JP2002524680A - 外面処理システムおよび方法 - Google Patents

外面処理システムおよび方法

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JP2002524680A
JP2002524680A JP2000569683A JP2000569683A JP2002524680A JP 2002524680 A JP2002524680 A JP 2002524680A JP 2000569683 A JP2000569683 A JP 2000569683A JP 2000569683 A JP2000569683 A JP 2000569683A JP 2002524680 A JP2002524680 A JP 2002524680A
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Japan
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suction
processing unit
unit
pressurized fluid
drive mechanism
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JP2000569683A
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Inventor
リブネ ガン
アリー コーヘン
ニブ ソフェール
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スカイボット リミテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L1/00Cleaning windows
    • A47L1/02Power-driven machines or devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S180/00Motor vehicles
    • Y10S180/901Devices for traversing vertical surfaces

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 建物等の外面を処理するシステムであって、(a)外面(19)を処理するために加圧流体を使用する少なくとも1つの処理ユニット(23,24)と、(b)外面に隣接して処理ユニットを懸架する少なくとも1つの懸架システム(14〜16,20,32〜34)と、(c)処理ユニットに関連付けられ、加圧流体により吸込みポートにおいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニット(30)と、(d)吸込みポートと流体接続され外面に対して押付ける少なくとも1つの吸込みヘッド(28)と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気を動力源とする真空を使用して、外面を清掃、処理および保守
するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来技術】
高い建物の外面は、時に、審美的および/または機能的理由で処理を必要とす
る。例えば、建物の窓の外側の面を清掃することが望ましい。
【0003】 建物の必要な処理を行う目的で、建物の外側に接近するためにいくつかの技術
が採用されている。大抵の建物は、作業者が建物の外側の清掃を行うために使用
することができる、各階を包囲する外側の接近通路を有していない。これらの場
合、通常、足場を組立てることによって作業を行う。あるいは、建物によっては
、ケーブルによって支持することができ、かつ、建物の屋根の適当な固着装置に
取付けられる、小さい足場台を使用するものもある。
【0004】 これらを行う欠点には、以下のものがある。第1に、悪天候により、あるいは
人為的なミスにより、作業者が落下する危険がある。第2に、作業者は、建物を
処理または清掃するために使用されている高濃度の材料に晒される。第3に、こ
の作業は多大な労働力を要すると共に繰返しの作業であるため、作業者が疲労す
るに従い、仕事に時間がかかるようになる。
【0005】 従来技術には、建物の外面を処理するシステムを開示する米国特許出願第5,
240,503号および米国特許出願第5,707,455号等、上述した問題
を解決しようとするいくつかの自動化装置がある。これらの装置は、駆動源とし
て別個の電源を使用する。
【0006】 従来技術には、建物表面の自動化した清掃に使用することができる装置および
吸引力を使用する機械がある。米国特許出願第5487440号、米国特許出願
第5366038号、米国特許出願第3958652号および米国特許出願第4
095378号は、表面で作業する動作を実行するロボットであって、一続きの
真空カップを使用して横切る表面に係合するものを開示している。しかしながら
、これら装置はすべて、特別に設けられた電源によって電力が供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
高い建物を清掃する周知の装置には、以下の欠点がある。これらユニットの多
くは、重り(装置を安定化するために使用される)と電気モータがあるために非
常に重い。吸引力を使用しない装置は、天候の影響を受ける。強風下では、これ
ら装置は1つの場所に留まることができない。現存するユニットはいずれも、清
掃と同時に移動することができない。更に、それらは、かど等、建物の角度を有
する面に接近することができず、そのためかかる表面を清掃することができない
