JP2002513607A - 超音波画像システムのための、組み合わされたモータドライブと長手方向位置自動並進器 - Google Patents

超音波画像システムのための、組み合わされたモータドライブと長手方向位置自動並進器

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JP2002513607A JP2000546665A JP2000546665A JP2002513607A JP 2002513607 A JP2002513607 A JP 2002513607A JP 2000546665 A JP2000546665 A JP 2000546665A JP 2000546665 A JP2000546665 A JP 2000546665A JP 2002513607 A JP2002513607 A JP 2002513607A
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Abstract

(57)【要約】 長手方向位置自動移行装置を備えた血管画像システム(20)は、ドライブケーブル(34)の回転および長手方向並進と、カテーテルアセンブリ(24)内で末端側に取り付けられたトランスデューサ(36)の回転および長手方向並進とを与えるために単一のモータを備えたドライブユニット(22)を含んでいる。ドライブユニット(22)は、本体ケーシング(42)と、本体ケーシングが摺動可能に組付けられている引き戻しキャリッジ(48)とを含んでいる。ドライブケーブルはモータに機械的に連結されており、そしてカテーテルアセンブリの外シースが堅牢な引き戻しアーム(54)を介して引き戻しキャリッジに固定されている。画像システムは、長手方向自動並進モードで操作することができ、ドライブユニットの本体ケーシングは、引き戻しキャリッジに対して、ドライブユニットモータにより一定に且つ長手方向に移動することができ、こうして、カテーテルアセンブリの外シース(28)に対するドライブケーブル(および末端側に配置されたトランスデューサ)の同時の長手方向移動をもたらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、概して診断上および治療上の超音波画像システムに関し、特に、超
音波画像システムにおける長手方向位置自動移行のための装置に関する。
【0002】発明の背景 治療上及び/又は診断上の性能を有するプローブアセンブリは、血管内やその
他の器官の病気を処置及び/又は診断する目的として、医学界での利用は増加し
つつある。この点に関して、米国特許第5,115,814号明細書は、血管内の
場所に対する位置取りが可能な先端に配置された画像化要素を備えた血管内超音
波画像アセンブリを開示している。電気的画像回復コンポーネントと協働して用
いられる画像化要素の操作は、担当医師が患者の血管の病気を処置するのを助け
る可視画像を形成する。特に、医師は、存在するかも知れない血管内の異常を特
定し位置付けをするために、そしてそのことによって適切な処置及び/又は治療
を処方するために、超音波画像プローブ要素によって発生する血管内画像をリア
ルタイム(本質的にリアルタイムに近い時間)で見ることができる。
【0003】 治療上及び/又は診断上の如何なるプローブアセンブリも、先端に配置されて
操作される画像化要素の血管内の場所に対する位置を、使用に際して正確に決め
ることの必要性は重要であり、担当医師は、患者の血管内組織の中の如何なる異
常箇所も自信をもって決定することができる。画像アセンブリのための正確な血
管内位置情報は、医師が後の治療及び/又は診断処置のために同じ位置を後で再
現するのを可能にもするであろう。例えば、医師が、以前に施した治療の効果を
後で観るのを、及び/又は、指示した処方箋を後で施すのを可能にする。
【0004】 コンピュータ補助により再構成されたアルゴリズムを用いることによって、現
在の超音波画像システムでは、医師が患者の血管内の内部構造の二次元表示およ
び三次元表示(すなわち、所謂、三次元再構成視、または長手方向再構成視(thr
ee-dimensional or longitudinal view reconstruction))の双方を見ることが
できる。この目的のために、画像再構成アルゴリズムは、隣接する一対のデータ
サンプル間の結館内構造が、そのようなデータサンプルの平均であると仮定する
データ平均化技術(data-averaging techniques)を採用する。すなわち、その
アルゴリズムは、患者の検査下にある血管内組織の選択された断面を描くグラフ
ィカルな「フィル・イン」技術を用いる。勿論、データサンプルが十分に近接し
た間隔でなければ、病変部及び/又は他の血管の異常箇所がデータサンプルの対
の間に存するかも知れず、そしてそのことによって、画像再構成アルゴリズムに
より「マスク」されるので、病変部及び/又は他の血管の異常箇所は検出されな
いかも知れない。
【0005】 現在の再構成アルゴリズムは、それ自体が、患者の検査下にある血管内組織の
断面のデータサンプルにして、長手方向へ非常に正確に間隔を置いたデータサン
プルを得て処理する能力に依存する。この目的のために、先端側に配置された超
音波画像化要素の長手方向自動並進は、データサンプルが正確に間隔を置いてい
ることを確実とするようにしばしば採用される。例えば、米国特許第5,485,
486号明細書には、超音波画像トランスデューサが、患者の血管組織内に置か
れたカテーテルの内腔を通って延びて回転するケーブルの末端部に取り付けられ
た画像システムが開示されており、そのシステムでは、長手方向並進アセンブリ
を用いることによって、回転するケーブルの末端部が長手方向へ正確な一定の速
度で並進させられる。特に、長手方向並進アセンブリは、超音波で走査された血
管断面の歪んだ及び/又は不正確な再構成を最小にする(除去しないならば)こ
とにより、正確に間隔を置いた一連のデータサンプルが得られるのを可能にする
。すなわち、より接近した大量のデータサンプルが高い信頼性で得られるからで
ある。さらに、正確に制御された引き戻し速度は、長手方向に、例えば病変部長
を測定するのを可能にする。
【0006】 特に、この自動引き戻しアセンブリの主たる利点は、医師が、血管の全断面が
表示されているという自信を持って、全神経をリアルタイム画像に注げるように
、「手離し」状態で操作できる点にある。一方、この開示されたシステムは、か
なり大きく、且つ、画像処理を実行するためには、長手方向並進アセンブリと、
画像ケーブルを回転させる回転ドライブモータとが、それぞれ別個の滅菌覆い(
すなわち、プラスチック袋)で包まれる必要があるので、医師にとっては準備す
るのに幾分扱いにくいものとなっている。
【0007】 米国特許第5,361,768号明細書には、米国特許第5,485,486号明
細書に開示されたシステムよりも改良されたシステムが開示されており、そのシ
ステムでは、単一のドライブユニットが、画像ケーブルの必要な長手方向の且つ
回転を伴う並進をもたらす。しかし、ケーブルの回転運動および長手方向の運動
は、それぞれ依然として別個のモータを必要としており、そのため、前の個別ユ
ニットのそれぞれよりも大きくて重い「結合」ドライブユニットを形成している
