JP2596963B2 - 液体試試料の分離方法及び分離装置 - Google Patents
液体試試料の分離方法及び分離装置Info
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- JP2596963B2 JP2596963B2 JP63082132A JP8213288A JP2596963B2 JP 2596963 B2 JP2596963 B2 JP 2596963B2 JP 63082132 A JP63082132 A JP 63082132A JP 8213288 A JP8213288 A JP 8213288A JP 2596963 B2 JP2596963 B2 JP 2596963B2
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- sample
- blood
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/502—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
- B01L3/5021—Test tubes specially adapted for centrifugation purposes
- B01L3/50215—Test tubes specially adapted for centrifugation purposes using a float to separate phases
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L9/00—Supporting devices; Holding devices
- B01L9/06—Test-tube stands; Test-tube holders
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/483—Physical analysis of biological material
- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/49—Blood
- G01N33/491—Blood by separating the blood components
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T436/25—Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は室内に収容されている血液のような液体の試
料の予め選定された相を分離する方法及びこれに使用す
る装置、並びに室を縦軸線の回りに回転させることによ
り室内に収容されている液体試料の相を配列させる手段
に関するものである。特に、本発明は血液試料を、試験
管または注射器様装置内に採取し、この試験管または注
射器様装置を縦軸線の回りに回転させることにより血液
試料の相を分離し、試験管または注射器様装置から分離
された相を相の順序に受け取る装置に関するものであ
る。
料の予め選定された相を分離する方法及びこれに使用す
る装置、並びに室を縦軸線の回りに回転させることによ
り室内に収容されている液体試料の相を配列させる手段
に関するものである。特に、本発明は血液試料を、試験
管または注射器様装置内に採取し、この試験管または注
射器様装置を縦軸線の回りに回転させることにより血液
試料の相を分離し、試験管または注射器様装置から分離
された相を相の順序に受け取る装置に関するものであ
る。
診断及び監視のために分析される血液は、注射器また
は排気された採取管に取り付けた特殊なカニューレまた
は針を使用して静脈穿刺によって採取するのが普通であ
る。このような採取技術及び装置は使用が容易で融通性
に富んでいることが必要である。その理由は、処理され
る血液検体の数が多いからであり、また添加剤を添加す
ること、容積を変えることができること及び個々の医学
的条件に適合することという要件があるからである。
は排気された採取管に取り付けた特殊なカニューレまた
は針を使用して静脈穿刺によって採取するのが普通であ
る。このような採取技術及び装置は使用が容易で融通性
に富んでいることが必要である。その理由は、処理され
る血液検体の数が多いからであり、また添加剤を添加す
ること、容積を変えることができること及び個々の医学
的条件に適合することという要件があるからである。
構成成分相である血清または血漿を細胞から分離する
ことは、実験室における分析に必要であることが多く、
これは遠心分離または場合によっては濾過によって行わ
れるのが普通である。このような分離は微量成分並びに
多量成分の分別を必要とすることがある。分離した後
に、相は不活性容器内で物理的及び化学的に単離されて
いる状態に維持して検体濃度の変動を防止するが最も良
い。分離された相は制御された温度、気圧または光とい
う雰囲気条件下に貯蔵することが必要であることがあ
る。
ことは、実験室における分析に必要であることが多く、
これは遠心分離または場合によっては濾過によって行わ
れるのが普通である。このような分離は微量成分並びに
多量成分の分別を必要とすることがある。分離した後
に、相は不活性容器内で物理的及び化学的に単離されて
いる状態に維持して検体濃度の変動を防止するが最も良
い。分離された相は制御された温度、気圧または光とい
う雰囲気条件下に貯蔵することが必要であることがあ
る。
血液及びその分画は容積、色及び濁度という特性を有
しており、分析者はこれらの特性に注目するのが重要で
ある。その理由はこれらの特性が後で行う分析に影響を
及ぼすことがあるからである。血液は感染性因子を含有
していることがあり、隔離された状態、好ましくは閉鎖
システム内に隔離された状態に維持して実験室の職員に
曝される機会を減らす必要がある。血液検体は、コンパ
クトで使用が簡単であることが要求される医者のオフィ
スでは少数処理されることがありあるいは効率及び保証
された識別が必須条件でありかつ自動化が望ましい診療
所及び病院では多数処理されることがある。
しており、分析者はこれらの特性に注目するのが重要で
ある。その理由はこれらの特性が後で行う分析に影響を
及ぼすことがあるからである。血液は感染性因子を含有
していることがあり、隔離された状態、好ましくは閉鎖
システム内に隔離された状態に維持して実験室の職員に
曝される機会を減らす必要がある。血液検体は、コンパ
クトで使用が簡単であることが要求される医者のオフィ
スでは少数処理されることがありあるいは効率及び保証
された識別が必須条件でありかつ自動化が望ましい診療
所及び病院では多数処理されることがある。
従って、人にさらされる機会が制限されている条件下
に血液の相を分離できる特徴と、これらの相を分離され
変化しない状態に維持できる特徴と、これらの相の全体
の特性を監視できる特徴と、血液採取条件の変動に直ち
に適合できる特徴と、単独使用したり自動化装置に組み
込んだりできる融通性の特徴とが組み合わせられている
血液採取・分離装置またはシステムが必要とされてい
る。
に血液の相を分離できる特徴と、これらの相を分離され
変化しない状態に維持できる特徴と、これらの相の全体
の特性を監視できる特徴と、血液採取条件の変動に直ち
に適合できる特徴と、単独使用したり自動化装置に組み
込んだりできる融通性の特徴とが組み合わせられている
血液採取・分離装置またはシステムが必要とされてい
る。
血清及び血漿は普通に使用される分析試料である。血
清が望ましい場合には、さらに分離を試みる前に検体を
凝固または凝集させることができる必要がある。このよ
うな凝固相形成の活性化は、血液が採取されているガラ
ス採取管との接触の結果として起こることがあり、米国
特許第4,189,382号に記載されているような種々の凝集
活性化剤(clot activating material)を添加すること
により強めることができる。血漿が望ましい場合には、
採取後直ちに検体に凝集防止剤を混合しておく必要があ
る。このために、製造時に血液採取装置内に凝集防止剤
を入れておくのが普通である。
清が望ましい場合には、さらに分離を試みる前に検体を
凝固または凝集させることができる必要がある。このよ
うな凝固相形成の活性化は、血液が採取されているガラ
ス採取管との接触の結果として起こることがあり、米国
特許第4,189,382号に記載されているような種々の凝集
活性化剤(clot activating material)を添加すること
により強めることができる。血漿が望ましい場合には、
採取後直ちに検体に凝集防止剤を混合しておく必要があ
る。このために、製造時に血液採取装置内に凝集防止剤
を入れておくのが普通である。
最も普通に使用される血液採取装置は注射器及び排気
された管である。これらはそれぞれある状況下に利点及
び欠点を有する。
された管である。これらはそれぞれある状況下に利点及
び欠点を有する。
注射器の場合には、負圧及び抜取り容積(draw voleu
me)を容易に制御することができる。従って、カニュー
レを通る迅速で激しい血液の流れを制限することがで
き、赤血球細胞に対するせん断力に起因する溶血を回避
することができる。また抜き取られる血液の容積はオペ
レータによって容易に制御することができ、従って血液
容積の範囲の1種のサイズの採取用注射器を使用するこ
とができる。他方、注射器内に採取された血液は分析前
に血液成分分離用の別の管に移す必要があるのが普通で
ある。一つの形態では、この問題は、着脱自在な注射器
プランジャ用ハンドルを設け、血液抜取り後に取り付け
ることができる注射針端部用の別個の栓を設けることに
より克服される。この設計に基づいて閉鎖された試験管
用容器が提供され、「モノベット(Monovette)」とい
う商品名でダブリュ・サーステッヅ(W・Sarstedt)社
(米国ニュージャージー州プリンストン所在)から販売
されている。しかし、遠心分離または凝固が行われた後
に、血漿または血清の画分は細胞成分と接触したままで
あり、このため検体をすみやかに他の容器に移さない場
合には検体が変化する。
me)を容易に制御することができる。従って、カニュー
レを通る迅速で激しい血液の流れを制限することがで
き、赤血球細胞に対するせん断力に起因する溶血を回避
することができる。また抜き取られる血液の容積はオペ
レータによって容易に制御することができ、従って血液
容積の範囲の1種のサイズの採取用注射器を使用するこ
とができる。他方、注射器内に採取された血液は分析前
に血液成分分離用の別の管に移す必要があるのが普通で
ある。一つの形態では、この問題は、着脱自在な注射器
プランジャ用ハンドルを設け、血液抜取り後に取り付け
ることができる注射針端部用の別個の栓を設けることに
より克服される。この設計に基づいて閉鎖された試験管
用容器が提供され、「モノベット(Monovette)」とい
う商品名でダブリュ・サーステッヅ(W・Sarstedt)社
(米国ニュージャージー州プリンストン所在)から販売
されている。しかし、遠心分離または凝固が行われた後
に、血漿または血清の画分は細胞成分と接触したままで
あり、このため検体をすみやかに他の容器に移さない場
合には検体が変化する。
一層普及している予め排気された血液採取管(米国特
許第2,460,641号に記載されているようなもの)は次の
利点を有する:いったん滅菌すると、血液採取管の内部
は追加のパッケージを設けなくても滅菌されたままであ
る点、その基本的形態において一端が永久に閉鎖されて
いて開放端にゴム栓がしてあるガラス管のみからなる点
で構造及び使用が簡単である点、及び血液の抜取りを完
了してからゴム栓を突き通すのに使用したカニューレを
取り除いた場合に自然治癒性(self−healing)である
点。排気された採取管の場合の問題は、この管内に流入
する制御されていない激しい血液の流れによって溶血が
起るかあるいは静脈がへこむことがあり、これは乳児ま
たは脆い細胞または血管を有する人々からの採血に使用
した場合に特にそうである。もう一つの問題は検体容積
を変える必要がある場合に適合するように管のサイズを
広範囲にわたって用意しておく必要がある点である。普
通採取管は血液で完全に満たされるのが望ましく、従っ
て真空が釈放されるのが望ましい。その理由は、そうで
ない場合には、いくつかのガス状または揮発性の血液成
分が採取管の空の容積中に拡散して、試料中の真の濃度
をゆがめることがあるからである。
許第2,460,641号に記載されているようなもの)は次の
利点を有する:いったん滅菌すると、血液採取管の内部
は追加のパッケージを設けなくても滅菌されたままであ
る点、その基本的形態において一端が永久に閉鎖されて
いて開放端にゴム栓がしてあるガラス管のみからなる点
で構造及び使用が簡単である点、及び血液の抜取りを完
了してからゴム栓を突き通すのに使用したカニューレを
取り除いた場合に自然治癒性(self−healing)である
点。排気された採取管の場合の問題は、この管内に流入
する制御されていない激しい血液の流れによって溶血が
起るかあるいは静脈がへこむことがあり、これは乳児ま
たは脆い細胞または血管を有する人々からの採血に使用
した場合に特にそうである。もう一つの問題は検体容積
を変える必要がある場合に適合するように管のサイズを
