JP2002524163A - くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するためのシステム - Google Patents

くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するためのシステム

Info

Publication number
JP2002524163A
JP2002524163A JP2000568561A JP2000568561A JP2002524163A JP 2002524163 A JP2002524163 A JP 2002524163A JP 2000568561 A JP2000568561 A JP 2000568561A JP 2000568561 A JP2000568561 A JP 2000568561A JP 2002524163 A JP2002524163 A JP 2002524163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
time
data
timer
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000568561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002524163A5 (ja
Inventor
キモビィッチ カスパロフ、ガリー
フィリッポビッチ イバノフ、バレリィ
Original Assignee
キモビィッチ カスパロフ、ガリー
フィリッポビッチ イバノフ、バレリィ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キモビィッチ カスパロフ、ガリー, フィリッポビッチ イバノフ、バレリィ filed Critical キモビィッチ カスパロフ、ガリー
Publication of JP2002524163A publication Critical patent/JP2002524163A/ja
Publication of JP2002524163A5 publication Critical patent/JP2002524163A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F3/00Board games; Raffle games
    • A63F3/08Raffle games that can be played by a fairly large number of people
    • A63F3/081Raffle games that can be played by a fairly large number of people electric
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C15/00Generating random numbers; Lottery apparatus
    • G07C15/006Generating random numbers; Lottery apparatus electronically
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C15/00Generating random numbers; Lottery apparatus
    • G07C15/005Generating random numbers; Lottery apparatus with dispensing of lottery tickets
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、くじ引き開催方法及びスポーツ合算方法に関する。この方法によれば、例えばくじ引きに参加する各々のプレーヤー(3)は、少くとも1つのタイマー(27)と、メモリ(26)と、情報入出力装置(29)と、「ビンゴ」型のくじチケットに見られるものに対応するゲーム域(89)を規定するインジケーター(31)とを備えた、個々のメモリ装置(4)を使用する。このシステムの特徴は、仮想的情報を個々のメモリ装置(4)に記録する時間をカウントする際に、タイマー(27)からのデジタルデータとその時間特性とを用いることに存する。個々のメモリ装置(4)は、更に、仮想的情報のいくつかの変形を同時に記録すると共に、所定のアルゴリズムを用いて、それをフォーマットすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、ゲームのイベントを取決めて開催することに、特に、くじ引き及び
スポーツトータライザーを組織する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロッテリー(くじ引き)を開催する最も広く用いられる方法は、特別な番号を
付したチケット(カード)を頒布することで行われる。このチケットは、その上
に情報データセットを施され、所定時間内にランダムにルールに従って「引き」
をを行って決め、金銭又は賞を与えるものである。この方法は多くの変種を含む
。かくて、《ビンゴ》くじは、最もポピュラーなものの一例であるが、これはホ
ールの大スクリーンの前や家庭でのTVの前で行われる。このゲームの参加者は
、番号を付したくじチケットを予めもらい、番号はロトトロン(Lototron)を用
いて引かれる。チケットラインの一つを最初に満たした参加者は、そのライン《
line》に対する賞(premium)をうける。ラインがアナウンスされた後、ビンゴ
賞が引かれる。そのチケット(5本のライン)の全番号が、前に引かれた番号に
対応していることを最初に表明した者が、そのウィナーになる。「ロシアンロト
」《Rousskoye Loto》くじにも同様なルールが設けられている。しかし、公知の
システム(WO97/01145,USP4875164,USP525717
9,EP450520A等)は、参加者が各別に電子メモリ装置を用いる様々な
ゲームのためのものである。これらの各別(個々)の装置に設けられた全ての情
報ディスプレイ手段は、上記のゲーム過程でチケットを満たす(記入する)こと
に関し、チケットに代わるものではない。
【0003】 公知のシステムで個別メモリ装置を用いるものの他の欠点は、そこに用いる技
術の複雑さであり、それは、個別のメモリ装置内で、i番目のイベント(事象)
とこのイベントを開催する時間(time)に関する情報の記録の時点(時刻)T(
i)の同期に係わる技術の問題である。かくて、USP5073931の示すシ
ステムでは、一つのイベントへあるプレーヤの参加を確認するのに、相対的な時
間スパン(temporal span)を適切な個別メモリ装置内で測定すると共に、中央
サーバで別に各i番目のイベントについて、測定しなければならない。これは、
各個別メモリ装置の複数化をもたらし、そこに用いる水晶発振器の周波数の定格
値からの経時的ずれなどにより、計算の精度の低下をもたらす。さらに、そのよ
うなT(i)の測定方法では、データ集計センターがi番目のイベントに関する
相対的時間スパンを測定するためのサーバーシステムを備えるだろう。T(i)
の直接測定の場合、各個別メモリ装置内に設けたタイマーの操作エラーは、ウイ
ンを獲得するための提示のための時間間隔の制限によってのみ吸収される。この
事情はシステムの応用分野を著しく小さくするが、それは、個別メモリ装置を提
示する最大期間の不便によるものであり、またさらに参加者による関連情報の記
録の迅速性の基準に従ってのウイナーを導き出す可能性を実際上完全に排除する
ことによる。
【0004】 不可欠な一連の要件に関し、本発明(くじ引き方法及び装置)に最も近い従来
技術(原型)は、WO97/20275に記載のくじ引き方法及び装置である。
この方法は、必要な場合において、中央サーバー及び何らかの通信手段の必要性
は、イベントの開催時において及びウイン獲得の時、省くことができる。その理
由は、イベント開催のため、i番目のイベントの絶対的な時間(absolute time
)とタイマーのデータのみを個別メモリ装置に記憶すれば足りるものであり、こ
のデータに従い記録時間T(i)は、この時間がシステムデータ集計センタへ報
告された後に、計算されるものである。[なお、i番目のイベントの絶対的時間
はこれらのイベントを記録するビデオテープレコーダーの磁気記録媒体に簡単に
記憶できる。]即ち、イベントの過程中及びその終了後の時間においても、計算
(それはイベント終了後経過した相対時間の測定を含む)が完全に排除されうる
。さらに(もしあったとして)中央サーバー内のみならず、個別メモリ装置内に
おいても、計算は排除される(excluded)。しかしながら、このシステムの欠点
は、T(i)の決定精度の低下低下であり、それは、水晶発振パラメータ(特性
)の長期間での(経時)不安定性によるものであり、かくて、このシステムをビ
ンゴタイプのロッテリーに応用することは、不可能であることに存する。
【0005】 個別メモリ装置を用いる公知の全てのシステムに共通の一欠点は、仮定的(仮
説的)情報のその中での形成が不便であることである。これは、特に、一つのイ
ベント又は、該イベント内の一イベントに関するデータの多数の変形例(varian
ts)の形成方法に関連する。例えばスポーツコンテスト(サッカー、バスケット
ボール、ホッケー等)に関しては、これらはペナルティキック/スローの結果の
異なった変形例たりうるものであり、また、ロッテリー−多くの組合せの変形例
がロトトロンで引かれるべきロッテリー−にとっても、そうである。これは、明
らかに、個別メモリー装置を用いたスポーツトータライザー向けの公知のシステ
ムの用途の制限の理由をなす。
【0006】 さらに、真の情報源の不在は、単純な自動的機械的ロトトロンが用いられるロ
ッテリーを開催するこれらの従来システムの共通の欠点をなす。その理由は、自
動モードで作動されかつ信頼性の高い設計(デザイン)の機械的ロトトロンが存
在しないことである。かくて、例えばDE4307800C1に示すロトトロン
では、混合ドラムからのボールの自動ピックアップには、ドラムに液体を完全又
は一部充填(満)し、さらに特別の回収室ないし吸引ポンプを用いる必要がある
。従来法のさらに他の欠点は、さらに以下において検討されよう。
【0007】
【発明の開示】
上述の従来法の記述に鑑み、本発明は、上述の欠点を解消することを目的とす
る。 本発明の目的は、くじ引き又はスポーツトータライザーを開催することに関連
した種々のイベントの取決め方法を提供することにある。この方法の実現におい
て、《ビンゴ》又は《ロシアロット》形のくじ引きにおいて用いられる種々の特
別のチケットは必要ではなく、また情報の記録時間を定めるための測定及び計算
のなされる個々のメモリ装置も必要ではない。
【0008】 本発明の目的を達成する方法の本質は、タイマー、内部メモリ及び情報入出力
手段を各々有する個々のメモリ装置をゲームの参加者が用いることである。これ
らのメモリ装置は、《ビンゴ》及び《ロシアロット》のくじ引きに参加するため
