JP2002512875A - 水中の塩化ナトリウムからの生物負荷の存在下での活性塩素の生成 - Google Patents

水中の塩化ナトリウムからの生物負荷の存在下での活性塩素の生成

Info

Publication number
JP2002512875A
JP2002512875A JP2000545585A JP2000545585A JP2002512875A JP 2002512875 A JP2002512875 A JP 2002512875A JP 2000545585 A JP2000545585 A JP 2000545585A JP 2000545585 A JP2000545585 A JP 2000545585A JP 2002512875 A JP2002512875 A JP 2002512875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antimicrobial
solution
species
active
antimicrobial solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000545585A
Other languages
English (en)
Inventor
クリストファー エム. フリッカー,
ポール エス. マルチェスキー,
ブライアン シー. ウォジック,
ジェーソン エム. セル,
Original Assignee
ステリス コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ステリス コーポレイション filed Critical ステリス コーポレイション
Publication of JP2002512875A publication Critical patent/JP2002512875A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/03Electric current
    • A61L2/035Electrolysis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/467Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
    • C02F1/4672Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
    • C02F1/4674Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation with halogen or compound of halogens, e.g. chlorine, bromine

Abstract

(57)【要約】 電気化学的に活性化された抗菌溶液のための再循環システムは、活性抗菌種の消耗された抗菌溶液を、活性種を再生するための電解セル(10)に戻す。消毒または殺菌されるべき物品(例えば、医療機器)を頻繁に汚染する生物負荷は、従来の処理システムにおいて、活性抗菌種を急速に消耗し、電気化学的に活性化された溶液による微生物除染の効率を減少させる。活性種の再生のための電解セルを通して抗菌剤を再循環させることによって、活性種の濃度が、効果的な殺菌が達成されるレベルに保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (本発明の背景) 本発明は、滅菌および消毒の分野に関する。本発明は、生物汚染物質の存在下
で医用および製薬装置の滅菌または消毒のために塩素種を含む、電気化学的な活
性溶液と共に、特定の用途を見出し、そして特にそれらに関して記載する。しか
し、本発明はまた、酸化種(活性種は、長時間にわたって分解される)を使用す
る、他の滅菌、消毒、および衛生化方法に応用できる。
【0002】 医用器具の再利用は、費用的に効率的な医療を提供するための試みにおいて、
益々重要になってきている。最近、ブラインから製造される電気化学的に活性な
抗菌溶液が、医用用具などの消毒および滅菌のために開発されている。抗菌剤と
して活性な種(例えば,次亜塩素酸塩および他の塩素種(これらは、しばしば「
遊離」塩素と称される))は、ブライン(塩化ナトリウム水溶液)を特定の電気
化学的なセルを通過させることにより生成される。典型的に、遊離塩素の濃度(
約2〜2000ppm)は、消毒または滅菌用に使用される。これらの器具は、
活性化された溶液中で所定の期間、器具を浸漬することにより処理される。これ
らの溶液は、器具上に有害なまたは目障りな沈着物を残すことなく、かなり迅速
な細菌の除染を行う利点を有する。さらにこの抗菌剤は、潜在的に危険な酸化剤
を保管する必要性を避け、必要なときにのみ有利に生成される。
【0003】 DE 31 21 336 Aは、イオン交換床の消毒用ブラインから消毒剤
を生成するために電解セルを使用する、硬水軟化プラントを開示する。EP 0
761 235 AおよびDE 34 30 631 Aの両方は、電解セルが
電解水を生成するシステムを開示する。次いで、この水は、殺菌されるべき医療
機器を備えるバスを通って循環される。 典型的には、器具は、電気化学的に活性化された溶液で器具を消毒または殺菌
する前に、存在するほこりおよび他の汚染物質を除去するために洗剤などで洗浄
される。しかし、血清のような生体汚染物質(これは、使用中に器具上に堆積す
るか、または洗浄水中に存在する汚染物質である)は、この洗浄プロセスの間に
