JP2002523180A - 個別対応式足首用副木具 - Google Patents
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Abstract
Description
ば副木やギプスで支持固定され、患者は治癒中に歩行を継続することができる。
この種の怪我の代表例は外側踝の内側縁の前方距腓骨靭帯の捻挫である。このよ
うな場合には、外反や内反を引き起こさないために足首を固定させるように足首
に副木を副えることが必要である。その場合でも、通常の歩行や治療用の運動の
ために背屈や扁平屈を可能にするものであることが必要である。また、副木は通
常の靴に収まるように充分にコンパクトなものであることも望ましい。これで治
療中にも怪我をした足首を充分に使用して運動することができ、筋肉萎縮が回避
され、あるいは筋肉萎縮が最低限度に抑えられる。
ためにポリマー化学を応用する。直接的成型によれば衝撃は和らぐ。なぜなら、
この個別対応式成型により広い面積にわたって副木と足首とが接触状態に保たれ
るからである。この密着フィットは、既製の副木具の場合とは大きく相違する特
徴を提供する。既製の副木の場合には、固い外殻が全体的な支持力を提供してお
り、例えば、膨張具である比較的に厚手の衝撃吸収パッドが、その一定形状を有
した外殻と足や足首との間の空間を埋めなければならない。
のいずれの足首にも対応できる。よって、在庫数を有効に減少させることができ
る。この特徴により製品デザイン数の減少と製造コストの低減が効果的に図れる
。さらに、本願発明の副木具の着用の容易性によってその利用が促進される。本
願発明の個別対応式副木具は、入浴する場合、衣服を着替える場合、及び副木具
の調整のために取り外すことが簡単であり、利用者が子供であっても簡単に装着
することができる。
と一般的な足首の形状にて提供されている硬質の外殻部材とを含んでいる。この
軟質部材は、例えば、繊維パッド、フォーム体、または空気袋体であり、クッシ
ョンの役目に加えて、異なるサイズと形状を備えた身体部分に形状を対応させる
ように作用する。この理由で、このクッション部分は、必要な衝撃吸収に必要と
される厚み以上の厚みで提供されている。このような用具は汎用サイズや汎用形
状で提供されているため、、紐やバンドで固定する必要がある。
ら身体形状に合わせて成型される。これらの製品は熱源を必要とし、熱不足や過
熱の可能性がある。加えて、体温で軟化することがあり、利用中にパッドの柔軟
性が増加してパッドの効果が低減することがある。
かし、固定形状の前方部並びに後方部を備えた一体構造であった。また、一体型
ヒール支持部材によって副木具の両側が一体化していたため、ヒール支持部材の
長さの調節による副木具の縦方向の調整ができなかった。
別フィット状態を提供する。使用される湿気硬化樹脂は非常に剛性の高い足首副
木具を提供し、成型された副木具の形状を安定させて維持する。熱源は必要とせ
ず、硬化には水分を要するだけである。この副木具材料は空中の水分だけでも比
較的に速く硬化するが、実際的には使用樹脂を水中に浸し、適用直前に乾いたタ
オル等で余剰の水分を拭い去ってから使用する。
踝近辺で保持し、患者が歩行等の運動をしている間に怪我をした部位に治療に有
効な刺激を与える。このストラップは治癒過程の後半に使用されるものであり、
従来のプラスチックラップベルトに勝る優れた特徴を備えている。
る少なくとも1本の伸縮ストラップを含んだ個別フィット(対応)成型式副木具
の提供である。
に保持させる少なくとも1本の伸縮ストラップを含んだ個別フィット成型式副木
具の提供である。
ながら、略錐形である脚部及び足首に対して剛性副木部材を形状に合わせて保持
させる、少なくとも1本の伸縮ストラップを含んだ個別フィット成型式副木具の
提供である。
ながら、略錐形である脚部及び足首に対して剛性副木部材を形状に合わせて保持
させる、少なくとも1本の伸縮ストラップを含んだ個別フィット成型式副木具の
提供である。
我の身体部位に制御されたポンプ作用を及ぼしながら、略錐形である脚部及び足
首に対して剛性副木部材を形状に合わせて保持させる、少なくとも1本の伸縮ス
トラップを含んだ個別フィット成型式副木具の提供である。
屈及び平屈を可能にしながら、外反及び内反を防止するように足首を安定させて
保持させるために足首の形状に合わせて成型される足首用副木具の提供である。
である。
成型前に特定の形状を備えた足首用副木具の提供である。
って硬化成型させる足首用副木具の提供である。
いる足首用副木具製品の提供である。
