JP2002519150A - メニエール病及び類似症状の治療装置 - Google Patents

メニエール病及び類似症状の治療装置

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JP2002519150A JP2000557794A JP2000557794A JP2002519150A JP 2002519150 A JP2002519150 A JP 2002519150A JP 2000557794 A JP2000557794 A JP 2000557794A JP 2000557794 A JP2000557794 A JP 2000557794A JP 2002519150 A JP2002519150 A JP 2002519150A
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ニルソン,アンダース
エングヴアル,ダニエル
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パスカル メデイカル アクチエボラグ
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Abstract

(57)【要約】 鼓膜と境を接する外部に密閉された外耳容積と連絡する空気(ガス)圧力室内で、空気(ガス)圧力を断続的に増大させることによるメニエール病の治療装置であって該装置は小室の壁を形成し本質的に緊張することなく垂直方向に変位しうる周囲を固定した可撓性の環状隔膜からなる。この隔膜が小室からはなれる方向の変位は小室内に形成される空気圧によって起り別の変位手段によるものではない。該装置は更に隔膜変位のために直線の電磁石手段を含む。該装置はガス圧力感知手段、小室内圧力均等化手段、隔膜の変位をコントロールするためのマイクロプロセッサー制御手段及び圧力感知手段からの信号入力による圧力均等化手段を含んでも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、患者の一方の耳に伝達されるプラスの空気圧に変化を生じることに
よりメニエール病及び類似の症状を治療するための装置に関する。
【0002】 発明の背景 メニエール病は内耳中の、特に内リンパ系内の圧力に影響を与えることにより
治療することができる。
【0003】 国際特許第83/02556号には、耳の内部の流体力学系に影響を与えるた
めの装置が開示されており、該装置は空気圧を発生する小室の壁を形成する変位
可能な隔膜からなり、該隔膜はクランク結合手段によって該小室からはなれる方
向にスプリングコイルの力に抗して相互に変位しうるものである。
【0004】 国際特許第93/08775号には、圧力発生小室内に壁を形成する可撓性の
薄膜によって発生された圧力脈動によってメニエール病を治療するための空気圧
発生器が開示されており、該薄膜は電気モーターのシャフトに強固に結合された
作動手段によって変位される。
【0005】 国際特許第97/23178号には、静的な圧力レベルを発生するための第1
の手段と、制御ユニットによって予め定められたプログラムに従ってそのレベル
を変化させるための第2の手段からなる内耳の液体力学系に影響を与えるための
装置が開示されている。第1の手段及び第2の手段の各々は可撓性薄膜からなっ
ている。この公知の装置でも、隔膜が圧力発生小室の方へ動くという隔膜の相互
運動の半分はスプリング手段によって行われる。
【0006】 特許の蝸牛殻導管を用いて猫の内耳に短形波脈動を適用すると顕著なリバウン
ド効果が認められた(“猫における外リンパ液による短形波圧力脈動の伝達”B.
