JP2002508088A - クロストークを低減した音響光学変調器アレイ - Google Patents

クロストークを低減した音響光学変調器アレイ

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JP2002508088A JP50867099A JP50867099A JP2002508088A JP 2002508088 A JP2002508088 A JP 2002508088A JP 50867099 A JP50867099 A JP 50867099A JP 50867099 A JP50867099 A JP 50867099A JP 2002508088 A JP2002508088 A JP 2002508088A
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Abstract

(57)【要約】 音響光学変調器を用いたマルチチャネルレーザービーム装置における電気的クロストーク(RF)を低減する。これは記録密度を低減することなしに、変調器の電極(44a、...44h)を2次元のアレイとして配置することにより行われる。これにより、得られるレーザービームスポット間にポテンシャルギャップが生じる問題が発生するが、このギャップはレーザビームの所定の光路に配置されたビーム並進装置(50)により補正される。

Description

【発明の詳細な説明】 クロストークを低減した音響光学変調器アレイ 関連する出願へのクロスリファレンス 本明細書の請求の範囲に対して1997年7月8日付米国国内出願の第60/ 051973号明細書の出願日を主張する。 発明の背景 本発明の技術分野 本発明は光ビームの変調、変調されたレーザービームでの特に高い記録密度を 有する改善された音響光学変調器に関する。 従来技術の説明 マルチチャネルレーザービーム装置は例えばレーザ−書き込みの適用分野、例 えば電子回路基板を作成する目的で複数のレーザービームを用いてフォトレジス ト上にパターンを描画する分野で使用されている。この装置は周知の音響光学変 調器アレイを使用している。この種の変調器では電気エネルギが圧電変換器を介 して音波に変換され、音波が入射するレーザービームないし光ビームを変調する 。音波は変調器ボディの光学屈折率を歪ませる。このボディは典型的には結晶性 材料またはガラスから成っており、この中をレーザービームが通過する。歪みは 空間的にも時間的にも周期 性を有しており、したがってレーザービームを偏向または変調させる3次元のダ イナミックな回折格子を生じさせる。このような音響光学デバイスは広帯域の信 号処理において周知である。 このような変調器10の例が図1のAに示されている。ここには変調器ボディ 14の外側が示されている。光ビーム16はボディ14の左方表面から到来し、 ボディ14を通過する。水平方向の線は回折格子特性を示している。変調器ボデ ィ内の分子は音波の存在により圧縮されているかまたは展開されており、3次元 のダイナミツク位相格子効果を生じさせ、従来の回折格子を生じさせるのではな いことを理解すべきである。電気入力信号(“入力”)は変換器ボディ21の表 面電極20に印加される。この変換器ボディは圧電材料から成る薄いプレートで あり、変調器ボディ14の表面にボンディングされている。変換器ボディ21は 電極20の下方に配置されている。光ビーム16はボディ14に表面を介して圧 電変換器21がボンディングされている表面に直交的に入射する。電気入力信号 の周波数およびパワーにより、生じた音波の存在に起因して変調器ボディ14を 通過しながら光ビーム16がどの程度偏向されるかを定める。一般には音響的な 終了点例えば吸音器22が変調器ボディ14の変換器ボディ21がボンディング されているのとは反対側の表面に設けられ、電気信号が印加される。これに代え て、変換器ボディ21がボンディングされているのとは反対側の変調器ボディの 表面を所定の角度で切断して、入射する音波が軸線から外れて反射し、徐々に変 調器ボディによって吸収されるように構成することができる。 電極20とグラウンド電極24との導電接続により電気入力ポートが形成され 、そこへ印加される電圧信号が空間的に均一な電場を変換器ボディ21の圧電性 の活性領域に形成する。これにより均一な音波が発生され、変調器ボディ14内 を伝搬する。一方で変調器ボディは光ビーム16の意図的な偏向を生じさせる。 