含んで成る足首用副木具の提供である。
され、治癒の後段ではストラップで固定されるよう、患者の足首に個別フィット
成型される足首用副木具の提供である。
を提供する足首用副木具の提供である。
て提供される。それら好適実施態様では、柔軟時に足首の形状に個別フィット成
型される足首用副木具が提供される。この副木具は硬化するとその剛性によって
支持力を提供する。この足首用副木具は、湿気不浸透性材料で成るパウチと、実
質的に湿気を含まず、使用時にまで湿気を排斥するようにパウチ内に収容されて
いる第1柔軟足首用副木部材と第2柔軟足首用副木部材とを含んでいる。第1と
第2の足首用副木部材のそれぞれは、長形の基体と、その基体に含浸され、ある
いはコーティングされている水分反応性樹脂とを含んでいる。この湿気反応性樹
脂は、湿気が存在しないときには安定しているが、湿気と反応して硬化し、剛性
を備えた支持体を提供する。それぞれの副木部材はさらに、基体の一面に提供さ
れた長形で柔軟な保護パッドを含んでいる。この保護パッドは、この足首用副木
具が使用されているときに基体と患者の皮膚との間でクッション作用を備えたバ
リヤを提供する。この副木具はさらに、保護パッドとは反対側で基体を覆う長形
外側カバーを含んでいる。これら基体、保護パッド及び外側カバーは互いに連結
されて一体となり、柔軟であるときに下脚の外側に押し当てて成型される。最後
に、伸縮ストラップが第1副木部材と第2副木部材の周囲に巻かれて締め付けら
れ、下肢及び足首上の快適な位置にて両部材を保持し、さらに制御された圧迫支
持力を提供する。
縮するように、少なくとも部分的に伸縮糸を含んだ長形ストラップ本体と、スト
ラップを下脚部に固定させる固定手段とを含んでいる。
縮するように、少なくとも部分的に伸縮糸を含んだ長形ストラップ部材と、スト
ラップ部材を下脚部に固定させる固定手段とを含んでおり、その固定手段は、ス
トラップ部材の1端に取り付けられたバックルと、バックルに受領されてストラ
ップ部材に固定されるようにストラップ部材の他端に取り付けられたタブ体とを
含んでいる。
ーの片側を含んでおり、それと係合する面をタブ体側に含んでいる。
る第1主要面と、患者の足首に隣接する第2主要面とを有したクッションインサ
ートを含んでいる。このインサートは保護パッドと共同で、足首用副木具が使用
されているときに患者の足首をさらに保護する。
周囲に巻き付けられ、下脚部で2つの上下に離れた位置にて緊張状態に固定され
、第1副木部材と第2副木部材を下脚部と足首の輪郭に合わせて保持させ、制御
された弾力的な支持力を提供する第1伸縮ストラップ部材と第2伸縮ストラップ
部材を含んでいる。
を参考にして以下の記述を読めば理解されよう。
木具製品は図面に10の番号で図示されている。密封された湿気不透過性パウチ
11は耐久性外側層を有したアルミフォイル層、中央アルミフォイル層及び内側
熱シールプラスチック層で提供されている。パウチ11は鋏かナイフで切り開か
れ、本願発明の1実施例による足首用副木具が取り出される。
を含んでいる。副木部材13または14は両方共足首及び下脚部の外側あるいは
内側の輪郭に対応できるようにデザインされており、製造コスト、在庫コストを
低減させることができ、さらに副木具の適用と交換とを簡単にしている。
別々のパウチに収納しても構わない。このことで、例えば、一方の副木部材をそ
のまま着用状態にして他方の副木部材だけを交換することができる。
13は、例えば、6層の織成ファイバーグラス布16A〜16Fで形成された多
層基体16を含んでいる。 ニットされたポリプロピレン等の他の布材料や構造でも基布として利用できる。
基体16のファイバーグラス布層16A〜16Fは、発明人の米国特許第477
0299号に記載されているようなポリイソシアネートのごとき湿気硬化樹脂で
含浸またはコーティングされる。この活性ポリマーは湿気と遮断されていると安
定しているが、湿気と接触すると固化して剛性構造を提供する。典型的な湿気硬
化性樹脂は次のようなものである。
れている。
のままである。この特性によって湿気に触れない間はファイバーグラス層16A
〜16Fはフレキシブルで成型が可能である。湿気と接触すると比較的短時間で
固化する。硬化時間は水量や水温の調整である程度調整することができる。例え
ば、水中に浸すことで硬化は速まり、空気に触れさせることで時間をかけて硬化
させることができる。
A〜16Fは保護フォームパッド19で覆われる。このパッド19は層状態のも
のでもよい。1好適実施例は3/16インチ、6ポンドEVA(エチレンビニル
