JP2002509316A - 画像マッチング方法及び装置 - Google Patents

画像マッチング方法及び装置

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JP2002509316A JP2000540515A JP2000540515A JP2002509316A JP 2002509316 A JP2002509316 A JP 2002509316A JP 2000540515 A JP2000540515 A JP 2000540515A JP 2000540515 A JP2000540515 A JP 2000540515A JP 2002509316 A JP2002509316 A JP 2002509316A
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ファラエウス、クリステル
フュゴソン、オラ
エリクソン、ペテル
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シー テクノロジーズ アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 各々が複数のピクセルから成り、内容の一部がオーバーラップする2つの画像をマッチングさせるための方法において、画像の異なるオーバーラップを示す異なる変位位置に対し、画像の内容の間の対応度を決定する。より詳細には、前記複数の変位位置の各1つに対し複数の番号を決定する。各番号は双方の画像からのピクセル値によって作成し、この画像を使って前記少なくとも2つの変位位置に対するオーバーラップ評価値を同時に生成する。検索されたオーバーラップ評価値をその後使用し、異なる変位位置に対する画像間の対応度を決定する。この方法はコンピュータによって実行されコンピュータプログラムとして実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、各々が複数のピクセルから成り、内容の一部がオーバーラップした
2つの画像をマッチングさせるための方法および装置であって、両画像の異なる
オーバーラップを示す異なる変位位置での画像間の対応度を決定する方法および
装置に関する。
【0002】 (発明の背景) 本願出願人は記録すべきテキスト上を通過させることによりテキストを記録で
きるペンを開発した。特に二次元状の感光性センサと信号処理ユニットとを含む
このペンは、内容の一部がオーバーラップしたテキストの画像を記録し、その後
、画像は冗長な情報を含まないより大きい画像を形成するように、1つにまとめ
られる。画像内の文字はOCRソフトウェアにより識別され、ペン内に文字を符
号化した形態で記憶される。このペンについては本願出願人のスウェーデン特許
出願第9604008-4号に記載されており、このスウェーデン特許出願は本願出願の 時点ではまだ未公開である。
【0003】 ペンのメモリ条件を低減するために次の画像を記録する前に、記録する画像と
先の画像とを1つにまとめることが好ましい。ペンの望ましい画像記録頻度は約
50Hzであり、よってこの値は2つの画像を約20ms以内に1つにまとめな
ければならないことを意味する。画像をまとめる際に最も時間を費やす作業は、
画像をマッチングさせる作業、すなわち画像の内容が最も一致する相対的位置を
決定することである。
【0004】 2つの画像をマッチングさせる可能な方法としては、画像間のすべての可能な
オーバーラップ位置を検査すると共に、オーバーラップした各位置ごとに、オー
バーラップするピクセルのすべてのペアを検査し、ピクセルの値がどれだけ良好
に対応するかを示すスコアをオーバーラップしているピクセルのペアごとに決定
し、次に各位置でオーバーラップしているピクセルに対するスコアの総計に基づ
き、どのオーバーラップ位置が最も一致しているかを決定することが挙げられる
。しかしながら、この手順は上記用途に対して遅すぎる。
【0005】 (発明の概要) 従って、上記に鑑み、本発明の目的は上記方法よりも所定のプロセッサを用い
て2つの画像をより高速で一致させることができる、2つの画像を自動的に一致
させるための新しい方法を提供することにある。
【0006】 本発明の別の目的は、この方法を実施するための装置を提供することにある。
【0007】 この目的は、請求項1記載の方法および請求項18および19記載の装置によ
って達成され、好ましい実施例については従属項に記載されている。
【0008】 上記方法と同様に、本発明は各々が複数のピクセルから成り、画像の異なるオ
ーバーラップを示す異なる変位位置に対し内容の一部がオーバーラップする2つ
の画像間の対応度を決定することに基づく。しかしながら、画像の内容の比較は
より効率的に行われる。より詳細に説明すれば、複数の変位位置の各1つずつに
対し複数の番号を決定する。各番号は双方の画像からのピクセル値により決定さ