のチケットのものと同様のゲーム域を有するインジケータ上の形成後に、内部メ
モリに格納すべき情報が各参加者に与えられた時点において、タイマーから供給
される時間データを、その内部メモリに記憶する。
【0009】 また、本方法は、内部メモリから読出される情報の現在時点と、読み時点にお
いて個々のメモリ装置の出力に存在している、メモリ中に格納されたデータの差
と、タイマーの時間パラメーターとの積との代数和を計算することによって、個
々のメモリ装置の内部メモリに情報を記録する時間を定めるようになされている
。システムのデータ集計センター内の個々のメモリ装置の内部メモリに情報が記
録される時間を計算するためにこの方法を実現するために、情報処理手段に接続
された時間特性測定手段が用いられている。更に、くじ引きを開催するためにこ
のシステムを使用する間、真の情報源として、特別の機械的ロトトロンを使用す
ることができる。
【0010】 くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するシステムの1つの利点は、ゲー
ムのイベントにおいてカード、クーポン及び同種の手段を使用する必要が除かれ
ることにある。本発明の別の利点は、データ集計センターに仮想的情報が伝達さ
れるための通信手段から、ゲームの参加者が完全に独立することである。
【0011】 本発明の他の特徴は、以下の詳細な説明並びに請求項2−23によって明らか
にされるであろう。
【0012】
【発明の好ましい実施の形態】
添付図面に示したくじ引き方法の実施例の記載において、明瞭さのため、特別
の用語が用いられている。しかし本発明は、ここに用いられている用語には限定
されず、これらの用語は、トータライザ(合計機)、特にスポーツのトータライ
ザを組織化する取決め並びにイベントの予想を含む他のイベントを含む同じ問題
の解決に用いられる、同様に動作する全ての均等部材を包含するものとする。な
お、以下において「ユーザー」とは、くじ引きゲーム、トータライザの賭けごと
又は何らかの教育プロセスにおいて1つの個別のメモリデバイスをもつ参加者又
はそのグループを意味する。
【0013】 図1において、1は、複数のオペレーション又はイベントである真の情報源で
あり、i番目のイベント又はオペレーションは、t(i)時点において規定され
ている。i番目のイベント又はオペレーションの開始時及び終了時は、それぞれ
t1(i)、t2(i)として示される。イベントとは、ロトトロン(lototron
)を用いてくじ引きを開催するイベント、チェストーナメント、チェスゲーム、
通信チャンネル2、例えばTV又はラジオ通信チャンネルを介して放送されるサ
ッカーゲームの開催などのイベントを意味する。
【0014】 〈通信チャンネル〉のいかなる用語も、以下において情報(信号)を送信側か
ら受信側(ユーザー)へ転送するための1組の技術手段及び物理的メディア(媒
体ないし媒介手段)を意味する。通信チャンネルが有する主な技術手段は真の情
報センサー、送信器、受信器、信号増幅器、符号器、復号器、変調器、復調器、
スイッチ、フィルター、インターフェイスなどである。送信側から受信側へ信号
を伝送する技術手段及び物理的メディアは、全体として通信リンクを形成する。
通信メディアは、複合型のものでよく、種々の形式のセグメント(複数)例えば
、ワイヤリンク、光ファイバーリンクなどを含み、この場合は適切な変換器を介
在させる。送信機において、真の情報源1からのメッセージ(情報)は、後に通
信リンク入力に供給されるデジタル又はアナログ信号に変換される。通信リンク
の出力側では、受信器は受信信号に従って、送信メッセージを再生する。通信リ
ンクは、信号の性質に従って、電気通信リンク(有線及び無線通信)、音声(音
響)通信リンク及び光通信リンクに分類される。
【0015】 表示される真の情報は、真の情報源1から直接に、ユーザー(参加者)3に、
又は通信チャンネル2から成る表示装置を介して転送することができる。表示装
置は、真の情報を表示するためのビデオ及びオーディオセット(TVセット)又
はオーディオセット(ラジオ受信器)である。複数の通信チャンネル2の存在は
、ある数のTV及びラジオ放送チャンネルを経て、真の情報源1から情報を伝送
する可能性によって説明される。各ユーザー3は、ユーザー3がメモリ装置4に
仮定的に取入れた情報を時点T(i)において記録する可能性をもつ。この装置
は、それ自身が多くの機能エレメントの1つではなく完成された可搬構造の形で
具体化されていることを強調するために、Por MD(ポータブルメモリデバイ
ス)と称される。ここに用いられるPor MDの別名は、ローター(loter)であ
る。この名称は、1997年1月31日の商標証N49562によって、ロシヤ
において保護され、「ローター」の名称は、1997年1月31日の商標証N4
9562により保護されている。
【0016】 仮想的な情報がくじ引きを引くために受入れられる主な条件の1つは、次の不
等式を満足することである。 T(i)<t(i)−b、T(i)<t1(i)−b、Ti<t2(i)−b
、T(i)<T(0)
【0017】 ここにb>0、T(0)は、ローターをデータ集計センターに託するための最
大期間、T(i)は、ロータのデータに従って計算される、仮説的な情報の記録
時間である。更に、T(i)=T(i)+Yであり、Yは計算上の誤差である。
【0018】 この、又は他の不等式の選択、並びに、《b》係数の値の選択は、イベントの
組織者によって確立されるルールによって定められる。
【0019】 点線5は、ゲームイベントが終了した後、この機能に従ってコンピューターが
使用可能となる通信チャンネル6を介して、接続Por MD4について使用され
る。点線9は、インターフェイス7、8に直接に、即ちいかなる通信チャンネル
もなしに、Por MD4を接続するために使用される接続部を表わしている。イ
ンターフェイス7、8へのPor MD4の接続はPor MD4に記憶させた仮定的
情報に、データ集計センター10に記憶させた真の情報を比較するためになされ
ている。データ集計センター10は、通信チャンネル11を介してインターフェ
イス7と通信する。インターフェイス7とは別に、端局(サーバー)12−この
端局12の各々は、Por MD4及びデータ集計センター10からそれに供給さ
れた情報比較結果を処理し出力するようにされた加入者(ユーザー)ロケーショ
ンである−は、情報処理手段13、時間(temporal)特性測定手段14及び外部
効果形成手段15を有していてもよい。
【0020】 情報処理手段13は、Por MDから供与された情報を読み(そして必要なら
ば処理する)ために用いられる。情報処理手段13は、コンピューター、プリン
ター、自動発声器、通信リンクアダプターなどを含みうる。データ集計センター
10は、時間t(i)精密測定手段16を有することができる。時間測定手段1
6の1つの入力は、精密時間信号形成器に、また1つの入力は、中心メモリ(C
M)17に、それぞれ接続でき、中心メモリ17の入力には、1以上の真情報セ
ンサー18からの信号が到来する。また時間測定手段16の出力は、記録イネー
ブル信号形成器19に接続することができる。
【0021】 最も簡単な形態において、端局12は、Por MDからの情報を読み、それを
データ集計センター10に転送することのみを行う。CM17に格納された必要
なデータは、情報予処理手段17を用いて、情報処理手段21(コンピューター
としうる)に入力することができる。手段14、15は、データ集計センター1
0内に配設してもよい。
【0022】 前述したシステムの全ての部材は、既知の又は標準的な部材である。即ち、真
情報センサー18、CM17及び時間測定手段16の各機能は、カムコーダーに
よって同時に遂行でき、情報予処理手段17の機能は、オペレーターが行うこと
ができる。他の部材の標準的な構成例は、本文中に示される。また、真情報セン
サー18と記録イネーブル信号形成器19とは、前述したように、2以上の通信
リンク2の構成成分とすることができる。
【0023】 図2は、ローターの機能構成図である。Por MD4の機能回路は、標準又は
特殊マイクロコンピューターの機能回路に基づいて構成されている。可搬メモリ
装置4の数は、くじ引き又はスポーツトータライザーに参加するユーザーの数よ
り少くできない。しかしPor MDの主要な部材は、復号器23に接続された信
号受信器22であり、この復号器23は、コントローラ24及び内部バス25を
介して、RAM及びROMを含む、内部メモリ25に接続されている。内部メモ
リ26は、コントローラ28を介して、1以上の情報入出力装置29に接続され
ていると共に、コントローラ30を介して、LCDでありうるインジケーター3
1に接続されている。内部メモリ26との、全ての部材の相互作用は、制御ユニ
ット(マイクロプロセッサー32としうる)を用いて実現される。Por MD4
から成る全部材への給電は、内部ソースから行われる。タイマー33の変形の1
つは、分周器と共に取付けたマスター発振器33から成っていてもよく、この発
振器は、0.01−1sの周期のパルスを生成する。これらのパルスは、所定の
再計算係数を用いる1以上のカウンター34の入力に供給される。ユーザーBが
記録する場合の時間データは、これらのカウンターの出力から、共通バス25又
はデータバス(Por MDが異なった構成を有する場合)を介して、内部メモリ
26の入力に供給される。各カウンターは、内部アダプターによって、前記の全
ての部材に連係されている。
【0024】 最も簡単な場合として、カウンター34は、複数の直列接続されたカウンター
を有することができ、タイマー27は、補助部材(スイッチ、解号器、CPUそ
の他)を含み得る。Por MDの別の実施例によれば、カウンター34は、ソフ
トウェアにより形成し得る。
【0025】 ここに述べた全ての部材は、通信システムの既知の回路又は標準ユニット(単
一チップマイクロコンピューター、クロックLSI回路など)に基いて構成しう
る。また、Por MDは特に外部効果(外部放射、機械的加速)を測定するため
の補助ユニットを含み得る。最も簡単な実施例によれば、Por MDは、少量の
電流を消費するPIC型マイクロコンピューターとすることができる。全てのP
ICは、内部のROM及びRAMを備えている。また、PICは、タイマ(1な
いし3個)と、インボードリセットシステムと、ウォッチドッグタイマーと、水
晶共振器によってトリガーされうるインボードクロックとを備えている。
【0026】 このシステムにおいて実際上不変の形で使用しうるPor MDのバージョンも
知られている。このようなPor MDの1つは、欧州特許EP0426163A
1に記載されている。Por MDの具体化のより複雑な実施例においては、ユー
ザーの声によるPor MDの情報の入力、データ集計センター10から供給され
る情報の受信及び処理、仮想的情報の変形の出力などの余分の補助機能のための
、余分の独立したマイクロコンピューターを使用しうる。Por MDの他の実施
例は、専用装置、例えばチェスのトータライザーへの参加用のもののみとするこ
とができる。Por MD構造部材の中には、液晶ディスプレイ、文字数字キーパ
