JP2002525625A - 試験素子の測光分析のための方法 - Google Patents

試験素子の測光分析のための方法

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    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/8483Investigating reagent band

Abstract

(57)【要約】 本発明は、検出ゾーンを有する試験素子を測光により分析するための方法に関する。前記方法は、検出ゾーンの位置決め許容誤差に関して安定しており、以下のステップを備える。すなわち、第1の検出信号(50)を発生させるために、検出ゾーンの第1の領域を照射するために第1の光源を起動し、検出ゾーンが反射したか、または検出ゾーンを透過した光を検出するステップと、第2の検出信号(60)を発生させるために、位置決め許容誤差の方向に第1の領域からずれた検出ゾーンの第2の領域を照射するために第2の光源を起動し、検出ゾーンが反射したか、または検出ゾーンを透過した光を検出するステップと、第1および第2の検出信号を比較し、第1および/または第2の検出信号が、検出ゾーン内に完全に位置する領域を照明することによって得られたものであるか否かを判定するステップと、である。また、本発明は、この方法を実行するための装置にも関し、サンプル供給の識別を伴う試験素子の測光分析のための方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、検出ゾーンを有する試験素子の測光分析のための方法に関し、前記
方法は、検出ゾーンの位置決め許容誤差に関して安定したものである。
【0002】 試験素子の測光分析は、サンプルにおける検体の濃度を迅速に求めるための最
も一般的な方法の一つである。測光分析は、一般に解析学、環境分析の分野、お
よび、とりわけ医療診断の分野において行われる。測光によって分析される試験
素子は、特に、毛細血管の血液からの血液グルコースの診断の分野において、重
要な役目を担っている。
【0003】 分析試験を行う際に、サンプルの量を減らすのが、一般的な傾向である。これ
は、多くの場合、サンプルが少量しか存在しないという事実のためである。例え
ば、血糖測定の分野では、糖尿病患者自身が指パッドから微量の血液を取り出す
。試験のために必要な血液量が減少することは、極めて都合が良い。これは、主
に、血液採取のために切断する深さを浅く選択することが可能であるという事実
のためである。サンプル量の減少は、試験素子の小型化につながり、特に、検体
を有するサンプルの実際の反応が行われる検出ゾーンの小型化をもたらす。従っ
て、正確な測光分析を実行するために、検出ゾーンを精密に位置決めする必要が
ある。従来技術において、検出ゾーンおよび測定用光学部品類の極めて正確な相
対的位置決めを可能とする多くの試験素子ホルダが既知である。ここで、一例と
して言及する欧州特許EP−B−0 618 443(US−5,424,03
5に相当する)では、試験素子の検出ゾーンを、測定用光学部品類に対して垂直
方向のみならず横方向にも位置決めする。また、多くの他の分析システムの代表
として文書EP−A−0 319 922に言及するが、これは、試験細片の位
置決めを実行する。しかしながら、従来技術において既知のシステムは、5mm
角を超える検出ゾーンで動作する。結果として、従来技術において既知の方法で
の位置決めは、比較的難しくない。しかしながら、検出ゾーンの横方向の寸法が
小さくなると、信頼性の高い分析結果を得るために、分析システム内の位置決め
のみならず試験素子の製造においても、大変な労力が必要となる。本発明の目的
は、検出ゾーンが小さい試験素子の信頼性の高い分析も可能とする、試験素子の
測光分析のための方法および装置を提案することであった。
【0004】 この目的は、試験素子をホルダに配置し、その検出ゾーンを、少なくとも2つ
の光源を有する照明ユニットに相対して配置するように位置付ける、試験素子の
測光分析のための方法によって達成される。検出ゾーンを分析対象のサンプルに
接触させた後、検出ゾーンを照射するため、第1の光源を起動する。検出ゾーン
から反射したか、または検出ゾーンを透過した光を、第1の検出信号として検出
する。その後、第2の光源を起動させ、予想される位置決め許容誤差の方向に第
1の領域からずらした検出ゾーンの第2の領域を照射する。この領域から反射し
たか、またはこの領域を透過した光を、第2の検出信号として検出する。2つの
領域から得られた検出信号を比較し調べて、これらの信号のうちどちらが、完全
に検出ゾーン内に位置する領域の照射によって得られたものであるかを判定する
。対応する検出信号を選択し分析して、基本的に既知の方法で、検体の濃度を求
める。
【0005】 本発明の更に別の主題は、試験素子または検出ゾーンに適当な量のサンプル液
が加えられたか否かを迅速に検出し、これを操作者に報告することができる方法
である。
【0006】 試験素子を用いた分析の分野では、試験素子にサンプル液を供給するのに必要
な時間を短縮することができ、供給したサンプル量が十分であるか否かに関する
フィードバックもあると、非常に便利である。電気化学の原理を利用する試験素
子の場合、サンプル液が分析ゾーンに浸透したのでユーザがサンプルの追加を停
止しても良い時にユーザに知らせることが、以前から一般に行われている。電気
化学に基づく試験素子の場合、この検出は、導電性測定によって簡単な方法で行
うことができる。しかしながら、試験素子の光学測定の分野では、かかる迅速な
供給検出を容易に行うことはできない。例えば、文書US−4,109,261
およびEP−A−0 256 806に記載された方法では、測定を行う光学シ
ステムによって、サンプルの供給を検出し、培養期間を待つ開始信号として用い
る。しかしながら、これらの上述の方法では、ユーザが十分なサンプル液を供給
したか否か、および、更に追加することを停止しても良いか否かについて、ユー
ザはフィードバックを受けない。更に、上述の方法において用いる光学システム
は、試験素子の検出ゾーンにおける色の形成を検出する。この出願の図7に示す
ように、検出ゾーンがサンプル液に接触してから色が形成されるまでの間には、
数秒が経過する。例えば、血糖試験の場合、色反応が開始するまでユーザが試験
素子の上に指を置いておかなければならないと、これはユーザにとって、個人の
