JP2002512401A - コンピュータネットワーク - Google Patents
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Abstract
Description
きている。コンピュータを私設ネットワーク(いわゆるローカルエリアネットワ
ーク、またはLAN)あるいは公衆ネットワーク、例えば“インターネット”と
一緒にリンクすることによって、多くの人々が互いの物理的な存在場所を考慮せ
ずに1つのプロジェクトを協働することができる。個々のユーザは世界中のどこ
にいても、一緒に働くことができる。このやり方で離れて働くことは“テレワー
キング”として知られている。
造的雰囲気が失われることである。集中することが必要な一定の活動においては
隔離状態で仕事をすることが生産的であるが、オフィスまたは研究所の環境は非
公式で(打ち解けて)思いがけない発見による連想を生むのによりよい。テレワ
ーキングにおける問題は、働らく者が同僚が何をしているかの認識を失うことで
あり、このために会社またはグループの社風(文化)の崩壊を導くことである。
トワークであって、各ユーザ端末が端末またはその端末のユーザに関係する複数
の属性を示す手段、1以上の端末をモニタする手段、モニタされた端末の属性を
識別する手段、およびそれによってモニタされた端末の属性に関係する情報を少
なくとも1以上の表示端末上に表示する手段をもっていて、表示端末が各モニタ
されている端末の属性と表示端末によって現在示されている属性との関係性の指
標(しるし、インディケーション)を表示するようにされているコンピュータネ
ットワークを提供する。
係していてもよい。本発明ではグループにまとめられて分散された人々は相互の
認識を維持することができる。1つの構成において、第1の端末上のディスプレ
イは端末の現在の属性と第1の端末の現在の属性との関係性(relatedness)を
示すように選択される。ディスプレイはスクリーンイメージによって視覚式に、
またはサウンドによって可聴式に、あるいは両者で表示することができる。
記録し、例えばネットワークをモニタし、別の端末上でこのユーザの識別子が使
用されているかおよび該端末において何れの活動を現在使用しているかを識別す
ることによって、他の場所で働いているときのユーザの活動を追跡するように構
成してもよい。
作する。各端末は1以上のエージェントアプリケーションを実行して、端末また
はそのユーザの属性を識別する。他の端末と対話する必要のある端末は、要求さ
れる対話の性質(ネーチャ)を識別する別のエージェントをもち、2つの端末の
エージェントは対話をして、対話を行うのに適切なやり方を判断して、それを実
行する。
いくつかを添付の図面を参照して記載することにする。
ビスしているネットワーク100を示す。(さらに同じ参照符号を使用して、これ
らの端末のユーザと、これらのコンピュータによって表示される“ビジュアル環
境”表示内で該ユーザに相当するアバター(avatar)とを表わす。)個々のコンピ
ュータ間のリンクは、パーマネントハードワイヤード接続、バーチャル接続(ユ
ーザによって知覚されるときはパーマネントであるが、遠隔通信プロバイダによ
って共用ライン上に用意される)、またはダイヤルアップ接続(要求に応じて使
用でき、使用ごとに支払う)であり、例えば移動端末7への無線リンクを含んで
いてもよい。コンピュータ9の1つは“サーバ”として働き、他の端末との対話
を調整する。このコンピュータ9は他のコンピュータと類似の機能をもつが、図
1に示したようにサーバ機能のみに専用であってもよい。
ュータ1は1以上の入力デバイス、例えばキーボード11、マウス12、オーディオ
入力13、および電話15のような関係するデバイスの活動をモニタする手段14を含
む。コンピュータ1はさらに1以上の出力デバイス、例えばスクリーン16および
オーディオ出力17を含む。従来のように、コンピュータ1はさらにメモリ18およ
び中央プロセッサ19を含む。対応してコンピュータ2はデバイス21、22、23、な
ど(図示していない)をもち、コンピュータ3、4、5、6、7、8も同様であ
ることが分かるであろう。コンピュータ1、2、3、4、5、6、7、8、9の
