JP2002510259A - 電気的に配向した複合物を有するタイヤ - Google Patents

電気的に配向した複合物を有するタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 ゴムタイヤであって、該タイヤのゴム組成物構成要素内に電気的配向複合物を含み、前記複合物が互いに近接した2種類以上の導電性金属要素ならびに該金属要素と接触し電気的に接続されている導電性ゴム組成物から構成されているタイヤが提供される。本発明はさらに、前記導電性ゴム組成物の少なくとも一部および前記導電性金属要素の1以上の少なくとも一部に近接した前記タイヤゴム構成要素内の電気抵抗性ゴム組成物をも想到するものである。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 電気的に配向した複合物を有するタイヤ発明の属する技術分野 タイヤのゴム組成物構成要素内に電気的に配向した複合物を含むゴムタイヤで あって、該複合物が、互いに近接した2種類以上の導電性金属要素、ならびに該 金属要素と接触して、それと電気的に接続している導電性ゴム組成物から構成さ れているゴムタイヤが提供される。本発明は、前記導電性ゴム組成物の少なくと も一部および前記導電性要素の少なくとも1個の少なくとも一部に近接している 前記タイヤゴム構成要素内の電気抵抗性ゴム組成物を想到するものでもある。発明の背景 各種利用分野において、(i)ゴムタイヤのゴム構成要素中に2種類以上の導 電性金属要素複数を埋め込むこと、ならびに(ii)そのような2種類以上の金 属要素を電気的に接続することが望まれる場合がある。そのような金属要素は例 えば、ワイヤー、プレートまたは他の形態もしくは形状とすることができる。 タイヤが動いている際にタイヤの各種ゴム構成要素の想到される動的歪みのた め、この場合には、例えばハンダその他の金属要素を機械的に固定する等の機械 的接続は実用的ではないことが考えられる。それは特に、(i)タイヤの組立な らびに成形および硬化時あるいは(ii)長い期間にわたる従来の作業条件下で のタイヤ動作時に電気的接続が破壊されるという、現実的な危険を考慮してのこ とである。 従って、金属要素が導電性ゴム組成物と接続されていることが、本発明の特徴 である。 そのような導電性ゴム組成物についての重要な要件は、相対的に導電性である ことだけでなく、タイヤ構成要素内に含まれるのに好適な物理的性質を有してい ることで、時間を経ても電気的接続が維持されることである。 導電性金属要素および/または前記の導電性ゴム組成物の少なくとも一方の少 なくとも一部の隣りに、好ましくはそれと接触もしくは近接した位置に、電気絶 縁性ゴム組成物を設けることも好ましいことは明らかである。発明の概要および実施形態 本発明によれば、タイヤのゴム構成要素の少なくとも一部内に電気的に配向し た複合物を含むゴムタイヤであって、前記複合物が、(i)溶融や相互の機械的 固定なしに互いに近接している2種類以上の導電性金属要素、ならびに(ii) 前記金属要素に接触し、電気的に互いに接続している薄い導電性ゴム組成物から 構成されており;前記導電性ゴム組成物が、約0.1〜約1mm、好ましくは約 0.2〜約0.5mmの範囲の厚さおよび約3〜約200、あるいは約3〜約1 00、好ましくは約3〜約20Ω−cmの範囲内の体積抵抗率を有するゴムタイ ヤが提供される。 前記電気的配向複合物が関連していると想到されるタイヤ構成要素のゴム組成 物は、代表的には104Ω−m以上、更には1010Ω−cm以上もの体積抵抗率 を有し得ることは明らかである。 そのような金属要素は各種形態のものとすることができるが、ワイヤー、プレ ートその他の形状をとり得ることが想到される。 本発明の実施においては、複数の金属要素を導電性ゴム組成物と電気的に接続 することが想到されるが、2〜4種類の金属要素を電気的に接続し、そのよ うな要素の1以上をワイヤーの形とすることが予想される。そのようなワイヤー は、固体金属ワイヤーとすることができるか、あるいは金属撚り線とすることが できる。1実施態様においては、そのような固体ワイヤーまたは撚り線ワイヤー の径は、約0.4〜約13、あるいは約0.4〜約6.5mmの範囲とすること ができる。 本発明の別の態様においては、前記金属要素は、例えばスチール、銅、真鍮な どのそれらの合金などの導電性金属製とすることができ、それには銅、真鍮また は亜鉛をコーティングしたスチールワイヤーも含まれる。 