JP2002507704A - 玉軸受用ケージおよび該ケージを含む玉軸受 - Google Patents

玉軸受用ケージおよび該ケージを含む玉軸受

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JP2002507704A JP2000538160A JP2000538160A JP2002507704A JP 2002507704 A JP2002507704 A JP 2002507704A JP 2000538160 A JP2000538160 A JP 2000538160A JP 2000538160 A JP2000538160 A JP 2000538160A JP 2002507704 A JP2002507704 A JP 2002507704A
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cage pocket
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フィールリング,ヤンニック,ピエーレ,ヒューバート
ライデル,ベンクト,エリック,レナルト
スタッケ,ラーシュ,エリック
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Abstract

(57)【要約】 玉軸受用のケージは、輪形要素(1)に対して伸長しているプロング(2、3)を付与された輪形要素を含み、ケージポケット(4)は、隣接するプロング(2、3)の対に囲まれており、かつ、前記プロングの対は、それぞれ開口(5)を規定しており、該開口を通して、玉要素(6)は、輪形要素(1)に対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、ケージポケット(4)内に収容できる。輪形要素(1)の円周方向において、少なくとも一つのケージポケット(4)は、細長く延びた形状を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、輪形要素に対して伸長しているプロングを付与された輪形要素を含
み、ケージポケットは、隣接するプロングの対に囲まれており、かつ、前記プロ
ングの対は、それぞれ開口を規定しており、該開口を通して、玉は、輪形要素に
対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、ケージポケット内に収容できる
玉軸受用のケージに関する。
【0002】 このようなケージは、一般に既知であり、玉は、前記玉が、それぞれのポケッ
トに同時にスナップ嵌めされるように、共にそれらを押し込むことにより、組み
立てられる。ポケットは、ケージが、玉により完全に支持されるように形成され
ており、したがって、ケージと軸受の内輪あるいは外輪との間にいかなる直接接
触も起こらない。
【0003】 玉は、ケージにより、予め決められた間隔で保持されている。ケージは、ケー
ジと全ての玉との係合の結果として、変動する荷重を受ける。前記荷重は、軸受
が全体として受ける条件、すなわち、ミスアラインメント、およびスラスト荷重
および加速度等の(回転する)内輪への荷重により生ずる。これら条件は、ケー
ジ、特にケージポケットと関連する玉の間に、あるパターンの接触力を発生させ
る。
【0004】 接触力は、軸受に掛かる外部条件、およびケージポケット内の玉の挙動により
生ずる。各玉は、対応するケージポケット内に、いくらかの遊隙と共に収容され
ており、この遊隙は、玉およびケージポケットの、円周軸受方向における相対的
な前方/後方運動を生ずる。したがって、ポケットの前および後に、最高の接触
力が現れる。
【0005】 しかしながら、軸受の外輪に対する内輪のミスアラインメントもまた、この点
で、役割を演じる。このようなミスアラインメントは、玉およびポケットに非対
称パターンの荷重を加え、これは、ケージに対する玉の後方および前方運動と組
み合わされて、高い接触力を生ずる。これらの力は、ケージ材料の過大な摩耗お
よびより早い疲労破壊、並びに、軸受全体としての不安定な回転挙動を生ずる。
高速回転の条件下では、これら現象は、さらに悪化する。
【0006】 本発明の目的は、この問題に対して解決策を提供するものである。この目的は
、輪形要素の円周方向において、少なくとも一つのケージポケットが、細長く延
びた形状を有することにより達成される。
【0007】 ケージポケット(群)の細長く延びた形状は、接触力の低減を生ずる。それに
より、摩耗寿命の改善等、軸受の回転特性に関する利点が得られる。
【0008】 ケージポケットの細長く延びた形状は、いくつかのやり方で得ることができる
。しかしながら、前記形状は、玉に対する必要な支持機能も保証しなければなら
ない。したがって、本発明によれば、前記少なくとも一つのケージポケットは、
それぞれ球形の内面を有する二つの対称的なケージポケットの半分を含み、該ケ
ージポケットの半分の間隔は、前記内面の球直径より大きい。
【0009】 望ましくは、球形の対称的なケージポケットの半分は、中間ケージポケットピ
