JP2002508890A - 電話番号の挿入および抽出を無線テキストメッセージに行うシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 システム（２）がセルラ電話システムの通常のテキストメッセージ送信能力を使用して、１以上のコールバック電話番号を埋め込む。開始デリミッタ（２０４）が使用されてコールバック電話番号に対応しているテキストデータ部分をテキストメッセージ（２１４）から分離する。終了デリミッタ（２１０）を使用して、コールバック電話番号（２０８）に対応しているテキストデータ部分の最後を示してもよい。複数の開始デリミッタと終了デリミッタを使用して、複数のコールバック電話番号に対応している複数のテキストデータ部分を挿入してもよい。セルラ電話機中のテキストパーザは開始デリミッタを見つけようとしてテキストメッセージをサーチし、コールバック電話番号に対応しているテキストデータ部分を抽出する。セルラ電話ユーザは所要のコールバック電話番号を選択し、セルラ電話機と、選択されたコールバック電話番号に対応している宛先との間の簡単化された通信のために、このコールバック電話番号はダイヤルキューに置かれてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 電話番号の挿入および抽出を無線テキストメッセージに行うシステムおよび方法 発明の背景 Ｉ．発明の分野 この発明は無線通信システムに関する。特にこの発明は無線英数字テキストメ ッセージに電話番号を挿入し、無線英数字テキストメッセージから電話番号を抽 出する新規で改良されたシステムおよび方法に関する。 ＩＩ．関連技術の説明 個人との遠隔通信が移動社会においてますます重要になってきている。ページ ャのような初期バージョンの装置は、ユーザが身につけているページング装置に 信号を送信した。しかしながら、ページング装置はメッセージがユーザに対して 送られたことを示すビープ音を鳴らすに過ぎなかった。ユーザは予め定められた 電話番号にかけて、実際のメッセージを受け取らなければならなかった。これら の初期のページング装置はテキストメッセージ送信装置に取って代わられ、テキ ストメッセージ装置にはメッセージ送信人の電話番号のようなテキストメッセー ジの送信を可能にする小型ディスプレイが含まれていた。テキストメッセージ送 信ページャは付加的なデータをユーザに提供したが、ユーザはそれでもなお別の 電話機を使用してメッセージ送信人に接触するか、あるいはメッセージにしたが って行動する必要があった。 セルラ電話機はさらに他の形態の遠隔通信を提供する。初期のページャ装置と 同じように、初期のセルラ電話技術はセルラ電話ユーザとの音声通信を単に提供 するものであった。これらの電話システムはテキストメッセージ送信を可能にし なかった。しかしながら、新しいセルラ電話機設計にはショートメッセージサー ビス（ＳＭＳ）が含まれ、このサービスでは表示のために英数字テキストがセル ラ電話機に送信される。この特徴はページャにおけるテキストメッセージ送信と 類似している。工業標準規格が存在し、セルラ電話通信のためのＳＭＳメッセー ジ送信を規定している。スペクトル拡散セルラシステム用に使用されるこのよう な標準規格の１つはＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−６３７であり、“ワイドバンドスペ クトル拡散セルラシステム用ショートメッセージサービス”と名称が付けられて いる（以後“ＳＭＳ標準規格”と呼ぶ）。 ＳＭＳ標準規格には“コールバック”データフィールドが含まれており、これ はセルラ電話ユーザによる簡単なコールバック操作を可能にする。しかしながら 、メッセージ送信人は英数字テキストメッセージを生成しなければならず、所要 の電話番号でコールバックデータフィールドを満たさなければならない。セルラ 電話機はコールバックデータフィールド中の電話番号を使用して、セルラ電話機 内のコーリングキューをプログラムする。したがってコールバックデータフィー ルドがあることにより、ユーザはメッセージ送信人を呼び出すのにセルラ電話機 上の“送信”キーを押すだけでよい。 ＳＭＳコールバックデータフィールドはセルラ電話ユーザにとって便利である が、メッセージ送信人にとっては不便である。その理由はテキストメッセージフ ィールドとコールバックデータフィールドを含む複数のデータフィールドをメッ セージ送信人が満たす必要があるからである。さらに多くの潜在的なメッセージ 送信人は、ＳＭＳコールバックデータフィールドをサポートする装置を持ってい ない。さらに、多くのセルラサービスプロバイダはＳＭＳメッセージのようなテ キストメッセージ送信を持つが、コールバックデータフィールド能力は持たない 。したがって、メッセージ送信人がコールバックデータフィールドを満たした時 でさえ、セルラサービスプロバイダはこのような能力を持っていないかもしれず 、したがってセルラ電話ユーザはＳＭＳ標準規格の創設に対して責任を持つ者に より構想されている簡単なコールバック手順を持たない。 したがって、セルラ電話機により容易に抽出でき、コールバックプロセスを簡 単にするために使用されるデータを、テキストメッセージ自体の内部に挿入でき るようにするシステムおよび方法に対する顕著な必要性があることが理解できる であろう。本発明は、以下の説明および添付図面により例示するようなこのおよ び他の利点を提供する。 発明の要約 本発明は、セルラ電話システム中のセルラ電話機により受信されたテキストメ ッセージから電話番号を検出および抽出する新規かつ改良されたシステムおよび 方法である。セルラ電話機はテキストメッセージを受信する受信機を含む。テキ ストメッセージは予め定められた第１のデリミッタを含む。セルラ電話機中のデ ィスプレイが、受信されたテキストメッセージの少なくとも一部分を表示する。 受信機に結合されたテキストパーザが受信されたテキストメッセージを解析し、 第１のデリミッタを使用してテキストメッセージからテキストデータ部分を抽出 する。したがって、テキストデータ部分は第１のデリミッタを使用してテキスト メッセージがら抽出され、テキストデータ部分に対応しているコールバック電話 番号を発生するのに使用される。 