JP2002526695A - コンクリートフォームパネル - Google Patents

コンクリートフォームパネル

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JP2002526695A JP2000574362A JP2000574362A JP2002526695A JP 2002526695 A JP2002526695 A JP 2002526695A JP 2000574362 A JP2000574362 A JP 2000574362A JP 2000574362 A JP2000574362 A JP 2000574362A JP 2002526695 A JP2002526695 A JP 2002526695A
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ウン、スン、チョイ
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デー、ウィー、インダストリアル、カンパニー、リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 コンクリート構造物の施工の際に使用される樹脂材質のコンクリートフォームパネルを開示する。本発明によるコンクリートフォームパネルは、多数の縦方向のリブと横方向のリブ及び外部との境を成すエッジ部が各々後方へ突出された背面を具備する樹脂材質のコンクリートフォームパネルとして、上記縦方向のエッジ部及び背面とが会う端に沿って、且つ上記縦方向のリブ及び背面とが会う端に沿って各々補強部が形成され、該補強部の内部にはガスホールが形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 「技術分野」 本発明はコンクリート構造物の施工の際に使用されるコンクリートフォームパ
ネルに関するものとして、特にその厚さを減少させても製造過程で変形されなく
、且つ要求される強度の維持ができる樹脂材質のコンクリートフォームパネルに
関するものである。
【0002】 「背景技術」 周知の通りコンクリ−ト構造物は、コンクリートフォームパネルを組立てて作
業空間を区画し、該作業空間へコンクリートを注いでから養生し乾燥させるもの
である。
【0003】 従来には木材で製造されたコンクリートフォームパネルが主に利用されたが、
木材質のコンクリートフォームパネルはリサイクリングが不可能であり、また比
較的に重量があるため、作業者の労働負荷が大きく要求されるとの問題があった
【0004】 故に、最近には一般樹脂類を射出成型し製造されたコンクリートフォームパネ
ルが開発されて実用化されているし、特にGMT(Glassfiber Metreinforced Ther
moplastic)型のコンクリートフォームパネルが広く利用されている。
【0005】 図1は、従来技術によるコンクリートフォームパネルの一例を図示した背面図
として、平面や天井等のコンクリート構造物を建造する際に使用する GMT型コンクリートフォームパネルを図示している。
【0006】 図1を参照すると、平面や天井用GMT型コンクリートフォームパネル(100
)は一般樹脂類を材質にしてGMT射出方式で一切成型されるが、前面は比較的に
スムースに表面処理され、背面(120)にはパネル(100)の強度を補強す
るために多数の縦方向のリブ(122)と横方向のリブ(124)及び外部との
境を成すエッジ部(126)とが各々後方へ突出されている。縦方向のリブ(1
22)らと横方向リブ(124)らとは互いに90°で交差している。
【0007】 図2は、従来技術によるコンクリートフォームパネルの他の一例を図示した背
面図として、壁面や柱等のコンクリート構造物を建造する際に使用するGMT型コ
ンクリートフォームパネルを図示している。
【0008】 図2を参照すると、壁面や柱用GMT型コンクリートフォームパネル(200)
は一般樹脂類を材質にしてGMT射出方式で一体成型されるが、前面は比較的にス
ムースに表面処理され、背面(220)にはパネル(200)の強度を補強する
ために多数の縦方向のリブ(222)と横方向のリブ(224)及び外部との境
を成すエッジ部(226)とが各々後方へ突出されている。縦方向のリブ(22
2)らと横方向リブ(224)らとは互いに90°で交差している。パネル(2
00)の背面(220)には強度をより補強するための補強フレーム(232)
が付着され、パネル(200)の側面には他のパネルとの組立てのための凹部(
242)がエッジ(226)に沿って所定の間隔で形成されている。
【0009】 図1に図示のコンクリートフォームパネル(100)は水平に設けられた鉄筋