広範囲にわたって用意しておく必要がある点である。普
通採取管は血液で完全に満たされるのが望ましく、従っ
て真空が釈放されるのが望ましい。その理由は、そうで
ない場合には、いくつかのガス状または揮発性の血液成
分が採取管の空の容積中に拡散して、試料中の真の濃度
をゆがめることがあるからである。
血漿相または血清相は血液細胞または凝固相から遠心
分離によって容易に分離することができる。それはこれ
らの両相の比重が異なるからである。推奨される通常の
方法は、検体を1000〜1200gの相対的向心加速において
約10分間遠心分離する方法である。血清または血漿を細
胞相から物理的に分離するために、遠心分離中に活性化
されるかあるいは分離完了後に適用される種々の材料及
び装置が既に開示されている。このような材料として
は、例えば、米国特許第4,350,593号、同第3,852,194
号、及び同第4,083,784号に記載されているような、血
液相の中間の密度を有するゲル様組成物がある。普通に
使用されているこのような物質は排気された血液採取管
中に製造時に封入され、適正な遠心力の作用下に血液相
間の界面に移動し、ここで障壁を形成する。このような
材料の場合の問題は、このような材料は化学的反応性の
低い物質から作られているが、血清または血漿を汚染す
る物質(該組成物を製造する際に触媒として使用した低
いレベルのいくつかの種類の金属のような物質)を含有
している点である。血液の分析によって測定されたいく
つかの物質、例えば、有機物質に可溶性で(organic−s
oluble)疎水性の低濃度の薬は、ゲル様材料によって試
料から有意に吸着あるいは吸収され、このため分析結果
が不正確になることがある。種々の栓様物体からなる他
のセパレータが、例えば、米国特許第4,492,634号、同
第3,508,653号、同第4,417,981号、同第4,425,235号、
及び同第4,368,117号に記載されているように、使用さ
れている。不幸なことには、これらの装置はこれを製造
し予め排気した採取管中に挿入するのに比較的多くの費
用がかかり、しかもこれらの装置によって提供される障
壁は一層簡単な分離用ゲル様材料より信頼性あるいは効
果が大きいということはない。
分離によって容易に分離することができる。それはこれ
らの両相の比重が異なるからである。推奨される通常の
方法は、検体を1000〜1200gの相対的向心加速において
約10分間遠心分離する方法である。血清または血漿を細
胞相から物理的に分離するために、遠心分離中に活性化
されるかあるいは分離完了後に適用される種々の材料及
び装置が既に開示されている。このような材料として
は、例えば、米国特許第4,350,593号、同第3,852,194
号、及び同第4,083,784号に記載されているような、血
液相の中間の密度を有するゲル様組成物がある。普通に
使用されているこのような物質は排気された血液採取管
中に製造時に封入され、適正な遠心力の作用下に血液相
間の界面に移動し、ここで障壁を形成する。このような
材料の場合の問題は、このような材料は化学的反応性の
低い物質から作られているが、血清または血漿を汚染す
る物質(該組成物を製造する際に触媒として使用した低
いレベルのいくつかの種類の金属のような物質)を含有
している点である。血液の分析によって測定されたいく
つかの物質、例えば、有機物質に可溶性で(organic−s
oluble)疎水性の低濃度の薬は、ゲル様材料によって試
料から有意に吸着あるいは吸収され、このため分析結果
が不正確になることがある。種々の栓様物体からなる他
のセパレータが、例えば、米国特許第4,492,634号、同
第3,508,653号、同第4,417,981号、同第4,425,235号、
及び同第4,368,117号に記載されているように、使用さ
れている。不幸なことには、これらの装置はこれを製造
し予め排気した採取管中に挿入するのに比較的多くの費
用がかかり、しかもこれらの装置によって提供される障
壁は一層簡単な分離用ゲル様材料より信頼性あるいは効
果が大きいということはない。
このような障壁の大部分における問題は、これらの障
壁が血清または血漿を細胞相から完全には分離できない
か、あるいはゲル様セパレータ障壁の場合には試験を行
う実験室まで船または郵便で送る際に出会うような激し
い震動を受けた時にこれらの障壁が破壊することがある
点である。このようなことが起った場合には、分離して
いる相の相互作用によって分析結果が不正確になる。し
かも、血液相とゲル様障壁セパレータとの接触時間が長
くなると、血液と障壁との相互作用による分析誤差の程
度が大きくなる。従って、このような装置の大部分にお
いては、血液を採取した後直ちに相を分離し、次いで分
離した血漿または血清を長時間貯蔵または輸送するため
に別の容器に移す必要がある。この際起る問題は、移し
た試料が正しくなく識別されることがあること、及び移
す過程で使用者が潜在的に危険なあるいは感染している
血液に曝されることである。
壁が血清または血漿を細胞相から完全には分離できない
か、あるいはゲル様セパレータ障壁の場合には試験を行
う実験室まで船または郵便で送る際に出会うような激し
い震動を受けた時にこれらの障壁が破壊することがある
点である。このようなことが起った場合には、分離して
いる相の相互作用によって分析結果が不正確になる。し
かも、血液相とゲル様障壁セパレータとの接触時間が長
くなると、血液と障壁との相互作用による分析誤差の程
度が大きくなる。従って、このような装置の大部分にお
いては、血液を採取した後直ちに相を分離し、次いで分
離した血漿または血清を長時間貯蔵または輸送するため
に別の容器に移す必要がある。この際起る問題は、移し
た試料が正しくなく識別されることがあること、及び移
す過程で使用者が潜在的に危険なあるいは感染している
血液に曝されることである。
血清または血漿の一部分は、採取管の開放端に挿入さ
れかつフィブリンが血清または血漿試料中に入らないよ
うにするフィルタを通って血清を採取管から別個の試料
採取容器中に一方向に流すことができる装置によって、
遠心分離後に完全に単離することができる。このような
装置は、例えば、米国特許第4,464,254号、同第3,929,6
46号及び同第4,602,995号に記載されており、ダブリュ
・サーステッヅ社によって「血清/血漿フィルタ(seru
m/plasma filter)」という商品名で製造、販売されて
いる。このような装置を使用すると、イオンの拡散また
は他の相間相互作用を防止しながら血液の相を分離する
ことができる。しかし、このような装置を使用する場合
には採取管の追加操作が必要となり、この結果使用者は
血液検体に曝され、試料で汚染される危険に曝される。
関連する装置は血液画分を採血用袋から別個の溜めに流
すことができるようにした可撓性のマルチ容器を使用し
ている(例えば、米国特許第4,447,220号及び同第4,32
2,298号)が、これらの装置は凝血防止処理を行った血
液の分離にのみ使用される嵩高で複雑なシステムであ
り、日常の臨床分析用の試料の採取及び調整には適して
いない。
れかつフィブリンが血清または血漿試料中に入らないよ
うにするフィルタを通って血清を採取管から別個の試料
採取容器中に一方向に流すことができる装置によって、
遠心分離後に完全に単離することができる。このような
装置は、例えば、米国特許第4,464,254号、同第3,929,6
46号及び同第4,602,995号に記載されており、ダブリュ
・サーステッヅ社によって「血清/血漿フィルタ(seru
m/plasma filter)」という商品名で製造、販売されて
いる。このような装置を使用すると、イオンの拡散また
は他の相間相互作用を防止しながら血液の相を分離する
ことができる。しかし、このような装置を使用する場合
には採取管の追加操作が必要となり、この結果使用者は
血液検体に曝され、試料で汚染される危険に曝される。
関連する装置は血液画分を採血用袋から別個の溜めに流
すことができるようにした可撓性のマルチ容器を使用し
ている(例えば、米国特許第4,447,220号及び同第4,32
2,298号)が、これらの装置は凝血防止処理を行った血
液の分離にのみ使用される嵩高で複雑なシステムであ
り、日常の臨床分析用の試料の採取及び調整には適して
いない。
血液型を検出し血液の適合性を試験する血液銀行分野
におけるようないくつかの分析の場合には、血清または
血漿のほかに凝固相または細胞相を試料として採取する
必要がある。上述のものと類似した血清セパレータ装置
及び方法はさらに米国特許第4,046,699号および同第4,3
26,959号に記載されており、これらの装置では採取した
血液の両方の相へのアクセスが容易である。このような
装置を使用する場合の問題は、使用者による追加の操作
が必要であり、その結果使用者は血液検体及び感染の危
険に曝されることが一層多いことである。
におけるようないくつかの分析の場合には、血清または
血漿のほかに凝固相または細胞相を試料として採取する
必要がある。上述のものと類似した血清セパレータ装置
及び方法はさらに米国特許第4,046,699号および同第4,3
26,959号に記載されており、これらの装置では採取した
血液の両方の相へのアクセスが容易である。このような
装置を使用する場合の問題は、使用者による追加の操作
が必要であり、その結果使用者は血液検体及び感染の危
険に曝されることが一層多いことである。
ある場合には、血液検体の細胞成分から血清または血
漿を分離するために従来の遠心機を使用するのが望まし
くないことがあり、それはいくつかの検体のバッチを同
時に分離するのに最も適した大型の高価な遠心機が必要
になるからである。この操作は1個の試料の系統分析を
急ぐ必要がある場合には役に立たない。また、遠心機の
ローターを適正に平衡させて機械及び検体に損傷を与え
ることがある過剰な振動を防止するために時間をかける
必要がある。ノーホーク・サィエンティフィック(Norf
olk Scientific)社(米国、マサチューセッツ州ノール
ウッド所在)によって開発、製造されている「スタトス
ピン(StatSpin,商品名)軸方向遠心機のような装置は
一個の検体に対してはこのような分離を一層迅速に行う
ことができるが、この装置によって使用されている技術
は、従来の血液採取装置において別個に採取され、ゲル
様分離材料が入っている特別の遠心機の室に移された凝
血防止処理をした血液に限定されている。しかも、この
ような移し替えは試料の汚染または損失の危険、識別の
誤り及び血液中の潜在的に感染性の物質にオペレータが
曝される機会を大きくする。追加の容器を使用すること
は試料分析費用を大きくする。
漿を分離するために従来の遠心機を使用するのが望まし
くないことがあり、それはいくつかの検体のバッチを同
時に分離するのに最も適した大型の高価な遠心機が必要
になるからである。この操作は1個の試料の系統分析を
急ぐ必要がある場合には役に立たない。また、遠心機の
ローターを適正に平衡させて機械及び検体に損傷を与え
ることがある過剰な振動を防止するために時間をかける
必要がある。ノーホーク・サィエンティフィック(Norf
olk Scientific)社(米国、マサチューセッツ州ノール
ウッド所在)によって開発、製造されている「スタトス
ピン(StatSpin,商品名)軸方向遠心機のような装置は
一個の検体に対してはこのような分離を一層迅速に行う
ことができるが、この装置によって使用されている技術
は、従来の血液採取装置において別個に採取され、ゲル
様分離材料が入っている特別の遠心機の室に移された凝
血防止処理をした血液に限定されている。しかも、この
ような移し替えは試料の汚染または損失の危険、識別の
誤り及び血液中の潜在的に感染性の物質にオペレータが
曝される機会を大きくする。追加の容器を使用すること
は試料分析費用を大きくする。
同様な難点及び欠点はベックマン・インスッルーメン
ツ(Beckman Instruments)社のスピンコ・ディビジョ
ン(Spinco Division)(米国、カリフォルニア州パロ
・アルト所在)によって製造、販売されている「ACR−9
00」遠心機の室、ローター及び「エアーヒュージ(Airf
uge)」駆動装置にも当てはまる。このローターは二重
室になっており、脂質を含む血清から大きい脂質粒子を
単離するためのものである。高回転速度(例えば、90,0
00rpmより早い速度)においての可塑性の室は変形する
ので、密度の低い脂質相は第2室に移動し、ここで捕捉
される。他の軸方向に回転する遠心機のローターは羽根
で仕切られていることの多い単一容積を有する。このよ
うな遠心機のローターは「帯状ローター(zonal roto
r)」として良く知られており、ウィルス学者がワクチ
ンを製造する場合のような大容積(0.3〜1.7リットル)
の希薄溶液から粒子を採取する場合及び他のこのような
巨大分子の分離されたものを採取する場合に使用される
(アンダーソン・エヌ・ジイ・:プリパラティブ・ゾナ
ル・セントリヒューゲィション(Preparative zonal ce
ntrifugation)「メソード・オブ・バィオケミカル・ア
ナリシス(Methods of Biochemikcal Analysis)」(19
67)15:271−310)。帯状ローターには回転させながら
回転シールを通って動的に装入し、取り出すことができ
る。大部分のものは静的に装入するかあるいは取り出す
