JP2002523833A - 無鍵式アクセス認可監視を実行する方法及び無鍵式アクセス認可監視装置 - Google Patents

無鍵式アクセス認可監視を実行する方法及び無鍵式アクセス認可監視装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固定ステーションの送受信ユニットによってコード信号を送信し、ID送信機がこのコード信号を受信し、そのコード信号の受信に応じたこのID送信機の応答信号として、この送受信ユニットによって検出可能でかつこのID送信機から生成された動作を実行し、このID送信機のその動作を検出して、この固定ステーションとこのID送信機との間の距離を測定することから成る固定ステーションに割当てられた送受信ユニットと移動式の身元確認送信機(ID送信機)間との無線交信によって無鍵式アクセス認可監視を実行して、このID送信機を携行する人のアクセス認可をチェックする方法に関する。この場合、この距離は、相対測定に基づいて測定され、この相対測定では、信号の経過時間と相関関係にあり、かつ固定ステーション側で監視される基準コード信号とこの送受信ユニットによって受信された応答信号との間の距離に依存して変化する信号特性の相違が評価される。さらに、本発明は、この方法を実行する装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、無鍵式アクセス認可監視を実行して、人が、例えば自動車を開錠す
ることのような所定の行為を実施することが認可されているか否かをチェックす
る分野に関する。特に、本発明は: − 固定ステーションの送受信ユニットによってコード信号を送信し、 − ID送信機がこのコード信号を受信し、 − そのコード信号の受信に応じたこのID送信機の応答信号として、この送受 信ユニットによって検出可能でかつこのID送信機から生成された動作を実 行し、 − このID送信機のその動作を検出して、この固定ステーションとこのID送
信機との間の距離を測定することから成る、固定ステーションに割当てられた送
受信ユニットと移動式の身元確認送信機(ID送信機)間との無線交信によって
無鍵式アクセス認可監視を実行して、このID送信機を携行する人のアクセス認
可をチェックする方法に関する。
【0002】 さらに、本発明は、送受信ユニット,制御ユニット及び評価ユニットを有する
固定ステーション並びに送受信ユニットを有する移動式の身元確認送信機(ID
送信機)から構成された、このID送信機を携行する人のアクセス認可をチェッ
クする無鍵式アクセス認可監視装置に関する。距離が、この固定ステーションに
よって算出されて、この固定ステーションからこのID送信機までの距離が測定
される。
【0003】 無鍵式の閉じた系は、多くの用途において、例えば自動車で操作性を向上する
ために使用される。従来では、赤外線方式や無線方式が遠隔システムとして使用
されている。これらの方式では、認可された利用者が、ID送信機を能動的に操
作して、固定ステーション、例えば自動車を開錠するために自動車内に設けられ
た受信ユニットに信号を送る。自動車の場合、操作性をより向上するため、この
目的に対して受動的なアクセス認可監視システムを使用することに次第に移行し
つつある。その結果、有効なID送信機の携行を認可された利用者は、そのID
送信機を能動的に操作することの必要なしに自動車を開錠できる。このような無
鍵式アクセス認可監視装置は、例えばドイツ連邦共和国特許発明第 43 29 697号
明細書中に記されている。この明細書中で開示された方法では、コード信号が、
自動車内に配置された送受信ユニットから送信される。このID送信機がこのコ
ード信号の受信範囲内にあるならば、このコード信号はこのID送信機によって
受信される。その結果、応答信号が、このコード信号の受信によって引き起こさ
れた動作としてこのID送信機によって返送される。この応答信号は、自動車側
の受信ユニットによる受信後にその応答信号の有効性に関してチェックされる。
有効な応答信号を受信した場合は、所望の動作が自動車側で作動する。すなわち
、自動車のドアが開錠する。この受動的なシステムの場合、固定ステーションと
ID送信機との間の無線通信距離の意義が簡単になくなって、認可された利用者
にとって許されないほどにその無線通信距離が長くなりうる点に問題がある。し
たがって、アクセス権のない人が、応答信号の所定の受信範囲内におらず、その
ために自動車内に入ることが許されないときでも、そのアクセス権のない人が、
自動車側の送受信ユニットと開錠の認可されたID送信機との間の無線通信を確
立してしまうことがあり得る。
【0004】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第 196 32 025 号明細書の発明の対象は、送信
された質問信号と受信された応答信号とに関する経過時間が、この明細書中に記
された無鍵式アクセス認可監視装置にしたがって検出されることによってこの問
題を解決している。この経過時間の検出では、その期間が算出される。この期間
は、固定ステーションによるコード信号の送信後に再びこの固定ステーションに
よって応答信号として受信するためにその送信されたコード信号を必要とする。
伝送距離が長くなると、コード信号の送信から応答信号の受信までの期間は、I
D送信機が規定通りに自動車のすぐ近くにあり、かつ、その通過された無線通信
区間がそれに応じて短いときよりも必然的に長い。検出された信号の経過時間が
予め設定された値を超えると、アクセス認可監視処理が停止して、認可されなか
った乗車を阻止する。
【0005】 この明細書中に記されたアクセス認可監視処理を実行するためには、信号の経
過時間を高精度に検出することが必要である。送受信ユニットと移動式のID送
信機間との交信は、一般に固定ステーションの周囲の狭く限定した範囲に決めら
れている、自動車の場合では例えば5〜10メートルに決められている。正常に送
信されて受信された信号の経過時間は、この距離にあっては 16.5ns 〜 33ns で
ある。このような短い期間の検出は、特にこの解決手段にあってはかなりの経費
でのみ可能である、−多くの用途、例えば自動車においては返済することのでき
ない経費でしか可能でない。
【0006】 本発明の課題は、最後に検討したこの従来の技術から出発して、欺いて距離を
延長したことを認識可能な十分な信頼性を伴うだけでなくて、同時に簡単な手段
を使用することによって実現可能である無鍵式アクセス認可監視を実行する種類
の方法を提供することにある。
【0007】 さらに、本発明の課題は、実現可能な手段を使用して、(欺いて)距離を長く
したことを認識可能である種類の無鍵式アクセス認可監視装置を提供することに
ある。
【0008】 この方法に関する課題は、本発明により、距離が、相対測定に基づいて測定さ
れ、この距離測定では、固定ステーション側で監視される基準コード信号と送受
信ユニットによって受信される応答信号との間の、信号経過時間と相関関係にあ
って距離に依存して変化する信号特性の相違が評価されることによって解決され
る。
【0009】 この装置に関する課題は、本発明により、請求項23に記載の特徴によって解
決される。
【0010】 本発明は、簡単な手段を使用して信号の経過時間と相関関係にある信号値を検
出することによって、距離が十分な分解能で間接的に測定可能であるという認識
に基づいている。この距離は、既に公知の方法とは対照的に相対測定によって測
定される。この相対測定では、基準コード信号が、固定ステーション側で先に送
信された信号特性を考慮して監視される。そして、この基準コード信号の信号特
性が、ID送信機によって返送されて送受信ユニットによって受信された応答信
号と比較される。次いで、この基準コード信号に対して距離に依存して変化する
信号特性が、この基準コード信号の信号特性と比較されて、コード信号と応答信
号のその返送された区間を算出する。この場合、この基準コード信号は、例えば
固定ステーションによるコード信号の送信期間にわたって監視される送信された
コード信号であることが提唱され得る。ID送信機によって引き起こされた動作
