JP2002518542A - エステルワックス含有クレヨン - Google Patents

エステルワックス含有クレヨン

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JP2002518542A
JP2002518542A JP2000554808A JP2000554808A JP2002518542A JP 2002518542 A JP2002518542 A JP 2002518542A JP 2000554808 A JP2000554808 A JP 2000554808A JP 2000554808 A JP2000554808 A JP 2000554808A JP 2002518542 A JP2002518542 A JP 2002518542A
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JP2000554808A
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エス. クレイグ,マイケル
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ビニー アンド スミス インコーポレイティド
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D13/00Pencil-leads; Crayon compositions; Chalk compositions

Abstract

(57)【要約】 改良された特性を有するクレヨンを製造するために適切なマーキング組成物を開示する。例えば、組成物は優れた滑らかさ及び色輸送性を提供する。組成物の態様は脂肪酸、硬質ワックス、軟化剤及び着色剤を含む。幾つかの態様において、マーキング組成物は軟質ワックスをも含んでよい。幾つかの他の態様において、マーキング組成物は、脂肪酸、硬質ワックス、軟質ワックス及び着色剤を含む。組成物は、また、接触に対して実質的に粘着性を有しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の技術分野 本発明は、マーキング組成物、及び、このようなマーキング組成物から製造さ
れたクレヨンのような筆記具に関する。詳細には、本発明は、クレヨンとして有
用であるマーキング組成物であって、紙のような基材上に適用したときに望まし
いレイダウン特性を有するものに関する。
【0002】発明の背景 マーキング組成物は当業界においてよく知られており、それは、ワックス、脂
肪酸、着色剤、カラーエキステンダー及び他の添加剤の組み合わせから配合され
る。これらのマーキング組成物は、多孔質及び非孔質基材上に描き、記述し又は
着色するために使用することができるクレヨンを製造するために使用できる。ク
レヨンは、ノート紙、画用紙及びポスターボードのような種々のタイプの紙にこ
どもが最もしばしば使用するものである。さらに、クレヨンは原色から蛍光色ま
で様々な色のものがある。
【0003】 多種のクレヨン及びマーキング組成物は特許文献に記載されてきた。例えば、
米国特許第3,409,574号、同第3,933,708号、同第4,212,676号、同第4,990,013号
及び同第5,383,954号明細書を参照されたい。これにもかかわらず、より良好な
レイダウン特性及びより良好な描写特性を得ること並びにクレヨンを使用して完
成した描写からのフレーキングがより少ないことといった改良された特性を有す
るクレヨンを消費者は望んでいる。
【0004】 レイダウンは、筆記組成物が記載表面に移行するときの滑らかさの品質の測定
値である。こどもは、クレヨンに対する最小の圧力をかけてもマーク及びクレヨ
ンによる描写物を形成することができるので、改良されたレイダウンを有するク
レヨンを好む。滑らかですべすべの色のレイダウンは精神的に又は肉体的に障害
をもったこどもには特に重要である。こどもに特に望まれる追加の利点は、改良
されたレイダウン特性を有するクレヨンはより濃く、明るい色を有するマークを
生じることである。
【0005】 米国特許第5,383,954号明細書のクレヨンは優れたクレヨンであるが、使用時
に、クレヨンはかなりの量のフレーキングを生じる。クレヨン材料のフレーキン
グ又は緩くなった粒子は、こどもがフレーキングを起こすクレヨンを使用してい
る家庭での掃除の問題が生じさせることある。というのは、フレークは作業表面
中又はしばしば家庭用カーペット中に潰されて入ることがあるからである。
【0006】 クレヨン配合物中に、軟化剤、例えば、ヒマシ油のようなオイルの量を増加さ
せることによってクレヨンのレイダウンが改良されうることも提案されている。
このアプローチは欠点がないわけではない。例えば、軟化剤は、マーキング組成
物の他の望ましい特性に悪影響を及ぼす。例えば、このような組成物から製造さ
れる筆記具の強度は低くなり、それにより、製造上の問題及びこれらの筆記具の
使用時の問題を生じる。例えば、このような組成物から形成されるクレヨンのよ
うな筆記具は、特にこどもが使用するときにかなり容易に破壊し又は崩壊する。
【0007】 軟化剤をより多量に使用すると、筆記具の粘着性にも悪影響がある。例えば、
筆記具は、特に記載している間に指の間に保持しているときに、接触に対して過
度に粘着性になる。この過度の粘着性は使用者に快くない感覚を生じさせる。使
用者の手や衣服への筆記組成物の幾つかの成分、例えば、顔料の過度の移行も起
こり得る。使用者の快くない感覚が生じることに加えて、材料の過度の移行は手
及び衣服並びにこどもがクレヨンを使用しているところのカーペットのような領
域に不必要な汚れを生じさせることになることがある。
【0008】 より良好なクレヨンは本願の発明者の米国特許第5,383,954号明細書に見出さ
れる。この特許明細書に開示されている光輝クレヨンはマーキングがなされたペ
ージに光輝物質を保持することに優れている。この特許によって製造されたクレ
ヨンは有意なレベルの製品レイダウンを示す。
【0009】 このように、望ましいレイダウン特性を有するマーキング組成物の要求が存在
する。より詳細には、使用者による最小の圧力の労力で色の滑らかでかつすべす
べのレイダウンを可能にする、基材とクレヨンとの間の摩擦を最小にするマーキ
ング組成物の要求がある。接触に対して過度に粘着性でなくかつ過度のフレーキ
ングを示さない、改良されたレイダウン特性を有するマーキング組成物の要求も
ある。使用者の手や衣服に対して過度に材料を移行しないマーキング組成物の要
求もある。こどもによる使用に耐えるために望ましい機械特性を有する、改良さ
れたレイダウン特性を有するマーキング組成物の要求もある。
【0010】 本発明のこれら利点及び他の利点、並びに、本発明の追加の特徴は、以下に示
す本発明の説明によって明らかになるであろう。
【0011】発明の要旨 改良された色のカバー、色濃度及び均一性、並びに、滑らか又はすべすべのレ
イダウンを示すマーキング組成物を提供する本発明によって、既存の要求の多く
は満たされた。マーキング組成物は、接触に対して実質的に粘着性がない。本発
明のクレヨンは増加した色輸送性を提供する。本発明は、さらに、例えば、増加
した摩耗速度により、特性化される滑らかなクレヨンを提供する。
【0012】 本発明のマーキング組成物の特定の態様は、脂肪酸、軟化剤、着色剤、硬質ワ
ックス及び軟質ワックスの組み合わせを含み、ワックスの少なくとも1部が、組
成物を基材に適用したときに望ましい滑らかなレイダウン特性を有するような量
のエステルワックスである。幾つかの他の態様において、本発明のマーキング組
成物は、脂肪酸、硬質ワックス、軟質ワックス及び着色剤を含む。
【0013】 本発明は、以下において、特定の好ましい態様及び手順と関連付けて説明され
そして開示されるが、その特定の態様に本発明を限定することを意図しない。む
しろ、本発明の精神及び範囲に入るときに、このような別の態様及び変更の全て
を包含することが意図される。
【0014】態様の詳細な説明 本発明は、改良された滑らかさ、レイダウン、色輸送及び/又は増加した転写
又は摩耗速度を有するマーキング組成物を提供する。クレヨンのようなマーキン
グ組成物を含む筆記具は使用者、特に、こどもに対して追加的な色付けの楽しみ
を提供する。
【0015】 本発明の1つの態様によると、マーキング組成物は、脂肪酸、軟化剤、着色剤
、硬質ワックス及び軟質ワックスを含み、ワックスの少なくとも1部は、組成物
を基材に適用するときに、滑らかなレイダウン特性を有するような量のエステル
ワックスである。本発明の別の態様において、マーキング組成物は、脂肪酸、硬
質ワックス、軟質ワックス及び着色剤を含む。組成物は、また、接触に対して実
質的に粘着性を示さないという利点をも有する。
【0016】 本発明は、クレヨンの製造のための使用に特に好適である。本発明のマーキン
グ組成物を製造するときに使用される各々の成分の詳細な議論を以下に示す。
