JP2002506694A - ポリマー性シリコーン潤滑を含む事前充填可能なシリンジ - Google Patents

ポリマー性シリコーン潤滑を含む事前充填可能なシリンジ

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Abstract

(57)【要約】 薬剤供給装置内のシーリング部材(54)および薬剤チャンバ(44)を潤滑する方法は、シーリング部材(54)の表面に潤滑シリコーンを提供することを含む。まずシーリング部材(54)を熱い脱イオン水中で洗浄し、そしてすすぎ、続いて乾燥させる。次いで乾燥したシーリング部材はポリマー性シリコーンとともにタンブルされ、次いで2.5〜4.0Mradのターゲット照射線量で照射されて、シリコーン分子をシーリング部材のエラストマー材料と結合させる。次いで照射されたシーリング部材を、一連の、チャンバを含むシリンジ(44)、事前充填式シリンジ、薬剤カートリッジ(70)、および針なし注射器アンプル(142)のいずれかに装填する。チャンバは、ガラス、またはプラスチックをコンパウンドするときにシリコーンなどの潤滑溶液と混合されたプラスチック材料から製造されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般的に薬剤供給システムの構成要素を潤滑する方法に関し、より
詳細には、シーリング部材および薬剤保持チャンバをポリマー性シリコーンで潤
滑する方法に関する。
【0002】 シリンジ、事前充填式シリンジ、薬剤カートリッジおよび針なし注射器など、
多数の薬剤供給システムは、薬剤およびシーリング部材を受容するための内部チ
ャンバを含む。シーリング部材は通常内部チャンバ内で滑動可能であり、内部チ
ャンバを形成する壁と流体を通さない関係にある。
【0003】 シーリング部材は多数の形態をとることができ、2つの従来の形態はストッパ
およびOリングである。シーリング部材はしばしばゴムまたはエラストマー材料
から作成される。多数の薬剤供給システムの内部チャンバはガラスまたはプラス
チックから作成される。シーリング部材と内部チャンバを形成する壁との間の流
体を通さない関係は、内部チャンバ内でのシーリング部材の動きへの大きい抵抗
をもたらす。典型的に、この抵抗は、内部チャンバの壁およびシーリング部材を
シリコーンなどの潤滑溶液で前処理することによって低減されている。典型的な
被覆方法では、シリコーンの溶液を用いてシーリング部材をかき混ぜ、次いでシ
リコーン溶液から取り除き、そして薬剤供給システムの内部チャンバ内に置く。
典型的に、内部チャンバの壁の表面もシリコーン溶液を用いて前処理されている
【0004】 典型的な潤滑方法にはいくつかの欠点がある。主要な欠点は、潤滑剤が典型的
にシーリング部材または内部チャンバに緩くしか固着しないことである。この緩
い固着のために、潤滑溶液が薬剤供給システム内に装填された薬剤中に堆積する
ことになる。いくつかの例では、シリコーンの球体が薬剤溶液内に懸濁している
のが見つかっている。従来のシステムに関連するもう一つの欠点は、シーリング
部材と内部チャンバの両方を潤滑溶液で被覆する必要が時々あることである。
【0005】 したがって、潤滑剤が薬剤中に堆積するのを防ぐ方法で潤滑される薬剤供給シ
ステムが望ましい。本発明は、潤滑剤が薬剤中に蓄積するのを防ぐ方法を使用し
て、シーリング部材およびチャンバ材料を潤滑化することを含む。
【0006】 (発明の概要) 概括して言えば、本発明は薬剤供給装置である。チャンバは、ガラス、または
プラスチック内に潤滑物質を含むプラスチックから作成された本体を有する。チ
ャンバは、薬剤を受容するための内表面を含む。シーリング部材は、チャンバ内
に滑動可能に受容され、そしてチャンバの内表面に密封係合する外表面を有する
。シーリング部材の外表面は潤滑シリコーン物質を含み、それは潤滑シリコーン
の分子間の架橋結合によってシーリング部材の外表面に固着される。架橋結合は
、潤滑シリコーンが外表面に塗布された後にシーリング部材を照射することによ
って形成されることが好ましい。
【0007】 最も好ましい実施形態では、シーリング部材上の潤滑シリコーンは、約100
,000センチストークの粘度を有するポリメチルシロキサンを含む。
【0008】 本発明の供給装置は、以下の基本工程を有する方法によって作成される。シー
リング部材の外表面を潤滑物質で被覆する。シーリング部材を被覆した後、潤滑