ッド、数字のみのキーパッド、非固定ボタンスイッチ及び機能キーパッドなどが
あり、各々のキーを押下げることによって、対応の指令が入力されるので、適切
なイベントのコードが入力される。
【0027】 Por MDの実現上の他の構造上の特徴としては、液晶ディスプレイ、文字数
字キーパッド、数字のみのキーパッド、非固定ボタンスイッチ及び機能キーパッ
ドであり、キーの押下げによって、対応の指令が入力されるので、適切なイベン
トのコードが入力される。
【0028】 Por MDの具体化の他の構造上の特徴としては、2部分の形式のPor MDの
実現、少くともメモリ(又はその一部分)26、タイマー27、制御ユニット3
2及び少くとも部材30、31、29、28、32、26を含む手段、が挙げら
れる。各コードは、金額、得点、ゲーム中に記録された情報挙行中の競技の特定
のトークンであるタイマー27のデータ、同一のカードにおいて記録された結果
、などを記録する。種々のコストを有する前記カードの形式の数を使用でき、こ
れらのカードは、点の異なる値又は最初の点の異なる数字をもちうる。これらの
カードは〈チップ基〉クレジットカードと同じ技術に基づいており、最高のセキ
ュリティレベルをもち、勝ちは、カードを提出することによって各ロケーション
において支払われる。カードのチェックと小さな勝ちの支払いとは、通信チャン
ネル6を介して、ユーザーの場所から直接行うことができる。
【0029】 図3は、記録時間を計算するために用いられるアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。この図に説明を付してない数字は次の通りである。
【0030】 36は、《Niが読まれている?》の条件を示す。
【0031】 37は、《時間(temporal)パラメーター設定?》の条件を示す。
【0032】 38は、《Niを読む》のステップを示す。
【0033】 39は、《メモリ26への記録》のステップを示す。
【0034】 40は、《手段21のメモリへの記録》のステップを示す。
【0035】 41は、《時間パラメーターの決定》のステップを、またアイテム42は、《
jの値によってiを変更する》ステップを示す。
【0036】 43は、《i番目又はk番目の記録》のステップを示す。
【0037】 44は、《iは変更されるか?》の条件を示す。
【0038】 45は、《T(i)を計算されているか?》の条件を示す。
【0039】 46は、《T(i)の計算方法の選択》を示す。
【0040】 47は、《N(i)を読む》ステップを示す。
【0041】 48は、《T1(i)の計算》ステップを示す。
【0042】 49は、《f2の決定》ステップを示す。
【0043】 50は、《t2の決定》ステップを示す。
【0044】 51は、《N2、N(i)を読む》ステップを示す。
【0045】 52は、《T2(i)の計算》ステップを示す。
【0046】 53は、《f3又はt3の決定》ステップを示す。
【0047】 54は、《N(i)、N2を読む》ステップを示す。
【0048】 55は、《T3(i)の計算》ステップを示す。
【0049】 図4は、記録誤差を定めるアルゴリズムのフローチャートを示す。図4に説明
していない数字は次の通りである。
【0050】 58は、《データを読む》ステップを示す。
【0051】 59は、《Y(T,i)を定める方法の選択》の条件を示す。
【0052】 60は、《Y1を読む》ステップを示す。
【0053】 61は、《Y1(T,i)を計算する》ステップを示す。
【0054】 62は、《外部ファクターによって効果が生ずるか?》の条件を示す。
【0055】 63は、《外部ファクターによって生ずる効果》のステップを示す。
【0056】 64は、《時間パラメーターの最大差の決定》ステップを示す。
【0057】 65は、《Y2の決定》ステップを示す。
【0058】 66は、《Y2(T,t)の計算》ステップを示す。
【0059】 67は、《k−記録を読む》ステップを示す。
【0060】 68は、《確率特性の計算》ステップを示す。
【0061】 69は、《比較結果の分析》ステップを示す。
【0062】 70は、《Y3(T,i)の計算》ステップを示す。
【0063】 図5は、真情報源として、前記のシステムにおいて用いられるロトトロン(lo
totoron)の概略図である。ロトトロンは、ボール75及びボールピックアップ
装置を含むミキサドラム74を備えている。ボールピックアップ装置は、ドラム
74の側面の両側に固着された2個のすべり又はころがり軸受78によって支持
した軸77に嵌合されたガイド76から成っている。ガイド76は、狭い板又は
ロッドの形状を有する。ドラム74の両側壁間の距離がボール75の直径の2倍
を超過していると、ガイド74は、それ自身の側部壁(不図示)をもたねばなら
ない。ドラムの内部のボールをより効率的に混合するために、小さなグリップ7
9が取付けられている。しかし、実用上から、このグリップ79の存在は不可欠
ではない。ドラム74はドライブ80により回動する。また軸77は、別のドラ
イブ(図5には示されない)又はドライブ80へのその接続のメカニズムにも接
続されている。ドラム74上には、くじ引き番号及びくじ引きの開催に関連した
他の情報を示すインジケーター81が取付けられている。ピックアップしたボー
ルを保持するために、ガイド76の一端上にストッパー82が配されている。こ
のストッパーが設けられてないとすると、ガイドは、凹形の形状とならざるを得
ない。ロトトロン及びインジケーターの制御回路は、ここに記載した全部のシス
テムについて自律的又は共通のものである。後者の場合、1又は2のドライバー
又はインジケーター81は、データ集計センター10又は端局12から制御され
る。
【0064】 図6は、自在Por MDの実施例を示し、このPor MDは、その前面パネル8
3に、非固定ボタンスイッチの形の、文字数字キーパッド85及び液晶表示イン
ジケーター31とのパネル84を備えている。
【0065】 図7は、《ロシアロット》くじ引きを開催するための特別のPor MDの実施
例を示している。このPor MDの前面パネル86は、ボタンスイッチの形の、
液晶ディスプレイパネル87と文字数字キーパッド88とを備えている。自在式
のローターの特徴は、液晶ディスプレイのパネル87の上部に複数の線が適用さ
れ、これらの線が、《ロシアロット》くじ引き又は同種のゲーム例えば《Bingo
》くじ引きのためのゲーム域89を形成していることである。しかしこれらの線
は、例えばインジケーター31としてグラフィックLCD又は特殊LCDを使用
した場合に、ソフトウェア手段によっても形成することができる。
【0066】 図8は、Por MDの動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。この
図において示されない数字は次の通りである。
【0067】 91は、《指示S》のステップを示す。
【0068】 92は、《情報の記録は行われるか?》の条件を示す。
【0069】 93は、《ゲーム域の形成及びチケット番号の指示》のステップを示す。
【0070】 94は、《情報の準備(作成)》のステップを示す。
【0071】 95は、《情報のチェック》のステップを示す。
【0072】 96は、《誤差はあるか?》の条件を示す。
【0073】 97は、《同時記録はなされるか?》の条件を示す。
【0074】 98は、《チケットの同時記録のパラメーターの入力》のステップを示す。
【0075】 99は、《タイマーの情報及びデータの格納》ステップを示す。
【0076】 100は、《真の情報の入力はなされるか?》の条件を示す。
【0077】 101は、《真の情報の入力》ステップを示す。
【0078】 102は、《処理ルールの入力》ステップを示す。
【0079】 103は、《情報の比較及びこの比較の分析》ステップを示す。
【0080】 104は、《データ交換》ステップを示す。
【0081】 くじ引きの開催システム及びスポーサトータライザーは、以下に示す2つの相
関された基本的コンセプトに基づいて、図3、4、8に示されたアルゴリズムの
フローチャートに従って動作する。第1のコンセプトは、この又は他のイベント
の仮想的な結果(結果くじ引き、チェスゲームの次の移動、サッカーゲームの結
果)並びに賭け、その結果に対する賭け金とがPor MDに記録されうるという
ことである。そのため、イベントの開催時において、ユーザーの通信手段依存性
が除かれるだけでなく、この事情のため、ファンからの何らかの知的努力を要求
する新しい品質レベルをもってスポーツイベントを見ることを可能にする。ロー
ター4を用いたイベントへのユーザー3の参加の特別の例は、国際出願WO97
/20275号及びロシア特許N2080138号に記載されている。この理由
のためPor MDの内部メモリへの情報の記録時間を計算するための機能方法及
び原理についてのみ説明する。これらのアルゴリズムの実際上の具体化は、第1
に、Por MD4の内部メモリ26中のROMに、第2に、このシステムの有す
る手段13、17、21のROMにそれぞれ格納された専用ソフトウェアを用い
て行われる。
【0082】 Por MDがスタート(ステップ35)すると、ユーザー3は、初期情報がPo
r MDメモリに記録される前にタイマーのデータN1を読みかつ格納するために
データ集計センター10はPor MDの最初のプレゼンテーションに対する決定
を行わねばならない。肯定的な決定(条件36においてYES)であり、タイマ
ーの時間特性を定めることの否定(条件37のNO)であると、値N1が読出さ
れ(ステップ38)、この値は、Por MDへの接続処理に従って、手段13、
17、21のうち1つに格納される。タイマー出力において受信された信号の1
以上の時間パラメーターの決定(ステップ41)の後に、これらは、データ集計
センター10に(ステップ40)、又は内部メモリ26(ステップ39)それぞ
れ格納することができる。
【0083】 信号時間パラメーターの決定は、周波数メーター又は時間間隔パラメーターで
ある時間特性を測定する手段14を用いて行う。これらの全ての機器は、標準型
のものであり、非常に小さい測定誤差をもち、例えばストロボ法を用いる固定機
器中の誤差は、10−12のオーダーの値に減少させることができる。ユーザー
3がPor MDメモリ中にi番目の情報を記録した後(以下では、「ユーザー3
によるPor MDへのi番目の情報の記録」の代りに、《i番目の記録》の語を
用いる)(ステップ43)、そしてユーザーが余分の記録(又はその削除)をj
の値(jは整数)を行った後、Por MDは、i番目の記録の時点T(i)を計
算するために、データ集計センター10の端局12に接続される。全イベントの
終了後に得点がなければ(ステップ45の《NO》)計算T(i)は行われず、
後のゲームへのユーザー3の参加は終了する(ステップ56)。さもないと計算
方法T(i)が選択されることになる。
【0084】 以下の説明において、第1、第2及び第3の方法によって計算されたi番目の
記録の時点は、それぞれT1(i)、T2(i)、T3(i)として示される。
