JP2002519654A - 適応閾値を使用する歯車センサ信号処理 - Google Patents

適応閾値を使用する歯車センサ信号処理

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JP2002519654A JP2000557114A JP2000557114A JP2002519654A JP 2002519654 A JP2002519654 A JP 2002519654A JP 2000557114 A JP2000557114 A JP 2000557114A JP 2000557114 A JP2000557114 A JP 2000557114A JP 2002519654 A JP2002519654 A JP 2002519654A
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ハンコック,ピーター・ジイ
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Abstract

(57)【要約】 センサが追跡するターゲット・フィーチャに関係してセンサ出力が変化する点のドリフトを最小限に抑えるために、センサのスイッチ点に対する適応閾値を確立するアルゴリズムを使用する歯車センサ。アルゴリズムは、測定波形ピークおよび平均出力を用い、経験導出定数を各値に掛けて、第1定数とピーク出力の積から迅速に適応閾値の主要部分を獲得し、第2定数と平均出力の積でさらに閾値を改める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、一般に位置感知装置、より具体的には、線形位置感知ならびに公知
の回転位置「歯車センサ」を含む磁気効果感知装置であって、磁気感知デバイス
が、一般に回転ターゲットから突出している及び歯車の(1つまたは複数の)歯
に類似した鉄製物を感知する装置に関する。
【0002】 (従来技術の考察) 様々なセンサが、磁気効果感知技術で知られている。通常の磁気効果センサの
例には、ホール効果および磁気抵抗技術を含むことができる。一般に説明されて
いるように、これらの磁気センサは、磁気効果センサの感知場の近くを通過する
設計された形状の強磁性ターゲット物の存在と不存在によって影響される磁場の
変化に応答する。次いでセンサは電気出力を与える。電気出力は、感知および制
御情報を生成するために後続の電子機器による必要性に応じて変更される。後続
の電子機器は、オンボード、またはセンサ・パッケージ・アイタル(itel)のオ
ンボードとすることができる。
【0003】 たとえば、自動車技術において、内燃機関が効率的に動作するためにエンジン
制御器に情報を提供する歯車センサが知られている。そのような公知の一構成は
、センサを鉄製ターゲット・ホイールに近接した状態で、鉄製ターゲット・ホイ
ールをエンジンのクランク・シャフト上に配置している。そのターゲット物、ま
たは形状、すなわち歯およびスロットは、もちろん、エンジン構成要素の機械動
作に対して適切に調節される。
【0004】 関連技術の米国特許の例には、第5650719号、第5694038号、第
544283号、第5414355号、第5497084号、および第5500
589号が含まれる。
【0005】 当技術分野において、磁気センサによって生成された波形がターゲット面とセ
ンサ面の間のエアギャップ変動に応答して変化することは周知である。また、磁
気センサに使用されたバイアス・マグネットの相異、温度、機械応力、不規則な
ターゲットの形状の間隔などによって、センサ出力が変動する可能性がある。し
たがって、センサが状態を変える点、すなわち、スイッチ点は、ターゲットの回
転角度に対して、時間的に変動またはドリフトする。しかし、ターゲットによっ
て表わされるエンジンの機械的動きは変化しない。すなわち、ハードエッジ遷移
(hard-edge transition)に関して、角度、または回転角度で、ターゲット上に
「真の点(true point)」があり、これは、センサがエンジンの機械機能を示す
状態を変えるべき点を表わす。しかし、感知システムの固有限界のため、センサ
が状態を変える点は、その真の点からいくらかの量だけ変動することになる。し
たがって、センサは、正確さを失い、たとえば、ピストン行程を正確に表わすタ
イミング信号を実際に与えなくなる。したがって、センサによって制御されるシ
ステムが、役に立たなくなる可能性がある。当技術分野において、いくつかのス
キーマは、センサをスイッチするために波形電圧の適応閾値を設けることによっ
てセンサ・ドリフトを低減することが知られている。適応閾値は、スイッチ点ド
