JP2002519825A - ベイルラッチを備えた電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
電気コネクタは、コネクタを相補的に嵌合するコネクタにラッチするためのベイル型ラッチ14を含む。ハウジング12は、ベース16と、横方向に間隔が空けられた直立して対向する側12bとを有する。ほぼU字形のベイル型ラッチは、湾曲部42によって結合された上側端40aと、コネクタの嵌合を可能とする外向きに伸延する開放位置と内向きに伸延するラッチ位置との間の枢軸運動のためにハウジングのベースにベイル型ラッチを枢軸回動可能に取り付ける内向きに向けられたシャフト部44を備えた下側端40bとを備えた一対の間隔が空けられた脚部40を有している。脚部の膝部48は、ベイル型ラッチの格納位置を決定するために、ハウジングの対向する側を把持する。シャフト部のストッパは、ベイル型ラッチがその開放位置を超えて外向きに移動するのを防止する。脚部の冗長ストッパ肩52aも、ベイルラッチがその開放位置を超えて外向きに移動するのを防止する。ストッパは、ハウジングの対向する端部において、一対のベイルラッチを極性化するために、ハウジング内のオフセットされた係留凹部に係合する。ベイルラッチは、異なった形状の複数の相補的に嵌合するコネクタの何れか一方にコネクタをラッチするために異なったラッチ部を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、概して電気コネクタの技術に関し、特に、コネクタを相補型嵌合構
成部品にラッチするためのベイル型ラッチ構造に関する。 雄及び雌、あるいは、プラグ及びレセプタクルコネクタのような、一対の電気
コネクタは、或る形態のラッチ構造によって嵌合された状態でしばしば共に取り
付けられる。 【0002】 ラッチ構造の一つの型は、ベイル型ラッチである。ベイル型ラッチは、湾曲部
によって結合された上側端と、コネクタハウジングのベースに枢軸回動可能に取
り付けられた下側端とを備え、間隔が空けられた一対の脚部によって決定された
細長い180°ループのようなものとして形成されるほぼU字形のワイヤである
。 【0003】 間隔が空けられた脚部は、コネクタハウジングの横方向に間隔が空けられた直
立して向い合っている側の上にあり、ベイル型ラッチは、コネクタの嵌合を可能
とする外向きに伸延する開放位置と、相補的に嵌合するコネクタを取り囲む内向
きに伸延するラッチされた位置との間で枢軸回転的に移動可能である。ベイル型
ラッチは、典型的には、ワイヤ構造によって形成されている。 【0004】 上述された特性のベイル型ラッチを使用する電気コネクタは、それらの輸送及
び取り扱い中、あるいはそれらの実際の使用中のいずれかの様々なときに或る欠
点を有する。例えば、電気コネクタが相補的なコネクタに嵌合されないときに、
或るベイル型ラッチは緩んでおり、コネクタをプリント回路基板に取り付けると
きのような実際の使用のためのコネクタの組み立て期間中と同様に、輸送及び取
り扱いの期間中に、コネクタハウジングに対して動く可能性がある。 【0005】 別の問題として、ベイル型ラッチは、典型的には、ラッチの外向きに伸延する
開放位置を特に決定するためのどのような手段も有していないことである。これ
は、ラッチに過剰なストレスを生じさせるだけでなく、ラッチの手動操作を面倒
にする可能性がある。 【0006】 更なる問題は、コネクタハウジングへのベイル型ラッチの組み立てに伴うもの
である。典型的には、二つのベイル型ラッチが使用され、ハウジングの各々の反
対側の端部に一つずつある。ベイル型ラッチは、ハウジングに対して間違った方
向でベイル型ラッチを取り付けるという試みを防止するためのどのような極性付
け構造も、しばしば含まない。 【0007】 また更に、或る電気コネクタは、異なった電気コネクタと嵌合するように設計
され、対になるコネクタは異なった形状及び/又はサイズを有する。従来、ベイ
ル型ラッチは、対になる各コネクタのそれぞれの形状あるいはサイズごとに形状
を作るか、あるいは、サイズを合わせなければならなかった。 【0008】 本発明は、先行技術のベイル型ラッチが有する上記のような問題の全てを解決
する独特のベイル型ラッチ構造を提供することを目的とするものである。 したがって本発明の目的は、コネクタを相補的に嵌合するコネクタあるいは他
の連結装置にラッチするための新規で改良されたベイル型ラッチを備えた電気コ
ネクタを提供することである。 【0009】 一般に、コネクタは、ベースと横方向に間隔が空けられて直立した対向する側
とを有するハウジングを含む。ほぼU字形のベイル型ラッチは、湾曲部によって
結合された上側端と、ハウジングのベースに枢軸回動可能に取り付けられた下側
端とを備えた一対の間隔が空けられた脚部を有する。脚部は、ハウジングに対す
るベイル型ラッチの不用意な移動を防止するために、ハウジングの対向する側を
把持するための内向きに向けられた膝部を有する。 【0010】 ここで開示されたように、ベイル型ラッチは、ワイヤで形成された構造である
。ハウジングの対向する側は、概して滑らかであり、膝部は、ハウジングの対向
する側との積極的な摩擦係合を達成するために、内向きに曲げられる。膝部は、
嵌合されないコネクタの輸送及び取り扱いを容易にするために、コネクタハウジ
ングの頂部にラッチの湾曲部を載せた状態で、ベイル型ラッチに格納位置を提供
するために使用することができる。 【0011】 本発明の好適な実施の形態においては、U字形のベイル型ラッチの脚部の下側
端は、ベイル型ラッチをハウジングに枢軸回動可能に取り付けるために、ハウジ
ングの対向する側の開口の中へ伸延する内向きに向けられたシャフト部を有する
。ベイル型ラッチは、コネクタの嵌合を可能とする外向きに伸延する開放位置と
内向きに伸延するラッチ位置との間でシャフトの回りを枢軸回転する。 【0012】 本発明は、ベイル型ラッチがその開放位置を超えて外向きに移動することを防
止するために、ハウジング上でストッパ表面と係合するストッパを備えたシャフ
ト部を提供することを考慮している。ここで開示されたように、ストッパは、シ
ャフト部の内側末端の屈曲タブによって提供される。 【0013】 ここでは、プリント回路基板に取り付けられるように適合させられたハウジン
グのベースを備えたコネクタが開示されている。ベイル型ラッチの脚部は、その
開放位置を外向きに大幅に超したベイル型ラッチの移動を防止するために、プリ
ント回路基板の頂部表面と係合するためのストッパ肩を決定するアングル部を含
む。したがって、ベイル型ラッチのシャフト部のストッパとベイル型ラッチの脚
部のストッパ肩とが、冗長ストッパ手段を構成する。 【0014】 好ましくは、ベイル型ラッチがその決定された開放位置から外向きに押しやら
