JP2002518429A - ミラベルの木の果実の種から得られる少なくとも1つの脂質抽出物の使用 - Google Patents

ミラベルの木の果実の種から得られる少なくとも1つの脂質抽出物の使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明の目的は、ミラベルの木の果実種から得られた少なくとも1種の脂質抽出物を、皮膚、髪、唇、粘膜および/または皮膚付属物に局部作用的(局所的)に使用するための化粧品を調製するための配合物として使用することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、美容分野、特に皮膚(外皮)および髪(毛)への適用に関するもの
であり、化粧品におけるミラベルの木の果実またはミラベルの種から得られた少
なくとも1種の脂質抽出物の使用、および少なくとも1種のこのような抽出物を
含む美容製品(化粧品)を目的とする。
【0002】 ミラベルは、極めてありふれた属(バラ科サクラ属)に属し、特にアーモンド
(prunus amygdalus)および以下の食用果実、すなわちアンズ
(prunus armeniaca)、サクランボ(prunus aviu
m、prunus cerasus)、モモ(prunus persica)
、プラム(prunus domestica、多くの亜属を含む属)を含む木
(ミラベルの木)の果実である。この植物の正確な植物名称は、ミラベル種In
sitisia属Punophora亜属prunusである。
【0003】 ローマ時代からフランス北東部で行われてきたミラベルの木の栽培は、モーゼ
ル県、特にメス市の周りから発展した。
【0004】 したがって1994年のフランスにおけるミラベルの収穫量は、700万トン
であると推定され、現在この果実は、主に缶詰工場(70%)、蒸留酒製造業者
(17%)、ジュース消費業者(12%)の分野に販売されている。
【0005】 ミラベルを除くサクラ属の異なる果実の種の油脂含量およびそれらの脂肪酸組
成物の比較については、Kamel B.S.& Kakuda Y.著「Ch
aracterization of the seed oil and m
eal from apricot、cherry、nectarine、pe
ach and plum」Journal of the American
Oil Chemists’ Sciety、1992、vol.69、no
.5、pp.492〜494に発表されている。
【0006】 この論文によれば、特にこれらの種々の果実の種およびアーモンドから得られ
た油脂は非常に類似した脂肪酸組成をしており、オレイン酸(52〜66%)お
よびリノレイン酸(28〜35%)の興味深い原料となるということができる。
【0007】 さらに、サクラ属の食用果実のアーモンドの種には油脂が含まれ、その油脂の
いくつかは化粧品または薬物に使用されることが知られている(スイートアーモ
ンド、アンズ)。
【0008】 したがって、EP−A−0 105 876では、特に皮膚の状態(皮膚状態
)を治療するために使用されるサクラ属の植物油、好ましくは扁桃油を含む医薬
組成物を開示している。
【0009】 さらに、JP−A−01 313 414およびJP−A−01 038 0
14は、髪の発育を促進し、prunus persicaまたはprunus
armeniacaを含む植物の抽出物のその他の油脂を含む化粧品に関する
ものである。
【0010】 しかし、本発明者の知る限りでは、化粧品分野でミラベルの種の抽出物の使用
に関する報告はない。
【0011】 しかし、本発明者は、ミラベルの種から得た脂質抽出物が特定の性質および非
常に良好な耐用性を有し、この理由のため直接美容製品(化粧品)に使用するこ
とができることを確認した。
【0012】 さらに、ミラベルの種は、特にこの果実を栽培加工する地域においては、大量
かつ経済的な原料であり、その評価は興味深い。
【0013】 したがって、本発明の主な目的は、皮膚、唇、粘膜および/または皮膚付属物
の手入れを行う部位に局部作用的(局所的)に使用する化粧品の調製のための薬
剤としての、ミラベルの木の果実の種から得られた少なくとも1種の脂質抽出物
の使用である。
【0014】 本発明の第1の特徴によれば、脂質抽出物は、高温または低温加圧による抽出
、溶媒抽出および超臨界COによる抽出によって形成される群から選択された