自由に対する束縛として感じられる。従って、サンプル液の追加の時間またはサ
ンプル液の検出までの時間を短縮する必要がある。例えば、EP−A−0 16
6 876に記載された血糖測定機器では、サンプルの供給を検出するが、これ
は、サンプルの量が適当であるか否かのチェックは可能ではない。
【0007】 従って、本発明の一部として提案する方法は、試験素子上のサンプル供給を迅
速に検出することを可能とする。本発明による試験素子の測光分析のための方法
は、 検出ゾーンの制御領域を照射するステップと、 検出ゾーンの第1のゾーンが、この第1のゾーンから横方向に位置がずれた第
2のゾーンよりも早くサンプル液に接触するように、サンプル液を検出ゾーンへ
と移送するステップと、 制御領域から反射されたか、または制御領域を透過した放射光を監視するステ
ップと、 反射または透過した放射光の変化の結果として、制御領域におけるサンプル液
の存在を検出するステップと、 検出ゾーンの検出領域を照射するステップと、 検出領域から反射されたか、または検出領域を透過した放射光を検出するステ
ップと、 サンプル液における検体の濃度を求めるために、検出した放射光を分析するス
テップと、 を備え、制御領域においてサンプル液の存在を検出した場合に、サンプル液の供
給を終了させることができるように信号を発生することを特徴とする。
【0008】 以下では、位置決め許容誤差を補償するための本発明による方法について最初
に説明する。
【0009】 本発明による方法を実行可能な装置は、この装置の一部である照明ユニットに
相対して試験素子を位置決めするホルダを有する。以下の発明では、従来技術に
おいて既知であるホルダ、特にEP−B−0 618 443に記載されたホル
ダを使用可能である。本発明の手順が位置決め許容誤差に関して分析を安定化さ
せるにもかかわらず、すでにホルダによってできるだけ正確な検出ゾーンの位置
決めが得られることが望ましい。しかしながら、位置決め許容誤差は、ある閾値
未満に小さくすることができず、これは、位置決め許容誤差に影響を与える個々
の要因を考慮すると更に明白となる。分析システムには、すでに、ホルダと照明
ユニットとの相対的な位置決めについて、多くの許容誤差が生じている。ホルダ
内での試験素子の位置決めによって、更に別の許容誤差が生じる。なぜなら、ユ
ーザがホルダに試験素子を挿入可能であるように、試験素子とホルダとの間に一
定の間隙が必要とされるからである。更に、試験素子自体が、特に試験素子の幅
に関して何らかの製造許容誤差を伴う。最後に、試験素子および試験素子のキャ
リア物質に対する検出ゾーンの位置に対しても、許容誤差が発生する。特に、毛
管間隙試験素子においては、検出ゾーンは、試験素子の幅の方向に著しく変位す
る場合がある。これについては、以下で更に詳細に説明する。
【0010】 本発明による測光分析のための装置は、更に、少なくとも第1および第2の光
源を有する照明ユニットを備える。これらの光源を用いて、検出ゾーンの隣接し
た領域を照明する。これらの光源は、照明する検出ゾーンの領域の中心が、予想
される位置決め許容誤差の方向に互いにずれているように配置される。これは、
例えば、光源自体が互いにずれた位置にあり、検出ゾーン上に実質的に垂直に照
射するために実行可能である。しかしながら、光源の配置は、それらが検出ゾー
ンを斜めに照射し、照射された領域間の距離が、検出ゾーンに対する垂直に対す
る光源の傾きによって主に実現されるように行うことも可能である。基本的に、
光源としては、従来技術において既知の診断検出システム用の光源が適切である
。発光ダイオードは、比較的低いエネルギ消費を有し比較的狭いバンド・スペク
トルを生じるので、好ましい。半導体回路基板上に実装可能な小型発光ダイオー
ドは、特に好ましい。かかる発光ダイオードは、光学システムを介在させること
なく検出ゾーン上に適切なサイズの光点が得られるサイズで得ることができる。
しかしながら、本発明の構成では、光源に加えてレンズおよび光学的に開口を備
えた光学システムを用いることが好ましい。照射される領域の形状は、検出ゾー
ンの形状および予想される許容誤差に適合させると好都合である。矩形の検出ゾ
ーンの場合、例えば、楕円の領域または同一の矩形領域を照明すると好都合であ
る。これは、例えば、適切なレンズまたは開口によって達成可能である。
【0011】 また、本発明では、2つ以上の光源の使用も考えられる。検出ゾーンの一方向
において特に大きい位置決め許容誤差が予想される場合、例えば、予想される位
置決め許容誤差の方向に位置がずれた検出ゾーン上の領域を照明する3つの光源
を用いることができる。また、本発明は、2つ以上の方向において位置決め許容
誤差の影響を低減させるためにも適している。例えば、4つの光源を用いて、正
方形または矩形の形状に構成した4つの領域を照明することができる。かかる構
成は、垂直方向のみならず、正方形の1辺の方向においても位置決めの不正確さ
による測定誤差を防ぐことができる。
【0012】 試験素子の測光分析のための方法では、試験素子の検出ゾーンにサンプルを接
触させる。この接触は、検出ゾーン上にサンプルを直接供給すること、または検
出ゾーン内へとサンプルを移送することのいずれかとして理解される。後者は、
特に、サンプル(通常は指パッドからの毛細血管の血液)を毛管間隙へと誘導し
、これを介して検出ゾーン内へと移送する、毛管間隙試験素子の場合である。ま
た、例えば何らかの迅速薬品試験の場合のように、固体サンプルを、例えば物体
上でフリースをこすることによってフリースに供給し、次いでこのサンプルを補
助液によってフリースから検出ゾーンへと移す実施形態も考えられる。更に、サ
ンプルを吸収物質によって検出ゾーンへと移すクロマトグラフィ試験細片がある
。従って、上述のことは、本発明の意味の範囲内のサンプルは主に血液のような
サンプル液であるものの、固体サンプル物質も使用可能であることを示している
【0013】 検出ゾーンに接触するサンプルによって、試験素子における検出ゾーンの検出
可能な変化が生じる。サンプルに含まれる検体と試薬系との反応の結果として検
出可能な変化が発生することは、従来技術において周知であるので、ここで更に
説明する必要はない。しかしながら、検出可能な変化が、用いられる光源および
検出器によって適切に検出可能であることは、本発明に関連することである。こ
れは、検出ゾーン内に色が形成されて、光源が発する放射光を吸収し、このため
透過光または反射光を減衰させる場合である。しかしながら、測光によって存在
