JP2002520108A - 気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具 - Google Patents

気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具

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JP2002520108A JP2000559766A JP2000559766A JP2002520108A JP 2002520108 A JP2002520108 A JP 2002520108A JP 2000559766 A JP2000559766 A JP 2000559766A JP 2000559766 A JP2000559766 A JP 2000559766A JP 2002520108 A JP2002520108 A JP 2002520108A
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gas
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シュニッツホーファー，ヨーゼフ，ペーター
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シュニッツホーファー，ヨーゼフ，ペーター
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    • A47C9/00—Stools for specified purposes
    • A47C9/002—Stools for specified purposes with exercising means or having special therapeutic or ergonomic effects
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/16—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats of legless type, e.g. with seat directly resting on the floor; Hassocks; Pouffes
    • A—HUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、空気またはガスを充てんされた１つの中空部を張力を持って包む気密性の被覆体（４）を持つ、気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具、とくにボール型腰掛け（２）に関する。腰掛ける際の快適性を向上させるため、取り外し可能で被覆体（４）の形状に適合したカバー（３）を、被覆体（４）の外側表面に備えることが提案されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具、とくに請求項１
前提部に記載のボール型腰掛けに関する。
【０００２】 気体を入れてふくらませることのできるボール型腰掛けは、通常プラスチック
、ゴムなどのようなガスや空気を通さない素材からなっていて、空気またはガス
を充てんされており、人間工学的に好都合な腰掛け具として、たとえばデスクワ
ークに使用される。このボール型腰掛けの被覆体は機能上の理由から空気の出入
りが許容されず、従って通気性がないので、もちろん腰掛ける際の快適性は長く
使用するほどいちじるしく制限される。もう１つの欠点は、このボール型腰掛け
はその形態上の理由から、使用していないときおよびとくに床面が水平でないと
き、転がり出す傾向があることである。
【０００３】 ドイツ公開特許公報４３３１３６９からは、１つのリングとその中に取り付け
られたボールからなる椅子が知られている。このボールは１つの外皮により確保
され、転がり出したり、人が転げ落ちたりしないようになっている。類似の解決
法が米国特許公報５，６９０，３８９から知られているが、この場合は半球状の
本体が台架の上に固定されている。オーストリア実用新案公報Ｕ１９９５にも、
１つのボールが回転椅子台架の上に固定されている椅子が記載されている。これ
らの解決法に共通しているのは、対応する下部構造が複雑であることと、腰掛け
る際の快適性が最適ではないことである。
【０００４】 本発明の課題は、これらの欠点を回避し、冒頭に挙げた種類の気体を入れてふ
くらませる腰掛け具を単純な構造とし、腰掛ける際の快適性を向上することであ
る。
【０００５】 請求項１に挙げた解決法により複数の課題が同時に解決される。通気性と空気
調節性のある素材を使用することにより、発汗をいちじるしく防止し、腰掛けの
際の主観的な快適性を向上させる。また同時に転がりをも防止するが、特別な下
部構造をそのために備える必要はない。それだけでなく前もって空気を抜いてや
ると、その開口部からこの素材を容易に取り外すことができる。
【０００６】 カバーを複数の層からなるものとすれば、腰掛ける際の快適性をさらに向上す
ることができる。この場合本発明のとくに好ましい実施形態としては、このカバ
ーに裏当てと外被を備え、好ましくは裏当てと外被の間に充てん物を配置するこ
とが提案される。カバーの外被は、皮革、布地、またはそのほかの通気性と空気
調節性のある素材からなるのが好ましい。充てん物にも、同様に通気性と空気調
節性のある素材、好ましくは羊毛を織り込んだものを使用する。裏当ては布地か
らなり、とくにカバーと被覆体の間に良好なグリップを得るという機能を持つ。
