JP2002513333A - 印刷機のインキ溝のナイフのための調整ねじ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 インキ溝（２）の外被（２０）の穴を貫通してナイフ（２２）に作用する押圧ボルト（４）と、調整ねじの位置を表示する、操作レバー（５１）付きの装置（５０）とを有する、印刷機のインキ溝（２）のナイフ（２２）のための調整ねじ装置（１）であって、装置（１）が適合したアダプタ部材（１０）を有し、アダプタ部材（１０）をインキ溝（２）の現存する外被（２０）の既存のねじ穴（２１）に挿着することができ、調整ねじ装置（１）の残余の部材は機種に関係なく使用可能である調整ねじ装置。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷機のインキ溝のナイフのための調整ねじ装置 本発明はインキ溝の外被のねじ穴を貫通してナイフに作用する押圧ボルトと、 調整ねじの位置を表示する、操作レバー付きの装置とを有する、印刷機のインキ 溝のナイフのための調整ねじ装置に関する。 種々の印刷製品で、全幅に配分されるインキの需要が著しく相違することが多 い。従ってインキ溝からインキ出しローラへのインキ供給は均一にではなく、局 部的需要に応じて行なうことが望ましい。このために印刷機のインキ溝は適当な 調整ねじを有し、その押圧ボルトがインキ溝の外被を貫通してナイフを調整自在 に押圧する。たいていの印刷機の基本構造でこの調整ねじは、ねじ山を備えた極 めて簡単なねじであり、手動調整のためにこの調整ねじをねじ込み及びねじ戻す ことができる。問題は、調整ねじの調整に時間がかかり、従ってかなり多くの刷 り損じ紙が生じることである。従って全インキ溝を取替え、所定の印刷製品を反 復するときに調整ねじの同じ位置を直ちに再びセットすることができるように、 正確に調整することができる調整ねじ又は適当な表示装置を備えた調整ねじを有 する新しいインキ溝を取付けることによって、印刷機を再装備することが多い。 計数装置と結合されたねじ込み式調整によって、これが極めて正確に得られる。 このような方式が例えばＵＳ−Ａ−２６０７３１５又はＥＰ−Ａ−０４２５４３ ２で知られている。調整が旋回可能なレバーによって行なわれ、従ってその押圧 位置が旋回レバーの位置で分かる調整ねじ装置を備えたインキ溝は、調整がやや 正確さを欠くがその代わり迅速である。このような方式は種々の構造が知られて いる。この点については例えば下記の刊行物が挙げられる。ＷＯ−Ａ−９４／１ ９１９４、ＵＳ−Ａ−４４７９４３４、ＤＥ−Ａ−２５５０７２０及びＤＥ−Ａ −３３３６９１９及びＣＨ−Ａ−６４７７７１６。 実際上すべての上記の解決策は適当に適合させたインキ溝を必要とし、簡単な 調整ねじを取除いて適当な特製の調整ねじ装置と取替えることによる既存のイン キ溝の改装についてはほとんど知られていない。主要問題はインキ溝に関して規 格がなく、夫々の印刷機製造元で、また同じ製造元のほとんどすべての機種で異 なるインキ溝が使用されることである。これらの方式に共通するのは、インキ溝 の外被に適当な穴があって、この穴に押圧ボルトが貫挿されることだけである。 方式に応じてこの穴は長さが異なり、様々な直径を有し、単純な穴であったりね じ穴であったりする。しばしば穴の内部に直径の変化もある。従って既存のイン キ溝を改装しようとすると、機種に関係する特製の種々の調整ねじ装置が必要で あり、さらにインキ溝の外被に変更を行なわなければならなかった。従ってある 印刷機への適合もかなり費用がかかる。適当な調整ねじ装置を備えたまったく新 しいインキ溝を取付けなければならないか、又は既存のインキ溝を解体し、穴を 変更し、調整ねじ装置を挿着して、インキ溝を再び取付けなければならないため 、改装される機械が長時間停止していたからである。