Densert等、Acta Otolaryngol. Stockholm 1986)。人間においても状況は似て
いるだろう。公知の文献に開示された方法によって短形波脈動を適用することに
よって引き起こされる内耳内部での圧力変化は、このように努力して来たものと
は実質的に異なる結果を導くことになった。これは、過去15年間にわたってそ
のような空気圧脈動の生成及び伝達のための種々の装置が工夫されて来たにも拘
らず、そのどれも商業規模での実用にならなかったという事実の説明を与えるも
のである。興味ある治療原理を実用化することへのこの遅れは、これらの装置が
大部分の室外での患者の必要性に十分適合させられないという構造上の観点から
の欠点をもっているという理由だけでなく、多数の患者グループに適用できるよ
うに治療中の圧力をどのように変えるかという点に関しても方法的な欠点をもっ
ているからである。
【0007】 発明の目的 本発明はこれらの欠点及び問題点を解決し、メニエール病及び類似症状の治療
のための改良された装置を提供しようとするものである。
【0008】 本発明の他の目的は、下記の発明の簡単な説明及びその好ましい実施態様並び
に添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0009】 発明の概要 本発明は、隔膜の力による両方向への転位、即ち圧力発生小室に向う方向とそ
こからはなれる方向への転位は、多くの問題を伴なっており、これは小室の方へ
向く力による運動と小室からはなれる受動的な運動とに有利に置きかえることが
出来るという洞察に基づいている。両方向への力による運動に伴なう1つの欠点
は、ばねの力の直線性から目立ってはずれることであり、もう1つの欠点は、同
じ種類のコイルばねのサンプル内でばねの力が実質的に変動することである。増
大するばねの力は実質的に、隔膜の無為の位置からの変位の距離と共に増加しマ
イクロプロセッサーによる装置の制御の問題に置き換えられる。公知の先行技術
による装置のもう1つ別の欠点は、両方向変位において装置に固有の力に抗して
働くための必要性によってひきおこされる余分のエネルギー消費である。
【0010】 本発明によれば、鼓膜に境を接する、外側に密閉した外耳容積と連絡している
空気(ガス)圧力小室内に、断続的に空気(ガス)圧力を増大させることによる
メニエール病の治療装置を提供するもので、該装置は、小室の壁を形成し(無為
の位置から)小室の方向へ変位しうる、周囲を固定した可撓性の環状隔膜を含み
、該装置は更に小室の方向へ隔膜を変位させるための作動手段を含むが、本質的
に逆方向へ変位させるための手段はもっていない。このように、小室からはなれ
る隔膜の動きは本質的に小室内部と小室と連結している空洞内で形成される空気
圧力によって起こされる。
【0011】 “本質的に”という言葉によって、開放状態において小室の方に向かう本発明
による薄膜(隔膜)の変位に働く小さい反発力は閉鎖状態における小室への対応
する変位に働く抵抗力と比べて無視しうるものであることを意味する。この文脈
では、“閉鎖状態”とは小室が外に向かって閉じられた外耳容積とは連絡してい
るが外界とは連絡していないことを意味し、一方“開放状態”とは小室が外に向
かって閉じられた外耳容積と連絡し、そして例えば開放バルブによって外界とも
連絡していることを指す。
【0012】 “無視しうる”という言葉によっては、閉鎖状態での小室に向かって一定の距
離、例えば約5mmの距離で隔膜を変位させるのに要する力が、開放状態での小室
に向かう対応する変位に要する力より少なくとも5倍、好ましくは少なくとも1
0倍大きいということを意味する。
【0013】 換言すれば、隔膜のデザインは、所望の最大変位に至るまで実質的な反発力の
発生を回避するように適合されていなければならない。従って隔膜は(無為の中
間位置から)小室の方に向かって本質的に緊張することなく変位しうることが好
ましい。
【0014】 本発明の装置の変位できるエレメントの組み合わせの大きさ、即ち隔膜及び、
隔膜と結合して小室に向かってそれを変位させるエレメントとの組み合わせの大
きさは出来るだけ小さく保つことも重要である。これは本発明の装置が、従来公
知の装置と比較してエネルギー節約できることに貢献しており、特に電池で動か
す可動性装置の場合に有利である。
【0015】 好ましくは作動手段は直線の電磁石変位手段である。
【0016】 本発明の第1の好ましい実施態様によれば、該装置は1個または数個の小室内
