JP2002513010A - スルホン化2−オキソピペラジンの固体支持合成 - Google Patents

スルホン化2−オキソピペラジンの固体支持合成

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JP2002513010A
JP2002513010A JP2000545844A JP2000545844A JP2002513010A JP 2002513010 A JP2002513010 A JP 2002513010A JP 2000545844 A JP2000545844 A JP 2000545844A JP 2000545844 A JP2000545844 A JP 2000545844A JP 2002513010 A JP2002513010 A JP 2002513010A
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resin
ester
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アダム ゴレビオウスキー
シーン リーズ クロフェンステイン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固体支持樹脂を使用する2−オキソピペラジンおよび類似の化合物の製造方法を含み、該方法は(a)樹脂のN−保護アミノ酸エステルから保護基を取り除くこと(保護基が存在する場合)、(b)得られた未保護の樹脂エステルをスルホニルクロリドと反応させること、(c)得られた中間体をN−保護アミノアルコールと反応させること、(d)アミノアルコールに由来するNからN−保護基を取り除くこと、および(e)樹脂から生成物を切断して、それを環化することによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、中間体の精製を容易にするために固体支持樹脂を使用する、スルホ
ン化2−オキソピペラジンおよび類似の化合物を合成するための方法に関し、そ
のような化合物のライブラリを含む。
【0002】 (発明の背景) 最初のコンビナトリアルライブラリの多くは、詳細に記録が残されたペプチド
の固体支持合成およびアミノ酸樹脂エステル変換の周辺で発展した。その結果と
して、ヒダントインおよびジケトピペラジンのいくつかの方法が報告されている
。a)Gordon,D.W.およびSteele,J.らによるBioorg
.Med.Chem.Lett.,vol.5(1995),p.47、b)K
owalski,J.およびLipton,M.A.らによるTetrahed
ron Lett.,vol.37(1996),p.5839、c)Scot
t,B.O.;Siegmund,A.C.;Marlowe,C.K.;Pe
i,Y.およびSpear,K.L.らによるMol.Diversity,v
ol.1(1995),p.125、d)Goodfellow,V.S.;L
audeman,C.P.;Gerrity,J.I.;Burkard,M.
;Strobel,E.;Zuzack,J.S.およびMcLeod,D.A
.らによるMol.Diversity,vol.2(1996),p.97、
e)Fresno,M.;Alsina,J.;Royo,M.;Barany
,G.およびAlbericio,F.らによるTetrahedron Le
tt.,vol.39(1988),p.2639、を参照されたい。化合物の
後者の類は、剛性の足場を持ち、そして溶解性および代謝安定性にいくつかの制
限があるものの、効果的なスクリーニングツールになることが証明されている。
固体支持上におけるピペラジンおよび2−オキソピペラジンの合成に関する報告
は僅かしかない。a)Goff,D.A.およびZuckremann,R.N
.らによるTetrahedron Lett.,vol.37(1996),
p.6247、b)Dankwardt,S.M.;Sherry,R.N.お
よびKrstenansky,J.らによるTetrahedron Lett
.vol.36(1995),p.4923、c)Goff,D.A.によるT
etrahedron Lett.vol.39(1998),p.1473を
参照されたい。
【0003】 (発明の要旨) 本発明は、固体支持樹脂を使用する、以下に示すスルホン化2−オキソピペラ
ジン化合物を製造するための方法を含む。
【0004】
【化8】
【0005】 前記方法は、 (a)固体支持樹脂のN−保護α−アミノ酸エステル
【0006】
【化9】
【0007】 を用いて開始しN−保護基を取り外し、次いで未保護のエステルをスルホニルク
ロリド R2−SO2Cl と反応させ、以下の化合物
【0008】
【化10】
【0009】 を生成する工程と、 (b)得られた化合物を、N−保護α−アミノアルコール BlNHCH(R3)CH2OH とMitsunobu反応を通して反応させ、以下の化合物
【0010】
【化11】