れる場合には、ストッパ肩がプリント回路基板の頂部表面と係合する前に、スト
ッパがハウジング上のストッパ表面と係合するように、ストッパ肩に対してスト
ッパが配置される。 【0015】 本発明の別の特徴は、ベイル型ラッチがコネクタハウジングの間違った端部に
、すなわち、間違った方向に取り付けられるのを防止するための極性手段の提供
である。そのため、シャフト部の内側末端のストッパタブは、ハウジングの他方
の側よりもコネクタハウジングの一方の側に一層近接してオフセットされる。こ
れに対応して、ハウジングは、ハウジングの各々の端部の係留凹部が他方の側よ
りもハウジングの一方の側に一層近接してオフセットされた状態で、タブを収容
するための係留凹部を含む。これにより、ベイル型ラッチを唯一の適切な方向で
ハウジングに取り付け、あるいは、係留することが可能になる。 【0016】 最後に、本発明のベイル型ラッチは、異なった形状の第1及び第2の相補的に
嵌合するコネクタのいずれか一方に電気コネクタをラッチすることを提供するた
めの独特の形状を有する。ベイル型ラッチの湾曲部は、第1の相補的に嵌合する
コネクタとラッチ係合するように適合させられる。 【0017】 本発明は、ベイル型ラッチの脚部が、第2の相補的に嵌合するコネクタとラッ
チ係合するためのラッチ手段を有するように考慮されている。ここで開示された
ように、第2の相補的に勘合するコネクタのためのラッチ手段は、ベイル型ラッ
チの脚部のフック部によって形成される。本発明の他の目的、特徴、及び利点は
、添付図面に関連して以下の詳細な説明から明らかになるであろう。 【0018】 新規であると思われる本発明の特徴は、特許請求の範囲で個別に述べられる。
本発明は、その目的及び利点と共に、図中の同様な参照番号は同様な素子を示す
添付図面に関連して以下の説明を参照することによって、最も良く理解すること
ができる。 【0019】 図1から図5の図面を詳細に参照すると、本発明は、全体として12で示され
るハウジングを有する、全体として10で示される電気コネクタで具体化される
。ハウジングは、プラスチックあるいはそれと同等物のような誘電材料で一体的
にモールドされたワンピース構造である。ハウジングは細長く、且つ、縦方向に
間隔を空けられた対向端部12aと横方向に間隔が空けられた対向側12bとを
含む。 【0020】 全体として14で示されるベイル型ラッチは、概して、コネクタの相補的に嵌
合するコネクタとの嵌合を可能にする外向きに伸延する開放位置と内向きに伸延
するラッチ位置との間での枢軸回動運動のために、ハウジングの各々の端部に枢
軸回動可能に取り付けられる。 【0021】 本発明は、ベイル型ラッチが、決定された格納位置を備えることも同様に考慮
している。図1〜図5において、図面に示されるコネクタの右側の端部のベイル
型ラッチは、その外向きに伸延する開放位置にある。図に示されるように、左側
のベイル型ラッチは、その格納位置にある。 【0022】 特に、ハウジング12は、ベース16及び直立している嵌合部18を有する。
嵌合部は、既知のD字形の形状であり、相補的に嵌合するコネクタの同様に整形
された嵌合プラグ部を収容するためのD字形のレセプタクル20を決定する。コ
ネクタ10は、回路基板の頂部表面22aに取り付けられたコネクタのベース1
6でプリント回路基板22(図2)に取り付けるように設計される。 【0023】 1以上の極性を与えているポスト24は、プリント回路基板の適切な取り付け
孔の中への挿入のためのハウジングから垂れ下がっており、別々の基板ロック2
6を、コネクタをボードに確実にロックするために、ボードの孔を通って突出す
るように備えることができる。 【0024】 ハウジング12は、ハウジングの二つの縦長の列に複数の端子27を含む。図
5に最も良く示されるように、各々の端子27は、レセプタクル20の中に突出
するハウジングの舌部30の一方の側あるいは他方の側の接点部28と、端子を
ハウジング内に保持するための保持セクション33とを有する。 【0025】 また各々の端子は、ハウジングのベース16の底とほぼ同一平面の尾部32も
有する。接点部28は、対になるコネクタの適切な端子と係合するように適合さ
せられ、尾部32は、プリント回路基板22の頂部表面22aの回路パターンへ
のは半田付けによる表面接続のために適合させられる。 【0026】 最後に、特に図4を参照すると、コネクタハウジング12は、以下に説明する
目的のために、ハウジングの各々の対向する端部の近傍で、その下側にストッパ
凹部34を有する。ストッパ凹部は、コネクタの長手方向に延びるハウジングの
中心線36の対向する側に対してオフセットされる。言い換えれば、各々のスト
ッパ凹部は、ハウジングの他方の側よりも、ハウジングの一方の側12bに近接
してオフセットされる。 【0027】 図1〜図5に関連して図6〜図8を参照すると、各々のベイル型ラッチ14は
、ワイヤで形成されたほぼU字形の構造であり、また、交差脚すなわち湾曲部4
2によって結合された上側端40a(図8)及び内向きに向けられたシャフト部
44を有する下側端40bを備えた一対の横方向に間隔が空けられた脚部40を
含む。 【0028】 シャフト部は、以下に説明される目的のために、その末端で上に向けられたス
トッパタブ46を有する。脚部40は、同様に以下に説明される目的のために、
図8に最も良く示されるように、内向きに向けられた膝部48を有する。また、
脚部40は、同様に以下に説明される目的のために、ほぼU字形のラッチフック
部50を同様に有する。 【0029】 脚部40は、再度以下に説明される目的のために、ストッパ肩52a(図7)
を決定するアングル部52を更に有する。最後に、湾曲部42は、ベイル型ラッ
チを手動で動かすのを容易にするために、オペレータの指あるいは親指による係
合のために上向きに曲げられたリップ54を有する。 【0030】 したがって、図7に最も良く示されるように、脚部40の上側端40aは、ラ
ッチフック部50及び湾曲部42と共に、膝部48の上方にほぼS字形の構造を
形成する。同様に、脚部40の下側端40bは、アングル部52と共に、膝部4
8の下方にほぼL字形の構造を形成する。 【0031】 以上のことから、各々のベイル型ラッチ14は、これから説明される多数の機
能を実行するように設計された複雑な形状を提供するために、多重平面で複数の
曲げと転回を含んでいる独特のワイヤで形成された形状を有することが分かる。 【0032】 最初に、シャフト部44は、図1〜図5の右側のベイル型ラッチによって示さ
れたような外向きに伸延する開放位置と図9及び図10に関連して以下に説明さ
