JP2002517191A - ヒトプロテインcポリペプチド - Google Patents

ヒトプロテインcポリペプチド

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フアン・リファ
ラルフ・メリディス・リッギン
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Abstract

(57)【要約】 短縮された重鎖を持つ、単離されたヒトプロテインCポリペプチドが記載される。単離されたポリペプチドは、野生型ヒトプロテインCの生物学的活性を保持する。このポリペプチドは血管閉塞疾患、凝固性亢進状態、血栓症疾患、及び、血栓症の素因を作る疾病状態の処置において有用であろう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はヒト医薬の分野に属する。具体的には、短縮された重鎖を持つ単離さ
れたヒトプロテインCポリペプチド、このヒトプロテインCポリペプチドを使用
する方法、及び、このヒトプロテインCポリペプチドの医薬組成物に関する。
【0002】 プロテインCは、ビタミンK依存性セリンプロテアーゼ、そして、天然に存在
する抗凝固物質であり、凝固カスケード中の第Va因子及び第VIIIa因子を不活性
化することにより血管の恒常性の調節に役割を果たす。ヒトプロテインCは主と
して肝臓において、461個のアミノ酸残基からなる一本鎖ポリペプチドとして作
られる。この前駆体分子は、 1)42個のアミノ酸からなるシグナル配列の切断; 2)分子の2本鎖形を形成するための、一本鎖酵素前駆体からの156位のリジン残
基及び157位のアルギニン残基のタンパク質分解性除去(即ち、155アミノ酸残基
からなる軽鎖がジスルフィド結合を介して、262アミノ酸残基のセリンプロテア
ーゼを含む重鎖に結合); 3)軽鎖の最初の42個のアミノ酸中に集中する9つのグルタミン酸残基のビタミ
ンK依存性カルボキシル化。それにより9個のγ-カルボキシグルタミン酸残基が
生じる;そして、 4)4つの部位での炭水化物付加(1つは軽鎖中、3つは重鎖中で); を含む複数の翻訳後修飾を受ける。最終的に、循環する2本鎖酵素前駆体は、活
性化プロテインC(aPC)を産生する循環する酵素前駆体の活性化ペプチド(残
基158から169)を切断するトロンビン/トロンボモジュリン複合体の作用により活
性化される。
【0003】 他のタンパク質と共に、aPCは血液凝固の恐らく最も重要なダウンレギュレ
ーターとして機能する。従って、プロテインC酵素系は、抗凝固の主要な生理的
機能を表す。
【0004】 プロテインCの恒常性の調節における重大な役割は、異型接合欠損、プロテイ
ンC耐性(例えば、ありふれた第V因子Leiden変異)、及び、未処置の同型接合体
プロテインC欠損の致命的な結末における血栓症の割合の増加において例示され
る。血漿由来、及び、組換えの両方のヒト活性化プロテインCが静脈性、及び、
動脈性血栓症の両方の種々の動物モデルにおいて、有効で、安全な抗血栓剤であ
ることが示された。近頃の臨床試験におけるプロテインCは、敗血症に伴う播種
性血管内凝固等のプロテインC欠損、及び、微小血管血栓症の処置を含むヒトの
血栓症疾病において有効であることが示された。
【0005】 残念なことに、プロテインCの活性化の間、重鎖のC末端が切断され、それに
より蛋白質の構造が変化し、それによって、より精密でも簡潔でもない医薬製剤
となるかもしれない。発明者らは、このaPCの短縮された形体が、生物学的に
活性であることを発見した。従って、本発明は短縮された重鎖を有する単離され
たaPCポリペプチド、このポリペプチドを優先的に調製する方法、及び、その
薬剤としての使用を提供する。
【0006】 本発明は軽鎖、及び、短縮された重鎖を含む、単離されたヒトプロテインCポ
リペプチドであって、該ポリペプチドが配列番号1であるものを提供する。
【0007】 本発明はさらに、短縮された重鎖を有する単離されたヒトプロテインCポリペ
プチドをコードする組換えDNA分子であって、該DNA分子が配列番号2であ