必ずしも完全に除去されているというわけではない。内視鏡のようなここで消毒
および殺菌される多くの器具は、曲がった通路、狭い管腔、および生体物質が初
期の洗浄プロセスの間に時折トラップされる領域を洗浄するのが困難な他のもの
を備える。
【0004】 ここで生体物質は、酸化のために利用可能な活性種の濃度を下げることによっ
て、電気化学的に活性な溶液を不活性にすることが見出された。生体物質の存在
下で、電気化学的に活性化された溶液の活性を回復する方法の必要性が残る。
【0005】 本発明は、電気化学的に活性化された溶液に使用するための、新規の改良され
た組成物を提供し、これは、上記の関連する課題および他の課題を解決する。
【0006】 (発明の要旨) 本発明の1つの局面に従って、生物負荷の存在下での物品の液体滅菌または消
毒の方法が提供される。この方法は、一定量の第1の溶液を電解セルに通し、活
性酸化種を含む抗菌溶液を生成する工程、この抗菌溶液を処理容器に移送する工
程、およびこの抗菌溶液中に、微生物的に除染されるべき物品を浸漬する工程を
包含する。この方法は、抗菌溶液の性質(これは、抗菌溶液中の活性種の濃度に
依存する)の測定値を検出する工程によって特徴付けられる。さらに、この方法
は、消耗した活性酸化種を有する抗菌溶液の一部を、この容器から、抗菌溶液の
活性酸化種の再生のための電解セルへ戻す工程を包含する。この方法はさらに、
電解セルにわたる電位の印加、消耗した抗菌溶液の電解セルへの戻り、および電
解セルへ戻される抗菌溶液の一部へのハロゲン化物の添加のうちの少なくとも1
つを制御する工程によって特徴付けられる。
【0007】 本発明の別の局面に従って、活性種の再生のためのシステムが提供される。こ
のシステムは、活性抗菌種を含む抗菌溶液を再生するための電解セルを備える。
第1の液体流路は、電解セルから活性抗菌種を移し、活性抗菌種を含む溶液を形
成する。このシステムは、第2の液体流路によって特徴付けられ、これは、電解
セルに液体連通され、活性抗菌種の消耗後に、溶液を、活性抗菌種の再生のため
の電解セルに移す。センサは、抗菌溶液の性質(これは、抗菌溶液中の活性種の
濃度に依存する)の測定値を検出する。コントロールは、以下のうちの少なくと
も1つを制御する:(I)電解セルにわたって電位を印加するための電気発生器
;(ii)消耗した抗菌溶液の電解セルへの戻り、および(iii)消耗した抗
菌溶液の戻り部分へのハロゲン化物の添加。
【0008】 本発明のさらなる局面に従って、電解セルを備える活性抗菌種の再生のための
装置は、アノード、カソード、および第1の液体流路を包含し、この第1の液体
流路は、カソードに隣接する電解セルに入り、そしてアノードに隣接する電解セ
ルから抗菌種を移す。この装置は、活性抗菌種が消耗した溶液を電解セルに移す
、カソードと液体連通された第2の液体流路によって特徴付けられる。
【0009】 本発明の1つの利点は、本発明によって、医療機器が、生物充填物または分解
した活性種が存在する電気化学的に活性化された溶液中で、微生物的に除染され
得ることである。
【0010】 本発明の別の利点は、抗菌性溶液が再生され、それによってこの溶液が再使用
され得ることである。
【0011】 本発明のなお、さらなる利点は、以下の、好ましい実施態様の詳細な説明を読
み、そして理解することで当業者に明らかとなる。
【0012】 (好ましい実施態様の詳細な説明) 図1を参照して、循環システムは、消耗した抗菌性活性種の再生を提供する。
このシステムは、電気化学的に活性化された溶液の発生器、すなわち電解槽10
(例えば、電解クロリネーター)を備える。第一溶液(例えば、ブライン)は、
入口ライン12を介して発生器へ移される。電圧発生器14は、電圧を発生器内
の電極16および18に渡って印加する。電極16は好ましくは、カソードであ
り、かつ、入口ライン12に隣接して位置する。電極18は好ましくは、アノー
ドである。抗菌性活性種は、これによって第一溶液中で電気化学的に生成される
【0013】 活性種が医療機器の滅菌または消毒に使用され得る場合、活性種は次いで、抗
菌性溶液として、発生器から出口ライン20によって、機器を含む滅菌または消
毒処置容器22へと送達される。滅菌または消毒の割合は、暴露期間および、活
性ハライド種または他の活性酸化種の濃度に依存する。機器、または水中の汚染
物として存在する生物充填物(例えば血清)は、抗菌性溶液中の活性種を迅速に
消耗させ、滅菌または消毒の効果を減少させることが見出された。さらに、活性
種は溶液の条件(例えば、温度、pH、またはフロー)によって分解し得る。
【0014】 活性種は、好ましくは、部分的に消耗した抗菌剤溶液を、ジェネレータ10を
通して再循環させることによって、再生される。戻りライン24は、消耗した抗
菌剤溶液を、処置容器22からジェネレータへと運ぶ。好ましくは、この戻りラ
インは、消耗した抗菌剤溶液を、入口ライン12を通してジェネレータへと方向
付ける。ジェネレータは、消耗した抗菌剤溶液から、再生された抗菌剤溶液(こ
れは、入ってくる消耗した抗菌剤溶液に存在するより高濃度の活性抗菌剤種を含
有する)を生じさせる。あるいは、消耗した抗菌剤溶液の再生のために、第二の
ジェネレータが使用される。再生された溶液は次いで、出口ライン20によって
、処置容器22へと運ばれる。
【0015】 この様式で抗菌剤溶液を再循環させることによって、滅菌または消毒のために
十分な活性滅菌種濃度が、生物負荷の存在下で、短時間(好ましくは数分)で回
復される。表1は、1%ウシ血清の存在下20℃での、0.1%塩化ナトリウム