ースを囲んでいる。問題の玉の適切な案内が保証されれば、他の形状も可能であ
る。
【0010】 玉要素の円周方向における適切な前後の案内が得られるのは、中間ケージポケ
ットピースの内面が、その軸が輪形要素の軸に一致する輪環体に従って湾曲して
いる場合である。特に、中間ケージポケットピースの内面および隣接ケージポケ
ットの半分の内面は、それらの接合個所において、輪形要素の軸を通る平面内で
同様に湾曲し、前記表面の間に滑らかな遷移を与えている。
【0011】 好適な実施例によれば、プロングは、それぞれ、中間プロング本体から伸長し
ており、前記中間プロング本体は、それぞれ、二つの隣接ケージポケットの間に
位置している。中間プロング本体は、連続するケージポケットの間の仕切を構成
し、プロングの必要な保持剛性、およびそれと組み合わされた玉のケージポケッ
トへのスナップ嵌めに必要な柔軟性を与えている。
【0012】 各中間プロング本体は、二つの隣接プロングの根元に接続されている。
【0013】 ケージポケットは、正規の間隔を取ってもよいが、別法として、不規則な間隔
も可能である。望ましくは、輪形要素の円周方向において、どのケージポケット
も細長く延びた形状を有している。
【0014】 本発明はまた、それぞれ軌道を含む内輪および外輪、および輪形要素に対して
伸長しているプロングを付与された輪形要素を含み、ケージポケットは、隣接す
るプロングの対に囲まれており、かつ、前記プロングの対は、それぞれ開口を規
定しており、該開口を通して、玉要素は、輪形要素に対して、軸方向にスナップ
嵌めすることにより、ケージポケット内に収容され、したがって、前記ケージは
、玉要素により支持される玉軸受にも関する。
【0015】 本発明によれば、輪形要素の円周方向において、少なくとも一つのケージポケ
ットは、細長く延びた形状を有している。
【0016】 本発明による軸受において、ケージは、玉に完全に支持されている。前記ケー
ジは、玉との係合の結果として、変動する荷重を受けるが、それにもかかわらず
、有利なパターンの接触力および滑らかな回転挙動が、ケージポケットの独特の
細長く延びた形状の結果として得られる。
【0017】 以下、図に示した実施例を参照して、本発明を説明する。
【0018】 図1は、本発明によるケージの斜視図である。
【0019】 図2は、図1によるケージの展開上面図である。
【0020】 図3は、ケージポケットの拡大尺度の詳細図である。
【0021】 図1および2に示したケージは、輪形要素1を含み、前記輪形要素1に対して
伸長しているプロング2、3を保持している。プロング2、3の対は、それぞれ
ケージポケット4を囲み、各ケージポケット4に近接する開口を規定している。
【0022】 展開図である図2に示したように、玉6は、ケージポケット5内に収容可能で
ある。この目的のため、一連の玉6とケージは、輪形要素の軸方向にスナップ嵌
めすることにより、組み立てられる。玉6は、プロング2、3の対の間に規定さ
れる開口5を介して、対応するケージポケットに入る。輪形要素1およびプロン
グ2は、この工程で変形され、玉6は、ひとたびスナップ嵌めされると、それぞ
れのケージポケット4に確実に保持される。
【0023】 図2に示したように、輪形要素1の円周方向における全てのケージポケットの
形状は、幾分細長く延びている。それにより、各玉6は、輪形要素の円周方向に
見られる遊隙を、前方および後方の方向に、いくらか有している。本発明によれ
ば、ケージポケットの全てが細長く延びた形状を有していなくてもよい。しかし
ながら、ケージポケットの少なくとも一つは、このような細長く延びた形状を有
していなくてはならない。
【0024】 このようにして得られた遊隙は、回転挙動および玉6と各ケージポケットの対
向壁7、8の間の荷重にプラスの影響を及ぼす。
【0025】 さらに、内壁、特に、各ケージポケットの部分7、8は、玉6の玉の形状に幾
分合わせてもよい。
【0026】 プロング2、3とは反対の方向を向いている輪形要素の側面にあるくぼみ12
は、製造目的のために設けてある。
【0027】 図1、2の実施例から明らかなように、隣接するケージポケット4のプロング
2、3は、共通の中間プロング本体9に属している。これらプロング本体9は、
輪形要素1の軸方向に、ある一定の距離に亘って伸長している。プロング2、3
、特に、その根元10は、これらプロング本体9に接続している。プロング2、
3の根元10が接続しているプロング本体9の面12は、ケージポケット4の底
面11から、ある距離に存在している。したがって、プロング2、3は、比較的
短いが、ケージの残りの部分と相俟って、玉6を対応するケージポケット4にス
ナップ嵌めするのに十分な柔軟性を有する一方、十分な保持能力を依然として維
持する。
【0028】 図3に拡大尺度で示したように、各ケージポケット4は、二つの対称的で球形
のケージポケットの半分13、14を含み、これらは、中間ケージポケットピー
ス15を囲んでいる。中間ケージポケットピース15は、同様に示した輪環体1
9に従って形成された内面を有している。前記内面は、ケージポケットの半分1
3、14の球形内面に、(想像上の)接合線を通して、滑らかに溶け込んでいる