リフトを低減し、かつセンサの精度およびエンジン効率を高めるために、ほぼ一
定の角度でセンサをスイッチしようと努める。
【0006】 適応閾値(AT)を生成する様々な公知のシステムには、測定された最小磁気
バイアス信号より上の固定レベルに適応閾値を設定することが含まれる。しかし
、この機能はエアギャップに比例する情報を伝えず、したがって高い精度を達成
できない。他の方法は、RC回路などの時間ベースの積分器を使用することによ
って磁気バイアスの平均値に閾値を設定することである。この方法は高い精度を
もたらすことが可能であるが、この精度は、かなりの量のターゲット回転が行わ
れた後に達成されるものである。ターゲット回転で、きわめて迅速に適応閾値点
を達成することがより望ましい。
【0007】 米国特許第5650719号によって提案された提案などの、他の提案は、出
力波形の電圧ピークおよび電圧極小を追跡し、適応閾値用にそれらの間の点を選
択し、これらのピークおよび極小値を、ターゲット形状の選択された通路によっ
て定期的に更新するデジタル・スキーマを含む。
【0008】 しかし、センサ・ドリフトを補償してスイッチ点偏移を最小に抑えるための閾
値を設定する、これら公知のデジタル・スキーマのすべてには欠点がある。その
ような欠点には、回路の複雑さが増し、そのため、費用の増加を招くこと、適応
閾値が決定される前のターゲット回転の増加、および、波形変動に関して決定さ
れた適応閾値の全体的な精度が低下することが含まれる。これらの負の項目間で
妥協することは、どの設計においてもつきものである。本発明では、その有害な
トレードオフを最小限に抑え、低いコストと速い閾値獲得時間と高い精度との適
度なバランスを有する磁気センサを提供することを追求する。
【0009】 (発明の概要) 経験的導出の第1定数(M1)が、ターゲットに固有の予測出力電圧変動、お
よび予測エアギャップ許容差範囲を考慮して導出される。M1定数は、測定ピー
ク値(Bpeak)、または値Bmaxを得るための選択された波形からの値に掛けら
れる。この値のみをAT点として用いることによって、センサにおけるドリフト
の大部分が除去される。
【0010】 経験的導出の第2定数(M2)が導出され、たとえば低値(Bmin)を得るため
の各波から測定または時間積分された平均値(Bavg)に掛けられる。参照され
る平均値は、計算された算術値、あるいは、中間値または平均値の形をとる時間
ベースの値のいずれでもよい。次いで、BmaxおよびBminは、最終適応閾値(A
T)を得るために加算され、最終適応閾値(AT)はセンサ回路構成で更新され
て、さらなるドリフト部分を除去し、正確なセンサ出力スイッチ点を定義する。
【0011】 M1およびM2は、経験導出の、またはモデル化定数である。これらの定数は、
ホール・センサ11の特定応用例の予期されるエアギャップ許容差に対して測定
またはモデル化されるものとして、特定のターゲット構成、およびデューティ・
サイクルに適合する。
【0012】 Bmaxが、迅速に獲得されたピーク値から導出され、かつBmaxがアルゴリズム
中ではるかに大きい値であるので、本発明物は、Bmin値がそれを獲得するため
に取られたわずかに遅れた時間後に加算されると、非常によい精度を得ながら、
迅速に同期化する。
【0013】 さらに、2つの波形値に掛けられる2つの経験導出定数を有するアルゴリズム
を使用することによって、センサ精度を改善するためにセンサ上で較正を行う必
要性、たとえばレーザ・トリミングなどによりその回路構成を調節する必要性は
、最小限に抑えられる。
【0014】 アナログまたはデジタルによらず、AT点はセンサ回路に保持され、センサ・
スイッチ点のドリフトを最小限に抑えるように選択される任意の頻度で更新でき
、これによってセンサの不正確さを最小限に抑え、エンジン効率を向上させるこ
とになる。
【0015】 本発明は、添付の図面と合わせて好ましい実施形態の説明を読むことから、よ
り十分にかつ完全に理解されるであろう。
【0016】 (好ましい実施形態の説明) 好ましい実施形態の説明を通して、同様の構成要素は同様の参照番号で識別さ
れることになる。
【0017】 図1に参照すると、バック・バイアスされたホール素子センサ等11が、鉄製
歯車ターゲット13に近接して配置されている。周知のように、歯車ターゲット
13の歯とスロットの間の偏位が、ホール・センサ11の磁気バイアス出力に影
響する。次いで、ホール・センサの出力は増幅器15に送られ、増幅器は特性波
形(図2)を生成する。これは、ホール・センサとターゲットの間のエアギャッ
プに大きく依存し、温度およびバイアス・マグネット強度の影響を受ける可能性
がある。また、増幅されたホール出力信号は、次いで、測定回路構成17に送ら