セルラ電話機はまた、セルラ電話機により呼び出されるべき宛先電話番号とし て、テキストデータ部分を受け取って記憶するためにダイヤル数字記憶領域も含 む。セルラ電話機は記憶されている宛先電話番号を送信して、宛先電話番号に対 応している宛先電話機とのそのセルラ電話通信を確立するために送信機を持つ。 １つの実施形態では、テキストデータ部分の最後において第２のデリミッタを 使用して、第１のデリミッタがテキストデータ部分の始まりを示し、第２のデリ ミッタがテキストデータ部分の最後を示すようにしてもよい。テキストメッセー ジが、それぞれ第１のデリミッタを含む複数のテキストデータ部分を含んでいて もよい。テキストパーザが第１のデリミッタを使用して複数のテキストデータ部 分のそれぞれを分離し、複数のテキストデータ部分をディスプレイ上に表示する 。この実施形態では、セルラ電話機は、ディスプレイ上に表示されている複数の テキストデータ部分の１つを選択するために、ユーザにより操作可能な少なくと も１つのキーを持つキーパッドを含む。選択されたテキストデータ部分を宛先電 話番号としてダイヤル数字記憶領域に記憶させて、セルラ電話接続を確立するた めに送信することができる。 本発明はテキストメッセージ自体内にテキストデータ部分を挿入することを必 要とする。メッセージ発生器は、セルラ電話機への送信のために英数字テキスト メッセージを発生する。テキストメッセージは、コールバック電話番号に対応し ているテキストデータ部分をデリミットする第１のテキストデリミッタを含む。 セルラシステム送信機はテキストメッセージをセルラ電話機に送信する。セルラ 電話受信機はテキストメッセージを受信して、先に説明した方法でコールバック 電話番号を抽出する。したがって、セルラサービスプロバイダによる送信のため にテキストメッセージを都合よく発生させてもよい。送信されたテキストメッセ ージ自体にテキストデータ部分が含まれ、これはセルラ電話機により容易に抽出 することができ、１以上のコールバック電話番号を提供するのに使用することが できる。 図面の簡単な説明 本発明の特徴、目的、効果は、同じ参照文字が全体を通して対応するものを識 別している図面とともに以下に述べられている詳細な説明からさらに明白になる であろう。 図１は、セルサイトコントローラを持つ従来のセルラ電話機の動作を図示して いる機能ブロック図である。 図２は、本発明の動作を図示している機能ブロック図である。 図３は、図２のセルサイトコントローラにおけるテキストメッセージの発生を 図示しているフローチャートである。 図４は、図２のセルラ電話機の機能ブロック図である。 図５Ａ−５Ｄは、埋め込まれたコールバック電話番号を含む表示テキストメッ セージの例とともに、図２のセルラ電話機の断片的な図である。 図６Ａ−６Ｂは図２のセルラ電話機の動作を図示しているフローチャートであ る。 好ましい実施形態の詳細な説明 テキストメッセージ送信能力は、ほとんどのセルラサービスプロバイダにより 提供されている。しかしながら、先に説明したようにＳＭＳ標準規格において規 定されているコールバックデータフィールドは、セルラサービスプロバイダによ りサポートされていない場合もある。現在のテキストメッセージ送信に対する他 の重大な欠点は、ＳＭＳ標準規格において規定されているコールバックデータフ ィールドが１つのコールバック電話番号のみしか提供しないことである。本発明 は、テキストメッセージに埋め込まれ、セルラ電話機により自動的に抽出される 、１以上の埋め込まれたコールバック電話番号の送信を可能にする利点を持つ。 本発明の理解を助けるために、従来のセルラ電話システムを簡単に説明する。 従来のセルラ電話システム２が図１の機能ブロック図に図示されている。従来の セルラ電話機１０にはスピーカ１２とマイクロフォン１４が含まれている。液晶 ディスプレイのようなディスプレイ１６が受信テキストメッセージを表示する。 キーパッド２０がユーザにより操作されて、出て行く電話番号がダイヤルされ、 セルラ電話機１０のオプション的な機能が選択される。セルラ電話機１０上のア ンテナ２４が（示されていない）内部送信機／受信機に結合されている。バッテ リのようなセルラ電話機１０の他の通常の構成部品は簡単にするために図１から 省略されている。しかしながら、これらの構成部品は当業者によく知られており 、ここで説明する必要はない。 アンテナ２４はセルラ電話機１０とセルサイトアンテナ３０との間の無線リン クを提供する。セルサイトアンテナ３０に結合されたセルサイトコントローラ３ ２はセルラ電話機１０との通信を制御する。セルサイトコントローラ３２は通信 リンク３４を通して、（示されていない）公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）やこれに 類するもののような通常の電話システムに結合されている。通信リンク３４は、 直接的な地上線や、マイクロ波リンクや衛星リンクやこれらに類するもののよう な無線通信リンクであってもよい。 図１は、単一のセルサイトコントローラ３２との単一のセルラ電話機１０の動 作を図示している。しかしながら、セルサイトコントローラ３２は非常の多くの セルラ電話機と通信していてもよいことを当業者は容易に理解するであろう。さ らに、町のような特定の地理的領域が多くのセルサイトコントローラを持ち、オ ーバーラップしているセルラ電話機カバーレッジを提供する。通常の技術が使用 されて、セルラ電話機１０が通信する特定のセルサイトが決定される。さらに、 セルラ電話機１０が自動車中で使用されている場合には、セルラ電話機を１つの セルサイトコントローラから他のセルサイトコントローラに切替えることが必要 になるかもしれない。しかしながら、セルラ電話機１０との１以上のセルサイト コントローラの動作は技術的に知られており、ここでは詳細に説明する必要はな い。 セルサイトコントローラ３２からセルラ電話機１０への送信部分にはテキスト メッセージが含まれていてもよい。一般的に、テキストメッセージはＳＭＳ標準 規格を使用して、セルサイトコントローラ３２からセルラ電話機１０に送信され る。ＳＭＳ標準規格はセルラ電話産業界により採用されており、よく知られてい る。このようなことから、本発明に関係していることを除いてここでは詳細に説 明する必要はない。セルサイトコントローラ３２からセルラ電話機１０に送信さ れるテキストメッセージはディスプレイ１６上に表示される。 