が検出される色素が、試薬系および検体との反応によって破壊され、実際の測定
信号が透過または反射光の減衰の減少であるという逆の場合もあり得る。光また
は光源という語は、本発明の範囲内において、光学装置によって使用可能な波長
範囲、すなわち可視範囲に加えてUVおよびIRを包含することは理解されよう
【0014】 本発明のために、従来技術において周知の検出器、および、特に半導体検出器
を使用可能である。1つの検出器または複数の検出器を選択する際に重要なこと
は、検出ゾーンから反射したか、または検出ゾーンを透過した放射光が検出器を
照明した場合に、この放射光が信号を生じるようにすることである。反射または
透過光の範囲において感度が最高となる検出器を、有利に用いることができる。
また、任意選択として、干渉光の影響に対して更に安定した検出を行うために、
測定放射光を選択的に透過させることができるフィルタを用いることも可能であ
る。
【0015】 本発明による方法を実行するために、照明ユニットの第1の光源を最初に起動
して、検出ゾーンの第1の領域を照射し、この作動の間に検出器に存在する信号
を第1の検出信号として記録する。続いて、第1の光源を停止させ、第2の光源
を起動して、第2の領域を照射し、検出器に存在する信号を第2の検出信号とし
て記録する。光源を起動するための電気回路および方法、特に発光ダイオードは
、従来技術において十分に知られている。一例として、測光分析を実行するため
の発光ダイオードの起動について記載したUS−5,463,467について言
及しておく。また、本発明では、例えば前記の文書US−5,463,467に
記載されたような、検出信号から外部の光の影響を排除することができる信号に
よる光源の起動も考えられる。
【0016】 本発明による方法において重要なステップは、検出信号を比較し、検出ゾーン
上に完全に収まる領域を照明したことによって得られたのはこれらの信号のうち
どれなのか、または双方ともであるのかを判定することである。この判定は、様
々な方法で行うことができる。検体によって検出ゾーンで色形成反応が生じた場
合、第1および第2の検出信号を比較し、より大きく減衰した光信号を、検出ゾ
ーン上に完全に収まっているものとして選択する。これに対して、検体によって
色彩が低下する反応が起こった場合、減衰が最も少なかった信号を、検出ゾーン
上に完全に収まっているものとして選択する。これらの2つの手順は、ブランク
値を求めるために検体との反応の前に検出ゾーン上で測定を行う必要なく、実行
可能である。しかしながら、本発明によれば、サンプルとの反応を実行する前に
、第1および第2の光源によって検出ゾーン上で最初の測定を行うことが好まし
い。このように求めた検出信号を、どの信号が検出ゾーン内に完全に収まる照射
領域から得られたものであるかを判定するための基礎として、および、検体の濃
度を求めるための基本値(いわゆるブランク値)として、用いることができる。
まだ反応していない試験素子上で光源を用いて測定を実行した場合、サンプルと
検出ゾーンとの反応の前後の信号の振幅を求め、より大きな信号振幅を生じた光
源を、検体の濃度を求めるために選択することによって、本発明の判定ステップ
を有利に実行することができる。
【0017】 また、検体の濃度を求めるために適切なものとして2つの光源のうち少なくと
も1つを選択することは、サンプルと検出ゾーンを接触させる必要なく行うこと
ができる。これは、例えば、検出ゾーンが光物質から成り、試験素子が検出ゾー
ンに隣接する領域で暗い色を有する場合に実行可能である。かかる試験素子上で
、第1および第2の光源により測定を行って測定値を比較した場合、より高い反
射率の信号が得られた光源を、検体の濃度を求めるために適切なものとして選択
することができる。更に、検出ゾーンを少なくとも部分的に透明にする一方、検
出ゾーンに隣接した試験素子の領域は実質的に光を通さないようにすることも可
能である。透過測定を行う場合、より高度の透過が得られた光源を選択すること
ができる。先の説明で、より高いまたはより低い信号について言及した場合、こ
れは、光源を起動した場合に検出器に存在する「未処理の信号」を意味する。未
処理の信号は、それらを比較する前に好都合に補正することができる。すなわち
、照明の形状および光源ごとの強度のばらつきを考慮に入れる。これは、例えば
、ブランク値に基づいて信号を標準化する(実際の信号と、未反応の試験素子に
対する信号または標準との比を得る)ことによって達成可能である。
【0018】 本発明は、更に、サンプルの供給を検出する試験素子の測光分析のための方法
に関する。この方法では、試験素子の検出ゾーンのいわゆる制御領域を最初に照
射し、この制御領域から反射したか、または制御領域を透過した放射光を監視す
る。この文脈中では、監視するとは、反射または透過した放射光を、間隔を置い
て測定することを意味する。通常、測定は、1秒の何分の1かの間隔で行われる
。この時間間隔は、実際には、2つの測定間の時間間隔が、測定値の変化の検出
について許容可能な時間遅延よりも短いように選択する。制御領域の監視の間、
検出ゾーンにサンプル液を供給するが、これは、検出ゾーンの第1ゾーンが、第
1ゾーンから横方向に離間した第2ゾーンよりも早くサンプル液に接触するよう
に行う。この分脈中では、横方向という語は、検出ゾーンの平面を指す。従って
、検出ゾーンを上側から観察すると、第1および第2のゾーン間に間隔がある。
サンプル液の検出ゾーンへのこのような移送は、例えば、サンプルまたはサンプ
ルの反応溶液が一方側から検出ゾーン内へと浸透し、検出ゾーンを横方向に移動
するクロマトグラフィ試験細片において行われる。また、サンプル液のこのよう
な供給は、毛管間隙および検出ゾーンが同一平面に配置されている毛管間隙試験
素子を用いた場合に行われる。これは、例えば、毛管間隙が検出ゾーンの縁部で
終端し、毛管間隙からのサンプル液が、この接触位置から検出ゾーン内へと浸透
するようにして行うことができ、または、図1に示すように、毛管間隙を検出ゾ
ーンの下に配置することも可能である。前記の場合には、サンプル液は、第2の
ゾーンよりも早く検出ゾーンの第1ゾーンに接触する。図6では、これはゾーン
Z1およびZ2によって示されている。サンプル液は、検出ゾーン(10)の下
に位置する毛管間隙を介して、矢印の方向に検出ゾーン内へと浸透する。この場
合、ゾーンZ1は、ゾーンZ2よりも早くサンプル液に接触する。
【0019】 本発明による方法では、制御領域における反射または透過した放射光の変化に
