JP2002511626A - 電磁物品監視マーカを活性化/不活性化する方法とその装置 - Google Patents

電磁物品監視マーカを活性化/不活性化する方法とその装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明の開示は、物品に取り付けられた電子物品監視マーカを活性化および不活性化するための装置に関する。この装置は、その物品を支持するための台座部を有するハウジングを含む。この装置は、マーカを不活性するに足る強度の磁界を生成するようにしたハウジング内に配置された第1磁石をも含む。さらに、この装置は、台座部に沿って第1と第2の位置間で第1磁石を移動させる移動機構を含む。この電子物品監視マーカは、物品を台座部上に配置し、第1と第2との位置間で第1磁石を移動させることによって不活性化される。この第1磁石は、その電子監視マーカを活性化する、または不活性化するようにした磁石の交互減衰配列の一部であることもある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、一般に電磁物品監視(EAS)システムに関する。厳密には、本発
明は、物品に取り付けられてそのような物品の盗難を防止するEASマーカを増
感および消感させる方法および装置に関する。
【0002】 背景技術 EASシステムは、典型的に商店または図書館などの公共の場所からの物品ま
たは商品の無許可持ち出しを防止するために使用される。頻繁に盗難の被害を受
ける物品は、書籍、オーディオテープ、ビデオテープ、およびコンパクトディス
クを含む。EASシステムは、一般に、選択的に増感または消感できるEASマ
ーカを使用し、それらのマーカが盗難を防止したい物品に設置される。マーカは
、マーク付けされた物品を収容する領域の出口に典型的に設置される検出器との
組合せで働く。特定のマーカを消感させた場合、そのマーカは、警報を発動させ
ることなくマーカー検出器を通過して動かすことができる。そのマーカを増感さ
せた場合、マーカ検出器を通過して動かされると、そのマーカが警報を発動させ
る。EASマーカは、一般に許可を得た人員の排他的管理下にある消感機によっ
て消感される。
【0003】 1つの一般的なタイプのマーカ検出器は、EASシステムによって防御される
領域の出口に発生される交互磁気問い合わせフィールドを使用する。そのような
検出器と関連させて使用されるマーカは、典型的に、低保磁力磁気材料の磁区が
北から南へ、およびその逆に交互に極性が切り換えられる低保磁力磁気材料の細
長い細片を含む。この低保磁力磁気材料は、検出可能なように磁気問い合わせフ
ィールドを乱し、これが警報を誘発させる。この警報は、マーカを付けた物品が
正規に検査されていないことを示す。
【0004】 本明細書全体を通して、用語の消感化および不活性化は、監視マーカに関して
互換的に使用されている。一般に、このような用語は、所定の監視マーカがEA
S検出器を起動すなわち作動させない状態にそのマーカが変換されていることを
意味するものである。本発明で使用するのに適している1つの特定タイプのマー
カは、より高い磁気保磁力を有する少なくとも1つの磁化セクション(「保磁子
」と称される)によって多数のセクションに分割される低保磁力磁気材料の細長
い細片を含む。このようなマーカは、好ましくは、マーカの保磁子を磁化するこ
とで消感化または不活性化される。これらの保磁子が磁化されると、マーカが、
EAS検出器によって発生された交互磁界問い合わせゾーン内に配置されても検
出されない。これらの保磁子が消磁される、つまりマーカを活性化すると、その
マーカが検出される。そのようなマーカの1つの例は、ミネソタ州、セントポー
ルのMinnesota Mining and Manufacturing
Company社(3M)からDSB−2の表示名で入手可能であり、商標名
TATTLETAPE(商標)で市販されている。このマーカは、米国特許第3
,747,086号に記載されている。