本発明はテキストメッセージ自体内にダイヤル可能な電話番号を挿入し、これ からダイヤル可能な電話番号を抽出するシステムおよび方法に向けられている。 テキストメッセージには、コールバック電話番号に対応する１以上のテキストデ ータ部分が含まれていてもよい。本願のために、“コールバック電話番号”はセ ルラ電話機に送信される電話番号であり、ユーザに宛先電話番号を提供する。以 下でさらに詳細に説明するように、テキストデータ部分には、実際のコールバッ ク電話番号またはコールバック電話番号に対応しているデータが含まれていても よい。便宜のために、コールバック電話番号に対応しているテキストデータ部分 は、単にコールバック電話番号として呼ぶ。コールバック電話番号が、メッセー ジ送信人に対するリターン電話番号を提供する必要はない。本発明は広くサポー トされている従来のテキストメッセージ送信を利用するが、テキストメッセージ 内の複数のコールバック電話番号の送信および抽出を可能にし、したがって、従 来技術の２つの重大な欠点を克服する。 本発明は、図２の機能ブロック図に図示されているシステム１００において実 現されている。システム１００には、ハウジング１０４内に含まれたセルラ電話 機１０２が含まれている。スピーカ１２、マイクロフォン１４、ディスプレイ１ ６、キーパッド２０、アンテナ２４のようなセルラ電話機１０２の多くの構成部 品は通常の構成部品であり、コールバック電話番号に対応しているテキストデー タ部分を検出および抽出する技術に関係するものを除いてここでは詳細に説明す る必要はない。セルラ電話機１０２には“送信”キー２０ａが備えられ、セル ラ電話機への通話に応答したり、セルラ電話機から電話をかけたりするためにユ ーザにより起動される。セルラ電話機１０２には、複数のコールバック電話番号 から所要のコールバック電話番号を選択するようなさまざまな機能を実行するた めに機能キー２０ｂおよび２０ｃが備えられている。機能キー２０ｂおよび２０ ｃの動作は以下でさらに詳細に説明する。本発明は例示的なキーパッド２０に関 してここに開示されているが、音声起動やジョイスティックや接触感応スクリー ンやダイヤルシャトルやこれらに類するもののような機能起動ができる他のユー ザインターフェースを本発明とともに使用してここに説明する機能を実行しても よいことに留意すべきである。 図２は、単一のセルサイトコントローラ１０５とのセルラ電話機１０２の動作 を図示している。従来のセルラ電話システム２（図１参照）に関して先に説明し たように、地理的領域は、オーバーラップしているカバーレッジを持つ多数のセ ルサイトコントローラにより取扱われてもよい。システム１００により、特定の 地理的領域には複数のセルサイトコントローラ１０５が含まれていてもよい。セ ルラ電話機１０２は１以上のセルサイトコントローラ１０５と通信しているかも しれない。これは、セルラ電話機１０２が自動車中にあり、町のある位置から他 の位置に移動している時に特に真実である。本発明は、セルラシステム網中の１ 以上のセルラ電話機１０２と１以上のセルサイトコントローラ１０５との間の通 信を含むように意図されている。しかしながら便宜のために、この説明はセルサ イトコントローラ１０５に対してのみ言及する。さらに本発明はセルラシステム に関してここで開示されているが、本発明は無線ローカルループやパーソナル通 信サービス（ＰＣＳ）や衛星システムやこれらに類するもののような他の無線通 信システムに等しく適用可能であることは当業者に容易に理解できるであろう。 １以上の埋め込まれたコールバック電話番号を含むテキストメッセージが、セ ルラサービスプロバイダと協同して発生される。システム１００にはセルサイト コントローラ１０５も含まれている。セルサイトコントローラ１０５には、セル ラシステム送信機１０６、セルラシステム受信機１０７、および電話交換インタ ーフェース１０８が含まれている。セルラシステム送信機１０６は、埋め込まれ たコールバック電話番号を含むテキストメッセージを含んだデータをアンテナ３ ０を使用してセルラ電話機１０２に向けて送信する。セルラシステム受信機１０ ７は音声データのようなデータとコールバック電話番号とをセルラ電話機１０２ から受信する。電話交換インターフェースは、通常の方法でセルサイトコントロ ーラ１０５を通信線３４に結合する。従来のセルサイトコントローラ３２（図１ 参照）に関して先に説明したように、通信線３４はセルサイトコントローラ１０ ５を（示されていない）通常の電話システムに結合する。 セルサイトコントローラ１０５内のメッセージ発生器１０９を使用して、１以 上の埋め込まれたコールバック電話番号を含むテキストメッセージが発生される 。セルラシステム送信機１０６により送信されるメッセージが適切なデータ文字 を含み、コールバック電話番号の抽出が可能となるように、コールバック電話番 号を含むテキストメッセージがセルラサービスプロバイダと協同して発生される 。送信されるテキストメッセージが予め定められたデリミッタ文字を含み、コー ルバック電話番号の識別と抽出を可能にする。メッセージ発生器１０９は、セル ラ電話機１０２用の適切なデリミッタ文字を使用してテキストメッセージを発生 させなければならない。 予め定められたデリミッタがセルラ電話機１０２により使用され、テキストメ ッセージ自体からコールバック電話番号が分離される。予め定められたデリミッ タは“＃”のような単一文字あるいは“＊＊”のような一連の文字であってもよ い。さらに、予め定められたデリミッタはグラフィック文字またはアイコンであ ってもよい。本発明は、コールバック電話番号を分離するのに使用される特定の デリミッタにより制限されない。コールバック電話番号は、コールバック電話番 号を残りのテキストメッセージから分離する単一のデリミッタとともに、テキス トメッセージの最後に配置してもよい。代りに、システム１００は複数のデリミ ッタを使用して、１以上のコールバック電話番号をテキストメッセージ中の任意 の位置から抽出できるようにしてもよい。開始デリミッタはコールバック電話番 号の開始を示す一方、終了デリミッタはテキストメッセージ内のコールバック電 話番号の最後を示す。開始デリミッタと終了デリミッタは、＃文字のような同じ 文字であってもよく、開始デリミッタに対して＃キーのような、終了デリミッタ として、＃＃キー、＊キー、スペースまたはこれらに類するもののような別々 の文字であってもよい。 