変調器14の材料の光弾性係数により、実際の効果は変調器ボディ14の屈折率 におけるかなりの変動によって生じる。変調器ボディは基本的には音速で伝搬す る運動性の(ダイナミックな)回折格子を形成し、この格子強度入力の電気エネ ルギによって定められる。出力光ビームの偏向角および運動性の回折格子が生じ る際の規模は音波の周波数および振幅に依存する。 図1のAには唯一の変換器21のみが示されており、この変換器は入射する唯 一の光ビーム16を変調するための入力電極20を有している。このコンテクス トにおける“光ビーム”は変調することのできる全ての電磁波を指しており、可 視光だけではなく、レーザーまたは他の線源からの紫外光または赤外線を含む他 の周波数の光を含む。 図1のBのマルチチャネル変調器の平面図に示されているマルチチャネルレー ザービーム装置では、電極側から入射する複数のレーザー光ビーム16a、16 b、16c、16dが唯一の変調器ボディに印加される。変調器ボディの表面に は相応する数の変換器電極20a、20b、20c、20dが形成されており、 変調すべき各ビームに対して1つの変換器電極が対応する。図1のBの平面図に 示されているような装置は複数の電極20a、20b、20c、20dを変調器 ボディ14上の変換器ボディの表面に有している。典型的には4つ以上または8 つ以上の電極が存在しており、それぞれ相応の入射ビームを偏向する。各電極の 物理的なサイズは変調器の帯域幅(速度)の2乗に反比例しており、高速の変調 器アレイの場合にきわめて小さくすることができ、10MHzのオーダの変調器 の帯域幅に対して数100μm〜数mmのオーダである。この種の変調器の変換 器アレイを従来のフォトリソグラフィ手段を用いて形成し、小さい電極を規定す ることは周知の手法である。ただし短絡を阻止するために電極の間には有限のギ ャップが設けられる。 典型的なレーザー描画装置では意図的な応用が小さなレーザービームドットの アレイを形成するために時間的に変調されて行われ、典型的には1インチ当たり 300個〜10000個以上の記録密度を有するドットが描画媒体上に形成され る。変調された光学ドット アレイをドットアレイ方向に対して正規直交の方向に移動させると、つまりラス タ走査させると、光感応性の媒体に変調信号による記録画像が形成される。もち ろん連続的な特性のパターンを印刷するためには、光感応性の媒体上の隣接する レーザービームドット間に著しいギャップがあってはならない。 所望のレーザービームドットは変調器アレイのレーザービームよりも大幅に小 さくなる傾向があるので、光学的な描画技術がレーザービーム径を低減するため に使用され、変調器アレイからの隣接の変調レーザービーム間のギャップが消去 される。 図2のAの左方には従来技術の4チャネルのリニア変調器アレイからの光出力 ビームが示され、このビームは隣接するレーザービームドット間に有限のギャッ プを有しており、図の右方には関連してレーザービーム強度が示されている。ギ ャップは走査方向が図2のBに示されているレーザービームアレイの方向に対し て相対的に回転される場合に低減または消去することができる。図2のAの1次 元のアレイでは隣接するチャネル間の各キャップは同じベクトル量dを有する。 線画像を図2のBのように角度αで回転させると、ドット間の全てのギャップは 距離d(cosα)まで低減される。ギャップはd(cosα)がほぼレーザー ビーム径に等しい場合効果的に走査パターン内で消去される(図2のBの右方を 参照)。d(cosα)が レーザービーム径よりも小さい場合には、得られる光強度分布はきわめて滑らか になる。 ただし走査方向の回転後に書き込みビームは走査方向に沿って図2のBのよう に分離される。ラスタパターンの第1の線は後続の線に先行して印刷される。ず らされた走査線は各チャネルへのRF入力信号を隣接するビームに対する時間的 先行分に等しい量だけ遅延させることによって補償することができる。適切なビ ームの遅延により拡散する変調ビームのビームドットは効果的に“ライン状”に される。米国特許第4796038号明細書および第4806921号明細書を 参照されたい。 図1のCには音波が所定の距離を伝搬して入射レーザービームに関連し、信号 の音響的遅延を生じさせることが示されている。実際にはこの距離には僅かでは あるが有限の変動が生じ、変調されたレーザービーム間の信号遅延のばらつきを もたらす。このばらつきは電気的遅延から音響的遅延を減算して変調ビームのド ットを“ライン”にすることにより消去される。 