れる。これら番号は少なくとも2つの変位位置においてオーバーラップ評価値を
同時に発生するように使用される。その後、これらオーバーラップ評価値は画像
の内容の間の対応度を決定する際に使用される。
【0009】 この方法を用いることにより、所定の並列性により異なる変位位置を検査する
ことができ、これにより変位位置のすべてを逐次検査した場合よりも、より迅速
に画像を検査できる。このような並列性は少なくとも2つの変位位置を同時に検
査するのに使用される番号を使用することによって得られる。この番号は各画像
の内容に基づくものであるので、番号を構成するピクセル値が完全または部分的
にオーバーラップする場合に予めオーバーラップ評価値を計算することが可能で
ある。
【0010】 これらオーバーラップ評価値を記憶し、マッチングを実施する際に番号を用い
て検索することができる。これとは異なり、パラメータとして前記番号を使用す
ると、少なくとも2つの変位位置に対するオーバーラップ評価値を生じさせる1
つ以上の式を定めることができる。更に別の方法として、前記番号から成る入力
信号に対する結果として少なくとも2つの変位位置に対してオーバーラップ評価
値を発生するゲート回路を使用することも可能である。
【0011】 当然ながら、効率は並列性を高めるので、効率が高くなればなるほど各番号に
より多数のピクセルが含まれることとなる。
【0012】 従って、オーバーラップ評価値を予め定める。このことが意味することは、画
像のうちの1つにおけるピクセルが第1の所定の値を有し、他の画像内の対応す
るオーバーラップするピクセルが第2の所定の値を有する場合、所定のオーバー
ラップ値が常に得られることである。オーバーラップ評価値がいくつかのオーバ
ーラップするピクセルに関連する際にこのことが当てはまる。ピクセル値の異な
る組み合わせに対して得られる異なるオーバーラップ評価値の数値は任意に決定
できる。
【0013】 これに関連し、当然ながら本方法を実施する際に画像は互いに物理的に変位し
ておらず、むしろ仮説的変位に対して画像間の比較を実行することを指摘しなけ
ればならない。
【0014】 好ましい実施例では、本方法は前記変位位置の各々に対するオーバーラップ評
価値を加算する工程と、こうして得た総計を使用して、画像の内容の間の最良の
可能なマッチングをするのは、変位位置のうちのどの位置であるかを決定する。
所定の変位位置に対し共に加算されるオーバーラップ評価値はその変位位置に対
するオーバーラップするすべてのピクセルの間の対応度を好ましく示す。
【0015】 マッチング速度を更に高めるために、いくつかの変位位置に対しオーバーラッ
プ評価値を適当に並列に加算する。この加算は前記番号により同時に生成された
オーバーラップ評価値に対し並列に実行した場合、特に有利となる。
【0016】 各オーバーラップ評価値を1つ以上のオーバーラップするピクセルに関連付け
できる。2つ以上のオーバーラップするピクセルに関連付けした場合、所定の変
位位置に対する各オーバーラップするピクセルに対し評価値を加算する必要はな
く、むしろ2つ以上のオーバーラップするピクセルに対し加算されたオーバーラ
ップ評価値を直接発生できるので、マッチング速度が速くなる。
【0017】 画像の内容間が最良に一致する変位位置を決定すると、この相対的な位置で画
像を1つにまとめることが(併合)できる。この併合は画像のうちの一方におけ
るオーバーラップするピクセル値を排除するか、または好ましくは各オーバーラ
ップするピクセルに対するピクセル値を組み合わせて重み付けすることにより、
この併合を行うことができる。
【0018】 番号を決定した複数の変位位置が適当に粗い変位位置を構成でき、オーバーラ
ップ評価値を同時に生成する前記少なくとも2つの変位位置は、2つの粗い変位
位置の間の変位よりも小さい粗い変位位置からの変位を示す少なくとも1つの細
かい変位位置を適当に含むことができる。第2のオーバーラップ評価値は当該粗
い変位位置または別の細かい変位位置に関連付けできる。
【0019】 本発明の最も簡単な実施例では、画像の内容は一方向のみに互いに変位される
。しかしながらこの方法は画像を2つの異なる、好ましくは直交する方向に互い
に変位する際にも使用できる。この場合、画像の内容間の対応が最大となる位置
に達するために、粗い変位位置が第1の方向、例えば水平方向に画像の異なるオ
ーバーラップを示すようにさせ、他の方向、例えば垂直方向に画像の異なるオー
バーラップに対し、本方法を繰り返すことが適当である。
【0020】 従って、画像をN×M個のピクセル(ここでNおよびMは1より大である)か
ら成る複数の粗いセグメントに画像を分割することによって検査された変位位置
のサブセットをこうして構成する粗い変位位置を決定することが好ましく、2つ
の隣接する粗い変位位置の間の変位は1つの粗いセグメントから成る。従って、
これら粗いセグメントは各々が数個のピクセルの幅および高さを有する列または