のガス圧をモニターするための圧力感知手段;小室内の空気圧を大気圧と等しく
するための圧力均等化手段;及び隔膜の変位及び圧力均等化手段を圧力感知手段
からのシグナル入力によって制御するためのマイクロプロセッサーからなる制御
手段からなっている。
【0017】 圧力均等化手段はバルブ手段からなることが好ましい。バルブ手段は、脈動列
を発生している間を除いて開放(均等化)位置にあることが好ましい。聞こえる
レベルである20DB以下で作動する静かなバルブ手段であることが特に好まし
く、特にバルブ手段が弾性ポリマーからなる密閉表面をもつことが好ましい。ま
た圧力均等化手段をバルブの雑音を減少させるような方法で制御することも好ま
しく、特に脈動列の終結後にゆっくりと開くことにより、又脈動列の開始前にゆ
っくり閉じることにより、例えば開放と閉鎖を約0.5秒ないし1.5秒で、典
型的には約1秒で完全な閉鎖位置から完全な開放位置まで、及びその逆の場合も
、圧力均等化手段を動かすことが好ましい。
【0018】 隔膜作動手段は、軸を有する伸長作動メンバーからなりその一端で隔膜に固定
され、好ましくは他端で強磁性のコアに固定され、小室の方向へ該軸に沿ってコ
アを変位させるための電気コイル(ソレノイド)を有し、制御手段によって制御
されたコイルにエネルギーを与える手段を含むものであることが好ましい。この
ように隔膜作動手段は電磁石によって起こされる直線の一方向の力によって隔膜
を変位させる。コイルは、0−12VDCモジュールの脈動によってエネルギー
化される。コイルの電圧/発生力(圧力)比、即ちコイルの電圧/隔膜変位比は
本発明の実施範囲内では大体一定である。圧力/隔膜変位比についても同じであ
る。
【0019】 本発明の好ましい第2の実施態様では、圧力小室内の圧力は大気圧(P)か
ら大気圧より高い第1の圧力(P)まで増大し、そこ(P)から第2の圧力
(P)まで増大し、又第1のレベル(P)まで減少することを繰り返し、そ
してこの増大と減少のくりかえしによって第1のレベル(P)から大気圧(P )まで圧力が減少する。好ましくは、Pは水柱で4ないし16cmでありP は8ないし16cmHOであるが、P≧P 、圧力増大率は千分の1秒
当り水柱で0ないし4mm、圧力減少率は千分の1秒当り水柱で0ないし2mm
、モジュール周波数は3ないし9Hz、好ましくは5ないし7Hz、最も好まし
くは約6Hz、断続時間は3ないし10秒、好ましくは約5秒であることを条件
とする。1回の治療期間中、2ないし4回の治療、特に3回の治療を約25秒な
いし約90秒の間隔で施行するのが好ましい。
【0020】 ソフトウエアの欠陥の場合に圧力が過剰に上ることを防ぐためにハードウエア
は制御された余分の安全手段を含むことが好ましい。もし小室内の圧力が大気圧
より水柱で約25cm以上過大になったら圧力均等化手段と圧力作動手段への電
流を切断する。
【0021】 一方で内耳構造を吸引状態、即ちマイナス圧力にさらすような圧力を適用しな
いことが重要である。従って本発明の装置は約-1cmHOの圧力で開く、マ
イナス圧力に対して患者を保護するための機械的な安全バルブを備えることが好
ましい。そのような機械的安全バルブのために必要とするデザインのゆえに、わ
ずかなマイナス圧力は受け入れられる。本発明の装置は、また、約+35cmH Oの圧力で開くプラス圧力に対して患者を保護するための安全バルブを備える
ことも好ましい。両方の安全バルブは純粋に機械的なもので、制御手段によって
制御されない。
【0022】 小室と導管との組み合わせ容積は広い範囲内で変更しうるがデザインと使用条
件を考慮してこの組み合わせ容積は約20cmないし50cmであるのが好
ましい。本発明による圧力変動を効果的に行うために隔膜の有効面積は、その変
位が5mm以下、好ましくは3mm以下の範囲(作用範囲)内であるように、組
み合わせ容積及び外側に密閉された耳の容積に対して適合させるのが重要である
。これは装置が補正することのできる僅かなもれによって、そして外側に密閉さ
れた耳の容積に境を接する組織の応答によって起される潜在的な過剰変位を含む
。有効隔膜面積は典型的には約3ないし約8cmの範囲内である。組み合わせ
容積が30cmである時、有効隔膜面積は5cmであるのが適当であること
が分かった。“有効隔膜面積”とはエレメント35、36の間にはさまれた中央
部分32を含む隔膜4の変位できる部分の面積である。
【0023】 本発明の好ましい実施態様によれば、装置を制御するための情報をパラメータ
ーのセットの形でEPROM(電気的に消去できプログラムできる読み取りの
