JP2002517323A - キー複製機械 - Google Patents

キー複製機械

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JP2002517323A JP2000553243A JP2000553243A JP2002517323A JP 2002517323 A JP2002517323 A JP 2002517323A JP 2000553243 A JP2000553243 A JP 2000553243A JP 2000553243 A JP2000553243 A JP 2000553243A JP 2002517323 A JP2002517323 A JP 2002517323A
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Abstract

(57)【要約】 キー複製機械は、ハウジング１２と、ハウジング１２内に取り付けられた電気モータ１４と、キーブランク２０上にキーカット部分を形成し得るように前記電気モータ１４により作動される第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と、第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と係合する間、キーブランク２０を確実に且つ取り外し可能に取り付けるキーブランククランプアセンブリ２２と、その上に取り付けられたキーブランク２０が第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と所望の状態で係合するようにキーブランククランプアセンブリ２２を選択的に位置決めするキーブランク並進アセンブリ２４と、キーブランククランプアセンブリ２２に取り付けられたキーブランク２０に形成されたキーカット部分の深さを選択的に決定し得るように第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と作用的に協働するユーザ制御可能なタンブラーディスクアセンブリ５０とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の分野】
本発明は、全体としてキー複製機械に関する。
【０００２】
【発明の背景】
キー複製機械は周知である。これら機械は、所定のキーカットの組み合わせに
従ってキーブランクにキーカットを切り又はその他の方法で形成することを許容
する。伸縮式ピンと共に使用されるキーを形成することを含む、任意の型式のキ
ーブランクに実質的に任意の型式のキーカットを形成するキー複製機械が公知で
ある。
【０００３】
【発明の概要】
本発明は、特に、伸縮式ピンと共に使用される、キーを形成するのに有用な改
良されたキー複製機械を提供することを目的とする。
【０００４】 このように、本発明の１つの好ましい実施の形態に従って、ハウジングと、該
ハウジング内に取り付けられた電気モータと、キーブランク上にキーカット部分
を形成し得るように電気モータにより作動される第一及び第二の回転可能な機械
加工ヘッドと、第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッドと係合する間、キーブ
ランクを確実に且つ除去可能に取り付けるキーブランククランプアセンブリと、
その上に取り付けられたキーブランクが第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッ
ドと所望の状態で係合するようにキーブランククランプアセンブリを選択的に位
置決めするキーブランク並進アセンブリと、キーブランクのクランプ止めアセン
ブリに取り付けたキーブランクに形成されたキーカット部分の深さを選択的に決
定し得るように第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッドと作用的に協働するユ
ーザ制御可能なタンブラーディスクアセンブリとを備えるキー複製機械が提供さ
れる。
【０００５】 本発明の１つの好ましい実施の形態によれば、ユーザ制御可能なタンブラーデ
ィスクアセンブリは、全体として水平な軸線の周りを回転可能な複数の隣接する
ディスクを備え、各ディスクの回転方向が対応するキーカット部分の深さを決定
する。
【０００６】 更に、本発明の１つの好ましい実施の形態によれば、ユーザ制御可能なタンブ
ラーディスクアセンブリは、各ディスクから半径方向外方に伸びて、これにより
ユーザが各ディスクを水平軸線の周りで個々に回転可能に位置決めすることを許
容するユーザ係合可能なハンドルをも備えている。
【０００７】 更に、本発明の１つの好ましい実施の形態によれば、キーブランク並進アセン
ブリは、キーカット部分を形成することに伴う屑がその上に溜まって、キーブラ
ンククランプアセンブリの並進を邪魔しないように第一及び第二の機械加工ヘッ