アセテート)パッドである。別実施例では1/8インチ外側EVAパッドと、1/
4インチ外側ポリエチレン/ポリウレタンパッドとを組み合わせた開閉孔フォー
ム層である3/8インチ積層パッドである。離れて提供された複数の通気穴19
Aは、硬化時に水を基体16内に素早く浸透させ、患者に着用されているときは
通気させて内部を冷却させる。
19は充分にフレキシブルであり、フィッティング中と硬化中に足首用副木部材
13の他の部分と共に容易に曲げられる。パッド19は足首用副木部材13の全
長にわたって提供されている。パッド19と基体16は約4mmから6mmでほ
ぼ同じ厚みである。
反対側で基体16を覆う。この布カバーは、パッド19の縁部に直接的に、例え
ば、縫目21で縫合されている。
縫合されている。図3に示すように、パッチ22の一面23はパッド19として
副木部材13の同一面側に配置される。
じである。両者の唯一の相違はパッチ22に対応する形態の面ファスナーパッチ
24が副木部材14に縫合されていることである。図示のごとく、パッチ24の
一面のフック25は布カバー20’として副木部材14の同一面側に配置されて
いる。このアレンジで、パッド19と19’を有した副木部材13と14の面は
それぞれ足首の対面する内側及び外側に沿って配置される。ループ23は上方に
向き、フック25は下方に向いている。よって、2つの部材13と14は接合さ
れ、副木具12を提供する。パッチ22と24は共にヒールあぶみ27を形成す
る。あぶみ27は副木具12の下部を安定させつつ、着用者のヒールに対する保
護を提供する。
いる。図4において、足首用副木部材13と14は保護パウチ11から取り出さ
れており、副木部材13は水中に浸され、前述の湿気硬化樹脂が活性化される。
その後直ちに副木部材14が水中に浸される。
と14は面ファスナーパッチ22と24を接合させて合体され、ヒールあぶみ2
7と副木具12とが提供される。患者のヒールをヒールあびみ27に載せること
で副木具12は直ちに足に適用される。好適には、副木部材13と14はそれぞ
れ長軸に沿って対称である。副木具12の副木部材13と14は図6の矢印17
と18に示すように上方に持ち上げられ、副木部材13と14は図示のように配
置される。図7と図8を参照。足首用副木具12は左右のどちらの足にも利用で
きる。
うちに硬化し、その形状を維持する。その足首へのフィット状態は緊密である。
患者が動くスペースが存在しないため、身体に対する完全で均等な保護が提供さ
れる。副木具12によって提供される圧力は最大表面積にわたって非常に均等で
あるため、不均等な圧力部での擦り傷等は発生しない。
具12の取り外しと交換は容易である。なぜなら、個別フィット式副木部材13
と14はヒールあぶみ27のおかげで足首から簡単に開くことができるからであ
る。
は後方を開いた状態で利用することができる。よって、通常の歩行や治療に必要
な背屈と平屈を許しつつ、足の外反と内反は防止され、足に普通の靴を履かせる
ことができる。典型的には、運動靴のごとき比較的に軟らかい靴が足首用副木具
12を容易に収容するであろう。
硬化中にその場に保持される。このような包帯は足や脚に対して足首用副木具1
2を押さえているために着用される。このことで、副木具12が足首側部か前方
に体液を送ることによって、回復の初期段階での足の前方の浮腫を抑えることが
発見された。図10に示すように靴下35も副木具12を硬化時に保持する。
を使用して足首用副木具12を図11に示すように保持させることができる。こ
れら伸縮ストラップは好適にはストラップ40と41のごとく別体であり、製造
時に足首用副木具12に接合することもできる。
首に対して保持するには何らかの支持力が必要である。副木具12の比較的に薄
い厚みと小型サイズによって、バスケットシューズやブーツ等の靴等で幅広い形
態の支持力が提供される。
たは14は全長が30cmであり、上下端の中央部の全幅は9cmであり、端部
では5cmと細くなる。ヒールあぶみ27は好適には5cmの幅であり、それぞ
れのパッチ22と24は7cmの長さである。
13または14は全長が35cmであり、上下端の中央部の全幅は10cmであ
り、端部では5cmと細くなる。ヒールあぶみ27は好適には5cmの幅であり
、それぞれのパッチ22と24は7cmの長さである。部材13と14の端部に
丸みを帯びさせることもできる。さらに、空気袋、ゲル充填タイプ、フォームタ
イプ等々のごとき別形態のクッションパッドでも構わない。副木具12のおよそ
の厚みは8mmであり、面ファスナーパッチ22と24は2mmである。
