JP2002517533A - ポリウレタン尿素、ポリウレタン尿素繊維、及びその製法 - Google Patents

ポリウレタン尿素、ポリウレタン尿素繊維、及びその製法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポリウレタン尿素、新規なポリウレタン尿素、ポリウレタン尿素からなるエラスタン繊維の製造法、及び該方法で得られるエラスタン繊維に関する。このポリウレタン尿素は脂肪族または脂環族ジイソシアネ−ト、重合体ジオ−ル、脂肪族または脂環族ジアミン、及び随時第二脂肪族アミンに基づく。またこのエラスタン繊維は優秀な機械的性質を良好な光堅牢性と兼ね合わせて有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ポリウレタン尿素、新規なポリウレタン尿素、ポリウレタン尿素か
らなるエラスタン繊維の製造法、及び該方法で得られるエラスタン繊維に関する
。このポリウレタン尿素は脂肪族または脂環族ジイソシアネート、重合体ジオ−
ル、脂肪族または脂環族ジアミン、及び随時第二脂肪族アミンに基づく。またこ
のエラスタン繊維は優秀な機械的性質を良好な光堅牢性と兼ね合わせて有する。
【0002】 (背景の技術) エラスタンは少くとも85重量%のセグメント化ポリ(ウレタン)またはポリ
(ウレタン尿素)からなるモノまたはマルチ連続ヤーンである。繊維形成重合体
は、セグメント化構造を有し、即ちそれは「結晶性」及び「非晶性」ブロック
(「硬セグメント」及び「軟セグメント」)からなる。硬セグメントは、その
「結晶性」のためにネットワークの固定点として作用し、かくしてその重合体か
ら製造される成形品または繊維の強度を決定する。これに対し、ガラス転移温度
が使用温度以下でなければならない軟セグメントはエラスタン弾性を決定する。
【0003】 このようなエラスタンは通常長鎖のジヒドロキシ化合物(マクロジオ−ル)の
、ジイソシアネート及び延鎖剤としてのジヒドロキシまたはジアミノ化合物との
重付加で製造される。高級エラスタンフィラメント(スパンデックスとても公知
)は、ジオ−ル延鎖のポリ(ウレタン)と比べて、(重合体鎖間の多数の水素結
合が故に)一方で高い硬セグメント融点及び他方で優秀な機械的弾性を有するか
ら、ジアミンでの延鎖によって得られるポリ(ウレタン尿素)を用いて製造され
る。エラスタン繊維は、通常これらのセグメント化ポリ(ウレタン尿素)の、高
極性の溶媒例えばジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミド中の溶液を、
所謂乾式紡糸法または湿式紡糸法で紡糸することにより、或いは他に紡糸溶媒を
用いないで溶融物からの紡糸により製造される。
【0004】 従来法によれば、芳香族ジイソシアネート(特に4、4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート[MDI])、重合体ジオ−ル、及び更にジアミンとモノアミ
ンの混合物から製造されるエラスタンは広い用途のあることが分かっている。し
かしながら、これらの物質は、光、特にUV光に露呈した時に、また塩素または
窒素酸化物と接触した時に黄変し且つ機械的強度を失うという致命的な欠点を持
つ。この理由のために、芳香族ジイソシアネートに基づく市販のエラスタンは光
及び塩素安定剤が添加されたが、それは期間と品質に関して限られた有用性しか
有さず、またエラスタンの製造費を増大させた。
【0005】 独国特許第2858773C2号は、平均分子量800−4000のマクロジ
オール、少くとも95%のトランス異性体含量の1、4−シクロヘキサンジイソ
シアネート、及び延鎖剤としてのヒドラジンの反応によって得られるポリウレタ
ンを記述する。しかしながら、記述される方法で得られる繊維は、エラスタンに
対して不満足な性質、特に不十分な機械的性質、例えば貧弱な靭性を示す。更に
延鎖は毒性的に問題のあるヒドラジンを用いて行われる。得られる紡糸溶液は、
比較的低い15重量%の固体含量であり、紡糸溶媒の除去を非常に経費のかかる
ものとするから経済的にも環境的にも不利である。
【0006】 OPI文書の独国特許(DE−A)第1955725号は、末端活性水素原子
を有する2官能性の低分子量重合体(例えばポリエーテル)、有機ジイソシアネ
ート及びジアミンを主成分として製造される弾性体ブロックポリウレタンを記述
している。使用されるジソシアネートは、4、4′−メチレンビスシクロヘキシ
ルジイソシアネート、4、4′−イソプロピリデンビスシクロヘキシルジイソシ
アネート、4、4′−オキシビスシクロヘキシルジイソシアネート、または1、
4−シクロヘキシルジイソシアネートである。しかしながらこれらのブロックポ
リウレタンから得られるエラスタンは不満足な機械的性質(特に低い靭性)を示
す。多分、これは得られる重合体の過度に低い分子量のためである。更にこのエ
ラスタンはトランス、トランスに富む脂環族ジイソシアネートを用いて製造され
、非常に製造費がかかる。
【0007】 英国特許第1110868号は、それぞれ4、4′−アルキリデンビスシクロ