【0008】 従って、上述した問題に対する解決法を提供すると共に周知の自動清掃装置よ
り能率的で費用効率のよい、本発明において開示されているようなシステムおよ
び方法が必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の装置は、高い建物または船等の外面の蒸気クリーニング、他の処理お
よび保守に使用されるシステムである。また、火事の場合等、高い建物のいくつ
かの場所への接近にも使用することができる。本システムの移動の動力源は、蒸
気等の加圧流体であり、この加圧流体は、建物の壁に対する吸引保持力を生成す
るために使用される真空ポンプにも動力を供給する。加圧流体は、液体、気体ま
たはそれらの混合とすることができ、固体粒子の浮遊物を含むことも可能である
【0010】 第1の実施の形態において、本発明は、外面を処理するシステムを提供し、こ
のシステムは、(a)外面を処理するために加圧流体を使用する少なくとも1つ
の処理ユニットと、(b)外面に隣接して少なくとも1つの処理ユニットを懸架
する少なくとも1つの懸架システムと、(c)処理ユニットに関連付けられ、加
圧流体により吸込みポートにおいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも
1つの吸込みユニットと、(d)吸込みポートに流体接続され、外面に対して押
付けるように配置された少なくとも1つの吸込みヘッドと、を具備する。
【0011】 好ましい実施の形態では、少なくとも1つの懸架システムが、(a)外面の上
方部分に取付けられた第1のアンカーと、(b)外面の下方部分に取付けられた
第2のアンカーと、(c)一方の端部が第1のアンカーに取付けられ他方の端部
が第2のアンカーに取付けられた少なくとも1つのケーブルと、(d)少なくと
も1つの処理ユニットに関連付けられた少なくとも1つのケーブルコネクタと、
を備え、少なくとも1つのケーブルがケーブルコネクタを貫通することにより、
処理ユニットが少なくとも1つのケーブルによって懸架される。
【0012】 好ましい実施の形態では、処理ユニットが清掃ユニットである。
【0013】 好ましい実施の形態では、処理ユニットが加圧流体に塗料を添加する。
【0014】 好ましい実施の形態では、処理ユニットが加圧流体に密閉剤を添加する。
【0015】 好ましい実施の形態では、加圧流体が蒸気を含む。
【0016】 好ましい実施の形態では、本システムは、処理ユニットを移動させる駆動機構
を更に具備し、その駆動機構がベルトを有し、少なくとも1つの吸込みヘッドが
、ベルトに沿って間隔を空けて配置された複数の吸込みヘッドとして実現されて
いる。
【0017】 好ましい実施の形態では、本システムは、処理ユニットを移動させる駆動機構
を更に具備し、その駆動機構が複数のホイールを有し、少なくとも1つの吸込み
ヘッドが、複数のホイールに沿って間隔を空けて配置された複数の吸込みヘッド
として実現されている。
【0018】 好ましい実施の形態では、本システムは、処理ユニットを移動させる駆動機構
を更に具備し、その駆動機構が少なくとも1つの四棒システムを有し、少なくと
も1つの吸込みヘッドが、少なくとも1つの四棒システムに沿って間隔を空けて
配置された複数の吸込みヘッドとして実現されている。
【0019】 好ましい実施の形態では、駆動機構の動力源が、加圧流体の圧力である。
【0020】 好ましい実施の形態では、本システムは、複数の吸込みヘッドの各々に関連付
けられた弁と、その弁の各々に関連付けられた制御システムと、を更に具備し、
制御システムが、所定時刻に、外面と接触する吸込みヘッドのうちのそれらに対
応するバルブのサブセットを選択的に開放するよう構成されている。
【0021】 好ましい実施の形態では、吸込みユニットがピストンシステムを含む。
【0022】 好ましい実施の形態では、処理ユニットが二次移動機構を更に有し、その二次
移動機構が加圧流体の圧力によって駆動される。
【0023】 好ましい実施の形態では、本システムは、複数の吸込みユニットを有するトラ
ックを更に具備し、吸込みユニットが、加圧流体によって吸込みポートにおいて
吸引力を生成するよう駆動され、吸込みポートが物体に対して押付けるように配
置されている。
【0024】 好ましい実施の形態では、物体が窓である。
【0025】 好ましい実施の形態では、システムは、駆動機構に関連付けられ処理ユニット
の移動を制御するよう構成された制御ユニットを更に具備する。
【0026】 好ましい実施の形態では、制御ユニットが、更に処理ユニットを制御するよう
構成されている。
【0027】 好ましい実施の形態では、ベルトが、非平面表面の外形に適合するよう構成さ
れている。
【0028】 第2の実施の形態では、本発明は、建物の外面を処理するシステムを提供し、
このシステムは、(a)建物の外面を処理するよう構成された少なくとも1つの
処理ユニットと、(b)外面に隣接して少なくとも1つの処理ユニットを懸架す
る少なくとも1つの懸架システムと、(c)処理ユニットに関連付けられ、吸込
みポートにおいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニ
ットと、(d)吸込みポートに流体接続され、外面に対して押付けるように配置
された複数の吸込みヘッドと、(e)処理ユニットを移動させる駆動機構と、を
具備し、駆動機構がベルトを有し、複数の吸込みヘッドがそのベルトに沿って間
隔を空けて配置されている。
【0029】 好ましい実施の形態では、建物の外面を処理するシステムは、(a)加圧流体
の供給に関連して回転可能に搭載された流体接続ハブと、(b)流体接続ハブと
吸込みヘッドの各々との間の流体接続を形成する複数の管と、を更に具備する。