物質がシーリング部材の外表面に固着するように、シーリング部材および潤滑物
質は照射されて、潤滑物質の分子間の架橋結合を誘導する。次いでシーリング部
材の外表面がチャンバの内表面に密封係合するように、シーリング部材をチャン
バ中に挿入する。
【0009】 チャンバをプラスチックから作成する場合、チャンバは、プラスチック材料を
コンパウンドするプロセス中に潤滑物質をプラスチック材料に混合することによ
って形成される。チャンバは、その内部に潤滑物質を含有するコンパウンドされ
たプラスチック材料から形成される。チャンバ用のプラスチック材料内で使用さ
れる潤滑物質は、必ずしもそうではないが、シーリング部材の外表面上で使用さ
れる潤滑物質と同一であり得る。
【0010】 本発明のこれらの、およびその他の特徴および利点は、現在好ましい実施形態
の以下の詳細な説明から当業者には一層明らかになるであろう。詳細な説明に付
随する図面は以下のように説明できる。
【0011】 (好ましい実施形態の詳細な説明) ゴムまたはエラストマー材料から作成されることが好ましいストッパ部材を潤
滑する本発明の方法のフローチャートを図1に示す。工程20では、シーリング
部材を洗浄する。シーリング部材は、熱い脱イオン水で洗浄することが好ましい
。シーリング部材は、脱イオン水中で華氏154度(67.8℃)と華氏181
度(82.8℃)の間の温度で1.5分間洗浄することが最も好ましい。
【0012】 工程22では、シーリング部材をすすぐ。シーリング部材は、脱イオン水中で
すすぐことが好ましい。シーリング部材は、脱イオン水中で華氏154度(67
.8℃)と華氏181度(82.8℃)の間の温度で7.5分間すすぐことが最
も好ましい。
【0013】 工程24では、シーリング部材を乾燥させる。シーリング部材は華氏200度
(93.3℃)で30分間乾燥させることが最も好ましい。
【0014】 工程26では、シーリング部材をポリマー性シリコーンとともにタンブルして
、シーリング部材を被覆する。シーリング部材は、ポリマー性シリコーンととも
に60分間タンブルされて、シーリング部材を被覆する。従来のタンブリング装
置を使用することができる。
【0015】 工程28では、被覆されたシーリング部材は容器に梱包される。被覆されたシ
ーリング部材は容器に梱包され、そしてシールされることが最も好ましい。工程
30では、その梱包され、および被覆されたシーリング部材は照射される。その
梱包され、および被覆されたシーリング部材は2.5〜4.0Mradのターゲ
ット照射線量でコバルト放射線を照射されることが最も好ましい。放射線はシリ
コーン分子間の架橋をもたらし、シリコーンをストッパに固着させる。したがっ
て、工程20から30は潤滑された滅菌のシーリング部材を製造する。本発明の
方法によって提供される顕著な利点は、シリコーンがストッパから分離しなくな
り、したがって薬剤を汚染する可能性がかなり低くなることである。
【0016】 プラスチックシリンジ本体を有する実施形態では、本発明は、事前潤滑された
プラスチック材料を生成するために、ポリマー性シリコーンと混合されているプ
ラスチックから薬剤受容チャンバを形成することをも含むことが好ましい。この
方法は、プラスチック材料のコンパウンディング中に、選択されたポリマー性シ
リコーンをプラスチック材料と混合することを含むことが好ましい。選択された
ポリマー性シリコーンの添加を除いて、コンパウンディングプロセスは従来のも
のである。使用されるポリマー性シリコーンは約100,000センチストーク
の粘度を有することが好ましい。ポリマー性シリコーンを含有するプラスチック
材料は、以下でより十分に説明するように様々な薬剤供給装置に形成されること
ができる。プラスチック材料の事前潤滑は、薬剤チャンバの内壁と、上記で説明
した方法によって生成した被覆シーリング部材との間の抵抗をさらに小さくする
。さらに、プラスチックコンパウンディング手順中のプラスチック材料の事前潤
滑は、潤滑剤が薬剤中に堆積するようになる可能性を効果的に取り除く。さらに
、プラスチックチャンバは事前潤滑されるので、チャンバの内部に潤滑剤を塗布
するアセンブリ/製造工程が省かれる。
【0017】 本発明によって設計した潤滑シーリング部材を使用して事前充填式シリンジを
製造するプロセス工程の概略図を図2の40に一般的に示す。42に示すように
、針シールド46を有するシリンジ44は充填管48を受容する。シリンジ44
