JP2002516189A - ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法 - Google Patents

ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法

Info

Publication number
JP2002516189A
JP2002516189A JP2000536547A JP2000536547A JP2002516189A JP 2002516189 A JP2002516189 A JP 2002516189A JP 2000536547 A JP2000536547 A JP 2000536547A JP 2000536547 A JP2000536547 A JP 2000536547A JP 2002516189 A JP2002516189 A JP 2002516189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymeric
mold
prototype
cured
molded article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000536547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4292358B2 (ja
Inventor
マヘシュ アービンド コトニス
ブライアン ハインツ ククリース
ケネス ロバート フィリピーク
デビッド ダグラス シュワルティング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Original Assignee
Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH filed Critical Huntsman Advanced Materials Switzerland GmbH
Publication of JP2002516189A publication Critical patent/JP2002516189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292358B2 publication Critical patent/JP4292358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/40Plastics, e.g. foam or rubber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/3842Manufacturing moulds, e.g. shaping the mould surface by machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2863/00Use of EP, i.e. epoxy resins or derivatives thereof as mould material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2875/00Use of PU, i.e. polyureas or polyurethanes or derivatives thereof, as mould material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、モールドの製造方法であって、熱可塑性成形材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する少なくとも一つのポリマー性厚板材料を用意し、そして該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部を除去して、コンピューター援用設計に従って、成形される所望の成形品の反転像を形成することによる方法に関する。さもなくば本発明は、モールドの製造方法であって、少なくとも一つのポリマー性厚板材料を用意し、そして、コンピューター援用設計に従って、CNC機械加工により該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部を除去して、成形される所望の成形品の反転像を形成することによる方法である。本発明はさらに、原型または機能原型の製造方法、該方法から得られる原型および機能原型、並びに原型および機能原型の製造のためのポリマー性モールドに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ポリマー性モールドを使用する機能原型(functional prototype)
の作製方法に関する。該ポリマー性モールドは比較的低費用で、寸法が正確でか
つ素早く形成される。本発明は、素早い原型作製が成功のために欠かせない自動
車、玩具、消費者電気工業および生物医学装置のような産業における製品設計お
よび準備製造段階において特別な有益性を有する。
【0002】 原型とは製造される成形品の全体または構成要素の三次元像である。該原型は
実際の寸法にまたは一定の比率で縮小して作られ得る。青写真またはさらにコン
ピュータースクリーン上での三次元解釈に対する原型の利点は、実際の部材を手
に持ち、回しそして触ることができることである。製造する部材の複雑さが増加
するにつれて、その設計段階の間に成形品を目で検査する必要が増大する。初期
設計段階の間に原型を利用することの有意な利点が与えられるので、原型が不可
欠であると考えられる領域が増え続けているのは驚くべきことではない。
【0003】 原型部材を作製するための良く知られた手段は、積層したポリウレタンまたは
エポキシベースの模型厚板を利用する。該積層した厚板は木材の外見、触感およ
び一致性を有する。原型模型は、余分な厚板材料を切断および削り除去によって
作製される。該厚板は外部表面の特徴および詳細を表すことができる。そのよう
な系は比較的大きな成形品を検査するために特に有用である。積層した厚板から
の原型の作製は、多大な時間および経験を必要とする。
【0004】 非常に正確かつ詳細な原型を作製するためのもう一つの技術は立体リソグラフ
ィーである。三次元物体は、樹脂浴、照射源および移動性支持体を含む立体リソ
グラフ系において作製される。該移動性支持体は該樹脂浴内で垂直に移動するこ
とができる。該樹脂浴は、紫外線を受けたときに硬化可能である選択した高性能
樹脂を含む。該照射源は該樹脂浴の表面にそのエネルギーを向けて、樹脂の最上
層の領域を選択的に硬化する。 該照射源はコンピューターにより制御される。該コンピューターは、所望の物
体のコンピューター援用設計の解析に基づいて該照射源の移動および方向を決定
する。該コンピューターは、層毎の基礎(layer by layer basis)に基づいて該
所望の物体の輪郭を本質的に決定する。該コンピューターはその後該照射源を向
けて、各々の層の輪郭に従い、該最上層の領域を選択的に硬化する。各々の層が
完了すると、該移動性支持体は以前に硬化した層を該樹脂浴中に下げ、新しい樹
脂が該以前に硬化した層上を満たすことを可能にする。この操作は該所望の物体
が作製されるまで反復される。熱後硬化工程が通常、得られた硬化成形品に十分
な強度を与えるために必要とされる。
【0005】 同様な付加的な作製方法は融解付着モデリングであり、熱可塑性ワイヤ状フィ
ラメントを使用する。該フィラメントは融解され、そして送達ヘッドを通し層毎
の基礎に基づいて押し出される。該押出物は、コンピューター援用設計の層輪郭
に従う該送達ヘッドにより位置決めされる。層が付着させられるにつれて、プラ
ットホームは層化した押出物を支持するように下げられる。
【0006】 さらなる付加的な作製方法は三次元印刷である。三次元印刷は、耐熱性粉末の
ような粉末材料およびバインダ材料を使用する。三次元部材は、耐熱性粉末の薄
層にバインダを選択的に適用し、該粉末を一緒に粘着させることによって作製さ
れる。該層は、以前に議論した付加的な作製方法に類似した方法において、連続
的に形成される。
【0007】 弾道粒子(ballistic particle)製造は、層毎の基礎に基づいてワックス状材
料を付着させるインクジェット機構を使用して三次元物体を作製する。関連した
方法は、層の基礎に基づいて溶融金属を付着させるインクジェット機構を利用す
る。
【0008】 積層物品製造は、裁断されたシート材料の層を積層することによって三次元物
体を作製する。材料からなる積層シートはレーザーを使用して裁断される。シー
ト材料の連続した層は、熱接着剤を活性化する熱および圧力を使用して互いに接
着する。
【0009】 上記した作製方法は、実際の原型であって、それら自身のモールドでないもの
を作製するために利用されることができる。この理由のために、上記した全ての
作製方法は、一つの原型のみしか各々の組立サイクルから得られないという同じ
欠点を被る。 消失コアモールドが実際の部材のためのモールドを作製するために使用されて
いる。例えば、自動車産業は、製造費用を制御しつつ自動車における重量および
エネルギー消費を減少させるために、アルミニウムエンジン構成要素を増加して
使用している。しかし、慣用の鋳造についてのコアおよびモールドの作製および
組立機構は、鋳造されることができるデザインを制限していた。乾燥砂中に埋設
されたスチロフォーム模型が、熱金属がプラスチック発泡体を蒸発させたときに
金属鋳物となる消失発泡鋳造方法は、自動車会社が、現代の内燃エンジンのため
に必要とされる複雑な幾何形状を有するシリンダーヘッドの鋳造することを可能
にする。しかしながら、該発泡模型を作るためのツールを作製する費用は高価で
あり、そしてツールでの変更は相当な時間がかかる。
【0010】 加えて、少なくとも一つの会社が、自動車製造において使用するためのプラス
チック、セラミックおよび金属ツールを作製する低費用ツール作製機械および関
連した方法の開発を提案している。提案されたモーター・ビークル・ラピッド・
ツール・メーカー(MVRTM)は、熱可塑性材料またはセラミックもしくは粉
末金属のスラリーからなる“作製”材料の小滴を付着させるノズルを位置決めす