ヘキシル基を含む有機ジイソシアネート及びジアミンを用いて得られる弾性ポリ
ウレタン繊維を記述している。しかしながらこれらの材料の機械的性質(特に靭
性)は不満足である。更に使用される紡糸溶液は比較的低い固体含量(高々26
重量%)であり、乾式紡糸法での処理が不経済となる。
【0008】 一般に純粋に脂肪族の物質に基づくエラスタン材料は、物理化学的にまたは工
程的に欠点があるから、工業的実施を成功裏に確立するに至らなかったというこ
とができる[更にウルマンの工業化学辞典、A10、611ページ(1987)
を参照]。ただ中でも芳香族ジイソシアネートを硬セグメントとして且つポリエ
ステルを軟セグメントとして含んでなるエラスタン繊維の合成における1、6−
ヘキサンジイソシアネートの紡糸粘度改変剤としての添加だけでは、今までに、
脂肪族ジイソシアネートの使用をもたらすに至った(参照、米国特許第3377
308号)。
【0009】 本発明の目的は、芳香族ジイソシアネートを用いて製造された市販のエラスタ
ンと機械的性質において同等であり、且つ安定剤の添加なしに光の作用下に良好
な老化安定性を有し、更に良好な塩素安定性及びガスによる変色に対して高い耐
性を示すエラスタン繊維の製造法を提供することである。
【0010】 本発明の更なる目的は、同様に芳香族ジイソシアネートを用いて製造された市
販のエラスタンと機械的性質において同等であり、安定剤の添加なしに光の作用
下に良好な老化安定性を有し、且つ更に良好な塩素安定性及びガスによる変色に
対して高い耐性を示すイソフォロンジイソシアネートに基づくエラスタン材料を
提供することである。
【0011】 更に特別な目的は、得られる弾性繊維における低い残存伸長値、同時に高い少
くとも400%の伸長性、及び0.9cN/dtex以上の靭性と少くとも17
0℃のHDT(熱歪値)が特徴であるエラスタン繊維、またはこのエラスタン繊
維の製造法を提供することである。
【0012】 この目的は、更に詳細に以下に記述する本発明の方法を工夫し且つ提供するこ
とによって達成される。
【0013】 今回、多段工程を使用して、特に50000−400000の重量平均分子量
(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーを用い、ポリスチレンを基準に
して決定)を有し、それから上述した望ましい性質を合わせ持つエラスタンを製
造することができるポリウレタン尿素を製造できることが発見された。特に良好
な機械的性質と非常に良好な熱的安定性を有するエラスタン繊維が、使用する紡
糸溶液を段階法で調製する場合、プレポリマーの製造において最初にジイソシア
ネートの一部だけを重合体ジオールと反応させ、そしてジイソシアネートの残り
を延鎖段階の直前に添加することによって製造されるということは、驚くことで
ある。更に、イソフォロンジイソシアネートは、特に上述した望ましい性質を合
わせ持つエラスタン繊維を得るのに基本的に有用であるということが発見された
【0014】 (発明の説明) 本発明は、プレポリマーを溶液形でまたはその溶融物で製造し、ついでこの溶
液のまたは溶融物のプレポリマーを延鎖することによってポリウレタン尿素を製
造する際に、 A)一般式 HO−Q−OH 但しQが、 基−[(CH2nO]m−または −[(CH2pCH(CH3)CH2O]o− [式中、nは2−10の数であり、mは1−150の数であり、oは1−15 0の数であり、そしてpは0−2の数である]、 アジピン酸、セバシン酸、コハク酸またはドデカン二酸或いはこれらの酸の混 合物と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 但し rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオ−ル単独またはその混合物とに基づいて製造されるポリエステル基、 好ましくは500−5000の分子量を有するポリカプロラクトン基、または 好ましくは500−5000の分子量を有するポリカーボネート基、例えばポ リ(ペンタン−1、5−カーボネート)またはポリ(ヘキサン−1、6−カー ボネート)基、 である、 の重合体ジオール、または そのような重合体ジオ−ルA)の混合物、及び更に B)脂肪族または脂環族、特に脂環族のジイソシアネート、例えば1、6−ヘキ サンジイソシアネート(HDI)、1、4−ブタンジイソシアネート(BDI
)、1、4−シクロヘキシルジイソシアネート(CDI)、4、4′−ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、イソフォロンジイソシアネー
ト(IPDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、ま
たはジメリルジイソシアネート(DDI)、或いはこれらのジイソシアネートの
混合物、 から、溶媒、例えばジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド
(DMAc)、またはN−メチルピロリジン(NMP)、或いは他の極性中性溶
媒中においてまたは溶融物でNCO:OH比を1.3−3.0、好ましくは1.
