JP2002519665A - 閉じた容器から液体サンプルを抽出する方法および装置 - Google Patents

閉じた容器から液体サンプルを抽出する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 閉じた容器から或る量の液体を抽出するのに、カニューレを駆動する。このカニューレは、その全長にわたって延びる通路と、その部分長にわたって延びる溝とを有し、容器のクロージャを貫くように駆動される。最終的には、溝が、加圧室と容器との連通を確立し、それによって、チューブから通路を通して液体を送り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、容器から液体サンプル、特に生物学的流体(たとえば、尿、血清、
血漿、脳脊髄液などを抽出する自動化装置に関する。特に、本発明は、臨床診断
に備えて閉じた容器から所望量の液体サンプルを自動的に抽出する改良方法を提
供する。
【0002】
【関連技術の説明】
臨床検査室では、普通、収集容器から液体サンプルのすべてまたは一部を取り
出す必要がある。この作業を支援するために多数の自動化サンプリング・システ
ムが製造されている。一般に、これらのシステムは、サンプル容器を受け取り、
第1部位で各容器から所定量のサンプルを取り出し、取り出したサンプルを分析
のための第2部位へ移送する。これらのシステムで通常使用されるサンプル容器
は、カルーゼル、ラックまたは線形移送設備上のシステムに移送される頂部開放
式の小びんまたはチューブである。小びんまたはチューブは、次に、機械的プッ
シュ・アームまたは他の類似した機構でこれらの装置間で転送される。
【0003】 自動サンプリング・システムで開いたサンプル容器を使用することは多数の問
題を提起する。第1に、システムを通して容器を移動させる種々の力が溢流や汚
染を生じさせる。第2に、開いたサンプル容器は、容器内に収容された任意の有
害物質にオペレータをさらす。最後に、開いた容器は特別な注意を必要とするの
で、作業コストが増大する。
【0004】 これらの問題を避けるために、自動化臨床分析システムで検査されるべきサン
プルは、ゴム・ストッパで閉ざし、真空でシールした排気済みのガラス管内に集
められることが多い。サンプルが真空の一部を置き換えるが、若干の真空が残る
可能性がある。ストッパを除去したとき、エアゾール粒子が生じることになる。
したがって、オペレータが自動化システム内に容器を置く前にストッパを外すと
、エアゾール・スプレーでサンプル内に含まれることがある有害物質にオペレー
タをさらす可能性がある。それに加えて、ストッパをオペレータが手作業で除去
することは作業コストを増大させ、自動化システムの効率および信頼性を低下さ
せる。
【0005】 これらの問題に対する1つの解決策は、自動化分析システムに分析しようとし
ているサンプルを収容する閉じた容器を与え、閉じたチューブまたは小びんのス
トッパを通して既知量の液体サンプルを抽出するようになっている自動化サンプ
リング・システムを使用することである。こうするために、利用できるサンプリ
ング・システムとしては、シールしたサンプル容器からサンプルを取り出す或る
配列のニードル、パージ機構、ガス加圧その他の複雑な技術がある。少なくとも
所定量の液体を取り出すためにこれらサンプリング・システム上に求められる要
件に加えて、凝塊あるいは気泡のような破壊的な不均質性がないことを条件とす
る、抽出されたサンプルの質についての関心がまだある。
【0006】 米国特許第4,794,085号が、液体を吸い込み、計量分配するのに使用す
る孔あき容器によって液体の浸透度の検出を可能にする装置および方法を記載し
ている。この装置は、液体までの最大の可能性のある距離の増分だけ容器を進め
る制御手段と、容器の孔が液体で閉ざされているかどうかを示す信号を発生する
に充分である圧力差を計量分配用容器内に発生させる手段と、この圧力差によっ
て容器内に発生した圧力を検出して信号化し、信号化した圧力を基準値と比較す
る装置とを有する。
【0007】 米国特許第4,926,701号が、ピペット操作装置を記載しており、このピ