しかし密にパッケージングされた変調器アレイでは音響的な近接性と電気的な 近接性の両方により過度のチャネル間クロストークの問題が存在する。各電極2 0a)...、20dで発生された音波を伝搬させる間の音響的なクロストークは 通常、波の回折理論にしたがってふるまい、変換器電極および変調器ボディのジ オメトリを考慮することにより最小化できる。ただし到来する信号内の電気的R Fクロストーク(高周波クロストーク)は変換器アレイに加えられて消去がより 困難となり、通常はクロストーク源が支配的である。この問題は特に誘導性のR Fコイルが変換器電極20a、...、20dのインピーダンスマッチングが必要 とされ、また供給導体と各変換器電極20a、...、20dに接続されている( 図示されない)ボンディングワイヤとが近接しているために困難である。 入射するレーザービームを遮断するために、変換器電極への給電は変調器の変 換器アレイの2つの側から到来させなければならない。多数の供給導体が変換器 電極の長さの僅か数mmの領域に押し込まれざるを得ない。変換器素子が入射す る光ビームに平行な方向に分散されている場合にはこうした密な記録密度により 容易に2次元の変調器アレイが得られる。 音響光学変調器の他の重要な特性は変調器ボディの中央の光学軸線の屈曲であ る。図1のCには図1のBの構造体の側面図が示されており、ここでは接続ワイ ヤ26を有する第1の電極20aのみが示されている。他の電極は正確に電極2 0aとともに1列に配置されているので見えない。並列の水平方向の線のグルー プは回折格子を示しているが、これはもちろん実際には見えない。レーザービー ム16aの入射角(変調器ボディ14の外側の空気中で測定された角度)は周知 のようにブラッグ角θBであり、これは で与えられる。ここでλは入射するレーザービーム16aの波長であり、Λは音 波の波長である。出力レーザービームは音響光学的な回折格子に対して対称であ り、θBの出射角を有する。したがって図示のように入射するレーザービーム1 6aは音響光学変調器の中央で伝搬方向に全偏向角2θBだけ屈曲している。 概要 本発明によれば、1次元のみの電極列に代えて、変換器電極がレーザービーム の伝搬方向に分散され、RF供給回路に対するより大きな間隔が得られる。 多数のチャネルを有する変調器アレイでは、変換器電極は2次元で複数の列( 少なくとも2つの列)に配置することができ、各列は少なくとも1つの電極を有 する。この2次元の音響光学変調器アレイでは隣接する変調器素子(電極)間に 両方向での物理的な分離度の大幅な増加が可能となる。物理的な分離度が大きく なるにつれて変調器アレイへの供給導体間の電気的絶縁性を簡単に高めることが でき、近接するチャネル間で有効な分離を行うことができる。 ただし本発明の発明者が発見したところでは、2次元の変調器アレイは音響光 学変調器の中央の光学軸線の屈曲に関する問題に起因して望ましくない画像アー ティファクトを発生させることがある。このため隣接 する走査線間のプリントギャップを消去するために付加的な処理を行わなければ ならない。 2次元のアレイでは平行な列による変調器の行が存在する。各変調器の中央の 光学軸線の屈曲により1つの行の変調器からの出力ビームはラテラル方向での2 DsinθBのオフセットを示す。ここでDは変調器の行における素子間分離で ある。したがってそれぞれの列全体の出力ビームは行内の配列順序に対して共通 したラテラル方向オフセットを示す。その結果2次元の変調器アレイの出力ビー ムは線形の分布ではなく2次元の分布を示す。 一般に2次元の出力レーザービームアレイが走査方向に対して行内の隣接する 素子間の垂直方向の分離度に近似する量だけ回転されると、行間のギャップGは 有効な書き込みビームアレイを発生させる。 本発明による補正により、発生したビームは隣接する全てのビーム間に均一な ピッチないし間隔を有する分布を示す。1つの実施形態では、画像の行間のギャ ップはビーム並進装置、例えば傾斜されたパラレルプレートを変調器アレイ後方 の所定のビーム素子の光路に設けることにより除去される。これにより全てのチ ャネルのビームが均一なピッチの唯一の真直な線となることがわかった。 これに代えて、入射するレーザービームがビーム源 の個所で例えば傾斜されたパラレルプレートにより前処理され、これによりビー ムが真直な線(または均一なピッチを有する線)を形成して変調器ボディから出 射される。 図面の簡単な説明 図1のA、B、Cには従来技術による音響光学変調器が示されている。 