の周部の3方の側に沿って少なくとも部分的に
    設けられていることを特徴とする、請求項1に記載された包装材。
  4. 【請求項4】 第4の側の少なくとも1つの中央区域に、シール塗膜が設け
    られておらず、かつまたソフトタイプの常温シール塗膜区域(54)が、シート
    の3方の側のうちの1つの側のシール塗膜(22)と少なくとも部分的に対応す
    るように、各シート(52)の表側に設けられており、前記1つの側が、シール
    塗膜なしの中央区域を有する前記第4の側の反対側であることを特徴とする、請
    求項3に記載された包装材。
  5. 【請求項5】 シートが折られた場合、シート表側の常温シール剤塗被区域
    (22)の帯域(28)と少なくとも部分的に重なるように構成された、少なく
    とも1つの乾式常温シール塗膜区域(58)が、前記フィルムの各シート(56
    )の裏側に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載された包装材。
  6. 【請求項6】 各シート(56)の裏側に被着された前記常温シール塗膜区
    域(58)が、シール塗膜なしの第4の側の中央区域と対応するように、少なく
    とも部分的に被着されていることを特徴とする、請求項5に記載された包装材。
  7. 【請求項7】 シール塗膜帯域(54,58,64,66)のシール塗膜が
    、卵形帯域の形式で塗布されていることを特徴とする、請求項1から請求項6ま
    でのいずれか1項に記載された包装材。
  8. 【請求項8】 各シート(52,56)が、その表側全体にわたり非粘着性
    塗膜(60)を含み、該塗膜が常温シール剤塗被区域(22)のシール剤塗被前
    に被着されることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載された包装材。
  9. 【請求項9】 各シート(56,62)が、その裏面全体にわたり、シート
    (56,62)の基材内に同時押し出しされた非粘着層(E4)を含むことを特
    徴とする、請求項2、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載された包装材。
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