【0030】 第3の実施の形態では、本発明は、外面を処理するシステムを提供し、このシ
ステムは、(a)外面を処理するために加圧流体を使用する少なくとも1つの処
理ユニットと、(b)処理ユニットに関連付けられ、前記加圧流体により吸込み
ポートにおいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニッ
トと、(c)前記吸込みポートに流体接続され、外面に対して押付けるように配
置された少なくとも1つの吸込みヘッドと、を具備している。
【0031】 第4の実施の形態では、本発明は、加圧流体を使用して建物の外面を処理する
ために構成された装置を吸込み押付けする方法を提供し、この方法は、加圧流体
の圧力を使用して吸込みユニットが吸引力を生成するよう動作させることを含む
【0032】 好ましい実施の形態では、本装置が清掃装置である。
【0033】 好ましい実施の形態では、本装置が窓取替装置である。
【0034】 好ましい実施の形態では、本装置が亀裂および穴をシールする装置である。
【0035】 好ましい実施の形態では、本装置が塗装装置である。
【0036】 好ましい実施の形態では、本装置が外面に絵を描く装置である。
【0037】 好ましい実施の形態では、本装置が外面の状態をチェックする手段を含む。
【0038】 好ましい実施の形態では、外面の状態が塗料の状態である。
【0039】 好ましい実施の形態では、外面の状態が構造的状態である。
【0040】 好ましい実施の形態では、本装置が、清掃装置と、窓取替装置と、亀裂および
穴をシールする装置と、塗装装置と、からなるグループから選択された機能のう
ちの少なくとも2つのための装置である。
【0041】
【発明の実施の形態】
本発明は、建物等の外面を処理するシステムであって、建物等の外面を加圧流
体を用いて処理するよう構成された少なくとも1つの処理ユニットと、ケーブル
を懸架する少なくとも1つの懸架システムと、処理ユニットと関連付けられ加圧
流体の圧力によって駆動される少なくとも1つの吸込みユニットと、を有してい
る。他の実施の形態では、本システムは任意に、ケーブルまたは懸架システムを
まったく有していないことも可能である。これは、好ましくは、約5トンを支持
することができる重量が約1Kgの本発明のシステムの一例を使用する場合等、
サイズの小さいシステムが使用される場合に可能である。
【0042】 このシステムは、高い建物の蒸気クリーニングおよび保守に使用することがで
きる。それは、外面上の構造的欠陥、亀裂および穴、並びに適当にシールされて
いない領域を見付けるため等、外面の状態をチェックするために使用することが
できる。更に、本発明のシステムは、亀裂および穴をシールするため、あるいは
、表面を塗装するため、および窓を取替えるかまたは取付けるためにも使用する
ことができる。本発明のシステムは、複数の処理を同時に実行することができる
。本発明は、高い建物の表面の処理に限定されず、水面の上および下の両方にお
いて船を処理することを含むすべての外面に対して使用することができる。
【0043】 本システムの移動の動力源は、好ましくは、蒸気等の加圧流体であり、好まし
くは、建物の壁等の外面に対する吸引保持力を生成するために、真空ポンプを動
力源とする加圧流体が使用される。本装置は、電気モータが不要であり安定化の
ための重りまたはブラシ等の清掃器具を有していないために、軽量である。本シ
ステムは、処理および移動を同時に行うことが可能であり、建物のいかなる非平
面表面でもすべての外形に対して適合することができる。本発明のシステムは、
水面下等、不良環境においても使用することができる。
【0044】 本発明によるシステムの原理および動作は、図面を参照して理解することがで
きる。図面は、本発明の1つの実施の形態を示しており、限定しているものでは
ない。
【0045】 図1は、本発明によるシステムの概観を概略的に示す。本システムは、建物1
9の外面を清掃および処理するために使用することができると共に、火事の際の
救助等、建物の表面を昇る必要のある用途に対して使用することができる。シス
テムの主な構成要素には、支持部材16および20、制御ユニット18および2
9、処理ユニット23および24、真空供給システム、吸込みユニット30およ
び駆動機構がある。
【0046】 支持部材20は、好ましくはケーブルであり、標準長さの支持部材20を与え
るよう、より便利により小さいサイズのユニットを接続することによって、作製
することができる。支持部材20は、支持部材16に取付けられた固着機構によ
り、建物の処理されている地点より上に接続される。上記支持部材16は、建物
から離れる方向に延在しかつ建物から張出している。この支持部材16は、好ま
しくは一端が建物17の上端に固着され、他端が、地面または建物の下方の地点
とすることができる表面32に固着されている。
【0047】 本発明の処理装置に対する圧力は、加圧流体製造ユニット12によって提供す
ることができる。加圧流体は、あらゆる機能を有することができる。すなわち、
(a)処理ユニット23および24に対して加圧流体を供給するために使用する
こと、(b)吸込みユニット30の吸引力を生成すること、(c)駆動機構に動
力を与えること、である。任意に、これら機能のうちの1つまたは複数を、ユニ
ット11によって生成される圧力によって提供することができる。ユニット11
は、好ましくは、ピストンまたは水圧ポンプを使用することによって圧力を提供
することができる。これら装置は、空気圧または水圧を使用することによって任
意に動作することができる。ユニット11は、蒸気製造ユニット12に接続する
ことができるが、それに限定されるものではない。これは、本発明の装置によっ