基づいて、サンプルの供給を検出する。この文脈中では、変化とは、監視の間に
信号の変化が生じること、すなわち、検出ゾーンの未反応の制御領域から得られ
た透過または反応信号が、サンプル液によって完全に濡れたか、またはサンプル
液と反応した制御領域から得られたものとは異なることを意味する。
【0020】 試験素子を分析するために、検出ゾーンの少なくとも1つの検出領域を照射し
、この領域から反射したか、または検出領域を透過した放射光を検出し、サンプ
ル液内の検体の濃度を求めるために分析する。検出および分析に関する詳細は、
位置決め許容誤差を補償するための本発明の方法について、すでに説明した。
【0021】 制御領域の監視により、検出領域において測定する場合よりも早く、制御領域
におけるサンプル液の存在を検出することができる。液を検出すると、サンプル
液の供給を終了させる信号を発することができる。毛管間隙試験素子の場合、こ
れは、例えば、毛管間隙に対する血液供給を終了可能であることを意味する。結
果として、それ以上のサンプル液の不必要な供給を防ぎ、このため、サンプルの
必要量を減らすことができ、一方で、この手順は、サンプル液を供給するのに必
要な時間を短縮し、これはユーザにとって好都合である。それにもかかわらず、
本発明による方法は、なお、検出ゾーンの1つの検出領域または複数の検出領域
に適切にサンプル液を供給することを保証する。この目的のため、制御領域より
も検出領域のほうが、サンプル液に最初に接触する第1ゾーンに近いと、好都合
である。このため、試験素子は、検出ゾーンの領域において、制御ゾーンの領域
においてよりも早く、サンプル液によって濡れ、サンプル液が制御ゾーンの領域
に存在する場合、確実に検出ゾーンにもサンプル液を供給する。本発明によれば
、制御領域(図6の領域A)が、放射光によって照らされ、これがサンプル液自
体によって吸収されることが好ましい。サンプル液自体が放射光を吸収しなかっ
たり、または部分的にしか放射光を吸収しなかったりしても、制御ゾーンが濡れ
ると、通常、反射または透過した放射光が低減する。結果として、検出ゾーンに
おいて試薬との反応が起こる前に、サンプル液の存在をすでに確定することがで
きる。図7は、図6に示す検出ゾーンの領域Aにおいて、すでに時間間隔IIに
おいて反射の減少が見出されていることを示す。これは、880nmの発光ダイ
オードによって、制御領域Aが完全に濡れたことを迅速に検出可能であるという
事実による。この領域の濡れを、検出ゾーンで形成される色に基づいて検出する
としたら、時間間隔IVまで可能でなかったであろう。サンプルの供給を検出す
る本発明による方法では、制御領域は検出ゾーン上にあることが好ましい。これ
によって、検出までの時間が短くなるだけでなく、光学装置を互いに密接させる
ことができるコンパクトな構成の機器が可能となる。
【0022】 いくつかの図面に基づいて、以下で本発明について更に詳細に説明する。 図1Aは、毛管間隙試験素子の斜視図を示す。試験素子は、キャリア・フォイ
ル(2)およびカバー・フォイル(3)を有する。これらのフォイルの間に、く
ぼみを有するスペーサ(4)を配置して、キャリア・フォイルとカバー・フォイ
ルとの間に毛管間隙を形成する。診断試験を行うために、通常は毛細血管の血液
であるサンプル液を、毛管間隙の開口(5)に導く。サンプル液は、毛管力のた
め、溝を通って移動し、試薬紙(6)に達する。また、試薬紙(6)は、スペー
サ(4)に載っているので、毛管間隙(7)内にサンプル液が存在する場合にサ
ンプルによって試薬紙の中央部のみが濡れて、この部分のみが色を形成するか、
または信号を発生する。検体の濃度を求めるために使用可能なこの中央領域を、
検出ゾーン(10)と呼ぶ。図示の例では、検出ゾーンは約2x3mmの大きさ
を有する。かかる小さい検出ゾーンは、測定に関して2つの特有の問題を引き起
こす。その一つは、検出ゾーンから得られる信号が、検体濃度の信頼性高い算出
を可能とするために、十分な強度でなければならない。もう一つでは、検出ゾー
ンを分析する場合、検出ゾーン外部からの反射率による影響を含まないことを保
証しなければならない。実際には、双方の要件は密接に関連している。なぜなら
、測定信号を増大させるためには、できる限り完全に検出ゾーンを測定しようと
するが、これは、照明ユニットに対する検出ゾーンの正確な位置決めを保証する
ことができない場合に、検出ゾーン外部からの影響を取り込む危険があることを
意味する。位置決めの問題は、特に毛管間隙試験素子において顕著である。なぜ
なら、製造プロセスの結果として、毛管間隙の位置には比較的大きなばらつきが
あるからである。しかしながら、本発明は、簡単な方法で、一方では検出ゾーン
の比較的大きな部分の分析を可能とし、他方で、検出ゾーンの外側の領域からの
誤った影響を回避することを可能とする。
【0023】 図2は、試験素子(1)に対して長手方向の本発明による装置(20)の断面
図を示す。この装置(20)は、試験素子(1)を挿入可能な溝を有する。図2
は、分析位置における試験素子の位置決めを示す。この装置は、位置決めが適切
である場合にこの位置に試験素子を保持するための、下方向に先細りの円錐形の
端部を有する、移動可能に取り付けられたピン(21)を有し、ピンの先端が試
験素子のくぼみに配されて、長手方向の軸の方向に試験素子を固定し位置決めす
るようにする。また、ピン(21)を用いて、試験素子の存在またはその位置決
めを電気的に知らせることができる。この目的のため、このピンは、導電性を有
するように設計し、装置の対向側にコンタクト(26)を設ける。試験素子が存
在しない場合、ピンは、これらの2つの部品間の電気的接触を行うばねによって
、コンタクト(26)に対して押圧される。ここで、試験素子を挿入すると、こ
れは最初にピン(21)とコンタクト(26)との間に摺動し、このため電気的
接触が断たれる。しかしながら、これが更に摺動すると、ピン(21)は試験素
子の溝を介して係合し、電気的接触は再び閉じる。
【0024】 図2は、試験素子を分析するための別の光学的な機構を示す。分析位置におい
て、試験素子の検出ゾーン(10)は、光源(23、34)が配置されると反対
側でレンズ(22)に対して位置決めされる。検体の濃度を求めるために、光源
(23)を用いて検出ゾーンを照明する。光源(24)が照明する検出ゾーン上
のゾーンは、光源(23)が照明するゾーンよりも、サンプル液の供給開口(5
)から離れた距離にある。従って、光源(24)を用いて、サンプル供給を検出