【0011】 を生成する工程と、 (c)得られた化合物からN−保護基を取り外し、そして樹脂から上記スルホン
化2−オキソピペラジンを環化させる工程と を有する。
【0012】 本発明は、また、最終生成物が類似の7員環または8員環(またはそれ以上の
)環状化合物となるような、上記α−アミノ酸エステルをβ−アミノ酸エステル
(またはより長鎖の類似エステル)に置き換える、および/または上記α−アミ
ノアルコールをβ−アミノアルコール(またはより長鎖の類似アルコール)に置
き換える上記方法も含む。さらに、上記構造式において、R3をアミノアルコー
ルからのNと結合させて(そこに結合したHを脱離させることにより)、縮合環
生成物を生成してもよい。
【0013】 (発明の詳細な説明) 本明細書で使用されるように特に指定しない限り「アルキル」とは、分枝の、
直鎖または環状の、飽和または不飽和(但し、芳香族ではない)の、置換または
非置換の炭化水素を意味する。「アルキル(alkyl)」という用語は、単独
で使用しても、または他の用語の一部として「アルコ(alk)」に短縮して使
用してもよい(例えば、アルコキシ(alkoxy)、アルキルアシル(alk
ylacyl))。好適な直鎖のアルキルは、1から約20個の炭素原子を有し
、より好ましくは1から約6個の炭素原子、さらに好ましくは1から約4個の炭
素原子を有し、最も好ましくはメチルまたはエチルである。好適な環状および分
枝のアルキルは、3から約20個の炭素原子、より好ましくは3から約6個の炭
素原子を有する。好適な環状アルキルは、1個の炭化水素環を有するが、2個ま
たは3個またはそれ以上の縮合炭化水素環であってもよい。好適なアルキルは、
1から約3個の二重または三重結合を有する不飽和であり、これらは、好ましく
は1個の二重結合を有するモノ不飽和である。より好適なアルキルは飽和である
。好適なアルキルの置換基としては、アルキル、アリール、アリールオキシ、ア
ルコキシ、アルキルまたはアリールエステルが挙げられる。より好適なアルキル
は非置換である。
【0014】 本明細書で使用される「ヘテロ原子」とは、窒素、酸素または硫黄を意味する
【0015】 本明細書で使用される「アルキレン」とは、アルキレンの両末端で他の部分に
結合される直鎖アルキル基を意味し、および「ヘテロアルキレン」とは炭素間に
または/およびアルキレンの末端の片方または両方に1以上のヘテロ原子を有す
るアルキレンを意味する。
【0016】 本発明で使用されるように特に指定しない限り「アリール」とは、置換または
非置換の芳香族炭化水素環を意味する。「アリール」という用語は、単独で使用
しても、または他の用語の一部として使用してもよい(例えば、アリールオキシ
、アリールアシル)。好適なアリールは、芳香環において6から約10個の炭素
原子を有し、全体で約6から約20個、好ましくは約12個までの炭素原子を有
する。好適なアリールは、フェニルまたはナフチルであり、最も好適にはフェニ
ルである。アリールの好適な置換基としては、アルキル、アリール、アルコキシ
、アリールオキシ、アルキルまたはアリールエステル、ハロ、ニトロ、アミノ、
シアノ、アシル、アルキルまたはアリールアシルが挙げられる。より好適なアリ
ールは非置換である。
【0017】 本明細書で使用されるように特に指定しない限り「ヘテロ環」とは、炭化水素
環において1以上のヘテロ原子を有する環状炭化水素鎖を意味する。環は、飽和
、不飽和、または芳香環であってもよい。好適なヘテロ環は、環において1から
約6個のヘテロ原子、より好ましくは1または2または3個のヘテロ原子、最も
好ましくは1個のヘテロ原子を有する。好適なヘテロ環は、環におけるヘテロ原
子に加えて3から約12個、より好ましくは3から約7個の炭素原子を有し、全
体でヘテロ原子に加えて3から約12個、より好ましくは3から約10個の炭素
原子を有する。好適なヘテロ環は、1個の環を有するが、2個または3個または
それ以上の縮合炭化水素環であってもよい。ヘテロ環は、非置換であるか、また
は置換される。好適なヘテロ環の置換基は、アルキルに関するものと同様である
【0018】 本明細書で使用されるように特に指定しない限り「ヘテロアリール」とは、芳
香族ヘテロ環を意味する。好適なヘテロアリールは、環において1から約6個の
ヘテロ原子、より好ましくは1または2または3個のヘテロ原子、最も好ましく
は1個のヘテロ原子を有する。好適なヘテロアリールは、芳香環におけるヘテロ
原子に加えて5から約12個、より好ましくは5から約9個の炭素原子を有し、
および全体でヘテロ原子に加えて5から約20個、より好ましくは5から約10
個の炭素原子を有する。好適なヘテロアリールは、1個の環を有するが、2個以
上の縮合環を有してもよく、縮合環のうちの少なくとも1つの環は、少なくとも
1つのヘテロ原子を含む。ヘテロアリールは、非置換であるか、または置換され
る。好適なヘテロアリールの置換体は、アリールに関するものと同様である。
【0019】 本発明は、アミノ酸のカルボキシ部分と連結可能である固体支持樹脂を使用す