ペット操作装置は、タンク、反応容器等に浸漬するプローブと、このプローブに
接続した計量ポンプと、プローブとポンプの間に配置したシャットオフ弁とを包
含する。弁が開いているポンプの吸気相で、最初に空気、次いで所定量の液体が
取り出される。ポンプの送出相の少なくとも若干部分について、弁は閉じた状態
にあり、その結果、圧力がポンプ内で増大する。送出相の終りで、弁が開き、高
圧により、いかなる付着液体粒子も追い出される。
【0008】 米国特許第4,951,512号が、シールした容器へのアクセスを行う方法を
提供しており、これにより、容器のクロージャに開口を与え、内容物を取り出し
たり、内容物の性質を検知したり、材料を容器内へ計量分配したりするようにな
っている。リフト組立体が、各サンプル容器を穿刺チューブに向かって上方に移
動させ、容器のクロージャに開口を生成する。このシステムは、この開口を通し
てサンプルを取り出したり、あるいは、開口を通してプローブを挿入してサンプ
ルの特性を測定したりしている。
【0009】 米国特許第5,163,582号が、所定体積の液体を閉じた液体含有血液採取
チューブから計量分配する装置および方法を記載している。この装置は、閉じた
血液採取チューブから送り出す液体のための通路を提供する二重導管と、血液採
取チューブ内に導入すべきガスのための通路を提供するガス導管とを包含する。
装置では、血液採取チューブ内へ二重導管を挿入したり、チューブを垂直の直立
向きから傾斜させたり、ガス供給源に対してガス通路を接続、切断したり、ガス
通路を通して或る量のガスを排出させたり、装置の動作を制御したりすることが
行われる。また、閉じた血液採取チューブに二重導管を挿入したり、二重導管の
ガス導管へガス供給源を接続したり、チューブを垂直な直立向きから傾斜させた
り、血液採取チューブに信号に対応する或る量のガスを導入したり、血液採取チ
ューブから所定量の液体を受け取ったり、ガス供給源をガス通路から物理的に切
り離したりする方法も開示されている。
【0010】 米国特許第5,413,246号が、或る量の液体を閉じた容器から計量分配す
る使い捨て装置であって、閉じた血液採取チューブの内部にアクセスするストッ
パ穿刺手段、計量したガスを血液採取チューブに送り込むことができるガス通路
手段、そして、チューブに送り込まれたガスの量に比例して、チューブから流体
を送出させることができる液体通路手段を使用する使い捨て装置を開示している
。また、自動化方法で一連の閉じた血液採取チューブから液体を計量分配する使
い捨て装置を使用する機械も開示されている。血液採取チューブ内に収容された
液体は、チューブ内の液体の量および計量分配しようとしている液体の量を示す
信号に従って制御手段によってチューブから計量分配される。閉じた血液採取チ
ューブから液体サンプルを計量分配するのにこの使い捨て装置を使用する手動操
作機械も記載されている。
【0011】 米国特許第5,499,545号が、吸収されたり、放出されたりする液体の量
についての、大気圧および内部圧力の変化による影響を排除することによって測
定精度を向上させる方法を記載している。ピペット操作装置が、指定量の液体を
先端部分に引き入れたり、シリンダおよびピストンを包含するシリンダ部分内の
圧力を制御することによってこの先端部分から指定量の液体を放出させたりする
。吸収あるいは放出しようとしている液体の量についての、コマンド部分からの
制御目標値、大気圧測定部分ならびにシリンダの内部圧力を検出するための圧力
センサからの情報が訂正計算部分に送られる。この訂正計算部分は、大気圧、内
部圧力についての測定データおよびシリンダ、先端部分の形状についてのデータ
に基づいて訂正計算を行い、コマンド部分からの制御目標値が満たされるように
ピストンによって移動されるべき距離を得る。制御部分は、モータを制御し、こ
のモータが、訂正算出部分からの、ピストンによって移動されるべき距離に関す
る情報に従ってピストンを駆動する。
【0012】 したがって、閉じた容器から既知量の液体を能率的に抽出する必要性によって
提起された問題に対して従来技術において採用された異なった方法の研究から、