て処理されている状況の種類によって決まる。非常に高い超高層ビルの場合、ユ
ニット11をユニット12に取付けることは実行可能ではない。ユニット12お
よびユニット11には、圧力管13が取付けられている。あるいは、ユニット1
1および12を電気モータに取付けることができ、または、ユニット11および
12は、処理システム10を移動させるために圧力を使用することができる。ユ
ニット11および12は、システムの一端に配置されている。
【0048】 圧力管13は、ユニット11および12を処理ユニット23および24に接続
する。本発明のシステムの示されている例は、2つの処理ユニット23および2
4を提供しており、これらは好ましくは、清掃ユニットかまたは建物の外面を防
水加工する等他の処理を提供するユニットである。図1において本発明の1つの
実施の形態を説明する目的で、処理ユニット23および24は清掃ユニットであ
るものとし、処理システム10は、任意に、清掃システム10とすることができ
る。清掃ユニット23および24の1つは、好ましくは、装置が建物を下降して
いる時に清掃を行い、第2の清掃ユニットは装置が上昇している時に清掃を行う
。あるいは、清掃ユニットが両方とも同時に清掃を行うことも可能である。2つ
の清掃ユニット23および24は、示されているように、清掃ユニット10の本
体によって分離されており、この本体には清掃装置の他の構成要素が設けられて
いる。
【0049】 また、管13は、加圧流体を、吸込みユニット30が取付けられたベルト22
を有する取付システムに供給する。ベルトは、たわみ性材料から作製するか、ま
たは必要なたわみ性を提供するように接続された剛性リンクから作製することが
できる。ベルト22は、駆動ホイール35を用いて回転する。駆動ホイールは、
水圧モータ25に接続されている。図1は、本発明のシステムの概略のみを表し
ている。水圧モータ25は、駆動ホイール35に直接関連付けられており、駆動
ホイール35の両方または一方を駆動するために使用することができる。本発明
のシステム10を建物19の外面に取付けるために、吸込みユニット30が使用
される。吸込みポート27に流体接続されている複数の吸込みヘッド28があり
、それらは、外面19に対して押付けるように配置されている。各吸込みヘッド
28には、弁21が関連付けられている。制御システムは、弁21のサブセット
を選択的に開放するよう構成されている。処理ユニット23および24を移動さ
せる駆動機構は、上述したベルト22を使用し、複数の吸込みヘッド28は、ベ
ルト22に沿って間隔を空けて配置されている。吸込みユニット28を、任意に
、本装置を建物の上下に移動させるために使用されるモータを用いて、建物への
取付のためだけに使用することができる。あるいは、吸込みユニット28を、装
置を建物の上方と下方との両方に移動させるため、および建物に取付けるために
も使用することができる。
【0050】 他の実施の形態では、ベルト22(図5)を、ホイール86、好ましくは1つ
または複数のホイール、最も好ましくは4つ以上のホイールに置換えることがで
きる。図5において、ホイールが複数の吸込みユニット30を有し、それらがベ
ルト構造に対して説明されたものと同様に駆動されることが分る。少なくとも4
つのホイールを用いることにより、取付システムがより安定かつ安全になる。
【0051】 他の実施の形態では、ベルト22を、ヒンジ91によって接続された棒から作
製された従来からの四棒システム87に置換えることができる(図6)。加圧流
体は棒87の1つを通って四棒システムに押入し、その後吸込みユニット30が
、ベルト構造に対して説明したのと同様に駆動される。四棒システムは、トラッ
ク90を有し、このトラック90上を、歯88を有するホイールが移動すること
ができる。ホイールの動力源はエンジン89であり、エンジン89は、任意に、
加圧流体によって駆動することができるものである。
【0052】 ベルト22をホイール86または従来からの四棒システム87に置換えること
は、外面が平面であり、かつ、より複雑なベルトシステムによって与えられるた
わみ性が不要である場合に好ましい。
【0053】 任意に、清掃装置10の本体のいずれかの側に、保護フォームクッション(図
示されていない)を加えるようにしてもよい。このクッションは、好ましくはポ
リエチレンフォーム等の材料から作製される。それらにより、窓等の外面19お
よび清掃ユニット10の本体に対する損傷が防止される。
【0054】 清掃の品質管理を提供するために、好ましくは、制御ユニット29が使用され
る。更に、制御ユニット18は、加圧流体の流れを制御し、それによりシステム
の駆動を制御する。制御システムは、図1に概略的に示されている。制御システ
ムは、任意に、外面の上部または他のあらゆる適当な位置に配置することができ
る。制御システムは、赤外線、紫外線、超音波および映像を用いる等(但しこれ
に限定されない)、あらゆる従来からの技術を採用することができる。制御ユニ
ット18および29は、互いにおよびそれらが機能を制御しているユニットに電
気的に接続されている。本システムは、自動的にまたは遠隔に制御することがで
きる。これら技術のうちのいずれを用いることによっても、処理システム10は
、建物19等の外側の状態を監視し、更なる処理が必要であるかを推測すること
ができる。
【0055】 清掃システム10は、必要に応じて外面を上方または下方に移動することがで
きる。清掃システムは、任意に、横方向または斜め方向に移動することができ、
また旋回することもできる。システム10が建物を上下に移動することは、ウイ
ンチを使用する等の従来からの技術によって達成することができる。好ましい実
現例では、清掃システムの駆動機構および吸引力を用いて、システム10を上昇