溶液に対する再循環の効果を示す。このかなり高レベルの生物負荷においてさえ
、180ppmを超える遊離(活性)塩素濃度が、20分の再循環で達成された
。しかし、明らかに、再生に要される時間はまた、ある程度は、容器22内の抗
菌剤溶液の体積、溶液の流速、および温度に依存する。より小さな溶液体積(典
型的に、より小さな器具消毒器または滅菌器中で利用される)については、再生
時間がより短いと予測される。
【0016】 表1 3リットルの0.1%塩化ナトリウム溶液に20℃で1%ウシ血清を添加した後
の、80リットル/時間における再循環の効果。
【0017】
【表1】
【0018】 実際には、ずっと低い生体物質汚染レベルが予測される。表2は、電気化学的
に活性化した溶液中の、塩化ナトリウムから生じた遊離塩素濃度に対する、異な
る濃度のウシ血清の効果(20℃)を示す。高い血清濃度(1%より高いウシ血
清)においては、測定可能な遊離塩素がほとんどまたは全く検出されないことが
見出された。1%未満のウシ血清濃度においては、測定された遊離塩素はより高
く、これは、活性種の濃度のより迅速な上昇を可能とする。
【0019】 表2 10%塩化ナトリウムから生じた、電気化学的に活性化した溶液中の遊離塩素濃
度に対するウシ血清の効果(再循環していない溶液中20℃)。
【0020】
【表2】
【0021】 好ましくは、抗菌剤溶液は、ジェネレータを通して連続的に再循環され、そし
て電圧は、必要に応じて、電圧発生器14によって断続的に印加されるのみであ
り、これによって、所望の範囲(典型的には約300ppm)の活性塩素濃度を
達成する。約80リットル/時間の再循環流速が、1%未満の血清濃度における
活性塩素種の十分な再生を与えることが、見出された。
【0022】 必要に応じて、センサ26(これは、処理容器22または戻りライン24に配
置される)は、溶液の特性(例えば、次亜塩素酸塩濃度、酸化還元電位、または
pH)を感知し、この特性は活性種(active species)に依存す
る。電圧コントローラ28は、センサに接続され、センサにより感知される特性
が、溶液中の活性種のあらかじめ設定された最小レベルに相当するあらかじめ設
定された値になると、電極16および18にわたる電圧を印加するように電圧生
成器14に指示をする。
【0023】 あるいは、生成器を通る抗菌性溶液の再循環の速度が、所望の活性塩素濃度を
達成するように調節され、あるいは再循環が断続的にのみ実施される。
【0024】 生体材料が、活性塩素種との複合体を形成し得る。この複合体は、消耗した溶
液が生成器を通って再循環される場合に破壊され、それにより塩素種を再び遊離
する。しかし、この抗菌性溶液はまた、塩化ナトリウムを含み、これは生成器を
通って再循環される場合に活性塩素種へと変換され得る。
【0025】 生成器をそれぞれ通過するごとに、一部の塩化ナトリウムが、流体ライン30
に沿って生成器から抜き出されるカソライト(catholyte)へと変換さ
れる。回収される陰極液の割合は、有効な微生物殺傷のための最適な範囲内で、
抗菌性溶液のpHを維持するように調節される。pH2付近〜9の範囲が好まし
く、5〜9のpHが特に好ましい。必要に応じて、塩化ナトリウム溶液の追加量
が、供給ライン12を通る再循環溶液に添加され、その後それは生成器を通過す
る。特に、再循環の期間の延長が所望される場合、このようなさらなる追加の塩
化ナトリウムが塩化ナトリウム濃度を補充する。
【0026】 好ましくは、バルブ34および36は、塩化ナトリウムおよび消耗した溶液の
入口ライン12への経路をそれぞれ制御する。必要に応じて、第2入口ライン3
8は追加の水を供給し、生成器に入る新しい塩化ナトリウムの供給を希釈する。
このシステムはまた、溶液を再循環するためのポンプ40を備える。必要に応じ
て、このポンプは戻りラインへ流体的に接続されるが、例えば、出口ライン中の
ような、再循環を可能にする他の配置もまた考慮される。
【0027】 このシステムは、ブラインから誘導される活性塩素溶液に特に関連して記載さ
れてきたが、他の源の活性塩素種に必要に応じて置換され、またはブライン溶液
と組み合わせて使用されることが理解されるべきである。
【0028】 あるいは、抗菌剤として活性な他の種が、単独または塩素種と組み合わせての
いずれかで使用される。表3に示されるように、臭化カリウムから誘導された電
気化学的に活性化された溶液は、殺菌剤または消毒薬として有効であるが、殺傷
速度は、塩化ナトリウムから誘導された溶液よりも一般に遅い。殺傷速度は、平
均直線回帰のD値(母集団を1桁(1log)減少することが必要とされた時間
の測定)として表される。
【0029】
【表3】
【0030】 本発明は、種々の構成要素および構成要素の配置の形態、ならびに種々の工程
および工程の配置の形態をとり得る。図面は、好ましい実施態様を図示すること
のみを目的とし、本発明を限定するものとして構成されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、抗菌性活性種を再生するための本発明の循環システムの好ましい実施
態様の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォジック, ブライアン シー. アメリカ合衆国 オハイオ 44094, ウ ィロービー, エルムウッド ドライブ 1123 (72)発明者 セル, ジェーソン エム. アメリカ合衆国 オハイオ 44131, セ ブン ヒルズ, ジャスミン ドライブ 3286 Fターム(参考) 4C058 AA12 AA22 DD01 DD12 JJ06 JJ30 4D061 DA04 DB01 DB09 DB10 EA02 EB01 EB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気化学的に活性な抗菌溶液を再生する方法であって、該方