ドの下方に配置されたガイドワイヤーを備えている。好ましくは、キーブランク
並進アセンブリは、右手及び左手利きのユーザの双方に合うように方向決めする
ことができるようにする。
【０００８】 本発明は、添付図面と共に、以下の詳細な説明からより完全に理解し且つ認識
されよう。
【０００９】
【好ましい実施の形態の詳細な説明】
次に、本発明の１つの好ましい実施の形態に従った構造とされ且つ作用可能な
キー複製機械１０を図示する図１乃至図３を参照する。
【００１０】 キー複製機械１０は、ハウジング１２と、該ハウジング１２内に取り付けられ
た電気モータ１４（図３）と、キーブランク２０の上にキーカット部分を形成し
得るように電気モータ１４によりそれぞれ作動される第一及び第二の回転可能な
機械加工ヘッド１６、１８（図２）とを備えることが好ましい。
【００１１】 第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と係合する間、キーブラ
ンク２０を確実に且つ除去可能に取り付けるためキーブランククランプアセンブ
リ２２が設けられている。その上に取り付けられたキーブランク２０が第一及び
第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８と望ましいように係合するようにキ
ーブランククランプアセンブリ２２を選択的に位置決めすべくキーブランク並進
アセンブリ２４が設けられている。キーブランク並進アセンブリ２４はロッド２
６に沿って取り付けられることが好ましい。アセンブリ２４は、ロッド２６に沿
って並進し且つこの移動中、ガイドワイヤー２８により更に案内される。キーカ
ット部分を形成することに伴う屑がその上に溜まり且つキークランプ止めアセン
ブリ２２の並進を邪魔しないように第一及び第二の機械加工ヘッド１６、１８の
下方にガイドワイヤー２８が配置されている。
【００１２】 モータ１４は、ベルト３０（図３）又はその他の任意の適当な連結機構により
第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８に作用可能に接続されてい
る。ドリルビット３２（図２）が第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６
、１８の各々に取り付けられている。好ましくは、例えば、曲げた金属で出来た
遮蔽体３６はドリルビット３２により誤って負傷しないようユーザを保護するこ
とが好ましい。
【００１３】 キーブランククランプアセンブリ２２は、ノブ４０に接続されたクランプ止め
バー３８を備えることが好ましい。アセンブリ２２に形成された溝４２（図４に
最も良く図示）内にキーブランク２０を挿入する。ノブ４０を回すことにより、
クランプ止めバー３８はキーブランク２０をアセンブリ２２の溝４２内にクラン
プ止めし、これにより、キーカット部分を形成し得るようにキーブランク２０を
所定の位置に固定する。
【００１４】 キーブランク並進アセンブリ２４は、キーブランククランプアセンブリ２２を
全体として矢印４６の方向に向けて選択的に動かし（図１、図３及び図４）、第
一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、１８の何れかのドリルビット３２
に対してキーブランク２０を接触させ、ドリルビット３２がキーブランク２０に
適当なキーカット部分を形成するようにすることが好ましい。ばね負荷式である
ことが好ましい機構４４は右手及び左手利きのユーザの双方に合うように方向決
めすることのできるハンドル４８を備えている。例えば、図２から、ハンドル４
８は右方向に向けて伸び、このことは右手利きの人に適していることが分かる。
ハンドル４８は容易に取り外し且つ左方向に向けて伸びるように再度取り付ける
ことができ、このことは左手利きの人が使用するのに適している。
【００１５】 キーブランククランプアセンブリ２２に取り付けられたキーブランク２０に形
成されるキーカット部分の深さを選択的に決定するためユーザ制御可能なタンブ
ラーディスクアセンブリ５０が第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド１６、
１８と作用可能に関係している。
【００１６】 本発明の１つの好ましい実施の形態に従って、ユーザ制御可能なタンブラーデ
ィスクアセンブリ５０は全体として水平軸線５４の周りを回転可能な複数の隣接
するディスク５２を備え、各ディスク５２の回転方向が対応するキーカット部分
の深さを決定する。好ましくは、ユーザ係合可能なハンドル５６は各ディスク５
２から半径方向外方に伸びて、これにより、ユーザが水平軸線５４の周りで各デ
ィスク５２を個々に回転可能に位置決めすることを許容するようにする。
【００１７】 図４にてより明確に理解し得るように、ディスク５２は、所望のキーカット部
分の異なる深さに対応する（必ずしも等しい必要はない）異なる深さにて形成さ
