JP2002523808A - 光パルス伸張装置 - Google Patents

光パルス伸張装置

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JP2002523808A
JP2002523808A JP2000566932A JP2000566932A JP2002523808A JP 2002523808 A JP2002523808 A JP 2002523808A JP 2000566932 A JP2000566932 A JP 2000566932A JP 2000566932 A JP2000566932 A JP 2000566932A JP 2002523808 A JP2002523808 A JP 2002523808A
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laser
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ヤハブ・ギオラ
シュスター・イスラエル
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スリーディーヴィー システムズ リミテッド
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 速い立ち上がりで、速い立下りで、比較的長いレーザ光パルスが提供される。 【解決手段】少なくとも1つの速い立上りで、速い立下りで、短いレーザ光の入力パルスから、速い立上りで、速い立下りで、比較的長いレーザ光パルスを発生させる方法であって、パルス間にパルス幅よりもはるかに小さい実質的に一定の時間シフトを伴う、類似の振幅およびパルス幅からなる複数の短いレーザパルスを提供することと、前記時間シフトされたレーザパルスを合わせ、実質的に平坦で、速い立上り及び立下り時間を有する1つの長いパルスにすることと、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の分野] 本発明は、一般的には三次元の画像化に関し、詳細には、このようなシステム
での使用の為の光パルス伸張に関する。
【0002】 [発明の背景] 画像化した対象物および対象物上の点までの距離測定を提供することのできる
三次元光画像化システム(以下「3Dカメラ」と呼ぶ)は、多くの様々な応用分
野向けに使用される。これらの中、応用分野は、工業製品の特徴検査、CAD検証
、ロボット視覚、地理学的な測量、及び距離の関数としての選択的な対象物の画
像化である。
【0003】 いくつかの3Dカメラは、画像化したシーンの中の対象物のほぼ全ての点まで
の同時測定を提供する。一般に、これら3Dカメラは、画像化されているシーン
を照射する為の光パルスを提供するようにパルス化され又はシャッタが設けられ
たレーザ装置のような光源と、シーン中の対象物で反射された光パルスからの光
を画像化する為のゲート制御画像化システムとを備える。ゲート制御画像化シス
テムは、CCDカメラのような、感光性の面(以下、“感光面(photosurface)
”と呼ぶ)を有するカメラと、光シャッタやゲート制御イメージ倍増管のような
、カメラを開閉制御する為のゲート制御手段とを備える。反射された光は、カメ
ラが開いた状態にゲート制御されカメラに達したときのみ、カメラの感光面の画
素上に蓄積される。
【0004】 シーンを画像化しカメラからシーン中の対象物までの距離を決定する為に、シ
ーンは、一般に、光源から放射される光パルス列で照射される。列の中の放射さ
れた光パルス毎に、光パルスが放射された時刻からの正確に決められた遅延の後
、カメラはある期間、開の状態にゲート制御される(以下、“ゲート”と呼ぶ)
。シーン中の対象物で反射された光パルスからの光は、“ゲート”である間にカ
メラに達すると、カメラの感光面上に画像化される。光パルスを放射してから続
く“ゲート”までの経過時間は既知なので、光源からシーン中の反射の対象物に
進むのに及びカメラに戻るのに、画像化された光がかかる時間は既知である。経
過時間は、対象物までの距離を決定する為に用いられる。
【0005】 シーン上の面の反射率の相違を補正する為に、正規化の手順が実行される。非
ゲート制御の測定(又は“ゲート”が非常に長い測定)が行われる。非ゲート制
御測定において、画素に入った光の異なる量は、シーン上の面の反射率の違いを
示している。これらの値は、本当の奥行きの決定を提供する為に、ゲート制御さ
れた測定の補正に用いられる。
【0006】 これら3Dカメラのいくつかにおいて、カメラが開いた状態にゲート制御され
る間に画素に蓄積される光の量もまた、距離を決定する為に用いられる。 これら3Dカメラでなされる測定の精度は、光パルスの立上り及び立下り時間
、ゲート制御手段が如何に速くカメラを開閉するか、パルス幅、及び“ゲート”
期間の関数である。
【0007】 パルス化された照射源及びゲート制御画像化システムを使用する3Dカメラは
、“マルチ検出二次元測距センサの設計と開発(Design and Development of a
Multi-detecting two Dimensional Ranging Sensor)”, S.Christieその他, Me
asurement Science and Technology 6 (September 1995), page 1301-1308、及
び、“Range-gated Imaging for Near Field Target Identificatin”, Yatesそ
の他, SPIE Vol. 2869, p374-385に記述され、それらは参照によって本明細書に
組み込まれる。他の“ゲート制御された”3Dカメラは及びそれらの使用の例に
ついては、PCT公開WO97/01111, WO97/01112, 及びWO97/01113にみられ、それら
は参照によって本明細書に組み込まれる。
【0008】 3Dカメラでの使用に適した光シャッタは、PCT特許出願 PCT/IL98/00060に記
述され、その開示は参照によって本明細書に組み込まれる。 理想的には、長くて四角いパルスが望まれ、次に最も良いことは、速い立上り
で、速い立下りで、長い、平坦なレーザパルスである。しかし、利用できるレー
ザシステムの中で、準連続レーザのようないくつかのものは、遅い立上りで長い
レーザパルスを発生する。Qスイッチレーザのような、他のものは、速い立上り
及び速い立下りの非常に短いパルスを発生する。しかしながら、所望の速い立上
りで、速い立下りで、長い、平坦なレーザパルスは、どちらのシステムでも作る
ことができない。したがって、いくつかのパルス整形技術が必要になる。これら
測定システムに関し、パルスの平坦度は、距離測定の精度を決定する際に非常に
重要である。
【0009】 先行技術の調査からは、米国特許4,671,605、米国特許4,128,759、米国特許4,
053,763、米国特許4,976,518、及び記事“A Fiber-Optics Matched Delay Filte
r for RF Direction Finding,”, S.A.その他, Journal of Lightwave Technolo
gy, Vol. LT-3, No. 2., Apr., 1985、これら全てがフィルタリング及びパルス
整形の応用の為の複数の光ディレイラインの使用を取り扱うことを示している。
けれども、速い立上りで、速い立下りで、比較的長い、比較的平坦なレーザパル
スについてはどれも述べていない。このようなパルスを発生するシステムを持つ
ことは有利であろう。
【0010】 [発明の概要] 速い立上りで、速い立下りで、比較的長い、平坦なレーザパルスを提供するこ
とが、本発明のいくつかの側面の目的である。本発明の好ましい実施形態におい
て、パルスは、ゲート制御の三次元画像化システムで使用される。
【0011】 本発明のいくつかの好ましい実施形態の1つの側面において、速い立上りで、