5−2.3にして、成分を混合した後、溶媒を使用する場合には30−100℃
、好ましくは40−80℃、または溶融物で反応させる場合には60−200℃
、好ましくは80−150℃に、0.5−5時間、好ましくは1−5時間、撹拌
しながら加熱することによってプレポリマー(以降「イソシアネート・キャップ
ド・グリコ−ル」とも言及する)を製造する第1段階、 更なるジイソシアネートB)を、成分A及びBの全NCO:OH比が1.7−
6.0となるように反応混合物(A)及びB)からの第1段階からのプレポリマ
ー)に混合する、0−100℃での続く第2段階、及び C)エチレンジアミン、1、2−プロピレンジアミン、1、3−プロピレンジア ミン、1、4−ジアミノブタン、1、5−ジアミノペンタン、1、3−ジアミ ノシクロヘキサン、ジアミノメチルシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、 またはそのようなジアミンの混合物からなる群から選択される脂肪族または脂 環族、特に脂環族のジアミン、及びトリアミン、例えばジエチレントリアミン 、及び随時 D)第一及び第二脂肪族及び/または脂環族アミン、例えばジエチルアミン、エ タノ−ルアミン、ジ−n−ブチルアミン、またはシクロヘキシルアミン、特に ジエチルアミン、エタノーアミン、ジ−n−ブチルアミン、 を、ジアミンとアミンのモル比をアミノ基に基づいて100:0−100:20
、好ましくは100:10にして且つ反応性イソシアネートに基づいて0−25
%、好ましくは0−15%のアミンのモル過剰量で用いて、溶媒、例えばジメチ
ルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、またはN−メ
チルピロリジン(NMP)、或いは他の極性中性溶媒の存在下に撹拌しながら回
分式及び連続式で、−20−100℃、好ましくは0−80℃の温度で注意深く
混合しながら、或いは溶融して100−250℃で、延鎖反応を行う第3段階、
を含んでなる、該ポリウレタン尿素を製造するための多段法を提供する。
【0015】 重合体ジオールA)が 一般式 HO−Q−OH [式中、Qは基−[(CH2nO]m−であり、但しnは4であり、mは1 0−70の数である] を有する、方法は好適である。
【0016】 重合体ジオールA)が一般式HO−Q−OHを有し、但しQが アジピン酸、セバシン酸、コハク酸またはドデカン二酸と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 但し rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオールとに基づくポリエステル基である、方法も好適である。
【0017】 好適なジオールはいずれか所望の混合物で使用してもよい。
【0018】 脂肪族または脂環族ジイソシアネートB)は、特には1、4−ブタンジイソシ
アネート(BDI)、4、4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H 12 MDI)、イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、またはこれらの混合
物である。
【0019】 第2段階における更なるジイソシアネートB)と反応混合物との混合及び反応
を、全NCO:OH比が1.7−5.0となるように20−80℃の温度で行う
、方法も好適である。
【0020】 第3段階における延鎖反応は、イソシアネート構造とアミンのゼレビチノフ
(Zerevitinov)活性水素原子とのモル比が1.25:1−1:1.
25となるようにして特に行われる。
【0021】 本発明は、更にA)一般式HO−Q−OHの重合体ジオ−ル、 但しQは、 基−[(CH2nO]m−または −[(CH2pCH(CH3)CH2O]o− [式中、nは2−10の数であり、mは1−150の数であり、oは1−15 0の数であり、そしてpは0−2の数である]、 アジピン酸、セバシン酸、コハク酸またはドデカン二酸と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 なお rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオール単独またはその混合物とに基づいて製造されるポリエステル基、 ポリカプロラクトン基、又は ポリカーボネート基、例えばポリ(ペンタン−1、5−カーボネート)ジオー
ルまたは ポリ(ヘキサン−1、6−カーボネート)ジオール、 である、 またはそのような重合体ジオ−ルA)の混合物、及び更に B)イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、 C)エチレンジアミン、1、2−プロピレンジアミン、1、3−プロピレンジア ミン、1、4−ジアミノブタン、1、5−ジアミノペンタン、1、3−ジアミ ノシクロヘキサン、ジアミノメチルシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、 またはそのようなジアミンの混合物からなる群から選択される脂肪族または脂 環族のジアミン、及びトリアミン例えばジエチレントリアミン、及び随時 D)第一及び第二脂肪族及び/または脂環族アミン、例えばジエチルアミン、エ タノ−ルアミン、ジ−n−ブチルアミン、またはシクロヘキシルアミン、 に基づくポリウレタン尿素を提供する。
【0022】 更に本発明は、エラスタン繊維、フィラメント、またはヤーン(以下単にエラ
スタンヤーンと言及)を、ポリウレタン尿素の、乾式紡糸による紡糸で製造する
に当たって、本発明の上述した方法から得られるポリウレタン尿素を含んでなる
紡糸溶液を、紡糸口金からチムニー中へ紡糸し、溶媒をチムニー温度150−3
50℃、好ましくは180−250℃、及び紡糸気体温度150−380℃、好
ましくは220−360℃で除去し、固化したヤーンを取出し、随時延伸し、随
時セットし、紡糸仕上げし、そしてボビンに巻き上げる、該エラスタン繊維、フ
ィラメント、またはヤーンの製造法を提供する。
【0023】 更に本発明は、ポリウレタン尿素溶液を、湿式紡糸法で凝固浴へ紡糸して凝固
