JP2002512591A - ストレス活性化されたタンパク質キナーゼの阻害法 - Google Patents

ストレス活性化されたタンパク質キナーゼの阻害法

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Abstract

(57)【要約】 ストレス活性化されたタンパク質キナーゼ(SAPK)の阻害方法であって、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストである有効量の化合物をその阻害を必要とする哺乳動物に投与することを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】 ストレス活性化されたタンパク質キナーゼの阻害法 発明の分野 本発明は、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼ(SAPK)を阻害する ための、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプター アンタゴニストである化合物、特に式Iのカルバゾリル−(4)−オキシプロパノ ールアミン化合物、好ましくはカルベジロール(carvedilol)を用いる治療法に関 する。本発明はまた、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼが介在する疾患 を治療するための、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレ ノセプターアンタゴニストである化合物、特に式Iのカルバゾリル−(4)−オキ シプロパノールアミン化合物、好ましくはカルベジロールを用いる治療法に関す る。 発明の背景 細胞は、シグナル形質導入経路を活性化することによって、遺伝子発現にて最 高潮に達する細胞外刺激に応答する。真核生物のシグナル形質導入にて重要な要 素は多数の細胞基質をリン酸化するタンパク質キナーゼを活性化することである 。特定のタンパク質セリン/トレオニンキナーゼは、細胞性ストレスに応答して 、シグナルを細胞核に形質導入する。これらのキナーゼはストレス活性化された タンパク質キナーゼ(SAPK)として、あるいはまた、c−Jun N−末端(ア ミノ末端)キナーゼ(JNK)として知られており、心臓血管系の多くの要素の 疾患プロセスに対する遺伝的応答において一定の役割を有すると考えられる[Fo rceら、Circulation Research、78(6):947−953(1996)]。ストレス活性化さ れたタンパク質キナーゼがアポトーシス(細胞死)に関与する遺伝子を活性化し ;SAPKの活性化がアポトーシスの開始に先行する。 意外にも、カルベジロール、すなわち二元的な非選択性β−アドレノセプター およびα1−アドレノセプターアンタゴニストがストレス活性化されたタンパク 質キ ナーゼを阻害することが見い出された。この阻害はカルベジロールおよび関連す る式Iの化合物がストレス活性化されたタンパク質キナーゼにより媒介される疾 患の治療にて有用であることを意味するものである。さらには、この阻害はカル ベジロールおよび関連する式Iの化合物がSAPK開始アポトーシスを処理する のに有用であることを意味するものである。この阻害はまた、カルベジロールお よび関連する式Iの化合物が心臓血管、例えば、虚血、アテローム性動脈硬化症 、心不全および再狭窄の治療に有用であることを意味する。 発明の要約 本発明はストレス活性化されたタンパク質キナーゼ(SAPK)を阻害するた めの、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターア ンタゴニストである化合物、特に式Iのカルバゾリル−(4)−オキシプロパノー ルアミン化合物、好ましくはカルベジロールを用いる新規な治療法に関する。本 発明はまた、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼが介在する疾患を治療す るための、該化合物を用いる治療法に関する。加えて、本発明は式Iの化合物を 用いるSAPK開始アポトーシスの治療法を提供する。本発明はさらに、心臓血 管障害、例えば、虚血、アテローム性動脈硬化症、心不全および血管形成術後の 再狭窄の治療における、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−ア ドレノセプターアンタゴニスト、特にカルベジロールを用いる治療法を提供する 。 発明の詳細な記載 本発明は、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプ ターアンタゴニストを用いる、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼの新規 な阻害法を提供する。好ましくは、本発明は、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−を形成することができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素 数6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、 ベンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキ ルスルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択され;ま たは R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物を用いて、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼを阻害す るための新規な方法を提供する。 