速い立下りで、短いレーザパルスの連続の列が、速い立上りで、速い立下りで、
比較的長い、実質的に平坦なレーザパルスを形成する為に総合して足し合わされ
る。
【0012】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、光パルス伸張装置(optical
pulse stretcher)は、速い立ち上がり及び速い立下りのパルス(Qスイッチレ
ーザのような)レーザと、一連のディレイラインとを備える。好ましくは、一連
のディレイラインは、光ファイバから成るファイバ束を備え、それぞれの光ファ
イバは、特定のディレイラインを構成する。
【0013】 これら本発明の好ましい実施形態において、速い立上りで、速い立下りで、短
い、レーザ光の入力パルスは、ファイバ束を経由して伝送される。本発明のいく
つかの好ましい実施形態において、光ファイバは、等しい材料および屈折率から
成る。好ましくは、光ファイバは、連続的により大きな、等しい増分で増加する
長さを有する。したがって、それぞれのディレイラインを通過する進行時間は、
等しい量ずつの連続的な増加となる。結果として、速い立上りで、速い立下りで
、短い入力レーザパルスは、それらの間で等しい増分のディレイを持つ、速い立
上りで、速い立下りで、短いパルスの連続の列としてファイバ束内に存在する。
徐々に増えるディレイは、何分の1ナノセカンドのオーダーであることが好まし
い。
【0014】 光バンドルの形成の際、レーザに対する近接端と遠方端を持つ光ファイバは、
入力面を形成する為にそれらの近接端で整列される。当技術分野で知られる適切
な接着剤が、近接端を合わせて束ねる為に用いられるのが好ましい。入力面は、
その後高度に磨かれるのが好ましい。入力面は、当技術分野で知られる反射防止
コーティングでコーティングされるのが好ましい。
【0015】 光ファイバは、それらの遠方端で、第1の出力面を形成する為に並べられるの
が好ましい。適切な接着剤が、遠方端を合わせて束ねる為に使用されるのが好ま
しい。第1の出力面は、その後高度に磨かれるのが好ましい。第1の出力面は、
当技術分野で知られた反射防止コーティングでコーティングされるのが好ましい
【0016】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、比較的太い光ファイバが第1
の出力面に結合される。太い光ファイバは、近接端と遠方端からなる。近接端お
よび遠方端の面は、高度に磨かれ、反射防止コーティングでコーティングされる
のが好ましい。太い光ファイバは、コアと、クラッドと、ファーバー束の総合直
径とほぼ等しい直径を有する。遠方端で好ましくは磨かれコーティングされた面
は、第2の出力面を形成する。太い光ファイバの目的は、ファイバの空間的なオ
フセットの影響を最小にする為に、第1の出力面から発せられた短いパルスを混
合することである。
【0017】 代替として、当技術分野で知られるような、近接端と遠方端を有する、ビーム
径を減じる為のライトガイドが、その近接端で第1の出力面に結合される。ライ
トガイドは、その遠方端に出力面を備え、その出力面は第2の出力面を形成する
【0018】 代替として、単一のファイバを形成する為に、ファイバの個々のコアが遠方端
で溶け合わされ、その直径は徐々に減じられる。このことは様々なファイバから
の光を混合するのに有効である。
【0019】 代替として、第1の出力面に近接する光学系が、第1の出力面を出た短いパル
スの連続の列を1つの光ファイバ上に合焦させる。1つの光ファイバは、近接端
と遠方端とを備える。好ましくは、近接端および遠方端の面は、高度に磨かれ反
射防止コーティングでコーティングされる。遠方端で好ましくは磨かれコーティ
ングされた面は、第2の出力面を形成する。
【0020】 好ましくは、第2の出力面に近接するコリメータ(エキスパンダ)が、コリメ
ータの軸に平行な第2の出力面を出た短いパルスの連続の列を実質的に整列させ
る。実質上、短いパルスの連続の列は、長いパルスを形成する。短いパルスは、
速い立上り及び速い立下りなので、長いパルスは同様に速い立上りおよび速い立
下りである。レーザ装置から出て来た短い入力パルスについて、及び、コリメー
タを出た長いパルスについての立上り時間の傾きは、ファイバ散乱による時間の
分散を除いて、実質的には同じである。なお、光ファイバは比較的短いので、光
ファイバ内でのパルス散乱は無視できる。
【0021】 本発明の好ましい実施形態において、出力部における構造と類似する構造が、
入力部でも提供される。このような入力“連結器”を提供する理由は、ファイバ
が均一に照射されるように光を混合する為であることが理解されるべきである。
【0022】 なお、ファイバ束の遠方端での短いパルス間での増加のディレイのために、長
いパルスは、時間的性質を異にする。しかしながら、このことは、ゲート制御さ
れる、この発明の背景に記述されるタイプの三次元画像化においての、長いパル
スの使用について取るに足らない。
【0023】 上記の記載が、1つの速い立上りで、速い立下りで、短い入力パルスからの1
つの長いパルスの生成に関連する一方、レーザ装置が、速い立上りで、速い立下
りで、短い入力パルスのパルス列を発するので、速い立上りで、速い立下りで、
長いパルスの列が発生されることが理解されるべきである。 好ましくは、ゲート制御の三次元画像化のために、照射すべき対象物はレーザ
装置に対してコリメータの向こうに配置される。
【0024】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、エキスパンダがまた、レーザ
装置と入力面の間に配置される。このことは、短い入力パルスが、ファイバ束の
総合の直径よりも小さいビーム径を持つ場合に要求されても良い。
【0025】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、ファイバ束内の光ファイバは
等しい長さか成り、同時に、それらの屈折率の増加の変化は、所望の等しい増加
のディレイを生ずる。この効果は、好ましくは、光ファイバ間の徐々に増える長
さの増加の代わりに提供される。代替として、所望の等しい増加のディレイは、
徐々に増える長さの増加と、光ファイバの屈折率の増加の変化とのコンビネーシ
ョンによって達成される。
【0026】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、入力ビームの空間的オフセッ
ト及び(又は)非均一性の影響を均一化する為に、それぞれのディレイラインが
複数の光ファイバから作られる。好ましくは、それぞれのディレイラインの光フ
ァイバは、ビームの非均一性の影響を均一化する様に、入力面近辺に分布される
。好ましくは、それぞれのディレイラインの光ファイバは、種々の遅延されたビ
ームの空間的なオフセットを均一化するように、第1の出力面近辺に分布される
【0027】 短い入力パルスは、それに関する断面の輝度特性を有する。好ましくは、それ
ぞれのディレイラインの複数の光ファイバは、輝度特性を補正する為にも用いら
れる。入力面は、中心円と1以上の周辺リングに分割されるのが好ましい。所定
の遅延時間を持つそれぞれのディレイラインからの光ファイバは、中心円の範囲
内およびそれぞれの周辺リングの範囲内に均一に分布される。好ましくは、同様
のやり方で、第1の出力面が、中心円と1以上の周辺リングに分割される。それ
ぞれのディレイラインの光ファイバは、中心円の範囲内及びそれぞれの周辺リン
グの範囲内に均一に分布される。
【0028】 本発明のいくつかの好ましい実施形態において、光パルス伸張装置は、好まし
くは並んで配置される、複数の速い立上りで、速い立下りで、短いパルスのレー
ザ装置(ダイオードレーザやアクティブQスイッチレーザなど)を備える。レー
ザ装置は、パルスの平坦度に影響を及ぼすので、非常に近い特性であるのが好ま
しい。トリガ回路は、それぞれのレーザ装置が実質的に同じ振幅で同じパルス幅
を持つパルスを放射するような連続のやり方でレーザ装置を起動させる。この場