このことは長い改装時間を もたらし、その間に当該の作業停止がさらにコストを増加する。 出願人が自身の経験から確認しなければならなかったように、市販の印刷機を 改装するには、ぼう大な数の種々の基本タイプが必要である。それに応じて貯蔵 コストが高い。 そこで本発明の課題は、印刷工が現存するインキ溝に適当な変更を行なわずに 調整ねじ装置を自分で組立てることができるように、インキ溝を変更しない既存 の印刷機の改装をたやすく行なわせる調整ねじ装置を提供することである。 この課題は請求項１の特徴を有する調整ねじ装置が解決する。 好適な実施例を図面に概略図でを示し、以下の明細書で説明する。 図１は調整ねじ装置のインキ出しローラの軸線に垂直な垂直断面図、 図２は同じ調整ねじ装置のインキ出しローラの軸線の延長方向と平行な水平断 面図を示す。 すでに冒頭で述べたように、本発明は任意の印刷機の現存するインキ溝から出 発する。従ってこれらの部材のごく概要を図示した。実際の構成は遥かに複雑で あろうが、しかし唯一つの部分だけをこれらの諸条件の適合させればよいのであ るから、その限りで実際の構成は本発明にとって些細なことである。 どの印刷機もインキ溝２を装備する。インキ溝２は多数の穴、たいていねじ穴 ２１を有する外被２０を具備する。この穴を調整ねじが貫通する。調整ねじはイ ンキ出しローラ２３に接するナイフ２２に直接作用する。インキ出しローラ２３ にあるインキはインキ移しローラによって間欠的に取り出され、いわゆるインキ 着け装置のインキ練胴に転送される。 インキ溝２の外被２０には規則的間隔で多数の穴２１がある。これらの穴２１ は機械によって形状、直径、長さ及び経過が極めて相違する。 新しい調整ねじ装置をインキ溝に適合させ又はまったく新しいインキ溝を取付 ける代わりに、調整ねじ装置を原則として２つの区域即ち常に不変の区域と適合 させた機種特有の区域、即ちアダプタ部材１０に分割することを提案する。 アダプタ部材１０はおおむね一体の円筒形スリーブからなる。このスリーブは ねじ部分１１と差込部分１２を有する。ねじ部分及び差込部分という呼称は原則 としてただ区別のために使用され、図面に示す実施例に相当する。ねじ部分１１ の設計と寸法は、装備を施すインキ溝２の現存する外被２０の現存する条件に適 合させてある。従ってアダプタ１０のいわゆるねじ部分１１は注文に応じて特別 に製造される。それと反対にアダプタ１０の第２の部分即ち差込部分１２は標準 化されており、調整ねじ装置１の残余の不変の部分に常に適合する。ここでねじ 部分１１として構成されたアダプタ部材１０の第１の部分の直径は、たいていの 場合に差込部分１２より小さい。 差込部分１２は円筒形に旋削した部分であって、この部分を調整ブロック１３ に正確に嵌合して差込むことができる。調整ブロック１３は好ましくは直方体状 の形状を有し、円筒形の貫通孔１４を備えている。この貫通孔に押圧ボルト４が 支承される。押圧ボルト４は調整ブロック１３をほぼ完全に貫通し、全アダプタ 部材１０の中心を通ってナイフ２２に接する。従ってアダプタ部材１０も等しい 直径に設計された穴１５を有する。穴１５はアダプタ部材を完全に貫通する。 アダプタ部材１０のねじ部分１１は雄ねじ１６を備えており、雄ねじ１６はイ ンキ溝２の外被２０の穴２１にある雌ねじに適合する。これによって全調整ねじ 装置１がインキ溝２と取外し可能に連結され、インキ溝２に対しても調整できる ようになっている。調整ブロック１３とアダプタ部材１０の間の結合は、ここに 図示したように止めねじ１７で行なうことができる。止めねじ１７はアダプタ部 材１０の差込部分１２の一巡する溝穴１８に係合する。止めねじ１７は調整ブロ ック１３を横から拡張穴１９まで貫通する。 拡張穴１９の長さと直径はアダプタ部材１０の差込部分１２に正確に適合させ てある。止めねじ１７がまだ締込まれていない限り、アダプタ部材１０は軸方向 に固定されているがなお回転可能である。