【0085】 第1の方法による計算(ステップ48)(条件46において《1》)は、時間
データN(i)を読んだ後に行われる(ステップ48)。このデータは、次式 T1(i)=T1+[N(i)−N1]P1 に従って、i番目の記録の時点で、Por MDメモリに格納される。式中T1は
、N1の出現時点においてデータ集計センター10に記録された時間測定手段1
6のデータ、P1は、i番目の記録の前の設定時間間隔において定めた時間パラ
メーターである。時間パラメーターP1は、次式 P1=1/f1 又は P1=t1 によってインターバルt0のデータNレートの平均期間t1又は所定の(ステッ
プ41)周波数f1を読んだ後に計算される。
【0086】 第2の方法(条件46において《2》)による時間T2(i)の計算(ステッ
プ52)は、タイマーN2のデータを読んだ(ステップ51)後に行われる。こ
のデータは、Por MDの出力において読んだ時点及び次式 T2(i)=T2−[N2−N(i)]P2 によりi番目の記録の時点でPor MDのメモリに記録されたデータを読んだ時
点(ステップ51)に存在したデータである。式中T2は、N2の出現時点にお
いてデータ集計センター10に登録される時間測定手段16のデータであり、P
1は、i番目の記録後に確立される時間tにおいて定まる時間パラメータである
。時間パラメータP2は、次式 P2=1/f2 又は P2=t2 に従って、インターバルt0においての平均周波数f2又はデータNレートの平
均時間t2を定めた後に計算される。
【0087】 第3の方法(ステップ46の《3》)によるT3(i)の計算(ステップ55
)は、タイマーデータN2(ステップ54)を読んだ後(このデータは読出し時
点において、Por MDの出力に存在している)及びi番目の記録の時点におい
てPor MDメモリに記録されたデータN(i)(ステップ54)の読出し後に
、次式 T3(i)=T1+[N(i)−N1]P3、T3(i)=T2−[N2−N
i]P3 に従って実行される。式中P3は、次式P3=1/f3又はP2=t3によって
定まる時間パラメーターである。期間T2−T1のデータNレートの平均周波数
f3及び平均期間t3は、 t3=(T1−T2)/(N1−N2)、f3=(N1−N2)(T1−T2
) によって定まる。
【0088】 発振器33の出力から直接供給された信号の時間パラメーターGの測定並びに
P1、P2の再計算は、これらのパラメーターの間に1対1の対応が存在する(
G=kP(kは比例定数))ことから使用可能である。
【0089】 時間T(i)計算方法の記述の終了に際して、各々のデータN1、N2、N3
、N(i)、P1、P2、P3の各々は、単一の数値だけでなく、タイマーの作
動の特殊性などによって規定されたあるセットを意味することを付言する。この
場合、上述の式は、あるデータセットについてなされる作動を記述する。
【0090】 前記の式によるT(i)の計算は、所定の最大時間間隔T0(即ちT<T0)
の間にPor MDがロケーション10又は12において提示された後に次の不等
式のいずれか T0(i)<t(i)−b、T0(i)<T1(i)−b、T0(i)<t2
(i)−b が満たされた場合にのみ可能となる。式中T0(i)は、次式 T0(i)=T(i)+Y0(T,i) による全(絶対)誤差Y0(T,i)を勘案することによって計算されるi番目
の記録時間である。
【0091】 時点t(i)、t1(i)、t2(i)は、形成器19によって特別に形成さ
れた記録イネーブル信号の終了に、又は真の情報源1に存在する信号(レフェリ
ーが手又はペナルティのために手を挙げるときのホイッスルや、チェスの時計ボ
タンが押されるなどの音響信号等)に対応させることができる。Por MDに情
報が記録される速さに従って得点又はその値が定められた場合、又は、そのため
に必要な時間が例えば0.1−1s以内の小さな値に限定されていた場合、誤差
Y0(T,i)は、その値をT(i)の値に加算することによって吸収する(ス
テップ72)。誤差Y0(T,i)は、2つの成分Y0(T,i)=Y0+Y(
T,i)の和である。第1の成分は、絶対的な値であり、時間Tに依存せず、ハ
ードウェアの誤差(データレートの不同性(個別性)によるi番目の記録の誤差
、データ集計センター10においての時間特性の決定誤差その他)によって定ま
る。第2の成分Y(T,i)は、主要な成分であり、相対誤差Yと、タイマーか
らのデータの読みとi番目の記録との間に経過する時間Tとの積即ちYはY(T
,i)=YTによって定まる。相対誤差Yはロータータイマーの作動の不安定性
を特徴付け、特に比(又は比モジュール)(f−f0)/f0、又は(f−f0
)/f、として定まり、ここにf0は、タイマーの周波数の既知の近似値であり
、その正確な値(時間特性測定手段14によって測定)はfである。
【0092】 上記のことからわかるように、得点(win)があると、ローターは、その情報
が読出されるように、できるだけ早く提示されねばならない。
【0093】 成分Y(T)を含める3つの方法について以下に詳細に説明する。その後の全
ての計算は方法番号を示している。図4に示したアルゴリズムの実現に関連され
る全ての計算は、情報処理手段21を用いて、データ集計センター10において
行われる(又は、情報処理手段13を用いて端局12において行われる)。この
手段が開始(ステップ57)された後、補助のソフトウェアと、例えばPor M
Dから読出される、後の計算にとって必要となる情報が読出される(ステップ5
8)。
【0094】 第1の方法を使用する場合(条件59の《1》)、相対誤差Y1の値は予設定
される。この値は、各々のPor MDについて別々のものとすることができ、そ
のメモリ及び情報処理手段13、21のメモリに格納することができる。Y1(
ステップ61)が読出されてT(i)が計算された後に、式Y(T,i)=Y1
×T(i)に従って誤差Y1(T,i)を計算する(ステップ61)。
【0095】 第2の方法を使用する(条件59において《2》)、場合には、例えば読出し
時の最大の差を定める(ステップ64)ことによって、ローターからの情報の読
出し時点においてローターから到来した時間データに基づいて、相対誤差Y2を
定める(ステップ65)。Por MDは、タイマーの時間データの差を定めるに
当り、外部効果形成手段15によって生じさせた外的ファクター(温度、振動、
湿度、電磁波など)の作用にさらされることができる。後者として、種々の振動
室、振動ベンチのような既知の手段を使用することができる。外的効果が存在し
ない場合(条件62の《NO》)、ローターメモリ及び手段13、21のメモリ
に格納可能な最新値Y2、P2を考慮して、時間データの最大の差を定める。誤
差Y2(T,i)の計算(ステップ66)は、式Y2(T,i)=Y2×T(i
)に従って行う。
【0096】 Y(T,i)の第3の計算方法は、ローターメモリのk個の基準記録(ステッ
プ67)が行われ、これらの記録の時間T(k)が知られ、データ集計センター
10に格納されているとするコンセプトに基づいている。前記の1以上の方法に
よって時間T(k)が定められた後、これらの時間の比較によって、T0(i)
を定める。
【0097】 換言すれば、i番目の記録のための誤差値Y3(T,i)は、当該式によって
計算され、データ集計センター10に格納された時間T(k)の比較の後に定め
られる。この比較の結果として、確率特性が計算され(ステップ69)、この特
性の比較の分析(ステップ69)に基づいて、Y3(T、i)が定められる(ス
テップ70)。比較の分析(ステップ69)は、分散、モーメント、半不変数(
セミバリアント)その他のような確率特性に従ってなされる。時間軸上の異なる
点に属するこれらの特性の間の相関係数《r》の適合も可能である。ローターの
通常の作動にとっては、計算値T(i)、T(k)の時間軸上の平均の意味の偏
差についてのランダムな分布は、近似値でなければならないので、Y(T,k)
がわかっていれば、Y(T,i)も、従ってT0(i)も定めることができる。
逆に、期待値T(k)の近辺においてのT(k)の分布の確率規則の違反はロー
ターの作動モードの意図された違反もしくは偶発的な違反の証左として役立ちう
る。この場合、Y3(T,i)の計算に当り、T0(i)の計算においてT0(
i)を定める上に用いられた確率分布のパラメーターの間の差を勘案することが
必要となる。明らかなように、k記録の数が増大すると、誤差Y(T,i)の決
定精度(推定値)は増大する。また、この誤差の推定精度は、k回の記録の分布
の均一さ(evenness)によっても影響される。既知の点T(k)の数が小さい場
合には、Y3(T,i)を計算するのに、簡単なアルゴリズムを使用することが
合理的である(ステップ70)。このアルゴリズムは、既知の値T(k)から点
kにおいての偏差(ちらばり分数)を定め(ステップ68)、この偏差が所定値
(複数でもよい)を超過しなければ、Y(T,i)は、(所定値)×(係数《a
》)(ただしa>1)、(前記の計算において定まる最大の偏差)×(係数)《
a》)(ただしa>0)のうちいずれかの値に等しいとされる。ちらばりが所定
値を超過した場合、係数《a》は、1より大でなければならない(a>1)。T
0(i)の計算(ステップ73)後に、ローターから読出された情報のさらなる
処理が行われる。
【0098】 Y1(T,i)、Y2(T,i)、Y3(T,i)を、時間Tについて非線性
を示すより複雑な式を用いて計算することができる。この場合、参加者は、でき
るだけ早くそのローターを、それを読むために提出すべきである。それは、この
条件が満たされないと、T0(i)の値が許容可能な値を超過しうるためである
。T0(i)を計算するためのこのバージョンの利点は、種々のファクターによ
ってローターに長期の使用を及ぼすことによるT(i)の人為的な減少への努力
に対するイベント組織者のセキュリティレベルが高くなることに存する。
【0099】 前述したように、タイマー27のデータのパルスに対するi番目の記録の時点
の位置が不明瞭なため、絶対誤差Y0,特にその主要部が現出される。この不明
瞭さによって生ずる誤差は、より高い周波数例えば200Hzのパルスを出力に
有するタイマー27を用いることによって事実上除かれる。しかしこの場合には
、Por MDメモリに時間データを記録することに関連した別の困難が発生しう
る。誤差Y0を減少させる別の方法は、ハードウェア又はソフトウェアレベルで
実現される被制御カウンター34に接続された高パルス周波数のマスター発振器
33の使用によって支えられる。カウンターの数は、記録の最大可能な数よりも
小であってはならず、Por MDからの情報の読出し時点において、各々のカウ
ンターの出力データN(i)は、只1つのi番目の記録に対応していなければな
らない。タイマーの作動のコンセプトは、情報が記録される時点において、関連
するカウンターの(データ格納なしの)オン動作のみ並びにその作動が、ロータ
ーからの情報の読出し時点まで行われるということである。この場合の誤差の記
録は、マスター発振器33の周波数によって定まり、この装置は、タイマーのこ
のような構成においては、十分高くすることができる。この構成のハードウェア