は上述のようにガラスまたはプラスチックであり得る。充填管48は薬剤50を
シリンジ44中に分配して、シリンジ44を充填する。52に示される段階では
、上述の方法によって作成することが好ましい被覆され、潤滑され、照射された
シーリング部材54を流体を通さない関係で薬剤50を覆ってシリンジ44中に
挿入する。56において、プランジャ58をシーリング部材54中に挿入する。
さらに、工程42は、シリンジ44を薬剤50で充填することを含み、工程52
は、潤滑シーリング部材54をシリンジ44中に置くことを含み、そして工程5
6は、プランジャ58とシーリング部材54を接続することを含む。もちろん、
シーリング部材54とプランジャ58は、工程52を実行する前に事前アセンブ
ルされることができる。
【0018】 シーリング部材54を潤滑するのに使用される特定のポリマー性シリコーンは
、薬剤供給システム中の特定の薬剤およびシーリング部材の材料組成に適合でき
るように選択されることが好ましい。さらに、薬剤供給システム内で使用される
許容可能な材料に関する連邦規則を遵守することが必要である。
【0019】 本発明に使用できるポリマー性シリコーンには、フェニル置換シリコーン、ビ
ニル置換シリコーン、水素置換シリコーン、およびその他が含まれる。1つの特
に好ましいシリコーンはMed−361として知られており、Nusil社製の
ポリジメチルシロキサンである。そしてMed−361の最も好ましい粘度は1
00,000センチストークである。これらのシリコーンはどれも、1,000
センチストークから100,000センチストークの間の粘度で使用できる。許
容可能なフェニル置換シリコーンには、ジメチルジフェニルポリシロキサンコポ
リマー;ジメチル,メチルフェニルポリシロキサンコポリマー;ポリメチルフェ
ニルシロキサン;およびメチルフェニル,ジメチルシロキサンコポリマーが含ま
れる。置換シリコーンのフェニル含量が高ければ高いほど、発生する放射線誘導
架橋の量は少なくなる。フェニル置換シリコーンは、特に12,500センチス
トークと100,000センチストークの間の様々な粘度で使用できる。
【0020】 上述のようにチャンバを形成するために、シリコーンをプラスチックとコンパ
ウンドするとき、100,000センチストークの粘度を有するシリコーンを使
用することが最も好ましい。
【0021】 本発明に有利であることが分かっているビニル置換シリコーンは、ビニルジメ
チル末端ポリジメチルシロキサン;ビニルメチル,ジメチルポリシロキサンコポ
リマー;ビニルジメチル末端ビニルメチル,ジメチルポリシロキサンコポリマー
;ジビニルメチル末端ポリジメチルポリシロキサン;ポリジメチルシロキサン,
モノビニル,モノn−ブチルジメチル末端のもの;およびビニルフェニルメチル
末端ポリジメチルシロキサンを含む。ビニル置換シリコーンも上記のように様々
な粘度で作成できる。より高いビニル含量はより効率的な放射線誘導架橋を与え
る。
【0022】 本発明に有利であることが分かっている水素置換シリコーンは、ジメチルヒド
ロ末端ポリジメチルシロキサン;メチルヒドロ,ジメチルポリシロキサンコポリ
マー;メチルヒドロ末端メチルオクチルシロキサンコポリマー;およびメチルヒ
ドロ,フェニルメチルシロキサンコポリマーを含む。水素置換シロキサンは上記
のように様々な粘度で使用できる。
【0023】 本発明の方法で使用できる他の置換シリコーンには、ポリフルオロアルキルメ
チルシロキサン;フルオロアルキル,ジメチルシロキサンコポリマー;およびポ
リメチルアルキルシロキサンが含まれる。
【0024】 図3から図6は、本発明によって作成した潤滑シーリング部材および薬剤チャ
ンバを組み込んだ例示の薬剤供給アセンブリを示す。薬剤カートリッジが図3の
66に一般的に示されており、これは事前潤滑されたプラスチックまたはガラス
から作成されてもよい。薬剤カートリッジ66は、第1の端部70と、第2の端
部72と、内部チャンバ74とを有する一般的に円筒形のバレル68を具える。
ネック部分76が第1の端部70に隣接して位置する。シール78がネック部分
76の端部を囲み、ネック部分76をシールする。上述の方法によって作成した
潤滑ストッパ80が薬剤カートリッジ66の第2の端部72を通って内部チャン
バ74中に流体を通さない関係で受容される。ストッパ80は第1の側面82お
よび第2の側面84を含む。薬剤86がストッパ80の第1の側面82とシール