    法は、一定量の第一溶液を電解セル(10)を通し、活性酸化種を含む抗菌溶液
    を生成させる工程、該抗菌溶液を処理容器(22)に移送する工程、および物品
    を該抗菌溶液中に浸漬して細菌的に除染する工程を包含し、以下: 該抗菌溶液中の活性種の濃度に依存する該抗菌溶液の特性の尺度を検出する工
    程; 該抗菌溶液活性酸化種の再生のために、消耗した活性酸化種を有する該抗菌溶
    液の一部を該容器から該電解セルに戻す工程;および 少なくとも以下: i)該電解セルへの電位の印加 ii)該消耗した抗菌溶液の該電解セルへの戻り、および iii)該電解セルへ戻された該抗菌溶液の一部へのハロゲン化物の添加 のうちの1つを制御する工程 により特徴付けられる方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、さらに以下: 前記処理容器から前記電解セルへそして該処理容器へ戻して、前記抗菌溶液の
    一部を連続的に再循環させる工程 により特徴付けられる方法。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれか1つに記載の方法であって、さらに以下: 前記電解セルに電圧を断続的に印加して活性酸化種を再生させ、前記処理容器
    の中の活性酸化種の所定の最小濃度を維持することが達成される、工程 により特徴づけられる方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法であって、さらに以下: 塩化物および臭化物からなる群から選択されたハロゲン化物を含む第一溶液; 遊離ハロゲン種を含む活性酸化種;および 消耗した活性酸化種を有する前記溶液の一部を前記容器から前記電解セルへ戻
    し、遊離ハロゲン種を含む抗菌溶液の再生成を包含する工程 により特徴付けられる方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法であって、さらに以下: 前記抗菌溶液の一部を前記電解セルに戻される前に濾過する工程 により特徴付けられる方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法であって、さらに以下: 少なくとも約2ppmである容器内の活性酸化種の濃度 により特徴付けられる方法。
  7. 【請求項7】 抗菌性活性種の再生のためのシステムであって、該システムは、抗菌溶液を生
    成するための電解セル(10)を備え、該抗菌溶液は抗菌性活性種、第一流体流
    路(20)を含み、該第一流体流路(20)は該抗菌性活性種を該電解セルから
    運び、該抗菌性活性種を含む溶液を形成し、以下: 該電解セルと流体接続された第二流体流路(24)であって、該第二流体流路
    は、該溶液を該抗菌性活性種の消耗の後、該抗菌性活性種の再生のために該電解
    セルへ運ぶ、第二流体流路; 該抗菌溶液の特性の尺度を検出するためのセンサ(26)であって、該抗菌溶
    液は、該抗菌溶液中の活性種の濃度に依存する、センサ;および 制御部(28)であって、該制御部は以下: i)該電解セルに電位を印加するための電気発生器(14) ii)該消耗した抗菌溶液の該電解セルへの戻り、および iii)消耗された抗菌溶液の戻された一部へのハロゲン化物の添加 のうちの少なくとも1つを制御する制御部 により特徴付けられるシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムであって、さらに以下: 前記電解セルのために塩溶液の添加を制御するためのバルブ(34) により特徴付けられるシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7および8のうちのいずれか1つに記載のシステムで
    あって、さらに以下: 処理容器(22)、前記抗菌溶液を前記容器へ移送する前記第一流体流路、お
    よび前記消耗した抗菌溶液の一部を該容器から該電解セルへ戻す前記第二流体流
    路 により特徴づけられるシステム。
JP2000545585A 1998-04-27 1999-04-27 水中の塩化ナトリウムからの生物負荷の存在下での活性塩素の生成 Withdrawn JP2002512875A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/067,278 1998-04-27
US09/067,278 US6126810A (en) 1998-04-27 1998-04-27 Generation of active chlorine in the presence of an organic load from sodium chloride in water
PCT/US1999/009212 WO1999055389A1 (en) 1998-04-27 1999-04-27 Generation of active chlorine in the presence of an organic load from sodium chloride in water