【0029】 ケージポケットピース15の介在の結果として、隣接ケージポケットの半分1
3,14の表面の間隔(もしくは輪形要素1の円周方向の最大相互距離)は、隣
接ケージポケットの半分13,14の前記内面の形状を規定する球の直径より大
きい。
【0030】 前記ケージポケットピース15は、輪環体(その軸は、輪形要素の軸に一致し
ている)に従って湾曲している内面を有している。
【0031】 したがって、玉6は、プロング2、3とケージポケット4の湾曲部分の間に確
実に保持されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、輪形要素に対して伸長しているプロングを付与された輪形要素を含
み、ケージポケットは、隣接するプロングの対に囲まれており、かつ、前記プロ
ングの対は、それぞれ開口を規定しており、該開口を通して、玉要素は、輪形要
素に対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、ケージポケット内に収容 き、各ケージポケットは、それぞれ球形の内面を有する二つの対称的なケージポ ケットを含む 玉軸受用のケージに関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 このようなケージは、FR-A-1198221以来、既知であり、玉は、前記玉が、そ
れぞれのポケットに同時にスナップ嵌めされるように、共にそれらを押し込むこ
とにより、組み立てられる。ポケットは、ケージが、玉により完全に支持される
ように形成されており、したがって、ケージと軸受の内輪あるいは外輪との間に
いかなる直接接触も起こらない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明の目的は、この問題に対して解決策を提供するものである。この目的は
、輪形要素の円周方向において、少なくとも一つのケージポケットが、細長く延
びた形状を有し、該ケージポケットの半分の間隔は、前記内面の球直径より大き ことにより達成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 本発明はまた、それぞれ軌道を含む内輪および外輪、リングの軌道と接触する 玉要素、 および輪形要素に対して伸長しているプロングを付与された輪形要素を
むケージを含み、ケージポケットは、隣接するプロングの対に囲まれており、
かつ、前記プロングの対は、それぞれ開口を規定しており、該開口を通して、玉
要素は、輪形要素に対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、ケージポケ
ット内に収容され、各ケージポケットは、それぞれ球形の内面を有する二つの対 称的なケージポケットの半分を含み、 したがって、前記ケージは、玉要素により
支持される玉軸受にも関する。 このような玉軸受はまた、FR-A-1198221以来、既知である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 本発明によれば、輪形要素の円周方向において、少なくとも一つのケージポケ
ットは、細長く延びた形状を有しており、該ケージポケットの半分の間隔は、前 記内面の球直径より大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライデル,ベンクト,エリック,レナルト オランダ国、エヌエル 3723 エクスイー ビルトホーフェン、イエペンラーン 53 (72)発明者 スタッケ,ラーシュ,エリック スウェーデン国、エスイー 33591 グノ ーシィエ、スタッケボ Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA42 AA52 AA62 BA25 BA44 FA01 FA31 FA46

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪形要素(1)に対して伸長しているプロング(2、3)を
    付与された輪形要素(1)を含み、ケージポケット(4)は、隣接するプロング
    (2、3)の対に囲まれており、かつ、前記プロング(2、3)の対は、それぞ
    れ開口(5)を規定しており、該開口を通して、玉要素(6)は、輪形要素(1
    )に対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、該ケージポケット内に収容
    できる玉軸受用のケージにおいて、輪形要素(1)の円周方向において、少なく
    とも一つのケージポケット(4)は、細長く延びた形状を有することを特徴とす
    る玉軸受用のケージ。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つのケージポケット(4)は、それぞれ球
    形の内面を有する二つの対称的なケージポケットの半分(13、14)を含み、
    該ケージポケットの半分の間隔は、前記内面の球直径より大きいこととする請求
    項1に記載のケージ。
  3. 【請求項3】 球形の対称的なケージポケットの半分(13、14)は、中