全てが上述で特定した全ての入力デバイスおよび出力デバイスをもつ必要はない
。
信して、ユーザアクセス権を準備して、ユーザグループを規定する。ユーザ1は
サーバ9に、自分のユーザグループを再規定して、ユーザを追加または削除する
ように命令してもよい。
に要求され、ユーザ識別子はサーバコンピュータ9へ送られる。ユーザ1がコン
ピュータアプリケーションにアクセスするときはいつでも、コンピュータアプリ
ケーションはサーバからデータの使用を要求するか、またはコンピュータ自身の
メモリ18および中央プロセッサ19の使用を要求する動作のみを要求するが、この
コンピュータアプリケーションのユーザの動作はサーバ9へ通信される。さらに
コンピュータ1は一定の他の活動、例えばキーボードのストロークとか、個々の
ユーザが現在取り組んでいるサブジェクトを示す特定のコンピュータファイルの
アクセスをサーバ9へ通信するようにされている。コンピュータ1によってサー
バ9へ伝えられる活動は、コンピュータ1のオペレーティングシステムにおいて
、またはサーバ9によって規定することができる。
ユーザグループの他のメンバ2、3、4、5、6、7、8が現在オンラインとな
っていること、メンバが現在実行中のアプリケーションに関する情報、および関
心のある現在のサブジェクトといったデータを戻す。このようなデータはユーザ
1にユーザ自身の現在の状態にも関係付けてディスプレイデバイス上に示され、
したがってユーザ1への類似のサブジェクトに対して取り組んでいるユーザ2、
3、4、5、6、7、8は容易に識別することができる。この表示はサーバ9ま
たはユーザ自身のコンピュータ1の何れかによって生成することができる。例示
的な表示を後で記載することにする。
する。概ね端末8はユーザ自身の常置のワークステーションにおける端末になる
と考えられる。このユーザが別の端末7において“サインイン(sign in、署名
して入る)”するとき、サーバはユーザの識別子を認識し、信号をユーザ自身の
端末8へ送り、このユーザの位置および活動を示すディスプレイを生成する。し
たがって端末8が置かれているユーザの自宅にいる同僚はユーザの活動をモニタ
して、ユーザとコンタクトをとるのに適しているかを選択することができる。
ように時刻によって変化してもよい)、地理的な位置(端末が携帯型であるとき
は変わってもよい)、および会社または他の機関にいるときのユーザの位置に関
係している。この属性はさらに活動に関係しており、活動にはコンピュータ1に
対する動作に関係している活動、例えばユーザがサブジェクトに取り組んでいる
か(これは、ユーザが取り組んでいるコンピュータファイル、ドキュメントの内
容、現在使用中の“インターネット”ページ、入力された最後の数文字で識別さ
れるキーワード、およびユーザが実行しているアプリケーションによって識別さ
れる);およびワークステーションで行われる他の活動、例えば何れの入力デバ
イス11、12、13が使用中であるか、スクリーンセーバが表示されているか(活動
がないのは、ユーザがコンピュータから離れていることを示す)、関係する電話
15が現在使用中であるか、またはオーディオ入力13が音声を検出している(ユー
ザが会議中であることを示している)かに関係している。
(図2ないし7参照)の形をとることができ、(コンピュータ1のユーザ自身を
含む)ユーザは関係するアプリケーションを使用して、異なるサブジェクトに取
り組んでいるユーザよりも近くに一緒に表示される。バーチャル環境内の視点は
、バーチャル環境内のユーザの位置に依存し、次にユーザが取り組んでいるアプ
リケーションに依存する。ユーザが自分の端末1の種々の入力デバイス11、12、
15を動作するとき、サーバ9はこれらの活動を解釈して、ユーザの位置および観
点(視座)を制御する。
って、周囲の効果を与えつものであり、周囲のサウンド効果はユーザが取り組ん
でいるコンテキストにしたがって変化する。これらのサウンドは人工的に生成さ
れたサウンドであるか、予め録音されているか、または他のユーザの端末2、3
、4、5、6、7、8から送られた生のサウンドであってもよい。これらのサウ
ンドは、ユーザ達によって表わされるユーザ達のバーチャルスペース内の近接度
(プロキシミティ)にしたがって、例えば振幅またはピッチを変化することがで