行に画像を分割することによって得ることができる。
【0021】 これら画像は種々の方法で表示できる。これら方法は同様であるが、デジタル
であることが好ましい。その理由は、デジタルにすることによりコンピュータに
よる処理が容易となるからである。ピクセル値は異なる解像度で表示できる。し
かしながら本方法はビットマップとして表示される画像に用いることが望ましい
【0022】 上記のように番号は2つの画像の内容に基づく。好ましい実施例ではこれら番
号はオーバーラップ評価値を記憶するメモリロケーションに対するアドレスとし
て使用される。この場合、オーバーラップ評価値は極めて簡単に計算するか、ま
たは予め決定することによって適当に定められる。
【0023】 少なくとも2つの変位位置に対する前記予め計算されたオーバーラップ評価値
をアドレスごとに含むルックアップテーブルをアドレス指定するために、これら
アドレスを使用することが好ましい。すべてのアドレスに対し同じ順序を使用す
る限り、および前記順序に対し所定の態様でルックアップテーブル内のオーバー
ラップ評価値の記憶を行う限り、アドレス内でピクセル値を使用する順序は重要
なことではない。
【0024】 本発明に係わる方法は、全体をハードウェアで実施できる。この場合、上記の
ように番号は所定の各組の入力信号に対し、対応するオーバーラップ評価値を出
力信号として生成するように設計されたゲート回路のための入力信号を形成する
。従って、この場合、オーバーラップ評価値はゲート回路の構造によって定めら
れる。この方法は大きな画像に対し有利となり得る。
【0025】 しかしながら、好ましい実施例では本方法は所定のワード長さで作動するプロ
セッサによりソフトウェアで実現される。この場合、ルックアップテーブルは複
数のアドレス指定可能な行を含み、この行の各々は所定のワード長さを有し、予
め計算したオーバーラップ評価値を記憶する。テーブルの幅をプロセッサのワー
ド長さに調節することにより、プロセッサの容量を最良に使用できる。例えばテ
ーブル内の異なる行を効率的に加算できる。
【0026】 この方法の種々のパラメータ、例えば粗い変位位置、各アドレスに対し記憶さ
れたオーバーラップ評価値の数、テーブルの数などは最高の速度が得られるよう
に、使用するプロセッサおよびそのキャッシュメモリに基づいて適当に決定され
る。これらパラメータは2つの画像および予め計算したオーバーラップ評価値の
すべてをキャッシュメモリに記憶できるように選択される。
【0027】 好ましい実施例では、第1の画像からの少なくとも2つの隣接するピクセル値
を含む第1の細かいセグメントおよび第1の細かいセグメントにオーバーラップ
し、第2の画像からの第1の細かいセグメントと同じ数の隣接するピクセル値を
含む第2の細かいセグメントおよび第2の画像からの第1の細かいセグメントと
同じ数の隣接するピクセル値を含み、複数の番号の決定を実行した隣接する変位
位置、すなわち隣接する粗い変位位置において、第1の細かいセグメントにオー
バーラップする第3の細かいセグメントにより各番号が形成される。このように
番号は粗い変位位置内およびこの粗い変位位置と次の粗い変位位置との間のすべ
ての細かい変位位置だけでなく、この次の粗い変位位置でもオーバーラップでき
るすべてのピクセル値を含む。従って、これら変位位置のすべてに対する予め計
算したオーバーラップ評価値を番号により検索することが可能である。
【0028】 プロセッサのキャッシュメモリにすべての必要な情報を記憶し、従ってこの情
報に迅速にアクセスできるようにメモリスペースを節約するため、各アドレスは
第1のサブアドレスと第2のサブアドレスに分割することが好ましい。第1の細
かいセグメントおよび第2の細かいセグメントからのピクセル値から成る第1の
サブアドレスは、第1の細かいセグメントおよび第2の細かいセグメントに属す
オーバーラップするピクセルに対する第1のテーブル内のオーバーラップ評価値
を同時に検索するのに使用され、第1の細かいセグメントおよび第3の細かいセ
グメントからのピクセル値から成る第2のサブアドレスは、第1のセグメントお
よび第3のセグメントに属すオーバーラップするピクセルのための第2のテーブ
ル内でオーバーラップ評価値を同時に検索するのに使用される。
【0029】 この場合、第1のテーブルおよび第2のテーブルは少なくとも2つの変位位置
の各1つに対し、アドレスごとにオーバーラップ評価値を記憶することが好まし
く、アドレスのうちの第1のサブアドレスおよび第2のサブアドレスにより検索
される第1の変位位置に対する2つのオーバーラップ評価値の合計は、前記第1
の変位位置に対する第1の細かいセグメント、第2の細かいセグメントおよび第
3の細かいセグメントをオーバーラップするすべてのピクセルに対するオーバー
ラップ評価値を構成する。これらオーバーラップ値は容易に加算できるようにア
ドレスごとに変位位置に対し同じ順序で記憶することが好ましい。