【0005】 従来技術は、物品上のマーカを消感させるための磁石を提供するが、従来の方
法には幾つかの限界がある。第1に、これらの方法の幾つかは、マーカを、消感
させる磁石を通過させるが、その磁石はそのマーカを消感させるために最適な方
向に向けられない。例えば、そのマーカが暴露される磁界プロフィールが非対称
である、またはこのマーカに関して奇数の磁気遷移を呈する可能性がある。その
結果、マーカは、消感された後に誤って再び増感される可能性があり、故に、誰
もそのつもりがないのに警報を誘発させることとなる。同様に、これらの従来技
術の方法は、磁石がマーカと正しく整列されていない、またはマーカ全体が磁石
を通過して移動されない場合には全くマーカを消感させることができない。これ
ら状況のいずれの場合でも、マーカは、利用者が図書館を出ようとする場合には
警報を誘発させる可能性がある。
【0006】 本発明は、これらや他の問題に対する解決策を提供し、従来技術の設計と比較
して他の利点を提案する。
【0007】 発明の概要 本発明は、一般に、電子物品監視マーカを効率的且つ簡単に不活性化するため
の配置構成および方法に関する。さらに、様々な方法および構成が、様々な場所
および向きに配置された電子物品監視マーカを有する物品を取り扱うようにして
ある。
【0008】 本発明の原理による1つの構成は、不活性化したいEASマーカを有する物品
に対して第1位置と第2位置との間で動くようにしたキャリッジを含む。この構
成は、マーカの予期される位置に対して整列された位置にキャリッジ上に搭載さ
れた第1磁石をも含む。第1磁石は、キャリッジが平行移動するとマーカを不活
性化または消感化するに足る強度の磁界を生成するようにしてある。この構成は
、第1と第2との位置間でキャリッジを移動させてマーカを不活性化するように
キャリッジに動作できる状態で結合された移動手段をさらに含む。
【0009】 本発明の原理による他の構成は、不活性化したいEASマーカを搭載する物品
を保持するための台座部を含む。この台座部は、第1位置と第2位置との間に延
在する。この構成は、マーカを不活性化するに足る強度の磁界を生成するための
不活性化手段をも含む。この構成は、第1位置と第2位置との間の台座部に沿っ
て不活性化手段をガイドするためのガイド手段をさらに含む。最後に、この構成
は、第1と第2との位置間で不活性化手段を移動させるためのガイド手段に動作
できる状態で結合されたモータを含む。
【0010】 本発明の原理によるさらなる構成は、EASマーカを搭載する物品を支持する
ための台座部を有するハウジングを含む。この装置は、ハウジング内に配置され
た第1磁石をも含む。第1磁石は、マーカを不活性化するに足る強度の磁界を生
成することができる。この装置は、台座部に沿って第1と第2との位置間で第1
磁石を平行移動させるための平行移動機構をさらに含む。電子物品監視マーカは
、台座部上に物品を配置し、第1と第2との位置間で第1磁石を平行移動させる
ことによって不活性化される。
【0011】 本発明の原理によるさらなる構成は、EASマーカを選択的に活性化、または
不活性化するようにした磁石の交互減衰配列を含む。磁石の交互減衰配列は、第
1および第2反対方向に平行移動するように構成されるのが好ましい。この配列
がマーカに対して第1方向に平行移動されると、この配列は、マーカを活性化す
るようにしてある。この配列がマーカに対して第2方向に平行移動されると、そ
の配列がマーカを不活性化するようにしてある。
【0012】 本発明のさらなる態様は、物品によって運ばれ、第1位置と第2位置との間の
予期される位置に配置された電子物品監視マーカを不活性化する方法に関する。
その方法は、第1位置と第2位置との間で平行移動できるようにしたガイド手段
を提供するステップを含む。この方法は、マーカを不活性化するに足る強度の磁
界を生成するための不活性化手段を提供するステップをも含む。この不活性化手
段は、マーカの予期される位置に対して整列された位置にガイド手段によって運