れる内向きに伸延するラッチ位置との間での移動のために、各々のベイル型ラッ
チを枢軸回動可能に取り付けるために、図2に最も良く示されるように、ハウジ
ング12のベース16のほぼ水平な開口56の中に伸延する。またシャフト部4
4は、ベイル型ラッチが、図1〜図5の左側のベイル型ラッチによって示された
ように、格納位置に内向きに枢軸回転するのを同様に可能にする。 【0033】 いずれかのベイル型ラッチ14がその外向きに伸延する開放位置にあるときに
、コネクタ10は、相補的に嵌合するコネクタと嵌合することを可能とする状態
にある。その開放位置において、ストッパタブ46(図6〜図8)は、シャフト
部44の内側末端において、図4の右側の端部に示されるように、それぞれのス
トッパ凹部34のストッパの表面34aと係合する。これは、ベイル型ラッチが
その開放位置を超えて外向きに移動するのを防止する。 【0034】 オペレータが、その開放位置を超えてベイル型ラッチを押しやろうとした場合
には、図2を参照すると、ベイル型ラッチのアングル部52によって決定された
ストッパ肩52aは、ベイル型ラッチがその所望の開放位置の超えて大幅に外向
きに移動するのを防止するための冗長ストッパ構造を提供するために、プリント
回路基板22の頂部表面22aに突き当たる。 【0035】 ベイル型ラッチがその開放位置にあるときに、ベイル型ラッチ14のラッチフ
ック部の上側部は、嵌合部18への導入部を提供するか、導入部として作用する
ことが判る。このように、ベイル型ラッチをそれらの開放位置に維持することは
、特に手さぐりで嵌合させることが必要な環境においては、コネクタを対になる
コネクタにラッチすることを容易にする。 【0036】 ベイル型ラッチ14の脚部40の内向きに向けられた膝部48は、図1〜図5
の左側のベイル型ラッチによって示されたように、ベイル型ラッチがそれらの格
納する位置にあるときに、ハウジングに対してベイル型ラッチが不用意に移動す
ることを防止するのに有効である。特に、ハウジング12の横方向に間隔が空け
られた対応する側12bは、典型的には、概して滑らかである。ワイヤで形成さ
れたベイル型ラッチの膝部48は、内向きに曲げられ、ハウジングの対向する側
と積極的な摩擦係合を達成する。 【0037】 したがって、ハウジングは、ベイル型ラッチのための格納位置を提供するため
や、ラッチがハウジングに対して自由に移動するのを防止するために、カスタム
化したり修正したりする必要がない。これは、コネクタの輸送及び取り扱いの期
間中だけでなく、コネクタをプリント回路基板22に取り付けるときのように、
コネクタを適切な位置に取り付ける期間中にも特に重要である。しかしながら、
所望の場合には、膝部48をスナップ止めすることができる小さい凹部をハウジ
ングの対向する側12bに設けることができる。 【0038】 上述したように、各々のストッパ凹部34(図4)は、各々の係留凹部がハウ
ジングの他方の側よりもコネクタハウジングの一方の側12bに近接するように
、コネクタの長手方向の中心線36に対してオフセットされる。図8に最も良く
示されるように、各々のベイル型ラッチの一方のシャフト部44は、ストッパタ
ブ46がハウジングの他方の側よりもハウジングの一方の側に近接するように、
他方のシャフト部より長い。これは、ベイル型ラッチ14が間違った方向でハウ
ジング12に取り付けられるのを防止する。 【0039】 このように、ストッパタブは、ストッパ構造として作用することに加えて、第
2の機能を果たす。したがって、ストッパタブと同様にストッパ凹部がコネクタ
ハウジングに対して横方向ににオフセットされた状態で、ベイル型ラッチは、そ
れらの適切な方向においてのみハウジングの対向する端部に取り付けることがで
きる。言い換えれば、各々のベイル型ラッチは同一に構成されるが、オフセット
されたストッパタブ46がそれぞれのオフセットされた係留凹部34を位置合わ
せされたときにのみ、それをコネクタハウジングの端部に取り付けることができ
る。 【0040】 本発明は、電気コネクタ10を各々の異なった嵌合用途ごとに修正したりカス
タム化したりする必要がないように、ベイル型ラッチ14を、二つ以上の異なっ
て構成された対になるコネクタとラッチ係合するように独特に構成することを考
慮している。特に、図9及び図10は、対になるコネクタの二つの異なった形状
に嵌合してラッチされたベイル型ラッチ14を備えたコネクタ10を示す。図9
において、全体として60で示された絶縁変位型嵌合コネクタは、リボンケーブ
ル62で終端される。 【0041】 図10において、全体として64で示された基板取り付け型嵌合コネクタは、
コネクタ10及び64が基板間コネクタアセンブリを形成するように、プリント
回路基板66に取り付けられる。リボンケーブルコネクタ60(図9)は、基板
取り付け型コネクタ64(図10)よりも高いプロフィールを有することがわか
る。 【0042】 第14図でリボンケーブルコネクタ60を使用する場合には、ベイル型ラッチ
14の湾曲部42は、コネクタ60の頂部61を取り囲んで、コネクタ10と嵌
合した状態でコネクタをラッチするのに有効である。図10において、ベイル型
ラッチ14のラッチフック部50は、プリント回路基板66の頂部の上に載って
、基板取り付け型コネクタ64をコネクタ10と嵌合した状態でラッチして保持
するのに有効である。 【0043】 最後に、ここ及び特許請求の範囲で使用された「直立している」、「上側」、
「下側」、「頂部」、「底部」、及び同様な用語は、本発明の明瞭で簡潔な説明
及び理解を提供するために使用されたということが理解されるべきである。その
ような用語は、本発明のコネクタとベイル型ラッチの組み合わせ構造について容
易に理解できるように使用中は色々な方向を向くので、どのようにも限定するこ
とを意味するものではない。 【0044】 本発明は、その精神あるいは中心となる特徴から外れることなく、他の特定の
形態で具体化できることが理解されるべきである。したがって、実施の形態は全
て例示のためであって限定的なものではなく、本発明は、ここに示された詳細に
限定されるべきものではない。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る一対のベイル型ラッチを有する電気コネクタの斜視図 【図2】 本発明に係るコネクタの側面図 【図3】 本発明に係るコネクタの平面図 【図4】 本発明に係るコネクタの底面図 【図5】 図2の5−5線に沿う垂直断面図 【図6】 本発明に係るベイル型ラッチの一つの斜視図 【図7】 本発明に係るベイル型ラッチの側面図 【図8】 図7の左側を向かって見たベイル型ラッチの立面図 【図9】 リボンケーブル型の相補的に嵌合するコネクタと嵌まり合ってラッチされたコ