するための本発明による方法を実行することができる。必要な小型化の程度のた
め、光源(23、24)は、発光ダイオードの形態であり、半導体回路基板上に
直接実装する。
【0025】 また、図2は、検出ゾーンから反射した放射光を検出する半導体検出器(25
)も示す。
【0026】 図3に、装置における試験素子の横方向の位置決めを示す。試験素子(1)を
、できる限り横方向の移動を防ぐ溝(30)内に配置する。試験素子の製造許容
誤差の結果として、溝(30)の寸法は、予想される最も大きい試験素子を受容
可能であるようにしなければならない。これが意味するのは、製造のため、それ
よりも小型の試験素子を溝(30)内に理想的に位置決めすることは不可能であ
り、横方向の動きが起こり得るということである。それにもかかわらず、本発明
による方法を用いて、あらゆる試験素子について、完全に検出ゾーン上にある照
明領域から発した検出ゾーンの信号を信頼性高く測定することができる。この目
的のため、この装置は、試験素子に垂直な方向に互いに隣接して配置された光源
(23、23’)を有する。レンズ(22)またはレンズ・システムによって試
験素子の検出ゾーン上に光源を合焦する場合、光学装置にとって、これは好都合
である。光源間および光源と検出ゾーンとの間の距離ならびにレンズ(22)の
設計は、図5に関連付けて以下に記載する境界に関する条件を満たすように選択
する。
【0027】 図4は、試験素子の測光分析のための装置の概略ブロック図である。第1の光
源L1および第2の光源L2は、互いに隣接して配置されて、それらが、検出ゾ
ーン(10)上の、異なるが重なった領域B1およびB2を照明するようになっ
ている。検出器(D)が、検出ゾーン(10)から拡散して反射した放射光を受
け、対応する信号を制御ユニット(S)に送出する。制御ユニットは、連続して
光源L1およびL2を起動し、検出器が受信した信号の各々を登録する。これら
の信号を評価ユニット(A)に送出し、ここで、信号を比較し、上述のように適
切な信号を選択する。図示の例では、双方の領域B1およびB2は、完全に検出
ゾーン(10)上にあり、このため、検体の濃度を算出するために双方を用いる
ことができる。従って、信号のうち1つを用いて、既知の方法で検体の濃度を算
出し、これを次いでディスプレイ(DIS)上に送出する。この場合、平均化信
号を用いて濃度を求めることも可能である。
【0028】 図5は、照射する領域を、互いに対して、および検出ゾーンに対して、どのよ
うに配置可能であるかのいくつかの例を示す。図5Aは、照射領域B1およびB
2が楕円形であり部分的に重複する、特に好適な実施形態を示す。図示の例では
、照明領域B2から検出された信号を用いて検体の濃度を算出する。なぜなら、
この領域が完全に検出ゾーン(10)上に位置しているのに対して、領域B1か
ら得られる信号は、検出ゾーン外部からの影響のため変化しているからである。
図5Aは、更に、図の説明を簡略化するように意図した座標系を示す。図5Aに
おいて選択した照明領域の配置は、X軸の方向に検出ゾーンの位置決め許容誤差
を補償することを意図している。この例では、照明領域の選択は、それらの焦点
を通る連結線が、位置決め許容誤差が予想されるかまたは補償される方向に対し
て、実質的に平行であるように行う。図5Bは、X軸のみならずY軸の方向にも
位置決め許容誤差を補償することが可能である実施形態を示す。この場合、Xお
よびY軸の方向に、互いに位置がずれた4つの照明領域を選択している。領域B
1、B3およびB4では、得られる反射率は分析ゾーン外部からの成分を含むの
で、領域B2を分析に用いる。なぜなら、これは完全に検出ゾーン内にあるから
である。
【0029】 図5Cは、X軸の方向に検出ゾーンの位置の特に大きなばらつきを補償するこ
とができる実施形態を示す。位置決め許容誤差が問題であるX軸の方向において
、離間した3つの照明領域を選択している。領域B1およびB2のみを用いた場
合、適切な分析は可能でなく、これは領域B3によって可能となる。
【0030】 図5Dは、照明領域B1およびB2が重複せず、それらの間に広い領域さえ存
在する、あまり好適でない実施形態を示す。図に示すように、この構成では、い
ずれの照明領域によっても正確な分析を行うことができない位置が発生し得る。
このため、本発明の範囲内では、照明領域は重複するか、または少なくとも互い
にじかに隣接していると好ましい。
【0031】 また、図5Eは、あまり好適でない実施形態を示す。この場合、照明領域は、
検出ゾーンを中央に配置した場合に双方とも検出ゾーン外に及ぶほど大きいもの
に選択されている。検出ゾーンは、2つの領域のいずれによっても正確に分析す
ることができない。従って、本発明の範囲内では、2つの光源の合計の幅(b)
は、検出ゾーンの対応する幅よりも小さいことが好ましい。このため、各照明領
域の大きさは、検出ゾーンのものよりも小さくなければならない。すでに述べた
ように、最大信号出力を得るため、従って良好な信号/騒音比を得るために、で
きる限り照明領域を大きくすることを目指さなければならない。個々の場合に、
照明領域の大きさとそれらの重複との間で折り合いをつける必要がある。これは
、一方では、照明領域の1つが予想される位置決め許容誤差を伴って常に検出ゾ
ーン上に完全にあることを保証し、他方では、個々の照明領域から得られた信号
が分析に必要な精度を保証するために十分な大きさであることを確実とする。
【0032】 図5Fは、所与の構成のための最大の許容可能な位置決め許容誤差を求めるた
めに使用可能な図を示す。2つの照明領域B1およびB2が示されており、これ
らは各々、位置決め許容誤差の方向に幅(d)を有する。照明領域B1およびB
2は、位置決め許容誤差の方向において距離「a」だけ重複するので、重複幅「
b」は2d−aである。限定では、位置P1はなお検出ゾーン上に完全にあり、
これに対して、対向する限定位置P2(破線)は、領域B1は、完全に検出ゾー
ン上にある。従って、この構成によって許容可能な位置決めの最大ばらつきは、
X−aであり、ここで、Xは位置決め許容誤差の方向における検出ゾーンの幅で
ある。検出ゾーンの幅Xが既知であり、一方の極限位置から他方の(Tmax)内
へと発生し得る最大の位置のずれも既知である場合、照明領域の必要な重複「a
」を、X−Tmaxとして算出することができる。
【0033】 すでに述べたように、幅b(b=2d−a)は、図5Eに示す例を回避するた
めに、Xより小さくなければならない。これを異なる直径(d1、d2)に対し