れ、波形のピーク(Bpeak)を決定する。そのような回路構成の設計は、当業者
の技能の範囲内で、本明細書で詳説する必要はないと思われる。増幅された出力
は、さらに波形の平均値(Bavg)を決定するために回路構成19にも送られる
。やはり、この回路構成は、当技術分野において選択されるものであり、本発明
で詳説する必要はない。平均は、算術計算とすることができ、または時間ベース
の積分器から導出できる。もちろん、ハードウェアまたはソフトウェアでのアナ
ログまたはデジタル実装の様々な任意の種類を使用して、ホール効果センサの後
方の電子回路構成を実現できることが当業者には理解されるであろう。
【0018】 測定されたBpeakは次いで、変動信号間のドリフト除去の大部分を表わす、適
応閾値のより大きな部分を確立するために、ピーク値に第1定数M1を掛けるこ
とによってブロック21でさらに処理される。図2に示すように、信号のピーク
39が、エアギャップ変動により大きく変動するが、波形の極小または底部41
は比較的一定である。
【0019】 Bavg値19は、次いで、平均値に第2定数M2を掛けて値B−minimum
を導出するための回路構成23に送られる。アナログ回路構成では、M1および
2値は、たとえばレーザ・トリミングによりIC抵抗網上で固定できる。
【0020】 適応閾値(AT)は、ターゲット回転の角度が最も小さく変動するスイッチ点
を生成するために、エアギャップに影響される様々な波形を通して値の線に最も
近づくように選択される。M1およびM2は、ターゲット13に対するホール・セ
ンサ11の特定の適用の予測されたエアギャップ許容差を越える特定のターゲッ
ト構成およびデューティ・サイクルに適合する定数である。M1定数は通常、ピ
ーク値Bpeakの大きい割合として選択される。この値Bpeakはエアギャップに関
する、最大量の情報を伝える。さらにBpeakは、センサ構成で最も迅速に獲得さ
れる値であり、Bpeakを確立するためにセンサを通過する必要な歯は1つだけで
ある。M1についての典型的な値は、たとえば7ないし9でよい。波形ピーク中
の窪み33がセンサ・スイッチングに干渉しないことを保証するような値にM1
を設定することが必要である。一方M2は、はるかに低い値、たとえば.5とな
るように選択され、次いで決定されたBavgに掛けられ、したがってはるかに小
さい数を生じるが、それは、M1がM2より大きく、BpeakがBavgよりも大きい
からである。Bavgは、もちろん、いくつかのターゲット回転角度に対して、す
なわちターゲット13上の複数の歯およびスロット・フィーチャの通過に対して
時間的に後になって得られるものである。
【0021】 M1×BpeakおよびM2×Bavg値が確立された後、ブロック25でそれらは加
算されて、適応閾値(AT)27を確立する。これは、最小ドリフト量に対応す
る波形の各エアギャップ変化上の点であり、出力状態のセンサ変化のためのター
ゲット回転スイッチ点の最も正確な表現である。次いで、適応閾値(AT)がラ
イン35により表現される実際のセンサ出力と比較するために、センサ回路構成
に加えられる。同様にセンサ出力が、最も正確なセンサ出力31を得るために比
較器29に加えられる。
【0022】 このように、ホール効果トランスデューサとその最初の増幅器の後方の回路構
成の機能は、アルゴリズムAT=M1×Bpeak+M2×Bavg を用いて、センサの
状態出力の変化を制御するための適応閾値を得ることである。ここで、ATは適
応閾値であり、Bpeakは波形の測定最大値であり、Bavgは波形の測定平均値で
あり、M1およびM2は、それぞれBpeakおよびBavgに掛けられる経験的導出定
数であり、それらは、予測エアギャップ許容差を含め様々な動作条件に対する、
ターゲット設計、デューティ・サイクル、および予測波形変動を考慮に入れもの
である。
【0023】 本発明は、エギャップ変動信号効果に関する大部分の情報を含むBpeakと、デ
ューティ・サイクル情報を含むBavgの両方を使用し、波形スイッチ点ドリフト
の高精度の指示器になるので、本発明のセンサは適応閾値獲得速度と全体的な精
度と平均整合性とのよいバランスをもたらすことになるが、それは、波形のピー
クおよび谷の偏位の全てを測定することが必ずしも必要ではないからである。さ
らに、本発明は、スイッチ点について高精度の適応閾値をもたらすので、製造の
際は、予測可能で正確な結果を得るために、個々のセンサのセンサ較正は必要と
はならない。
【0024】 本発明を特定の実施形態によって説明したが、もちろん、当業者が多数の変更
を行えること、ならびに、本発明がアナログまたはデジタル領域での様々な電気