このことは組立と粗調整のために好都 合である。差込部分１２を調整ブロック１３に固定するもう一つの可能性は、ス ナップリング１７’による条件付きでのみ取外し可能な結合のために２つの部材 に対応する環状溝を設けることである。それによって軸方向固定が得られるが、 ２つの部材の相互の回転の可能性が引き続き保証される。この代案を図１に簡素 化して示す。 調整ブロック１３には円筒形貫通孔１４の延長方向に対して垂直に支持穴４０ が設けてあり、少なくとも上記の円筒形貫通孔の中まで伸張する。めくら穴とし て設計されたこの支持穴４０に、旋回体４１が軸方向に固定して回転可能に支承 されている。軸方向固定は在来の手段、例えばやはりスナップリングによって行 なうことができる。 旋回体４０は円筒形貫通孔１４の側に配置された端面に、偏心の少なくとも円 弧形のリンク案内路４２を有する。押圧ボルト４に固定された駆動体４３がこの リンク案内路４２に係合する。こうして旋回体４０の回転運動が押圧ボルト４の 軸方向移動を生じる。 押圧ボルト４と旋回体４０の接触区域の案内を改善し、さらにリンク案内路４ ２内の駆動体４３の傾きを防止するために、押圧ボルト４の接触区域は研削され て平坦なすべり面４４になっている。平坦なすべり面４４の長さは少なくとも旋 回体４０の直径プラス押圧ボルト４の最大変位に相当する。 また旋回体４０は調整ブロック１３から側方に突出する。これは旋回体４０に 半径方向に配設した操作レバー５１を設けることを可能にする。このレバーはそ の角位置により原則としてナイフ２２に対する押圧ボルト４の位置を表示する。 表示は旋回体４１の目盛５２によって行なうこともでき、それによって調整ブロ ック１３に対する旋回体４１の角位置を読み取ることができる。しかし目盛を有 する部材５３を調整ブロックに螺着すれば、調整が遥かによく見える。図１の構 造ではこの部材は適当な読取り目盛を備えた円筒形キャップである。希望によっ ては、この部材５３がむしろ板の形状を有することもできる。表示のために使用 される目盛付きのこの部材５３は交換し得るように固定されている。ねじ５４は 末端側に雌ねじを備えた円筒形貫通孔１４に直接係合する。 こうしてこの配列によって、目盛を担持する部材５３を機械特有に設計するこ ともできる。例えば目盛を担持する部材５３がちょうど２個の隣接する調整ねじ 装置の間隔に相当する幅を有することができる。この場合部材５３は調整ブロッ ク１３より幅が広く又はこの部材５３を除く残りの調整ねじ装置１の全幅より広 い。こうして完全に改装した状態で、目盛を担持する部材５３は互いに密接して いる。 本発明に基づく調整ねじ装置の組立は、機械特有に製造されたアダプタ部材１ ０のねじ部分をほぼ適正な位置にねじ込み、次に装置１の残りの部分をアダプタ 部材の差込部分１２にはめるという手順で行なう。その場合好ましくはアダプタ 部材１０に設けられた締込み区域４５は露出している。この区域はアダプタ部材 を工具例えば両口スパナで絞め込むために利用される。従って締込み区域は六角 又は八角であることができる。 初期調整のためにレバー５１で旋回体４１を最小位置にセットし、次にナイフ ２２に対する押圧ボルト４の圧縮力がインキを事実上ほとんど通さないような大 きさになるまで、両口スパナでアダプタ部材１０をねじ込む。従って操作レバー ５１を旋回することによって、インキ出しローラ２３へのインキ排出を最小から 最大まで調整することができる。この調整は簡単に認識することができ、たやす く調整しかつ読取ることができるから、再度の印刷の場合は同じ調整を即座に繰 り返すことができる。熟練した印刷工は、少なくとも近似的に適正なインキ供給 のためにどのような調整が正しいか、を印刷原稿だけで認識することができるで あろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１０月２３日（１９９８．１０．