【0008】 このように、超音波カテーテル画像システムにおける画像ケーブルの回転運動
と、正確に制御された長手方向の並進運動との双方のための、さらに改良された
ドライブユニットを提供することは、なお好ましいことである。
【0009】発明の概要 本発明は、カテーテルアセンブリ内に配置された操作される画像ケーブルの回
転および制御された長手方向並進の双方を与えるために単一のモータドライブユ
ニットを採用する超音波画像システムに向けられ、そのことによってドライブユ
ニットシステムのサイズおよび重量を小さくし、コストを低減し、それと同時に
、画像システムの準備および操作をより簡単なものにする。
【0010】 好適な実施例においては、画像システムは、単一のモータドライブユニットに
固定された画像カテーテルアセンブリを含んでおり、この画像カテーテルアセン
ブリは、概ね、操作されるドライブケーブルを有する外ガイドシースと、その中
に配置されて取り付けらたトランスデューサトを備えている。モータドライブユ
ニットは、特定且つ所定の回転ドライブシャフト速度でドライブシャフトを回転
させるモータを収納する本体ケーシングを含んでいる。
【0011】 本体ケーシングは、引き戻しキャリッジにスライドするように取り付けられた
一つ以上のガイドレールを含んでおり、本体ケーシングは、引き戻しキャリッジ
に対して長手方向に移動することができる。堅牢な「引き戻しアーム」が、一端
で引き戻しキャリッジに接続されており、他端でカテーテルアセンブリの外ガイ
ドシースの基端側開口に接続されている。すなわち、引き戻しキャリッジがガイ
ドレールに沿ってスライドするとき、本体ケーシングは、カテーテルアセンブリ
の外ガイドシースに対しても移動することができる。入れ子式にされた内カテー
テルシースは、ドライブケーブルがその内シースを通って延び且つハブ内でモー
タドライブシャフトに取り付けられている状態で、外ガイドシースの固定された
基端側開口を通って延びており、且つモータドライブユニットの本体ケーシング
に取り付けられている。すなわち、モータドライブシャフトの回転はドライブケ
ーブルを同時的に回転させる。
【0012】 本発明の第1の形態によれば、画像システムは長手方向自動並進モードで操作
するようになすことができ、ドライブユニットの本体ケーシングは、ドライブユ
ニットモータにより、引き戻しキャリッジに対して一定に且つ長手方向に動かさ
れるようになされ、そして、カテーテルアセンブリの外ガイドシースに対してド
ライブケーブル(および末端側に配置されたトランスデューサ)の長手方向の同
時移動をもたらす。
【0013】 特に、減速歯車機構が、ドライブユニットの本体ケーシング内でドライブシャ
フトの周囲に取り付けられており、減速歯車機構はドライブシャフトの周速度よ
りもはるかに低い周速度を出力する。例えばドライブネジおよびネジ付きカラー
のような長手方向駆動力伝達系が、減速歯車機構に噛合した状態でドライブユニ
ットの本体ケーシングに回転可能に取り付けられている。引き戻しキャリッジに
対する本体ケーシングの長手方向移動(すなわち、引き戻しキャリッジが固定さ
れた位置、または取り付けられた位置にあって)を与えるためには、引き戻しキ
ャリッジと協働しており且つ拡張バネによって付勢されている噛合機構が、ドラ
イブネジのネジ部に噛合う。特に、ドライブネジの周速度はドライブシャフトの
周速度に対して線形に比例するも非常に低速にされているので、本体ケーシング
は、モータドライブシャフトの速度に線形に比例する速度で、引き戻しキャリッ
ジに対して移動する。
【0014】 本発明の別の形態によれば、機械的な噛合解除部材が、モータドライブユニッ
トの本体ケーシングの末端部分と一体的に設けられていてもよく、それは、引き
戻しキャリッジに対して本体ケーシングが長手方向へさらに移動するのを防止す
るリミットスイッチとして作用する。特に、その機械的な噛合解除部材は、噛合
機構に対して次のような相対的な位置に設けられていることが好ましい。すなわ
ち、本体ケーシングが引き戻しキャリッジに対してその最も「基端側」の位置(
すなわち、カテーテルアセンブリの主ガイドシースの末端部から最も遠い位置)
に達するときに、その機械的な噛合解除部材が噛合部材と接触をなし、そのこと
によって、引き戻しキャリッジに対して本体ケーシングが長手方向へさらに移動
するのを防止するようにドライブネジから噛合機構を噛合解除するような位置に
設けられていることが好ましい。
【0015】 本発明のさらに別の形態によれば、ドライブユニットの本体ケーシングが引き
戻しキャリッジに対して最も「末端側」に位置するときに、引き戻しキャリッジ
の本体がスタートインジケータを機械的に押し込むように、押し込み可能なスタ
ートインジケータボタンが本体ケーシング上に設けられていてもよい。本体ケー
シングが自動的に且つ長手方向へ引き戻しキャリッジに対して基端側へ移動する
とき、引き戻しキャリッジはスタートインジケータボタンから離れる(すなわち
、解放する)方向へ移動し、コントローラへ送信されるべく、長手方向自動並進
モードが開始したことを示す信号を生じる。
【0016】 本発明のさらに別の形態によれば、噛合機構と機能的に協働する選択的なラッ
チが設けられてもよく、そしてそれはモータドライブユニットが長手方向自動並
進モードに選択的に入ったり解除したりするのを許容する。例証として、好適実
施例では、ラッチは噛合いタブとボール戻り止め機構とを備えている。特に、噛
合いタブが本体ケーシングから離れる方向へ動くとき、噛合機構とドライブネジ
は、拡張バネがドライブユニットを長手方向自動並進モードに維持したままの状
態で噛合う。逆にいえば、噛合いタブがドライブユニットの本体ケーシングの方
へ動くとき、噛合機構とドライブネジは、ボール戻り止め機構がドライブユニッ
トを長手方向自動並進モード解除状態に維持したままに、噛合解除される。
【0017】 本発明のさらに別の形態によれば、モータドライブユニットをテーブルのよう
な支持構造体の上に安定して置くことができるように、使い捨てのベース板が引
き戻しキャリッジに取外し可能に取り付けられてもよい。好適実施例では、ベー
ス板の断面形状は、患者の脚に適合しやすいようにU字形状を呈している。
【0018】 本発明の他の、また更なる目的、特徴、形態および利点は、添付図面を参照し
て以下に述べる好適実施例の詳細な説明によって、さらによく理解されることで
あろう。
【0019】好適実施例の詳細な説明 図1を参照すると、超音波画像システム20の一具体例は、単一のモータドラ
イブユニット22に接続された、柔軟な画像カテーテルアセンブリ24を備えて
おり、そのモータドライブユニット22は、パワー/データ通信ケーブル25を
介して画像再構成コンソール26と電気的に通じている。画像再構成コンソール
26は、一般に、コントローラ、データ解釈ユニット(data interpretation un
it)、モニタ、キーボード、その他(個別的には図示せず)を備えており、パワ
ー/データケーブル25は、モータドライブユニット22に対して入力/出力の
伝達を行い、且つ直流電力を供給する。
【0020】 カテーテルアセンブリ24は、この技術分野において周知である構造と同様に
、一般に中空の外シース28を含んでおり、それは、その軸心に沿って長手軸3