抽出したサンプルに確実に壊滅的な不均質性がないようにチャレンジしたとして
も、複雑な制御機構を導入することなく、そして、必要なリソースに過度の追加
を行うことなく、自動化臨床アナライザに液体サンプルを与える改良方法の必要
がまだ残っている。
【0013】
【発明の概要】
従来技術の欠点の多くは、本発明の装置および方法を使用することによって克
服される。自動化液体サンプリング・システムは、全長を貫いて延びる細長い通
路と、外面に沿って部分的に延びるチャネルまたは溝状のオリフィスのような第
2の通路とを有する穿刺用カニューレを使用し、室(入れ子式でもよい)内に支
持される閉じた液体サンプル容器のクロージャに一時的な開口を作るようになっ
ている。室が閉じているとき室内には正の空気圧が発生し、入れ子式室の一部ま
たは別の移動部材がカニューレを押してクロージャを穿刺させる。弁が開閉され
るか、あるいは、ポンプが制御されて、室内の正圧力を所定限度内に維持するこ
とができる。作動位置において、カニューレは、室とサンプル容器の内部とを部
分溝あるいはチャネルによって流体連通させると共に、サンプル容器の内部と外
部サンプル受け器とを細長い通路によって流体連通させるのに充分な距離、サン
プル容器内へ挿入される。室から溝を通してサンプル容器の内部に伝えられる正
空気圧差は、液体サンプルを、サンプル容器の内部から細長い通路を通して外部
受け器へ給送する。室内の差圧をモニタすることによって、精密な既知量のサン
プルが抽出される。サンプル容器の内外間の圧力を釣り合わせるために弁を開く
と、付加的な液体サンプルの給送が停止する。所望量のサンプルの給送が完了し
たとき、サンプル容器がカニューレ上へ充分な距離押され、部分溝あるいはチャ
ネルを越えたところにサンプル容器クロージャを位置させ、室とサンプル容器の
内部との流体連通を断つ。最小限の製造、組み立て費用で、本発明は、サンプル
容器のクロージャを一時的に開け、容器内部へのアクセスを確立し、正確に制御
した量の液体サンプルを抽出するのに必要な動作を行える。 本発明は、本願の一部をなす添付図面と関連した以下の詳細な説明からより充
分に理解して貰えよう。
【0014】
【発明の詳述】
図1は、入れ子式室12を包含する自動液体サンプリング・システム10の諸
要素を概略的に示している。この入れ子式室12は、普通の電動化手段(図示せ
ず)によって最下方部分13に対する全開、全閉位置間で移動できるようになっ
ている最上方部分11を包含する。最上方部分11および最下方部分13は、最
上方部分の最内方面内に最下方部分の外面を係合させるサイズとなっている。シ
ール19が入れ子式室12内に配置してあり、最上方部分11と最下方部分13
との圧力ばめ関係を達成している。全開位置において、抽出すべき液体サンプル
を収容している液体サンプル容器14が、カッピング部材16の上方境界内の休
止位置に置かれている。その結果、サンプル容器のクロージャ15が穿刺用カニ
ューレ18と穿刺されることなく接触する。真空ラインまたは圧力ライン20が
、入れ子式室12の内部を普通の正圧ポンプまたは真空ポンプ22と空気圧連通
状態に維持している。ライン20内の圧力測定トランスジューサ24および弁2
6は、ライン20を急速開放し、室12の内部を大気圧にするようになっている
【0015】 図2は、入れ子式室12の拡大図であり、液体サンプル容器14は、カッピン
グ部材16の上方境界内の休止位置に示してある。その結果、サンプル容器14
のクロージャ15は、穿刺されることなく、穿刺用カニューレ18上に載ってい
る。カッピング部材16の内部寸法は、プラスチック囲い17(明確さを期して
点線で示す)とゆるく嵌合するように調整される。囲い17は、作業員の取り扱
いを容易にすると共に、クロージャ15およびサンプル容器14を保護するよう
に設計してある。穿刺用カニューレ18がカッピング部材16の基部に形成して
あり、これは、液体サンプル容器14と整合しかつ接触しているカニューレ18
の端のところに鋭い穿刺部分30を有する。カニューレ18を貫いて軸方向に細
長い通路32が延びており、カニューレの最外面に沿って部分的な長さにわたっ