さらに好ましくは、本発明は、式III:[式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−を形成することができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素 数6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、 ベンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキ ルスルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択され;ま たは R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する] で示される化合物およびその医薬上許容される塩を用いる、ストレス活性のタン パク質キナーゼの新規な阻害法を提供する。 最も好ましくは、本発明は、カルベジロールまたは(1−(カルバゾール−4 −イルオキシ−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エチル]アミノ]−2−プロ パノール)としてよく知られている、式IVの化合物を用いる、ストレス活性化 されたタンパク質キナーゼの新規な阻害法を提供する。 本発明の化合物は軽度ないしは中程度の高血圧の治療にて有用な新規の複合的 作用薬剤である。カルベジロールは競合的非選択性β−アドレノセプターアンタ ゴニストおよび血管拡張剤の両方であることが知られており、より高濃度でカル シウムチャネルアンタゴニストでもある。カルベジロールの血管拡張作用は、主 にα1−アドレノセプター遮断に由来するものであり、その薬剤のβ−アドレノ セプター遮断活性は、高血圧の治療に用いられる場合、還流性頻脈を防止するも のである。カルベジロールのこれらの複合的作用は、動物、特にヒトにおける薬 物の抗高血圧的効能に関与している。Willette,R.N.,Sauermelch,C.F.& Ruf folo,R.R.,Jr.(1990)Eur.J.Pharmacol.,176,237-240;Nichols,A.J., Gellai,M.& Ruffolo,R.R.,Jr.(1991)Fundam.Clin.Pharmacol.,5,25- 38;Ruffolo,R.R.,Jr.,Gellai,M.,Hieble,J.P.,Willette,R.N.& Nichol s,A.J.(1990)Eur.J.Clin.Pharmacol.,38,S82-S88;Ruffolo,R.R.,Jr. ,Boyle,D.A.,Venuti,R.P.& Lukas,M.A.(1991)Drugs of Today,27,46 5-492;and Yue,T.-L.,Cheng,H.,Lysko,P.G.,Mckenna,P.J.,Feuerstein ,R.,Gu,J.,Lysko,K.A.,Davis,L.L.& Feuerstein,G.(1992)J.Pharm acol.Exp.Ther.,263,92-98を参照のこと。 カルベジロールの抗高血圧作用は、主として、通常他の抗高血圧剤に伴う心拍 数の反動的変化を誘起することなく、全末梢血管耐性を減少させることで媒介さ れる。 Willette,R.N.ら、前掲;Nichols,A.J.ら、前掲;Ruffolo,R.R.,Jr.,Gellai ,M.,Hieble,J.P.,Willette,R.N.& Nichols,A.J.(1990)Eur.J.Clin .Pharmacol.,38,S82-S88。カルベジロールはさらに、あるいは酸素フリーラ ジカル開始の脂質過酸化を弱めるその酸化防止作用(Yue,T.L.ら、前掲)の結果 、急性心筋梗塞のラット、イヌおよびブタ実験における梗塞部の大きさを著しく 減少させる(Ruffolo,R.R.,Jr.ら、Drugs of Today)前掲)。 この度、二元的非選択性β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプター アンタゴニストである化合物、特に式Iの化合物、好ましくはカルベジロールが 、ストレス活性化されたタンパク質キナーゼを阻害することが見出された。この 作用機序に基づき、該化合物を用いて、ストレス活性化されたタンパク質キナー ゼの阻害が必要とされる疾患を治療することができる。特に、本発明の化合物、 好ましくはカルベジロールは、とりわけ心臓細胞または神経細胞における、SA PK誘発アポトーシスの遮断に用いることができる。したがって、式Iの化合物 は心臓血管疾患および神経変性障害の治療にて有用である。 式Iの化合物のうちいくつかはカルベジロールの代謝産物であることが分かっ ている。本発明の特定の好ましい化合物、すなわち、式Iの化合物(式中、Aは 式IIで示される基であり、R1が−Hであり、R2が−Hであり、R3が−Hであ り、R4が−Hであり、XがOであり、Arがフェニルであり、R5がオルト−O Hであり、R6が−Hであって、R7、R9またはR10の−が−OHである)はカ ルベジロールの代謝産物である。 式Iの化合物は、一般に、米国特許第4503067号に記載されているよう に製造することができる。該特許をその全開示について参照すべきであり、出典 明示によりその開示全体を本明細書の一部とする。 カルベジロールを含め、式Iの化合物の医薬組成物は、医薬上許容される方法 、好ましくは経口的に本発明に係る患者に投与することができる。非経口投与の 場合、医薬組成物はアンプルなどの適当な容器に収められた滅菌注射可能な液体 の形態であるか、または水性または非水性液体懸濁液の形態である。医薬担体、 希釈体または賦形剤の性質および組成も、もちろん、意図する投与経路、例えば 静脈内注射に するか、または筋肉内注射にするかに依存するであろう。 本発明に従って用いる式Iの化合物の医薬組成物は溶液として、あるいは非経 口投与用の凍結乾燥粉末に処方してもよい。使用前に適当な希釈体または他の医 薬上許容される担体を添加することにより粉末を復元してもよい。液体処方は、 一般に緩衝等張水溶液である。適当な希釈体の例として、等張生理食塩水、標準 5%水中デキストロースまたは緩衝酢酸ナトリウムもしくはアンモニウム溶液が 挙げられる。かかる処方は非経口投与に特に適しているが、経口投与に用いても よく、あるいは通気用の計量吸入器または噴霧器に含めてもよい。エタノール、 ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アカシア、ポリエチ レングリコール、マンニトール、塩化ナトリウムまたはクエン酸ナトリウムなど の賦形剤を加えることが望ましい。 