は、例えばこのID送信機によって受信されたそのコード信号の返送であり得る
。固定ステーションによるこの動作の検出は、測定期間を制限する。送信器がI
D送信機によってオフにされるならば、このID送信機によって引き起こされた
動作は、例えばこの送信器をオフにして、その時点を固定ステーションによって
検出するような、この固定ステーションによって検出可能な別の動作でもよい。
このように距離を相対的に測定するハードウェアアプリケーションは、経過時間
を絶対的に測定するハードウェアアプリケーションと比較するとその精度が非常
に落ちる。
【0011】 この構成と本発明の説明の範囲内では、使用される回路部分による遅延時間が
、実際の信号経過時間に比べて非常に小さいか若しくは既知であるか、又は算出
されて評価時に考慮されることから出発する。
【0012】 このように相対的に距離を測定するため、複数の相違する信号特性が考慮され
得る。例えば応答信号が送受信ユニットによって受信されるまで、送信されたコ
ード信号の搬送波の振動が、或る期間にわたって例えば固定ステーション側でカ
ウントされ得る。実行された動作、例えばその受信されたコード信号の返送が検
出されるまで、その振動がその搬送波の周期と乗算されつつその期間にわたって
カウントされると、固定ステーションとID送信機との間の往復の信号の経過時
間が算出される。次いで、固定ステーションとID送信機との間の距離が、その
信号経過時間の半分と光速との乗算から算出される。このことから、その経過時
間は、連続的ではなくてその周期の倍数で算出され得ることが分かる。例えば 1
00MHz の搬送周波数を使用した場合、固定ステーションとID送信機との間の距
離測定の実現される分解能は、約 1.5m である。約 434MHz の周波数を有するI
SM(Industrial Scientific Medical) 帯域内の搬送波を使用した場合は、その
周期がそれに応じてより短いために、分解能が約 0.35mにすることが可能である
【0013】 認可を確認するために必ず使用される電子構成部品が、この構成による本発明
の方法を実現するために使用され得る。しかも、例えば論理素子やフリップフロ
ップから構成され得る計数器を使用するだけで済む。したがって、本発明の方法
は、大きな追加の経費なしに実現可能である。
【0014】 無線交信が、ISM帯域に属する周波数帯で実用的に実施される。このような
周波数を使用した距離測定の分解能は、自動車の無鍵式アクセス認可監視に対し
てこのような方法を使用するときに必要な分解能よりもはるかに高い。自動車で
このような方法を使用するときの分解能は、5〜10メートルのオーダー内にある
。1つのこのような方法で必要な分解能が、実現可能な分解能に比べてより低く
て済む場合には、各々の振動がカウントされるのではなくて、x番目ごとの、例
えば2x 番目ごとの振動がカウントされることによって、計数器に対する要求が
軽減され得る。このような選択的な振動のカウントは、例えば分周器や周波数ミ
キサを使用することによって実現することができる。その結果、分割比が1:16
のときは、16個だけの振動ごとにカウントされる。周波数 434MHz ,分周比1:
16に設定した場合、計数率は 27,125MHzである。その結果、分解能−距離測定に
関する分解能は、約 5.5メートルである。この分解能は、自動車でこの方法を使
用するには十分な分解能とみなされ得る。
【0015】 この実施の形態のさらなる構成では、固定ステーションの送受信ユニットによ
って距離を測定する最初のステップで、命令 SENDER ID-GEBER EIN(送信器がI
D送信機をオンする)が送信されることが提唱されている。第1周波数で送信す
るため、ID送信機内の送信器がこの命令に基づいてオンする。ID送信機側の
送信器が規則的な振動状態にある程度に十分長くマージンのとられている予め設
定された期間の経過後に、コード信号が第2周波数で固定ステーションの送受信
ユニットによって送信される。このコード信号は、命令 SENDER ID-GEBER AUS(
送信器がID送信機をオフする)である。この命令の送信と同時に、この送信信
号の搬送波の振動のカウントが開始される。その前に、送受信ユニットの受信チ
ャネルも、その第1周波数に対して遮断されている。その結果、ID送信機から
送信された信号が受信可能である。ID送信機の送信信号が固定ステーションの
送受信ユニットによってもはや検出できないときは、その振動のカウントが停止
される。すなわち、この振動のカウントは、固定ステーションとID送信機との
間のコード信号の往復の経過時間に要する期間に実行される。この固定ステーシ
ョンによって検出されたID送信機の動作信号は、このコード信号に対するこの
ID送信機の反応である。
【0016】 この実施の形態のさらにもう1つの構成では、固定ステーションから送信され
たコード信号がID送信機によってあたかも反射されて返送されることが提唱さ
れている。このとき、この実施の形態では、そのコード信号がそのID送信機の
応答信号として固定ステーションの送受信ユニットによって再び完全に受信され
たときに、信号のカウントが停止される。データ伝送時に発生するオーバーラン
を可能な限り補償し得るため、2つの振動計数器が固定ステーションに割当てら
れているというもう1つの実施の形態中で提唱されている。この場合、コード信
号の送信に対する最初の振動のカウントとID送信機から返送されたコード信号
の受信に対するもう1つの振動のカウントとが結合されている。そのコード信号
の送信に割当てられた第2計数器が、そのコード信号の2倍の数に相当する信号
と一致するカウント状態に達した時に、そのコード信号の受信時に接続されたこ
の第2計数器の振動のカウントが停止される。固定ステーションとID送信機と
の間の距離が長いほど、それに応じて信号の経過時間が長いほど、そのコード信
号の受信に割当てられた計数器で算出されたそのコード信号に相当する振動数に
対するそのカウント状態の差が大きい。最後の説明したこれらの両事例では、コ
ード信号として搬送波の予め設定された振動数を送信することが目的に合う。
【0017】 本発明のその他の実施の形態では、無線通信区間にわたって伝送される波の位
相位置が、その返送された無線通信区間に依存して最初に送信された位相位置に
対してずれることが利用される。この場合、送信された質問信号の位相位置をI
D送信機から返送された応答信号の位相位置と比較するため、周波数の位相位置
と振幅変化の位相位置との双方がそれぞれ単独で又は同時に使用され得る。この
場合、応答信号が搬送波の使用の下でID送信機から固定ステーションの送受信
ユニットに送信されることが提唱されている。搬送波は、応答信号中に含まれる
波、例えばその応答信号自身でもよく、又はその波を通じて応答信号を伝送する
ために生成された搬送波を変調してID送信機に伝送されてもよい。ID送信機
が送信された応答信号の予め設定された受信範囲内に存在する場合、自動車から
3m の範囲内でこの方法を適用したときに、その返送された無線通信区間(送受
信ユニット−ID送信機−送受信ユニット)は短い。信号(質問信号と応答信号
)の位相が予め設定された許容範囲内でしか変動し得ないために、その変調され
た応答信号と最初に送信された質問信号との間の位相のずれは僅かである。欺い
て距離を変調した場合は、質問信号と応答信号との間の位相位置が常に長くなる
。その結果、この位相位置は、位相の固定したものとして特定された動作の許容
範囲外に存在する。受信されて復調された応答信号が、質問信号の位相に一致す
る位相を有し、そして必然的にこのときに極めて小さい公算が高い。したがって
、ID送信機が固定ステーションに対して予め設定された距離をおいて存在する
ときだけ、所望の動作、例えば自動車の開錠が実施される。
【0018】 望ましくない再生を回避するため、質問信号がその他の周波数で応答信号とし
て目的に合わせて送信される。とりわけ簡単な構成では、質問信号が応答信号を
変調するために設定されているのと同じ周波数で送信される。例えば、質問信号
が低周波区間で送信されて、ID送信機によって受信されたこの質問信号が高周