及びソフトウェアの実現は、標準的なものであり、カウンターコード及び情報へ
、ローターメモリへの記録のために作製したi番目の番号のコードを制御ユニッ
ト32において比較することに基づいている(例えば情報と共に格納された記録
番号は、i番目の情報のコードとして使用することができる)。i番目の情報の
コードが対応するカウンターのそれと合致した場合、マスター発振器33からの
パルスによるカウンターの充満が開始される。制御ユニット32において形成さ
れた充満指令は、対応するカウンターの制御入力又はその入力に配されたキーに
送られる。
【0100】 前記の式によるT(i)の計算は、一連の現在データ(このデータの数は、i
番目の記録の数に対応する)がタイマー27から読出された後に実行される。N
2(i)データの各データの値は、i番目の記録のみに対応している。一例とし
て、第2の方法によるT2(i)の計算式を示すと、 T2(i)=T2−[N2(i)−N(i)]P2 式中N2(i)、N(i)は、情報を夫々読出し、記録する際に1つのカウンタ
ーの対応するデータである。各々のカウンターに記録されていてパルスの計数が
それから開始されるN(i)の定数は、カウンターコードとして使用しうる。
【0101】 前述したシステムの有する別々の装置の作動について以下に説明する。本明細
書の冒頭部分において述べたように、自動ロトトロンの形での真の情報源1の不
在は、既知のシステムの欠点の1つであるとすることができる。図5は、勝ちボ
ールを回転ドラムから取出すことなく選択することに基づいた作動原理のロトト
ロンを概略的に示している。くじを引く前に、引きの数が、インジケーター81
に示される。このインジケーターは、記録のためにくじに参加する許可(又は禁
止)についての情報を更に示している。PorDMメモリには、混合の後にロトト
ロンによって選択されるべきボールの数が格納される。ボール75が数字によっ
てではなく他の標識(色、記号など)によって識別される場合には、適切な標識
をPor MDメモリに記録しなければならない。勝ちボールを選択する手段の前
に、これらのボールは、ドライプ80によってドラム74を回転させて混合する
。ボールをより良く混合するため、ドラム74の回転方向は、規則的に変化させ
るべきである。ボール75の混合中、ガイド76は、第1に、混合プロセスを妨
害せず、第2に、ボールが表面上に落下する時にボールをその表面に保持するよ
うに位置させる。もちろん、最適の位置は、ストッパー82がガイド76の上方
に位置されるような位置とする。このガイド76の位置は、図5に点線により示
されている。ボールの混合時間は、予め定められるか、又は、例えば情報処理手
段21によって各回生成されるランダムな数である。この手段は、現在の引き番
号についての情報と、ロトトロンによって選択されうるローター4のメモリ中の
ボール番号をユーザー3が記録することの許可も出力する。
【0102】 勝ちボールの選択は、第1に、ガイド76の表面へのボールの落下がドラムの
反時計方向の回転時に確実にされ、第2にボールがガイド面上を滑落してドラム
74の中心に向うことが得られるようなガイド76の位置となった時に行われる
。ボールは、ストッパー82によって、ガイド75の表面上に保持される。ボー
ル選択モードでは、ドラム74はガイド76が所定数のボール75を得るまで反
時計方向に回転する。このボールの所定数は、前記の規則に従ってデータ集計セ
ンター10において定めるかに、又は予め知ることができる。
【0103】 ボールをより確実に選択するために、前記モードに移行した後のドラム74の
回転は、低角速度で行わねばならない。ボールの数及びその標識(数、色その他
)についての情報は、センサー18を用いてデータ集計センター10に現出され
る。このセンサーにおいては、ボールの数及び標識を識別する装置に接続された
可搬型のテレカメラは、これらのセンサーとして適宜使用することができる。ド
ラムが停止した後のガイド76の表面のボールは、暫くの間保持され、ロトトロ
ンにその後にドラム74の回転によってボール混合モードに自動的に復帰する。
このモードへの移行は、最初の位置への自動復帰によってボールがガイド76か
ら放出された後に行われる。真の情報源1が前述したロトトロンである、このシ
ステムの利点は、システムが完全に自律的で、単純でしかも可視型であることに
存する。
【0104】 Por MDへの情報の入力と処理機能についての特徴の特別のいつくかの例を
以下に示す。関連するアルゴリズムを図8に示す。図8において、ステップ90
は、Por MDのオン時、ステップ105はそのオフ時をそれぞれ示す。Por M
Dをオンにした後、パネル84は、メモリ26の非揮発部分に格納された額Sの
値を示す(ステップ91)と共に、ローターが作動準備状態にあることを示す別
の情報を示す。値Sの単位は、特別の金額単位においても、その相対値において
も表わすことができる(点、スコアなど)。自在式(ユニバーサル)ローター(
外面パネル83を図6に示す)において仮想的情報を記録する(条件92の《Y
ES》)前に、ゲーム域の選択即ちこのイベントに対応するパネル84の標識ロ
ケーションの数の選択及びセットアップを実行する。キーの数を少くする目的で
、0−9の数字を入力するようにしたキーの1つを押すことによってローターの
所要のキーを押す。各キーは対応するゲーム域を備えている。そのため、キー《
1》を押下げると、《36中5》のくじ引きに参加するためのゲーム域が現れる
(ステップ95)。このくじ引きは、36桁中5桁を予測 01/40 Cod:0000 00.00.00.00.00 s=0000 S=135.25 するくじ引きである。また、キーボードから入力すべき記号がイメージングされ
るロケーションに、小さな点滅する三角形のカーソルが現れる。チケットを格納
する時点までは、例えば訂正すべき記号の場所に向う上向き、下向き、左方向及
び右方向の矢印を有するキーによってカーソルを指向させ、所要のキーを押すこ
とによって、既入力の記号のどんな訂正も可能である。この場合、番号Sは、ロ
ーターメモリ中に記録された額が$135.25であることを示している。
【0105】 以下の説明において、イベントに参加するのに必要な全部の情報は、《チケッ
ト》と呼び、第1行の最初の2桁はその番号を示し、《/》によって第1のもの
から隔てられた第2の2桁は、Por MDメモリに記録させうるチケットの最大
数を示す。
【0106】 この場合、《36中5》のくじ引きに参加するには、くじ引きのコードを形成
する必要があるが、このコードのうち、第1行の最後の4文字と、第2行の1−
36の5文字は、リザーブされ、賭け金(money stake)s(これに対し第3行
の4桁がリザーブ(ステップ94)されている)も定められる。
【0107】 所定のゲーム域の形成においての1つの利点は、例えば仮想的な情報を充満さ
せる正確さについてローターの電子回路をチェックする操作(ステップ95)が
簡単なことである。即ち、考えている場合において、その形成に当り同様の数字
又は36中の数字を選択するならば、《M》メモリ記録キーを押した後(条件9
6において《YES》)は、メモリにチケットが記録されることはない。
【0108】 他の入力キーを押した場合の、チケットの第2行の他の可能な変形は、00/
000(レース、ヒート番号/ヒート勝者番号)、00/000.000(ラン
ニング、ランニング番号/勝者番号/ゴールに到達するのが2番であったランナ
ーの番号)、00/YES(バスケットボール、ペナルティスローナンバー/ボ
ールがバスケットにはいる)、00/NO(バスケットボール、ペナルティスロ
ーナンバー/ボールがバスケットを外れる)、00/0.00(フィギュアスケ
ート、パーフォーマンスナンバー/パーフォーマンス評価)、00/0:00.
00(チェス、ムーブナンバー/ピースコード:フィールドナンバー、フィール
ドのナンバー)、00/00.00:00(サッカー、マッチナンバー/最初の
点/2回目の点)である。なお、かっこ中にはスポーツの可能な種類のうち1つ
と、サインロケーションのデコーディングが示されている。
【0109】 前述したように、既知のPor MDの1つの欠点は、くじ引きにユーザー3が
参加できないことである。(このくじ引きでは、既に充満させたデータセット(
《ビンゴ》及び《ロシアロット》くじ引き)が用いられている。図7は、《ロシ
アロット》くじ引きに参加するようにした特別のPor MDのバージョンが概略
的に図示されている。このコンセプトの本質は、インジケーター31の全パネル
(又はその一部分)87が、該当するくじ引きカード、この場合は《ロシアロッ
ト》くじ引きのカード89の形状を有する。この場合、桁値だけでなく、パネル
87上のそのロケーションも格納されている。桁の形成及びその位置は、くじ引
きのカードを充満するための該当するルールを満足せねばならない。このデータ
セットが格納される時点では、タイマー27のデータも格納される。
【0110】 なお、他のイベント例えば《ルーレット》ゲームのために、特別のローターの
ゲーム域をつくりだすことができる。この場合、賭けの金額は引きの前に入力し
、例えば《0を含む3つの数のために》又は《2つの横列のために》のように、
パネル上に表示しなければならない。形成されたチケットに誤りがなく(条件9
6が《NO》)ユーザーが複数のチケットに同時に記録することを拒否する場合
(条件97が《NO》)、チケットのデータと、タイマー27のデータとは、キ
ー《M》の押下げ後に同時に格納される。何枚かのチケットが同時に記録された
後(条件97の《YES》)、この記録のパラメーター(同時に記録されるチケ
ットの数、仮想的な情報のバージョンの数、仮想的情報の形成方法など)(ステ
ップ98)を入力しなければならない。
【0111】 これらのパラメーターのうちの1つは、仮想的情報の形成方法である。仮想的
な情報がランダムな性質をもつ場合、ランダムルールとして他のチケットを形成
するために用いられるパラメーター、例えば、選定されたランダムルールの係数
値など、を予設定することができる。仮想的な情報が何とか予想可能であれば、
あるくじ引きは、いくつかのチケットの記録特にその同時記録のためのチケット
の形成に影響する数値を入力するようにできる。
【0112】 スポーツイベント、例えばサッカー競技、の結果を予測するために、以前のマ
ッチ、勝率及び相手の適合レベルをローターのソフトウェアが分析するようにさ
れる。これらの全てのデータは、相対単位において、ローターに入力しなければ
ならない。
【0113】 第2の方法は、複数の偶然のファクターが主要なサッカーイベント−ゴール−
に対応することに基づいている。ローターの内部メモリ、特に、余分のマイクロ
プロセッサーについては、ゲーム理論に基づいて、ソフトウェアが作製されてい
る。このソフトウェアは、おそらくは、ファンの全直観、彼のサッカーについて
の知識、経験−サッカーの全ての知能経験ken−を集中させる。ソフトウェアを
走らせるには、適切な記号S(i)の値を入力せねばならない。これらの記号は
、例えば0〜10の数により規定されている。iは記号の番号である。さらなる
