JP2002517363A - 搬送装置、特に高架搬送装置および関連部材 - Google Patents

搬送装置、特に高架搬送装置および関連部材

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JP2002517363A
JP2002517363A JP2000553353A JP2000553353A JP2002517363A JP 2002517363 A JP2002517363 A JP 2002517363A JP 2000553353 A JP2000553353 A JP 2000553353A JP 2000553353 A JP2000553353 A JP 2000553353A JP 2002517363 A JP2002517363 A JP 2002517363A
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ウォルフェル,ペーター,マキシミリアン
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ダブリュエフ ロジスティック ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1つの搬送部分(2)に沿って搬送物品を移送させるための搬送装置、特に吊下げ式搬送装置に関する。この搬送装置は、搬送部分に沿って延び、搬送物品キャリア(8)を案内するための走行レールアセンブリ(6)を有する搬送用異形材アセンブリ(4)を具備してなる。この走行レールアセンブリ(6)の少なくとも1個の走行レールが搬送用異形材アセンブリ(4)とは別体の走行レール部材として設計されている。該走行レール部材が該搬送用異形材アセンブリに対し浮遊状態で装着されることにより、少なくとも或る区域において、該搬送用異形材アセンブリに対して移動することにより長さの変化を補償し得るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、搬送可能物品キャリアを案内するための走行レール配列体を有し、
搬送ルートに沿って延出する搬送用異形材配列体を具備してなり、搬送可能な物
品を少なくとも1つの上記搬送ルートに沿って搬送するための搬送装置、特に高
架搬送装置に係る。
【0002】 (背景分野) この種の搬送装置は公知であり、例えば、EP−0 582 047 A1お
よびEP−0 623 497 B1に開示されている。この種の搬送装置およ
び高搬送架装置のレールシステムを組立てるための組立て異形材セットもEP−
0 623 530 A1に開示されている。EP−0 623 530 A1
の図1には、一体的走行レールおよび摩擦ベルト駆動のための一体的案内部を備
えた典型的な搬送用異形材が示されている。この搬送用異形材は押出アルミニウ
ム異形材である。この搬送用異形材部材は、特にEP−0 623 530 A
1に示された他のシステム部材に対して高性能搬送装置の構築を可能にしている
。このEP−0 623 530 A1に開示されている実施例とは対照的に、
その公報の最後の部分に、レールを搬送用異形材(キャリア異形材)と一体的に
形成する代りにレールを別体として固定することも考慮されている。
【0003】 この点について、それ以上の詳しい説明はなく、このレールが走行面を有して
いるレールを意図しているのか否かは不明である。つまり、図1に示す実施例に
おいては走行レールは搬送断面を備えた単一体として形成されている。もし、こ
のような走行レールを意図していると結論づけると、搬送用異形材と走行レール
とを別部材として設計することにより何を達成することを意図しているのか疑問
が残る。なぜならば、当業者にとって自明のように、結果として組立て経費がか
なり増大することになるからである。
【0004】 (発明の開示) しかし、走行レールを別体にすることにもたらされる組立て経費の増大は、走
行レールを別体にすることにより得られる利点に比べれば大したものではないも
のとして許容し得ることが意外にも見出された。但し、この場合、各走行レール
が、少なくとも或る区域において、長さの変化に対し補償し得るようにして走行
レール配列に装着され得ることが前提となる。最初に述べた搬送装置について、
この目的のため、走行レール配列の少なくとも1つの走行レールが搬送用異形材
配列から別体の走行レール部材として設計され、搬送用異形材配列に対し浮遊し
た状態で装着されていて、少なくとも或る区域において、搬送用異形材配列に対
して移動することにより長さの変化に対し補償し得るようにすることが本発明に
より提案されている。
【0005】 これは、以下のことが見出されたためである。すなわち、例えば、周囲温度が
摂氏30度ないし40度であるランドリーにおいて、搬送装置のための特別の使
用条件下においては少なくとも、異形材の温度による長さの変動が問題を生じさ
せ、この問題は走行レールを一体化した搬送用異形材を用いることによる高い経
費を以て初めて制御することができる。これに対し、この長さの変動は、本発明
の搬送装置によりかなり容易に制御することができ、その結果、全体として、よ
り容易な取扱い、更に意外にも、輸送体による積載能力の向上が可能となる。本
発明によれば、搬送用異形材配列の搬送用異形材が、連続する搬送用異形材間に