ばれる。最後に、この方法は、監視マーカが不活性化されるように第1位置と第
2位置の間で不活性化手段を駆動するステップをも含む。
【0013】 本発明の様々な態様および構成は、EASマーカを簡単且つ効率的に活性化、
または不活性化されるようにする装置と方法を提供する。例えば、様々な構成お
よび態様は、EASマーカを磁界に対して手動で動かす必要もなくそのようなマ
ーカを不活性化されるようにする方法および装置を提供する。本発明は、様々な
場所に搭載された電子物品監視マーカを有する物品を取り扱うように配置、構成
された不活性化装置をも提供する。例えば、本発明のある実施例は、書籍の背に
近接して、およびコンパクトディスクの表面上に取り付けられた電子物品監視マ
ーカを不活性化するようにしてある。本発明の1つの特定実施例では、書籍やコ
ンパクトディスクに関する様々な考え得るEASマーカの場所を取り扱うために
、2つの磁石が互いに直角をなすように整列されている。
【0014】 発明の詳細な説明 個々に取り入れられ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の幾つ
かの態様を例示し、詳細な説明と共に本発明の原理を説明する役目を果たす。図
1は、本発明の原理により構成された電子監視マーカ増感装置/消感装置20を
示す。一般に、この増感装置/消感装置20は、活性化または不活性化したい監
視マーカ(28で破線で示された)を搭載する物品を収容するようにした架台2
4を画定するハウジング22を含む。この増感装置/消感装置20は、ユニット
の動作を制御するための制御回路構成と連動している1つ以上のボタンまたは他
の素子を有する制御板30で作動される。当業者には、様々な周知ソフトウエア
またはハードウエアで起動される方法を、このユニットの動作を制御するために
採用できることは理解されよう。
【0015】 増感装置/消感装置20の使用の際、物品(書籍26で示されているが、それ
は磁気的また光学的媒体、容器、または問題の任意の他の物品でもあり得る)が
、最初にハウジング22の架台24に配置される。この増感装置/消感装置20
は、次に制御板30を介して活性化される。不活性工程中、物品は、典型的にハ
ウジング22に対して実質的に静止したままである。その不活性工程が完了した
後、その物品は、架台24から取り出され、不活性化したいマーカを有する次の
物品と置き換えられる。
【0016】 増感装置/消感装置20は、書籍、磁気媒体、およびコンパクトディスクなど
の様々の異なる物品を逐次または同時に、活性化、または不活性化するようにし
てあるのが好ましい。このような物品は、かなり異なる場所に搭載された監視マ
ーカをしばしば有する。例えば、図2に示されるように、書籍26上のマーカ2
8の予期される位置は、書籍26の背に沿ってある。対照的に、コンパクトディ
スク32上のマーカ29の予期される位置は、コンパクトディスク32の面上に
あり、そのコンパクトディスクが2つ以上のマーカを有しても良い。明細書で後
に詳細に記述されるように、この増感装置/消感装置20は、様々な物品上の異
なる場所に位置する監視マーカをそのユニットが不活性化させる構造を含むのが
好ましい。そのような機能は、ユニットに対して物品を増感装置/消感装置20
の使用者が移動させなくても達成されるのが好ましい。
【0017】 増感装置/消感装置20のハウジング22は、略傾斜している前部面34を有
する。架台24は、増感装置/消感装置20の前部面34に形成され、書籍26
またはコンパクトディスク32などの物品を支持するようにした略水平台座36
を含む。この台座36は、架台24の後方縁部39におけるガイド壁38と相接
する。このガイド壁38は、台座36から上方に突出する。1つの実施例では、
この台座36は、水平面に対して5度と20度との間で傾けられる、それによっ
て、台座36上の物品をガイド壁38に向かって付勢することができる。さらに
、この実施例では、後方縁部における台座36とガイド壁38との間の角度は、