【０００７】 本発明のもう１つの形態では、さらにこのカバーが腰掛け具の被覆体を包むも
のとし、その際開口部を設けて、これを腰掛け具の被覆体の椀形帽子状の直立姿
勢底面とする。腰掛け具の直立姿勢底面領域で、カバーが椀形帽子状部分を切除
された断面をもっていることにより、床面に対する良好な制動性を得る。カバー
に１つのリング状の補強部を設け、この補強部を好ましくは椀形帽子状の直立姿
勢底面への境界に接する周縁領域に配置すれば、とくに有利である。これにより
、望まずしてボール型腰掛けが転がり出すのを、有効に抑えることができる。そ
の際このリング状の補強部は、好ましくはリング状に挿入されるとともに、好ま
しくは皮革、ゴムまたはプラスチック製の芯を備えるものとする。
【０００８】 図面を用いて、本発明を下記にさらに詳しく説明する。
【０００９】 床面１に密着して腰掛け具を形成するボール型腰掛け２はカバー３を備え、こ
のカバーは取り外し可能な方法で被覆体４に連結されている。
【００１０】 カバー３は、外被５、充てん物６および裏当て７からなる。素材としては、外
被５および充てん物６には通気性と空気調節性のある素材が用いられ、その際外
被にはとくに皮革または布地が、充てん物６には羊毛を織り込んだものが適して
いることがわかっている。裏当て７は布地からなるのが好ましい。カバー３はボ
ール型腰掛け２を包むが、その際ボール型腰掛け３の椀形帽子状の直立姿勢底面
８は覆わないままとなる。カバー３のリング状周縁９の領域にリング状の補強部
１０を設け、この補強部はたとえば皮革、ゴムまたはプラスチック製の挿入芯１
１を備える。これによりボール型腰掛けが望まずして転がり出すのを防止する。
【００１１】 ボール型腰掛け２に空気またはガスを充てんする前に、被覆体４の上にカバー
３をかぶせる。この充てん物が内在する限り、被覆体４はカバー３に密着し、こ
れによりカバー３と被覆体４の間に密接な連結が生まれる。
【００１２】 カバー３は、場合によってはボール型腰掛け２の中身を抜けば、ふたたび簡単
な方法で取り外すことができる。
【００１３】 カバー３を複数の層とすることによって、ユーザーが腰掛けたときの快適性を
大きく向上させることができる。
【００１４】 カバー３に取っ手１２を縫いつけることによって、ボール型腰掛けの取り扱い
を簡単にすることができる。
【００１５】 当然のことながら、この腰掛け具は球状のほか、直方体または立方体類似の形
状とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の腰掛け具の縦断面図を示す
【図２】 図１の細部ＩＩを示す
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年４月３日（２０００．４．３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，Ｇ Ｈ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，Ｚ Ｗ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具、とくにボ
    ール型腰掛け（２）であって、空気またはガスを充填された１つの中空部を張力
    を持って包み込む気密な被覆体（４）を備え、その際この被覆体（４）は、取り
    外し可能であり、かつ、この被覆体（４）の形状に適合したカバー（３）をその
    外側表面に備えているものにおいて、 前記カバー（３）の少なくとも一部が通気性または空気調節性あるいはその両
    方を持つ素材からなり、かつ 前記カバー（３）が腰掛け具を包んでいることで、腰掛け具の被覆体（４）の
    椀形帽子状の直立姿勢底面（８）がむき出しになるようにして、この直立姿勢底
    面で腰掛け具が床面に接当することを特徴とする腰掛け具。
  2. 【請求項２】 カバー（３）がリング状の補強部（１０）を備え、その補強
    部は、好ましくは椀形帽子状の直立姿勢底面（８）への境界に接する周縁領域に
    おいて、周縁（９）の領域内に配置されていることを特徴とする請求項１に記載
    の腰掛け具。
  3. 【請求項３】 リング状の補強部（１０）が、好ましくは皮革、布地または
    プラスチック製で好ましくはリング状に挿入された芯（１１）を備えることを特
    徴とする請求項２に記載の腰掛け具。
  4. 【請求項４】 カバー（３）が複数の層からなることを特徴とする請求項１
    から３のいずれかに記載の腰掛け具。
  5. 【請求項５】 カバー（３）が裏当て（７）と外被（５）を備え、その際好
    ましくは裏当て（７）と外被（５）の間に充てん物（６）が配置されていること
    を特徴とする請求項４に記載の腰掛け具。
  6. 【請求項６】 外被（５）が皮革または布地からなることを特徴とする請求
    項５に記載の腰掛け具。
  7. 【請求項７】 充てん物（６）が羊毛を織り込んだものからなることを特徴
    とする請求項５または６に記載の腰掛け具。
  8. 【請求項８】 裏当て（７）が布地からなることを特徴とする請求項５から
    ７のいずれかに記載の腰掛け具。
  9. 【請求項９】 外被に取っ手を取り付けていることを特徴とする請求項１か
    ら８のいずれかに記載の腰掛け具。
JP2000559766A 1998-07-13 1999-07-07 気体を入れてふくらませることのできる腰掛け具 Pending JP2002520108A (ja)

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