隙間又は伸縮継手を以て組立てられるようにして搬送用異形材配列を組立てるこ
とができる。その結果、予期される搬送用異形材の長さの変化に対し、容易に適
応(調節)させることができる。
【0006】 一体化した走行レールを具備する搬送用異形材の場合は、これがせいぜい限ら
れた範囲で可能となる。なぜならば、隣接する搬送用異形材間、従って、隣接す
る走行レール部分間の隙間又は伸縮継手が搬送可能物品キャリアの満足な案内を
困難にするからである。なぜならば、追加的操作が施されない限り、搬送可能物
品キャリアが、この隙間又は伸縮継手の部位で捕まり、その結果、正確な連続的
搬送操作を保証することができなくなる。
【0007】 対照的に、本発明においては、別体の走行レールが搬送用異形材配列の隣接す
る搬送用異形材間の隙間又は伸縮継手を橋渡しすることができ、その結果、搬送
可能物品キャリアも又、この隙間又は伸縮継手の領域を正しく案内されることに
なる。
【0008】 本発明によれば、一方における搬送用異形材配列と他方における走行レールと
の間の長さの相対的変化を“浮遊装着”により制御することができ、これは少な
くとも或る領域において、搬送用異形材配列に対して走行レールを移動させるこ
とにより、長さの変化を補償させることを可能にする。これにより、温度の変化
の間において、走行レールおよび/又は搬送用異形材配列部分(走行レールを支
持する)において応力歪みが蓄積される状況を回避することが可能となる。この
応力歪みは、特に、大きい搬送荷重に対して、関連部材の疲労を高め、その有用
寿命を短縮させる。このようなことから、各搬送ルートにおける積載能力の向上
を少なくとも間接的に確かなものとする。
【0009】 一方における少なくとも1つの走行レールの長さの絶対変化、他方において走
行レールと走行レール配列部分(走行レールを支持する)との間の長さの相対的
変化に適応させるため、搬送用異形材配列に装着させた走行レール部材に少なく
とも1つの自由端部を持たせ、これを搬送用異形材配列に対して移動させて走行
レール部材および/又は搬送用異形材配列の少なくとも1つの搬送用異形材の長
さの変動、特に温度による長さの変動を補償することが提案されている。一方の
走行レール部材と他方の搬送用異形材配列との間の長さの相対的変化を適応(調
整)させることは重要であり、特に搬送用異形材配列の搬送用異形材と走行レー
ル部材とが異なる材料で作られていて、この2つの材料が熱膨脹係数の点で異な
っている場合に重要となる。
【0010】 これに関連して、上記自由端を、搬送可能物品キャリアのためのコーナー転回
偏向ドラムの領域、又は搬送可能物品キャリアを第1の搬送ルートから第2の搬
送ルートへ移送させるための搬送配列の領域に配置させることが特に好ましいと
して提案されている。従って、この場合の配置は、搬送可能物品キャリアが最早
、自由端部を乗り越えないように、あるいはこの自由端部を乗り越えるとき別の
案内手段により付加的に案内されるように設計される。その結果、搬送用異形材
配列に沿っての自由端の位置の変化又は変位として現れる長さの相対的変動は、
搬送可能物品キャリアの案内に関する限り問題とならない。
【0011】 しかし、大事をとるならば、自由端の領域又は走行レール部材の別の位置にお
いて、走行レール部材に少なくとも1つの第1の係止部を持たせ、これを関連す
る搬送用異形材配列の第1の係合部と嵌合するようにすることもできる。これら
第1の係止部および第1の係合部は上記走行レール部材と搬送用異形材配列との
間の相対的移動(特に温度により誘起されるもの)を制限するために設けられる
。この方策により、上記走行レール部材が搬送用異形材配列に対して明確に規制
された位置を確実にとることができる。これに関連して、走行レール部材を搬送
用異形材配列に対し、正確な1つの装着位置にて局所的に変位できないようにし
て固定させるようにすることが提案されている。この方策により、第1の係止部
および第1の係合部により達成される位置固定手段に代えて、又は加えて、走行
レールを規制した状態で搬送用異形材配列に対し配置させることができる。
【0012】 この局所的に変位できない固定手段に関連して、搬送用異形材配列の固定支承
領域および/又は隣接する走行レール部材間の連結領域に固定位置を設けること
が特に有利であることが見出されている。固定位置を搬送用異形材配列の固定支
承領域に設けた場合、走行レール部材の搬送用異形材配列に対しての移動(長さ
の変化を補償するために必要な移動)をできるだけ少なくすることができる。他
方、固定位置を隣接する走行レール部材間の連結領域に設けた場合、搬送ルート
に沿って順次、移動する2つの走行レール部材が常に、端を揃えた形で互いに連
結し、その間に隙間が生じたり、連結部で互いに過度に押し合い、搬送ルートに
損傷を及ぼすような応力が蓄積されるようなことがなくなる。
【0013】 走行レール部材が搬送用異形材配列に対し確実に固定され、かつ、上記の“浮
遊装着”を可能にするため、走行レール部材に少なくとも1つの第2の係止部を
持たせ、これを関連する搬送用異形材配列の第2の係合部と嵌合するようにする
こともできる。これら第2の係止部および第2の係合部は上記走行レール部材が
搬送用異形材配列に好ましく嵌合されるのを可能にする。この場合、この嵌合さ