る精密プロッターを使用する。他のノズルは部材ブレーシングおよび精密な鮮明
度のための“支持”材料として働くワックスを付着させる。その後該モールドは
所望の高さに裁断され、そして該ワックスを融解する溶媒中に浸漬される。“作
製”材料の得られた模型はインベストメント鋳造法または焼結方法によって金属
ツールに転換される。
【0011】 ナショナル・リサーチ・カウンシル・オブ・カナダに譲渡された合衆国特許第
5,641,448号は、立体リソグラフィー系を使用する原型モールドの製造
方法を開示する。固体支持体が該原型モールドに備えられ、屈曲を防止する。加
えて、該モールドの内部表面は薄い金属コーティングで被覆される。該モールド
は、射出成形機に取り付けられて、比較的低圧で原型部材を作製する。モトロー
ラ・インコーポレイションに譲渡された合衆国特許第5,439,622号もま
た、立体リソグラフィーシステムを使用する原型モールドの作製方法を開示する
。フーバー・ユニバーサル・インコーポレイションに譲渡された合衆国特許第5
,458,825号は、素早い容器原型作製のための、立体リソグラフィーによ
り製造された吹込成形ツーリングの製造方法を開示する。ノーザン・テレコム・
リミテッドに譲渡された合衆国特許第5,562,846号は、立体リソグラフ
ィー系における、冷却路を有するモールド部材の製造方法を開示する。
【0012】 ゼネラル・モータース・コーポレイションに譲渡された合衆国特許第4,86
3,663号は、自動車構成要素部材の製造方法を開示する。所望の構成要素部
材のラフ模型は、複数の互いに噛み合う切断された硬質シート材料から組み立て
られる。前記互いに噛み合う切断された硬質シートによって定義された外面は、
シート材料で被覆される。得られた模型は、引き続く原型部材の製造のためのモ
ールドを製造するために使用されることができる。該モールドは得られた模型を
樹脂およびガラス繊維布で連続して層化することによって組み立てられる。
【0013】 ジョン・H・ユッチンソンに譲渡された合衆国特許第5,231,749号は
、内部および外部設計検証模型の製造方法に関する。該設計模型を製造するため
に使用される材料は、粘土、REN、木材、複合模型化合物、高密度発泡材およ
びガラス繊維を含む。
【0014】 ブルダー・ヘルスケア・コーポレイションに譲渡された合衆国特許第5,43
2,322号は、改良された加熱パッドおよびその製造方法に関する。該方法の
一つの態様において、加熱要素は、該要素上にポリマーを成形することにより、
外部有機ポリマーの連続層によって覆われている。モールドは複合ツーリング材
料であるREN−シェイプTM材料を使用して製作される。該モールドが製作され
た後、該加熱要素および関連した構成要素は該モールド中に置かれ、クランプ締
めされる。注型ポリウレタン組成物がその後該モールド中にポンプで送られて、
装置を封入する。該モールドは硬化後にクランプを外されて、オーバー成形され
た(overmolded)密封加熱パッドを除去する。
【0015】 進行中の研究努力にもかかわらず、多数の、寸法が正確で機能性の原型を作製
することができる系についての必要が存在する。該系は多数の設計変更を顕著な
時間遅延を伴わずに可能とするように柔軟でなければならない。加えて、該系は
好ましくは最終成形品を製造するに使用されるのと同じ材料を使用して原型を作
製するべきである。
【0016】 本発明は、モールドの製造方法であって、熱硬化性成形材料の溶融温度より低
いガラス転移温度を有する少なくとも一つのポリマー性厚板材料を用意し、そし
て該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部を除去して、コンピューター援用設計
に従って、成形される所望の成形品の反転像を形成することによる方法に関する
。好ましくは、該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部は高速CNC機械加工装
置を使用して除去される。該ポリマー性厚板材料は、硬化したポリウレタン形成
性(forming)組成物、または平均で分子当り1個以上のグリシジル基を有する
少なくとも一つのエポキシ樹脂を含む硬化した混合物であることができる。該熱
可塑性成形材料は好ましくは、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレンコポリマーおよびポリカーボネートからなる群より選択される。
【0017】 本発明のさらなる態様は、モールドの製造方法であって、少なくとも一つのポ
リマー性厚板材料を用意し、そしてコンピューター援用設計に従って、CNC機
械加工により該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部を除去して、成形される所
望の成形品の反転像を形成することによる方法である。好ましくは、該ポリマー
性材料は、前記モールド中に射出される熱可塑性成形樹脂の溶融温度より低いガ
ラス転移温度を有する。該ポリマー性厚板材料は、硬化したポリウレタン形成性
組成物、または平均で分子当り1個以上のグリシジル基を有する少なくとも一つ
のエポキシ樹脂を含む硬化した混合物であることができる。該熱可塑性成形材料
は好ましくは、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポ
リマーおよびポリカーボネートからなる群より選択される。
【0018】 本発明のさらなる態様は、原型の製造方法であって、選択したポリマー性成形
材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する硬化したポリマー性材料から作
製されたモールドを用意し、そして前記選択した溶融ポリマー性成形材料を、コ
ンピューター援用設計に従って前記モールド内に形成されたキャビティ中に射出
して原型を作製することによる方法である。本発明はさらに、この方法から得ら
れた原型に関する。
【0019】 本発明の他のさらなる態様は、原型の製造方法であって、硬化したポリマー性
材料から作製したモールドを用意し、そして選択した溶融成形材料を、CNC機
械加工により、コンピューター援用設計に従って、前記モールド内に形成された
キャビティ中に射出して原型を作製することによる方法である。本発明はさらに
この方法から得られた原型に関する。
【0020】 本発明の他のさらなる態様は、選択したポリマー性材料から造られる最終成形
品の機能原型の製造方法であって、選択したポリマー性成形材料の溶融温度より
低いガラス転移温度を有する硬化したポリマー性材料から作製されたモールドを
用意し、そして該最終成形品のための選択したポリマー性材料に実質的に同一で
ある該選択した溶融ポリマー性成形材料を、コンピューター援用設計に従って該
モールド内に形成されたキャビティ中に射出することによる方法である。本発明
はさらにこの方法から得られた機能原型に関する。
【0021】 本発明の他のさらなる態様は、選択したポリマー性材料から造られる最終成形
品の機能原型の製造方法であって、硬化したポリマー性材料から作製されたモー
ルドを用意し、そして該最終成形品のための選択したポリマー性材料に実質的に
同一である選択した溶融ポリマー性成形材料を、CNC機械加工により、コンピ
ューター援用設計に従って、該モールド内に形成されたキャビティ中に射出して
原型を作製することによる方法である。本発明はさらにこの方法から得られた原
型に関する。
【0022】 本発明はさらに、平均で分子あたり1個以上のグリシジル基を有する少なくと
も一つのエポキシ樹脂、エポキシ−イソシアナート組成物またはポリウレタン形
成性組成物を含む硬化したポリマー性材料から作製された、原型および機能原型
を製造するためのポリマー性モールドに関する。
【0023】 本発明は、多数の、寸法が正確でかつ機能性の原型の作製方法に関する。該原
型の特に好ましい製造方法は、射出成形系におけるポリマー性モールドの使用を
含む。以下の記載の第一の焦点は射出成形に関するけれども、当業者は、他の成
形系、例えば吹込成形も原型を作製するために適していることを認識するだろう
【0024】 射出成形は、ポリマー性材料の粒子が溶融するまで加熱される断続的な循環方
法である。溶融した材料はその後、それが凝固する密閉モールド中に押込められ
て、所望の成形品を形成する。該溶融した材料が凝固する方法は、射出する材料
の種類に依存する。熱可塑性材料は冷却により硬化し、一方熱硬化性材料は熱の
付加により凝固する。射出成形系は典型的に、混合部および融解部、融解したマ
スを射出するための手段、並びに成形部を含む。
【0025】 射出成形系内のモールドは、所望の成形品の反転像であるキャビティ部分を含
む。該モールドは慣用的に二つの部材で与えられ、圧力下で一緒にクランプ締め
される。開口部が、融解したマスをモールドのキャビティ中に導入するために該
モールドに備えられる。モールド設計は、溶融した材料がモールド中に導入され
るときに、空気の脱出を可能にするガス抜きを備えなければならない。
【0026】 モールド構成のために選択された材料は、射出成形作業に耐えることができな
ければならない。十分な温度および圧力が、成形製品が樹脂製造者の性能規格を
反映することを確実にするためにツール内で生じなければならない。射出および
パックの間に樹脂に適用されるおおよその可塑圧(plastic pressure)は、約8
274kPa(1200psi)ないし約137.9MPa(20,000ps
i)に変化する。
【0027】 ここでの使用のためのモールドは、所望の成形品の形状を解析するコンピュー
ター援用設計ソフトウェアパッケージを使用して設計される。該ソフトウェアプ
ログラムはその後該所望の成形品の反転像を計算し、そして所望によるガス抜き
、冷却溝および突出し溝の組み込みを可能にする。 原型は多くの異なるポリマー性材料から成形される。本発明は、選択した成形
材料が最終成形品について使用される材料の種類に相当することをもくろんでい
る。同じ種類の成形材料を使用する結果として、使用者は機能原型を作製するこ
とができる。機能原型は、得られた原型が所望の最終成形品と実質的に同じ特性
、例えば重量、密度、触感、柔軟性を有することを意味する。機能原型は、一連
の性能試験並びに精度についての視覚での検査を受けることができる。得られた