波区間で搬送波を直接変調するために使用されることによって、このことは実現
される。例えば、質問信号は、ID送信機を停止モード又は休眠モードからこの
ID送信機の作動モードに切替える低周波区間で送信された呼出し信号でもよい
【0019】 アクセスの信頼性をさらに高めるため、質問信号の送信に使用される発振器を
誘導的に作動させることが提唱されている。その結果、この発信器は、この発振
器の周波数で定められた振動で発振する。同様に、送信周波数を予め設定された
変更モデルにしたがって変更することも考えられる。その結果、アクセス権がな
いのにもかかわらず、位相の一定した区間延長を実現してしまう可能性がさらに
低減されている。
【0020】 この実施の形態のもう1つの構成では、1つの又は多数の変調変数から成る変
調合成波(Modulationsgemisch)によって変調された搬送波が、質問信号として送
受信ユニットから送信される。この場合、相違する周波数から成るか、相違する
振幅から成るか又はこれらの双方の値の合成から成る変調合成波を使用すること
が考えられる。こうして変調された応答信号を受信し、その応答信号の復調後に
、その最初の変調合成波、例えば個々の周波数成分が濾波される。このとき、そ
の最初に送信された質問信号と受信された応答信号との位相を比較する次のステ
ップが、その変調合成波を形成する個々の成分、例えば複数の周波数成分に基づ
いて実行される。位相の偶然の一致が、アクセス権のない区間の延長時に返送さ
れた無線通信区間の絶対的な距離測定によって認識可能である点で、例えば複数
の相違する周波数から成る変調合成波を使用して質問信号を変調することは、要
求される処理の動作の信頼性を高める。合成された周波数を使用する場合には、
基準周波数が目的に合わせて使用される。そして、この基準周波数は、所定の数
のその他の周波数と合成される。これらの周波数はそれぞれ、この基準周波数を
2で割った成分である。このことは、分周器で簡単に実現することができる。こ
の場合、この基準周波数の大きさが距離測定の分解能を決定し、分割数が認識可
能な最大距離を決定する。
【0021】 最初に送信された質問信号と受信された応答信号との間の位相比較は、例えば
位相比較器を使用することによって実現することができる。
【0022】 本発明のさらなるその他の実施の形態では、無線通信区間にわたって送信され
た変調搬送波によって返送されたその無線通信区間の距離に依存したこの変調搬
送波が、使用された変調変数の関数値を最初に送信された信号の同時刻の関数値
と比較した変化つまりずれを考慮して評価され得ることが利用される。この場合
、固定ステーションとID送信機との間の距離に起因した質問信号の変調信号に
対する応答信号の同様な変調曲線のずれが、利用される。ここで使用される方法
にしたがって、受信された応答信号の変調変数の関数値が、所定の時点で最初に
送信された応答信号の変調変数の同時刻の関数値と比較される。このような比較
は、予め設定された時点に対してこれらの変調変数の関数値の絶対値を作るステ
ップか、又はさらにそれらの2乗の差を作るステップによって目的に合わせて実
行される。この間数値の比較は、変調関数のほぼ任意の地点で連続的に実行され
得る。
【0023】 アクセスの信頼性を高めるため、質問信号に対して設定された搬送波の周波数
は、応答信号の周波数と区別できる。質問信号及び応答信号又は質問信号若しく
は応答信号を同一の区間で送信と実用的である。この区間では、いずれにしても
、場合によっては暗号解読的なデータのダイアログが、固定ステーションとID
送信機との間で実行される。
【0024】 この方法の構成では、搬送波が、周波数変調されて、評価を容易にするために
特に線形に周波数変調されて送信される。それに応じて、このような搬送波を質
問信号として送信する手段及びFM変調器が固定ステーションに割当てられてい
る。受信された応答信号が、このFM復調器中で復調される。移動式のID送信
機は、受信された質問信号を復調するFM復調器を有する。目的に応じて、この
復調器の出力部が、データ交信用に設けられたトランシーバの入力部に接続され
ている。その結果、このID送信機から送信されたデータ信号が、そのデータ信
号の変調によって同時に送信された質問信号に対する応答信号を表すか又はその
応答信号を含む。
【0025】 受信された応答信号の変調変数、例えば変調周波数の1つの関数値を、その変
調周波数の同時刻の関数値と比較することによって、差動周波数が生成される。
この差動周波数の大きさは、返送された無線通信区間(固定ステーション−ID
送信機−固定ステーション)がどのくらいの長さであるかの目安である。目的に
応じて、閾値がその差動周波数に対して設定されているようにして、認可チェッ
クが実行される。この閾値を越えると、利用の認可が拒否される。
【0026】 周波数変調された搬送波を使用する代わりに、振幅変調された搬送波や周波数
変調されかつ振幅変調された搬送波も、質問信号と応答信号を特徴づけするため
に同様に使用され得る。
【0027】 本発明のその他の利点は、残りの従属請求項及び添付した図面に関する以下の
実施の形態の説明に記載されている。
【0028】 無鍵式アクセス認可監視装置1は、固定ステーション2と移動式の身元確認送
信機(ID送信機)3を有する。この固定ステーション2は、高周波送信器5と
高周波受信器6を有する高周波送受信ユニット4を含む。これらの高周波送信器
5と高周波受信器6はそれぞれ、異なる周波数で作動する。さらに、この固定ス
テーションは、送信動作を制御して受信信号を評価するマイクロコントローラ7
を有する。受信した搬送波の信号をカウントする周期計数器8が、高周波受信器
6に接続されている。この周期計数器8は、開始入力部9と停止入力部10を有
する。この開始入力部9は、マイクロコントローラ7に接続されている。信号の
カウントを開始するための開始信号が、このマイクロコントローラ7によってこ
の周期計数器8に送られる。停止入力部10は、アンドユニット11を介して高
周波受信器6とマイクロコントローラ7の双方に接続されている。このとき、信
号が信号の受信後にこの高周波受信器6によってもはや受信されないときは、振
動のカウントを停止する停止信号が、周期計数器8の停止入力部10に入力され
ている。
【0029】 同様に、ID送信機3は、高周波送信器13と高周波受信器14を有する送受
信ユニット12を含む。この高周波送信機13は、固定ステーション2の高周波
受信器6と同じ周波数で作動する;ID送信器3の高周波受信器14は、この固
定ステーション2の高周波送信器と同じ周波数で作動する。したがって、固定ス
テーション2とID送信器3との間で適用される高周波区間は、デュプレックス
(二重)に可能である。この高周波受信器14は、受信した信号を評価するため
にマイクロコントローラ15に接続されている。マイクロコントローラ15は、
1本のデータ線16と1本のキーイング線17とを介して高周波送信器13に接
続されている。評価論理部18が、ID送信機3内でマイクロコントローラ15
に対して並列に高周波受信器14と高周波送信器13との間に配置されている。
固定ステーション2から送信されたコード信号がマイクロコントローラ15によ
って評価されることなしに、かつ、高周波送信器13が制御される必要なしに、
この評価論理部18は、この固定ステーション2から送信されたこのコード信号
を認識して、この高周波送信器13を直接制御するために使用される。或る特定
のコード信号が評価論理部18によって認識されるだけでよいので、その評価に
必要な時間は、マイクロコントローラ15で必要な計算時間とは対照的に一定で
ある。評価論理部18は、1本の制御線を介してこの評価論理部18をオン/オ
フするマイクロコントローラ15に接続されている。
【0030】 図1中に示された無鍵式アクセス認可監視装置1は、アクセス認可を確認する
暗号的な質問応答ダイアログの実行、及び固定ステーション2とID送信機との
間の実際の距離の測定の双方に対して使用される。基礎ステーション2とID送
信機との間の距離測定は、以下のように実行される。この場合、これに関しては