0を規定している。回転可能なドライブケーブル34は、外シース28を通って
延びており、その末端部に取り付けられた超音波トランスデューサ36を有して
いる。以下に、非常に詳しく述べているように、縮径されて入れ子式にされてい
る内部カテーテルシース38が、外シース28内の比較的基端側の位置(矢印3
7で示す)から外シース28の基端部40を通って延びており、モータドライブ
ユニット22に取り付けられている。ドライブケーブル34は、内シース38を
通って延びており、モータドライブユニット22内のモータドライブシャフト6
4(図2に示す)に連結されている。
【0021】 特に、カテーテルアセンブリ24の全長は、診断上及び/又は治療上の血管内
での処理に望ましい長さにされている。例えば、カテーテルアセンブリ24の全
長は、皮膚を通して(例えば、大腿部の動脈を経て)先端部を挿入するために必
要な長さに比べると、直接挿入(例えば、動脈切開術)のための比較的短いもの
であってもよい。しかし、図示の簡略化のため、図1にはカテーテルアセンブリ
の極て基端側の部分(すなわち、モータードライブユニット22に隣接する部分
)と末端側の部分(すなわち、遠い先端部分)だけが示されている。非限定的な
例により、ここに述べられる一般的な説明に基づく画像カテーテルアセンブリの
好適な構成の具体例は、米国特許第5,000,185号明細書、第5,115,8
14号明細書、第5,464,016号明細書、第5,421,338号明細書、第
5,314,408号明細書、第4,951,677号明細書に見ることができ、そ
れらの各構造は、参照することによって全てここに組込まれる。
【0022】 モータドライブユニット22は、概略的にみて、本体ケーシング42と、引き
戻しキャリッジ48と、堅牢な引き戻しアーム54とを含んでいる。本体ケーシ
ング42は、ドライブシャフト34を、矢印44および46で示すように、長手
軸30の回りに回転させる電気機械部品を収納している。以下に開示され且つ述
べられているように、本体ケーシング42は、引き戻しキャリッジ48に摺動可
能に取り付けられており、本体ケーシング42は、矢印50で示すように引き戻
しキャリッジ48に対して長手方向に往復動可能である。引き戻しアーム54は
外シース28の基端部40を引き戻しキャリッジ48に対して固定しており、内
シース38とドライブシャフト34がそこを通って延び、且つ本体ケーシング4
2に固定的に取り付けられている。このような形態において、本体ケーシング4
2が引き戻しキャリッジ48に対して長手方向に往復動するとき、入れ子式にさ
れている内シース38とドライブシャフト34が、外シース28に対して長手方
向にそれぞれ対応して動く。
【0023】 ここに開示している観点において、この技術分野における熟練者に認識される
ように、入れ子式にされている内シース38は、外シース28の基端部40から
出てくることがないように、引き戻しキャリッジ48に対する本体ケーシング4
2の動きの「引き戻し範囲」全体を包含するだけの十分な長さでなければならな
い。
【0024】 モータドライブユニット22はまた、引き戻しキャリッジ48に取外し可能に
取り付けられた(オプションの)ベース板118が設けられており、この取外し
可能な構造は、例えば、引き戻しキャリッジ48に設けられた複数の突出部11
5と、ベース板118に対応して形成されて噛合う開口(図示せず)とによる。
ベース板118の底面117は、画像システム20の操作中において、モータド
ライブユニット22が平坦な構造(例えば、操作テーブルのような)の上に安定
して支持されるのに適した形状であるのが好ましい。ベース板118の断面(図
3に示す)は、好ましくは、モータドライブユニット22が特許の脚(patent's
leg)の上に支持されるのを許容するU字状である。特に、モータドライブユニ
ット22は、医師が画像処理を行いながらモータドライブユニット22を自分の
手に持つことができるように、十分にコンパクト且つ軽量であるのが好ましく、
そしてベース板118は、必ずしも引き戻しキャリッジ48に取り付けられなく
てもよい。
【0025】 現時点で予想されている好適実施例においては、引き戻しアーム54とベース
板118は使い捨て可能で、本体ケーシング42とは別に滅菌包装されて供給さ
れることになるであろう。このように、全てのコンポーネントについて滅菌性を
確実にするためには、比較的薄い滅菌プラスチック袋31が、使用前の本体ケー
シング42および引き戻しキャリッジ48を覆って掛けられる。滅菌袋31の一
方端部に形成された開口32は、カテーテルアセンブリ24がそこを通って本体
ケーシング42に接続されるのを許容する。滅菌袋31はまた、パワー/データ
ケーブル25の滅菌性も保つように、本体ケーシング42の反対側端部に管状部
分23も備えている。滅菌袋31の後端部分23は、パワー/データケーブル2
5が無菌領域を侵すことのないように、ケーブル25に沿って少なくとも3フィ
ートは延びているのが好ましい。特に、ベース板118は、無菌領域を侵すこと
なく、比較的薄い滅菌袋31を介して引き戻しキャリッジ48のベース上にスナ
ップ止めされるのが好ましい。
【0026】 この技術分野における熟練者には明らかなように、本発明の利点は、回転ドラ
イブユニットと長手方向ドライブユニットのそれぞれを使用するために、別個に
滅菌した覆いを必要とする従来技術とは違って、モータドライブユニット22の
操作と共に用いる滅菌覆いは、ただ一つだけを必要とする点にある。
【0027】 図2を参照すると、直流ブラシレスモータのようなドライブモータ62は、モ
ータドライブユニット22の本体ケーシング42の基端部内に(すなわち、カテ
ーテルアセンブリ24が末端部に)、モータ支持ブラケット66によって固定で
きるように支持されている。モータ支持ブラケット66は、例えばネジや接着剤
のような適当な手段(図示せず)によって本体ケーシング42の基端部に取り付
けられている。ドライブケーブル34は、堅牢なドライブシャフト64を介して
、機械的に且つ回転するようにドライブモータ62に連結されており、このドラ
イブシャフト64は本体ケーシング42内を通って延びている。ドライブシャフ
ト64は、その基端部でドライブモータ62に接続されており、その末端部でモ
ータドライブ/カテーテルインターフェース67に接続されている。このモータ
ドライブ/カテーテルインターフェース67は、それ自身がドライブケーブル3
4の基端部に接続されている。
【0028】 さらに特別な点は、外ガイドシース28の基端部40が、軸方向の開口を有す
る把持カラー86に結合されていることである。把持カラー86は筒状に窪んで
おり、軸方向の開口はその中を通って入れ子式にされている内シース38が延び
ている。堅牢な引き戻しアーム54の末端部は、外ガイドシース28を壊してし
まうことなく、引き戻しアーム54と外ガイドシース28との間を滑りのないよ
うに固定的に接続するために、把持カラー86に取り付けるようになっている。
引き戻しアーム54の基端部は、スナップ接続(またはクリップ接続)68によ
って、引き戻しキャリッジ48に取外し可能に取り付けられるようになっている
。この形態において、外ガイドシース28は引き戻しキャリッジ48に固定され