る。本発明における使用に向けて好適な樹脂は、ヒドロキシアルキレン連結部位
を有する。特に好適には、メリフィールドまたはワング樹脂(例えば、ポリスチ
レンをベースとしたメリフィールド樹脂(100〜200メッシュ)、2%DV
B、カタログ番号01−64−0104、Calbiochem−Novabi
ochem Corp.,San Diego,Californiaから入手
可能)、ヒドロキシメチルポリスチレン樹脂などである。
【0020】 N−保護アミノ酸は、上述の樹脂に容易にエステル化される。あるいは、その
ような樹脂は、N−保護アミノ酸がすでに上述の樹脂にエステル化された状態で
市販されている(例えば、Boc−グリシン−メリフィールド樹脂、カタログ番
号04−12−2507、Calbiochem−Novabiochem C
orp.から入手可能)。
【0021】 上述のアミノ酸におけるN−保護基は公知であり、これらには、t−ブチルオ
キシカルボニル(Boc)および9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmo
c)が含まれ、最も好ましくはBocである。構造式中に示された「Bl」は、
N−保護基を示す。
【0022】 本発明の方法は、以下に示す、固体支持樹脂のN−保護アミノ酸エステルを用
いて開始する。
【0023】
【化12】
【0024】 N−保護基は、一般的に樹脂のアミノ酸エステルに存在する。なぜなら、樹脂
に対するアミノ酸の部分的なエステル化にN−保護基が必要とされるためである
。本発明では、最初にN−保護基を取り外す必要があり、これはいかなる既知の
方法を使用して達成してもよい(N−保護基が存在しない場合は、この操作は省
略できる)。
【0025】 得られた固体支持樹脂の未保護のアミノ酸エステルを、スルホニルクロリド
【0026】
【化13】
【0027】 と反応させ、以下に示す化合物を生成する。
【0028】
【化14】
【0029】 この反応は、ハロゲン化溶媒(例えばジクロロメタン)中で塩基性条件(例え
ばジイソプロピルアミン)下において実施されることが好ましい。
【0030】 上記構造式において、R1は本発明の方法に対して安定な中間体および最終生
成物を提供するいかなる部分であってもよい。好適なR1としては、水素、アル
キル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルまたはアリールアミン、
アルキルまたはアリールエステルが挙げられる。より好適なR1は水素および1
から約4個の炭素原子を有するアルキルである。該アルキルは、好ましくは飽和
の、直鎖または分枝の、非置換の、または1種以上、好ましくはヒドロキシ、メ
トキシ、エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エ
チルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボキシ、カルバ
モイル、フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリルおよびイミダゾリルからな
る群から選択される1種の部分で置換されたものである。さらに好ましくは、R 1 は天然アミノ酸の側鎖である。
【0031】 上記構造式において、R2は本発明の方法に対して安定な中間体および最終生
成物を提供するいかなる部分であってもよい。好適なR2としては、水素、アル
キル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルまたはアリールアミン、
アルキルまたはアリールエステルが挙げられ、より好適なR2はアリールおよび
ヘテロ環である。
【0032】 上記構造式において、nは0から約5まで、好ましくは0から約3までの整数
である。より好ましくは、nは0または1であり、最も好ましくは0である。
【0033】 本発明の次の工程は、を、N−保護アミノアルコール
【0034】
【化15】
【0035】 とMitsunobu反応させて、以下の化合物
【0036】
【化16】
【0037】 を生成する工程を含む。
【0038】 Mitsunobu反応は、a)Hughes,D.による「The Mit
sunobu Reaction」、Organic Reactions,v
ol.42,Paquette, L.A.版;1992年、John Wil
ey&Sons,NY,pp.335〜656、b)Swayze,E.E., Tetrahedron Lett., vol.38(1997),p.864
3.に開示されている。
【0039】 上記構造式において、R3は本発明の方法に対して安定な中間体および最終生
成物を提供するいかなる部分であってもよい。好適なR3としては、水素、アル
キル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルまたはアリールアミン、
アルキルまたはアリールアシル、アルキルまたはアリールエステル、アルキルま