方法によって、ミラベルの木の果実の種のアーモンドから抽出した油脂または1
種または複数の脂質画分からなる。
【0015】 少なくとも示された脂質抽出物は、未精製形態、精製形態、脱臭形態または精
製脱臭形態で化粧品に添加することができる。
【0016】 限定ではなく、例示のための実施例として、ミラベルの種からの油脂回収に関
する2種の方法を以下に記載する。
【0017】 実施例1 缶詰工場から入手した洗浄し、乾燥したミラベルの種約4.04kgを粗く破
砕し、得られた粉砕物を、アーモンド粉末の豊富な画分を得るために篩にかける
。この方法によって、アーモンドの豊富な粉末1.03kgが得られる。 次いで、この粉末を反応器に入れ、ヘキサン1.55リットルで還流しながら
抽出する。 室温で冷却後、このヘキサン抽出物を濾過して回収し、次いで油脂画分を得る
ためにロータリーエバポレータで濃縮し、この溶媒の残存物を除去するために4
5℃の乾燥器に入れる。 この方法によって、心地よいアーモンドの香気を有し、オレイン酸含量0.3
1%を有する、わずかに濁りのある、黄色の未精製の油状物105mlが得られ
る。 この抽出物の重量に関する収率は、種に対しては2.60%であり、アーモン
ドの豊富な粉末に対しては10.2%である。
【0018】 実施例2 蒸留酒製造業者から得た乾燥し、粉砕した種4.64kgを反応器中で、ヘキ
サン4.64リットルで1時間還流下に抽出する。次いで、このヘキサン抽出物
を実施例1のように処理する。 これによって、発酵した果実の強烈な臭気を有し、17.08重量%の高オレ
イン酸含量を有する、濁った、暗黄色の油状物298mlが得られる。 次いで、オレイン酸含量0.15%を有する黄色無臭の油状物169mlを得
るために、この油状物を当業者に公知の技法を使用した精製および脱臭方法で処
理する。 この油状物に関する重量収率は、結果的に未精製油状物/種では6.42%で
、精製脱臭油状物に関しては3.6%である。
【0019】 本発明の第1の実施形態の方法では、少なくともミラベルの種由来の示された
脂質抽出物を皮膚、唇および/または粘膜用化粧品に、皮膚に瑞々しさおよび輝
きの発散を与える軟化、加湿剤として添加する。
【0020】 本発明の第2の実施形態の方法では、示された脂質抽出物を、皮膚の先端用の
化粧品、特に髪用化粧品に、髪に輝きを与え、髪の縺れを解きスタイリングしや
すくする軟化加湿剤として添加する。
【0021】 しかし、前記実施形態の方法の他に、前記脂質抽出物をまた、単独または非単
独活性成分として、皮膚、唇、粘膜および手足の皮膚に同時に局部的(局所的)
使用する製品または化粧品組成物に添加する。
【0022】 この脂質抽出物の有利な特性は、種々の試験によって証明され、定量的に決定
されており、その試験の実施および結果については以下に説明する。
【0023】 スタイリングを容易にする軟化作用の評価 実施例2に従って調製されたミラベル油1.5%を配合したシャンプーによる
処理の作用は、シャンプープラセボと比較して、ヒトの髪のスタイリングしやす
さおよび縺れのとかしやすさによって定量的に評価する。
【0024】 この方法の原理は、一定速度で1本の髪を梳るのに対抗する力を測定すること
からなる。
【0025】 評価パラメータは、髪の先端まで梳ったときプロットした力に対応する最大力
(N)、およびスタイリング中に行われる、力−長さ曲線に基づく領域に対応す
る仕事量(Nmm)である。
【0026】 測定は、完全に同一の条件下でのシャンプープラセボ(5本)またはミラベル
油1.5%を配合したシャンプー(5本)による処理の前後に行った。
【0027】 添付図面の図1(スタイリングされやすい髪の特性に対する作用。一連の5試
験の平均+/−SEM/Wicoxon試験を組毎にまとめた)に示された結果
によって、シャンプープラセボはスタイリング力のパラメータ(NS)にあまり
影響を及ばさないことが示唆されている。
【0028】 対照的に、ミラベル油1.5%を配合したシャンプーで処理することにより、
髪は軟化し、スタイリング中に仕事量は34%減少し(*:有意差あり)、最大
力は29%減少(*:有意差あり)した。
【0029】 生体外における皮膚に対する軟化作用の評価 美容活性剤の潤沢剤様の軟化作用は、皮膚と接触した物質との間の摩擦を減じ
ることによって生物物理的面に表れる。
【0030】 物理的な表面変化によって、摩擦の減少がもたらされ、柔らかでしなやかな、
艶やかな皮膚にすることができる。