れた複数の切欠き５８を有している。ピン６０がキーブランククランプアセンブ
リ２２から突き出し且つディスク５２に対して当接し得るようにされている。ピ
ン６０がディスク５２に対して停止する前に、矢印４６の方向に動く距離は特別
なディスク５２の回転可能な位置により決定される。このように、ユーザが一度
び的確なディスク５２を水平軸線５４の周りで回転させて、所望のキーカット部
分の組み合わせに従った正確な位置に動かしたならば、ピン６０は、ディスク５
２に対して当接する前にある距離だけ全体として直線状に並進する。矢印４６の
方向への並進量は所望のキーカット部分の深さである。このように、ディスク５
２の各々は、その的確な位置に回転され、所望の複数のキーカット部分がキーブ
ランク２２に容易に形成される。
【００１８】 本発明は特に図示し且つ上述したものに限定されるものではないことが当業者
に理解されよう。本発明の範囲は、上述した特徴の組み合わせ及び補助的な組み
合わせ並びに従来技術には存在しない、上記の説明を読むことにより当業者に案
出されるであろうその改変例及びその変更例の双方を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の１つの好ましい実施の形態に従った構造とされ且つ作用可能なキー複
製機械の簡略化した図解図である。
【図２】 図１のキー複製機械の正面図である。
【図３】 図２の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った図１及び図２のキー複製機械の簡略化した断
面図である。
【図４】 キー複製機械のユーザ制御可能なタンブラーディスクアセンブリの簡略化した
拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ハウジング（１２）と、 該ハウジング（１２）内に取り付けられた電気モータ（１４）と、 キーブランク（２０）の上にキーカット部分を形成し得るように前記電気モー
    タ（１４）により作動される第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド（１６、
    １８）と、 該第一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド（１６、１８）と係合する間、キ
    ーブランク（２０）を確実且つ取り外し可能に取り付けるキーブランククランプ
    アセンブリ（２２）と、 取り付けられたキーブランク（２０）が前記第一及び第二の回転可能な機械加
    工ヘッド（１６、１８）と所望の状態で係合するように前記キーブランククラン
    プアセンブリ（２２）を選択的に位置決めするキーブランク並進アセンブリ（２
    ４）とを備えるキー複製機械（１０）において、 前記キーブランククランプアセンブリ（２２）に取り付けられたキーブランク
    （２０）に形成されたキーカット部分の深さを選択的に決定し得るように前記第
    一及び第二の回転可能な機械加工ヘッド（１６、１８）と作用的に協働するユー
    ザ制御可能なタンブラーディスクアセンブリ（５０）を備えることを特徴とする
    キー複製機械。
  2. 【請求項２】 請求項１によるキー複製機械（１０）において、前記ユーザ
    の制御可能なタンブラーディスクアセンブリ（５０）が、全体として水平軸線（
    ５４）の周りを回転可能な複数の隣接するディスク（５２）を備え、各ディスク
    （５２）の回転可能な方向が対応するキーカット部分の深さを決定することを更
    に特徴とするキー複製機械。
  3. 【請求項３】 請求項１によるキー複製機械（１０）において、前記ユーザ
    制御可能なタンブラーディスクアセンブリ（５０）が、各ディスク（５２）から
    半径方向外方に伸びて、これにより、ユーザが前記水平軸線の周りで各ディスク
    （５２）を個々に回転可能に位置決めすることを許容するユーザ係合可能なハン
    ドル（５６）を備えることを更に特徴とするキー複製機械。
  4. 【請求項４】 請求項１によるキー複製機械（１０）において、前記キーブ
    ランク並進アセンブリ（２４）が、前記キーカット部分の形成に伴う屑がその上
    に溜まり且つ前記キーブランククランプアセンブリ（２２）の並進を邪魔しない
    ように前記第一及び第二の機械加工ヘッド（１６、１８）の下方に配置されたガ
    イドワイヤー（２８）を備えることを更に特徴とするキー複製機械。
  5. 【請求項５】 請求項１によるキー複製機械（１０）において、前記キーブ
    ランク並進アセンブリ（２４）が右手及び左手利きのユーザの双方に合うように
    方向決めすることができることを更に特徴とするキー複製機械。
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