るものを提供する。
【0008】 本発明はさらに、処置を必要とする患者における血栓症疾病を処置する方法で
あって、該患者に短縮された重鎖を有する単離されたヒトプロテインCポリペプ
チドの医薬的に有効な量を投与することを含む方法を提供する。
【0009】 短縮された重鎖を有する単離されたヒトプロテインCポリペプチドを製造する
方法、及び、態様もまた本発明の態様である。
【0010】 開示され、特許請求されるように、本発明の目的のため、以下の用語は次のよ
うに定義される。
【0011】 組換え、若しくは、血漿由来のaPC、または、活性化プロテインC: aP
Cは好ましくはヒトプロテインCであるが、aPCにはまた、プロテインCの蛋
白質分解性、アミド分解性、エステル分解性、及び、生物学的(抗凝血、または
、前繊維素溶解)活性を有する他の種、または、誘導体が含まれ得る。プロテイ
ンC誘導体の例は、米国特許第5,453,373号、及び、米国特許第5,516,650号に記
載されており、該特許文献の全内容が本明細書の一部を構成する。
【0012】 APTT: 活性化部分トロンボプラスチン時間。
【0013】 HPC: ヒトプロテインC酵素前駆体。
【0014】 r-hPC: 原核細胞、真核細胞、または、トランスジェニック動物で産生
された組換えヒトプロテインC酵素前駆体。
【0015】 r-aPC: r-hPCをイン・ヴィトロで活性化することにより、または、
原核細胞、真核細胞、若しくは、トランスジェニック動物[WO第97/20043号]か
らの活性化形体のプロテインCの直接の分泌により、産生される組換えヒト活性
化プロテインCであり、例えば、ヒト腎臓293細胞からの酵素前駆体としての
分泌後、米国特許第4,981,952号で説明される当業者に周知の技術により精製、
及び、活性化されることを含む。米国特許第4,981,952号に教示される全内容が
本明細書の一部を構成する。
【0016】 酵素前駆体: 該用語は分泌された、不活性の形体の、1本鎖、または、2本鎖
のプロテインCを指す。
【0017】 短縮された重鎖: 4個のC末端アミノ酸が切断されたプロテインCの重鎖を
指す。ヒト活性化プロテインCでは、短縮された重鎖には、配列番号1に示され
るように、アミノ酸残基170〜415が含まれる。
【0018】 軽鎖: プロテインCの軽鎖を指す。ヒト活性化プロテインCには、軽鎖はア
ミノ酸残基1〜155、または、C末端から1個、若しくは、それ以上のアミノ酸が
欠失されたポリペプチドが含まれる。
【0019】 血栓症疾患: 血管内の血塊の形成、若しくは、存在に関連する、または、そ
れにより起こる疾患。血栓症疾患には、これらに限定されるわけではないが、卒
中、心筋梗塞、不安定狭心症、血管形成術、若しくは、ステント配置(stent pla
cement)に続く突然の閉鎖、及び、末梢血管手術の結果としての血栓症を含む。
【0020】 血管閉塞疾患、及び、凝固性亢進状態: これらに限定されるわけではないが
、敗血症、播種性血管内凝固、電撃性紫斑病、重篤な外傷、生命の危険を伴う手
術、火傷、成人呼吸障害症候群、移殖、深静脈血栓症、ヘパリン誘導血小板減少
症、鎌状赤血球疾病、サラセミア、ウイルス性出血熱、血栓症血小板減少紫斑病
、及び、溶血性尿毒症症候群の疾患が含まれる。
【0021】 医薬製剤: 医薬剤として、投薬するのに適する製剤、または、溶剤。
【0022】 本明細書中の医薬的に有効な量は、哺乳動物における血栓症疾患を阻害するこ
とができる本発明の化合物の量を表す。本発明に基づき投与される化合物の特定
の用量はもちろん、投与される化合物、処置される特定の症状、及び、同様の考
慮すべき事柄を含む、その症例を取り巻く特定の状況により決定される。
【0023】 HPCの構造は翻訳後修飾の数のため、どちらかといえば複雑である。HPC
構造は軽鎖(残基1〜155)、及び、重鎖(残基158〜419)からなる。HPC分子は元
来419個のアミノ酸のポリペプチドとして発現されるが、細胞からの分泌前に蛋
白質のほとんどが、位置156〜157のLys-Argジペプチドの除去によりヘテ