    間ケージポケットピース(15)を囲んでいることとする請求項2に記載のケー
    ジ。
  4. 【請求項4】 中間ケージポケットピース(15)は、その軸が輪形要素(
    1)の軸に一致する輪環体(19)に従って湾曲している内面を有することとす
    る請求項3に記載のケージ。
  5. 【請求項5】 中間ケージポケットピース(15)の内面および隣接ケージ
    ポケットの半分(13、14)の内面は、それらの接合個所(17、18)にお
    いて、輪形要素の軸を通る平面内で同様に湾曲し(16)、前記表面の間に滑ら
    かな遷移を与えていることとする請求項4に記載のケージ。
  6. 【請求項6】 プロング(2、3)は、それぞれ、中間プロング本体(9)
    から伸長しており、前記中間プロング本体(9)は、それぞれ、二つの隣接ケー
    ジポケット(4)の間に位置していることとする上記の請求項のうちのいずれか
    一つに記載のケージ。
  7. 【請求項7】 各中間プロング本体(9)は、二つの隣接プロング(2、3
    )の根元(10)に接続されていることとする請求項6に記載のケージ。
  8. 【請求項8】 軸方向において、各プロング(2、3)の根元(10)は、
    ケージポケット(4)の底面(11)から、ある距離に存在しており、前記底面
    (11)は、プロング(2、3)により規定される開口(5)に対向して位置し
    ていることとする請求項7に記載のケージ。
  9. 【請求項9】 輪形要素(11)の円周方向において、全てのケージポケッ
    ト(4)は、細長く延びた形状を有していることとする上記の請求項のうちのい
    ずれか一つに記載のケージ。
  10. 【請求項10】 それぞれ軌道を含む内輪および外輪、該リングの軌道と接
    触する玉要素(6)、および輪形要素(1)に対して伸長しているプロング(2
    、3)を付与された輪形要素(1)を含むケージを含み、ケージポケット(4)
    は、隣接するプロング(2、3)の対に囲まれており、かつ、前記プロング(2
    、3)の対は、それぞれ開口(5)を規定しており、該開口を通して、玉要素(
    6)は、輪形要素(1)に対して、軸方向にスナップ嵌めすることにより、ケー
    ジポケット内に収容され、したがって、前記ケージ(1)は、玉要素(6)によ
    り支持される玉軸受において、輪形要素(1)の円周方向において、少なくとも
    一つのケージポケット(4)は、細長く延びた形状を有することを特徴とする 玉軸受。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも一つのケージポケット(4)は、それぞれ
    球形の内面を有する二つの対称的なケージポケットの半分(13、14)を含み
    、該ケージポケットの半分の間隔は、前記内面の球直径より大きいこととする請
    求項10に記載の玉軸受。
  12. 【請求項12】 球形の対称的なケージポケットの半分(13、14)は、
    中間ケージポケットピース(15)を囲んでいることとする請求項11に記載の
    玉軸受。
  13. 【請求項13】 中間ケージポケットピース(15)は、その軸が輪形要素
    (1)の軸に一致する輪環体(19)に従って湾曲している内面を有することと
    する請求項12に記載の玉軸受。
  14. 【請求項14】 中間ケージポケットピース(15)の内面および隣接ケー
    ジポケットの半分(13、14)の内面は、それらの接合個所(17、18)に
    おいて、輪形要素の軸を通る平面内で同様に湾曲し(16)、前記表面の間に滑
    らかな遷移を与えていることとする請求項13に記載の玉軸受。
  15. 【請求項15】 プロング(2、3)は、それぞれ、中間プロング本体(9
    )から伸長しており、前記中間プロング本体(9)は、それぞれ、二つの隣接ケ
    ージポケット(4)の間に位置していることとする上記の請求項10乃至14の
    うちのいずれか一つに記載の玉軸受。
  16. 【請求項16】 各中間プロング本体(9)は、二つの隣接プロング(2、
    3)の根元(10)に接続されていることとする請求項15に記載の玉軸受。
  17. 【請求項17】 軸方向において、各プロング(2、3)の根元(10)は
    、ケージポケット(4)の底面(11)から、ある距離に存在しており、前記底
    面(11)は、プロング(2、3)により規定される開口(5)に対向して位置
    していることとする請求項16に記載の玉軸受。
  18. 【請求項18】 輪形要素(11)の円周方向において、全てのケージポケ
    ット(4)は、細長く延びた形状を有していることとする上記の請求項10乃至
    17のうちのいずれか一つに記載の玉軸受。
JP2000538160A 1998-03-20 1999-03-19 玉軸受用ケージおよび該ケージを含む玉軸受 Pending JP2002507704A (ja)

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