てもよく、その結果、本体ケーシング42と、そして入れ子式にされている内シ
ース38とドライブケーブル34のそれぞれとは、外ガイドシース28の基端部
に対して長手方向に移動可能になる。
【0029】 この技術分野において周知の形態によれば、内シース38の基端部は拡張した
筒形状に形成されており、モータドライブユニット22の本体ケーシング42に
取り付けるようになっている凹状把持カラー69を含んでいる。流体フラッシュ
ポート73が、内シース38の内腔75につながるように設けられており、それ
によって流体が、カテーテルアセンブリ24の内側の内腔領域全体に、すなわち
、外ガイドシース28によって形成される内腔53を通り抜けてその先端部でト
ランスデューサ36の周囲を取り囲むように流れ込む。漏れを防止するために、
この漏れは、画像処理中に採用される比較的高い流体圧のために起こり得る問題
であるが、外ガイドシース28と引き戻しアーム把持カラー86との間の結合連
結部に第1流体シール52が設けられており、且つドライブケーブル34の基端
部の回りに、すなわちモータドライブ/カテーテルインターフェース67に隣接
して第2流体シール85が設けられている。
【0030】 この技術分野における熟練者には認識されるように、モータドライブ/カテー
テルインターフェース67は、固定リングベアリング65内に配置されており、
双方をドライブシャフト64で電気的且つ機械的に接続している。この好適実施
例における電気的接続は、ドライブケーブル34を通って(すなわち、トランス
デューサ36からモータドライブ/カテーテルインターフェース67へ)延びて
いる第1同軸ケーブル(図示せず)と、ドライブシャフト64内の第2同軸ケー
ブル(これもまた図示せず)との間で同軸の接続を有している。モータドライブ
ユニット22内では、回転カプラー74がドライブシャフト64の末端部の周囲
に配置されており、本体ケーシング42に固定可能に取り付けられている。特に
、回転カプラー74は、ドライブシャフト64内に配置されて同軸ケーブルに電
気的に接続されたロータ部品(図示せず)を含んでおり、固定側のステータ部品
(これもまた図示せず)との間で誘導電流が発生する関係にあり(in inductive
communication with)、このステータ部品は、信号発生処理回路(図示せず)
に電気的に接続されている。
【0031】 この技術分野における熟練者には認識されるように、回転カプラー74は、カ
テーテルアセンブリ体24の基端部内に配置されることもでき(すなわち、モー
タドライブ/カテーテルインターフェース67は単に機械的インターフェースで
あって電気的インターフェースではないような)、それは、最も普及している画
像カテーテルシステムに現在採用されている技術である。
【0032】 光学的エンコーダ70もまた、ドライブシャフト64の周囲に配置されて且つ
本体ケーシング42に固定可能に取り付けられており、ドライブモータ62を制
御するために、回転速度のフィードバックデータをコンソールコントローラ26
へ供給する。あるいは、モータ速度を制御するために、モータに取り付けられた
サーボ機構からの直流電圧が用いられてもよい。また、ドライブモータ62は、
ステップモータであってもよく、その場合、コンソールコントローラ26は、光
学的エンコーダ70を必要とせずに、パワー/データケーブル25を介してモー
タ62を正確に且つ所定の回転速度で運転することができる。
【0033】 図2に加えて図3を参照すると、引き戻しキャリッジ48は、1対の対向する
カラー78を形成するヨーク形状部分76を有しており、カラー78のそれぞれ
は、本体ケーシング42内を通って延在する各摺動レール80に、摺動可能に組
み付けられている。特に、各摺動レール80は、それぞれ一端でモータ支持ブラ
ケット66に、且つ他端では支持フランジ84に堅固に固定されており、支持フ
ランジ84自身は本体ケーシング42の末端部に取り付けられている。この形態
において本体ケーシング42は、引き戻しキャリッジ48に対して「摺動可能に
取り付けられて」いる。
【0034】 本発明のさらに特別な形態によれば、ドライブモータ62は、減速歯車機構8
8およびドライブネジ90のそれぞれを介して引き戻しキャリッジ48に操作で
きるように連結されている。特に、減速歯車機構88はドライブシャフト64の
周囲に配置され、且つ本体ケーシング42に固定可能に取り付けられており、そ
の結果、ドライブシャフト64が回転するとき、減速歯車機構88の連結歯車9
2が、回転しているドライブシャフト64の周速度よりもずっと低い周速度で、
同じ軸方向に回転する。
【0035】 ドライブネジ90は、その一端でモータ支持フランジ66に、且つ他端で支持
フランジ84に、それぞれ矢印82および83で示すように回転可能に取り付け
られている。ドライブネジ90は、減速歯車機構88の連結歯車92と噛合うよ
うに周囲に配置されたドライブ歯車94を有しており、ドライブシャフト64が
回転することにより、ドライブネジ90は、ドライブシャフト64の周速度より
もずっと低い周速度で、しかしなからドライブシャフト64の周速度に線形比例
して、同じ軸方向に回転する。特に、連結歯車とドライブ歯車との間には、如何
なる歯車サイズも歯車比も、設計的な選択によって採用することができる。
【0036】 さらに図4Aから4Cを参照すると、引き戻しキャリッジ48は、柱状ピン1
01を収容するように横方向に軸を有する開口99を含んでおり、ピン101の
回りには、ネジ付き端部96(例えば、螺刻されたカラーまたは同様の構成)を
有する噛合機構97が回転可能に取り付けられている。すなわち、噛合機構97
はピン101の回りにピボット運動できる。引き戻しキャリッジ48内に設けら
れた拡張バネ98が、噛合機構97のネジ付き端部96をドライブネジ90のネ
ジ部に噛合わせるべく付勢するように配置されている。そのように噛合ったとき
、ドライブネジ90がその長手軸の回りに回転すると、その回転は、引き戻しキ
ャリッジ48に対する本体ケーシング42の位置が、制御された一定の長手方向
転置となるように並進し(すなわち、ドライブモータ62の運転中に)、その結
果、外ガイドシース28に対するドライブケーブル34の同時的な並進が得られ
る。
【0037】 ドライブネジ90のネジ部に対する噛合機構97のネジ付き端部96の噛合い
はラッチ機構56によって制御され、このラッチ機構は、画像システム20が「
長手方向自動並進モード」で選択的に操作されるのを許容する。ラッチ機構56
は、噛合いタブ57とボール戻り止め機構59とを含んでおり、これらは、噛合
機構97とドライブネジ90との噛合および離脱のためには入れ替えて設けるこ
ともできる。
【0038】 噛合いタブ57は、噛合機構97に取り付けられているが、好ましくは一体的
に構成されており、噛合いタブ57が本体ケーシング42に向かって或いは離れ
ていく動きは、ピン101の回りに噛合機構97の往復的回転を生じさせ、その
ネジ付き端部96はドライブネジ90に対して交互に噛合および離脱する。ボー
ル戻り止め機構59は、引き戻しキャリッジ48に取り付けられているが、好ま
しくは一体的に構成されており、バネ105で開口107の外へ部分的に出るよ
うに付勢されたボール103を含んでいる。ボール戻り止め機構59は、噛合い