て軸線方向に溝状のオリフィス34が延びている。図2でわかるように、細長い
通路32は、室12の内外間の流体連通を確立し、一方、部分チャネル34は、
室12内に全体的に位置する。オリフィスまたはチャネル34の長さは、少なく
ともクロージャ15の軸線方向長さと同程度とする。別の実施例においては、細
長い通路32および部分チャネル34が、共に、室12の内外間の流体連通を確
立してもよく、この場合、部分チャネル34は、真空源または圧力源に接続され
、加圧室12の必要性を除いている。
【0016】 図3は、事前作動位置にある室12を示しており、室12の最上方部分11お
よび最下方部分13は、充分な距離にわたって入れ子式に係合しており、穿刺用
カニューレ18をクロージャ15に部分的に穿刺させている。以下により詳しく
説明するように、クロージャ15のこの初期穿刺は、クロージャ15を、サンプ
ル容器14内に小さい正圧力を発生するに十分な量だけ変位させ得る。
【0017】 図4は、事前作動位置にある室12を示している。この位置に置いて、室12
の最上方部分11および最下方部分13は、充分な距離にわたって入れ子式に係
合しており、穿刺用カニューレ18をクロージャ15に完全に貫通させ、その結
果、通路32が、サンプル容器14の内部と室12の外部との間に流体連通を確
立している。この事前作動位置において、サンプル容器14内の任意正圧力によ
り、少量の液体サンプルがサンプル容器14から追い出され得る。すなわち、空
気が外部環境から容器14内に吸い込まれ、大気圧平衡が確立されることになる
【0018】 図5は、室12を作動位置において示しており、この位置において、室12の
最上方部分11および最下方部分13は、充分な距離にわたって入れ子式に係合
しており、穿刺用カニューレ18をクロージャ15にさらに突き通しており、そ
の結果、チャネル34が、サンプル容器14の内部と室12の内部との間に流体
連通を確立する。この作動位置においては、以下に説明するように、容器14内
から所定量のサンプルを取り出すことができる。
【0019】 図6は、室12を事後作動位置で示している。この位置において、室12の最
上方部分11および最下方部分13は、完全に係合し、穿刺用カニューレ18を
クロージャ15に完全に貫通させ、カッピング部材16の基部と接触させており
、その結果、溝34がサンプル容器14内に完全に位置する。入れ子式室12の
開放時、サンプル容器14は、穿刺用カニューレ18によってカッピング部材1
6に固着してあるので、余分な液体サンプルが通路32から流出する危険なしに
、安全に廃棄し得る。
【0020】 図7は、穿刺用カニューレ18の拡大図であり、カニューレを軸線方向に貫い
て延びる細長い通路32と、カニューレの最外面に沿って部分的な長さにわたっ
て軸線方向に延びるチャネル34をより良好に示している。
【0021】 本発明によれば、図8に示すように、室12内の圧力をモニタし、弁26を大
気状態に開放することによって、精密に制御した量の液体サンプルを閉じたサン
プル容器14から取り出すことができる。図7は、事象A〜Eの時間シーケンス
の関数としてトランスジューサ26によって室14内で測定された圧力を示して
いる。この時間シーケンスは次の通りである。
【0022】 A:サンプル容器14が室12内に置かれている初期時間であり、弁26が周
囲圧力に開いている。室12は、上部11を下部13上へ下向きに入れ子にする
ことによって閉じられる。この時間中、図2に示すように、クロージャ15はカ
ニューレ18の上の非穿刺位置に載っている。
【0023】 B:室12が閉じた後の第1の事前作業時間である。この時間中、弁26が閉
じ、室12も閉じ、その結果、室12内に増大する正圧力が生じる。この時間中
、図3の第1の事前作動位置に示すように、クロージャ15はより深くカニュー
レ18に穿刺される。液体サンプルがカニューレ18から流出することはない。
【0024】 C:室12が閉じた後の第2の事前作業時間である。この時間中、弁26が閉
じ、室12は、その内部に所定の正圧力が発生する程度まで閉じる。この時間中
、図4に示す第2の事前作業位置で示すように、溝34がサンプル容器14の内