ネクタの側面図 【図10】 基板取り付け型の相補的に嵌合するコネクタと嵌まり合ってラッチされたコネ
クタの側面図 【符号の説明】 10 電気コネクタ 12 ハウジング 12a 対向端部 12b 対向側 14 ベイル型ラッチ 16 ベース 18 嵌合部 20 レセプタクル 22 プリント回路基板 22a 頂部表面 24 ポスト 26 基板ロック 27 端子 28 接点部 30 舌部 40 脚部 40a 上側端 40b 下側端 42 湾曲部 44 シャフト部 46 ストッパタブ 48 膝部 50 ラッチフック部 52 アングル部 52a ストッパ肩 54 リップ部 56 開口 60 リボンケーブルコネクタ
成部品にラッチするためのベイル型ラッチ構造に関する。 雄及び雌、あるいは、プラグ及びレセプタクルコネクタのような、一対の電気
コネクタは、或る形態のラッチ構造によって嵌合された状態でしばしば共に取り
付けられる。 【0002】 ラッチ構造の一つの型は、ベイル型ラッチである。ベイル型ラッチは、湾曲部
によって結合された上側端と、コネクタハウジングのベースに枢軸回動可能に取
り付けられた下側端とを備え、間隔が空けられた一対の脚部によって決定された
細長い180°ループのようなものとして形成されるほぼU字形のワイヤである
。 【0003】 間隔が空けられた脚部は、コネクタハウジングの横方向に間隔が空けられた直
立して向い合っている側の上にあり、ベイル型ラッチは、コネクタの嵌合を可能
とする外向きに伸延する開放位置と、相補的に嵌合するコネクタを取り囲む内向
きに伸延するラッチされた位置との間で枢軸回転的に移動可能である。ベイル型
ラッチは、典型的には、ワイヤ構造によって形成されている。 【0004】 上述された特性のベイル型ラッチを使用する電気コネクタは、それらの輸送及
び取り扱い中、あるいはそれらの実際の使用中のいずれかの様々なときに或る欠
点を有する。例えば、電気コネクタが相補的なコネクタに嵌合されないときに、
或るベイル型ラッチは緩んでおり、コネクタをプリント回路基板に取り付けると
きのような実際の使用のためのコネクタの組み立て期間中と同様に、輸送及び取
り扱いの期間中に、コネクタハウジングに対して動く可能性がある。 【0005】 別の問題として、ベイル型ラッチは、典型的には、ラッチの外向きに伸延する
開放位置を特に決定するためのどのような手段も有していないことである。これ
は、ラッチに過剰なストレスを生じさせるだけでなく、ラッチの手動操作を面倒
にする可能性がある。 【0006】 更なる問題は、コネクタハウジングへのベイル型ラッチの組み立てに伴うもの
である。典型的には、二つのベイル型ラッチが使用され、ハウジングの各々の反
対側の端部に一つずつある。ベイル型ラッチは、ハウジングに対して間違った方
向でベイル型ラッチを取り付けるという試みを防止するためのどのような極性付
け構造も、しばしば含まない。 【0007】 また更に、或る電気コネクタは、異なった電気コネクタと嵌合するように設計
され、対になるコネクタは異なった形状及び/又はサイズを有する。従来、ベイ
ル型ラッチは、対になる各コネクタのそれぞれの形状あるいはサイズごとに形状
を作るか、あるいは、サイズを合わせなければならなかった。 【0008】 本発明は、先行技術のベイル型ラッチが有する上記のような問題の全てを解決
する独特のベイル型ラッチ構造を提供することを目的とするものである。 したがって本発明の目的は、コネクタを相補的に嵌合するコネクタあるいは他
の連結装置にラッチするための新規で改良されたベイル型ラッチを備えた電気コ
ネクタを提供することである。 【0009】 一般に、コネクタは、ベースと横方向に間隔が空けられて直立した対向する側
とを有するハウジングを含む。ほぼU字形のベイル型ラッチは、湾曲部によって
結合された上側端と、ハウジングのベースに枢軸回動可能に取り付けられた下側
端とを備えた一対の間隔が空けられた脚部を有する。脚部は、ハウジングに対す
るベイル型ラッチの不用意な移動を防止するために、ハウジングの対向する側を
把持するための内向きに向けられた膝部を有する。 【0010】 ここで開示されたように、ベイル型ラッチは、ワイヤで形成された構造である
。ハウジングの対向する側は、概して滑らかであり、膝部は、ハウジングの対向
する側との積極的な摩擦係合を達成するために、内向きに曲げられる。膝部は、
嵌合されないコネクタの輸送及び取り扱いを容易にするために、コネクタハウジ
ングの頂部にラッチの湾曲部を載せた状態で、ベイル型ラッチに格納位置を提供
するために使用することができる。 【0011】 本発明の好適な実施の形態においては、U字形のベイル型ラッチの脚部の下側
端は、ベイル型ラッチをハウジングに枢軸回動可能に取り付けるために、ハウジ
ングの対向する側の開口の中へ伸延する内向きに向けられたシャフト部を有する
。ベイル型ラッチは、コネクタの嵌合を可能とする外向きに伸延する開放位置と
内向きに伸延するラッチ位置との間でシャフトの回りを枢軸回転する。 【0012】 本発明は、ベイル型ラッチがその開放位置を超えて外向きに移動することを防
止するために、ハウジング上でストッパ表面と係合するストッパを備えたシャフ
ト部を提供することを考慮している。ここで開示されたように、ストッパは、シ
ャフト部の内側末端の屈曲タブによって提供される。 【0013】 ここでは、プリント回路基板に取り付けられるように適合させられたハウジン
グのベースを備えたコネクタが開示されている。ベイル型ラッチの脚部は、その
開放位置を外向きに大幅に超したベイル型ラッチの移動を防止するために、プリ
ント回路基板の頂部表面と係合するためのストッパ肩を決定するアングル部を含
む。したがって、ベイル型ラッチのシャフト部のストッパとベイル型ラッチの脚
部のストッパ肩とが、冗長ストッパ手段を構成する。 【0014】 好ましくは、ベイル型ラッチがその決定された開放位置から外向きに押しやら
れる場合には、ストッパ肩がプリント回路基板の頂部表面と係合する前に、スト
ッパがハウジング上のストッパ表面と係合するように、ストッパ肩に対してスト
ッパが配置される。 【0015】 本発明の別の特徴は、ベイル型ラッチがコネクタハウジングの間違った端部に
、すなわち、間違った方向に取り付けられるのを防止するための極性手段の提供
である。そのため、シャフト部の内側末端のストッパタブは、ハウジングの他方
の側よりもコネクタハウジングの一方の側に一層近接してオフセットされる。こ
れに対応して、ハウジングは、ハウジングの各々の端部の係留凹部が他方の側よ
りもハウジングの一方の側に一層近接してオフセットされた状態で、タブを収容
するための係留凹部を含む。これにより、ベイル型ラッチを唯一の適切な方向で