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002512875A true JP2002512875A (ja) 2002-05-08

Family

ID=22074925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000545585A Withdrawn JP2002512875A (ja) 1998-04-27 1999-04-27 水中の塩化ナトリウムからの生物負荷の存在下での活性塩素の生成

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6126810A (ja)
EP (1) EP1073478A1 (ja)
JP (1) JP2002512875A (ja)
CN (1) CN1305388A (ja)
AU (1) AU3668899A (ja)
CA (1) CA2330616A1 (ja)
TW (1) TW415848B (ja)
WO (1) WO1999055389A1 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6627053B2 (en) * 1999-12-14 2003-09-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Water treatment device
JP5140218B2 (ja) 2001-09-14 2013-02-06 有限会社コヒーレントテクノロジー 表面洗浄・表面処理に適した帯電アノード水の製造用電解槽及びその製造法、並びに使用方法
ATE535262T1 (de) 2001-12-05 2011-12-15 Oculus Innovative Sciences Inc Verfahren und vorrichtung zur erzeugung von wasser mit negativem und positivem redoxpotential (orp)
US20040055896A1 (en) * 2002-09-20 2004-03-25 Sterilox Technologies, Inc. Biocidal solution
JP2006509499A (ja) 2002-11-12 2006-03-23 セーフ・フーズ・コーポレイション 抗菌性第四級アンモニア化合物のリサイクルと関連した用途に関するアプリケーションシステム
JP2004181363A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Sanyo Electric Co Ltd 水処理方法
US9168318B2 (en) 2003-12-30 2015-10-27 Oculus Innovative Sciences, Inc. Oxidative reductive potential water solution and methods of using the same
US7517568B2 (en) * 2004-03-23 2009-04-14 The Clorox Company Packaging for dilute hypochlorite
WO2005094439A2 (en) * 2004-03-23 2005-10-13 The Clorox Company Method for diluting hypochlorite
US20050232847A1 (en) * 2004-04-20 2005-10-20 Bromberg Steven E Method for diluting hypochlorite
US7527783B2 (en) * 2004-03-23 2009-05-05 The Clorox Company Methods for deactivating allergens and preventing disease
US20050232848A1 (en) * 2004-04-20 2005-10-20 Andreas Nguyen Packaging for dilute hypochlorite
KR101532778B1 (ko) 2005-03-23 2015-06-30 오클루스 이노바티브 사이언시즈 인코포레이티드 산화 환원 전위 수용액을 사용한 2도 및 3도 화상의 치료방법
KR20080011312A (ko) 2005-05-02 2008-02-01 오클루스 이노바티브 사이언시즈 인코포레이티드 치과용 용도에서 산화 환원 전위 수용액의 사용 방법
US20060266381A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Doherty James E Commercial glassware dishwasher and related method
BRPI0618007A2 (pt) * 2005-10-28 2011-08-16 Akuatech S R L solução aquosa altamente estável, eletrodo com nanorevestimento para preparação de solução e método de fabricação deste eletrodo
ITRM20050666A1 (it) * 2005-12-30 2007-06-30 E C A S S R L Blocco di reattori elettrolitici a membrana con quattro camere.