部に達しない深さまでクロージャ15がカニューレ18によって穿刺される。こ
の第2の事前作業位置において、トランスジューサ24で測定された圧力は、弁
26を作動させることによって、(すなわち弁26を開閉することによって)室
12内で約0.8〜1.1psiの範囲に維持される。あるいは、この圧力は、ポン
ピング手段を適切に動かすことによって、たとえば、注射器ポンプの作用を制御
することによって、補正される。液体サンプルがカニューレ18から流出ること
はない。
【0025】 D:図5の作動位置に示すように、クロージャ15がカニューレ18によって
穿刺される作動時間である。その結果、溝34がサンプル容器14の内部に達し
ている。入れ子式室12の内部とサンプル容器14の内部との間には溝34によ
って、開いた通路が創り出される。その結果、空気の流れがサンプル容器14に
侵入する。サンプル容器14の内部への空気の流れは、液体を、通路32を通し
て流動させると共に、カッピング部材16の下に位置する受け器35内に流入さ
せる。図8に示すように、室12内の正圧力状態は、時間D中に急速に減少する
。下記の表1に示すように、室12内の圧力減少は、サンプル容器14内から送
り出される液体サンプルの体積に関係することが発見された。この発見により、
室12内の圧力が所定レベルに達するまで容器からサンプルを送り出すことによ
って所望量の液体を容器14内から抽出することができる。
【0026】
【表1】 表1 全圧力変化 容器14から移される液体量 −0.37psi 1.7ml −0.44psi 2.2ml −0.49psi 2.4ml
【0027】 ひとたびサンプル容器内の圧力変化と抽出される液体の量との上記関係が所与
のチューブ・サイズ、カニューレ、室について確立したならば、トランスジュー
サ26によって示される全圧力変化が、たとえば表1に示すように、所望体積の
液体に対応する所定レベルに達したときはいつでも、トランスジューサ24のよ
うな装置を使用し、弁26のような装置を大気圧に開いて室12の内部の空気圧
をモニタすることによって同様の容器から所望体積の液体を正確に抽出すること
が可能になる。本方法の利点は、サンプル容器14の内外間の圧力を釣り合わせ
ることなく、液体サンプルを閉じたサンプル容器から抽出する場合に生じる可能
性のあるサンプル体積エラーの排除である。
【0028】 ベクトン・ディッキンソン社から入手可能なリチウム・ヘパリンを収容してい
るVacutainer(R)チューブのような5mlサンプル・チューブから1.0〜4.0ml
の範囲で血清または尿のような体液を取り出すように設計した典型的な実施例に
おいては、カッピング部材16は、Cyrano(R)ポリエチレンのような重合材料か
ら成形され、カニューレ18を収容する部分は、約2cmの外径、5cmの深さおよ
び約0.1cm壁厚の寸法を有する。カニューレ18は、約4cmの高さ、0.4cmの
直径を有し、約0.09cm直径の通路32がカニューレの全長にわたって延びて
おり、約0.06cmの溝34がカニューレ18の先端から約0.002cmのところ
から始まって約1.2cmの長さにわたって延びている。下部13も、Cyrano(R)
リエチレンから2.5cm内径のシリンダ状部材に整形され、約0.3cmの壁厚、約
7cmの高さを有する。上部11は、約5cmの高さであり、閉じた孔を有するブロ
ック状部材として形成してもよく、その場合、その内面は、普通のエラストマO
リング・シールで、下部13の外面に対して真空シールされる。Oriental Motor
から入手可能なVexta(R)モータのようなステッパ・モータが、上部11を1秒に
つき約5ステップの率で一連の0.002cmステップで下部上に入れ子にするよ
うになっている。カッピング部材16は、普通のエラストマOリングまたは扁平
シールを使用して下部13に対して圧力シールしてもよい。
【0029】 図1で示す配置において作動するとき、開いた0.1cm直径の圧力ライン20
が、入れ子式室12の内部をKloneから入手可能なものと同様の注射器作用式圧