ことができず、他方若干のものは動的に装入するかある
いは取り出すことができない。いずれの場合にも、これ
らのローターは回転速度20,000〜60,000rpmにおける超
遠心分離に使用されるのが普通である。流体はポンプに
よって装入され、回転中にポンプ輸送された空気または
密度の一層大きい流体で置き換えることにより取り出さ
れる。単室の軸方向に回転する遠心機のローターであっ
て、容積を変えることができ、血液から血漿を分離する
のに使用することができるものは、米国特許第4,530,69
1号に記載されている。このローターは治療用に血液分
画を作るためのもので、遠心分離によって分別され、ば
ね負荷可動マンドレルによって可撓性の室に加えられて
いる圧力を釈放することにより、これらの血液画分を単
離するのに使用される。このようにして、ローターを回
転させながら、外側区域から密度の一層大きい細胞成分
を取り出し、中心部から流体導管によって血漿を取り出
すことができる。これらの技術はいずれも(帯状超遠心
分離技術も可動マンドレルを有する遠心機も)、臨床分
析に通常必要である血液検体の分別に適していない。容
積は大きすぎ;凝集防止剤の使用を必要とし、凝固全血
の場合には使用できず;自動化操作に適合させるのは容
易でない。
ツ(Beckman Instruments)社のスピンコ・ディビジョ
ン(Spinco Division)(米国、カリフォルニア州パロ
・アルト所在)によって製造、販売されている「ACR−9
00」遠心機の室、ローター及び「エアーヒュージ(Airf
uge)」駆動装置にも当てはまる。このローターは二重
室になっており、脂質を含む血清から大きい脂質粒子を
単離するためのものである。高回転速度(例えば、90,0
00rpmより早い速度)においての可塑性の室は変形する
ので、密度の低い脂質相は第2室に移動し、ここで捕捉
される。他の軸方向に回転する遠心機のローターは羽根
で仕切られていることの多い単一容積を有する。このよ
うな遠心機のローターは「帯状ローター(zonal roto
r)」として良く知られており、ウィルス学者がワクチ
ンを製造する場合のような大容積(0.3〜1.7リットル)
の希薄溶液から粒子を採取する場合及び他のこのような
巨大分子の分離されたものを採取する場合に使用される
(アンダーソン・エヌ・ジイ・:プリパラティブ・ゾナ
ル・セントリヒューゲィション(Preparative zonal ce
ntrifugation)「メソード・オブ・バィオケミカル・ア
ナリシス(Methods of Biochemikcal Analysis)」(19
67)15:271−310)。帯状ローターには回転させながら
回転シールを通って動的に装入し、取り出すことができ
る。大部分のものは静的に装入するかあるいは取り出す
ことができず、他方若干のものは動的に装入するかある
いは取り出すことができない。いずれの場合にも、これ
らのローターは回転速度20,000〜60,000rpmにおける超
遠心分離に使用されるのが普通である。流体はポンプに
よって装入され、回転中にポンプ輸送された空気または
密度の一層大きい流体で置き換えることにより取り出さ
れる。単室の軸方向に回転する遠心機のローターであっ
て、容積を変えることができ、血液から血漿を分離する
のに使用することができるものは、米国特許第4,530,69
1号に記載されている。このローターは治療用に血液分
画を作るためのもので、遠心分離によって分別され、ば
ね負荷可動マンドレルによって可撓性の室に加えられて
いる圧力を釈放することにより、これらの血液画分を単
離するのに使用される。このようにして、ローターを回
転させながら、外側区域から密度の一層大きい細胞成分
を取り出し、中心部から流体導管によって血漿を取り出
すことができる。これらの技術はいずれも(帯状超遠心
分離技術も可動マンドレルを有する遠心機も)、臨床分
析に通常必要である血液検体の分別に適していない。容
積は大きすぎ;凝集防止剤の使用を必要とし、凝固全血
の場合には使用できず;自動化操作に適合させるのは容
易でない。
血液の分離及び分析の操作の際に、実験者は血液との
接触によって生ずることのある感染性因子、例えば、肝
炎または後天免疫欠損症候群に曝される。さらに、血液
検体を分離する従来のバッチ処理は多くの労力を要し、
臨床実験室における他の処理とは異なり普通自動化され
ていない。血液分離の自動化は実験者も血液処理の危険
から効果的に隔離することができ、しかも、理論的には
全分析操作の速度を速めることができる。
接触によって生ずることのある感染性因子、例えば、肝
炎または後天免疫欠損症候群に曝される。さらに、血液
検体を分離する従来のバッチ処理は多くの労力を要し、
臨床実験室における他の処理とは異なり普通自動化され
ていない。血液分離の自動化は実験者も血液処理の危険
から効果的に隔離することができ、しかも、理論的には
全分析操作の速度を速めることができる。
本発明は、室内の血液のような液体の試料の予め選定
した相を分離する方法及び装置を提供する。本発明方法
は、所定の長さ及び一定の断面形状を有する管状室に試
料を入れ、前記室をその縦軸線の回りに回転させること
により前記試料の相を配列させ、これらの相を配列させ
ながら分離制御信号に応答して前記室の容積を減少さ
せ、これらの分離した相を前記室から相の順序に受け取
り、該室から受け取られている試料部分に関する情報を
取り出し、該情報を使用して前記分離制御信号を変更す
ることを特徴とする。
した相を分離する方法及び装置を提供する。本発明方法
は、所定の長さ及び一定の断面形状を有する管状室に試
料を入れ、前記室をその縦軸線の回りに回転させること
により前記試料の相を配列させ、これらの相を配列させ
ながら分離制御信号に応答して前記室の容積を減少さ
せ、これらの分離した相を前記室から相の順序に受け取
り、該室から受け取られている試料部分に関する情報を
取り出し、該情報を使用して前記分離制御信号を変更す
ることを特徴とする。
本発明方法は、追加の面において、試料から取り出し
た情報に応答して回転制御信号を変更することにより回
転制御信号を発生させて回転速度及びその持続時間を制
御し、最初に室内に部分真空を生じさせて該室内への試
料の導入を容易にする。
た情報に応答して回転制御信号を変更することにより回
転制御信号を発生させて回転速度及びその持続時間を制
御し、最初に室内に部分真空を生じさせて該室内への試
料の導入を容易にする。
また、本発明は、本発明方法により血液のような液体
の予め選定した相を分離する装置を提供する。本発明装
置は、所定の初期長さ及びその長さに沿って実質的に一
定な断面形状を有する液体試料収容室と;該室をその縦
軸線の回りに回転させて前記試料の相を配列させる試料
配列手段と;分離すべき試料部分を決定する試料分離手
段と;前記室の容積を減少するための室容積制御手段
と;試料の配列された部分を受け取るための弁手段とを
具えることを特徴とする。
の予め選定した相を分離する装置を提供する。本発明装
置は、所定の初期長さ及びその長さに沿って実質的に一
定な断面形状を有する液体試料収容室と;該室をその縦
軸線の回りに回転させて前記試料の相を配列させる試料
配列手段と;分離すべき試料部分を決定する試料分離手
段と;前記室の容積を減少するための室容積制御手段
と;試料の配列された部分を受け取るための弁手段とを
具えることを特徴とする。
本発明の他の目的においては、試料のパラメータを感
知してこれに相当する信号を発生する試料感知手段を提
供し;室容積制御手段を試料分離手段の発生する制御信
号に応答させる手段を提供し;試料配列手段を第2試料
感知手段の発生する信号に応答させる手段を提供し;前
記室を最初に部分真空にする装置を設けることにより前
記室内への試料の導入を助け;室識別信号を発生させる
ために前記室がその回転中に遠方から感知できるマーキ
ングを有している装置を提供する。
知してこれに相当する信号を発生する試料感知手段を提
供し;室容積制御手段を試料分離手段の発生する制御信
号に応答させる手段を提供し;試料配列手段を第2試料
感知手段の発生する信号に応答させる手段を提供し;前
記室を最初に部分真空にする装置を設けることにより前
記室内への試料の導入を助け;室識別信号を発生させる
ために前記室がその回転中に遠方から感知できるマーキ
ングを有している装置を提供する。
本発明装置は、入手できる血液採取用カニューレと一
緒に従来のように使用して血液試料を採取することがで
き、所要に応じて凝固活性化剤または凝固防止剤を収容
している排気された管状室または注射器様血液採取装
置;制御信号によって調整することができる回転速度及
び持続期間において前記排気された管状室または注射器
様装置を回転させる装置からなる分離手段;及び血液試
料の分離された相が密度の大きくなる順序で血液採取装
置内の封じ込め小容積(containment subvolume)中に
移動するように前記試験管または注射器様血液採取装置
のいずれかのなかで仕切りを移動させる手段を備える。
緒に従来のように使用して血液試料を採取することがで
き、所要に応じて凝固活性化剤または凝固防止剤を収容
している排気された管状室または注射器様血液採取装
置;制御信号によって調整することができる回転速度及
び持続期間において前記排気された管状室または注射器
様装置を回転させる装置からなる分離手段;及び血液試
料の分離された相が密度の大きくなる順序で血液採取装
置内の封じ込め小容積(containment subvolume)中に
移動するように前記試験管または注射器様血液採取装置
のいずれかのなかで仕切りを移動させる手段を備える。
本発明は、有利なことには、相分離を長時間にわたっ
て維持することができ、かつ排気された管状室及び注射
器様装置の両方を従来の遠心機で使用できるように、試
料の相の間に物理的障壁を提供する。注射器様血液採取
装置の追加の利点は、1種のサイズの装置を使用して種
々の容積の血液試料を採取することができ、血液採取装
置内に存在する部分真空室を制御することにより試料の
溶血を減少させることができることである。
て維持することができ、かつ排気された管状室及び注射
器様装置の両方を従来の遠心機で使用できるように、試
料の相の間に物理的障壁を提供する。注射器様血液採取
装置の追加の利点は、1種のサイズの装置を使用して種
々の容積の血液試料を採取することができ、血液採取装
置内に存在する部分真空室を制御することにより試料の
溶血を減少させることができることである。
次に本発明を図面を参照して例について説明する。
第1図及び第2図は本発明の試料採取・分離装置の好
適例を示す。
適例を示す。
第1図及び第2図に示す本発明の好適な試料採取・分
離装置10は、管状室12と、形成されたキャップ組立体14
とからなる。
離装置10は、管状室12と、形成されたキャップ組立体14
とからなる。
管状室12はガラス、プラスチックまたはある他の透明
もしくは半透明で化学的に不活性な材料から構成するの
が好ましく、管状室12は所定の長さ及び一定の断面形状
を有し、閉鎖端及びキャップ組立体14を受け取ってこれ
により適切に封鎖される形状をした開放端を有する。ま
た、管状室12は該管状室12の周囲の回りに位置するバー
コードのような機械で読取ることのできる取り除くこと
のできないマーキングを有することができる。これらの
マーキングによって、特定の試料採取・分離装置10を、
これがその縦軸線の回りに回転している間に、識別でき
るのは極めて有利なことである。
もしくは半透明で化学的に不活性な材料から構成するの
が好ましく、管状室12は所定の長さ及び一定の断面形状
を有し、閉鎖端及びキャップ組立体14を受け取ってこれ
により適切に封鎖される形状をした開放端を有する。ま
た、管状室12は該管状室12の周囲の回りに位置するバー
コードのような機械で読取ることのできる取り除くこと
のできないマーキングを有することができる。これらの
マーキングによって、特定の試料採取・分離装置10を、
これがその縦軸線の回りに回転している間に、識別でき
るのは極めて有利なことである。
前記キャップ組立体14は突き通すことのできる栓部分
16及び分離用部分18を有し、これらの部分は分離できる
継目20において付着している。キャップ組立体14は、前
記栓部分16を通って軸栓方向のプローブ22を押し込んだ
場合に、分離できる継目20において分離用部分18を栓部
分16から引き離すことができるような構造にする。ま
た、キャップ組立体14は管状室12の内壁と共にシールを
形成し、該シールは前記管状室12を予め排気して血液試
料の採取を助けるのに適している。さらに、分離用部分
18は第2シールを形成し、該シールは分離用部分18を移
動させた場合に血液細胞が血液試料採取室24から前記分
離用部分18の回りを通って血清採取室26に入るのを防止
する。
16及び分離用部分18を有し、これらの部分は分離できる
継目20において付着している。キャップ組立体14は、前
記栓部分16を通って軸栓方向のプローブ22を押し込んだ
場合に、分離できる継目20において分離用部分18を栓部
分16から引き離すことができるような構造にする。ま
た、キャップ組立体14は管状室12の内壁と共にシールを
形成し、該シールは前記管状室12を予め排気して血液試
料の採取を助けるのに適している。さらに、分離用部分
18は第2シールを形成し、該シールは分離用部分18を移