別法として、これらの化合物を経口投与用にカプセル化してもよく、錠剤化し てもよく、あるいはエマルジョンまたはシロップに調製してもよい。医薬上許容 される固体または液体担体を加え、該組成物を強化または安定化させてもよく、 または該組成物の調製を容易にしてもよい。液体担体は、シロップ、ピーナッツ 油、オリーブ油、グリセリン、セイライン、エタノールおよび水を包含する。固 体担体は、スターチ、ラクトース、硫酸カルシウム二水和物、白土、ステアリン 酸マグネシウムまたはステアリン酸、タルク、ペクチン、アカシア、寒天または ゼラチンを包含する。担体としてまた、モノステアリン酸グリセリルまたはジス テアリン酸グリセリルなどの徐放性物質単独または蜜蝋と共に一緒にしたものが 挙げられる。固体担体の配合量は変化するが、好ましくは投与単位当たり約20 mgないし約1gであろう。医薬調製物は、錠剤形態の場合、粉砕、混合、顆粒 化および必要ならば圧縮を含む、または硬質ゼラチンカプセル形態の場合、粉砕 、混合および充填を含む、製薬における慣用的技法に従って製造される。液体担 体を用いる場合、該調製物はシロップ、エレキシル、エマルジョンまたは水性も しくは非水性懸濁液の形態であろう。かかる液体処方は、直接経口投与してもよ く、あるいは軟質ゼラチンカプセルに充填してもよい。 本発明に係る疾患を治療するための投与量は、ヒトにおいて、式Iの化合物、 特 にカルベジロールを約3.125から約50mgの用量範囲を越えて投与すべき ではなく、好ましくは1日に2回投与する。当業者であれば容易に認識するであ ろうから、患者は式Iの所望の化合物、特にカルベジロールを低投与量で開始し 、かかる化合物に対する不耐性の周知徴候、例えば、失神について観察すべきで ある。患者がかかる化合物に対して耐性であることがわかれば、ゆっくりと漸増 的に維持用量までその患者を誘導すべきである。個々の患者についての最適な初 期用量の選択は、限定されるものではないが、体重を含む、周知の医学的要素を 用いて開業医が決定する。患者が2週間該化合物に対して医学的に許容しうる耐 性を示す場合には、2週間の終わりには用量を2倍にし、2週間以上新たな高用 量に患者を維持し、不耐性の徴候について観察する。この工程を患者が維持用量 に至るまで続ける。 本発明の化合物に用いられる化合物の実際に好ましい用量は、処方すべき個々 の組成物、投与方法、投与する個々の部位および治療される宿主により変化する であろう。 式IIの化合物を含め、式Iの化合物を本発明に従って用いる場合、許容できな い毒物学的作用は考えられない。 以下の実験例は本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の化合物を如何 に使用するかを説明するものである。多数の他の具体例も当業者に容易に明らか となろう。 実験例 心臓潅流および組織抽出 雄のニュージランドホワイトウサギをナトリウムペントバルビトール(10m g/kg)で麻酔し、心臓を速やかに摘出し、10mMグルコースを補足し、9 5%O2/5%CO2で平衡にした冷クレブス・ヘンゼライト重炭酸塩緩衝セイラ インに入れた。潅流液および心臓の温度を37℃に維持した。平衡に達した後( 20分後)、特に示さない限り、潅流ポンプのスイッチをオフにすることで、潅 流を30分間中断し、心臓を全体的に虚血状態にした。ボンプを再起動させるこ とで再潅流開始した。カルベジロールまたはプロプラノロールをシリンジポンプ を介して注入し、1 0μMの最終濃度または再潅流を開始した時の濃度とした。対照の心臓を潅水流 に間断なく前平衡にした後、50分間まで潅流した。潅流期間の終わりに、心室 を液体窒素で前冷却したアルミニウム製鋏を用いて「フリーズークランプ」し、 液体窒素下で微粉状にした。その粉末を氷冷溶菌緩衝液に再び懸濁させた。抽出 物を4℃で5分間インキュベーションした。界面活性剤可溶性上澄フラクション を確保し、タンパク質含量を測定した。 ストレス活性のタンパク質キナーゼ(SAPK/JNK)アッセイ Hibiら(14)に記載の方法に従って、融合タンパク質、GST−c−Jun(1- 81) を調製した。ヒトc−Junアミノ酸1−81をコードする配列を有するcDN AクローンをHuman Genome Sciences(HGS)(Gaithesberg,MD)より入手し 、グルタチオン−S-トランスフェラーゼ(GST)をコードするDNA配列を 有するpGEX 4T−3にサブクローンした。そのGST−c−Jun発現ベクタ ー、pGEX4T−3/c/Junをイー・コリ(E.coli)中に形質転換させ た。イソプロピル−β−チオガラクトシド(IPTG)でGST−c−Jun(1-81 ) 融合タンパク質の発現を誘発させた。イー・コリを溶菌させて遠心分離に付し た。融合タンパク質、GST−c−Jun(1-81)をグルタチオン−セファロースク ロマトグラフィーにより精製した。 SAPK/JNKアッセイ c−Junに結合するタンパク質キナーゼを分析するために(「プルーダウン 」アッセイ)、界面活性剤可溶性抽出物(100μL、0.5mgタンパク質) を4μのGST−cJun1-81に添加した。インキュベーション(4℃、1時間) した後、グルタチオン−セファロースを加え、混合しながらインキュベーション を続けた(4℃、1時間)。ペレットを75ミリモル/LのNaCl含有の溶菌緩衝液 A中で、ついで75ミリモル/LのNaClおよび0.05%(容量/容量)トリト ンX−100含有の溶菌緩衝液A(ミリモル/L:HEPES 20、MgCl2 2. 5、EDTA 0.1およびβ−グリセロホスフェート20、pH7.7)、およ び最後に緩衝液A単独中に洗浄した。JNK/SAPKによるGST−cJun1-81 のリン酸化を、20μモル/LのATPおよび1ないし2μC i[y−32P]ATP(Amersham International)を含む、30μLのキナーゼア ッセイ緩衝液(ミリモル/L:HEPES 20、MgCl2 20、β−グリセロホ スフェート20、DTT 2およびNa3VO4 0.1、pH7.7) を用いて開始した。30℃で20分経過した後、遠心分離に付して反応を終了し た。