や木材の上に置かれるので、コンクリートを注ぐ際にパネル(100)らを連結
する必要がないのである。しかし、図2に図示されているコンクリートフォーム
パネル(200)は垂直状態に立てて使用されるため、コンクリートを注ぐ際に
動かずに一定の形態を維持するように別途の連結部材(図示無し)を用いて各々
のパネルらを連結する必要がある。
【0010】 上記GMT型コンクリートフォームパネル(100、200)は、コンクリート
構造物を建造させた後に連結部材を解体して再使用が可能であるので、木材コン
クリートフォームパネルに比べて有利である。しかし、要求される強度を十分維
持するためには、上記のGMT型コンクリートフォームパネル(100、200)
が厚くなるしかないので、樹脂類を材質にするにも関わらず自体重量が依然重い
との問題がある。
【0011】 これを解消するため、上記GMT型コンクリートフォームパネル(100、20
0)の材質を強度の優れた樹脂類にすると、その厚さをより薄くすることができ
るので、パネル(100、200)の重量の減少が可能であります。しかし、パ
ネル(100、200)の成型過程、特に冷却過程において、背面(120、2
20)とリブら(122、124、222、224)とが会う端付近での樹脂の
冷却速度はパネル(100、200)の他の部分での樹脂の冷却速度とは差があ
る。従って、コンクリートフォームパネル(100、200)の厚さを薄くする
場合、このような冷却速度の差による変形力が横方向または縦方向のリブら(1
24、222)と背面(120、220)とが会う端の付近に作用し、パネル(
100、200)が捩じれたり、変形される。その結果、強度の優れた樹脂類を
材質にするとしてもパネル(100、200)を薄くするには限界がある。
【0012】 更に、壁面や柱等のコンクリート構造物を建造する場合には、図2に図示のよ
うに、コンクリートフォームパネル(200)の強度をより補強するために、例
えば鉄製の補強フレーム(232)がその背面(220)に追加で付着されるの
で、その重量がより大きくなる。
【0013】 従って、GMT型コンクリートフォームパネル(100、200)の場合にもそ
の重量が大きいので、作業者の労働負荷が大きく要求されるとの問題は依然存在
する。
【0014】 「発明の詳細な説明」 本発明は上記のような問題を解消するために発明されたものとして、その厚さ
を減少せて重量を減らしても製造過程で変形されずに、且つ要求される強度の維
持ができる樹脂材質のコンクリートフォームパネルを提供するにその目的がある
【0015】 本発明のコンクリートフォームパネルは、上記の目的を達成するため、多数の
縦方向のリブと横方向のリブ及び外部との境を成すエッジ部が各々後方へ突出さ
れた背面を具備する樹脂材質のコンクリートフォームパネルとして、縦方向のエ
ッジ部及び背面とが会う端に沿って、また縦方向のリブ及び背面とが会う端に沿
って各々補強部が形成され、該補強部の内部にはガスホールが形成されているこ
とを特徴とする。
【0016】 また、本発明のコンクリートフォームパネルは、その背面に横方向リブと平行
に設けられる少なくとも1本のガスラインがコンクリートフォームパネルの横に
沿って具備され、該ガスラインと補強部のガスホールが相互連通されていること
を特徴とする。
【0017】 本発明の一実施例によるコンクリートフォームパネルは、その形状が階段形態
であることを特徴とし、本発明の他の実施例によるコンクリートフォームパネル
はその形状が偏平なことを特徴とする。
【0018】 「実施例」 以下、本発明の実施例を添付の例示図面により詳細に説明する。
【0019】 図3乃至図7Bは、本発明によるコンクリートフォームパネルの一実施例を図
示した図面として、突き出を成すコンクリート構造物の建造に適切に利用できる
ように階段形状で折れているコンクリートフォームパネルを図示している。
【0020】 図3乃至図5を参照すると、本発明の一実施例による階段形状のコンクリート
フォームパネル(300)の前面(310)は比較的にスムースに表面処理され
、背面(320)には強度を補強するために多数のリブら(322、323、3
27、328)及び外部との境を成す横方向及び縦方向エッジ部(325、32
6)とが各々後方へ突出されている。横方向のリブら(322)は、縦方向のリ
ブら(323)の間と、また縦方向のエッジ部(326)及びこれと向合ってい
る縦方向のリブ(323)により区画される側面区画部(332)に各々任意の
間隔で設けられる。これら横方向及び縦方向のリブら(322、323)は互い
に90°で交差している。パネル(300)の強度をより補強するために縦方向