原型が破壊試験を受けられることは、作製サイクル当り一つのみの原型を作製す
る系を超える顕著な利点である。慣用的に使用するポリマー性、特に熱可塑性材
料の例は、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマ
ー(ABS)のようなスチレニック(styrenic)、ポリカーボネート、アセター
ル等を含む。
【0028】 この系内で使用されるモールドはポリマー性模型材料から造られる。該模型材
料は低い吸水性、低い粉塵発生、低いチッピング、低いカッター磨耗、良好な機
械加工性および低い密度を有するべきである。該模型材料を機械加工して、所望
に成形された表面模様および内部詳細を作製することができることは特に重要で
ある。該模型材料は十分な圧縮強さおよび曲げ強さを有して、機械加工および成
形の作業に耐えなければならない。好ましくは該模型材料は、約55.16MP
a(8,000psi)を上回る圧縮強さおよび曲げ強さを有する。加えて該模
型材料は、成形作業の間に射出される溶融した材料の温度に耐えることができな
ければならない。驚くべきことに、該模型材料のガラス転移温度が成形系中に射
出される成形材料の融点未満であることができることが発見された。
【0029】 好ましい模型材料は硬化したポリマー性厚板である。該厚板は一般に、少なく
とも約10cm(4インチ)の厚さ、約46ないし61cm(18ないし24イ
ンチ)の幅、および約61ないし91cm(24ないし36インチ)の長さを有
する矩形で与えられる。
【0030】 好ましい厚板は熱硬化性樹脂系の混合物から得られる。該熱硬化性樹脂系は、
選択したマトリクス成分、硬化剤、触媒、充填剤および他の慣例の添加剤を含む
。該マトリクス成分は好ましくは、ポリウレタン形成性組成物、エポキシ樹脂、
および所謂エポキシ−イソシアナート樹脂(EPIC、ドイツ国のバイエルから
の入手可能)から選択される。ポリウレタンベースの模型厚板はポリプロピレン
およびABSベースの原型を成形するために使用されることができる。エポキシ
ベースの模型厚板が、ポリプロピレン原型、ABSベースの原型およびポリカー
ボネートベースの原型を成形するために最も適している。 硬化性ポリウレタン形成性組成物は、少なくとも一つのポリマー性イソシアナ
ートと少なくとも一つのポリオールとの混合物から生成される。好ましいポリウ
レタンベースの厚板は、a)約150までのヒドロキシル当量および4ないし8
の官能性を有するポリオールと、b)1900よりより多いヒドロキシル当量お
よび2ないし4の官能性を有するポリエーテル−ポリオールと、およびc)2な
いし4の官能性を有するプロピレングリコールまたはポリテトラヒドロフランで
あって、各々が150ないし500のヒドロキシル当量を有するものとを含むポ
リオールの選択した混合物を含む反応混合物、またはその混合物から生成される
【0031】 約150までのヒドロキシル当量を有する前記ポリオール成分の例は、4ない
し8個のヒドロキシル基を有するポリヒドロキシル化合物、例えばエリトリトー
ルまたはペンタエリトリトール、ペンチトール、例えばアラビトール、アドニト
ールまたはキシリトール、ヘキシトール、例えばソルビトール、マンニトールま
たはズルシトール、糖、例えばスクロースまたは糖誘導体およびデンプン誘導体
である。さらなる例は、上述したもののようなポリヒドロキシ化合物とエチレン
オキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの低分子量反応生成物、およびま
た、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドと反応することができ
る十分な数の基を含む他の化合物であって、例えばアンモニア、エチレンジアミ
ン、1,4−ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノトルエン、2,4’−ジアミ
ノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1−メチル−3,
5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼンおよび/または1−メチル−3,5−
ジエチル−2,6−ジアミノベンゼンを含むポリアミンの低分子量反応生成物で
ある。該ポリオールのヒドロキシル当量についての下限は好ましくは約60であ
り、より好ましくはヒドロキシル当量は約70よりも大きい。
【0032】 スクロースまたはデンプン誘導ポリオールが特に好ましい。そのような生成物
は、オリン・コーポレイションから市販品を入手可能である。 該ポリオール成分は、約150までのヒドロキシル当量および4ないし8の官
能性を有するポリオール約5重量%ないし約30重量%を含むことができる。
【0033】 前記ポリエーテルポリオールは、開始剤とアルキレンオキシド、例えばエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキシド、またはテトラヒドロ
フランとの反応によって得られることができる。ここでの開始剤は、2ないし4
の官能性を有するポリエーテルポリオールの生成のために通常に適した全ての開
始剤、例えば水、2ないし4個のヒドロキシル基を有する脂肪族、環式脂肪族も
しくは芳香族のポリヒドロキシ化合物、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、ジヒドロ
キシベンゼンまたはビスフェノール、グリセロール、エリトリトール、またはペ
ンタエリトリトール、または相当するポリアミン、例えばエチレンジアミンまた
はジアニリンである。エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドベー
スのポリエーテル−ポリオールが好ましい。該ポリエーテル−ポリオールのヒド
ロキシル当量は、約1900より大きいべきである。該当量についての上限は好
ましくは約3000である。ポリエーテル−ポリオールの量は、全ポリオール成
分の好ましくは約3ないし約40重量%、より好ましくは5重量%ないし30重
量%である。
【0034】 外界温度または僅かに昇温された温度で液状であるポリイソシアナートが一般
に好ましい。適したポリイソシアナートは、モノマー性ジイソシアナートジフェ
ニルメタン異性体、ポリメチレンポリフェニルイソシアナート、4,4’−イソ
フェニルメタンジイソシアナートおよびその態種、トルエンジイソシアナート、
フェニルインダンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホ
ロンジイソシアナート、2,2,4−トリメチレンヘキサメチレンジイソシアナ
ート、およびそれらのブレンドである。前記硬化性ポリウレタン形成性組成物は
さらに、慣例の添加剤、例えば、第三アミンのような触媒、抑泡剤、界面活性剤
、内部離型剤、染料、顔料、および難燃剤および分子篩を含むことができる。該
硬化性ポリウレタン形成性組成物はさらに、不導性充填剤、例えばアルミニウム
三水和物および炭酸カルシウムを含む。
【0035】 ポリカーボネートのような高HDT熱可塑性プラスチックからなる機能原型の
成形のための好ましい厚板材料は、エポキシ樹脂またはエポキシ−イソシアナー
ト樹脂をベースとする。適したエポキシ樹脂は、室温での低い粘度および平均で
分子当り1個以上のグリシジル基を有する。低粘度ビスフェノール−A樹脂の混
合物、2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA
)のアドバンスされていない(non-advanced)ポリグリシジルエーテル、2,2
’−ビス(3’,5’−ジブロモ−4’−ヒドロキシフェニル)メタン(テトラ
ブロモビスフェノールA),ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェ
ノールF),およびそれらのアドバンスされたノボラックが特に好ましい。上記
したような慣用の添加剤は該硬化性エポキシ組成物に混入されることができる。
樹脂混合物は、充填剤、特に不導性充填剤、例えばアルミニウム三水和物および
炭酸カルシウムの混入を可能とするために、十分低い粘度を有しなければならな
い。
【0036】 前記エポキシ樹脂は、塩基性または酸性の硬化剤を使用して硬化されることが
できる。硬化剤は低い反応性を有し、そして室温で開始されることができる低い
発熱反応を生じるべきである。塩基性硬化剤の例は、ルイス塩基、第一および第
二アミン、例えばジエタノールアミン、エチル−およびメチルエタノールアミン
ジメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、およびメチル−n−プ
ロピルアミン、ピペリジン、およびピペラジン、環式脂肪族アミン、例えばイソ
ホロンジアミン、および芳香族第一アミン、例えばフェニレンジアミン、メチレ
ンジアニリン、およびジアミノジフェニルスルホン、およびアミド、例えばジシ
アンジアミドおよびアクリルアミドである。該酸性硬化剤は、カルボン酸無水物
、第二有機酸、フェノール、およびルイス酸である。好ましい硬化剤は、第一、
第二および第三アミンの混合物(触媒)である。無水物硬化剤は、ある適用のた
めに適しているけれども、硬化反応を開始するに少なくとも僅かな加熱を必要と
する傾向がある。硬化剤の十分量が、該エポキシ樹脂成分を完全に硬化するため
に添加される。
【0037】 前記ポリウレタンベースの厚板は、イソシアナートプレミックスをポリオール
成分と化合させることにより作製される。得られた混合物をブロックモールド中
に射出して硬化する。好ましくは、該硬化工程の間に加熱は付加されない。得ら
れた硬化ブロックはその後、後硬化アニールを受ける。前記エポキシベースの厚
板は、樹脂成分および硬化剤成分を混合し、そしてその後ブロック中に射出して
硬化することにおいて類似して生成される。硬化サイクルの温度は選択した硬化
剤に依存する。好ましくは、過熱は付加されず、また僅かな熱のみが硬化反応に
より発生される。得られた硬化したエポキシベースのブロックはまた後硬化アニ
ールを受ける。
【0038】 本発明における使用のためのポリマー性モールドは好ましくは、高速CNC機
械加工装置を使用して形成される。高速機械加工は、必要ではないけれども、原