処理は、そのために選定されたアルゴリズムに従って行うものとする。これらの
アルゴリズムのうちの1つは、次の手順をもつことができる。全ての記号が規定
された後、これらは集計され、そのようにして得られた数字の落ち付く間隔を定
める。これらの間隔は3つあり、0〜35の《敗》、36〜68の《引分》及び
69〜90の《勝》である。例えば、第1の記号−ホームフィールド又は相手方
のホームフィールドに対してマッチが相手方のフィールドで行われる場合には3
(一般には5より大)を、またマッチがホームフィールドで行われる場合には8
(一般に5より大)を対応させねばならない。中立のフィールドで行われるマッ
チには、数字5が指定される。別の記号−《最近のマッチの結果》は、あるチー
ムについての最近の5マッチがどのように成功であったかを示す。チームが10
ポイントを得た場合、最高の評価10をもつであろう。相手チームのマッチが成
功した(5マッチ後10ポイント)場合にはこの欄には0点が入る。《トーナメ
ントの状態》の欄には、ユーザー3は、彼のひいきのチームがプレーしたフィー
ルドでのマッチを考慮する数字を書入れる。次に、《チームの構成》シンボル。
この記号には、多くのファクター、例えば新しい強力な選手の加入、主要なサッ
カー選手の病気、ナショナルチームに取られたことによるリーダーの不在、トレ
ーナーの交替など、が勘案される。他の記号は、2つのチームが対戦すること、
あるチームにとっての天候状態、などが勘案される。
【0114】 即ち、ユーザー3による適切な記号S(i)の(自動又は手動)ローターへの
入力後に、そしてローターがチケットの自動形成モード及びその同時記録モード
に入った後、おそらくは実際の結果に近いサッカーマッチの結果の変形を容易に
記録することができる。ローターがオンになった後、それに格納されたデータが
、真の情報との一致度についてチェックされ(条件100の《YES》)ると、
キー《R》を押下げた後(《R》は真の情報を入力するキーである)この情報は
、そのために選択された方法によって、ローターに入力される(ステップ101
)。真の情報の手動入力は、入力キーによって行われ、自動入力は、送信機(ト
ランスミッタ)22、復号器23およびコントローラ24を用いて、該当する信
号を受信し復号することによって行われる。真の情報のモニターは、キー《i》
を押すことによって実現される(《i》はキー《S》、《A》又は《R》のうち
1つを押したとき必要な情報をインジケーター31に表示させるキーである)。
【0115】 同一度を定めるために情報を比較するルールを入力することが必要になると(
ステップ102)、次のステップが行われる。第1に、キー《A》(キー《A》
は情報比較のルールを入力するキーである)を押し、第2に、Por MDの該当
するキーを押すことによって前記ルールの形成が生ずる。なお、特別のキー《S
》、《i》、《A》及び《R》は、オプションキーである。この場合、Por M
Dに存在する特別のキーの開始が、結合記録モードを支えるキーボードによって
実行される。このモードは、例えば記号S(i)の入力に関連する2ステップ又
は3ステップを行うためのキーの各々の使用を許容するモードである。
【0116】 ルールを自動入力する場合、受信器22が用いられる。ローターの別の実施例
において、全ての補助情報(処理ルール、イベント自体又はそれに参加する人に
ついての情報、仮想情報の変形の数、仮想情報の形成方法)は、情報入出力装置
29の1つを介して入力し、次にローターに入力することができる。この情報入
出力装置29は、既知のキャリヤ例えば別に保存しうる狭い磁気カードから情報
を読出す手段の形状とすることができる。同様の情報入力装置は、ヒューレット
パッカード社によって製造されている卓上計算機HP−65に用いられている。
【0117】 ローターの電子回路において実行される比較操作(ステップ103)の結果に
よって、そのデータに異なった作用を与えたり、それを変更させたりすることが
てせきる(ステップ104)。例えばくじ引きの組織者によって定められた記録
禁止時点の前にローターメモリに記録されたチケットのどれかの水平列内の数字
に、ローター(図7)によって入力された勝ち番号が完全に一致すると、このラ
インは、点滅し始める。
【0118】 さらに、他の情報、即ち、勝ちチケットの番号及び総額、その番号が勝ち番号
と合致した水平ラインの総数、その4つの数字が勝ち番号と一致した水平ライン
の全数、なども、表示させることができる。データの変化には、次のアクション
、即ち、インジケーター31上の新しい疑問の発生(このアクションは、いろい
ろのクイズを開催した時又は学校もしくは大学の課程もしくは講義に際して起こ
りうる)、ローターが符号化信号を受信した後のローターへの金額の記録又はデ
ータ集計センター(10、12)に格納されているこれらの信号及び金額の伝送
時間、などのアクション、が付随しうる。データ集計センターにおいてローター
に転送された金額及び時間を格納することによって、ローターの提示後のその記
録並びにローターのタイマーによる計算金額の記録時間を確認することができる
【0119】 明らかなように、ローターメモリに金額を記録する手順によって前記の通信チ
ャンネルを介して伝送された符号化信号をその目的のために使用したり、そのた
めの特別のキャッシュレジスタを使用したりできる。
【0120】 ローターが備えうる他のサービス機能としては、メモリ中の敗者チケットの手
動(《C》キー押下げ後)又は自動消去、失われた金額の表示及び格納、ロータ
ーメモリ又は記カードからの情報の記録その他が挙げられる。
【0121】 結論として、コードの選択により、ゲーム域の形成(ステップ93)が自動的
に行われ、かくしてゲーム域のパターンがその番号(又はその一部分により)定
められることが付言される。コード番号によるゲーム域の形成ルールは、メーカ
ーによって、又はプレーヤー自身によって、ローターを予め回動させることによ
って予め規定できる。第1の場合には、ゲーム又は教育上のイベントのために予
定された国際(又は少くとも国内)コードシステム(ISLTN, International Sta
ndard Lottery and Totalizator Numeration)が設立されねばならない。
【0122】 請求の範囲に記載されたシステムの1つの利点は、通信手段への参加者の依存
性及び計時手段の標識周波数にローターの内部のタイマーを個々に同調させる必
要が除かれることにある。この事情は、ローターの価格を相当低廉にすると共に
、仮想的な情報が記録される時点の決定の精度及び信頼性を高くする。次の利点
は、計時のための本方法の付加的な利点として同定される。これらの利点とはロ
ーターの水晶共振器の長期周波数偏移などの不安定性要因の除去と、周波数を選
ぶことなく水晶共振器を使用することの可能性、である。このシステムの適用に
より、第1にトータライザーに参加するファンがイベントの単に受動的なオブザ
ーバーとなるのではなく、そのある意味での参加者となることによって、スポー
ツイベントを観戦するプロセスにある新しい品質レベルが付与されることに存す
る。その理由は、ファンがある種類のスポーツの理解に基づいて、ある種類のス
ポーツイベントの最中に、スポーツマン又はアスリートのアクション(チェスプ
レイのムーブ、バスケットボールのペナルティスローの結果、サッカーの11メ
ートルペナルティ、レフェリーが10カウントする前のボクシングマッチのノッ
クアウトの結果など)を当てたり、レフェリーやアンパイヤによって与えられる
ポイント(フィギュアスケート、体操、ボクシングその他においてレフェリーが
与えるポイント)を当てたりできることによる。
【0123】 本発明の別の利点は、何億人もの観客がTVスクリーン、受像機、遠隔通信ネ
ットワークに接続したコンピューター及びスタジアムもしくは競技場により多く
ひきつけられることの、無限の可能性及び手段である。
【0124】 本発明は、前述した利点の他に、紙、インキ並びに種々のクーポン、カード及
びくじ引き又はトータライザーの開催に使用される同種のスリップを形成するの
に必要な手段を相当に節約できるという利点も備えている。この状態は、環境に
対する利点を支えると共に、これらの書式の処理に必要なファンドを節減できる
【0125】 その他の利点としては、次のことが挙げられる。ユーザーがイベントの終了前
に立去ることができる点、2人以上のユーザーの間にトータライザーを設定する
可能性(ただしその内の1人が端局又はサーバー12の役目をするパーソナルコ
ンピュータPCをもつことが条件となる)、仮想的な情報を処理する手段のコス
トが最小になること、ローターのメモリに記録された情報を偽造する可能性が完
全に除かれること、である。仮想的な情報の処理に必要なファンドが低レベルに
なる理由は、その容積が小さいことである。それは、仮想的な情報と真の情報と
が一致しない場合、ユーザーは、彼のローターをデータ集計センターに提示しな
いからである。本発明において考えられ、ある与えられたイベントに適合するゲ
ーム域を形成するための本方法の追加の利点(主な利点は《ビンゴ》型のくじ引
きに参加する可能性である)、チケットの充満の形式的な様相(formal aspect
)が保存されることである。この事情により、ユーザーがイベントの組織者に対
して不平を申し立てる可能性を少くし、チケットの形成を著しく容易にする。そ
れは、その充満に関連した誤りの数が著しく減少するためである。このように、
本発明は、マスメディアと人々との間の関係の新時代を開くもので、人々をイベ
ントの受動的な観者から能動的な参加者に変えてしまうように作用する。
【0126】
【産業上の利用可能性】
本発明は、種々のくじ引き及びスポーツのトータライザーを開催することに関
連してイベントにおいて適切に使用される。Por MDをもつほとんど全ての人
がチェストータライザー又はトーナメントに参加できるので、本発明は、チェス
の普及に有用である。本発明は、広告が表示される都度広告品についての即答を
要する多くの簡単な質問を行うことを可能にするので、反復広告について視聴者
をひきつけるために、広告業者によって使用できる。本発明は、CMOS技術に
よってICを製造する産業において、Por MDを量産するために適宜使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロッテリーとスポーツトータライザーを開催するためのシステムの概要ブロッ
ク図を示す。
【図2】 携帯メモリー装置の機能ブロック図を示す。
【図3】 記録時間計算アルゴリズムのフローチャートを示す。
【図4】 記録エラー(誤差)を定めるためのアルゴリズムのフローチャートを示す。
【図5】 其の情報源の概要を示す。
【図6】 ユニバーサル携帯メモリ装置の外観を示す。
【図7】 特定の携帯メモリ装置の外観を示す。
【図8】 情報を携帯メモリに記録するのに用いるアルゴリズム(プログラム)のフロー
チャートを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 イバノフ、バレリィ フィリッポビッチ ロシア連邦、111555、ウリツァ モスク ワ、 モロストビーフ ドム 8、クアル ティラ 126