の補強フレーム(327、328)が上記の縦方向のリブら(323)の間と、
側面区画部(332)の90°折れた部分(338)に各々具備される。エッジ
部(325、326)の側面にはパネルら(300)を互いに連結するための多
数の締結孔(362)が形成されている。
【0021】 再度図3を参照すると、背面(920)には1本のメインガスライン(342
)がコンクリートフォームパネル(300)の横に沿って設けられるが、以下で
説明される補強部(352、354)が効率的に形成されるようにコンクリート
フォームパネル(300)の縦の大略中心線上に設けられる。該メインガスライ
ン(342)の中央にガス注入部(344)が設けられる。
【0022】 図3乃至図7Bを参照すると、縦方向のリブ(323)及び背面(320)と
が会う端に沿って補強部(352)が形成され、該補強部(352)は横方向の
エッジ部(325)と縦方向のリブ(323)らとが会う端まで延長される。ま
た、縦方向のエッジ部(326)と背面(320)とが会う端に沿って補強部(
354)が形成されるが、該補強部(354)は横方向のエッジ部(325)と
縦方向のエッジ部(326)とが会う端まで延長される。補強部(352、35
4)の内部には各々ガスホール(722、724)が形成されてあり、該ガスホ
ール(722、724)はメインガスライン(342)のガスホール(522)
と相互連通される。
【0023】 上記本発明によるコンクリートフォームパネル(300)は、ガス注入射出方
法で製造されるが、これを概略的に説明すると、先ず金型(図示無し)内に融解
された樹脂類を射出した後、ガスインジェクター(図示無し)より上記メインガ
スライン(342)のガス注入部(344)へガスを注入する。一方、連続的に
注入されるガスがガス供給ホール(図示無し)を通して縦方向の長いリブ(32
3)及び背面(320)とが会う端に沿って、また縦方向のエッジ部(326)
と背面(320)とが会う端に沿って、横方向のエッジ部(352)まで十分供
給されるようにすると、上記のようにその内部にガスホール(722、724)
を備えた補強部(352、354)が形成される。
【0024】 上記本発明によるコンクリートフォームパネル(300)を製造するにおいて
、パネル(300)の強度を向上させるためにポリプロピレンを基本とする樹脂
類には、例えばゴムやガラス繊維のような物質が添加されるのが好ましい。
【0025】 ここで注目する点は、リブら(322、323、327、328)のみならず
、上記補強部(352、354)により背面(320)が2重で支持されるので
、パネル(300)の強度(支持力)が向上される。また、冷却過程で縦方向の
長いリブ(323)が変形されるとしても、その変形力はガスホール(722、
724)の変形により吸収され、且つパネルに直接伝達されないため、パネルの
捩じれることが抑制される。従って、本発明によるコンクリートフォームパネル
(300)はパネルとリブの厚さを減少させて重量を減らしても製造過程で変形
されず、且つ要求される強度の維持が可能であります。
【0026】 図8は、図3に図示の階段形態のコンクリートフォームパネル(300)が側
方向、または上下方向へ突き合わせて連結された状態を図示している。図8を参
照すると、本発明によるコンクリートフォームパネル(300)はクリップ形態
の連結部材(372)を使用し連結されている。該連結作業を概略的に説明する
と、先ず締結孔(362)が連結されるように組立てられるコンクリートフォー
ムパネル(300)の側面、または上下面を突き合わせた後、連結部材(372
)の一段(372a)を連通された締結孔(362)に差込み、連結部材(37
2)の他段(372b)を回転させて該他段(372b)が突き合わせられた縦方
向または横方向のエッジ部(325、326)を挟むようにすると、コンクリー
トフォームパネル(300)は相互連結される。上記のようなクリップ形態の連
結部材(372)を使用すると、コンクリートフォームパネル(300)の連結
/解体作業がより簡単になる。尚、締結孔(362)にボルトを挿入しナットで
締めてパネル(300)らを連結することも可能である。
【0027】 図9乃至図11は、本発明によるコンクリートフォームパネルの他の実施例を
図示した図面として、一般的なコンクリート構造物の建造に利用できるように偏
平な形状のコンクリートフォームパネルを図示している。
【0028】 図9乃至図11を参照すると、本発明によるコンクリートフォームパネル(9
00)は、前面(910)は比較的にスムースに表面処理され、背面(920)
にはパネル(900)の強度を補強するために多数のリブら(922、923)