れた走行レール部材が底部係合部材により離脱しないよう固定することができる
。なお、この底部係合部材は搬送用異形材配列の関連部位と下方で係止されるよ
うになっている。
【0014】 この走行レールおよびその走行レール配列上での固定は、通常、以下のように
なっている。すなわち、搬送装置が他の搬送可能物品キャリアのために変換し得
るようにするため、走行レールは比較的容易に交換できるようになっている。こ
れに関連して、走行レール部材に、走行レールに沿って案内され搬送可能物品キ
ャリアを搬送するのに使用される駆動ベルト、特に摩擦ベルトのための一体化さ
れた案内部を持たせることが特に好ましいものとして提案されている。別の解決
手段として、走行レール部材に、走行レールに沿って案内され搬送可能物品キャ
リアを搬送するのに使用される駆動ベルト、特に摩擦ベルトのための別体の案内
部材と固定するための一体化された固定機構を持たせることも提案されている。
これら双方の提案は、例えば新規な搬送可能物品キャリアを搬送し得るよう設計
された別の駆動ベルトとの交換のために、駆動ベルトが容易に交換され得るよう
にすることを前提としている。これは本発明の搬送装置が、新規な搬送作業、搬
送可能物品キャリアの更なる発展に容易に対応できるよう、特に将来性を確保し
得ることを意味するものである。
【0015】 本発明の他の態様として、最初に述べた搬送装置又は本発明による搬送装置を
提供することを目的として、搬送ルートの少なくとも或る区域において、搬送用
異形材配列が、走行レール配列に対して搬送可能物品キャリアが走行位置から外
れて傾斜するのを防止するための保持機構および/又は搬送可能物品キャリアが
走行レール配列から落下するのを防止するための保持機構を有することを特徴と
する装置が提案されている。
【0016】 この保持機構は、少なくとも1個の保持用異形材部材を具備し、これは上記搬
送用異形材配列および走行レール配列とは別体となっていて、特に搬送用異形材
配列に対し浮遊状態で装着される場合は、着脱自在に固定される。この提案によ
れば、一方において、他の搬送可能物品キャリアに対する保持機構の適用が容易
となる。又、他方においては、この浮遊装着により、本発明による走行レール部
材の場合のように、保持用異形材部材の長さ、又は保持用異形材部材を支持する
搬送用異形材部分の長さの温度による変化が問題を生じさせないようにすること
ができる。特に、この保持機構は、搬送可能物品キャリアが引っ掛かり易い連続
的保持部材間の隙間又は伸縮継手なしに機能することができる。上述の本発明の
走行レール部材の好ましい特徴は、本発明の保持用異形材部材の場合も対応して
発揮される。従って、ここで得られる特徴、利点について繰返し説明する必要は
ないものと思われる。
【0017】 保持用異形材部材を搬送用異形材配列に固定することに関しては、保持用異形
材部材を搬送用異形材配列に掛け止め、もし適当であれば、嵌挿又は嵌着させる
ようにすることが特に好ましいものとして提案されている。
【0018】 本発明の他の態様によれば、搬送装置の駆動ベルトとして、駆動チェーンが用
いられ、これが嵌合して駆動され、摩擦係止により搬送ルートに沿って搬送可能
物品キャリアを搬送する少なくとも1個の摩擦部材を具備するものが提案されて
いる。この駆動ベルトは、第1に嵌合状態で駆動することができ、従って、滑り
を回避することができ、温度に起因する駆動ベルトの長さの変動を容易に制御す
ることができる。この駆動チェーンに設けられ一緒になって移動する少なくとも
1個の摩擦部材のため、搬送可能物品キャリアを摩擦係止により駆動することが
でき、これは搬送可能物品キャリアの蓄積、蓄積制御の点で有利である。駆動ベ
ルトを少なくとも1個の摩擦部材を有する駆動チェーンとして設計することは、
搬送用異形材と一体化された走行レールを備えた搬送装置についても有用である
【0019】 本発明は更に、上述の搬送装置のための搬送用異形材部材にも関するもので、
本発明によれば関連する走行レール部材および/又は関連する保持用異形材部材
を着脱自在に固定することができ、特に、搬送用異形材部材に浮遊状態で装着す
ることができる。なお、本明細書で“浮遊状態で装着され、又は装着することが
できる”とは関連する部材が、少なくとも或る区域においては、搬送用異形材配
列に対して移動することにより長さの変化を補償することができるように装着(
浮遊状態で)されていることを意味する。この搬送用異形材部材は搬送用異形材
配列に対して上述のように設計することができる。
【0020】 本発明は更に、上述の搬送装置のための走行レール部材にも関するもので、こ
の走行レール部材は着脱自在に固定することができ、特に、関連する搬送用異形
材に浮遊状態で装着することができる。この走行レール部材は上述のものと同様
の特徴を有するようにすることができる。
【0021】 本発明は更に、上述の搬送装置のための保持用異形材部材にも関するもので、
この保持用異形材部材は着脱自在に固定することができ、特に、関連する搬送用
異形材部材に浮遊状態で装着することができる。この保持用異形材部材はこれに
移送された走行レール部材の特徴を含めて上記説明の保持用異形材部材の特徴を
有するようにすることができる。
【0022】 本発明は更に、上述の搬送装置のための1組の構造部材にも関するもので、本