動させた場合に血液細胞が血液試料採取室24から前記分
離用部分18の回りを通って血清採取室26に入るのを防止
する。
前記キャップ組立体14は自然治癒性医用ブチルゴムか
ら構成するのが好ましい。分離用部分18には環状中間室
28が流し込み成形されており、環状中間室28は第1通路
30によって軸線に位置する口32から中間室28に供給され
る。前記口32は直径が管状室12より著しく小さいオリフ
ィスを有し、口32はこれが一方向弁を形成するような形
状をしている。分離用部分18が管状室12に沿って軸線方
向に移動するにつれて、血液採取室24内の圧力が増加す
る。ここで、口32が開き、管状室12の縦軸線の近くに位
置する流体は第1通路30を通って中間28内に流入するこ
とができる。次いで、第2通路34によって、流体は中間
室28から分離できる継目20における分離用部分18と栓部
分16との間の間隙に流れ込むことができる。第2通路34
は、中間室28内で圧力が増加した場合に、口32と同様に
第2の一方向弁として機能することができる構造を有す
る。
ら構成するのが好ましい。分離用部分18には環状中間室
28が流し込み成形されており、環状中間室28は第1通路
30によって軸線に位置する口32から中間室28に供給され
る。前記口32は直径が管状室12より著しく小さいオリフ
ィスを有し、口32はこれが一方向弁を形成するような形
状をしている。分離用部分18が管状室12に沿って軸線方
向に移動するにつれて、血液採取室24内の圧力が増加す
る。ここで、口32が開き、管状室12の縦軸線の近くに位
置する流体は第1通路30を通って中間28内に流入するこ
とができる。次いで、第2通路34によって、流体は中間
室28から分離できる継目20における分離用部分18と栓部
分16との間の間隙に流れ込むことができる。第2通路34
は、中間室28内で圧力が増加した場合に、口32と同様に
第2の一方向弁として機能することができる構造を有す
る。
第1b図に示すように、血液抜取り針(その一端は患者
の血管(図示せず)中に装入されている)がキャップ組
立体14を突き通した際に、血液試料38は上述のように予
め真空にしておくことにより血液試料採取室24内に抜き
抜られる。
の血管(図示せず)中に装入されている)がキャップ組
立体14を突き通した際に、血液試料38は上述のように予
め真空にしておくことにより血液試料採取室24内に抜き
抜られる。
第1c図に示すように、血液抜取り針36を除去すると、
キャップ組立体14の孔は再び封鎖される。
キャップ組立体14の孔は再び封鎖される。
第1d図は、試料採取・分離装置10をその縦軸線の回り
に回転させて、細胞成分40及び非細胞成分42への血液の
同心的配列を生起させた場合を示す。
に回転させて、細胞成分40及び非細胞成分42への血液の
同心的配列を生起させた場合を示す。
第1e図は分離プロセスにおいて突き通すことができる
栓部分16を通って軸線方向のプローブ22を挿入した場合
を示す。前記栓部分16は前記軸栓方向のプローブの回り
にシールを形成するので、試料採取・分離装置10は密封
されたままである。軸線方向のプローブ22は試料採取・
分離装置10と一緒に回転し、軸線方向の力を非回転ロッ
ド44から分離用部分18に伝達する中間リンクの作用をす
る。この力は分離できる継目20に沿って分離用部分18を
栓部分16から引き離し、管状室12の長さに沿って移動し
て、血液試料採取室24の容積を小さくする。
栓部分16を通って軸線方向のプローブ22を挿入した場合
を示す。前記栓部分16は前記軸栓方向のプローブの回り
にシールを形成するので、試料採取・分離装置10は密封
されたままである。軸線方向のプローブ22は試料採取・
分離装置10と一緒に回転し、軸線方向の力を非回転ロッ
ド44から分離用部分18に伝達する中間リンクの作用をす
る。この力は分離できる継目20に沿って分離用部分18を
栓部分16から引き離し、管状室12の長さに沿って移動し
て、血液試料採取室24の容積を小さくする。
分離用部分18の移動中に血液試料採取室24内の圧力が
上昇し、中間室28の作用によって口32及び第2通路34が
それぞれ開く。そこで流体(最初は血清または血漿、後
で細胞)は開いている軸線に位置する口32及び第1通路
30を通って中間室28に流入する。次いで、前記流体は開
いている第2通路34によって中間室28を離れ、血清採取
室26に導かれる。該血清採取室26は、分離できる継目20
に沿った分離用部分18と栓部分16との分離が起った際
に、分離用部分18と栓部分16との間に生じる。光学的セ
ンサ46を使用して細胞成分40が中間室28に流入し始める
時期を検出する。
上昇し、中間室28の作用によって口32及び第2通路34が
それぞれ開く。そこで流体(最初は血清または血漿、後
で細胞)は開いている軸線に位置する口32及び第1通路
30を通って中間室28に流入する。次いで、前記流体は開
いている第2通路34によって中間室28を離れ、血清採取
室26に導かれる。該血清採取室26は、分離できる継目20
に沿った分離用部分18と栓部分16との分離が起った際
に、分離用部分18と栓部分16との間に生じる。光学的セ
ンサ46を使用して細胞成分40が中間室28に流入し始める
時期を検出する。
第1f図は前記分離用部分18の移動が止まっている時期
を検出する時点における試料採取・分離装置10を示す。
前記分離用部分18が停止すると、口32及び第2通路34が
閉じ、血液試料採取室24及び中間室28内の流体は血清採
取室26内の流体から効果的に隔離される。この場合には
光学的方法を使用して血液細胞と血清との界面に到達し
た時期を検出しているが、この代りに使用できるいくつ
かの他の判定基準(すなわち、粘度、密度または磁気特
性の差)があるのは明らかである。従って、光学的手段
の使用は本発明を限定するものではない。
を検出する時点における試料採取・分離装置10を示す。
前記分離用部分18が停止すると、口32及び第2通路34が
閉じ、血液試料採取室24及び中間室28内の流体は血清採
取室26内の流体から効果的に隔離される。この場合には
光学的方法を使用して血液細胞と血清との界面に到達し
た時期を検出しているが、この代りに使用できるいくつ
かの他の判定基準(すなわち、粘度、密度または磁気特
性の差)があるのは明らかである。従って、光学的手段
の使用は本発明を限定するものではない。
一方向弁手段が設けられているほか、軸線の口32の終
端におけるオリフィスの直径が小さいので、中間室28に
流入する分離された血清からフィブリンを濾過する効果
的な方法が提供される。血清中のフィブリンは血液分析
機械を閉塞することがあるので、多くの臨床化学研究所
では予防手段としてすべての血清を濾過している。普通
このような濾過では使い捨て濾過装置の使用を含む手動
分離操作が行われ、細胞からの血清の一次分離を行った
後に濾過を行う。装置10では細胞からの血清の分離及び
血清からのフィブリンの分離の両方を1回の操作で行う
ことができる。
端におけるオリフィスの直径が小さいので、中間室28に
流入する分離された血清からフィブリンを濾過する効果
的な方法が提供される。血清中のフィブリンは血液分析
機械を閉塞することがあるので、多くの臨床化学研究所
では予防手段としてすべての血清を濾過している。普通
このような濾過では使い捨て濾過装置の使用を含む手動
分離操作が行われ、細胞からの血清の一次分離を行った
後に濾過を行う。装置10では細胞からの血清の分離及び
血清からのフィブリンの分離の両方を1回の操作で行う
ことができる。
第1g図は血清採取室26からカニューレ48により非細胞
成分42を抜き取っている場合を示す。
成分42を抜き取っている場合を示す。
好適な試料採取・分離装置10を従来の非軸方向遠心機
と併用して血液を分離することができる。これは次の2
種の方法のいずれかで達成することができる。
と併用して血液を分離することができる。これは次の2
種の方法のいずれかで達成することができる。
第1の方法では、本発明の好適な装置10をその内容物
である試料と一緒に従来の非軸方向遠心機内で、前記試
料の細胞成分50と非細胞成分52とを分離するのに十分な
速度で回転させた場合に、前記分離用部分18が遠心力の
作用下に前記細胞成分50と前記非細胞成分52との界面に
向って移動するような密度を有する材料で、分離用部分
18を作る。前記分離用部分18は、第2a図に示すように前
記界面に到達する以前には、この界面に位置しようとす
る。この方法では、前記試料を従来の遠心分離法によっ
て分離する前またはこれと同時に、前記分離用部分18を
前記栓部分16から引き離しておく必要がある。
である試料と一緒に従来の非軸方向遠心機内で、前記試
料の細胞成分50と非細胞成分52とを分離するのに十分な
速度で回転させた場合に、前記分離用部分18が遠心力の
作用下に前記細胞成分50と前記非細胞成分52との界面に
向って移動するような密度を有する材料で、分離用部分
18を作る。前記分離用部分18は、第2a図に示すように前
記界面に到達する以前には、この界面に位置しようとす
る。この方法では、前記試料を従来の遠心分離法によっ
て分離する前またはこれと同時に、前記分離用部分18を
前記栓部分16から引き離しておく必要がある。
第2の方法では、本発明の好適な装置10及びその内容
物である分離された試料を従来の遠心機から取り出した
後に、前記分離用部分18を前記栓部分16から引き離す。
第2b図は従来の遠心分離を行った後の本発明の好適な装
置10及びその内容物である試料を示す。遠心分離機にか
けると、遠心機の回転軸線から離れる方向に縦方向の密
度勾配が増加して密度の大きい細胞成分50は密度の小さ
い血清成分または血漿成分52から分離する。好適な装置
10を遠心機から取り出した後に、第2c図に示すように、
場合によっては軸線方向のプローブ22のような装置によ
って、分離用部分18を栓部分16から引き離し、管状室12
の長さに沿って押し下げる。
物である分離された試料を従来の遠心機から取り出した
後に、前記分離用部分18を前記栓部分16から引き離す。
第2b図は従来の遠心分離を行った後の本発明の好適な装
置10及びその内容物である試料を示す。遠心分離機にか
けると、遠心機の回転軸線から離れる方向に縦方向の密
度勾配が増加して密度の大きい細胞成分50は密度の小さ
い血清成分または血漿成分52から分離する。好適な装置
10を遠心機から取り出した後に、第2c図に示すように、
場合によっては軸線方向のプローブ22のような装置によ
って、分離用部分18を栓部分16から引き離し、管状室12
の長さに沿って押し下げる。
第2d図に示すように細胞成分50が中間室28に入り始め
る時期を観察することにより、オペレータは前記分離用
部分18の移動を停止させる時期を決める。次いで、第2e
図に示すように栓部分16を取り外し、血清成分または血
漿成分52を前記好適な装置10からデカンテーションす
る。
る時期を観察することにより、オペレータは前記分離用
部分18の移動を停止させる時期を決める。次いで、第2e
図に示すように栓部分16を取り外し、血清成分または血
漿成分52を前記好適な装置10からデカンテーションす
る。
侵入する装置(軸線方向のプローブ22またはこれと同
等なもの)を使用して分離用部分18を移動させること
は、好適な装置10に対する1つの制約であると考えられ
ることがある。好適な装置10の他の制約は、前記試料を
抜き取る際に予め排気された画室内に血液が急激に流入
するために、試料の溶血が増大することがあることであ
る。第3図に示す試料採取・分離装置10の他の例では、
血液試料採取室56を予め排気しておくことにより、ある
いは前記血液試料採取室56を注射器のように排気するこ
とにより、血液を抜き取ることができる。さらに、この
他の例の装置54の分離用部分の作動は非侵入的に達成す
ることができる。
等なもの)を使用して分離用部分18を移動させること
は、好適な装置10に対する1つの制約であると考えられ
ることがある。好適な装置10の他の制約は、前記試料を
抜き取る際に予め排気された画室内に血液が急激に流入
するために、試料の溶血が増大することがあることであ
る。第3図に示す試料採取・分離装置10の他の例では、
血液試料採取室56を予め排気しておくことにより、ある
いは前記血液試料採取室56を注射器のように排気するこ
とにより、血液を抜き取ることができる。さらに、この
他の例の装置54の分離用部分の作動は非侵入的に達成す
ることができる。
第3a図ないし第3g図に示す装置は、下側組立体58と,
血液抜取り口60と、上側組立体62と、栓64とからなる血
液試料採取・分離装置54である。以下にこれらのすべて
について詳述する。
血液抜取り口60と、上側組立体62と、栓64とからなる血
液試料採取・分離装置54である。以下にこれらのすべて
について詳述する。
下側組立体58はガラス,プラスチックまたはある他の
透明もしくは半透明で化学的に不活性な材料から作るの
が好ましく、所定の長さを有し、断面は管状で、一端は
開放されていて上側組立体62を受け取り、他端は室内が
負圧であるか正圧であるかに応じて血液抜取り口60が移
動するのを抑制するのに適した形状をしている。血液抜
取り口60は下側組立体58において自然治癒性医用ブチル
ゴムまたは他の適当な材料から流し込み成形するのが好
ましい。上側組立体62と下側組立体58との間の容積は血