ペレットを75ミリモル/LのNaClおよび0.05%(容量/容量)トリト ンX−100含有の冷緩衝液A中で洗浄した。ペレット中のリン酸化タンパク質 をSDS−PAGEサンプル緩衝液中で煮沸することで溶出させ、ついでSDS −PAGEで分離した。ゲルをクマシーブルーで染色し、46−kD GST− c−Jun1-81を同定した。オートラジオグラフィーに付した後、Phosplorlmager を用いてc−Jun1-81のバンド強度を定量した。 結果 虚血状態−再潅流によるSAPK活性化は経時的であり、図1に示されるよう に再潅流に20分間付した後にピークに達した。 再潅流の開始時に投与したカルベジロールは、1および10μMで、各々、5 1.2%および30.7%まで活性化を減少させた。同一条件下、プロプラノロー ルは、10μMで、図2に示されるような虚血状態−再潅流によりSAPK活性 化に対して何の作用も示さなかった。 前の記載は本発明の化合物の使用を説明するものである。しかしながら、本発 明は、本明細書に記載されている具体例そのものに限定されるべきではなく、後 記する請求の範囲内のあらゆる修飾も含むものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 107 A61P 43/00 107 111 111 // C07D 209/88 C07D 209/88 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU ,BB,BG,BR,CA,CN,CZ,EE,GE, GH,HU,ID,IL,IS,JP,KG,KP,K R,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK,MN ,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK, TR,TT,UA,US,UZ,VN,YU (72)発明者 ユー,ティアン―リ アメリカ合衆国19083ペンシルベニア州 ヘイバータウン、アーリントン・ロード 308番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ストレス活性化されたタンパク質キナーゼ(SAPK)の阻害方法であっ て、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアン タゴニストである有効量の化合物をその阻害を必要とする哺乳動物に投与するこ とを特徴とする方法。 2.化合物が、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物である、請求項1記載の方法。 3.化合物が、式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6 までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベン ジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキルス ルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求項1記載の方法。 4.化合物がカルベジロールである請求項1記載の方法。 5.SAPK介在疾患の治療方法であって、二元性の非選択的β−アドレノセ プターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストである有効量の化合物をそ の治療を必要とする哺乳動物に投与することを特徴とする方法。 6.化合物が、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る 場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物である、請求項5記載の方法。 7.化合物が、式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 さ れ; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求項5記載の方法。 8.化合物がカルベジロールである請求項5記載の方法。 9.SAPK開始性アポトーシスの阻害方法であって、二元性の非選択的β− アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストである有効量の 化合物をその阻害を必要とする哺乳動物に投与することを特徴とする方法。 10.化合物が、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物である、請求項9記載の方法。 11.化合物が、式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求項9記載の方法。 12.化合物がカルベジロールである請求項9記載の方法。 13.SAPK開始性アポトーシスの阻害の必要を示す疾患の治療方法であっ て、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアン タゴニストである有効量の化合物をその治療を必要とする哺乳動物に投与するこ とを特徴とする方法。 14.化合物が、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イ ルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物である、請求項13記載の方法。 15.化合物が、式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求項13記載の方法。 16.化合物がカルベジロールである請求項13記載の方法。 17.心臓細胞におけるSAPK開始性アポトーシスを遮断する方法であって 、二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタ ゴニストである有効量の化合物をその治療を必要とする哺乳動物に投与すること を特徴とする方法。 18.化合物が、式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物である、請求項17記載の方法。 