前記の薄い導電性ゴム組成物を前記金属要素の一部の上に置き、1以上の前記 金属要素を覆い込むことができ、1以上の前記金属要素を包み込むかまたは部分 的に包む込むことができ、あるいは別法として、1以上の金属要素を、2個の導 電性ゴム組成物帯片の間に挟み込むことができる。当業者においては、他の変法 も可能である。 本発明の別の態様においては、タイヤ、好ましくは空気タイヤの1以上のゴム 構成要素に、電気的配向複合物を埋め込むかまたは部分的に埋め込むことができ る。タイヤのそのようなゴム要素は例えば、タイヤのカーカス、それの側壁、そ れのインナーライナーその他の当業者が使用し得るタイヤ要素などがあり得る。 電気的配向複合物がタイヤの1以上の要素内に完全に埋め込まれていることが望 ましいのが普通であるが、該複合物のある一部がタイヤ要素内に完全に埋め込ま れておらずに、タイヤの外側または内側に露出していることも想到される。 本発明の主たる目的は、電気的配向複合品を作り出すことであり、二次的目的 は、埋め込まれているもしくは少なくとも部分的に埋め込まれているタイヤ要素 と比較的適合性となる上で好適なゴム特性を有する導電性ゴム組成物に関 するものである。 従って、1態様においては、加硫導電性ゴム組成物が、23℃で約10〜約2 0MPaの範囲の極限引張強さ、23℃で約200〜約300パーセントの範囲 の極限伸長度、23℃で約10〜約15MPaの200パーセント引張応力、2 3℃で約4.5〜約5.5MPaの100パーセント引張応力、および約80〜 約90の範囲のショアA硬度などの物性を有することが望ましい。 前記導電性ゴム組成物用に代表的なエラストマーとしては例えば、1,3−ブ タジェンおよびイソプレンの単独重合体および共重合体;1,3−ブタジエンお よび/またはイソプレンとスチレンもしくはα−メチルスチレンなどのビニル系 芳香族炭化水素との共重合体;クロロブチルゴムおよびブロモブチルゴムなどの ブチルゴムおよびハロブチルゴム;ならびに天然ゴムの1以上から選択されるエ ラストマーなどがある。 そのようなエラストマーの代表的な例としては、シス1,4−ポリブタジエン 、トランス1,4−ポリブタジエン、シンジオタクチックポリブタジエン、天然 もしくは合成のポリイソプレン、溶液もしくは水系乳濁液重合で製造されたスチ レン/ブタジエン共重合体ゴム、イソプレン/ブタジエン共重合体ゴム、スチレ ン/イソプレンゴムならびにスチレン/イソプレン/ブタジエン三元重合体ゴム がある。 実際には、そのような導電性ゴム組成物は、それのゴム含有率に関する限りに おいて、好ましくは、天然シス1,4−ポリイソプレンゴムまたはトランス1, 4−ポリブタジエンゴムから主として構成されたものとする。 従って、該導電性ゴム組成物は、ゴム100重量部(phr)に基づいて、( A) (i)50%以上でトランス体および約15%以上でビニル体を含む天然の シス1,4−ポリイソプレンゴムおよび/またはトランス1,4−ポリブタジエ ンゴム、好ましくは天然ゴムの、約80〜約100phrならびに (ii)約20phr以下、あるいは0または約10〜約20phrの (a)合成シス1,4−ポリイソプレン、シス1,4−ポリブタジエン、イ ソプレンと1,3−ブタジエンの共重合体、イソプレンおよび/または1,3− ブタジエンと例えばスチレンおよび/またはα−メチルスチレンなどのビニル系 芳香族化合物との共重合体から選択される1以上のジエンに基づくゴム、および /または (b)イソブチレンとイソプレンなどの共役ジエンとの共重合体および/ま たはイソブチレンとそのような共役ジエンのハロゲン化共重合体 から選択されるエラストマー; (B)粒径が約10〜約30nmの範囲であり;ヨウ素吸着値が約190〜約1 500,あるいは約190〜約300m2/gの範囲であり;フタル酸ジブチル (DBP)値が約110〜約350、あるいは約110〜約200cm3/10 0gである約50〜約100、好ましくは約75〜約100phrのカーボンブ ラック から構成することができる。ただし、硫黄硬化すなわち加硫ゴム組成物は、約3 〜約200、あるいは約3〜約100、好ましくは約3〜約20Ω−cmの範囲 内の上記体積抵抗率を有する。ゴム配合の分野における当業者の技術の範囲内に あると考えられる所望の物性および体積抵抗率レベルに応じて、エラストマーや カーボンブラック等の他のゴム配合成分の選択に関して、当業者が若干の調節を 行うことができることは明らかである。 