合に、その連続における1つのレーザ装置の起動と次のレーザ装置の起動の間の
経過時間は、実質的にはパルス幅よりも小さい。好ましくはレーザ装置は、近接
端と遠方端とを有する1つの光ファイバに接続される。好ましくは、近接端およ
び遠方端の面は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーティングされる。こ
こで、近接端は、入力面を形成し、遠方端は出力面を形成する。レーザ装置と光
ファイバの結合は、短いレーザパルスを入力面上に合焦させるフォーカシングレ
ンズによって達成されるのが好ましい。出力面と照射すべき対象物の間のコリメ
ータ(エキスパンダ)は、遠方端でレーザ光を整列させ、それによって1つのレ
ーザ光の長いパルスを形成する。
【0029】 したがって、本発明の好ましい実施形態によって提供されるのは、少なくとも
1つの速い立上りで、速い立下りで、短いレーザ光の入力パルスから、速い立上
りで、速い立下りで、比較的長いレーザ光パルスを発生させる方法であって、 パルス間にパルス幅よりもはるかに小さい実質的に一定の時間シフトを伴う、
類似の振幅およびパルス幅からなる複数の短いレーザパルスを提供することと、 前記時間シフトされたレーザパルスを合わせ、実質的に平坦で、速い立上り及
び立下り時間を有する1つの長いパルスにすることと、を含む。
【0030】 本発明の好ましい実施形態において、提供することは、 1つの短いパルスを提供することと、 該1つの短いパルスから、同時発生の実質的に等しい振幅の複数のパルスを発
生させることと、 前記短い入力パルスの実質的に等しい部分を、等しい時間増分だけ遅延させる
ことと、を含む。
【0031】 好ましくは、遅延させることは、前記等しい部分を、光ファイバから成るディ
レイラインを通過させることを含む。 本発明の好ましい実施形態において、前記方法は、前記ディレイラインを、そ
れらの間で等しい増分のディレイを持たせて構成することを含む。前記方法は、
1つの光ファイバからそれぞれのディレイラインを構成することを含むのが好ま
しい。
【0032】 前記光ファイバはそれぞれ、前記短い入力パルスで照射される近接端と、遠方
端とを有する、本発明の好ましい実施形態において、前記方法は、 入力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの近接端で並べることと、 第1の出力面を形成する為に前記光ファイバを遠方端で並べることと、を含む
。 それについての好ましい実施形態において、前記方法は、それぞれのディレイ
ラインを同一の光ファイバの集まりからつくること、を含む。好ましくは、前記
光ファイバはそれぞれ、前記短い入力パルスで照射される近接端と、遠方端とを
有し、前記方法は、 入力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの近接端で並べることと、 第1の出力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの遠方端で並べることと
、を含む。
【0033】 好ましくは、前記入力面を形成する為に前記ファイバをそれらの近接端で並べ
ることは、前記それぞれのディレイラインの光ファイバを、前記入力面近辺に均
一に分布させることを含む。好ましくは、前記光ファイバを前記入力面近辺に均
一に分布させることは、 前記入力面を中心円と1以上の周辺リングとに分割することと、 前記ぞれぞれのディレイラインからの光ファイバを、前記中心円の範囲内およ
び前記周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布させることと、を含む。
【0034】 好ましくは、第1の出力面を形成する為に前記ファイバをそれらの遠方端で並
べることは、前記それぞれのディレイラインの光ファイバを前記第1の出力面の
近辺で実質的に均一に分布させることを含む。好ましくは、前記光ファイバを前
記第1の出力面の近辺で実質的に均一に分布させることは、 前記第1の出力面を中心円と1以上の周辺リングとに分割することと、 前記それぞれのディレイラインの光ファイバを前記中心円の範囲内およびそれ
ぞれの周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布させることと、を含む。
【0035】 それについての好ましい実施形態において、前記方法は、 前記光ファイバをそれらの近接端で共に結合することと、 前記光ファイバをそれらの遠方端で共に結合することと、 前記入力面及び第1の出力面を磨くことと、を含む。
【0036】 本発明の好ましい実施形態において、結合することは、1つのファイバを形成
する為に、前記光ファイバを前記遠方端および前記近接端の少なくともいずれか
一方で溶かすことを含む。その方法は、前記溶かされたファイバの直径を減少さ
せることも含むことが好ましい。好ましくは、前記方法は、前記入力面および第
1の出力面を反射防止コーティングでコーティングすること、を含む。
【0037】 前記レーザ装置が径を有するビームを発生する、本発明の好ましい実施形態に
おいて、前記方法は、 前記レーザ装置のビーム径を、前記入力面の径と実質的に等しくなるように拡
張することと、 前記拡張されたレーザビームを、前記入力面で前記光ファイバに結合させるこ
とと、を含む。好ましくは、前記合わせることは、前記レーザ光が第2の出力面
から比較的均一のビームとして出るように、前記レーザ光を第1と前記第2の出
力面の間で混合することを含む。前記合わせることは、出力面を発した光から平
行ビームを作ることをも含むことが好ましい。
【0038】 本発明の好ましい実施形態によれば、前記発生させることは、 複数の、速い立上りで、速い立下りで、短いパルスのレーザ装置を提供するこ
とと、 前記複数の短いパルスを発生する為に、前記レーザ装置を順次起動することと
、を含む。 好ましくは、前記起動することは、1つのレーザ装置の起動と別のレーザ装置
の起動の間で、前記パルスの時間限度よりも小さい経過時間を伴って、前記複数
のレーザ装置に順次駆動電圧を印加することを含む。 好ましくは、前記合わせることは、光伝送ラインの入力部上に全ての入力レー
ザパルスを合焦させることを含む。好ましくは、前記方法は、前記光伝送ライン
に存在するレーザ光を平行光にすることを含む。
【0039】 前記光伝送ラインが、近接の入力の端部と、遠方の出力の端部とを有する光フ
ァイバである、本発明の好ましい実施形態において、前記方法は、 前記光ファイバの近接及び遠方端を磨くことと、 前記光ファイバの前記近接及び遠方端を反射防止コーティングでコーティング
することと、を含む。 本発明の好ましい実施形態において、前記複数のパルスは、幾何学的に間隔を
置いて離れている。
【0040】 本発明の好ましい実施形態によってさらに提供されるのは、速い立上がり及び
立下り時間を有する実質的に平坦なレーザパルスを発生する為の装置であって、 パルス間にパルス幅よりもはるかに小さな時間シフトを伴う、類似の振幅及び
パルス幅からなる短いレーザパルスの発生源と、 前記時間シフトされたレーザパルスを受け、それらを合わせ1つの長いパルス
にする光加算器と、を備える。
【0041】 好ましくは、前記発生源は、 速い立上がりで、速い立下りで、短いレーザ光のパルスを発生するレーザ装置
と、 光ファイバから成り、それぞれの光ファイバが前記レーザ光によって照射され
る近接端と、遠方端とを有する、複数のディレイラインとを備え、前記ディレイ
ラインは前記レーザパルスの実質的に同じ部分を異なる遅延時間だけ遅延させ、
該遅延時間は等しい増分づつ異なっている。
【0042】 本発明の好ましい実施形態において、それぞれのディレイラインは、1つの
光ファイバから構成される。 本発明の好ましい実施形態において、前記光ファイバは、入力面を形成する
為にそれらの近接端で並べられ、 前記光ファイバは、第1の出力面を形成する為にそれらの遠方端で並べられる
【0043】 本発明の好ましい実施形態において、それぞれのディレイラインは、同一の光