液試料採取室56と定義する。
透明もしくは半透明で化学的に不活性な材料から作るの
が好ましく、所定の長さを有し、断面は管状で、一端は
開放されていて上側組立体62を受け取り、他端は室内が
負圧であるか正圧であるかに応じて血液抜取り口60が移
動するのを抑制するのに適した形状をしている。血液抜
取り口60は下側組立体58において自然治癒性医用ブチル
ゴムまたは他の適当な材料から流し込み成形するのが好
ましい。上側組立体62と下側組立体58との間の容積は血
液試料採取室56と定義する。
上側組立体62は透明もしくは半透明で化学的に不活性
なプラスチックで作るのが好ましく、2個の圧力選択一
方向弁66及び68を有し、これらの弁の間に中間室70を形
成するような構造にする。また前記上側組立体62は前記
中間室70に隣接する端部に封鎖リップ72を有する。上側
組立体62の反対端は、突き通すことができる栓64を、こ
の栓64が正の室圧に耐えてそのシール作用を破壊されな
いが、手で容易に取り除くことができるように、受け取
るような構造にする。一方向弁68と前記栓64との間の容
積は血清採取室74と定義する。また、上側組立体62は拘
束溝76を具えることがあり、この溝は拘束リング78と共
に試料採取・分離装置54を延長位置にロックするために
使用される。
なプラスチックで作るのが好ましく、2個の圧力選択一
方向弁66及び68を有し、これらの弁の間に中間室70を形
成するような構造にする。また前記上側組立体62は前記
中間室70に隣接する端部に封鎖リップ72を有する。上側
組立体62の反対端は、突き通すことができる栓64を、こ
の栓64が正の室圧に耐えてそのシール作用を破壊されな
いが、手で容易に取り除くことができるように、受け取
るような構造にする。一方向弁68と前記栓64との間の容
積は血清採取室74と定義する。また、上側組立体62は拘
束溝76を具えることがあり、この溝は拘束リング78と共
に試料採取・分離装置54を延長位置にロックするために
使用される。
一方向弁66及び68は、血液試料採取室56と血清採取室
74との間に十分な正の圧力差が存在しない限り、流体が
これらの弁を通って移動しないようにシールする構造に
なっている。一方向弁66及び68を設けることにより血液
試料採取室56と血清採取室74との間に室70が形成され、
その容積は室74及び56より小さいが、その円筒形表面は
ここに採取された血液細胞が前記中間室70を通る光の透
過を阻止するのに十分である。
74との間に十分な正の圧力差が存在しない限り、流体が
これらの弁を通って移動しないようにシールする構造に
なっている。一方向弁66及び68を設けることにより血液
試料採取室56と血清採取室74との間に室70が形成され、
その容積は室74及び56より小さいが、その円筒形表面は
ここに採取された血液細胞が前記中間室70を通る光の透
過を阻止するのに十分である。
開放位置において、前記一方向弁66及び68は前記上側
組立体58の直径より実質的に小さいオリフィスを有して
おり、このためにこれらの一方向弁66及び68は前記中間
室70を通過する試料の非細胞成分(血清または血漿)か
らフィブリンを濾別することができる粗いフィルタとし
て作用する。従って、装置54では細胞からの血清の分離
及び血清からのフィブリンの分離を一回の操作で達成す
ることができる。
組立体58の直径より実質的に小さいオリフィスを有して
おり、このためにこれらの一方向弁66及び68は前記中間
室70を通過する試料の非細胞成分(血清または血漿)か
らフィブリンを濾別することができる粗いフィルタとし
て作用する。従って、装置54では細胞からの血清の分離
及び血清からのフィブリンの分離を一回の操作で達成す
ることができる。
封鎖リップ72は、血液試料採取室56と管の外部との間
に、血液試料採取室56内に真空を生じさせかつ維持する
ことができるのに十分なシールを提供し、試料採取・分
離装置54を軸線方向に圧縮した際に前記採取室56の側面
からの血液をふき取るような構造にする。また、前記リ
ップ72は正常な管操作中に上側組立体62が下側組立体58
から偶発的に滑り出るのを防止するが、上側組立体62を
血液試料採取室56に近づけるのが望ましい場合には上側
組体体62を移動させることができる。
に、血液試料採取室56内に真空を生じさせかつ維持する
ことができるのに十分なシールを提供し、試料採取・分
離装置54を軸線方向に圧縮した際に前記採取室56の側面
からの血液をふき取るような構造にする。また、前記リ
ップ72は正常な管操作中に上側組立体62が下側組立体58
から偶発的に滑り出るのを防止するが、上側組立体62を
血液試料採取室56に近づけるのが望ましい場合には上側
組体体62を移動させることができる。
第3a図に示すように、試料採取・分離装置54では中立
位置においてすべての室が大気圧に等しいかあるいはこ
れより僅かに低い圧力になっている。
位置においてすべての室が大気圧に等しいかあるいはこ
れより僅かに低い圧力になっている。
第3b図は、上側組立体62を下側組立体58に対して移動
させて血液試料採取室56内に真空を生じさせた点を除
き、第3a図に示した同様な試料採取・分離装置54を示
す。この場合には、一方向弁66及び68は中間室70または
血清採取室74のいずれかに真空が生じないように封鎖し
ている。この位置において、拘束手段(これは溝76中に
挿入された制限リング78から構成することができる)を
使用して前記血液試料採取室56内に真空を保持すること
ができる。
させて血液試料採取室56内に真空を生じさせた点を除
き、第3a図に示した同様な試料採取・分離装置54を示
す。この場合には、一方向弁66及び68は中間室70または
血清採取室74のいずれかに真空が生じないように封鎖し
ている。この位置において、拘束手段(これは溝76中に
挿入された制限リング78から構成することができる)を
使用して前記血液試料採取室56内に真空を保持すること
ができる。
第3c図は管ホルダ82を使用して血液試料80を血液試料
採取室56内に導入している場合を示す。管ホルダ82の中
心を通って両端針84が固定され、その一端は患者の血管
中に挿入されているが、他端は血液抜取り口60を通って
試料採取・分離装置54を突き通している。従って血液抜
取り操作は、排気された「バクテナ(Vacutainer)TM」
(商品名)型試験管及び両端あるいは「バタフライ」型
血液採取針を使用する従来の血液試料採取と全く同様に
行われる。
採取室56内に導入している場合を示す。管ホルダ82の中
心を通って両端針84が固定され、その一端は患者の血管
中に挿入されているが、他端は血液抜取り口60を通って
試料採取・分離装置54を突き通している。従って血液抜
取り操作は、排気された「バクテナ(Vacutainer)TM」
(商品名)型試験管及び両端あるいは「バタフライ」型
血液採取針を使用する従来の血液試料採取と全く同様に
行われる。
血液試料採取室56内への血液試料80の採取が完了した
後、試料採取・分離装置54をその軸線の回りに回転させ
る前に、拘束溝76から拘束リング78を外して上側組立体
62が下側組立体58に対して移動できるようにする。
後、試料採取・分離装置54をその軸線の回りに回転させ
る前に、拘束溝76から拘束リング78を外して上側組立体
62が下側組立体58に対して移動できるようにする。
第3d図は、血液試料採取・分離装置54をその軸線の回
りに適当な速度で、血液試料80が密度の大きい細胞成分
88と密度の小さい非細胞成分(血清または血漿)90とに
同心的に分離されるのに十分な時間回転させた後の状態
を示す。光学的エミッタ92及び検出器94を、光がエミッ
タ92から中間室70を通って検出器94に入るように配置す
る。この場合には血清・細胞界面96を光学的に検出する
方法を使用したが、他の2相間の差異(例えば前述のも
の)をこの界面に到達した時期を決めるための適当な基
準とすることができる。従って、本発明は光学的方法を
使用することに限定されるものではない。
りに適当な速度で、血液試料80が密度の大きい細胞成分
88と密度の小さい非細胞成分(血清または血漿)90とに
同心的に分離されるのに十分な時間回転させた後の状態
を示す。光学的エミッタ92及び検出器94を、光がエミッ
タ92から中間室70を通って検出器94に入るように配置す
る。この場合には血清・細胞界面96を光学的に検出する
方法を使用したが、他の2相間の差異(例えば前述のも
の)をこの界面に到達した時期を決めるための適当な基
準とすることができる。従って、本発明は光学的方法を
使用することに限定されるものではない。
第3e図は非細胞成分90が細胞成分88から軸線方向に分
離されつつある場合の装置54を示す。試料採取・分離装
置54が所望の半径方向の分離を達成するために回転を続
けている間に、上側組立体62及び下側組立体58は互に対
して移動するので、上側組立体62は下側組立体58中に入
り、血液試料採取室56は容積が減少する。この結果、血
液試料採取室56と血清採取室74との間に正の圧力差が生
じ、一方向弁66及び68が開放される。そこで、採取血液
の最も密度の小さい非細胞成分90は先ず中間室70に入
り、次いで血清採取室74に入る。また、上側組立体62と
下側組立体58との相互間の縦方向の運動中に、封鎖リッ
プ72は前記圧力差を増大させ、下側組立体58の内壁から
血液細胞をふき取る。
離されつつある場合の装置54を示す。試料採取・分離装
置54が所望の半径方向の分離を達成するために回転を続
けている間に、上側組立体62及び下側組立体58は互に対
して移動するので、上側組立体62は下側組立体58中に入
り、血液試料採取室56は容積が減少する。この結果、血
液試料採取室56と血清採取室74との間に正の圧力差が生
じ、一方向弁66及び68が開放される。そこで、採取血液
の最も密度の小さい非細胞成分90は先ず中間室70に入
り、次いで血清採取室74に入る。また、上側組立体62と
下側組立体58との相互間の縦方向の運動中に、封鎖リッ
プ72は前記圧力差を増大させ、下側組立体58の内壁から
血液細胞をふき取る。
第3f図は、すべての非細胞成分90が血液試料採取室56
の中心から押し出され、細胞成分88が中間室70内に流入
し始める時期を示す。この時点で、中間室70内に細胞98
が存在することが感知され(これは光学的エミッタ92及
び検出器94によって達成するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない)、装置54の圧縮が止まる。圧縮が止
まると一方向弁66及び68が閉じて非細胞成分90は血清採
取室74内に、細胞成分88は血液試料採取室56及び中間室
70内に物理的に隔離される。
の中心から押し出され、細胞成分88が中間室70内に流入
し始める時期を示す。この時点で、中間室70内に細胞98
が存在することが感知され(これは光学的エミッタ92及
び検出器94によって達成するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない)、装置54の圧縮が止まる。圧縮が止
まると一方向弁66及び68が閉じて非細胞成分90は血清採
取室74内に、細胞成分88は血液試料採取室56及び中間室
70内に物理的に隔離される。
第3g図は内側の圧力が等しくなるように延長させた後
の装置54を示す。血液の非細胞成分90は、栓64を取り除
くことにより装置54からデカンテーションするか、ある
いはあるタイプの抜取りカニューレを前記栓64に突き通
すことにより、装置54から抜き取ることができる。さら
に、細胞成分88を分析する必要がある場合には、カニュ
ーレを口60から血液試料採取室56内に挿入するか、ある
いは上側組立体62を取り外すことにより、細胞成分88を
好都合に抜き取るかあるいはデカンテーションすること
ができる。
の装置54を示す。血液の非細胞成分90は、栓64を取り除
くことにより装置54からデカンテーションするか、ある
いはあるタイプの抜取りカニューレを前記栓64に突き通
すことにより、装置54から抜き取ることができる。さら
に、細胞成分88を分析する必要がある場合には、カニュ
ーレを口60から血液試料採取室56内に挿入するか、ある
いは上側組立体62を取り外すことにより、細胞成分88を
好都合に抜き取るかあるいはデカンテーションすること
ができる。
第1図に示す好適な装置10の場合と同様に、試料採取
・分離装置54は従来の遠心機で処理することができる。
これを行うために、処理前には拘束リング78を外さな
い。該リング78は遠心分離中に上側組立体62が下側組立
体58に対して移動しないように拘束する。試料がその細
胞成分と非細胞成分とに(血液試料採取室56中で縦方向
に)分離された後に、前記リング78を外す。次いで、上
側組立体62を手動で下側組立体58中に、細胞が中間室70
中に現われるまで、押し込む。次いで、前記上側組立体
62を釈放すると、一方向弁66及び68は血清採取室74を封
鎖することができる。次いで、軸線方向に分離された試
料の場合と同様に、栓64を取り除くかあるいは突き通す
ことにより、血清または血漿を前記血清採取室74から取
り出すことができ、上側組立体88を取り外すことにより
細胞成分88を取り出すことができる。
・分離装置54は従来の遠心機で処理することができる。
これを行うために、処理前には拘束リング78を外さな
い。該リング78は遠心分離中に上側組立体62が下側組立