ロダイマー形体に変換される。
【0024】 組換えヒトプロテインC(r-hPC)はその構造、及び、その複雑さの点でH
PCに類似している。r-hPCのr-aPCへの転換の間に、トロンビンが選択
的に活性化ドデカペプチド(残基158〜169)を切断する。しかしながら、発明者ら
は重鎖のC末端からまた、テトラペプチド(残基416〜419)も切断され、デス416
〜419aPCポリペプチドが形成される条件を発見した。発明者らはさらに、こ
のaPCの形体が生物学的に活性である(実施例1の表1参照)ことを発見し、そ
の単独、または、天然aPCと組み合せた医薬としての使用が導かれた。従って
、本発明は単離されたデス(416〜419)aPC、選択的にデス(416〜419)aPCを
製造する方法、及び、その薬剤としての使用を提供する。
【0025】 本発明はまた、短縮された重鎖を有するプロテインCを製造するのに使用する
DNA化合物を提供する。これらのDNA化合物は、野生型酵素前駆体プロテイ
ンCのプレプロペプチド配列とすぐ隣接して、その下流に、及び、それと同じ翻
訳リーディングフレーム内に位置して、ヒトプロテインCの軽鎖のコード配列を
含む。DNA配列はまた、プロテインC分子、活性化ペプチド、及び、プロテイ
ンC分子の短縮した重鎖の成熟の間にプロセスされるLys-Argジペプチド
をコードする。
【0026】 当業者は、遺伝子暗号の縮合のため、多様なDNA化合物が活性化プロテイン
Cポリペプチドをコードすることができることを認識するであろう。米国特許第
4,775,624号(該特許文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する)には
、野生型のヒトプロテインC分子をコードするDNA配列が開示、及び、特許請
求される。本明細書に記載されるポリペプチドを正確にコードする他のDNA配
列を構築するのに、どのようなDNA配列における変化を用いることができるか
を当業者であれば容易に決定することができるが、本発明は特定のDNA配列に
限定されない。従って、以下に記載される本発明の好ましいDNA化合物、ベク
ター、及び、形質転換体は単なる例示であって、発明の範囲を限定するものでは
ない。
【0027】 本発明のDNA化合物は、ヒトプロテインC遺伝子の部位特異的突然変異誘導
により製造することができる。培養物を得、プラスミドを慣用の技術を用いて単
離した後、直接、短縮された重鎖を有するプロテインCの産生のため、真核宿主
細胞にトランスフェクトすることができる。GBMT転写調節単位に見られるB
Kエンハンサーが、E1Aの存在下で最も効率的に発現を増幅するように機能す
るので、プラスミドをアデノウイルスE1A極初期遺伝子産物を発現する宿主細
胞へトランスフェクトすることが好ましい。GBMT転写調節単位は、米国特許
第5,573,938号、及び、欧州特許公開第91301451.0号により完全に記載される。
該特許文献に開示される全内容は本明細書の一部を構成する。当業者であれば、
巨大なDNAウイルスの極初期遺伝子産物を多数の宿主細胞が発現すること、ま
たは、多数の宿主細胞をそれを発現するようにすることができることを認識する
であろう。本発明のヒトプロテインC誘導体の発現に最も好ましいセルラインは
、米国特許第4,992,373号に開示されるヒト腎293セルラインである。該特許
文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する。セルラインにおける発現
の後、誘導体を細胞培養物上清から、米国特許第4,981,952号の方法を用いて精
製する。該特許文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する。
【0028】 本発明のDNA配列は化学的に、または、制限断片を結合することにより、ま
たは、当分野において公知の技術の組合わせにより合成することができる。DN
A合成装置が利用可能であり、本発明のDNA化合物を構築するのに用いること
ができる。