80度と120度との間である。この架台24は、台座36とガイド壁38との
両方に対して好ましくは横方向に整列される対向して配置された略三角形状第1
および第2端部壁40、41をさらに含む。
【0018】 図2から図4Aは、架台24に略近接したハウジング22内に配置された消感
配置構成を示す。この消感配置構成は、略L状構造を有するキャリッジ44を含
む。このL状構造は、台座36またはガイド壁38に近接して配置されたマーカ
が不活性化されるようにする。このキャリッジ44は、互いに対して実質的に直
角に整列された第1および第2脚部46、48を含む。この第1脚部46は、実
質的に水平であり、架台24の台座36の直ぐ下に配置され、他方の第2脚部4
8は、実質的に垂直であり、架台24のガイド壁38の直ぐ背後に配置される。
これらの脚部は、架台およびガイド壁と同角度の向きに配置され、これらの表面
に近接して以下に記述される磁石を運ぶようにそれらに十分に近接しているのが
好ましい。
【0019】 第1および第2磁石50、52は、キャリッジ44の第1および第2脚部46
、48にそれぞれ接続、固定、或いは搭載される。図2に示されるように、第1
および第2磁石50、52のそれぞれが細長い略矩形形状を有し、第1および第
2脚部46、48によって画定された細長い略矩形チャネル内に搭載される。
【0020】 キャリッジ44上に配置されると、第1磁石50は、実質的に水平であり、架
台24の台座36の直ぐ下に配置される上部面54を有する。この第1磁石50
は、上部面54の反対側にある底部面56をも含む。キャリッジ44の第2また
は垂直脚部48は、第2磁石52が第1磁石50に対して略垂直に延在し、架台
24のガイド壁38に対して近接し且つ実質的に平行である前部面58を有する
ような向きに配置される。この第2磁石52は、前部面58と反対側にある後部
面60を有する。
【0021】 第1および第2磁石50、52は、それぞれが対向極を有する永久磁石である
のが好ましい。好ましくは、第1磁石50は、上部面54に第1極を、底部面5
6に第2極を有し、しかも第2磁石52は、好ましくは、前部面58に第1極を
、後部面60に第2極を有する。例えば、第1および第2磁石50、52の上部
および前部面54、58は、そのような磁石の北極を具備でき、しかも底部およ
び後部面56、60はそのような磁石の南極を具備できる。但し、磁石50、5
2の対のそれぞれの極性は、消感装置の動作に悪影響を及ぼすことなく反転され
る。
【0022】 第1および第2磁石50、52は、略矩形断面を有する永久ネオジム鉄ホウ素
磁石であるのが好ましい。本発明に関連した使用に適する磁石は、Nd35、N
d38、Nd40、Nd45、Nd48の名称でDexter Corpora
tion社のDexter Magnetic Materials Divi
sionから市販されている。装置上の監視マーカの予期される位置に基づき、
第1磁石50が、典型的にコンパクトディスクの面上に配置されたマーカ29を
不活性化または消感することになっている。対照的に、第2磁石52が、典型的
に書籍の背またはのどあきに配置された監視マーカを不活性化することになって
いる。
【0023】 第1および第2磁石50、52の磁界強度は、マーカそれ自体がその磁界に対
してどのような向きであっても、保磁子を磁化する(故に、上述のように、マー
カを不活性化する)に足るものでなければならない。その有効距離(マーカを不
活性化できる磁石からマーカまでの最大距離)は、第1および第2磁石50、5
2のパラメータ、マーカの向き、および保磁子の保磁力の関数である。第1磁石
50がコンパクトディスクの表面上の2つのマーカをそれらの向きに関係なく不
活性化するに足る架台36から0.76cm(0.3インチ)の有効距離におい
て約530ガウスの磁界強度を提供する1つの実施例では、Nd38磁石材料か
ら製造された第1磁石50は、好ましくは、12cm(4.75インチ)の範囲
の長さ、1.27cm(0.5インチ)の範囲の面幅、および2.3cm(0.