タブ57が本体ケーシング42に向かって動く(すなわち、図4Bの位置から図
4Cの位置へ)とき、噛合機構97の末端部に形成された凹部109にボール1
03が交互に嵌合するように位置が与えられる。
【0039】 特に、ボール103と凹部109との係合は、噛合機構97上で拡張バネ98
によってピン101の回りに生じるトルクに相殺するトルクを発生する。この形
態において、噛合機構97のネジ付き端部96とドライブネジ90は、噛合いタ
ブ57上に継続した外力が働かなければ離脱位置に保持される。逆に、噛合いタ
ブ57が本体ケーシング42から離れる方向へ動かされるとき(すなわち、図4
Cの位置から図4Bの位置へ)、凹部109がボール103と外れるように力が
加わり、噛合機構97とドライブネジ90は離脱状態となる。拡張バネ98は、
噛合いタブ57上に継続した外力が働かなければ噛合機構97がドライブネジ9
0との噛合位置を維持するように、噛合機構97に十分な力を働かせる。
【0040】 この技術分野における熟練者には認識されるように、ドライブネジ90および
噛合機構97のそれぞれのネジは、ドライブネジ90の回転方向と同様に、ドラ
イブネジ90の末端部からその基端部に向かって引き戻しキャリッジ48を長手
方向へ相対移動(すなわち、カテーテルアセンブリ24に対して)させるように
選択される。しかし、これらのパラメータは、必要ならば、引き戻しキャリッジ
48の相対的転置を反転(すなわち、基端側と末端側)させるように変えること
もできる。
【0041】 減速歯車機構88の減速比は、例えば100:1のように比較的高いのが好ま
しく、ドライブネジ90がその長手軸の回りに回転する周速度がドライブシャフ
ト64のそれよりもはるかに遅くなって、そのことにより、ドライブケーブル3
4の制御された低速の(例えば、1mm/秒)長手方向移動がもたらされる。も
ちろん、ドライブモータ62の出力パラメータ、減速歯車機構88、ドライブネ
ジ90、連結歯車92、及び/又はドライブ歯車を変えることで、他の長手方向
の並進速度が得られる。
【0042】 特に、最小限の入力でドライブネジ90をその長手軸の回りに回転させるのに
、そのような高い減速比で減速歯車機構88を用いることはこれまでにもよく行
われている。結果として、ドライブモータ62の大きさは最小限とすることがで
き、ドライブケーブルを回転させるのに通常用いられるものよりも大きくする必
要は全くない。さらに、別の好適実施例では、減速歯車機構88は、長手方向自
動並進モード中で長手方向並進速度を変えながら操作できるように、複数の切り
換え可能な減速比を備えていてもよい。
【0043】 画像処理(長手方向自動並進モードであっても、でなくても)は、本体ケーシ
ング42の末端部の開口106に取り付けられて、ドライブモータ62を選択的
に作動させるべく電気的に連結された親指/指スタートスイッチ108を用いる
ことで、開始することも停止するも簡単に行える。画像処理の開始を表示するL
ED110が開口106内に取り付けられており、スタートスイッチ108とL
ED110は、それぞれが開口106を通って短い距離だけ通過するように配置
されている。あるいは、スイッチ108が、開口106を通って出ることなく操
作できるような大きさに且つ位置に設けられている場合に、スイッチ108の偶
発的な動作を防止する(すなわち、モータドライブ62の偶発的な作動を防止す
る)のに好ましいかも知れない。
【0044】 基端側に延びている機械的な噛合解除部材112は、これは好適にも支持フラ
ンジ84と一体であるが、長手方向自動並進モード中にドライブネジ90のドラ
イブ歯車94が引き戻しキャリッジ48の末端面と接触するのを防止するリミッ
トスイッチとして作用する。特に、引き戻しキャリッジ48の末端面がドライブ
歯車94に「近付く」とき、機械的な噛合解除部材112が噛合機構97に「近
付く」。噛合解除部材112の長さは、ドライブ歯車94が引き戻しキャリッジ
48の末端面と接触する直前に、噛合解除部材112の基端面が接触し、そのこ
とによって噛合機構97のネジ付き端部96をドライブネジ90から離脱させる
べく噛合機構97がピン101の回りに回転するように、好適に選択される。こ
の動作はまた、ボール103を凹部109に嵌合させ、そのことによって噛合機
構97をドライブネジ90から離れた位置に固定する。
【0045】 電気的なスタートインジケータ114がドライブモータ支持フランジ66に取
り付けられており、長手方向自動並進モードの開始を示すためにパワー/データ
ケーブル25を介してコンソールコントローラ26に電気的に接続されている。
特に、長手方向自動並進モードの開始前、引き戻しキャリッジ48が本体ケーシ
ング42に対して開始位置にあるとき、スタートインジケータ114上に取り付
けられている作動ボタン116が、引き戻しキャリッジ48の基端面によって押
し込まれる。長手方向自動並進モードが開始されるとき、引き戻しキャリッジ4
8が離れるほうへ移動し、そのことによりボタン116を解放してスタートイン
ジケータ114からコンソールコントローラ26へ対応する信号が送られる。
【0046】 この技術分野における熟練者にはこの開示から認識されるように、必要であれ
ば、引き戻し処理が完了したことを示すために、同様の機械的作動スイッチを本
体ケーシングの末端面に設ける(すなわち、前支持ブラケット84に取り付ける
)ことも可能である。
【0047】 図5に描かれているように、モータドライブユニット22は、本体ケーシング
42の外側に、好ましくは目盛120を含んでいる。引き戻しキャリッジ48に
取り付けられた、好ましくは一体の指示器122が、引き戻し処理中に外ガイド
シース内での開始位置および終了位置の間で長手方向に移動するトランスデュー
サ36の位置に関する情報を提供するために、位置的に目盛120と協働する。
すなわち、引き戻しキャリッジ48に対して本体ケーシング42が、ある増加距
離を超えて長手方向に移動することは、トランスデューサ36が、外ガイドシー
ス28内におけるその最も末端側の位置を基準にして、その同じ増加距離まで対
応して移動することである。
【0048】 図5〜8を参照して、画像システム20の操作および使用についてこれから述
べる。モータドライブユニット22は、最初、手動で「開始」位置に置かれ、す
なわち本体ケーシング42が、引き戻しキャリッジ48に対してその最も末端側
の位置に置かれ、引き戻しキャリッジ48の基端面が、スタートインジケータ1
14上の作動ボタン116を押し込む。医師または病院の他の職員が、噛合いタ
ブ56を本体ケーシング42の方へスライドさせて噛合機構97をドライブネジ
90から離脱させることによってこのステップを実行することができる。そして
引き戻しキャリッジ48は、本体ケーシング42を把持しながら基端側へ移動す
ることができる。開始位置からの偶発的な移動を防止するために、モータドライ
ブユニット22は、噛合機構97のネジ付き端部96をドライブネジ90に噛合
わせるように、噛合いタブ56を本体ケーシング42から離れる方へスライドさ
せることによって位置に固定されるべきである。
【0049】 カテーテルアセンブリはモータドライブユニット22に取り付けられており、
すなわち、ドライブシャフト64に接続されたモータドライブ/カテーテルイン