【0029】 本発明の例示的なベクターは、コード配列の転写をアデノウイルス後期プロモ
ーターにより刺激するように、GBMT転写ユニットを位置させることを含む。
当業者は多数の真核性プロモーター、エンハンサー、及び、発現ベクターが当分
野において公知であり、本発明のプロテインC誘導体を産生するのに使用できる
ことを理解する。当業者はまた、真核性発現ベクターが、エンハンサー要素なし
で機能することができることを理解する。本発明の主要な局面は、新規DNA配
列、及び、これらの配列から作られる対応する短縮された重鎖を有するaPCに
帰する。
【0030】 代りに、本明細書中の活性化プロテインCポリペプチドは、活性化プロテイン
Cを、重鎖のC末端からテトラペプチド(残基416〜419)を切断するために、トロ
ンビンと反応させることにより製造してもよい。付加的な切断は、aPCを一般
に10分から3〜5時間の延長された時間、当分野において認められる条件下でトロ
ンビンに曝露することにより達成される。r-aPCをトロンビンで処置するこ
とにより、または、真核細胞からの直接発現によって製造されるaPCポリペプ
チドは、aPCと類似の活性を有する。従って、短縮された重鎖を有するaPC
は、敗血症、播種性血管内凝固、電撃性紫斑病、重篤な外傷、生命の危険を伴う
外科手術、火傷、成人呼吸障害症候群、移殖、深血管血栓症、ヘパリン誘導血小
板減少、鎌状赤血球疾病、サラセシア、ウイルス性出血熱、血栓性血小板減少紫
斑病、及び、溶血性尿毒症、同じく、心筋梗塞、及び、卒中等の血栓症が素因と
なる血栓症疾患、並びに、疾病状態を含むプロテインC欠損、血管閉塞疾患、及
び、凝固性亢進状態を短縮された重鎖を有する単離されたヒトプロテインCポリ
ペプチドを投与することにより処置する代償療法において有効である。
【0031】 本発明の別の態様は、血栓症疾患を処置する方法であって、処置を必要とする
患者に医薬的に有効な量の、短縮された重鎖を持つ単離されたヒトプロテインC
ポリペプチドを、抗血小板剤と組み合わせて投与することを含む方法である。
【0032】 本発明の別の態様は、敗血症を処置する方法であって、処置を必要とする患者
に医薬的に有効な量の、短縮された重鎖を持つ単離されたヒトプロテインCポリ
ペプチドを、細菌への浸透を増加する蛋白質と組み合わせて投与することを含む
方法である。
【0033】 短縮された重鎖を持つ単離されたヒトプロテインCポリペプチドを、aPCと
同様の方法により、医薬的に許容される希釈剤と共に製剤することができる。好
ましくはショ糖等の糖、塩、及び、クエン酸緩衝液を含む。好ましくは、aPC
は5.5〜6.5のpHで調製する。一般に、本明細書中に記載のaPC誘導体の医薬
的用量は天然aPCと同等であり、好ましくは0.01mg/kg/時間から0.05mg
/kg/時間である。
【0034】 以下の製造例、及び、実施例は単なる例示である。当業者であれば、組換えプ
ロテインCのその他の製造方法、及び、活性化方法があることを認識するであろ
う。
【0035】 製造例1 ヒトプロテインCの製造 組換えヒトプロテインC(r-hPC)をヒト腎臓293細胞中で、例えば米国
特許第4,981,952号に述べられるような当業者に周知の技術により製造する。該
特許文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する。ヒトプロテインCを
コードする遺伝子は米国特許第4,775,624号に開示され、特許請求されている。
該特許文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する。ヒトプロテインC
を293細胞において発現するのに用いたプラスミドは米国特許第4,992,373号
、及び、米国特許第5,661,002号に開示されているプラスミドpLPCである。
該特許文献に教示される全内容が本明細書の一部を構成する。プラスミドpLP
Cの構築はまた欧州特許公開第0445939号、及び、Grinnellら(1987年)Bio/Techn
ology、第5巻、第1189〜1192頁にも記載され、これらに教示される全内容も本明