により繊維を形成させ、溶媒を凝固浴で除去し、ヤーン生成物を、好ましくは水
で洗浄し、ヤーンを乾燥し、随時延伸し、随時セットし、紡糸仕上げし、そして
ボビンに巻き上げることによってエラスタン繊維、フィラメント、またはヤーン
を製造する際に、使用する紡糸溶液が本発明の上述した方法で得られるポリウレ
タン尿素を含んでなる、該エラスタン繊維、フィラメント、またはヤーンの製造
法を提供する。
【0024】 紡糸溶液を湿式紡糸または乾式紡糸で紡糸する前に、ポリウレタン尿素溶液に
は、随時及び付加的に添加剤、例えば帯電防止剤例えば有機酸の塩または第4級
アンモニウム塩、滑剤例えば長鎖カルボン酸、特にオレイン酸、ステアリン酸及
びパルミチン酸の金属塩、特に好ましくはステアリン酸マグネシウム、染料、顔
料、例えばTiO2、安定剤または染色助剤を添加してもよい。
【0025】 更に本発明は、ポリウレタン尿素溶融物をプレポリマー法で製造し、得られた
重合体溶融物を紡糸することによってエラスタン繊維を製造するに当たって、ポ
リウレタン尿素溶融物を本発明の上述した方法で製造し、重合体溶融物をその製
造後に直接紡糸し、そして得られたエラスタン繊維を冷却し、随時延伸し、紡糸
仕上げし、そして巻き上げる、該エラスタン繊維を製造するための別の溶融紡糸
法を提供する。
【0026】 エラスタン繊維を製造するための好適な溶融紡糸法では、延鎖後に得られる重
合体溶融物を最初に冷却し、直接紡糸する代わりに粒状物とし、そして得られた
粒状物を溶融してエラスタンヤーンに溶融紡糸する。
【0027】 ヤーンは特に180−270℃、好ましくは190−250℃のジェット温度
で溶融紡糸される。得られるフィラメントは、例えば空気で急冷することにより
冷却される。ヤーンの取り上げ速度は、特に細さ(線密度)に依存し、100−
1000m/分、好ましくは200−800m/分である。
【0028】 ポリウレタン尿素溶融物を、滑剤及び安定剤を混入した後、更なる中間的工程
なしに、温度180−250℃及び速度200−1000m/分で複数端形で紡
糸する方法は好適である。
【0029】 次いでフィラメントを、例えば連続的に、即ち中間的な貯蔵なしに延伸する。
温度20−50℃及び延伸比1.05−5.0、好ましくは1.1−2.5の冷
延伸は好適である。次いでフィラメントは、弛緩域を通過し、エラスタンに通常
の紡糸仕上げが適用され、次いで200−1200m/分、好ましくは400−
1000m/分の速度で巻き上げられる。
【0030】 本発明の紡糸法は、エラスタンヤーンをモノフィル(monofil)及びマ
ルチフィル(multifil)で製造することを可能にする。好ましくは、モ
ノフィラメントの製造には溶融紡糸が、またマルチフィラメントの製造には湿式
紡糸及び乾式紡糸が使用される。
【0031】 溶融紡糸法で得られる巻き上げられたヤーンは、次いで随時、特に温度50−
120℃、好ましくは60−100℃及び時間1−96時間、好ましくは16−
48時間の熱後処理[テンパ−リング(tempering)]に供される。
【0032】 このテンパ−リングは、真空中ばかりでなく、空気または不活性気体中で行う
ことができる。空気中でのテンパ−リングは好適である。
【0033】 テンパ−リングの強さは、ヤーンの基本的な化学的及び物理的構造に、または
その細さ(線密度)に依存する。テンパ−リングの条件は、そのような処理後に
、更なる加工のために巻きほどす際の適切な特性を有するパッケージとなるよう
に選択しなければならない。
【0034】 本発明の方法で製造さる弾性ヤーンも、本発明の主題であり、高々35%以下
、好ましくは5−35%の低残存伸長性と同時に少くとも400%、特には40
0−650%の高い引っ張り応力伸長とが特徴である。通常の弾性体に典型的な
力/伸長及びヒステレシス特性が観察される。>0.9cN/dtexの靭性が
主に好適な繊維の場合に得られる。これは低デニルヤーンの製造には必須の条件
である。特に好適なエラスタンヤーンは17−80dtexの線密度を有する。
【0035】 更に特に本発明の方法で製造されるエラスタン繊維は、165℃以上のHDT
(熱歪温度)で反映されるように熱的応力及びプラスチック流下で高い安定性を
示す。
【0036】 更に本発明は本発明の方法のいずれかで得られるエラスタンヤーンを提供する
【0037】 本弾性繊維は、単独でも、例えばポリアミド、羊毛、木綿、及びポリエステル
を含んでなる他のフィラメントと組合わせても、例えば縦糸編み(knitti
ng)、円形編み及び平編みによる織物製品への加工に対して非常に有用である
。またメリヤスに使用する場合、本発明の方法で製造した弾性ヤーンは、その高
い熱的安定性のために、特別な熱安定性を必要とする分野での用途、例えば下着
、コルセット、スポーツウェア、アウトウェア及び被覆布に特に有用である。
【0038】 更に本発明は、本発明のエラスタンヤーンの、ヤーン、特に他の合成及び非合
成ヤーン繊維またはフィラメントとの組み合わせヤーンの製造に、及び織物布、
例えば連続横網目ニット、織り布、または同時横網目ニットの製造における使用
を提供する。
【0039】 実施例 実施例1 ポリテトラメチレングリコ−ル(ヒドロキシル価56.0)2395gを13
0℃で1時間、完全に蒸発させた(devolatilized)。そしてNC
O:OH比を1.85:1にするのに十分なイソフォロンジイソシアネ−トを添
加した。これを130℃で4時間撹拌した。次いで、全NCO:OH比を2.8
5:1にするのに十分なイソフォロンジイソシアネ−トを50℃で添加した。ジ
メチルアセトアミド1350gの添加後、この溶液の80%を、イソフォロンジ
アミン304g及びジ−n−ブチルアミン1.16gの混合物(ジメチルアセト
アミド5.2%溶液として)と混合して、粘度約80.0Pasの安定な紡糸溶
液を製造した。
【0040】 実施例2 ポリテトラメチレングリコール(ヒドロキシル価56.0)47000gを使
用する以外、実施例1に示したようにプレポリマーを合成した。混合機中におい
て、プレポリマー3部/分をジメチルアセトアミド4.5部で希釈し、連続的に
ジメチルアセトアミド14%溶液として溶解されるイソフォロンジアミン34.