9インチ)の範囲の厚さまたは深さを有する。ガイド壁38から2.2cm(0
.875インチ)の有効距離において約250ガウスの磁界強度を提供するため
に、この実施例における第2磁石52は、Nd48材料から製造され、8.25
cm(3.25インチ)の範囲の長さ、1.4cm(0.55インチ)の範囲の
面幅、および2.54cm(1.0インチ)の範囲の厚さまたは深さを有する。
【0024】 第1および第2磁石50、52の間の磁界強度の差は、第1および第2磁石5
0、52が不活性化しようとする監視マーカの予期される場所および向きに関係
する。例えば、第2磁石52は、書籍の背またはのどあきに近接して、但し、ガ
イド壁38から2.2cm(0.875インチ)の距離に、配置された監視マー
カ28を不活性化しようとする。書籍などの物品が台座36上に配置されると、
それらの対応するマーカが第2磁石52の両極および長軸に対して略垂直に整列
する。そのような垂直な構成が、そのような監視マーカを不活性化するための最
適条件となる。対照的に、第1磁石50は、典型的に、普通の高さのコンパクト
ディスクケースの内部に収納されたコンパクトディスク32の両面に配置された
監視マーカ29を不活性化するために使用される。コンパクトディスクケースが
台座36上に配置される場合、その対応する監視マーカが、第1磁石50の主軸
と垂直をなして整列される見込みがない。実際に、一定の頻度で、コンパクトデ
ィスク32上の監視マーカ29が第1磁石50の主軸と平行に整列され、これは
監視マーカを不活性化するのが難しい構成となる。その結果、第1磁石50は、
そのようなマーカが第1磁石50の主軸と平行に整列された場合でも監視マーカ
を効率的に不活性化することを確実にするに足る大きさの磁界強度を有するのが
好ましい。
【0025】 消感配置構成のキャリッジ44は、架台24に沿って前後に往復または平行移
動するように配置される。特に、この消感構成は、第1端部壁40に近接して配
置された第1位置と第2端部壁41に近接した第2位置との間でキャリッジ44
を前後に平行移動させるための平行移動機構を含む。図1から図4に示されるよ
うに、キャリッジ44は、端部壁40と41との間に延在し、台座36の下に配
置される細長い略線状トラックまたはガイドレール62によって端部壁40と4
1との間でガイドされる。このキャリッジ44は、複数のガイド輪またはローラ
64によってガイドレール62に滑動的に接続される。これらのローラは、キャ
リッジ44の底部に回動的に接続され、ガイドレール62の対向縁部を収容する
ためのチャネルを画定する。このガイドレール62は、ハウジング22内に固定
される細長い基礎部材68上で支えられる。このガイドレール62は、キャリッ
ジ44がその上に搭載されたとき、第1磁石50が架台24の台座36の直ぐ下
に整列され、第2磁石52が架台24のガイド壁38の直ぐ背後に整列されるよ
うに、配置されるのが好ましい。図2Aに示されるように、ガイドレール62は
、キャリッジ44が第1端部壁40を越えたところに位置する待機位置から、第
2端部壁41を越えたところに位置する待機位置まで平行移動できるように第1
および第2端部壁40、41を越えて延在するのが好ましい。
【0026】 図3に示されるように、この消感構成は、ガイドレール62に沿ってキャリッ
ジ44を前後に移動させるための駆動機構をも含む。この駆動機構は、任意の適
当なタイプのものであっても良く、ブラケット72で基礎部材68に接続される
駆動モータ70を含む。代表的なモータは、電動式ステッパーモータおよびサー
ボモータを含む。この駆動機構は、手動クランク、アクチュエータ、ソレノイド
などの他の駆動力源、またはキャリッジ44に十分な力を適用してそれをガイド
レール62に沿って推進させるのに適した任意の他の周知の駆動力源を使用する
ことも可能である。
【0027】 図3において、駆動モータ70は、駆動プーリ76に接続される駆動軸74を
有し、この駆動モータ70が作動されると、駆動軸74が駆動プーリ76を回転
させる。この駆動プーリ76は、ガイドレール62の一端に近接して配置され、
アイドラープーリ80はガイドレール62の他端に近接して配置される。駆動ベ
ルト82またはチェインなどの連続的被駆動部材は、駆動およびアイドラープー
リ76、80の周りに懸けられ、すなわち張られる。キャリッジ44は、ベルト
クランプなどの従来の技術を介して駆動ベルト82にしっかり固定される。第1
および第2対向方向にベルト82を選択的に推進させることによって、駆動モー