の踝“B”の両方にそれぞれ隣接するように配置される1つ、または2つの別々
に取り付けられたフォームクッションインサート110を含んでおり、副木具1
00が使用されているときに、足首を快適に保護する。内側踝“B”は図12に
示されている。足首用副木具100は前述同様に準備された副木部材111と1
12の形態である。内側と外側の“踝”とは、それぞれ脛骨及び腓骨の下方突起
のことである。
している。これは部材112の保護パッド116と重なり、感圧粘着コーティン
グ剤118を含んでいる。足首に対する副木具112の成型後に、成型された部
材112は足首から引き離され、インサート110が患者の踝“B”に隣接する
パッド116の領域に置かれる。インサート110の外側主要面110Bに軽く
圧力を加えると、感圧粘着コーティング118は活性化され、足首に対して使用
状態に部材112が復帰されたときにインサート110を保持する。粘着コーテ
ィング118はインサート110の便利な取り外しと、個人に合わせた微調整と
を可能にする。交換することも容易である。インサート110の外側主要面11
0Bは患者の皮膚に接触する。
あり、基部121に定義された開口中央領域と、対面する一体の延長部122及
び123を有している。U形状とは、例えば、V形状も含む。副木具100が使
用されているとき、インサート110の基部121は踝“B”の下部に隣接し、
延長部は踝“B”の両側に配置される。開口中央領域は踝“B”を収容し、部材
111と112による圧力を減少させる。1実施例によれば、クッションインサ
ート110はフレキシブルな1/4インチ厚ポリクッションフォームで、全高3.
28インチ、全幅2.65インチで提供される。好適には、1つのクッションイ
ンサート110が部材111と112にそれぞれ使用される。
0は面140Aと140Bとを有している。面140Bはループ141で覆われ
、端タブ145の片側をカバーするフック144と接合する。バックル147は
端タブ145とは反対側の端部に固定され、端タブ145をバック147に通す
ことで閉鎖ループを形成し、ストラップ140をフック144とループ141と
に係合させることでストラップ140を固定する。
部材13と部材14(図1から図11)の保持に利用され、部材111と部材1
12(図12から図14)を下脚の外側と内側に保持させる。ストラップ140
は長い伸縮包帯よりも大きな利点がある。そのような伸縮包帯は大きな怪我や、
完全な固定を要するときに好適であろう。図9の伸縮包帯30のごとき包帯は部
材13と部材14または部材111と部材112の全長を覆い、足の動きをほぼ
規制する。包帯30は適用にしばらく時間がかかる。そのような伸縮包帯は10
0%以上の伸長率を有するので過剰に締め付ける危険がある。
ラップは下脚の形状に一致させることができない。よって、上側か下側が緩かっ
たり、固かったりする。非伸縮ストラップは副木具をその場に保持するだけであ
り、患者に対してその他の貢献はない。患者が歩行したり、脚のサイズが変わっ
ても非伸縮スタラップはその変化に対応できない。
普通は、伸縮ストラップ140は約5%から10%の伸縮性を利用する。従って
、伸縮ストラップ140の上下端は互いに独立的に伸長でき、脚の形状及び凹凸
と形状一致させることができる。この伸縮性によって、患者の移動の自由度は向
上する。患者が歩行すると下脚の筋肉は伸びたり縮んだりする。例えば、図17
、図18及び図19に示すように、普通の3ポジションは脹脛の筋肉を緩め(図
17)、曲げさせる(図19)。弾性ストラップ140の弾性によって、脹脛の
筋肉の膨張でストラップ140は引き延ばされる(図18と図19)。筋肉が緩
むと伸縮ストラップ140は縮む。この反復的なポンプ作用で血流が良くなる。
このことで治癒が促進されるばかりか、静脈炎の可能性も低減されるであろう。
の伸縮ストラップ140の使用によって伸縮ストラップ140は個別に調整でき
る。
ができ、しかも簡単に取り外したり調整できる。
のスコープ内で適宜変更できよう。さらに、本願発明の好適実施例は本願発明の
説明のみを目的としたものであり、発明の限定を目的としたものではない。よっ
て、本願発明のスコープは「請求の範囲」によってのみ限定される。
る。
首用副木部材の斜視図である。
で示している。
ている。
ている。
る。
である。
足首用副木具の斜視図である。
であり、説明のためにその一部が切欠かれている。
具の斜視図である。
、保護パッドへのクッションインサートの取り付け状態を示すために一方の副木
具部分は外されている。
ションインサートと患者の踝とを図示している。