型作製操作における大変な時間圧縮を与える好ましい工程である。該CNC機械
加工装置は、切断装置を制御するコンピューターを用いる。該切断装置は、硬化
したポリマー性厚板から材料を削り、切断し、掘り出し、穴あけし、そして除去
する。該切断装置は、該硬化したポリマー性厚板から材料を除去して、その中に
上記したCAD設計に基づいて所望の最終成形品の反転像を作製する。好ましい
CNC機械加工装置は精密かつ反復可能で、適した表面仕上げおよび寸法要求を
伴う均一な結果を与えるべきである。該好ましい機械加工装置は、材料を該硬化
したポリマー性厚板から分当り508cm(200インチ)より大きく“荒削り
(rough)”除去することができる。
【0039】 得られたポリマー性モールドの性能を向上させるために、金属性支持体を該モ
ールドの背面に取り付けて良い。該金属性支持体は、該ポリマー性モールドが時
間のより長い期間の間およびより多くのサイクルの間、射出成形の力および応力
に耐えることを可能にする。適したフレームまたは支持体が、所望の成形プレス
中への模型化合物の取付および固定を与えるために必要とされる。このフレーム
はまた、自動または半自動作製を可能にする機能詳細(即ち、突出し)の固定の
ためにも備えられる。
【0040】 前記射出成形系の温度および圧力は成形される材料の種類に依存する。成形さ
れるために選択した材料は、均一な溶融マスを作製するために十分な温度に加熱
されなければならない。慣用の成形材料を融解するに必要とされる温度は、約1
77℃(350°F)ないし約316℃(600°F)の範囲である。加えて溶
融マスは、該モールド中に溶融マスを押込むに十分な圧力を受けなければならな
い。典型的に、射出成形系内の圧力は137.9MPa(20,000psi(
可塑圧))に達する。 カバーおよびエジェクタの機械加工は、インサートのスカーリング(squaring
)および該インサートの保持装置への固定で始まる。該保持装置は、高速機械加
工中心への素早く反復可能な据付を可能にする。ブリッジポート(bridgeport)
のスカーリングおよび生成は固体カーバイド末端ミル(solid carbide end mill
)およびHSSでの穴あけ、ねじ立ておよびリーマー仕上げで達成される。スピ
ンドル速度はツールの種類および条件に基づいて変化する。送り速度は254c
m(100インチ)/分までであることができる。真空型集塵機が推奨され、ポ
ータブル系の使用を通して利用できる。
【0041】 カッターパッシング(pathing)において定義されるような高速CNC機械加
工整備パラメーターは、作製物幾何形状によって必要とされるようなツール整備
を可能とする。好ましいツーリングはドラフトについて側面当り1と1/2°の
テーパーを有する固体カーバイトボールノーズド末端ミル(solid carbide ball
nosed end mill)である。スピンドル速度は一般に、粗削りについて分当り6
000ないし10,000回転、また仕上げについて15,000である。粗削
りについてのテーブル送り速度は、3/4のボールでの5/32の深さの切れ目
で、分当り508cm(240インチ)である。仕上げの送り速度は、表面デー
タを翻訳するための機械加工言語アーキテクチャーの能力に依存する。図1(a
)および1(b)において図示される部材について、カッター磨耗は無視でき、
一方、0.015cm(0.006インチ)のストップオーバー(stopover)を
使用し、3Dドライブ曲線機械加工経路プログラミングを利用する3/32直径
カッターで優良な表面性質を与える。
【0042】 好ましいCNC機械加工中心は、下側ドラフト真空系を有する密閉キャビネッ
ト設計を有して、作業者の暴露および清掃を最小にする。 インサートは、CNC作業の間に、ポケットを有するフレーム中への容易な据
付を可能とするように寸法決定される。一般に、インサートは該ポケット寸法よ
り小さく0.0025ないし0.005cm(0.001ないし0.002イン
チ)である。ツール圧縮またはプレロードもまた、型割線で全部で0.0025
ないし0.005cm(0.001ないし0.002インチ)を可能とするよう
に、本操作の間に決定される。型割線は軽減されない。しかしながら、ベントは
必要により加えられることができる。
【0043】 ゲート付けは、目的とする部材樹脂に基づく樹脂製造者の指針に従うべきであ
り、モールド流れ技術は適当なゲート付け位置を定める助けとなる。 機械加工されたインサートは、機械加工中心から除去され、清浄にされ、そし
てバリ取りされる。第二手仕上げは、十分な管理がプログラミングおよび機械加
工の作業の間になされているならば、必要とされない。 表面は、所望により、平滑で完全に切り傷の無い仕上げにまで研かれることが
できる。表面模様付けは可能であり、またモールド密閉が推薦される。
【0044】 完成したインサートは支持フレームに固定され、そして適当な大きさのエジェ
クタピンが取り付けられる。完成したモールドツールは今や成形作業のための準
備ができている。成形プレス整備および成形技術は型割線完全性に対する鍵であ
る。クランプ力は該ツールの過剰な圧縮を避けるために最小限にされるべきであ
る。射出の圧力および温度は成形作業内で相互作用し、成形の間の内部部分圧応
力を最小にするように注意が払われなければならない。圧力および温度は、樹脂
製造者の指針に従いつつ、許容可能な製品性能を与えるに十分でなければならな
い。部材突出しは、目的とする樹脂の熱撓み温度未満で行われるべきである。
【0045】 冷却は、前記モールドの表面上へ空気を向けることによって達成される。サイ
クル時間は、選択した樹脂の融点およびツール表面温度を許容可能な水準に減じ
るに必要とされるモールド開放時間の量によって指定される。
【0046】 図2において図示される部材のための操作条件の例
【表1】 * 充填およびパックの圧力は可塑圧近似である。# 近似ツール温度はエジェクタ側のゲートに最も近い点で測定した。
【0047】 ツールの予熱は必要でない。しかしながら、ツールの寿命および完全性は、ツ
ールがツール表面について65.6℃(150°F)より高く作業される場合、
犠牲にされる。 ピックアップ(pick-up)が、部材保持における助けとなるためにエジェクタ
側に付加されることができる。チップアウト(chip-out)を避けるためにそれら
を型割線から十分離れて位置付けするように注意が払われなければならない(少
数のより浅いピックアップが好ましい。)。
【0048】 実施例 1.エポキシ厚板材料C1の製造 以下のエポキシ樹脂A1を配合した。
【表2】 以下の硬化剤B1を配合した。
【表3】 1 低粘度ビス−A樹脂は、178〜196g/当量のエポキシ当量(EEW)
を有するGY6004として、アメリカ合衆国のチバ・スペシャルティ・ケミカ
ルズ・コーポレイションから入手可能である。2 多官能性エポキシノボラック樹脂は、176〜181g/当量のEEWを有
しかつ多官能性3.6のEPN1138として、アメリカ合衆国のチバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。3 反応性希釈剤は、RD−2(1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル
)として、アメリカ合衆国のチバ・スペシャルティ・ケミカルズ・コーポレイシ
ョンから入手可能である。4 イソホロンジアミンは、IPDとしてフルス・アメリカから入手可能である
5 エタキュア100は、アメリカ合衆国のアルベマール・コーポレイションか
ら入手可能である。エタキュア100とEPN1138との付加物は、エタキュ
ア100・85重量%とEPN1138・15重量%との比率で二つを反応させ
ることによって生成した。6 MXDAメタキシレンジアミンは、MXDAとしてアメリカ合衆国のミツビ
シ・ケミカルから入手可能である。7 ジエチレントリアミンDETAは、アメリカ合衆国のユニオン・カーバイド
・コーポレイションから入手可能である。8 ビスフェノール−Aは、パラビスとしてアメリカ合衆国のチバ・スペシャル
ティ・ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。 配合物C1を以下のように生成した。
【表4】 9 アルミニウム三水和物ATH充填剤は、DT・O82としてアメリカ合衆国
のチバ・スペシャルティ・ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。10 アンチフォームAは、アメリカ合衆国のダウ−コーニング・コーポレイショ
ンから入手可能である。 始めに、樹脂および硬化剤をハンドミキサーを使用し容器中で混合した。アン
チフォームAを添加し、そして良く混合した。その後、充填剤を徐々に混合し添
加した。該混合物を脱気し、そしてその後18・18・13cm(7”×7”×
5”)の不導性モールド中に注型した。該モールドを552kPa(80psi
)で24時間、25℃の室温で圧力容器中に置いた。その後室温でさらに24時
間硬化した。ブロックを型から取出し、そして8時間中に150℃に徐々に加熱
し、そして150℃で4時間後硬化し、そして徐々に冷却した。得られた厚板材
料を熱的および機械的特性について試験した。
【表5】
【0049】 1.エポキシ厚板材料C2の製造 配合物C2を以下のように生成した。
【表6】 11 アルミニウム粉末充填剤は、RP34としてアメリカ合衆国のチバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。 始めに、樹脂および硬化剤をハンドミキサーを使用し容器中で混合した。アン
チフォームAを添加し、そして良く混合した。その後、充填剤を徐々に混合し添
加した。該混合物を脱気し、そしてその後18・18・13cm(7”×7”×
5”)の不導性モールド中に注型した。該モールドを552kPa(80psi
)で24時間、25℃の室温で圧力容器中に置いた。その後、室温でさらに24
時間さらに硬化した。ブロックを型から取出し、そして8時間中に150℃に徐
々に加熱し、そして150℃で4時間後硬化し、そして徐々に冷却した。得られ
た厚板材料を熱的および機械的特性について試験した。
【表7】
【0050】 1.ポリウレタン厚板材料C3の製造 以下のイソシアナート樹脂A3および硬化剤B3を、ポリウレタン硬化厚板材