92g及びジ−n−ブチルアミン0.135gからなる溶液2.5部に秤入して
、粘度約76.0Pasの安定な紡糸溶液を得た。
【0041】 実施例3 ヒドロキシル価56.0のポリテトラメチレングリコールをヒドロキシル価3
9.3のポリテトラメチレングリコ−ルの対応する量で置き換える以外、実施例
1に示したようにプレポリマーを合成した。ジメチルアセトアミドで希釈したプ
レポリマー溶液75.5重量%を、イソフォロンジアミン256.3g、ジ−n
−ブチルアミン0.98g、及びCO2 151gのジメチルアセトアミド中6.
8%懸濁液に注ぎ、粘度が更に上昇しなくなるまで撹拌した。この結果、粘度約
87.3Pasの安定な紡糸溶液を得た。
【0042】 実施例4 ヒドロキシル価56.0のポリテトラメチレングリコールを、ヒドロキシル価
33.9の、アジピン酸、1、6−ヘキサンジオ−ル、1、4−ブタンジオ−ル
及びネオペンチルグリコールから調製したポリエステルの対応する量で置き換え
る以外、実施例1に示したようにプレポリマーを合成した。NCO:OH比は2
.2:1であった。反応時間は105分であった。次いで、全NCO:OH比を
3.2:1にするのに十分なイソフォロンジイソシアネートを50℃で添加した
。このプレポリマー溶液の、ジメチルアセトアミド1452gでの希釈液75.
4%を、イソフォロンジアミン258.5g,ジ−n−ブチルアミン0.49g
、及びCO2 137gのジメチルアセトアミド中6.75%懸濁液に注ぎ、粘度
が更に上昇しなくなるまで撹拌した。この結果、粘度約77.0Pasの安定な
紡糸溶液を得た。
【0043】 実施例5 ヒドロキシル価33.9の、アジピン酸、1、6−ヘキサンジオ−ル、1、4
−ブタンジオール及びネオペンチルグリコールから調製したポリエステル及びヒ
ドロキシル価56.0のポリテトラメチレングリコールの7:3混合物をマクロ
ジオ−ルとして使用する以外、実施例4に示したようにプレポリマーを合成した
。NCO:OH比は2.2:1であった。反応時間は180分であった。次いで
、全NCO:OH比を3.2:1にするのに十分なイソフォロンジイソシアネ−
トを50℃で添加した。このプレポリマ−溶液の、ジメチルアセトアミド164
2gでの希釈液66.7%を、イソフォロンジアミン289.8g,ジ−n−ブ
チルアミン0.55g、及びCO2 153gのジメチルアセトアミド中7.40
%懸濁液に注ぎ、粘度が更に上昇しなくなるまで撹拌した。この結果、粘度約7
6.0Pasの安定な紡糸溶液を得た。
【0044】 対照実施例1 イソフォロンジイソシアネ−トの代わりに4、4′−メチレンジフェニルジイ
ソシアネートを使用する以外、実施例2におけるようにプレポリマーを合成した
。NCO:OH比は1.65:1であった。反応時間は80℃で4時間であった
。エチレンジアミンでの延鎖に結果、粘度約100Pasの紡糸溶液を得た。
【0045】 対照実施例2 ヒドロキシル価56の、アジピン酸、1、6−ヘキサンジオ−ル、及びネオペ
ンチルグリコールから調製したポリエステルを、ポリテトラメチレングリコール
の代わりに使用する以外、対照実施例1に示したようにプレポリマーを合成した
。エチレンジアミンでの延鎖に結果、粘度約80.0Pasの紡糸溶液を得た。
【0046】 以下に使用する試験法の記述: −光への暴露、DIN54004による、 −NOx、DIN54025による。
【0047】 上記実施例で製造した紡糸溶液を、乾式紡糸工場での紡糸試験に使用した。乾
式紡糸チムニーは全長5300mm及び直径270mmであった。取り上げ(t
ake−up)装置は、両方とも緊張モード及び弛緩モードで運転できる2つの
別々のゴデット(godet)を有するIWKAからの巻き上げ機からなった。
実際の巻き上げ装置は、1200mm/分までの速度で運転できた。この乾式紡
糸装置は、モノフィラメント及びマルチフィラメントの複数の端紡糸を可能にし
た。
【0048】 エラスタン繊維の乾式紡糸の製造条件を表1にまとめる。
【0049】 表1 紡糸条件の一覧 温度(℃) 速度(m/分) 実施例 チムニー 紡糸 ゴデット1 ゴデット2 取り上げ装置 番号 気体 1 250 350 670 780 800 2 250 350 670 780 800 3 250 350 670 780 800 4 250 350 670 780 800 5 250 350 670 780 800 C1 230 270 670 780 800 C2 210 250 370 410 420 IWKAからの巻き上げ機、S200VE型 チムニ−長5.3m、気体量30m2/時 このようにして得たフィラメントを、機械的及び熱的性質に関して試験し、特
性化した。これは、特にDIN53834第1部の方法に基づいて靭性及び極限
引っ張り応力伸長(UTSE)の測定を含んだ。この目的のために、調整された
条件で、エラスタンフィラメントヤーンの引っ張り試験を行った。このために、
調製した試料を、予備張力0.001cN/dtexを用いて、測定ヘッドのフ
ックの回りに且つ10mmのラッピングクランプの回りに置いた。全体の固定し
た長さは200mmであった。アルミニウムホイルの小片を、正確に光障壁の位
置に目印として取り付けた。そして往復具(carriage)を400%/分
(取り上げ800mm)の伸長速度で駆動して、ヤーンを切断し、測定後に元の
位置に戻した。試料当たり20回の測定を行った。更に熱機械分析機(TMA)
を用いて、熱歪温度(HDT)を決定した。これは僅かに予備緊張(0.2mg