ファイバの集まりから構成される。 本発明の好ましい実施形態において、前記光ファイバは、入力面を形成する為
にそれらの近接端で並べられ、 前記光ファイバは、第1の出力面を形成する為にそれらの遠方端で並べられる
【0044】 好ましくは、前記光ファイバは、それぞれのディレイラインの光ファイバが前
記入力面の近辺で実質的に均一に分布されるように、それらの近接端で並べられ
る。好ましくは、前記入力面は、中心円と1以上の周辺リングとに分割され、そ
れぞれのディレイラインからの光ファイバは、前記中心円の範囲内及び前記周辺
リングの範囲内に実質的に均一に分布される。
【0045】 好ましくは、前記光ファイバは、それらの遠方端において、それぞれのディレ
イラインからの光ファイバが前記第1の出力面の近辺で実質的に均一に分布され
るように整列される。好ましくは、前記第1の出力面は、中心円と1以上の周辺
リングに分割され、それぞれのディレイラインからの光ファイバは、前記中心円
の範囲内及び前記周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布される。
【0046】 好ましくは、前記光ファイバの前記近接端は共に結合され、前記光ファイバの
遠方端は共に結合され、前記入力及び第1の出力面は磨かれる。 好ましくは、前記光ファイバは、1つの光ファイバを形成する為に前記遠方端
及び前記近接端の少なくともいずれか一方で溶かされる。前記溶けたファイバの
径は、前記個々のファイバから離れるにしたがい次第に減じられることが好まし
い。前記入力及び第1の出力面は、反射防止コーティングでコーティングされる
ことが好ましい。 前記レーザ装置と前記入力面との間にコリメータが配置されることが好ましい
【0047】 本発明の好ましい実施形態において、当技術分野で知られる、ビーム径を減じ
る為のライトガイドが前記第1の出力面に結合され、該ライトガイドは、第2の
出力面を形成する遠方の面を備える。 好ましくは、近接側の面及び遠方側の面を備え、前記第1の出力面の径に実質
的に等しい径を有する、比較的太い光ファイバが、前記第1の出力面に結合され
、その遠方側の面は第2の出力面を形成する。
【0048】 好ましくは、前記第1の出力面に結合されたレンズシステムが、前記第1の出
力面を出た光を、近接側の面及び遠方の面を有する1つの光ファイバ上に合焦さ
せ、前記遠方側の面は第2の出力面を形成する。 コリメータ(エキスパンダ)レンズシステムが、出力面と照明されるべき対象
物との間に配置されることが好ましい。 前記ディレイラインは、異なる長さを有することが好ましい。代替として又は
追加として、前記ディレイラインは、異なる光の速度を有する。
【0049】 本発明の好ましい実施形態において、前記発生源は、 類似の特性を有する、複数の、速い立上がりで、速い立下りで、短いパルスの
レーザ装置と、 それぞれが実質的に同一のパルス幅を有するパルスを発するように、前記レー
ザ装置を連続して起動させる起動回路とを備え、前記連続における1つのレーザ
装置の起動と次のレーザ装置の起動の間の経過時間は、前記パルス幅よりもかな
り小さい。 好ましくは、前記加算器は、近接の入力の端部で前記レーザパルスが結合され
る光ファイバと遠方端とを備える。好ましくは、前記遠方及び近接端で表面をな
す光ファイバは、高度に磨かれ、反射防止コーティングでコーティングされる。
【0050】 本発明の好ましい実施形態において、前記装置は、前記複数のレーザパルスを
受けそれらを前記加算器の入力部に合焦させる、前記レーザ装置と前記加算器と
の間に配置される焦点調節レンズを含む。好ましくは、前記装置は、前記加算器
の出力と、前記レーザ光によって照射されるべき対象物との間に配置されるコリ
メータを含む。 前記複数のパルスは、互いに幾何学的に間隔を置かれることが好ましい。
【0051】
【発明の実施の形態】
図1を参照する。図1は、本発明のいくつかの好ましい実施形態による、光パ
ルス伸張装置10を模式的に表す。これらの好ましい実施形態において、光パル
ス伸張装置10は、好ましくはQスイッチレーザであるレーザ装置20と、光フ
ァイバ35のファイバ束30と、ライトガイド40と、コリメータ60とを備え
る。
【0052】 本発明の好ましい実施形態によれば、速い立上りで、速い立下りで、短いレー
ザ光の入力パルスが、レーザ装置20から放射され、ファイバ束30の光ファイ
バ35を経由して伝送される。本発明の好ましい実施形態において、光ファイバ
35は、同一の材料及び屈折率から成る。好ましくは、光ファイバ35は、等し
い増分の刻みで長さが順次異なっている。したがって、それぞれの光ファイバ3
5を通っての進行時間は、等しい量ずつ連続的に大きくなる。結果として、速い
立上りで、速い立下りで、短い入力パルスは、それらの間で等しい増加のディレ
イを伴いつつ、速い立上りで、速い立下りで、短いパルスの連続の列50として
、ファイバ束30に存在する。増加のディレイは、何分の1ナノセカンドのオー
ダーであるのが好ましい。
【0053】 ファーバー束30の形成において、レーザ装置に対する近接端32を有する光
ファイバ35は、近接端32において入力パルスに直交する入力面34に沿って
整列される。好ましくは、当技術分野で知れられる、ある適切な材料の接着剤3
7が、近接端32を合わせて束ねる為に用いられる。入力面34は、高度に磨か
れ、当技術分野で知られる反射防止コーティングでコーティングされるのが好ま
しい。
【0054】 同様の方法で、光ファイバ35の遠方端36が、第1の出力面38で整列され
るのが好ましい。接着剤37が、遠方端36を合わせて束ねる為に用いられるの
が好ましい。第1の出力面38は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーテ
ィングされるのが好ましい。ファイバは、密接に(表現の明確化のためにその間
隔が広げられた図に示されるものでない様に)束ねられるのが好ましい。
【0055】 当技術分野で知られる、近接端42を有する、ビーム径を減じる為のライトガ
イド40が、ファイバ束30の第1の出力面38に結合される。好ましくは、ラ
イトガイド40は、遠方端44と、第2の出力面46を形成する出力面とを備え
る。ライトガイド40の目的は、第1の出力面38を発した短いパルスの連続列
50を混合すること、及び空間的なオフセットを最小にすることである。この混
合器は、図1に示すように円錐形のライトガイドを結合することによって、又は
、ファイバのコアを溶かし、好ましくは結果として生ずる1つのファイバの径を
徐々に減少させることにより形成することができる。
【0056】 本発明の好ましい実施形態において、出力部で提供されるものと類似の構造が
、入力部で提供される。このことは、入力ビームがレーザ装置のモードに依存し
て断面上で輝度の変動を持ち得ることを考慮して、ファイバ上での光の分布を均
一にするのに役立つ。
【0057】 好ましくは、コリメータ60が、第2の出力面46に平行に、第2の出力面
46に近接して配置される。コリメータ60を通過する短いパルスの連続列50
は、平行化された長いパルス70として存在する。長いパルス70は、速い立上
りで、速い立下りで、短いパルスから構成されるので、それはまた、速い立上り
で、速い立下りである。一般に、第2の出力面46を発した連続列50のそれぞ
れの短いパルス毎の、レーザ装置を発した短い入力パルスについての立上り時間
の傾きと、コリメータから発した長いパルス70についての立上り時間の傾きは
、実質的に同一である。
【0058】 なお、長いパルスのパルス幅と短いパルス間の増加のディレイとの間には密接
な関係がある。
【0059】 また、連続列50における短いパルス間の増加のディレイから、長いパルス7
0は時間的性質を異にする。しかしこのことは、上記参照のゲート制御の三次元
画像化システムにおける長いパルスの使用に関して取るに足らない。
【0060】 上述の記載が、速い立上りで、速い立下りの入力パルスの発生に関連する一方