、図2のタイムチャートで示されている:説明した暗号的な認可チェックにした
がって通信電報を打っている間に、命令が、前もって決定された時点t0 に固定
ステーション2の高周波送信器5によってID送信機3に送信される:送信器が
ID送信機をオンにする(SENDER ID-GEBER EIN )。このID送信機3の高周波
受信器14が、時点ta にこの命令を受信する。高周波送信器13が、時点tb に周波数f1 の搬送波の送信と同時に始動する。周波数f1 で送信されたこの搬
送波は、時点tc に固定ステーションの高周波受信器6によって受信される。周
期計数器8が、この搬送波の受信によって零にセットされる。コード信号、すな
わち送信器がID送信機をオフにする命令(SENDER ID-GEBER AUS) が、高周波送
信器によって送信されると同時に、周波数f1 で受信した振動をカウントする周
期計数器8が、開始入力部9を通じて開始される。このコード信号は、固定ステ
ーション2の高周波送信器5によって周波数f2 で送信される。ID送信器3の
高周波受信器14がこのコード信号を受信して、評価論理部18がこの命令を認
識した後に、このID送信機3の高周波送信器13がオフになる。この時点は、
図2中にtd で示されている。固定ステーション2の高周波受信器6は、時点t c 以降ID送信機3の高周波送信器13から送信された搬送波を受信する。この
高周波送信器13がオフになった後に、この高周波受信器6は、時点te に搬送
波をもはや受信しない。この時点では、カウント数を確認する周期計数器8も停
止される。この算出された振動カウント数は、固定ステーション2とID送信機
3との間の往復の信号経過時間に対する目安である。この場合、この経過時間の
算出とこの経過時間から測定すべき距離では、遅れ時間と信号の長さも考慮され
ている。
【0031】 図3は、固定ステーション20とID送信機21とから構成されたその他の無
鍵式アクセス認可監視装置19をブロック回路図で示す。この図では、固定ステ
ーション20とID送信機21との間の距離を測定するのに必要な要素だけが示
されている。その一部では、これらの示されたモジュールが、暗号的なアクセス
認可監視を実現する普通のハードウェアに内蔵されている。基礎ステーション2
0は、信号を送受信する1本のアンテナ22を送受信ユニットとして有する。こ
の信号では、搬送波が重要である。この搬送波は、信号発生器23中で生成され
る。次いで、この搬送波は、電力分割器24に入力される。この電力分割器24
は、その生成された信号を一方ではアンテナ22に、他方では第1計数回路25
に送る。図3中に示されているように、高周波スイッチ26が、固定ステーショ
ン20の送信と受信との間の動作の切替えに使用される。ID送信機21から返
送されたコード信号を受信する場合は、この高周波スイッチ26は、第2計数回
路27がこの高周波スイッチ26に接続されているその他方の位置にある。1つ
の計数器28,29がそれぞれ、両計数回路25,27中に設けられている。こ
れらの計数器28,29は、マイクロコントローラ30に接続されている。
【0032】 信号発生器23によって生成された信号は、ISM帯域、すなわち 434 MHz内
の周波数を有する搬送波である。計数器28に出される要求を軽減するため、分
周回路31がこの計数器28に前置接続されている。この分周回路31は、分周
比1:16の固有の分周器32,それに後続接続された帯域通過フィルタ33及び
増幅器34から構成される。適切に構成された分周回路35が、計数回路27に
割当てられている。
【0033】 同様に、ID送信機21は、送受信ユニットとして設けられたアンテナ36を
有する。高周波スイッチ37が、このアンテナ36に後続接続されている。図3
中に示されたような受信モジュールでは、増幅器38ともう1つの高周波スイッ
チ39がこの高周波スイッチ37に後続接続されている。受信したコード信号−
搬送波−が、計数器40に入力される。固定ステーション20の分周回路25,
27に相当する分周回路41が、この分周器40に前置接続されている。信号発
生器43が、電力分割器42を介して増幅器38に対して並列に接続されている
。この信号発生器の信号が、高周波スイッチ37,39の対応する位置でアンテ
ナ36を通じて送信され得る。
【0034】 図4は、もう1つの無鍵式アクセス認可監視装置44を示す。この無鍵式アク
セス認可監視装置44は、基本的に図3に対して説明した無鍵式アクセス認可監
視装置19のようなものである。これらの両無鍵式アクセス認可監視装置19,
44では、同一の要素は同一の符号で示されている。この無鍵式アクセス認可監
視装置44では、この無鍵式アクセス認可監視装置19とは違って、局所発振器
45とミキサ46とからそれぞれ構成された周波数ミキサが、固有の分周器32
の代わりに設けられている。
【0035】 以下に、固定ステーション20からID送信機21までの距離の測定に関する
無鍵式アクセス認可監視装置19の機能を説明する。この場合、さらに図5も説
明する。この図5は、図4の無鍵式アクセス認可監視装置44に対しても共通で
ある。一定な高周波搬送体が、信号発生器23によって生成される。計数器28
が、時点t0 で0にセットされ、かつ振動をカウントするために高周波搬送体の
方向に切替えられる。この場合、同時に、高周波スイッチ26が、送信に切替え
られる。時点t0 に対して固定ステーション20とID送信機21との間の信号
の経過時間だけずれている時点t1 に、この高周波の搬送波は、このID送信機
21によって受信される。予め決定された振動数、すなわち 2048 個の振動が、
コード信号として設定されている。固定ステーションは、時点t2 で−すなわち
、そのコード信号の送信後に−高周波スイッチ26によって受信に切替えられる
。その結果、高周波の搬送波のさらなる送信が阻止されている。ID送信機21
の計数器40のカウント数が、時点t3 にその送信された振動数、すなわち 204
8 個のカウント数に一致する。このID送信機は、この時点でこのID送信機の
受信からその送信モードに切換わる。この場合、両高周波スイッチ37,39は
、図3中に示されなかったそれぞれの別の位置に切替えられる。ID送信機21
の信号発生器43は、予めオンにされている。その結果、一定な高周波搬送体が
、送信のために任意に使用できる。この信号発生器42によって生成されるこの
高周波搬送体の周波数は、固定ステーション20の信号発生器23の周波数に一
致する。そのコード信号−すなわち、その搬送体の 2048 個の振動−が、時点t 3 になって初めてID送信機21から返送される。同様に信号経過時間だけ時間
的にずれて、この信号コードの返送の開始が、時点t4 に固定ステーション20
によって受信される。受信モードにあるこの固定ステーション20は、この返送
されたコード信号を計数回路27に送る。その結果、その返送された振動数が、
計数器29中でカウントされ得る。計数器28は、時点t5 でこのコード信号に
対応する振動の2倍の振動をカウントする。計数器29のカウント数がこの時点
に保持されて、マイクロコントローラ30によって読み出される。このカウント
数は、例えば最初から 2042 個目近辺に存在する。この返送されたコード信号は
、まだ完全に受信されていない。計数器29のこの「予定よりも早い」停止は、
ID送信機21と固定ステーション20との間の交信時に起こりうる認識しなか
った振動を補正するのに役立つ。
【0036】 コード信号に対して設定された振動数(ここでは:2048)と計数器29によっ
て確定された振動数(ここでは:2042)との差が、固定ステーション20とID
送信機21との間の往復の信号経過時間に相当する。このID送信機21は、時
点t6 に再びこのID送信機21の受信モードに切替えられる。すると今度は、
距離が測定しなおされること、又は、応答プロトコルが新たに実行されることの
可能性が持続する。
【0037】 固定ステーション20からID送信機21までのコード信号の送信時とそれに
引続く信号処理時に認識しなかった振動も補正するため、正確な振動数を送信す