および下降させる。清掃システム10が移動することができる方向は、ベルト2
2の移動の速度を変えることによって変えることができる。
【0056】 好ましくはケーブルである支持部材20は、トラック14をシステム17の上
端に固着させ、別のトラック33をシステム32の底部に固着させる。好ましい
実施の形態では、両トラック14および33は、モータ15または34を含むこ
とができ、それらは任意に、装置を横方向に移動させることができる。制御ユニ
ットは、2つのモータ15および34の間の距離により、システム10がどのよ
うに進行したかおよびどこに位置しているかを監視することができる。
【0057】 本発明の1つの実施の形態では、処理システム10は、任意に、水面下での船
の清掃または有毒な環境での外面の処理等(限定はされない)、不良環境におい
て外面を清掃または処理するために使用される。処理システム10は、図1乃至
図4において説明されているように、非不良環境の場合と同じように不良環境で
も動作する。但し、不良環境(図示せず)において、処理システム10は、真空
状態で密閉されたコンテナに収容されることにより、コンテナの一方の側が開放
することで不良環境に直接接触しないことが保証される。開放される側は、吸込
みユニットが処理または清掃される外面と接触することができ、結果、処理シス
テム10が密閉された環境にあるように、位置が決められている。コンテナは、
好ましくは、水面下で使用するための防水材料等、処理システム10が使用され
ている環境に非反応性の材料から作製されている。
【0058】 他の実施の形態では、本発明の処理システム10は、任意に、外面19に絵を
描く等の塗装に使用することができる(図1)。清掃システムの一端にある支持
部材において、任意に、約32の異なる色かまたは赤、緑および青色等(これに
限定されない)、着色剤が設けられている。制御ユニット29は、コンピュータ
を含み、このコンピュータは、本発明の処理システム10に接続され、任意に、
外面19に塗装すべきものの走査された絵が格納されたディスケットによりプロ
グラムされている。コンピュータは、外面19に塗布される絵の個々の画素の色
によってプログラムされている。塗料または他の着色具は、加圧流体によって処
理ユニット23および/または24に搬送され、処理ユニット23および/また
は24により外面19に塗布される。制御ユニット29は、好ましくはCCD制
御ユニットを含み、このCCD制御ユニットは、外面上の塗料をチェックし、画
素の色が正しかったか、および次の画素に対し同じ色で継続すべきかまたは色を
変えるべきかをコンピュータに中継する。また、CCDは、色合いが正しいこと
をチェックし、色が正確な色合いとなるように使用できる最も近い色の選択かま
たは赤、緑および青の混合を制御する。
【0059】 本発明の構造および機能を理解するために、本発明の各構成要素をより詳細に
見ることは有益である。
【0060】 図2に、加圧流体駆動機構が概略的に示されている。加圧流体は圧力管70を
通ってシステムに導入され、ハブ41に到達する。圧力は、弁71、好ましくは
三方弁によって制御される。弁71は、任意に、建物の屋根に配置することがで
きる。ハブ41は、圧力管によりベルト22上の吸込みユニット30に接続され
ている複数の出口40を有している。このように、ベルト22上の吸込みユニッ
ト30は、回転するハブ41と同じ速度で回転する。ハブを通して分散される圧
力に代るものが提供されている。
【0061】 本発明の装置の1つの実施の形態において、吸込みユニットに対し、真空ポン
プ(図示されていない)および真空管(図示されていない)を介して真空が供給
されている。他の実施の形態では、図4において説明されているように、吸込み
装置が各吸込みユニットに取付けられたピストンによって駆動される。
【0062】 図2において概略的に示されている以下の内容は、真空が真空ポンプと真空管
42を介して吸込みユニットに供給される場合のより詳細な説明である。加圧流
体製造ユニット(図示されていない)は、圧力管70を通って圧力弁71に伝わ
ることが可能な蒸気等の加圧流体を製造する。追加の弁(図示されていない)が
加圧流体の製造を制御し、その弁を用いて加圧流体を止めることができる。一般
に、弁は、制御ユニットに電気的に接続されており、このようにして、弁と制御
ユニットとの間が通信される。弁71は複数の出口を含み、それらは任意に開放
または閉鎖することができるものである。制御ユニットは、いずれを開放すべき
かおよびいずれを閉鎖すべきかを判断する。そして、加圧流体は、圧力管42を
通って吸込みユニット30まで移動することができる。
【0063】 更に、図2は、回転式流体取付ユニット45を概略的に示している。回転可能
流体接続ハブ41は、多数の出口40を有している。任意に、圧力が駆動される
と、各出口40が圧力管42によって吸込みユニット30の対応するピストンユ
ニット43に接続されることにより(図4において説明されているように)、回
転式流体接続システムがもたらされる。
【0064】 あるいは、真空が駆動されると、上述したように、各出口40が真空管42に
よりベルト構造22(あるいは代替的なホイール構造)の対応する吸込みユニッ
ト30に接続される。従って、吸込みユニットベルト22の移動の速度は、必要
により、ハブ41の移動の速度と同じである。
【0065】 図3は、弁71が処理システムへの加圧流体の流れを制御することを示してい
る。弁71は、任意に、建物の屋根に配置することができる。本発明のシステム
が静止している時、弁71は管74側に開放されることにより、圧力および加圧
流体を清掃ユニット23および24に供給する。清掃ユニットが移動している時
、弁は加圧流体を管76または管77に送出することによって、駆動ホイール3