図2のA、Bには従来技術による1次元の電極アレイと得られる走査パターン とが示されている。 図3には本発明による変調器アレイの2次元の電極アレイの例が示されている 。 図4には、本発明による行形の変調器がどのように入射ビームに整合されて偏 向されてビームをラテラル方向でオフセットさせるかが示されている。 図5のA、B、C、Dには本発明による2次元の電極アレイと得られる走査パ ターンとが示されている。 図6には本発明によるギャップを補償するための傾斜されたパラレルプレート の用法が示されている。 図7には傾斜されたパラレルプレートの選択的な配置状態が示されている。 詳細な説明 図3には本発明による音響光学変調器のボディ40の表面上の変換器電極アレ イが示されている。この実施例で図示されているのは複数の列として配置された 8つの電極である。他の構成要素、例えばこれらの電 極に接続されたワイヤおよび吸音器は、上述のように従来のものと同様なので図 示されていない。ここでは電極の配置の仕方だけが異なっている。この場合には 4つの列が存在している。第1の列は電極44a。44eを有しており、図示の 列はずれて配置されている。各列の間の分離度はフォーカスの光学的深度によっ て制限されている。なぜなら全ての音響光学変調器を入射するレーザービームの フォーカス内に配置してピーク変調速度およびピーク回折効率を達成しなければ ならないからである。数100μmの直径の典型的なレーザービームではフォー カス深度は数cmとなり、変調器から成る長い行または平行な列から成る行を得 ることができる。 図3には1つの列当たり2つの電極が示されているが、他の実施例では列当た り1つだけ、または列当たり2つ以上の電極が存在する。 有利には隣接する変調器素子(電極)間の物理的な分離度が大幅に増大され、 これによりRF信号の分離が容易になる。 ただしこの電極アレイには、図3の音響光学変調器の中央の光学軸線および図 4の構造体の側面図に示された光学軸線の屈曲に関連したユニークな特性がある 。変調器の1行における隣接するビームのラテラル方向でのオフセットは図4に 示されているように2DsinθB に等しく、ここでDは隣接する電極列の間のピッチであり、θBはブラッグ入射 角である。 チャネル数が少ない場合には変調器アレイの全ての素子を傾斜された1つの行 、すなわち図3の素子44a、44b、44c、44dとしてのみ配置すること ができる。得られるビームスポットが傾斜された角度、列方向での電極の分離状 態、および行方向で圧縮された電極の分離状態(2DsinθB)にかかわらず 真直な線として保持される。 図3の2次元の音響光学変調器の出力側では、レーザービームスポットは図1 のAの従来技術によって形成される所望の単純な線形の分布に代えて、図5のB に示されているレーザービームの2次元の分布を形成する。 図5のA、B、C、Dには8チャネルの変調器アレイにより2次元で変調され たビームアレイが示されている。変調器は図3と同様に4つの電極列として電極 間のピッチDで配置された8つの電極を有する。図5のBに示されているこのア レイの光出力(ビームスポット)はそれぞれ4つのドットから成る2つの線を有 している。この線はx方向(水平方向)に沿って間隔2DsinθB、y方向す なわち垂直方向に沿って間隔dを有している。ビームアレイを走査方向に対して 回転させると隣接する走査線間のギャップが消去され、走査線装置は図5のCに 示されているような形態と なり、レーザー強度プロフィルはy方向に沿って図5のDに示されているように 連続する走査線の2つのグループがギャップGで分離されている状態となる。一 般にこのギャップは望ましくない。図5のCでは であり、ここでであり、φは回転角である。 この問題を解決するアプローチは次のようなものとなる。 1つの方法は図6に示されているようにビーム並進装置を設けることである。 この装置は例えば傾斜された“パラレルプレート”50であり、このプレートは ビーム軸線に対して傾斜されており、光学的に平坦なガラスから成る。このプレ ートはラテラル方向で複数のビームないしチャネルを並進運動ないしオフセット する。このことは図6の水平方向の線として示されている。プレート50の傾斜 角は上述のギャップを克服するのに必要なビームのオフセット量の関数である。 したがって図6に示されているように、唯一の傾斜されたパラレルプレート50 を8チャネルの変調器アレイ40の上方のチャネル1〜4に対する共通の光路に 導入することにより、8つのビーム全てを均一なピッチの1つの真直な線にする ことができる。