る代わりに、少しだけ高い振動数が送信されることが提唱され得る。或る処理を
引き延ばすと特に目的に合致する。この処理では、複数の遅延時間がそれぞれ、
固定ステーション20又はID送信機21の異なるモードとモード−送信モード
又は受信モード−との間に挿入されている。このとき、固定ステーション20が
この固定ステーション20の受信モードに切替えられている前に、ID送信機2
1がコード信号を既に返送してしまうことなしに、送信されたコード信号は、こ
のような冗長付加部を容易に有し得る。使用される計数器28,40がそれぞれ
適切に切替えられていることによって、すなわちこのような遅延時間がその送信
されたコード信号の長さと同じぐらい長く、説明したこの実施の形態では 2048
個の振動と同じぐらい長く設定されていることによって、これらの遅延時間は簡
単に確保され得る。こうして挿入された遅延時間は、後の評価時に考慮される。
【0038】 これらの実施の形態中で示された2倍の経過時間によって、固定ステーション
とID送信機との間の距離に関する分解能が、信号の経過時間を単に検出するだ
けの距離測定よりも高い精度で確定可能である。距離が送信プロトコル範囲内の
異なる地点で1回だけでなくて何回も測定されることによって、この精度はさら
に高められ得る。その実際の距離は、例えば個々に算出された距離の平均値をと
ることによって算出される。
【0039】 この実施の形態の説明から、固定ステーションとID送信機との間の距離測定
が、確実でかつ分解能に対応した精度によって可能であることが明らかである。
その結果、認可されない距離の延長の認識が、このようにして認識可能である。
作動信頼性を高めるため、相違する複数のコード信号を作動させることが提唱さ
れ得る。そのために、例えばコード信号としてプリセットされた振動数によって
ID送信機をプリプログラミングすることも含まれる。
【0040】 無鍵式アクセス認可監視装置47は、送受信ユニット48を有する固定ステー
ションBを備える。この無鍵式アクセス認可監視装置47は、自動車に対するア
クセス認可の監視に使用される;それ故に、この固定ステーションBは、車内に
配置されている。さらに、移動式のID送信機IDが、この無鍵式アクセス認可
監視装置47に割当てられている。このID送信機IDは、その自動車の利用に
対して認可された人によって携行される。
【0041】 送受信ユニット48は、高周波の無線通信区間で質問信号を送信する1つのト
ランシーバ49と低周波無線信号を送信する多数の送信機50とを有する。この
トランシーバ49は、プロセッサ51に接続されている。このプロセッサ51は
、このトランシーバ49の送受信動作を制御する。位相比較器52が、このトラ
ンシーバ49の出力部に接続されている。この位相比較器52のほかの入力部は
、低周波参照周波数発生器53に接続されている。このPLL回路52の出力が
、プロセッサ51に入力する。しかしながら、この発明の方法を実現するために
は、トランシーバ49の代わりに受信器を使用することで十分である。
【0042】 ID送信機IDは、主にプロセッサ54と送受信ユニット55とから構成され
る。低周波アンテナ56が、この送受信ユニット55に接続されている。
【0043】 図7中に概略的に示されているように、質問信号が、無鍵式アクセス認可監視
装置47の作動中に低周波区間で自動車57内の送受信ユニット48によって周
期的に送信される。
【0044】 この信号がID送信機IDによって自動車57の周囲 3m 以内で受信可能であ
るように、この信号を送信する送信出力が決められている。このID送信機ID
がこの低周波質問信号の受信領域内に存在すると、このID送信機IDはこの信
号によって呼び起こされてその作動状態に切替えられる。このID送信機IDが
作動すると、このID送信機IDは高周波区間でASK方式(振幅シフトキーイ
ング方式)の応答データ電報を送信する。このデータ電報内の予め設定された位
置では、このID送信機の変調の種類がそのASK変調から完全な振幅変調に入
れ代わる。応答信号を送信するために使用される搬送波の振幅変調は、低周波区
間でこのID送信機IDによって受信された質問信号の搬送波によって実行され
る。この振幅変調された応答信号の時点と期間が、固定ステーションBとID送
信機IDとの間で取り決められていて、かつその作動信頼性を高めるために所定
のアルゴリズムで変更され得る。この振幅変調された搬送波がその予め設定され
た期間にこのID送信機IDによって送信されると、このID送信機IDの動作
の種類が、そのデータ伝送に対して意図されたASK変調に再び入れ代わる。こ
の原理図から、全二重動作が、無鍵式アクセス認可監視装置47の作動によって
一時的に実現可能であることが明らかである。
【0045】 ID送信機IDによって送信された応答信号は、固定ステーションBのトラン
シーバ49によって受信される。受信したデータ電報のアナログ成分、すなわち
振幅変調された成分がPLL回路57に入力されて、その位相位置が最初に送信
された質問信号の位相位置と比較される。このID送信機IDが予め設定された
作動範囲内に存在する場合、その他の中継ステーションが中間接続されていない
ならば、両位相位置は、予め設定された許容差内にあっては互いに一定な位相位
置として位相比較器52によって認識される。この方法では、相対的な経路上で
これらの絶対的な位相位置をそれぞれ測定することなしに、これらの位相位置が
比較される。
【0046】 低周波発振器53は、図6中に示された実施の形態では誘導的に作動する。そ
の結果、この低周波発振器53で発生したどおりの周波数変動が、復調された応
答信号中でもそれに応じて発生する。無鍵式アクセス認可監視装置47の作動信
頼性が、この手段によって(アクセス認可の)欺きに対してさらに高められてい
る。
【0047】 もう1つ別の無鍵式アクセス認可監視装置58が、図8中にブロック回路図で
概略的に示されている。この無鍵式アクセス認可監視装置28の固定ステーショ
ンBは、主に送受信ユニット59,質問信号の搬送波を変調するために周波数を
合成する変調ユニット60及びその変調合成によって変調された応答区間の搬送
波を適切に濾波する位相比較器61から構成される。この送受信ユニット59は
、変調合成によって変調された搬送波を送信する高周波送信器62,トランシー
バ64を有する。この場合、この送信器62とこのトランシーバ64は、コンバ
イナー回路65を介して共通の送受信アンテナ66に接続されている。さらに、
基準63が、送受信ユニット59に割当てられている。さらに、復調器67が、
受信した応答信号を復調するためにコンバイナー回路65に接続されている。こ
の復調器67は、その出力側で位相比較器61に接続されている。プロセッサ6
8が、トランシーバ64と送信器62の送受信過程の制御のために設けられてい
る。
【0048】 無鍵式アクセス認可監視装置58は、移動式のID送信機IDを有し、このI
D送信機IDは、自動車の利用に対して認可された人によって携行される。この
ID送信機は、主にプロセッサ69,トランシーバ70,復調器71,コンバイ
ナー回路72及び送受信ユニット73から構成される。固定ステーションBの送
受信ユニット59から送信された質問信号を送受信アンテナ73で受信して、復
調器71によって復調される。この復調器71は、その出力側でトランシーバ7
0の入力部に接続されている。その結果、復調された質問信号が、応答信号を変
調するために使用され得る。
【0049】 合成された周波数が、変調ユニット60によって準備される。質問信号を送信
する搬送波が、この変調ユニット60によって変調される。その合成された変調
周波数は、基準周波数とより多くのその他の周波数成分とから成る。これらのそ
の他の周波数成分はそれぞれ、その基準周波数を2で割った成分である。図9a
中には、その質問信号が、このような合成された周波数のグラフで示されている
。この合成された周波数の振幅過程の変化が、図9b中に示されている。
【0050】 搬送波が、例えば 433MHz の高周波区間でこの合成された変調周波数によって