電気的配向複合物用の導電性ゴム組成物で使用可能であると想到されるカーボ ンブラックの代表例としては、ASTM名称N472またはN294を有す るカーボンブラックならびにキャボット社(Cabot Corporation)の登録商標で 該社から市販されているブラックパール(Black Pearl)2000およびバルカ ン(Vulcan)PA90などがあるが、これらに限定されるものではない。場合に よっては、アセチレン系カーボンブラックも使用される。 実際には本発明においては、前記導電性金属要素は、互いに約10mm以内、 好ましくは約5mm以内、より好ましくは約2mm以内に位置していることが想 到される。2種類以上の金属要素が互いに隣接しているか、別の形態で接触して いることが可能であることは理解しておくべき点である。 本発明はさらに、前記導電性ゴム組成物の少なくとも一部および前記導電性金 属要素の少なくとも1個の少なくとも一部に近接している前記タイヤゴム構成要 素内に位置する電気抵抗性または相対的に非導電性のゴム組成物であって、前記 硫黄硬化電気絶縁性ゴム組成物が1010以上、更には1020Ω−cm以上の体積 抵抗率を有するゴム組成物の使用も想到するものである。そのように、該組成物 の体積抵抗率は、約1010〜約1020Ω−cmの範囲になると考えられる。 実際にはそのような電気抵抗性ゴム組成物は、ゴム100重量部(phr)基 準で、(A)イソプレンと1,3−ブタジエンの単独重合体、イソプレンと1, 3−ブタジエンの共重合体、ならびにイソプレンおよび/または1,3−ブタジ エンとスチレンおよび/またはα−メチルスチレンなどのビニル系芳香族化合物 との共重合体から選択される1以上のジエンに基づくゴム、および/または(B )イソブチレンとイソプレンなどの共役ジエンとの共重合体および/またはイソ ブチレンとそのような共役ジエンとのハロゲン化共重合体、(C)0〜約10p hr、好ましくは0〜約5phrのカーボンブラックから構成することができる 。 実際には、前記電気的配向複合物が埋め込まれたタイヤのタイヤ構成要素のゴ ム組成物は、1以上のゴム構成要素から構成されており、各構成要素は、ゴム1 00重量部(phr)当たり約25〜約65重量部のゴム強化カーボンブラック を含有し、体積抵抗率が約104以上、通常は約1010Ω−cm以上であるゴム 組成物である。 そのように、前記構成要素が理め込まれたゴム組成物は、前記導電性ゴム組成 物よりかなり大きい体積抵抗率を有し、好ましくは、前記電気抵抗性ゴム組成物 より小さい(ただし、必ずしもそうである必要はない)体積抵抗率を有する。 電気抵抗性ゴム組成物のゴムタイヤ構成要素で使用可能であると考えられる従 来のゴム強化カーボンブラックには、例えばN−110、N−220、N−23 LN−234、N−330、N−375およびN550などがあるが、これらに 限定されるものではない。 加硫電気抵抗性ゴム組成物は、23℃で約20〜約30MPaの範囲の極限引 張強さ、23℃で約600〜約900パーセントの範囲の極限伸長度、23℃で 約0.2〜約0.5MPaの10パーセント引張応力、23℃で約1〜約3MP aの100パーセント引張応力、および約40〜約55の範囲のショアA硬度な どの物性を有することができる。 本発明で使用される、非導電性または相対的に高い電気的抵抗性のゴムにおい ては、前記ゴム組成物が、約1012〜約1016Ω−cmの範囲の電気伝導率また は抵抗率を有し、前記組立物が埋め込まれたゴム基材の電気抵抗率より1010Ω −cm以上大きい抵抗率を有することが好ましい。 非導電性ゴム組成物およびゴムタイヤ構成要素における電気体積抵抗率は、A STM No.D257に従って測定することができ、導電性ゴムについての 体積抵抗率は、主としてそれの体積抵抗率がかなり低いことから、Keithly Wave Tek DM25XT装置(Keithly Instmmentsから入手または入手可能な装置)または ゴム組成物の比較的低い体積抵抗率を測定できる相当する装置によって測定する ことがより好ましい。 「体積抵抗率」という用語は、下記式によって計算される値を意味する。 r=(R)(A)/l 式中、rはΩ−cm単位での体積抵抗率であり;RはΩ単位での抵抗であり; Aはcm2単位での断面積であり;lはcm単位での長さである。従って、体積 抵抗率は、Ωによって従来表現されている単純な抵抗とは区別されるものである 。 