ハウジングに取り付け、あるいは、係留することが可能になる。 【0016】 最後に、本発明のベイル型ラッチは、異なった形状の第1及び第2の相補的に
嵌合するコネクタのいずれか一方に電気コネクタをラッチすることを提供するた
めの独特の形状を有する。ベイル型ラッチの湾曲部は、第1の相補的に嵌合する
コネクタとラッチ係合するように適合させられる。 【0017】 本発明は、ベイル型ラッチの脚部が、第2の相補的に嵌合するコネクタとラッ
チ係合するためのラッチ手段を有するように考慮されている。ここで開示された
ように、第2の相補的に勘合するコネクタのためのラッチ手段は、ベイル型ラッ
チの脚部のフック部によって形成される。本発明の他の目的、特徴、及び利点は
、添付図面に関連して以下の詳細な説明から明らかになるであろう。 【0018】 新規であると思われる本発明の特徴は、特許請求の範囲で個別に述べられる。
本発明は、その目的及び利点と共に、図中の同様な参照番号は同様な素子を示す
添付図面に関連して以下の説明を参照することによって、最も良く理解すること
ができる。 【0019】 図1から図5の図面を詳細に参照すると、本発明は、全体として12で示され
るハウジングを有する、全体として10で示される電気コネクタで具体化される
。ハウジングは、プラスチックあるいはそれと同等物のような誘電材料で一体的
にモールドされたワンピース構造である。ハウジングは細長く、且つ、縦方向に
間隔を空けられた対向端部12aと横方向に間隔が空けられた対向側12bとを
含む。 【0020】 全体として14で示されるベイル型ラッチは、概して、コネクタの相補的に嵌
合するコネクタとの嵌合を可能にする外向きに伸延する開放位置と内向きに伸延
するラッチ位置との間での枢軸回動運動のために、ハウジングの各々の端部に枢
軸回動可能に取り付けられる。 【0021】 本発明は、ベイル型ラッチが、決定された格納位置を備えることも同様に考慮
している。図1〜図5において、図面に示されるコネクタの右側の端部のベイル
型ラッチは、その外向きに伸延する開放位置にある。図に示されるように、左側
のベイル型ラッチは、その格納位置にある。 【0022】 特に、ハウジング12は、ベース16及び直立している嵌合部18を有する。
嵌合部は、既知のD字形の形状であり、相補的に嵌合するコネクタの同様に整形
された嵌合プラグ部を収容するためのD字形のレセプタクル20を決定する。コ
ネクタ10は、回路基板の頂部表面22aに取り付けられたコネクタのベース1
6でプリント回路基板22(図2)に取り付けるように設計される。 【0023】 1以上の極性を与えているポスト24は、プリント回路基板の適切な取り付け
孔の中への挿入のためのハウジングから垂れ下がっており、別々の基板ロック2
6を、コネクタをボードに確実にロックするために、ボードの孔を通って突出す
るように備えることができる。 【0024】 ハウジング12は、ハウジングの二つの縦長の列に複数の端子27を含む。図
5に最も良く示されるように、各々の端子27は、レセプタクル20の中に突出
するハウジングの舌部30の一方の側あるいは他方の側の接点部28と、端子を
ハウジング内に保持するための保持セクション33とを有する。 【0025】 また各々の端子は、ハウジングのベース16の底とほぼ同一平面の尾部32も
有する。接点部28は、対になるコネクタの適切な端子と係合するように適合さ
せられ、尾部32は、プリント回路基板22の頂部表面22aの回路パターンへ
のは半田付けによる表面接続のために適合させられる。 【0026】 最後に、特に図4を参照すると、コネクタハウジング12は、以下に説明する
目的のために、ハウジングの各々の対向する端部の近傍で、その下側にストッパ
凹部34を有する。ストッパ凹部は、コネクタの長手方向に延びるハウジングの
中心線36の対向する側に対してオフセットされる。言い換えれば、各々のスト
ッパ凹部は、ハウジングの他方の側よりも、ハウジングの一方の側12bに近接
してオフセットされる。 【0027】 図1〜図5に関連して図6〜図8を参照すると、各々のベイル型ラッチ14は
、ワイヤで形成されたほぼU字形の構造であり、また、交差脚すなわち湾曲部4
2によって結合された上側端40a(図8)及び内向きに向けられたシャフト部
44を有する下側端40bを備えた一対の横方向に間隔が空けられた脚部40を
含む。 【0028】 シャフト部は、以下に説明される目的のために、その末端で上に向けられたス
トッパタブ46を有する。脚部40は、同様に以下に説明される目的のために、
図8に最も良く示されるように、内向きに向けられた膝部48を有する。また、
脚部40は、同様に以下に説明される目的のために、ほぼU字形のラッチフック
部50を同様に有する。 【0029】 脚部40は、再度以下に説明される目的のために、ストッパ肩52a(図7)
を決定するアングル部52を更に有する。最後に、湾曲部42は、ベイル型ラッ
チを手動で動かすのを容易にするために、オペレータの指あるいは親指による係
合のために上向きに曲げられたリップ54を有する。 【0030】 したがって、図7に最も良く示されるように、脚部40の上側端40aは、ラ
ッチフック部50及び湾曲部42と共に、膝部48の上方にほぼS字形の構造を
形成する。同様に、脚部40の下側端40bは、アングル部52と共に、膝部4
8の下方にほぼL字形の構造を形成する。 【0031】 以上のことから、各々のベイル型ラッチ14は、これから説明される多数の機
能を実行するように設計された複雑な形状を提供するために、多重平面で複数の
曲げと転回を含んでいる独特のワイヤで形成された形状を有することが分かる。 【0032】 最初に、シャフト部44は、図1〜図5の右側のベイル型ラッチによって示さ
れたような外向きに伸延する開放位置と図9及び図10に関連して以下に説明さ
れる内向きに伸延するラッチ位置との間での移動のために、各々のベイル型ラッ
チを枢軸回動可能に取り付けるために、図2に最も良く示されるように、ハウジ
ング12のベース16のほぼ水平な開口56の中に伸延する。またシャフト部4
4は、ベイル型ラッチが、図1〜図5の左側のベイル型ラッチによって示された
ように、格納位置に内向きに枢軸回転するのを同様に可能にする。 【0033】 いずれかのベイル型ラッチ14がその外向きに伸延する開放位置にあるときに
、コネクタ10は、相補的に嵌合するコネクタと嵌合することを可能とする状態
にある。その開放位置において、ストッパタブ46(図6〜図8)は、シャフト
部44の内側末端において、図4の右側の端部に示されるように、それぞれのス
トッパ凹部34のストッパの表面34aと係合する。これは、ベイル型ラッチが