このことは得られた書き込みパターン56として示されている。 パラレルプレート50をこれに代えて変換器ないし変調器40の“上流側”に 配置し、これにより図7に示されているように“プレ傾斜”を達成することがで きる。選択的に複数の傾斜されたパラレルプレートは変調器アレイ装置に依存し て構成することができる。例えば付加的なチャネルは付加的なパラレルプレート を必要とする。 図7の装置は、変調器に入ってくる前にビームスポットが比較的大きな径とな り、したがってチャネル間の間隔がより大きくなり、傾斜されたプレート50の 傾斜角の臨界条件が小さくなるので有利であることがわかっている。加えてこれ はビームスプリッタアレイの部分として簡単に達成することができる。ビームス プリッタアレイは複数のレーザービームを変調器アレイに対して定める。 電極の個々の形状は本発明の2次元の電極アレイの使用に際してあまり重要で はない。典型的な適用分野ではアスペクト比が例えば10:1以上の比較的長く 幅の狭い電極が使用されているが、これに限定されない。電極は例えば長方形、 菱形、または他の形状でもよい。電極の典型的な形状およびサイズは寸法300 μm×6mm(6000μm)の細長い長方形、すなわち20:1のアスペクト 比である。典型的な相応のビームスポット径は変調器ボディのセンタの個所で1 00μm〜200μmである。 ここでの説明は例示的なものであり、本発明はこれに限定されない。他の修正 形態は当業技術者がこの明細書を考慮する場合、および添付の請求の範囲内に相 当する場合に可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,I L,JP,KR,MX,RU,SG (72)発明者 ジョン エム タムキン アメリカ合衆国 アリゾナ オロ ヴァレ ー エヌ.カッパー スプリングス トレ イル 11306

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 入射する複数の放射ビームが内部を通過するのに適した変換器ボディと、 該変換器ボディの表面上の複数の電極とを有しており、 該電極の1つはそれぞれの放射ビームに結合されており、 前記電極は入射する放射ビームによって定められる軸線に対して複数の行列 を有するアレイとして配置されている、 ことを特徴とする音響光学変調器。 2. 前記アレイは各列に少なくとも1つの電極を有する、請求項1記載の変調 器。 3. 第1の列の電極は隣接する第2の列の電極に対してずらされて配置されて いる、請求項2記載の変調器。 4. 各電極のアスペクト比は少なくとも10:1である、請求項1記載の変調 器。 5. さらに入射するビームを並進運動させるように構成されたビーム並進装置 を有している、請求項1記載の変調器。 6. 前記ビーム並進装置は変換器ボディとビーム源との間に配置されている、 請求項5記載の変調器。 7. 前記ビーム並進装置は変換器ボディとビームの 到達点との間に配置されている、請求項5記載の変調器。 8. 前記ビーム並進装置は透明なプレートであり、入射するビームの軸線に対 して所定の角度で傾斜されている、請求項5記載の変調器。 9. 前記電極は2つのグループとして配置されており、一方の電極のグループ に入射するビームのみが前記ビーム並進装置に入射する、請求項5記載の変調器 。 10. さらに変換器ボディを通過した後に均一なピッチが定められるようにビ ームを集合的に配置する手段を有する、請求項1記載の変調器。 11. 入射する複数のビームを一方が他方に沿うように配置するステップと、 入射するビームによって定められる軸線に対してビームを2次元で音響的に 偏向し、該ビームを変調するステップとを有する、 ことを特徴とする入射する複数の放射ビームを変調する方法。 12. さらにビームの一部を並進運動させるステップを有し、並進運動および 偏向された後のビームを相互に均一なピッチで配置する、請求項11記載の方法 。 13. 並進運動させるステップを偏向のステップの後に行う、請求項12記載 の方法。 14. 並進運動させるステップを偏向のステップの前に行う、請求項12記載 の方法。 15. さらに入射するビームを音響的に偏向される前に配置し、音響的に偏向 された後ビームがターゲットに入射する際に集合的に相互に均一なピッチを定め るステップを有する、請求項11記載の方法。
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