変調され、そして送受信ユニット66によって送信される。ID送信機IDが自
動車に対して所定の距離に存在すると、この信号が受信され、そして復調器71
によって復調される。このID送信機IDの返送される応答信号が、例えば 868
MHz の搬送波をトランシーバ70中でその変調された質問信号によって、すなわ
ちこの質問信号を変調するために最初に使用したその合成された周波数によって
生成される。この応答信号は、ID送信機側で送信され、そして送受信ユニット
59によって受信され復調され、引続き位相比較器61中で濾波される。ダイオ
ード検波器61が、復調器67として設けられている。この位相比較器61中に
組込まれているフィルタの遮断周波数は、基準周波数とその他の周波数成分に一
致する。それぞれの同一の周波数成分の位相を比較することによって、ID送信
機IDと固定ステーションBとの間の距離が算出され得る。質問信号と応答信号
とが進んだ無線通信区間を直接逆推理することが可能なその確認された距離に依
存して、その応答信号がID送信機IDによって直接送信されたのか、又は、応
答信号の受信がアクセス権のない区間延長の相互接続の下で実行されているのか
をつきとめることができる。
【0051】 この実施の形態では、距離測定は、例えばパーキングビル内に駐車されている
自動車を容易に見つけ出すためにも利用することができる。この場合では、固定
ステーションBによる質問信号の送信が、ID送信機IDによって引き起こされ
る。それに応じて、使用者がその使用者の自動車に近づいているのか、又は、使
用者がその自動車から遠ざかっているのかが、その使用者に知らされ得る。
【0052】 以下に、図10〜12に関連した発明のもう1つ別の実施の形態を説明する。
固定ステーションの送受信ユニット74が、詳しく図示しなかった自動車に割当
てられている。この送受信ユニット74は、無鍵式アクセス認可監視を実行する
ために設けられている。この送受信ユニット74は、主にプロセッサ75,移動
式のID送信機とデータを交信するために設けられているトランシーバ76,コ
ンバイナー回路77及びこのコンバイナー回路77に接続されている送受信アン
テナ78から構成される。ID送信機とのデータ交信は、例えば 868MHz で実施
される。このデータ交信は質問応答ダイアログを有する。自動車の開錠に対する
このID送信機を携行する人の認可が、このID送信機の受信された応答コード
に依存してこの質問応答ダイアログから導き出される。この方法を実施するため
には、このID送信機から送信された応答信号を受信する受信器が、図中に示さ
れたトランシーバ76の代わりに固定ステーションに割当てられていることだけ
で済む。
【0053】 送受信ユニット74は、この図示された実施の形態において 433MHz で作動す
る送信器79をさらに有する。この送信器79の出力が、同様にコンバイナー回
路77に入力する。その結果、送受信アンテナ78が、トランシーバ76と送信
器79との双方によって利用される。この送信器79は、線形に周波数変調され
た搬送波を質問信号として送信するために使用される。この質問信号を返送する
ID送信機の距離が、この質問信号を応答信号として受信した後にこの質問信号
によって推測され得る。
【0054】 FM復調器80が、コンバイナー回路77にさらに接続されている。送受信ア
ンテナ78によって受信された周波数変調された応答信号が、このFM復調器8
0によって復調される。この復調器80は、その出力側でプロセッサ75に接続
されている。その結果、この受信され復調された応答信号とその前に送信された
変調された質問信号との比較が、このプロセッサ75によって可能である。
【0055】 詳しく図示されなかったID送信機が、−図11中に図示されるように−プロ
セッサ81とデータ交信用に設けられたトランシーバ82を有する。このトラン
シーバ82は、その出力側でコンバイナー回路83の入力に部接続されている。
送受信アンテナ85が、このコンバイナー回路83に同様に接続されている。さ
らに、送受信ユニット74から送信された質問信号を復調するために設けられて
いるFM復調器84が、このコンバイナー回路83の出力側で接続されている。
このFM復調器84は、その出力側でトランシーバ82の入力部に接続されてい
る。すなわち、このFM復調器84によって復調された質問信号が、トランシー
バ82を直接変調するために使用されることが目的である。このとき、ID送信
機から返送された応答信号は、必ず実行されるデータ交信の一部である。
【0056】 ID送信機と自動車つまり送受信ユニット74との間の距離を測定するため、
線形に周波数変調された搬送波(433MHz)の形態の質問信号が、この送受信ユニ
ット74の送信器79によって送信される。この線形に周波数変調された搬送波
の使用は、後の評価によい影響をもたらす。ID送信機が送受信ユニット74に
対して所定の距離に存在するならば、この質問信号が受信され復調され、そして
このID送信機のトランシーバ82を変調するために使用される。このID送信
機から 868MHz の区間で返送された応答信号が、送受信ユニット74によって受
信され、そして復調器80中で復調される。時間的なずれが、その通過された無
線通信区間に起因して線形に周波数変調された質問信号の搬送波と線形に周波数
変調された応答信号の搬送波との間に存在する。この時間的なずれは、その通過
された無線通信区間から生じ、その通過された無線通信区間が長いほど大きい。
したがって、望ましくない区間の延長が、質問信号の変調周波数関数と応答信号
の変調周波数関数との間の比較的大きい時間的なずれで示される。
【0057】 図11中には、線形に周波数変調された搬送波が(直線状に示された変調曲線
で)グラフ中に質問信号として示されている。この場合、時間軸がx軸に対応し
、周波数がy軸に対応している。この周波数曲線の最大値( f0+ fHUBmax)と最
少値( f0- fHUBmax)が、この搬送波を変調するために利用される周波数偏移を
示す。ID送信機から返送され、そして送受信ユニット74によって受信されて
復調された応答信号が、その通過された無線通信区間を示すそれに応じた時間的
なずれを伴って破線でプロットされている。時点t0 での質問信号の搬送周波数
曲線の関数値と応答信号の搬送周波数曲線の関数値とを、これらの両関数値の絶
対値の差によって比較することができ、又はこれらの両関数値の2乗の差によっ
ても比較することができる。このような比較ステップは、ハードウェア的に僅か
な経費で実現することができ、又はソフトウェア的にプロセッサ75によっても
実現することができる。こうして算出された差動周波数(Δf)が所定の目安を
越えた場合、このことは、その通過された無線通信区間(送受信ユニット74−
ID送信機−送受信ユニット74)が、例えばこの送受信ユニット74の周囲5
〜10メートルと取り決められた予め設定された無線通信範囲よりも長いことを示
す。それ故に、このID送信機は、自動車の近くに存在しない;明らかに、その
無線通信区間が欺いて延長されている。この場合には、アクセス認可がおりない
。差動周波数(Δf)が許容された間隔内に存在する場合は、ID送信機が機能
領域内に存在するとみなされ、それに応じて所望の動作が引き起こされる−自動
車のドアが開錠される。
【0058】 通過された無線通信区間に関するこの方法の分解能は、変調周波数を選択する
ことによってか又は周波数偏移によって決定される。測定値が規則的な間隔で繰
返し生成されることがその変調周波数を変更することによって阻止され得る。こ
の場合、最も低い周波数が、測定すべき最大距離に対する目安とみなすことがで
きる;合成された周波数中の最も高い周波数が、このシステムの分解能を決定す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 固定ステーションとID送信機とから構成された無鍵式アクセス
認可監視装置の概略的なブロック回路図である。
【図2】 図1の固定ステーションとID送信機との間の距離を測定するた
めのタイムチャートである。
【図3】 固定ステーションとID送信機とから構成されたその他の無鍵式