その開放位置を超えて外向きに移動するのを防止する。 【0034】 オペレータが、その開放位置を超えてベイル型ラッチを押しやろうとした場合
には、図2を参照すると、ベイル型ラッチのアングル部52によって決定された
ストッパ肩52aは、ベイル型ラッチがその所望の開放位置の超えて大幅に外向
きに移動するのを防止するための冗長ストッパ構造を提供するために、プリント
回路基板22の頂部表面22aに突き当たる。 【0035】 ベイル型ラッチがその開放位置にあるときに、ベイル型ラッチ14のラッチフ
ック部の上側部は、嵌合部18への導入部を提供するか、導入部として作用する
ことが判る。このように、ベイル型ラッチをそれらの開放位置に維持することは
、特に手さぐりで嵌合させることが必要な環境においては、コネクタを対になる
コネクタにラッチすることを容易にする。 【0036】 ベイル型ラッチ14の脚部40の内向きに向けられた膝部48は、図1〜図5
の左側のベイル型ラッチによって示されたように、ベイル型ラッチがそれらの格
納する位置にあるときに、ハウジングに対してベイル型ラッチが不用意に移動す
ることを防止するのに有効である。特に、ハウジング12の横方向に間隔が空け
られた対応する側12bは、典型的には、概して滑らかである。ワイヤで形成さ
れたベイル型ラッチの膝部48は、内向きに曲げられ、ハウジングの対向する側
と積極的な摩擦係合を達成する。 【0037】 したがって、ハウジングは、ベイル型ラッチのための格納位置を提供するため
や、ラッチがハウジングに対して自由に移動するのを防止するために、カスタム
化したり修正したりする必要がない。これは、コネクタの輸送及び取り扱いの期
間中だけでなく、コネクタをプリント回路基板22に取り付けるときのように、
コネクタを適切な位置に取り付ける期間中にも特に重要である。しかしながら、
所望の場合には、膝部48をスナップ止めすることができる小さい凹部をハウジ
ングの対向する側12bに設けることができる。 【0038】 上述したように、各々のストッパ凹部34(図4)は、各々の係留凹部がハウ
ジングの他方の側よりもコネクタハウジングの一方の側12bに近接するように
、コネクタの長手方向の中心線36に対してオフセットされる。図8に最も良く
示されるように、各々のベイル型ラッチの一方のシャフト部44は、ストッパタ
ブ46がハウジングの他方の側よりもハウジングの一方の側に近接するように、
他方のシャフト部より長い。これは、ベイル型ラッチ14が間違った方向でハウ
ジング12に取り付けられるのを防止する。 【0039】 このように、ストッパタブは、ストッパ構造として作用することに加えて、第
2の機能を果たす。したがって、ストッパタブと同様にストッパ凹部がコネクタ
ハウジングに対して横方向ににオフセットされた状態で、ベイル型ラッチは、そ
れらの適切な方向においてのみハウジングの対向する端部に取り付けることがで
きる。言い換えれば、各々のベイル型ラッチは同一に構成されるが、オフセット
されたストッパタブ46がそれぞれのオフセットされた係留凹部34を位置合わ
せされたときにのみ、それをコネクタハウジングの端部に取り付けることができ
る。 【0040】 本発明は、電気コネクタ10を各々の異なった嵌合用途ごとに修正したりカス
タム化したりする必要がないように、ベイル型ラッチ14を、二つ以上の異なっ
て構成された対になるコネクタとラッチ係合するように独特に構成することを考
慮している。特に、図9及び図10は、対になるコネクタの二つの異なった形状
に嵌合してラッチされたベイル型ラッチ14を備えたコネクタ10を示す。図9
において、全体として60で示された絶縁変位型嵌合コネクタは、リボンケーブ
ル62で終端される。 【0041】 図10において、全体として64で示された基板取り付け型嵌合コネクタは、
コネクタ10及び64が基板間コネクタアセンブリを形成するように、プリント
回路基板66に取り付けられる。リボンケーブルコネクタ60(図9)は、基板
取り付け型コネクタ64(図10)よりも高いプロフィールを有することがわか
る。 【0042】 第14図でリボンケーブルコネクタ60を使用する場合には、ベイル型ラッチ
14の湾曲部42は、コネクタ60の頂部61を取り囲んで、コネクタ10と嵌
合した状態でコネクタをラッチするのに有効である。図10において、ベイル型
ラッチ14のラッチフック部50は、プリント回路基板66の頂部の上に載って
、基板取り付け型コネクタ64をコネクタ10と嵌合した状態でラッチして保持
するのに有効である。 【0043】 最後に、ここ及び特許請求の範囲で使用された「直立している」、「上側」、
「下側」、「頂部」、「底部」、及び同様な用語は、本発明の明瞭で簡潔な説明
及び理解を提供するために使用されたということが理解されるべきである。その
ような用語は、本発明のコネクタとベイル型ラッチの組み合わせ構造について容
易に理解できるように使用中は色々な方向を向くので、どのようにも限定するこ
とを意味するものではない。 【0044】 本発明は、その精神あるいは中心となる特徴から外れることなく、他の特定の
形態で具体化できることが理解されるべきである。したがって、実施の形態は全
て例示のためであって限定的なものではなく、本発明は、ここに示された詳細に
限定されるべきものではない。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る一対のベイル型ラッチを有する電気コネクタの斜視図 【図2】 本発明に係るコネクタの側面図 【図3】 本発明に係るコネクタの平面図 【図4】 本発明に係るコネクタの底面図 【図5】 図2の5−5線に沿う垂直断面図 【図6】 本発明に係るベイル型ラッチの一つの斜視図 【図7】 本発明に係るベイル型ラッチの側面図 【図8】 図7の左側を向かって見たベイル型ラッチの立面図 【図9】 リボンケーブル型の相補的に嵌合するコネクタと嵌まり合ってラッチされたコ
ネクタの側面図 【図10】 基板取り付け型の相補的に嵌合するコネクタと嵌まり合ってラッチされたコネ
クタの側面図 【符号の説明】 10 電気コネクタ 12 ハウジング 12a 対向端部 12b 対向側 14 ベイル型ラッチ 16 ベース 18 嵌合部 20 レセプタクル 22 プリント回路基板 22a 頂部表面 24 ポスト 26 基板ロック 27 端子 28 接点部 30 舌部 40 脚部 40a 上側端 40b 下側端 42 湾曲部 44 シャフト部 46 ストッパタブ 48 膝部 50 ラッチフック部 52 アングル部 52a ストッパ肩 54 リップ部 56 開口 60 リボンケーブルコネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ニアー,ジェイ エイチ.