ターフェース67と、滅菌袋31とを介して本体ケーシング42に取り付けられ
た把持カラー69とを用いて取り付けられている。もし、画像走査処理中にトラ
ンスデューサ36の長手方向の並進が必要な場合には、引き戻しアーム54は、
その一端で引き戻しキャリッジ48に取り付けられ、他端では、外ガイドシース
28に取り付けられた把持カラー86に取り付けられる。
【0050】 担当医師は、患者の体の止血弁136を通して外ガイドシース28を挿入する
ことができ、標準的な蛍光透視鏡術、及び/又は米国特許第5115814号明
細書に開示されて説明されているような技術を用いて検査されるべき患者の血管
内で、外ガイドシース28およびトランスデューサ36の位置を決めることがで
きる。この技術分野ではよく知られているように、外ガイドシース28の末端部
は、処置を施そうとしている血管の部分全体が、その位置替えを必要とせずに効
果的に画像走査できるような位置に置かれるべきである。
【0051】 カテーテル24とモータドライブユニット22が正しい位置にある状態で、医
師は、ドライブシャフト64を高速回転させるべく、そしてこれに対応してドラ
イブケーブル34およびトランスデューサ34を高速回転させるべくスタートス
イッチ108を操作することによって、患者の血管を画像走査することができる
。特に、医師が、患者の血管の断面の一横切りのデータサンプルを取ろうとする
だけなら、彼または彼女は、スタートスイッチ106を操作する前に、噛合機構
97をドライブネジ90から離脱させるべく本体ケーシング42の方へ噛合いタ
ブ56をスライドさせればよい。
【0052】 あるいは、医師は、長手方向自動並進モードで画像システム20を操作するこ
とで、自動的に超音波画像走査する選択をすることもできる。そのような場合、
トランスデューサ36は、トランスデューサ36の高速回転と同様の一定速度で
長手方向に動かされる。患者の血管壁内部を長手方向に間隔をおいて360度「
輪切り」にして示すデータサンプルは、そのようにして少しずつ蓄積することが
でき、それらは、既知のアルゴリズムと二次元または三次元フォーマットとを用
いてコンソールモニタ(26の部分、しかし図示せず)上に再構成することがで
きる。
【0053】 トランスデューサ36を外ガイドシース28に対して長手方向へどのように並
進する場合であっても、画像システム20は、患者の血管の「末端側から基端側
へ」の走査をなすので、その前に、トランスデューサ36は、走査しようとする
血管の最も末端側の部分に好適に位置される。外ガイドシース28とトランスデ
ューサ36が、医師が観察しようとする患者の血管領域内に一旦位置されると、
モータドライブユニット22は、ガイドシース28内の不必要な如何なるたるみ
も取り除くように位置される。
【0054】 長手方向自動並進処理を簡単にするためには、モータドライブユニット22を
、例えばテーブルや患者の足の上のような支持体の上に支持するために、ベース
板118は引き戻しキャリッジ48に取り付けられてもよい(すなわち滅菌プラ
スチック袋31を介して)。上に、簡単に示したように、最も好ましくは、トラ
ンスデューサ36は、モータドライブユニット22によって末端側から基端側の
方向へ並進する(すなわち、図5および6における矢印126の方向に)。
【0055】 図5では、モータドライブユニット22は、自動超音波画像走査の開始位置に
あり、引き戻しキャリッジ48上の指示器122が、目盛120の印「0」を示
していることが解る。医師は、スタートスイッチ108を操作する前に、噛合機
構97をドライブネジ90に噛合わせるべく本体ケーシング42から離れる方向
へ噛合いタブ56をスライドさせなければならない。そして医師は、スタートス
イッチ108を操作して自動超音波画像走査を開始するであろう。これは、本体
ケーシング42に、引き戻しキャリッジ48に対する長手方向基端側への移動を
起こさせる(すなわち、図5および6における矢印128の方向に)。引き戻し
キャリッジ48の基端面がスタートインジケータ114から遠ざかる方向へ移動
するとき、作動ボタン116は解放されて、そのことによって、自動超音波画像
走査が開始したことを示す信号がコンソールコントローラ26へ送られる。ある
いは、その医師が最初にモータスイッチ108をスタートして、そして噛合いタ
ブ56を本体ケーシング42から離れる方向へスライドさせることによって、引
き戻し処理を開始してももよい。
【0056】 引き戻しキャリッジ48は、そして引き戻しアーム54は、本体ケーシング4
2の長手方向の移動にかかわらず、ベース板118上に支持されたモータドライ
ブユニット22と共に「固定位置」に保たれる。外ガイドシース28は、それ自
体が引き戻しアーム54によって固定位置に保たれる。本体ケーシング42の長
手方向基端側への移動は、ドライブケーブル34と入れ子式にされた内シース3
8のそれぞれは、外ガイドシース28に対して、相当する長手方向基端側への移
動を生じる。したがってトランスデューサ36は、目盛120上に指示器122
で示されたように、その最も末端側の位置(縦軸線124で示す)から、引き戻
しキャリッジ48に対する本体ケーシング42の移動に等しい距離だけ長手方向
基端側へ移動する。
【0057】 図7において、モータドライブユニット22は自動超音波画像走査の終端位置
で示されており、引き戻しキャリッジ48上の指示器122は、目盛120上の
印「10」を今示していることが解る。
【0058】 医師は、ベース板118上でモータドライブユニット22を支持するよりも、
モータドライブユニット22の本体ケーシング42を手で保持することを選択で
きる。この例では、把持カラー86と止血弁136との間で外ガイドシース28
の部分を十分真っ直ぐに保持していると同時に、医師は、引き戻しキャリッジ4
8が本体ケーシング42に対して移動する速度とほぼ同じ速度で、本体ケーシン
グ42を手動で長手方向基端側へ動かすことによって、上述の効果と同様の効果
を伴って自動超音波画像走査を開始することができる。この「速度のマッチング」
は、本体ケーシング42の移動中に、把持カラー86と止血弁136との間で外
ガイドシース28における一定張力を保つことで簡単にできる。
【0059】 図8を参照すれば、医師は、モータドライブユニット22の本体ケーシング4
2が自動超音波画像走査中に基端側へ移動するのを防ぐことも、代替的に可能で
ある。特に、本体ケーシング42が固定位置にある状態では、引き戻しキャリッ
ジ48と、そして引き戻しアーム54は、長手方向に且つ末端側へ矢印130の
方向に移動する。結果として、把持カラー86と止血弁136との間の距離は短
くなる。外ガイドシース28は把持カラー86と止血弁136とによって止めら
れているので、外ガイドシース28は、横方向に撓められ、ないしは「湾曲」さ
せられる。このような外ガイドシース28の横方向の撓みは、入れ子式にされて
いる内シース38と、そしてドライブケーブル34とに、矢印132方向へ長手
方向の移動を生じさせ、それはすなわち、目盛120上の指示器122によって
示されるように、本体ケーシング42によって動かされた引き戻しキャリッジ4
8に対する距離に等しい距離であり、その最も末端側の位置からの移動距離であ
る。
【0060】 この後者の状況では、本体ケーシング42が引き戻しキャリッジ48に対して