力ポンプ22、SenSymから入手可能なものと同様の圧力測定用トランスジューサ
24およびGeneral Valveから入手可能なものと同様のダイアフラム弁26と接
続しており、したがって、ライン20を急速に開き、室12の内部を大気圧環境
に持って行くことができるようになっている。作動にあたって、下記の表2にお
けると同様の入れ子式室12内圧力が、約6%の標準偏差で1〜4mlの範囲にお
いて液体サンプル体積を与えることがわかった。
【0030】
【表2】
【0031】 ここに開示した発明の実施例が発明の原理を説明するためのものであり、発明
の範囲内になお存する他の変更態様も使用し得ることは了解されたい。たとえば
、或る別の実施例においては、室12は、負の作動圧力に維持される。そして、
通路32およびチャネル34の機能は逆転する。また別の実施例においては、通
路32およびチャネル34は、共に、カニューレの全長にわたって延びる密閉通
路であり、一方の通路がサンプル容器14内から受け器35に流体を流動させる
のに使用され、他方の通路が、ライン20内の圧力源22、弁26およびトラン
スジューサ24に接続され、それによって、サンプル容器14を室12内に入れ
る必要性を排除している。さらにまた別の実施例においては、室12が、カニュ
ーレ18の「出口」端に位置し、サンプル容器14を大気圧状態にさらしてもよ
い。この場合、負の圧力がトランスジューサ24によってモニタされ、室12内
の増大する圧力が、液体サンプル容器14の内部が室12の内部に通じるまで、
制御されることになろう。さらに、圧力ポンプ22の代わりに、別の弁および圧
力トランスジューサと協働して作用する普通の真空源あるいは圧力源を用い、室
12内に安定した作動圧力または真空を維持するようにしてもよい。したがって
、本発明は、本明細書で示し、説明した実施例のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を有利に使用し得る自動化液体サンプリング・システムの概略図である
【図2】 入れ子式室内に位置し、本発明の穿刺用カニューレと穿刺整合しているサンプ
ル容器を示す断面図である。
【図3】 入れ子式室内に位置し、本発明の穿刺用カニューレと共に第1事前作動位置に
あるサンプル容器を示す断面図である。
【図4】 入れ子式室内に位置し、本発明の穿刺用カニューレと共に第2事前作動位置に
あるサンプル容器を示す断面図である。
【図5】 入れ子式室内に位置し、本発明の穿刺用カニューレと共に作動位置にあるサン
プル容器を示す断面図である。
【図6】 入れ子式室内に位置し、本発明の穿刺用カニューレと共に事後作動位置にある
サンプル容器を示す断面図である。
【図7】 本発明の穿刺用カニューレ例の拡大断面図である。
【図8】 本発明の典型的な事象の時間シーケンスの概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月5日(2000.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・チャールズ・マッツァ アメリカ合衆国デラウェア州19711.ニュ ーアーク.ウォーカーウェイ305 (72)発明者 ケリー・リン・ミラー アメリカ合衆国メリーランド州21921.エ ルクトン.フォックスランドライブ20 (72)発明者 ジェフリー・ケネス・パーマー アメリカ合衆国デラウェア州19711.ニュ ーアーク.ビーチヒルドライブ99 (72)発明者 ポール・ジョン・ズーク アメリカ合衆国ペンシルベニア州19352. リンカンユニヴァーシティ.ウォールナッ トドライブ5 Fターム(参考) 2G052 AA28 AB16 AC12 AD06 BA02 BA12 BA13 HC08 HC09 HC25 JA04 JA05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿刺可能なクロージャで閉じた容器の内部から所望量の液体
    を抽出する方法であって、容器が室の内部に配置してあり、この室が、圧力トラ
    ンスジューサおよび圧力制御手段と空気圧連通している方法において、全長にわ