て一般化する場合、これはd1+d2−a<Xに従う。従って、必要な重複を、
予想位置決め許容誤差に対して選択した場合、これは、個々の照明領域の最大直
径d(または、丸くない領域の場合は幅)を以下のように算出することを可能と
する。すなわち、d=(X+a)/2である。領域の最大重複は、好ましくは、
これが幅の直径の半分よりも小さくなるように選択しなければならない(a<(
d1+d2)/2)。結果として、重複を適切に選択するためには、線形重複「
a」だけでなく、照射領域(FB)の面積に対する重複領域(Fu)の大きさの比
も重要である。実験により、Fu/FBは、0.3未満であると好都合であり、特
に、0.2ないし0.1の間であると好都合であることがわかった。
【0034】 上述の形状に関する検討は、最適な関係を求めるために通常は実験が必要であ
るという事実を妨げるものではない。これは、部分的に、図示した照明領域は真
の条件を一部しか説明していないという事実による。通常は、全輝度の約90%
に相当する領域に基づいて計算を行うことが妥当であると想定することができる
。しかしながら、これは、しるしを付けた照明領域が境界にある場合、反射した
放射光のうちのある部分がすでに検出ゾーン外部から来ていることを意味する。
更に、実際の問題は、光源の調節には製造上のばらつきがあり、従って、照明領
域の重複における許容誤差も考慮に入れなければならないということである。従
って、実際、本発明による装置を設計する際には、極限位置において、光源の少
なくとも1つが、完全に検出ゾーンを照射し、検出ゾーンの最も近い縁部から光
点直径の約10%の距離にあるようにすることが好ましい。
【0035】 図6は、検出ゾーンならびに、照射領域B1、B2および領域Aを示す。図6
の矢印は、図1による毛管間隙試験素子におけるサンプル液の流れの方向を示す
。従って、液体は、最初に領域B1およびB2の下の検出ゾーンに、続いてゾー
ンAに接触する。領域Aの位置は、これが領域B1およびB2と重複しないよう
に、または部分的にのみ重複するように選択すると好都合である。領域B1およ
びB2は、検出ゾーンに形成される色によって吸収されるがサンプル自体によっ
ては吸収されない波長範囲で分析すると好ましいが、領域Aの測定は、サンプル
自体が吸収する波長を用いて行うことが好ましい。水溶性の液の場合、例えば、
水の帯域の範囲内にある赤外線照射を用いて、領域Aを分析することができる。
しかしながら、血液の固有の色の吸収を検出するために使用可能な800nmな
いし950nmの範囲の波長を用いることが好ましい。図1による毛管間隙試験
素子にサンプル液を供給した後、領域Aを連続的に測定し、検出ゾーンを透過し
たか、または検出ゾーンから反射した放射光を検出する。これは、以降の領域B
1およびB2の分析のために用いるものと同じ検出器によって行うことができる
。しかしながら、領域Aのために用いられる照射範囲に適合させた特別な検出器
を用いることが好ましい。
【0036】 図7は、領域Aの分析から得られた信号時間推移を示す。時刻0で、毛管間隙
に血液を供給する。時間間隔Iの間、全ての曲線で、領域Aにおいて反射率の大
きな低下は測定されていない。領域IIにおいて、曲線K1、K2、およびK3
で、反射率の低下が見出され(グルコース濃度は、K1:25mg/dl、K2
:250mg/dl、K3:500mg/dl)、これを毛細血管血液と共に記
録した。この反射率の低下は、サンプル液が到達したことを示す。ここで、機器
はユーザに対し、分析試験を実行するために十分なサンプル液が存在するので液
の追加を停止しても良いことを指示することができる。ユーザにとって好都合な
のは、使用する血液量を少なくすることができ、更に、供給に必要な時間を短縮
可能なことである。図7の領域IVにおいて、検出ゾーンにおける色の形成のた
め、反射率の連続的な低下が見られる。これは、色の形成は一定の時間を要する
ので、検出ゾーンにおける色形成に基づいて十分なサンプルが存在することを指
示するのは、数秒後まで可能でないことを示す。3なし4秒の時間は、ユーザを
快適にするうえで充分である。
【0037】 図7は、更に、無色のグルコース溶液および880nmにおける検出から得ら
れた曲線K4も示す。曲線K1、K2、およびK3とは対照的に、この曲線では
、反射率の大きな低下は、時間範囲IIおよびIIIでは見られず、色形成が開
始する範囲IVにおいてのみ現れる。従って、検出ゾーンの領域Aで検出された
信号の時間遷移に基づいて、サンプル液、特に血液と、対照として用いるグルコ
ース溶液とを区別することができ、または機器を較正することができる。この機
器が、制御溶液が用いられたことを認識した場合、測定を行ってそれ自身を較正
することができる。この場合、例えば、制御溶液の測定濃度と真の濃度との比か
ら算出された補正係数を用いることができる。以降の測定値は、補正係数で除算
することで、機器によって自動的に補正することができる。例えば、特に1つの
みのセットの制御溶液を用いる場合、またはユーザによって機器に濃度を入力す
ることが可能な場合、制御溶液の真の濃度を機器に格納することができる。
【0038】 図8は、試験素子の異なる位置について、検出器(図2、25)において測定
された2つの信号曲線を示す。図の横座標上に、ミリメートル単位で試験素子の
相対位置を示す。
【0039】 レンズ(22)上での、毛管間隙(5)を中央に配置した、図3に示す試験素
子(1)の位置が、ゼロ位置に相当する。横座標の正の値は、毛管間隙に直角な
試験素子の横方向のずれを示す。従って、図8は、製造の結果として、試験素子
を中央に配置しない場合または/および毛管間隙を試験素子上の中央に配置しな
い場合に測定される信号の挙動を示す。
【0040】 縦座標に、検出器で測定された信号を任意の単位で示す。図2および3に示す
選択された測定用の形状の結果として、試験素子によって、拡散して反射した放
射光が検出される。
【0041】 図8に示す信号曲線は、ゼロ位置の近くで信号が最高になることを示す。これ
は、サンプルを供給することなく、白い試薬紙(6)上で測定が行われたという
事実のためである。毛管間隙の上に配置され、サンプル供給後に実際の測定領域
として用いられる試薬紙の領域で、サンプルを供給する前に、反射率が最高とな
る。
【0042】 反射率は、この領域の外部でやや低くなるが、反射率は、なお試薬紙から得ら
れる。これは、これらの領域において、試薬紙の裏に色つきのフォイルが貼り付
けられていることによる。