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 くじ引き及び例えば教育に関連した他の全てのイベントを開
    催するに当り、 入出力手段を有して、所定の時点において情報を記録するようにした、メモリ
    装置(4)を、参加者(3)が使用する工程、 メモリ手段(4)のメモリ(26)に格納されているタイマー(27)のデー
    タを読んだ後、データ集計センター(10)又は加入者ロケーション(12)に
    おいて、前記時点を計算し、読む間タイマー(27)によって生成されたデータ
    を読む工程、 を含む開催方法において、 タイマー(27)によって生成したデータの2以上の時間パラメーターを、そ
    れらが手段(10、12)によって読まれる時点において、所定の時間スパン内
    において定め(41、49、50、53)ること、 仮想的な情報の記録時点を、メモリ(26)からの情報を読む現在時間と1以
    上の時間パラメーターのうちの特別の1つを含むもの(値 member)との代数和
    を計算することによって計算し(48、52、55)、メモリ装置に格納された
    タイマー(27)データと前記手段によって読まれた時点においてタイマー(2
    7)により生成したデータとの差を計算すること、 の各工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 タイマー(27)によって生成したデータの平均変化率を、
    それらが前記手段(10、12)によって読まれる時点において定める(41、
    49、53)工程を有し、メモリ(26)から情報を読出す現在時点と、タイマ
    ーデータと定められたデータ変化率との前記差から成るもの(値 member)との
    差を計算することによって仮想的な情報の記録時点を計算する(52) ことを特徴とする請求項1に記載の開催方法。
  3. 【請求項3】 仮想的な情報を記録する前に、タイマー(27)によって生
    成させたデータの平均変化率を定め(41)、これらのデータを読み、データを
    読む現在時間とタイマーデータ(負符号を付す)と定められたデータ変化率との
    比から成るもの(値 member)との和を計算することによって、仮想的情報の記
    録時点を計算(48)することを特徴とする請求項1に記載の開催方法。
  4. 【請求項4】 手段(14)によって読まれる時間の間タイマー(27)に
    よって生成される現在データと、仮想的情報の記録時点との平均時間間隔を定め
    (50)、該記録時点は、メモリ(26)から情報を読む現在時点と、タイマー
    データと定められた平均時間間隔の間の前記差との積から成るもの(値 member
    )との間の差を計算することによって計算することを特徴とする請求項1に記載
    の開催方法。
  5. 【請求項5】 手段(14)によって読まれる定められた時間間隔の間タイ
    マー(27)によって生成される現在データと、仮想的情報の記録時点との間の
    平均時間間隔を、仮想的情報の記録の前に定め(41)、 前記記録時点は、現在の読み時点と、タイマーデータに負符号を付したものと
    所定の平均時間間隔の間の前記差との積から成るもの(値 member)との和を計
    算することによって計算することを特徴とする請求項1に記載の開催方法。
  6. 【請求項6】 タイマー現在時点データと現在の読み時点の差との比を手段
    (13、21)により計算することによってデータの平均変化率を定める(53
    )ことを特徴とする請求項2又は3に記載の開催方法。
  7. 【請求項7】 現在時点の差と対応の現在時点において読まれるタイマーの
    現在のデータの差との比を手段(13、21)により計算することによって、デ
    ータ間の平均時間間隔(53)を定めることを特徴とする請求項4又は5に記載
    の開催方法。
  8. 【請求項8】 計算された情報記録時間を、時間の計算誤差に関連する値だ
    け増大(72)させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一に記載の
    開催方法。
  9. 【請求項9】 タイマー(27)データの時間パラメーターの相対誤差とそ
    の記録及び読みデータの差とを掛算した後に前記誤差の1つの成分を定める(6
    1)ことを特徴とする請求項8に記載の開催方法。
  10. 【請求項10】 タイマー(27)の時間パラメーターの相対誤差を、その
    最大の差を計算(64)することによって定める(65)ことを特徴とする請求
    項9に記載の開催方法。
  11. 【請求項11】 メモリ装置(4)に外部的ファクターにより影響を与える
    (変更する)(63)ことを特徴とする請求項10に記載の開催方法。
  12. 【請求項12】 メモリ装置(4)への参照情報の記録(67)時点の比較
    の分析(69)によって、誤差を定め(70)、この記録時点は、タイマー(2
    7)データに基づいて計算(68)され、データ集計センター(10、12)に
    格納されていることを特徴とする請求項9に記載の開催方法。
  13. 【請求項13】 タイマーのコード番号を情報記録時点において格納し、こ
    れらのコード番号と、読み時点においての対応のタイマー(27)との差を計算
    した後において、該情報記録時点を計算(48、52、55)することを特徴と
    する請求項1ないし12のいずれか一に記載の開催方法。
  14. 【請求項14】 対応の引き(drawing)バージョンに関連する全ての情報
    の同時格納(19)に際して、タイマー(27)から供給されたデータを格納し
    、該バージョンは、イベントコード、仮想的情報についてのデータ、賭け(例え
    ば賭け金)を含み得ることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一に記載
    の開催方法。
  15. 【請求項15】 メモリ装置(4)に同時に格納されるようにした変形例の
    数字及びパラメーターを、情報入出力装置(29)にする操作によってプリセッ
    ト(98)することを特徴とする請求項14に記載の開催方法。
  16. 【請求項16】 変形例を形成するためのアルゴリズムを情報入出力装置(
    29)への作用によってプリセット(98)することを特徴とする請求項15に
    記載の開催方法。
  17. 【請求項17】 情報発生の正しさをチェック(95)し、このチェックに
    適合しない情報については、メモリ装置(4)の内部メモリ(26)への記録を
    禁止する信号を生成することを特徴とする請求項14ないし16のいずれか一に
    記載の開催方法。
  18. 【請求項18】 開催されたイベントに対応するゲーム域を形成(93)す
    ることを特徴とする請求項14ないし16のいずれか一に記載の開催方法。
  19. 【請求項19】 《ビンゴ》くじチケット(カード)に示されるものに対応
    するゲーム域を形成(93)することを特徴とする請求項18に記載の開催方法
  20. 【請求項20】 《ロシアロット》くじチケット(カード)パターンのゲー
    ム域に対応するゲーム域を形成(93)することを特徴とする請求項18に記載
    の開催方法。
  21. 【請求項21】 ルーレットゲームのゲーム域に対応するゲーム域を形成(
    93)することを特徴とする請求項18に記載の開催方法。
  22. 【請求項22】 開催されたイベントのコードに対応するゲーム域を自動形
    成(93)することを特徴とする請求項18ないし20のいずれか一に記載の開
    催方法。
  23. 【請求項23】 受信器(22)によって受信された信号から復号器(23
    )によって抽出されたデータに対応するゲーム域を自動形成(93)することを
    特徴とする請求項16に記載の開催方法。
  24. 【請求項24】 真の情報及び勝ちを定める条件(102)をメモリ装置(
    4)に入力(101)し、あるイベントに、勝ちを定める条件に従って関連して
    いる、メモリ(26)に格納された情報に、真の情報を比較した後、真の情報と
    の合致に基づいて情報の分析を行う(103)ことを特徴とする請求項14ない
    し23のいずれか一に記載の開催方法。
  25. 【請求項25】 前記比較に基づいて変形例(variants)を形成(4)する
    ことを特徴とする請求項24に記載の開催方法。
  26. 【請求項26】 符号化された信号をメモリ装置(4)が受信した後に、分
    析結果に基づいて、額(例えば金額)をメモリ(26)に記録(104)し、前
    記信号の送信時点と額の値とをデータ集計センター(10、12)に格納し、該
    額をメモリ(26)に記録した時点においてタイマー(27)のデータを格納す
    ることを特徴とする請求項24に記載の開催方法。
  27. 【請求項27】 信号受信器(22)及び復号器(23)によって符号化信
    号を受信することを特徴とする請求項26に記載の開催方法。
  28. 【請求項28】 情報入出力装置(29)の1つによって、符号化信号を受
    信し、符号化信号は、キャッシュレジスタの形態とした手段(13、21)によ
    って生成させることを特徴とする請求項26に記載の開催方法。
  29. 【請求項29】 くじ引きを開催し、スボーツトータライザーを構成し、他
    のイベントを開催するシステムであって、真の情報源(1)(例えばロトトロン
    として知られる情報源)を有し、該システムは、通信手段から独立したメモリ装
    置(4)にその仮想的な結果を記録することによって、該情報源からの情報を予
    測し、タイマー(27)及びインジケーター(31)を有し、さらに情報処理手
    段(13、21)を有するものにおいて、 該情報処理手段(13、21)に接続されたタイマー(27)によって生成さ
    せたデータの時間特性を測定する少くとも1つの手段(14)を有することを特
    徴とする開催システム。
  30. 【請求項30】 時間特性測定手段を周波数計として構成したことを特徴と
    する請求項29に記載の開催システム。
  31. 【請求項31】 外部効果発生手段(15)を有することを特徴とする請求
    項29に記載の開催システム。
  32. 【請求項32】 制御ユニット(32)に接続された複数のメーター(34
    )の入力に結合された少くとも1つのマスター発振器(33)をタイマー(27
    )が有することを特徴とする請求項29ないし31のいずれか一に記載の開催シ
    ステム。
  33. 【請求項33】 インジケーター(31)がパネル(87)として形成され
    、パネル(87)の外側に線が適用されることによって、関連するくじの形式(
    例えば《ビンゴ》くじ)のカードのパターン又は他のイベント(例えば《ルーレ
    ット》ゲーム)のゲーム域が、前記パネル上に形成されることを特徴とする請求
    項29ないし31のいずれか一に記載の開催システム。
  34. 【請求項34】 真の情報源(1)の機能を行うロトトロンが、固定軸(7
    7)の回りに第1被制御ドライブ(80)により回転されるようにしたドラム(
    74)と、ドラム(74)の内部に配設されるボール(75)をピックアップす
    る装置とを有し、該装置は、軸(77)上に嵌合されたガイド(76)を含み、
    該ガイドは第2の被制御ドライブに接続されることを特徴とする請求項29ない
    し31のいずれか一に記載の開催システム。
  35. 【請求項35】 第1及び第2の被制御ドライブが情報処理装置(13、2
    1)に統合ないし接続されたことを特徴とする請求項34に記載の開催システム
JP2000568561A 1998-09-08 1998-09-08 くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するためのシステム Pending JP2002524163A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/RU1998/000281 WO2000013757A1 (fr) 1998-09-08 1998-09-08 Procede de jeu de loterie et systeme de mise en oeuvre de ce procede