5を駆動する。本発明の装置が建物等の外面を上昇している時、好ましくは管7
6が使用され、加圧流体が一方の方向に駆動ホイール35を駆動する。本発明の
装置が建物等の外面を下降している時、好ましくは管77が使用され、加圧流体
が他方の方向に駆動ホイール35を駆動する。そして、処理用の圧力および加圧
流体が管78を介して清掃装置に供給される。
【0066】 図3に、処理ユニット23または24が概略的に示されている。説明の目的で
、1つの特定の清掃ユニットについて説明する。加圧流体が、管78(装置が移
動している場合)または管74(装置が静止している場合)に供給される。処理
ユニット23または24は、スクリューシステム等の最新式の技術を用いて、横
向き、すなわち左右に移動するかまたは内部および外部方向に移動することがで
きる。なお、このスクリューシステムにより、圧力が与えられることによってス
クリューが移動し、それによってシステムがスクリューに沿って移動する。ある
いは、システムの圧力によって駆動される二次移動機構を用いて、清掃システム
10の移動とは無関係に処理ユニット23および24を移動させることができる
【0067】 処理ユニットは、図3に示されているように、スプレイおよび清掃ユニット6
3を含むことができる。これは、そのノズル65を介して、加圧流体等、建物の
処理に必要な材料を噴霧するものである。なお、清掃ユニットは、蒸気クリーニ
ングの場合等のように加圧流体のみを使用しても、ユニットの他の用途において
使用される添加剤用の搬送流体として加圧流体を使用してもよい。清掃ユニット
の他の用途のための他の添加剤には、処理および清掃材料がある。清掃または処
理に使用される材料には、好ましくは(但し限定されないが)、従来からの工業
用洗浄剤、結晶洗浄材料および気体または液体状のプラスチック粒子を含むクリ
ーニング粉末、塗料、粉末、液体またはガス状の処理材料、密閉剤および接着剤
がある。これら材料は、加圧流体により処理ユニットに搬送される。任意に、ス
プレイおよび清掃ユニット63に送風機ユニット64を接続することができ、こ
の送風機ユニット64は、汚物および水残留物および他の残留物を除去する。ス
プレイおよび清掃ユニット63に接続された弁66は、清掃時にのみ開となる。
弁62が開である時、加圧流体および他の処理材料がスプレイおよび清掃ユニッ
ト63内に流入し、それが、ノズル65を介して建物19の表面に加圧流体およ
び他の処理材料を噴出する。清掃装置は、移動と清掃とを同時に行うことができ
る。
【0068】 本発明のシステムは、任意に、2つの清掃ユニット23および24を提供する
。清掃ユニット23および24の一方は、装置が建物を上昇している時に優先的
に清掃を行い、第2の清掃ユニットが建物の下降時に清掃を行う。あるいは、両
方の清掃ユニットが同時に清掃を行うことができる。
【0069】 図4は、取付システムを概略的に示している。清掃システム10は、非常に多
数の吸込みユニット30を使用して、清掃システム10を建物19の外面に取付
ける。吸込みユニット30は、好ましくは、建物の外面に接近することができる
吸込みヘッド28と、吸込み駆動機構に接続されている吸込みポート27と、か
らなる。
【0070】 吸込みは、油ポンプ等の真空ポンプ46、またはピストンユニット43、ある
いは他のタイプの吸込み駆動ユニットのいずれかを使用することができる。図2
は、吸込みユニット30が取付けられているベルト22を示す。なお、ベルト2
2は、いずれの外形の外面19にも適合することができるため、すべての表面を
処理することができる。現存する装置は、このように行うことができない。ベル
ト22の中心には、回転可能流体接続ハブ41が配置されている。
【0071】 吸込みユニット30には、多くの方法で真空を与えることができる。本発明の
1つの例では(図4)、真空ポンプ46が真空管52を介して直接吸込みヘッド
28に真空を送る。他の実施の形態では、圧力が圧力管50を介して供給され、
ピストンユニット43の第1のピストン53に押入し、ピボット48により第2
のピストン54に供給される。圧力が本システムに押入すると、第1のピストン
53が下方に移動することで第2のピストン54が上方に移動し、吸込みヘッド
28と表面19との間に真空が生成される。吸込みユニット30は、これら実施
の形態の両方を同時に、または一方の実施の形態のみを用いて動作することがで
きる。他の実施の形態では、吸込みユニットは、加圧流体を動力源とする真空を
電気式ピストンと共に使用してより大きい吸引力を生成することができる。
【0072】 吸込みヘッド28は、ある範囲の材料、好ましくはたわみ性シリコンから作製
することができる。弁49および47は、制御ユニット(図示されていない)に
電気的に接続されており、この制御ユニットは、吸込みユニット30への真空供
給を制御することができる。
【0073】 図7に、本発明の他の実施の形態が示されている。本発明の処理システム10
は、任意に、外面19の窓80の取付けおよび取替えに使用することができる。
本発明の処理システム10は、次の点で、図1において説明されているものに変
更が加えられている。すなわち、支持部材20の一端から他端に接続されたトラ
ック81が、本発明の移動および取付けシステムに接続された吸込みユニット3
0から独立して駆動される複数の吸込みユニット82を含んでいる。加圧流体8
3を使用して、取付および移動システムの吸込みユニット30と同じ方法で吸込
みユニット82が駆動される。吸込みユニット82を用いて、窓80等の物体を
保持することができる。移動および取付けシステムとトラック81との間の距離
は、窓80が2つのベルト22間で搬送されるために十分な程度に大きい。トラ
ック81には、処理ユニット92が取付けられており、この処理ユニット92は