アメリカ合衆国 フロリダ 33433 ボカ
ラトン カサベラ レーン 6510
(72)発明者 ネルソン,リチャード エー.
アメリカ合衆国 イリノイ 60134 ジェ
ニーバミラー ロード 2814
Fターム(参考) 5E021 FA05 FA12 FB02 FB08 FC29
FC31 FC36 HC13 HC31
5E023 AA04 AA14 AA16 BB02 BB07
BB22 CC22 CC26 EE19 FF01
GG08 GG10
【要約の続き】
ッチは、異なった形状の複数の相補的に嵌合するコネク
タの何れか一方にコネクタをラッチするために異なった
ラッチ部を有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに異なった形状の第1及び第2の相補的に嵌合するコネ
クタアセンブリのいずれか一方をラッチするためのベイル型ラッチを備えた電気
コネクタであって、 ベース、縦方向に間隔が空けられた対向する端、及び、横方向に間隔が空けら
れた直立して対向する側面を有する細長い絶縁性ハウジングと、 前記相補的に嵌合するコネクタのそれぞれに対して互いに嵌合するように前記
ハウジング内に装着された複数の導電性端子と、 ハウジングの各々の端部に取り付けられ、ワイヤで形成されたほぼU字形のベ
イル型ラッチとを備え、 前記各ベイル型ラッチは、湾曲部によって結合された上側端とハウジングのベ
ースに枢軸回動可能に取り付けられた下側端とを備えた一対の間隔が空けられた
脚部を有しており、各々の前記脚部は、ほぼS字形の上側部を含んでおり、前記
湾曲部は、第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリとラッチ係合するように
適合させられており、前記S字形の上側部の一部は、前記コネクタを第2の相補
的に嵌合するコネクタアセンブリに嵌合するときにラッチ係合するように構成さ
れている、電気コネクタ。 【請求項2】 前記S字形の部分は、上側及び下側の湾曲部を含んでおり、
前記上側湾曲部は、プリント回路基板と係合するように寸法が設定されている、
請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項3】 前記第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリは、電気コ
ネクタ及びケーブルを含んでおり、前記第2の相補的に嵌合するコネクタアセン
ブリは、電気コネクタ及びプリント回路基板を含んでいる、請求項1に記載の電
気コネクタ。 【請求項4】 前記ラッチ部分は、前記S字形の部分の上側湾曲部である、
請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項5】 前記脚部の前記S字形の部分は、前記U字形とほぼ直角を成
している、請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項6】 各々の脚部の前記下側端は、ベイル型ラッチをハウジングの
ベースに枢軸回動可能に取り付ける内向きに向けられたシャフト部を含んでおり
、各々のシャフト部は、その末端にそこから斜めに突出するストッパタブを有し
、各々のベイル型ラッチの一方のシャフト部は、各々のベイル型ラッチのストッ
パタブがハウジングの他方の側に対してよりもハウジングの一方の側の方に近接
してオフセットされるように他方のシャフト部よりも長く、前記ハウジングは、
その前記対向する端の各々に係留凹部とストッパ凹部を含み、各々の係留凹部は
、ベイル型ラッチの前記シャフト部の少なくとも一つを収容し、各々のストッパ
凹部は、前記ストッパタブの少なくとも一つを収容し、ハウジングの一方の端部
のストッパ凹部は、ハウジングの対向する端部に関してベイル型ラッチのための
極性化構造を提供するために、ストッパタブの前記オフセットに対応して、ハウ
ジングの他方の側に対してよりもハウジングの一方の側に対して近接してオフセ
ットされている、請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項7】 各々のベイル型ラッチの脚部は、ハウジングに対するベイル
型ラッチの不用意な移動を防止するために、ハウジングの対向する側を把持する
ための内向きに向けられた膝部を有する、請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項8】 ハウジングの前記対向する側は、ほぼ滑らかであり、膝部は
、ハウジングの対向する側との積極的な摩擦係合を達成するために内向きに曲げ
られた、請求項7に記載の電気コネクタ。 【請求項9】 前記ベイル型ラッチは、湾曲部がハウジングの頂部にある格
納位置とコネクタの嵌合を可能とする開放位置との間で枢軸回動可能であり、膝
部は、ハウジングの対向する側を前記格納位置に把持する、請求項7に記載の電
気コネクタ。 【請求項10】 前記ハウジングのベースは、プリント回路基板に取り付け
るように適合させられており、ベイル型ラッチの脚部は、前記開放位置を外向き
に大幅に超したベイル型ラッチの移動を防止するための冗長ストッパ手段を提供
するために、プリント回路基板の頂部表面と係合するためのストッパ肩を決定す
るアングル部を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。 【請求項11】 相補的に嵌合するコネクタをラッチするためのベイル型ラ
ッチを備えた電気コネクタであって、 ベース、縦方向に間隔が空けられた対向する端、及び、横方向に間隔が空けら
れた直立して対向する側面を有する細長い絶縁性ハウジングと、 前記相補的に嵌合するコネクタのそれぞれに対して互いに嵌合するように前記
ハウジング内に装着された複数の導電性端子と、 ハウジングの各々の端部に取り付けられ、ワイヤで形成されたほぼU字形のベ
イル型ラッチとを備え、 前記各ベイル型ラッチは、湾曲部によって結合された上側端とハウジングのベ
ースに対してベイル型ラッチを枢軸回動可能に取り付ける内向きに向けられたシ
ャフト部を含む下側端とを備えた一対の間隔が空けられた脚部を有しており、シ