発明に関わるこの1組の構造部材は、本発明による少なくとも1個の搬送用異形
材部材と、本発明による少なくとも1個の走行レール部材および/又は本発明に
よる少なくとも1個の保持用異形材部材とを具備してなる。
【0023】 (発明を実施するための最良の形態) 以下、本発明を図示の実施例を参照して詳細に説明する。
【0024】 図1は本発明の搬送装置の1実施例に係わるよる搬送可能物品キャリアにより
搬送可能物品を移送するための搬送ルートの搬送装置2の断面を示すものである
。この搬送装置2は、搬送用異形材4(好ましくは押出アルミニウム異形材)を
具備し、これに別部材として設計された走行レール6が着脱自在に設けられてい
る。この走行レール(好ましくは同様に、押出アルミニウム異形材)には、搬送
可能物品キャリア8が走行するようになっており、その1つが図1に細線で断面
としてでなく示されている。この搬送可能物品キャリアは、別部材として設計さ
れた保持用異形材10により走行レール6から落下されないように保持されてい
る。この保持用異形材10は同様に、搬送用異形材4上に着脱自在に設けられて
いる(より正確には、12に示すように搬送用異形材4に嵌合ないし掛止められ
ている)。
【0025】 搬送用異形材4には接続用ネジ溝14が設けられ、他のシステム部材を固定す
るのに使用される。すなわち、この接続用ネジ溝14は、走行レール6に対して
搬送用異形材4の遠い方の側に設けられ、例えばモータ支持部材を保持し得るよ
うになっている。更に、この接続用ネジ溝14はセンタリング用溝16を有し、
センタリング部材、例えばセンタリングロッドなどを嵌挿させるようになってい
て、搬送ルートに沿って順次連続する搬送用異形材部材間の例えば遷移位置で搬
送用異形材が正しく整合されるようになっている。通常、温度により誘起される
長さの変化に適応し得るようにするため、連続する搬送用異形材をその間に隙間
を持たせて組立てることができ、その結果、搬送用異形材間に伸縮継手のような
ものが設けられる。この伸縮継手はセンタリング部材(センタリングロッド)に
より橋渡しされる。このセンタリング部材は、一方において一方の搬送用異形材
部材のセンタリング用溝中に導入され、他方において他方の搬送用異形材部材の
対応するセンタリング用溝中に導入される。これに関し、図3には2つのセンタ
リングロッド16が2つの連続する搬送用異形材4a、4b間の伸縮継手18を
橋渡ししている状態が示されている。また、これらの搬送用異形材4a、4bは
その間に隙間を持たせて組立てられ、2つの搬送用異形材が搬送方向に互いに確
実に整合されるようになっている。もちろん、これらセンタリングロッド16が
図3に示すものよりもかなり長くなるようにすることもできる。これに関連して
、図示の例においては、走行レール6が単一の搬送用異形材部材よりも長くなっ
ていて伸縮継手18を橋渡ししていることを注目すべきである。又、保持用異形
材を単一の搬送用異形材部材よりも長くして連続する搬送用異形材部材間の伸縮
継手を橋渡しするようにすることもできる。しかし、図3においては、2つの別
々の保持用異形材部材10a、10bが示され、その間に伸縮継手18に相当す
る伸縮継手を介在させて組立てられている。
【0026】 走行レール6は1つの傾斜走行面20を有し、これに搬送可能物品キャリア8
の2つの裁頭円錐形走行ローラ22の内の1つが走行するようになっている。更
に、この搬送可能物品キャリア8には上方に突出する突起24が設けられ、これ
が保持用異形材10の長手方向に延出するウェブ26の背後と係合していて、上
述のように、搬送可能物品キャリアが落下するのを防止している。
【0027】 走行レール6には、断面鉤形の突起28、30が設けられ、走行レール6の全
長に亘って延びていてもよく、又は走行レール6の長手方向に該走行レールより
も短く延びていてもよい。この後者の場合、複数の鉤形突起28、30(好まし
くは長手方向に互いに整合されている)が走行レール6に沿って前後に配列させ
ることができる。図1においては、走行レール6は搬送用異形材4と嵌合し、正
確に言えば、この嵌合は鉤形突起28、30が搬送用異形材4の対応する横方向
鉤止め溝32、34と係合することによりなされている。図2では、搬送用異形
材4および走行レール6が鉤止めされていない状態が示されている。
【0028】 搬送用異形材から走行レール6が離脱されないように保持手段を設けることも
可能である。図1に示す保持手段は底部係合部材38であり、ネジ36により走
行レール6に固定され搬送用異形材の1部40と下方で係合し、走行レール6の
離脱が防止されるようになっている。
【0029】 走行レール6には、走行レール6とは別体となっている駆動ベルトガイド(こ
の場合、摩擦ベルトガイド)44のための嵌挿窪み42が設けられていて、この
嵌挿窪み42の上下境界部は関連する摩擦ベルトガイド44がこの嵌挿窪み42
中に嵌合し得るように設計されている(図1では既に嵌合している)。この摩擦
ベルトガイド44には図1には詳細に示されていない摩擦ベルト46が案内され
ている。また、この摩擦ベルト46に対し搬送可能物品キャリア8が摩擦面48
を介して摩擦的に係止されている。その結果、摩擦ベルト46は搬送可能物品キ
ャリア8を搬送ルートに沿って移送することができる。その他、駆動ベルトガイ