料C3を製造するために使用した。
【表8】 12 ルビナート1680は、ICIアメリカズから入手可能である。13 ポリオールはオリン・コーポレイションから入手可能である。14 湿潤剤は、バイクヘミUSAから入手可能である。15 CaCO3充填剤は、ポーラー・ミネラルズ・インコーポレイテッドから入
手可能である。16 MDEAは、ユニオン・カーバイドから入手可能である。17 分子篩は、ゼオケム・コーポレイションから入手可能である。
【表9】 厚板を金属性モールド中で配合物C3から硬化した。硬化した厚板を70℃で
10時間後硬化した。厚板C3の特性は以下のようであった。
【表10】
【0051】 1.エポキシ厚板材料C4の製造 以下のエポキシ樹脂A4を配合した。
【表11】 以下の硬化剤B4を配合した。
【表12】 18 標準ビス−A樹脂は、182〜192g/当量のエポキシ当量(EEW)を
有するGY6010として、アメリカ合衆国のチバ・スペシャルティ・ケミカル
ズ・コーポレイションから入手可能である。19 多官能性エポキシ樹脂は、109〜115g/当量のEEWを有するテトラ
官能性エポキシであるMY721が、アメリカ合衆国のチバ・スペシャルティ・
ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。20 無水物硬化剤は、アメリカ合衆国のロンザ・インコーポレイテッドから入手
可能である。 配合物C4を以下のように生成した。
【表13】 21 EMI−24および同様なイミダゾール触媒は、アメリカ合衆国のエア・プ
ロダクツから入手可能である。 始めに、樹脂および硬化剤を混合した。充填剤を徐々に混合し添加した。触媒
を添加し、そして良く混合した。該混合物を脱気し、そしてその後20・8・5
cm(8”×3”×2”)の不導性モールド中に注型した。その後60℃で24
時間硬化した。その後121℃に徐々に加熱し、そして4時間硬化した。その後
150℃に徐々に加熱し、そして4時間硬化し、そして徐々に冷却した。得られ
た厚板材料は優秀な熱的および機械的特性を有していた。
【表14】
【0052】 1.エポキシ厚板材料C5の製造 以下のエポキシ樹脂A4を配合した。
【表15】 以下の硬化剤B5を配合した。
【表16】 22 NMA無水物硬化剤は、HY906としてアメリカ合衆国のチバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ・コーポレイションから入手可能である。 配合物C5を以下のように生成した。
【表17】 始めに、樹脂および硬化剤を混合した。その後充填剤を徐々に混合し添加した
。触媒を添加し、そして良く混合した。該混合物を脱気し、そしてその後30・
30・13cm(12”×12”×5”)の不導性モールド中に注型した。その
後60℃で48時間硬化した。その後218℃に徐々に加熱し、そして218℃
で12時間後硬化し、そして徐々に冷却した。得られた厚板材料は優秀な熱的、
機械的および機械加工的特性を有していた。機械加工した該原型を試験し、そし
て射出モールドを製造するために十分であることを見出した。
【0053】 1.エポキシ/ポリウレタンモールドの製造 前記厚板材料C1およびC2を18・18・5cm(7”×7”×2”)の試
験片に機械加工切断し、そしてCAD模型において表される斜視図である、図1
(a)および1(b)において図示される形状に機械加工した。コア(図1(a
))およびキャビティ(図1(b))をその後密封し、そして適したフレームに
取り付け、製品を成形した。
【0054】 2.ポリプロピレン、ABSおよび/またはポリカーボネート原型を製造するた
めのエポキシ厚板の使用 C1、C2およびC5として上記したエポキシ化合物から製造し図2において
上記した製品を反映するツールを、ジェネラル・エレクトリック・レザンR14
1クリアーを使用し、250ピース以上の量まで以下の設定で成形した。
【表18】 C1として上記したエポキシ化合物から製造し、かつ図2において上記した製
品を反映するツールを、ジェネラル・エレクトリック・サイコラックR(ABS
)GDT6400で、30ピース以上の量まで以下の設定で成形した。
【表19】 C1として上記したエポキシ化合物から製造し、かつ図2において上記した製
品を反映するツールを、シュルマン・ポリプロピレン2268において、30ピ
ース以上の量まで以下の設定で成形した。
【表20】
【0055】 3.ポリプロピレンおよび/またはABS原型を製造するためのポリウレタン厚
板の使用 C3として上記したポリウレタン化合物から製造し、かつ図2において上記し
た製品を反映するツールを、ジェネラル・エレクトリック・サイコラックR(A
BS)GDT6400を使用し、30ピース以上の量まで以下の設定で成形した
【表21】 C3として上記したポリウレタン化合物から製造し、かつ図において上記した
製品を反映するツールを、シュルマン・ポリプロピレン−2268において、3
0ピース以上の量まで以下の設定で成形した。
【表22】
【0056】 本発明を詳細にかつその特別な態様を引用して記載してきたけれども、数多く
の改良および変更が添付した請求項によって定義される本発明の思想および範囲
から外れることなく可能であることは、当業者により認識される。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】 図1(a)は、CAD模型からのコア(エジェクタ)イ
ンサートを表す斜視図である。
【図1(b)】 図1(b)は、CAD模型からのカバー(キャビティ)
インサートを表す斜視図である。
【図2】 図2は、成形された原型およびランナーの斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリピーク ケネス ロバート アメリカ合衆国 ミシガン 49460 ウエ スト オリーブ バルドウイン ストリー ト 15458 (72)発明者 シュワルティング デビッド ダグラス アメリカ合衆国 ミシガン 49423 ホラ ンド グラーフスシャップ ロード 580 Fターム(参考) 4F202 AA11 AA13 AA28 AJ03 CA30 CD01 CD28 CD30

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドの製造方法であって、 熱可塑性成形材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する少なくとも一つの
    ポリマー性厚板材料を用意し、そして 該ポリマー性厚板材料の少なくとも一部を除去して、コンピューター援用設計に
    従って、成形される所望の成形品の反転像を形成する ことからなる方法。
  2. 【請求項2】 モールドの製造方法であって、 少なくとも一つのポリマー性厚板材料を用意し、そして コンピューター援用設計に従って、CNC機械加工により該ポリマー性厚板材料
    の少なくとも一部を除去して、成形される所望の成形品の反転像を形成する ことからなる方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリマー性厚板材料の少なくとも一部は高速CNC機
    械加工装置を使用して除去される、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ポリマー性材料は、前記モールド中に射出される熱可
    塑性成形材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する、請求項2記載の方法
  5. 【請求項5】 前記ポリマー性厚板材料は硬化したポリウレタン形成性組
    成物である、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリマー性厚板材料は硬化したポリウレタン形成性組
    成物である、請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ポリマー性厚板材料は、平均で分子当り1個以上のグ
    リシジル基を有する少なくとも一つのエポキシ樹脂を含む硬化した混合物である
    、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ポリマー性厚板材料は、平均で分子当り1個以上のグ
    リシジル基を有する少なくとも一つのエポキシ樹脂を含む硬化した混合物である
    、請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記熱可塑性成形材料は、ポリプロピレン、アクリロニト
    リル−ブタジエン−スチレンコポリマーおよびポリカーボネートからなる群より
    選択される、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記熱可塑性成形材料は、ポリプロピレン、アクリロニ
    トリル−ブタジエン−スチレンコポリマーおよびポリカーボネートからなる群よ
    り選択される、請求項4記載の方法。
  11. 【請求項11】 原型の製造方法であって、 選択したポリマー性成形材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する硬化し
    たポリマー性材料から作製されたモールドを用意し、そして 前記選択した溶融ポリマー性成形材料を、コンピューター援用設計に従って前記
    モールド内に形成されたキャビティ中に射出して前記原型を作製する ことからなる方法。
  12. 【請求項12】 前記選択した溶融ポリマー性成形材料は、少なくとも約
    8274kPa(1200psi)可塑圧の圧力を受ける、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 原型の製造方法であって、 硬化したポリマー性材料から作製したモールドを用意し、そして 選択した溶融成形材料を、CNC機械加工により、コンピューター援用設計に従
    って、形成された前記モールド内のキャビティ中に射出して前記原型を作製する
    ことからなる方法。
  14. 【請求項14】 前記選択した溶融ポリマー性成形材料は、少なくとも約