ャフト部はそれぞれ、その末端においてそこから斜めに突出するストッパタブを
有し、一方のシャフト部は、ストッパタブがハウジングの他方の側に対してより
もハウジングの一方の側の方に近接してオフセットされるように他方のシャフト
部よりも長く、 前記ハウジングは、前記対向する端の各々に係留凹部とストッパ凹部を含み、
各々の係留凹部は、ベイル型ラッチの前記シャフト部の少なくとも一つを収容し
、各々のストッパ凹部は、前記ストッパタブの少なくとも一つを収容し、ハウジ
ングの一方の端部の凹部は、ハウジングの対向する端部に関してベイル型ラッチ
のための極性化構造を提供するために、ストッパタブの前記オフセットに対応す
るハウジングの他方の側に対してよりも、ハウジングの一方の側に対して近接し
てオフセットされている、電気コネクタ。 【請求項12】 各々の前記脚部は、更に、ほぼS字形の上側部を含んでお
り、湾曲部は、第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリとラッチ係合するよ
うに適合させられており、前記S字形の上側部の一部は、前記コネクタを第2の
相補的に嵌合するコネクタアセンブリに嵌合するときにラッチ係合するように構
成されている、請求項11に記載の電気コネクタ。 【請求項13】 前記S字形の部分は、上側及び下側の湾曲部を含んでおり
、前記上側湾曲部は、プリント回路基板と係合するように寸法が設定されている
、請求項12に記載の電気コネクタ。 【請求項14】 前記第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリは、電気
コネクタ及びケーブルを含んでおり、前記第2の相補的に嵌合するコネクタアセ
ンブリは、電気コネクタ及びプリント回路基板を含んでいる、請求項11に記載
の電気コネクタ。 【請求項15】 前記ラッチ部分は、前記S字形の部分の上側湾曲部である
、請求項12に記載の電気コネクタ。 【請求項16】 前記脚部の前記S字形の部分は、前記U字形とほぼ直角を
成している、請求項12に記載の電気コネクタ。 【請求項17】 互いに異なった形状の第1及び第2の相補的に嵌合するコ
ネクタアセンブリのいずれか一方をラッチするためのベイル型ラッチを備えた電
気コネクタであって、 ベース、縦方向に間隔が空けられた対向する端、及び、横方向に間隔が空けら
れた直立して対向する側面を有する細長い絶縁性ハウジングと、 前記相補的に嵌合するコネクタのそれぞれに対して互いに嵌合するように前記
ハウジング内に装着された複数の導電性端子と、 ハウジングの各々の端部に取り付けられ、ワイヤで形成されたほぼU字形のベ
イル型ラッチとを備え、 前記各ベイル型ラッチは、湾曲部によって結合された上側端と、コネクタの嵌
合を可能とする外向きに伸延する開放位置と内向きに伸延するラッチ位置との間
の枢軸運動のためにハウジングのベースにベイル型ラッチを枢軸回動可能に取り
付ける内向きに向けられたシャフト部を含む下側端とを備えた一対の間隔が空け
られた脚部を有しており、各々の前記シャフト部は、ベイル型ラッチが前記開放
位置を超えて移動するのを防止するためにハウジングのストッパ表面と係合する
ためのストッパ部材を有しており、湾曲部が、第1の相補的に嵌合するコネクタ
アセンブリとラッチ係合するように適合させられており、脚部が、第2の相補的
に嵌合するコネクタアセンブリとラッチ係合するようにラッチ構造を有しており
、 脚部が、ハウジングに対するベイル型ラッチの不用意な移動を防止するために
、ハウジングの対向する側をベイル型ラッチの格納位置に把持するための内向き
に向けられた膝部を有する、電気コネクタ。 【請求項19】 ハウジングの前記対向する側は、ほぼ滑らかであり、膝部
は、ハウジングの対向する側との積極的な摩擦係合を達成するために内向きに曲
げられる、請求項18に記載の電気コネクタ。 【請求項20】 各々の前記ストッパ部材は、前記シャフト部の一方の内側
の末端に曲げられたタブを含む、請求項18に記載の電気コネクタ。 【請求項21】 前記ラッチ構造は、前記脚部に形成されたフック部を含む
、請求項18に記載の電気コネクタ。 【請求項22】 前記ハウジングのベースは、プリント回路基板に取り付け
られるように適合させられており、ベイル型ラッチの脚部は、前記開放位置を外
向きに大幅に超したベイル型ラッチの移動を防止するための冗長ストッパ手段を
提供するために、プリント回路基板の頂部表面と係合するためのストッパ肩を決
定するアングル部を含む、請求項17に記載の電気コネクタ。 【請求項23】 互いに異なった形状の第1及び第2の相補的に嵌合するコ
ネクタアセンブリのいずれか一方をラッチするためのベイル型ラッチを備え、前
記第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリが、電気コネクタ及びケーブルを
含んでおり、前記第2の相補的に嵌合するコネクタアセンブリが、電気コネクタ
及びプリント回路基板を含んでいる電気コネクタであって、 ベース、縦方向に間隔が空けられた対向する端、及び、横方向に間隔が空けら
れた直立して対向する側面を有する細長い絶縁性ハウジングと、 前記相補的に嵌合するコネクタのそれぞれに対して互いに嵌合するように前
記ハウジング内に装着された複数の導電性端子と、 ハウジングの各々の端部に取り付けられ、ワイヤで形成されたほぼU字形のベ
イル型ラッチとを備え、 前記各ベイル型ラッチは、湾曲部によって結合された上側端とハウジングのベ
ースに枢軸回動可能に取り付けられた下側端とを備えた一対の間隔が空けられた
脚部を有しており、湾曲部が、前記第1の相補的に嵌合するコネクタアセンブリ
の電気コネクタとラッチ係合するように適合させられているものと、 前記コネクタを第2の相補的に嵌合するコネクタアセンブリに嵌合するときに
前記第2の相補的に嵌合するコネクタアセンブリのプリント回路基板とラッチ係
合するように構成され、前記湾曲部から間隔が空けられた前記脚部の一部と、 を備えた電気コネクタ。
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