ド又は摩擦ベルトガイド44を走行レール6と一体化することもできる。
【0030】 図3は典型的な組立て構造を示している。第1の搬送用異形材4aおよび第2
の搬送用異形材4bが一方において、それぞれ固定ベアリング50、52に装着
され、他方において、長さ変化を補償するためのスライドベアリング又はローラ
ベアリング等に装着されている。2つの搬送用異形材部材間の伸縮継手18を1
側にて固着することにより、搬送用異形材配列に応力を生じさせることなく、長
さ変化(特に温度により誘起される)に容易に適応させることができる。
【0031】 搬送ルートに沿う搬送可能物品キャリア8の案内に関する限り、この伸縮継手
18は全く問題とならない。なぜならば、走行レール6が伸縮継手18を橋渡し
しているからである。この走行レール6は、鉤形突起28、30および鉤止め溝
32、34、更に搬送用異形材配列への走行レール6の装着および/又は固定に
関与する全ての他の部材の対応する設計により“浮遊状態”で装着されている。
その結果、一方においては、搬送用異形材配列4,4a,4b間の長さの変化に
対する補償が可能となり、他方において、走行レール6における長さ変化に対す
る補償が可能となる。このような浮遊装着は容易になし得り、走行レールは搬送
用異形材配列に沿って変位することができる。図3に示す場合も同様であるが、
走行レール6は正確な1つの固定位置50にて搬送用異形材4bに対し局所的に
変位できない状態に固定されている。なぜならば、これが長さ変化のための補償
が依然として容易に可能となる唯一の固定位置であるからである。長さ変化の補
償のため、走行レール6には自由端部52が設けられており、54で示すように
走行レール6の長手方向での位置を変更し得るようになっている。好ましくは、
図3に従って、走行レール6の自由端部52は偏向ローラ56の領域に配置され
、この偏向ローラ56は走行レール6および保持異形材10からの搬送可能物品
キャリア8を案内するよう機能する。その結果、搬送可能物品キャリアの正しい
案内に関する限り、自由端部52の位置を容易に変更させることができる。
【0032】 しかし、常に規制された状態を維持するため、走行レール6と搬送用異形材配
列4との間の相対的動きのためのキャパシティは制限される。この目的のため、
搬送用異形材配列4aには、切り株状突起58が設けられ、これが走行レール6
に形成され、その長手方向に延出するスロット60と嵌合するようになっている
。通常の状態において、この切り株状突起58はこのスロット60の長手方向に
離間する端部に対して当接することはない。すなわち、この当接は特別の状態で
のみ、例えば予想外の温度上昇による長さの大きな変化などの場合でのみ発生す
る。上述の走行レール6と搬送用異形材配列4との間の相対的動きのためのキャ
パシティの制限は、特に、偏向ローラ56の領域に位置する走行レール6の自由
端部52が偏向ローラ56に“走り込む”、すなわち、その通路を横切って走り
込むような状況を確実に回避する上で特に有利となる。その結果、搬送装置の正
しい運行が常に確実なものとなる。なお、搬送用異形材配列に走行レールを組立
てる際、切り株状突起58がスロット60のほぼ中央に配置されるようにするこ
とが望ましい。それにより双方向での長さ補償が可能となる。走行レール6の自
由端部を偏向ローラ56の領域に配置する場合(図3の例のように)、上記切り
株状突起とスロットの組合せが上記自由端部の近傍にくるようにすることが望ま
しい。
【0033】 走行レールが局所的に変位できないようにして搬送用異形材配列に固定される
場合(この固定は例えばネジ止めにより行われる)の固定位置51について述べ
ると、その固定位置は好ましくは固定ベアリングの領域とすべきである。これは
図3に示す場合でも同様である。すなわち、この固定位置51は固定ベアリング
52と同じ長手方向位置にある。しかし、もし2つの別体の隣接する走行レール
部材6a、6bが搬送ルートに沿って設けられる場合(図4参照)、2つの走行
レールは、隣接して連続する走行レール部材6a、6b間のジョイント62の領
域に設けられることが好ましい。走行レール部材6aのための対応する固定位置
51aおよび走行レール部材6bのための対応する固定位置51bが図4に示さ
れている。しかし、この組立てに関する限り、過剰の経費をもたらさないために
、このジョイント62はこれに近接する固定位置と共に(図4に示す組立て例と
は対照的である)できるだけ固定ベアリングの領域に設けるべきである。
【0034】 2つの走行レール部材6a、6bの固定位置51a、51bはジョイント62
に近接して設けられるため、長さの変化を生じさせる温度変化があったとしても
、2つの走行レール部材6a、6b間の正しい接続が常に可能となる。走行レー
ル部材の長さの変化(長さの絶対変化および搬送用異形材配列に対する長さの相
対的変化)は、搬送用異形材配列に沿う対応する相対的変位により上記ジョイン
トとは反対側の端部(走行レール部材6aの自由端部52)の方向で適応(調整
)される。これにより、ジョイント62が対応する温度プロフィールのために隙
間に広げられたり、2つの走行レール部材6a、6bがこのジョイントにおける
過度の力により互いに押し合うような状況を回避することができる。