タ70がガイドレール62に沿ってキャリッジ44を前後に推進させるように機
能する。
【0028】 図2Aおよび図3Aにおいて、一対のセンサ90、92が細長い基礎部材68
の各端部の近くに設置される。センサ対のそれぞれは、細長い基礎部材68の中
央に向かって配置された減速センサを含む。この減速センサはモータ制御と連絡
してモータ速度を低減し、一旦キャリッジがその減速センサに到達するとキャリ
ッジ44の標準移動速度を減少させる。その対の両方のセンサが、キャリッジ4
4から延在するブラケット43で覆われると、モータへの電力が断たれ、そのキ
ャリッジ44が直ちに停止する。
【0029】 図4Aは、キャリッジ44を駆動するための代わりとなるべき構成を示す。こ
の構成では、駆動モータ70がプーリ74に取り付けられ、それが駆動軸94に
取り付けられている。この構成の1つの変形例では、駆動モータ70は、キャリ
ッジ44がボール逆転軸受け95でそれに滑動的に取り付けられるボールリバー
サー軸94(コネチカット州、リッジフィールドのNORCOのFlennor
Division製のものなど)に接続された単一方向素子である。軸移動の
最後に、そのキャリッジはその移動方向を自動的に逆走する。センサは、軸の各
端部に配置されて、キャリッジの逆走前に駆動モータを停止させる。代わりとな
るべき変形例では、逆転モータ70がプーリ74に取り付けられ、それが単一方
向ネジ付き軸に取り付けられる。センサーは、軸の各端部に配置されて駆動モー
タを停止させ、逆方向に駆動モータを準備する。この構成は、滑り軸受98によ
ってキャリッジ44に滑動的に接続された滑動レール96をさらに含む。
【0030】 消感機構が使用されていない場合、キャリッジ44は、図2Aに示されるよう
に、第1または第2端部壁を越えたところに待機させるのが好ましい。使用時に
、不活性化したい監視マーカを有する物品が架台24内に置かれ、駆動モータ7
0が制御板30を介して作動される。駆動モータ70が作動されると、駆動モー
タ70がキャリッジ44をガイドレール62に沿って一度平行移動させるので、
磁石50、52の少なくとも1つが、物品上の監視マーカを過ぎて走査してその
マーカを不活性化することができる。例えば、図2Aにおいて、キャリッジ44
が最初に第2端部壁41を越えたところにある場合、駆動部材70が駆動ベルト
82を反時計回りの方向に推進するので、キャリッジ44が第2端部壁41から
架台24を横切って第1端部壁40を過ぎて移動することができる。対照的に、
キャリッジ44が最初に第1端部壁40を越えたところにある場合、駆動モータ
70が駆動ベルト82を時計回りの方向に推進するので、キャリッジ44が第1
端部壁40から架台24を横切って第2端部壁41を過ぎて移動することができ
る。キャリッジ44が物品を過ぎて移動し、その物品の監視マーカを不活性化さ
せた後に、その物品が架台24から取り出される。
【0031】 図2Aおよび図3に示されるように、ベルト82は端部壁40、41を超える
距離まで延在する。ユニットが使用中でない、またはキャリッジが台座36を横
切って通過するのを完了したとき、キャリッジ44は、端部壁41を過ぎた場所
で待機する。キャリッジ44がその場所にあることで、架台24上に置かれた書
籍またはコンパクトディスク上のマーカを図書館利用者が手動で消感するを防止
する。端部壁41の外側の場所におけるベルト82上のキャリッジ44を待機さ
せることで、台座上に誤って置かれたビデオまたはオーディオテープなどの磁気
材料を損傷させることにもなり得る台座36内に広がる有効磁界を減少させる。
【0032】 図5は、本発明の原理により構成された別の増感装置/消感装置20’を示す
。一般に、この増感装置/消感装置20’は、台座36’と横方向ガイド壁38
’とによって形成された架台24’を有するハウジングを含む。このハウジング
は、好ましくは、図1で示されたハウジング22と実質的に同じ構成を有する。
【0033】 この増感装置/消感装置120は、ハウジング22’の台座36’の直ぐ下に
配置された第1ベルト122と、ガイド壁38’の直ぐ背後に配置された第2ベ
ルト124とを含む。この第1ベルト122は、台座36’と実質的に平行をな
す上部表面126を含み、第2ベルト124は、ガイド壁38’と実質的に平行
をなす前部表面128を含む。第1ベルト122の上部表面126は、第2ベル
ト124の前部表面128と実質的に垂直をなすのが好ましい。
【0034】 第1ベルト122は、好ましくは、台座36’の長さ全体に沿って延在し、第