【0017】 マーキング組成物は、適切な1種の脂肪酸又は複数種の脂肪酸を含む。脂肪酸
は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸又はそれらの混合物もしくは組み合わせであって
よい。好ましくは、脂肪酸は、組成物が特にクレヨンとして製造されるときに、
組成物に強度を与えるものである。長鎖の炭素鎖の脂肪酸は、一般に、組成物に
より大きな硬度及び機械強度を付与する。脂肪酸は、一般に、約12〜約30個
の炭素原子を有し、好ましくは、約16〜約24個の炭素原子を有する。適切な
脂肪酸は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸及びそれら
の混合物を含む。ステアリン酸は好ましい脂肪酸である。
【0018】 使用できる脂肪酸の量は、ある程度、マーキング組成物を構成する他の材料の
量、特に硬質ワックスの使用量によって決まる。もし、望ましい機械強度を提供
するために硬質ワックスの含有量を適切に増加させるならば、脂肪酸の量は低減
されることができる。脂肪酸は適切な量で存在することができ、例えば、それは
組成物の約60重量%までの量で存在することができる。特定の態様において、
脂肪酸はマーキング組成物の約3重量%〜約25重量%の量で存在し、そして特
定の他の態様において、脂肪酸はマーキング組成物の約15重量%〜約30重量
%の量で存在する。幾つかの他の態様は、マーキング組成物の約30重量%〜約
55重量%の量の脂肪酸を含む。
【0019】 本発明のマーキング組成物は、少なくとも1種の硬質ワックスを含む。硬質ワ
ックスもクレヨンに望ましい硬度及び機械強度を付与する。どの適切な硬質ワッ
クスを使用してもよい。好ましくは、ASTM D1321に示した針侵入法によって測定
して、25℃で約40mm以下の侵入度を有するワックスが使用される。
【0020】 適切な硬質ワックスの例は、カンデリラワックス、カルナバワックス、蜜蝋、
PEG変性蜜蝋のような変性蜜蝋、微結晶ワックス、脂肪酸エステル、及び、脂肪
酸のアルカリ金属及びアルカリ土類金属及びアンモニウム塩、並びに、それらの
組み合わせを含む。他の適切な硬質ワックスも使用されてよい。
【0021】 幾つかの硬質ワックスは市販されている。例は72.5〜82.5℃の融点、14〜25の
酸価、44〜66の鹸化価及び1〜4mmの針侵入度(100g,5秒,25℃)を有する合成カン
デリラワックスを含み、Koster Keunen, Inc., Watertown, Connecticutから入
手可能である。このワックスは、50重量%の炭化水素、40重量%のエステル
及び10重量%の酸の一般組成を有する。Koster Keunen, Inc.から入手可能な
硬質ワックスの他の例は、その物性とともに下記の表Iに示されている。
【0022】 本発明の組成物における使用に適切である、パラフィンワックス、カンデリラ
ワックス、蜜蝋、カルナバワックス、セレシンワックス及びオゾケライトワック
スのような天然の硬質ワックスも、Koster Keunen, Inc.から入手可能である。
天然のカルデリラワックスは、約50%の炭化水素、28%のエステル、12%
の中性樹脂及び7%の酸を含む。天然の蜜蝋は、約70%のエステル、約13%
の炭化水素、12%の脂肪酸及び4%の脂肪族アルコールを含む。天然のカルナ
バワックスは、約70%のモノエステル、約15%の遊離アルコール、5%の脂
肪酸、5%の樹脂及び5%の他の材料を含む。天然のセレシンワックスは、主と
してパラフィンワックスからなりそして130〜170°Fの融点を有する炭化水素鉱
物ワックスのブレンドである。オゾケライトワックスは、主として微結晶ワック
スからなりそして160〜180°Fの融点を有する炭化水素ミネラルワックスのブレ
ンドである。
【0023】 微結晶ワックスは硬質ワックスであることも又は軟質ワックスであることもで
きる。本発明における使用に適切な硬質微結晶ワックスは、54〜102℃の融点で
あり、Witco, Greenwich, ConnecticutからMULTIWAX W445として得ることができ
る。他の市販の硬質ワックスの例は、Hoechst Celanese, Somerville, New Jers
eyから入手可能な滴点が50〜55℃(ASTM D3 954)であり、酸分が0であるPolymer
Wax AV518を含む。Hoechst Wax LPは滴点が82〜89℃(ASTM D566)であり、酸価
が113〜130である硬質酸性ワックスである。Hoechst Wax Sは滴点が81〜87℃(AS
TM D566)であり、酸価が130〜150である硬質酸性ワックスである。Hoechst Wax
Eは滴点が79〜85℃(ASTM D566)であり、酸価が15〜20であるモンタンワックスか
ら誘導されたエステルである。Hoechst Wax Fは滴点が77〜83℃(ASTM D566)であ
り、酸価が6〜10である。Hoechst Wax KSLは滴点が80〜85℃(ASTM D566)であり
、酸価が28〜38である硬質エステルワックスである。LIPOWAX(商標)KB2-46-2
は、Lipo Chemicals, Inc., Paterson New Jerseyにより製造される硬質でクリ
ーム色のワックスであり、融点が約60℃である。LIPOWAX KB2-46-2の組成は取
引上秘密になっているものと信じられる。
【0024】 表Iには、制限することなく、本発明における使用に適切な硬質ワックスを下
記に示す。表Iは示した硬質ワックスの種々の特性を詳説している。
【0025】
【表1】
【0026】 硬質ワックスのどんな適切な量が本発明の組成物中に含まれていてもよい。硬
質ワックスはマーキング組成物の約64重量%までの量で存在することができる
。特定の態様において、硬質ワックスはマーキング組成物の約39重量%〜約6
4重量%の量で存在し、好ましくはマーキング組成物の約45重量%〜約55重
量%の量で存在する。特定の他の態様において、硬質ワックスは約10重量%〜
約35重量%の量で存在し、幾つかの他の態様において、硬質ワックスはマーキ
ング組成物の約40重量%〜約50重量%の量で存在する。
【0027】 過度の量の硬質ワックスはレイダウン特性に悪影響を及ぼすことがある。特定
の他の態様において、例えば、軟化剤の量が少量であるか又は全く存在しない場
合に、硬質ワックスはマーキング組成物の約10重量%〜約30重量%の量で存
在することができ、好ましくは、マーキング組成物の約15重量%〜約25重量
%の量で存在することができる。
【0028】 一般に、本発明の組成物は、軟化剤、軟質ワックス又は軟化剤と軟質ワックス
との組み合わせを含むことができる。下記の軟質ワックス及び軟化剤の両方が使
用されるときに、硬質ワックスは軟質ワックスの量と実質的に同一の量で好まし
くは使用され、そしてより好ましくは、軟質ワックスの量よりも多量の量で使用
される。基材へのマーキング組成物の通常の適用によってマーキング組成物を基
材により容易かつ簡単に移行することができるように、本発明の組成物中に軟化
剤を含むことが望ましい。軟化剤は、このように、基材の表面にマーキング組成
物を滑らしそして基材上へのマーキング組成物の滑らかなレイダウンを確保する
ための潤滑効果及びすべり性を付与する。
【0029】 軟化剤は、マーキング組成物を基材に移行させるときに、光輝物質のような特
定の他の成分の保持性を確保することも援助する。そのままでは、軟化剤は、通
常、室温において液体であるか又はペーストであり、好ましくは、組成物中の他
の成分、特に、ワックス又は脂肪酸と混和性である。しかしながら、特定の態様
において、軟化剤はフレークのような固体であってもよい。
【0030】 適切などの軟化剤も本発明のマーキング組成物中に使用されてよい。ラノリン
オイル及びその誘導体、鉱油、脂肪族エステル、脂肪酸エステル、脂肪族アルコ
ール、プロピレングリコールのモノ及びジエステル、グリセロールのジエステル
、ポリエチレングリコールのモノ及びジエステル、ペトロラタム、植物性ショー
トニング、脂肪酸のダイマー及びトリマー、植物油、シリコーン、並びに、それ
らの混合物は本発明の組成物における使用に適切である。
【0031】 適切なラノリン誘導体は、アセチル化ラノリン、アセチル化ラノリンアルコー
ル、水素化ラノリン、ラノリンアルコール、ラノリン酸、イソプロピルラノレー
ト、ラノリンワックス及びヒドロキシル化ラノリンを含む。適切な脂肪族エステ
ル及び脂肪酸エステルは、イソプロピルミリステート、ミリスチルミリステート
(例えば、Lipo Chemicals, New JerseyからLIPONATE MMとして販売)、及び、
エステル化脂肪酸プロポキシレート、例えば、ポリオキシプロピレン(2)ミリ
スチルエーテルプロピオネートを含む。Lipo ChemicalsからLIPONATE TDTMとし