【0031】 ミラベルの種から得られ、実施例2に従って調製された油脂の軟化作用は、1
時間処理後いわゆるComaisch改良型の摩擦計によって、参照製品(HE
NKELのEutanol G)と比較して、生体外でヒト皮膚に対する摩擦の
評価試験を行うことによって証明された。
【0032】 この装置の操作原理は以下の通りである。制御された速度および制御された圧
力下で回転するスライディングシューによって皮膚に一定の力を与え、摩擦モー
メントを測定し、皮膚に対するスライディングシューの摩擦係数の算出を可能に
する。摩擦係数は、皮膚の表面組成、特に皮膚の水分量と柔軟性に左右される。
【0033】 摩擦は、皮膚の上に標準的圧力の触針で触れることによって種々の回転速度に
おいて測定した。
【0034】 結果は図2(測定平均値+/−SEM)に示されており、生体外でのヒト皮膚
の摩擦の特性に対する影響を表してる。この結果から、Eutanol Gによ
る処理によって、回転速度に依存して17%と8%との間のわずかな摩擦減少が
生じることが証明される。
【0035】 摩擦減少は、ミラベル油で処理した場合、もっと大きい(43%と26%との
間)。
【0036】 加湿能力の評価 実施例1および2によって調製されたミラベル油の加湿作用は、ボランティア
の脇の下前内部に標準的適用(4mg/cm)して21時間後の電気伝導度測
定によって測定された。それによって、皮膚湿度(皮膚水分)の15%から20
%の増加が確認される。
【0037】 肌の瑞々しさおよび輝きの発散 これらの影響は、油脂を脇の下前内部に標準適用(4mg/cm)して5分
後の輝度測定によって評価した。肌の輝きが少し改善した参照油脂(ホホバ油)
よりも良好な、非常に輝きの良い作用が確認された。
【0038】 皮膚の感覚試験によってまた、この油脂が非常に被覆力があり、高い展着能力
を有し、非常に容易に膜を形成し、皮膚に非常に輝きのある膜をもたらすことが
証明される。この膜は適用後15分間維持され、非常に持続的な柔軟感も与える
【0039】 これらの種々の試験によって、種、特にミラベルの種のアーモンドの油脂また
は脂質抽出物は、特に輝きを与え、皮膚の輝かしい光沢を高める軟化および加湿
剤として、およびスタイリングを容易にする付与剤として、化粧品、特に皮膚、
唇、および皮膚付属物(特に髪)のための外皮用製品に適用するために有用な特
定の性質をもたらす。
【0040】 本発明の目的はまた、肌の瑞々しさおよび輝きの発散を高める活性のある軟化
および加湿剤として、0.05重量%と100重量%との間、好ましくは1重量
%と10重量%との間のミラベルの木の果実の種のアーモンドから得られた少な
くとも1種の脂質抽出物を含むことを特徴とする、皮膚、粘膜および/または唇
に局部作用的(局所的)に使用する化粧品である。
【0041】 さらに、本発明はまた、髪の艶を増し、髪の縺れをほぐしスタイリングしやす
くする活性のある、軟化および加湿剤として、0.05重量%と100重量%と
の間、好ましくは1重量%と10重量%との間のミラベルの木の果実の種のアー
モンドから得られた少なくとも1種の脂質抽出物を含むことを特徴とする、皮膚
の付属物、特に髪に局部作用的(局所的)に使用する化粧品に関する。
【0042】 前記の抽出物は、皮膚の手入れ、衛生および保護に適用するためだけでなく(
顔および体用製品、日中および夜間用化粧品、日焼け止め、メーキャップ、手お
よび唇保護剤)、髪の手入れおよび処置する部位に適用するために(ヘアトニッ
ク、シャンプー、クリーム、フォーム、保護剤、修復剤、軟化剤、膜形成剤、お
よび光防御剤)使用することができる。
【0043】 ミラベルの種から得られた少なくとも1種の脂質抽出物を含む種々の化粧品ま
たは化粧組成物について、本発明の実際的実施形態の非限定的実施例として以下
に記載した。
【0044】 実施例1 本発明でクレームしたように、乾燥毛髪用加湿剤の形態の化粧品は、以下に記
載したように、たとえば重量が以下の画分AおよびBによって形成される組成物
を有することができる。 画分A −セチルアルコール 2.00% −パラフィン油 2.00% −ステアリン酸ソルビタン 2.00% −(実施例1のように得られた)ミラベル油 2.00% 画分B −グリセリン 2.00% −laneth−20 1.00% −塩化セトリモニウム 2.00% −保存剤 十分量 −蒸留水 100.00%までの残部 乾燥毛髪用の前記加湿剤の調製および精製方法は、主に画分A(脂肪相)の全