【0043】 正方形として示す測定点から成る曲線50は、光源(23)を起動した場合の
信号曲線を示す。これに対して、ひし形として示す測定点から成る曲線60は、
光源(23’)を起動した場合に試験素子をずらした際の信号曲線を示す。
【0044】 図8は、約0ないし+1mmの範囲では光源(23)によって、約−1ないし
0mmの範囲では光源(23’)によって測定を実行可能であることを示す。従
って、この構成は、±1mmの位置決め許容誤差を許容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 毛管間隙試験素子の透視図および断面図である。
【図2】 挿入した試験素子に対して長手方向の装置の断面図である。
【図3】 試験素子に対して直角方向の装置の断面図である。
【図4】 分析装置のブロック図である。
【図5】 検出ゾーン上の照射領域の位置である。
【図6】 検出ゾーン上の照射領域である。
【図7】 制御領域において測定した信号時間推移である。
【図8】 試験素子の位置をずらした場合の信号時間推移である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月7日(2000.11.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項23
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルジッヒ、クリスチアン ドイツ連邦共和国 キルケンハイデ、フォ イエルベルクシュトラーセ 7 (72)発明者 ツイマー、フォルカー ドイツ連邦共和国 ドッセンハイム、ヴィ ルヘルムシュトラーセ 64 Fターム(参考) 2G045 AA01 CA25 DA31 FA11 FA25 FA29 FB17 GC10 GC11 2G059 AA01 BB12 BB13 CC16 DD13 EE01 EE02 EE11 FF04 GG02 GG03 HH01 HH06 JJ11 KK01 KK03 MM03 MM10 MM14 MM17 PP04 4C038 KK10 KL01 KL07 KM00 KM01 KX02 KY01 KY03 KY04

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出ゾーンを有する試験素子の測光分析のための、前記検出
    ゾーンの位置決め許容誤差に対して安定した方法であって: a)試験素子の検出ゾーンを、少なくとも1つの第1および第2の光源を有す
    る照明ユニットに対して位置付けるように、前記試験素子をホルダに配置して、
    少なくとも1つの方向に前記検出ゾーンの位置決め許容誤差が生じるようにした
    、ステップと; b)サンプルに検体が存在する場合、前記検出ゾーンに存在する検出系が、測
    光によって検出可能な前記検出ゾーンの変化を生じるように、前記検出ゾーンに
    前記サンプルを接触させるステップと; c)第1の検出信号を発生させるために、前記第1の光源を起動して前記検出
    ゾーンの第1の領域を照射し、前記検出ゾーンから反射したか、または前記検出
    ゾーンを透過した光を検出するステップと; d)第2の検出信号を発生させるために、前記第2の光源を起動して、前記位
    置決め許容誤差の方向に前記第1の領域に対して位置がずれた前記検出ゾーンの
    第2の領域を照射し、前記検出ゾーンから反射したか、または前記検出ゾーンを
    透過した光を検出するステップと; e)前記第1および第2の検出信号を比較し、前記第1および/または前記第
    2の検出信号が、完全に前記検出ゾーン上に位置する領域を照明することで得ら
    れたものであるか否かを判定し、対応する検出信号を選択するステップと; f)前記選択した検出信号を分析することによって、前記サンプルに含まれる
    前記検体の濃度を求めるステップと; を備える方法。
  2. 【請求項2】 強度が低い方の前記検出信号を選択する、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 未使用の試験素子に関する第1および第2のベースライン検
    出信号を求めるために、ステップb)によって前記検出ゾーンにサンプルを接触
    させる前に、ステップc)およびd)において適切なステップを実行し、ステッ
    プf)において前記検体の濃度を求める前に、前記対応するベースライン検出信
    号で除算することによって、前記第1および第2の検出信号を標準化する、請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の光源によって照射される前記第1の領域および前
    記第2の光源によって照射される前記第2の領域は、実質的に同じ大きさを有す
    る、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記試験素子は毛管間隙試験素子である、請求項1に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記検出ゾーンは幅Xを有し、前記第1および第2の光源は
    、前記光源によって照射される前記領域の焦点間の連結線が前記幅と実質的に平
    行に延びているように配置される、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記幅は前記毛管間隙と実質的に垂直に配置されている、請
    求項5および6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の光源によって照射される前記領域および前記第2
    の光源によって照射される前記領域は楕円形である、請求項1または5に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の光源によって照射される前記領域および前記第2
    の光源によって照射される前記領域は矩形である、請求項1または5に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の照射される領域は重複している、請
    求項1、8、または9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 最大の重複は、前記照射される領域の直径の半分よりも小