て販売されているようなトリデシルトリメリテートも適切である。適切な脂肪族
アルコールはオレイルアルコール、及び、適切な植物性ショートニングはKREMIT
(商標)(Armour, Omaha, Nebraska)を含む。適切な植物油は、ヒマシ油、ココナ
ツ油、オリーブ油、ピーナツ油、サフラワー油、セサミ油、大豆油、ホイートジ
ャームオイル、コーン油、アボカド油、アーモンド油、グレープシード油、ヨヨ
バ油(jojoba oil)、アプリコットカーネル油、パーム油及びサンフラワーシー
ド油を含む。適切なシリコーンは、DOW-CORNING (商標)556, 593及び1107流体(D
OW-CORNING, Midland, Michigan)を含む。他の可能な軟化剤は長鎖の炭化水素、
特にアルケン、例えば、ポリオキシプロピレン-ポリオキシエチレンブロックコ
ポリマー、例えば、PLURONIC(商標)25R4及びPLURONIC 25R8 (BASF, Parsippany,
New Jersey)を含む。
【0032】 軟化剤は、いずれかの適切な量、例えば、マーキング組成物の45重量%まで
の量で存在してよく、好ましくは、マーキング組成物の約5重量%〜約25重量
%の量で存在してよい。過度の量の軟化剤は、悪影響のあるほど粘着性を増加さ
せることがある。特定の態様において、特に多量の軟質ワックスを有する態様に
おいて、軟化剤は、望ましい改良されたレイダウン特性を維持しながら、少量で
存在し又は省かれることができる。
【0033】 上記の通り、軟化剤もしくは軟質ワックス又は軟化剤と軟質ワックスとの組み
合わせのいずれかは本発明の組成物中に含まれる。本発明の組成物における使用
に適切な軟質ワックスは、一般に、ASTM D1321により、25℃で約40mmを超え
る針侵入度を有する。
【0034】 本発明における使用に適切な軟質ワックスの例は、融点が最大で52℃であり
かつ遊離脂肪酸含有分が最大で0.56%であるラノリンワックスを含み、Fanning C
orporation, Chicago, Illinoisから入手可能である。適切な軟質ワックスの他
の例は、Fanning Corporationから入手可能な脂肪族アルコールの混合物であるF
ANCOL HL(商標)の名称で入手可能な水素化ラノリン、Caschem, Inc., Bayonne
, New JerseyからCASTORWAX(商標)MP-70として入手可能でありかつ凍結/融解
点が158°Fである水素化ヒマシ油、及び、融点が約90℃であるクリーム色のワ
ックスであるLipo Chemicalsにより製造されるLIPOWAX KB2444を含む。LIPOWAX
KB2444の正確な組成はLipo Chemicalsの取引上の秘密であると信じられる。
【0035】 軟質ワックスの別の例は、融点が74〜84℃であり、酸価が5未満でありそ
してエステル価が50〜70であり、ヒドロキシル価が35〜50であり、ASTM
D1321による25℃での針侵入度が50mmを超え、平均分子量が約1000であ
り、平均炭素長さが66であり、 そしてヨウ素価が5未満であり、そしてKoste
r Keunen, Inc.から入手可能である7−ヒドロキシイソヘキサノールポリエステ
ルであるヒドロキシポリエステルである。特定の軟質ワックス、特に、ヒドロキ
シポリエステルは本発明の組成物中に軟化剤を保持し、それにより、ゲル化剤と
して作用する。これらの軟質ワックスはマーキング組成物を接触に対してべたつ
かせないようにする。
【0036】 本発明のマーキング組成物を製造するために、軟質ワックスの適切などの量を
用いてもよい。軟質ワックスは、マーキング組成物の約60重量%までの量で存
在することができる。特定の態様において、例えば、軟化剤の量が少量であるか
又は全く含まれないときに、軟質ワックスはマーキング組成物の約20重量%〜
約60重量%の量で存在してよい。
【0037】 特定の他の態様において、例えば、軟化剤が有意な量で存在するときに、軟質
ワックスはマーキング組成物の約4重量%までの量、例えば、組成物の約1重量
%〜約4重量%の量で存在してよい。他の態様において、軟質ワックスは組成物
の約5重量%〜約10重量%の量で存在してよい。
【0038】 上記から判るように、特定の硬質ワックス及び軟質ワックスの両方はエステル
ワックスと呼ばれる。エステルワックスは、蜜蝋、カルナバワックス又は米ワッ
クスのような天然に生じるワックスであることができる。さらに、Koster Keune
n, Inc.により販売されるKester Waxes(商標)のような幾つかの合成ワックス
は、エステルワックスである。Kester Waxes(商標)は天然植物脂肪酸及び天然
植物脂肪族アルコールのエステル化によって製造される種々のエステルからなる
。この方法により、炭素鎖長さが22〜46原子である飽和エステル混合物が得
られる。エステルワックスはモノエステルワックスであっても、ジエステルワッ
クスであっても、ポリエステルワックスであっても、ヒドロキシ酸エステルワッ
クスであってもよい。エステルワックスは、約C22〜約C100の範囲の飽和、不飽
和又は枝分かれエステルであってよい。
【0039】 マーキング組成物は、好ましくは、顔料であるか又は染料であることができる
着色剤を含む。顔料は、無機顔料、有機顔料又はそれらの混合物であってよい。
無機顔料は、好ましくは、アイアンブルー、酸化鉄、酸化亜鉛、ウルトラマリー
ンブルー、二酸化チタン又はそれらの混合物である。有機顔料は、好ましくは、
アゾ、ナフトール、ジアニシジンオレンジ、リトール、ジアリーリドイエロー、
メチルバイオレット又はフタロ顔料である。顔料は、所望ならば、クレーキャリ
アと組み合わせてもよい。酸性又は塩基性のいずれの染料も本発明のマーキング
組成物において使用されてよい。
【0040】 顔料は適切などの粒径を有することもできるが、好ましい粒径は約0.1ミクロ
ン〜約25ミクロンである。より好ましくは、顔料は約0.3〜約20ミクロンの粒径
を有し、さらにより好ましくは、顔料の粒径は約0.5〜約15ミクロンの範囲であ
る。
【0041】 適切な染料の例は、Milliken Chemical Co., Inman, South Carolinaから入
手可能なポリマー着色剤REACTINT(商標)ブランドのBlue x 3LV, Orange x 38
及びViolet x 80LTを含む。これらは、染料Blue x 3LV, Orange x 38及びViole
t x 80LTを含む暗い粘性の液体である。
【0042】 着色剤はどの適切な量で存在してもよい。本発明のマーキング組成物は、好ま
しくは、マーキング組成物の約0.5〜約20重量%の量で存在し、より好ましくは
、マーキング組成物の約2重量%〜約15重量%の量で存在する。染料着色剤を使
用したときには、それはマーキング組成物中に約1〜約3重量%の量で含まれて
よい。
【0043】 本発明のマーキング組成物は、更なる成分を含むことができ、例えば、マーキ
ング組成物はさらに充填剤を含んでよい。もし顔料がマーキング組成物中に添加
されるならば、充填剤は、好ましくは、顔料分散剤又はエキステンダーとして機
能する。どの適切な充填剤を使用してもよく、例えば、炭酸カルシウム、二酸化
チタン、タルク、シリカ、クレー(例えば、カオリンクレー)、長石、コーンスタ
ーチ、マイカ及びそれらの混合物を用いることができる。好ましい充填剤の例は
タルク及びカオリンクレーを含む。充填剤の粒径は好ましくは50ミクロン以下で
あり、より好ましくは25ミクロン以下であるが、もし、マイカを用いるならば、
粒径は好ましくは約25〜約75ミクロンである。約3〜6ミクロンの平均直径の粒径
のタルクは本発明の特定の態様における使用に好ましい。変性された、例えば、
コーティングされたタルクはさらに好ましい。コーティングされたタルクの例は
The Vanderbilt Co., Norwalk, Connecticutから入手可能なNYTAL(商標)400で
ある。コーティングされたタルクのさらなる例は、The Mearl Corporation, Cha
rleston, SCにより販売されているMEARL Talc TCAである。
【0044】 特定の態様において、充填剤は組成物に微光効果を提供するように作用する。
充填剤は、また、顔料を用いないときにも本発明の組成物中に含まれてよい。特
定の態様において、充填剤はマーキング組成物及びマーキング器具の強度を改良
する。
【0045】 2種以上の充填剤は本発明の組成物における使用に組み合わされてよい。例え
ば、マイカ粒子は二酸化チタンによってコーティングされてよい。このようなコ
ーティングされたマイカはThe Mearl CorporationからMAGNAPEARL(商標)とし
て入手可能である。MAGNAPEARLは滑らかなレイダウン性を改良し、かつ、マーキ
ング組成物に微光効果を提供する。MAGNAPEARLは、また、マーキング組成物及び
筆記具に追加的な強度を付与することもできる。