78の間に位置する。当業者なら理解できるように、そのような薬剤カートリッ
ジ66は非常に様々な供給装置(図示せず)内に受容されるように設計される。
供給装置は、シール78を透過するための針カニューレと、ストッパ80を第2
の端部72から第1の端部70に向かって動かして注入の間に内部チャンバ74
から薬剤86を押し出すためのプランジャ機構とを含む。
【0025】 シリンジおよび針カニューレの分解側面図を図4の90に一般的に示す。シリ
ンジ91は、第1の端部94と第2の端部96と内部チャンバ98とを有する円
筒形バレル92を含む。ネック部分100が第1の端部94に隣接して位置する
。フランジ102が第2の端部96に隣接して位置する。本発明の方法によって
形成した潤滑ストッパ104が内部チャンバ98中に流体を通さない関係で受容
される。ストッパ104は第1の側面106および第2の側面108を有する。
プランジャ110がストッパ104の第2の側面108に受容される。針カニュ
ーレ112がハブ114および針116を含む。ネック部分100は流体チャネ
ル118を含む。薬剤120が内部チャンバ98内でストッパ104の第1の側
面106とネック部分100の間に位置する。針カニューレ112はネック部分
100上に受容される。流体チャネル118は針116と流体連絡する。
【0026】 図5はプランジャ110および潤滑ストッパ104の一部分の側部断面図であ
る。ストッパ104は複数のリブ130を含むことが好ましい。内部スペース1
32がストッパ104の第2の側面108からストッパ104中に延びる。一組
の雌ねじ134が内部空間132に沿って並ぶ。一組の雄ねじ136がプランジ
ャベース138に隣接したプランジャ110に位置する。雌ねじ134は、雄ね
じ136を受容するように適合されてプランジャ110をストッパ104に固定
し、それによりその2つが一斉に動くようになる。
【0027】 針なし注射器とともに使用するカートリッジの分解側面図を図6の140に示
す。カートリッジ140は、第1の端部144と、第2の端部146と、内部チ
ャンバ148とを有する円筒形バレル142を含む。ルアーロック装置150が
カートリッジ140を針なし注射器中に固定するために第2の端部146に隣接
して配置されることが好ましい。先細先端152が第1の端部144に隣接して
位置し、流体オリフィス154を含む。
【0028】 プランジャ156が内部チャンバ148内に滑動可能に受容される。プランジ
ャ156は、先端部分158と、先端部分158に隣接して本発明の方法によっ
て形成された潤滑シーリング部材160を含む。シーリング部材160は、プラ
ンジャ156がチャンバ148内に受容されたときに内部チャンバ148と流体
を通さない関係にある。シーリング部材160はOリングであることが好ましい
。プランジャ156は第1の切り欠き162および第2の切り欠き164をさら
に含む。プランジャ部分166は、注射器駆動部材(図示せず)とプランジャ1
56の間の協働を促進する一連の離間タブ168を含む。タブリップ170が離
間タブ168の各々の上に位置する。ボス172が離間タブ168に対して中央
に位置する。プランジャ156は一対の溝穴174をさらに含む。
【0029】 当業者なら理解されるように、針なし注射器のカートリッジ140は、様々な
市販の注射器装置(図示せず)とともに利用するように設計される。注射器駆動
機構は、第2の端部146に隣接する位置から第1の端部144に向けてプラン
ジャ156を動かし、そして内部チャンバ148から流体オリフィス154を通
して薬剤(図示せず)を押し出すのに使用されて、針なし注入を達成する。
【0030】 当業者なら理解されるように、シーリング部材およびストッパはすべて内部チ
ャンバの壁と流体を通さない関係にある。シーリング部材およびストッパはゴム
またはエラストマー材料から作成されることが好ましい。上述の特定の実施形態
は例示目的のためのものにすぎない。本発明の潤滑方法の複数の適用例または用
途が示されている。
【0031】 上記の説明は本質的に限定的なものではなく例示的なものである。本発明の範
囲内に入る開示された実施形態に対する変更および修正は当業者には明らかにな
ろう。したがって、本発明に与えられる法的保護の範囲は以下の請求の範囲を検
討することによって結局は決定されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法によるシーリング部材を潤滑する工程を示すフローチャートであ