アクセス認可監視装置の概略的なブロック回路図である。
【図4】 固定ステーションとID送信機とから構成されたさらにもう1つ
別の無鍵式アクセス認可監視装置の概略的なブロック回路図である。
【図5】 図3,4の実施の形態に対応する固定ステーションとID送信機
との間の距離を測定するためのタイムチャートである。
【図6】 無鍵式アクセス認可監視装置の概略的なブロック回路図である。
【図7】 ID送信機を携行する人のアクセス認可をチェックするための基
本的な流れ図である。
【図8】 もう1つ別の無鍵式アクセス認可監視装置の概略的なブロック回
路図である。
【図9a】 基準周波数とその他の2つの周波数成分とによるグラフである
【図9b】 図9aの周波数を合成して得られた振幅変化のグラフである。
【図10】 例えば自動車に割当てられた固定ステーションの送受信装置の
ブロック回路図である。
【図11】 ID送信機の概略的なブロック回路図である。
【図12】 送信された質問信号として時間に対してプロットされた周波数
変調された線形な搬送波と、この搬送波に対して時間のずれた受信された応答信
号とによるグラフである。
【符号の説明】
1 無鍵式アクセス認可監視装置 2 固定ステーション(基地局) 3 ID送信機(身元確認送信機) 4 送受信ユニット 5 高周波送信器 6 高周波受信器 7 マイクロコントローラ 8 周期計数器 9 開始入力部 10 停止入力部 11 ANDユニット 12 送受信ユニット 13 高周波送信器 14 高周波受信器 15 マイクロコントローラ 16 データ線 17 キーイング線 18 評価論理部 19 無鍵式アクセス認可監視装置 20 固定ステーション 21 ID送信機(身元確認送信機) 22 送受信アンテナ 23 信号発生器 24 電力分割器 25 計数回路 26 高周波スイッチ 27 計数回路 28 計数器 29 計数器 30 マイクロコントローラ 31 分周回路 32 分周器 33 帯域通過フィルタ 34 増幅器 35 分周回路 36 送受信アンテナ 37 高周波スイッチ 38 増幅器 39 高周波送信器 40 計数器 41 分周回路 42 電力分割器 43 信号発生器 44 無鍵式アクセス認可監視装置 45 局所発振器 46 混合回路(ミキサ) 47 無鍵式アクセス認可監視装置 48 送受信ユニット 49 トランシーバ 50 低周波送信器 51 プロセッサ 52 PLL回路 53 周波数発生器 54 プロセッサ 55 送受信ユニット 56 低周波アンテナ 57 自動車 58 無鍵式アクセス認可監視装置 59 送受信ユニット 60 変調ユニット 61 位相比較器 62 高周波送信器 63 基準 64 トランシーバ 65 コンバイナー回路 66 送受信アンテナ 67 復調器,ダイオード検波器 68 プロセッサ 69 プロセッサ 70 トランシーバ 71 復調器 72 コンバイナー回路 73 送受信アンテナ B 固定ステーション ID ID送信機(身元確認送信機) 74 送受信ユニット 75 プロセッサ 76 トランシーバ 77 コンバイナー回路 78 送受信アンテナ 79 送信器 80 FM復調器 81 プロセッサ 82 トランシーバ 83 コンバイナー回路 84 FM復調器 85 送受信アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 13/74 G01S 13/74 G06K 19/00 H04Q 9/00 301B H04Q 9/00 301 G06K 19/00 Q (31)優先権主張番号 199 26 234.9 (32)優先日 平成11年6月10日(1999.6.10) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 クラーマー・デートレフ ドイツ連邦共和国、58239 シュヴェーア テ、アム・クックック、4 (72)発明者 プレツラフ・フォルカー ドイツ連邦共和国、58638 イーザーロー ン、クルツェ・エッゲ、32 (72)発明者 ヴェンス・ライナー ドイツ連邦共和国、44139 ドルトムント、 ツヴィカウアー・ストラーセ、15 (72)発明者 フォーゲルス・パウル ドイツ連邦共和国、44227 ドルトムント、 ディックホーフスカンプ、26 (72)発明者 フロム・ミヒャエル ドイツ連邦共和国、44289 ドルトムント、 ラヴェンデルヴェーク、23 (72)発明者 ヴォルフ・ディルク ドイツ連邦共和国、44263 ドルトムント、 アム・ヴィンターベルク、11 (72)発明者 ラープ・ペーター ドイツ連邦共和国、58099 ハーゲン、パ ッペルストラーセ、76 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB42 CC12 DD06 EE02 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 YA20 5J070 AB01 AD02 AK15 BC03 BC06 BC13 5K048 AA09 BA42 BA52 DA01 DB01 DC01 EA11 EA23 HA04 HA06

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 − 固定ステーション(2,20,B)の送受信ユニット
    によってコード信号を送信し、 − ID送信機(3,21,ID)がこのコード信号を受信し、 − そのコード信号の受信に応じたこのID送信機(3,21,ID)の応答信 号として、この送受信ユニット(4,22,48,59,74)によって検 出可能でかつこのID送信機(3,21,ID)から生成された動作を実行 し、 − このID送信機(3,21,ID)のその動作を検出して、この固定ステー ション(2,20,B)とこのID送信機(3,21,ID)との間の距離 を測定する: ことから成る固定ステーション(2,20,B)に割当てられた送受信ユニット
    (4,22,48,59,74)と移動式の身元確認送信機(ID送信機)(3
    ,21,ID)間との無線交信によって無鍵式アクセス認可監視を実行して、こ
    のID送信機(3,21,ID)を携行する人のアクセス認可をチェックする方
    法において、 この距離は、相対測定に基づいて測定され、この相対測定では、信号の経過時
    間と相関関係にあり、かつ固定ステーション側で監視される基準コード信号とこ
    の送受信ユニット(4,22,48,59,74)によって受信された応答信号
    との間の距離に依存して変化する信号特性の相違が評価されることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項02】 距離を測定するため、送受信ユニット(4,22) によっ
    てコード信号を送信すると同時に、送信された搬送波の振動のカウントが、固定
    ステーション(2,20) によって開始され、そしてそのコード信号の受信後に
    ID送信機(3,21) によって実行された動作に応じて停止され、次いで固定
    ステーション(2,20) とID送信機(3,21) との間の距離が、その振動
    のカウント結果から算出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 命令SENDER ID-GEBER EIN が、送受信ユニット(4)によ
    って距離を測定する第1ステップで送信され、ID送信機(3)が、この送信に
    対して第1周波数f1 で送信を開始すること、命令SENDER ID-GEBER AUS が、予
    め設定された期間の経過後に第2ステップでこの送受信ユニット(4)によって
    コード信号としての第2周波数f2 で送信され、この送受信ユニット(4)によ
    って受信された搬送波の振動のカウントが、この命令SENDER ID-GEBER AUS の送
    信と同時に開始され、そしてこのID送信機(3)の送信信号が固定ステーショ
    ン(2)のこの送受信ユニット(4)によってもはや検出できない時に、その振