【0046】 充填剤は、どの適切な量で存在してもよい。好ましくは、充填剤は、マーキン
グ組成物の約20重量%までの量で使用され、より好ましくは、マーキング組成物
の約5〜約15重量%の量で使用される。
【0047】 本発明のマーキング組成物はゲル化剤を含んでよい。ゲル化剤は、例えば、低
分子量材料、例えば、オイルのブルーミング又はスエッティングを制止すること
により、組成物を安定化させることができる。ゲル化剤は、また、マーキング組
成物の滑らかさ又はクリーミーさをも改良することができる。どの適切なゲル化
剤を用いてもよい。ポリアミド、例えば、Union Camp Corporationのポリアミド
樹脂 NO. X35-879-48のようなエステル末端ポリアミドを含むゲル化剤は使用
できる。
【0048】 清浄性添加剤も本発明のマーキング組成物中に含まれてよく、それにより、組
成物の除去を助け、好ましくはマイルドな石鹸及び水によって、テーブルトップ
、カウンタートップ等の非孔質表面からの組成物の除去を助ける。適切な清浄性
添加剤は、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロックコポリマー、ポ
リオキシエチレンアルコール、ポリオキシエチレンエステル、ポリオキシエチレ
ンエーテル、及びそれらの誘導体及びそれらの混合物を含む。本発明のマーキン
グ組成物は、好ましくは、ポリオキシエチレン(12)トリデシルエーテルもし
くはアルコール、ポリオキシエチレン(10)アルキルアリールエーテル、ポリ
オキシエチレン(40)ステアレート又はポリオキシエチレン(20)ステアリ
ルアルコールを含む。マーキング組成物は、より好ましくは、ポリオキシエチレ
ン(40)ステアレート(LIPOPEG(商標)39Sとして入手可能(Lipo Chemicals
, Patterson, New Jersey))又はポリオキシエチレン(12)トリデシルエー
テルアルコール(RENEX(商標)30として入手可能(ICI America, Wilmington,
Delaware))、最も好ましくは、これら2つの混合物を含む。特定の軟化剤も清
浄性添加剤として作用し又は清浄性を補助し、例えば、PLURONIC(商標)25R4又
は25R8のようなポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロックコポリマー
である。
【0049】 清浄性添加剤は、どの適切な量で存在してもよい。好ましくは、それはマーキ
ング組成物の約5重量%までの量で存在し、そしてより好ましくは、マーキング
組成物の約1〜約4重量%の量で存在する。
【0050】 他の添加剤は少量で本発明のマーキング組成物中に含まれてよい。例えば、フ
ォーム抑制剤及び離型剤のような加工助剤は並びに酸化及びUV安定剤は添加され
てよい。これらの添加剤は、通常、マーキング組成物の約0.01〜約5重量%の量
で使用され、好ましくは、マーキング組成物の約0.1〜約1重量%の量で使用さ
れる。
【0051】 適切なフォーム抑制剤の例は、FOAMKILL(商標)614(Crucible Chemical Co.,
Greenville, South Carolina)のような石油炭化水素及びセチルジメチコンを含
む。適切な離型剤の例は、脂肪酸の第IIA族金属塩、特に、ステアリン酸カルシ
ウムを含む。適切な酸化安定剤は、立体障害フェノールを含む。適切なUV安定剤
はヒンダードアミン光安定剤及びベンゾトリアゾールを含む。本発明のマーキン
グ組成物は、成分を、半固体、又は、好ましくは液体の状態になるまで加熱し、
そして混合することにより製造することができる。一般に、ワックス及び脂肪酸
の一部はその融解温度を超えるまで、例えば、約104〜116℃(220〜240°F)まで
加熱される。
【0052】 その後、ワックス及び脂肪酸の残りを液体化したワックス材料に添加し、その
間、例えば、ディスパーザーヘッドミキサーのような適切な攪拌手段によって組
成物を攪拌する。その後、組成物の継続した攪拌下に、充填剤及び着色剤を順番
に組成物中に添加する。清浄性剤などのような他の添加剤とともに軟化剤を液体
化した材料に添加し、その間、組成物を攪拌しつづける。その後、組成物をフラ
ットベッド成形型に注入するなどによって適切に成形する。成形型を冷却し、そ
してクレヨンのような適切な形態に組成物を成形する。
【0053】 本発明は、例えば、紙のような基材に適用したときに、増加した色輸送性を与
えるクレヨンを提供する。本発明のクレヨンは増加した摩耗速度を有する。
【0054】 色輸送性又は摩耗速度は、適切な適用圧力又は荷重下にラブアウト(rubouts)
を調製するなどの適切な方法によって測定することができる。例えば、ラブアウ
トはクレヨンを800gの荷重を用いて紙のような基材上にクレヨンを適用すること
によって調製できる。本発明のクレヨンから製造されたカラーパッチはCRAYOLA
クレヨン又は光輝クレヨンにようなクレヨンよりも被覆性が大きい。
【0055】 本発明のクレヨンは標準的なクレヨン及び光輝クレヨンよりも大きな色輸送性
を提供する。このように、例えば、本発明のクレヨンは標準的なクレヨンよりも
約50%までの量で多量に色を輸送する。本発明の特定の態様のクレヨンは標準
的なクレヨンよりも約20%〜約50%多量に色を輸送する。本発明の幾つかの
態様のクレヨンは標準的なクレヨンよりも約30%〜約50%多量に色を輸送す
る。本発明の特定の他の態様のクレヨンは標準的なクレヨンよりも約40%〜約
50%多量に色を輸送する。
【0056】 色輸送性は、適切な方法によって、例えば、L.a.b.カラースキームに基づいて
カラーパッチに対して測定した明度(L)値から決定できる。明度値はカラークレ
ヨンラブアウトを通して示す白色紙の量の測定値である。カラーパッチと白色紙
との間の明度値の差異(又はΔL)はクレヨンによる被覆又は色輸送の測定値であ
る。優れた被覆性を提供するクレヨンは大きなΔLを有するラブアウトを生じさ
せるであろう。
【0057】 本発明のクレヨンは、標準的なクレヨン及び光輝クレヨンよりも速い速度で摩
耗する。このように、例えば、本発明のクレヨンは標準的なクレヨンよりも約5
0%速い摩耗速度を有する。本発明の特定の態様によるクレヨンは、標準的なク
レヨンよりも約20%〜約50%速い摩耗速度を有する。本発明の幾つかの態様
によるクレヨンは、標準的なクレヨンよりも約30%〜約50%速い摩耗速度を
有する。本発明の特定の他の態様によるクレヨンは、標準的なクレヨンよりも約
40%〜約50%速い摩耗速度を有する。
【0058】 クレヨンの摩耗速度は、予め決められた領域のラブアウトを作る前と後でのク
レヨンの重量を測定するなどの適切な手段によって決定することができる。ラブ
アウトを作る前の重量に対する測定された重量の差異は摩耗速度を提供する。
【0059】 本発明のマーキング組成物はこどもが取り扱うためには十分に硬く、破損に対
して耐性であるが、組成物による基材の通常のマーキングにおいて最小の圧力で
基材に対する組成物の滑らかですべすべしたレイダウンを可能にするためには十
分に柔らかい。また、濃く、しかも実質的に均一な色が本発明のマーキング組成
物を用いて得られる。特定の条件下で、米国特許第5,383,954号明細書に開示さ
れている「軟質」光輝クレヨンで起こるよりもフレーキングが起こらない。
【0060】 このように、本発明の組成物のレイダウン特性は既存の組成物のこのような特
性よりも改良されている。本発明のマーキング組成物は筆記具、特に、クレヨン
における使用に適切であり、種々の多孔質及び非孔質の記載表面又は基材上に適
用できる。
【0061】 本発明のマーキング組成物は特定の主要成分の選択及びその量によって変更で
きることは当業者に理解されるであろう。これにより、組成物は所望のレイダウ
ンを得るように変更できる。このように、好ましい成分が硬質ワックス、軟質ワ
ックス及び軟化剤を含む場合には、脂肪酸は全組成物の約30〜約55重量%の
量で含まれてよく、硬質ワックスは全組成物の約10〜約35重量%の量で含ま
れてよく、軟質ワックスは全組成物の約1〜約4重量%の量で含まれてよく、そ
して軟化剤は全組成物の約10〜約40重量%の量で含まれてよい。
【0062】 充填剤は本発明の組成物中に、全組成物の約0〜約20重量%の量で含まれて
よく、顔料のような着色剤は全組成物の約0〜約15重量%の量で含まれてよい
。好ましくは、ワックスを含む本発明のこのような組成物中において、全組成物
の約10〜約30重量%はエステルワックスである。
【0063】 詳細には、これらの種々の成分のクラスをこのような関係で使用する場合に、
以下のような特定の成分は表IIに示す本発明の組成物を生じるであろう。
【0064】 表II成分 好ましい範囲,wt% ステアリン酸 約30〜約55 パラフィンワックス 約3〜約10 合成カルナバワックス 約8〜約20 KESTER WAX 80D22 約1〜約4 ヒドロキシポリエステル 約1〜約4 ミリスチルミリステート 約2〜約5 トリデシルトリメリテート 約3〜約10 ヒマシ油 約5〜約25 MAGNAPEARL 2000 約0〜約20 着色剤 約2〜約15