メッセージ発生器１０９（図２参照）の動作は図３のフローチャートに図示さ れている。開始２００において、メッセージ送信人とセルラサービスプロバイダ が所要のテキストメッセージを作り出している。ステップ２０２では、メッセー ジ発生器１０９が使用されて、通常のテキストメッセージが入れられる。テキス トメッセージは、セルサイトコントローラ１０５内の（示されていない）記憶位 置に記憶されてもよい。ステップ２０４では、メッセージ発生器１０９が、ステ ップ２０２で発生されたテキストメッセージ中の選択されたポイントに予め定め られた開始デリミッタを入れる。ステップ２０８では、メッセージ発生器１０９ は、コールバック電話番号に対応しているテキストデータ部分を入れる。先に説 明したように、テキストデータ部分は、コールバック電話番号自体を示す数字文 字であってもよい。代りにテキストデータ部分は、コールバック電話番号に対応 している、アルファベット文字、グラフィックシンボル、アイコンあるいはこれ らに類するものであってもよい。ステップ２１０では、メッセージ発生器１０９ はテキストデータ部分のすぐ後に予め定められた終了デリミッタを挿入する。し たがって、コールバック電話番号はテキストメッセージ内に埋め込まれる。 決定２１２において、メッセージ発生器１０９は、複数のコールバック電話番 号がテキストメッセージ内に含まれるべきであるか否かを決定する。複数のコー ルバック電話番号がテキストメッセージ内に含まれるべきである場合には、決定 ２１２の結果ははいである。その場合、メッセージ発生器１０９は、テキストメ ッセージ内に埋め込まれているコールバック電話番号のそれぞれに対してステッ プ２０４−２１０を繰り返す。付加的なコールバック電話番号がテキストメッセ ージ内に含まれない場合には、決定２１２の結果はいいえである。その場合には 、ステップ２１４において、メッセージ発生器１０９は、埋め込まれたテキスト データ部分を持つテキストメッセージを、セルサイトコントローラ１０５内の（ 示されていない）記憶位置に記憶する。メッセージ発生器１０９は、２１６にお いてメッセージ発生プロセスを終了する。したがって、メッセージ発生器は１０ ９は、１以上の埋め込まれたテキストデータ部分を持つテキストメッセージを発 生させるために簡単な技術を提供する。埋め込まれたテキストデータ部分を持つ テ キストメッセージは、テキストメッセージ送信用ＳＭＳ標準規格を使用してセル ラシステム送信機１０６によりセルラ電話機１０２に向けて送信することができ る。 システム１００は、テキストメッセージを送信するための現在のＳＭＳ標準規 格を利用する技術を提供する利点がある。しがしながら、メッセージ発生器は１ ０９（図２参照）により発生されたテキストメッセージは、１以上のコールバッ ク電話番号に対応している１以上の埋め込まれたテキストデータ部分を含んでい る。セルラ電話機１０２は自動的にテキストデータ部分を抽出し、これからコー ルバック電話番号を発生させる。 コールバック電話番号を検出および抽出するためのセルラ電話機１０２の動作 を図４の機能ブロック図を参照して説明する。アンテナ２４は、セルラ電話機１ ０２とセルラシステム網との間の無線通信を提供する。ハウジング１０４内に含 まれているものは、受信機１１０と送信機１１２である。受信機１１０と送信機 １１２の両者はアンテナ２４に結合されている。受信機１１０と送信機１１２は 同じ回路構成部品を共用して送受信機を形成してもよいことに留意すべきである 。しかしながら明確にするために、図４は受信機１１０と送信機１１２を別々の 機能構成部品として図示している。 セルラ電話機１０２は中央処理ユニット（ＣＰＵ）１１４も含んでおり、これ は組込まれたコントローラ、スタンドアローンマイクロプロセッサまたはこれら に類するものであってもよい。メモリ１１６はリードオンリーメモリ（ＲＯＭ） とランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）の両方を含んでいてもよい。 ＣＰＵ１１４、メモリ１１６、およびセルラ電話機１０２の他の構成部品は、 バスシステム１１８により互いに結合されている。バスシステム１１８はデータ 信号に加えて電力および制御信号を伝える。当業者は、バスシステム１１８がデ ジタルおよびアナログの両形態の信号を含んでいてもよいことを認識するであろ う。しかしながら明確にするために、信号はバスシステム１１８により伝えられ るものとして図４において図示されている。 セルラ電話機１０２はダイヤル数字記憶領域１２０も含み、これには宛先電話 番号が含まれ、この電話番号に対してセルラ電話機が通信を確立する。ダイヤル 数字記憶領域１２０はメモリ１１６の一部であってもよい。電話をかけるために 、ユーザはキーパッド２０を使用して所要の電話番号を手入力して、送信キー２ ０ａを起動してもよい。ユーザが宛先電話番号の数字を手入力した時、これらの 数字は宛先電話機との通信を開始するためにダイヤル数字記憶領域１２０に一時 的に記憶され、ユーザが送信キー２０ａを起動すると、送信機１１２はダイヤル 数字記憶領域１２０中に記憶されている宛先電話番号を送信する。 代りに、以下で詳細に説明するように、セルラ電話機１０２は、コールバック 電話番号に対応しているテキストデータ部分をテキストメッセージから自動的に 抽出して、抽出されたコールバック電話番号をダイヤル数字記憶領域１２０に記 憶させることができる。このケースでは、ユーザは宛先電話番号を手入力する必 要がなく、送信キー２０ａを単に起動するだけである。 セルラ電話機１０２はさまざまな機能に対してディスプレイ１６を使用する。 ディスプレイ１６は受信されたテキストメッセージを表示するために使用される 。受信テキストメッセージがディスプレイ１６の実際の表示サイズを越えてもよ いことに留意すべきである。この場合、受信テキストメッセージの一部のみが表 示される。受信テキストメッセージをスクロールするのに機能キー２０ｂおよび ２０ｃを使用してもよい。ディスプレイ１６は、ユーザがキーパッド２０を使用 することにより宛先電話番号を手入力するような場合に、ダイヤル数字記憶領域 １２０中のデータを示すためにも使用される。さらに、以下でより詳細に説明す るように、ディスプレイ１６は複数のコールバック電話番号を表示するために使 用される。