その最も基端側の位置に達するとき、機械的な噛合解除部材112が接触し、噛
合機構97をドライブネジ90から離脱させて自動超音波画像処理を終了する。
本体ケーシング42が引き戻しキャリッジ48に対するその最も基端側の位置に
達すると、引き戻しキャリッジ48上の指示器122が目盛120上の印「10
」を示す。勿論、自動超音波画像処理は、目盛120上に印された「0〜10」
の範囲全体(すなわち、引き戻しキャリッジ48に対する本体ケーシング42の
最も可能性の高い移動範囲(the fullest possible range of movement))では決
して行われる必要はないが、しかしその代りに何時でも終了させることができる
。すなわち、噛合いタブ56を本体ケーシング42に向かってスライドさせるこ
とによって噛合機構97をドライブネジ90との噛合から離脱させることができ
る。
【0061】 幾つかの具体例では、医師は、患者の血管の等間隔でスライスした複数断面か
らデータを蓄積する必要はなく、患者の血管の別々に異なった横断面に関するデ
ータサンプルを取りたい場合があり得る。例えば、患者の血管の選択された個別
の画像を分析することが好ましい場合がある。そのような場合、医師は、噛合機
構97をドライブネジ90から離脱させるべく本体ケーシング42の方へ噛合い
タブ56をスライドさせる長手方向手動並進モードで、画像20を操作すること
ができる。そして医師は、患者の血管内の画像化されるべき箇所に、回転するト
ランスデューサ36を置くように、引き戻しキャリッジ48に対する本体ケーシ
ング42の位置を手動で動かすことができる。トランスデューサ36の実際の相
対的位置は、目盛120上の指示器122によって示される位置を参考にして決
定することができる。
【0062】 この技術分野の熟練者は、前述した好適実施例において数多くの機械的及び/
又は電気的な手段が代替例として採用可能であることを認識するであろう。例え
ば、ドライブネジ90と噛合機構97とのアセンブリよりもむしろ、ドライブギ
ア・アンド・ラックのアセンブリや、あるいはドライブベルトのアセンブリが、
引き戻しキャリッジ48に対して本体ケーシング42を長手方向に並進させるの
に採用されるかも知れない。これらの代替例は、同時係属中の「カテーテルシー
ス内における操作可能な部材の長手方向移動制御装置および制御方法」と題され
た米国特許出願番号08/722325号および「カテーテルシステムおよびそ
の駆動アセンブリ」と題された米国特許出願番号08/721433号に開示さ
れ且つ述べられており、これらは、それぞれ全て、参照としてここに組込まれる
ものである。
【0063】 また、ドライブネジ90に対して噛合機構97のネジ付き端部96が噛合い、
且つ離脱するのを許容するためには、噛合いタブ57とボール戻り止め機構59
の組合せよりもむしろ、ロッキングスライド(locking slides)やラッチ(latc
hes)、または直角回しネジ(quarter-turn screws)が用いられるかも知れない
【0064】 さらにまた、パワー/データケーブル25に対して、電力は電池によって供給
することもでき、またデータ/命令は、モータドライブユニット22を全て自己
完備したものとするために、無線送受信器を用いて通信することもできる。
【0065】 またさらに、種々の自動化された長手方向並進速度は、種々の目的に応じて選
択されるかも知れない。例えば、低速であれば、時間が限定されたファクターで
はない場合には、医師にとって画像をリアルタイムで検査することができる。上
限速度は、連続する画像データのベクトルとスライス(successive imaging dat
a vectors and slices)との間に受容可能なギャップが存するような、トランス
デューサ36の回転速度と、プローブによって与えられる画像データスライスと
の効果的な厚さとによって調整される。このことは、トランスデューサ36の自
動化された並進中における血管の画像化中に、識別可能な特徴を見失ったり、ベ
クトルの上書き(vector overwriting)をしたりするのを防止する。有効な厚さ
は、トランスデューサ36のビーム特性によって調整される。幾つかの適用に対
しては、トランスデューサ36の長手方向並進が、不連続に設定された距離だけ
並進するようにプログラムされて用いるために、あるいは調整されたアルゴリズ
ムで用いるために、不連続になるかも知れない(すなわち、心電図にゲートで制
御された(i.e., gated to an electrocardiogram))。
【0066】 さらに、トランスデューサ36を用いて血管領域を画像化するために特別に適
用される一方で、本発明の開示された実施例は、回転する関節切除術装置のよう
な他の回転する操作可能な要素に、制御された長手方向の移動を与えるべく変更
することも可能である。さらには、本発明は、血管領域での使用に限定されるも
のではなく、他の体腔や通路内においても使用可能である。
【0067】 このように、本発明は、現時点で最も実際的且つ好適と思われる具体例に関し
て述べられたが、本発明は、説明した例に限定されるべきではないこと、それど
ころか、添付の特許請求の範囲に記載された技術的思想および範囲に含まれる種
々の変形例や等価な組合わせを包含することを意図していることが理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る血管超音波画像システムの概略図である。
【図2】 図1の血管超音波画像システムに採用されるドライブユニットの
要部破断側面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿って取った断面図である。
【図4A】 図1の血管超音波画像システムに採用される噛合機構とボール
戻り止め機構の平面図である。
【図4B】 図4Aの噛合機構とボール戻り止め機構の平面図であり、噛合
位置で示されている。
【図4C】 図4Aの噛合機構とボール戻り止め機構の平面図であり、噛合
解除位置で示されている。
【図5】 自動超音波画像走査を開始する前の状態の、図1の血管超音波画
像システムの部分側面図である。
【図6】 自動超音波画像走査中の状態の、図1の血管超音波画像システム
の部分側面図である。
【図7】 自動超音波画像走査を終了した後の状態の、図1の血管超音波画
像システムの部分側面図である。
【図8】 図1の血管超音波画像システムの部分側面図であり、自動超音波
画像走査を実行する別の方法を示している。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルアセンブリに取り付けるようにされた本体と、 上記本体に、固定され且つ収納されたモータと、 上記モータに回転すべく連結された第1端部と、上記カテーテルアセンブリ内
    に配置されて操作される要素に対して、回転すべく連結するようにされた第2端
    部とを有するドライブシャフトと、 上記本体に対してスライドするように噛合う引き戻しキャリッジと、 上記本体に対して回転可能に取り付けられ且つ上記引き戻しキャリッジに対し
    て噛合可能な駆動力伝達系であって、該駆動力伝達系が回転するとき上記本体に