たはアリールスルホニルが挙げられる。より好適なR3としては、水素および1
から約4個の炭素原子を有するアルキルである。該アルキルは、飽和の、直鎖ま
たは分枝の、非置換の、または1種以上、好ましくは、ヒドロキシ、メトキシ、
エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボキシ、カルバモイル、
フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリルおよびイミダゾリルからなる群から
選択される1種の部分で置換されたものである。さらに好ましくは、R3は天然
アミノ酸の側鎖である。
【0040】 上記構造式において、R4はアルキレンまたはヘテロアルキレン部分である
。R4は環(R4を組み込んだ)においてヘテロ原子に加えて3から約10個の炭
素原子を有し、好ましくは環においてヘテロ原子に加えて3または4個の炭素原
子を有し、より好ましくは環においてヘテロ原子に加えて3または4個の炭素原
子を有しかつヘテロ原子を持たない(もちろん、そのような環はに記載された
少なくとも1つのNを有する)。好適なR4は、飽和の、および未置換の、また
はヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、
メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、カルボキシ、
およびカルバモイルからなる選択される1種の部分で置換されたものである。最
も好適なR4はn−プロピレンである。
【0041】 上記構造式において、mは1から5まで、好ましくは1から約3までの整数で
ある。より好ましくはmは1または2であり、最も好ましくは1である。
【0042】 本発明の方法の次の工程は、任意の既知の方法(上述の類似の操作と同様)に
よって、またはからN−保護基を取り外すことを伴う。
【0043】 本発明の方法の次の工程は、樹脂から生成物を切断し、それを環化して以下に
示す生成物
【0044】
【化17】
【0045】 を生成することを伴う。樹脂反応からのこの環化/切断は、高温において、中程
度の極性溶媒中で酸性条件下において実施される。
【0046】 切断および環化は、好適には酢酸の2−ブタノール溶液中で達成される。切断
および環化反応は、使用されるアミノ酸またはアミノアルデヒドに大きく依存し
ない。切断および環化を最大限にするために必要とされる温度は、代表的には約
25℃〜約70℃である。
【0047】 本発明の方法は、化合物を個別に製造するとき、または化合物を分離してある
いは混合してライブラリ方式において製造するときに有用である。構造式およ
び/またはの化合物ライブラリの合成は、マルチプルセル操作、例えば96プ
レートフォーマット(例えば、Robbins Block)を使用して容易に
実施することができ、その操作ではR1、R2およびR3またはR4の異なる組み合
わせを有する異なる化合物を各セルで同時に製造することができる。また、構造
および/またはの化合物からなる混合物のライブラリは、単一の化合物と
いうよりむしろ混合物である試薬を反応させることにより作製することができる
。両方のタイプのライブラリは、薬理的および他の活性に関する新規化合物の迅
速なスクリーニングに対して有用である。
【0048】 本発明の模範的な方法を以下のスキームに記載する。
【0049】
【化18】
【0050】 エステル結合を経てグリシン−メリフィールド樹脂10に結合したBoc−ア
ミノ酸を出発原料として使用する。アミノ基を脱保護し、スルホンアミド11
形成する。いかなる残余アミンをも除去するために希釈した酢酸を用いて樹脂を
洗浄する。Boc−保護アミノアルコール12を用いてMitsunobu反応
を行い、アルキル化生成物13を得る。この反応を確実に完結させるために、ア
ルキル化を1回以上繰り返す。最後に、Boc基を取り外し、2−オキソピペラ
ジン14を樹脂から切断する(2−BuOH中、2MのAcOH)。
【0051】 以降は、Boc−プロリノールおよびBoc−アラニノールを使用する2−オ
キソピペラジンの合成例の代表である。
【0052】 Boc−Ala−メリフィールド樹脂エステル(1.070g、0.74mm
ol、0.69mmol/g、NovaBiochem)を、ジクロロメタン(
DCM)を用いて数回すすぐ。次いで、トリフルオロ酢酸(95%;TFA/H 2 O)を用い室温において1時間にわたって処理する。樹脂をDCMで数回洗浄
し、次いで、DCM中のジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)5%溶液で
洗浄し、次いで再度DCMで洗浄する。懸濁させた樹脂(DCM約5mL)をD
IPEA(645mg、869μL、5mmol)および4−メトキシベンゼン
スルホニルクロリド(762mg、3.7mmol、5eq)で処理して、16
時間にわたって力強く振盪し、濾過および洗浄(DCM、メタノール、および再
度DCMで数回、酢酸(DCM中1%)、DCMで数回および最後にメタノール