1および第2端部ローラ130、132上に懸けられる。同様に、第2ベルト1
24は、好ましくは、ガイド壁38’の長さ全体に沿って延在し、第3および第
4端部ローラ134、136上に懸けられる。第1および第2ベルト122、1
24は、駆動モータ142によって第1および第2方向138、140に選択的
に駆動される。この駆動モータ142は、適当な制御回路構成、処理手段、また
は制御手段(143で示される)によって制御され、第2および第4ローラ13
2、136に結合されるので、ベルト122、124をそれらのそれぞれの対の
端部ローラについて閉ループで駆動モータ142により選択的に推進させること
ができる。
【0035】 この増感装置/消感装置120は、磁石の第1および第2交互減衰配列144
、146をも含む。磁石の第1交互減衰配列144は、第1ベルト122の外部
表面上に搭載され、しかも磁石の第2交互減衰配列146が第2ベルト124の
外部表面上に搭載される。この第1交互減衰配列144は、その配列の一端に配
置された最弱磁石148と、その配列の反対端に配置された最強磁石150とを
含む。同様に、第2交互減衰配列146は、その配列の一端に配置された最弱磁
石152と、その配列の反対端に配置された最強磁石154とを含む。この最弱
磁石148は、好ましくは、台座36’の面で測定して80ガウスの範囲の磁界
強度を有し、しかもこの最強磁石150が、好ましくは、台座36’の面から0
.76cm(0.3インチ)のところで測定して530ガウスの範囲の磁界強度
を有する。最弱磁石152は、好ましくは、ガイド壁38’の面で測定して80
ガウスの範囲の磁界強度を有し、しかも最強磁石154が、好ましくは、ガイド
壁38’の面から2.2cm(0.875インチ)のところで測定して250ガ
ウスの範囲の磁界強度を有する。他の範囲や磁界強度が、本発明の範囲を逸脱し
ない限り採用されても良い。
【0036】 第1交互減衰配列144では、中間磁石は、最弱磁石148と最強磁石150
との間に配置される。これらの中間磁石は、最弱磁石148から最強磁石150
に向かって延在する方向に段階的により強く(故に、典型的に大きく)なる。同
様に、第2交互減衰配列146でも、中間磁石が、最弱磁石152と最強磁石1
54との間に配置される。再度、これらの中間磁石は、最弱磁石152から最強
磁石154に向かって延在する方向に段階的により強く(故に、典型的に大きく
)なる。図5に示されるように、各交互減衰配列の磁石は交互になった極性を呈
するので、その配列内の近隣磁石が逆の極性を呈する。補足的に、各配列の磁石
のそれぞれは、第1極がベルトに向かって直面し、第2極がベルトから離れる方
向に面する、二極性磁石である。
【0037】 電子監視マーカは、架台24内にマーカを付けた物品を配置し、次に、第1お
よび第2ベルト122、124が第1方向138に駆動されるようにモータ14
2を作動させることで、増感装置/消感装置120によって不活性化される。第
1および第2ベルト122、124が第1方向138に駆動されると、第1およ
び第2交互減衰配列144、146の少なくとも一つがマーカを横切る整数回の
通過(例えば、1、2または3)となる。これらの配列144、146が第1方
向138に移動されるので、最強磁石150、154がそのマーカを通過する最
後の磁石となる。最強磁石150、154は、好ましくは、保磁子を磁化する、
故にマーカを不活性化するに足る磁界強度を有する。
【0038】 電子監視マーカは、架台24内にマーカを付けた物品を配置し、次に、第1お
よび第2ベルト122、124が第2方向140に駆動されるようにモータ14
2を作動させることで、増感装置/消感装置120によって増感または活性化さ
れる。第1および第2ベルト122、124が第2方向140に駆動されると、
第1および第2交互減衰配列144、146の少なくとも一つがマーカを横切る
整数回の通過(例えば、1、2または3)となる。ベルト122、124が第2
方向140に回転するので、マーカを通過する最初の磁石が好ましくは最強磁石
150、154であり、しかもマーカを通過する最後の磁石が好ましくは最弱磁
石148、152である。配列144、146がマーカを通過すると、そのマー
カは、方向が高速で変化または反転する磁界に暴露される。つまり、各配列14
4、146が、交互になった極性を有する複数の磁石を含むので、マーカが複数
回数の磁化反転に暴露される。さらに、配列44、46が第2方向140に移動