各種の硫黄硬化可能な構成ゴムと、例えば硫黄、活性化剤、加硫遅延剤および 促進剤などの硬化助剤、オイル類、粘着付与樹脂のような樹脂類、シリカ類およ び可塑剤類などの処理添加剤、充填材、顔料、脂肪酸、酸化亜鉛、ロウ類、酸化 防止剤およびオゾン化防止剤、素練り促進剤、ならびに例えばカーボンブラック などの強化材などの各種の一般に使用される添加材料とを混和する等の、ゴム配 合の分野において一般に知られている方法によって、前記ゴム組成物を配合でき ることは、当業者には容易に理解できるものである。当業者には公知のように、 加硫可能なおよび加硫済み材料(ゴム)の所期の用途に応じて、上記添加剤を選 択し、従来の量で通常のように使用する。 本発明で使用する場合の代表的なカーボンブラックの量については、すでに説 明した通りである。 電気的配向複合物で使用される導電性ゴム組成物については、粘着付与剤樹脂 を用いる場合、その代表的な量は、約0.5〜約10phr、通常は約1〜約5 phrである。処理助剤の代表的な量は約1〜約10phrである。その ような処理助剤には、例えば芳香族、ナフテン系および/またはパラフィン系処 理オイルなどがあり得る。但し、使用するのであれば、ごく少量のオイルが望ま しいのが普通である。酸化防止剤の代表的な量は約1〜約5phrである。代表 的な酸化防止剤には例えば、ジフェニル−p−フェニレンジアミンおよびその他 のもの(例えば、Vanderbilt Rubber Handbook(1978),pp344-346に開示のものな ど)などがあり得る。オゾン化防止剤の代表的な量は約1〜5phrである。脂 肪酸(主としてステアリン酸が好ましい)を使用する場合、その代表的な量は、 約0.5〜約5phrとすることができる。ゴム配合用に通常使用されるステア リン酸は約30〜約80重量パーセントのステアリン酸を含むのが普通であり、 残りは主として、飽和C12、C14、C16およびC20鎖などの他の飽和脂肪酸から 構成されているのが普通であることは理解しておくべきである。そのような比較 的純度の低い状態でのそのような材料を、ゴム配合の実際の場面では、一般に「 ステアリン酸」と称しており、本発明についての説明および実施においてもその ように称する。酸化亜鉛の代表的な量は、例えば約2〜約5phrとすることが でき、場合によっては約15phr以下とすることもできる。ロウ類の代表的な 量は約1〜約5phrである。微結晶ロウを用いる場合が多い。素練り促進剤を 用いる場合、その量は約0.1〜約1phrであり、その代表的なものとしては 、例えばペンタクロロチオフェノールおよびジベンズアミドジフェニルジスルフ ィドなどがあり得る。 加硫は、加硫剤の存在下に実施する。好適な加硫剤の例としては、元素硫黄( 遊離硫黄)またはアミンジスルフィド、ポリマー性ポリスルフィドまたは硫黄オ レフィン付加物などの硫黄供与性加硫剤などがある。好ましくは加硫剤は、元素 硫黄である。当業者には公知のように、加硫剤は約0.5〜約4phrの範囲、 場合によっては約8phr以下で使用し、好ましくは約1.0〜約3. 5phr、場合によっては2〜約3phrの範囲である。 促進剤は、加硫に要する時間および/または温度を制御し、加硫物の性質を改 善するのに使用される。1実施態様においては、単独促進剤系を用いることがで きる。すなわち一次促進剤である。従来および好ましくは、一次促進剤は、総量 約0.5〜約4phr、好ましくは約0.8〜約2.0phrの範囲で用いる。 別の実施態様においては、一次促進剤および二次促進剤を併用することができ、 二次促進剤は約0.05〜約3phrの量で使用して、活性化を行い、加硫物の 特性を改善することができると考えられる。それらの促進剤併用は、最終的な特 性に対して相乗的効果をもたらすことが期待されると考えられ、いずれかの促進 剤単独で使用した場合に得られる効果より若干高いものとなる。さらに、通常の 処理温度による影響を受けないが、通常の加硫温度で満足できるだけの硬化を生 じる延期促進剤(delayed action accelerators)を使用することができる。加 硫遅延剤も使用できると考えられる。本発明で使用可能な好適な種類の促進剤に は、アミン類、ジスルフィド類、グアニジン類、チオ尿素類、チアゾール類、チ ウラム類、スルフェンアミド類、ジチオカーバメート類およびキサンテート類が ある。好ましくは、一次促進剤はスルフェンアミドである。二次促進剤を使用す る場合、その二次促進剤は好ましくは、グアニジン、ジチオカーバメートまたは チウラム化合物である。加硫剤および促進剤の有無および相対的な量は、本発明 の態様と考えられるものではない。 