    動のカウントが停止されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 コード信号は、固定ステーションの送受信ユニットによっ
    て送信され、そしてこのコード信号は、ID送信機によって受信されて返送され
    、この場合、このコード信号がこの送受信ユニットによって再び完全に受信され
    た時に、搬送波の振動のカウントが停止されることを特徴とする請求項2に記載
    の方法。
  5. 【請求項05】 コード信号が固定ステーション(20) の送受信ユニット
    (22) から送信されると同時に、その送信された搬送波の第1の振動のカウン
    トが開始され、このコード信号は、ID送信機(21) によって受信されて返送
    され、この場合、第2の振動のカウントが、このID送信機(21) から返送さ
    れて受信したコード信号によって開始され、この第1の振動のカウントがこのコ
    ード信号の2倍に相当する振動数に一致するカウント状態に達した時に、この第
    2の振動のカウントが停止されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項06】 搬送波の予め設定された振動数が、コード信号として送信
    されることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 【請求項07】 搬送波は、信号のカウント時に2x 番目の振動ごとにしか
    カウントされないことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項08】 変調された搬送波が、応答信号としてID送信機(ID)
    から送信され、この変調された搬送波のその変調のために設定された値(周波数
    及び振幅又は周波数若しくは振幅)が、送受信ユニットから送信された質問信号
    と共にID送信機(ID)に送信されること、そして、ID送信機(ID)から
    送信された応答信号をこの送受信ユニットによって受信した後に、この受信され
    て変調された応答信号の位相位置が、その最初に送信された質問信号の位相位置
    と比較されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項09】 応答信号の搬送波は、振幅変調されていることを特徴とす
    る請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 質問信号は、ID送信機(ID)からもう1つ別の周波数
    で送信された応答信号を変調するために使用されるのと同一の周波数で送受信ユ
    ニットから送信されることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 質問信号は、コード部を含むことを特徴とする請求項8〜
    10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 質問信号は、ID送信機(ID)を呼出すために低周波区
    間で送信された呼出し信号であり、応答信号の搬送波が、この質問信号で振幅変
    調されることを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 質問信号の周波数が、その送信期間中に変化することを特
    徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 1つの又は多数の変調変数から成る変調合成波が、質問信
    号として送受信ユニットから送信され、ID送信機(ID)から送信される応答
    信号が、このID送信機(ID)よってその質問信号を復調した後にこの変調合
    成波で変調されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 合成された周波数が、変調合成波として使用され、この合
    成された周波数は、送受信ユニットによって受信された後にその合成された周波
    数の最初の周波数成分に関して濾波されること、及び、この変調合成波を個々に
    構成する複数の周波数成分に関して最初に送信された質問信号を送信された応答
    信号と位相比較するステップが実行されることを特徴とする請求項14に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 変調された搬送波が、質問信号として送受信ユニットから
    送信され、時点(t0 )にこの送受信ユニットによってID送信機から送信され
    た同様に変調された応答信号を受信した後に、この受信された応答信号の変調変
    数の変調関数の関数値が、この送受信ユニットによってその最初に送信された質
    問信号の変調関数の関数値と比較され、そしてその比較結果が、固定ステーショ
    ンとこのID送信機との間の距離を測定するために評価されることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 両関数値を比較するため、変調変数の同時刻の関数値の絶
    対値の差を作るステップが実行されることを特徴とする請求項16に記載の方法
  18. 【請求項18】 ID送信機が固定ステーションに対して予め設定された受
    信範囲内に存在するかどうかの測定は、後続するステップで算出された比較値(
    Δf)に依存して実行されることを特徴とする請求項16又は17に記載の方法
  19. 【請求項19】 質問信号に対して設定された搬送波の周波数(433MHz)が
    、応答信号の周波数(868MHz)と相違することを特徴とする請求項16〜18の
    いずれか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 質問信号として設定された搬送波は、線形に周波数変調さ
    れて送信されることを特徴とする請求項16から9のいずれか1項に記載の方法
  21. 【請求項21】 ID送信機側で変調された質問信号が、このID送信機か
    ら応答信号として送信された変調された搬送波を変調するために使用されること
    を特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 質問信号として設定された搬送波は、振幅変調されて送信
    されることを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 送受信ユニット(4,22,48,59,74),制御器
    (7,30)及び評価器(51,68,75)を有する固定ステーション(2,
    20,B)、並びに移動式の身元確認送信機(ID送信機)(3,21,ID)
    を携行する人のアクセス認可をチェックするための送受信ユニット(12,36
    ,55)を有するこのID送信機(3,21,ID)から構成され、この固定ス
    テーション(2,20,B)とID送信機(3,21,ID)との間の距離を測
    定するための距離の算出が、この固定ステーション(2,20,B)で実行可能
    である無鍵式アクセス認可監視装置において、信号の経過時間と相関関係にある
    信号特性を相対的に測定する手段が、この固定ステーション(2,20,B)に
    割当てられていて、この手段は、その信号特性を検出する検出装置,固定ステー
    ション側で監視された基準コード信号を検出するユニット,及びこのID送信機
    (3,21,ID)から送信された応答信号をその受信の時点でこの基準コード
    信号の信号特性と比較する比較器を有することを特徴とする無鍵式アクセス認可
    監視装置。
  24. 【請求項24】 方法は、自動車の無鍵式アクセス認可監視の分野で使用さ
    れることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
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