みのメモリー)またはマイクロプロセッサーと結合する機能的に同等の装置に貯
えるのが好ましく、各セットは治療を実行するために必要なすべてのパラメータ
ー即ち治療中の小室内の圧力の時間変化からなっている。本発明の装置はパラメ
ーターセットを別のセットで置き換えることができるように入力手段を備えるこ
とが好ましい。入力手段は電気的な接続を要しない、例えば赤外線(IR)入力
手段が好ましい。種々のパラメーターセットをコンピューター、例えばPCに貯
え、そこから本発明の装置に移される。数種のパラメーターセットをEPRO
Mまたは機能的に同等の装置内に貯え、それぞれの選択のための手段で装置に供
給することが好ましい。このように、本発明の装置を制御するためのソフトウエ
アはマイクロプロセッサーのPROMに貯えられた固定部分とEPROMまた
は他の適当な媒体中に貯えられた変換可能な部分とからなる。
【0024】 下記に本発明を、図面に説明した好ましい実施例を参照してより詳細に説明す
る。然しこの実施例は一例として与えられるもので、如何なる場合でも発明を限
定すると考えてはならない。
【実施例】
【0025】 図1に本発明による装置の好ましい実施例を示す。この装置は、一般的に円筒
形の小室1の一方のベースを形成する可換性の環状ゴム隔壁(薄膜)4の変位に
よって圧力の脈動を発生させるための小室1と、その一端で本質的に緊張してい
ない(緊張状態は図1からは明らかではない)隔膜4に、そして他端で強力磁石
の合金コア22と、中央で固定されているピストン2とからなり、コア22は無
為(非圧力)の位置でフィールドコイル(ソレノイド)3に部分的に挿入されて
いる。小室1は、開放位置にある時大気と連絡させるように電磁石で“静かに”
(聞きとりレベル<20DB)オン/オフするバルブ12を備えた終端断面5を
有している。
【0026】 本発明による具体的なデザインの隔壁4を図3に示す。隔壁4は平坦な環状の
中央部分32と平坦な円形の周辺部分33からなり、これは放射状断面でほぼ半
円形の円形部分31によって結合される。例えば、液体表面に1点で起る環状の
波と似た形の放射状に間隙をもつ環状部分32を有する隔壁を使用することも可
能である。平坦部分32、33は隔壁平面B−Bを決定する。半円形部分31は
隔壁4を軸A−Aに沿って隔壁平面B−Bから前方へ(小室の方へ向かって)軸
方向に変位させる。この変位は隔壁中の反撥変形力に抗して行われ、この反撥力
は然し小室内に含まれた空気による圧縮に対する抵抗に関しては重要ではない。
平坦な環状部分32は環状の円板35、36の上部及び下部の間にはさまれてい
る。環状部分32と円板35、36の上部及び下部は、ラウンドヘッド34を備
えたピストン2上に設置するための中心孔を有し、ピストン2の円周上のスロッ
トに設置されたクリップ37によってピストンに固定されている。その他端で(
図示していない)ピストン2は軟鉄または強力磁性合金のコア22(図1参照)
に固定され隔壁からはなれて面するコイルの末端でフィールドコイル3のルーメ
ン中に部分的に挿入されている。ピストン2はこのようにコイルの他端からコイ
ル中に延びている。コイルにエネルギーが与えられるとコイル22はコイル3に
引っ張られ、即ち隔壁4の方向へ変位する。幾つかのスクリュー40によって隔
壁の周辺断面33は、ハウジングの放射状にのびる部分38、30とそれぞれ圧
力脈動を発生するための小室1の円筒形壁39を形成する構造との間にはさまれ
る。
【0027】 下記に本発明の好ましい実施例のデザインと機能を図1及び図3を参照して説
明する。可換性プラスチック(ポリスチレン、ポリプロピレンまたは類似の材料
)製チューブ10によって、小室1は、耳プラグ11によって密閉された患者の
鼓膜に境を接する外耳中の空気容積と連絡するようにされる。手術によってつけ
られたマイクロチューブによって鼓膜は貫通されており、これによって患者の外
耳及び中耳は連絡されている。小室1内の圧力は圧力センサー8によってモニタ
ーされ、その信号20はマイクロプロセッサー16とソフトウエア14からなる
制御ユニット中で処理される。データのセット15の入力によって圧力及び時間
に関するソフトウエアのパラメータはマイクロプロセッサーに結合しているE PROM中で変えることができる。パーソナルコンピュータ中に貯えられたデー
タからIR−リンク17によって入力される。マイクロプロセッサー16からの
1つの出力信号18はフィールドコイル3へのパワー供給を制御し、別の出力信
号13は、開放及び閉鎖位置との間で切り替えることにより均等化バルブ12を