    対する上記引き戻しキャリッジの移動を生じさせる駆動力伝達系と、そして、 上記ドライブシャフトの回転が上記駆動力伝達系の相当する回転を生じるよう
    に、該ドライブシャフトおよび該駆動力伝達系のそれぞれに対して回転可能に連
    結された歯車機構とを備えているモータドライブアセンブリ。
  2. 【請求項2】 上記引き戻しキャリッジに一端で取り付けられ、他端で上記
    カテーテルアセンブリの外シースに取り付けられる引き戻しアームをさらに備え
    、上記ドライブシャフトが上記操作される要素に連結されるとき、上記引き戻し
    キャリッジに対する上記本体の移動が、上記外シースに対する上記操作される要
    素の同時移動を生じる請求項1記載のモータドライブアセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記引き戻しキャリッジに取り付けられるベース板をさらに
    備えている請求項1記載のモータドライブアセンブリ。
  4. 【請求項4】 上記本体は1対のガイドレールを備えており、上記引き戻し
    キャリッジは1対のカラーを備えており、各カラーはそれぞれのガイドレールに
    対してスライドするように嵌合している請求項1記載のモータドライブアセンブ
    リ。
  5. 【請求項5】 上記駆動力伝達系は、 上記本体に回転可能に取り付けられて上記歯車機構に回転可能に連結されたド
    ライブネジと、 上記引き戻しキャリッジにピボット運動可能に取り付けられており且つ上記ド
    ライブネジに噛合可能であるネジ付きカラーとを備えており、そのことによって
    該引き戻しキャリッジに対する上記本体の並進運動を生じる請求項1記載のモー
    タドライブアセンブリ。
  6. 【請求項6】 上記引き戻しキャリッジは、該引き戻しキャリッジを上記ネ
    ジ付きカラーに対して交互に噛合または離脱するラッチを備えている請求項5記
    載のモータドライブアセンブリ。
  7. 【請求項7】 上記本体に取り付けられており、且つ該本体が上記引き戻し
    キャリッジに対する所定の位置へ移動するときに上記ネジ付きカラーを上記ドラ
    イブネジから離脱させる形状にされている噛合解除部材をさらに備えている請求
    項5記載のモータドライブアセンブリ。
  8. 【請求項8】 上記歯車機構は減速歯車を備えており、上記ドライブシャフ
    トの第1の角速度での回転が、上記駆動力伝達系の第2の角速度での対応する回
    転を生じ、該第2の角速度は第1の角速度よりも実質的に遅くされている請求項
    1記載のモータドライブアセンブリ。
  9. 【請求項9】 上記本体が開始位置から上記引き戻しキャリッジに対して離
    れる方向へ移動するときに外部コントローラへ信号を送る構成にされており、且
    つ該本体に取り付けられている動作指示器をさらに備えている請求項1記載のモ
    ータドライブアセンブリ。
  10. 【請求項10】 外シースと、その中に配されて操作される要素とを備える
    カテーテルアセンブリと、 モータドライブアセンブリと、 引き戻しアームとを備えた画像システムであって、 上記モータドライブアセンブリは、上記カテーテルアセンブリに取り付けるよ
    うにされた本体と、該本体に、固定され且つ収納されたモータと、上記モータに
    回転すべく連結された第1端部および、操作される要素に対して、回転すべく連
    結するようにされた第2端部を有するドライブシャフトと、上記本体に対してス
    ライドするように噛合う引き戻しキャリッジと、上記本体に対して回転可能に取
    り付けられ且つ上記引き戻しキャリッジに対して噛合可能な駆動力伝達系であっ
    て、該駆動力伝達系が回転するとき上記本体に対する上記引き戻しキャリッジの
    移動を生じさせる駆動力伝達系と、そして、上記ドライブシャフトの回転が上記
    駆動力伝達系の相当する回転を生じるように、該ドライブシャフトおよび該駆動
    力伝達系のそれぞれに対して回転可能に連結された歯車機構とを備えており、 上記引き戻しアームは、上記引き戻しキャリッジに一端で取り付けられ、他端
    で上記外シースに取り付けられ、上記ドライブシャフトが上記操作される要素に
    連結されるとき、上記引き戻しキャリッジに対する上記本体の移動が、上記外シ
    ースに対する上記操作される要素の同時移動を生じる、画像システム。
  11. 【請求項11】 上記引き戻しキャリッジに取り付けられるベース板をさら
    に備えている請求項10記載の画像システム。
  12. 【請求項12】 上記本体は1対のガイドレールを備えており、上記引き戻
    しキャリッジは1対のカラーを備えており、各カラーはそれぞれのガイドレール
    に対してスライドするように嵌合している請求項10記載の画像システム。
  13. 【請求項13】 上記駆動力伝達系は、上記本体に回転可能に取り付けられ
    て上記歯車機構に回転可能に連結されたドライブネジと、上記引き戻しキャリッ
    ジにピボット運動可能に取り付けられており且つ上記ドライブネジに噛合可能で
    あるネジ付きカラーとを備えており、そのことによって該引き戻しキャリッジに
    対する上記本体の並進運動を生じる請求項10記載の画像システム。
  14. 【請求項14】 上記引き戻しキャリッジは、該引き戻しキャリッジを上記
    ネジ付きカラーに対して交互に噛合または離脱するラッチを備えている請求項1
    3記載の画像システム。
  15. 【請求項15】 上記本体に取り付けられており、且つ該本体が上記引き戻
    しキャリッジに対する所定の位置へ移動するときに上記ネジ付きカラーを上記ド
    ライブネジから離脱させる形状にされている噛合解除部材をさらに備えている請
    求項14記載の画像システム。
  16. 【請求項16】 上記歯車機構は減速歯車を備えており、上記ドライブシャ
    フトの第1の角速度での回転が、上記駆動力伝達系の第2の角速度での対応する
    回転を生じ、該第2の角速度は第1の角速度よりも実質的に遅くされている請求
    項10記載の画像システム。
  17. 【請求項17】 カテーテルアセンブリに取り付けるようにされた本体と、 上記本体に対してスライドするように噛合う引き戻しキャリッジと、 上記本体に収納され、且つドライブシャフトに回転するように連結されたモー
    タと、 上記本体に対して回転可能に取り付けられ、且つ上記ドライブシャフトに回転
    するように連結されており且つ上記引き戻しキャリッジに噛合可能である駆動力
    伝達系であって、該駆動力伝達系が回転するとき上記本体に対する上記引き戻し
    キャリッジの移動を生じさせる駆動力伝達系とを備えているモータドライブアセ
    ンブリ。
  18. 【請求項18】 上記ドライブシャフトの回転が、実質的により遅い角速度
    で上記駆動力伝達系の相当する回転を生じるように、該ドライブシャフトおよび
    該駆動力伝達系のそれぞれに対して回転可能に連結された歯車減速機構をさらに
    備えている請求項17記載のモータドライブアセンブリ。
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