19.化合物が、式III:[式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求項17記載の方法。 20.化合物がカルベジロールである請求項17記載の方法。 21.ストレス活性化されたタンパク質キナーゼを阻害するための医薬の製造 における二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプター アンタゴニストの使用。 22.式I:[式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項21記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 23.式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項21記載の二元 性 の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニスト の使用。 24.アンタゴニストがカルベジロールである請求項21記載の二元性の非選 択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストの使用 。 25.SAPK介在疾患を治療するための医薬の製造における二元性の非選択 的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストの使用。 26.式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項25記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 27.式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 さ れ; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項25記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 28.アンタゴニストがカルベジロールである請求項25記載の二元性の非選 択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストの使用 。 29.SAPK開始性アポトーシスの阻害が必要とされる疾患を治療するため の医薬の製造における二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アド レノセプターアンタゴニストの使用。 30.式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項29記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 31.式III:[式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イ ルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項29記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 32.アンタゴニストがカルベジロールである請求項29記載の二元性の非選 択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストの使用 。 33.心臓細胞におけるSAPK開始性アポトーシスを遮断するための医薬の 製造における二元性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプ ターアンタゴニストの使用。 34.式I: [式中、 R7−R13は、独立して、−Hまたは−OHであり; Aは、式II: (式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは単結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する) で示される基を意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項33記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 35.式III: [式中、 R1は水素、炭素数6までの低級アルカノイルまたはベンゾイルおよびナフト イルより選択されるアロイルであり; R2は水素、炭素数6までの低級アルキルまたはベンジル、フェニルエチルお よびフェニルプロピルより選択されるアリールアルキルであり; R3は水素または炭素数6までの低級アルキルであり; R4は水素または炭素数6までの低級アルキルであるか、またはXが酸素であ る場合、R4はR5と一緒になって−CH2−O−とすることができ; Xは一原子価結合、−CH2、酸素または硫黄であり; Arはフェニル、ナフチル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルより選択 され; R5およびR6は、個々に、水素、フッ素、塩素、臭素、ヒドロキシル、炭素数 6までの低級アルキル、−CONH2−基、炭素数6までの低級アルコキシ、ベ ンジルオキシ、炭素数6までの低級アルキルチオ、炭素数6までの低級アルキル スルフィニルおよび炭素数6までの低級アルキルスルホニルから選択されるか; または R5およびR6は一緒になってメチレンジオキシを形成する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項33記載の二元 性の非選択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニス トの使用。 36.アンタゴニストがカルベジロールである請求項33記載の二元性の非選 択的β−アドレノセプターおよびα1−アドレノセプターアンタゴニストの使用 。
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