及び外部との境を成す横方向及び縦方向エッジ部(925、926)とが各々後
方へ突出されている。横方向のリブら(922)は、縦方向のリブら(923)
の間と、また縦方向のエッジ部(926)及びこれと向合っている縦方向のリブ
(923)により区画される側面区画部(932)に各々任意の間隔で設けられ
る。これら横方向及び縦方向のリブら(922、923)は互いに90°で交差
している。パネル(900)の強度をより補強するために、図3の実施例のよう
に縦方向の補強リブら(図示無し)が上記の縦方向のリブら(923)の間に設
けられることもある。エッジ部(925、926)の側面にはパネル(900)
らを互いに連結するための多数の締結孔(962)が形成されている。また、パ
ネルら(900)を組立てるために貫通孔(974)を具備するボス(972)
が縦方向のリブら(923)の間に提供される。同様にパネルら(300)を組
立てるために、図3の実施例の場合にも貫通孔を具備するボス(図示無し)が提
供されることが可能である。
【0029】 第1ガスライン(942)及び第2ガスライン(943)とが各々横中心付近
より縦方向のエッジ部(926)まで同一線上に設けられるが、以下で説明され
る補強部(952、954)を効果的に形成するために、パネル(900)の縦
の大略中心線上に設けられる。これら第1ガスライン(942)及び第2ガスラ
イン(943)の大略中央にガス注入部(944、945)が各々設けられる。
【0030】 また、縦方向のリブら(923)及び背面(920)とが会う端に沿って補強
部(952)が形成され、該補強部(952)は横方向のエッジ部(925)と
縦方向のリブら(923)とが会う端まで延長される。また、縦方向のエッジ部
(926)と背面(920)とが会う端に沿って補強部(954)が形成される
が、該補強部(954)は横方向のエッジ部(925)と縦方向のエッジ部(9
26)らとが会う端まで延長される。補強部(952、954)の内部にはガス
ホール(112、114)が形成されてあり、該ガスホール(112、114)
は第1ガスライン(942)または第2ガスライン(943)と連通される。
【0031】 図9のコンクリートフォームパネル(900)は、その構造上端に応力が集中
されるので、図9に図示のように側面区画部(932)の上部及び下部に各々少
なくとも一つの傾斜リブ(929)を形成させて強度を補強すると、パネル(9
00)の端が破損されることが防止できる。同様に図3に図示の階段形態のコン
クリートフォームパネル(300)の場合にも側面区画部(332)の上部及び
下部に各々少なくとも一つ以上の傾斜リブ(図示無し)を形成させて強度を補強
すると、パネル(300)の端が破損されることが防止できる。
【0032】 図9に図示の偏平なコンクリートフォームパネル(900)はガス注入射出方
式で樹脂類を成型し製造されるが、1本のガスラインの代わりに2本に分離され
たガスラインを用いること以外には図3の実施例と変わりがないので、その説明
は省略する。図9のパネル(900)を製造するにおいても、図3の実施例と同
様にパネル(900)の強度を向上させるためにポリプロピレンを基本とする樹
脂類に、例えばゴムやガラス繊維のような物質が添加されるのが好ましい。
【0033】 図9のパネル(900)においてもリブら(922、923、929)のみな
らず、上記の補強部(952、954)により背面(920)が2重支持される
ので、パネル(900)の強度(支持力)が向上される。また、パネル(900
)の製造の際に冷却過程で縦方向の長いリブ(923)が変形されるとしても、
その変形力はガスホール(112、114)の変形により吸収されるし、直接に
伝達されないため、パネル(900)の変形または捩じれることが抑制される。
従って、本発明による図9のコンクリートフォームパネル(900)はパネルと
リブの厚さを減少させて重量を減らしても製造過程で変形されず、且つ要求され
る強度の維持が可能である。
【0034】 図3または図9のコンクリートフォームパネル(300または900)を製造
するにおいて補強部(352、354または952、954)が形成される部分
ごとにガスインジェクターを個別的に設けてガスライン(342または942、
943)を使用しなくとも補強部(352、354または952、954)にガ
スホール(722、724または112、114)を形成することもできる。し
かし、上記の実施例のようにガスライン(342または942、943)を利用
すると図3または図9のコンクリートフォームパネル(300または900)を
成型するための周辺装置が単純化される長所がある。
【0035】 特に、図3の階段形態のコンクリートフォームパネル(300)はコンクリー