成分を攪拌しながら75℃で融解し、画分B(水を含む相)を90℃まで加熱し
てこの温度で種々の成分を溶解し、画分Aを画分Bに振り入れて、最後に完全な
均質に達するまで攪拌しながら混合物を冷却することにある。
【0045】 実施例2 本発明でクレームしたように、スタイリング、縺れをとかし軟化するシャンプ
ー形態の化粧品は、たとえば以下に挙げたように、重量が以下の画分A、B、C
、D、E、F、G、H、およびIによって形成される組成物を有することができ
る。 画分A: −水 45.500% −ヒドロキシプロピルグアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.400% 画分B: −重合アクリル酸エステル/C10−30アクリル酸アルキル混合物 0.600% −水 19.400% 画分C: −ラウリル硫酸ナトリウム(および)ラウリルポリグルコース 25.000% 画分D: −LS38ATA安定剤(Laboratoires Serobiologi
gues) 0.300% 画分E: −二酸化チタン(および)雲母 0.600% 画分F: −トリエタノールアミン(20%水溶液) 4.000% 画分G: −ジメチコーン 1.500% −(実施例2のように得られた)ミラベル油 2.000% 画分H: −CG cathone(octhilinone) 0.100% 画分I: −香料 0.600% 前記のシャンプーを調製および生成する方法は、主に画分Aを82℃で調製し
、タービンで攪拌しながら画分B、CおよびDをAに添加し、その後タービンで
攪拌しながら画分EおよびFを添加し、その後30℃まで冷却して、最後に画分
G、HおよびIをプラネタリー攪拌しながら添加することにある。
【0046】 実施例3 本発明でクレームしたような乾燥し、活力のない痛んだ髪のための薬用ヘアバ
ーム形態の化粧品は、たとえば以下に示したように、重量について以下の画分A
、B、およびCから形成した組成物を有することができる。 画分A: −ステアリン酸グリセリン(および)PEG−100ステアリン酸塩 2.500% −ジメチコーン 1.000% −シクロメチコーン 2.000% −(実施例1のように得られた)ミラベル油 3.000% 画分B −水 85.800% −Elestab 388(登録商標) 2.500% −グアール−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 1.000% −グアガム 1.000% 画分C: −クエン酸ナトリウム(20%水溶液) 0.600% −クエン酸(10%水溶液) 0.600% 前記のバームの調製および生成方法は、主に画分Aを75℃で調製し、別にタ
ービンで攪拌しながら75℃で画分Bを調製し、タービンで攪拌しながら画分A
を画分Bに添加し、タービンで攪拌しながら混合物を60℃まで冷却し、その後
プラネタリー攪拌し、最後に室温にして、pHを6.0に調製することにある。
【0047】 実施例4 本発明でクレームしたような唇の輝きを強める口紅形態の化粧品は、たとえば
以下に挙げたような重量の組成物を有することができる。 −ヒマシ油 30.00% −ステアリン酸グリセリン 43.00% −ミリスチン酸イソプロピル 8.00% −パラフィン油 5.00% −(実施例2のように得られた)ミラベル油 3.00% −ワセリン 4.00% −カルナウバワックス 4.00% −スイントアルコール 3.00% 前記の口紅の調製および生成方法は、攪拌しながら全脂肪体を90℃まで加熱
し、融解した均質な塊を型に注ぎ、最後に冷却して、古典的な技法を使用して調
製を完了することにある。
【0048】 実施例5 本発明でクレームしたように、皮膚の輝きを増加させる軟化加湿水中のクリー
ム油形態の化粧品は、たとえば以下に挙げたように、重量について以下の画分A
、B、およびCから形成した成分を有することができる。 画分A: −トリセテアレス−4−ホスフェート 3.00% −ポリグリセリン−2−PEG−4ステアリン酸エステル 8.00% −パラフィン油 7.00% −(実施例1のように得られた)ミラベル油 5.00% −パルミチン酸イソプロピル 8.00% −ヘプタノン酸ステアリル 2.00% 画分B: −メチルパラベン 0.20% −プロピレングリコール 2.00% −イミダゾリジニルカーボナイド 0.30% −水 64.20% 画分C: −香料 0.30% 前記クリームを調製および生成する方法は、主に攪拌しながら画分Aを80℃