きる。バーチャル環境においてこの環境の一部がユーザの視界の外にあるときは
、サウンドの使用はとくに効果的である。スペーシャライズド(空間特定された
)サウンドを使用して、ユーザによってバーチャル環境内のサウンド源の位置を
容易にすることができる。適切なスペーシャライズドシステムは、例えば米国特
許第5533129号(Gefvert)、第5307415号(Fosgate)、M. Hollier, D. Burrasto
n, およびA. Rimellとによる文献(“Spatial Sound for Telepresence”, the
British Telecom Technology Journal, October 1997)、および国際特許明細書
第WO98/58523号に記載されている。
2ないし7に示した第1のモードでは、ユーザはバーチャル環境を移動し、バー
チャル環境には多数の所定の活動と、ユーザがこれらの活動に対して動作するこ
とができる種々のレベルとがある。同じサブジェクトに取り組んでいるユーザは
このバーチャル環境内で互いに近くに現れる。
クリーン16上に表示し、個々のユーザ1、2、3、4、5、6、7、8の活動に
応答してそれを更新する。バーチャル環境は、多数のレベル400、401、402、403
によって表わされている(図2参照)。各ユーザ1は、他のユーザ2、3、4な
どの対応するスクリーン26、36、46、などの上に表示される。ユーザ1は、バー
チャル環境を自由に操縦して(ナビゲートして)レベル間の移動などができ、電子
メール、テレビ会議、または他の有効な手段を使用して他のユーザと通信する。
位置の表示はサーバ9によってドライブされ、ユーザの動作活動、例えばマウス
12、キーボード11、電話15、などの動作を解釈する。
域を表わしている(図3参照)ことから分かるように、バーチャル環境の視点で
表わされる。他のユーザ2、3、4、5、6、7、8は、指定ユーザグループ内
において、現在の活動にしたがってバーチャルスペース内に位置する“アバター
(avatar)”によって表わされる。ユーザ1は、最初にオープンスペース内に表示
され、グループ内の一定の他のユーザ2、3、4を観察するようにされており、
なお一定の他のユーザ2、3、4とは、ユーザ1が共通の関心を共有するように
選択されたユーザ、すなわちユーザ1に似たサブジェクトに現在取り組んでいて
、ユーザ1の視点に最も近くなるようにされたユーザ、また同じ関心をもってい
るが、現在たのアクティビティに取り組んでいてより離れているユーザである。
および使用中のアプリケーション、キーストローク、などにしたがってサーバ9
によって識別される)に取り組んでいるとき、ユーザ1の各アバターはそのサブ
ジェクトに関係する“関心領域”201を表わすバーチャル環境の一部へ移動され
、ユーザがビジーであるという事実を反映するように外観(例えば、色彩)を変
更する。このサブジェクトに対する関心を共有する他のユーザ7、8のアバター
は、現在の活動に適切なレベルでバーチャル環境の同じ関心領域内に位置するこ
とになる。
ティングをもつといった活動を実行するとき、このユーザのアバターは、各々が
1つのこのような活動を表わしている他のレベル401、402、403の1つへ移動す
る(図2参照)。類似の活動に従事している他のグループからのユーザがそこで
発見されることになる。したがって異なる関心をもつグループのメンバが同様の
活動に従事しているときは、このメンバ間で対話を行うことができる。これは実
際のオフィス環境における人の振舞いをエミュレートしており、異なる作業グル
ープからの作業者は、廊下内でまたはコピー機の側のようなオフィスの共通領域
で具前に出会うときに、共通の関心事を発見することがあるが、そのグループに
特定の作業に集中しているときは互いに邪魔をしたくないであろう。これらの共
通の関心事は、ユーザが集まるレベルによって表わされる活動に関係付けてもよ
いが、それに関係付けられないこともある。
ユーザは最初に“エントリ”レベル403に現れ、ユーザが“地上レベル”400でよ
り特定された活動に関係する前に、上述のように偶然に出会ってバーチャル環境
内に既に存在する“概観(オーバービュー、全体像)”を得ることができるよう