制御する。もし、何かの理由で小室1の圧力が身体上受容できる範囲内に維持す
ることができない時は、均等化バルブが開かれる。もし小室内圧力が大気圧を水
柱で25cm超える時は安全機能でコントロールされているハードウエアが平衡
化バルブ12とフィールドコイル3の両方へのパワーを切断する。更に安全性の
ための用心としてマイナス圧力(開始圧力は水柱で−1cm)及び過剰プラス圧
力のそれぞれに対して機械的な安全バルブ7、9が追加的に設置されている。
【0028】 治療データは1個または数個のパラメーターセットの形でEPROM中に貯
えられる。パラメーターセットは、脈動振幅、振動数、圧力増加及び減少率など
に関するすべての情報を含む。更に各々のパラメーターセットは、安全機能を制
御するソフトウエアのためのデータをも含む。
【0029】 図2に典型的な治療系列を示す。但し簡単にするために脈動列の数を2に減ら
してある。小室内圧力(図面の一番下の部分)、小室容積(図面の中央部分)及
び均等化バルブ12(図面の一番上の部分;12’=開放、12”=閉鎖)のモ
ードを時間に対してセットオフしてある。
【0030】 治療系列の種々の段階が大文字で示されている。段階Aの間は圧力センサ8を実
施温度にし、均等化バルブ12は開放位置であり、そして小室1は大気圧である
。それに続いてテスト段階Bでもれテストを行う。段階Bの間、バルブ12は閉
じたままで保ち、その間、圧力はゆっくりと約1cmHOのテスト圧力Ptま
で増大しそれから再びゼロまで減少する。テスト段階Cでは開放のためのテスト
を行う。小室1の圧力Vcを段階Bと同じ方法で但しバルブ12を開放位置にし
て変える。もしテスト圧力Ptが予期した値からずれている時は、治療系列を正
しくするために装置をすすめるプログラムを止める。最初の治療段階Dの間、小
室内圧力Pはゆっくりと中間圧力Pまで上げられそこから最高圧力Pまで上
げられ続いて中間圧力Pまで下げられる。このP→P→Pのサイクルを
3回くりかえし、続いて圧力を大気圧Pまで下げる。約5秒間の間隔Eの後、
段階Dと同じようにして第2回の脈同列(段階F)を発生させる。これは第2回
目の間隔P(段階G)をとった後10ないし30の脈動列(図示せず)を対応
する間隔で行う。この第1回治療セクションを同様に間隔をとって12ないし3
2脈動列の後、約25−90秒間の休止期間を置く。そして第2回及び第3回の
治療セクションでも対応する休止期間をとる。最適の効果のためには1日に数回
治療をくりかえさなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の機能説明図である。
【図2】 非直線時間軸による脈動を示す概略図である。
【図3】 本発明装置の環状隔膜を設置した状態での説明図で、隔膜の面B−Bに垂直で
その中心軸A−Aを通る断面図を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU ,BG,BR,CA,CN,CZ,EE,HR,HU, IL,IN,IS,JP,KR,KZ,LT,LV,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK ,TR,UA,US,ZA

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼓膜に境を接する、外部に対して密閉された外耳容積と連絡
    している空気(ガス)圧力室内で空気(ガス)圧力を断続的に増大させることに
    よるメニエール病治療のための装置であって、周囲を固定されて小室の壁を形成
    し、小室の方向に変位しうる可撓性の環状隔壁と該隔壁を小室の方へ変位させる
    ための作動手段からなり、該隔壁を反対方向へ変位させるための手段は本質的に
    含まないことを特徴とするメニエール病治療のための装置。
  2. 【請求項2】 作動手段が直線的電磁石手段であることを特徴とする請求項
    1の装置。
  3. 【請求項3】 小室内のガス圧力をモニターするための圧力感知手段;小室
    内の空気圧を大気圧と等しくするための圧力均等化手段;マイクロプロセッサー
    からなる制御手段及び圧力感知手段からの信号入力によって圧力を均等化する手
    段の1または数個からなることを特徴とする請求項1または2の装置。
  4. 【請求項4】 圧力均等化手段がバルブ手段である請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 バルブ手段が脈動列を発生させている間を除いて開放位置に