    8274kPa(1200psi)可塑圧の圧力下で前記モールド中に射出およ
    びパックされる、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の方法から得られた原型。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の方法から得られた原型。
  17. 【請求項17】 選択したポリマー性材料から造られる最終成形品の機能
    原型の製造方法であって、 選択したポリマー性成形材料の溶融温度より低いガラス転移温度を有する硬化し
    たポリマー性材料から作製されたモールドを用意し、そして 前記最終成形品のための選択したポリマー性材料に実質的に同一である前記選択
    した溶融ポリマー性成形材料を、コンピューター援用設計に従って前記モールド
    内に形成されたキャビティ中に射出する ことからなる方法。
  18. 【請求項18】 前記選択した溶融ポリマー性成形材料は、少なくとも約
    8274kPa(1200psi)可塑圧の圧力下で前記モールド中に射出およ
    びパックされる、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 選択したポリマー性材料から造られる最終成形品の機能
    原型の製造方法であって、 硬化したポリマー性材料から作製されたモールドを用意し、そして 前記最終成形品のための選択したポリマー性材料に実質的に同一である選択した
    溶融ポリマー性成形材料を、CNC機械加工により、コンピューター援用設計に
    従って、前記モールド内に形成されたキャビティ中に射出して前記原型を作製す
    る ことからなる方法。
  20. 【請求項20】 前記選択した溶融ポリマー性成形材料は、少なくとも約
    8274kPa(1200psi)可塑圧の圧力を受ける、請求項19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項17記載の方法から得られた機能原型。
  22. 【請求項22】 請求項19記載の方法から得られた機能原型。
  23. 【請求項23】 平均で分子あたり1個以上のグリシジル基を有する少な
    くとも一つのエポキシ樹脂、エポキシ−イソシアナート組成物またはポリウレタ
    ン形成性組成物を含む硬化したポリマー性材料から作製された、請求項1記載の
    原型を製造するためのポリマー性モールド。
JP2000536547A 1998-03-16 1999-03-05 ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法 Expired - Fee Related JP4292358B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/039,765 1998-03-16
US09/039,765 US6355196B1 (en) 1998-03-16 1998-03-16 Process for producing direct tooling mold and method for using the same
PCT/EP1999/001434 WO1999047329A1 (en) 1998-03-16 1999-03-05 Process for producing direct tooling mold and method for using the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002516189A true JP2002516189A (ja) 2002-06-04
JP4292358B2 JP4292358B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=21907235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000536547A Expired - Fee Related JP4292358B2 (ja) 1998-03-16 1999-03-05 ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6355196B1 (ja)
EP (1) EP1066144B1 (ja)
JP (1) JP4292358B2 (ja)
KR (1) KR20010041946A (ja)
CN (1) CN1301212A (ja)
AT (1) ATE242686T1 (ja)
AU (1) AU746921B2 (ja)
CA (1) CA2323626A1 (ja)
DE (1) DE69908760T2 (ja)
IL (1) IL138171A0 (ja)
WO (1) WO1999047329A1 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517345A (ja) * 1999-05-28 2003-05-27 ノヴォ ノルディスク アクティーゼルスカブ プラスティック針の製造方法及びシステム
DE10085198D2 (de) 2000-09-25 2003-08-21 Generis Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Bauteils in Ablagerungstechnik
US20020109248A1 (en) * 2001-02-14 2002-08-15 Ying-Chung Chen Fast mold manufacturing method with less quantity /more varieties
CN100526042C (zh) * 2002-04-17 2009-08-12 斯特拉塔西斯公司 快速原型注模制造方法
AU2003226224A1 (en) * 2002-04-17 2003-11-03 Stratasys, Inc. Layered deposition bridge tooling
US7807077B2 (en) * 2003-06-16 2010-10-05 Voxeljet Technology Gmbh Methods and systems for the manufacture of layered three-dimensional forms
US20070160823A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Pyzik Matthew R Three dimensional structures and method of making the structures using electronic drawing data
DE102006038858A1 (de) 2006-08-20 2008-02-21 Voxeljet Technology Gmbh Selbstaushärtendes Material und Verfahren zum schichtweisen Aufbau von Modellen
US10226919B2 (en) 2007-07-18 2019-03-12 Voxeljet Ag Articles and structures prepared by three-dimensional printing method
DE102007049058A1 (de) * 2007-10-11 2009-04-16 Voxeljet Technology Gmbh Materialsystem und Verfahren zum Verändern von Eigenschaften eines Kunststoffbauteils
CN101874139B (zh) * 2007-11-26 2015-03-11 江森自控科技公司 用于形成车辆装饰板的方法和装置
DE102008058378A1 (de) * 2008-11-20 2010-05-27 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren zum schichtweisen Aufbau von Kunststoffmodellen
CN101745583B (zh) * 2008-11-29 2012-07-04 比亚迪股份有限公司 一种拉延类模具压边圈与凸模实型合并加工的工艺
DE102010006939A1 (de) 2010-02-04 2011-08-04 Voxeljet Technology GmbH, 86167 Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010013732A1 (de) 2010-03-31 2011-10-06 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010013733A1 (de) 2010-03-31 2011-10-06 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010014969A1 (de) 2010-04-14 2011-10-20 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102010015451A1 (de) 2010-04-17 2011-10-20 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Objekte
DE102010056346A1 (de) 2010-12-29 2012-07-05 Technische Universität München Verfahren zum schichtweisen Aufbau von Modellen
DE102011007957A1 (de) 2011-01-05 2012-07-05 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Aufbauen eines Schichtenkörpers mit wenigstens einem das Baufeld begrenzenden und hinsichtlich seiner Lage einstellbaren Körper