【0065】 例1 この例は以下の通りに調製された本発明の組成物の態様を例示する。成分 wt% ステアリン酸 41.8 パラフィンワックス 6.8 合成カルナバワックス 13.6 KESTER WAX 80D22 1.7 ヒドロキシポリエステル 1.7 LIPONATE MM 3.4 LIPONATE TDTM 5.4 ヒマシ油 8.2 MAGNAPEARL 2000 6.8 ウルトラマリーンブルー 10.6 合計 100.0
【0066】 例1の着色性組成物からクレヨンを形成した。クレヨンは望ましい滑らかなレ
イダウン特性を示した。
【0067】 組成物中に脂肪酸、硬質ワックス、軟質ワックス及び軟化剤を使用して、脂肪
酸が全組成物の約3〜約25重量%の量で存在し、硬質ワックスが全組成物の約
39〜約64重量%の量で存在し、軟質ワックスが全組成物の約1〜約4重量%
の量で含まれ、そして軟化剤が全組成物の約5〜約15重量%の量で存在する本
発明の組成物を製造することもできる。このような組成物において、充填剤は全
組成物の約1〜約15重量%の量で含まれ、そして着色剤は全組成物の約1〜約
15重量%の量で含まれる。染料着色剤を使用する場合には、通常、組成物の約
1〜約3重量%で含まれる。好ましくは、ワックスが含まれるこのような本発明
の組成物において、全組成物の約10〜約25重量%はエステルワックスである
【0068】 詳細には、これらの種々の成分のクラスをこのような関係で使用する場合に、
以下のような特定の成分は表IIIに示す本発明の組成物を生じるであろう。
【0069】 表III成分 好ましい範囲,wt% ステアリン酸 約3〜約25 パラフィンワックス 約30〜約45 合成カルナバワックス 約8〜約15 KESTER WAX 80D22 約1〜約4 ヒドロキシポリエステル 約1〜約4 ヒマシ油 約5〜約15 MAGNAPEARL 2000 約1〜約15 着色剤 約1〜約3
【0070】 例2 この例は本発明のマーキング組成物のこのような態様の調製を例示する。以下
の成分を調合し、そして溶融混合して、滑らかなレイダウン特性を有するマーキ
ング組成物を得た。
【0071】成分 wt% ステアリン酸 22.2 パラフィンワックス 37.5 合成カルナバワックス 12.1 KESTER WAX 80D22 1.5 ヒドロキシポリエステル 1.5 ヒマシ油 12.6 MAGNAPEARL 2000 12.6 液体染料(Milliken Color) 1.5 合計 100.0
【0072】 主要成分の脂肪酸、硬質ワックス及び軟質ワックスのみを用いた本発明の第三
の態様を製造することができる。このような組成物において、脂肪酸は全組成物
の約15〜約30重量%の量で存在し、硬質ワックスは全組成物の約10〜約3
0重量%の量で存在し、軟質ワックスは全組成物の約20〜約60重量%の量で
含まれる。このような組成物において、充填剤は全組成物の約5〜約20重量%
の量で含まれてよく、そして着色剤は、通常、全組成物の約1〜約15重量%の
量で含まれ、より好ましくは、全組成物の約1〜約5重量%で含まれる。
【0073】 詳細には、これらの種々の成分のクラスをこのような関係で使用する場合に、
以下のような特定の成分は表IVに示す本発明の組成物を生じるであろう。
【0074】 表IV成分 好ましい範囲,wt% ステアリン酸 約15〜約30 LIPOWAX KB2444 約20〜約60 LIPOWAX KB2462 約5〜約15 パラフィンワックス 約5〜約15 FOAMKILL 614 約0.1〜約1 NYTAL 400 (タルク) 約5〜約20 着色剤 約1〜約5
【0075】例3 この例は本発明のマーキング組成物のこのような態様の調製を例示する。以下
の成分を調合し、そして溶融混合して、滑らかなレイダウン特性を有するマーキ
ング組成物を得た。
【0076】成分 wt% ステアリン酸 19.6 LIPOWAX KB2444 43.2 LIPOWAX KB2462 9.8 パラフィンワックス 9.8 FOAMKILL 614 0.3 NYTAL 400 (タルク) 14.4 フタログリーン顔料 2.9 合計 100.0
【0077】例4〜15 本発明の組成物のさらなる4つの例(例4〜7)を特定の他のクレヨンと比較
することができるように調製した。本発明の組成物の以下の例を調製した。
【0078】成分 例4 例5 例6 例7 赤 緑 黄色 オレンジ wt% wt% wt% wt%
ステアリン酸 18.0 17.8 19.6 18.8 パラフィンワックス 33.5 33.23 36.41 35.02 合成カンデリラワックス 8.2 8.0 8.8 8.5 KESTER WAX K82Dワックス 1.6 1.6 1.7 1.7 ヒドロキシポリエステルワックス 2.7 2.7 2.9 2.8 PEG-40ステアレート 1.6 1.6 1.7 1.7 ヒマシ油 10.9 10.7 11.8 11.3 Mearl Talc TCA 13.6 13.4 14.7 14.2 (タルクによりコーティング) 着色剤−顔料 9.6 10.7 2.1 5.7 セチルジメチコン脱泡剤 0.3 0.27 0.29 0.28 合計 100.0 100.0 100.0 100.0
【0079】 比較のために、こどもの使用のために通常製造されそして本発明の譲受人から
カタログ番号52-3008で市販されている4つのCRAYOLA(商標)クレヨンを試験し
た。例8〜11のCRAYOLAクレヨンの各々はステアリン酸、パラフィンワックス
、タルク及び着色剤からなった。例8は赤のクレヨンであり、例9は緑であり、
例10は黄色であり、そして例11はオレンジ色であった。
【0080】 さらなる比較のために、米国特許第5,383,954号明細書により製造される光輝
クレヨンを以下の通りに調製した。
【0081】成分 例12 例13 例14 例15 赤 緑 黄色 オレンジ wt% wt% wt% wt%
ステアリン酸 22.8 21.5 23.8 22.7 パラフィンワックス 42.3 39.74 44.22 42.13 Witco W835 ワックス 2.7 2.6 2.8 2.7 PEG-40ステアレート 2.2 2.1 2.3 2.2 鉱油 2.8 2.6 2.8 2.7 ヒマシ油 10.9 10.3 11.3 10.8 Nytal 400 タルク 6.8 6.5 7.0 6.8 着色剤−顔料 4.8 10.3 1.0 5.4 シルバー光輝物質 4.4 4.1 4.5 4.3 セチルジメチコン脱泡剤 0.3 0.26 0.28 0.27 合計 100.0 100.0 100.0 100.0
【0082】 例4〜15の配合物の各々の組成物をクレヨンに成形した。その後、下記の標
準試験手順によってクレヨンを用いてラブアウトを作った。
【0083】 60ポンドのボンド紙の4つのシートを互いに積層し、紙の第1シートの上あ
たりにラブアウトを製造するようにスローテスター上に配置する。その後、紙を
固定する。その後、クレヨンを計量し、そして重量を記録する。その後、クレヨ
ンをスローテスターホルダーに差込み、それにより、クレヨンの先端が紙の上に
圧力をかけないように接触される。クレヨンを固定するようにクレヨンホルダー
をきつく締める。その後、スローテスターアームを800gの荷重で引き、クレヨン
に圧力を加える。その後、スローテスターをオンにし、そして機械がクレヨンに
よる紙上での二回目の通過を完了するまで放置する。その後、クレヨンを上向き
に固定し、紙を再配置し、それにより、2回通過によるラブアウトの隣に別のラ
ブアウトを作ることができる。その後、圧力がかからないように紙の上に先端が
配置されるようにクレヨンを調節し、そしてクレヨンを固定する。800gの荷重を
再びスローテスターにかけ、クレヨンが紙の上を3回通過するまで機械をオンに
する。この時点で、合計5回の通過からラブアウトが作られる。その後、テスタ
ーを止め、クレヨンをテスターから取り外す。その後、クレヨンを計量する。
【0084】 ラブアウトを作った紙を、その後、スローテスターから注意深く取り外し、紙
からフレークを落とさないように注意しながら計量する。その後、フレークを紙
から軽くブラシで落とし、紙を再計量する。この時点で、試験したクレヨンの3
つの測定値を評価することができる。最初に、クレヨンの摩耗速度はクレヨンの
初期重量からクレヨンの最終重量を差し引くことにより計算できる。2つ目に、
フレーキングの量は紙、ラブアウト及びフレークの重量から、フレークをブラシ
で落した後のラブアウトを有する紙の重量を差し引くことにより計算できる。3
つ目に、摩耗量からフレークの重量を差し引くことにより、移行重量を計算する
ことができる。