で、レーザ装置20は、速い立上りで、速い立下りの、短いパルスを時間の経過
と共に発するので、ここに記述される好ましい実施形態は、速い立上りで、速い
立下りの、長いパルスを時間の経過と共に発するであろうことが理解される。
【0061】 好ましくは、ゲート制御の三次元画像化のために照明されるべき対象物は、コ
リメータ60から少しの距離にあるポイント80に配置される。
【0062】 図2を参照する。図2は、本発明の好ましい実施形態による、速い立上りで、
速い立下りで、長い、平坦なパルス70の理論的なグラフである。図は、それら
の間で等しい増加の長さの刻み299.7mmを伴う、6つのディレイラインの好まし
い実施形態を表す。したがって、短いパルスの連続列50は、6つの短いパルス
から成る。図が示すように、短いパルスは、長いパルス70が平坦域を持つよう
に、等しい間隔で間を置くことが望まれる。長いパルス70の立上り時間の傾き
は、連続列50の短いパルスの立上り時間の傾きと実質的に等しいことに留意す
べきである。図2に示される好ましい実施形態において、短い入力パルスの最高
値の全幅(FWMH)値は、1ナノセカンドである。ディレイライン間の増加のディ
レイは、0.666ナノセカンドである。結果として生ずる長いパルス70の立上り
時間は、0.966である。結果として生ずる長いパルス70のFWMHは、5.533nsecで
ある。もし理論値であれば、リップルは7.784×10−5であり非常に小さい。図
が示すように、わずか6つのファイバを用い、小さなリップルを伴う比較的平坦
な上部を実現することが可能である。6つのディレイラインの同じ物理的な構造
が、より小さなFWMHであるが、僅かに速い立上り及び立下り時間を伴う長いパル
スを発生する為に使用され得る。逆に、6つのディレイラインの同じ物理的な構
造は、より大きなFWMHであるが、遅い立上り及び遅い立下り時間を伴う長いパル
スを発生する為に使用され得る。
【0063】 図3を参照する。図3は、本発明の好ましい実施形態による、速い立上りで、
速い立下りで、長い、平坦なパルス70の理論的なグラフである。図は、それぞ
れの1つの光ファイバがそれらの間で等しい増加の長さの刻み58.5mmを持つ、4
1個のディレイラインの好ましい実施形態を表す。したがって、短いパルスの連
続列50は、41個の短いパルスから成る。図3の本発明の好ましい実施形態に
おいて、短い入力パルスのFWMH値は、0.2ナノセカンドである。ディレイライン
間の増加のディレイは、0.13nsecである。結果として生じる長いパルス70の立
上り時間は、0.195である。結果として生じる長いパルス70のFWMHは、5.33nse
cである。リップル値は、8.931×10−5である。再び、同一の物理的な構成が、
より長く又はより短いFWMHの長いパルスのために用いられ得る。しかしながら、
このことは、他の関連したパラメータに影響を及ぼすであろう。
【0064】 上述の例から本発明は、ディレイラインの数、それらの増加のディレイ、及び
入力パルスのパルス幅を変えることによって、広い範囲のパルス幅及び他の特性
を満たすべく、早い立上がり及び立下り時間を有する比較的長いパルスを発生す
ることに利用できることが理解されるべきである。
【0065】 図2と図3の比較から、より大きな数のディレイライン、それらの間のより小
さな増加のディレイ、及び短い入力パルスのより小さなFWHMの値によって、結果
の長いパルスはより早い立上り及び立下りを持つであろうことに気付く。
【0066】 図4を参照する。図4は、本発明の他のいくつかの好ましい実施形態による、
光パルス伸張装置を模式的に表す。これらの好ましい実施形態において、光パル
ス伸張装置100は、好ましくは非常に似た特性の、近接して配置された、複数
の、速い立上りで、速い立下りで、短いパルスのレーザ装置110を備える。好
ましくは、トリガ回路80は、それぞれのレーザ装置が実質的に同一の振幅及び
パルス幅を有するパルスを発するような連続の方法でレーザ装置を起動させる。
ここで、連続における1つのレーザ装置の起動と次のレーザ装置の起動との間の
経過時間は、パルス幅よりもかなり小さい。好ましくは、レーザ装置110は、
近接端130と遠方端140を有する1つの光ファイバ120に結合される。好
ましくは、近接端130での面は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーテ
ィングされる。ここで、近接面は入力面135を形成する。好ましくは、遠方端
の面は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーティングされる。ここで、遠
方面は出力面145を形成する。レーザ装置110の光ファイバ120への結合
は、短いレーザパルスを入力面135に合焦させるフォーカシングレンズ115
で実現されるのが好ましい。出力面145と照明されるべき対象物160の間の
コリメータ150は、出力面145を発したレーザ光を整列させ、それによりレ
ーザ光の長いパルス170を形成する。
【0067】 本発明は、例証によって提供され、発明の範囲を限定することを意図するもの
で無い、それらの好ましい実施形態の非限定の詳細な記述を用いて述べられてき
た。記述された実施形態の変形を、当業者は思い付くであろう。さらに、“成る
、備える、含む(comprising, comprise including, include)”などの用語は、
特許請求の範囲に用いられるとき、“非限定的に含んでいる”ということを意味
する。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態による、光パルス伸張装置の模式的な図である。
【図2】 本発明の好ましい実施形態にしたがう光パルス伸張装置によって生成された、
速い立上がりで、長く、平坦なレーザパルスのグラフである。
【図3】 ファイバ束がそれぞれ1つの光ファイバからなる41本のディレイラインから
構成される場合の、本発明の好ましい実施形態にしたがう光パルス伸張装置によ
って生成された、速い立上がりで、速い立下りで、長く、平坦なレーザパルスの
グラフである。
【図4】 本発明のもう1つの好ましい実施形態による、光パルス伸張装置の模式的な図
である。
【符号の説明】
10 光パルス伸張装置 20 レーザ装置 30 ファイバ束 32 近接端 34 入力面 35 光ファイバ 36 遠方端 38 第1の出力面 40 ライトガイド 46 第2の出力面 60 コリメータ 115 焦点調節レンズ 150 コリメータ 180 トリガ回路
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月18日(2000.9.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】 好ましくは、コリメータ60が、第2の出力面46に平行に、第2の出力面
46に近接して配置される。コリメータ60を通過する短いパルスの連続列50
は、平行化された長いパルス70として存在する。長いパルス70は、速い立上
りで、速い立下りで、短いパルスから構成されるので、それはまた、速い立上り
で、速い立下りである。一般に、第2の出力面46を発した連続列50のそれぞ
れのショートパルス毎の、レーザ装置を発した短い入力パルスについての立上り
時間の傾きと、コリメータから発した長いパルス70についての立上り時間の傾
きは、実質的に同一である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】 なお、長いパルスのパルス幅と短いパルス間の増加のディレイとの間には密接
な関係がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】 また、連続列50における短いパルス間の増加のディレイから、長いパルス7
0は時間的性質を異にする。しかしこのことは、上記参照のゲート制御の三次元