２３） 【補正内容】 …全インキ溝を取替え、所定の印刷製品を反復するときに調整ねじの同じ位置を 直ちに再びセットすることができるように、正確に調整することができる調整ね じ又は適当な表示装置を備えた調整ねじを有する新しいインキ溝を取付けること によって、印刷機を再装備することが多い。計数装置と結合されたねじ込み式調 整によって、これが極めて正確に得られる。このような方式が例えばＵＳ−Ａ− ２６０７３１５又はＥＰ−Ａ−０４２５４３２で知られている。調整が旋回可能 なレバーによって行なわれ、従ってその押圧位置が旋回レバーの位置で分かる調 整ねじ装置を備えたインキ溝は、調整がやや正確さを欠くがその代わり迅速であ る。このような方式は種々の構造が知られている。この点については例えば下記 の刊行物が挙げられる。ＷＯ−Ａ−９４／１９１９４、ＵＳ−Ａ−４４７９４３ ４、ＤＥ−Ａ−２５５０７２０及びＤＥ−Ａ−３３３６９１９及びＣＨ−Ａ−６ ４７７７１６。 請求項１の上位概念の特徴を有する調整ねじ装置がＥＰ−Ａ６６７２３８で明 らかである。位置を適合させるために、調整ねじ装置は直接に又はアダプタによ り組立部品に並進運動可能に固定され、オフセット印刷機と結合される。 実際上すべての上記の解決策は適当に適合させたインキ溝を必要とし、簡単な 調整ねじを取除いて適当な特製の調整ねじ装置と取替えることによる既存のイン キ溝の改装についてはほとんど知られていない。主要問題はインキ溝に関して規 格がなく、夫々の印刷機製造元で、また同じ製造元のほとんどすべての機種で異 なるインキ溝が使用されることである。これらの方式に共通するのは、… 請求の範囲 １． インキ溝（２）の外被（２０）の穴を貫通してナイフ（２２）に作用す る押圧ボルト（４）と、調整ねじの位置を表示する、操作レバー（５１）付きの 装置（５０）とを有する印刷機のインキ溝（２）のナイフ（２２）のための調整 ねじ装置（１）において、 装置（１）がアダプタ部材として一体の円筒形スリーブを有し、このスリーブ が調整ねじのための現存するねじ穴（２１）に適合させた、雄ねじ（１６）付き のねじ部分（１１）と、残余の調整ねじ装置との結合のための標準化された差込 部分（１２）とを有し、調整ねじ装置（１）の残余の部材が機種に関係なく使用 できることを特徴とする調整ねじ装置。 ２． 残余の標準化された調整ねじ装置（１）が、アダプタ部材（１０）を貫 通しその中で摺動するように支承された押圧ボルト（４）と、アダプタ部材の標 準化された差込部分（１２）が軸方向に固定して（１７、１７’）保持された調 整ブロック（１３）と、ナイフ（２２）に対する押圧ボルト（４）の軸方向移動 のための操作機構（４０ないし５０）とからなることを特徴とする請求項１に記 載の調整ねじ装置。 ３． 表示のための目盛部が調整ブロック（１３）に螺着されていることを特 徴とする請求項２に記載の調整ねじ装置。 ４． 調整ブロック（１３）が縦穴（１４）を有し、縦穴（１４）に押圧ボル ト（４）が支承され、かつ縦穴（１４）がアダプタ部材（１０）側にアダプタ部 材（１０）の差込部分（１２）を受けるための同心に拡がった穴（１９）を有し 、縦穴（１４）に対して垂直に延びるめくら穴の形の第２の支持穴（４０）があ って、軸方向に固定された円筒形旋回体（４１）がこの支持穴に回転可能に支承 され、旋回体（４１）が偏心のリンク案内路（４２）を有し、押圧ボルト（４） に 固定された駆動体（４３）がリンク案内路（４２）に係合することを特徴とする 請求項２に記載の調整ねじ装置。 ５． 円筒形旋回体（４１）の、調整ブロック（１３）から突出する部分に操 作レバー（５１）が作用することを特徴とする請求項４に記載の調整ねじ装置。 ６． アダプタ部材（１０）の差込部分（１２）が調整ブロック（１３）の中 でスナップリング（１７’）によって軸方向移動を阻止されていることを特徴と する請求項２に記載の調整ねじ装置。 ７． 