、窓を適当な位置に接着する等(これに限定されない)、処理ユニット23とは
独立して、外面を処理することができる。制御ユニット84は、窓を外面19の
フレームのどこにいつ取付けるべきかを制御するコンピュータを有している。ま
た、制御ユニットは、CCDユニット29を含み、このCCDユニット29は、
窓80が適切な位置にある時および窓80を取外すために十分な接着剤が吸込み
ユニット82にあるか否かをチェックする。トラック81を移動させるために、
機械的操作93を使用することができ、それによって窓80を所望の方向に移動
させることができる。吸込みユニット82を有するトラック81は、任意に、道
具等の他の物体を、処理されている外面19で上下に搬送するために使用するこ
とができる。
【0074】 本発明のあらゆる実施の形態の利点には、夜間の使用、水面下または有毒な化
学物質のある環境等の不良環境での使用、および、悪天候によって影響を受けな
いといったことが含まれる。本装置は、清掃と同時に移動することができ、かつ
、比較的軽量である。更に、吸込みユニットを有するベルトのたわみ性により、
本発明の装置は、建物のいかなる非平面表面の外形にも接近することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステムの略側面図を示す。
【図2】 回転式流体取付装置および駆動機構の概略構造を示す。
【図3】 処理ユニットへの加圧流体の流れの概略構造を示す。
【図4】 吸込みユニットの吸込み駆動の概略構造を示す。
【図5】 複数のホイールを有する、ベルト構造の代替例の概略構造を示す。
【図6】 四棒システムを有する、ベルト構造の代替例の概略構造を示す。
【図7】 窓取付ユニットとして使用される本発明の断面図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 29 Bar Cochva St. Te l Aviv 63427 Israel (72)発明者 ソフェール ニブ イスラエル国、テル アビブ 63427、 バー コックバ ストリート 29 Fターム(参考) 2E003 EA02 EA04 EB01 EB03 3B201 AA31 BB21 BB44 BB72 BB90 BB92 4F035 AA01 AA03 CA01 CA04 CD05 CD12 CD18 4F042 AA16 AB00 CB03 DH00

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面を処理するシステムであって、 (a)該外面を処理するために加圧流体を使用する少なくとも1つの処理ユニ
    ットと、 (b)前記外面に隣接して前記少なくとも1つの処理ユニットを懸架する少な
    くとも1つの懸架システムと、 (c)前記処理ユニットに関連付けられ、前記加圧流体により吸込みポートに
    おいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニットと、 (d)前記吸込みポートに流体接続され、前記外面に対して押付けるように配
    置された少なくとも1つの吸込みヘッドと、 を具備するシステム。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの懸架システムが、 (a)前記外面の上方部分に取付けられた第1のアンカーと、 (b)前記外面の下方部分に取付けられた第2のアンカーと、 (c)一方の端部が前記第1のアンカーに取付けられ他方の端部が前記第2の
    アンカーに取付けられた少なくとも1つのケーブルと、 (d)前記少なくとも1つの処理ユニットに関連付けられた少なくとも1つの
    ケーブルコネクタと、 を備え、 少なくとも1つのケーブルが前記ケーブルコネクタを貫通することにより、前
    記処理ユニットが前記少なくとも1つのケーブルによって懸架される 請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記処理ユニットが清掃ユニットである請求項1記載のシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記処理ユニットが、前記加圧流体に塗料を添加する請求項
    1記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記処理ユニットが、前記加圧流体に密閉剤を添加する請求
    項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記加圧流体が蒸気を含む請求項1記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記処理ユニットを移動させる駆動機構を更に具備し、 該駆動機構がベルトを有し、 前記少なくとも1つの吸込みヘッドが、前記ベルトに沿って間隔を空けて配置
    された複数の吸込みヘッドとして実現されている 請求項1記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記処理ユニットを移動させる駆動機構を更に具備し、 該駆動機構が複数のホイールを有し、 前記少なくとも1つの吸込みヘッドが、前記複数のホイールに沿って間隔を空
    けて配置された複数の吸込みヘッドとして実現されている 請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記処理ユニットを移動させる駆動機構を更に具備し、 該駆動機構が少なくとも1つの四棒システムを有し、 前記少なくとも1つの吸込みヘッドが、前記少なくとも1つの四棒システムに