画像化システムにおける長いパルスの使用に関して取るに足らない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】 上述の記載が、速い立上りで、速い立下りの入力パルスの発生に関連する一方
で、レーザ装置20は、速い立上りで、速い立下りの、短いパルスを時間の経過
と共に発するので、ここに記述される好ましい実施形態は、速い立上りで、速い
立下りの、長いパルスを時間の経過と共に発するであろうことが理解される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】 好ましくは、ゲート制御の三次元画像化のために照明されるべき対象物は、コ
リメータ60から少しの距離にあるポイント80に配置される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】 図2を参照する。図2は、本発明の好ましい実施形態による、速い立上りで、
速い立下りで、長い、平坦なパルス70の理論的なグラフである。図は、それら
の間で等しい増加の長さの刻み299.7mmを伴う、6つのディレイラインの好まし
い実施形態を表す。したがって、短いパルスの連続列50は、6つの短いパルス
から成る。図が示すように、短いパルスは、長いパルス70が平坦域を持つよう
に、等しい間隔で間を置くことが望まれる。長いパルス70の立上り時間の傾き
は、連続列50の短いパルスの立上り時間の傾きと実質的に等しいことに留意す
べきである。図2に示される好ましい実施形態において、短い入力パルスの半値
全幅(FWHM)値は、1ナノセカンドである。ディレイライン間の増加のディレイ
は、0.666ナノセカンドである。結果として生ずる長いパルス70の立上り時間
は、0.966である。結果として生ずる長いパルス70のFWHMは、5.533nsecである
。もし理論値であれば、リップルは7.784×10−5であり非常に小さい。図が示
すように、わずか6つのファイバを用い、小さなリップルを伴う比較的平坦な上
部を実現することが可能である。6つのディレイラインの同じ物理的な構造が、
より小さなFWHMであるが、僅かに速い立上り及び立下り時間を伴う長いパルスを
発生する為に使用され得る。逆に、6つのディレイラインの同じ物理的な構造は
、より大きなFWHMであるが、遅い立上り及び遅い立下り時間を伴う長いパルスを
発生する為に使用され得る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】 図3を参照する。図3は、本発明の好ましい実施形態による、速い立上りで、
速い立下りで、長い、平坦なパルス70の理論的なグラフである。図は、それぞ
れの1つの光ファイバがそれらの間で等しい増加の長さの刻み58.5mmを持つ、4
1個のディレイラインの好ましい実施形態を表す。したがって、短いパルスの連
続列50は、41個の短いパルスから成る。図3の本発明の好ましい実施形態に
おいて、短い入力パルスのFWHM値は、0.2ナノセカンドである。ディレイライン
間の増加のディレイは、0.13nsecである。結果として生じる長いパルス70の立
上り時間は、0.195である。結果として生じる長いパルス70のFWHMは、5.33nse
cである。リップル値は、8.931×10−5である。再び、同一の物理的な構成が、
より長く又はより短いFWHMの長いパルスのために用いられ得る。しかしながら、
このことは、他の関連したパラメータに影響を及ぼすであろう。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】 上述の例から本発明は、ディレイラインの数、それらの増加のディレイ、及び
入力パルスのパルス幅を変えることによって、広い範囲のパルス幅及び他の特性
を満たすべく、早い立上がり及び立下り時間を有する比較的長いパルスを発生す
ることに利用できることが理解されるべきである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】 図2と図3の比較から、より大きな数のディレイライン、それらの間のより小
さな増加のディレイ、及び短い入力パルスのより小さなFWHMの値によって、結果
の長いパルスはより早い立上り及び立下りを持つであろうことに気付く。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】 図4を参照する。図4は、本発明の他のいくつかの好ましい実施形態による、
光パルス伸張装置を模式的に表す。これらの好ましい実施形態において、光パル
ス伸張装置100は、好ましくは非常に似た特性の、近接して配置された、複数
の、速い立上りで、速い立下りで、短いパルスのレーザ装置110を備える。好
ましくは、トリガ回路80は、それぞれのレーザ装置が実質的に同一の振幅及び
パルス幅を有するパルスを発するような連続の方法でレーザ装置を起動させる。
ここで、連続における1つのレーザ装置の起動と次のレーザ装置の起動との間の
経過時間は、パルス幅よりもかなり小さい。好ましくは、レーザ装置110は、
近接端130と遠方端140を有する1つの光ファイバ120に結合される。好
ましくは、近接端130での面は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーテ
ィングされる。ここで、近接面は入力面135を形成する。好ましくは、遠方端
の面は、高度に磨かれ反射防止コーティングでコーティングされる。ここで、遠
方面は出力面145を形成する。レーザ装置110の光ファイバ120への結合
は、短いレーザパルスを入力面135に合焦させるフォーカシングレンズ115
で実現されるのが好ましい。出力面145と照射されるべき対象物160の間の
コリメータ150は、出力面145を発したレーザ光を整列させ、それによりレ
ーザ光の長いパルス170を形成する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】 本発明は、例証によって提供され、発明の範囲を限定することを意図するもの
で無い、それらの好ましい実施形態の非限定の詳細な記述を用いて述べられてき
た。記述された実施形態の変形を、当業者は思い付くであろう。さらに、“成る
、備える、含む(comprising, comprise including, include)”などの用語は
、特許請求の範囲に用いられるとき、“非限定的に含んでいる”ということを意
味する。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 2H046 AA03 AA21 AA43 AA45 AD09 5F072 JJ20 KK26 KK30 MM07 SS06 YY20

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの速い立上りで、速い立下りで、短いレーザ
    光の入力パルスから、速い立上りで、速い立下りで、比較的長いレーザ光パルス
    を発生させる方法であって、 パルス間にパルス幅よりもはるかに小さい実質的に一定の時間シフトを伴う、
    類似の振幅およびパルス幅からなる複数の短いレーザパルスを提供することと、 前記時間シフトされたレーザパルスを合わせ、実質的に平坦で、速い立上り及
    び立下り時間を有する1つの長いパルスにすることと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記提供することは、 1つの短いパルスを提供することと、 該1つの短いパルスから、同時発生の実質的に等しい振幅の複数のパルスを発
    生させることと、 前記短い入力パルスの実質的に等しい部分を、等しい時間増分だけ遅延させる
    ことと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記遅延させることは、 前記等しい部分を、光ファイバから成るディレイラインを通過させることを含
    むこと、を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ディレイラインを、それらの間で等しい増分のディレイ