にする(図2参照)。短い時間間隔の後で、ユーザがこのエントリレベルで対話
を開始しないときは、図3に示したように、サーバ9は自動的にユーザ1を地上
レベル400へ移動する。
より生に近い環境を生成することができる。実際のオフィス環境では、聴力は第
1の認識の手がかり(awareness cue)である。したがってオープンプラン形オフ
ィスでは、占有者はその視界内にいなくても、普通は互いの存在に気付く。した
がってシステムは、特定のグループのメンバまたはバーチャル環境内の近くのメ
ンバが聴覚で認識するようにされている。
の関心グループに関係する事柄を話し合いたいとき、地上面400上で関連する関
心グループ301にナビゲートすることができる。したがってユーザはその関心グ
ループ内の別のユーザ5と、例えば電子メールを使用して、関連のアバターを識
別し、要求されるテキストを送ることによって会話する準備をすることができる
。
ることを望んでもよい。図5に示したように、ユーザ1は(例えば“マウス”12
を使用して、各アバター上を“クリック”して、サーバ9がユーザの各電話15、
55間かまたはオーディオ入力/出力デバイス13、17、53、57間の電話接続を設定
することによって)2つのアバター1、5を選択する。バーチャル環境内の近く
の他の人々6、7はアバター1、5を取り囲む“オーディオゾーン”101を表示
することによって、2人のユーザ1、5がオーディオ通信中であることを示すビ
ジュアル表示を受取る。ユーザ1、5は、プライベートのディスカッションを選
択するか、またはその代わりにサーバ9が会話の一部を(低いビットレートおよ
び振幅で)編集して、他のユーザのオーディオ出力27、37、47、などへ供給して
、別のユーザ、例えばユーザ6はこの会話を“偶然に聞き(オーバーヒア)”、
ユーザ6は貢献したいときは参加することができる。したがってユーザ6は、例
えばマウス62の制御のもとでアバターを動かすことによって‘オーディオゾーン
’101へ移動する。サーバ9は、3方向の会議呼を設定して、ユーザの電話65ま
たは他のオーディオデバイス63、67によってユーザ6に接続することによってこ
の移動に応答し、全バンド幅で会議に入る。
際特許明細書PCT/GB98/03555号に記載され、図6に示したタイプの、より公式の
“バーチャルミーティングスペース”102内でディスカッションを続けることが
できる。このシステムは、共有のホワイトボード、ドキュメント配布、ドキュメ
ント共用、などを促進する。ユーザ1、5、または6の何れかは、“入力デバイ
ス”(例えば、各マウス12、52、62)を使用して適切な指令を入力して、サーバ
9(または個々のユーザ装置1、5、6の1つ)に命令して、ミーティングスペ
ースアプリケーションを実行して、ミーティングスペースアプリケーションと対
話し、各ユーザ装置1、5、6に命令して、ミーティングスペースアプリケーシ
ョンと対話して、それぞれのディスプレイデバイス16、17、56、57、66、67を使
用して、各入力デバイス11、12、13、52、53、61、62、63を個々のユーザが使用
することによって示したように、ミーティングスペース102内でユーザ1、5、
6の活動を各ユーザに表示することができる。
ルは、例えば表131、ホワイトボード132、などが現われ、アバター1、5、6は
互いの間の対話を‘実行’し始める。図6に示したように、ミーティングスペー
ス102は、各ユーザ1、5、6の視点からのユーザ1、5、6へ表示され、ミー
ティングスペース102が表示されたユーザ(この例ではユーザ1)は現れない。
ミーティングに含まれていないソーシャルスペース内の他の人々2、3、4は、
ユーザ1、5、6がプライベートミーティング中であって、ディスカッションを
偶然に聞くことができないことを示す指標が与えられる(図7参照)。これらの
他のユーザ2、3、4はミーティングスペース102内に表わされないが、全体的
なバーチャル環境100は“ウインドウ”内に表わすことができる。
とによってスペース内の他のユーザ1、6に対してドキュメントを示すことがで
き、したがってドキュメントの表示133、133aは各アバター1、5、6の前に表
の上に現れる。ユーザは(その表示133をクリックすることによって)ドキュメ