【0035】 偏向ローラ56(図3に破線で示されている)は、上から見た図5に詳細に示
されている。図3、4の搬送用異形材および走行レールは図1の搬送用異形材4
および走行レール6に対応するが、図5に示す搬送用異形材配列の走行レール6
および搬送用異形材4a、4bは、走行レール6が上から見えるような、つまり
、搬送用異形材および/又は保持用異形材により上方向において隠されないよう
な相互の関係で描かれている。その他の点では、図5の構成は図3の構成とほぼ
対応している。付け加えると、ベアリング50、52、54、56は双方の図に
おいて模式的に描かれており、搬送用異形材が下方、横方向又は上方向に装着さ
れているか否かについての構成はこれらの図には言及されておらず、任意のもの
である。
【0036】 一方において搬送用異形材配列の構成、他方において走行レールおよび/又は
走行レール配列の構成は、例えば異なる搬送可能物品キャリアを使用する場合の
走行レールの交換を容易にする。又、駆動ベルトガイドが走行レールに対して配
置されているため、これに関連して必要となるかも知れない駆動ベルトの交換も
容易に可能となる。これは、このような部材から作られた搬送装置が将来性を確
保し得ることを意味する。
【0037】 例えば、図2に示す走行レール6の代りに、図6に示す走行レール部材106
を搬送用異形材配列に設けることができる。なお、鉤状突起128、130およ
び走行表面120は走行レール部材6の鉤状突起28、30および走行表面20
に対応する。しかし、摩擦ベルト46のための駆動ベルトガイド44を嵌挿させ
る窪み42の代りに、走行レール部材106に駆動チェーンガイド144のため
の嵌挿窪み142を設け、駆動チェーン146が駆動ベルトとして案内されるよ
うにする。このチェーンには爪状搬送部材147が設けられ、これが搬送可能物
品キャリア8に嵌合し、搬送方向へ移送させるようになっている。この搬送可能
物品キャリアを制御し、および/又は蓄積させるため、所定の抗力閾値を超えた
とき、爪状搬送部材147を揺動、例えば自動的に揺動させてもよい。
【0038】 走行レール部材6の代りに搬送用異形材配列に組立てることのできる走行レー
ル部材の他の例が図7に示されている。この走行レール部材206は走行レール
部材6、106と同様に、搬送用異形材部材4の鉤止め溝32、34と係合する
鉤状突起228、230と、搬送可能物品キャリア8の走行ローラ22と係合す
る走行面220とを有する。嵌挿窪み242および駆動チェーンガイド244は
上記嵌挿窪み142および上記駆動チェーンガイド144にそれぞれ対応するも
のである。しかし、駆動チェーン146の代りに、駆動チェーン246が設けら
れていて、これは駆動ベルトと同様に使用することができ、爪状搬送部材147
の代って、このチェーンに沿って延出する連続的摩擦ベルト249又は複数の個
々の摩擦部材(例えば1チェーンリンク当たり1摩擦部材)を支えている。図1
と同様に、搬送可能物品キャリア8は、その摩擦面48を介して摩擦ベルト24
9又は摩擦部材の1つに対し作用して摩擦的係止により駆動ベルト246、24
9によって移送されるようになっている。この駆動ベルトは、学術用語に基づき
、駆動チェーン246に固定される摩擦ベルト249又は複数の摩擦部材249
と共に、駆動チェーン246として理解されるべきである。
【0039】 この駆動ベルト246、249の構成は、一方において駆動ベルトが嵌合状態
で、例えば対応する歯車又はチェーンリンクに係合する他の部材により駆動され
、スリップが発生しないという点で非常に有利である。特に、温度変化により生
じる駆動ベルトの長さの変化をも容易に制御することができる。他方において、
この駆動ベルトの嵌合駆動にも拘わらず、搬送可能物品キャリア8は摩擦的係止
により移送することができ、これは駆動ベルトが走行を継続するにも拘わらず、
搬送可能物品キャリア8の制御および/又は移送ルートに沿う蓄積を容易に可能
にするという点で有利である。搬送可能物品キャリア8と駆動ベルト46又は2
46、249との間を摩擦係合させるだけで、関係する搬送装置での蓄積を可能
にする。つまり、搬送可能物品キャリアが蓄積された状態に保持されているとき
、駆動ベルトは搬送可能物品キャリアの摩擦表面に沿って移動することができる
。摩擦による疲労を少なくするため、蓄積されているときに、搬送可能物品キャ
リアと駆動ベルトとの間の摩擦係合を、例えばEP 0 623 497 B1
に開示されているような拡張装置を用いて除くようにすることもできる。
【0040】 図7に示された駆動ベルトの解決手段は、そのまま、又は一挙両得で、つまり
、駆動ベルトが嵌合された状態で駆動され、搬送可能物品キャリアが摩擦係止さ
れた状態で移送されるようにして組合わすことができる。このアイデアは、走行
レールを一体化した搬送用異形材にも有利に利用することができ、又、図1から
6に基づいて説明した本発明以外でも独立した重要性を有し、それ自体を独立し
て保護されてしかるべきである。
【0041】 要約すると、本発明は、少なくとも1つの搬送ルートに沿って搬送可能物品を
移送させるための搬送装置、特に高架搬送装置に関するものであり、この搬送装
置は、搬送ルートに沿って延び、搬送可能物品キャリアを案内するための走行レ
ール配列を有する搬送用異形材配列を具備してなり、該走行レール配列の少なく