JP2009523832A (ja) 2006-01-20 2009-06-25 オキュラス イノヴェイティヴ サイエンシズ、インコーポレイテッド 酸化還元電位水溶液を用いた腹膜炎の治療又は予防方法
US20070227930A1 (en) * 2006-03-28 2007-10-04 Bromberg Steven E Antimicrobial Product Combination
US7789278B2 (en) * 2007-04-12 2010-09-07 The Clorox Company Dual chamber aerosol container
EP2162140B1 (en) 2007-04-25 2013-05-29 APR Nanotechnologies S.A. Highly stable electrolytic water with reduced nmr half line width
FR2916638B1 (fr) * 2007-05-29 2009-09-11 Jean Jacques Lasvaladas Procede de preparation d'une solution de nettoyage de sable par electrolyse d'eau de mer et intallation pour la mise en oeuvre d'un tel procede
US20090148342A1 (en) * 2007-10-29 2009-06-11 Bromberg Steven E Hypochlorite Technology
US20100072059A1 (en) * 2008-09-25 2010-03-25 Peters Michael J Electrolytic System and Method for Enhanced Radiological, Nuclear, and Industrial Decontamination
MX348304B (es) 2009-06-15 2017-06-02 Invekra S A P I De C V Solucion que contiene acido hipocloroso y metodos para usar la misma.
EP2954901A1 (en) * 2009-06-17 2015-12-16 APR Nanotechnologies S.A. Methods of treating outer eye disorders using high orp acid water and compositions thereof
US8562796B2 (en) * 2010-06-30 2013-10-22 Ecolab Usa Inc. Control system and method of use for controlling concentrations of electrolyzed water in CIP applications
WO2012170774A1 (en) 2011-06-10 2012-12-13 Lumetta Michael System and method for generating a chlorine-containing compound
EP4177224A1 (en) 2011-07-29 2023-05-10 Hayward Industries, Inc. Chlorinator with replaceable cell cartridge
EP2736848A4 (en) 2011-07-29 2016-03-16 Hayward Ind Inc SYSTEMS AND METHODS FOR CONTROLLING CHLOROMETERS
BR112014006215A2 (pt) 2011-09-16 2017-04-11 Zurex Pharmagra Llc sistemas e métodos para a geração de composições germicidas
CN103357053A (zh) * 2013-05-21 2013-10-23 福建方明环保科技股份有限公司 一种活性氯激发装置及消毒灭菌方法
US9924727B2 (en) 2014-10-09 2018-03-27 Safe Foods Corporation Closed loop recycling system and dip tank for antimicrobial compounds
WO2016064739A1 (en) 2014-10-24 2016-04-28 Safe Foods Corporation Antimicrobial capture system with carbon container
US11286183B2 (en) 2015-11-19 2022-03-29 Envirosystems Inc. System and method for treatment of spent caustic wastewater
CA3057298A1 (en) 2017-03-21 2018-09-27 Hayward Industries, Inc. Systems and methods for sanitizing pool and spa water
KR20200089325A (ko) * 2017-11-29 2020-07-24 아쿠아 리서치 엘엘씨 산화제 농도 제어를 위한 방법 및 장치

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3616355A (en) * 1968-08-05 1971-10-26 Kdi Chloro Guard Corp Method of generating enhanced biocidal activity in the electroylsis of chlorine containing solutions and the resulting solutions
IT1094825B (it) * 1978-05-11 1985-08-10 Panclor Chemicals Ltd Procedimento ed apparecchiatura per l'alogenazione dell'acqua
DE3121336A1 (de) * 1981-05-29 1982-12-16 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Wasserenthaertungsanlage
CH651211A5 (fr) * 1983-02-03 1985-09-13 Battelle Memorial Institute Appareil pour steriliser des objets a l'aide d'une solution aqueuse d'hypochlorite.