細書の一部を構成する。簡単に言うと、該プラスミドを293細胞にトランスフ
ェクトした後、安定な形質転換体を同定し、無血清培地において二次培養し、生
育させる。培養後、細胞を含有しない培地をミクロフィルター濾過により得る。
【0036】 ヒトプロテインCは、米国特許第4,981,952号(教示される全内容が本明細書の
一部を構成する)の技術を適用することにより培養液より分離する。清澄化した
培地は、4mM EDTAとした後、陰イオン交換樹脂(Fast-FlowQ,Pharmacia)に
吸着させる。4カラム容量の20mM Tris、200mM NaCl(pH7.4)、及
び、2カラム容量の20mM Tris、150mM NaCl(pH7.4)で洗浄した後
、結合した組換えヒトプロテインC酵素前駆体を20mM Tris、150mM N
aCl、10mM CaCl2(pH7.4)で溶出する。溶出されたタンパク質のSD
S-ポリアクリルアミドゲル電気泳動による溶出後の純度は、95%より大きい。
【0037】 さらなるタンパク質の精製は、タンパク質を3M NaClとした後、20mM
Tris、3M NaCl、10mM CaCl2(pH7.4)で平衡化した疎水性相互
作用樹脂(Toyopearlフェニル650M,TosoHaas)に吸着させることにより達成する
。2カラム容量のCaCl2を含まない平衡化緩衝液で洗浄した後、組換えヒトプ
ロテインCを20mM Tris(pH7.4)で溶出する。溶出したタンパク質から残
存カルシウムを除くことにより活性化に備える。組換えヒトプロテインCを、カ
ルシウムを除くため金属アフィニティーカラム(Chelex-100,Bio-Rad)に通し、再
び陰イオン交換体(Fast FlowQ,Pharmacia)に吸着させる。これら両方のカラムは
連続して配置され、20mM Tris、150mM NaCl、5mM EDTA(pH
6.5)で平衡化する。タンパク質を載せた後、Chelex-100カラムを系から外す前に
、1カラム容量の同じ緩衝液で洗浄する。陰イオン交換カラムを3カラム容量の平
衡緩衝液で洗浄した後、0.4M NaCl、20mM Tris酢酸(pH6.5)で溶出
する。組換えヒトプロテインC、及び、組換え活性化プロテインC溶液のタンパ
ク質濃度をUV280nm吸光度E0.1%=各々、1.81または1.85で測定する。
【0038】 製造例2 組換えヒトプロテインCの活性化 ウシトロンビンを、50mM HEPES(pH7.5)の存在下、4℃で活性化CH-
セファロース4B(Pharmacia)に結合する。結合反応は、前もってカラムに詰め
られた樹脂に対して、およそ5000ユニット トロンビン/mL樹脂を使用して行う
。トロンビン溶液をおよそ3時間カラムに循環させた後、MEAを0.6ml/lの
濃度で循環溶液に添加する。樹脂上の未反応アミンの完全なブロックを保証する
ため、MEA含有溶液をさらに10〜12時間循環させる。ブロックに続いて、トロ
ンビン結合樹脂を10カラム容量の1M NaCl、20mM Tris(pH6.5)で、
全ての非特異的結合タンパク質を除くため洗浄し、活性化緩衝液で平衡化した後
、活性化反応において使用する。
【0039】 精製r-hPCを5mM EDTAとし(残存するカルシウムを全てキレート化す
るため)、20mM Tris(pH7.4)、または、20mM Tris酢酸(pH6.5)
で2mg/mlの濃度に希釈する。この材料を、37℃で50mM NaCl、及び、2
0mM Tris(pH7.4)、または、20mM Tris酢酸(pH6.5)の一方で平
衡化したトロンビンカラムに通す。流速は、r-hPCとトロンビン樹脂の間の
接触時間がおよそ20分となるように設定する。流出物を集め、即座にアミド分解
性について分析する。もし材料が、確立された標準aPCに匹敵する特異的活性
(アミド分解性)を有していなければ、完全にr-hPCを活性化するため、それ
を再度トロンビンカラムに循環させる。これに続いて、次の製造工程に進むまで
の間、aPCをより低い濃度に保つため上述のように7.4〜6.0の間のいずれかの