/dtex)させた弾性体ヤーン(100mm)の伸長特性を、温度を20℃/
分で連続的に上げながら測定することを含む。ある温度(HDT)において、ヤ
ーンは温度を更に上げなくても伸長する。このHDTは対応する曲線に対して4
5°の接線を引くことによって決定される。得られるHDTが高ければ高いほど
、硬いセグメントの対応する相互作用が高い。表2は、決定されたフィラメント
の性質を示す。
【0050】 表2 ヤーンの測定データの比較 実施例 線密度 靭性 UTSE HDT 番号 dtex cN/dtex % ℃ 1 44,9 1.01 432 183 2 44.5 0.99 428 185 3 47.0 1.01 579 169 4 47.2 0.91 435 184 5 46.8 0.96 424 187 C1 45.9 0.81 516 187 C2* 49.6 1.18 461 171 UTSE:極限引っ張り強度伸長、HDT:熱歪温度 取り上げ速度800m/分で得た繊維 * 取り上げ速度420m/分で得た繊維 乾式紡糸法は、平均45dtexの線密度を有するマルチフィラメントを生成
した。特に比較的高分子量(M=2900)のポリエーテルの使用は、非常に良
好な、いくつかの場合には同一の条件(C1)下に製造した標準的なもの(4、
4′−メチレンジフェニルジイソシアネ−ト及び分子量M=2000のポリエー
テルからなる)よりも優秀でさえもある機械的フィラメント性を提供するという
ことが観察される。これらの標準的な系の熱データは、特に分子量M=2000
のポリエーテルを用いて達成される。かくして上述した方法は、通常の系と比べ
て、同様のまたはいくつかの場合には優れていさえもするフィラメント性を有す
るポリウレタン尿素を、すべて脂肪族の構成ブロックに基づいて合成する簡単な
方法を提供する。
【0051】 更に得られる繊維材料を、その光及び大気汚染物(特にNOx)に対する堅牢
性に関して、またその白色性に関して検討した。この試験は、ISO105−B
02(光堅牢性)、ISO105−G01(NOx堅牢性)、及びデ−タカラ−
(Datacolor)3890(白色性)に従って行った。この目的のために
、繊維材料を編んだ材料に加工し、未処理の原料として或いは酸またはアルカリ
漂白後に各堅牢性試験及び白色性検査に供した。表3は漂白処方を比較する。
【0052】 表3 エラスタン繊維試料に対する漂白処方 繊維種(Fibre adds) 酸化性/ 還元性/ 酸化性/ 還元性/ アルカリ性 酸性 アルカリ性 酸性 ダイアダヴィン (Diadavin) エラスタン NSE 200% 0.5ml/l 20% H22(35%) 6.0ml/l 30g 水ガラス 2.0ml/l MgSO4 0.2g/l 木綿80% ブランコフォア (Blankophor) BA液 1.0% 120g NaOH pH11 ダイアダヴィン エラシタン NSE 200% 0.5ml/l 20% ブランキット (Blankit)CP 3.0g/l 30g ブランコフォア ポリアミド CA42067 1.8% 80% 酢酸/酢酸 ナトリウム pH5 120g 方法:室温で混合、30分で90℃に昇温、1時間90℃に保持、冷却、濯ぎ 、風乾 表4及び5は処理したエラスタン材料の堅牢性と白色性の値を示す。
【0053】
【表1】
【0054】 1aと5aは安定剤なし、1b、5b、C1及びC2は安定剤としてサイアノ ックス(Cyanox)1790を1重量%(全固体基準)添加。 報告したものは、1(貧弱)から6(非常に良い)までの尺度で肉眼測定した
色の評価である。
【0055】
【表2】
【0056】 1aと5aは安定剤なし、1b、5b、C1及びC2は安定剤としてサイアノ ックス(Cyanox)1790を1重量%(全固体基準)添加。 本発明に従って製造し且つ試験したすべての脂肪族材料が、光またはNOxガ
スでの処理後の堅牢性に関して、及び更に白色性に関して、芳香族ジイソシアネ
−トに基づく対比できる系よりも有意に安定であることは明白である。これらの
効果は、表4及び5の、漂白処理、特に還元性/酸性漂白後のデータを比較すれ
ば特に明白である。本発明に従って製造したエラスタン材料は、各予備処理(漂
白)とは無関係に光及び大気汚染物試験において同様の値を示す。本発明に従っ
て製造したフィラメント材料の優秀な安定性が安定剤物質、例えばサイアノック
ス1790を添加しないでも得られるということは特に興味深いことである。
【0057】 従って、本発明により、すべて脂肪族構成ブロックに基づいて製造したエラス
タン材料が、良好ないし非常に良好なヤーンの性質を示すばかりでなく、汚染ガ
ス及び光に対して、通常の芳香族エラスタン系と比べて、高い耐性を示すことは
特記でき、かくしてそのような材料を与える本発明の目的が完全に達成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 Bayerwrk,Leverkuse n,BRD (72)発明者 コルテ,ジークフリート ドイツ・デー−51519オーデンタール・エ ングステンベルガーヘーエ3 (72)発明者 グロス,トマス ドイツ・デー−42579ハイリゲンハウス・ モーゼルシユトラーセ46 Fターム(参考) 4J034 BA08 CA04 CA15 CA16 CB01 CB03 CB04 CB07 CB08 CC03 CC08 CC09 CC23 CC26 CC45 CC52 CC61 CC62 CC65 DA01 DB04 DB07 DC50 DE02 DF01 DF02 DF12 DF16 DF20 DG02 DG03 DG04 DG05 DG06 DG08 HA01 HA07 HA14 HC12 HC22 HC46 HC52 HC61 HC71 HC73 JA01 JA02 JA14 JA25 JA32 JA34 JA42 JA44 QA03 QD06 RA09 SA02 SB04 SB05 SD02 SD03 4L035 BB02 BB03 BB11 BB31 CC13 EE08 EE20 GG04 MH02 MH09 MH13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレポリマーを溶液形でまたはその溶融物で製造し、ついで