)、および室温において20時間にわたって真空下で乾燥させて、以下に示す樹
脂エステル15(1.121g、新たな負荷、0.61mmol/g)を生成す
る。
【0053】
【化19】
【0054】 樹脂エステル15(200mg、0.122mmol,0.61mmol/g
)をテトラヒドロフラン(THF)で数回すすぐ。トリフェニルホスフィン(P
3P)(0.37mmol、97mg、3eq)および(S)−1−(t−ブ
トキシカルボニル)−2−ピロリジンメタノール(N−Boc−L−プロリノー
ル)(0.37mmol、75mg、3eq)をTHF(約4mL)中に溶解さ
せ、反応器に加え、引き続きジイソプロピルアゾジカルボキシレート(DIAD
)(0.37mmol、75mg、73μL、3eq)を加える。反応混合物を
8時間にわたって力強く振盪する。樹脂をTHFで数回洗浄する。次いで、アル
キル化操作を1回以上繰り返す。
【0055】 先の工程から得られた未精製の樹脂生成物を、DCMを用いて数回洗浄し、次
いでトリフルオロ酢酸(95%;TFA/H2O)を用い室温において1時間に
わたって処理する。樹脂をDCMおよびメタノールで洗浄し、最後に2M Ac
OH/2−BuOHに懸濁させ、50℃で15時間にわたって力強く振盪し、濾
過する。樹脂を、数回以上DCMおよびメタノールで洗浄し、濾液を回収し、エ
バポレータにかける。オイル状の残渣を、クロロホルムと一緒にエバポレータに
かけると(極微量の酢酸およびブタノールを除去するために)、以下に示す16 の精製生成物が得られる。
【0056】
【化20】
【0057】 化合物17は同様の方法を用いて調製される。樹脂エステル15(300mg
、0.183mmol,0.61mmol/g)をテトラヒドロフラン(THF
)で数回すすぐ。トリフェニルホスフィン(Ph3P)(0.56mmol、1
48mg、3eq)およびN−Boc−L−アラニノール(0.56mmol、
113mg、3eq)をTHF(約9mL)中に溶解させ、反応器に加え、引き
続きジイソプロピルアゾジカルボキシレート(DIAD)(0.56mmol、
113mg、110μL、3eq)を加える。反応混合物を8時間にわたって力
強く振盪し、濾過する。樹脂をTHFで数回洗浄する。アルキル化操作を1回以
上繰り返す。
【0058】 先の工程から得られた未精製の樹脂生成物を、DCMを用いて数回洗浄し、次
いでトリフルオロ酢酸(95%;TFA/H2O)を用い室温において1時間に
わたって処理する。樹脂を、DCMおよびメタノールで洗浄し、最後に2M A
cOH/2−BuOHに懸濁させ、70℃で48時間にわたって力強く振盪し、
濾過する。樹脂を、数回以上DCMおよびメタノールで洗浄し、濾液を回収し、
エバポレータにかける。オイル状の残渣を、クロロホルムと一緒にエバポレータ
にかけると(極微量の酢酸およびブタノールを除去するために)、以下に示す の精製生成物が得られる。
【0059】
【化21】
【0060】 以上、本発明の特定の実施態様を記載したが、本発明の精神および範囲から逸
脱することなく、本発明を種々変更および変形できるということは当業者に明ら
かであろう。それらは本明細書の特許請求の範囲に含まれ、そのような変形は全
て本発明の範囲内である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月9日(2000.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、 R1は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルア
ミン、アリールアミン、アルキルエステル、またはアリールエステルであり、 R2は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルア
ミン、アリールアミン、アルキルエステル、またはアリールエステルであり、 R3は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキルア
ミン、アリールアミン、アルキルアシル、アリールアシル、アルキルエステル、
アリールエステル、アルキルスルホニル、またはアリールスルホニルであり、 R4は、アルキレンまたはヘテロアルキレンであり、 nは、0から約5の整数であり、 mは、1から約5の整数であり、 Blは、N−保護基である]、前記方法は、 (a)固体支持樹脂のN−保護アミノ酸エステル
【化2】 から、N−保護基Blを取り外し、それに対して水素を置換して固体支持樹脂の
未保護のアミノ酸エステルを生成する工程、またはそのような未保護の樹脂エス
テルを用いて開始する工程と、 (b)工程(a)からの未保護の樹脂エステルを、スルホニルクロリド
【化3】 と反応させて、以下の化合物
【化4】 を生成する工程と、 (c)を、以下に示すN−保護アルコール
【化5】 と反応させて、以下の化合物
【化6】 を生成する工程と、 (d)またはからN−保護基を取り外す工程と、 (e)前記樹脂から生成物を切断し、それを環化してまたはにする工程と