ト構造物の建造の際に外力が大きくつけられるのでそのサイズが制限される。従
って、図3に図示のように1本のメインガスライン(342)がコンクリートフ
ォームパネル(300)の縦の大略中心線上にパネル(300)の横長さの全般
にかけて設け、該メインガスライン(342)の大略中心位置にガス注入部(3
44)が設けられるようにすると、ただ一つのガスインジェクターのみを用いて
も本発明による図3の階段形態のコンクリートフォームパネル(300)を満足
げに製造することができる。
【0036】 一方、図9の偏平なコンクリートフォームパネル(900)は、つけられる外
力が図3の階段形態のコンクリートフォームパネル(300)に比べて小さいた
めそのサイズが比較的に大きいので(通常600X1200cm程度)、一つのガ
スインジェクターのみではガス注入が円滑に遂行されなく、補強部(952、9
54)内にガスホール(112、114)がろくに形成されない場合がある。従
って、図9に図示のようにガスラインを第1ガスライン(942)及び第2ガス
ライン(943)とに分離し、第1及び第2ガスライン(942、943)がコ
ンクリートフォームパネル(900)の縦の大略中心線上に設け、これらの第1
及び第2ガスライン(942、943)の大略中央にガス注入部(944、94
5)が各々設けられるようにして、二つのガスインジェクターを用いて本発明に
よる図9の偏平なコンクリートフォームパネル(900)を製造することが好ま
しい。一方、偏平なコンクリートフォームパネル(900)のサイズが所定のサ
イズより大きい場合には、メインガスラインを三つ以上に分けて、これら各々の
ガスラインにガス注入部を形成させてガス注入が円滑に行われるようにすること
も可能である。
【0037】 図9のコンクリートフォームパネル(900)も図3のコンクリートフォーム
パネル(300)と同様にクリップ形態の連結部材を用いて連結される。
【0038】 図12は、図9に図示のコンクリートフォームパネルら(900)間の連結状
態を図示した断面図として、一双のコンクリートフォームパネル(900)が前
面を向合って連結されている状態を図示している。
【0039】 図12を参照しながら、コンクリートフォームパネル(900)の組立て作業
を概略的に説明する。先ず、前面(910)が互いに向合い、貫通孔(974)
が一直線に整列されるように一双のコンクリートフォームパネル(900)を離
隔配置する。また、これらコンクリートフォームパネル(900)の間にパイプ
形態のガイド部材(980)を設けてコンクリートの注ぎ/養生空間を確保する
ものの、ガイド部材(980)の内部ホールと組立てられるパネルらのボス(9
72)に形成されている貫通孔ら(974)が互いに一直線整列されるように設
ける。その後、その両断が組立てられるパネルら(900)の背面(920)の
外へ突出されるように連結パイプ(982)を上記の一直線整列された貫通孔(
974)とガイド部材(980)の内部ホールに挿入する。また、パネル(90
0)の背面(920)外へ突出されている連結パイプ(982)の両断にアンカ
ーボルト(984)を挿入固定させた後、各々のアンカーボルト(984)に座
金(986)及びナット(988)を差込む。また、コンクリートフォームパネ
ル(900)のリブら(922及び/または923)と座金(986)との間に
アンカーボルト(984)を中心に一双の横方向支持パイプ(987)を設けた
後、ナット(988)にトルクをつけて各々のコンクリートフォームパネル(9
00)がガイド部材(980)と横方向支持パイプ(987)との間に固定され
るようにする。以後、コンクリートフォームパネル(900)により区画された
空間にコンクリート(990)を注ぎ/養生しコンクリート構造物を建造する。
【0040】 ここで、上記ボス(972)は連結パイプ(982)が円滑に挿入されるように
案内し、且つ連結の際に発生し得るパネル(900)の局部的な変形や破損を抑
制する役割をする。
【0041】 図示はされていなしが、図3の階段型コンクリートフォームパネル(300)
も図12に図示のような方法で組立てられる。
【0042】 本発明は上記の実施例に限定されずに、樹脂類を材質とするすべてのコンクリ
ートフォームパネルに適用可能であり、以下の請求範囲を外さない限度内で多様
に変形されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるコンクリートフォームパネルの一例を図示した背面図。
【図2】 従来技術によるコンクリートフォームパネルの他の一例を図示した背面図。
【図3】 本発明によるコンクリートフォームパネルの一例を図示した斜視図である。
【図4】 図1のI−I線断面図。