    この溶液のまたは溶融物のプレポリマーを延鎖することによってポリウレタン尿
    素を製造する際に、 A)一般式 HO−Q−OH 但しQが、 基−[(CH2nO]m−または −[(CH2pCH(CH3)CH2O]o− [式中、nは2−10の数であり、mは1−150の数であり、oは1−15 0の数であり、そしてpは0−2の数である]、 アジピン酸、セバシン酸、コハク酸またはドデカン二酸或いはこれらの酸の混 合物と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 但し rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオ−ル単独またはその混合物とに基づいて製造されるポリエステル基、 好ましくは500−5000の分子量を有するポリカプロラクトン基、または 好ましくは500−5000の分子量を有するポリカーボネート基、例えばポ リ(ペンタン−1、5−カーボネート)またはポリ(ヘキサン−1、6−カー ボネート)基、 である、 の重合体ジオール、または そのような重合体ジオールA)の混合物、及び更に B)脂肪族または脂環族、特に脂環族のジイソシアネート、例えば1、6−ヘキ サンジイソシアネート(HDI)、1、4−ブタンジイソシアネート(BDI
    )、1、4−シクロヘキシルジイソシアネート(CDI)、4、4′−ジシクロ
    ヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、イソフォロンジイソシアネー
    ト(IPDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、ま
    たはジメリルジイソシアネート(DDI)、或いはこれらのジイソシアネートの
    混合物、 から、溶媒、例えばジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド
    (DMAc)、またはN−メチルピロリジン(NMP)、或いは他の極性中性溶
    媒中においてまたは溶融物でNCO:OH比を1.3−3.0、好ましくは1.
    5−2.3にして、成分を混合した後、溶媒を使用する場合には30−100℃
    、好ましくは40−80℃、または溶融物で反応させる場合には60−200℃
    、好ましくは80−150℃に、0.5−5時間、好ましくは1−5時間、撹拌
    しながら加熱することによってプレポリマー(以降「イソシアネート・キャップ
    ド・グリコール」とも言及する)を製造する第1段階、 更なるジイソシアネートB)を、全NCO:OH比が1.7−6.0となるよ
    うに反応混合物に混合する、0−100℃での続く第2段階、及び C)エチレンジアミン、1、2−プロピレンジアミン、1、3−プロピレンジア ミン、1、4−ジアミノブタン、1、5−ジアミノペンタン、1、3−ジアミ ノシクロヘキサン、ジアミノメチルシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、 またはそのようなジアミンの混合物からなる群から選択される脂肪族または脂 環族、特に脂環族のジアミン、及びトリアミン、例えばジエチレントリアミン 、及び随時 D)第一及び第二脂肪族及び/または脂環族アミン、例えばジエチルアミン、エ タノ−ルアミン、ジ−n−ブチルアミン、またはシクロヘキシルアミン、特に ジエチルアミン、エタノ−アミン、ジ−n−ブチルアミン、 を、ジアミンとアミンのモル比をアミノ基に基づいて100:0−100:20
    、好ましくは100:10にして且つ反応性イソシアネートに基づいて0−25
    %、好ましくは0−15%のアミンのモル過剰量で用いて、溶媒、例えばジメチ
    ルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、またはN−メ
    チルピロリジン(NMP)、或いは他の極性中性溶媒の存在下に撹拌しながら回
    分式及び連続式で、−20−100℃、好ましくは0−80℃の温度で注意深く
    混合しながら、或いは溶融して100−250℃で、延鎖反応を行う第3段階、
    を含んでなる、該ポリウレタン尿素を製造するための多段法。
  2. 【請求項2】 重合体ジオ−ルA)が 一般式 HO−Q−OH [式中、Qは基−[(CH2nO]m−であり、但しnは4であり、mは10 −70の数である] を有する、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 重合体ジオ−ルA)が一般式HO−Q−OHを有し、但しQ