ントを選択することができ、ドキュメントはユーザが読めるように各ディスプレ
イ16、56、66内の2次元“ウインドウ”内に現れる。
ートを取り、各アバター6を他のユーザ1、5の視点内のホワイトボードへ移動
し、一方でユーザ6は、テキスト、などを入れることができるホワイトボードの
全スクリーンイメージで表わされる。
求でき、したがってユーザのミーティングスペース102への入出力は、各ユーザ
1、2、3、4、5、6、7、8へ表示される全体的なバーチャル環境100また
はミーティングスペース102の表示内におけるアバターの適切な移動によって表
わされ、これはオーディオゾーン101へ入力または出力するのと同じやり方であ
るが、異なる点はミーティングゾーン102へのアクセスはミーティングゾーンの
現在の占有率によって拒絶されるときがあることである。ミーティングが終わる
と、ミーティングスペース102は、図5に示したものに類似した非公式のオーデ
ィオゾーン101によって置換され、終了時のミーティングゾーン102内に存在して
いる参加者1、5を取り囲む。
可能になるときが分からない場合は、第1のユーザ1は他のユーザ2のアバター
を選択し、サーバ9は他のユーザ2の現在の活動のサウンド出力表示を生成する
。このサウンド出力表示は、他のユーザ2が使用可能になるときを変更する。例
えば他のユーザが使用可能になるとき、他のユーザ2を表わす‘バックグラウン
ドノイズ’が生成される。このバックグラウンドノイズは言語のサンプルである
か、または低いビットレートのオーディオの供給を使用することができる。
ーボード21におけるキー押下の頻度、電話25が使用中であるか否か、レベル400
、401、402、などにユーザ2が現在割り当てられているか、などに基いて、ユー
ザ2の使用可能度を推測する。使用可能度を使って、オーディオの振幅または他
の特徴を変更して、ユーザ2が中断を受け入れる可能性を示す。ユーザ2が現在
ログオンされていないとき、サウンドレベルはゼロである。
る。コンピュータ端末3は、各ユーザへ割り当てられる。ユーザがどこか他のと
ころで働いているとき、システムは使用可能度を反映するように構成される。例
えば、ユーザが例えば自宅で、現在別の端末4で働いているが、接触したいとき
、‘執務中(at work)’オプションを選択して、通常のやり方で端末4をサーバ
9にログオンさせる。サーバ9は命令を端末3へ送り、コンピュータにおいてユ
ーザのグラフィックまたはアバターを表示する。サーバ9は、端末4の動作をモ
ニタすることによって、ディスプレイ37上のグラフィックに実行中のアプリケー
ションを表示することができる。したがってオフィス内の人々がオフィスの端末
3上のディスプレイ37からユーザが自宅にいて、接触できることを知ることがで
き、ユーザはこれが分かるように選択すべきである。同様にユーザが電話45をと
ると(電話45、それ自体、または交換において感知されるので)、ディスプレイ
37上のアバターは変化し、ユーザへ電話は通じないが、それでもおそらくメール
は送ることができることが分かる。両方のコンピュータ3、4がビデオ会議能力
をもつとき、システムは、オフィス内のユーザは簡単な命令を入力することによ
ってユーザ3とのビデオ会議3を設定できるようにすることができる。
できる。ユーザの属性から、使用中の端末のタイプおよび現在従事している活動
を識別する。これらを使用して、どの形態(テキスト、オーディオ、ビデオ、な
ど)で情報を送り、ユーザの現在の活動を新しい情報で中断し、単にユーザにそ
の到来を警報するか、またはアナウンスメントなしにそれを伝えるか否かを判断
することができる。この判断は、ユーザが現在従事しているタスクの複雑性(し
たがってこのタスクを中断することによって生じる不都合の度合い)、伝えられ
る情報の現在のタスクへの関連性、およびその緊急性に基く。情報は、本発明の
発明者の国際特許明細書第WO98/47083号に記載された“ProSumm”プロト
コルにしたがって短縮することができる。
移動可能なシートおよびスクリーンと接続して、コンピュータ端末1によってそ
の位置をモニタできるようにして(例えば米国特許第5515078号(Greschler)参照
)、これを使用して、バーチャル環境においてユーザ2を追跡し、ユーザが現在