体58に対して移動しないように拘束する。試料がその細
胞成分と非細胞成分とに(血液試料採取室56中で縦方向
に)分離された後に、前記リング78を外す。次いで、上
側組立体62を手動で下側組立体58中に、細胞が中間室70
中に現われるまで、押し込む。次いで、前記上側組立体
62を釈放すると、一方向弁66及び68は血清採取室74を封
鎖することができる。次いで、軸線方向に分離された試
料の場合と同様に、栓64を取り除くかあるいは突き通す
ことにより、血清または血漿を前記血清採取室74から取
り出すことができ、上側組立体88を取り外すことにより
細胞成分88を取り出すことができる。
第4図は試料採取・分離装置54内で血液を軸線方向に
分離させる構造を有する装置を示す。この装置は従来軸
方向遠心機100と呼ばれている。
分離させる構造を有する装置を示す。この装置は従来軸
方向遠心機100と呼ばれている。
普通、装置54は軸方向遠心機100のローター102にクラ
ンプ104によって締着され、クランプ104はピン106a及び
106bと掛合している。装置54は回転ベルト駆動装置108
によって高速回転される。軸受110はローター102を支承
し、前記ローター102が最小摩擦抵抗で回転できるよう
にする。ローター102及び装置54は質量が小さくかつ摩
擦抵抗が小さいため、高い回転加速及び速度を達成する
ことができ、装置54内に採取されている試料を回転させ
なければならない時間を著しく短かくすることができ
る。
ンプ104によって締着され、クランプ104はピン106a及び
106bと掛合している。装置54は回転ベルト駆動装置108
によって高速回転される。軸受110はローター102を支承
し、前記ローター102が最小摩擦抵抗で回転できるよう
にする。ローター102及び装置54は質量が小さくかつ摩
擦抵抗が小さいため、高い回転加速及び速度を達成する
ことができ、装置54内に採取されている試料を回転させ
なければならない時間を著しく短かくすることができ
る。
皿型回りセンサ112は親ねじ114の先端に位置する軸線
方向の孔内で回転し、その丸味を帯びた端部で前記装置
54を支持する。皿型回りセンタ112は「デルリン(Delri
n 商品名)TM)またはある他の低摩擦プラスチックか
ら製作するのが好ましい。小直径鋼球116が前記親ねじ1
14と前記回りセンタ112との間に点接触を提供して両部
材における摩耗及び摩擦熱を小さくする。装置54は緩い
嵌合スリーブ118によって半径方向の運動または振動が
抑制されている。
方向の孔内で回転し、その丸味を帯びた端部で前記装置
54を支持する。皿型回りセンタ112は「デルリン(Delri
n 商品名)TM)またはある他の低摩擦プラスチックか
ら製作するのが好ましい。小直径鋼球116が前記親ねじ1
14と前記回りセンタ112との間に点接触を提供して両部
材における摩耗及び摩擦熱を小さくする。装置54は緩い
嵌合スリーブ118によって半径方向の運動または振動が
抑制されている。
掛合している移動ベルト駆動装置119はプーリ120を前
記親ねじ114上で回転させる。プーリ120は親ねじ114の
ねじ山を受け入れるようにねじ山を付けた軸線方向の孔
を有する。親ねじ114は案内122及びブラケット124によ
って回転しないように拘束されており、前記プーリ120
を前記親ねじ114に対して回転させることにより前記回
りセンタ112は軸線方向に移動し、このプロセス中に装
置54の圧縮が起る。スラスト軸受126及び128とスラスト
板130とは装置54の血清採取室74内の空気の圧縮によっ
て生じた力をベース132に伝達する。
記親ねじ114上で回転させる。プーリ120は親ねじ114の
ねじ山を受け入れるようにねじ山を付けた軸線方向の孔
を有する。親ねじ114は案内122及びブラケット124によ
って回転しないように拘束されており、前記プーリ120
を前記親ねじ114に対して回転させることにより前記回
りセンタ112は軸線方向に移動し、このプロセス中に装
置54の圧縮が起る。スラスト軸受126及び128とスラスト
板130とは装置54の血清採取室74内の空気の圧縮によっ
て生じた力をベース132に伝達する。
第5図は軸方向遠心機100の制御兼感知回路の概略図
である。回転モータ134の速度制御は制御コンピュータ1
36、インターフェースボード138及び回転速度制御回路1
40によって達成される。制御コンピュータ136及びイン
ターフェースボード138は管の設定された回転速度に比
例する信号を発生する。回転速度制御回路140は回転モ
ータ134をこの信号に比例する速度で回転させる。
である。回転モータ134の速度制御は制御コンピュータ1
36、インターフェースボード138及び回転速度制御回路1
40によって達成される。制御コンピュータ136及びイン
ターフェースボード138は管の設定された回転速度に比
例する信号を発生する。回転速度制御回路140は回転モ
ータ134をこの信号に比例する速度で回転させる。
線形動作モータ142の線速度の制御は制御コンピュー
タ136、インターフェースボード138、及び線速度制御回
路144によっいて達成される。制御コンピュータ136及び
インターフェースボード138は管の設定された線速度に
比例する信号を発生する。線速度制御回路144は線形動
作モータ142をこの信号に比例する速度で前進あるいは
後退させる。
タ136、インターフェースボード138、及び線速度制御回
路144によっいて達成される。制御コンピュータ136及び
インターフェースボード138は管の設定された線速度に
比例する信号を発生する。線速度制御回路144は線形動
作モータ142をこの信号に比例する速度で前進あるいは
後退させる。
試料採取・分離装置54は回転運動を受ける(並進運動
を受けない)ので、軸方向遠心機100に取り付けられた
固定センサを使用して試料に関する情報を集めることが
できる。光学的エミッタ146aと検出器146bとの対を使用
して中間室148内における細胞の存在を感知する。中間
室148は、装置54の下側組立体がその上を滑動するの
で、軸線方向に一定の位置を占める。試料から回収され
た血清または血漿における、例えば、溶血、黄疸または
脂肪血症の存在を感知する必要がある場合には、3対の
エミッタ・検出器150,152及び154は色フィルタ156を使
用して分離された流体の色及び濁度を示し信号を戻す。
さらに、制御コンピュータ136は光学的センサの対146a
と146b,150,152及び154の発生する信号を使用して血液
試料の最適分離が起った時期を測定する。血液試料から
すべての血清または血漿が分離されたことが測定される
まで装置54の圧縮を前方及び後方に脈動させて行うこと
により、適応する分離方法を達成する。この分離方法で
は、所定の試料を、他の試料についての前の結果及び処
理とは無関係に、必要である時間のみ回転させる。
を受けない)ので、軸方向遠心機100に取り付けられた
固定センサを使用して試料に関する情報を集めることが
できる。光学的エミッタ146aと検出器146bとの対を使用
して中間室148内における細胞の存在を感知する。中間
室148は、装置54の下側組立体がその上を滑動するの
で、軸線方向に一定の位置を占める。試料から回収され
た血清または血漿における、例えば、溶血、黄疸または
脂肪血症の存在を感知する必要がある場合には、3対の
エミッタ・検出器150,152及び154は色フィルタ156を使
用して分離された流体の色及び濁度を示し信号を戻す。
さらに、制御コンピュータ136は光学的センサの対146a
と146b,150,152及び154の発生する信号を使用して血液
試料の最適分離が起った時期を測定する。血液試料から
すべての血清または血漿が分離されたことが測定される
まで装置54の圧縮を前方及び後方に脈動させて行うこと
により、適応する分離方法を達成する。この分離方法で
は、所定の試料を、他の試料についての前の結果及び処
理とは無関係に、必要である時間のみ回転させる。
線形位置センサ158は装置54の圧縮量の正確な測定値
を提供する。線形位置センサ158は、エミッタ146a及び
検出器146bと併用した場合に、血清または血漿が最初に
中間室70に入流し始めた時からの装置54の圧縮程度を測
定することにより、それまでに回収された血清または血
漿の容積を測定するのを助ける。
を提供する。線形位置センサ158は、エミッタ146a及び
検出器146bと併用した場合に、血清または血漿が最初に
中間室70に入流し始めた時からの装置54の圧縮程度を測
定することにより、それまでに回収された血清または血
漿の容積を測定するのを助ける。
前記試料の同一性はバーコードリーダ160によって決
定され、バーコードリーダ160は管を回転させた際に管
の側面に埋設されているかあるいは取り付けられている
バーコード162を読取る。バーコードリーダ・インター
フェース164は読取った情報を制御コンピュータ136に伝
達する。管の同一性に関する入力が与えられると、制御
コンピュータ136は一般的な実験室のデータベースにア
クセスして実施する試験(必要な血清の容積を含めて)
を決定するか、あるいは血清中に脂肪血症または過剰の
溶血が検出された場合には患者に対するデータベースを
新しくする。
定され、バーコードリーダ160は管を回転させた際に管
の側面に埋設されているかあるいは取り付けられている
バーコード162を読取る。バーコードリーダ・インター
フェース164は読取った情報を制御コンピュータ136に伝
達する。管の同一性に関する入力が与えられると、制御
コンピュータ136は一般的な実験室のデータベースにア
クセスして実施する試験(必要な血清の容積を含めて)
を決定するか、あるいは血清中に脂肪血症または過剰の
溶血が検出された場合には患者に対するデータベースを
新しくする。
いくつかのサンプルを使用して軸方向遠心機の雰囲気
条件を検出する。反射光学的センサ166及びフェーズロ
ック・ループ回路168はバーコード162を使用して管の回
転速度に比例する信号を発生する。制御コンピュータ13
6はこの信号を使用して管の内側に生じた遠心力を計算
し、このようにして所定の回転速度の場合に血液試料の
適当な分離に必要な最小回転時間を決めることができ
る。加速度計170は最大振幅検出器172と共に、軸方向遠
心機構造の最大瞬間振動に比例する信号を発生して操作
の全体的な異常を検出する。温度センサ174を使用して
遠心機100の温度を監視し、かつ摩擦熱の蓄積を観察す
ることができる。
条件を検出する。反射光学的センサ166及びフェーズロ
ック・ループ回路168はバーコード162を使用して管の回
転速度に比例する信号を発生する。制御コンピュータ13
6はこの信号を使用して管の内側に生じた遠心力を計算
し、このようにして所定の回転速度の場合に血液試料の
適当な分離に必要な最小回転時間を決めることができ
る。加速度計170は最大振幅検出器172と共に、軸方向遠
心機構造の最大瞬間振動に比例する信号を発生して操作
の全体的な異常を検出する。温度センサ174を使用して
遠心機100の温度を監視し、かつ摩擦熱の蓄積を観察す
ることができる。
開始ボタン176により手動で分離順序を開始させ、停
止ボタン178により手動で前記分離順序を中断させる。
ラッチ180を使用してインターフェースボード138の開始
ラインをその高い値に保持し、ラッチ180を停止ボタン1
78によって消して開始ラインをその低い値に再びセット
する。
止ボタン178により手動で前記分離順序を中断させる。
ラッチ180を使用してインターフェースボード138の開始
ラインをその高い値に保持し、ラッチ180を停止ボタン1
78によって消して開始ラインをその低い値に再びセット
する。
リミットスイッチ182を使用して親ねじ114が完全に後
退したことを測定する。
退したことを測定する。
第6a図及び第6b図は1個の封入された軸方向遠心機ユ
ニット184に手で装入する方法を示す。遠心機ユニット1
84はローター186及びフレーム188を具える。ローター18
6は高速モータ190によって第1プーリ・ベルト駆動装置
192を介して駆動される。同様にして、軸線方向の親ね
じ114は第2モータ194によって第2プーリ・ベルト駆動
装置(図示せず)を介して駆動される。遠心機184、駆
動ユニット及び独立の制御エレクトロニクスはカバー19
6によって封入されているので、遠心機を使用する者に
見えるすべてはローター186及び血液分離プロセスを開
始したり変更したりするのに必要な制御装置である(最
も簡単な形態では電源ボタン198及びプロセス開始ボタ
ン176のみが必要である)。
ニット184に手で装入する方法を示す。遠心機ユニット1
84はローター186及びフレーム188を具える。ローター18
6は高速モータ190によって第1プーリ・ベルト駆動装置
192を介して駆動される。同様にして、軸線方向の親ね
じ114は第2モータ194によって第2プーリ・ベルト駆動
装置(図示せず)を介して駆動される。遠心機184、駆
動ユニット及び独立の制御エレクトロニクスはカバー19
6によって封入されているので、遠心機を使用する者に
見えるすべてはローター186及び血液分離プロセスを開
始したり変更したりするのに必要な制御装置である(最
も簡単な形態では電源ボタン198及びプロセス開始ボタ
ン176のみが必要である)。
血液試料200は技術者(または他の適任者)によって