を有することを特徴とする方法。
【化7】 [式中、R1,R2,R3およびR4は、化合物が安定であるように選択される]
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロフェンステイン シーン リーズ アメリカ合衆国 45140 オハイオ州 ラ ブランド ジストルヒル ドライブ 11721 Fターム(参考) 4C050 AA01 BB04 CC08 EE02 FF02 GG03 HH01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構造式を有する化合物を製造するための方法であって
    、 【化1】 [式中、R1,R2,R3およびR4は、化合物
    よびが前記方法を実施することに対して十分に安定であるように選択され、n
    は0から5の整数であり、mは1から5の整数であり、BlはN−保護基である
    ]、前記方法は、 (a)固体支持樹脂のN−保護アミノ酸エステル 【化2】 から、N−保護基Blを取り外し、それに対して水素を置換して固体支持樹脂の
    未保護のアミノ酸エステルを生成する工程、またはそのような未保護の樹脂エス
    テルを用いて開始する工程と、 (b)工程(a)からの未保護の樹脂エステルを、スルホニルクロリド 【化3】 と反応させて、以下の化合物 【化4】 を生成する工程と、 (c)を、以下に示すN−保護アルコール 【化5】 と反応させて、以下の化合物 【化6】 を生成する工程と、 (d)またはからN−保護基を取り外す工程と、 (e)前記樹脂から生成物を切断し、それを環化してまたはにする工程と
    を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 (a)R1は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテ
    ロアリール、アルキルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステル
    から選択され、 (b)R2は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキ
    ルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステルから選択され、 (c)R3は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキ
    ルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステル、アルキルまたはア
    リールアシル、アルキルまたはアリールスルホニルから選択され、 (d)R4は、アルキレンまたはヘテロアルキレンである ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 nが0または1、好適には0であり、mが1または2、好適
    には1であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 工程(c)において、前記アミノアルコールが構造式を有
    し、工程(e)から構造式を有する生成物を生成することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 工程(c)において、前記アミノアルコールが構造式を有
    し、工程(e)から構造式を有する生成物を生成することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 (a)R1が水素またはアルキルであり、該アルキルは1か
    ら4個の炭素原子を有し、かつ飽和の、直鎖または分岐の、非置換の、またはヒ
    ドロキシ、メトキシ、エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチ
    ルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボ
    キシ、カルバモイル、フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、およびイミ
    ダゾリルからなる群から選択される1種の部分で置換されたものであり、 (b)R2が水素、アルキル、アリールおよびヘテロ環から選択されるものであ
    り、 (c)R3が水素またはアルキルであり、該アルキルは1から4個の炭素原子を
    有し、かつ飽和の、直鎖または分岐の、非置換の、またはヒドロキシ、メトキシ
    、エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルア
    ミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボキシ、カルバモイル