面しているサンプルまたはロービットレートのオーディオ認識チャンネルに基い
て、オーディオ接続を行うことができる。例えばユーザ1はユーザ2の音声を聞
いて、自分の座席をサウンド方向へ向け、キーボード11上のボタンをたたくこと
ができる。座席の現在の位置は、コンピュータ1によって使用されて、要求され
るユーザ2を識別し、電話15によってユーザの電話25を鳴らすようにする。
ビーという音)”は電子メールの着信のようなイベントを示し、連続的なサウン
ドは個々のユーザを表わし、例えばバックグラウンドサウンドは、各ユーザが現
在ログオンしていることを示す。可聴アイコンは、特定のイベントをユーザに警
報を出すのに理想的であるが、連続する状態を伝達するには適性が低い。新しい
メールがバーチャルオフィス環境に届いたことを示すサウンドをもつことが有益
であるが、メールが読まれるまでサウンドが再生され続けるときは混乱を招くこ
とがある。サウンドを使用して、オフィス環境内の他のイベントおよび状態、例
えば次の会合、重要書類の変更、同僚が手が空いているか、などを伝えるとき、
ノイズが混ざっているサウンドから情報を抽出することが難しくなる。
ントのアプローチ、およびユーザの視界の外にいるか、または距離が遠すぎて、
一般的なコンピュータモニタの所定の画像解像度を容易に識別できないバーチャ
ル環境内の近くのユーザの場所は全て、イベントを示すための単一のサウンドで
はなく、低レベルの連続的な指標を要求することができるのが特徴である。サウ
ンドはイベントの重要度にしたがって変更することができ−例えば、メッセージ
の数または緊急性、アポイントメントの近接性、などは振幅、ピッチ、またはサ
ウンドの反復レートによって示すことができる。
構造的なアプローチが必要である。連続的な指標の特定の例には音楽があり、音
楽はサウンドを編制するシステムとして考えることができ、したがってサウンド
を組合せると意味を伝えることができ、バーチャル環境で音楽を使用するのは、
劇場での芝居、オペラ、および特定の映画をサポートするのに音楽を使用するや
り方に相当する。表示デバイスとしての音楽は、純粋なグラフィックシステムと
は異なって理想的にはバーチャル環境に適しており、受話者の完全な注意を要求
せずに不特定の情報を巧みに伝えることができる。したがって作業の主要な焦点
が視覚的に、例えば単語処理、プログラミング、などに基いている限り、音楽は
、主要な作業活動を中断せずに一緒に存在できる。
においても十分に確立されている。音楽が環境の感じを変えることは、ほとんど
疑うことができない。例えば映画“ジョーズ(Jaws)”(1975)では明らかに危険の
ないビーチのシーンは同時に流される音楽によって完全に変わってしまい、この
音楽だけで、まだ現れていない鮫が左から接近してくるのを暗示している。バー
チャル環境内の情報も音楽を使用して表わすことができ;環境内の異なるユーザ
の各々は自分に関係する特定のテーマをもち、そのリズムを変えて、その人が忙
しいか否かを示す。音楽は、ユーザの活動レベルの連続的な指標を与える。ユー
ザが環境を繰返し視覚的に検査して、他のユーザの活動にアクセスする必要があ
るときは明らかに混乱することになるので、何が進行中か周囲を注目させて、環
境を置換するのではなく強めて、ユーザは音楽を通して検出されるイベントの視
覚的な確認を得ることができるようにする。
かに主要な相違点が1つある。映画の中で行われる動作の全ては、台本に書かれ
ていて、予め計画されているが、対話式の共有のバーチャル環境においては、内
容および活動の多くは予測することができない。したがって動的なバーチャル環
境を伴うスコアは、それ自体ダイナミックであり、行われるアクションにしたが
って変化しなければならない。各イベント、ユーザ、などに、所定の環境で再生
される音楽的な部分または“ライトモチーフ”を与えることができる。しかしな
がら、とくにたくさんの活動が行われるときは、これは設定するのが難しく、複
雑なサウンドになってしまう、すなわち理解するのが難しくなってしまう可能性
が高い。
ている状態およびイベントに基いて実時間で音楽を生成することができる。“生
成音楽(generative music)”は、1組の静止または変化する規則およびパラメー