調整ブロック（１３）に交換可能な目盛部材（５３）が螺着されている ことを特徴とする請求項２に記載の調整ねじ装置。 ８． アダプタ部材（１０）を工具例えば両口スパナによりねじ込みかつ調整 するために、一体のアダプタ部材（１０）のねじ部分（１１）と差込部分（１２ ）の間に締込み区域（４５）があることを特徴とする請求項１に記載の調整ねじ 装置。 ９． 押圧ボルト（４）が旋回体（４１）との接触区域に平坦に研削したすべ り面（４４）を有し、駆動体（４３）がこのすべり面（４４）上にすべり面（４ ４）に対して垂直に配設されていることを特徴とする請求項４に記載の調整ねじ 装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． インキ溝（２）の外被（２０）の穴を貫通してナイフ（２２）に作用す る押圧ボルト（４）と、調整ねじの位置を表示する、操作レバー（５１）付きの 装置（５０）とを有する印刷機のインキ溝（２）のナイフ（２２）のための調整 ねじ装置（１）において、 装置（１）が適合したアダプタ部材（１０）を有し、このアダプタ部材をイン キ溝（２）の現存する外被（２０）の既存のねじ穴（２１）に挿着することがで き、調整ねじ装置（１）の残余の部材は機種に関係なく使用可能であることを特 徴とする調整ねじ装置。 ２． アダプタ部材（１０）が一体の円筒形スリーブを備えており、このスリ ーブが調整ねじのための現存するねじ山（２１）に適合させた雄ねじ（１６）付 きのねじ部分と、残余の調整ねじ装置との結合のための標準化された差込部分（ １２）とを有することを特徴とする請求項１に記載の調整ねじ装置。 ３． 残余の標準化された調整ねじ装置（１）が、アダプタ部材（１０）を貫 通しその中で摺動するように支承された押圧ボルト（４）と、アダプタ部材（１ ３）の標準化された差込部分（１２）が軸方向に固定して（１７、１７’）保持 された調整ブロック（１３）と、ナイフ（２２）に対する押圧ボルト（４）の軸 方向移動のための操作機構（４０ないし５０）とからなることを特徴とする請求 項２に記載の調整ねじ装置。 ４． 表示のための目盛部が調整ブロックに螺着されていることを特徴とする 請求項２に記載の調整ねじ装置。 ５． 調整ブロック（１３）が縦穴（１４）を有し、縦穴（１４）に押圧ボル ト（４）が支承され、かつ縦穴（１４）がアダプタ部材（１０）側にアダプタ部 材（１０）の差込部分（１２）を受けるための同心に拡がった穴（１９）を有し 、 縦穴（１４）に対して垂直に延びるめくら穴の形の第２の支持穴（４０）があっ て、軸方向に固定された円筒形旋回体（４１）がこの支持穴に回転可能に支承さ れ、旋回体（４１）が偏心のリンク案内路（４２）を有し、押圧ボルト（４）に 固定された駆動体（４３）がリンク案内路（４２）に係合することを特徴とする 請求項２に記載の調整ねじ装置。 ６． 円筒形旋回体（４１）の、調整ブロック（１３）から突出する部分に操 作レバー（５１）が作用することを特徴とする請求項５に記載の調整ねじ装置。 ７． アダプタ部材（１０）の差込部分（１２）が調整ブロック（１３）の中 でスナップリング（１７’）によって軸方向移動を阻止されていることを特徴と する請求項３に記載の調整ねじ装置。 ８． 調整ブロック（１３）に交換可能な目盛部材（５３）が螺着されている ことを特徴とする請求項３に記載の調整ねじ装置。 ９． アダプタ部材（１０）を工具例えば両口スパナによりねじ込みかつ調整 するために、一体のアダプタ部材（１０）のねじ部分（１１）と差込部分（１２ ）の間に締込み区域（４５）があることを特徴とする請求項２に記載の調整ねじ 装置。 １０． 押圧ボルト（４）が旋回体（４１）との接触区域に平坦に研削したす べり面（４４）を有し、駆動体（４３）がこのすべり面（４４）上にすべり面（ ４４）に対して垂直に配設されていることを特徴とする請求項５に記載の調整ね じ装置。