【図5】 図1のII−II線断面図。
【図6】 図1のIII−III線断面図。
【図7】 図7A及び図7Bは、各々図6のA部分及びB部分を拡大図示した図面。
【図8】 図1に図示のコンクリートフォームパネルら間の連結状態を図示した斜視図。
【図9】 本発明によるコンクリートフォームパネルの他の一例を図示した斜視図。
【図10】 図9のIV−IV線断面図。
【図11】 図11A及び図11Bは、各々図10のC部分及びD部分を拡大図示した図面であ
る。
【図12】 図9のコンクリートフォームパネルら間の連結状態を図示した断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CN,I D,JP,US,VN 【要約の続き】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の縦方向のリブと横方向のリブ及び外部との境を成す縦方向及び横方向の
    エッジ部が各々後方へ突出された背面を具備する樹脂材質のコンクリートフォー
    ムパネルにおいて、 上記縦方向のエッジ部及び背面とが会う端に沿って、且つ縦方向のリブ及び背
    面とが会う端に沿って各々補強部が形成され、該補強部の内部にはガスホールが
    形成されていることを特徴とするコンクリートフォームパネル。
  2. 【請求項2】 背面に横方向リブと平行に設けられる少なくとも1本のガスラインがコンクリ
    ートフォームパネルの横に沿って具備され、該ガスラインと補強部のガスホール
    とが相互連通されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートフォー
    ムパネル。
  3. 【請求項3】 コンクリートフォームパネル全体の形状が階段形態であることを特徴とする請
    求項1または2に記載のコンクリートフォームパネル。
  4. 【請求項4】 縦方向のリブらの間には横方向のリブが任意の間隔で設けられ、上記縦方向の
    エッジらと縦方向のリブらにより区画される側面区画部には横方向のリグが大略
    等間隔で設けられ、メインガスラインがコンクリートフォームパネルの縦の大略
    中心線上にコンクリートフォームパネルの横長さの全般にかけて設けられ、該メ
    インガスラインの横長さの大略中心位置にガス注入部が設けられることを特徴と
    する請求項3に記載のコンクリートフォームパネル。
  5. 【請求項5】 縦方向のリブらの間と、側面区画部の折れた部分に縦方向の補強リブが具備さ
    れたことを特徴とする請求項4に記載のコンクリートフォームパネル。
  6. 【請求項6】 コンクリートフォームパネル全体の形状が偏平であることを特徴とする請求項
    1または2に記載のコンクリートフォームパネル。
  7. 【請求項7】 縦方向のリブらの間には横方向のリブが所定の間隔で設けられ、上記縦方向の
    エッジらと縦方向のリブらにより区画される側面区画部には横方向のリグが大略
    等間隔で設けられ、第1ガスライン及び第2ガスラインとがパネルの横方向の同
    一線上に各々コンクリートフォームパネルの中央付近よりパネルのエッジ部まで
    設けられ、これら第1及び第2ガスラインの横長さの大略中心位置にガス注入部
    が各々設けられることを特徴とする請求項6に記載のコンクリートフォームパネ
    ル。
  8. 【請求項8】 側面区画部の上部及び下部に各々一つ以上の傾斜リブが具備されたことを特徴
    とする請求項4に記載のコンクリートフォームパネル。
  9. 【請求項9】 側面区画部の上部及び下部に各々一つ以上の傾斜リブが具備されたことを特徴
    とする請求項7に記載のコンクリートフォームパネル。
  10. 【請求項10】 縦方向のリブらの間の任意の位置に貫通孔が形成されたボスが具備されたこと
    を特徴とする請求項4に記載のコンクリートフォームパネル。
  11. 【請求項11】 縦方向のリブらの間の任意の位置に貫通孔が形成されたボスが具備されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンクリートフォームパネル。
  12. 【請求項12】 縦方向のエッジ部及び横方向のエッジ部に多数の締結孔が形成されたことを特
    徴とする請求項4に記載のコンクリートフォームパネル。
  13. 【請求項13】 縦方向のエッジ部及び横方向のエッジ部に多数の締結孔が形成されたことを特
    徴とする請求項7に記載のコンクリートフォームパネル。
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