    沿って間隔を空けて配置された複数の吸込みヘッドとして実現されている 請求項1記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記駆動機構の動力源が、前記加圧流体の圧力である請求
    項7記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記複数の吸込みヘッドの各々に関連付けられた弁と、該
    弁の各々に関連付けられた制御システムと、を更に具備し、 該制御システムが、所定時刻に、前記外面と接触する前記吸込みヘッドのうち
    のそれらに対応する前記バルブのサブセットを選択的に開放するよう構成されて
    いる請求項7記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記吸込みユニットがピストンシステムを含む請求項1記
    載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記処理ユニットが、二次移動機構を更に有し、該二次移
    動機構が、前記加圧流体の圧力によって駆動される請求項1記載のシステム。
  14. 【請求項14】 複数の吸込みユニットを有するトラックを更に具備し、 該吸込みユニットが、前記加圧流体によって吸込みポートにおいて吸引力を生
    成するよう駆動され、該吸込みポートが物体に対して押付けるように配置されて
    いる請求項1記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記物体が窓である請求項1記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記駆動機構に関連付けられ、前記処理ユニットの移動を
    制御するよう構成された制御ユニットを更に具備する請求項7記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記制御ユニットが、更に前記処理ユニットを制御するよ
    う構成されている請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記ベルトが、非平面表面の外形に適合するよう構成され
    ている請求項7記載のシステム。
  19. 【請求項19】 建物の外面を処理するシステムであって、 (a)該建物の外面を処理するよう構成された少なくとも1つの処理ユニット
    と、 (b)前記外面に隣接して前記少なくとも1つの処理ユニットを懸架する少な
    くとも1つの懸架システムと、 (c)前記処理ユニットに関連付けられ、吸込みポートにおいて吸引力を生成
    するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニットと、 (d)前記吸込みポートに流体接続され、前記外面に対して押付けるように配
    置された複数の吸込みヘッドと、 (e)前記処理ユニットを移動させる駆動機構と、 を具備し、 前記駆動機構がベルトを有し、複数の吸込みヘッドが該ベルトに沿って間隔を
    空けて配置されているシステム。
  20. 【請求項20】 (a)前記加圧流体の供給に関連して回転可能に搭載され
    た流体接続ハブと、 (b)該流体接続ハブと前記吸込みヘッドの各々との間の流体接続を形成する
    複数の管と、 を更に具備する請求項19記載のシステム。
  21. 【請求項21】 外面を処理するシステムであって、 (a)該外面を処理するために加圧流体を使用する少なくとも1つの処理ユニ
    ットと、 (b)前記処理ユニットに関連付けられ、前記加圧流体により吸込みポートに
    おいて吸引力を生成するよう駆動される少なくとも1つの吸込みユニットと、 (c)前記吸込みポートに流体接続され、前記外面に対して押付けるように配
    置された少なくとも1つの吸込みヘッドと、 を具備するシステム。
  22. 【請求項22】 加圧流体を使用して建物の外面を処理するために構成され
    た装置を吸込み押付けする方法であって、 前記加圧流体の圧力を使用して吸込みユニットが吸引力を生成するよう動作さ
    せることを含む方法。
  23. 【請求項23】 前記装置が清掃装置である請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記装置が窓取替装置である請求項22記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記装置が亀裂および穴をシールする装置である請求項2
    2記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記装置が塗装装置である請求項22記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記塗装装置が、外面に絵を描く装置である請求項26記
    載の方法。
  28. 【請求項28】 前記装置が、前記外面の状態をチェックする手段を含む請
    求項22記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記外面の前記状態が前記塗装の状態である請求項28記
    載の方法。
  30. 【請求項30】 前記外面の前記状態が構造的状態である請求項28記載の
    方法。
  31. 【請求項31】 前記装置が、清掃装置と、窓取替装置と、亀裂および穴を
    シールする装置と、塗装装置と、からなるグループから選択された機能のうちの
    少なくとも2つのための装置である請求項22記載の方法。
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