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002524163A true JP2002524163A (ja) 2002-08-06
JP2002524163A5 JP2002524163A5 (ja) 2006-01-05

Family

ID=20130256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000568561A Pending JP2002524163A (ja) 1998-09-08 1998-09-08 くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するためのシステム

Country Status (14)

Country Link
US (1) US7037193B1 (ja)
EP (1) EP1112765B1 (ja)
JP (1) JP2002524163A (ja)
KR (1) KR100547345B1 (ja)
AT (1) ATE350731T1 (ja)
AU (1) AU757751B2 (ja)
CA (1) CA2352147A1 (ja)
DE (1) DE69836832D1 (ja)
EA (1) EA003602B1 (ja)
HU (1) HU223984B1 (ja)
IL (1) IL141812A (ja)
PL (1) PL195186B1 (ja)
SK (1) SK3142001A3 (ja)
WO (1) WO2000013757A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL141812A (en) * 1998-09-08 2004-03-28 Obschestvo S Ogranichennoi Otv Method for playing a lottery game and system therefor
US8087988B2 (en) 2001-06-15 2012-01-03 Igt Personal gaming device and method of presenting a game
US7918728B2 (en) * 2001-06-15 2011-04-05 Igt Personal gaming device and method of presenting a game
US8282475B2 (en) 2001-06-15 2012-10-09 Igt Virtual leash for personal gaming device
US6846238B2 (en) * 2001-09-28 2005-01-25 Igt Wireless game player
US8568224B1 (en) 2001-12-04 2013-10-29 Fortunet, Inc. Wireless wagering system
US20030104865A1 (en) * 2001-12-04 2003-06-05 Yuri Itkis Wireless wagering system
US8469790B1 (en) 2001-12-04 2013-06-25 Fortunet, Inc. Wireless wagering system
US8226474B2 (en) 2006-09-08 2012-07-24 Igt Mobile gaming devices for use in a gaming network having gaming and non-gaming zones
US8070606B2 (en) * 2007-05-07 2011-12-06 Microsoft Corporation Progressive stall timer
US8500538B2 (en) 2009-07-30 2013-08-06 Igt Bingo gaming system and method for providing multiple outcomes from single bingo pattern
RU2417812C1 (ru) * 2010-06-21 2011-05-10 Валерий Филиппович Иванов Способ и система для проведения интерактивных игр
CN103247098A (zh) * 2012-02-01 2013-08-14 赵频 一种自动对奖系统和方法
US9443374B2 (en) * 2014-03-06 2016-09-13 Timofey Viktorovich Shuliar Method and system for playing a game
RU2571717C1 (ru) * 2014-07-07 2015-12-20 Петр Анатольевич Беликов Автоматизированная информационно-платежная система оказания услуг трансляции событий
CN107945358B (zh) * 2017-11-30 2020-09-01 南通纺织丝绸产业技术研究院 自助售彩票及兑奖机以及自助售彩票方法
WO2021242130A1 (ru) * 2020-05-25 2021-12-02 Алексей Валерьевич ИВАНОВ Игровое устройство и система для проведения интерактивных игр
RU2770655C1 (ru) * 2021-06-30 2022-04-20 Валерий Филиппович Иванов Система для проведения интерактивных игр

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4494197A (en) * 1980-12-11 1985-01-15 Seymour Troy Automatic lottery system
USRE32480E (en) * 1981-11-20 1987-08-18 Electronic bingo player
US4651995A (en) * 1984-02-14 1987-03-24 Bingold Ventures Multiple card bingo game playing device
US4592546A (en) * 1984-04-26 1986-06-03 David B. Lockton Game of skill playable by remote participants in conjunction with a live event
EP0180676A3 (en) 1984-09-28 1987-09-02 William Kreisner Random lottery computer
FR2573552B1 (fr) 1984-10-25 1988-12-02 Monfort Jean Jacques Systeme de traitement de jeux de paris
CA1240058A (en) 1985-03-12 1988-08-02 Alex P. Moosz Electronic apparatus for generating sets of numerical values for playing lottery games
ES288586Y (es) * 1985-08-06 1987-06-16 Material Auxiliar De Juego,S.A. Majsa Maquina o terminal para juegos de azar,en particular el bin-go
US4768151A (en) * 1986-12-22 1988-08-30 Bingo Brain Electronic bingo card manager
US4813676A (en) * 1987-12-07 1989-03-21 Wallace Weatherspoon Lottery number selection device
FR2647619B1 (fr) * 1989-05-25 1991-10-04 Adventure Dispositif electronique destine a permettre la participation d'un individu a un programme telediffuse
FR2658375B2 (fr) 1989-05-25 1994-04-22 Adventure Dispositif electronique destine a permettre la participation d'un individu a un programme telediffuse.
US5117358A (en) * 1989-09-25 1992-05-26 Winkler Peter M Electronic trusted party
JPH03147085A (ja) 1989-11-01 1991-06-24 Toshiba Corp 携帯可能情報記憶媒体及び情報処理装置
IL93944A0 (en) * 1990-03-29 1990-12-23 Zvi Ganot Wireless lottery terminal
US5257179A (en) 1991-10-11 1993-10-26 Williams Electronics Games, Inc. Audit and pricing system for coin-operated games
US5343239A (en) * 1991-11-20 1994-08-30 Zing Systems, L.P. Transaction based interactive television system
US5326104A (en) * 1992-02-07 1994-07-05 Igt Secure automated electronic casino gaming system
FR2708768B1 (fr) * 1993-08-05 1995-09-01 Gemplus Card Int Système sécurisé de participation à des jeux interactifs à distance avec vérification de la chronologie d'événements.
EP0647912A1 (en) * 1993-10-07 1995-04-12 TELESIA MICROELETTRONICA S.r.l. Electonic apparatus for time-based games and/or semi-interactive activities
AUPN367795A0 (en) 1995-06-20 1995-07-13 Ibt Australia Pty Limited Smart card betting system
AUPN564395A0 (en) * 1995-09-26 1995-10-19 Bytecraft Systems Pty. Ltd. Multivenue jackpot system
US5722890A (en) * 1995-10-20 1998-03-03 Telecom Productions, Inc. Lottery system
GB9523869D0 (en) * 1995-11-22 1996-01-24 Philips Electronics Nv Interactive television
CZ162998A3 (cs) * 1995-11-30 1998-12-16 Garri Kimovich Kasparov Způsob provozování loterie a systém k jejímu provádění
RU2105586C1 (ru) 1996-12-03 1998-02-27 Андрей Алексеевич Андреев Способ проведения электронной игры и система для его осуществления
GB9708061D0 (en) * 1997-04-22 1997-06-11 Two Way Tv Ltd Interactive, predictive game control system
US6173955B1 (en) * 1998-12-22 2001-01-16 Mikohn Gaming Corporation Poker dice casino game method of play
IL141812A (en) * 1998-09-08 2004-03-28 Obschestvo S Ogranichennoi Otv Method for playing a lottery game and system therefor
US6354941B2 (en) * 1999-11-03 2002-03-12 516 Holdings Electronic system for a game of chance

Also Published As

Publication number Publication date
EP1112765B1 (en) 2007-01-03
HUP0104061A2 (hu) 2002-03-28
US7037193B1 (en) 2006-05-02
EP1112765A4 (en) 2005-01-12
KR20010106468A (ko) 2001-11-29
EP1112765A1 (en) 2001-07-04
SK3142001A3 (en) 2001-12-03
HU223984B1 (hu) 2005-04-28
HUP0104061A3 (en) 2004-01-28
CA2352147A1 (en) 2000-03-16
IL141812A0 (en) 2002-03-10
WO2000013757A1 (fr) 2000-03-16
EA003602B1 (ru) 2003-06-26
PL346559A1 (en) 2002-02-11
DE69836832D1 (de) 2007-02-15
AU757751B2 (en) 2003-03-06
PL195186B1 (pl) 2007-08-31
ATE350731T1 (de) 2007-01-15
AU1894599A (en) 2000-03-27
IL141812A (en) 2004-03-28
EA200100321A1 (ru) 2001-10-22
KR100547345B1 (ko) 2006-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5722890A (en) Lottery system
US6193605B1 (en) Lottery system
US6666767B1 (en) Method of playing a game involving forming a matrix display of identifiers and comparing to group of randomly selected identifiers
JP2002524163A (ja) くじ引きを開催する方法並びにそれを実現するためのシステム
CA2452875C (en) Improved lottery system
US10909813B2 (en) Methods and systems for deployment of standalone and reactive squares game with betting components and other online betting games
US20030134672A1 (en) Lottery game
US20050107162A1 (en) Method and system for implementing a game
BR112019002765A2 (pt) jogos de quadrados reativos e independentes adaptados para o emprego em um ambiente da liga de desporto de fantasia
US20220143508A1 (en) Method and system for deploying standalone and reactive squares games adapted with fantasy sports and predictive elements
EP0871132A1 (en) Method of playing a lottery game and suitable system
US20170113147A1 (en) High-potential award in automated fantasy football wagering event
KR102295017B1 (ko) 골프 로또 게임 방법
RU2080138C1 (ru) Способ проведения лотерей и система для его осуществления
JP4617877B2 (ja) 投票ゲーム運営システム及び方法並びに投票ゲーム運営用プログラム
US20170136365A1 (en) Variable selected player in fantasy sports wagering event with salary cap
US20030045336A1 (en) Game based on the outcomes of multiple sequential wagering events
US11783677B2 (en) Event based second chance or raffle based on external event background of the inventive concept
US7270603B2 (en) Reverse-order game play apparatus
AU760270B2 (en) A method of playing a game and hardware configuration therefor
CA2300826C (en) Lottery system
US20170136364A1 (en) High-potential award in automated fantasy sports wagering event
JP2003210813A (ja) ポイント表示システム
JP2004275258A (ja) 通信システム、及び、プログラム
KR19990071781A (ko) 복권운영방법 및 그의 실시 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070926

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071003

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071026

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205