【0030】 マッチング速度を更に速くするために、複数の変位位置を選択するための第1
の画像の解像度で画像間の対応度を決定し、次に選択された変位位置および隣接
する変位位置に対しては第2のより高い画像の解像度で対応度を決定する。この
ように、更に検査するのに重要でない画像の全領域を排除することが可能である
【0031】 より詳細には、本発明に係わる装置は請求項1〜17のいずれかに記載の方法
を実施するようになっている処理ユニットを有する。この処理ユニットは画像を
記録するためのユニットに接続でき、画像をリアルタイムで処理できる。この装
置は上記方法と同じ利点を有する。すなわち画像をより迅速にマッチングさせる
ことが可能である。
【0032】 好ましい実施例では、本発明はコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に
記憶されたコンピュータプログラムとして実現される。
【0033】 本発明に係わる方法は、すべての可能な変位位置または選択だけを検査するの
に使用できる。例えばチェックの必要な位置の数を制限するのに初期のマッチン
グにおける変位位置を使用できる。
【0034】 本発明はすべてのタイプの画像のマッチングに適用できる。本方法は画像をマ
ッチングさせ、その後、画像の内容を最良に対応させることができる位置で画像
を併合するの使用できる。更に本方法は、画像がどのようにオーバーラップする
かをチェックする際に、2つの画像をマッチングさせるのにも使用できる。本発
明は高速のマッチング速度が必要な場合に特に適用可能である。
【0035】 以下、添付した略図を参照して本発明をどのように実現できるかの例について
説明する。
【0036】 (好ましい実施例の説明) 以下内容の一部がオーバーラップする2つの画像をマッチングさせるための方
法の、現在のところ好ましい実施例について説明する。この方法の目的は、画像
の内容の間が最良に対応するオーバーラップ位置を探すことである。どれが最良
に対応するかを決定するために、所定の評価基準を使用する。
【0037】 本例では、マッチングすべき画像が記憶される16kBのキャッシュメモリを
備え、クロック周波数が100MHzの32ビットプロセッサにより、この方法
はソフトウェア内で実行される。このタイプのプロセッサの一例としては、デジ
タル社によって供給されているStrongARMがある。このプロセッサはプ
ロセッサのプログラムメモリに読み込まれるプログラムの制御のもとで作動する
【0038】 画像を検出し、プロセッサのキャッシュメモリに送り込む方法については、本
発明の範囲外であるので、これについては詳細には説明しない。しかしながら、
1つの方法は本明細書の冒頭で説明したペン内で使用されている技術と同じ技術
を使用することである。すなわち二次元状の感光性センサにより画像を記録し、
これら画像をメモリに記憶することであり、プロセッサはこのメモリから画像を
そのキャッシュメモリに読み込むことである。
【0039】 図1は、複数のピクセル2から成るデジタル画像1を略図で示し、これらピク
セルの一部は四角形として略図で示されている。この画像は内容の一部が同じで
ある同様な画像とマッチングすべき画像である。
【0040】 この画像は幅が55個のピクセルであり、高さが76個のピクセルである。こ
の画像はビットマップとして記憶され、従って、各ピクセルは1か0の値を有す
る。本例では値1は黒色のドットを示し、値0は白色のドットを示す。
【0041】 本方法を実施するには、まず各画像を垂直のバンド状をした11個の粗いセグ
メント3に分割する。各セグメントは幅が5つのピクセルであり、高さが76の
ピクセルである。次に粗い各セグメントを細かいセグメント4に分割する。細か
い各セグメントは5つの隣接するピクセルの水平の行から成る。
【0042】 粗いセグメント3は複数の粗い変位位置を定めるのに使用される。図2は各画
像からの、斜線で示される1つの粗いセグメント3がもう1つのセグメントにオ
ーバーラップするよう、2つの画像1aと1bとが互いに変位しているような第
1の粗い変位位置を示す。第2の粗い変位位置では、各画像からの2つの粗いセ
グメントはすべての粗いセグメントがオーバーラップする11番目の粗い変位位
置までオーバーラップしている。従って、2つの隣接する粗い変位位置の間の差
は1つの粗いセグメントだけである。
【0043】 粗い各セグメントでは4つの細かい変位位置を定める。これら変位位置は1個
、2個、3個および4個のピクセルコラムにより粗い変位位置に対する変位を表
示する。
【0044】 粗い変位位置および細かい変位位置は第1方向、例えば水平方向の画像間の変
位を示す。画像が互いに垂直方向にも変位できる場合、多数の垂直方向の変位位
置が定められ、各垂直変位位置は垂直方向に1つのピクセル行だけ変位している
ことを示す。図3の下方部分は第1画像1aおよび第2画像1bに対する垂直変