US4510026A (en) * 1983-11-16 1985-04-09 Panclor S.A. Process for electrolysis of sea water
DE3430605A1 (de) * 1984-08-20 1986-02-27 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren und vorrichtung zur reinigung, desinfektion und sterilisation von aerztlichen, insbesondere zahnaerztlichen, instrumenten
DE3430631A1 (de) * 1984-08-20 1986-02-27 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren und vorrichtung zur reinigung und desinfektion von endoskopie-instrumenten
US4714534A (en) * 1986-06-20 1987-12-22 Olin Corporation Electrolytic halogenator device
IT1207620B (it) * 1987-02-27 1989-05-25 Castellini Spa Metodo ed apparecchiatura per la stelizzazione a freddo di strumenti chirurgici in particolare per strumenti odontoiatrici
US5250160A (en) * 1990-06-04 1993-10-05 Oksman Henry C Apparatus and method for disinfecting a contaminated object
US5385650A (en) * 1991-11-12 1995-01-31 Great Lakes Chemical Corporation Recovery of bromine and preparation of hypobromous acid from bromide solution
JP2576033B2 (ja) * 1993-12-17 1997-01-29 ライザー工業株式会社 内視鏡の洗浄方法とその装置
JPH08252310A (ja) * 1995-01-17 1996-10-01 Miura Denshi Kk 電解生成酸性水を用いた人工透析装置の洗浄殺菌方法およびその装置
JP3153473B2 (ja) * 1995-08-17 2001-04-09 株式会社カイゲン 医療器具用消毒装置
US5932171A (en) * 1997-08-13 1999-08-03 Steris Corporation Sterilization apparatus utilizing catholyte and anolyte solutions produced by electrolysis of water

Also Published As

Publication number Publication date
US6126810A (en) 2000-10-03
AU3668899A (en) 1999-11-16
WO1999055389A1 (en) 1999-11-04
TW415848B (en) 2000-12-21
CN1305388A (zh) 2001-07-25
EP1073478A1 (en) 2001-02-07
CA2330616A1 (en) 1999-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002512875A (ja) 水中の塩化ナトリウムからの生物負荷の存在下での活性塩素の生成
US5932171A (en) Sterilization apparatus utilizing catholyte and anolyte solutions produced by electrolysis of water
EP1051200B1 (en) Electrolytic synthesis of peracetic acid
US8062500B2 (en) Method and apparatus for producing negative and positive oxidative reductive potential (ORP) water
US20040037737A1 (en) Method of and equipment for washing, disinfecting and/or sterilizing health care devices
JPH08252310A (ja) 電解生成酸性水を用いた人工透析装置の洗浄殺菌方法およびその装置
JP2001276828A (ja) 水の電解消毒方法及び電解消毒装置
JP2007209859A (ja) 医療用洗浄殺菌装置の排水処理方法および排水処理装置。
JP2000152914A (ja) 内視鏡用洗浄装置
JP3553242B2 (ja) 血液透析装置殺菌消毒用弱酸性電解酸性水生成装置
JP2002219463A (ja) 水の電解殺菌方法
JPH07155770A (ja) 感染防止方法及びその装置並びにこれを利用した殺菌済み飲用水及び殺菌済み空調用冷却水の製造方法
JP2001232395A (ja) 温水の循環殺菌方法及び装置
JP2002153873A (ja) 殺菌方法
JP3083416U (ja) 電気化学的殺菌装置
JP2566041Y2 (ja) 食物の塩水処理装置
JP2003010853A (ja) 電気化学的殺菌方法および装置
JP2000084565A (ja) 水処理装置
AU2012201437B2 (en) Method and apparatus for producing negative and positive oxidative reductive potential (ORP) water
JPH1176383A (ja) 電解水を用いた殺菌方法
WO2002032467A1 (en) Decontamination of medical equipment
JP2003071463A (ja) 循環式浴槽水のレジオネラ属菌防除方法
JPH09619A (ja) 血液透析システムを洗浄する方法
MXPA00007647A (en) Electrolytic synthesis of peracetic acid and other oxidants
JP2576033C (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704