ユーザは機能キー２０ｂおよび２０ｃの１つを使用して所要のコール バック電話番号を選択する。 セルラ電話機１０２により受信されたテキストメッセージはメモリ１１６に一 時的に記憶され、少なくとも部分的にディスプレイ１６上に表示される。テキス トパーザ１２４は、受信されたテキストメッセージを文字毎に解析して、予め定 められたデリミッタを検出する。テキストパーザ１２４は、予め定められたデリ ミッタを使用してコールバック電話番号を分離し、抽出されたコールバック電話 番号をメモリ１１６に記憶させる。先に説明したように、システム１００は、複 数の開始デリミッタと終了デリミッタを使用してテキストメッセージ内に複数の コールバック電話番号を埋め込むことができる。テキストパーザ１２４は、開始 デリミッタを検出するまで、受信されたテキストメッセージを一度に１文字解析 する。テキストパーザは、終了デリミッタを検出するまで、開始デリミッタに続 くコールバック電話番号を抽出する。テキストパーザ１２４は、全テキストメッ セージが解析されるまでこの解析を続ける。したがって、テキストパーザ１２４ による解析に続いて、１以上のコールバック電話番号がテキストメッセージから 抽出される。 抽出されたコールバック電話番号はメモリ１１６内に記憶される。抽出された コールバック電話番号は従来の電話番号のような数字文字であってもよく、ある いはアルファベットやグラフィック文字の形態のものであってもよい。受信され たテキストメッセージが数字形態の単一コールバック電話番号のみを含んでいる 場合には、コールバック電話番号はまた宛先電話番号としてダイヤル数字記憶領 域１２０中にも記憶される。送信キー２０ａを起動することにより、セルラ電話 機１０２と、ダイヤル数字記憶領域１２０中に宛先電話番号として記憶されてい るコールバック電話番号に対応している宛先電話機との間の通信を確立するよう にユーザに指示するメッセージがディスプレイ１６上に表示されてもよい。 受信されたテキストメッセージが複数の数字電話番号を含んでいる場合には、 ユーザは機能キー２０ｂを使用して所要の宛先電話番号を選択してもよい。選択 された宛先電話番号はダイヤル数字記憶領域１２０に記憶され、送信キー２０ａ を起動することにより、ダイヤル数字記憶領域１２０中に記憶されている選択さ れたコールバック電話番号に対応している宛先電話機に電話をかけるようにユー ザは指示される。 ディスプレイ１６上に示されている例示的な受信テキストメッセージを、コー ルバック電話番号用の数字文字を使用して以下に例示する。＃キーは以下のテキ ストメッセージのこの例では開始デリミッタとして使用され、スペースは終了デ リミッタとして使用されている。 サンディエゴへようこそ！レストラン情報には送信キー ＃５５５１２３４を押し、また別の情報には機能キーを押す コールバック電話番号５５５−１２３４はテキストパーザ１２４により抽出さ れ、メモリ１１６に記憶される。コールバック電話番号は宛先電話番号としてダ イヤル数字記憶領域１２０中にも記憶することもできる。受信されたテキストメ ッセージに対する応答としてユーザが送信キー２０ａを起動した場合、送信機１ １２はダイヤル数字記憶領域１２０に記憶されている宛先電話番号を通常の方法 で送信する。したがって、セルラ電話通信が、セルラ電話機１０２と選択された 宛先電話機との間に確立される。ディスプレイ１６上の指示に応答してユーザが 機能キー２０ｂを選択した場合、１以上の付加的なコールバック電話番号を含む テキストメッセージの付加的な部分をディスプレイ上に示してもよい。したがっ て、システム１００は、予め定められたデリミッタを使用してコールバック電話 番号の簡単な抽出を可能にする。 受信されたテキストメッセージには、アルファベットテキスト形態のコールバ ック電話番号が含まれていてもよい。前の例と同じデリミッタを使用して、例示 的な受信テキストメッセージを以下に例示する。 サンディエゴへようこそ！レストラン情報には送信キー ＃食べ物を押し、また別の情報には機能キーを押す この例では、コールバック電話番号自体はアルファベットテキストの形態で表 示されている。デコーダ１２８はアルファベットテキストデータ部分を、宛先電 話番号としてダイヤル数字記憶領域１２０中に記憶することができる数字に変換 する。例えば、デコーダは単にアルファベットテキストをキーパッド２０上の対 応するキーに変換する。したがって、テキスト“食べ物”はデコーダ１２８によ り数字３６６３に変換される。数字３６６３は宛先電話番号としてダイヤル数字 記憶順域１２０中に記憶される。ユーザは送信キー２０ａを単に起動することに よりセルラ電話通信を開始してもよい。代りに、ユーザは受信されたテキストメ ッセージにしたがって機能キー２０ｂを選択することにより付加的な情報を得て もよい。 コールバック電話番号は、グラフィックシンボルとしてディスプレイ１６上に 示されてもよい。例えば、ピッツァのようなグラフィックシンボルをディスプレ イ１６に表示して、先に表した例における食べ物を表すことができる。旅行情報 に対して自動車や劇場情報に対して映画リールやこれらに類するもののような他 のシンボルをシステム１００により使用してもよい。デコーダ１２８はグラフィ ックシンボルを数字に変換し、これは宛先電話番号としてダイヤル数字記憶領域 １２０に記憶される。 多くの異なる技術をシステム１００と使用して１以上のコールバック電話番号 を埋め込むことができる。図５Ａから図５Ｄは、複数の埋め込まれたコールバッ ク電話番号と、テキストメッセージとキーパッドボタンとの間の相互作用の１例 を提供する。図５Ａに図示されているように、ディスプレイ１６上のテキストメ ッセージが、スクロールダウンして付加的な情報を受信するようにユーザに指示 を提供する。図５Ａの実施形態では、ユーザが下矢印キー２０ｃを押して、テキ ストメッセージの付加的な部分を見る。下矢印キー２０ｃの起動に応答して、図 ５Ｂに示すように、ディスプレイ１６はテキストメッセージの付加的な部分を表 示する。図５Ｂに図示されているテキストメッセージの一部分はユーザに付加的 な指示を与える。図５Ｂに図示されている例では、ユーザは、下矢印キー２０ｃ を、そして送信キー２０ａを起動することにより、食べ物、映画あるいはビジタ ー情報に関する付加的な情報を得ることができる。図５Ｂの実施形態では、現在 選択されているコールバック電話番号の視覚的表示をマーカ１５０がユーザに提 供する。リバースビデオやこれに類するもののような他の形態の視覚的表示をセ ルラ電話機１０２により使用してもよい。 図５Ｃは、異なるコールバック電話番号を選択するためにユーザが下矢印キ一 ２０ｃを起動したことに応答した、ディスプレイ１６上のテキストメッセージの 一部分を図示している。図５Ｃに示されているように、いまマーカ１５０は、“ 映画”に対応しているコールバック電話番号に隣接している。ユーザは、ディス プレイ１６上の指示にしたがって送信キー２０ａを起動することにより、映画に ついての付加的な情報を得ることができる。 図５Ｄは、映画についての付加的な情報を要求するためにユーザが送信キー２ ０ａを起動したことに応答してディスプレイ１６上に示された例示的なテキスト メッセージを図示している。図５Ｄに見られるように、マーカ１５０はリファレ ンス映画１により図示されているように映画タイトルに隣接している。ユーザは 、ディスプレイ１６上のテキストメッセージ中に指示されているように送信キー ２０ａを起動することにより、上映の時間や場所や費用情報やこれらに類するも ののような映画１についての付加的な情報を得ることができる。代りに、ユーザ は下矢印キー２０ｃを起動して、ディスプレイ１６上の他のコールバック電話番 号を選択してもよい。ユーザはまた上矢印キー２０ｂを起動して付加的な映画に ついての情報を得てもよい。したがって、単一のテキストメッセージが複数のコ ールバック電話番号とともに、コールバック電話番号の適当な選択においてユー ザを導くような指示を含んでいてもよい。 図５Ａから図５Ｄにおいて図示されている例は消費者情報に向けられているが 、本発明の原理はここに表されている例を越えて拡張されることを当業者は容易 に認識するであろう。本発明は、１以上のコールバック電話番号が送信テキスト メッセージ内に埋め込まれる任意の構成に拡張される。さらに、先に説明したよ うに、図５Ａから図５Ｄはキーパッドに関して本発明を図示したが、本発明はす べてのタイプのユーザインターフェースに適用可能である。 コールバック電話番号を検出して抽出するセルラ電話機１０２の動作が、図６ Ａと図６Ｂのフローチャートに図示されている。開始２５０において、セルラ電 話機１０２は、セルサイトコントローラ１０５（図２参照）とのセルラ通信を確 立している。ステップ２５２では、セルラ電話機１０２は、１以上の埋め込まれ たコールバック電話番号を持つテキストメッセージを受信する。ステップ２５４ では、セルラ電話機１０２はディスプレイ１６上にテキストメッセージの少なく とも一部を表示する。受信されたテキストメッセージは一般的にメモリ１１６に 記憶される。メモリ１１６の（示されていない）一部は、ディスプレイ１６とと もに使用するために確保しておいてもよい。テキストメッセージを表示するステ ップ２５４は、テキストパーザ１２４（図４参照）がテキストメッセージを処理 した後のようなフローの後の時点において発生してもよいが、簡単にするために 、ステップ２５４はフローの初めに示されていることに留意すべきである。 ステップ２５８では、テキストパーザ１２４が、受信されたテキストメッセー ジから文字を検索する。決定２６０では、テキストパーザ１２４は、検索された 文字が開始デリミッタであるか否かを決定する。先に説明したように、開始デリ ミッタは単一文字や、＃文字のようなグラフィックアイコンや、文字の組み合わ せであってもよい。文字の組み合わせが開始デリミッタとして使用された場合、 ステップ２５８と決定２６０は、文字の組み合わせが開始デリミッタとして識別 されるまで繰り返される。例えば、文字＃＃が開始デリミッタとして使用された 場合、テキストパーザ１２４は、検索された文字が開始デリミッタ中の最初の文 字に対応していることを決定する。テキストパーザはステップ２５８を繰り返し て次の文字を検索し、次に検索された文字も開始デリミッタの一部であるか否か を決定する。 文字または複数の文字が開始デリミッタでない場合には、決定２６０の結果は いいえである。その場合には、テキストパーザ１２４は、全テキストメッセージ が解析されたか否かを決定する。決定２６４では、テキストパーザ１２４は、テ キストメッセージの最後にいるのか否かを決定する。テキストパーザがテキスト メッセージの最後にいない場合には、決定２６４の結果はいいえであり、テキス トパーザはステップ２５８に戻って付加的な文字を検索する。 １以上の文字が開始デリミッタである場合には、決定２６０の結果ははいであ る。その場合には、テキストパーザ１２４はループに入り、コールバック電話番 号に対応している埋め込まれたテキストデータ部分（すなわち、数字文字、アル ファベット文字またはグラフィックシンボル）を抽出する。ステップ２６６では 、テキストパーザ１２４は付加的な文字を検索する。決定２７０では、テキスト パーザ１２４は、文字が終了デリミッタであるか否かを決定する。先に説明した ように、システム１００は同じ文字または同じ複数の文字を使用して、開始デリ ミッタと終了デリミッタの両方を表してもよい。代りに、開始デリミッタと終了 デリミッタに対してそれぞれ異なる予め定められた文字を使用してもよい。検索 された文字が終了デリミッタでない場合には、決定２７０の結果はいいえである 。その場合には、ステップ２７２では、テキストパーザ１２４はメモリ１１６に 文字を記憶させる。メモリ１１６への文字の記憶に続いて、テキストパーザ１２ ４は、ステップ２６６で文字を検索し、検索された文字が終了デリミッタである か 否かを決定することによりループ中に入り続ける。したがって、テキストパー ザ１２４は、終了デリミッタを検出するまで連続的に文字を検索して、メモリ１ １６に記憶させる。テキストパーザ１２４が終了デリミッタを検出した時、決定 ２７０の結果ははいである。 コールバック電話番号の抽出と記憶に続いて、テキストパーザ１２４は決定２ ６４に移り、テキストメッセージの最後に到達したか否かを決定する。テキスト メッセージの最後に到達していない場合には、決定２１４の結果はいいえである 。その場合には、テキストパーザ１２４はステップ２５８に戻って付加的な文字 を検索し、ステップ２６０に移って付加的な文字が付加的な開始デリミッタを含 んでいるか否かを決定する。