位位置を示し、この垂直変位位置はオーバーラップ位置にある点線で示されてい
る。
【0045】 細かいセグメント4は10ビットの多数のサブアドレスを定めるのに使用され
、次にこれらサブアドレスは予め計算したオーバーラップ評価値を計算するのに
使用され、各評価値は所定の変位位置における1つ以上のオーバーラップするピ
クセル間の対応度の目安となる。第1画像1a内の第1の細かいセグメント4a
から検索されたアドレスの5つの最小位ビットと第2画像1b内のオーバーラッ
プして対応するする細かいセグメント4bから検索された5つの最大位ビットと
によって第1のサブアドレスが形成される。従って、第1のサブアドレスは内容
に関する対応度をチェックするために比較したいオーバーラップするピクセルの
値を示す。
【0046】 図3は画像1aからどのように5つのビット「10010」の第1の細かいセ
グメント4aが検索され、他の画像1bから5つのビット「01100」の第2
の細かいセグメント4bが検索されて、アドレス「0110010010」にま
とめられるかの一例を示している。
【0047】 第1のサブアドレスは1024の行の2つのテーブルの各々(可能な異なるア
ドレスの数)をアドレス指定するのに使用される。これらテーブルは図4におい
てテーブル1および2として略図で示されている。画像と同じようにプロセッサ
のキャッシュメモリに記憶されるテーブルには、予め計算されたオーバーラップ
評価値(下記ではスコアと称す)がある。これは各テーブル内の行を拡大して、
図4に略図で示されている。
【0048】 この例では、スコアは次のように計算する。2つのオーバーラップする白色ピ
クセルは1ポイントに等しく、2つのオーバーラップする黒色ピクセルは2ポイ
ントに等しく、他方、白色と黒色とがオーバーラップしたピクセルは0ポイント
に等しい。
【0049】 図5は図4内のテーブルに記憶されるアドレス「0110010010」の行
内の図4内のテーブルに記憶されるスコアおよびこれらスコアをどのように計算
するかを示している。テーブル2にはスコア0を記憶し、テーブル1にはスコア
1〜4を記憶する。オーバーラップする各ピクセルに対し、上記スコアリング方
法に従ってスコアを決定する。当該アドレスを有する行内のテーブルに記憶すべ
き総スコア、すなわちオーバーラップ評価値に到達するように、オーバーラップ
するすべてのピクセルに対するスコアを加算する
【0050】 図4内のテーブル2は2つの細かいセグメント4aが完全にオーバーラップす
る際、すなわち粗い変位位置で得られるオーバーラップの際に得られるスコア(
スコア0)をアドレスごとに含む。このスコアは5つのオーバーラップするピク
セルに対するスコアの総計であり、1バイトで記憶される。表1は2つの細かい
セグメントが次第に部分的にずれている場合、すなわち種々の細かい変位位置に
対応している場合に得られるスコア(スコア1〜4)をアドレスごとに含む。こ
れらスコアは32ビットワードとして各々1バイトで記憶されるので、1クロッ
クサイクル中に1回の読み出し、すなわちテーブルを一回ルックアップすること
によって同時に検索できる。スコア1は細かいセグメントが互いに1インクリメ
ントだけ変位している場合に得られるスコアに関連し、よって4つのオーバーラ
ップするピクセルしか得られない。スコア2は細かいセグメントが互いに2イン
クリメントだけ変位している場合に得られるスコアに関連し、よって3つのオー
バーラップするピクセルしか得られない。この変位は当該粗い変位位置と次の粗
い変位位置との間で細かい変位位置が得られるオーバーラップを示す。
【0051】 上記のことからわかるように、第1のサブアドレスを使って検索されるオーバ
ーラップ評価値は検査される変位位置に対する第1の細かいセグメント内のピク
セルと第2の細かいセグメント内のピクセルとの間のオーバーラップにしか関係
しない。第1の細かいセグメント内のピクセルと第2の細かいセグメント内のピ
クセル以外のピクセルとの間で生じるオーバーラップは上記方法では検出されな
い。
【0052】 これらオーバーラップの検査を同じように可能にするために、第1サブアドレ
スの他に第2サブアドレスを形成する。この第2サブアドレスは第1の細かいセ
グメント4a内の1つのピクセル値だけでなく、第2画像1b内の第2の細かい
セグメントに隣接し、その後の粗い変位位置にある第1の細かいセグメントにオ
ーバーラップする第3の細かいセグメント4cに対する5つのピクセル値も含む
【0053】 図6は、第2のサブアドレスをどのように形成するかの例を示す。第1の画像
1a内の第1の細かいセグメント4aからのピクセル値「10010」は第2の
サブアドレスの5つの最大位ビットを構成するが、第2画像1b内の第3の細か
いセグメント4cからのピクセル値「10101」は第2のサブアドレス内の5
つの最小位ビットを構成する。
【0054】 異なる変位位置でオーバーラップする第1の細かいセグメントおよび第3の細