値のpHを有する(自己消化を防ぐため、低いpHの方が好ましい)20mMバッフ
ァーによる材料の1:1溶出を行う。
【0040】 浸出したトロンビンのaPC材料からの除去は、aPCを150mM NaClを
含む活性化バッファー(20mM Tris(pH7.4)または好ましくは20mM Tr
is酢酸(pH6.5)のどちらか一方)で平衡化した陰イオン交換樹脂(Fast-FlowQ,
Pharmacia)に結合することにより達成する。トロンビンはこの条件下で陰イオン
交換樹脂と反応せず、カラムを通過し、試料適用流出物中に出る。aPCを一旦
、カラムに載せたら、2〜6カラム容量の20mM平衡化緩衝液で洗浄し、結合した
aPCを、5mM Tris酢酸(pH6.5)または20mM Tris(pH7.4)のど
ちらかの0.4M NaCl液を用いたステップ勾配で溶出する。より多い容量によ
るカラムの洗浄によって、より完全なドデカペプチドの除去が促進された。
【0041】 活性化プロテインCの抗凝血活性を、活性化部分トロンボプラスチン時間(A
PTT)凝固分析でその凝固時間の延長を測定することにより決定した。標準曲
線を、そのプロテインC濃度が125〜1000ng/mLの範囲にわたる希釈緩衝液(1
mg/mL放射免疫分析グレードウシ血清アルブミン[BSA]、20mM Tris
、pH7.4、150mM NaCl、0.02%NaN3)を作成し、試料をこの濃度範囲
のいくつかの希釈度で用意した。各試料を含むキュベットに、50μLの冷ウマ血
清、及び、50μLの再構成活性化部分トロンボプラスチン時間試薬(APTT試
薬、Sigma)を添加し、37℃で5分間インキュベートした。インキュベーション後
、50μLの適当な試料、または、スタンダートを各キュベットに添加した。基礎
凝固時間を決定するため、試料またはスタンダートに代えて希釈緩衝液を使用し
た。fibrometer(CoA Screener Hemostasis Analyzer,American Labor)のタイマ
ーは、各試料またはスタンダートに37℃で、50μlの30mM CaCl2を添加す
ると同時にスタートさせた。試料中の活性化プロテインC濃度は、標準曲線の線
形回帰方程式(linear regression equation)より計算する。ここで報告される凝
固時間は、標準曲線の試料も含めて、最低3回の実験の平均である。
【0042】 実施例1 デス416〜419活性化プロテインCの製造 aPCをデス416〜419aPCを製造するための出発材料として用いた。固定化
トロンビン樹脂(10mgトロンビン/ml CH-セファロース4B樹脂)を使用し
た。N-グリコシダーゼFをBoehringer Mannheimより得た。ウマ血清は、Animal
Technologies,Inc.(Tyler,TX)の製品である。活性化CHセファロース(登録商
標)は、Pharmacia Biotechより購入した。その他の全ての製剤はACS試薬グレ
ードであり、市販されていた。
【0043】 6mL量の固定化トロンビン樹脂を0.2ミクロンフィルター上に載せた。樹脂を
およそ5×20mLの40mM Tris緩衝液(pH7.02)で洗浄した。洗浄した固定
化トロンビン樹脂を、50mLのポリプロピレンバイアルに移し、12mLの2.67m
g/mL aPC溶液(45mLの40mM Tris緩衝液(pH7.02)中の120mg a
PC)の部分標本をバイアルに添加し、懸濁液の最終容量をおよそ21mLにTr
is緩衝液で調整した。懸濁液を環境温度で、不断に穏やかに攪拌しながらイン
キュベートした。10、25、50、100、160、及び、240分のインキュベーション時
間後に、3mLの懸濁液の部分標本をバイアルから取った。これらの部分標本を2
000RPM(ICE CRU-5000遠心機)で1分間遠心し、上清を幾つかの1.5mLポリプロピ
レンバイアルに移した。これらのバイアルを直に、溶液を凍らせるために乾燥氷
冷槽に移した。同時に、固定化トロンビンを含まない脱活性化CH-セファロー
ス4B樹脂を用いて、コントロール試料を調製した。