【0085】 例4〜15から調製したクレヨンのデータを下記の表Vに示す。 表V 摩耗量 フレーキング 移行重量 グラム グラム グラム 例4 0.0260 0.0024 0.0236 例5 0.0263 0.0030 0.0233 例6 0.0194 0.0020 0.0174 例7 0.0244 0.0025 0.0219 例8 0.0256 0.0010 0.0246 例9 0.0196 0.0020 0.0176 例10 0.0257 0.0015 0.0242 例11 0.0178 0.0008 0.0170 例12 0.0435 0.0099 0.0336 例13 0.0467 0.0150 0.0317 例14 0.0475 0.0143 0.0332 例15 0.0457 0.0134 0.0323
【0086】 表Vのデータから容易に判ることは、例4〜7において調製した本発明のクレ
ヨンが、例8〜11の従来のクレヨンよりもより良好なクレヨンのレイダウン特
性を提供したことである。この良好なレイダウン特性を提供しながらも、例12
〜15の光輝クレヨンよりも実質的に少量のフレーキングを生じた。さらに、本
発明の組成物によって製造したマークは通常のクレヨン(例8〜11)又は光輝ク
レヨン(例12〜15)よりも実質的に高い品質であった。色はより濃く、そし
て均一な外観であった。
【0087】例16 この例は本発明の別の態様によるマーキング組成物の調製を例示する。次の成
分を用いてピンク色のマーキング組成物を調製した。
【0088】成分 wt% パラフィンワックス 41.4 ステアリン酸 22.5 エステル末端ポリアミド樹脂 2.5 (Union Camp Corp. #x35-879-48) CERA BELLINA (PEG-30蜜蝋) 1.5 植物ワックスブレンド(Koster Keunen Inc.) 6.1 枝分かれエステルワックス 2.5 (Koster Keunen Wax #240) NYTAL 400 12.9 ABILWAX 9840 (脱泡剤) 0.6 着色剤(カルシウムルビン及びTiO2) 10.0 合計 100.0
【0089】例17 この例は本発明の別の態様によるマーキング組成物の調製を例示する。以下の
成分を用いて赤色のマーキング組成物を調製した。
【0090】成分 wt% パラフィンワックス 41.2 ステアリン酸 22.4 エステル末端ポリアミド樹脂 2.5 (Union Camp Corp. #x35-879-48) CERA BELLINA (PEG-30蜜蝋) 1.5 植物ワックスブレンド(Koster Keunen Inc.) 6.1 枝分かれエステルワックス 2.5 (Koster Keunen Wax #240) NYTAL 400 12.8 ABILWAX 9840 (脱泡剤) 0.5 着色剤 10.4 (リトールルビン及びカルシウムリトール) 合計 100.0
【0091】例18 この例は本発明の別の態様によるマーキング組成物の調製を例示する。以下の
成分を用いて紫色のマーキング組成物を調製した。
【0092】成分 wt% パラフィンワックス 42.6 ステアリン酸 23.1 エステル末端ポリアミド樹脂 2.6 (Union Camp Corp. #x35-879-48) CERA BELLINA (PEG-30蜜蝋) 1.6 植物ワックスブレンド(Koster Keunen Inc.) 6.3 枝分かれエステルワックス 2.6 (Koster Keunen Wax #240) NYTAL 400 13.2 ABILWAX 9840 (脱泡剤) 0.6 着色剤 7.4 (メチルバイオレット及びバイオレットレーキ) 合計 100.0
【0093】例19 この例は本発明の別の態様によるマーキング組成物の調製を例示する。以下の
成分を用いてオレンジ色のマーキング組成物を調製した。
【0094】成分 wt% パラフィンワックス 43.0 ステアリン酸 23.4 エステル末端ポリアミド樹脂 2.6 (Union Camp Corp. #x35-879-48) CERA BELLINA (PEG-30蜜蝋) 1.6 植物ワックスブレンド(Koster Keunen Inc.) 6.4 枝分かれエステルワックス 2.6 (Koster Keunen Wax #240) NYTAL 400 13.4 ABILWAX 9840 (脱泡剤) 0.6 着色剤 6.4 (ジアニシジンオレンジ) 合計 100.0
【0095】例20〜23 これらの例は比較例として与えられる。標準的なクレヨンを下記の成分から調
製し、例20〜23において、ピンク、赤、紫及びオレンジ色のクレヨンをそれ
ぞれ製造した。
【0096】成分 例20 例21 例22 例23 wt% wt% wt% wt%
パラフィンワックス 47.3 44.7 49.0 48.4 ステアリン酸 31.5 29.8 32.7 32.3 タルク 13.9 13.1 14.4 14.2 着色剤 7.3 - - - (カルシウムルビン+TiO2) 着色剤 - 12.4 - - (リトールルビン+カルシウムリトール) 着色剤 - - 3.9 - (メチルバイオレット+バイオレットレーキ) 着色剤 - - - 5.1 (ジアニシジンオレンジ) 合計 100.0 100.0 100.0 100.0
【0097】例24〜27 これらの例も比較例として与えられる。’954号特許による光輝クレヨンを以
下の成分から製造したが、組成物から光輝物質を省いた。例24〜27はピンク
、赤、紫及びオレンジ色の光輝クレヨンをそれぞれ形成した。
【0098】成分 例24 例25 例25 例26 wt% wt% wt% wt%
パラフィンワックス 44.3 44.7 46.1 45.5 ステアリン酸 23.7 23.9 24.6 24.3 タルク 7.7 7.8 8.0 7.9 K82Dエステルワックス 3.0 3.0 3.2 3.1 ミリスチルミリステート 3.0 3.1 3.2 3.1 ヒドロキシポリエステル 1.8 1.8 1.9 1.9 LIPOPEG 39S (PEGステアレート) 1.8 1.8 1.9 1.9 セチルジメチコン(脱泡剤) 0.3 0.3 0.3 0.3 MICROWAX W835-Witco 6.1 6.1 6.3 6.2 着色剤 8.3 - - - (カルシウムルビン+TiO2) 着色剤 - 7.5 - - (リトールルビン+カルシウムリトール) 着色剤 - - 4.5 - (メチルバイオレット+バイオレットレーキ) 着色剤 - - - 5.8 (ジアニシジンオレンジ) 合計 100.0 100.0 100.0 100.0
【0099】例28 この例は本発明のマーキング組成物により生じる優れた色被覆を例示する。カ
ラーパッチ(1.75インチ×1.75インチ)を例16〜27のクレヨンによって作った
。各パッチは800gの荷重下にクレヨンの1回通過により作った。各クレヨンを
ホルダーに配置し、白色紙の上に鋭い先端を置いた。ラブアウトの製造の間に、
ラブアウト機のベースは前後に移動し、クレヨンは反対方向に移動した。パッチ
の明度値はX-Rite SP68 Spectrophotometerで測定された。得られた結果をVIに
示す。
【0100】 表VI : カラーパッチの明度(ΔL)値 明度値 標準クレヨン 光輝クレヨン 本発明のクレヨン (例20〜23) (例24〜27) (例16〜19) 紫 -45.25 -50.31 -58.90 赤 -41.50 -44.75 -46.81 オレンジ -22.32 -25.93 -26.94 ピンク -11.79 -18.45 -20.94
【0101】 上記は、本発明のクレヨンが、標準クレヨン及び光輝クレヨンと比較して多量
の色を輸送する結果として紙の被覆性がより大きくなっていることを示す。
【0102】例29 この例は本発明のマーキング組成物の優れた柔軟性及び滑らかさを示す。本発
明のマーキング組成物は速い摩耗速度を示した。例16〜27におけるクレヨン
の重量はラブアウトの調製の前後で測定された。得られた結果を表VIIに示す。
【0103】 表VII : クレヨンの摩耗速度 標準クレヨン 光輝クレヨン 本発明のクレヨン (例20〜23) (例24〜27) (例16〜19) グラム グラム グラム 紫 前 4.4672 4.3586 4.5467 後 4.4490 4.3389 4.5242 差異 0.0182 0.0197 0.0225 赤 前 4.4862 4.1973 4.6033 後 4.4679 4.1755 4.5812 差異 0.0183 0.0218 0.0227 オレンジ 前 4.5415 4.1824 4.4040 後 4.5234 4.1613 4.3806 差異 0.0181 0.0211 0.0234 ピンク 前 4.5683 4.1290 4.5654 後 4.5512 4.1068 4.5410 差異 0.0171 0.0222 0.0244
【0104】 ラブアウトの製造の前後での差異がクレヨンの摩耗速度である。標準クレヨン
の摩耗速度に対する本発明のクレヨンの摩耗速度の増加又は改良は100×(Wp-Wo)