まで加熱し、画分Bを70℃まで加熱し、タービンで攪拌しながら画分Bに画分
Aを注ぎ、その後プラネタリー攪拌しながら徐々に冷却し、その後約45℃で画
分Cを添加し、最後に再び室温まで戻した後攪拌を停止することにある。
【0049】 もちろん、本発明は貼付図面に示し記載された実施形態の方法に限定されない
。特に種々の要素の組成物に関して、本発明の保護の範囲を逸脱することのない
技術的に等価な方法に置き換えることによって、変更することは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ミラベル油配合シャンプーのスタリング効果を示す。
【図2】 ミラベル油配合組成物の皮膚に対する軟化作用を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA121 AA122 AB052 AB172 AB242 AC012 AC022 AC062 AC072 AC122 AC302 AC352 AC392 AC432 AC442 AC482 AC542 AC692 AC782 AC852 AC902 AD092 AD112 AD152 AD172 AD212 AD352 CC02 CC03 CC05 CC13 CC33 CC38 DD11 DD27 DD31 DD33 EE05 EE12 EE28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚、唇、粘膜および/または皮膚付属物の保護領域に局部
    作用的(局所的)に使用する化粧品を調製するための、薬剤としてのミラベルの
    木の果実の種から得られた少なくとも1種の脂質抽出物の使用。
  2. 【請求項2】 脂質抽出物が、高温または低温加圧による抽出、溶媒抽出お
    よび超臨界COによる抽出によって形成される群から選択された方法によって
    、ミラベルの木の果実の種のアーモンドから得られた油脂あるいは1種または複
    数の脂質画分を含む、請求項1に記載の使用。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の示された脂質抽出物を、未精製形態、精製
    形態、脱臭形態、または精製脱臭形態で化粧品に添加する、請求項1または2に
    記載の使用。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の示された脂質抽出物を、軟化および加湿す
    るため、および肌の瑞々しさおよび輝きの発散を高めるために、皮膚、唇および
    /または粘膜用薬剤として化粧品に添加する、請求項1から3のいずれか一項に
    記載の使用。
  5. 【請求項5】 少なくとも1種の示された脂質抽出物を、手足または皮膚付
    属物用化粧品、および特に軟化および加湿し、艶を増し、容易に髪の縺れをほぐ
    しスタイリングするための髪用化粧品に添加する、請求項1から3のいずれか一
    項に記載の使用。
  6. 【請求項6】 軟化、加湿し、肌の瑞々しさおよび輝きの発散を高めるため
    の活性成分として、ミラベルの木の果実の種のアーモンドから得られた少なくと
    も1種の脂質抽出物を、0.05重量%と100重量%との間、好ましくは1重
    量%と10重量%との間で含む、皮膚、粘膜および/または唇に局部作用的(局
    所的)に使用する、局所使用のための化粧品。
  7. 【請求項7】 軟化、加湿し、髪の艶を増し、容易に髪の縺れをほぐしスタ
    イリングするための活性成分として、ミラベルの木の果実の種のアーモンドから
    得られた少なくとも1種の脂質抽出物を、0.05重量%と100重量%との間
    、好ましくは1重量%と10重量%との間で含む、手足または皮膚付属物に局部
    作用的(局所的)に使用する、局所使用のための化粧品。
JP2000555585A 1998-06-25 1999-06-24 ミラベルの木の果実の種から得られる少なくとも1つの脂質抽出物の使用 Withdrawn JP2002518429A (ja)

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FR98/08186 1998-06-25
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