    さい、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記検出ゾーンは幅Xを有し、前記第1および第2の照射
    領域間の連結線は前記幅と実質的に平行に配置され、前記第1の光源によって照
    射される前記領域は幅d1を有し、前記第2の光源によって照射される前記領域
    は幅d2を有し、前記照射される領域は前記連結線の方向に最大の幅「a」にわ
    たって重複し、これによって、以下の式: d1+d2−a<X が当てはまる、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 以下の式: a<(d1+d2)/2 が当てはまる、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記照明ユニットは、第3の領域を照射する少なくとも1
    つの更に別の光源を有し、サンプルの存在を検出するために、前記第3の領域か
    ら反射したか、または透過した放射光の変化が検出される、請求項1に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの更に別の光源は、前記少なくとも2
    つの光源のものとは異なる第2の波長範囲で光を発し、サンプルの存在を検出す
    るために、この第2の波長において透過したか、または反射した放射光が検出さ
    れる、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2の波長範囲は800ないし950nmの範囲内で
    ある、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第3の領域は前記検出ゾーン上に位置する、請求項1
    4に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記サンプルを前記検出ゾーンに流れによって接触させ、
    前記第3の領域は前記第1および第2の領域の下流に位置する、請求項17に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 試験素子の測光分析のための装置であって: 少なくとも第1および第2の光源を備えた照明ユニットと; 検出ゾーンを有する試験素子を、前記照明ユニットに相対的に前記検出ゾーン
    を位置付けるように保持するためのホルダと; 前記検出ゾーンから反射したか、または前記検出ゾーンを透過した光を検出す
    る、少なくとも1つの検出器を有する検出ユニットと; 前記検出ゾーンの第1の領域を照明するために第1の起動段階の間に前記第1
    の光源を起動し、前記検出ゾーンの第2の領域を照明するために第2の起動段階
    の間に前記第2の光源を起動し、前記第1の起動段階の間に前記検出ユニットに
    より発生した信号が第1の検出信号として記録され、前記第2の起動段階の間に
    発生した信号が第2の検出信号として記録される、制御ユニットと; 前記第1および第2の検出信号を比較し、前記第1および/または第2の検出
    信号が、完全に前記検出ゾーン上に位置する範囲を照明することによって得られ
    たものであるか否かを判定し、サンプルにおける検体の濃度を求めるために対応
    する検出信号を分析する分析ユニットと; を備える装置。
  20. 【請求項20】 前記照明ユニットは、前記少なくとも2つの光源とは異な
    る第2の波長範囲で光を発する少なくとも1つの更に別の第3の光源を有し、こ
    の第2の波長範囲において透過したか、または反射した放射光が検出される、請
    求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第2の波長範囲は800ないし950nmの範囲内で
    ある、請求項19に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記第3の光源は、第1および第2の照明される領域と重
    複しない前記検出ゾーンの範囲を照射する、請求項19に記載の装置。
  23. 【請求項23】 試験素子の測光分析のための、前記試験素子の平坦な検出
    ゾーン上でのサンプル供給を検出する方法であって: 前記検出ゾーンの制御領域を照射するステップと; 前記検出ゾーンの第1のゾーンが、前記第1のゾーンから横方向に位置がずれ
    た第2のゾーンよりも早くサンプル液に接触するように、前記検出ゾーンにサン
    プル液を供給するステップと; 前記制御ゾーンから反射されたか、または前記制御ゾーンを透過した放射光を
    監視するステップと; 前記反射または透過した放射光の変化の結果として、前記制御領域におけるサ
    ンプル液の存在を検出するステップと; 前記検出ゾーンの少なくとも1つの検出領域を照射するステップと; 前記検出領域から反射されたか、または前記検出領域を透過した放射光を検出
    するステップと; 前記検出した放射光を分析して、前記サンプル液における検体の濃度を求める
    ステップと; を備え、前記制御領域において前記サンプル液の存在を検出した場合に、サンプ
    ル液の供給を終了させることができるように信号を発生する、方法。
  24. 【請求項24】 前記試験素子は毛管間隙試験素子である、請求項23に記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 前記毛管間隙は前記検出ゾーンの下に延在する、請求項2
    4に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記検出領域は前記制御領域よりも前記第1のゾーンに近
    い、請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記制御領域は前記サンプル液によって吸収される放射光
    で照射される、請求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記検出領域は前記サンプル液によって実質的に吸収され
    ない放射光で照射される、請求項23または27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記信号は光および/または音響信号である、請求項23
    に記載の方法。
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