図である。
示す連続図である。
示す連続図である。
示す連続図である。
Claims (47)
- 【請求項1】足首用副木具製品であって、柔軟時には足首の形状に合わせて個
別フィットし、硬化すると剛性支持力を提供する足首副木具を含んでおり、本足
首副木製品は、 (a)湿気不透過性材料で形成された外側パウチと、 (b)実質的に乾燥状態で該パウチ内に、使用時までシール状態に収容されて
いる第1フレキシブル足首用副木部材と第2フレキシブル足首用副木部材と、 を含んでおり、それぞれの副木部材は、 (i)長形基体と、 (ii)該基体に含浸またはコーティングされた湿気活性樹脂であって、乾燥
状態では安定しており、湿気に触れると硬化して剛性支持構造を提供する樹脂と
、 (iii)該基体の一面に配置され、使用時に該基体と患者の皮膚との間にク
ッション作用を提供する長形フレキシブル保護パッドと、 (iv)該基体の他面を覆う長形外側カバーと、 を含んでおり、 (v)前記基体、保護パッド及び外側カバーは接合されて一体化しており、
フレキシブルな状態にあるとき下脚部に形状一致成型されるものである、 ことを特徴としており、本副木具製品は、 (d)前記第1副木部材と前記第2副木部材の周囲に延び、緊張状態に固定さ
れて該第1部材と第2部材とを下脚部と足首の形状に即して保持し、制御された
圧縮支持力を提供する少なくとも1本の伸縮ストラップをさらに含んでいること
を特徴とする足首用副木具製品。 - 【請求項2】伸縮ストラップは、 (a)少なくとも一部に縦方向に伸びる伸縮糸を含んでおり、脚部の輪郭に即
して縦方向に伸びる長形ストラップ体と、 (b)該伸縮ストラップを下脚部周囲で固定させる固定手段と、 を含んでいることを特徴とする請求項1記載の足首用副木具製品。 - 【請求項3】伸縮ストラップは、 (a)少なくとも一部に縦方向に伸びる伸縮糸を含んでおり、脚部の輪郭に即
して縦方向に伸びる長形ストラップ部材と、 (b)該伸縮ストラップを下脚部周囲で固定させる固定手段と、 を含んでおり、該固定手段は、 (i)前記ストラップ部材の1端に取り付けられたバックルと、 (ii)該ストラップ部材の他端に取り付けられており、該バックルに受領さ
れて該ストラップ部材に固定される端タブと、 を含んでいることを特徴とする請求項1記載の足首用副木具製品。 - 【請求項4】ストラップ部材は、 (a)その主要面に提供された面ファスナーの一方の接合面と、 (b)端タブに提供された面ファスナーの他方の接合面と、 を含んでいることを特徴とする請求項3記載の足首用副木具製品。
- 【請求項5】ストラップ部材は保護パッド上で重なる第1主要面と、患者の踝
に隣接して重なる反対側の第2主要面とを有したクッションインサートであって
、使用中に該保護パッドと共同で患者の足首をさらに保護するクッションインサ
ートを含んでいることを特徴とする請求項4記載の足首用副木具製品。 - 【請求項6】本副木具製品は第1伸縮ストラップ部材と第2伸縮ストラップ部
材とを含んでおり、該第1ストラップ部材と該第2ストラップ部材は第1副木部
材と第2副木部材の周囲を延び、下脚部の上下2箇所で固定され、該第1服木部
材と該第2副木部材を下脚部と足首の輪郭に合わせた形状で保持し、制御された
圧縮支持力を提供することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の足首
用副木具製品。 - 【請求項7】ストラップは最大伸縮率が約25%であることを特徴とする請求
項1から5のいずれかに記載の足首用副木具製品。 - 【請求項8】足首用副木具製品であって、柔軟時には足首の形状に合わせて個
別フィットし、硬化すると剛性支持力を提供する足首副木具を含んでおり、本足
首副木製品は、 (a)湿気不透過性材料で形成された外側パウチと、 (b)実質的に乾燥状態で該パウチ内に、使用時までシール状態に収容されて
いる第1フレキシブル足首用副木部材と第2フレキシブル足首用副木部材と、 を含んでおり、それぞれの副木部材は、 (i)長形基体と、 (ii)該基体に含浸またはコーティングされた湿気活性樹脂であって、乾燥
状態では安定しており、湿気に触れると硬化して剛性支持構造を提供する樹脂と
、 (iii)該基体の一面に配置され、使用時に該基体と患者の皮膚との間にク
ッション作用を提供する長形フレキシブル保護パッドと、 (iv)該基体の他面を覆う長形外側カバーと、 を含んでおり、 (v)前記基体、保護パッド及び外側カバーは接合されて一体化しており、
フレキシブルな状態にあるとき下脚部に形状一致成型されるものであり、本足首