上記添加剤の有無および相対量は本発明の態様であると考えられるものではな く、本発明は主として、タイヤのゴム構成要素における前記複合物の少なくとも 部分的な埋め込みまたは場合によっては封入に関連した、導電性ゴム組成物の使 用に関するものである。 ゴム組成物の混和は、ゴム混和の分野の当業者に公知の方法によって行うこ とができる。例えば、成分は、2段階以上の段階、すなわち1以上の非生産的段 階とそれに続く生産的混和段階で混和するのが普通である。最終硬化物は、従来 「生産的」混和段階と称される最終段階で混和されるのが普通であり、その段階 に於いてその混合は代表的には、それ以前の非生産的混和段階での混和温度より 低い温度又は極限温度に於いて起こる。ゴム、カーボンブラックおよび他の成分 を、1以上の非生産的混和段階で混和する。「非生産的」および「生産的」混和 段階という用語は、ゴム混和の分野における当業者には公知である。 前記の電気的配向複合物は、以上で説明したようなタイヤ例の各種ゴム構成要 素に少なくとも部分的に埋め込むことができる。そのようなタイヤは、当該分野 における当業者には公知であって、容易に理解できる各種方法によって構築、形 成、成形および硬化することができる。 以下、実施例によって、本発明についての理解を深めることができる。以下の 実施例においては、「部」および「パーセント」は、別段の断りがない限り重量 基準である。実施例1 直径約0.25インチ(すなわち約0.6cm)の2本の銅ワイヤーを、空気 タイヤのゴム構成要素、すなわちタイヤカーカス、側壁またはインナーライナー ゴム組成物中に埋め込むものとする。2本の銅ワイヤーのうちの1本の一端を、 他方の銅ワイヤーの一端の約1mm以内に配置し、銅ワイヤー同士は接触させた り、互いにハンダでつないだり、その他の機械的手段で互いに固定することはし ない。 個々の銅ワイヤーの上記の端部を、体積抵抗率が比較的低い小さく薄い導電性 ゴム帯片により、電気的に互いに接続する。それら電気ワイヤーおよび導電性ゴ ム組成物帯片の複合物すなわち組立物を、タイヤ構成要素ゴム組成物に埋 め込む。 導電性ゴム帯片は、幅約1インチ(2.54cm)および厚さ約15〜20ミ ル(約0.4〜約0.5mm)であった。 導電性ゴム帯片用のカーボンブラック強化ゴム組成物を、例Aとして以下の表 1に示してある。 2本の導電性の銅ワイヤーを電気的に接続する帯片の側から反対側の帯片の表 面および側面に対して、導電性帯片に隣接して配置することができる電気絶縁性 ゴム用のゴム組成物を、例Bとして以下の表1に示してある。 従来の量の劣化防止剤(パラフェニレンジアミンおよびヒドロキノリン型)並 びに脂肪酸(ステアリン酸)、酸化亜鉛、硫黄およびスルフェンアミド型の促進 剤(硬化剤)を用いた。 1.天然シス1,4−ポリイソプレンゴム 2.PPG社より、Hi−Sil 243LDとして得たシリカ 3.ベントナイト型 4.フェノールホルムアルデヒド樹脂およびアルキル化ナフテン系芳香族炭化 水素樹脂実施例2 調製したゴム組成物を、約150℃の温度で約36分間硬化させ、得られた硬 化ゴムサンプルについて、以下の表2に示したように、個々の物性の平均として その物性を評価した。例示サンプル例Aおよび例Bは、実施例1の例示サンプル 例Aおよび例Bに相当する。 1.長さ約16cm、幅約11cm、厚さ約0.2cmのサンプルシートを用 いて、ASTM No.D257によって求めた例Bについての体積抵抗率およ びKeithly Wave Tek DM25XT装置(Keithly Instmmentsから入手もしくは入手可 能なもの)によって求めた例Aについての体積抵抗率。 複合物または組立物が埋め込まれる硫黄硬化ゴムタイヤ構成要素に関する代表 的な体積抵抗率は、例えば約0.3×1014Ω−cmであり、それは従来のゴム 強化カーボンブラックを約45〜55phr含むゴム組成物のやや典型的なもの である。 硫黄硬化例Aサンプル、すなわち銅ワイヤー同士の末端を電気的に接続する ための導電性ゴム組成物の電気的特性すなわち体積抵抗率は、約5〜10Ω−c mであることが認められ、前記の例示のタイヤゴム構成要素の場合より明瞭かつ 大幅に、かなりの桁数で導電性が高いものである。 硫黄硬化例Bサンプル、すなわち比較的非導電性ゴム組成物の電気的体積抵抗 特性は約1014Ω−cmであることが認められ、それは、例Aのゴム組成物より 明瞭かつ大幅に電気絶縁性が高いものである。ただしそれは、引用した例示タイ ヤゴム組成物のものとやや類似している。 さらに、例AおよびBの物性はこの場合、これらのゴム組成物が、物理的な意 味において、タイヤの従来のゴム構成要素と相対的に適合性であると考えられる ことを示していると考えられる。 以上、本発明を説明するために、ある種の代表的な実施態様および詳細を示し たが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、各種の変更および修正を 行うことができることは当業者には明らかであろう。