タに基いて実時間でコンピュータによって編曲される音楽を記載するのに使用さ
れる用語である。この音楽は、音符のピッチ、長さ、リズム、楽器、などのシス
テムのランダムな選択に影響を与えるパラメータおよび規則を設定することによ
って規定される(書かれる)。1つの特定の好ましい構成では、コンピュータで
生成される音楽、例えば“コーン(Koan)”(SSEYO website上のhttp://www.ssey
o.com.参照)を使用する。このアプリケーションはPC上で実行し、中型(ミデ
ィ)のサウンドカードを使用して、音楽を生成する。コーンから、認識可能な音
楽スタイル、例えば一般的な西洋の音階、並びにインドおよびアジアの形式を容
易に生成できる規則および編制構造の多くが形成される。したがってこれらのス
タイルに常に一致するが、種々の構成要素部分をもつと、音楽を生成することが
できる。コーンシステムでは、作曲家は音符の長さ/ピッチから中型のサウンド
カードの高度に進歩した特徴を含む200以上の異なる音楽パラメータから選択
することができ、音楽パラメータを変更して、非常に多種の異なるサウンドおよ
び音楽スタイルを生成することができる。本明細書に記載したシステムは、シス
テムへ入力されるパラメータを選択するバーチャル環境100からの入力によって
人間の作曲家に代わる。
音楽システムを使用して、音楽パートで各人ごとに各活動レベルを定めることが
できる。しかしながらこの方法では、パートは明白に生成されていないが、パラ
メータが設定され、システムは各人ごとに音楽を生成し、再生される度ごとに類
似のサウンドを出す。生成方法の長所は、異なるレベルの活動を、音符のピッチ
を制御するパラメータと直接に関係付けることができることである。したがって
活動レベル数を前もって知っている必要はなく、各可能な状態に対して別々のパ
ートを生成する必要はない。生成システムは、多数の異なる状態を処理して、こ
れをパートのピッチ(または他のパラメータ)内の連続的な変化に変換すること
ができる。
るが、コーンシステムはより選択的なシステムであって、音楽的な知識への依存
は低減する。問題は単に情報を収集し、この情報と関係付ける音楽的な特徴を判
断することのみになり、生成音楽の応用ではサウンドをコヒーレントな出力に編
制する。
バーチャル環境(VRML)902と音楽アプリケーション903との間の通信を設定
する。バーチャル環境902内のイベントはアプレット901へ送られ、次にそこが適
切なメッセージを送って、音楽アプリケーション903の振舞いを変更する。同様
に、音楽アプリケーション903において生じる変化は、アプレット901を使用して
バーチャル環境902へ送り戻され、例えばサウンド源の方向を制御することがで
きる。
端末1の何れかにおいて)プログラムを実行して、ルックアップ表901を調べて
、何れの音楽セグメント911、912、…91Nを使用してこのイベントを表わすべき
かを判断する。次に選択されたセグメント91Nは、音楽アプリケーション903に
よって再生される音楽の一部であるように既に選択された他のセグメント(92N
、93N、など)に加えられる。音楽アプリケーション903は選択されたセグメント
を結合して、音楽出力を生成する。セグメント間の対話は非常に複雑であり−1
つのセグメントを追加すると、他のセグメントの表示の仕方が変わってもよい。
選択されたセグメント91N、92N、93Nは、別のイベントが発生して、追加また
は削除されるセグメントを要求することを判断するまで、継続的または定期的に
再生し続ける。一定のイベントはセグメントが一時的な特徴を示すことを要求し
、関連するイベントが最近では発生したかにしたがって、例えばより大きくまた
はよりソフトになるか、またはピッチを変更することができる。
細に示した図。
Claims (22)
- 【請求項1】 複数のユーザ端末(1,2,3,4,5,6,7,8)を含
むコンピュータネットワーク(100)であって、各ユーザ端末が、端末またはそ
の端末のユーザに関係する複数の属性を示す手段、端末(7,8)をモニタする
手段、そのようにモニタされた端末の属性を識別する手段、およびそれによって
モニタされた端末(7,8)の属性に関係する情報を少なくとも1つの表示端末