的ハードウェアおよびソフトウェア形式に実装できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるセンサ動作の概略図である。
【図2】 センサとそのターゲットの間の様々なエアギャップに対してターゲット角度に
対する信号ガウス波形を示すグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月30日(2000.6.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 (発明の概要) 本発明は、歯車センサを動作させる方法を開示する。別の実施態様では、本発
明は、歯車センサを構築する方法を開示する。経験的導出の第1定数(M1)が
、ターゲットに固有の予測出力電圧変動、および予測エアギャップ許容差範囲を
考慮して導出される。M1定数は、測定ピーク値(Bpeak)、または値Bmaxを得
るための選択された波形からの値に掛けられる。この値のみをAT点として用い
ることによって、センサにおけるドリフトの大部分が除去される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 適応閾値(AT)は、ターゲット回転に対する角度が最も小さく変動するスイ
ッチ点を生成するために、エアギャップに影響される様々な波形を通して値の線
に最も近づくように選択される。M1およびM2は、ターゲット13に対するホー
ル・センサ11の特定の適用の予測されたエアギャップ許容差を越える特定のタ
ーゲット構成およびデューティ・サイクルから導かれる定数である。M1定数は
通常、ピーク値Bpeakの大きい割合として選択される。この値Bpeakはエアギャ
ップに関する、最大量の情報を伝える。さらにBpeakは、センサ構成で最も迅速
に獲得される値であり、Bpeakを確立するためにセンサを通過する必要な歯は1
つだけである。M1についての典型的な値は、たとえば7ないし9でよい。波形
ピーク中の窪み33がセンサ・スイッチングに干渉しないことを保証するような
値にM1を設定することが必要である。一方M2は、はるかに低い値、たとえば.
5となるように選択され、次いで決定されたBavgに掛けられ、したがってはる
かに小さい数を生じるが、それは、M1がM2より大きく、BpeakがBavgよりも
大きいからである。Bavgは、もちろん、いくつかのターゲット回転角度に対し
て、すなわちターゲット13上の複数の歯およびスロット・フィーチャの通過に
対して時間的に後になって得られるものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるセンサ動作の概略図である。
【図2】 本発明のセンサと回転ターゲットの間の複数のエアギャップに対して(やはり
磁気トランスデューサ出力波形称する)プロットされた信号ガウス波形を示すグ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンコック,ピーター・ジイ アメリカ合衆国・75023・テキサス州・プ ラノ・レスリー コート・6705 Fターム(参考) 2F077 AA16 AA47 AA49 JJ02 JJ08 JJ21 NN21 PP12 TT06 TT58 UU10 UU13 UU20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)センサ・トランスデューサのピーク出力(Bpeak)を
    周期的に測定し、ピーク出力に第1定数(M1)を掛けるステップと、 (b)センサ・トランスデューサの平均出力(Bavg)を獲得し、該平均に第
    2定数(M2)を掛けるステップと、 (c)上記のステップ(a)および(b)の積を加算して、適応閾値を得るス
    テップと、 (d)適応閾値をスイッチ点としてセンサ・トランスデューサの出力として適
    用するステップと を含む歯車センサを動作させる方法。 【請求項2】 さらに、出力値の計算を実行することによって平均出力を獲
    得するステップ を含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項3】 さらに、時間ベースの積分器で平均出力を導出することによ
    って平均出力を獲得するステップを含む、請求項1に記載の歯車センサを動作さ
    せる方法。 【請求項4】 さらに、エアギャップ許容差の範囲に対して真の点からのド
    リフトが最小になる最良適合を与えるように、ピーク出力に掛ける第1定数を決
    定するステップを含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項5】 さらに、M1とBpeakの積に加算される際に、エアギャップ