【手続補正書】 【提出日】平成12年6月6日(2000.6.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.ゴムタイヤにおいて、タイヤのゴム組成物構成要素内に複合物を含み、前 記複合物が、(i)互いに近接している2種類以上の導電性金属要素、ならびに (ii)前記金属要素に接触し、電気的に互いに接続している導電性ゴム組成物 から構成されており;前記導電性ゴム組成物が、約0.1〜約1mmの範囲の厚 さおよび約3〜約200Ω−cmの範囲内の電気的体積抵抗率を有することを特 徴とするゴムタイヤ。 2.前記タイヤ構成要素のゴム組成物が104Ω−cm以上の体積抵抗率を有 する請求項1記載のタイヤ。 3.前記金属要素が、スチール、銅および真鍮を含むそれらの合金から選択さ れる1以上の金属から構成されるか、あるいはそれから構成される外側表面を有 する請求項1または2記載のタイヤ。 4.1以上の前記金属要素が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有する ワイヤーの形である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。 5.前記導電性ゴム組成物の加硫ゴム組成物が、23℃で約10〜約20MP aの範囲の極限引張強さ、23℃で約200〜約300パーセントの範囲の極限 伸長度、23℃で約10〜約15MPaの200パーセント引張応力、23℃で 約4.5〜約5.5MPaの100パーセント引張応力、および約80〜約90 の範囲のショアA硬度という物性を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記 載のタイヤ。 6.前記金属要素が、スチール、銅および真鍮から選択される1以上の金属か ら構成されるか、あるいはそれから構成される外側表面を有し;該金属要素の1 以上が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有するワイヤの形状であ り;導電性ゴムの体積抵抗率が約3〜約20Ω−cmの範囲である請求項1ない し5のいずれか1項に記載のタイヤ。 7.前記金属要素の1以上が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有する ワイヤの形状であり;前記導電性ゴム組成物が約3〜約20Ω−cmの範囲の体 積抵抗率を有し、ゴム100重量部(phr)に基づいて、1,3−ブタジエン およびイソプレンの単独重合体および共重合体;1,3−ブタジエンおよび/ま たはイソプレンとスチレンもしくはα−メチルスチレンとの共重合体;ブチルゴ ムならびにクロロブチルゴムおよびブロモブチルゴムのうちの1以上から選択さ れるハロブチルゴムのうちの1以上から選択されるエラストマーから構成されて いる請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタイヤ。 8.前記導電性ゴムと電気的に接続した前記導電性金属要素が、互いに約5m m以内に配置されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタイヤ。 9.前記導電性ゴムと電気的に接続した前記導電性金属要素が互いに約5mm 以内に配置されており、前記導電性ゴム組成物が約3〜約20Ω−cmの範囲の 体積抵抗率を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載のタイヤ。 10.電気抵抗性または相対的に非導電性のゴム組成物が前記導電性ゴム組成 物の少なくとも一部および前記導電性金属要素の少なくとも1個の少なくとも一 部に近接しており、前記硫黄硬化電気絶縁性ゴム組成物が1010Ω−cm以上の 体積抵抗率を有する請求項1ないし9のいずれか1項に記載のタイヤ。 11.前記カーボンブラックが、ASTM名称N472またはN294を有す る1以上のカーボンブラックから選択される請求項1ないし10のいずれか1項 に記載のタイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ベルスキィ,ギャリー,トーマス アメリカ合衆国 44646 オハイオ州 マ ッシロン エヌ.ダブリュ.フェイエット アヴェニュー 7999