る。
【図2】 本発明によって設計した事前充填式シリンジアセンブリを製造するプロセス工
程の概略図である。
【図3】 薬剤供給カートリッジの側部断面図である。
【図4】 シリンジおよび針カニューレの分解側面図である。
【図5】 ストッパおよびプランジャの側部断面図である。
【図6】 針なし注射器とともに使用できる薬剤カートリッジの分解側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 DD08 EE14 FF05 HH14 LL30 4C081 AC09 CA271 CC06

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤供給装置であって、 シーリング部材本体(80)と、 前記シーリング部材本体(80)上にある潤滑被覆とを具え、前記潤滑被覆は
    複数のポリマー分子を有するポリマー性シリコーンを含み、そして照射されかつ
    前記シーリング部材本体に固着されていることを特徴とする薬剤供給装置。
  2. 【請求項2】 前記潤滑被覆が約2.5Mradと約4.0Mradの間の
    ターゲット照射線量でコバルトを照射され、前記複数の分子の少なくとも一部が
    互いに架橋されることを特徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ポリマー性シリコーンが、ジメチルジフェニルポリシロ
    キサンコポリマー;ジメチル,メチルフェニルポリシロキサンコポリマー;ポリ
    メチルフェニルシロキサン;およびメチルフェニル,ジメチルシロキサンコポリ
    マーからなる群から選択されるフェニル置換シリコーンであることを特徴とする
    請求項1に記載の薬剤供給装置。
  4. 【請求項4】 前記シーリング部材本体(80)がストッパであることを特
    徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  5. 【請求項5】 前記シーリング部材本体がOリング(160)であることを
    特徴とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  6. 【請求項6】 前記ポリマー性シリコーンが、約12,500センチストー
    クから約100,000センチストークまでの範囲内の粘度を有することを特徴
    とする請求項1に記載の薬剤供給装置。
  7. 【請求項7】 非潤滑ガラスから作成され、かつ内部チャンバを有する円筒
    形バレル(68)を含み、そして前記シーリング部材本体(80)が前記内部チ
    ャンバ内に流体を通さない関係で受容され、前記シーリング部材本体(80)が
    前記内部チャンバ内で滑動可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤供
    給装置。
  8. 【請求項8】 患者の治療用の薬剤供給装置内で使用されるべきアセンブリ
    であって、 薬剤(50)に接触するように適合させた内表面を有するチャンバ本体(44
    )を具え、前記チャンバ本体(44)は、プラスチック材料中に混合されたポリ
    マー性シリコーンを含むプラスチック材料から作成されることを特徴とするアセ
    ンブリ。
  9. 【請求項9】 前記シーリング部材上の外表面が前記チャンバの内表面に密
    封係合するように、前記チャンバ内に滑動可能に受容されるシーリング部材(5
    4)をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記シーリング部材(54)の外表面が、前記ポリマー性
    シリコーンの分子間に形成された架橋結合によって前記表面に固着された第2の
    ポリマー性シリコーンを含むことを特徴とする請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記ポリマー性シリコーンが約100,000センチスト
    ークの粘度を有することを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記ポリマー性シリコーンがポリジメチルシロキサンを含
    むことを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