とも1個の走行レールが搬送用異形材配列とは別体の走行レール部材として設計
され、該搬送用異形材配列に対し浮遊状態で装着され、少なくとも或る区域にお
いて、該搬送用異形材配列に対して移動することにより長さの変化を補償し得る
ようになっていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 別体の走行レール部材を備えた本発明の搬送用異形材の断面を示すものであ
って、この走行レール部材は上記搬送用異形材に浮遊状態で装着され、保持用異
形材がこれに嵌合し得るようになっており、運搬可能物品用キャリアが薄線で示
された走行レール部材上にて移送されるようになっている。
【図2】 図1の搬送用異形材および異形材型走行レールが、結合されていない別体とな
っているものを示す図。
【図3】 別体の走行レール部材を搬送用異形材配列に浮遊状態で装着した状態を示す側
面図であり、運搬可能物品用キャリアがそれに案内されるようになっている。
【図4】 図3に対応する側面面であり、搬送ルートに沿って順次搬送される2つの走行
レール部材間のジョイントも示されている。
【図5】 走行レール配列および浮遊状態で装着された走行レール部材を有する搬送ルー
トを上から見た模式図である(図1の配置とは対照的に、本図の走行レール部材
は搬送用異形材配列を超えて横方向に突出し、上から見えるようになっている)
【図6】 搬送用異形材に設けられる走行レール部材の変形例を示し、駆動チェーンの形
態の駆動ベルトを有する。
【図7】 図2に示すものの代りに搬送用異形材に設けられる走行レール部材の更に別の
変形例を示し、少なくとも1つの摩擦部材を備えた駆動チェーンの形態の駆動ベ
ルトを有する。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの搬送ルート(2)に沿って搬送可能物品を
    移送するための搬送装置、特に高架搬送装置であって、該搬送ルートに沿って延
    び、搬送可能物品キャリア(8)を案内するための走行レール配列(6)を有す
    る搬送用異形材配列(4,4a,4b)を具備してなり、該走行レール配列の少
    なくとも1個の走行レール(6)が搬送用異形材配列(4,4a,4b)とは別
    体の走行レール部材(6)として設計され、該搬送用異形材配列に対し浮遊状態
    で装着され、少なくとも或る区域において、該搬送用異形材配列に対して移動す
    ることにより長さの変化を補償し得るようになっていることを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 該走行レール部材(6)が、該搬送用異形材配列の隣接する
    搬送用異形材(4a,4b)間の少なくとも1個の伸縮継手(18)を掛け渡し
    ていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 該搬送用異形材配列(4,4a,4b)に装着された該走行
    レール部材(6)が、少なくとも1つの自由端部(52)を有し、これが該搬送
    用異形材配列に対して移動可能となっていて該走行レール部材(6)および/又
    は該搬送用異形材配列の少なくとも1つの搬送用異形材(4a,4b)の長さの
    変動、特に温度による長さの変動を補償し得るようになっていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 該自由端が、搬送可能物品キャリア(8)のためのコーナー
    転回偏向ドラム(56)の領域、又は搬送可能物品キャリア(8)を第1の搬送
    ルートから第2の搬送ルートへ移送させるための搬送配列の領域に配置されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 該走行レール部材(6)が少なくとも1つの第1の係止部(
    60)を有し、これが関連する搬送用異形材配列(4,4a,4b)の第1の係
    合部(58)と嵌合されるか又は嵌合できるようにされており、これら第1の係
    止部(60)および第1の係合部(58)が上記走行レール部材(6)と搬送用
    異形材配列(4,4a,4b)との間の相対的移動、特に温度により誘起される
    移動を制限するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    の搬送装置。
  6. 【請求項6】 該走行レール部材(6)が搬送用異形材配列(4,4a,4
    b)に対し、正確な1つの装着位置(51)にて局所的に変位できないようにし
    て固定されているか又は固定できるようにされていることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 該走行レール部材(6)が少なくとも1つの第2の係止部(
    28,30)を有し、これが関連する搬送用異形材配列(4,4a,4b)の第
    2の係合部(32,34)と嵌合されているか又は嵌合できるようにされている
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 該第2の係止部(28,30)および第2の係合部(32,