ローター186内に装入される。次いで、締付キャップ204
を前記ローター186上に押し下げ、前記キャップ204の
「差込(bayonet)」型ノッチを突出ピン206の回りにね
じりながら取付けることにより、前記キャップ204をロ
ーター186に固定する。血液試料200は回転時に本来平衡
状態になるので、遠心機モジュールを平衡状態にするた
めに追加操作(例えば、平衡させるための管の追加)を
必要としない。
ローター186内に装入される。次いで、締付キャップ204
を前記ローター186上に押し下げ、前記キャップ204の
「差込(bayonet)」型ノッチを突出ピン206の回りにね
じりながら取付けることにより、前記キャップ204をロ
ーター186に固定する。血液試料200は回転時に本来平衡
状態になるので、遠心機モジュールを平衡状態にするた
めに追加操作(例えば、平衡させるための管の追加)を
必要としない。
最も簡単なモードでは、使用者は開始ボタン176を押
すことにより血液分離プロセスを開始する。いったん回
転が開始されると、分離プロセス中にこれ以上使用者が
関与する必要はない。試料の予想される振動または温度
レベルからの不一致はモジュールによって検出され、次
いでモジュールは機械の駆動電源を中断する。試料200
を装入しなかったこと、キャップ204を締めなかったこ
と、あるいは漏れている試料200を装入したことのよう
な人間の誤りを含む問題はモジュールによって検出され
ないので、電源を切った後で、手によって補正する必要
がある。しかし、普通試料を高回転速度で所定の(また
は調整できる)長さの時間回転させて試料を半径方向に
分離させる。次いで、試料の中心からの密度の低い成分
の移動を開始させ、これを試料の密度の高い細胞成分が
検出されるまで継続する。次いで、移動操作を止め、高
速モータ190を止める。
すことにより血液分離プロセスを開始する。いったん回
転が開始されると、分離プロセス中にこれ以上使用者が
関与する必要はない。試料の予想される振動または温度
レベルからの不一致はモジュールによって検出され、次
いでモジュールは機械の駆動電源を中断する。試料200
を装入しなかったこと、キャップ204を締めなかったこ
と、あるいは漏れている試料200を装入したことのよう
な人間の誤りを含む問題はモジュールによって検出され
ないので、電源を切った後で、手によって補正する必要
がある。しかし、普通試料を高回転速度で所定の(また
は調整できる)長さの時間回転させて試料を半径方向に
分離させる。次いで、試料の中心からの密度の低い成分
の移動を開始させ、これを試料の密度の高い細胞成分が
検出されるまで継続する。次いで、移動操作を止め、高
速モータ190を止める。
コンピュータ制御モードでは、分離プロセスを制御コ
ンピュータ136のキーボードから開始することができ、
あるいは前記制御コンピュータでプログラムを実行させ
ることにより開始することができる。試料が回転してい
る間に、試験管の識別番号を管の上のバーコード162か
ら読取り、確認のためにコンピュータ端末に表示するか
あるいはコンピュータのメモリーに記憶させることがで
きる。さらに、制御コンピュータ136はこの管の識別番
号を使用して主要な実験室のデータベース中の試料に関
するデータ(すなわち、患者の名前、試料について実施
する試験など)を照会することができる。次いで、最も
簡単なモードにおけると同様に移動プロセスを開始させ
る。遠心機モジュールのセンサは、試料から取り出した
血清の性質(血清における溶血、脂肪血症またはビリル
ビンの存在及びその程度)に関する情報をコンピュータ
に送る。この情報はコンピュータ端末に表示することが
でき、あるいは試料のバーコードから得られる情報と一
緒にメモリーに記憶させることができる。移動プロセス
の終了は次の5種の手段:キーボードから手動で中断さ
せる、管の中間室内で血液細胞を検出する、血清の品質
がある所定のガイドラインにより下になったことを読取
る、所要の試験を完了させるのに十分な容積の血清を回
収する、または操作の誤動作を検出するのいずれかによ
って開始させることができる。最も簡単な場合と同様
に、終了は移動プロセスの中断及び回転駆動装置の停止
を含む。
ンピュータ136のキーボードから開始することができ、
あるいは前記制御コンピュータでプログラムを実行させ
ることにより開始することができる。試料が回転してい
る間に、試験管の識別番号を管の上のバーコード162か
ら読取り、確認のためにコンピュータ端末に表示するか
あるいはコンピュータのメモリーに記憶させることがで
きる。さらに、制御コンピュータ136はこの管の識別番
号を使用して主要な実験室のデータベース中の試料に関
するデータ(すなわち、患者の名前、試料について実施
する試験など)を照会することができる。次いで、最も
簡単なモードにおけると同様に移動プロセスを開始させ
る。遠心機モジュールのセンサは、試料から取り出した
血清の性質(血清における溶血、脂肪血症またはビリル
ビンの存在及びその程度)に関する情報をコンピュータ
に送る。この情報はコンピュータ端末に表示することが
でき、あるいは試料のバーコードから得られる情報と一
緒にメモリーに記憶させることができる。移動プロセス
の終了は次の5種の手段:キーボードから手動で中断さ
せる、管の中間室内で血液細胞を検出する、血清の品質
がある所定のガイドラインにより下になったことを読取
る、所要の試験を完了させるのに十分な容積の血清を回
収する、または操作の誤動作を検出するのいずれかによ
って開始させることができる。最も簡単な場合と同様
に、終了は移動プロセスの中断及び回転駆動装置の停止
を含む。
次いで、締付キャップ204を、これを取り付けるのと
は逆にして取り外す。技術者202は試料200の頂部を把握
し、この試料200をモジュールから取り出す。次いで、
管の頂部に位置する栓を取り除いてデカンテーションす
ることにより、あるいは前記栓にカニューレを突き通し
て血清または血漿を抜き取ることにより、前記管から血
清または血漿を取り出すことができる。次いで、管の残
りの部分を廃棄するか、あるいはさらに試験を行うため
に貯蔵する。
は逆にして取り外す。技術者202は試料200の頂部を把握
し、この試料200をモジュールから取り出す。次いで、
管の頂部に位置する栓を取り除いてデカンテーションす
ることにより、あるいは前記栓にカニューレを突き通し
て血清または血漿を抜き取ることにより、前記管から血
清または血漿を取り出すことができる。次いで、管の残
りの部分を廃棄するか、あるいはさらに試験を行うため
に貯蔵する。
第7図は軸線方向の分離方法及びこれに使用する遠心
機が血液試料の自動取扱いに関係している場合のこれら
のいくつかの特徴を示す。隔離された血液分離溶作業セ
ル208には、6個の軸方向遠心機210、ロボットアーム21
2、好適例の試料管を前記作業セル208内に送給するため
の緩衝部材214、及び前記作業セル208を制御して試料に
関するデータにアクセルさせるためのコンピュータが組
み入れられている。
機が血液試料の自動取扱いに関係している場合のこれら
のいくつかの特徴を示す。隔離された血液分離溶作業セ
ル208には、6個の軸方向遠心機210、ロボットアーム21
2、好適例の試料管を前記作業セル208内に送給するため
の緩衝部材214、及び前記作業セル208を制御して試料に
関するデータにアクセルさせるためのコンピュータが組
み入れられている。
軸方向遠心機210は正にランダムアクセス機械を構成
する逐次処理装置であって、このライダムアクセス機械
では1個のモジュールに他のモジュールとは独立にアク
セスさせることができる。この条件は作業セル内におけ
る試料のユニット当りの使用時間を最適にするのを助け
る。
する逐次処理装置であって、このライダムアクセス機械
では1個のモジュールに他のモジュールとは独立にアク
セスさせることができる。この条件は作業セル内におけ
る試料のユニット当りの使用時間を最適にするのを助け
る。
各遠心機モジュールは大きさが小さいので、これらの
モジュールをロボット作業セルの限定された作業エンベ
ロープ内に容易に配置することができる。試料管の位置
は空間的に変化しないので、前記試料管は前記ロボット
アーム212によって装入及び取出しのために容易に配置
することができる。
モジュールをロボット作業セルの限定された作業エンベ
ロープ内に容易に配置することができる。試料管の位置
は空間的に変化しないので、前記試料管は前記ロボット
アーム212によって装入及び取出しのために容易に配置
することができる。
前記作業セル208内で手による作業を行うために隔離
グローブ218を使用する。隔離グローブ218は、封入によ
って提供される潜在的に危険な血液試料またはエーロゾ
ルの隔離状態を維持したまま、手による取扱いの融通性
を提供する。
グローブ218を使用する。隔離グローブ218は、封入によ
って提供される潜在的に危険な血液試料またはエーロゾ
ルの隔離状態を維持したまま、手による取扱いの融通性
を提供する。
上述の試料採取・分離容器、軸方向遠心機、及びこの
機械の適用、並びに本発明方法の構成は、本発明の範囲
から逸脱することなく多くの点で変更することができる
ので、上述の説明に含まれていること及び添付図面に示
されていることは例示であるにすぎず、本発明を限定す
るものではない。例としては、試料容器への血液凝固活
性剤または凝固防止剤の添加、または異なる駆動装置/
軸受の組合せを使用することにより軸方向遠心機が一層
速い速度で回転するように変えることを挙げることがで
きる。
機械の適用、並びに本発明方法の構成は、本発明の範囲
から逸脱することなく多くの点で変更することができる
ので、上述の説明に含まれていること及び添付図面に示
されていることは例示であるにすぎず、本発明を限定す
るものではない。例としては、試料容器への血液凝固活
性剤または凝固防止剤の添加、または異なる駆動装置/
軸受の組合せを使用することにより軸方向遠心機が一層
速い速度で回転するように変えることを挙げることがで
きる。
第1図は本発明方法の一例の各段階を示す本発明装置の
一例の断面図、 第1a図は本発明装置の一例の断面図、 第1b図は血液試料を装入している段階を示す第1a図の装
置の断面図、 第1c図は血液試料を装入し終えた段階を示す第1a図の装
置の断面図、 第1d図は第1c図の装置をその縦軸線の回りに回転させて
血液試料を密度の大きい細胞成分と密度の小さい非細胞
成分とに分離させた段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1e図は血液試料の細胞成分と非細胞成分とが単離され
ている段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1f図は血液試料の細胞成分の非細胞成分とが完全に単
離された段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1g図は血液試料の分離された非細胞成分を取り出す段
階を示す第1a図の装置の断面図、 第2図は本発明方法の他の例を各段階を示す第1a図の断
面図、 第2a図は装入した血液試料が従来の遠心分離法によって
分離され、分離用部材が血清または血漿と細胞との界面
に移動した後の段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2b図は装入した血液試料が従来の遠心分離法によって
分離されたが、分離用部材が栓部分に付着したままであ
る段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2c図は第2b図の装置において分離用部材が分離された
血液試料中で押し下げられている段階を示す第1a図の断
面図、 第2d図は第2c図の装置において血液試料の非細胞成分が
分離された後の段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2e図は第2a図または第2d図の装置において栓部材を取
り除いて分離された非細胞成分を取り出せるようにした
段階を示す第1a図の装置の断面図、 第3図は本発明方法のさらに他の例の各段階を示す本発
明装置の他の例の断面図、 第3a図は本発明装置の他の例の断面図、 第3b図は延長位置における第3a図の装置の断面図、 第3c図は血液試料を第1室内に採取した段階を示す第3a
図の装置の断面図、 第3d図は第3c図の装置をその中心軸線の回りに回転させ
て血液試料を半径方向に分離させている段階を示す第3a
図の装置の断面図、 第3e図は回転中に非細胞成分が血液試料採取室から中間
室を通って血清採取室に移動するように上側組立体が下
側組立体中に押込まれている段階を示す第3a図の装置の
断面図、 第3f図は細胞成分が中間室に流入している段階を示す第
3a図の装置の断面図、 第3g図は分離が完了した段階を示す第3a図の装置の断面
図、 第4図は第3a図の装置内の血液試料を分離するのに使用
する従来装置の一例の断面図、 第5図は第4図の装置のセンサ及び制御ハードウェアを
示すブロック線図、 第6a図及び第6b図はそれぞれ第4図の装置に血液試料を
手により装入する前及び装入した後の遠心機ユニットの
一部内部を示す斜視図、 第7図はいくつかの第4図の装置を組み込んだ隔離され