    あることを特徴とする請求項4の装置。
  6. 【請求項6】 隔膜作動手段が、軸を有し、その1端で隔膜に固定され他端
    で強力磁石の磁性材料のコアに固定されている延長した作動メンバー、コアを小
    室の方向に該軸に沿って変位させるための電気コイル及び制御手段によって制御
    されるコイルにエネルギーを与える手段からなることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 圧力均等化手段が、20DBの可聴レベル以下で作動する静
    かなオン/オフバルブ手段からなることを特徴とする請求項3ないし6のいずれ
    か1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 静かなバルブ手段が弾性ポリマーからなる密閉表面を備えて
    いることを特徴とする請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 静かなバルブ手段が脈動列の終わりに約0.5秒ないし1.5
    秒、好ましくは約1秒間で完全な閉鎖位置から完全な開放位置まで開くように制
    御されていることを特徴とする請求項7または8の装置。
  10. 【請求項10】 バルブ手段が脈動列を発生させている間を除いて開放位置
    にあるよう制御されていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 もし圧力が水柱で25cm以上の過剰になる場合、圧力均等
    化手段及び圧力作動手段への電流を切断するための安全手段を備えていることを
    特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 患者をマイナス圧力から保護するための機械的な安全バル
    ブを含む請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 装置を制御するための種々の情報をパラメーターセットの
    形でEPROMまたは他の適当な貯蔵媒体中に貯えることを特徴とする請求項
    3ないし12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 パラメーターセットは別のパラメーターセットと置き換え
    ることができることを特徴とする請求項13の装置。
  15. 【請求項15】 該置き換えをIR入力手段によって行う請求項14の装置
  16. 【請求項16】 外部に対して密閉された外耳容積と連絡している該空気(
    ガス)圧力室が閉鎖状態である時所定の距離だけ隔膜を変位させるのに要する力
    は該室が開放状態である時の対応する変位のために要する力よりも5倍以上大き
    いことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 外部に対して密閉された外耳容積と連絡している該空気(
    ガス)圧力室が閉鎖状態にある時、所定の距離だけ隔膜を変位させるのに要する
    力は該室が開放状態にある時の対応する変位のために要する力よりも10倍以上
    大きいことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 該変位は約3mmである請求項16または17の装置
  19. 【請求項19】 隔膜が小室の方向へ本質的に緊張することなく変位するこ
    ことを特徴とする請求項1ないし18の装置。
  20. 【請求項20】 隔膜の変位が5mm以下であり該変位が装置の作動範囲を限
    定することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 隔膜の変位が5mm以下であり該変位が装置の作動範囲を限
    定することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の装置。
  22. 【請求項22】 小室内圧力/隔膜変位の比が、装置の作動範囲でほぼ一定
    であることを特徴とする請求項20または21の装置。
  23. 【請求項23】 コイル電圧/隔膜変位の比が発明の実施の範囲内でほぼ一
    定であることを特徴とする請求項20または21の装置。
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