    を持たせて構成すること、をさらに含むこと特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 1つの光ファイバからそれぞれのディレイラインを構成する
    こと、をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバはそれぞれ、前記短い入力パルスで照射され
    る近接端と、遠方端とを有し、 入力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの近接端で並べることと、 第1の出力面を形成する為に前記光ファイバを遠方端で並べることと、 をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 それぞれのディレイラインを同一の光ファイバの集まりから
    つくること、をさらに含むこと特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバはそれぞれ、前記短い入力パルスで照射され
    る近接端と、遠方端とを有し、 入力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの近接端で並べることと、 第1の出力面を形成する為に前記光ファイバをそれらの遠方端で並べることと
    、 をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記入力面を形成する為に前記ファイバをそれらの近接端で
    並べることは、前記それぞれのディレイラインの光ファイバを、前記入力面近辺
    に均一に分布させることを含むこと、を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバを前記入力面近辺に均一に分布させること
    は、 前記入力面を中心円と1以上の周辺リングとに分割することと、 前記ぞれぞれのディレイラインからの光ファイバを、前記中心円の範囲内およ
    び前記周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布させることと、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 第1の出力面を形成する為に前記ファイバをそれらの遠方
    端で並べることは、前記それぞれのディレイラインの光ファイバを前記第1の出
    力面の近辺で実質的に均一に分布させることを含むこと、を特徴とする請求項8
    から請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記光ファイバを前記第1の出力面の近辺で実質的に均一
    に分布させることは、 前記第1の出力面を中心円と1以上の周辺リングとに分割することと、 前記それぞれのディレイラインの光ファイバを前記中心円の範囲内およびそれ
    ぞれの周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布させることと、 を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記光ファイバをそれらの近接端で共に結合することと、 前記光ファイバをそれらの遠方端で共に結合することと、 前記入力面及び第1の出力面を磨くことと、 をさらに含むことを特徴とする請求項6、又は、請求項8から請求項12のい
    ずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 結合することは、1つのファイバを形成する為に、前記光
    ファイバを前記遠方端および前記近接端の少なくともいずれか一方で溶かすこと
    を含むこと、を特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記溶かされたファイバの直径を減少させること、をさら
    に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記入力面および第1の出力面を反射防止コーティングで
    コーティングすること、をさらに含むことを特徴とする請求項6、又は、請求項
    8から請求項15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記レーザ装置は、径を有するビームを発生し、 前記レーザ装置のビーム径を、前記入力面の径と実質的に等しくなるように拡
    張することと、 前記拡張されたレーザビームを、前記入力面で前記光ファイバに結合させるこ
    とと、 をさらに含むことを特徴とする請求項6、又は、請求項8から請求項16のい
    ずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記合わせることは、前記レーザ光が第2の出力面から比
    較的均一のビームとして出るように、前記レーザ光を第1と前記第2の出力面の
    間で混合することを含むこと、を特徴とする請求項6、又は、請求項8から請求
    項17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記合わせることは、出力面を発した光から平行ビームを
    作ることをも含むこと、を特徴とする請求項6、又は、請求項8から請求項18
    のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記発生させることは、 複数の、速い立上りで、速い立下りで、短いパルスのレーザ装置を提供するこ
    とと、 前記複数の短いパルスを発生する為に、前記レーザ装置を順次起動することと
    、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記起動することは、1つのレーザ装置の起動と別のレー
    ザ装置の起動の間で、前記パルスの時間限度よりも小さい経過時間を伴って、前
    記複数のレーザ装置に順次駆動電圧を印加することを含むこと、を特徴とする請
    求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記合わせることは、光伝送ラインの入力部上に全ての入
    力レーザパルスを合焦させることを含むこと、を特徴とする請求項20又は請求
    項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記光伝送ラインに存在するレーザ光を平行光にすること
    をさらに含むこと、を特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記光伝送ラインは、近接の入力の端部と、遠方の出力の
    端部とを有する光ファイバであり、 前記光ファイバの近接及び遠方端を磨くことと、 前記光ファイバの前記近接及び遠方端を反射防止コーティングでコーティング
    することと、 をさらに含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記複数のパルスは、幾何学的に間隔を置いて離れている
    こと、を特徴とする請求項1から請求項24のいずれかに記載の方法。
  26. 【請求項26】 速い立上がり及び立下り時間を有する実質的に平坦なレー
    ザパルスを発生する為の装置であって、 パルス間にパルス幅よりもはるかに小さな時間シフトを伴う、類似の振幅及び
    パルス幅からなる短いレーザパルスの発生源と、 前記時間シフトされたレーザパルスを受け、それらを合わせ1つの長いパルス
    にする光加算器と、 を備えることを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 前記発生源は、 速い立上がりで、速い立下りで、短いレーザ光のパルスを発生するレーザ装置