されているので、マーカ上の反転磁界の強度は指数関数的に徐々に減少する。そ
の結果、配列144、146がマーカを通過して移動すると、マーカの磁化がゼ
ロに接近し、マーカを活性化/増感させる。磁石の交互減衰配列は、米国特許第
4,689,590号と第4,752,758号により詳細に記載されている。
【0039】 先の説明に関して、変更が、本発明の範囲を逸脱することなく、詳細に、特に
採用された構成材料、および部品の形状、サイズ、および構成に関して実行され
ても良いことは理解されよう。例えば、マーカを消感するために使用された構造
を、当業者には周知のように、マーカを増感するために使用しても良い。示され
た実施例の仕様は説明のみを目的としたものであり、本発明の真の範囲は特許請
求の範囲に記載される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子物品監視マーカを活性化または不活性化するための、本発明の原理により
構成された装置の斜視図である。
【図2】 図1の装置内に組み込まれた不活性化機構を示す。
【図2A】 キャリッジが待機位置にある状態での図1の装置内に組み込まれた不活性化機
構を示す。
【図3】 図2の不活性化機構の拡大後部斜視図を示す。
【図3A】 図3の不活性化機構の正面図を示す。
【図4】 図2の不活性化機構の他の斜視図を提供する。
【図4A】 本発明の原理により構成された不活性化機構の他の実施例の斜視図を提供する
【図5】 本発明の原理により構成される電子監視マーカを活性化および不活性化するた
めの他の装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キーファー,マイケル ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 マクレオド,キャサリン エム. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ザレンボ,ピーター ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 BB04 CC34 DD21 DD87

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品に取り付けられた電子物品監視マーカを不活性化するた
    めの構成であって、 (a)前記物品に対して第1位置と第2位置との間で少なくとも1つの磁石を
    移動させるようにしたキャリッジと、 (b)前記マーカの予期される位置に対して整列された位置に前記キャリッジ
    により運ばれ、かつ前記キャリッジが前記物品に対して移動すると前記マーカを
    不活性化するに足る強度の磁界を生成する少なくとも1つの磁石と、 (c)前記第1位置と前記第2位置との間で前記キャリッジを移動させて前記
    マーカを不活性化するために前記キャリッジに動作できる状態で連結されたモー
    タとを具備する、構成。
  2. 【請求項2】 前記第1位置と前記第2位置との間に延在する第1ガイドレ
    ールをさらに含み、前記キャリッジが前記第1ガイドレールと滑り係合する、請
    求項1に記載の構成。
  3. 【請求項3】 前記第1位置と前記第2位置との間で前記物品を保持するた
    めの台座をさらに含む、請求項1に記載の構成。
  4. 【請求項4】 前記第1磁石が、前記台座と実質的に平行をなす面で前記台
    座の下に配置される、請求項3に記載の構成。
  5. 【請求項5】 前記キャリッジが角度を付けたブラケットとして構成され、
    配置され、前記角度付きブラケットが、前記台座と実質的に平行な第1部分と、
    前記第1部分と略垂直をなして延在する第2部分とを有する、請求項3に記載の
    構成。
  6. 【請求項6】 前記マーカを不活性化するに足る強度の磁界を生成する第2
    磁石をさらに具備し、前記第2磁石が前記角度付きブラケットの前記第2部分に
    搭載され、前記第1磁石が前記角度付きブラケットの第1部分に搭載され、前記
    第1および第2磁石のそれぞれが北と南の極を有し、前記第1および第2磁石の
    それぞれの同極が前記台座に面している、請求項5に記載の構成。
  7. 【請求項7】 前記磁石が、前記台座上に置かれた物品上の前記マーカを不
    活性化できない位置で待機する、請求項3に記載の構成。
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