た血液試料分離用作業セルを示す斜視図である。 10……試料採取・分離装置 12……管状室、14……キャップ組立体 16……栓部分、18……分離部分 20……継目、22……軸線方向のプローブ 24……血液試料採取室、26……血清採取室 28……中間室、30……第1通路 32……口、34……第2通路 36……血液抜取り針、40……細胞成分 42……非細胞成分、44……非回転ロッド 46……光学的センサ、48……カニューレ 50……細胞成分 52……非細胞成分(血清成分または血漿成分) 54……試料採取・分離装置 56……血液試料採取室、58……下側組立体 60……血液抜取り口、62……上側組立体 64……栓、66,68……一方向弁 70……中間室、72……封鎖リップ 74……血清採取室、76……拘束溝 78……拘束リング、80……血液試料 82……管ホルダ、84……両端針 86……血管、88……細胞成分 90……非細胞成分、92……エミッタ 94……検出器、96……血清・細胞界面 98……細胞 100……軸方向遠心機(遠心機モジュール) 102……ローター、104……クランプ 106a,106b……ピン、108……ベルト駆動装置 110……軸受、112……回りセンタ 114……親ねじ、116……鋼球 118……嵌合スリーブ、119……ベルト駆動装置 120……プーリ、122……案内 124……ブラケット 126,128……スラスト軸受 130……スラスト板、132……ベース 134……回転モータ、136……制御コンピュータ 138……インターフェースボード 140……回転速度制御回路 142……線形動作モータ 146a及び146b……エミッタ・検出器の対(光学的センサ
の対)(146a……エミッタ、146b……検出器) 150,152,154……エミッタ・検出器の対(光学的センサ
の対) 156……色フィルタ、158……線形位置センサ 160……バーコードリーダ 162……バーコード 164……バーコードリーダ・インターフェース 166……反射光学的センサ 168……フェーズロックループ回路 170……加速度計、172……最大振幅検出器 174……温度センサ、176……開始ボタン 178……停止ボタン、180……ラッチ 182……リミットスイッチ 184……遠心機ユニット(遠心機) 186……ローター、188……フレーム 190……高速モータ 192……プーリ・ベルト駆動装置 194……第2モータ、196……カバー 198……電源ボタン、200……血液試料 202……技術者、204……締付キャップ 206……ピン、208……作業セル 210……軸方向遠心機、212……ロボットアーム 214……緩衝部材、216……コンピュータ 218……隔離グローブ
一例の断面図、 第1a図は本発明装置の一例の断面図、 第1b図は血液試料を装入している段階を示す第1a図の装
置の断面図、 第1c図は血液試料を装入し終えた段階を示す第1a図の装
置の断面図、 第1d図は第1c図の装置をその縦軸線の回りに回転させて
血液試料を密度の大きい細胞成分と密度の小さい非細胞
成分とに分離させた段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1e図は血液試料の細胞成分と非細胞成分とが単離され
ている段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1f図は血液試料の細胞成分の非細胞成分とが完全に単
離された段階を示す第1a図の装置の断面図、 第1g図は血液試料の分離された非細胞成分を取り出す段
階を示す第1a図の装置の断面図、 第2図は本発明方法の他の例を各段階を示す第1a図の断
面図、 第2a図は装入した血液試料が従来の遠心分離法によって
分離され、分離用部材が血清または血漿と細胞との界面
に移動した後の段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2b図は装入した血液試料が従来の遠心分離法によって
分離されたが、分離用部材が栓部分に付着したままであ
る段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2c図は第2b図の装置において分離用部材が分離された
血液試料中で押し下げられている段階を示す第1a図の断
面図、 第2d図は第2c図の装置において血液試料の非細胞成分が
分離された後の段階を示す第1a図の装置の断面図、 第2e図は第2a図または第2d図の装置において栓部材を取
り除いて分離された非細胞成分を取り出せるようにした
段階を示す第1a図の装置の断面図、 第3図は本発明方法のさらに他の例の各段階を示す本発
明装置の他の例の断面図、 第3a図は本発明装置の他の例の断面図、 第3b図は延長位置における第3a図の装置の断面図、 第3c図は血液試料を第1室内に採取した段階を示す第3a
図の装置の断面図、 第3d図は第3c図の装置をその中心軸線の回りに回転させ
て血液試料を半径方向に分離させている段階を示す第3a
図の装置の断面図、 第3e図は回転中に非細胞成分が血液試料採取室から中間
室を通って血清採取室に移動するように上側組立体が下
側組立体中に押込まれている段階を示す第3a図の装置の
断面図、 第3f図は細胞成分が中間室に流入している段階を示す第
3a図の装置の断面図、 第3g図は分離が完了した段階を示す第3a図の装置の断面
図、 第4図は第3a図の装置内の血液試料を分離するのに使用
する従来装置の一例の断面図、 第5図は第4図の装置のセンサ及び制御ハードウェアを
示すブロック線図、 第6a図及び第6b図はそれぞれ第4図の装置に血液試料を
手により装入する前及び装入した後の遠心機ユニットの
一部内部を示す斜視図、 第7図はいくつかの第4図の装置を組み込んだ隔離され
た血液試料分離用作業セルを示す斜視図である。 10……試料採取・分離装置 12……管状室、14……キャップ組立体 16……栓部分、18……分離部分 20……継目、22……軸線方向のプローブ 24……血液試料採取室、26……血清採取室 28……中間室、30……第1通路 32……口、34……第2通路 36……血液抜取り針、40……細胞成分 42……非細胞成分、44……非回転ロッド 46……光学的センサ、48……カニューレ 50……細胞成分 52……非細胞成分(血清成分または血漿成分) 54……試料採取・分離装置 56……血液試料採取室、58……下側組立体 60……血液抜取り口、62……上側組立体 64……栓、66,68……一方向弁 70……中間室、72……封鎖リップ 74……血清採取室、76……拘束溝 78……拘束リング、80……血液試料 82……管ホルダ、84……両端針 86……血管、88……細胞成分 90……非細胞成分、92……エミッタ 94……検出器、96……血清・細胞界面 98……細胞 100……軸方向遠心機(遠心機モジュール) 102……ローター、104……クランプ 106a,106b……ピン、108……ベルト駆動装置 110……軸受、112……回りセンタ 114……親ねじ、116……鋼球 118……嵌合スリーブ、119……ベルト駆動装置 120……プーリ、122……案内 124……ブラケット 126,128……スラスト軸受 130……スラスト板、132……ベース 134……回転モータ、136……制御コンピュータ 138……インターフェースボード 140……回転速度制御回路 142……線形動作モータ 146a及び146b……エミッタ・検出器の対(光学的センサ
の対)(146a……エミッタ、146b……検出器) 150,152,154……エミッタ・検出器の対(光学的センサ
の対) 156……色フィルタ、158……線形位置センサ 160……バーコードリーダ 162……バーコード 164……バーコードリーダ・インターフェース 166……反射光学的センサ 168……フェーズロックループ回路 170……加速度計、172……最大振幅検出器 174……温度センサ、176……開始ボタン 178……停止ボタン、180……ラッチ 182……リミットスイッチ 184……遠心機ユニット(遠心機) 186……ローター、188……フレーム 190……高速モータ 192……プーリ・ベルト駆動装置 194……第2モータ、196……カバー 198……電源ボタン、200……血液試料 202……技術者、204……締付キャップ 206……ピン、208……作業セル 210……軸方向遠心機、212……ロボットアーム 214……緩衝部材、216……コンピュータ 218……隔離グローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・ジョーン・ゴドルフィン カナダ国ブイ5ゼット―2シー2 ブテ ィッシュコロンビア バンクーバー ウ エスト トエンティフォース アベニュ ー827 (72)発明者 レイナー・マティアス・ボール カナダ国ブイ5ダブリュー 1エル3 ブリティッシュコロンビア バンクーバ ー イースト フォーティス アベニュ ー41 (72)発明者 マーク・ニコラス・ダンス カナダ国ブイ6ケイ 1ブイ2 ブリテ ィッシュコロンビア バンクーバー ウ エスト フィフス アベニュー3184 (72)発明者 マーチン・ルイス・ファーズ カナダ国ブイ6エス 1ゼット5 ブリ ティッシュコロンビア バンクーバー ウエスト サーティセコンド アベニュ ー4077 (72)発明者 ジョーン・シー・オズボーン カナダ国ブイ3ビー 6エックス8 ブ リティッシュコロンビア ポート コウ キートラム トロント ストリート4040
Claims (9)
- 【請求項1】液体試料の予め選定した相を分離するに当
り、 実質的に一定の断面積を有する細長い室に、密度の異な
る複数個の相を有する液体試料を入れ; 前記室をその縦軸線の回りに回転させることにより、前
記試料の相を同心的に配列させ; 前記相を配列させながら、前記室の長さを短かくするこ
とにより分離制御信号に応じて前記室の容積を減少さ
せ; 前記室の減少している容積を超える前記試料容積の部分
を前記室から相の順序で受け取り; 前記室から受け取られている試料の部分に関する相分離
情報を取り出し; 前記取り出した情報を基準情報と比較した際に分離制御
信号を変更して前記試料容積をさらに減少させるか、一
定に維持するか、あるいは増大させる ことを特徴とする液体試料の分離方法。 - 【請求項2】縦軸線の回りの前記室の回転を回転制御信
号によって制御することができるようにし; 回転制御信号を発生させて回転の速度及び持続期間を制
御し; 前記試料から相分離情報を取り出し、この取り出した情
報を記憶された基準情報と比較し; 前記取り出した情報と前記記憶させた情報との比較結果
に応じて回転制御信号を変更する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】液体試料の予め選定した相を分離するに当
り、 実質的に一定の断面積をする細長い室内に部分真空を生
じさせ; 前記室に複数個の相を有する液体試料を入れ; 前記室をその縦軸線の回りに回転させることにより、前
記試料の相を同心的に配列させ; 前記相を配列させながら、前記室の長さを短かくするこ
とにより分離制御信号に応じて前記室の容積を減少さ
せ; 前記室の減少している容積を超える前記試料容積の部分
を前記室から相の順序で受け取り; 前記室から受け取られている試料の部分に関する相同定
情報を取り出し; 前記取り出した情報を基準情報と比較した際に分離制御
信号を変更して前記試料容積をさらに減少させるか、一
定に維持するか、あるいは増大させる ことを特徴とする液体試料の分離方法。 - 【請求項4】密度の異なる第1及び第2の相部分を有す
る液体試料を分離する装置において; (a)前記液体試料を入れるための細長い管状部材;及
び (b)前記管状部材内に配置され、該管状部材内で前記
液体試料のなかを通って移動できる相分離相部材を具
え; 該相分離用部材は第1及び第2の離間した弁を具え、前
記第1弁と前記第2弁との間に位置する中間室を有し、
前記液体試料は前記相分離用部材が前記液体試料のなか
を通って移動している場合に前記中間室を通過し; 前記第1及び第2の弁は、前記相分離用部材が前記液体
試料のなかを移動している場合に開き、前記相分離用部
材が前記液体試料のなかを移動していない場合に閉じる
ように構成されている ことを特徴とする液体試料の分離装置。 - 【請求項5】前記中間室内の液体試料の第1パラメータ
を感知し、この感知された第1パラメータに相当する制
御信号を発生し、この制御信号に応じて前記相分離用部
材の運動を変えるための制御手段具える請求項4記載の
装置。 - 【請求項6】さらに、液体試料の相を配列させるための
制御可能な液体配列手段を具える請求項5記載の装置。 - 【請求項7】前記制御手段はさらに、第2パラメータを
感知し、この感知された第2パラメータに相当する制御
信号を発生し、前記感知された第2パラメータに応じて
前記試料配列手段を変えるための第2感知手段を具える
請求項6記載の装置。 - 【請求項8】前記管状部材はこれに取り付けられたマー
キングを有し;前記制御手段はさらに前記管状部材に取
り付けられたマーキングを感知し、該マーキングに相当
する識別信号を発生させるためのマーキング感知手段を
具える請求項7記載の装置。 - 【請求項9】前記試料配列手段は、第1相部分が第2相
部分より前記管状部材の縦軸線に接近するように、前記
液体試料を配列させる請求項8記載の装置。
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