【0044】 蛋白質濃度分析。 試料溶液の部分標本(150mcL)を、450mcLの40mM Tris緩衝液(pH
7.02)または試薬水で希釈した。試料細胞を2回、試料溶液で洗浄し、溶液のUV
吸収(λ=280nmにおける)を測定した。Tris緩衝液、または、試薬水をこ
の測定におけるブランクとして使用した。
【0045】 蛋白質ポリペプチド分布のためのLC/MS分析。 資料溶液のおよそ600mcLの部分標本を240mg尿素、88mcLの3M Tri
s緩衝液(pH=8.0)、及び、15mcLの50mg/mLジチオトレイトール溶液と
混合し、37℃で30分間インキュベートした。50mcLの50mg/mLヨードアセ
トアミド溶液を添加し、環境温度、暗中で30分間インキュベートすることにより
試料をアルキル化した。その後、試料を使い捨てのゲル濾過カラムで脱塩し、N
-グリコシダーゼFで脱糖化し、LC/MSで分析した。
【0046】 RP-HPLC分析。 解凍した300〜400マイクロリットルの部分標本を十分量の0.1%TFA溶液と
混合し、およそ1mg/mLの溶液を得た。この溶液を高濃度試料として用いた。
低濃度試料は、高濃度試料の50mcL部分標本を450mcLの0.1%TFA溶液と
混合することにより調製した。高濃度試料、及び、低濃度試料の各100マイクロ
リットル部分標本をHPLCシステムに注入した。
【0047】 APTT分析 自動化活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)CoaLab分析器で試料を分
析した。全ての試料を手動式ピペットで410ng、及び、420ng aPC/mLの
間の最終濃度に希釈した。303U/mgの一定の有効性のaPC参考標準を、この
分析で使用した。上述のように産生したデス(416〜419)aPCは、APTT分析
による測定で、天然aPCと同様な生物活性を有した。APTT抗凝固活性と、
デス416〜419aPCの割合の関係を表1に示す。デス416〜419aPCの割合は68
%にも上っても、実質的に天然aPCと同じ抗凝固活性を保持する。一般に、本
明細書中に記載の方法により製造されたaPCは約1%〜約25%のデス416〜419
aPCを含む。 表1
【配列表】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 1/19 C12N 9/64 Z 1/21 15/00 ZNAA 5/10 A61K 37/02 9/64 C12N 5/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽鎖、及び、短縮された重鎖を含む、単離されたヒトプロテ
    インCポリペプチド。
  2. 【請求項2】 該ポリペプチドが配列番号1に記載のものである、請求項1
    に記載のポリペプチド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のヒトプロテインCポリペプチドをコードす
    る組換えDNA分子。
  4. 【請求項4】 該DNA分子が配列番号2に記載のものである、請求項3に
    記載の組換えDNA分子。
  5. 【請求項5】 該ヒトプロテインCポリペプチドが活性化されている、請求
    項1に記載の単離されたヒトプロテインCポリペプチド。
  6. 【請求項6】 処置を必要とする患者における血栓症疾患、血管閉塞疾患、
    及び、凝固性亢進状態を処置する方法であって、該患者に医薬的に有効な量の請
    求項1に記載の短縮された重鎖を有する単離された活性化プロテインCポリペプ
    チドを投与することを含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の核酸を含むベクター。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の単離された核酸を含む宿主細胞。
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