/Woであり、Wpは本発明のクレヨンの摩耗速度であり、Woは標準クレヨンの摩耗
速度である。摩耗速度の増加は光輝クレヨン及び本発明のクレヨンの両方で計算
し、そして本発明のクレヨンは表VIIIに示す通り、最も高い摩耗速度の増加があ
った。
【0105】 表VIII : 標準クレヨンに対する摩耗速度のパーセント増加 摩耗速度のパーセント増加 色 光輝クレヨン 本発明クレヨン (例24〜27) (例16〜19) 紫 8.2 23.6 赤 19.1 24.0 オレンジ 16.6 29.3 ピンク 29.8 42.7
【0106】 本発明は好ましい態様に対して強調して記載してきたが、好ましい組成物は変
更することができることは当業者に明らかである。本発明は本明細書に詳細に記
載した以外にも実施できることが意図される。従って、本発明は添付の特許請求
の範囲の精神及び範囲内に包含される全ての変更を含む。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月19日(2000.6.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】成分 例24 例25 例26 例27 wt% wt% wt% wt%
パラフィンワックス 44.3 44.7 46.1 45.5 ステアリン酸 23.7 23.9 24.6 24.3 タルク 7.7 7.8 8.0 7.9 K82Dエステルワックス 3.0 3.0 3.2 3.1 ミリスチルミリステート 3.0 3.1 3.2 3.1 ヒドロキシポリエステル 1.8 1.8 1.9 1.9 LIPOPEG 39S (PEGステアレート) 1.8 1.8 1.9 1.9 セチルジメチコン(脱泡剤) 0.3 0.3 0.3 0.3 MICROWAX W835-Witco 6.1 6.1 6.3 6.2 着色剤 8.3 - - - (カルシウムルビン+TiO2) 着色剤 - 7.5 - - (リトールルビン+カルシウムリトール) 着色剤 - - 4.5 - (メチルバイオレット+バイオレットレーキ) 着色剤 - - - 5.8 (ジアニシジンオレンジ) 合計 100.0 100.0 100.0 100.0
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4J039 AB01 AB02 AB04 AB05 AB06 AB12 AE08 AE11 AF07 BA13 BA16 BA21 BA23 BA26 BA29 BA30 BA35 BB01 BC19 BE13 BE23 BE33 CA09 DA05 GA32

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成物の約30重量%〜約55重量%の量の脂肪酸、組成物
    の約10重量%〜約35重量%の量の硬質ワックス、組成物の約1重量%〜約4
    重量%の量の軟質ワックス、及び、組成物の約10重量%〜約40重量%の量の
    軟化剤を含むマーキング組成物であり、前記組成物の約10〜約30重量%の前
    記硬質ワックス及び軟質ワックスはエステルワックスである、マーキング組成物
  2. 【請求項2】 組成物の約3重量%〜約25重量%の量の脂肪酸、組成物の
    約39重量%〜約64重量%の量の硬質ワックス、組成物の約1重量%〜約4重
    量%の量の軟質ワックス、及び、組成物の約5重量%〜約15重量%の量の軟化
    剤を含むマーキング組成物であり、前記組成物の約10〜約25重量%の前記硬
    質ワックス及び軟質ワックスはエステルワックスである、マーキング組成物。
  3. 【請求項3】 組成物の約15重量%〜約30重量%の量の脂肪酸、組成物
    の約10重量%〜約30重量%の量の硬質ワックス、及び、組成物の約20重量
    %〜約60重量%の量の軟質ワックスを含むマーキング組成物。
  4. 【請求項4】 組成物の約3重量%〜約25重量%の量の脂肪酸、組成物の
    約39重量%〜約64重量%の量の硬質ワックス、及び、組成物の約1重量%〜
    約10重量%の量の軟質ワックスを含むマーキング組成物。
  5. 【請求項5】 組成物の約15重量%〜約30重量%の量の脂肪酸、組成物
    の約40重量%〜約50重量%の量の硬質ワックス、及び、組成物の約5重量%
    〜約10重量%の量の軟質ワックスを含むマーキング組成物。
  6. 【請求項6】 前記脂肪酸は炭素数が約16〜約30個である、請求項1〜
    5のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  7. 【請求項7】 前記脂肪酸はステアリン酸である、請求項1〜6のいずれか
    1項記載のマーキング組成物。
  8. 【請求項8】 前記エステルワックスは、炭素鎖長が約22〜約100であ
    る、モノエステルワックス、ジエステルワックス、ポリエステルワックス、枝分
    かれエステルワックス、及び、ヒドロキシ酸エステルワックスからなる群より選
    ばれる、請求項1〜2及び5〜7のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  9. 【請求項9】 前記エステルワックスは、ヒドロキシポリエステル、蜜蝋、
    PEG変性蜜蝋、米ワックス、合成蜜蝋、カルナバワックス、合成カルナバワック
    ス、及び、酸価が5未満であり、エステル価が50〜70でありそして融点が7
    8〜83℃であるエステルワックスからなる群より選ばれる、請求項1〜2及び
    5〜8記載のマーキング組成物。
  10. 【請求項10】 前記硬質ワックスは、パラフィンワックス、カンデリラワ
    ックス、カルナバワックス、エステルワックス、蜜蝋、PEG変性蜜蝋、微結晶ワ
    ックス、脂肪酸エステル、及び、脂肪酸のアルカリ金属及びアルカリ土類金属及
    びアンモニウム塩、並びに、それらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求
    項1〜9のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  11. 【請求項11】 前記硬質ワックスはASTM D1321により約25℃で約40mm
    未満の針侵入度を有する、請求項1〜10のいずれか1項記載のマーキング組成
    物。
  12. 【請求項12】 前記軟質ワックスは、微結晶ワックス、植物脂肪、動物脂
    肪、エステルワックス、脂肪酸エステル、及び、脂肪酸のアルカリ金属及びアル
    カリ土類金属及びアンモニウム塩、及び、ヒドロキシポリエステル、並びに、そ
    れらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項1〜11のいずれか1項記載
    のマーキング組成物。
  13. 【請求項13】 前記軟化剤は、リノリンオイル及びその誘導体、鉱油、脂
    肪族エステル、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、プロピレングリコールのモ
    ノ及びジエステル、グリセロールジエステル、ポリエチレングリコールのモノ及
    びジエステル、ペトロラタム、植物ショートニング、脂肪酸のダイマー及びトリ
    マー、植物油、シリコーン、及び、それらの組み合わせからなる群より選ばれる
    、請求項1〜2及び6〜12のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  14. 【請求項14】 前記軟化剤は、ヒマシ油、トリデシルトリメリテート、ミ
    リスチルミリステート、及び、それらの組み合わせからなる群より選ばれる、請
    求項1〜2及び6〜12のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  15. 【請求項15】 前記組成物は、組成物の約1重量%〜約15重量%の量の
    着色剤を含む、請求項1〜2及び3〜14のいずれか1項記載のマーキング組成
    物。
  16. 【請求項16】 前記組成物は、組成物の約1重量%〜約15重量%の量の
    着色剤を含む、請求項3〜5のいずれか1項記載のマーキング組成物。
  17. 【請求項17】 充填剤を含む、請求項1〜16のいずれか1項記載のマー
    キング組成物。
  18. 【請求項18】 前記充填剤は炭酸カルシウム、タルク、ナイロン変性タル
    ク、二酸化チタン、シリカ、クレー、長石、コーンスターチ、マイカ、及びそれ
    らの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項16記載のマーキング組成物。
  19. 【請求項19】 ゲル化剤を含む、請求項1〜18のいずれか1項記載のマ
    ーキング組成物。