かいセグメント内のピクセルに対するスコア、すなわちオーバーラップ評価値は
、図7内でテーブル3として表示されている第3テーブルに記憶される。これら
スコアは当然ながらテーブル1の場合と同じように計算されるが、これらスコア
は逆の順序に記憶される。従って、第1の細かいセグメントと第3の細かいセグ
メントの1つのオーバーラップするピクセルに関係するスコア4は、テーブル3
内のテーブル行の第1バイトとして記憶される。第1セグメントおよび第3セグ
メントの2つのオーバーラップするピクセルに関連するスコア3は、第2のバイ
トとして記憶される。
【0055】 このように、4つの細かい変位位置に対するオーバーラップ値は第1のサブア
ドレスおよび第2のサブアドレスにより検索できる。第1サブアドレスおよび第
2サブアドレスに対するオーバーラップ値を加算することにより、各変位位置に
対するオーバーラップ値が得られる。これらオーバーラップ値の各々は当該変位
位置に対する5つのオーバーラップするピクセルに関連する。
【0056】 図7は、テーブル1および3、これらテーブルのアドレス指定をするために使
用される第1サブアドレス、第2サブアドレスおよびテーブルの別個の行内のオ
ーバーラップ評価値を示す。
【0057】 次に画像のマッチングをどのように実行するかについて説明する。まず、第1
の粗い変位位置を選択する。この位置において、オーバーラップする細かいセグ
メントの第1のペアを選択する。図3内の例と同じように、第1画像内の第1の
細かいセグメントがピクセル値「10010」を有し、第2画像内の第2の細か
いセグメントがピクセル値「01100」を有すると仮定する。これら値は第1
の二進サブアドレス「0110010010」を形成するのに使用される。更に
第2画像内の第2の細かいセグメントに隣接する第3の細かいセグメントが値「
10101」を有すると仮定する。これら値は第2のサブアドレス「10010
10101」を形成するよう、第1の細かいセグメントに対するピクセル値と共
に使用される。この第1のサブアドレスは第1のテーブルおよび第2のテーブル
の双方をアドレス指定するのに使用される。図示した例では、第1のテーブルか
ら1ワードで記憶されたスコア4、3、0および1が得られ、第2のテーブルか
らはスコア1が得られる。第2のサブアドレスは第3のテーブルをアドレス指定
するのに使用され、図示した例ではこの第3のテーブルからスコア2、0、3、
3が得られる。テーブル1および3からのスコアは並列に加算され、総スコア6
、3、3、4が得られる。
【0058】 これら第1のオーバーラップする細かいセグメントの比較を完了すると、オー
バーラップする粗いセグメント間の完全な比較を完了するまで、新しいオーバー
ラップする2つの細かいセグメントでマッチングを続ける。
【0059】 テーブル1および3に対して加算された4つのスコアで1つのワードが得られ
るたびに、先に得られたワードにこのワードを加算する。従って、1回の加算に
より4つの異なる変位位置に対するスコアを並列に加算する。スコアは少ないの
で桁上げを行う前に、従って異なるロケーションにおける記憶を行わなければな
らない前に多数の加算を実行できる。同じように、第2テーブルからのスコアも
加算する。図8は4つの変位位置に対するスコアを並列にどのように加算するか
、第1のサブアドレスおよび第2のサブアドレスから成る第1のアドレスによっ
て得られるワードをワードAが示していること、第1のサブアドレスおよび第2
のサブアドレスから成る第2のアドレスで得られるワードをワードBが示してい
ること、および得られる総計をワードCが示していることを略図で示している。
【0060】 第1の粗い変位位置に対し、オーバーラップするすべての細かいセグメントの
検査を完了すると、粗いすべての変位位置の検査が完了するまで第2の粗い変位
位置およびその後の粗い変位位置に対して上記手順を繰り返す。
【0061】 画像を互いに垂直方向にも変位できる場合、各垂直位置に対してこの方法を繰
り返す。最初の画像は互いに垂直方向に変位された行であり、その後、粗い変位
位置および細かい変位位置のすべてを検査する。この際、画像は次の変位位置に
対して変位され、検査され、すべての垂直変位位置のスキャンが完了するまで同
様な操作を続ける。
【0062】 すべての変位位置の検査が完了すると、各位置に対するスコアが得られる。本
例で使用される評価基準を用いた場合、最高スコアは画像の内容が最良にオーバ
ーラップする変位位置を示す。
【0063】 本発明の現在のところ好ましい実施例では、画像が記憶されている解像度より
も低い画像の解像度で上記のようにまずオーバーラップ評価を実行する。本例で
は25×30ピクセルの解像度を使用する。この目的は画像の内容の間の一致を
より密に検査するために、対応する変位位置の迅速な選択をすることにある。そ
の後、元の解像度でこれら変位位置および隣接する変位位置における画像に対し