用副木具製品は、 (c)前記保護パッドに重なる第1主要面と、患者の踝に隣接する反対側の第
2主要面とを有したフレキシブルなクッションインサートをさらに含んでおり、 該クッションインサートは使用中に該保護パッドと共同で患者の足首をさら
に保護することを特徴とする足首用副木具製品。 - 【請求項9】クッションインサートは開口中央領域を有したU形状であり、患
者の踝を収容することを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項10】クッションインサートの第1主要面に取付手段を有しており、該
クッションインサートを足首用副木部材に取り付けることを特徴とする請求項8
記載の足首用副木具製品。 - 【請求項11】取付手段は感圧粘着剤を含んでいることを特徴とする請求項10
記載の足首用副木具製品。 - 【請求項12】クッションインサートは0.25インチから0.50インチ厚のフ
ォーム体で提供されていることを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項13】第1副木部材の1端に取り付けられた第1取付手段と、第2副木
部材の1端に取り付けられ、該第1取付手段と共同で該第1副木部材と該第2副
木部材を足首用副木具とするよう着脱式に取り付け、ヒールあぶみを形成させて
該第1副木部材と該第2副木部材を足首の内側及び外側で安定させる第2取付手
段とを含んでいることを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項14】第1取付手段と第2取付手段はそれぞれ第1面ファスナー接合面
と第2面ファスナー接合面であることを特徴とする請求項13記載の足首用副木
具製品。 - 【請求項15】第1面ファスナー接合面と第2面ファスナー接合面は第1副木部
材と第2副木部材の端部にそれぞれ縫合されていることを特徴とする請求項14
記載の足首用副木具製品。 - 【請求項16】パウチは外側耐久層と、中央アルミフォイル層と、内側熱シール
プラスチック層とを有したアルミフォイル積層体で提供されていることを特徴と
する請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項17】基体は、ニットされた複数の織布層または不織布層を含んでいる
ことを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項18】保護パッドはフォーム材料を含んでいることを特徴とする請求項
8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項19】フォーム材料は開孔型及び閉孔型EVA及びポリウレタンフォー
ムから選択されることを特徴とする請求項18記載の足首用副木具製品。 - 【請求項20】長形外側カバーは合成疎水性布地で提供されていることを特徴と
する請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項21】外側カバーの布地は織布、ニット布及び不織布から選択されるこ
とを特徴とする請求項20記載の足首用副木具製品。 - 【請求項22】反応性樹脂はポリイソシアネート、ポリオル、触媒及び安定剤の
ブレンドを含んでいることを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項23】保護パッド、基体及び外側カバーは積層され、周囲を縫製されて
一体化されていることを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項24】保護パッドと基体は実質的に等厚であることを特徴とする請求項
8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項25】保護パッドは4mmから6mmの厚みであり、基体は4mmから
6mmの厚みであることを特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項26】第1副木部材と第2副木部材は同一形状であることを特徴とする
請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項27】第1副木部材と第2副木部材は同一形状であり、それぞれ基体の
長軸に対して対称に提供されていることを特徴とする請求項8記載の足首用副木
具製品。 - 【請求項28】第1副木部材と第2副木部材は同一形状であり、それぞれ基体の