    がアジピン酸、セバシン酸、コハク酸またはドデカン二酸と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 但し rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオ−ルとに基づくポリエステル基である、請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 脂肪族または脂環族ジイソシアネートB)が1、4−ブタン
    ジイソシアネート(BDI)、4、4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
    ート(H12MDI)、イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、またはこれ
    らの混合物である、請求項1−3のいずれかの方法。
  5. 【請求項5】 第2段階における更なるジイソシアネートB)と反応混合物
    との混合及び反応を、全NCO:OH比が1.7−5.0となるように20−8
    0℃の温度で行う、請求項1−4の方法。
  6. 【請求項6】 第3段階における延鎖反応を、イソシアネート構造とアミン
    のゼレビチノフ活性水素原子とのモル比が1.25:1−1:1.25となるよ
    うにして行う、請求項1−5の方法。
  7. 【請求項7】 エラスタン繊維、フィラメント、またはヤーンを、ポリウレ
    タン尿素の乾式紡糸による紡糸で製造するに当たって、請求項1−6のいずれか
    の方法によって得られたポリウレタン尿素を含んでなる紡糸溶液を紡糸口金から
    チムニ−中へ紡糸し、溶媒をチムニー温度150−350℃、好ましくは180
    −250℃、及び紡糸気体温度150−380℃、好ましくは220−360℃
    で除去し、固化したヤーンを取出し、随時延伸し、随時セットし、紡糸仕上げし
    、そしてボビンに巻き上げる、該エラスタン繊維、フィラメント、またはヤーン
    の製造法。
  8. 【請求項8】 ポリウレタン尿素溶液を湿式紡糸法で凝固浴へ紡糸して、凝
    固により繊維を形成させ、溶媒を凝固浴で除去し、ヤーン生成物を、好ましくは
    水で洗浄し、ヤーンを乾燥し、随時延伸し、随時セットし、紡糸仕上げし、そし
    てボビンに巻き上げることによってエラスタン繊維、フィラメント、またはヤー
    ンを製造する際に、使用する紡糸溶液が請求項1−6のいずれかの方法かで得ら
    れたポリウレタン尿素を含んでなる、該エラスタン繊維、フィラメント、または
    ヤーンの製造法。
  9. 【請求項9】 ポリウレタン尿素溶融物をプレポリマー法で製造し、得られ
    た重合体溶融物を紡糸することによってエラスタン繊維を製造するに当たって、
    ポリウレタン尿素溶融物を請求項1−6のいずれかの方法で製造し、重合体溶融
    物をその製造後に直接紡糸し、そして得られたエラスタン繊維を冷却し、随時延
    伸し、紡糸仕上げし、そして巻き上げる、該エラスタン繊維を製造するための溶
    融紡糸法。
  10. 【請求項10】 延鎖後に得られる重合体溶融物を最初に冷却し、直接紡糸
    する代わりに粒状物とし、そして得られた粒状物を溶融してエラスタンヤーンに
    溶融紡糸する、請求項9のエラスタン繊維の製造法、
  11. 【請求項11】 A)一般式HO−Q−OHの重合体ジオ−ル、 但しQは、 基−[(CH2nO]m−または −[(CH2pCH(CH3)CH2O]o− [式中、nは2−10の数であり、mは1−150の数であり、oは1−15 0の数であり、そしてpは0−2の数である]、 アジピン酸、セバシン酸、コハク酸及び/またはドデカン二酸と一般式 HO−A−OH [式中、Aは基−[(CH2)r(CR12q(CH2s]−であり、 なお rは1−5の数であり、qは0−1の数であり、sは0−5の数であり、そ して R1及びR2は独立に−Hまたは−CH3である] のジオ−ル単独またはその混合物とに基づいて製造されるポリエステル基、 ポリカプロラクトン基、又は ポリカーボネート基、例えばポリ(ペンタン−1、5−カーボネート)ジオー ルまたはポリ(ヘキサン−1、6−カーボネート)ジオール、 である、 またはそのような重合体ジオ−ルA)の混合物、及び更に B)イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、 C)エチレンジアミン、1、2−プロピレンジアミン、1、3−プロピレンジア ミン、1、4−ジアミノブタン、1、5−ジアミノペンタン、1、3−ジアミ ノシクロヘキサン、ジアミノメチルシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、 またはそのようなジアミンの混合物からなる群から選択される脂肪族または脂 環族のジアミン、及びトリアミン例えばジエチレントリアミン、及び随時 D)第一及び第二脂肪族及び/または脂環族アミン、例えばジエチルアミン、エ タノ−ルアミン、ジ−n−ブチルアミン、またはシクロヘキシルアミン、 に基づくポリウレタン尿素。
  12. 【請求項12】 請求項7−10の方法から得られるエラスタンヤーン。
  13. 【請求項13】 ヤーン、特に他の合成及び非合成ヤーン繊維またはフィラ
    メントとの組み合わせヤーンを製造するために、または織物布、例えば連続横網
    目ニット、織り布、または同時横網目ニットを製造するための請求項12のエラ
    スタンヤーンの使用。
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