CN103329133B (zh) * 2011-01-28 2014-12-10 丰田自动车株式会社 具有骨架结构的消失模用的cad数据生成方法
DE102012004213A1 (de) 2012-03-06 2013-09-12 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen dreidimensionaler Modelle
DE102012010272A1 (de) 2012-05-25 2013-11-28 Voxeljet Technology Gmbh Verfahren zum Herstellen dreidimensionaler Modelle mit speziellen Bauplattformen und Antriebssystemen
DE102012012363A1 (de) 2012-06-22 2013-12-24 Voxeljet Technology Gmbh Vorrichtung zum Aufbauen eines Schichtenkörpers mit entlang des Austragbehälters bewegbarem Vorrats- oder Befüllbehälter
DE102012020000A1 (de) 2012-10-12 2014-04-17 Voxeljet Ag 3D-Mehrstufenverfahren
DE102013004940A1 (de) 2012-10-15 2014-04-17 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von dreidimensionalen Modellen mit temperiertem Druckkopf
DE102012022859A1 (de) 2012-11-25 2014-05-28 Voxeljet Ag Aufbau eines 3D-Druckgerätes zur Herstellung von Bauteilen
DE102013003303A1 (de) 2013-02-28 2014-08-28 FluidSolids AG Verfahren zum Herstellen eines Formteils mit einer wasserlöslichen Gussform sowie Materialsystem zu deren Herstellung
DE102013018182A1 (de) 2013-10-30 2015-04-30 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von dreidimensionalen Modellen mit Bindersystem
DE102013018031A1 (de) 2013-12-02 2015-06-03 Voxeljet Ag Wechselbehälter mit verfahrbarer Seitenwand
DE102013020491A1 (de) 2013-12-11 2015-06-11 Voxeljet Ag 3D-Infiltrationsverfahren
EP2886307A1 (de) 2013-12-20 2015-06-24 Voxeljet AG Vorrichtung, Spezialpapier und Verfahren zum Herstellen von Formteilen
DE102014004692A1 (de) 2014-03-31 2015-10-15 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung für den 3D-Druck mit klimatisierter Verfahrensführung
DE102014007584A1 (de) 2014-05-26 2015-11-26 Voxeljet Ag 3D-Umkehrdruckverfahren und Vorrichtung
CN106573294B (zh) 2014-08-02 2021-01-01 沃克斯艾捷特股份有限公司 方法和具体地用于冷铸造方法的铸造模具
DE102015006533A1 (de) 2014-12-22 2016-06-23 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von 3D-Formteilen mit Schichtaufbautechnik
DE102015006363A1 (de) 2015-05-20 2016-12-15 Voxeljet Ag Phenolharzverfahren
CN104972067B (zh) * 2015-07-28 2018-06-26 宁国市华成金研科技有限公司 一种熔模型壳及其制作方法
DE102015011503A1 (de) 2015-09-09 2017-03-09 Voxeljet Ag Verfahren zum Auftragen von Fluiden
DE102015011790A1 (de) 2015-09-16 2017-03-16 Voxeljet Ag Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen dreidimensionaler Formteile
DE102015015353A1 (de) 2015-12-01 2017-06-01 Voxeljet Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von dreidimensionalen Bauteilen mittels Überschussmengensensor
WO2021212110A1 (en) 2020-04-17 2021-10-21 Eagle Engineered Solutions, Inc. Powder spreading apparatus and system
CN112286142A (zh) * 2020-09-23 2021-01-29 重庆平伟汽车科技股份有限公司 基于编程软件平台的模具实体加工位批量选择加工系统及方法

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3827667A (en) 1956-05-28 1974-08-06 J Lemelson Composite mold wall structure
US3751200A (en) * 1970-08-05 1973-08-07 Uniroyal Inc Apparatus for making a two color rubber sale by injection molding and applying uniting pressure
US3725105A (en) * 1971-03-19 1973-04-03 R Chase Adherent resin with release surface
US3741928A (en) * 1971-07-21 1973-06-26 Union Carbide Corp Epoxide molding compositions containing meta-tolylene diamine and a silicious filler
US3861936A (en) 1971-07-28 1975-01-21 Ciba Geigy Corp Extrudable plaste tooling method
US4863663A (en) 1984-02-11 1989-09-05 General Motors Corporation Method of making a model, prototype part, and mold
US4528305A (en) * 1984-04-13 1985-07-09 Ciba-Geigy Corporation Epoxy resin modeling stock
US4601867A (en) 1984-07-03 1986-07-22 General Motors Corporation Method of making cast-to-size epoxy tools for stamping sheet metal panels
US4737211A (en) 1986-11-10 1988-04-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Process for fabrication of graphite/epoxy tools
US4916173A (en) 1988-05-06 1990-04-10 Ciba-Geigy Corporation Polyurethane syntactic foam modeling stock
GB9020649D0 (en) 1990-09-21 1990-10-31 Advanced Composites Group Ltd Modelling materials and processes
ATE148136T1 (de) 1991-05-03 1997-02-15 Ciba Geigy Ag Polyolkomponente für die herstellung von polyurethanformkörpern
US5231749A (en) 1991-09-30 1993-08-03 Hutchison John H Method of making a unified interior and exterior design verification model
US5280053A (en) * 1992-05-08 1994-01-18 General Motors Corporation Machinable, high strength epoxy tooling compositions
US5432322A (en) 1992-11-13 1995-07-11 Bruder Healthcare Company Electric heating pad
US5340634A (en) * 1993-01-08 1994-08-23 Adams Mfg. Corp. Elastic articles having parallel gripping surfaces