長軸に対して対称に提供されており、テーパされた上下端部を有していることを
特徴とする請求項8記載の足首用副木具製品。 - 【請求項29】足首用副木部材であって、フレキシブルであるときに足首の形状
に個別フィットし、硬化すると剛性となり、 (a)長形基体と、 (b)該基体に含浸またはコーティングされた湿気活性樹脂であって、乾燥状
態では安定しており、湿気に触れると硬化して剛性支持構造を提供する樹脂と、 (c)該基体の一面に配置され、使用時に該基体と患者の皮膚との間にクッシ
ョン作用を提供する長形フレキシブル保護パッドと、 (d)該基体の他面を覆う長形外側カバーと、 を含んでおり、 (e)前記基体、保護パッド及び外側カバーはフレキシブルな状態にあるとき
足首の内側または外側に形状一致成型されるものであり、該足首の他方側に形状
一致成型された同形副木部材と共に着脱式に足首副木具を提供し、本副木部材は
、 (f)前記保護パッドと重なる第1主要面と、患者の踝に隣接する反対側の第
2主要面とを有したフレキシブルなクッションインサートをさらに含んでおり、 該クッションインサートは使用中に前記保護パッドと共同で患者の足首をさ
らに保護することを特徴とする副木部材。 - 【請求項30】クッションインサートは開口中央領域を有した略U形状であり、
患者の踝を収容することを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項31】クッションインサートの第1主要面に取付手段を有しており、該
クッションインサートを本副木部材に取り付けることを特徴とする請求項29記
載の副木部材。 - 【請求項32】取付手段は感圧粘着剤であることを特徴とする請求項31記載の
副木部材。 - 【請求項33】クッションインサートは0.25インチから0.50インチの厚み
のフォーム体で提供されていることを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項34】基体は複数のニット布層または織布層を含んでいることを特徴と
する請求項29記載の副木部材。 - 【請求項35】保護パッドはフォーム材料で提供されていることを特徴とする請
求項29記載の副木部材。 - 【請求項36】フォーム材料は開孔型または閉孔型EVAまたはポリウレタンで
あることを特徴とする請求項35記載の副木部材。 - 【請求項37】長形外側カバーは合成疎水性布で提供されていることを特徴とす
る請求項29記載の副木部材。 - 【請求項38】外側カバーの布は織布、ニット布または不織布であることを特徴
とする請求項37記載の副木部材。 - 【請求項39】反応性樹脂はポリイソシアネート、ポリオル、触媒及び安定剤の
ブレンドを含んでいることを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項40】保護パッド、基体及び外側カバーは積層され、周囲を縫製されて
一体化されていることを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項41】保護パッドと基体は実質的に等厚であることを特徴とする請求項
29記載の副木部材。 - 【請求項42】保護パッドは4mmから6mmの厚みであり、基体は4mmから
6mmの厚みであることを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項43】本副木部材は基体の長軸に沿って対称であることを特徴とする請
求項29記載の副木部材。 - 【請求項44】本副木部材は基体の長軸に沿って対称であり、テーパされた上下
端部を有していることを特徴とする請求項29記載の副木部材。 - 【請求項45】フレキシブルな踝クッションインサートであって、足首用副木具
と共に使用され、患者の踝に隣接して配置され、使用中に患者の足首を保護する
ものであり、 (a)踝の下部に隣接する基部と、 (b)該基部と一体的に形成され、該踝の両側に離れて提供されている第1延
長部と第2延長部であって、該基部と該延長部は共同で開口中央領域を提供し、
該踝を収容するように配置される第1延長部と第2延長部と、 を含んでいることを特徴とするクッションインサート。 - 【請求項46】感圧粘着剤を含んでおり、足首用副木具に着脱式に取り付けられ
ることを特徴とする請求項45記載のクッションインサート。 - 【請求項47】基部と延長部はフォーム材料で提供されていることを特徴とする
請求項45記載のクッションインサート。
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