    と、 光ファイバから成り、それぞれの光ファイバが前記レーザ光によって照射され
    る近接端と、遠方端とを有する、複数のディレイラインとを備え、 前記ディレイラインは前記レーザパルスの実質的に同じ部分を異なる遅延時間
    だけ遅延させ、該遅延時間は等しい増分づつ異なっていること、 を特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 それぞれのディレイラインは、1つの光ファイバから構成
    されること、を特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記光ファイバは、入力面を形成する為にそれらの近接端
    で並べられ、 前記光ファイバは、第1の出力面を形成する為にそれらの遠方端で並べられる
    こと、 を特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 それぞれのディレイラインは、同一の光ファイバの集まり
    から構成されること、を特徴とする請求項27に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記光ファイバは、入力面を形成する為にそれらの近接端
    で並べられ、 前記光ファイバは、第1の出力面を形成する為にそれらの遠方端で並べられる
    こと、 を特徴とする請求項30に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記光ファイバは、それぞれのディレイラインの光ファイ
    バが前記入力面の近辺で実質的に均一に分布されるように、それらの近接端で並
    べられること、を特徴とする請求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記入力面は、中心円と1以上の周辺リングとに分割され
    、 それぞれのディレイラインからの光ファイバは、前記中心円の範囲内及び前記
    周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布されること、を特徴とする請求項32
    に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記光ファイバは、それらの遠方端において、それぞれの
    ディレイラインからの光ファイバが前記第1の出力面の近辺で実質的に均一に分
    布されるように整列されること、を特徴とする請求項31から請求項33のいず
    れかに記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記第1の出力面は、中心円と1以上の周辺リングに分割
    され、 それぞれのディレイラインからの光ファイバは、前記中心円の範囲内及び前記
    周辺リングの範囲内に実質的に均一に分布されること、 を特徴とする請求項34に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記光ファイバの前記近接端は共に結合され、 前記光ファイバの遠方端は共に結合され、 前記入力及び第1の出力面は磨かれること、 を特徴とする請求項29、又は、請求項31から請求項35のいずれかに記載
    の装置。
  37. 【請求項37】 前記光ファイバは、1つの光ファイバを形成する為に前記
    遠方端及び前記近接端の少なくともいずれか一方で溶かされること、を特徴とす
    る請求項36に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記溶けたファイバの径は、前記個々のファイバから離れ
    るにしたがい次第に減じられること、を特徴とする請求項37に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記入力及び第1の出力面は、反射防止コーティングでコ
    ーティングされること、を特徴とする請求項29、又は、請求項31から請求項
    38のいずれかに記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記レーザ装置と前記入力面との間にコリメータが配置さ
    れること、を特徴とする請求項29、又は、請求項31から請求項39のいずれ
    かに記載の装置。
  41. 【請求項41】 当技術分野で知られる、ビーム径を減じる為のライトガイ
    ドが前記第1の出力面に結合され、該ライトガイドは、第2の出力面を形成する
    遠方の面を備えること、を特徴とする請求項29、又は、請求項31から請求項
    40のいずれかに記載の装置。
  42. 【請求項42】 近接側の面及び遠方側の面を備え、前記第1の出力面の径
    に実質的に等しい径を有する、比較的太い光ファイバが、前記第1の出力面に結
    合され、その遠方側の面は第2の出力面を形成すること、を特徴とする請求項2
    9、又は、請求項31から請求項41のいずれかに記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記第1の出力面に結合されたレンズシステムが、前記第
    1の出力面を出た光を、近接側の面及び遠方の面を有する1つの光ファイバ上に
    合焦させ、前記遠方側の面は第2の出力面を形成すること、を特徴とする請求項
    29、又は、請求項31から請求項41のいずれかに記載の装置。
  44. 【請求項44】 コリメータ(エキスパンダ)レンズシステムが、出力面と
    照明されるべき対象物との間に配置されること、を特徴とする請求項36から請
    求項43のいずれかに記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記ディレイラインは、異なる長さを有すること、を特徴
    とする請求項27から請求項44のいずれかに記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記ディレイラインは、異なる光の速度を有すること、を
    特徴とする請求項27から請求項45のいずれかに記載の装置。
  47. 【請求項47】 前記発生源は、 類似の特性を有する、複数の、速い立上がりで、速い立下りで、短いパルスの
    レーザ装置と、 それぞれが実質的に同一のパルス幅を有するパルスを発するように、前記レー
    ザ装置を連続して起動させる起動回路とを備え、 前記連続における1つのレーザ装置の起動と次のレーザ装置の起動の間の経過
    時間は、前記パルス幅よりもかなり小さいこと、 を特徴とする請求項26に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記加算器は、近接の入力の端部で前記レーザパルスが結
    合される光ファイバと遠方端とを備えること、を特徴とする請求項47に記載の
    装置。
  49. 【請求項49】 前記遠方及び近接端で表面をなす光ファイバは、高度に磨
    かれ、反射防止コーティングでコーティングされること、を特徴とする請求項4
    8に記載の装置。
  50. 【請求項50】 前記複数のレーザパルスを受けそれらを前記加算器の入力
    部に合焦させる、前記レーザ装置と前記加算器との間に配置される焦点調節レン
    ズをさらに含むこと、を特徴とする請求項47から請求項49のいずれかに記載
    の装置。
  51. 【請求項51】 前記加算器の出力と、前記レーザ光によって照射されるべ
    き対象物との間に配置されるコリメータをさらに含むこと、を特徴とする請求項
    47から請求項50のいずれかに記載の装置。
  52. 【請求項52】 前記複数のパルスは、互いに幾何学的に間隔を置かれるこ
    と、を特徴とする請求項26から請求項51のいずれかに記載の装置。
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