DE4322684C2 (de) * 1993-07-07 1995-05-18 Deutsche Forsch Luft Raumfahrt Verfahren zum Herstellen einer Negativform für Parabol-Antennen-Reflektoren und eines Parabol-Antennen-Reflektors sowie Preßvorrichtung zum Herstellen von Verbundkörpern für Parabol-Antennen-Reflektoren
US5458825A (en) * 1993-08-12 1995-10-17 Hoover Universal, Inc. Utilization of blow molding tooling manufactured by sterolithography for rapid container prototyping
US5439622A (en) 1993-09-07 1995-08-08 Motorola, Inc. Method and apparatus for producing molded parts
US5942168A (en) * 1994-01-06 1999-08-24 Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha Resin compound for molding die, molding die and material molding by the molding die
US5543103A (en) * 1994-05-31 1996-08-06 Hogan; S. David Process of surface shaping
US5562846A (en) 1994-09-01 1996-10-08 Northern Telecom Limited Method of making a mold part having a cooling passage
DE4431985C2 (de) * 1994-09-08 1996-11-07 V G Kunststofftechnik Ingenieu Verfahren zur Herstellung von Werkzeugen für die Prototypenherstellung
US5552992A (en) * 1994-11-01 1996-09-03 Larry J. Winget Method and system for reproduction of an article from a physical model
US5616293A (en) 1995-03-03 1997-04-01 General Motors Corporation Rapid making of a prototype part or mold using stereolithography model
ATE242097T1 (de) 1995-11-13 2003-06-15 Gmic Corp Herstellen von werkzeugen durch thermisches spritzen
US5641448A (en) * 1996-03-11 1997-06-24 National Research Council Of Canada Method of producing plastic injection molds for prototype parts
JP3906417B2 (ja) * 1996-03-22 2007-04-18 バンティコ アクチエンゲゼルシャフト 一成分エポキシ樹脂工具材料
US5691402A (en) 1996-09-13 1997-11-25 Composite Technology Group, Llc Composite tooling material having vinyl ester resins and fillers
US6067480A (en) * 1997-04-02 2000-05-23 Stratasys, Inc. Method and apparatus for in-situ formation of three-dimensional solid objects by extrusion of polymeric materials
US6103456A (en) * 1998-07-22 2000-08-15 Siemens Aktiengesellschaft Prevention of photoresist poisoning from dielectric antireflective coating in semiconductor fabrication

Also Published As

Publication number Publication date
CA2323626A1 (en) 1999-09-23
AU3144099A (en) 1999-10-11
EP1066144B1 (en) 2003-06-11
CN1301212A (zh) 2001-06-27
EP1066144A1 (en) 2001-01-10
DE69908760T2 (de) 2004-04-22
WO1999047329A1 (en) 1999-09-23
IL138171A0 (en) 2001-10-31
US6355196B1 (en) 2002-03-12
JP4292358B2 (ja) 2009-07-08
DE69908760D1 (de) 2003-07-17
AU746921B2 (en) 2002-05-02
KR20010041946A (ko) 2001-05-25
ATE242686T1 (de) 2003-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292358B2 (ja) ダイレクトツーリングモールドの作製方法およびその使用方法
JP7111815B2 (ja) 複雑な形状の3次元物体の製造
EP1497093B1 (en) Rapid prototype injection molding
Udroiu et al. Polyjet technology applications for rapid tooling
US5656230A (en) Additive fabrication method
Kai Three-dimensional rapid prototyping technologies and key development areas
CN110382618B (zh) 热固性聚合物粉末组合物的用途
MXPA97007363A (en) Composite plastic material for laser select sinterization
CN110757722B (zh) 一种热塑性连续纤维增强复合材料制件的成型方法
McMains Rapid prototyping of solid three-dimensional parts
JP6812811B2 (ja) 樹脂成形装置および樹脂成形方法
JP2005513180A (ja) モデルを製造する方法
Denton et al. QuickCast™ & rapid tooling: a case history at Ford Motor Company
KR100383880B1 (ko) 절삭과 충전 공정을 이용한 3차원 제품의 쾌속 제조방법및 제조장치
Freitas et al. Rapid prototyping and tooling in the manufacture of mould elements for large parts
Hirsch et al. MOLDS FOR COMPOSITES: Hybrid Technology Development to Directly Print Thermoset Molds for Composites.
RU2686548C1 (ru) Конструктивный элемент плавучего средства
Teixeira Mechanical behavior of PA12 lattice structures produced by SLS
Jackson et al. Additive Manufacturing Design Guidelines for Wind Industry
Singh et al. Recent Advancements in Customized Investment Castings Through Additive Manufacturing: Implication of Additive Manufacturing in Investment Casting
Sansoucy An investigation into the rapid manufacturing of insert-injection molded parts with the use of stereolithography cavities
Brito et al. Tooling design for injection molding
Kim et al. A method of 3D freeform fabrication using a curing of photopolymer resin
POP et al. THE ASPECTS ABOUT RAPID PROTOTYPING SYSTEM
WO2021222782A1 (en) Tool assembly for manufacturing parts and a method of producing a tool assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090311

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090324

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees