JP2002508274A - 小児拘束シートの安全ベルト組立体 - Google Patents
小児拘束シートの安全ベルト組立体Info
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- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
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Abstract
(57)【要約】
車両の乗客シート(12)と一体的な小児拘束シート組立体(10)を提供する。小児シートは小児の胴を座った姿勢に支持するように構成されて配設された後部支持部を有する。後部支持部(22)には底部支持部(24)が揺動するように取付けられ、この底部支持部は収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置にある時に小児を座った姿勢に支持する。後部支持部(22)に亘って一対の肩ベルト(30)が延び、これら肩ベルトは小児の胴を後部支持部(22)に対して固定するように構成されて配設される。底部支持部(24)に亘って一対のひざベルト(32)が延び、これらひざベルトは小児のひざの辺りを固定する。ひざベルト(32)と一体的に股ベルト(34)が連結され、この股ベルトは底部支持部(24)から上方に向かって延び、肩ベルト(30)とロック状態にて係合する。小児拘束シート組立体は底部支持部(24)と一体的に形成された抑制装置(70)に特徴があり、抑制装置(70)は股ベルト(34)と係合して、底部支持部(24)に対する股ベルト(34)とひざベルト(32)との動きを制限し、ベルトと小児とが確実にぴったり合うようにする。
Description
【0001】 技術分野 本発明は自動車用の一体的な小児シート(チャイルドシート)のシートベルト
拘束システムに関する。
拘束システムに関する。
【0002】 従来技術の説明 自動車用の一体的な小児拘束シートは当業者には公知である。これら小児拘束
シートは典型的には一対の肩ベルトと、一対のひざベルト(lap belt)と、股ベ
ルトとを備えるシートベルト拘束システムを有する。一体的な小児シートの例は
米国特許第5449216号、第5466043号、第5472260号、第5
653504号、および第5704684号に開示されている。多くの一体的な
小児シートは、異なった取付地点で小児シートに取付けられた別個の肩ベルトと
ひざベルトと股ベルトとを有するように形成される。他には、股ベルトが移動す
るとひざベルトが移動するようにおよびその逆になるように、小児シートの下で
ひざベルトが股ベルトに一体的に連結されて形成されているものもある。このよ
うに形成されたものには、ひざベルトと股ベルトとが偶然に安全でない位置に移
動してしまうことがあるという欠点、すなわち、ひざベルトおよび/または股ベ
ルトが小児を拘束しない位置であって完全に保護しない位置に移動してしまうこ
とがあるという欠点がある。よって、ひざベルトおよび股ベルトを適切な位置に
自動的に維持する装置が所望されている。
シートは典型的には一対の肩ベルトと、一対のひざベルト(lap belt)と、股ベ
ルトとを備えるシートベルト拘束システムを有する。一体的な小児シートの例は
米国特許第5449216号、第5466043号、第5472260号、第5
653504号、および第5704684号に開示されている。多くの一体的な
小児シートは、異なった取付地点で小児シートに取付けられた別個の肩ベルトと
ひざベルトと股ベルトとを有するように形成される。他には、股ベルトが移動す
るとひざベルトが移動するようにおよびその逆になるように、小児シートの下で
ひざベルトが股ベルトに一体的に連結されて形成されているものもある。このよ
うに形成されたものには、ひざベルトと股ベルトとが偶然に安全でない位置に移
動してしまうことがあるという欠点、すなわち、ひざベルトおよび/または股ベ
ルトが小児を拘束しない位置であって完全に保護しない位置に移動してしまうこ
とがあるという欠点がある。よって、ひざベルトおよび股ベルトを適切な位置に
自動的に維持する装置が所望されている。
【0003】 発明および利点の開示 車両の座席(乗客席)と一体的な小児拘束シート組立体を提供する。小児拘束
シート組立体は座った姿勢の小児の胴を支持するように構成されて配設された後
部支持部を具備する。後部支持部には底部支持部が揺動するように取付けられ、
この底部支持部は収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置におい
て小児を座った姿勢に支持する。後部支持部に亘って一対の肩ベルトがそれぞれ
延び、これら肩ベルトは後部支持部に小児の胴を固定するように構成されて配設
される。底部支持部に亘って一対のひざベルトがそれぞれ延び、これらひざベル
トは小児のひざの辺りを固定するように構成されて配設される。股ベルトがひざ
ベルトに一体的に連結され、この股ベルトは肩ベルトとロック状態にて係合する
ように底部支持部から上方に向かって延びる。小児拘束シート組立体の特徴は底
部支持部に配置された抑制装置にあり、この抑制装置は股ベルトおよびひざベル
トの少なくとも一つと係合して、底部支持部に対する股ベルトおよびひざベルト
の動きを制限し、ベルトと小児とが確実にぴったり合うようにする。
シート組立体は座った姿勢の小児の胴を支持するように構成されて配設された後
部支持部を具備する。後部支持部には底部支持部が揺動するように取付けられ、
この底部支持部は収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置におい
て小児を座った姿勢に支持する。後部支持部に亘って一対の肩ベルトがそれぞれ
延び、これら肩ベルトは後部支持部に小児の胴を固定するように構成されて配設
される。底部支持部に亘って一対のひざベルトがそれぞれ延び、これらひざベル
トは小児のひざの辺りを固定するように構成されて配設される。股ベルトがひざ
ベルトに一体的に連結され、この股ベルトは肩ベルトとロック状態にて係合する
ように底部支持部から上方に向かって延びる。小児拘束シート組立体の特徴は底
部支持部に配置された抑制装置にあり、この抑制装置は股ベルトおよびひざベル
トの少なくとも一つと係合して、底部支持部に対する股ベルトおよびひざベルト
の動きを制限し、ベルトと小児とが確実にぴったり合うようにする。
【0004】 斯くして本発明には、ひざベルトと股ベルトとが小児を拘束しない位置であっ
て完全に保護しない位置に移動することがないように、ひざベルトと股ベルトと
を適切な位置に維持するための抑制装置が組み込まれる。 本発明の別の利点は以下の詳細な説明と添付の図面とを参照することで理解し
やすくなり、容易に認識される。
て完全に保護しない位置に移動することがないように、ひざベルトと股ベルトと
を適切な位置に維持するための抑制装置が組み込まれる。 本発明の別の利点は以下の詳細な説明と添付の図面とを参照することで理解し
やすくなり、容易に認識される。
【0005】 好適な実施例の詳細な説明 幾つかの図を通して同じ参照番号は同一または同様な部分を示す。図を参照す
ると、図1に車両(図示せず)の座席12と一体的な小児拘束シート組立体10
を示す。成人シート(アダルトシート)クッション14と成人シート背もたれ1
6とを備えるベンチ式車両シートとして座席12を図示した。もちろん、小児拘
束シート組立体10はシート形状が適切であれば如何なるタイプのシートと組み
合わせられてもよい。
ると、図1に車両(図示せず)の座席12と一体的な小児拘束シート組立体10
を示す。成人シート(アダルトシート)クッション14と成人シート背もたれ1
6とを備えるベンチ式車両シートとして座席12を図示した。もちろん、小児拘
束シート組立体10はシート形状が適切であれば如何なるタイプのシートと組み
合わせられてもよい。
【0006】 小児拘束シート組立体10は座席12の成人シート背もたれ16内に取付けら
れた小児シート背もたれ18を有する。さらに、小児拘束シート組立体10は小
児シートクッション20を有する。小児シートクッション20はこの小児シート
クッション20が成人シート背もたれ16と実質的に面一になるように配置され
る収納位置と、小児シートクッション20が成人シートクッション14上に載置
される展開位置との間で揺動するように移動可能である。小児シートクッション
20と小児シート背もたれ18とは当業者には公知の適切な発泡パッドや内装カ
バー材(参照番号無し)で覆われる。発泡パッドおよび内装カバー材は小児拘束
シート10の清掃を簡単にするために取り外すことができる。
れた小児シート背もたれ18を有する。さらに、小児拘束シート組立体10は小
児シートクッション20を有する。小児シートクッション20はこの小児シート
クッション20が成人シート背もたれ16と実質的に面一になるように配置され
る収納位置と、小児シートクッション20が成人シートクッション14上に載置
される展開位置との間で揺動するように移動可能である。小児シートクッション
20と小児シート背もたれ18とは当業者には公知の適切な発泡パッドや内装カ
バー材(参照番号無し)で覆われる。発泡パッドおよび内装カバー材は小児拘束
シート10の清掃を簡単にするために取り外すことができる。
【0007】 図2および図3を詳細に参照すると、小児拘束シート組立体10は後部支持部
22を具備し、後部支持部22は小児の胴(図示せず)を座った姿勢に支持する
ように構成されて配設される。さらに、小児拘束シート組立体10は底部支持部
24を具備し、底部支持部24は後部支持部22に揺動するように取付けられ、
収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置において小児を座った姿
勢に支持する。後部支持部22と底部支持部24とはそれぞれ小児シート背もた
れ18と小児シートクッション20とを形成する構造部材である。後部支持部2
2に底部支持部24を揺動するように取付けるために、後部支持部22から下方
取付ブラケット26が延びる。また、後部支持部22は上方取付ブラケット28
と下方取付ブラケット26とにより座席12に固定される。好ましくは、後方支
持部22および底部支持部24は当業者には公知の適切な構造用プラスチック材
料で成形される。
22を具備し、後部支持部22は小児の胴(図示せず)を座った姿勢に支持する
ように構成されて配設される。さらに、小児拘束シート組立体10は底部支持部
24を具備し、底部支持部24は後部支持部22に揺動するように取付けられ、
収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置において小児を座った姿
勢に支持する。後部支持部22と底部支持部24とはそれぞれ小児シート背もた
れ18と小児シートクッション20とを形成する構造部材である。後部支持部2
2に底部支持部24を揺動するように取付けるために、後部支持部22から下方
取付ブラケット26が延びる。また、後部支持部22は上方取付ブラケット28
と下方取付ブラケット26とにより座席12に固定される。好ましくは、後方支
持部22および底部支持部24は当業者には公知の適切な構造用プラスチック材
料で成形される。
【0008】 後部支持部22に亘って一対の肩ベルト30がそれぞれ延び、これら肩ベルト
30は小児の胴を後部支持部22に固定するように構成されて配設される。また
、底部支持部24に亘って一対のひざベルト(lap belt)32がそれぞれ延び、
これらひざベルト32は小児のひざの辺りを固定するように構成されて配設され
る。なお、小児のひざの辺り(lap region)というのは典型的には小児の腰およ
び腿を含む。さらに、股ベルト34がひざベルト32と一体的に連結され、この
股ベルト34は肩ベルト30とロック状態にて係合するように底部支持部24か
ら上方に向かって延びる。特に、股ベルト34の一方の末端はひざベルト32の
中央部分36に堅固に縫い付けられる。肩ベルト30と、ひざベルト32と、股
ベルト34とは一体的な小児シート組立体10のシートベルト拘束システムを形
成する。
30は小児の胴を後部支持部22に固定するように構成されて配設される。また
、底部支持部24に亘って一対のひざベルト(lap belt)32がそれぞれ延び、
これらひざベルト32は小児のひざの辺りを固定するように構成されて配設され
る。なお、小児のひざの辺り(lap region)というのは典型的には小児の腰およ
び腿を含む。さらに、股ベルト34がひざベルト32と一体的に連結され、この
股ベルト34は肩ベルト30とロック状態にて係合するように底部支持部24か
ら上方に向かって延びる。特に、股ベルト34の一方の末端はひざベルト32の
中央部分36に堅固に縫い付けられる。肩ベルト30と、ひざベルト32と、股
ベルト34とは一体的な小児シート組立体10のシートベルト拘束システムを形
成する。
【0009】 後部支持部22は肩ベルト30が通過する一対の頂部開口38を備える。肩ベ
ルト30を頂部開口38に挿入するために頂部開口38へアクセスすることがで
きるように、後部支持部22の頂部開口38には一対の頂部スロット40が結合
される。頂部開口38は比較的大きく、よって肩ベルト30が延びることができ
る角度の範囲が増加し、これにより広範囲の大きさの小児を収容することができ
る。同様に、底部支持部24はひざベルト32が通過する一対の側部開口42を
備える。ひざベルト32を側部開口42に挿入するために側部開口42へアクセ
スすることができるように、底部支持部24の側部開口42には一対の側部スロ
ット44が結合される。
ルト30を頂部開口38に挿入するために頂部開口38へアクセスすることがで
きるように、後部支持部22の頂部開口38には一対の頂部スロット40が結合
される。頂部開口38は比較的大きく、よって肩ベルト30が延びることができ
る角度の範囲が増加し、これにより広範囲の大きさの小児を収容することができ
る。同様に、底部支持部24はひざベルト32が通過する一対の側部開口42を
備える。ひざベルト32を側部開口42に挿入するために側部開口42へアクセ
スすることができるように、底部支持部24の側部開口42には一対の側部スロ
ット44が結合される。
【0010】 一対の肩ベルト30は右肩ベルト30と左肩ベルト30とを有し、同様に一対
のひざベルト32は右ひざベルト32と左ひざベルト32とを有する。好ましく
は、右肩ベルト30と右ひざベルト32とは一つの連続した右シートベルトを形
成するように相互に連結され、左肩ベルト30と左ひざベルト32とは一つの連
続した左シートベルトを形成するように相互に連結される。分かり易くするため
に、右シートベルトおよび左シートベルトには別個の肩ベルト部分30およびひ
ざベルト部分32として参照番号を付けた。もちろん、ひざベルト32と肩ベル
ト30とは本発明の範囲を逸脱することなく分離されていてもよい。
のひざベルト32は右ひざベルト32と左ひざベルト32とを有する。好ましく
は、右肩ベルト30と右ひざベルト32とは一つの連続した右シートベルトを形
成するように相互に連結され、左肩ベルト30と左ひざベルト32とは一つの連
続した左シートベルトを形成するように相互に連結される。分かり易くするため
に、右シートベルトおよび左シートベルトには別個の肩ベルト部分30およびひ
ざベルト部分32として参照番号を付けた。もちろん、ひざベルト32と肩ベル
ト30とは本発明の範囲を逸脱することなく分離されていてもよい。
【0011】 対応する肩ベルト30とひざベルト32との連結部において右シートベルトと
左シートベルトのそれぞれにラッチ46が取付けられる。また、股ベルト34の
末端にはバックル48が配置され、このバックル48はラッチ46と選択的に係
合し、肩ベルト30とひざベルト32とを股ベルト34に固定する。ラッチ46
は、ラッチ46がバックル48に係止された時に連結される二つの別個の部品を
有する、当業者には公知のタイプである。
左シートベルトのそれぞれにラッチ46が取付けられる。また、股ベルト34の
末端にはバックル48が配置され、このバックル48はラッチ46と選択的に係
合し、肩ベルト30とひざベルト32とを股ベルト34に固定する。ラッチ46
は、ラッチ46がバックル48に係止された時に連結される二つの別個の部品を
有する、当業者には公知のタイプである。
【0012】 肩ベルト30をほぼ平行な状態に保持するために、ラッチ46と後部支持部2
2の頂部開口38との間において各肩ベルト30に肩ベルトクリップ50が取付
けられる。このタイプの肩ベルトクリップ50は当業者には公知である。
2の頂部開口38との間において各肩ベルト30に肩ベルトクリップ50が取付
けられる。このタイプの肩ベルトクリップ50は当業者には公知である。
【0013】 図4および図5を参照すると、肩ベルト30は対応する頂部開口38を通って
延び、且つ後部支持部22の裏側で下方に向かって延びる。二つの肩ベルト30
は横方向に延びるベルト部分52において一体的に互いの方へ移行せしめられる
。移行しながら横方向に延びるベルト部分52は図示した形状を維持するために
水平に配置された固いプラスチック部材(参照番号無し)に堅固に縫い付けるこ
とにより補強される。そして、収縮ストラップ54の一方の端部が横方向ベルト
部分52に縫い付けられ、反対側の端部が安全ベルト収縮機構56内に受容され
る。
延び、且つ後部支持部22の裏側で下方に向かって延びる。二つの肩ベルト30
は横方向に延びるベルト部分52において一体的に互いの方へ移行せしめられる
。移行しながら横方向に延びるベルト部分52は図示した形状を維持するために
水平に配置された固いプラスチック部材(参照番号無し)に堅固に縫い付けるこ
とにより補強される。そして、収縮ストラップ54の一方の端部が横方向ベルト
部分52に縫い付けられ、反対側の端部が安全ベルト収縮機構56内に受容され
る。
【0014】 安全ベルト収縮機構56の二つの実施例を示す。好適な一つの実施例では図2
および図4に示したように自動収縮器56が組み込まれる。別の実施例では図3
および図5に示したように手動のシンチ式収縮器(cinch type retractor)56
が組み込まれる。両収縮機構56は適切な締結具により後部支持部22に、特に
下方取付ブラケット26に取付けられる。
および図4に示したように自動収縮器56が組み込まれる。別の実施例では図3
および図5に示したように手動のシンチ式収縮器(cinch type retractor)56
が組み込まれる。両収縮機構56は適切な締結具により後部支持部22に、特に
下方取付ブラケット26に取付けられる。
【0015】 図2および図4に示した自動収縮器56をさらに詳細に参照すると、収縮スト
ラップ54は回転可能なリール58周りに巻かれることが分かる。リール58は
従来の方法でその軸線周りで両方向に回転可能であり、収縮ストラップ54を緩
めたり巻き取ったりすることができる。特に、自動収縮器56は解放ストラップ
62が作動せしめられた時に収縮ストラップ54を緩めることができる。そうで
ない時には、自動収縮器56は収縮ストラップ54を所定位置にロックする。自
動収縮器56から解放ストラップ62までボーデンワイヤ(Bowden wire )60
が延び、解放ストラップ62は後部支持部22の左上角部に配置された開口64
を通って延びる。ケーブルがボーデンワイヤ60の全長に亘って通る。ケーブル
の一方の端部は適切な手段によって解放ストラップ62に取付けられる。そして
、ケーブルは成人使用者が簡単にアクセスすることができるように後部支持部2
2の開口64を通って前方へ延び、これによりこれに連結された自動収縮器56
を成人使用者が解放して、収縮ストラップ54を緩めることができるようになり
、よって小児シート組立体10から小児が容易に移動することができるようにな
る。解放ストラップ62は、その材料の端部が重ねられて縫い付けられて、手と
係合するのを容易にするループを形成するように設計される。解放ストラップ6
2のループは図示したように後部支持部22の左上角部を通るように配置されて
もよいし、または後部支持部22の右側角部の別の開口を通るように配置される
てもよいことは図面から明らかである。
ラップ54は回転可能なリール58周りに巻かれることが分かる。リール58は
従来の方法でその軸線周りで両方向に回転可能であり、収縮ストラップ54を緩
めたり巻き取ったりすることができる。特に、自動収縮器56は解放ストラップ
62が作動せしめられた時に収縮ストラップ54を緩めることができる。そうで
ない時には、自動収縮器56は収縮ストラップ54を所定位置にロックする。自
動収縮器56から解放ストラップ62までボーデンワイヤ(Bowden wire )60
が延び、解放ストラップ62は後部支持部22の左上角部に配置された開口64
を通って延びる。ケーブルがボーデンワイヤ60の全長に亘って通る。ケーブル
の一方の端部は適切な手段によって解放ストラップ62に取付けられる。そして
、ケーブルは成人使用者が簡単にアクセスすることができるように後部支持部2
2の開口64を通って前方へ延び、これによりこれに連結された自動収縮器56
を成人使用者が解放して、収縮ストラップ54を緩めることができるようになり
、よって小児シート組立体10から小児が容易に移動することができるようにな
る。解放ストラップ62は、その材料の端部が重ねられて縫い付けられて、手と
係合するのを容易にするループを形成するように設計される。解放ストラップ6
2のループは図示したように後部支持部22の左上角部を通るように配置されて
もよいし、または後部支持部22の右側角部の別の開口を通るように配置される
てもよいことは図面から明らかである。
【0016】 図3および図5に示した手動収縮器56をさらに詳細に参照すると、収縮スト
ラップ54は横方向ベルト部分52から下方に向かって延びる。収縮ストラップ
54は手動収縮機構56を通って延び、図3に明示したように、さらにシート底
部の下で前方に延び、シート底部の前方開口66を通って上方に引き出される。
収縮ストラップ54の端部には把持ピース68が配置される。手動収縮器56は
従来の方法で収縮ストラップ54を受容することが分かる。収縮ストラップ54
が把持端部68により引っ張られると、収縮ストラップ54は手動収縮器56に
よりラチェット止めされ、これにより小児の胴を拘束するように肩ベルト30が
締め付けられる。手動収縮器56は収縮ストラップ54を引っ張ることによって
のみ収縮ストラップ54との噛み合い(グリップ)を解放することができる。
ラップ54は横方向ベルト部分52から下方に向かって延びる。収縮ストラップ
54は手動収縮機構56を通って延び、図3に明示したように、さらにシート底
部の下で前方に延び、シート底部の前方開口66を通って上方に引き出される。
収縮ストラップ54の端部には把持ピース68が配置される。手動収縮器56は
従来の方法で収縮ストラップ54を受容することが分かる。収縮ストラップ54
が把持端部68により引っ張られると、収縮ストラップ54は手動収縮器56に
よりラチェット止めされ、これにより小児の胴を拘束するように肩ベルト30が
締め付けられる。手動収縮器56は収縮ストラップ54を引っ張ることによって
のみ収縮ストラップ54との噛み合い(グリップ)を解放することができる。
【0017】 図2および図3と、さらに図6および図7とを参照すると、小児拘束シート組
立体10は抑制装置(retarding device)70を特徴とし、この抑制装置70は
底部支持部24に配置され、股ベルト34およびひざベルト32の少なくとも一
つと係合して、底部支持部24に対する股ベルト34およびひざベルト32の移
動を制限し、ベルト30、32、34と小児とが確実にぴったり合うようにする
。好ましくは、股ベルト34を抑制装置70と係合させて、底部支持部24に対
する股ベルト34およびひざベルト32の移動を制限する。すなわち、三つのベ
ルト30、32、34の相対的な移動は、小児が常に小児拘束シート組立体10
の適切な位置に拘束されるように、抑制装置70により制限される。もちろん、
ひざベルト32が本発明の範囲を逸脱することなく一つ以上の抑制装置と係合す
るようにしてもよい。
立体10は抑制装置(retarding device)70を特徴とし、この抑制装置70は
底部支持部24に配置され、股ベルト34およびひざベルト32の少なくとも一
つと係合して、底部支持部24に対する股ベルト34およびひざベルト32の移
動を制限し、ベルト30、32、34と小児とが確実にぴったり合うようにする
。好ましくは、股ベルト34を抑制装置70と係合させて、底部支持部24に対
する股ベルト34およびひざベルト32の移動を制限する。すなわち、三つのベ
ルト30、32、34の相対的な移動は、小児が常に小児拘束シート組立体10
の適切な位置に拘束されるように、抑制装置70により制限される。もちろん、
ひざベルト32が本発明の範囲を逸脱することなく一つ以上の抑制装置と係合す
るようにしてもよい。
【0018】 図6および図7に明示したように、股ベルト34は、股ベルト34と抑制装置
70との間の摩擦力が股ベルト34の動きを制限するように抑制装置70を湾曲
をなして巻くように通される。抑制装置70は股ベルト34とひざベルト32と
の移動を安定させて制限するように形成される。好ましくは、抑制装置70は底
部支持部24と一体的に形成される。底部支持部24は前方部分と中央部分とを
有し、中央部分に開口72が配置される。抑制装置70は開口72内に延びる一
体的な一対のフランジ74を有し、股ベルト34がフランジ74周りに巻かれる
。開口72とフランジ74とはほぼH字形状を形成する。もちろん、抑制装置7
0は本発明の範囲を逸脱することなく底部支持部24とは別の構成部品であって
もよいし、適切であれば如何なる形状であってもよい。
70との間の摩擦力が股ベルト34の動きを制限するように抑制装置70を湾曲
をなして巻くように通される。抑制装置70は股ベルト34とひざベルト32と
の移動を安定させて制限するように形成される。好ましくは、抑制装置70は底
部支持部24と一体的に形成される。底部支持部24は前方部分と中央部分とを
有し、中央部分に開口72が配置される。抑制装置70は開口72内に延びる一
体的な一対のフランジ74を有し、股ベルト34がフランジ74周りに巻かれる
。開口72とフランジ74とはほぼH字形状を形成する。もちろん、抑制装置7
0は本発明の範囲を逸脱することなく底部支持部24とは別の構成部品であって
もよいし、適切であれば如何なる形状であってもよい。
【0019】 底部支持部24は前方部分に前方開口66を有し、股ベルト34がこの前方開
口66を通って上方に向かって通過する。底部支持部24の前方部分の前方開口
66には前方スロット76が結合され、この前方スロット76は股ベルト34を
前方開口66に挿入するために前方開口66へアクセスすることができるように
する。股ベルト34は前方開口66を通って下方へ通過して、底部支持部24の
下を通り、底部支持部24の開口72を通って上方へ向かい、フランジ74上を
通って、底部支持部24の開口72を通って下方へ向かい、ここからひざベルト
32と結合されるまで底部支持部24の下で延びる。このように設計することで
、通常の大きさの範囲内の小児の使用者の必要に応じて、受動的な股バックルの
位置決めができるようになる。特に、前方開口66は従来の位置より更に前方に
配置されるので、股ベルト34は股ベルト34の長さを調節する必要なく幅広い
範囲の小児をより快適に収容することができる。全ての場合、股ベルト34は、
バックル48が小児を拘束するように係止された時に水平に対して約45°〜9
0°の間の角度で延び、そしてベルトが拘束状態にロックされて配設される時に
はひざベルト32が小児の腿に亘って通過するようにバックル48を配置する。
口66を通って上方に向かって通過する。底部支持部24の前方部分の前方開口
66には前方スロット76が結合され、この前方スロット76は股ベルト34を
前方開口66に挿入するために前方開口66へアクセスすることができるように
する。股ベルト34は前方開口66を通って下方へ通過して、底部支持部24の
下を通り、底部支持部24の開口72を通って上方へ向かい、フランジ74上を
通って、底部支持部24の開口72を通って下方へ向かい、ここからひざベルト
32と結合されるまで底部支持部24の下で延びる。このように設計することで
、通常の大きさの範囲内の小児の使用者の必要に応じて、受動的な股バックルの
位置決めができるようになる。特に、前方開口66は従来の位置より更に前方に
配置されるので、股ベルト34は股ベルト34の長さを調節する必要なく幅広い
範囲の小児をより快適に収容することができる。全ての場合、股ベルト34は、
バックル48が小児を拘束するように係止された時に水平に対して約45°〜9
0°の間の角度で延び、そしてベルトが拘束状態にロックされて配設される時に
はひざベルト32が小児の腿に亘って通過するようにバックル48を配置する。
【0020】 股ベルト34はシートベルト拘束システムの固定地点として作用する。肩ベル
ト30の上方部分が頂部開口38と係合する地点を上方固定地点として使用して
もよい。加えて、ひざベルト32が側部スロット44を通って延びる二つの地点
は二つの更なる固定地点を形成すると考えられている。したがって、五点式のベ
ルトシステムが提供される。
ト30の上方部分が頂部開口38と係合する地点を上方固定地点として使用して
もよい。加えて、ひざベルト32が側部スロット44を通って延びる二つの地点
は二つの更なる固定地点を形成すると考えられている。したがって、五点式のベ
ルトシステムが提供される。
【0021】 本発明によれば、五点式の拘束システムを形成するベルトの布材料は一体的に
相互に連結されたユニットで形成される。相互に連結されたユニットの形のベル
ト材料は、後部支持部22および底部支持部24の様々な開口38、42を通さ
れることにより適切に固定され、五点式の拘束システムを形成する。特に、前方
開口66および前方スロット76は肩ベルト30およびひざベルト32に使用さ
れる開口およびスロットと同様である。ベルトを取付ける時、まず肩ベルト30
とひざベルト32と股ベルト34とはそれぞれ対応のスロット44、76を通っ
て引き入れられる。次に、ベルト30、32、34は、これらベルト30、32
、34が使用中にとどまる対応の開口38、42、66に配置されるように手動
で処理される。
相互に連結されたユニットで形成される。相互に連結されたユニットの形のベル
ト材料は、後部支持部22および底部支持部24の様々な開口38、42を通さ
れることにより適切に固定され、五点式の拘束システムを形成する。特に、前方
開口66および前方スロット76は肩ベルト30およびひざベルト32に使用さ
れる開口およびスロットと同様である。ベルトを取付ける時、まず肩ベルト30
とひざベルト32と股ベルト34とはそれぞれ対応のスロット44、76を通っ
て引き入れられる。次に、ベルト30、32、34は、これらベルト30、32
、34が使用中にとどまる対応の開口38、42、66に配置されるように手動
で処理される。
【0022】 以上、本発明を例示的に説明した。使用した用語は限定するものではなく、説
明用の言葉という性質を帯びたものを意図していることは明らかである。
明用の言葉という性質を帯びたものを意図していることは明らかである。
【0023】 もちろん、上述した技術に照らして、本発明の様々な修正および変更をするこ
とも可能である。従って、特許請求の範囲内で本発明を上述したものと別の方法
で実施してもよい。なお、特許請求の範囲の参照番号は理解しやすくするための
ものであり限定するものではない。
とも可能である。従って、特許請求の範囲内で本発明を上述したものと別の方法
で実施してもよい。なお、特許請求の範囲の参照番号は理解しやすくするための
ものであり限定するものではない。
【図1】 車両の座席と一体化した小児拘束シート組立体の斜視図である。
【図2】 内装カバー材が取り外された状態の小児拘束シート組立体の斜視図である。
【図3】 別の収縮機構を備えた図2に示した小児拘束シート組立体の斜視図である。
【図4】 図2の小児拘束シート組立体の後方斜視図である。
【図5】 図3の小児拘束シート組立体の後方斜視図である。
【図6】 図2の小児拘束シート組立体の底面図である。
【図7】 図6のライン7−7に沿って得た断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月29日(1999.12.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 図3および図5に示した手動収縮器56をさらに詳細に参照すると、収縮スト
ラップ54は横方向ベルト部分52から下方に向かって延びる。収縮ストラップ
54は手動収縮機構56を通って延び、図3に明示したように、さらにシート底
部の下で前方に延び、シート底部の前方開口66を通って上方に引き出される。
収縮ストラップ54の端部には把持ピース68が配置される。手動収縮器56は
従来の方法で収縮ストラップ54を受容することが分かる。収縮ストラップ54
が把持端部68により引っ張られると、収縮ストラップ54は手動収縮器56に
よりラチェット止めされ、これにより小児の胴を拘束するように肩ベルト30が
締め付けられる。手動収縮器56は解放ストラップ62を引っ張ることによって
のみ収縮ストラップ54との噛み合い(グリップ)を解放することができる。
ラップ54は横方向ベルト部分52から下方に向かって延びる。収縮ストラップ
54は手動収縮機構56を通って延び、図3に明示したように、さらにシート底
部の下で前方に延び、シート底部の前方開口66を通って上方に引き出される。
収縮ストラップ54の端部には把持ピース68が配置される。手動収縮器56は
従来の方法で収縮ストラップ54を受容することが分かる。収縮ストラップ54
が把持端部68により引っ張られると、収縮ストラップ54は手動収縮器56に
よりラチェット止めされ、これにより小児の胴を拘束するように肩ベルト30が
締め付けられる。手動収縮器56は解放ストラップ62を引っ張ることによって
のみ収縮ストラップ54との噛み合い(グリップ)を解放することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 マッケイ,アラン アール. アメリカ合衆国,ミシガン 48178,ライ オン,ブルックフィールド コート 22098 Fターム(参考) 3B087 CE05 DE06 【要約の続き】 限し、ベルトと小児とが確実にぴったり合うようにす る。
Claims (15)
- 【請求項1】 車両の座席と一体的な小児拘束シート組立体であって、 小児の胴を座った姿勢に支持するように構成されて配設された後部支持部と、 該後部支持部に揺動するように取付けられた底部支持部とを具備し、該底部支
持部は収納位置と展開位置との間で移動可能であり、展開位置にある時に小児を
座った姿勢に支持し、 前記後部支持部に亘って延びる一対の肩ベルトを具備し、該肩ベルトは小児の
胴を前記後部支持部に固定するように構成されて配設され、 前記底部支持部に亘って延びる一対のひざベルトを具備し、該ひざベルトは小
児のひざの辺りを固定するように構成されて配設され、 前記ひざベルトに一体的に連結された股ベルトを具備し、該股ベルトは前記底
部支持部から上方に延びて、前記肩ベルトと係合する小児拘束シート組立体にお
いて、 前記底部支持部に配置された抑制装置を具備し、該抑制装置は前記股ベルトお
よび前記ひざベルトの少なくとも一つと係合して、前記底部支持部に対する前記
股ベルトと前記ひざベルトとの動きを制限し、前記ベルトと小児とが確実にぴっ
たり合うようにしたことを特徴とする小児拘束シート組立体。 - 【請求項2】 前記股ベルトは前記底部支持部に対する股ベルトとひざベル
トとの移動を制限するために抑制装置と係合する請求項1に記載の小児拘束シー
ト組立体。 - 【請求項3】 前記股ベルトは該股ベルトと前記抑制装置との間の摩擦力が
該股ベルトの移動を制限するように該抑制装置を通って巻かれる請求項2に記載
の小児拘束シート組立体。 - 【請求項4】 前記抑制装置は前記底部支持部と一体的である請求項3に記
載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項5】 前記底部支持部は前方部分と中央部分とを有し、該中央部分