この方法を繰り返す。
【0064】 上記例ではオーバーラップ評価値は3つの異なるテーブルに記憶されている。
このことはプロセッサを最適に使用するために行われている。他のプロセッサの
場合、オーバーラップ評価値のすべてを1つのテーブルに記憶したり、または4
つ以上のテーブルに記憶することが適当な場合もある。これについては当業者で
あればこれまでの説明に基づき決定できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1つの粗いセグメントおよび1つの細かいセグメントが表示されている複数の
ピクセルから成る画像を示す。
【図2】 2つの画像の仮説的オーバーラップを示す。
【図3】 2つの画像内の複数のオーバーラップするピクセルからのピクセル値により、
1つのアドレスをどのように形成するかを示す。
【図4】 複数の異なるオーバーラップ位置に対するオーバーラップ評価値を同時にどの
ように記憶し、検索するかを示す。
【図5】 種々の変位位置に対してオーバーラップ評価値をどのように計算するかを示す
【図6】 サブアドレスを使用する場合にオーバーラップ評価値をどのように記憶し、検
索するかを示す。
【図7】 複数の異なる変位位置に対するオーバーラップ値を同時にどのように加算する
かを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5B029 AA01 BB02 BB15 CC30 5B057 AA11 BA02 CA12 CA16 CB12 CB16 CE10 DA07 DB02 DC32 5L096 BA17 GA08 GA19 HA08 JA09

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数のピクセルから成り、内容の一部がオーバーラッ
    プする2つの画像の異なるオーバーラップを示す異なる変位位置に対し、これら
    画像の内容の間の対応度を決定する、2つの画像をマッチングさせるための方法
    であって、 双方の画像からのピクセル値により各番号を作成するよう、複数の変位位置の
    各々に対し複数の番号を決定する工程と、 少なくとも2つの変位位置に対しオーバーラップ評価値を同時に発生するよう
    、各番号を使用する工程と、 異なる変位位置に対する画像の内容の間の対応度を決定する際のオーバーラッ
    プ評価値を使用する工程とを備えた、2つの画像をマッチングするための方法。
  2. 【請求項2】前記変位位置の各々に対しオーバーラップ評価値を加算する工
    程と、 変位位置のうちのどの位置が画像の内容の間の最良の可能な対応を示すかを決
    定するように上記工程で得られた総計を使用する工程とを更に備えた、請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 複数の変位位置に対し、オーバーラップ評価値を並列に加算
    する、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 オーバーラップ評価値のうちの少なくとも1つが2つ以上の
    オーバーラップするピクセルに関連する、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 画像間の最良の可能な対応を示す変位位置に画像をまとめる
    工程を更に含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 番号を決定した前記複数の変位位置が粗い変位位置を構成し
    、オーバーラップ評価値を同時に発生した前記少なくとも2つの変位位置が2つ
    の粗い変位位置の間の変位よりもより小さい、粗い変位位置からの変位を示す少
    なくとも1つの細かい変位位置を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 粗い変位位置が第1の方向の画像の異なるオーバーラップを
    示し、第2の方向の画像の異なるオーバーラップに対し本方法を繰り返す工程を
    更に含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 画像をN×M個のピクセル(ここでNおよびMは1よりも大
    である)から成る複数の粗いセグメントに分割することにより粗い変位位置を決
    定し、隣接する2つの粗い変位位置の間の変位が1つの粗いセグメントから成る
    、請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 画像がビットマップから成る、先の請求項のいずれかに記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 予め計算された値から成る前記オーバーラップ評価値から