したがって、テキストパーザ１２４は全受信テキス トメッセージを解析し、埋め込まれたコールバック電話番号をそれぞれ抽出する 。 テキストパーザ１２４がテキストメッセージの最後に到達した時、決定２６４ の結果ははいである。その場合には、図６Ｂに示されているようにステップ２７ ４において、抽出されたコールバック電話番号の少なくともいくつかがディスプ レイ１６上に表示されてもよい。抽出されたコールバック電話番号は、数字文字 、アルファベット文字、グラフィックシンボル、またはこれらに類するものとし て表示されてもよい。ステップ２７６では、セルラ電話機１０２が、コールバッ ク電話番号の１つを選択するユーザ入力を感知する。１つのコールバック電話番 号のみが抽出された場合には、ステップ２７６は必要とされなくてもよい。ステ ップ２７８では、要求された場合、デコーダ１２８（図４参照）が選択されたコ ールバック電話番号をダイヤル可能な電話番号に変換する。先に説明したように 、選択されたテキストデータ部分は既に数字の形態であるかもしれない。その場 合には、デコーダ１２８は必要とされなくてもよく、ステップ２７８は省略され てもよい。しかしながら、選択されたテキストデータ部分がアルファベット文字 またはグラフィックシンボルを含んでいる場合には、ステップ２７８において、 デコーダ１２８は選択されたテキストデータ部分をダイヤル可能な電話番号に変 換する。 ステップ２８０では、選択されたコールバック電話番号が宛先電話番号として ダイヤル数字記憶領域１２０（図４）に記憶される。決定２８２では、セルラ電 話機１０２は、送信キー２０ａの起動を感知することにより送信が起動されてい るか否かを決定する。送信が起動されていない場合には、決定２８２の結果はい いえであり、セルラ電話機１０２は送信起動を待つ。送信が起動されている場合 には、決定２８２の結果ははいである。その場合には、ステップ２８４において 送信機１１２（図４参照）が、ダイヤル数字記憶領域１２０中のダイヤル数字を 送信する。ステップ２８８において、セルラ電話機１０２は、セルラ電話機と選 択されたコールバック電話機との間に確立されている通信を持つプロセスを終了 する。 したがって、システム１００は、テキストメッセージ送信に対して幅広く受け 入れられている技術を利用することにより従来技術の欠点を克服し、システム互 換変換能力により、テキストメッセージ内に複数のコールバック電話番号を含め る。好ましい実施形態の先の説明は当業者が本発明を生産または使用できるよう にするために提供されている。これらの実施形態に対するさまざまな変形例は当 業者に容易に明らかになり、ここに規定されている一般的な原理は発明力を使用 することなく他の実施形態に適用してもよい。したがって、本発明はここに示さ れている実施形態に制限されることを意図しているものではなく、ここに開示さ れている原理および新規な構成と矛盾することがない最も広い範囲にしたがうべ きである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．無線通信システム中の遠隔ステーションにより受信された英数字テキストメ ッセージからコールバック電話番号を検出および抽出するシステムにおいて、 予め定められた第１のデリミッタと電話番号とを含む前記英数字テキストメッ セージを受信する受信機と、 前記受信された英数字テキストメッセージの少なくとも一部分を表示するディ スプレイと、 前記第１のデリミッタに応答して、前記受信された英数字テキストメッセージ から前記電話番号を抽出するパーザと、 前記電話番号を記憶するダイヤル数字記憶領域と、 前記記憶された電話番号を送信して、前記電話番号に対応している宛先との通 信を確立する送信機とを具備するシステム。 ２．ユーザインターフェースをさらに具備し、 前記送信機が、前記ユーザインターフェースの操作に応答して前記記憶された 電話番号を送信し、前記宛先との前記通信が単一のユーザインターフェース操作 により確立される請求項１記載のシステム。 ３．前記第１のデリミッタが前記電話番号の開始を示し、 前記システムが、前記電話番号の終了を示すために予め定められた第２のデリ ミッタをさらに含み、 前記パーザが、前記第１および第２のデリミッタに応答して、前記受信された 英数字テキストメッセージに対する前記電話番号を抽出する請求項１記載のシス テム。 ４．前記英数字テキストメッセージは、それぞれ前記第１のデリミッタが先行し ている複数の電話番号を含み、 前記パーザは、前記第１のデリミッタに応答して、前記複数の電話番号のそれ ぞれを抽出する請求項１記載のシステム。 ５．前記複数の電話番号の１つを選択するユーザインターフェースをさらに含む 請求項４記載のシステム。 ６．前記複数の電話番号がテキストエンコードされており、 デコーダが前記複数のテキストエンコードされた電話番号を複数の数字電話番 号に変換し、 前記ダイヤル数字記憶領域が、前記複数の数字電話番号の選択されたものを記 憶する請求項５記載のシステム。 ７．無線通信システム中の通信装置により受信されたテキストメッセージから電 話番号を検出および抽出する通信装置において、 予め定められた第１のデリミッタを含むテキストメッセージを受信する受信機 と、 前記受信されたテキストメッセージの少なくとも一部分を表示するディスプレ イと、 前記第１のデリミッタに応答して、前記受信されたテキストメッセージを解析 してそこからテキストデータ部分を抽出し、前記テキストデータ部分に対応して いるコールバック電話番号を発生するテキストパーザとを具備する通信装置。 ８．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として、前記コールバッ ク電話番号を記憶するダイヤル数字記憶領域と、 前記記憶された宛先電話番号を送信して、前記宛先電話番号に対応している宛 先との通信を確立する送信機とをさらに具備する請求項７記載の通信装置。 ９．ユーザインターフェースをさらに具備し、 前記送信機が、前記ユーザインターフェースの操作に応答して前記記憶された 電話番号を送信し、前記通信装置と前記宛先との間の前記通信が単一のユーザイ ンターフェース操作により確立される請求項８記載の通信装置。 １０．