に開口が配置され、前記抑制手段は該開口内に延びる一対の一体的なフランジを
有し、前記股ベルトは該フランジ周りに巻かれる請求項4に記載の小児拘束シー
ト組立体。 - 【請求項6】 前記底部支持部は前方部分に前方開口を有し、前記股ベルト
は該前方開口を上方に向かって通過する請求項5に記載の小児拘束シート組立体
。 - 【請求項7】 前記股ベルトが前記前方開口に挿入されるように該前方開口
へアクセスするために、前記底部支持部の前方部分の該前方開口に結合される前
方スロットをさらに具備する請求項6に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項8】 前記底部支持部は前記ひざベルトが通過する一対の側部開口
を有する請求項7に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項9】 前記ひざベルトが前記側部開口に挿入されるように該側部開
口へアクセスするために、前記底部支持部の該側部開口に結合される一対の側部
スロットをさらに具備する請求項8に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項10】 前記後部支持部は前記肩ベルトが通過する一対の頂部開口
を具備する請求項1に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項11】 前記肩ベルトが前記頂部開口に挿入されるように該頂部開
口へアクセスするために、前記後部支持部の該頂部開口に結合される一対の頂部
スロットをさらに具備する請求項10に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項12】 前記一対の肩ベルトは右肩ベルトと左肩ベルトとを有し、
前記一対のひざベルトは右ひざベルトと左ひざベルトとを有し、前記右肩ベルト
と前記右ひざベルトとは組み合わされて一つの連続した右シートベルトを形成し
、前記前記左肩ベルトと前記左ひざベルトとは組み合わされて一つの連続した左
シートベルトを形成する請求項1に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項13】 前記肩ベルトと前記ひざベルトとの連結部において、前記
右シートベルトと前記左シートベルトとに取付けられたラッチをさらに具備する
請求項12に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項14】 前記ラッチに選択的に係合するために前記股ベルトの端部
に配置されたバックルをさらに有し、これにより前記肩ベルトと前記ひざベルト
とが前記股ベルトに固定される請求項13に記載の小児拘束シート組立体。 - 【請求項15】 前記ラッチと前記後部支持部の前記頂部開口との間におい
て各肩ベルトに取付けられた肩ベルトクリップをさらに有し、該肩ベルトクリッ
プは前記肩ベルトをほぼ平行な状態に維持する請求項14に記載の小児拘束シー
ト組立体。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US6977797P | 1997-12-16 | 1997-12-16 | |
US60/069,777 | 1997-12-16 | ||
PCT/CA1998/001148 WO1999030935A1 (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Child restraint seat safety belt assembly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002508274A true JP2002508274A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=22091157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000538891A Pending JP2002508274A (ja) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | 小児拘束シートの安全ベルト組立体 |
Country Status (9)
Country | Link |
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US (1) | US6089662A (ja) |
EP (1) | EP1040030A1 (ja) |
JP (1) | JP2002508274A (ja) |
KR (1) | KR20010033138A (ja) |
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BR (1) | BR9813589A (ja) |
CA (1) | CA2311304C (ja) |
WO (1) | WO1999030935A1 (ja) |
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