    たって延びている通路と、部分的な長さにわたって延びている溝とを有するカニ
    ューレでクロージャを穿刺することを開始する段階と、トランスジューサに応答
    して圧力制御手段を作動させて室内に比較的一定の圧力範囲を維持する段階と、
    溝が室内部と容器内部との開放連通を確立するまでカニューレでのクロージャの
    穿刺を続け、それによって、通路を通してチューブから液体を送り込む段階と、
    所望量の流体が容器から送り込まれた後に弁を開く段階とを包含することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 室が、シールされた入れ子式室であり、カニューレでのクロ
    ージャの穿刺を開始することで、この入れ子式室を圧縮することを特徴とする請
    求項1の方法。
  3. 【請求項3】 圧力制御手段が、弁またはポンプを包含することを特徴とす
    る請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 圧力制御手段が、弁およびポンプを包含することを特徴とす
    る請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 カニューレが、容器と嵌合するサイズのカッピング部材と一
    体であり、その底から上方へ延びていることを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 カッピング部材が、室にある開口内にシール可能に装着され
    ていることを特徴とする請求項3の方法。
  7. 【請求項7】 カッピング部材が使い捨てであることを特徴とする請求項4
    の方法。
  8. 【請求項8】 容器が、体液を収容しているチューブであることを特徴とす
    る請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 所望量の流体が、1〜4mlの範囲にあることを特徴とする請
    求項1の方法。
  10. 【請求項10】 入れ子式室を圧縮するのに、モータを使用して室の上方部
    分を下方部分上に駆動することを特徴とする請求項2の方法。
  11. 【請求項11】 穿刺可能なクロージャで閉じた容器の内部から所望量の液
    体を抽出する方法であって、全長にわたって延びる一対の通路を有するカニュー
    レでのクロージャの穿刺を開始する段階と、容器内部、圧力トランスジューサ、
    ポンプ、弁間の空気圧連通を前記通路のうち第1の通路を用いて確立する段階と
    、トランスジューサに応答して圧力制御手段を作動させて容器内に比較的一定し
    た圧力範囲を維持する段階と、容器内部、容器外部間の流体連通を第2の通路を
    用いて確立し、この通路を通してチューブから液体を送り込む段階と、所望量の
    流体を容器から送り込んだ後に弁を開いて圧力を除く段階とを包含することを特
    徴とする方法。
  12. 【請求項12】 穿刺可能なクロージャで閉じた容器の内部から所望量の液
    体を抽出する装置であって、シール可能な室と、この室内に一定の圧力を維持す
    る手段と、室内に配置したカニューレであり、その先端から全長にわたって室の
    外部まで延びている通路およびカニューレの先端付近からカニューレの部分長さ
    にわたって延びている溝を有するカニューレと、カニューレの先端がクロージャ
    を通して押し込まれるように室を圧縮する手段とを包含し、溝が、室内部と容器
    内部との連通を確立したときに容器から通路を通して室の外部へ液体を送ること
    を特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 室が、シールされた入れ子式室であり、この入れ子式室を
    圧縮する手段が、室の上方部分と室の下方部分との間に相対的な運動を生じさせ
    るようになっているモータを包含することを特徴とする請求項12の装置。
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