  20. 【請求項20】 前記ゲル化剤はポリアミド樹脂を含む、請求項19記載の
    マーキング組成物。
  21. 【請求項21】 前記ゲル化剤はエステル末端ポリアミド樹脂である、請求
    項19又は20記載のマーキング組成物。
  22. 【請求項22】 光輝物質を実質的に含まない、請求項1〜21のいずれか
    1項記載のマーキング組成物。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか1項記載のマーキング組成物を
    含むクレヨン。
  24. 【請求項24】 請求項15記載のマーキング組成物の製造方法であって、
    前記脂肪酸、前記硬質ワックス、前記軟質ワックス、及び、前記軟化剤を昇温に
    おいて合わせそして混合して溶融混合物を得ること、及び、前記溶融混合物及び
    前記着色剤を合わせそして混合すること、を含む方法。
  25. 【請求項25】 請求項16記載のマーキング組成物の製造方法であって、
    前記脂肪酸、前記硬質ワックス、及び、前記軟質ワックスを昇温において合わせ
    そして混合して溶融混合物を得ること、及び、前記溶融混合物及び前記着色剤を
    合わせそして混合すること、を含む方法。
  26. 【請求項26】 増加した色輸送性を提供するクレヨン。
  27. 【請求項27】 基材上に800gの荷重で適用したときに前記増加した色輸送
    性を提供する、請求項26記載のクレヨン。
  28. 【請求項28】 標準的なクレヨンよりも約50%までの量で大きな色輸送
    性を提供する、請求項26又は27記載のクレヨン。
  29. 【請求項29】 標準的なクレヨンよりも約20%〜約50%大きな色輸送
    性を提供する、請求項26〜28のいずれか1項記載のクレヨン。
  30. 【請求項30】 標準的なクレヨンよりも約30%〜約50%大きな色輸送
    性を提供する、請求項26〜29のいずれか1項記載のクレヨン。
  31. 【請求項31】 標準的なクレヨンよりも約40%〜約50%大きな色輸送
    性を提供する、請求項26〜30のいずれか1項記載のクレヨン。
  32. 【請求項32】 増加した摩耗速度を提供する、クレヨン。
  33. 【請求項33】 前記摩耗速度は、基材に800gの荷重で適用したときに前記
    増加した摩耗速度を提供する、請求項32記載のクレヨン。
  34. 【請求項34】 標準的なクレヨンよりも約50%までの量で大きい摩耗速
    度を有する、請求項32又は33記載のクレヨン。
  35. 【請求項35】 標準的なクレヨンよりも約20%〜約50%大きい摩耗速
    度を有する、請求項32〜34のいずれか1項記載のクレヨン。
  36. 【請求項36】 標準的なクレヨンよりも約30%〜約50%大きい摩耗速
    度を有する、請求項32〜34のいずれか1項記載のクレヨン。
  37. 【請求項37】 標準的なクレヨンよりも約40%〜約50%大きい摩耗速
    度を有する、請求項32〜34のいずれか1項記載のクレヨン。
  38. 【請求項38】 標準的なクレヨンよりも約20%〜約30%大きい摩耗速
    度を有する、請求項32〜34のいずれか1項記載のクレヨン。
  39. 【請求項39】 前記クレヨンは組成物の約15重量%〜約30重量%の量
    の脂肪酸、組成物の約40重量%〜約50重量%の量の硬質ワックス、及び、組
    成物の約5重量%〜約10重量%の量の軟質ワックスを含む、請求項26〜38
    のいずれか1項記載のクレヨン。
  40. 【請求項40】 前記クレヨンは組成物の約30重量%〜約55重量%の量
    の脂肪酸、組成物の約10重量%〜約35重量%の量の硬質ワックス、組成物の
    約1重量%〜約4重量%の量の軟質ワックス、及び、組成物の約10重量%〜約
    40重量%の量の軟化剤を含み、前記組成物の約10重量%〜約30重量%の前
    記硬質ワックス及び前記軟質ワックスはエステルワックスである、請求項26〜
    38のいずれか1項記載のクレヨン。
  41. 【請求項41】 前記クレヨンは組成物の約3重量%〜約25重量%の量の
    脂肪酸、組成物の約39重量%〜約64重量%の量の硬質ワックス、組成物の約
    1重量%〜約4重量%の量の軟質ワックス、及び、組成物の約5重量%〜約15
    重量%の量の軟化剤を含み、前記組成物の約10重量%〜約25重量%の前記硬
    質ワックス及び前記軟質ワックスはエステルワックスである、請求項26〜38
    のいずれか1項記載のクレヨン。
  42. 【請求項42】 前記クレヨンは組成物の約15重量%〜約30重量%の量
    の脂肪酸、組成物の約10重量%〜約30重量%の量の硬質ワックス、及び、組
    成物の約20重量%〜約60重量%の量の軟質ワックスを含む、請求項26〜3
    8のいずれか1項記載のクレヨン。
  43. 【請求項43】 前記クレヨンは組成物の約3重量%〜約25重量%の量の
    脂肪酸、組成物の約39重量%〜約64重量%の量の硬質ワックス、及び、組成
    物の約1重量%〜約10重量%の量の軟質ワックスを含む、請求項26〜38の
    いずれか1項記載のクレヨン。
  44. 【請求項44】 前記脂肪酸は炭素数が約16〜約30個である、請求項3
    9〜43のいずれか1項記載のクレヨン。
  45. 【請求項45】 前記脂肪酸はステアリン酸である、請求項44記載のクレ
    ヨン。
  46. 【請求項46】 エステルワックスを含む、請求項39〜45のいずれか1
    項記載のクレヨン。
  47. 【請求項47】 前記エステルワックスは、炭素鎖長が約22〜約100で
    ある、モノエステルワックス、ジエステルワックス、ポリエステルワックス、及
    び、ヒドロキシ酸エステルワックスからなる群より選ばれる、請求項46記載の
    クレヨン。
  48. 【請求項48】 前記エステルワックスは、ヒドロキシポリエステル、蜜蝋
    、PEG変性蜜蝋、枝分かれエステルワックス、米ワックス、合成蜜蝋、カルナバ
    ワックス、合成カルナバワックス、及び、酸価が5未満であり、エステル価が5
    0〜70でありそして融点が78〜83℃であるエステルワックスからなる群よ
    り選ばれる、請求項46又は47記載のクレヨン。
  49. 【請求項49】 前記硬質ワックスは、パラフィンワックス、カンデリラワ
    ックス、カルナバワックス、エステルワックス、枝分かれワックスス、枝分かれ
    ワックス、蜜蝋、PEG変性蜜蝋、微結晶ワックス、脂肪酸エステル、及び、脂肪
    酸のアルカリ金属及びアルカリ土類金属及びアンモニウム塩、並びにそれらの組
    み合わせからなる群より選ばれる、請求項39〜48のいずれか1項記載のクレ
    ヨン。
  50. 【請求項50】 前記硬質ワックスはASTM D1321により25℃で約40mm未
    満の針侵入度を有する、請求項39〜49のいずれか1項記載のクレヨン。
  51. 【請求項51】 前記軟質ワックスは、微結晶ワックス、植物脂肪、植物ワ
    ックス、動物脂肪、エステルワックス、脂肪酸エステル、及び、脂肪酸のアルカ
    リ金属及びアルカリ土類金属及びアンモニウム塩、及び、ヒドロキシポリエステ
    ル、並びに、それらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項39〜50の
    いずれか1項記載のクレヨン。
  52. 【請求項52】 前記組成物は、組成物の約1重量%〜約15重量%の量の
    着色剤を含む、請求項39〜51のいずれか1項記載のクレヨン。
  53. 【請求項53】 充填剤を含む、請求項39〜52のいずれか1項記載のク
    レヨン。
  54. 【請求項54】 前記充填剤は炭酸カルシウム、タルク、ナイロン変性タル
    ク、二酸化チタン、シリカ、クレー、長石、コーンスターチ、マイカ、及びそれ
    らの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項53記載のクレヨン。
  55. 【請求項55】 ゲル化剤を含む、請求項39〜54のいずれか1項記載の
    クレヨン。
  56. 【請求項56】 前記ゲル化剤はポリアミド樹脂を含む、請求項55記載の
    クレヨン。
  57. 【請求項57】 前記ゲル化剤はエステル末端ポリアミド樹脂である、請求
    項56又は57記載のクレヨン。
  58. 【請求項58】 光輝物質を実質的に含まない、請求項39〜57のいずれ
    か1項記載のクレヨン。
  59. 【請求項59】 増加した色輸送性を提供する、請求項22記載のクレヨン
  60. 【請求項60】 増加した摩耗速度を提供する、請求項22記載のクレヨン
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