    、フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、およびイミダゾリルからなる群
    から選択される1種の部分で置換されたものであり、 (d)R4が3から4個の炭素原子を有する飽和アルキレンであり、該アルキレ
    ンは、未置換の、またはヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、チオ、メチルチオ、
    エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチル
    アミノ、カルボキシ、およびカルバモイルからなる群から選択される1種の部分
    で置換されたものである、 ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 各々のN−保護基がBocまたはFmocであり、工程(a
    )および(d)が各々好適にはTFA溶液中で実施され、工程(e)が好適には
    酢酸/2−ブタノール溶液中で実施されることを特徴とする請求項1から6のい
    ずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 樹脂がヒドロキシメチルポリスチレンであることを特徴とす
    る請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 以下のいずれかまたは両方の構造式で示される化合物のライ
    ブラリであって、 【化7】 式中、R1,R2,R3およびR4は、前記化合物が安定であるように選択され、好
    ましくは、 (a)R1は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキ
    ルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステルから選択され、 (b)R2は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキ
    ルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステルから選択され、 (c)R3は、水素、アルキル、アリール、ヘテロ環、ヘテロアリール、アルキ
    ルまたはアリールアミン、アルキルまたはアリールエステル、アルキルまたはア
    リールアシル、アルキルまたはアリールスルホニルから選択され、 (d)R4は、アルキレンまたはヘテロアルキレンである ことを特徴とする化合物のライブラリ。
  10. 【請求項10】 好ましくは、構造式6において、式中 (a)nが0から2、好ましくは0であり、 (b)mが1から3、好ましくは1であり、 (c)R1が水素またはアルキルであり、該アルキルは1から4個の炭素原子を
    有し、かつ飽和の、直鎖または分岐の、非置換の、またはヒドロキシ、メトキシ
    、エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルア
    ミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボキシ、カルバモイル
    、フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、およびイミダゾリルからなる群
    から選択される1種の部分で置換されたものであり、 (d)R2が水素、アルキル、アリールおよびヘテロ環から選択され、 (e)R3が水素またはアルキルであり、該アルキルは1から4個の炭素原子
    を有し、かつ飽和の、直鎖または分岐の、非置換またはヒドロキシ、メトキシ、
    エトキシ、チオ、メチルチオ、エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミ
    ノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、グアニド、カルボキシ、カルバモイル、
    フェニル、ヒドロキシフェニル、インドリル、およびイミダゾリルからなる群か
    ら選択される1種の部分で置換されたものであり、 (f)R4が3から4個の炭素原子を有する飽和アルキレンであり、該アルキ
    レンは未置換の、またはヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、チオ、メチルチオ、
    エチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチル
    アミノ、カルボキシ、およびカルバモイルからなる群から選択される1種の部分
    で置換されたものである、 全ての化合物を含むことを特徴とする請求項9に記載の化合物のライブラリ。
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