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ゴムタイヤにおいて、タイヤのゴム組成物構成要素内に電気的に配向した 複合物を含み、前記複合物が、(i)互いに近接している2種類以上の導電性金 属要素、ならびに(ii)前記金属要素に接触し、電気的に互いに接続している 導電性ゴム組成物から構成されており;前記導電性ゴム組成物が、約0.1〜約 1mmの範囲の厚さおよび約3〜約200Ω−cmの範囲内の電気的体積抵抗率 を有することを特徴とするゴムタイヤ。 2.前記タイヤ構成要素のゴム組成物が104Ω−cm以上の体積抵抗率を有 する請求項1記載のタイヤ。 3.前記金属要素が、スチール、銅および真鍮を含むそれらの合金から選択さ れる1以上の金属から構成されるか、あるいはそれから構成される外側表面を有 する請求項1または2記載のタイヤ。 4.1以上の前記金属要素が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有する ワイヤーの形である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。 5.前記導電性ゴム組成物の加硫ゴム組成物が、23℃で約10〜約20MP aの範囲の極限引張強さ、23℃で約200〜約300パーセントの範囲の極限 伸長度、23℃で約10〜約15MPaの200パーセント引張応力、23℃で 約4.5〜約5.5MPaの100パーセント引張応力、および約80〜約90 の範囲のショアA硬度という物性を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記 載のタイヤ。 6.前記金属要素が、スチール、銅および真鍮から選択される1以上の金属か ら構成されるか、あるいはそれから構成される外側表面を有し;該金属要素の1 以上が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有するワイヤの形状であ り;導電性ゴムの体積抵抗率が約3〜約20Ω−cmの範囲である請求項1ない し5のいずれか1項に記載のタイヤ。 7.前記金属要素の1以上が、約0.4〜約6.5mmの範囲の直径を有する ワイヤの形状であり;前記導電性ゴム組成物が約3〜約20Ω−cmの範囲の体 積抵抗率を有し、ゴム100重量部(phr)に基づいて、1,3−ブタジエン およびイソプレンの単独重合体および共重合体;1,3−ブタジエンおよび/ま たはイソプレンとスチレンもしくはα−メチルスチレンとの共重合体;ブチルゴ ムならびにクロロブチルゴムおよびブロモブチルゴムのうちの1以上から選択さ れるハロブチルゴムのうちの1以上から選択されるエラストマーから構成されて いる請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタイヤ。 8.前記導電性ゴムと電気的に接続した前記導電性金属要素が、互いに約5m m以内に配置されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタイヤ。 9.前記導電性ゴムと電気的に接続した前記導電性金属要素が互いに約5mm 以内に配置されており、前記導電性ゴム組成物が約3〜約20Ω−cmの範囲の 体積抵抗率を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載のタイヤ。 10.電気抵抗性または相対的に非導電性のゴム組成物が前記導電性ゴム組成 物の少なくとも一部および前記導電性金属要素の少なくとも1個の少なくとも一 部に近接しており、前記硫黄硬化電気絶縁性ゴム組成物が1010Ω−cm以上の 体積抵抗率を有する請求項1ないし9のいずれか1項に記載のタイヤ。 11.前記カーボンブラックが、ASTM名称N472またはN294を有す る1以上のカーボンブラックから選択される請求項1ないし10のいずれか1項 に記載のタイヤ。
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