前記第１のデリミッタが前記テキストデータ部分の開始を示し、 前記テキストメッセージが、前記テキストデータ部分の終了を示す予め定めら れた第２のデリミッタをさらに含み、 前記テキストパーザが、前記第１および第２のデリミッタに応答して、前記テ キストデータ部分を抽出する請求項７記載の通信装置。 １１．前記テキストメッセージは、それぞれ前記第１のデリミッタを含む複数の テキストデータ部分を含み、 前記テキストパーザは、前記複数のテキストデータ部分のそれぞれを分離し、 前記ディスプレイが前記複数のテキストデータ部分のそれぞれを表示する請求 項７記載の通信装置。 １２．前記複数の表示されたテキストデータ部分の１つを選択するユーザインタ ーフェースをさらに含む請求項１１記載の通信装置。 １３．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として、前記選択され たテキストデータ部分を記憶するダイヤル数字記憶領域と、 前記記憶された宛先電話番号を送信して、前記宛先電話番号に対応している宛 先との通信を確立する送信機とをさらに具備する請求項１２記載の通信装置。 １４．英数字テキストメッセージ中にコールバック電話番号を挿入し、英数字テ キストメッセージ中からコールバック電話番号を抽出するシステムにおいて、 通信装置に送信するために、前記コールバック電話番号に対応しているテキス トデータ部分をデリミットする第１のテキストデリミッタを含む前記英数字テキ ストメッセージを発生するメッセージ発生器と、 前記英数字テキストメッセージを前記通信装置に送信する送信機と、 前記送信機から前記英数字テキストメッセージを受信する、前記通信装置中の 受信機と、 前記受信された英数字テキストメッセージの少なくとも一部分を表示する、前 記通信装置中のディスプレイと、 前記第１のデリミッタに応答して、前記受信された英数字テキストメッセージ を解析してそこから前記テキストデータ部分を抽出し、前記テキストデータ部分 に対応しているコールバック電話番号を発生するテキストパーザとを具備するシ ステム。 １５．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として、前記テキスト データ部分を記憶するダイヤル数字記憶領域と、 前記記憶された宛先電話番号を送信して、前記宛先電話番号に対応している宛 先との通信を確立する送信機とをさらに具備する請求項１４記載のシステム。 １６．前記英数字テキストメッセージは、それぞれ前記第１のデリミッタを含む 複数のテキストデータ部分を含み、 前記テキストパーザは、前記複数のテキストデータ部分のそれぞれを分離し、 前記ディスプレイが前記複数のテキストデータ部分の少なくとも一部分を表示 する請求項１４記載のシステム。 １７．無線通信システム中の通信装置により受信されたテキストメッセージから 電話番号を検出および抽出する方法において、 前記通信装置において、予め定められた第１のデリミッタを含むテキストメッ セージを受信し、 前記受信されたテキストメッセージの少なくとも一部分をディスプレイ上に表 示し、 前記第１のデリミッタに応答して、前記受信されたテキストメッセージからテ キストデータ部分を抽出するステップを含み、 前記抽出されたテキストデータ部分が電話番号に対応している方法。 １８．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として前記テキストデ ータ部分を記憶し、 前記記憶された宛先電話番号を送信して、前記宛先電話番号に対応している宛 先との通信を確立するステップをさらに含む請求項１７記載の方法。 １９．ユーザインターフェースの操作を感知するステップをさらに含み、 前記送信ステップは前記感知ステップに応答して実行され、前記宛先との通信 が、単一のユーザインターフェース操作により確立される請求項１８記載の方法 。 ２０．前記第１のデリミッタが前記テキストデータ部分の開始を示し、 第２のデリミッタが前記テキストデータ部分の終了を示し、 前記方法が、前記第２のデリミッタに応答して前記テキストデータ部分を抽出 するステップをさらに含む請求項１７記載の方法。 ２１．前記テキストメッセージが、それぞれ前記第１のデリミッタを含む複数の テキストデータ部分を含み、 前記方法が、 前記第１のデリミッタに応答して、前記複数のテキストデータ部分のそれぞれ を抽出し、 前記複数のテキストデータ部分の少なくとも一部分を前記ディスプレイ上に表 示するステップをさらに含む請求項１７記載の方法。 ２２．前記通信装置のユーザインターフェースにおけるユーザ入力を感知し、 前記感知ステップに応答して、前記複数の表示されたテキストデータ部分の１ つを選択するステップをさらに含む請求項２１記載の方法。 ２３．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として、前記選択され たテキストデータ部分を記憶し、 前記記憶された宛先電話番号を送信するステップをさらに含む請求項２２記載 の方法。 ２４．無線通信システムにおいてダイヤル可能なコールバック電話番号を挿入し 、ダイヤル可能なコールバック電話番号を抽出する方法において、 通信装置に送信するために、コールバック電話番号に対応しているテキストデ ータ部分をデリミットする第１のテキストデリミッタを含むテキストメッセージ を発生し、 前記テキストメッセージを前記通信装置に送信し、 前記通信装置において前記テキストメッセージを受信し、 前記受信されたテキストメッセージの少なくとも一部分をディスプレイ上に表 示し、 前記第１のデリミッタに応答して、前記受信されたテキストメッセージから前 記テキストデータ部分を抽出し、 前記抽出されたテキストデータ部分に対応しているコールバック電話番号を発 生するステップを含む方法。 ２５．前記通信装置により呼び出されるべき宛先電話番号として前記テキストデ ータ部分を記憶し、 前記記憶された宛先電話番号を送信して、前記宛先電話番号に対応している宛 先との通信を確立するステップをさらに含む請求項２４記載の方法。 ２６．前記テキストメッセージが、それぞれ前記第１のデリミッタを含む複数の テキストデータ部分を含み、 前記方法が、 前記第１のデリミッタに応答して、前記複数のテキストデータ部分のそれぞれ を抽出し、 前記複数のテキストデータ部分の少なくとも一部分を前記ディスプレイ上に表 示するステップをさらに含む請求項２４記載の方法。