    許容差の範囲に対して真の点からのドリフトが最小になる最良適合を与える、平
    均出力に掛ける第2定数を決定するステップを含む、請求項1に記載の歯車セン
    サを動作させる方法。 【請求項8】 定数の両方が1.0未満である、請求項1に記載の歯車セン
    サを動作させる方法。 【請求項9】 M1がM2より大である、請求項1に記載の歯車センサを動作
    させる方法。 【請求項10】 さらに、値M1×BpeakおよびM2×Bavgをデジタル処理
    するステップを含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項11】 さらに、アナログ回路構成によって値を処理するステップ
    を含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項12】 さらに、センサ内の抵抗回路網にM1およびM2定数値をト
    リミングするステップを含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項13】 歯車センサを構築する方法であって、 (a)感知システムについてエアギャップの予測動作範囲内の複数のエアギャ
    ップに対して複数の磁気トランスデューサ出力波形をプロットするステップと、 (b)定数M1を導出するステップであって、M1×ピーク・センサ出力(Bpe ak )が、プロットされた波形すべてについて、ターゲット回転角度の所望の真の
    点からのセンサ・スイッチ点のドリフトの最小量を表わす、ステップと、 (c)M2×BavgをM1×Bpeakに加算するときに所望の真の値からのドリフ
    トをさらに減ずるように定数M2を導出するステップであって、Bavgが平均セン
    サ出力に等しい、ステップと (d)センサ動作中にBpeakおよびBavgを獲得し、それらをそれぞれM1およ
    びM2に掛け、それらの積を加算して、センサ動作用の適応閾値スイッチ点を作
    り出すステップと を含む方法。 【請求項14】 歯車センサを動作させる方法であって、 (a)センサ・トランスデューサのピーク出力(Bpeak)を周期的に獲得し、
    第1定数(M1)をピーク出力に掛けて、第1値(Bmax)を導出するステップと
    、 (b)センサ・トランスデューサの平均出力(Bavg)を周期的に獲得し、第
    1定数(M1)を該平均に掛けて、第2値(Bmin)を導出するステップと、 (c)第1値Bmaxおよび第2値Bminを組み合わせて、適応閾値を獲得するス
    テップと、 (d)適応閾値をスイッチ点としてセンサ・トランスデューサの出力を適用す
    るステップと を含む方法。 【請求項15】 歯車センサであって、 (a)センサ・トランスデューサのピーク出力(Bpeak)を周期的に獲得し、
    第1定数(M1)をBpeakに掛けて、第1値(Bmax)を獲得する手段と、 (b)センサ・トランスデューサの平均出力(Bpeak)を周期的に獲得し、第
    2定数(M2)をBavgに掛けて、第2値(Bmin)を獲得する手段と、 (c)BmaxとBminを組み合わせて適応閾値を獲得する手段と、 (d)適応閾値をスイッチ点としてセンサ・トランスデューサの出力に適用す
    る手段と を含む方法。 【請求項16】 さらに、計算を実行して平均出力を獲得する手段を含む、
    請求項15に記載の歯車センサ。 【請求項17】 さらに、時間ベースの積分器で平均出力を導出することに
    よって平均出力を獲得する手段を含む、請求項15に記載の歯車センサを動作さ
    せる方法。 【請求項18】 定数の両方が1.0未満である、請求項15に記載の歯車
    センサ。 【請求項19】 M1がM2より大である、請求項15に記載の歯車センサ。 【請求項20】 さらに、値M1×BpeakおよびM2×Bavgを獲得するデジ
    タル処理手段のステップを含む、請求項15に記載の歯車センサを動作させる方
    法。 【請求項21】 さらに、値M1×BpeakおよびM2×Bavgを獲得するアナ
    ログ処理手段を含む、請求項1に記載の歯車センサを動作させる方法。 【請求項22】 さらに、M1およびM2定数値がセンサ内の抵抗回路網にト
    リミングされることを含む、請求項21に記載の歯車センサ。
JP2000557114A 1998-06-30 1999-06-29 適応閾値を使用する歯車センサ信号処理 Withdrawn JP2002519654A (ja)

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