    記憶するメモリロケーションのアドレスを番号が構成する、先の請求項のいずれ
    かに記載の方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも2つの変位位置に対する予め計算されたオーバ
    ーラップ評価値をアドレスごとに含む、少なくとも1つのルックアップテーブル
    をアドレス指定するためにアドレスを使用する、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 所定のワード長さで作動するプロセッサにより本方法を実
    行し、前記少なくとも1つのルックアップテーブルが複数のアドレス指定可能な
    行を含み、各行が所定のワード長さを有し、前記予め計算したオーバーラップ評
    価値を記憶する、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 プロセッサ内のキャッシュメモリにすべてのオーバーラッ
    プ評価値だけでなく、マッチングすべき画像も含むことができるように、オーバ
    ーラップ評価値の記憶を実行する、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 第1の画像からの少なくとも2つの隣接するピクセル値を
    含む第1の細かいセグメントの各番号、第1の細かいセグメントにオーバーラッ
    プし、第1の画像からの第1の細かいセグメントと同じ数の隣接するピクセル値
    を含む第2の細かいセグメントの各番号、第2の画像からの第1の細かいセグメ
    ントと同じ数の隣接するピクセル値を含み、複数の番号の決定を実行する隣接す
    る変位位置において第1の細かいセグメントにオーバーラップする第3の細かい
    セグメントの各番号を決定する工程を更に含む、先の請求項のいずれかに記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 各アドレスを第1サブアドレスと第2サブアドレスとに分
    割し、第1および第2の細かいセグメントからのピクセル値から成る第1のサブ
    アドレスを使用して第1および第2の細かいセグメントに属すオーバーラップす
    るピクセルのための第1テーブル内でオーバーラップ評価値を同時に検索し、第
    1および第3の細かいセグメントからのピクセル値から成る第2のサブアドレス
    を使用して第1および第3のセグメントに属し、オーバーラップするピクセルの
    ための第2テーブルにおいて、オーバーラップ評価値を同時に検索する、請求項
    10と組み合わせた、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1および第2のテーブルが前記少なくとも2つの変位位
    置の各1つに対するオーバーラップ評価値をアドレスごとに記憶し、アドレスの
    うちの第1のサブアドレスおよび第2のサブアドレスを使用して検索された第1
    の変位位置に対するオーバーラップ評価値の合計が前記第1変位位置に対する第
    1の細かいセグメントと第2の細かいセグメントと第3の細かいセグメントとの
    間のオーバーラップするすべてのピクセルに対するオーバーラップ評価値を構成
    する、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数の変位位置を選択するために画像間の対応度をまず第
    1の画像の解像度で決定し、その後、選択された変位位置および隣接する変位位
    置における画像の対応度をより高い第2の解像度で決定する、先の請求項のいず
    れかに記載の方法。
  18. 【請求項18】 各々が複数のピクセルから成り、内容が部分的にオーバー
    ラップする2つの画像をマッチングさせるための装置であって、請求項1〜17
    のいずれかに記載の方法を実施するようになっている処理ユニットを特徴とする
    、2つの画像をマッチングさせるための装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体を含み、この
    記憶媒体に請求項1〜17のいずれかに記載の方法を実施するためのコンピュー
    タプログラムが記憶されている、各々が複数のピクセルから成り、内容が一部オ
    ーバーラップする2つの画像をマッチングさせるための装置。
JP2000540515A 1997-12-30 1998-12-30 画像マッチング方法及び装置 Pending JP2002509316A (ja)

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US09/024,641 1998-02-17
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