(1)上に表示する手段をもっていて、表示端末(1)が各モニタされている端
末(7,8)の属性と表示端末(1)によって現在示されている属性との関係性
の指標を表示するようにされているコンピュータネットワーク(100)。 - 【請求項2】 表示手段、モニタ手段、および識別手段がエージェント応用
処理オペレータである請求項1記載のコンピュータネットワーク。 - 【請求項3】 複数の端末(1,2,3,4,5,6,7,8)の各々が、
この複数の端末の他のメンバの属性をモニタおよび表示することができる請求項
1または2記載のネットワーク。 - 【請求項4】 属性が、各端末によって現在実行されている活動を含む請求
項1ないし3の何れか1項記載のネットワーク。 - 【請求項5】 ディスプレイが視覚式である請求項4記載のネットワーク。
- 【請求項6】 ディスプレイが可聴式である請求項4または5記載のネット
ワーク。 - 【請求項7】 ディスプレイが生成音楽システムを含む請求項6記載のネッ
トワーク。 - 【請求項8】 少なくとも第1の端末(3)が追跡端末として、他の場所で
現在働いている特定のユーザの属性を追跡するように構成されている請求項1な
いし7の何れか1項記載のネットワーク。 - 【請求項9】 追跡端末(3)が、ネットワーク(100)をモニタして、特
定のユーザ識別子が別の端末(4)上で使用されているか否かを識別するように
されている請求項8記載のネットワーク。 - 【請求項10】 追跡端末(3)が、前記他の端末(4)で現在使用中の活
動を識別するようにされている請求項9記載のネットワーク。 - 【請求項11】 端末(1,2,3,4,5,6,7,8)がサーバ端末(
9)の動作を介して対話し、モニタされている該または各端末(1,2,3,4
,5,6,7,8)の属性がサーバ(9)によってモニタされ、各表示端末(1
)へ報告される請求項1ないし10の何れか1項記載のネットワーク。 - 【請求項12】 複数のユーザ端末(1,2,3,4,5,6,7,8)か
ら成るコンピュータネットワーク(100)を動作する方法であって、各ユーザ端
末が端末またはその端末のユーザに関係する複数の属性を示す手段をもっていて
、端末(7,8)をモニタする段階、モニタされた端末の属性を識別する段階、
およびそれによってモニタされた端末(7,8)の属性に関係する情報を少なく
とも1つの表示端末(1)上に表示する段階を含み、少なくとも1つの表示端末
(1)が各モニタされた端末(7,8)の属性と表示端末によって現在示されて
いる属性との関係性の指標を表示する方法。 - 【請求項13】 表示、識別、およびモニタが、エージェント応用処理オペ
レータの対話によって実行される請求項11記載の方法。 - 【請求項14】 複数の端末(1,2,3,4,5,6,7,8)の各々が
、この複数の端末の他のメンバの属性をモニタおよび表示する請求項12または
13記載の方法。 - 【請求項15】 属性が各端末によって現在実行されている活動を含む請求
項13または14記載の方法。 - 【請求項16】 ディスプレイが視覚式である請求項15記載の方法。
- 【請求項17】 ディスプレイが可聴式である請求項15または16記載の
方法。 - 【請求項18】 ディスプレイが生成音楽システムを含む請求項17記載の
方法。 - 【請求項19】 少なくとも1つの追跡端末(3)が、現在他の場所で働い
ている特定のユーザの属性を追跡する請求項12ないし18の何れか1項記載の
方法。 - 【請求項20】 追跡端末(3)がネットワークをモニタし、特定のユーザ
の識別子を別の端末(4)上で使用するか否かを識別する請求項19記載の方法
。 - 【請求項21】 追跡端末(3)が、前記他の端末(4)において現在使用
されている活動を識別する請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 端末(1,2,3,4,5,6,7,8)がサーバ端末(
9)の動作を介して対話し、モニタされている該または各端末(1,2,3,4
,5,6,7,8)の属性がサーバ(9)によってモニタされ、各表示端末(1
)へ報告される請求項12ないし21の何れか1項記載の方法。
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