    34)が該走行レール部材(6)を搬送用異形材配列(4,4a,4b)に嵌合
    させるものであることを特徴とする請求項7記載の搬送装置。
  9. 【請求項9】 嵌合された該走行レール部材(6)が、該搬送用異形材配列
    (4,4a,4b)の関連部位(40)と下方で係合する底部係合部材(38)
    により離脱しないよう固定されているか又は固定できるようにされていることを
    特徴とする請求項8記載の搬送装置。
  10. 【請求項10】 該走行レール部材が、走行レールに沿って案内され搬送可
    能物品キャリアに沿って搬送するのに使用される駆動ベルト、特に摩擦ベルトの
    ための一体化された案内部を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
    かに記載の搬送装置。
  11. 【請求項11】 該走行レール部材が、走行レール(6)に沿って案内され
    、かつ、搬送可能物品キャリア(8)に沿って搬送するのに使用される駆動ベル
    ト、特に摩擦ベルト(46)のための別体の案内部材(44)を固定するための
    一体化された固定機構(42)を有することを特徴とする請求項1ないし9のい
    ずれかに記載の搬送装置。
  12. 【請求項12】 搬送ルートの少なくとも或る区域において、搬送用異形材
    配列(4,4a,4b)が、走行レール配列(6)に対して搬送可能物品キャリ
    ア(8)が走行位置から外れて傾斜するのを防止するため、および/又は搬送可
    能物品キャリアが走行レール配列(6)から落下するのを防止するための保持機
    構(10,10a,10b)を有し、該保持機構(10,10a,10b)が少
    なくとも1個の保持用異形材部材(10,10a,10b)を具備してなり、こ
    れが上記搬送用異形材配列(4,4a,4b)および走行レール配列(6)とは
    別体となっていて、かつ、搬送用異形材配列(4,4a,4b)に対し着脱自在
    に固定され、特に浮遊状態で装着されていることを特徴とする請求項1ないし1
    1のいずれかに記載の、又は請求項1の序文部分に従うところの搬送装置。
  13. 【請求項13】 該保持用異形材部材(10,10a,10b)が、請求項
    1ないし11のいずれかに記載の該走行レール部材(6)の少なくとも1つの特
    徴を有することを特徴とする請求項12記載の搬送装置。
  14. 【請求項14】 該保持用異形材部材(10,10a,10b)が、搬送用
    異形材配列(4,4a,4b)に掛け止めされているか又は掛け止めできるよう
    にされていることを特徴とする請求項12又は13記載の搬送装置。
  15. 【請求項15】 駆動ベルトとして、駆動チェーン(246)が用いられ、
    これが嵌合して駆動され、摩擦係止により搬送ルート(2)沿いに搬送可能物品
    キャリア(8)に沿って搬送する少なくとも1個の摩擦部材(249)を具備す
    ることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の、又は請求項1の序
    文部分に従うところの搬送装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載の搬送装置のための
    搬送用異形材部材であって、関連する走行レール部材(6)および/又は関連す
    る保持用異形材部材(10)を搬送用異形材部材(4)に着脱自在に固定するこ
    とができ、特に、浮遊状態で装着することができ、好ましくは請求項1ないし1
    5のいずれかに記載の搬送用異形材配列の特徴を有することを特徴とする搬送用
    異形材部材。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし15のいずれかに記載の搬送装置のための
    走行レール部材であって、関連する搬送用異形材(4)に対し着脱自在に固定す
    ることができ、特に、浮遊状態で装着することができ、好ましくは請求項1ない
    し15のいずれかに記載の走行レール部材の特徴を有することを特徴とする走行
    レール部材。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし15のいずれかに記載の搬送装置のための
    保持用異形材部材であって、関連する搬送用異形材部材(4)に対し着脱自在に
    固定することができ、特に、浮遊状態で装着することができ、好ましくは請求項
    1ないし15のいずれかに記載の保持用異形材部材の特徴を有することを特徴と
    する保持用異形材部材。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし15のいずれかに記載の搬送装置のための
    1組の構造部材であって、請求項16記載の少なくとも1個の搬送用異形材部材
    (4)と、請求項17記載の少なくとも1個の走行レール部材(6)および/又
    は請求項18記載の少なくとも1個の保持用異形材部材(10)とを具備してな
    ることを特徴とする1組の構造部材。
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