  13. 【請求項13】 潤滑シーリング部材(54)を有する薬剤供給装置を作成
    するための方法であって、 (A)複数のポリマー分子を有するポリマー性シリコーンでシーリング部材を
    被覆する工程と、 (B)被覆されたシーリング部材を照射し、それによりポリマー性シリコーン
    をシーリング部材に固着する工程とを具えることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 (C)プラスチック材料をコンパウンドする工程と、 (D)工程(C)を実行する間に、プラスチック材料中にチャンバ潤滑物質を
    混合する工程と、 (E)第1の潤滑物質を含有するコンパウンドされたプラスチック材料からチ
    ャンバ(44)を形成する工程と、 (F)工程(B)からのシーリング部材(54)をチャンバ中に挿入する工程
    を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 チャンバ潤滑物質としてポリマー性シリコーンを使用する
    ことを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ポリマー性シリコーンが約100,000センチスト
    ークの粘度を有することを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 シーリング部材を脱イオン水中で洗浄する工程と、 シーリング部材を脱イオン水中ですすぐ工程と、 外表面を被覆する前にシーリング部材を乾燥させる工程とを含むことを特徴と
    する請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 華氏約150度(65.6℃)から約180度(82.2
    ℃)までの範囲内の温度を有する脱イオン水を使用することを含むことを特徴と
    する請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 華氏約200度(93.3℃)の温度を使用してシーリン
    グ部材を乾燥させる工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 工程(A)が、シーリング部材とポリマー性シリコーンを
    タンブルすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  21. 【請求項21】 工程(B)が、シーリング部材をシールされたパッケージ
    内に置くこと、および約2.5Mradから約4.0Mradまでの範囲内の放
    射レベルを使用してシーリング部材およびシールされたパッケージを照射するこ
    とを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  22. 【請求項22】 工程(B)がコバルト放射線を使用して実行されることを
    特徴とする請求項13に記載の方法。
  23. 【請求項23】 ポリマー性シリコーンが約1,000センチストークから
    約100,000センチストークまでの範囲内の粘度を有することを特徴とする
    請求項13に記載の方法。
  24. 【請求項24】 粘度が約12,500センチストークよりも大きいことを
    特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記シリコーンがポリジメチルシロキサンを含有すること
    を特徴とする請求項13に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記シリコーンが、ジメチルジフェニルポリシロキサンコ
    ポリマー;ジメチル,メチルフェニルポリシロキサンコポリマー;ポリメチルフ
    ェニルシロキサン;およびメチルフェニル,ジメチルシロキサンコポリマーから
    なるフェニル置換シリコーンの群のうちの1つであることを特徴とする請求項1
    3に記載の方法。
  27. 【請求項27】 工程(F)が、チャンバ(44)の内表面上にいかなる外
    部潤滑剤をも置くことなしに実行されることを特徴とする請求項14に記載の方
    法。
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